JPH10253140A - 空気吹出装置 - Google Patents
空気吹出装置Info
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- JPH10253140A JPH10253140A JP6307397A JP6307397A JPH10253140A JP H10253140 A JPH10253140 A JP H10253140A JP 6307397 A JP6307397 A JP 6307397A JP 6307397 A JP6307397 A JP 6307397A JP H10253140 A JPH10253140 A JP H10253140A
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- Japan
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- air
- nozzle
- blowing
- guide plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吹出空気の形態を用途に応じて調整すること
ができると共に、遠方への送風性能を向上することので
きる空気吹出装置を提供する。 【解決手段】 送風手段により送られた送風路3内の空
気に渦流を生じさせる方向へ空気を案内する複数の案内
板6と、前記案内板6の下流側に位置して前記案内板に
より方向づけられた空気を前記送風路3外へ吹き出す空
気吹出口7とを備えた空気吹出装置1において、前記空
気吹出口7のノズル断面が、最狭窄部15よりも上流側
が曲面に形成されると共に、下流側が複数の連続した錐
面18,19で形成される。
ができると共に、遠方への送風性能を向上することので
きる空気吹出装置を提供する。 【解決手段】 送風手段により送られた送風路3内の空
気に渦流を生じさせる方向へ空気を案内する複数の案内
板6と、前記案内板6の下流側に位置して前記案内板に
より方向づけられた空気を前記送風路3外へ吹き出す空
気吹出口7とを備えた空気吹出装置1において、前記空
気吹出口7のノズル断面が、最狭窄部15よりも上流側
が曲面に形成されると共に、下流側が複数の連続した錐
面18,19で形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気吹出装置に関
し、更に詳細には工場などの給気に使用される給気装置
に適用して好適な空気吹出装置に関する。
し、更に詳細には工場などの給気に使用される給気装置
に適用して好適な空気吹出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば工場などの屋内に給気す
る場合、天井や側壁に給気装置が設置されるのが普通で
ある。天井から給気する場合、冷房時と暖房時とでは、
送風の形態を変えることが好ましい。即ち、冷気は降下
し易く、暖気は上昇する傾向があるため、冷房用に送風
する場合には、給気装置の空気吹出口から吹き出した冷
気が、速やかに天井近くで広く拡散するようにすれば、
屋内全域を効率よく、均等に冷やすことができる。ま
た、暖房用に送風する場合には、給気装置の空気吹出口
から吹き出した暖気が速やかに床付近で広く拡散するよ
うにすれば、屋内全域を効率よく、均等に暖めることが
できる。
る場合、天井や側壁に給気装置が設置されるのが普通で
ある。天井から給気する場合、冷房時と暖房時とでは、
送風の形態を変えることが好ましい。即ち、冷気は降下
し易く、暖気は上昇する傾向があるため、冷房用に送風
する場合には、給気装置の空気吹出口から吹き出した冷
気が、速やかに天井近くで広く拡散するようにすれば、
屋内全域を効率よく、均等に冷やすことができる。ま
た、暖房用に送風する場合には、給気装置の空気吹出口
から吹き出した暖気が速やかに床付近で広く拡散するよ
うにすれば、屋内全域を効率よく、均等に暖めることが
できる。
【0003】即ち、給気装置では、空気吹出口から吹き
出される空気の拡散度合を用途に応じて加減できること
が望ましい。工場などの屋内に給気する給気装置として
は、従来より空気吹出口として直管状のノズルを装備し
たものがある。このような直管状のノズルを空気吹出口
とした給気装置は、ノズルの軸線方向に風速を速く保つ
ことができ、ノズルから吹き出される風の直進性が高く
なるため、より遠方への送風が可能になるが、その反
面、ノズルの軸線方向と直行する方向への拡散性が低い
という特性を示す。
出される空気の拡散度合を用途に応じて加減できること
が望ましい。工場などの屋内に給気する給気装置として
は、従来より空気吹出口として直管状のノズルを装備し
たものがある。このような直管状のノズルを空気吹出口
とした給気装置は、ノズルの軸線方向に風速を速く保つ
ことができ、ノズルから吹き出される風の直進性が高く
なるため、より遠方への送風が可能になるが、その反
面、ノズルの軸線方向と直行する方向への拡散性が低い
という特性を示す。
【0004】従って、ノズルの軸線上で空気吹出口に近
いところでは、風量が大き過ぎたり、あるいは、ノズル
の軸線上から外れると、空気吹出口からそれほど離れて
いなくても充分な送風ができなくなるという不便があっ
た。また、このような特性から、天井に装備した場合
に、暖房用の給気は効率良く行えるが、冷房用の給気は
効率が悪いという問題があった。
いところでは、風量が大き過ぎたり、あるいは、ノズル
の軸線上から外れると、空気吹出口からそれほど離れて
いなくても充分な送風ができなくなるという不便があっ
た。また、このような特性から、天井に装備した場合
に、暖房用の給気は効率良く行えるが、冷房用の給気は
効率が悪いという問題があった。
【0005】そこで、吹き出す空気の拡散性を用途等に
応じて調整し得るように、空気吹出口のノズル形状に工
夫を凝らした空気吹出装置が使用されている。図4は、
このような空気吹出装置の従来例を示したものである。
この空気吹出装置5は、送風路51と、この送風路51
における吹き出し部分の直前に配置された傘部52と、
傘部52の直下に配置された複数の案内板53とを有し
ている。送風路51の下部側(先端部分)には、案内板
53を通った空気に対してコアンダ効果が起きるよう半
円弧状の湾曲面を有した吹出ノズル55が設けられてい
る。
応じて調整し得るように、空気吹出口のノズル形状に工
夫を凝らした空気吹出装置が使用されている。図4は、
このような空気吹出装置の従来例を示したものである。
この空気吹出装置5は、送風路51と、この送風路51
における吹き出し部分の直前に配置された傘部52と、
傘部52の直下に配置された複数の案内板53とを有し
ている。送風路51の下部側(先端部分)には、案内板
53を通った空気に対してコアンダ効果が起きるよう半
円弧状の湾曲面を有した吹出ノズル55が設けられてい
る。
【0006】傘部52は、送風路51に供給された空気
57が送風路51の外周側から案内板53の外端縁に進
入して、案内板53の案内に従って中央の吹出ノズル5
5に向かうように、送風路51内の空気流を整流する。
この傘部52は、上面が傘形状に適宜湾曲した形状で、
送風路51の中央に配置されている。また、案内板53
は傘部52の下に垂直に配置され、送風路51の軸線方
向に対して適宜傾斜した角度を有している。この案内板
53には回転軸56が設けられており、この回転軸56
を中心に案内板53を回転させることにより、送風略5
1の軸線方向に対する傾斜角度を変えることができる構
成となっている。
57が送風路51の外周側から案内板53の外端縁に進
入して、案内板53の案内に従って中央の吹出ノズル5
5に向かうように、送風路51内の空気流を整流する。
この傘部52は、上面が傘形状に適宜湾曲した形状で、
送風路51の中央に配置されている。また、案内板53
は傘部52の下に垂直に配置され、送風路51の軸線方
向に対して適宜傾斜した角度を有している。この案内板
53には回転軸56が設けられており、この回転軸56
を中心に案内板53を回転させることにより、送風略5
1の軸線方向に対する傾斜角度を変えることができる構
成となっている。
【0007】この空気吹出装置5においては、送風路5
1を通して送風された空気57が、傘部52によって横
に広げられて送風路の内壁に沿って下側に流れる。そし
て、空気57は案内板53の外側方から内側に流れ込
み、下側から出て吹出ノズル55から吹き出される。こ
のとき、空気57が案内板53により所定の角度だけ傾
斜角度を有して内側に向かって流れることで、渦流が発
生し、吹出ノズル55のコアンダ効果によって、ノズル
表面に沿った空気の流れを作ることができる。
1を通して送風された空気57が、傘部52によって横
に広げられて送風路の内壁に沿って下側に流れる。そし
て、空気57は案内板53の外側方から内側に流れ込
み、下側から出て吹出ノズル55から吹き出される。こ
のとき、空気57が案内板53により所定の角度だけ傾
斜角度を有して内側に向かって流れることで、渦流が発
生し、吹出ノズル55のコアンダ効果によって、ノズル
表面に沿った空気の流れを作ることができる。
【0008】前記渦流は案内板53の向きを変えること
で適宜変化し、これによって、吹出ノズル55から吹き
出される吹出空気58の形状を変えることができる。例
えば案内板53の傾斜角度を小さくして気流を層流に
し、気流と吹出ノズル55の接する時間を短くすること
によって、吹出空気58が横に広がらずに真下に向かっ
て流れるので、吹出ノズル55の中心軸方向に細長く吹
き出されるようになる。これとは反対に、案内板53の
傾斜角度を大きくして渦流を発生させることで、気流と
吹出ノズル55の接する時間が長くなり、コアンダ効果
が強くなるので、気流はコアンダ効果によって吹出ノズ
ル55の半円弧状の曲面に沿って流れ、吹出空気58は
吹出ノズル55の中心軸と直行する水平方向に広がって
吹き出されるようになる。
で適宜変化し、これによって、吹出ノズル55から吹き
出される吹出空気58の形状を変えることができる。例
えば案内板53の傾斜角度を小さくして気流を層流に
し、気流と吹出ノズル55の接する時間を短くすること
によって、吹出空気58が横に広がらずに真下に向かっ
て流れるので、吹出ノズル55の中心軸方向に細長く吹
き出されるようになる。これとは反対に、案内板53の
傾斜角度を大きくして渦流を発生させることで、気流と
吹出ノズル55の接する時間が長くなり、コアンダ効果
が強くなるので、気流はコアンダ効果によって吹出ノズ
ル55の半円弧状の曲面に沿って流れ、吹出空気58は
吹出ノズル55の中心軸と直行する水平方向に広がって
吹き出されるようになる。
【0009】即ち、上記空気吹出装置5では、例えば、
冷房用の送風時には案内板53の傾斜角度を大きくし、
吹き出した空気の天井付近での拡散を強めることがで
き、また、暖房用の送風時には案内板53の傾斜角度を
小さくすることで、吹き出した空気の直進性を強めて床
側で拡散させることができ、いずれの用途にも合致した
送風を行うことができる。
冷房用の送風時には案内板53の傾斜角度を大きくし、
吹き出した空気の天井付近での拡散を強めることがで
き、また、暖房用の送風時には案内板53の傾斜角度を
小さくすることで、吹き出した空気の直進性を強めて床
側で拡散させることができ、いずれの用途にも合致した
送風を行うことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来の空気吹出装置5では、案内板53の向きを送
風路51の軸線方向に設定した場合(即ち、傾斜角度を
0度にした場合)でも、一部の気流はコアンダ効果によ
って吹出ノズル55の半円弧状の曲面に沿って流れ、そ
の分、吹出ノズル55の半径方向外方への拡散が起こる
ため、前述した直管状のノズルを使用した場合と比較す
ると、ノズルの軸線方向への直進性が弱まる。そこで、
遠方への送風が要求される場合には、空気吹出装置5へ
空気を送給する送風手段の出力を高める等の対応が必要
となり、送風手段の大型化等の問題を招く虞があった。
従って、本発明の目的は上記課題を解消することに係
り、吹出空気の形態を用途に応じて調整することができ
ると共に、遠方への送風性能を向上することのできる空
気吹出装置を提供することにある。
如き従来の空気吹出装置5では、案内板53の向きを送
風路51の軸線方向に設定した場合(即ち、傾斜角度を
0度にした場合)でも、一部の気流はコアンダ効果によ
って吹出ノズル55の半円弧状の曲面に沿って流れ、そ
の分、吹出ノズル55の半径方向外方への拡散が起こる
ため、前述した直管状のノズルを使用した場合と比較す
ると、ノズルの軸線方向への直進性が弱まる。そこで、
遠方への送風が要求される場合には、空気吹出装置5へ
空気を送給する送風手段の出力を高める等の対応が必要
となり、送風手段の大型化等の問題を招く虞があった。
従って、本発明の目的は上記課題を解消することに係
り、吹出空気の形態を用途に応じて調整することができ
ると共に、遠方への送風性能を向上することのできる空
気吹出装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、送
風手段により送られた送風路内の空気に渦流を生じさせ
る方向へ空気を案内する複数の案内板と、前記案内板の
下流側に位置して前記案内板により方向づけられた空気
を前記送風路外へ吹き出す空気吹出口とを備えた空気吹
出装置において、前記空気吹出口のノズル断面が、最狭
窄部よりも上流側が曲面に形成されると共に、下流側が
少なくとも一つの連続した錐面で形成されていることを
特徴とする空気吹出装置により達成される。
風手段により送られた送風路内の空気に渦流を生じさせ
る方向へ空気を案内する複数の案内板と、前記案内板の
下流側に位置して前記案内板により方向づけられた空気
を前記送風路外へ吹き出す空気吹出口とを備えた空気吹
出装置において、前記空気吹出口のノズル断面が、最狭
窄部よりも上流側が曲面に形成されると共に、下流側が
少なくとも一つの連続した錐面で形成されていることを
特徴とする空気吹出装置により達成される。
【0012】上記構成によれば、送風手段により送風路
内に送給された空気は、案内板によって空気吹出口のノ
ズルに当たる向きを調整することができる。例えば、案
内板の向きを軸線方向に揃えた時には、案内板は送風路
内に送給されてきた空気をそのままノズルの軸線方向に
沿った層流としてノズルに供給する。また、案内板の向
きを軸線方向に対して傾斜させると、案内板は送風路内
に送給されてきた空気をノズルの軸線方向に対して傾斜
した速度成分を持つ渦流としてノズルに供給する。
内に送給された空気は、案内板によって空気吹出口のノ
ズルに当たる向きを調整することができる。例えば、案
内板の向きを軸線方向に揃えた時には、案内板は送風路
内に送給されてきた空気をそのままノズルの軸線方向に
沿った層流としてノズルに供給する。また、案内板の向
きを軸線方向に対して傾斜させると、案内板は送風路内
に送給されてきた空気をノズルの軸線方向に対して傾斜
した速度成分を持つ渦流としてノズルに供給する。
【0013】ノズルの軸線方向に沿った気流としてノズ
ルに供給された空気は、ノズルの最狭窄部よりも上流側
の曲面によって圧縮されて縮流となり、加速される。そ
して、最狭窄部に到達すると、最狭窄部の下流側は徐々
に径が広がる錐面で気流に対しては急激に曲率が変化し
た状態となり、最狭窄部の下流側の錐面上は不連続に渦
が発生する淀みとなり、該錐面上で発生した不連続な渦
列により気流は錐面から剥離して、最狭窄部における加
速状態のままノズルの軸線方向に吹き出される。
ルに供給された空気は、ノズルの最狭窄部よりも上流側
の曲面によって圧縮されて縮流となり、加速される。そ
して、最狭窄部に到達すると、最狭窄部の下流側は徐々
に径が広がる錐面で気流に対しては急激に曲率が変化し
た状態となり、最狭窄部の下流側の錐面上は不連続に渦
が発生する淀みとなり、該錐面上で発生した不連続な渦
列により気流は錐面から剥離して、最狭窄部における加
速状態のままノズルの軸線方向に吹き出される。
【0014】一方、ノズルの軸線方向に対して傾斜した
速度成分を持つ渦流としてノズルに供給された空気は、
ノズルの最狭窄部よりも上流側の曲面によって圧縮され
て縮流となりつつ最狭窄部に到達するが、ノズルの軸線
方向に対して傾斜した速度成分を持つため、最狭窄部の
下流側の錐面が、実質的には急激な曲率の変化となら
ず、最狭窄部を通過後も該錐面に沿って引っ張られるコ
アンダ効果が働くので、ノズルの軸線方向と直行する方
向に拡散するように吹き出される。そのときの拡散の程
度は、案内板の傾斜角度によって調整することができ
る。尚、上記空気吹出装置において、前記錐面は、上流
側の曲面又は錐面とのなす角が30°±10°に設定さ
れるのが好ましい。
速度成分を持つ渦流としてノズルに供給された空気は、
ノズルの最狭窄部よりも上流側の曲面によって圧縮され
て縮流となりつつ最狭窄部に到達するが、ノズルの軸線
方向に対して傾斜した速度成分を持つため、最狭窄部の
下流側の錐面が、実質的には急激な曲率の変化となら
ず、最狭窄部を通過後も該錐面に沿って引っ張られるコ
アンダ効果が働くので、ノズルの軸線方向と直行する方
向に拡散するように吹き出される。そのときの拡散の程
度は、案内板の傾斜角度によって調整することができ
る。尚、上記空気吹出装置において、前記錐面は、上流
側の曲面又は錐面とのなす角が30°±10°に設定さ
れるのが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態を詳細に説明する。図1及び図2は本発明
に係る空気吹出装置の一実施形態を示したもので、図1
は空気吹出装置1の縦断面図、図2は図1における吹出
ノズルの要部拡大図である。
の一実施形態を詳細に説明する。図1及び図2は本発明
に係る空気吹出装置の一実施形態を示したもので、図1
は空気吹出装置1の縦断面図、図2は図1における吹出
ノズルの要部拡大図である。
【0016】本実施形態の空気吹出装置1は、例えば工
場内の給気のために工場の屋根に装着される給気装置に
使用される。この場合の給気装置は、筒状の送風路3を
工場の天井部から室内に向けてほぼ垂直に配置した構成
のもので、図示略の熱交換器やフィルタにより所定温度
に調整した清浄な空気を、図示略の送風手段(例えば、
送風ファン)によって前記送風路3の開口端側に送給す
る構造をされている。
場内の給気のために工場の屋根に装着される給気装置に
使用される。この場合の給気装置は、筒状の送風路3を
工場の天井部から室内に向けてほぼ垂直に配置した構成
のもので、図示略の熱交換器やフィルタにより所定温度
に調整した清浄な空気を、図示略の送風手段(例えば、
送風ファン)によって前記送風路3の開口端側に送給す
る構造をされている。
【0017】そして、前記空気吹出装置1は、前記送風
路3の開口端に取り付けられて、室内に吹き出す空気流
の拡散を、例えば暖房用あるいは冷房用等の用途の違い
に応じて最適な形態に制御するものであり、前記送風路
3の中心軸4の周囲に等間隔で配置された複数枚の案内
板6と、これらの案内板6の直下に前記中心軸4と同心
の空気吹出口7を形成する吹出ノズル9とを備えた構造
を形成している。
路3の開口端に取り付けられて、室内に吹き出す空気流
の拡散を、例えば暖房用あるいは冷房用等の用途の違い
に応じて最適な形態に制御するものであり、前記送風路
3の中心軸4の周囲に等間隔で配置された複数枚の案内
板6と、これらの案内板6の直下に前記中心軸4と同心
の空気吹出口7を形成する吹出ノズル9とを備えた構造
を形成している。
【0018】前述の各案内板6は、矩形状の平板であ
り、基端縁6aを送風路3の内壁面に近接させると共に
先端縁6bを前記中心軸4側にし、平面を垂直に立てた
状態で配置されている。また、各案内板6は、基端縁6
a側が前記中心軸4と平行な枢軸10によって、水平方
向に回動可能に支持されると共に、図示略の駆動手段に
よって前記枢軸10回りの回動を制御されている。
り、基端縁6aを送風路3の内壁面に近接させると共に
先端縁6bを前記中心軸4側にし、平面を垂直に立てた
状態で配置されている。また、各案内板6は、基端縁6
a側が前記中心軸4と平行な枢軸10によって、水平方
向に回動可能に支持されると共に、図示略の駆動手段に
よって前記枢軸10回りの回動を制御されている。
【0019】前記案内板6は、それぞれ前記枢軸10回
りに回動させることにより、空気流を案内する面の向き
を、前記空気吹出口7の半径方向に一致させた状態、あ
るいは軸線方向に対して任意の傾斜角を持たせた状態に
切り替えることができる。なお、各案内板6相互は、軸
線方向に対する傾斜状態が同一になるように、案内板6
を回動操作する回動機構に工夫が凝らされている。
りに回動させることにより、空気流を案内する面の向き
を、前記空気吹出口7の半径方向に一致させた状態、あ
るいは軸線方向に対して任意の傾斜角を持たせた状態に
切り替えることができる。なお、各案内板6相互は、軸
線方向に対する傾斜状態が同一になるように、案内板6
を回動操作する回動機構に工夫が凝らされている。
【0020】前記枢軸10は、下端が吹出ノズル9の上
部枠部11に支持されると共に、上端が各案内板6の中
央部に位置する円盤状の邪魔板13によって支持されて
いる。この邪魔板13は、送風路3の中央部を塞ぐよう
に配置されていて、送風路3内に送給された空気流を矢
印(イ)に示すように、半径方向外方に偏向させて案内
板6の基端縁6aに流入させる。これによって、送風路
3内の空気流は、矢印(ロ)に示すように、案内板6の
表面に沿って、吹出ノズル9を備える空気吹出口7へ吹
き出されることになる。なお、前記邪魔板13の上に
は、空気流の半径方向外方への偏向がより滑らかになる
ように、図4に示した傘部52を設置するようにしても
良い。
部枠部11に支持されると共に、上端が各案内板6の中
央部に位置する円盤状の邪魔板13によって支持されて
いる。この邪魔板13は、送風路3の中央部を塞ぐよう
に配置されていて、送風路3内に送給された空気流を矢
印(イ)に示すように、半径方向外方に偏向させて案内
板6の基端縁6aに流入させる。これによって、送風路
3内の空気流は、矢印(ロ)に示すように、案内板6の
表面に沿って、吹出ノズル9を備える空気吹出口7へ吹
き出されることになる。なお、前記邪魔板13の上に
は、空気流の半径方向外方への偏向がより滑らかになる
ように、図4に示した傘部52を設置するようにしても
良い。
【0021】各案内板6の面の向きが吹出ノズル9の半
径方向(即ち、空気吹出口7及び送風路3の半径方向)
に一致している時には、空気吹出口7に進入する空気流
が、図1に矢印(ハ)で示すように、中心軸4に沿った
直進性の強い流れとなる。また、各案内板6の面の向き
が吹出ノズル9の軸線方向に対して傾斜している時に
は、各案内板6によって案内された空気流相互が、矢印
(ニ)で示すように中心軸4に対して傾斜した速度成分
を持って合流することから、空気流は渦流となって空気
吹出口7に進入する。
径方向(即ち、空気吹出口7及び送風路3の半径方向)
に一致している時には、空気吹出口7に進入する空気流
が、図1に矢印(ハ)で示すように、中心軸4に沿った
直進性の強い流れとなる。また、各案内板6の面の向き
が吹出ノズル9の軸線方向に対して傾斜している時に
は、各案内板6によって案内された空気流相互が、矢印
(ニ)で示すように中心軸4に対して傾斜した速度成分
を持って合流することから、空気流は渦流となって空気
吹出口7に進入する。
【0022】前記空気吹出口7を形成している吹出ノズ
ル9におけるノズル断面は、図2に示すように、中心軸
4の方向の中間部が、最小の開口径となる最狭窄部15
となっている。そして、この最狭窄部15よりも上流側
は、下流側に向かって徐々に径が狭まる滑らかな円弧状
曲面16と成るように形成されている。更に、最狭窄部
15よりも下流側は、複数の連続した錐面18,19と
成るように形成されている。
ル9におけるノズル断面は、図2に示すように、中心軸
4の方向の中間部が、最小の開口径となる最狭窄部15
となっている。そして、この最狭窄部15よりも上流側
は、下流側に向かって徐々に径が狭まる滑らかな円弧状
曲面16と成るように形成されている。更に、最狭窄部
15よりも下流側は、複数の連続した錐面18,19と
成るように形成されている。
【0023】本実施形態の場合、各錐面18,19は、
所謂、円錐面である。しかし、使用材料や加工コスト等
を配慮して、場合によっては、多角錐面とすることも可
能である。そして、各錐面18,19は、上流側の曲面
16の接線21あるいは錐面18の延長線22とのなす
角θ1 ,θ2 が、本実施形態の場合、30°±10°に
設定されている。
所謂、円錐面である。しかし、使用材料や加工コスト等
を配慮して、場合によっては、多角錐面とすることも可
能である。そして、各錐面18,19は、上流側の曲面
16の接線21あるいは錐面18の延長線22とのなす
角θ1 ,θ2 が、本実施形態の場合、30°±10°に
設定されている。
【0024】上述の空気吹出装置1では、送風路3内に
送給された空気は、案内板6によって空気吹出口7の吹
出ノズル9に当たる向きを調整される。例えば、案内板
6の向きを軸線方向に揃えた時には、案内板6は送風路
3内に送給されてきた空気をそのまま吹出ノズル9の軸
線方向に沿った層流として吹出ノズル9に供給する。ま
た、案内板6の向きを軸線方向に対して傾斜させると、
案内板6は送風路3内に送給されてきた空気を吹出ノズ
ル9の軸線方向に対して傾斜した速度成分を持つ渦流と
して吹出ノズル9に供給する。
送給された空気は、案内板6によって空気吹出口7の吹
出ノズル9に当たる向きを調整される。例えば、案内板
6の向きを軸線方向に揃えた時には、案内板6は送風路
3内に送給されてきた空気をそのまま吹出ノズル9の軸
線方向に沿った層流として吹出ノズル9に供給する。ま
た、案内板6の向きを軸線方向に対して傾斜させると、
案内板6は送風路3内に送給されてきた空気を吹出ノズ
ル9の軸線方向に対して傾斜した速度成分を持つ渦流と
して吹出ノズル9に供給する。
【0025】そして、吹出ノズル9の軸線方向に沿った
層流として吹出ノズル9に供給された空気流は、吹出ノ
ズル9の最狭窄部15よりも上流側の曲面16によって
圧縮されて縮流となり、加速される。そして、最狭窄部
15に到達すると、最狭窄部15の下流側は徐々に径が
広がる錐面18,19であり、気流に対しては急激に曲
率が変化した状態となり、最狭窄部15の下流側の各錐
面18,19上は不連続に渦が発生する淀みとなり、各
錐面18,19上で発生した不連続な渦列により気流は
錐面18,19から剥離して、最狭窄部15における加
速状態のまま、図1及び図2に矢印(ハ)で示すよう
に、吹出ノズル9の軸線方向に沿って吹き出される。
層流として吹出ノズル9に供給された空気流は、吹出ノ
ズル9の最狭窄部15よりも上流側の曲面16によって
圧縮されて縮流となり、加速される。そして、最狭窄部
15に到達すると、最狭窄部15の下流側は徐々に径が
広がる錐面18,19であり、気流に対しては急激に曲
率が変化した状態となり、最狭窄部15の下流側の各錐
面18,19上は不連続に渦が発生する淀みとなり、各
錐面18,19上で発生した不連続な渦列により気流は
錐面18,19から剥離して、最狭窄部15における加
速状態のまま、図1及び図2に矢印(ハ)で示すよう
に、吹出ノズル9の軸線方向に沿って吹き出される。
【0026】一方、吹出ノズル9の軸線方向に対して傾
斜した速度成分を持つ渦流として吹出ノズル9に供給さ
れた空気流は、吹出ノズル9の最狭窄部15よりも上流
側の曲面によって圧縮されて縮流となりつつ最狭窄部1
5に到達するが、吹出ノズル9の軸線方向に対して傾斜
した速度成分を持つため、図2に示しているように、最
狭窄部15の下流側の錐面18,19が、実質的には、
急激な曲率の変化とならず、最狭窄部15を通過後も各
錐面18,19に沿って引っ張られるコアンダ効果が働
き、吹出ノズル9の軸線方向と直行する方向に拡散する
ように吹き出される。そのときの拡散の程度は、案内板
6の傾斜角度や各案内板6への流入する風量によって調
整することができる。
斜した速度成分を持つ渦流として吹出ノズル9に供給さ
れた空気流は、吹出ノズル9の最狭窄部15よりも上流
側の曲面によって圧縮されて縮流となりつつ最狭窄部1
5に到達するが、吹出ノズル9の軸線方向に対して傾斜
した速度成分を持つため、図2に示しているように、最
狭窄部15の下流側の錐面18,19が、実質的には、
急激な曲率の変化とならず、最狭窄部15を通過後も各
錐面18,19に沿って引っ張られるコアンダ効果が働
き、吹出ノズル9の軸線方向と直行する方向に拡散する
ように吹き出される。そのときの拡散の程度は、案内板
6の傾斜角度や各案内板6への流入する風量によって調
整することができる。
【0027】即ち、案内板6を吹出ノズル9の軸線方向
に対して傾斜させた時には、図4に示した従来の空気吹
出装置5と同様に、充分なコアンダ効果が働き、案内板
6の傾斜角度を適宜調整して吹き出す空気の拡散をコア
ンダ効果を利用して加減することで、吹出空気の形態を
用途に応じて調整することができる。しかも、案内板6
を吹出ノズル9の半径方向に対して傾斜しない状態(吹
出ノズル9の軸線方向に向けた状態)とすれば、コアン
ダ効果が殆ど作用しない状態となり、送風手段の大型化
等に頼らずとも、従来の直管状のノズルを使用した場合
と比較しても遜色のない遠方への送風性能を得ることが
できる。従って、近距離から遠距離まで所望の送風を実
現することができる。
に対して傾斜させた時には、図4に示した従来の空気吹
出装置5と同様に、充分なコアンダ効果が働き、案内板
6の傾斜角度を適宜調整して吹き出す空気の拡散をコア
ンダ効果を利用して加減することで、吹出空気の形態を
用途に応じて調整することができる。しかも、案内板6
を吹出ノズル9の半径方向に対して傾斜しない状態(吹
出ノズル9の軸線方向に向けた状態)とすれば、コアン
ダ効果が殆ど作用しない状態となり、送風手段の大型化
等に頼らずとも、従来の直管状のノズルを使用した場合
と比較しても遜色のない遠方への送風性能を得ることが
できる。従って、近距離から遠距離まで所望の送風を実
現することができる。
【0028】また、最狭窄部15の下流に装備する錐面
18,19が上流側の曲面16及び錐面18となす角を
小さくし過ぎると、吹出ノズル9の軸線方向に沿って吹
出ノズル9に供給された気流にとっては、最狭窄部15
を過ぎても急激な曲率変化とならず、気流が吹出ノズル
9の表面から剥離できなくなる。即ち、案内板6を吹出
ノズル9の軸線方向にセットしても、コアンダ効果が作
用してしまう。従って、コアンダ効果が働かない状態を
選択可能にするには、前記錐面18,19は、上流側の
曲面16及び錐面18とのなす角を一定以上に設定する
必要がある。
18,19が上流側の曲面16及び錐面18となす角を
小さくし過ぎると、吹出ノズル9の軸線方向に沿って吹
出ノズル9に供給された気流にとっては、最狭窄部15
を過ぎても急激な曲率変化とならず、気流が吹出ノズル
9の表面から剥離できなくなる。即ち、案内板6を吹出
ノズル9の軸線方向にセットしても、コアンダ効果が作
用してしまう。従って、コアンダ効果が働かない状態を
選択可能にするには、前記錐面18,19は、上流側の
曲面16及び錐面18とのなす角を一定以上に設定する
必要がある。
【0029】一方、前記錐面18,19が上流側の曲面
16及び錐面18となす角を大きくし過ぎると、吹出ノ
ズル9に供給する気流を前記案内板6によって渦流とし
ても、急激な曲率変化のために剥離が起きて、コアンダ
効果が作用しなくなってしまう。従って、コアンダ効果
が働く状態を選択可能にするには、錐面18,19が上
流側の曲面16及び錐面18となす角を一定以下にする
必要がある。
16及び錐面18となす角を大きくし過ぎると、吹出ノ
ズル9に供給する気流を前記案内板6によって渦流とし
ても、急激な曲率変化のために剥離が起きて、コアンダ
効果が作用しなくなってしまう。従って、コアンダ効果
が働く状態を選択可能にするには、錐面18,19が上
流側の曲面16及び錐面18となす角を一定以下にする
必要がある。
【0030】そこで、本実施形態のように、最狭窄部1
5の下流に装備する錐面を連続する2つの錐面18,1
9により構成し、かつ、それぞれの錐面18,19が上
流側の曲面16あるいは錐面18となす角を30°±1
0°に設定すれば、以上の二つの条件を満足させて、当
初の目的を達成することができる。又、最狭窄部15の
下流に装備する錐面を単一にする際には、上流側の曲面
16となす角を30°±10°に設定すれば良い。
5の下流に装備する錐面を連続する2つの錐面18,1
9により構成し、かつ、それぞれの錐面18,19が上
流側の曲面16あるいは錐面18となす角を30°±1
0°に設定すれば、以上の二つの条件を満足させて、当
初の目的を達成することができる。又、最狭窄部15の
下流に装備する錐面を単一にする際には、上流側の曲面
16となす角を30°±10°に設定すれば良い。
【0031】図3に実線で示した特性曲線F1は、前記
空気吹出装置1における案内板6の軸線方向に対する傾
斜角度と、前記中心軸4上で空気吹出口7から所定距離
離れた位置における吹き出し空気流の風速との相関を測
定したものである。また、図3に破線で示した特性曲線
F2は、比較のために、空気吹出口7における錐面1
8,19を設けず、半円弧状の湾曲面を有した吹出ノズ
ルを備えた従来構造の空気吹出装置における同様の相関
を測定したものである。
空気吹出装置1における案内板6の軸線方向に対する傾
斜角度と、前記中心軸4上で空気吹出口7から所定距離
離れた位置における吹き出し空気流の風速との相関を測
定したものである。また、図3に破線で示した特性曲線
F2は、比較のために、空気吹出口7における錐面1
8,19を設けず、半円弧状の湾曲面を有した吹出ノズ
ルを備えた従来構造の空気吹出装置における同様の相関
を測定したものである。
【0032】いずれの場合も、案内板6の傾斜角度が3
3゜程度になると、空気吹出口7に進入する気流が良好
な渦流となり、吹き出される気流がノズルの内表面に沿
って偏向するコアンダ効果が大きく効いて、ノズルの軸
線方向に対する風速は急激に低下するので、その分、ノ
ズルの軸線方向と直交する方向への拡散が強くなり、近
距離への送風、あるいは冷房時の送風に適した吹き出し
状態となっている。
3゜程度になると、空気吹出口7に進入する気流が良好
な渦流となり、吹き出される気流がノズルの内表面に沿
って偏向するコアンダ効果が大きく効いて、ノズルの軸
線方向に対する風速は急激に低下するので、その分、ノ
ズルの軸線方向と直交する方向への拡散が強くなり、近
距離への送風、あるいは冷房時の送風に適した吹き出し
状態となっている。
【0033】案内板6の傾斜角度が33゜以下の場合
は、コアンダ効果の影響が小さく、吹き出される空気流
はノズルの軸線方向に大きな速度を持っているため、中
距離あるいは遠距離への送風、あるいは暖房時に適した
吹き出し状態となっている。更に、これらの図で明らか
なように、最狭窄部15の下流側に錐面18,19を配
置した本実施形態の吹出ノズル9は、錐面を有しない従
来のノズルを使用した場合と比較して、コアンダ効果の
影響が著しく低減され、より速い風速となっており、遠
方への吹き出し性能が大幅に改善されている。
は、コアンダ効果の影響が小さく、吹き出される空気流
はノズルの軸線方向に大きな速度を持っているため、中
距離あるいは遠距離への送風、あるいは暖房時に適した
吹き出し状態となっている。更に、これらの図で明らか
なように、最狭窄部15の下流側に錐面18,19を配
置した本実施形態の吹出ノズル9は、錐面を有しない従
来のノズルを使用した場合と比較して、コアンダ効果の
影響が著しく低減され、より速い風速となっており、遠
方への吹き出し性能が大幅に改善されている。
【0034】従って、本実施形態の空気吹出装置1の構
成であれば、吹出ノズル9の表面によるコアンダ効果に
よって、空気吹出口7から吹き出す空気のノズル軸線と
直交する方向の拡散を調整することで、近距離あるいは
中距離での送風において快適な給気を達成でき、更に
は、コアンダ効果が働かないように案内板6の角度を調
整することで、従来の直管状のノズルを使用した場合に
も相応する遠距離での送風においても、快適な給気を達
成できる。
成であれば、吹出ノズル9の表面によるコアンダ効果に
よって、空気吹出口7から吹き出す空気のノズル軸線と
直交する方向の拡散を調整することで、近距離あるいは
中距離での送風において快適な給気を達成でき、更に
は、コアンダ効果が働かないように案内板6の角度を調
整することで、従来の直管状のノズルを使用した場合に
も相応する遠距離での送風においても、快適な給気を達
成できる。
【0035】なお、上記実施形態では、吹出ノズル9に
おいて、最狭窄部15の下流側に2個の錐面を連続形成
したが、単一の錐面又は3個以上の錐面を連続形成する
構成としても良いことは言うまでもない。但し、望むら
くは複数の錐面が連続形成される。又、本発明の空気吹
出装置1は、工場の給気装置に限らず、吹出空気の形状
を変えるような場合には適宜用いることができ、例え
ば、屋内に適宜敷設されたダクトの吹出口に取り付ける
こともできる。
おいて、最狭窄部15の下流側に2個の錐面を連続形成
したが、単一の錐面又は3個以上の錐面を連続形成する
構成としても良いことは言うまでもない。但し、望むら
くは複数の錐面が連続形成される。又、本発明の空気吹
出装置1は、工場の給気装置に限らず、吹出空気の形状
を変えるような場合には適宜用いることができ、例え
ば、屋内に適宜敷設されたダクトの吹出口に取り付ける
こともできる。
【0036】
【発明の効果】本発明の空気吹出装置によれば、案内板
をノズルの軸線方向に対して傾斜させた時には、最狭窄
部の下流側の錐面が、渦流に対して実質的には急激な曲
率の変化とならず、充分なコアンダ効果が働くので、案
内板の傾斜角度を適宜調整して吹き出す空気の拡散をコ
アンダ効果を利用して加減することで、吹出空気の形態
を用途に応じて調整することができる。しかも、案内板
をノズルの半径方向に対して傾斜しない状態(ノズルの
軸線方向に向けた状態)とすれば、最狭窄部の下流側の
錐面が、気流に対しては急激に曲率が変化した状態とな
るので、コアンダ効果が殆ど働かない状態となり、遠方
への送風性能を向上させることができる。従って、吹出
空気の形態を用途に応じて調整することができると共
に、遠方への送風性能を向上することのできる空気吹出
装置を提供できる。
をノズルの軸線方向に対して傾斜させた時には、最狭窄
部の下流側の錐面が、渦流に対して実質的には急激な曲
率の変化とならず、充分なコアンダ効果が働くので、案
内板の傾斜角度を適宜調整して吹き出す空気の拡散をコ
アンダ効果を利用して加減することで、吹出空気の形態
を用途に応じて調整することができる。しかも、案内板
をノズルの半径方向に対して傾斜しない状態(ノズルの
軸線方向に向けた状態)とすれば、最狭窄部の下流側の
錐面が、気流に対しては急激に曲率が変化した状態とな
るので、コアンダ効果が殆ど働かない状態となり、遠方
への送風性能を向上させることができる。従って、吹出
空気の形態を用途に応じて調整することができると共
に、遠方への送風性能を向上することのできる空気吹出
装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施形態に係る空気吹出装置の縦断
面図である。
面図である。
【図2】図1における吹出ノズルの要部拡大図である。
【図3】本発明の空気吹出装置の作用を示す特性曲線図
である。
である。
【図4】従来例に係る空気吹出装置の縦断面図である。
1 空気吹出装置 3 送風路 4 中心軸 6 案内板 7 空気吹出口 9 吹出ノズル 10 枢軸 13 邪魔板 15 最狭窄部 16 曲面 18,19 錐面 21 接線 22 延長線
Claims (2)
- 【請求項1】 送風手段により送られた送風路内の空気
に渦流を生じさせる方向へ空気を案内する複数の案内板
と、前記案内板の下流側に位置して前記案内板により方
向づけられた空気を前記送風路外へ吹き出す空気吹出口
とを備えた空気吹出装置において、 前記空気吹出口のノズル断面が、最狭窄部よりも上流側
が曲面に形成されると共に、下流側が少なくとも一つの
連続した錐面で形成されていることを特徴とする空気吹
出装置。 - 【請求項2】 前記錐面は、上流側の曲面又は錐面との
なす角が30°±10°であることを特徴とする請求項
1記載の空気吹出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6307397A JPH10253140A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 空気吹出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6307397A JPH10253140A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 空気吹出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10253140A true JPH10253140A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13218813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6307397A Pending JPH10253140A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 空気吹出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10253140A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110173758A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-08-27 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 一种环形出风装置、立式空调柜机及空调器 |
-
1997
- 1997-03-17 JP JP6307397A patent/JPH10253140A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110173758A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-08-27 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 一种环形出风装置、立式空调柜机及空调器 |
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