JPH10254077A - 走査型露光用平版印刷版の露光量管理方法 - Google Patents
走査型露光用平版印刷版の露光量管理方法Info
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- JPH10254077A JPH10254077A JP9053103A JP5310397A JPH10254077A JP H10254077 A JPH10254077 A JP H10254077A JP 9053103 A JP9053103 A JP 9053103A JP 5310397 A JP5310397 A JP 5310397A JP H10254077 A JPH10254077 A JP H10254077A
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- Japan
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- exposure
- image
- printing plate
- lithographic printing
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- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】銀塩拡散転写法に基づく走査露光用平版印刷版
において、簡便で一意的であり、かつ版の写真階調特性
に左右されない、露光量の管理方法を提供することであ
る。 【解決手段】銀塩拡散転写法を利用した平版印刷版の走
査露光における露光量管理方法において、前記平版印刷
版上に網点画像と黒ベタ画像とを形成せしめ、該網点画
像と該黒ベタ画像の濃度を測定し、両者の濃度差が所定
の範囲内になるように露光量を管理することを特徴とす
る平版印刷版の走査露光における露光量管理方法。
において、簡便で一意的であり、かつ版の写真階調特性
に左右されない、露光量の管理方法を提供することであ
る。 【解決手段】銀塩拡散転写法を利用した平版印刷版の走
査露光における露光量管理方法において、前記平版印刷
版上に網点画像と黒ベタ画像とを形成せしめ、該網点画
像と該黒ベタ画像の濃度を測定し、両者の濃度差が所定
の範囲内になるように露光量を管理することを特徴とす
る平版印刷版の走査露光における露光量管理方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は銀塩拡散転写方式に
よる平版印刷版を走査露光する際の、露光量を管理する
方法に関するものである。
よる平版印刷版を走査露光する際の、露光量を管理する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】平版印刷版の製版工程の焼き付け作業に
おいては、光源の振れや、刷版の微妙な感度の変動等に
よる、画像再現性の変動を防ぐため、焼き度が適正の範
囲に入っているかどうか定期的に判定し製版工程を管理
する必要がある。版の焼き度の管理の方法としては、フ
ィルム原稿と共に段階的に濃度を変化させた透過グレー
スケールを密着露光して製版し、グレースケール上の特
定の濃度の部分までが、刷版上に再現されていれば、露
光量が適正と判定する方法が一般的に使われている。ま
た、特定の画像を原稿に入れて製版し、その画像の刷版
上での再現性から焼き度を管理する方法も広く使われて
いる。
おいては、光源の振れや、刷版の微妙な感度の変動等に
よる、画像再現性の変動を防ぐため、焼き度が適正の範
囲に入っているかどうか定期的に判定し製版工程を管理
する必要がある。版の焼き度の管理の方法としては、フ
ィルム原稿と共に段階的に濃度を変化させた透過グレー
スケールを密着露光して製版し、グレースケール上の特
定の濃度の部分までが、刷版上に再現されていれば、露
光量が適正と判定する方法が一般的に使われている。ま
た、特定の画像を原稿に入れて製版し、その画像の刷版
上での再現性から焼き度を管理する方法も広く使われて
いる。
【0003】平版印刷版には、銀塩拡散転写法(DTR
法)、特にハロゲン化銀乳剤層の上に物理現像核層を有
するものが知られており、例えば、米国特許第3、72
8,114号,同第4,134,769号、同第4,1
60,670号、同第4,336,321号、同第4,
501,811号、同第4,510,228号、同第
4,4621,041号に記載されている。この様な印
刷版においては、露光されたハロゲン化銀結晶は化学現
像によって黒化銀となって親水性の非画像部を形成する
一方、未露光のハロゲン化銀結晶は現像液中の銀塩錯化
剤により銀塩錯体となって表面の物理現像核層まで拡散
し、核の存在により物理現像を生起してインキ受容性の
物理現像銀を主体とする画線部を形成する。
法)、特にハロゲン化銀乳剤層の上に物理現像核層を有
するものが知られており、例えば、米国特許第3、72
8,114号,同第4,134,769号、同第4,1
60,670号、同第4,336,321号、同第4,
501,811号、同第4,510,228号、同第
4,4621,041号に記載されている。この様な印
刷版においては、露光されたハロゲン化銀結晶は化学現
像によって黒化銀となって親水性の非画像部を形成する
一方、未露光のハロゲン化銀結晶は現像液中の銀塩錯化
剤により銀塩錯体となって表面の物理現像核層まで拡散
し、核の存在により物理現像を生起してインキ受容性の
物理現像銀を主体とする画線部を形成する。
【0004】銀塩拡散転写法による平版印刷版は写真感
度が高いため、透過原稿による密着露光だけではなく、
反射原稿から直接カメラ露光によって製版できる利点が
あり、広く用いられている。この様な刷版をカメラ露光
によって製版する場合においても、露光量の管理の方法
は基本的に密着露光の場合と同じであり、原稿中に反射
グレースケールを入れて製版し、版面上にどの濃度の部
分までが再現されるかで適正露光を判定している。
度が高いため、透過原稿による密着露光だけではなく、
反射原稿から直接カメラ露光によって製版できる利点が
あり、広く用いられている。この様な刷版をカメラ露光
によって製版する場合においても、露光量の管理の方法
は基本的に密着露光の場合と同じであり、原稿中に反射
グレースケールを入れて製版し、版面上にどの濃度の部
分までが再現されるかで適正露光を判定している。
【0005】この方式による刷版は米国特許第4,50
1,811号、特開昭59−71055、同昭60−7
5838、同昭60−100148のように感光特性を
調整することにより、容易にレーザー等による走査露光
方式に対応させることができ、イメージセッター等を用
いてデジタル情報から直接刷版を出力できる利点を有す
る。これらの走査露光方式に用いられる平版印刷版は特
に高い分光増感感度が要求されており、そのため製造ロ
ット間の感度の振れや、保管中における感度の変動が生
じ易く、従って、適正露光量の管理は益々重要になって
いる。
1,811号、特開昭59−71055、同昭60−7
5838、同昭60−100148のように感光特性を
調整することにより、容易にレーザー等による走査露光
方式に対応させることができ、イメージセッター等を用
いてデジタル情報から直接刷版を出力できる利点を有す
る。これらの走査露光方式に用いられる平版印刷版は特
に高い分光増感感度が要求されており、そのため製造ロ
ット間の感度の振れや、保管中における感度の変動が生
じ易く、従って、適正露光量の管理は益々重要になって
いる。
【0006】しかしながら、従来の露光量管理方法の走
査露光方式への適用には問題があった。即ち、走査露光
方式は露光ビームのON/OFFのみによってなされる
ため、従来のようにグレースケールを使って段階的に露
光量を変化させ、その版面上の再現から露光量の管理を
することはできない。
査露光方式への適用には問題があった。即ち、走査露光
方式は露光ビームのON/OFFのみによってなされる
ため、従来のようにグレースケールを使って段階的に露
光量を変化させ、その版面上の再現から露光量の管理を
することはできない。
【0007】また、黒化画像の濃度、すなわち黒ベタ画
像領域の濃度が所定の範囲内に入るように露光量を管理
する方法が試みられたが、この方法は露光量の変動に対
して黒化濃度がある程度以上変化する必要があり、平版
印刷版の階調はある程度の軟調性が要求される。しか
し、画像をON/OFFのみによって構成する走査露光
デジタル出力においては、画像再現性を向上させるため
に、できるだけ写真特性が硬調であることが望ましい。
特に最近では、赤色LD等を用いた走査露光装置の低コ
スト化を可能にするために露光ビームの単純化が行われ
ており、それによる画像端部分の光のにじみ等の影響が
版面上に現れないように、平版印刷版の硬調化への要請
が益々強くなっている。従って、従来のような露光管理
方法の適用は不可能になっている。
像領域の濃度が所定の範囲内に入るように露光量を管理
する方法が試みられたが、この方法は露光量の変動に対
して黒化濃度がある程度以上変化する必要があり、平版
印刷版の階調はある程度の軟調性が要求される。しか
し、画像をON/OFFのみによって構成する走査露光
デジタル出力においては、画像再現性を向上させるため
に、できるだけ写真特性が硬調であることが望ましい。
特に最近では、赤色LD等を用いた走査露光装置の低コ
スト化を可能にするために露光ビームの単純化が行われ
ており、それによる画像端部分の光のにじみ等の影響が
版面上に現れないように、平版印刷版の硬調化への要請
が益々強くなっている。従って、従来のような露光管理
方法の適用は不可能になっている。
【0008】更に、上記の黒化濃度のみの管理方法は、
現像液の疲労等による現像条件の変化によって黒化濃度
が振れるために正確性に欠けるという問題があった。
現像液の疲労等による現像条件の変化によって黒化濃度
が振れるために正確性に欠けるという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、銀錯
塩拡散転写法を利用した平版印刷版の走査露光方式にお
ける製版において、平版印刷版の写真階調特性に左右さ
れず、簡便に正確に露光量を管理する方法を提供するこ
とである。
塩拡散転写法を利用した平版印刷版の走査露光方式にお
ける製版において、平版印刷版の写真階調特性に左右さ
れず、簡便に正確に露光量を管理する方法を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、銀
塩拡散転写法を利用した平版印刷版の走査露光における
露光量管理方法において、前記平版印刷版上に網点画像
と黒ベタ画像とを形成せしめ、該網点画像と該黒ベタ画
像の濃度を測定し、両者の濃度差が所定の範囲内になる
ように露光量を管理することを特徴とする露光量管理方
法によって達成された。
塩拡散転写法を利用した平版印刷版の走査露光における
露光量管理方法において、前記平版印刷版上に網点画像
と黒ベタ画像とを形成せしめ、該網点画像と該黒ベタ画
像の濃度を測定し、両者の濃度差が所定の範囲内になる
ように露光量を管理することを特徴とする露光量管理方
法によって達成された。
【0011】露光量を正確に管理するためには、数値的
な露光量の判定基準を与える必要がある。そして、基準
となる数値は、露光量及び平版印刷版の感度の変動に応
じて変化する測定量であり、かつ、その測定量は振れの
少ない安定したものでなければならない。従って、本発
明者は前者の要求、即ち露光量及び平版印刷版の感度の
変動に応じて変化する測定量として、網点画像に注目
し、試験した結果、その要求を満足することを確認し
た。また、後者の測定量の振れに対しては、黒ベタ画像
濃度との相対比較をすることで、現像条件等による振れ
の問題を回避することができた。
な露光量の判定基準を与える必要がある。そして、基準
となる数値は、露光量及び平版印刷版の感度の変動に応
じて変化する測定量であり、かつ、その測定量は振れの
少ない安定したものでなければならない。従って、本発
明者は前者の要求、即ち露光量及び平版印刷版の感度の
変動に応じて変化する測定量として、網点画像に注目
し、試験した結果、その要求を満足することを確認し
た。また、後者の測定量の振れに対しては、黒ベタ画像
濃度との相対比較をすることで、現像条件等による振れ
の問題を回避することができた。
【0012】更に詳細に説明すれば、版面上の画像の濃
度の絶対値においては、現像条件等による振れが存在し
うる一方、同一版上の2種類の画像の濃度の相対値にお
いては、このような振れの影響が相殺されることを見い
だした。特に、銀塩拡散転写方式印刷版の特性及び一般
的な光学的特性のため、網点については黒化領域の面積
率が大きいほど濃度の測定値が安定することがわかっ
た。このため、面積率が70%以上の網画像と、黒ベタ
画像の濃度差を露光量の判定基準とすることにより、版
の写真階調特性に左右されず、しかも一意的な露光量の
管理が可能となった。
度の絶対値においては、現像条件等による振れが存在し
うる一方、同一版上の2種類の画像の濃度の相対値にお
いては、このような振れの影響が相殺されることを見い
だした。特に、銀塩拡散転写方式印刷版の特性及び一般
的な光学的特性のため、網点については黒化領域の面積
率が大きいほど濃度の測定値が安定することがわかっ
た。このため、面積率が70%以上の網画像と、黒ベタ
画像の濃度差を露光量の判定基準とすることにより、版
の写真階調特性に左右されず、しかも一意的な露光量の
管理が可能となった。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は、版面上に形成された網点画像と黒ベタ画像の
黒化濃度を測定することによって露光量を管理する。本
発明において、黒ベタ画像とは網点画像に対して、ある
程度広い範囲(少なくとも光学濃度計の測定部より広い
面積)に全面が黒化している画像を言う。
本発明は、版面上に形成された網点画像と黒ベタ画像の
黒化濃度を測定することによって露光量を管理する。本
発明において、黒ベタ画像とは網点画像に対して、ある
程度広い範囲(少なくとも光学濃度計の測定部より広い
面積)に全面が黒化している画像を言う。
【0014】製版された平版印刷版の版面上には、一般
に印刷に供されない部分(印刷領域外)が存在する。例
えば、図1に示す印刷版(1)における印刷領域(2)
の周辺部(3)がそれに相当する。製版時に印刷に供さ
れない部分(3)に、前記した網点画像(4)と黒ベタ
画像(通常、印刷に供されない部分は、印刷の非画像部
となるので銀塩印刷版の場合は露光、化学現像によって
黒化し、必然的に黒ベタ画像となる)を形成させること
によって、製版毎に、または定期的(例えば毎日の作業
開始時)に網点画像とその周辺の黒ベタ画像の濃度を測
定し、適正露光かどうかを管理することができる。ま
た、上記方法によらず、露光量管理用にのみ製版しても
よい。
に印刷に供されない部分(印刷領域外)が存在する。例
えば、図1に示す印刷版(1)における印刷領域(2)
の周辺部(3)がそれに相当する。製版時に印刷に供さ
れない部分(3)に、前記した網点画像(4)と黒ベタ
画像(通常、印刷に供されない部分は、印刷の非画像部
となるので銀塩印刷版の場合は露光、化学現像によって
黒化し、必然的に黒ベタ画像となる)を形成させること
によって、製版毎に、または定期的(例えば毎日の作業
開始時)に網点画像とその周辺の黒ベタ画像の濃度を測
定し、適正露光かどうかを管理することができる。ま
た、上記方法によらず、露光量管理用にのみ製版しても
よい。
【0015】本発明において、網点画像は濃度測定時の
フレを減らすためには、網点面積率が大きい方が有利で
ある。従って、露光量管理に用いる網点画像(露光管理
用網点画像)はできるだけ露光領域の面積率が大きく、
かつ線数も高いものであることが望ましい。ただし、露
光装置の再現能力の限界に近い画像になると、逆に濃度
値が不安定となるので、実用的には、通常の出力で使わ
れている133線から200線までの線数で、85%〜
97%程度の面積率の網点を露光管理用網点とすること
が好ましい。特に好ましくは90%〜95%である。
フレを減らすためには、網点面積率が大きい方が有利で
ある。従って、露光量管理に用いる網点画像(露光管理
用網点画像)はできるだけ露光領域の面積率が大きく、
かつ線数も高いものであることが望ましい。ただし、露
光装置の再現能力の限界に近い画像になると、逆に濃度
値が不安定となるので、実用的には、通常の出力で使わ
れている133線から200線までの線数で、85%〜
97%程度の面積率の網点を露光管理用網点とすること
が好ましい。特に好ましくは90%〜95%である。
【0016】露光管理用の網点画像は、出力機や網点生
成ソフトから専用のアルゴリズムで形成し、管理用画像
として出力させることができる。また、通常の画像出力
作業で使われているものと同じアルゴリズムを使って、
前記したように定期的に管理用画像として出力させるさ
せることもできる。さらに好ましくは、全ての版の出力
時に、版の印刷領域外(印刷に供されない部分)に、あ
るいは印刷管理用パッチ画像に付属させて、露光管理用
網点を生成し、日常的に露光量の適正を判定できるよう
にする。なお網点画像は、線数と面積率に加え、形状と
角度という属性があり、さらにその生成アルゴリズムの
種類によっても形状等が異なるため、管理用網点画像は
その生成条件を明示する必要がある。
成ソフトから専用のアルゴリズムで形成し、管理用画像
として出力させることができる。また、通常の画像出力
作業で使われているものと同じアルゴリズムを使って、
前記したように定期的に管理用画像として出力させるさ
せることもできる。さらに好ましくは、全ての版の出力
時に、版の印刷領域外(印刷に供されない部分)に、あ
るいは印刷管理用パッチ画像に付属させて、露光管理用
網点を生成し、日常的に露光量の適正を判定できるよう
にする。なお網点画像は、線数と面積率に加え、形状と
角度という属性があり、さらにその生成アルゴリズムの
種類によっても形状等が異なるため、管理用網点画像は
その生成条件を明示する必要がある。
【0017】適正露光量を求める方法は、特に限定され
ないが、例えば以下の方法が一般的に用いられている。
具体的な作業手順としては、まず出力機と平版印刷版の
性能に応じて、特定の微小画像(ネガ/ポジ細線、微少
な市松模様等)からなる露光判定パターン及びその適正
な画像再現状態を予め決定しておく。そして個々の出力
機及び平版印刷版の導入時に、露光判定パターンを段階
的に露光ダイアル値を変化させて出力し、その版面上の
再現が最も適正な状態に近いダイアル値を適正露光量と
して決定する。
ないが、例えば以下の方法が一般的に用いられている。
具体的な作業手順としては、まず出力機と平版印刷版の
性能に応じて、特定の微小画像(ネガ/ポジ細線、微少
な市松模様等)からなる露光判定パターン及びその適正
な画像再現状態を予め決定しておく。そして個々の出力
機及び平版印刷版の導入時に、露光判定パターンを段階
的に露光ダイアル値を変化させて出力し、その版面上の
再現が最も適正な状態に近いダイアル値を適正露光量と
して決定する。
【0018】更に具体的には、銀塩印刷版に周期10line
/mmの矩形波画像を出力し、得られた矩形波画像をマイ
クロデンシトメーターで読み取り、露光部と未露光部の
版面上の再現幅が等しい場合を適正露光とする方法を採
用することができる。
/mmの矩形波画像を出力し、得られた矩形波画像をマイ
クロデンシトメーターで読み取り、露光部と未露光部の
版面上の再現幅が等しい場合を適正露光とする方法を採
用することができる。
【0019】上記方法によって適正露光量が決定すれ
ば、適正光量時の管理用網点と黒ベタ画像を出力し、そ
の濃度差を測定して基準値とする。以後、日常的に印刷
版を出力する際に、定期的に同じ設定条件下で管理用網
点を出力し、黒ベタ画像との濃度差を測定する。そし
て、その濃度差が前記基準値に対して所定の範囲内に入
っているこどうかを管理する。はずれていれば、露光ダ
イアル値を変化させて露光量を調整する。
ば、適正光量時の管理用網点と黒ベタ画像を出力し、そ
の濃度差を測定して基準値とする。以後、日常的に印刷
版を出力する際に、定期的に同じ設定条件下で管理用網
点を出力し、黒ベタ画像との濃度差を測定する。そし
て、その濃度差が前記基準値に対して所定の範囲内に入
っているこどうかを管理する。はずれていれば、露光ダ
イアル値を変化させて露光量を調整する。
【0020】上記本発明の露光量管理方法を用いること
によって、出力機及び平版印刷版の種類に応じて、一
度、適正露光条件を設定しておけば、後は日常の作業に
於て簡便に正確に適正露光かどうかの判定ができる。
によって、出力機及び平版印刷版の種類に応じて、一
度、適正露光条件を設定しておけば、後は日常の作業に
於て簡便に正確に適正露光かどうかの判定ができる。
【0021】本発明において、網点画像と黒ベタ画像の
濃度差が所定の範囲内になるように管理するとは、前述
したように、予め設定された適正露光時の基準値に対し
て所定の範囲に入ることを意味する。基準値に対して所
定の範囲とは、用いる網点画像の種類(網点面積率の違
い)及び印刷物の種類(高精細な印刷物、または粗い印
刷物)等によって、適正露光の許容幅等が異なるので一
概には決められないが、基準値に実質的に一致させるこ
とが好ましい。ここで実質的に一致するとは、光学濃度
計の測定誤差を包含することを意味する。即ち、一般的
に用いられている光学濃度計は、測定最小濃度は0.0
1であり、基準値に対して最大±0.01の差は実質的
に一致するものとして管理する。
濃度差が所定の範囲内になるように管理するとは、前述
したように、予め設定された適正露光時の基準値に対し
て所定の範囲に入ることを意味する。基準値に対して所
定の範囲とは、用いる網点画像の種類(網点面積率の違
い)及び印刷物の種類(高精細な印刷物、または粗い印
刷物)等によって、適正露光の許容幅等が異なるので一
概には決められないが、基準値に実質的に一致させるこ
とが好ましい。ここで実質的に一致するとは、光学濃度
計の測定誤差を包含することを意味する。即ち、一般的
に用いられている光学濃度計は、測定最小濃度は0.0
1であり、基準値に対して最大±0.01の差は実質的
に一致するものとして管理する。
【0022】更に厳しい管理が必要な場合は、高精度の
濃度計、例えばVIPtronic社のVIPlate115を使用して、
±0.005の範囲で管理することができる。
濃度計、例えばVIPtronic社のVIPlate115を使用して、
±0.005の範囲で管理することができる。
【0023】また、本発明による管理方法は、適正光量
の一意的な決定方法として使うこともできる。すなわ
ち、予め基準値を、出力機と刷版の種類毎に網点の種類
を明示した上で決めておき、個々の出力機及び平版印刷
版の導入時に管理用網点の濃度差が基準値に一致するよ
う露光ダイアル値を設定する。
の一意的な決定方法として使うこともできる。すなわ
ち、予め基準値を、出力機と刷版の種類毎に網点の種類
を明示した上で決めておき、個々の出力機及び平版印刷
版の導入時に管理用網点の濃度差が基準値に一致するよ
う露光ダイアル値を設定する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の露光量管理方法の一例を説明
するが、勿論本発明はこれだけに限定されるものではな
い。
するが、勿論本発明はこれだけに限定されるものではな
い。
【0025】走査型露光用平版印刷版として、相対感度
が10%異なる赤色LD対応の銀塩印刷版(三菱製紙社
製のSDP−FR175:PETベース)を2種類(印
刷版A、B)用意した。印刷版Aは印刷版Bより感度が
7%高い。出力機には赤色LD光源の平面走査露光型イ
メージセッター、大日本スクリーンFT−R3050を
使用した。
が10%異なる赤色LD対応の銀塩印刷版(三菱製紙社
製のSDP−FR175:PETベース)を2種類(印
刷版A、B)用意した。印刷版Aは印刷版Bより感度が
7%高い。出力機には赤色LD光源の平面走査露光型イ
メージセッター、大日本スクリーンFT−R3050を
使用した。
【0026】先ず、印刷版Aについて、前記した周期10
line/mmの矩形波画像を出力し、該画像をマイクロデン
シトメーターで読み取る方法で適正露光条件を求めた。
その時の適正光量ダイアルは110であった。
line/mmの矩形波画像を出力し、該画像をマイクロデン
シトメーターで読み取る方法で適正露光条件を求めた。
その時の適正光量ダイアルは110であった。
【0027】次に、上記適正露光条件で面積率95%の
管理用網点画像を出力機中央部に出力した画像を用い
た。詳細な条件として、生成アルゴリズムはAD-RIP、形
状はアルファロジックスクリーンのスクエアドット、網
角度は45゜、線数は175線とした。濃度計にはVIPtr
onic社のVIPlate115を使用し、前記管理用網点画像とそ
の周囲の黒ベタ画像との濃度差を測定した。その結果、
濃度差は0.060であり、これを基準値とした。
管理用網点画像を出力機中央部に出力した画像を用い
た。詳細な条件として、生成アルゴリズムはAD-RIP、形
状はアルファロジックスクリーンのスクエアドット、網
角度は45゜、線数は175線とした。濃度計にはVIPtr
onic社のVIPlate115を使用し、前記管理用網点画像とそ
の周囲の黒ベタ画像との濃度差を測定した。その結果、
濃度差は0.060であり、これを基準値とした。
【0028】次に、印刷版Bを印刷版Aと同じ露光条件
で、周期10line/mmの矩形波画像を出力し、適正露光か
どうかを判定したところ、適正画像が得られていなかっ
た。上記と同様に網点画像と黒ベタ画像の濃度差を測定
したが、0.105であり、前記基準値の0.060か
らかなりずれていた。
で、周期10line/mmの矩形波画像を出力し、適正露光か
どうかを判定したところ、適正画像が得られていなかっ
た。上記と同様に網点画像と黒ベタ画像の濃度差を測定
したが、0.105であり、前記基準値の0.060か
らかなりずれていた。
【0029】このことから、本発明の方法は、感度の異
なる平版印刷版を使用した場合でも、いちいち周期10li
ne/mmの矩形波画像を出力し、適正露光かどうかを判定
しなくても、網点画像と黒ベタ画像の濃度差で判定でき
るので、日常の作業に容易に導入することができる。
なる平版印刷版を使用した場合でも、いちいち周期10li
ne/mmの矩形波画像を出力し、適正露光かどうかを判定
しなくても、網点画像と黒ベタ画像の濃度差で判定でき
るので、日常の作業に容易に導入することができる。
【0030】次に、印刷版Bの適正露光条件を上記印刷
版Aと同じ方法で求めた。その結果、適正露光は、露光
ダイアル値が150であった。この露光条件で、95%
の網点画像と黒ベタ画像を出力し、その濃度差を測定し
たところ、0.065であり、実質的に基準値と一致し
た。このことからも本発明の方法は、適正露光の判定を
正確にできることが分かる。
版Aと同じ方法で求めた。その結果、適正露光は、露光
ダイアル値が150であった。この露光条件で、95%
の網点画像と黒ベタ画像を出力し、その濃度差を測定し
たところ、0.065であり、実質的に基準値と一致し
た。このことからも本発明の方法は、適正露光の判定を
正確にできることが分かる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、走査露光における適正
露光の管理が簡便で正確にできる。
露光の管理が簡便で正確にできる。
【図1】版面上の網点画像と黒ベタ画像を示す図
1 製版後の平版印刷版 2 印刷領域 3 印刷に供しない部分 4 網点画像部
Claims (2)
- 【請求項1】 銀塩拡散転写法を利用した平版印刷版の
走査露光における露光量管理方法において、前記平版印
刷版上に網点画像と黒ベタ画像とを形成せしめ、該網点
画像と該黒ベタ画像の濃度を測定し、両者の濃度差が所
定の範囲内になるように露光量を管理することを特徴と
する平版印刷版の走査露光における露光量管理方法。 - 【請求項2】 前記網点画像の露光領域の面積率が70
%以上であることを特徴とする請求項1記載の平版印刷
版の走査露光における露光量管理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9053103A JPH10254077A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 走査型露光用平版印刷版の露光量管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9053103A JPH10254077A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 走査型露光用平版印刷版の露光量管理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10254077A true JPH10254077A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=12933465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9053103A Pending JPH10254077A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 走査型露光用平版印刷版の露光量管理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10254077A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001356431A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-26 | Noritsu Koki Co Ltd | 露光方法 |
| JP2001356435A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-26 | Noritsu Koki Co Ltd | 黒濃度判定方法 |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP9053103A patent/JPH10254077A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001356431A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-26 | Noritsu Koki Co Ltd | 露光方法 |
| JP2001356435A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-26 | Noritsu Koki Co Ltd | 黒濃度判定方法 |
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