JPH10252995A - 水素ガス充填装置及びその充填方法 - Google Patents
水素ガス充填装置及びその充填方法Info
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- JPH10252995A JPH10252995A JP9062745A JP6274597A JPH10252995A JP H10252995 A JPH10252995 A JP H10252995A JP 9062745 A JP9062745 A JP 9062745A JP 6274597 A JP6274597 A JP 6274597A JP H10252995 A JPH10252995 A JP H10252995A
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- hydrogen
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- filling
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- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/45—Hydrogen technologies in production processes
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の水素ガス供給装置で、水素吸蔵合金を利
用した水素貯蔵容器に充填するには、印加水素圧力が低
すぎて、そのままでは使用できないと言う課題。 【解決手段】水を電解して水素を発生する水素ガス発生
部1と、それから発生した水素ガスより水分を除去する
水分除去部8と、水素吸蔵合金容器15と、その水素吸
蔵合金容器15に設けられたヒータ16等を備えた構
成。
用した水素貯蔵容器に充填するには、印加水素圧力が低
すぎて、そのままでは使用できないと言う課題。 【解決手段】水を電解して水素を発生する水素ガス発生
部1と、それから発生した水素ガスより水分を除去する
水分除去部8と、水素吸蔵合金容器15と、その水素吸
蔵合金容器15に設けられたヒータ16等を備えた構
成。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素吸蔵合金を利
用した水素ガス供給装置及びその充填方法に関するもの
である。
用した水素ガス供給装置及びその充填方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、水素ガスは、ガスクロマトグ
ラフィのキャリヤガス等として汎用されている。そのた
め、安定して長時間水素を供給するため様々な水素ガス
供給装置が従来から製造または考案されている。
ラフィのキャリヤガス等として汎用されている。そのた
め、安定して長時間水素を供給するため様々な水素ガス
供給装置が従来から製造または考案されている。
【0003】最近では、固体高分子電解質を用い水電解
方式のものが市販されている。(ガスクロ工業、HG−
2500等)また、水電解で得られた水素が所定の圧力
差になるような制御部を備えた水素ガス供給装置が考案
されている(特開平2−149690号公開公報等)。
方式のものが市販されている。(ガスクロ工業、HG−
2500等)また、水電解で得られた水素が所定の圧力
差になるような制御部を備えた水素ガス供給装置が考案
されている(特開平2−149690号公開公報等)。
【0004】上記、述べた水素ガス供給装置は、水を電
解して水素を発生する水素ガス発生手段と、それから発
生した水素ガスより水分を除去する水分除去手段とを水
素ガス供給管により結んだ装置である。
解して水素を発生する水素ガス発生手段と、それから発
生した水素ガスより水分を除去する水分除去手段とを水
素ガス供給管により結んだ装置である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の水素ガ
ス供給装置を用いて、水素吸蔵合金を利用した水素貯蔵
容器(単に、ボンベ、あるいは水素ボンベとも呼ぶ)に
充填するには、印加水素圧力が低すぎて、そのままでは
使用できない。
ス供給装置を用いて、水素吸蔵合金を利用した水素貯蔵
容器(単に、ボンベ、あるいは水素ボンベとも呼ぶ)に
充填するには、印加水素圧力が低すぎて、そのままでは
使用できない。
【0006】そのため、水素ガスを圧縮するコンプレッ
サーを利用して、加圧する方法が考えられる。しかしこ
の場合のコンプレッサーの仕様は、より一層安全性を高
めた構造にしなければならないため、価格的に高価とな
るので、一般には、高圧水素ボンベによる充填が行われ
ている。しかし、高圧水素ボンベは、取り扱いが困難で
あり、水素を一定量使用して、水素貯蔵容器へのそれ以
上の充填が出来なくなると、新たに水素が充填された高
圧水素ボンベと交換しなければならず、そのためのボン
ベ運賃等がかさむという課題があった。
サーを利用して、加圧する方法が考えられる。しかしこ
の場合のコンプレッサーの仕様は、より一層安全性を高
めた構造にしなければならないため、価格的に高価とな
るので、一般には、高圧水素ボンベによる充填が行われ
ている。しかし、高圧水素ボンベは、取り扱いが困難で
あり、水素を一定量使用して、水素貯蔵容器へのそれ以
上の充填が出来なくなると、新たに水素が充填された高
圧水素ボンベと交換しなければならず、そのためのボン
ベ運賃等がかさむという課題があった。
【0007】本発明は、上記従来の水素ガス充填装置の
このような課題を考慮し、取り扱いが従来に比べてより
一層容易な水素ガス充填装置及びその充填方法を提供す
ることを目的とするものである。
このような課題を考慮し、取り扱いが従来に比べてより
一層容易な水素ガス充填装置及びその充填方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、所定の圧力状態で水素ガスが蓄えられている水素吸
蔵合金を備えた水素ガス貯蔵手段と、前記蓄えられてい
る水素ガスの圧力を、加熱により前記所定の圧力より高
い圧力に加圧する加熱手段と、前記加圧された水素ガス
の充填先となるべき容器への前記充填の際、前記容器と
の接続に用いる、前記水素ガス貯蔵手段に設けられた接
続手段とを備えた水素ガス充填装置である。
は、所定の圧力状態で水素ガスが蓄えられている水素吸
蔵合金を備えた水素ガス貯蔵手段と、前記蓄えられてい
る水素ガスの圧力を、加熱により前記所定の圧力より高
い圧力に加圧する加熱手段と、前記加圧された水素ガス
の充填先となるべき容器への前記充填の際、前記容器と
の接続に用いる、前記水素ガス貯蔵手段に設けられた接
続手段とを備えた水素ガス充填装置である。
【0009】請求項2記載の本発明は、上記容器は、水
素吸蔵合金を有するボンベである水素ガス充填装置であ
る。
素吸蔵合金を有するボンベである水素ガス充填装置であ
る。
【0010】請求項3記載の本発明は、上記容器への前
記水素ガスの充填中に、前記容器を冷却する第1の冷却
手段を備えた水素ガス充填装置である。
記水素ガスの充填中に、前記容器を冷却する第1の冷却
手段を備えた水素ガス充填装置である。
【0011】請求項4記載の本発明は、上記水素ガス貯
蔵手段へ供給される水素ガスを発生させる水素ガス発生
手段と、前記発生された水素ガスから水分を除去する水
分除去手段と、前記水分の除去された水素ガスを前記水
素ガス貯蔵手段へ供給する供給配管とを備えた水素ガス
充填装置である。
蔵手段へ供給される水素ガスを発生させる水素ガス発生
手段と、前記発生された水素ガスから水分を除去する水
分除去手段と、前記水分の除去された水素ガスを前記水
素ガス貯蔵手段へ供給する供給配管とを備えた水素ガス
充填装置である。
【0012】請求項5記載の本発明は、上記水素ガス貯
蔵手段への前記水素ガスの供給中に、前記水素ガス貯蔵
手段を冷却する第2の冷却手段を備えた水素ガス充填装
置である。
蔵手段への前記水素ガスの供給中に、前記水素ガス貯蔵
手段を冷却する第2の冷却手段を備えた水素ガス充填装
置である。
【0013】請求項7記載の本発明は、所定の圧力状態
で水素ガスが蓄えられている水素吸蔵合金を備えた水素
ガス貯蔵手段と、前記水素ガスの充填先となるべき容器
とを接続し、前記蓄えられている水素ガスの圧力を、加
熱手段を利用して前記所定の圧力より高い圧力に加圧
し、前記接続された容器に前記加圧した水素ガスを充填
する水素ガス充填方法である。
で水素ガスが蓄えられている水素吸蔵合金を備えた水素
ガス貯蔵手段と、前記水素ガスの充填先となるべき容器
とを接続し、前記蓄えられている水素ガスの圧力を、加
熱手段を利用して前記所定の圧力より高い圧力に加圧
し、前記接続された容器に前記加圧した水素ガスを充填
する水素ガス充填方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図2を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態であ
る水素充填器の構成図である。
て、図1から図2を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態であ
る水素充填器の構成図である。
【0015】同図を参照しながら、本実施の形態の水素
充填器の構成及び動作を説明しながら、本発明の水素ガ
ス充填方法についても併せて述べる。
充填器の構成及び動作を説明しながら、本発明の水素ガ
ス充填方法についても併せて述べる。
【0016】図1において、水素ガス発生部1は、水素
ガス(図1では図示せず)を発生する水電解セル2と、
電源制御部3と、水タンク4及びポンプ5よりなってい
る。電源制御部3はAC電源部6から水電解セル2に電
流を制御して供給する。水タンク4内の水は、ポンプ5
により水電解セル2に供給される。
ガス(図1では図示せず)を発生する水電解セル2と、
電源制御部3と、水タンク4及びポンプ5よりなってい
る。電源制御部3はAC電源部6から水電解セル2に電
流を制御して供給する。水タンク4内の水は、ポンプ5
により水電解セル2に供給される。
【0017】水素ガス発生部1で発生した水素ガスは、
水素ガス供給管7を通じ水分除去部8に入る。ここで水
トラップ9とシリカゲル等を使用した乾燥剤充填カラム
10により、水素ガス中に含まれていた水分を完全に除
去される。水トラップ9に溜まった水はバルブ11を開
くことにより、水タンク4に戻される。
水素ガス供給管7を通じ水分除去部8に入る。ここで水
トラップ9とシリカゲル等を使用した乾燥剤充填カラム
10により、水素ガス中に含まれていた水分を完全に除
去される。水トラップ9に溜まった水はバルブ11を開
くことにより、水タンク4に戻される。
【0018】乾燥した水素ガスは、バルブ13を介した
水素ガス供給管14により水素吸蔵合金容器15に運ば
れる。この時、バルブ13は開であり、出口側のバルブ
17は閉じている。水素吸蔵合金容器15に内蔵された
水素吸蔵合金(図1では図示せず)は、室温では1気圧
以下の平衡吸蔵圧をもっており、速やかに水素ガスを吸
蔵する。
水素ガス供給管14により水素吸蔵合金容器15に運ば
れる。この時、バルブ13は開であり、出口側のバルブ
17は閉じている。水素吸蔵合金容器15に内蔵された
水素吸蔵合金(図1では図示せず)は、室温では1気圧
以下の平衡吸蔵圧をもっており、速やかに水素ガスを吸
蔵する。
【0019】水素吸蔵合金容器15内に充分水素ガスが
吸蔵されたら、バルブ13を閉じ、ヒーター16で水素
吸蔵合金容器15を加熱する。この加熱により水素吸蔵
合金容器15内の水素ガス圧力が上昇する。そして、水
素吸蔵合金容器15内の平衡水素圧力が所定の圧力(1
0気圧以下、6から9気圧が望ましい。)になればバル
ブ17を開け、接続部18に接続した水素吸蔵合金を利
用した水素ボンベ19に充填する。接続部18は空気の
混入を防ぐため、切り離し時に閉となる弁構造が望まし
い。ここで、本発明の水素ガス貯蔵手段は水素吸蔵合金
容器15に対応しており、本発明の容器は、水素ボンベ
19に対応している。又、本発明の加熱手段は、ヒータ
16に対応する。
吸蔵されたら、バルブ13を閉じ、ヒーター16で水素
吸蔵合金容器15を加熱する。この加熱により水素吸蔵
合金容器15内の水素ガス圧力が上昇する。そして、水
素吸蔵合金容器15内の平衡水素圧力が所定の圧力(1
0気圧以下、6から9気圧が望ましい。)になればバル
ブ17を開け、接続部18に接続した水素吸蔵合金を利
用した水素ボンベ19に充填する。接続部18は空気の
混入を防ぐため、切り離し時に閉となる弁構造が望まし
い。ここで、本発明の水素ガス貯蔵手段は水素吸蔵合金
容器15に対応しており、本発明の容器は、水素ボンベ
19に対応している。又、本発明の加熱手段は、ヒータ
16に対応する。
【0020】なお、水素吸蔵合金容器15は、水素ガス
吸蔵時に発熱するため冷却フィン、または冷却水等の冷
却手段(図示省略)を備えるのもよい。即ち、発熱によ
り吸蔵圧が上昇し、充填効率が落ちるのを防ぐためであ
る。
吸蔵時に発熱するため冷却フィン、または冷却水等の冷
却手段(図示省略)を備えるのもよい。即ち、発熱によ
り吸蔵圧が上昇し、充填効率が落ちるのを防ぐためであ
る。
【0021】本実施の形態では、上述した通り、水素ボ
ンベ19への水素ガスの充填の際に、水素ガスを昇圧さ
せる方法として、上述のように水素吸蔵合金を加熱手段
により加熱する(熱駆動する)ことにより、容易に所望
の印加水素圧を得ることができる。
ンベ19への水素ガスの充填の際に、水素ガスを昇圧さ
せる方法として、上述のように水素吸蔵合金を加熱手段
により加熱する(熱駆動する)ことにより、容易に所望
の印加水素圧を得ることができる。
【0022】上記冷却手段は、水素ガス吸蔵時の発熱に
よる不具合を防止するためだけのものであり、パソコン
等通常の電気機器に使われている冷却ファンと同様特別
な制御は必要がない。
よる不具合を防止するためだけのものであり、パソコン
等通常の電気機器に使われている冷却ファンと同様特別
な制御は必要がない。
【0023】しかし、加熱手段に関しては、平衡水素圧
力と温度は、密接な相関があるため、制御する必要があ
る。もっとも簡便な方法は、対象となる水素吸蔵合金の
水素化特性からあらかじめ計算した温度で、定値制御す
る方法である。
力と温度は、密接な相関があるため、制御する必要があ
る。もっとも簡便な方法は、対象となる水素吸蔵合金の
水素化特性からあらかじめ計算した温度で、定値制御す
る方法である。
【0024】さらに好ましい方法としては、水素吸蔵合
金が多少劣化しても対応できる様に、水素吸蔵合金容器
15内の平衡水素圧力をモニターし、上記所定の圧力に
なるように、制御する方法がある。もちろん、この場合
でも、安全装置として、ヒータ16が危険な温度以上に
ならないようにサーモスタット等の温度制御手段も備え
るのがよい。
金が多少劣化しても対応できる様に、水素吸蔵合金容器
15内の平衡水素圧力をモニターし、上記所定の圧力に
なるように、制御する方法がある。もちろん、この場合
でも、安全装置として、ヒータ16が危険な温度以上に
ならないようにサーモスタット等の温度制御手段も備え
るのがよい。
【0025】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態である水素充填器の概念図である。
施の形態である水素充填器の概念図である。
【0026】同図を参照しながら、本実施の形態の水素
充填器の構成及び動作を説明しながら、本発明の水素ガ
ス充填方法についても併せて述べる。
充填器の構成及び動作を説明しながら、本発明の水素ガ
ス充填方法についても併せて述べる。
【0027】図2において、図1と同じ符号を付したも
のは、図1と同じ名称、機能を持つものである。また、
水素充填器本体20の内部構成は第1の実施の形態で述
べた、水素ガス発生部1、水分除去部8、水素吸蔵合金
容器15、ヒータ16、及びバルブ17等を含む構成と
同じである。
のは、図1と同じ名称、機能を持つものである。また、
水素充填器本体20の内部構成は第1の実施の形態で述
べた、水素ガス発生部1、水分除去部8、水素吸蔵合金
容器15、ヒータ16、及びバルブ17等を含む構成と
同じである。
【0028】接続部18により水素充填器本体20と接
続された水素ボンベ19は、ペルチェ素子21に挟まれ
ている。水素ボンベ19は水素吸蔵合金(図2では図示
せず)を使用しているため、水素充填時には発熱する。
発熱により吸蔵圧が上昇し、充填効率が落ちるのを防ぐ
ため、ペルチェ素子21で冷却する。
続された水素ボンベ19は、ペルチェ素子21に挟まれ
ている。水素ボンベ19は水素吸蔵合金(図2では図示
せず)を使用しているため、水素充填時には発熱する。
発熱により吸蔵圧が上昇し、充填効率が落ちるのを防ぐ
ため、ペルチェ素子21で冷却する。
【0029】また、充填時の気温が高くなり、水素吸蔵
合金の平衡水素圧が高くなった場合でも、ペルチェ素子
21で冷却することにより、比較的低い圧力(約10気
圧以下)で充填できる。尚、本発明の第1の冷却手段
は、ペルチェ素子21と対応する。又、本実施の形態で
はペルチェ素子を使用したが、冷却フィン、または冷却
水等の他の冷却手段を用いてもよい。
合金の平衡水素圧が高くなった場合でも、ペルチェ素子
21で冷却することにより、比較的低い圧力(約10気
圧以下)で充填できる。尚、本発明の第1の冷却手段
は、ペルチェ素子21と対応する。又、本実施の形態で
はペルチェ素子を使用したが、冷却フィン、または冷却
水等の他の冷却手段を用いてもよい。
【0030】このペルチェ素子の冷却手段は、単に水素
ガス吸蔵時の発熱による不具合を防止するためだけでな
く、充填時の気温が高くなり、水素吸蔵合金の平衡圧力
が高くなることも防止するためのものである。したがっ
て、上記冷却手段は、第1の実施の形態の冷却手段とは
違い、第1の実施の形態の加熱手段と同様の温度制御を
行うことが好ましい。つまり、簡便な方法としては、対
象となる水素吸蔵合金の水素化特性からあらかじめ計算
した温度で、定値制御する方法である。
ガス吸蔵時の発熱による不具合を防止するためだけでな
く、充填時の気温が高くなり、水素吸蔵合金の平衡圧力
が高くなることも防止するためのものである。したがっ
て、上記冷却手段は、第1の実施の形態の冷却手段とは
違い、第1の実施の形態の加熱手段と同様の温度制御を
行うことが好ましい。つまり、簡便な方法としては、対
象となる水素吸蔵合金の水素化特性からあらかじめ計算
した温度で、定値制御する方法である。
【0031】圧力による制御方法も、もちろん有力であ
るが、水素ボンベ内の水素平衡圧力を正確にモニターす
るには、水素吸蔵合金内に水素がある程度吸蔵されてい
なければならない。そのため、ある程度充填した後、水
素ボンベ内の圧力をモニターするといった、マイコン等
を使用した複雑な制御方法となるため実用的でない。
るが、水素ボンベ内の水素平衡圧力を正確にモニターす
るには、水素吸蔵合金内に水素がある程度吸蔵されてい
なければならない。そのため、ある程度充填した後、水
素ボンベ内の圧力をモニターするといった、マイコン等
を使用した複雑な制御方法となるため実用的でない。
【0032】以上の様に、上記実施の形態では、水素充
填器は、水を電解して水素を発生する水素ガス発生手段
と、それから発生した水素ガスより水分を除去する水分
除去手段に加熱手段または冷却手段も具備した水素吸蔵
合金による昇圧部を備えるものである。
填器は、水を電解して水素を発生する水素ガス発生手段
と、それから発生した水素ガスより水分を除去する水分
除去手段に加熱手段または冷却手段も具備した水素吸蔵
合金による昇圧部を備えるものである。
【0033】また、充填する水素吸蔵合金を利用した水
素貯蔵容器を冷却する冷却手段を備えるものである。
素貯蔵容器を冷却する冷却手段を備えるものである。
【0034】そして、水分除去手段と昇圧部を結ぶ水素
ガス供給管に、逆止弁を備えるものである。
ガス供給管に、逆止弁を備えるものである。
【0035】これにより、上記実施の形態の水素充填器
は、水素ガスの昇圧に、水素吸蔵合金を用いているた
め、熱駆動により、容易に所望の印加水素圧を得ること
ができる。
は、水素ガスの昇圧に、水素吸蔵合金を用いているた
め、熱駆動により、容易に所望の印加水素圧を得ること
ができる。
【0036】そして、ペルチェ素子による水素ボンベ冷
却手段を設けたため、発熱により吸蔵圧が上昇し、充填
効率が落ちるのを防ぐことができ、さらに、充填時の気
温が高くなり、水素吸蔵合金の平衡水素圧が高くなった
場合でも、水素ボンベを冷却することにより、比較的低
い圧力(約10気圧以下)で充填できる。
却手段を設けたため、発熱により吸蔵圧が上昇し、充填
効率が落ちるのを防ぐことができ、さらに、充填時の気
温が高くなり、水素吸蔵合金の平衡水素圧が高くなった
場合でも、水素ボンベを冷却することにより、比較的低
い圧力(約10気圧以下)で充填できる。
【0037】即ち、上記実施の形態の水素充填器によれ
ば、取り扱いの簡便で、水素貯蔵容器に簡単にかつ繰り
返し充填することが出来るので、一般家庭でも使用でき
ると言う効果を発揮する。
ば、取り扱いの簡便で、水素貯蔵容器に簡単にかつ繰り
返し充填することが出来るので、一般家庭でも使用でき
ると言う効果を発揮する。
【0038】尚、本発明の水素ガス充填装置は、上記実
施の形態の水素ガス発生部、水分除去部をも含む水素ガ
ス充填装置に限らず、例えば、水素ガス発生部、水分除
去部を持たず、水素ガス貯蔵手段に蓄えれている水素ガ
スが一定量以下になれば、新たな水素ガス貯蔵手段と交
換すると言う構成のものであってもかまわない。即ち、
充填量の低下により容器への水素ガスの充填ができなく
なった水素ガス貯蔵手段は、外部において予め水素ガス
が充分に充填された新たな水素ガス貯蔵手段と交換され
て、その後、再び、容器への水素ガスの充填を行うと言
うものである。この場合でも、上記実施の形態で述べた
通り、充填の時のみ10気圧程度の圧力にしか昇圧させ
ない構成であるので、従来のガス圧が数十気圧程度の高
圧水素ガスボンベによる容器への充填に比べて、より一
層取り扱いが容易であると言う効果を発揮する。
施の形態の水素ガス発生部、水分除去部をも含む水素ガ
ス充填装置に限らず、例えば、水素ガス発生部、水分除
去部を持たず、水素ガス貯蔵手段に蓄えれている水素ガ
スが一定量以下になれば、新たな水素ガス貯蔵手段と交
換すると言う構成のものであってもかまわない。即ち、
充填量の低下により容器への水素ガスの充填ができなく
なった水素ガス貯蔵手段は、外部において予め水素ガス
が充分に充填された新たな水素ガス貯蔵手段と交換され
て、その後、再び、容器への水素ガスの充填を行うと言
うものである。この場合でも、上記実施の形態で述べた
通り、充填の時のみ10気圧程度の圧力にしか昇圧させ
ない構成であるので、従来のガス圧が数十気圧程度の高
圧水素ガスボンベによる容器への充填に比べて、より一
層取り扱いが容易であると言う効果を発揮する。
【0039】又、本発明の容器は、上記実施の形態の水
素吸蔵合金を内蔵した水素ボンベに限らず、例えば、水
素吸蔵合金を内蔵していない単なるボンベでも良い。
素吸蔵合金を内蔵した水素ボンベに限らず、例えば、水
素吸蔵合金を内蔵していない単なるボンベでも良い。
【0040】又、本発明の第2の冷却手段は、上記実施
の形態の水素吸蔵合金容器15に備えられた冷却手段と
対応するが、この冷却手段が備えられていない構成でも
かまわない。
の形態の水素吸蔵合金容器15に備えられた冷却手段と
対応するが、この冷却手段が備えられていない構成でも
かまわない。
【0041】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、取り扱いが従来に比べてより一層容易であると
言う長所を有する。
発明は、取り扱いが従来に比べてより一層容易であると
言う長所を有する。
【図1】本発明の第1の実施の形態である水素充填器の
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態である水素充填器の
概念図である。
概念図である。
1 水素ガス発生部 2 水電解セル 3 電源制御部 4 水タンク 5 ポンプ 6 AC電源 7 水素ガス供給管 8 水分除去部 9 水トラップ 10 乾燥剤充填カラム 11 バルブ 13 バルブ 14 水素ガス供給管 15 水素吸蔵合金容器 16 ヒーター 17 バルブ 18 接続部 19 水素ボンベ 20 水素充填器本体 21 ペルチェ素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 盛田 芳雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 所定の圧力状態で水素ガスが蓄えられて
いる水素吸蔵合金を備えた水素ガス貯蔵手段と、 前記蓄えられている水素ガスの圧力を、加熱により前記
所定の圧力より高い圧力に加圧する加熱手段と、 前記加圧された水素ガスの充填先となるべき容器への前
記充填の際、前記容器との接続に用いる、前記水素ガス
貯蔵手段に設けられた接続手段と、を備えたことを特徴
とする水素ガス充填装置。 - 【請求項2】 前記容器は、水素吸蔵合金を有するボン
ベであることを特徴とする請求項1記載の水素ガス充填
装置。 - 【請求項3】 前記容器への前記水素ガスの充填中に、
前記容器を冷却する第1の冷却手段を備えたことを特徴
とする請求項2記載の水素ガス充填装置。 - 【請求項4】 前記水素ガス貯蔵手段へ供給される水素
ガスを発生させる水素ガス発生手段と、 前記発生された水素ガスから水分を除去する水分除去手
段と、 前記水分の除去された水素ガスを前記水素ガス貯蔵手段
へ供給する供給配管とを備えたことを特徴とする請求項
1、2、又は3記載の水素ガス充填装置。 - 【請求項5】 前記水素ガス貯蔵手段への前記水素ガス
の供給中に、前記水素ガス貯蔵手段を冷却する第2の冷
却手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れか
一つに記載の水素ガス充填装置。 - 【請求項6】 前記水素ガス発生手段における前記水素
ガスの発生は、水電解方式によるものであることを特徴
とする請求項4又は5記載の水素ガス充填装置。 - 【請求項7】 所定の圧力状態で水素ガスが蓄えられて
いる水素吸蔵合金を備えた水素ガス貯蔵手段と、前記水
素ガスの充填先となるべき容器とを接続し、 前記蓄えられている水素ガスの圧力を、加熱手段を利用
して前記所定の圧力より高い圧力に加圧し、 前記接続された容器に前記加圧した水素ガスを充填する
ことを特徴とする水素ガス充填方法。 - 【請求項8】 前記水素ガス貯蔵手段への水素ガスの供
給は、水素ガス発生手段により水素ガスを発生させ、前
記発生した水素ガスから水分を除去し、前記水分の除去
された水素ガスを前記水素ガス貯蔵手段へ送り込むこと
により行うことを特徴とする請求項7記載の水素ガス充
填方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9062745A JPH10252995A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 水素ガス充填装置及びその充填方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9062745A JPH10252995A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 水素ガス充填装置及びその充填方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10252995A true JPH10252995A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13209249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9062745A Pending JPH10252995A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 水素ガス充填装置及びその充填方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10252995A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002269633A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水素自動販売装置 |
| JP2010143778A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Kobe Steel Ltd | 高純度水素製造装置 |
| WO2024127970A1 (ja) * | 2022-12-16 | 2024-06-20 | 株式会社小松製作所 | 燃料電池システム及び作業車両 |
-
1997
- 1997-03-17 JP JP9062745A patent/JPH10252995A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002269633A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水素自動販売装置 |
| JP2010143778A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Kobe Steel Ltd | 高純度水素製造装置 |
| WO2024127970A1 (ja) * | 2022-12-16 | 2024-06-20 | 株式会社小松製作所 | 燃料電池システム及び作業車両 |
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