JPH10252700A - 流体エゼクタおよびそれを用いてなる非常用造水機 - Google Patents
流体エゼクタおよびそれを用いてなる非常用造水機Info
- Publication number
- JPH10252700A JPH10252700A JP9056102A JP5610297A JPH10252700A JP H10252700 A JPH10252700 A JP H10252700A JP 9056102 A JP9056102 A JP 9056102A JP 5610297 A JP5610297 A JP 5610297A JP H10252700 A JPH10252700 A JP H10252700A
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- fluid
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Abstract
(57)【要約】
【効果】 ケースとエゼクタ本体とに2分割した上、エ
ゼクタ本体はノズル部とディフューザ部を円筒形の一体
物として、双方の部品形状を単純、且つ簡素化すること
により、従来同様に金属で製作する場合にも、製作コス
トの削減が可能となり、樹脂で成形加工する際にも製作
コストの大幅削減が可能である。 【解決手段】 真空ポートと水供給ポートと噴出ポート
に連通する通路を画成したケースと、流体を絞るノズル
部と一直線上の他端に連通したディフューザ部から成る
円筒形のエゼクタ本体とで構成され、該エゼクタ本体の
中間部分の外周直径を両端部より小径にし、該小径部分
に流体吸引用の細孔を複数個、半径方向に穿孔したこと
を特徴とする水エゼクタ。
ゼクタ本体はノズル部とディフューザ部を円筒形の一体
物として、双方の部品形状を単純、且つ簡素化すること
により、従来同様に金属で製作する場合にも、製作コス
トの削減が可能となり、樹脂で成形加工する際にも製作
コストの大幅削減が可能である。 【解決手段】 真空ポートと水供給ポートと噴出ポート
に連通する通路を画成したケースと、流体を絞るノズル
部と一直線上の他端に連通したディフューザ部から成る
円筒形のエゼクタ本体とで構成され、該エゼクタ本体の
中間部分の外周直径を両端部より小径にし、該小径部分
に流体吸引用の細孔を複数個、半径方向に穿孔したこと
を特徴とする水エゼクタ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧流体をノズル
から噴射させることにより得られる圧力低下を利用し
て、真空を発生させる比較的小型の流体エゼクタおよび
それを用いていなる非常用造水機に関する。
から噴射させることにより得られる圧力低下を利用し
て、真空を発生させる比較的小型の流体エゼクタおよび
それを用いていなる非常用造水機に関する。
【0002】
【従来の技術】前記のような従来の真空発生を目的とし
た比較的小型の流体エゼクタとして、一般市販されてい
るものに、図3に示されるようなものがある。該流体エ
ゼクタでは、高圧流体が供給される流体供給ポート6と
連通する噴出ポート7と、他の流体を吸引する為の真空
ポート8とから形成されたケース1にノズル3を固定
し、気密性を確保する為に格別のシールリング部材とし
て蓮根状ブッシュ4が夫々嵌着されるように構成されて
いる。ブッシュ4には4個の細孔が貫通し、ここから高
圧流体が供給される。流体吸引管2には逆流防止用ボー
ル5が装着されている。よって図3の流体エゼクタの使
用に際しては、流体吸引管2を下方にして使用すること
が肝要である。
た比較的小型の流体エゼクタとして、一般市販されてい
るものに、図3に示されるようなものがある。該流体エ
ゼクタでは、高圧流体が供給される流体供給ポート6と
連通する噴出ポート7と、他の流体を吸引する為の真空
ポート8とから形成されたケース1にノズル3を固定
し、気密性を確保する為に格別のシールリング部材とし
て蓮根状ブッシュ4が夫々嵌着されるように構成されて
いる。ブッシュ4には4個の細孔が貫通し、ここから高
圧流体が供給される。流体吸引管2には逆流防止用ボー
ル5が装着されている。よって図3の流体エゼクタの使
用に際しては、流体吸引管2を下方にして使用すること
が肝要である。
【0003】材質としては、炭素鋼にクロームメッキを
施したもの、ステンレス鋼や、弗素樹脂で製作されたも
のが販売されている。
施したもの、ステンレス鋼や、弗素樹脂で製作されたも
のが販売されている。
【0004】またエゼクタは大きく分類すると、図3に
示すようにノズルを一つだけ形成した単孔型と、ノズル
を複数個設けた多孔型のエゼクタに分けることができ
る。一般には単孔型のエゼクタは主に比較的少量の流体
を吸引する為に用いられ、多孔型のエゼクタは比較的大
量の流体を吸引する為に用いられている。いずれのエゼ
クタに於いても、エゼクタの吸引能力は高圧流体の流体
量によって変わる。高圧流体の流体量が多くなればエゼ
クタの吸引能力は上がり、より多くの流体を吸引するこ
とができる。しかしながら、高圧流体の流体量が多くな
れば、エゼクタ内部を通過する際の圧力損失が急激に増
加するいう問題があった。
示すようにノズルを一つだけ形成した単孔型と、ノズル
を複数個設けた多孔型のエゼクタに分けることができ
る。一般には単孔型のエゼクタは主に比較的少量の流体
を吸引する為に用いられ、多孔型のエゼクタは比較的大
量の流体を吸引する為に用いられている。いずれのエゼ
クタに於いても、エゼクタの吸引能力は高圧流体の流体
量によって変わる。高圧流体の流体量が多くなればエゼ
クタの吸引能力は上がり、より多くの流体を吸引するこ
とができる。しかしながら、高圧流体の流体量が多くな
れば、エゼクタ内部を通過する際の圧力損失が急激に増
加するいう問題があった。
【0005】逆に言えば、高圧流体流体量の増減に対し
て一定量の吸引量を得ることは困難であった。よって高
圧流体流体量が異なる場合には、それに合致したノズル
部やディフューザ部の口径をもつ流体エゼクタを準備す
る必要があり、生産・在庫管理や、生産コストの面に於
いて問題があった。
て一定量の吸引量を得ることは困難であった。よって高
圧流体流体量が異なる場合には、それに合致したノズル
部やディフューザ部の口径をもつ流体エゼクタを準備す
る必要があり、生産・在庫管理や、生産コストの面に於
いて問題があった。
【0006】また、該流体エゼクタの形状・構成では、
ノズル部とディフューザ部のテーパ加工に加工精度を要
し、流体吸引管2の取り付けが必要となり、またノズル
部とディフューザ部の芯出しが容易であるとは云えず、
組み立てに手間が掛かかる、更に気密性を確保する為に
格別のシールリング部材が必要である、等の理由から製
作コストがかかった。
ノズル部とディフューザ部のテーパ加工に加工精度を要
し、流体吸引管2の取り付けが必要となり、またノズル
部とディフューザ部の芯出しが容易であるとは云えず、
組み立てに手間が掛かかる、更に気密性を確保する為に
格別のシールリング部材が必要である、等の理由から製
作コストがかかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した従来
の単孔型のエゼクタの問題点を解消して、高圧流体の圧
力を高めることなく、また高圧流体流体量の増減に対し
ても、一定比率の吸引量を得ることができる。
の単孔型のエゼクタの問題点を解消して、高圧流体の圧
力を高めることなく、また高圧流体流体量の増減に対し
ても、一定比率の吸引量を得ることができる。
【0008】且つ、ノズル部とディフューザ部を一体化
することで、ノズル部とディフューザ部の芯出しの必要
がなく、よって分解・組み立てに手間が掛からず、また
ケースから簡易にエゼクタ本体を取り外して交換作業、
および洗浄作業等に供することができる。
することで、ノズル部とディフューザ部の芯出しの必要
がなく、よって分解・組み立てに手間が掛からず、また
ケースから簡易にエゼクタ本体を取り外して交換作業、
および洗浄作業等に供することができる。
【0009】また材料・製作法として、金属の切削加工
のみならず、プラスチックやポリマーアロイの成形加工
も容易にできるように部品点数を減らし、加工精度が余
り要求されず、大量生産に適し、よって製作コストも低
廉で、軽量・コンパクトな流体エゼクタを提供するにあ
る。
のみならず、プラスチックやポリマーアロイの成形加工
も容易にできるように部品点数を減らし、加工精度が余
り要求されず、大量生産に適し、よって製作コストも低
廉で、軽量・コンパクトな流体エゼクタを提供するにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は基本的に次の構成を有する。即ち、「真空ポ
ートと流体供給ポートと噴出ポートに連通する通路が形
成されたケースと、流体を絞るノズル部と他端に連通す
るディフューザ部から成るエゼクタ本体とで構成され、
該エゼクタ本体の中間部分の外周が両端部の外周より小
径であり、該小径部分に流体吸引用の細孔が穿孔されて
いることを特徴とする流体エゼクタ。」または前記の
「流体エゼクタを用いることを特徴とする非常用造水
機。」である。
に本発明は基本的に次の構成を有する。即ち、「真空ポ
ートと流体供給ポートと噴出ポートに連通する通路が形
成されたケースと、流体を絞るノズル部と他端に連通す
るディフューザ部から成るエゼクタ本体とで構成され、
該エゼクタ本体の中間部分の外周が両端部の外周より小
径であり、該小径部分に流体吸引用の細孔が穿孔されて
いることを特徴とする流体エゼクタ。」または前記の
「流体エゼクタを用いることを特徴とする非常用造水
機。」である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0012】前記の課題を解決する為、図1に示す流体
エゼクタを考案した。即ち、ケース10とエゼクタ本体
11に2分割した上、エゼクタ本体11はノズル部とデ
ィフューザ部を円筒形の一体物として、双方の部品形状
を単純、且つ簡素化することにより加工を容易にした。
エゼクタを考案した。即ち、ケース10とエゼクタ本体
11に2分割した上、エゼクタ本体11はノズル部とデ
ィフューザ部を円筒形の一体物として、双方の部品形状
を単純、且つ簡素化することにより加工を容易にした。
【0013】次に、エゼクタ本体11は予めある範囲内
の使用条件を満たすようなノズル口径が加工できるよう
設計・製作し、それに合わせてケース10を設計・製作
しておく。使用に際しエゼクタ本体11を高圧流体流体
量に見合ったノズル部口径12と、流体吸引用の細孔1
3を後加工することが可能である。よって本発明の流体
エゼクタの設計に当たっては、高圧流体流体量の最大時
に許容できる圧力損失に見合ったノズル口径の加工がで
きるように、ノズル部のテーパ径とエゼクタ本体11の
円筒直径を設計しておくことが肝要である。
の使用条件を満たすようなノズル口径が加工できるよう
設計・製作し、それに合わせてケース10を設計・製作
しておく。使用に際しエゼクタ本体11を高圧流体流体
量に見合ったノズル部口径12と、流体吸引用の細孔1
3を後加工することが可能である。よって本発明の流体
エゼクタの設計に当たっては、高圧流体流体量の最大時
に許容できる圧力損失に見合ったノズル口径の加工がで
きるように、ノズル部のテーパ径とエゼクタ本体11の
円筒直径を設計しておくことが肝要である。
【0014】実際の製作に当たっては、前記ノズル口径
12、および該ディフューザ部の細孔13は、最小流量
に合わせた加工をしておき、個々の高圧流体流体量に合
ったノズル口径に広げる加工と、ディフューザ部の細孔
の穴明け加工を追加加工する。
12、および該ディフューザ部の細孔13は、最小流量
に合わせた加工をしておき、個々の高圧流体流体量に合
ったノズル口径に広げる加工と、ディフューザ部の細孔
の穴明け加工を追加加工する。
【0015】以下に本発明に関わる流体エゼクタの一例
を、図1に基ずいて詳細に説明するが、これにより本発
明は何等限定されるものではない。
を、図1に基ずいて詳細に説明するが、これにより本発
明は何等限定されるものではない。
【0016】ケース10は、少なくとも真空ポート、流
体供給ポートおよび噴出ポートを有しこれら連通する通
路を形成した構造を有する。
体供給ポートおよび噴出ポートを有しこれら連通する通
路を形成した構造を有する。
【0017】流体供給ポートから噴出ポートにかけての
通路は後述のエゼクタを組み込むので、その障害となる
ような突起や屈曲がないことが好ましく、流体供給ポー
ト入り口または噴出ポート出口の近傍を除いては、フラ
ットな形状、特に円筒形状であることが好ましい。但
し、噴出ポート出口部分にはエゼクタ本体が流体供給ポ
ート側から挿入されたときに行き当たって止まる当接部
分を有することが好ましい。なお、ここで、流体供給ポ
ートとは流体が流入する側の通路を、噴出ポートは流体
が噴出する側の通路を指しているが、前記当接部分をの
除けば、該ケースの形状からはどちらであるか区別でき
ない場合があり、エゼクタ本体の組付け方や、該流体エ
ゼクタ自体の他の装置への組み込まれ方あるいはその運
転状態により変化することもあリ得る。また、両ポート
は一体となって、特に明確な境界が存在しなくとも良
い。
通路は後述のエゼクタを組み込むので、その障害となる
ような突起や屈曲がないことが好ましく、流体供給ポー
ト入り口または噴出ポート出口の近傍を除いては、フラ
ットな形状、特に円筒形状であることが好ましい。但
し、噴出ポート出口部分にはエゼクタ本体が流体供給ポ
ート側から挿入されたときに行き当たって止まる当接部
分を有することが好ましい。なお、ここで、流体供給ポ
ートとは流体が流入する側の通路を、噴出ポートは流体
が噴出する側の通路を指しているが、前記当接部分をの
除けば、該ケースの形状からはどちらであるか区別でき
ない場合があり、エゼクタ本体の組付け方や、該流体エ
ゼクタ自体の他の装置への組み込まれ方あるいはその運
転状態により変化することもあリ得る。また、両ポート
は一体となって、特に明確な境界が存在しなくとも良
い。
【0018】一方、真空ポートは、ほぼ一直線状に連通
する流体供給ポートと噴出ポートに対して、ほぼ垂直に
設けられる。真空ポートは、流体供給ポートから噴出ポ
ートへ流れる時、ベルヌーイの法則を利用して流体が吸
引されるポートである。なお、図1では、吸引される流
体を導入するためのパイプのねじ切りとして、該真空ポ
ート8の内面に雌ネジ設けられているが、必要に応じ
て、真空ポートの入り口部分に該ケースに対して突出し
た形状で雄ネジ等の接続部を形成しても良い。
する流体供給ポートと噴出ポートに対して、ほぼ垂直に
設けられる。真空ポートは、流体供給ポートから噴出ポ
ートへ流れる時、ベルヌーイの法則を利用して流体が吸
引されるポートである。なお、図1では、吸引される流
体を導入するためのパイプのねじ切りとして、該真空ポ
ート8の内面に雌ネジ設けられているが、必要に応じ
て、真空ポートの入り口部分に該ケースに対して突出し
た形状で雄ネジ等の接続部を形成しても良い。
【0019】またケース10は、加工性や接続の容易さ
から外形が円筒形であることが好ましく、配管の一部と
して使用されることが多く、各ポートは配管継ぎ手の形
態を具備していることが好ましい。具体的にはフランジ
継ぎ手やネジ継ぎ手が一般的である。配管径が25A
(JIS G3452、G3454またはG3459に
より規格)程度までの比較的小型の場合には、図1に示
すようなネジ継ぎ手のものが使用され、それを越える大
管径の場合はフランジ継ぎ手のものが使用されるケース
が多い。
から外形が円筒形であることが好ましく、配管の一部と
して使用されることが多く、各ポートは配管継ぎ手の形
態を具備していることが好ましい。具体的にはフランジ
継ぎ手やネジ継ぎ手が一般的である。配管径が25A
(JIS G3452、G3454またはG3459に
より規格)程度までの比較的小型の場合には、図1に示
すようなネジ継ぎ手のものが使用され、それを越える大
管径の場合はフランジ継ぎ手のものが使用されるケース
が多い。
【0020】本発明のエゼクタ本体は、流体を絞るノズ
ル部と他端に連通したディフューザ部を持つ構造を有
し、該エゼクタ本体の中間部分の外周を両端部の外周よ
り小径にし、該小径部分に流体吸引用の細孔を穿孔して
いる。
ル部と他端に連通したディフューザ部を持つ構造を有
し、該エゼクタ本体の中間部分の外周を両端部の外周よ
り小径にし、該小径部分に流体吸引用の細孔を穿孔して
いる。
【0021】ノズル部は流体を絞り込むような形状をし
ており、中心軸に対するその傾斜は5度〜60度が好ま
しく、10度〜30度がより好ましい。一方ディヒュー
ザ部は流体を広げるような形状を有しており、中心軸に
対するその傾斜は5度〜60度が好ましく、10度〜2
5度がより好ましい。またノズル部とでヒューザ部の長
さの比率は1:1〜1:5が好ましい。該エゼクタ本体
の中間部分の外周を両端部の外周より小径する程度は、
該ケースに組み込んだとき十分な大きさの調整間隙が形
成でき、且つ、該エゼクタ本体の強度が極度に低下しな
い程度であれば特に限定されるものではないが、2mm
以上が好ましい。また、前記小径部分の長さは、該ケー
スの真空ポートと該エゼクタ本体の細孔を連通できるな
らば特に限定されるものではない。しかし、該ケースと
該エゼクタ本体との気密性を考慮すれば、ノズル部及び
ディヒューザ部いずれの側に関しても、該エゼクタ本体
の端部と調整間隙の端部との間が5mm以上あるように
することが好ましい。言い換えれば、エゼクタ本体の全
長−調整間隙長>2×5である。
ており、中心軸に対するその傾斜は5度〜60度が好ま
しく、10度〜30度がより好ましい。一方ディヒュー
ザ部は流体を広げるような形状を有しており、中心軸に
対するその傾斜は5度〜60度が好ましく、10度〜2
5度がより好ましい。またノズル部とでヒューザ部の長
さの比率は1:1〜1:5が好ましい。該エゼクタ本体
の中間部分の外周を両端部の外周より小径する程度は、
該ケースに組み込んだとき十分な大きさの調整間隙が形
成でき、且つ、該エゼクタ本体の強度が極度に低下しな
い程度であれば特に限定されるものではないが、2mm
以上が好ましい。また、前記小径部分の長さは、該ケー
スの真空ポートと該エゼクタ本体の細孔を連通できるな
らば特に限定されるものではない。しかし、該ケースと
該エゼクタ本体との気密性を考慮すれば、ノズル部及び
ディヒューザ部いずれの側に関しても、該エゼクタ本体
の端部と調整間隙の端部との間が5mm以上あるように
することが好ましい。言い換えれば、エゼクタ本体の全
長−調整間隙長>2×5である。
【0022】該エゼクタ本体のノズル部口径および/ま
たは流体吸引用の細孔は後加工により、その大きさや数
を調整して製作できることが好ましい。そのために、ノ
ズル部口径は予め最小の大きさに加工しておき、必要に
応じてさらに切削してより大きいサイズに調整する。ま
た、流体吸引用の細孔に関しては、予め数を多めに貫通
直前の状態の細孔を形成しておき、その後、必要に応じ
て、細孔を完全に貫通させれば、細孔の数を任意に調整
できる。貫通直前の状態の細孔の数は2個以上が好まし
い、また貫通直前の状態の厚さは、厚すぎると後加工で
完全に貫通させることが困難となり、薄すぎると貫通さ
せるつもりでない未貫通の細孔が、破れて不必要な貫通
が生じる恐れがあり、厚さは2〜3mmが好ましい。
たは流体吸引用の細孔は後加工により、その大きさや数
を調整して製作できることが好ましい。そのために、ノ
ズル部口径は予め最小の大きさに加工しておき、必要に
応じてさらに切削してより大きいサイズに調整する。ま
た、流体吸引用の細孔に関しては、予め数を多めに貫通
直前の状態の細孔を形成しておき、その後、必要に応じ
て、細孔を完全に貫通させれば、細孔の数を任意に調整
できる。貫通直前の状態の細孔の数は2個以上が好まし
い、また貫通直前の状態の厚さは、厚すぎると後加工で
完全に貫通させることが困難となり、薄すぎると貫通さ
せるつもりでない未貫通の細孔が、破れて不必要な貫通
が生じる恐れがあり、厚さは2〜3mmが好ましい。
【0023】またエゼクタ本体は、ケースと同様に外形
が円筒形状であることが好ましい。エゼクタ本体に流体
吸引用の細孔13に供する為に、高圧流体流体量の最大
時に見合った数の細孔(未貫通)14を、予め該エゼク
タ本体の中間部分の外周直径を両端部より小径にした部
分に、円周上に複数個・等配分して半径方向に貫通直前
にまで加工しておくことは、細孔の追加穴加工が必要と
なった時、極めて段取り良く作業ができるので好まし
い。該細孔(未貫通)14を前加工しておくことは、成
形加工が容易である樹脂材料の場合には特に好ましい。
が円筒形状であることが好ましい。エゼクタ本体に流体
吸引用の細孔13に供する為に、高圧流体流体量の最大
時に見合った数の細孔(未貫通)14を、予め該エゼク
タ本体の中間部分の外周直径を両端部より小径にした部
分に、円周上に複数個・等配分して半径方向に貫通直前
にまで加工しておくことは、細孔の追加穴加工が必要と
なった時、極めて段取り良く作業ができるので好まし
い。該細孔(未貫通)14を前加工しておくことは、成
形加工が容易である樹脂材料の場合には特に好ましい。
【0024】また流体吸引用の細孔13は、エゼクタ本
体11の中心線に垂直に、放射状に穿孔するのが一般的
で加工し易いが、ディフューザ部のテーパに対して垂直
になるよう穿孔するのは、吸引用された流体がスムース
に流体エゼクタ内に導入される点で好ましい。しかし、
加工精度や工程・組立時の都合により、垂直にならない
場合もありえるが、垂直からのずれは好ましくは45度
以下、より好ましくは60度以下である。但し、流体供
給ポートから噴出ポートへの流体の流れの抵抗を考慮す
れば前記ずれは、噴出ポートの方向に傾いている方が好
ましい。
体11の中心線に垂直に、放射状に穿孔するのが一般的
で加工し易いが、ディフューザ部のテーパに対して垂直
になるよう穿孔するのは、吸引用された流体がスムース
に流体エゼクタ内に導入される点で好ましい。しかし、
加工精度や工程・組立時の都合により、垂直にならない
場合もありえるが、垂直からのずれは好ましくは45度
以下、より好ましくは60度以下である。但し、流体供
給ポートから噴出ポートへの流体の流れの抵抗を考慮す
れば前記ずれは、噴出ポートの方向に傾いている方が好
ましい。
【0025】エゼクタ本体11は、格別のシールリング
部材や、0リングを使用せずして、ケース10に嵌着し
気密性を確保できるようにする。その為に両部品の嵌合
部分の寸法交差はJIS B0401の穴基準式嵌合で
H7穴に対しm6の中間ばめ程度の嵌合が好ましく、エ
ゼクタ本体11をケース10に挿入・組み立てする際に
場合によっては、少々押し込み力が必要となる。押し込
み力は過大にならぬようにすることが肝要で、具体的に
はハンマーで軽く叩きながら挿入・組み立てできるのが
好ましい。その為にはエゼクタ本体11の外周部両端の
嵌合部分が長すぎるのは好ましくなく、通常、該寸法は
嵌合部直径の0.1倍乃至2倍程度が好ましく、特に
0.2倍乃至1倍程度が好ましい。
部材や、0リングを使用せずして、ケース10に嵌着し
気密性を確保できるようにする。その為に両部品の嵌合
部分の寸法交差はJIS B0401の穴基準式嵌合で
H7穴に対しm6の中間ばめ程度の嵌合が好ましく、エ
ゼクタ本体11をケース10に挿入・組み立てする際に
場合によっては、少々押し込み力が必要となる。押し込
み力は過大にならぬようにすることが肝要で、具体的に
はハンマーで軽く叩きながら挿入・組み立てできるのが
好ましい。その為にはエゼクタ本体11の外周部両端の
嵌合部分が長すぎるのは好ましくなく、通常、該寸法は
嵌合部直径の0.1倍乃至2倍程度が好ましく、特に
0.2倍乃至1倍程度が好ましい。
【0026】また、必要に応じて、本発明のケースとエ
ゼクタ本体は、組立後、接着剤による接着、熱融着、半
田乃至は溶接などの手段で両者が分離できない状態に加
工されても良いし、あるいは、本発明のケースまたはエ
ゼクタ本体はそれぞれ2つ以上の部品よりなる構成を有
していても良い。
ゼクタ本体は、組立後、接着剤による接着、熱融着、半
田乃至は溶接などの手段で両者が分離できない状態に加
工されても良いし、あるいは、本発明のケースまたはエ
ゼクタ本体はそれぞれ2つ以上の部品よりなる構成を有
していても良い。
【0027】ケース10とエゼクタ本体11は、該流体
エゼクタの使用条件によって決められるが、炭素鋼・ス
テンレス鋼や、黄銅・アルミニウム等の非鉄金属を鋳造
・溶接・切削などの工作加工により製作される。
エゼクタの使用条件によって決められるが、炭素鋼・ス
テンレス鋼や、黄銅・アルミニウム等の非鉄金属を鋳造
・溶接・切削などの工作加工により製作される。
【0028】または、性能はそれ程高くはないが、バラ
ンスがとれて加工もしやすいので広く使われているポリ
エチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂、ABS樹
脂、アクリル樹脂などの汎用樹脂や、ポリアミド、ポリ
カーボネート、ポリアセタールなどの価格は汎用樹脂よ
り高いが優れた特性を持ったエンジニアリング樹脂や、
他にもプラスチックを混ぜて性能を改良したポリマーア
ロイなどを成形加工することにより製作される。
ンスがとれて加工もしやすいので広く使われているポリ
エチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂、ABS樹
脂、アクリル樹脂などの汎用樹脂や、ポリアミド、ポリ
カーボネート、ポリアセタールなどの価格は汎用樹脂よ
り高いが優れた特性を持ったエンジニアリング樹脂や、
他にもプラスチックを混ぜて性能を改良したポリマーア
ロイなどを成形加工することにより製作される。
【0029】具体的には流体エゼクタの使用条件によっ
て、耐熱性、耐蝕性、耐久性、機械的強度、成形法とそ
の難易度、価格などの面から決められる。
て、耐熱性、耐蝕性、耐久性、機械的強度、成形法とそ
の難易度、価格などの面から決められる。
【0030】一般的には比較的大型のものは前者の製法
が用いられ、小型で大量生産するものには、後者の製法
が適している。いずれの場合にも図3に示す従来の流体
エゼクタより、製作費の削減が期待できるが、量産化が
見込める時には後者の製法を取り入れることによって、
その効果は飛躍的に向上する。
が用いられ、小型で大量生産するものには、後者の製法
が適している。いずれの場合にも図3に示す従来の流体
エゼクタより、製作費の削減が期待できるが、量産化が
見込める時には後者の製法を取り入れることによって、
その効果は飛躍的に向上する。
【0031】本発明のエゼクタに用いられる流体は気
体、液体、水溶液あるいはそれらの組み合わせなど、特
に限定されるものではない。
体、液体、水溶液あるいはそれらの組み合わせなど、特
に限定されるものではない。
【0032】また該流体エゼクタを非常用造水機の生産
水ラインに配設することにより、地震、風水害、大火
災、大渇水などの災害非常時において、海、河川、湖
沼、池、プール防災用貯水槽の原水中の混合成分や溶解
成分を除去することにより、飲料水又は雑用水(洗濯
水、食器洗い水、風呂水など)供給する該造水機の生産
水の衛生状態や保存性を保つために、殺菌剤を導入する
手段として利用することができる。
水ラインに配設することにより、地震、風水害、大火
災、大渇水などの災害非常時において、海、河川、湖
沼、池、プール防災用貯水槽の原水中の混合成分や溶解
成分を除去することにより、飲料水又は雑用水(洗濯
水、食器洗い水、風呂水など)供給する該造水機の生産
水の衛生状態や保存性を保つために、殺菌剤を導入する
手段として利用することができる。
【0033】特に限定されるものではないが、以下のよ
うな例が挙げられる。水と固形の殺菌剤を投入した殺菌
剤ボトルと、該ボトルと流体エゼクタの真空ポートをチ
ューブで連通しておき、殺菌剤ボトルには過剰の殺菌剤
を投入しておくことにより、得られる殺菌剤溶液は飽和
状態となり、常に濃度がほぼ一定状態になり、殺菌剤の
定量的添加が簡便にできる。尚、殺菌剤ボトルは、非常
用造水機を8乃至12時間運転した時にも殺菌剤溶液が
拭底することなく供給し続けられるの容積のものが好ま
しい。
うな例が挙げられる。水と固形の殺菌剤を投入した殺菌
剤ボトルと、該ボトルと流体エゼクタの真空ポートをチ
ューブで連通しておき、殺菌剤ボトルには過剰の殺菌剤
を投入しておくことにより、得られる殺菌剤溶液は飽和
状態となり、常に濃度がほぼ一定状態になり、殺菌剤の
定量的添加が簡便にできる。尚、殺菌剤ボトルは、非常
用造水機を8乃至12時間運転した時にも殺菌剤溶液が
拭底することなく供給し続けられるの容積のものが好ま
しい。
【0034】非常用造水機には原水中の混合成分や溶解
成分を除去する為に限外濾過膜や逆浸透膜から構成した
分離膜エレメントを内装した単位構造体を数本組み付け
使用される。その分離膜エレメントには、供給管から原
水を加圧供給すると分離膜エレメントで分離膜を介して
SS成分や塩分などの混合又は溶解成分が分離され、分
離後の透過水が中心管を経て流出し生産水となる。また
分離膜を透過せず排出された濃縮水は雑用水として供給
される。
成分を除去する為に限外濾過膜や逆浸透膜から構成した
分離膜エレメントを内装した単位構造体を数本組み付け
使用される。その分離膜エレメントには、供給管から原
水を加圧供給すると分離膜エレメントで分離膜を介して
SS成分や塩分などの混合又は溶解成分が分離され、分
離後の透過水が中心管を経て流出し生産水となる。また
分離膜を透過せず排出された濃縮水は雑用水として供給
される。
【0035】単位時間・単位膜面積当りの透過水量は分
離膜に作用する原水と透過水の圧力差によって大きく支
配され、その圧力差が高いほど透過水量は多くなる。よ
って原水圧力を高め、透過水圧力を下げれば効率の良い
運転が可能となる。
離膜に作用する原水と透過水の圧力差によって大きく支
配され、その圧力差が高いほど透過水量は多くなる。よ
って原水圧力を高め、透過水圧力を下げれば効率の良い
運転が可能となる。
【0036】こうした理由から生産水ラインに流体エゼ
クタを配設する場合、流体エゼクタで生じる圧力損失が
高くなれば、分離膜に作用する原水と透過水の圧力差が
減少し、透過水量は少なくなる。回避策としては原水圧
力を高める手段があるが、高圧仕様の加圧ポンプが必要
となり、大型化や生産コストアップ、運転費のアップに
つながる。よって流体エゼクタで生じる圧力損失は最小
限度に押さえることが重要となる。
クタを配設する場合、流体エゼクタで生じる圧力損失が
高くなれば、分離膜に作用する原水と透過水の圧力差が
減少し、透過水量は少なくなる。回避策としては原水圧
力を高める手段があるが、高圧仕様の加圧ポンプが必要
となり、大型化や生産コストアップ、運転費のアップに
つながる。よって流体エゼクタで生じる圧力損失は最小
限度に押さえることが重要となる。
【0037】非常用造水機の生産水能力に対して、ノズ
ル口径が過少である場合には、この部分で圧力損失が高
くなり効率の悪い運転となるので、生産水能力に合致し
たノズル口径に最適化する必要がある。
ル口径が過少である場合には、この部分で圧力損失が高
くなり効率の悪い運転となるので、生産水能力に合致し
たノズル口径に最適化する必要がある。
【0038】また、該流体エゼクタで吸入する殺菌剤溶
液流量は、流体エゼクタを通過する生産水量に対して適
当な流量比率に設定し、殺菌剤を定量的添加する必要が
ある。その為に殺菌剤の添加割合は流体吸引用の細孔1
3の穿孔数を最適な孔数に追加加工したり、既に必要以
上に細孔13が穿孔されている場合は余分の細孔13に
詰め物をするなり、殺菌剤ボトルと流体エゼクタを連通
したチューブの長さを調整したり、点滴に用いられる流
速調整具と同様の機構を有する調整弁を用いて調整して
も良い。殺菌剤として特に限定されるものではないが、
取扱い易さから剤型は固形が好ましい。また殺菌力を考
慮すると塩素系が好ましく、具体例を例示するなら次亜
塩素酸カルシウムや次亜塩素酸ナトリウム等である。
液流量は、流体エゼクタを通過する生産水量に対して適
当な流量比率に設定し、殺菌剤を定量的添加する必要が
ある。その為に殺菌剤の添加割合は流体吸引用の細孔1
3の穿孔数を最適な孔数に追加加工したり、既に必要以
上に細孔13が穿孔されている場合は余分の細孔13に
詰め物をするなり、殺菌剤ボトルと流体エゼクタを連通
したチューブの長さを調整したり、点滴に用いられる流
速調整具と同様の機構を有する調整弁を用いて調整して
も良い。殺菌剤として特に限定されるものではないが、
取扱い易さから剤型は固形が好ましい。また殺菌力を考
慮すると塩素系が好ましく、具体例を例示するなら次亜
塩素酸カルシウムや次亜塩素酸ナトリウム等である。
【0039】更に本発明の流体エゼクタの実施例の一つ
として、非常用造水機に使用した例を図2に基ずいて説
明する。
として、非常用造水機に使用した例を図2に基ずいて説
明する。
【0040】本造水機は地震、風水害、大火災、大渇水
などの災害非常時において、河川、湖沼、池、プール、
防災貯水槽などの原水中の混合成分または溶解成分を分
離することにより、飲料水と雑用水(洗濯水、風呂水な
ど)を供給するものであるが、災害非常時、即座に、電
力が復旧していない時にでも、運転が可能とする手段と
して、人力を駆動源としたポンプで近くに存在する河
川、湖沼などの水を、汲み上げ・加圧供給する。また消
防自動車や可般式エンジンポンプ44からも原水受け入
れが可能となる。
などの災害非常時において、河川、湖沼、池、プール、
防災貯水槽などの原水中の混合成分または溶解成分を分
離することにより、飲料水と雑用水(洗濯水、風呂水な
ど)を供給するものであるが、災害非常時、即座に、電
力が復旧していない時にでも、運転が可能とする手段と
して、人力を駆動源としたポンプで近くに存在する河
川、湖沼などの水を、汲み上げ・加圧供給する。また消
防自動車や可般式エンジンポンプ44からも原水受け入
れが可能となる。
【0041】河川、湖沼などの水からSS成分、塩分な
どの混合または溶解成分を除去して飲料水にするには、
限外濾過膜や逆浸透膜から構成した分離膜エレメントを
内装した単位構造体を複数本組付け使用した。その分離
膜エレメントには、供給管から原水を加圧供給すると、
分離膜エレメントで分離膜を介して、SS成分、塩分な
どの混合または溶解成分が分離され、分離後の透過水が
中心管を経て透過水管から排出し、また高圧の濃縮水が
排水管から排出する。
どの混合または溶解成分を除去して飲料水にするには、
限外濾過膜や逆浸透膜から構成した分離膜エレメントを
内装した単位構造体を複数本組付け使用した。その分離
膜エレメントには、供給管から原水を加圧供給すると、
分離膜エレメントで分離膜を介して、SS成分、塩分な
どの混合または溶解成分が分離され、分離後の透過水が
中心管を経て透過水管から排出し、また高圧の濃縮水が
排水管から排出する。
【0042】災害地や被災地など、運搬が困難で設置に
大きな制限がある地域においても、有効に運用・活用が
できるように軽量かつ省容積であり、特に制限されるも
のではないが、全体の重量は30〜100kg、容積は
0.5〜1.50m3 とした。さらに薬剤や燃料などのメンテ
ナンスなしで、8時間以上稼働できることが好ましい。
大きな制限がある地域においても、有効に運用・活用が
できるように軽量かつ省容積であり、特に制限されるも
のではないが、全体の重量は30〜100kg、容積は
0.5〜1.50m3 とした。さらに薬剤や燃料などのメンテ
ナンスなしで、8時間以上稼働できることが好ましい。
【0043】また、取り扱いや装置メンテナンスがし易
く、重量の軽減ができるように本体フレームは、鋼管折
曲げ一体構造が好ましく、移動用に二車輪を取付けるこ
とがよい。
く、重量の軽減ができるように本体フレームは、鋼管折
曲げ一体構造が好ましく、移動用に二車輪を取付けるこ
とがよい。
【0044】また、河川水、湖沼水、池水、プール水、
井戸水、防災用水など飲料用に不適とされる水源から、
水中の菌、ウイルス、微粒子はもとより塩分(好適には
NaClで150ppm以下)、重金属、有機物を除去し、飲
料に耐え得る水を生産できる能力を具備した。
井戸水、防災用水など飲料用に不適とされる水源から、
水中の菌、ウイルス、微粒子はもとより塩分(好適には
NaClで150ppm以下)、重金属、有機物を除去し、飲
料に耐え得る水を生産できる能力を具備した。
【0045】なお、本造水機は災害地や被災地での用途
だけに限定されるものではなく、運用条件立地が同様で
あれば、同等の有用性を発揮し得るのもであり、例えば
僻地や野外での催し物やイベント、キャンプなどが挙げ
られる。
だけに限定されるものではなく、運用条件立地が同様で
あれば、同等の有用性を発揮し得るのもであり、例えば
僻地や野外での催し物やイベント、キャンプなどが挙げ
られる。
【0046】原水を汲み上げて該原水を高圧に昇圧する
手段29は、河川、湖沼、池、プール、防災貯水槽など
の水源が使用される立地を考慮すると、原水汲み上げ揚
程は2m以上とした。原水を汲み上げて該原水を高圧に昇
圧する手段は、原水、または、前処理された原水を膜分
離できる圧力まで昇圧する機能も兼ね備えるものであ
る。膜性能によって若干相違してくるが吐出能力が 3kg
f/cm2 以上の逆止弁内臓の自吸式ウイングポンプが好ま
しい。
手段29は、河川、湖沼、池、プール、防災貯水槽など
の水源が使用される立地を考慮すると、原水汲み上げ揚
程は2m以上とした。原水を汲み上げて該原水を高圧に昇
圧する手段は、原水、または、前処理された原水を膜分
離できる圧力まで昇圧する機能も兼ね備えるものであ
る。膜性能によって若干相違してくるが吐出能力が 3kg
f/cm2 以上の逆止弁内臓の自吸式ウイングポンプが好ま
しい。
【0047】また、消防自動車や可般式エンジンポンプ
44から加圧された原水供給を受ける場合は、消防ホー
ス接続金具25から受け入れる。供給される原水の水圧
制御のために減圧弁46を設けた。この時ウイングポン
プ29は機能させずにバイパスさせる。
44から加圧された原水供給を受ける場合は、消防ホー
ス接続金具25から受け入れる。供給される原水の水圧
制御のために減圧弁46を設けた。この時ウイングポン
プ29は機能させずにバイパスさせる。
【0048】本造水機では、人力駆動可能な、原水を汲
み上げて該原水を高圧に昇圧する手段と、高圧に昇圧さ
れた原水を受け入れる手段とを兼備していることによ
り、災害非常に柔軟に対応可能となる。両手段は並列配
置に配設したが、直列配置では使用していない方の手段
が余計な抵抗となりエネルギー効率が低下するからであ
る。又、両手段にそれぞれ逆止弁構造を装備すると両手
段間に切り替えバルブも設けなくても、逆流を防ぐこと
ができ、機構が単純で切り替えの手間がいらない。
み上げて該原水を高圧に昇圧する手段と、高圧に昇圧さ
れた原水を受け入れる手段とを兼備していることによ
り、災害非常に柔軟に対応可能となる。両手段は並列配
置に配設したが、直列配置では使用していない方の手段
が余計な抵抗となりエネルギー効率が低下するからであ
る。又、両手段にそれぞれ逆止弁構造を装備すると両手
段間に切り替えバルブも設けなくても、逆流を防ぐこと
ができ、機構が単純で切り替えの手間がいらない。
【0049】原水を取り入れる取水口に関しては、ホー
スの先に10〜50メッシュ金網よりなるストレーナー21
を取り付けた。取水口の位置を的確に設定する為に、浮
きと重しを設けて原水取水口を所定水深に設定した。浮
きとしては直径Φ350 mm、長さ600mm 、円筒形の発泡ス
チレン製浮き子23を用いた。重しは外径Φ30mm程度の
ステンレス製パイプを取水管とし、その先には蛍光塗料
を塗ったプラスチック製のポールをとりつけたものが取
水管兼ポール24がその役目を果たしている。この場
合、ポールに貫通した浮きを上下にずらして浮力バラン
スを調整した。なお、浮きと重しが明確に区分できる必
要はなく、肝要なことは取水口を所定の水深に位置する
ように浮力バランスが調整されることである。また、前
記ポール中にパイプ孔を形成して水面上部分に空気抜口
を設けて取水管に溜まる空気を抜くと、姿勢安定性が向
上した。また前記空気抜口には逆止コーンを用いた空気
抜き弁を用いた。 また、位置が明瞭に判明するように
目印し25を設けた。一定位置に保つためには余裕を持
たせたロープ26で、アンカー27としては30kg程度の
重りを係留した。取水ホースとしては、外径Φ30mmのス
パイラルワイヤー入りの透明軟質塩ビホースを使用でき
る。
スの先に10〜50メッシュ金網よりなるストレーナー21
を取り付けた。取水口の位置を的確に設定する為に、浮
きと重しを設けて原水取水口を所定水深に設定した。浮
きとしては直径Φ350 mm、長さ600mm 、円筒形の発泡ス
チレン製浮き子23を用いた。重しは外径Φ30mm程度の
ステンレス製パイプを取水管とし、その先には蛍光塗料
を塗ったプラスチック製のポールをとりつけたものが取
水管兼ポール24がその役目を果たしている。この場
合、ポールに貫通した浮きを上下にずらして浮力バラン
スを調整した。なお、浮きと重しが明確に区分できる必
要はなく、肝要なことは取水口を所定の水深に位置する
ように浮力バランスが調整されることである。また、前
記ポール中にパイプ孔を形成して水面上部分に空気抜口
を設けて取水管に溜まる空気を抜くと、姿勢安定性が向
上した。また前記空気抜口には逆止コーンを用いた空気
抜き弁を用いた。 また、位置が明瞭に判明するように
目印し25を設けた。一定位置に保つためには余裕を持
たせたロープ26で、アンカー27としては30kg程度の
重りを係留した。取水ホースとしては、外径Φ30mmのス
パイラルワイヤー入りの透明軟質塩ビホースを使用でき
る。
【0050】本造水機の分離膜は逆浸透膜(RO膜)であ
る。ここで逆浸透膜とは、被分離混合液中の一部の成
分、例えば溶媒を通過させ他の成分を透過させない半透
膜である。その素材には酢酸セルロース系ポリマー、ポ
リアミド、ポリエステル、ポリイミド、ビニルポリマー
などの高分子素材がよく使用されている。またその膜構
造は膜の少なくとも片面に緻密層を持ち、緻密層から膜
内部あるいはもう片方の面に向けて除々に大きな孔径の
微細孔を有する非対称膜、非対称膜の緻密層の上に別の
素材で形成された非常に薄い活性層を有する複合膜があ
る。膜形態には中空糸、平膜がある。しかし本発明の方
法は、逆浸透膜の素材、膜構造や膜形態によらず利用す
ることができ、いずれも効果がある。
る。ここで逆浸透膜とは、被分離混合液中の一部の成
分、例えば溶媒を通過させ他の成分を透過させない半透
膜である。その素材には酢酸セルロース系ポリマー、ポ
リアミド、ポリエステル、ポリイミド、ビニルポリマー
などの高分子素材がよく使用されている。またその膜構
造は膜の少なくとも片面に緻密層を持ち、緻密層から膜
内部あるいはもう片方の面に向けて除々に大きな孔径の
微細孔を有する非対称膜、非対称膜の緻密層の上に別の
素材で形成された非常に薄い活性層を有する複合膜があ
る。膜形態には中空糸、平膜がある。しかし本発明の方
法は、逆浸透膜の素材、膜構造や膜形態によらず利用す
ることができ、いずれも効果がある。
【0051】代表的な逆浸透膜としては、例えば酢酸セ
ルロース系やポリアミド系の非対称膜、およびポリアミ
ド系やポリ尿素系の活性層を有する複合膜などがあげら
れる。これらの中でも酢酸セルロース系の非対称膜、ポ
リアミド系の複合膜に本発明の方法が有効であり、さら
に芳香族系のポリアミド複合膜が効果が大きい。膜性能
としては、原水圧力10kgf/cm2 、温度25℃、塩濃度 150
0ppm(NaCl)の条件で、好ましくは透水量0.5m3/m2・
日以上、より好ましくは透水量 0.75 m3/m2・日以上
である。また、前記と同様の条件で塩排除率は好ましく
は95.0%以上、より好ましくは99.0%以上である。
ルロース系やポリアミド系の非対称膜、およびポリアミ
ド系やポリ尿素系の活性層を有する複合膜などがあげら
れる。これらの中でも酢酸セルロース系の非対称膜、ポ
リアミド系の複合膜に本発明の方法が有効であり、さら
に芳香族系のポリアミド複合膜が効果が大きい。膜性能
としては、原水圧力10kgf/cm2 、温度25℃、塩濃度 150
0ppm(NaCl)の条件で、好ましくは透水量0.5m3/m2・
日以上、より好ましくは透水量 0.75 m3/m2・日以上
である。また、前記と同様の条件で塩排除率は好ましく
は95.0%以上、より好ましくは99.0%以上である。
【0052】逆浸透膜エレメントとは上記逆浸透膜を実
際に使用するために形態化したものであり、平膜は、ス
パイラル、チューブラー、プレート・アンド・フレーム
の、エレメントに組み込んで使用することができるが、
本発明はこれらの逆浸透膜エレメントの形態に左右され
るものではない。逆浸透膜モジュールユニット34とは
上述の逆浸透膜エレメントを1〜数本圧力容器の中に収
めたモジュールを並列に配置したもので、その組合せ、
本数、配列は目的に応じて任意に行うことができる。
際に使用するために形態化したものであり、平膜は、ス
パイラル、チューブラー、プレート・アンド・フレーム
の、エレメントに組み込んで使用することができるが、
本発明はこれらの逆浸透膜エレメントの形態に左右され
るものではない。逆浸透膜モジュールユニット34とは
上述の逆浸透膜エレメントを1〜数本圧力容器の中に収
めたモジュールを並列に配置したもので、その組合せ、
本数、配列は目的に応じて任意に行うことができる。
【0053】本造水機では、架橋全芳香族ポリアミド複
合膜、4インチ・スパイラルモジュール (SU-710L)を3
本直列に配置。原水が市水の時ウイング式手動ポンプ
で、3〜5m3/日の飲料水と、ほぼ同量の雑用水を生
産できる。(原水圧力 2〜3 kgf/cm2,水温20℃) 生産水の衛生状態や保存性を保つために殺菌剤を導入す
る手段を設けた。殺菌剤ボトル43に水と固形の殺菌剤
を投入する。ここで過剰の殺菌剤を投入しておくことに
より、得られる殺菌剤溶液は飽和状態となり常に濃度が
ほぼ一定状態になり、殺菌剤の定量添加が簡便にでき
る。なお殺菌剤ボトル43は、2リットルのものを使用
した。なぜなら8時間以上殺菌溶液が払底することなく
稼働できるからである。この殺菌剤溶液を細いキャピラ
リーである殺菌剤チューブ41を通して、流体エゼクタ
40で生産水に導入する。
合膜、4インチ・スパイラルモジュール (SU-710L)を3
本直列に配置。原水が市水の時ウイング式手動ポンプ
で、3〜5m3/日の飲料水と、ほぼ同量の雑用水を生
産できる。(原水圧力 2〜3 kgf/cm2,水温20℃) 生産水の衛生状態や保存性を保つために殺菌剤を導入す
る手段を設けた。殺菌剤ボトル43に水と固形の殺菌剤
を投入する。ここで過剰の殺菌剤を投入しておくことに
より、得られる殺菌剤溶液は飽和状態となり常に濃度が
ほぼ一定状態になり、殺菌剤の定量添加が簡便にでき
る。なお殺菌剤ボトル43は、2リットルのものを使用
した。なぜなら8時間以上殺菌溶液が払底することなく
稼働できるからである。この殺菌剤溶液を細いキャピラ
リーである殺菌剤チューブ41を通して、流体エゼクタ
40で生産水に導入する。
【0054】分離膜は殺菌剤で性能劣化する可能性があ
るので、図2のように逆浸透膜モジュール34の下流に
設けた。また、殺菌剤の添加割合は殺菌剤チューブ41
の長さを調節したり、点滴に用いられる流速調整具と同
様の機構を有する殺菌剤調節弁42を用いて調整可能な
ようにした。殺菌剤としては、取り扱い易さから次亜塩
素酸カルシウム剤型が好適である。
るので、図2のように逆浸透膜モジュール34の下流に
設けた。また、殺菌剤の添加割合は殺菌剤チューブ41
の長さを調節したり、点滴に用いられる流速調整具と同
様の機構を有する殺菌剤調節弁42を用いて調整可能な
ようにした。殺菌剤としては、取り扱い易さから次亜塩
素酸カルシウム剤型が好適である。
【0055】なお造水機が停止した時、生産水が逆流し
て前記殺菌剤が分離膜に侵入し膜を損ねる恐れがある。
逆流防止弁(チャッキ弁)39を設けても、僅かな隙間
から徐々に漏れて侵入を防げないことがある。そこで系
内が陽圧時には密閉されるが、陰圧時に大気が吸引でき
る逆止コーン38を分離膜と殺菌剤を導入する流体エゼ
クタ40の間に設ける。
て前記殺菌剤が分離膜に侵入し膜を損ねる恐れがある。
逆流防止弁(チャッキ弁)39を設けても、僅かな隙間
から徐々に漏れて侵入を防げないことがある。そこで系
内が陽圧時には密閉されるが、陰圧時に大気が吸引でき
る逆止コーン38を分離膜と殺菌剤を導入する流体エゼ
クタ40の間に設ける。
【0056】なお、分離膜の上流に原水の前処理手段を
設けた。前処理手段としてはポリプロピレン製糸巻きタ
イプの 10μmのプレフィルター11を使用する。
設けた。前処理手段としてはポリプロピレン製糸巻きタ
イプの 10μmのプレフィルター11を使用する。
【0057】また、かかる前処理手段の設置位置は、分
離膜の上流ならば特に限定されないが、揚程や高圧の圧
損、あるいは前処理手段の耐圧性各手段を考慮して、減
圧弁26と逆浸透膜モジュールユニット34の間とす
る。
離膜の上流ならば特に限定されないが、揚程や高圧の圧
損、あるいは前処理手段の耐圧性各手段を考慮して、減
圧弁26と逆浸透膜モジュールユニット34の間とす
る。
【0058】
実施例1 以下に本発明を図面を参照しつつ更に詳細に説明する。
発明の実施例を示す図1において、ケース1はその右端
から高圧流体が供給される流体供給ポート6を有し、そ
の内径は25mm、外周には管用テーパネジPT1ネジ
加工をした。その側壁には他の流体を吸引する為の真空
ポート8を形成し、管用テーパネジPT3/8ネジ加工
をした。更に、左端には高圧水と吸引した流体の噴出口
7を有し、その内径は20mm、外周にはPT1ネジ加
工をした。
発明の実施例を示す図1において、ケース1はその右端
から高圧流体が供給される流体供給ポート6を有し、そ
の内径は25mm、外周には管用テーパネジPT1ネジ
加工をした。その側壁には他の流体を吸引する為の真空
ポート8を形成し、管用テーパネジPT3/8ネジ加工
をした。更に、左端には高圧水と吸引した流体の噴出口
7を有し、その内径は20mm、外周にはPT1ネジ加
工をした。
【0059】このケース10の中には、供給された高圧
水を受け入れ、絞ることによって圧力水頭を速度水頭に
効率よく変換する為のノズル部と、それとは逆の作用を
させる為のディフューザ部とを一直線上に連通した一体
の円筒形のブロックから成るエゼクタ本体11が嵌着さ
れている。エゼクタ本体11の外周部両端の嵌合部分は
8mmとし、該外径はJIS B0401の嵌合方式でい
うm6級の軸公差とし、ケース1の内径はJIS B0
401の嵌合方式でいうH7級の穴公差の中間ばめの嵌
合としたところ、軽くプラスチックハンマーで叩く程度
でエゼクタ本体11が挿入できた。
水を受け入れ、絞ることによって圧力水頭を速度水頭に
効率よく変換する為のノズル部と、それとは逆の作用を
させる為のディフューザ部とを一直線上に連通した一体
の円筒形のブロックから成るエゼクタ本体11が嵌着さ
れている。エゼクタ本体11の外周部両端の嵌合部分は
8mmとし、該外径はJIS B0401の嵌合方式でい
うm6級の軸公差とし、ケース1の内径はJIS B0
401の嵌合方式でいうH7級の穴公差の中間ばめの嵌
合としたところ、軽くプラスチックハンマーで叩く程度
でエゼクタ本体11が挿入できた。
【0060】ノズル部の穴径12は2.5mmとし、流
体吸引用の細孔13はノズル最狭部からディフューザ側
に1.5mmの位置に、1mmの細孔を貫通させ、計2
個の孔を穿孔した。
体吸引用の細孔13はノズル最狭部からディフューザ側
に1.5mmの位置に、1mmの細孔を貫通させ、計2
個の孔を穿孔した。
【0061】試作段階では、ケース10よび、エゼクタ
本体11ともに硬質塩化ビニールを使用し、工作機械に
よる切削加工で製作した。
本体11ともに硬質塩化ビニールを使用し、工作機械に
よる切削加工で製作した。
【0062】該エゼクタでテスト結果、供給水圧1kgf/
cm2で水道水を供給した時には、4リットル/分が流
れ、真空ポート8は5mmHgに減圧された。また、2
kgf/cm2の水道水を供給した時には、5.9リットル/
分が流れ、12mmHgに減圧された。
cm2で水道水を供給した時には、4リットル/分が流
れ、真空ポート8は5mmHgに減圧された。また、2
kgf/cm2の水道水を供給した時には、5.9リットル/
分が流れ、12mmHgに減圧された。
【0063】次に前記流体エゼクタのノズル部の穴径1
2を2.5mmから4.8mmに拡げ、流体吸引用の細
孔13は同径の1mmを2個追加加工し計4個とし、同
様の水道水テストを行った結果は、1kgf/cm2での供給
時には、15リットル/分が流れ、18mmHgに減圧
された。また2kgf/cm2での供給時には、24リットル
/分が流れ、33mmHgに減圧された。 更に該ノズ
ル部の穴径12を4.8mmから6.5mmに拡げ、流
体吸引用の細孔13は1mmの細孔を4個追加加工し計
8個とし、同様の水道水テストを行った結果は、1kgf/
cm2での供給時には、25リットル/分が流れ、28m
mHgに減圧された。
2を2.5mmから4.8mmに拡げ、流体吸引用の細
孔13は同径の1mmを2個追加加工し計4個とし、同
様の水道水テストを行った結果は、1kgf/cm2での供給
時には、15リットル/分が流れ、18mmHgに減圧
された。また2kgf/cm2での供給時には、24リットル
/分が流れ、33mmHgに減圧された。 更に該ノズ
ル部の穴径12を4.8mmから6.5mmに拡げ、流
体吸引用の細孔13は1mmの細孔を4個追加加工し計
8個とし、同様の水道水テストを行った結果は、1kgf/
cm2での供給時には、25リットル/分が流れ、28m
mHgに減圧された。
【0064】本実施例に示すとおり、簡単な構造で、厳
密な寸法出しを必要とせず、組み立てが容易であり、エ
ゼクタ本体11を取り外して、ノズル部の穴径12と流
体吸引用の細孔13の追加加工することで、軽量・コン
パクトな上、高圧水の水量アップに対し圧力上昇を抑制
し、吸引する流体量を制御することができる流体エゼク
タが得られた。
密な寸法出しを必要とせず、組み立てが容易であり、エ
ゼクタ本体11を取り外して、ノズル部の穴径12と流
体吸引用の細孔13の追加加工することで、軽量・コン
パクトな上、高圧水の水量アップに対し圧力上昇を抑制
し、吸引する流体量を制御することができる流体エゼク
タが得られた。
【0065】実施例2 前記説明の通り、図2の構成を有する非常用造水機を作
成し、流体エゼクタを組み込んだ。ただし、具体的な、
主な各構成要素は下記の通りである。
成し、流体エゼクタを組み込んだ。ただし、具体的な、
主な各構成要素は下記の通りである。
【0066】{21:ストレーナ}ステンレス製の25メ
ッシュ綾織り金網(SUS304)を、皿状に成型加工したもの
(直径200mm)を、内向きに組合わせた。
ッシュ綾織り金網(SUS304)を、皿状に成型加工したもの
(直径200mm)を、内向きに組合わせた。
【0067】{29:原水ポンプ}人力による自吸式の
ウイング式手動ポンプ、吐出量=0.24リットル/ストロー
ク、吐出圧 (最大)=4kgf/cm2{46:減圧弁} 設定圧力:7kgf/cm2、消防自動車や可般式エンジンポ
ンプから供給を受ける原水圧力を減圧する。
ウイング式手動ポンプ、吐出量=0.24リットル/ストロー
ク、吐出圧 (最大)=4kgf/cm2{46:減圧弁} 設定圧力:7kgf/cm2、消防自動車や可般式エンジンポ
ンプから供給を受ける原水圧力を減圧する。
【0068】{31:プレフィルター}エレメント:糸
巻きタイプ (PP樹脂、10μm×10インチ) 、ハウジン
グ:PP樹脂製、ブルドン管式圧力指示計つき(濾過前・
後) {34:逆浸透膜モジュール}架橋全芳香族ポリアミド
複合膜、4インチ・スパイラルモジュール (SU-710L)を
3本直列に配置。原水が市水の時ウイング式手動ポンプ
で、3〜5m3/日の飲料水と、ほぼ同量の雑用水を生
産した。(原水圧力 2〜3 kgf/cm2,水温 20 ℃) {38:フロート弁}運転開始時などの時に、逆浸透膜
モジュール容器や配管中に水が満ちる迄、系内の空気を
自動的に抜き出す。停止時などの時には、逆に系内が陰
圧になり大気が入り込む。
巻きタイプ (PP樹脂、10μm×10インチ) 、ハウジン
グ:PP樹脂製、ブルドン管式圧力指示計つき(濾過前・
後) {34:逆浸透膜モジュール}架橋全芳香族ポリアミド
複合膜、4インチ・スパイラルモジュール (SU-710L)を
3本直列に配置。原水が市水の時ウイング式手動ポンプ
で、3〜5m3/日の飲料水と、ほぼ同量の雑用水を生
産した。(原水圧力 2〜3 kgf/cm2,水温 20 ℃) {38:フロート弁}運転開始時などの時に、逆浸透膜
モジュール容器や配管中に水が満ちる迄、系内の空気を
自動的に抜き出す。停止時などの時には、逆に系内が陰
圧になり大気が入り込む。
【0069】{40:流体エゼクタ(アスピレータ
ー)}100L/hr の生産水が流体エゼクタ(アスピレータ
ー)内部を通過させることにより、吸引口の気圧は、約
400Torr にさがり、吸引口につないだ殺菌剤(次亜塩素
酸カルシウム)水溶液を吸上げる。
ー)}100L/hr の生産水が流体エゼクタ(アスピレータ
ー)内部を通過させることにより、吸引口の気圧は、約
400Torr にさがり、吸引口につないだ殺菌剤(次亜塩素
酸カルシウム)水溶液を吸上げる。
【0070】{41:殺菌剤チューブ}内径がΦ2の軟
質のプラスチックチューブ {42:殺菌剤調節弁}点滴に使用されるのと同じ {43:殺菌剤ボトル} 容量:2Lのポリエチレン製ボトル。ボトルには、生産
水を2Lと殺菌剤(15g錠剤 の次亜塩素酸カルシウ
ム)を入れ、溶解させた上、飽和溶液として使用する。
質のプラスチックチューブ {42:殺菌剤調節弁}点滴に使用されるのと同じ {43:殺菌剤ボトル} 容量:2Lのポリエチレン製ボトル。ボトルには、生産
水を2Lと殺菌剤(15g錠剤 の次亜塩素酸カルシウ
ム)を入れ、溶解させた上、飽和溶液として使用する。
【0071】人力を動力源とする原水の汲み上げ・加圧
手段、高圧に昇圧された原水を受け入れる手段、および
分離膜とからなる構成にしたことより、60kgという軽
量な機体にして、ウイング式手動ポンプを使用した時、
原水吸い上げ揚程6m、造水能力は淡水の場合3〜5m
3/日、また通常のエンジンポンプにより給水を受けた
時、増水能力は淡水の場合、11〜15m3 /日という
高い能力が得られた。生産水には常時、正常な殺菌剤濃
度の維持ができた。停止時には逆止コーンにより殺菌剤
の逆流は防止できた。
手段、高圧に昇圧された原水を受け入れる手段、および
分離膜とからなる構成にしたことより、60kgという軽
量な機体にして、ウイング式手動ポンプを使用した時、
原水吸い上げ揚程6m、造水能力は淡水の場合3〜5m
3/日、また通常のエンジンポンプにより給水を受けた
時、増水能力は淡水の場合、11〜15m3 /日という
高い能力が得られた。生産水には常時、正常な殺菌剤濃
度の維持ができた。停止時には逆止コーンにより殺菌剤
の逆流は防止できた。
【0072】
1.ケースとエゼクタ本体とに2分割した上、エゼクタ
本体はノズル部とディフューザ部を円筒形の一体物とし
て、双方の部品形状を単純、且つ簡素化することによ
り、従来同様に金属で製作する場合にも、製作コストの
削減が可能となり、樹脂で成形加工する際にも製作コス
トの大幅削減が可能である。
本体はノズル部とディフューザ部を円筒形の一体物とし
て、双方の部品形状を単純、且つ簡素化することによ
り、従来同様に金属で製作する場合にも、製作コストの
削減が可能となり、樹脂で成形加工する際にも製作コス
トの大幅削減が可能である。
【0073】2.高圧水水量の増減に対して、予め製作
しておいたエゼクタ本体11のノズル部口径12と、流
体吸引用の細孔13を後加工して使用することにより、
高圧水の圧力を高めることなく、要求仕様に合致した流
体の吸引が可能となる。
しておいたエゼクタ本体11のノズル部口径12と、流
体吸引用の細孔13を後加工して使用することにより、
高圧水の圧力を高めることなく、要求仕様に合致した流
体の吸引が可能となる。
【0074】3.よって、生産水量の異なる非常用造水
機などに該流体エゼクタを使用すると、供給水量や吸引
量が異なる度に、ノズル部やディフューザ部の異なる流
体エゼクタを数多く準備したり、在庫を持つ必要がなく
なることにより、生産・在庫管理が簡素化でき、量産が
見込める。
機などに該流体エゼクタを使用すると、供給水量や吸引
量が異なる度に、ノズル部やディフューザ部の異なる流
体エゼクタを数多く準備したり、在庫を持つ必要がなく
なることにより、生産・在庫管理が簡素化でき、量産が
見込める。
【0075】以上の効果によって、より一層の生産コス
トの削減が可能となる。
トの削減が可能となる。
【0076】4.ケースよりエゼクタ本体を容易に取り
外して交換作業、および洗浄作業等に供することができ
る。
外して交換作業、および洗浄作業等に供することができ
る。
【図1】 本発明の流体エゼクタの一例である。
【図2】 本発明の流体エゼクタの使用例である。
【図3】 従来の流体エゼクタの一例である。
1:ケース 2:流体吸引管 3:ノズル 4:蓮根状ブッシュ 5:逆流防止用ボール 6:流体供給ポート 7:噴出ポート 8:真空ポート 9:調整空隙 10:ケース 11:エゼクタ本体 12:ノズル部の穴 13:流体吸引用の細孔 14:流体吸引用の細孔(未貫通) 21:ストレーナ 22:逆流防止弁(チャッキ弁) 23:浮き子 24:取水管兼ポール 25:目印し 26:ロープ 27:アンカー 28:取水ホース 29:原水ポンプ(自吸式のウイング式手動ポンプ) 30:原水配管(手動ポンプライン) 31:プレフィルター 32:圧力計(プレフィルター入口) 33:圧力計(プレフィルター出口) 34:RO膜モジュールユニット 35:濃縮水(雑用水)配管 36:調圧弁 37:生産水(飲料水)配管 38:フロート弁(逆止コーン) 39:逆流防止弁(チャッキ弁) 40:流体エゼクタ(アスピレーター) 41:殺菌剤チューブ 42:殺菌剤調整弁 43:殺菌剤ボトル 44:消防自動車、または可般式エンジンポンプ 45:消防ホース接続金具 46:減圧弁 47:逆流防止弁(チャッキ弁) 48:原水配管(加圧原水ライン)
Claims (8)
- 【請求項1】 真空ポートと流体供給ポートと噴出ポー
トに連通する通路が形成されたケースと、流体を絞るノ
ズル部と他端に連通するディフューザ部から成るエゼク
タ本体とで構成され、該エゼクタ本体の中間部分の外周
が両端部の外周より小径であり、該小径部分に流体吸引
用の細孔が穿孔されていることを特徴とする流体エゼク
タ。 - 【請求項2】 請求項1記載のエゼクタ本体のノズル部
が流体供給ポート側に連通され、ディフューザ側が噴出
ポートに連通され、流体吸引用の細孔が真空ポートに連
通されていることを特徴とする流体エゼクタ。 - 【請求項3】 請求項1記載のエゼクタ本体が、ノズル
部口径および/または流体吸引用の細孔を後加工して流
量が調整できる構造を有することを特徴とする流体エゼ
クタ。 - 【請求項4】 請求項1記載のケースとエゼクタ本体と
が、嵌合で組立てられていることを特徴とする流体エゼ
クタ。 - 【請求項5】 請求項1記載のエゼクタ本体に、貫通直
前にまで加工されている流体吸引用の細孔があることを
特徴とする流体エゼクタ。 - 【請求項6】 請求項1記載のケースとエゼクタ本体と
が、プラスチックからなることを特徴とする流体エゼク
タ。 - 【請求項7】 請求項1記載のケースとエゼクタ本体と
が、ポリマーアロイからなることを特徴とする流体エゼ
クタ。 - 【請求項8】 請求項1乃至は7記載の流体エゼクタを
用いることを特徴とする非常用造水機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9056102A JPH10252700A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 流体エゼクタおよびそれを用いてなる非常用造水機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9056102A JPH10252700A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 流体エゼクタおよびそれを用いてなる非常用造水機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10252700A true JPH10252700A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13017749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9056102A Pending JPH10252700A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 流体エゼクタおよびそれを用いてなる非常用造水機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10252700A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001314740A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-13 | Kurita Water Ind Ltd | ガス溶解洗浄水供給装置 |
| KR100365812B1 (ko) * | 2000-04-03 | 2002-12-26 | 주식회사 오조네이쳐 | 유체 혼합 장치 |
| WO2005021955A1 (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-10 | Mitsuba-Walbro, Inc. | 燃料供給システム |
| JP2008114335A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Mosuto Giken Kk | 長尺発泡材、長尺発泡材の穿孔装置及び穿孔方法 |
| JP2010281331A (ja) * | 2010-08-20 | 2010-12-16 | Seiko Epson Corp | ポンプおよび冷却装置 |
| US20110219793A1 (en) * | 2010-03-11 | 2011-09-15 | Denso Corporation | Ejector unit, heat exchange unit and refrigerant short-circuit detecting method |
| CN102829002A (zh) * | 2012-08-27 | 2012-12-19 | 中国航天科技集团公司第四研究院四0一所 | 一种喉部可更换的小型环状喷嘴引射器 |
| CN107420354A (zh) * | 2017-07-04 | 2017-12-01 | 台州市路桥高远日用金属制品厂 | 一种喷射泵的泵体 |
| JP2020146678A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 信紘科技股▲分▼有限公司 | 流体ミキサー |
| CN112833055A (zh) * | 2021-02-23 | 2021-05-25 | 苏州引燃动力科技有限公司 | 具有单向阀功能的引射器 |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP9056102A patent/JPH10252700A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US20110219793A1 (en) * | 2010-03-11 | 2011-09-15 | Denso Corporation | Ejector unit, heat exchange unit and refrigerant short-circuit detecting method |
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| JP2010281331A (ja) * | 2010-08-20 | 2010-12-16 | Seiko Epson Corp | ポンプおよび冷却装置 |
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