JPH10253628A - 排泄物自動検査装置 - Google Patents

排泄物自動検査装置

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Publication number
JPH10253628A
JPH10253628A JP9054537A JP5453797A JPH10253628A JP H10253628 A JPH10253628 A JP H10253628A JP 9054537 A JP9054537 A JP 9054537A JP 5453797 A JP5453797 A JP 5453797A JP H10253628 A JPH10253628 A JP H10253628A
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JP
Japan
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stool
diluent
unit
diluting
collection
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Application number
JP9054537A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiko Yasui
圭子 安井
Eiichi Tanaka
栄一 田中
Masaaki Kawaguri
正明 河栗
Masahiko Matsunaka
雅彦 松中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9054537A priority Critical patent/JPH10253628A/ja
Publication of JPH10253628A publication Critical patent/JPH10253628A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は排泄物中の成分を自動的にかつ正確
に検出する自動検査装置を提供することを課題とするも
のである。 【解決手段】 生体から排泄された便を採取する便採取
手段3と、便を希釈する希釈液2と、便採取手段3に採
取した便を希釈液2に希釈させる希釈手段6と、便希釈
液を回収するセル9と、免疫試薬11を供給する試薬供
給手段12と、免疫試薬と成分の反応による散乱光変化
を検出する散乱光検出部15を備えた構成とすること
で、使用者は排泄物に触れることなく、便座に座ったま
まで、排泄物中の成分検査を自動的に行うことが出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭などの日常生活
環境において健康管理を行うための、排泄物成分の自動
検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】日常生活環境において、生体便中の成分
を測定することは、成人病疾患などの早期発見および予
防につながり、非常に重要なことになってきている。ま
た、便中の潜血検査は、大腸ガンや消化器系疾患の早期
発見および治療のために多くの公共機関、医療機関で実
施されている。便潜血の検査法としては、過酸化水素の
存在下でヘモグロビンのペルオキシダーゼ反応を利用し
て発光させるベンジジン法、オルトトリジン法、グアヤ
ック法などの化学法や、抗体に感作したラテックス粒子
によるラテックス凝集法や抗体に結合させた色素を用い
るクロマト法などが特開平7−333222号公報、特
開平6−324037号公報に記載されている。
【0003】これらの便潜血検査方法において便の採取
は、使用者は水洗トイレの便器内にトイレットペーパ等
の紙を敷いた後、洋式トイレの場合後ろ向きに腰掛け、
トイレットペーパー上に排便し、排便した便を搬送容器
の採便棒でこすり取るものである。
【0004】しかし、洋式トイレでは便が便器の水封部
に没入しやすく尿と混ざってしまうなど便鉢内での便の
採取が困難であり、さらに便を採便棒に取る際に便が手
に付くことなどもあり不快で不衛生であった。
【0005】そこで、使用者に負担をかけず衛生的にト
イレ内で便潜血検査を行うものとして特開平3−965
37号公報、特開平5−126826号公報に記載され
ている健康判定便器がある。これらは、便器の水封部に
回転羽根を設け、回転羽根をモータで回転駆動すること
により、便器の水封部で便を粉砕攪拌し、水封部に直接
潜血を検査する試薬を添加し、試薬による色変化を人が
直接判定するものであった。
【0006】また、尿中の尿糖、尿蛋白、潜血、ウロビ
リノーゲン等の検尿検査を行う機器も従来から提案され
ており、特開平6−58929号公報、特開平5−27
672号公報、特開平1−25756号公報など他にも
多く知られている。これらの検尿装置は尿を採取し、試
薬を含ませた試験紙もしくは液状試薬と尿を反応させ試
験紙もしくは液状試薬の色変化を光学的に測定するもの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、排便し
た便を搬送容器の採便棒でこすり取る方法では、便が便
器の水封部に没入しやすく尿と混ざってしまうなど便鉢
内での便の採取が困難であり、さらに便を採便棒に取る
際に便が手に付くことなどもあり不快で不衛生という課
題があった。
【0008】また、便器水封部で便を粉砕攪拌する方法
では、尿便の分離採取が難しく、便のみでなく尿が混入
してしまうため、尿潜血と便潜血の区別がつかないとい
う課題や、化学法による検査では、水道水で便の溶解を
行っているため、水道水中の残留塩素や鉄分などの成分
が検査に影響を及ぼすため検査結果に偽陰性や偽陽性が
多くなると言う課題や、試薬による色変化を直接人が判
定する際に尿の色が混じってしまうため、正確に測定で
きないという課題があった。また、希釈液には蛋白質を
添加した生理食塩水を用いる必要があるため、蛋白質の
腐敗を防止するため密閉容器での保存が必要であるとい
う課題や、免疫試薬は冷蔵保管が必要であるという課題
もあった。
【0009】また、希釈液中に便を希釈する時の希釈が
不十分で希釈液中の便の濃度が不均一になった場合に
は、偽陰性や偽陽性が多くなるという課題があった。
【0010】また、痔出血、経血などの大量の血液が混
入した場合や粘性の高い便が回収されたとき、特に免疫
法などの高感度の検査法を用いる場合には、水のみの洗
浄では完全に洗浄を行うことが出来ず、回収した便や便
希釈液が前回の便で汚染されている可能性があり、良好
な検体を得ることが出来ない場合があった。また、便は
固体、尿は液体というように採取する試料の形態が異な
るため、尿便の両方を検査するためには、便用の採取手
段と尿用の採取手段を設ける必要があり、装置が複雑に
なるという課題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の排泄物自動検査
装置は、生体から排泄された便を採取する便採取手段
と、便を希釈する希釈液と、前記便採取手段に採取した
便を希釈液により希釈する希釈手段と、前記希釈手段に
よる便希釈液を回収するセルと、便中の成分を検出する
免疫試薬と、前記免疫試薬を前記セルに供給する試薬供
給手段と、前記セルに設けた便中の成分と試薬との反応
による前記免疫試薬の凝集を検出する散乱光検出部を備
えた構成としてある。
【0012】上記構成において、便採取手段に生体から
排泄された便を水封部に没入する前に採取し、希釈手段
により便採取手段に採取した便を希釈してセルに収納す
る。そして、便中の成分を検出する免疫試薬を試薬供給
手段によりセルに供給し、免疫試薬の便中の成分と試薬
との反応による凝集を散乱光の変化で散乱光検出部によ
り検出することで、使用者は便に触れることなく、便座
に座ったまま排便を行うだけで便中の成分を正確に検査
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の排泄物自動検査装置は、
各請求項に記載した形態で実施することができる。すな
わち、請求項1記載のように生体から排泄された便を採
取する便採取手段と、便を希釈する希釈液と、前記便採
取手段に採取した便を希釈液により希釈する希釈手段
と、前記希釈手段による便希釈液を回収するセルと、便
中の成分を検出する免疫試薬と、免疫試薬をセルに供給
する試薬供給手段と、セルに設けた便中の成分と試薬と
の反応による免疫試薬の凝集を検出する散乱光検出部を
備えた構成することができる。
【0014】上記構成において、便採取手段に生体から
排泄された便を水封部に没入する前に採取し、希釈手段
により便採取手段に採取した便を、希釈液で希釈しセル
に収納する。便中の成分を検出する免疫試薬を試薬供給
手段によりセルに供給し、免疫試薬と便中の成分との反
応による凝集を散乱光の変化で散乱光検出部により検出
することで、使用者は便に触れることなく、便座に座っ
たまま排便を行うだけで便中の成分を正確に検査するこ
とができる。
【0015】また、請求項2記載のように便を希釈する
希釈液と便中の成分を検出する免疫試薬を分離して備え
た希釈液カートリッジと、希釈液カートリッジの開孔手
段を備えた構成とすることができる。そして、使用者が
希釈液カートリッジをセットすることで、開孔手段で希
釈液カートリッジを開孔する。便採取手段に生体から排
泄された便を水封部に没入する前に採取し、希釈手段に
より便採取手段に採取した便を、希釈液カートリッジに
分離して収納した希釈液で希釈し便希釈液をセルに収納
する。つぎに希釈液カートリッジに備えた、便中の成分
を検出する免疫試薬をセルに供給し、免疫試薬と便中の
成分との反応による凝集を散乱光の変化で散乱光検出部
により検出することで、免疫試薬の冷蔵保管と希釈液の
密閉保管を容易にすることができるとともに、免疫試薬
を取り替えることで複数の成分の検出を行うことができ
る。
【0016】また、請求項3記載のように便採取手段は
採便溝と希釈液供給部を設け、採便溝から希釈液供給部
に貫通した貫通流路を備えた構成とすることにより、希
釈液を希釈液供給手段を介してセルに供給することで、
採便溝に回収した便を押し出し希釈を行うことができ、
確実な希釈が行うことができ、希釈液の濃度不均一によ
る偽陰性や偽陽性を防止することができる。
【0017】また、請求項4記載のように便を希釈する
希釈液と便中の成分を検出する免疫試薬を収納した希釈
容器と、希釈容器を貫通するように設けた生体から排泄
された便を採取する便採取手段と、便採取手段に設けた
便を回収する採便溝と、便採取手段を駆動する駆動手段
と、便採取手段と駆動手段を着脱自在に接続する接続部
と、希釈容器内の便中成分による免疫試薬の凝集を検出
する散乱光検出部を備えた構成することができる。
【0018】上記構成において、使用者が希釈容器を貫
通するよう設けた便採取手段を接続部を介して駆動手段
と接続する。駆動手段を駆動して、便採取手段を便器内
に突出させ、便採取手段に備えた採便溝に生体から排泄
された便を水封部に没入する前に採取する。駆動手段を
駆動して、採便溝を希釈容器内に収納する。希釈容器内
に備えた免疫試薬の便中の成分と試薬との反応による凝
集を散乱光の変化で散乱光検出部により検出すること
で、希釈容器を使い捨てにすることができ、前回の検査
結果に影響をうけない正確な検査を行うことができる。
【0019】また、請求項5記載のように便採取手段は
回収部と、回収部に接触した尿を尿溜まりにまで吸引し
たり注液する吸引注液手段を設け、尿溜まりに回収した
尿をセルに注液する構成とし、セルに供給する試薬を取
り替えることで尿中の成分の検査も行うことができる。
【0020】以下、本発明の実施例について図面を用い
て説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1における排泄物自
動検査装置の構成図である。
【0021】1は便を希釈するための生理食塩水、緩衝
液などの希釈液2を内部に収納した希釈液タンク、3は
生体からの便を採取する便採取手段、4は便採取手段3
の先端に設けた便を採取する採便溝、5は便採取手段3
を駆動するモーター、6は希釈液タンク1内の希釈液2
を便採取手段3の採便溝4に注液する注液ポンプ7と注
液ノズル8からなる希釈手段、9は採便溝4に注液され
た便希釈液を収納するセル、10は便中の成分を検出す
る免疫試薬11を収納した試薬タンク、12は免疫試薬
11をセル8に供給する試薬供給ポンプ13と試薬ノズ
ル14からなる試薬供給手段、15はセル8に設けた発
光部16と受光部17で構成された散乱光検出部であ
る。
【0022】上記構成において、使用者が排便を行う際
には、使用者は便座に座っており、便採取手段3の採便
溝4は排便位置にセットされている。すなわち、モータ
ー5で便採取手段3を駆動して便採取手段3を便器内に
突出させることで、使用者は便座に座った状態で排便を
行うだけで、便採取手段3の先端に設けた採便溝4に便
を採取する。便を採取後、モーター5を駆動して便採取
手段3を引き上げ、採便溝4をセル9の上に移動する。
希釈液タンク1内の希釈液2を注液ポンプ7を介して注
液ノズル8から採便溝4に採取された便に注液し、注液
ノズル8からの液流により便を希釈し、セル9内に便希
釈液を収納する。
【0023】その後、試薬タンク10から便中の成分を
検出する免疫試薬11を試薬供給ポンプ13を介して、
試薬ノズル14からセル9内に注液する。免疫試薬11
と便中成分の反応状態を図2に示す。免疫試薬として
は、便中の成分と結合する免疫を感作した感作ラテック
ス18を用いる。
【0024】感作ラテックス18は便中の成分19と反
応して、便中の成分19を介して凝集を起こす。感作ラ
テックス18の凝集塊により、発光部16で照射した光
が散乱され受光部17で受ける光の量が変化するため、
受光部17で受ける光量の変化により、便中の成分を検
出することができる。便中の成分としては、ヘモグロビ
ン、トランスフェリンなどの血液出血に由来する蛋白の
有無を検出する。
【0025】以上のように本発明の実施例によれば、便
器内に便を採取する便採取手段3を突出させることで、
使用者は便に触れることなく、便座に座ったまま排便を
行うだけで便中の成分を正確に検査することができる。
【0026】(実施例2)本発明の実施例2における排
泄物自動検査装置の要部構成を図3に示す。
【0027】図3において、20は内部において、希釈
液2と免疫試薬11を分離膜21により分離した伸縮自
在の希釈液カートリッジ、22は希釈液カートリッジ2
0と注液手段23を接続する接続手段、24は注液手段
23を駆動するモーターである。25は希釈液カートリ
ッジ20を開孔する開孔手段、26は開孔手段25に設
けた針である。
【0028】上記構成において、使用者が、伸縮部を設
けた希釈液カートリッジ20を接続手段22を介して注
液手段23と接続するようにセットを行う。希釈液カー
トリッジ20のセット後、開孔手段25に設けた針26
を希釈液カートリッジ20の先端に突き刺し、希釈液カ
ートリッジ20に孔を開ける。このようにして検査の準
備後に使用者が排便を行う。採便溝4に便を採取したあ
と、モーター5を駆動して便採取手段3を引き上げ、採
便溝4をセル9の上に移動する。モーター24を駆動し
て注液手段23を移動させることで、(図3では右方向
に移動させることに相当する)希釈液カートリッジ20
を収縮させ、内部の希釈液2を注液ノズル8を介して、
採便溝4に採取した便に注液する。
【0029】注液手段23を移動させた状態を図4に示
す。さらに、注液手段23を移動させ、分離膜21を針
26で突き刺すことで、免疫試薬11をセル9に注液す
る。
【0030】免疫試薬としては、便中の成分と結合する
免疫を感作した感作ラテックス18を用いる。感作ラテ
ックス18は便中の成分19と反応して、便中の成分1
9を介して凝集を起こす。感作ラテックス18の凝集塊
により、発光部16で照射した光が散乱され受光部17
で受ける光の量が変化するため、受光部17で受ける光
量の変化により、便中の成分19を検出することができ
る。便中の成分19としては、ヘモグロビン、トランス
フェリンなどの血液出血に由来する蛋白の有無を検出す
る。
【0031】以上のように、本実施例では、免疫試薬1
1と希釈液2を分離膜21で分離して希釈液カートリッ
ジ20に収納し、使用時に混合するため、免疫試薬11
の冷蔵保管と希釈液2の密閉保管を容易にすることがで
きるとともに、免疫試薬11を取り替えることで複数の
成分の検出を行うことができる。
【0032】(実施例3)本発明の実施例3における排
泄物自動検査装置の要部の構成を図5に示す。
【0033】図5において、27は便採取手段3に設け
た希釈液供給部、28は希釈液供給部27と採便溝4を
貫通するように便採取手段3に設けた貫通流路、8は希
釈液2を注液する注液ノズルである。
【0034】上記構成において、使用者が排泄した便を
便採取溝4に採取後、モーター5を駆動して便採取手段
3を引き上げ、採便溝4をセル9の上に移動する。この
とき、注液ノズル8が希釈液供給部27と嵌合する。そ
して、注液ノズル8から注液される希釈液は、希釈液供
給部27から貫通流路28を介して、採便溝4に採取し
た便を押し上げてセル9に注液される。
【0035】以上のように、本実施例によれば、希釈液
2を希釈液供給部27を介してセル9に供給すること
で、採便溝4に回収した便を押し出し希釈を行うことが
でき、確実な希釈を行うことができ、希釈液の濃度不均
一による偽陰性や偽陽性を防止することができる。
【0036】(実施例4)本発明の実施例4における排
泄物自動検査装置の要部の構成を図6に示す。
【0037】図6において、29は便採取手段3を貫通
するよう設けた希釈容器、30は便採取手段4と駆動手
段31を接続する接続部である。希釈容器29内には希
釈液2と免疫試薬11が収納されている。
【0038】上記構成において、使用者が希釈容器29
を貫通するよう設けた便採取手段4を接続部30を介し
て駆動手段31と接続する。このようにして検査の準備
後に使用者が排便を行う。
【0039】使用者が排便を行う際には、使用者は便座
に座っており、便採取手段3の採便溝4は排便位置にセ
ットされている。すなわち、駆動手段31で、便採取手
段3を駆動して便採取手段3を便器内に突出させること
で、使用者は便座に座った状態で排便を行うだけで、便
採取手段3の先端に設けた採便溝4に便を採取する。
【0040】便を採取後、駆動手段31を駆動して便採
取手段3を引き上げ、採便溝4を希釈容器29内に収納
する。駆動手段31を振動させ、(便採取手段を図6で
は左右の方向)採便溝4に採取した便を希釈液2に希釈
させる。この際の便採取手段3の駆動により、免疫試薬
11が希釈液2と撹拌され、希釈液内の便中成分19と
免疫試薬11が反応を起こし、免疫試薬11が凝集す
る。免疫試薬11の凝集魂により、発光部16で照射し
た光が散乱され受光部17で受ける光の量が変化するた
め、受光部17で受ける光量の変化により、便中の成分
を検出することができる。
【0041】なお、本実施例4では採便溝4に採取した
便を、便採取手段3の振動により希釈を行ったが、振動
子を希釈容器29内に収納し振動子の振動により希釈を
行うことでも同様の効果を得ることができる。
【0042】希釈容器29を貫通するように設けた便採
取手段3を駆動することで、希釈容器29を使い捨てに
することができ、前回の検査結果に影響をうけない正確
な検査を行うことができる。
【0043】(実施例5)本発明の実施例5における排
泄物自動検査装置の要部構成を図7に示す。
【0044】図7において、32は便採取手段3の先端
に設けた便や尿を回収する回収部、33は回収部32に
接触した尿を吸引注液手段34により回収する尿溜まり
である。
【0045】上記構成において、使用者が排便もしくは
排尿を行う際には、使用者は便座に座っており、便採取
手段3の回収部32は排便位置もしくは排尿位置にセッ
トされている。すなわち、モーター5で便採取手段3を
駆動して便採取手段3を便器内に突出させることで、使
用者は便座に座った状態で排便もしくは排尿を行うだけ
で、排便の場合は便採取手段3の先端に設けた回収部3
2に便を採取する。排尿の場合には、回収部32に接触
した尿を、吸引注液手段34で吸引し尿溜まり33に尿
を回収する。便もしくは尿を採取後、モーター5を駆動
して便採取手段3を引き上げ、回収部32をセル9の上
に移動する。便の場合は実施例1と同様の検査を行う。
尿の場合は、吸引注液手段34により、尿溜まり33に
回収した尿を回収部32を介してセル9に注液する。そ
の後、セル8に免疫試薬を注入して実施例1と同様の検
査を行う。
【0046】尿中の成分としては、アルブミン、ヘモグ
ロビンなどの蛋白やホルモンの有無を検出する。
【0047】以上のように、本実施例によれば、回収部
32に接触した尿を尿溜まり33にまで吸引したり注液
する吸引注液手段34を設け、尿溜まり33に回収した
尿をセル9に注液する構成とすることで、セル9に供給
する試薬を取り替えて尿中の成分検査を行うことができ
る。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明の排泄物自動検査装
置によれば、次に示す効果を発揮することができる。
【0049】1)使用者は便に触れることなく、便座に
座ったまま排便を行うだけで便中の潜血を正確に検査す
ることができる。
【0050】2)希釈液カートリッジは免疫試薬と希釈
液を分離して収納することで、免疫試薬の冷蔵保管と希
釈液の密閉保管を容易にすることができるとともに、免
疫試薬を取り替えることで複数の成分の検出を行うこと
ができる。
【0051】3)希釈容器を使い捨てにすることがで
き、前回の検査結果に影響をうけない正確な検査を行う
ことができる。
【0052】4)採便溝に回収した便を希釈液で押し出
して希釈を行うことで、確実な希釈を行うことができ、
希釈液の濃度不均一による偽陰性や偽陽性を防止するこ
とができる。
【0053】5)回収部に接触した尿を吸液注液部によ
り尿溜まりに吸引し、セルに注液することで、試薬を取
り替えるだけで尿中の成分検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における排泄物自動検査装置
の構成図
【図2】免疫試薬と成分の反応を示す説明図
【図3】本発明の実施例2における排泄物自動検査装置
の要部の構成図
【図4】図3に示す排泄物自動検査装置が動作した際の
要部の構成図
【図5】本発明の実施例3における排泄物自動検査装置
の要部の構成図
【図6】本発明の実施例4における排泄物自動検査装置
の要部の構成図
【図7】本発明の実施例5における排泄物自動検査装置
の要部の構成図
【符号の説明】
2 希釈液 3 便採取手段 4 採便溝 6 希釈手段 7 注液ポンプ 8 注液ノズル 9 セル 11 免疫試薬 12 試薬供給手段 15 散乱光検出部 18 感作ラテックス 19 成分 20 希釈液カートリッジ 21 分離膜 22 接続手段 23 注液手段 27 希釈液供給部 29 希釈容器 32 回収部 33 尿溜まり 34 吸引注液手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松中 雅彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体から排泄された便を採取する便採取手
    段と、便を希釈する希釈液と、前記便採取手段に採取し
    た便を前記希釈液により希釈する希釈手段と、前記希釈
    手段による便希釈液を回収するセルと、便中の成分を検
    出する免疫試薬と、前記免疫試薬を前記セルに供給する
    試薬供給手段と、前記セルに設けた便中の成分と試薬と
    の反応による前記免疫試薬の凝集を検出する散乱光検出
    部を備えた排泄物自動検査装置。
  2. 【請求項2】便を希釈する希釈液と便中の成分を検出す
    る免疫試薬を分離して収納した希釈液カートリッジと、
    前記希釈液カートリッジの開孔手段を備えた請求項1記
    載の排泄物自動検査装置。
  3. 【請求項3】便採取手段は採便溝と希釈液供給部を設
    け、前記採便溝から前記希釈液供給部に貫通した貫通流
    路を有する請求項1又は2記載の排泄物自動検査装置。
  4. 【請求項4】便を希釈する希釈液と便中の成分を検出す
    る免疫試薬を収納した希釈容器と、前記希釈容器を貫通
    するように設けた生体から排泄された便を採取する便採
    取手段と、前記便採取手段に設けた便を回収する採便溝
    と、前記便採取手段を駆動する駆動手段と、前記便採取
    手段と前記駆動手段を着脱自在に接続する接続部と、前
    記希釈容器内の便中の成分による前記免疫試薬の凝集を
    検出する散乱光検出部を備えた排泄物自動検査装置。
  5. 【請求項5】便採取手段は回収部と、前記回収部に接触
    した尿を尿溜まりにまで吸引したり注液する吸引注液手
    段を設け、前記尿溜まりに回収した尿を前記吸引注液手
    段でセルに注液する構成を有する請求項1ないし4のい
    づれかに記載の排泄物自動検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101105390B1 (ko) * 2011-07-11 2012-01-17 황아현 건강 체크용 변기
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