JPH10252811A - 液体封入式筒型マウント装置 - Google Patents

液体封入式筒型マウント装置

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JPH10252811A
JPH10252811A JP16121097A JP16121097A JPH10252811A JP H10252811 A JPH10252811 A JP H10252811A JP 16121097 A JP16121097 A JP 16121097A JP 16121097 A JP16121097 A JP 16121097A JP H10252811 A JPH10252811 A JP H10252811A
Authority
JP
Japan
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metal fitting
liquid
main
liquid chamber
elastic body
Prior art date
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Pending
Application number
JP16121097A
Other languages
English (en)
Inventor
Rentaro Kato
錬太郎 加藤
Takashi Yoshida
隆志 吉田
Seiya Asano
靖也 浅野
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rubber Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rubber Industries Ltd filed Critical Tokai Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工数を低減してコストの低減化を図り得る液体
封入式筒型マウント装置を提供する。 【解決手段】主軸金具1と、主軸金具1の外側に同軸状
に配設され、軸方向の両端に位置する一対のリング部
(図示せず)と両リング部間を架橋する4個の架橋部2
3a〜23dとからなる中間金具2と、中間金具2と主
軸金具1とを一体的に連結し、中間金具2の外周に固着
されたゴムシール部31と主振動入力方向の両側に開口
する凹部32,33とを有するゴム弾性体3と、ゴムシ
ール部31の外側に同軸状に配置され、凹部32、33
との間にオリフィス通路34を介して互いに連通する主
液室45と副液室46とを形成する筒状部41を有する
取付部材4とからなり、主軸金具1及び中間金具2と一
体加硫成形されたゴム弾性体3の加硫成形体のゴムシー
ル部31に相当する部分のみの外周面に筒状部41の内
周面が直接密着するように取付部材4を嵌着固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のエ
ンジンマウントやキャブマウント等として用いられる液
体封入式筒型マウント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液体封入式筒型マウント装置とし
て、図4及び図5に示すものが知られている。この液体
封入式筒型マウント装置は、主軸金具101と、主軸金
具101の外側に離間して同軸状に配設され、軸方向の
両端に位置する一対のリング部(図示せず)と両リング
部間を架橋しリング部とともに周方向に配列された2個
の窓部122を区画する2個の架橋部123とを有する
中間金具102と、中間金具102と主軸金具101と
を一体的に連結し、窓部122に開口する2個の凹部1
32、133を有するゴム弾性体103と、中間金具1
02の外側に同軸状に配置され、凹部132、133の
開口部を液密的に閉塞して凹部132、133との間に
液体Lが封入されオリフィス通路134を介して互いに
連通する主液室145と副液室146とを形成する外筒
金具104と、外筒金具104の外側に嵌着された筒状
部151と筒状部151の外周に溶接固定された被取付
部152とからなる取付部材105と、主軸金具101
に一端が固定されて先端が主液室145内に突出し、主
軸金具101と外筒金具104との所定以上の相対変位
を規制するストッパ部材106とから構成されている。
【0003】この液体封入式筒型マウント装置は、例え
ば車体側の支持部材に主軸金具101が連結されるとと
もに、エンジン側の支持部材に取付部材105の被取付
部152が連結され、エンジンの主振動入力方向である
上下方向に主液室145と副液室146とが位置するよ
うに配設される。そして、主軸金具101と取付部材1
05との間に振動が発生すると、ゴム弾性体103の弾
性作用や、オリフィス通路134を流動する液体Lの液
柱共振作用によりその振動が効果的に減衰される。
【0004】ところで、この液体封入式筒型マウント装
置は、次のようにして作製される。先ず、ゴム弾性体1
03を形成する加硫成形型内に、別途所定形状に作製し
た主軸金具101及び中間金具102を配置し、加硫剤
等を混合したゴム材を注入して加硫成形する。これによ
り、主軸金具101及び中間金具102と一体化された
ゴム弾性体103の加硫成形体が形成される。
【0005】次に、主液室145及び副液室146に封
入すべき液体Lを満たした液槽中にその加硫成形体を浸
漬し、その状態で中間金具102の外側に外筒金具10
4を嵌着し、外筒金具104に絞り加工を施して固定す
る。これにより、主液室145及び副液室146に液体
Lが封入される。その後、一体化された加硫成形体及び
外筒金具104を液槽から取り出し、これを取付部材1
05の筒状部151に圧入する。これにより、上記液体
封入式筒型マウント装置が完成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
液体封入式筒型マウント装置では、取付部材105の筒
状部151に外筒金具104を圧入することにより組付
けられ、通常、これらは鉄やアルミニウム等の金属で形
成されていることから、高い寸法精度が要求される。そ
のため、取付部材105の筒状部151の内径寸法精度
を高めるために多大の工数が必要となり、コストの増大
を招くという問題があった。
【0007】本発明は上記問題に鑑み案出されたもので
あり、工数を低減してコストの低減化を図り得る液体封
入式筒型マウント装置を提供することを解決すべき課題
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、主軸金具と、該主軸金具の外側に離
間して同軸状に配設され、軸方向の両端に位置する一対
のリング部と該リング部間を架橋し径方向における主振
動入力方向の両側位置及び前記主振動方向と略直交する
径方向上の両側位置の4箇所に設けられた架橋部とから
なる中間金具と、該中間金具と前記主軸金具とを一体的
に連結し、前記中間金具の外周に固着されたゴムシール
部と前記主振動入力方向の両側に開口する凹部とを有す
る略筒状のゴム弾性体と、前記中間金具の外側に前記ゴ
ムシール部を介して同軸状に配置され、前記凹部の開口
部を液密的に閉塞して前記凹部との間にオリフィス通路
を介して互いに連通する主液室と副液室とを形成する筒
状部と該筒状部の外側に設けられた被取付部とを有する
取付部材と、から構成され、前記ゴム弾性体を前記主軸
金具及び前記中間金具とともに一体加硫成形して形成す
ることにより加硫成形体を形成し、該加硫成形体の前記
ゴムシール部に相当する部分のみの外周面に前記筒状部
の内周面が直接密着するように前記取付部材が嵌着固定
されているという手段を採用している。
【0009】そして、請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明において、前記主軸金具に一端が固定され先
端が前記架橋部に向かって前記主液室内に突出し、前記
主軸金具と前記筒状部との所定以上の相対変位を規制す
るストッパ部材を有し、該ストッパ部材の先端面がこれ
に対向する面の形状に対応して凹状に形成されていると
いう手段を採用している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。 〔実施形態1〕図1は本実施形態に係る液体封入式筒型
マウント装置の軸直角方向の断面図であり、図2はその
液体封入式筒型マウント装置の一部を切り欠いて示す平
面図である。
【0011】本実施形態の液体封入式筒型マウント装置
は、主軸金具1と、主軸金具1の外側に離間して同軸状
に配設され一対のリング部(図示せず)と4個の架橋部
23a〜23dとを有する中間金具2と、中間金具2と
主軸金具1とを一体的に連結しゴムシール部31と一対
の凹部32、33とを有する略筒状のゴム弾性体3と、
中間金具2の外側にゴムシール部31を介して同軸状に
配置され凹部32、33との間にオリフィス通路34を
介して互いに連通する主液室45と副液室46とを形成
する筒状部41を有する取付部材4と、主軸金具1に一
端が固定され先端が主液室45内に突出するストッパ部
材5とを主要素として構成されている。
【0012】主軸金具1は、金属によりパイプ状に形成
されている。中間金具2は、軸方向の両端に位置する一
対のリング部と、両リング部間を架橋しリング部ととも
に周方向に配列された4個の窓部22を区画する4個の
架橋部23a〜23dとからなる。4個の架橋部23a
〜23dは、径方向における主振動入力方向の両側位置
及び主振動方向と略直交する径方向上の両側位置の4箇
所にそれぞれ設けられている。
【0013】ゴム弾性体3は、主軸金具1、中間金具2
及び後述のストッパ部材5とともに一体加硫成形により
形成され、主軸金具1及び中間金具2を一体的に連結し
ている。中間金具2はゴム弾性体3の内部に埋設されて
おり、ゴム弾性体3の中間金具2外周に固着された部分
はゴムシール部31を形成している。ゴム弾性体3の外
周面には、主振動入力方向の両側に開口し後述の主液室
45及び副液室46を形成する一対の凹部32、33
と、主液室45及び副液室46を連通するオリフィス通
路34とが形成されている。
【0014】そして、ゴム弾性体3の主軸金具1と副液
室46側の凹部33との間の部分には、軸方向に沿って
貫通する空洞部35が設けられており、この空洞部35
と凹部33との間の部分にはゴム弾性体3の一部が薄肉
化されて副液室46の隔壁を構成するダイヤフラム36
が形成されている。このダイヤフラム36の中央部に
は、中間金具2の1個の架橋部23bが埋設されてい
る。また、主軸金具1とダイヤフラム36中の架橋部2
3bとの間の部分には、架橋部23bに向かって突出す
るゴムストッパ37が設けられている。
【0015】取付部材4は、金属により円筒状に形成さ
れた筒状部41と、筒状部41の外周面に溶接固定され
取付ボルト(図示せず)が挿通される取付孔41aを有
する被取付部42とからなる。この取付部材4は、ゴム
弾性体3の外側に筒状部41を圧入することにより嵌着
され、ゴム弾性体3のゴムシール部31のみの外周面に
筒状部41の内周面が直接密着する状態で固定されてい
る。これにより、ゴム弾性体3の凹部32、33及びオ
リフィス通路34の開口部が液密的に閉塞され、凹部3
2、33との間にオリフィス通路34を介して互いに連
通する主液室45と副液室46とが形成されている。
【0016】なお、主液室45及び副液室46には、例
えば水やアルキレングリコール、シリコンオイル等の非
圧縮性流体からなる液体Lが封入されている。ストッパ
部材5は、主軸金具1の外周面に嵌合されたリング部5
1と、リング部51の外周から架橋部23aに向かって
主液室45内に突出し断面が略Y字状に形成された第1
ストッパ52と、リング部51の外周から第1ストッパ
52と反対側の架橋部23bに向かって突出する第2ス
トッパ53とからなり、主軸金具1と取付部材4との所
定以上の相対変位を規制するものである。このストッパ
部材5はゴム弾性体3の内部に埋設されており、第1ス
トッパ52及び第2ストッパ53の先端面を覆う部分の
ゴム弾性体3は緩衝ゴム部38、39を構成している。
第1ストッパ52の先端面は、これに対向し内部に架橋
部23aが埋設されたゴム弾性体3の表面形状と対応し
て凹状に形成されている。
【0017】以上のように構成された本実施形態の液体
封入式筒型マウント装置は、次のようにして作製され
る。先ず、ゴム弾性体3を形成する加硫成形型内に、別
途所定形状に作製した主軸金具1、中間金具2及びスト
ッパ部材5を配置し、加硫剤等を混合したゴム材を注入
して加硫成形する。これにより、主軸金具1、中間金具
2及びストッパ部材5と一体化されたゴム弾性体3の加
硫成形体が形成される。
【0018】次に、主液室45及び副液室46に封入す
べき液体Lを満たした液槽中にその加硫成形体及び取付
部材4を浸漬し、その状態で取付部材4の筒状部41に
加硫成形体を圧入して嵌着する。これにより、加硫成形
体の外周部でゴム弾性体3のゴムシール部31に相当す
る部分のみの外周面に筒状部41の内周面が直接密着す
る状態で取付部材4が固定され、主液室45及び副液室
46に液体Lが封入される。
【0019】その後、組付けられた加硫成形体及び取付
部材4を液槽から取出して後処理を施すことにより、本
実施形態の液体封入式筒型マウント装置が完成する。以
上のように構成された本実施形態の液体封入式筒型マウ
ント装置は、例えば車体側の支持部材に主軸金具1が連
結されるとともに、エンジン側の支持部材に取付部材4
の被取付部42が連結され、エンジンの主振動入力方向
である上下方向に主液室45と副液室46とが位置する
ように配設される。
【0020】そして、主軸金具1と取付部材4との間に
振動が発生すると、ゴム弾性体3の弾性作用や、オリフ
ィス通路34を流動する液体Lの液柱共振作用によりそ
の振動が効果的に減衰される。そして、主軸金具1と取
付部材4との間に過大な振動が生じたときには、ストッ
パ部材5の先端面がこれに対向し内部に架橋部23aが
埋設されたゴム弾性体3に当接して、主軸金具1と取付
部材4との過大な相対変位が規制される。このとき、ス
トッパ部材5の先端面がゴム弾性体3の表面形状と対応
して凹状に形成されているため、面圧が分散し、耐久性
が向上する。
【0021】以上のように、本実施形態の液体封入式筒
型マウント装置は、ゴム弾性体3のゴムシール部31に
相当する部分のみの外周面に筒状部41の内周面が直接
密着するように取付部材4が嵌着固定されているため、
筒状部41の寸法ばらつきをゴムシール部31により吸
収することができるので、従来のような筒状部41の高
い寸法精度の要求を回避することができる。よって、工
数の低減が可能となり、コストの低減化を図ることがで
きる。
【0022】また、本実施形態の液体封入式筒型マウン
ト装置は、従来用いられていた外筒金具を廃止すること
ができるため、組付け工数などを簡略化することがで
き、これによってもコストの低減化を図ることができ
る。また、本実施形態の液体封入式筒型マウント装置
は、中間金具2の架橋部23a〜23dが径方向におけ
る主振動入力方向の両側位置及び主振動方向と略直交す
る径方向上の両側位置の4箇所に設けられ、中間金具2
の充分な剛性が確保されているため、取付部材4の筒状
部41に圧入される際などに圧力が加わって中間金具2
が変形する不具合を防止することができる。
【0023】そして、本実施形態の液体封入式筒型マウ
ント装置は、主軸金具1に一端が固定され先端が架橋部
23aに向かって主液室45内に突出するストッパ部材
5を有し、このストッパ部材5の先端面がこれに対向す
る面の形状に対応して凹状に形成されているため、スト
ッパ部材5の面圧を分散して耐久性を向上することがで
きる。
【0024】なお、上記実施形態の液体封入式筒型マウ
ント装置は、取付部材4の筒状部41にゴム弾性体3が
圧入され、ゴム弾性体3のゴムシール部31と筒状部4
1の内周面とでシールするように構成されているが、更
に、筒状部41の両端に内側へ略直角に屈曲するかしめ
部を設けておき、このかしめ部とゴム弾性体3の両端部
とでシールするように構成してもよい。
【0025】また、架橋部23b外周のゴムシール部3
1の全体を筒状部41に密着させて、副液室46を周方
向に分離するように構成してもよい。 〔実施形態2〕図3は本実施形態に係る液体封入式筒型
マウント装置を構成する加硫成形体の軸直角方向の断面
図である。
【0026】本実施形態の液体封入式筒型マウント装置
は、取付部材の筒状部に嵌着される加硫成形体の構造が
上記実施形態1のものと異なるものである。この加硫成
形体は、図3に示すように、中間金具7、ゴム弾性体8
及びストッパ部材10の形状が異なり、主振動入力方向
の両側位置に2個の第1及び第2主液室95a、95b
と2個の第1及び第2副液室96a、96bが形成され
る点で異なる。
【0027】中間金具7は、径方向における主振動入力
方向の両側位置及び主振動方向と略直交する径方向上の
両側位置の4箇所にそれぞれ設けられた4個の架橋部7
3a〜73dを有する。これら架橋部73a〜73d
は、周方向の幅寸法が設計上の理由から適宜変更して形
成されている点で上記実施形態1のものと異なる。ゴム
弾性体8は、主軸金具6、中間金具7及びストッパ部材
9とともに一体加硫成形により形成され、主軸金具6及
び中間金具7を一体的に連結している。中間金具7はゴ
ム弾性体8の内部に埋設されており、ゴム弾性体8の中
間金具2外周に固着された部分はゴムシール部81を形
成している。
【0028】ゴム弾性体8の外周面の主振動入力方向の
一方側には、中間金具7の窓部72と対応する部分に開
口し第1主液室95a及び第2主液室95bを形成する
2個の凹部82a、82bが形成されている。また、ゴ
ム弾性体8の外周面の主振動入力方向の他方側には、中
間金具7の窓部72と対応する部分に開口し第1副液室
96a及び第2副液室96bを形成する2個の凹部83
a、83bが形成されている。
【0029】ゴム弾性体8の外周面の架橋部73cと対
応する部分には、第1主液室95aと第1副液室96a
とを連通する第1オリフィス通路84aが形成され、架
橋部73dと対応する部分には、第2主液室95bと第
2副液室96bとを連通する第2オリフィス通路84b
が形成されている。また、ゴム弾性体8の架橋部73b
の内側部分には、第1副液室96aと第2副液室96b
とを連通する第3オリフィス通路84cが形成されてい
る。
【0030】そして、ゴム弾性体8の主軸金具6と第1
及び第2副液室96a、96b側の凹部83a、83b
との間の部分には、軸方向に沿って貫通する空洞部85
が設けられている。この空洞部85と凹部83a、83
bとの間の部分には、ゴム弾性体8の一部が薄肉化され
て第1及び第2副液室96a、96bの隔壁を構成する
第1及び第2ダイヤフラム86a、86bが形成されて
いる。また、ゴム弾性体8の主軸金具6と架橋部73b
との間の部分には、架橋部73bに向かって突出するゴ
ムストッパ87が設けられている。
【0031】ストッパ部材10は、主軸金具6の外周面
に嵌合されたリング部11と、リング部11の外周から
架橋部73bに向かって突出するストッパ13とからな
り、上記実施形態1のストッパ部材5における第1スト
ッパ52が無い点で異なる。このストッパ部材10はゴ
ム弾性体8の内部に埋設されており、ストッパ13の先
端面を覆う部分のゴム弾性体8は緩衝ゴム部89を構成
している。
【0032】以上のように構成された加硫成形体は、上
記実施形態1の場合と同様に、ゴム弾性体8を形成する
加硫成形型内に、別途所定形状に作製した主軸金具6、
中間金具7及びストッパ部材10を配置し、加硫剤等を
混合したゴム材を注入して加硫成形することにより形成
される。そして、第1及び第2主液室95a、95bと
第1及び第2副液室96a、96bに封入すべき液体L
を満たした液槽中にその加硫成形体及び上記実施形態1
と同様に構成された取付部材を浸漬し、その状態で取付
部材の筒状部に加硫成形体を圧入して嵌着する。これに
より、加硫成形体の外周部でゴム弾性体8のゴムシール
部81に相当する部分のみの外周面に筒状部の内周面が
直接密着する状態で取付部材が固定され、第1及び第2
主液室95a、95bと第1及び第2副液室96a、9
6bに液体Lが封入される。
【0033】その後、組付けられた加硫成形体及び取付
部材を液槽から取出して後処理を施すことにより、本実
施形態の液体封入式筒型マウント装置が完成する。以上
のように構成された本実施形態の液体封入式筒型マウン
ト装置は、上記実施形態1の場合と同様に、主軸金具6
及び取付部材が車体側の支持部材とエンジン側の支持部
材とに連結され、エンジンの主振動入力方向である上下
方向に第1及び第2主液室95a、95bと第1及び第
2副液室96a、96bとが位置する用に配設される。
【0034】そして、主軸金具6と取付部材との間に振
動が発生すると、ゴム弾性体8の弾性作用や、第1〜第
3オリフィス通路84a、84b、84cを流動する液
体Lの液柱共振作用によりその振動が効果的に減衰され
る。以上のように、本実施形態の液体封入式筒型マウン
ト装置の場合にも、ゴム弾性体8のゴムシール部81に
相当する部分のみの外周面に筒状部の内周面が直接密着
するように取付部材が嵌着固定されているため、筒状部
の寸法ばらつきをゴムシール部81により吸収すること
ができるので、従来のような筒状部の高い寸法精度の要
求を回避することができる。よって、工数の低減が可能
となり、コストの低減化を図ることができる。
【0035】また、本実施形態の液体封入式筒型マウン
ト装置は、従来用いられていた外筒金具を廃止すること
ができるため、組付け工数などを簡略化することがで
き、これによってもコストの低減化を図ることができ
る。また、本実施形態の液体封入式筒型マウント装置
は、中間金具7の架橋部73a〜73dが径方向におけ
る主振動入力方向の両側位置及び主振動方向と略直交す
る径方向上の両側位置の4箇所に設けられ、中間金具7
の充分な剛性が確保されているため、取付部材の筒状部
に圧入される際などに圧力が加わって中間金具7が変形
する不具合を防止することができる。
【0036】また、本実施形態の液体封入式筒型マウン
ト装置は、第1主液室95aと第1副液室96aとを連
通する第1オリフィス通路84aと、第2主液室95b
と第2副液室96bとを連通する第2オリフィス通路8
4bと、第1副液室96aと第2副液室96bとを連通
する第3オリフィス通路84cとの三つのオリフィス通
路を有するように構成されており、第1〜第3オリフィ
ス通路84a、84b、84cをそれぞれ適宜大きさに
設定することにより所望の三つの周波数の振動を低減す
ることが可能であるため、上記実施形態1のものに比べ
て有利となる。
【0037】なお、上記実施形態における第1及び第2
オリフィス通路84a、84bは、ゴム弾性体8の外周
面と取付部材の筒状部の内周面とにより形成されている
が、その他の方法として、例えば別途にオリフィス通路
形成部材を形成し、そのオリフィス通路形成部材を適宜
位置に取付けるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ゴム弾性
体を主軸金具及び中間金具とともに一体加硫成形して形
成することにより加硫成形体を形成し、該加硫成形体の
ゴムシール部に相当する部分のみの外周面に筒状部の内
周面が直接密着するように取付部材が嵌着固定されてい
るため、従来のような筒状部の高い寸法精度の要求を回
避することができ、これにより工数を低減してコストの
低減化を図ることができる。
【0039】また、従来用いられていた外筒金具を廃止
することができるため、組付け工数などを簡略化するこ
とができ、これによってもコストの低減化を図ることが
できる。また、中間金具の架橋部が径方向における主振
動入力方向の両側位置及び主振動方向と略直交する径方
向上の両側位置の4箇所に設けられ、中間金具の充分な
剛性が確保されているため、取付部材の筒状部が圧入さ
れる際などに圧力が加わって中間金具が変形する不具合
を防止することができる。
【0040】そして、請求項2記載の発明によれば、主
軸金具に一端が固定され先端が架橋部に向かって主液室
内に突出するストッパ部材の先端面がこれに対向する面
の形状に対応して凹状に形成されているため、ストッパ
部材の面圧が分散し、耐久性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る液体封入式筒型マウ
ント装置の軸直角方向の断面図である。
【図2】本発明の実施形態1に係る液体封入式筒型マウ
ント装置の一部を切り欠いて示す平面図である。
【図3】本発明の実施形態2に係る液体封入式筒型マウ
ント装置を構成する加硫成形体の軸直角方向の断面図で
ある。
【図4】従来の液体封入式筒型マウント装置の軸直角方
向の断面図である。
【図5】従来の液体封入式筒型マウント装置の平面図で
ある。
【符号の説明】 1、6、101…主軸金具 2、7、102…中間
金具 3、8、103…ゴム弾性体 4、105…取付部
材 5、10、106…ストッパ部材 22、72、1
22…窓部 23a〜23d、73a〜73d、123…架橋部 31、81…ゴムシール部 32、33、82a、82b、83a、83b、13
2、133…凹部 34、134…オリフィス通路 84a…第1オリ
フィス通路 84b…第2オリフィス通路 84c…第3オリフ
ィス通路 35、85…空洞部 36…ダイヤフラム 86a…第1ダイヤフラム 86b…第2ダイヤフ
ラム 37、87…ゴムストッパ 41…筒状部 4
2…被取付部 45…主液室 95a…第1主液室 95b…
第2主液室 46…副液室 96a…第1副液室 96b…
第2副液室 11、51…リング部 13…ストッパ 52
…第1ストッパ 53…第2ストッパ 104…外筒金具 L…
液体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸金具と、 該主軸金具の外側に離間して同軸状に配設され、軸方向
    の両端に位置する一対のリング部と該リング部間を架橋
    し径方向における主振動入力方向の両側位置及び前記主
    振動方向と略直交する径方向上の両側位置の4箇所に設
    けられた架橋部とからなる中間金具と、 該中間金具と前記主軸金具とを一体的に連結し、前記中
    間金具の外周に固着されたゴムシール部と前記主振動入
    力方向の両側に開口する凹部とを有する略筒状のゴム弾
    性体と、 前記中間金具の外側に前記ゴムシール部を介して同軸状
    に配置され、前記凹部の開口部を液密的に閉塞して前記
    凹部との間にオリフィス通路を介して互いに連通する主
    液室と副液室とを形成する筒状部と該筒状部の外側に設
    けられた被取付部とを有する取付部材と、から構成さ
    れ、 前記ゴム弾性体を前記主軸金具及び前記中間金具ととも
    に一体加硫成形して形成することにより加硫成形体を形
    成し、該加硫成形体の前記ゴムシール部に相当する部分
    のみの外周面に前記筒状部の内周面が直接密着するよう
    に前記取付部材が嵌着固定されていることを特徴とする
    液体封入式筒型マウント装置。
  2. 【請求項2】 前記主軸金具に一端が固定され先端が前
    記架橋部に向かって前記主液室内に突出し、前記主軸金
    具と前記筒状部との所定以上の相対変位を規制するスト
    ッパ部材を有し、該ストッパ部材の先端面がこれに対向
    する面の形状に対応して凹状に形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の液体封入式筒型マウント装置。
JP16121097A 1997-01-10 1997-06-18 液体封入式筒型マウント装置 Pending JPH10252811A (ja)

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