JPH10254271A - 加熱装置、像加熱装置および画像形成装置 - Google Patents
加熱装置、像加熱装置および画像形成装置Info
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- JPH10254271A JPH10254271A JP8197997A JP8197997A JPH10254271A JP H10254271 A JPH10254271 A JP H10254271A JP 8197997 A JP8197997 A JP 8197997A JP 8197997 A JP8197997 A JP 8197997A JP H10254271 A JPH10254271 A JP H10254271A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小熱容量の加熱部材(回転加熱部材及び固定
加熱部材)を利用して低エネルギー化を図りつつ安定し
た加熱処理を実現した加熱装置、像加熱装置及び画像形
成装置を提供すること。 【解決手段】 電磁誘導発熱性の回転加熱部材1と、該
回転加熱部材の内側に位置させた該回転加熱部材のガイ
ド部材105と、該ガイド部材105の一部に設けた電
磁誘導発熱性の固定加熱部材106と、前記回転加熱部
材1と加熱ニップNを形成する回転加圧部材3と、前記
回転加熱部材1と前記固定加熱部材106に磁界を作用
させる磁界発生手段とを有すること。
加熱部材)を利用して低エネルギー化を図りつつ安定し
た加熱処理を実現した加熱装置、像加熱装置及び画像形
成装置を提供すること。 【解決手段】 電磁誘導発熱性の回転加熱部材1と、該
回転加熱部材の内側に位置させた該回転加熱部材のガイ
ド部材105と、該ガイド部材105の一部に設けた電
磁誘導発熱性の固定加熱部材106と、前記回転加熱部
材1と加熱ニップNを形成する回転加圧部材3と、前記
回転加熱部材1と前記固定加熱部材106に磁界を作用
させる磁界発生手段とを有すること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁誘導を利用し
て渦電流を発生させ、該渦電流により発熱する加熱部材
からの熱で被加熱材を加熱する加熱装置、像加熱装置及
び画像形成装置に関する。
て渦電流を発生させ、該渦電流により発熱する加熱部材
からの熱で被加熱材を加熱する加熱装置、像加熱装置及
び画像形成装置に関する。
【0002】特に電子写真複写機・プリンタ・ファック
ス等の画像形成装置における定着装置、即ち電子写真・
静電記録・磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手段に
より、加熱溶融性の樹脂等によりなるトナーを用いて記
録材の面に直接若しくは間接方式で形成した未定着のト
ナー画像を記録材面に永久固着画像として加熱定着処理
する装置に関するものである。
ス等の画像形成装置における定着装置、即ち電子写真・
静電記録・磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手段に
より、加熱溶融性の樹脂等によりなるトナーを用いて記
録材の面に直接若しくは間接方式で形成した未定着のト
ナー画像を記録材面に永久固着画像として加熱定着処理
する装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】図15は従来の技術を説明する図であ
り、電子写真技術をプリンタに応用したレーザービーム
プリンタの概略断面図である。この装置の動作を以下に
説明する。
り、電子写真技術をプリンタに応用したレーザービーム
プリンタの概略断面図である。この装置の動作を以下に
説明する。
【0004】スキャナー13により、ホストコンピュー
タより送られた画像情報信号に応じて変調されたレーザ
ー光Lを感光ドラム11上に照射し、該ドラム上に静電
潜像を作成する。該レーザー光Lの強度及び照射スポッ
ト径は画像形成装置の解像度及び所望の画像濃度によっ
て適正に設定されており、感光ドラム11上の静電潜像
はレーザー光Lが照射された部分は明部電位VL に、そ
うでない部分は一次帯電器12で帯電された暗部電位V
D に保持されることによって形成する。
タより送られた画像情報信号に応じて変調されたレーザ
ー光Lを感光ドラム11上に照射し、該ドラム上に静電
潜像を作成する。該レーザー光Lの強度及び照射スポッ
ト径は画像形成装置の解像度及び所望の画像濃度によっ
て適正に設定されており、感光ドラム11上の静電潜像
はレーザー光Lが照射された部分は明部電位VL に、そ
うでない部分は一次帯電器12で帯電された暗部電位V
D に保持されることによって形成する。
【0005】そして感光ドラム11の矢印の方向への回
転に伴って該静電潜像が現像器14により順次現像され
る。現像器14内のトナーはトナー供給回転体である現
像スリーブ1402と現像ブレード1401とによっ
て、トナー高さ、トリボを制御され、現像スリーブ14
02上に均一なトナー層を形成する。現像ブレード14
01としては通常金属製若しくは樹脂製のものが用いら
れ、樹脂系のものは現像スリーブ1402に対して適正
な当接圧をもって接している。現像スリーブ1402上
に形成されたトナー層は現像スリーブ1402自身の回
転にともない感光ドラム11に対向し、現像スリーブ1
402に印加されている電圧Vdcと感光ドラム11の表
面電位が形成する電界によりVL の部分だけ選択的にト
ナーを付与して顕像化(トナー像化)する。
転に伴って該静電潜像が現像器14により順次現像され
る。現像器14内のトナーはトナー供給回転体である現
像スリーブ1402と現像ブレード1401とによっ
て、トナー高さ、トリボを制御され、現像スリーブ14
02上に均一なトナー層を形成する。現像ブレード14
01としては通常金属製若しくは樹脂製のものが用いら
れ、樹脂系のものは現像スリーブ1402に対して適正
な当接圧をもって接している。現像スリーブ1402上
に形成されたトナー層は現像スリーブ1402自身の回
転にともない感光ドラム11に対向し、現像スリーブ1
402に印加されている電圧Vdcと感光ドラム11の表
面電位が形成する電界によりVL の部分だけ選択的にト
ナーを付与して顕像化(トナー像化)する。
【0006】一方、給紙装置15は給紙カセット15a
に積載収納された記録材(紙)Pを給紙ローラ15bで
一枚づつ分離給紙してレジストローラ15cにより上記
トナー像の形成と同期したタイミングで感光ドラム11
下側の転写位置へ給送している。
に積載収納された記録材(紙)Pを給紙ローラ15bで
一枚づつ分離給紙してレジストローラ15cにより上記
トナー像の形成と同期したタイミングで感光ドラム11
下側の転写位置へ給送している。
【0007】該紙Pが転写位置に達すると、該紙Pの裏
面側の帯電手段16に印加されたトナーと逆極性の転写
バイアスにより感光体ドラム11上のトナー像が該紙P
上に順次転写される。該転写装置16としては図に示し
たコロナ帯電器以外に、導電弾性回転体に電源から電流
を供給して紙に転写電荷を付与しながら搬送する転写ロ
ーラ方式のものがある。
面側の帯電手段16に印加されたトナーと逆極性の転写
バイアスにより感光体ドラム11上のトナー像が該紙P
上に順次転写される。該転写装置16としては図に示し
たコロナ帯電器以外に、導電弾性回転体に電源から電流
を供給して紙に転写電荷を付与しながら搬送する転写ロ
ーラ方式のものがある。
【0008】該トナー像を転写された紙Pは、感光ドラ
ム11の回転と共に定着装置10へと送り出され、該ト
ナー画像が加熱及び加圧されて永久固定画像とされたの
ち、装置外へ排紙される。
ム11の回転と共に定着装置10へと送り出され、該ト
ナー画像が加熱及び加圧されて永久固定画像とされたの
ち、装置外へ排紙される。
【0009】加熱定着装置に代表される像加熱装置とし
ては、従来から図15に示した熱ローラ方式以外に、フ
ィルム加熱方式等の接触加熱方式が広く用いられてい
る。
ては、従来から図15に示した熱ローラ方式以外に、フ
ィルム加熱方式等の接触加熱方式が広く用いられてい
る。
【0010】その中でも、最大4層のトナー層を十分加
熱溶融させる能力を要求されるフルカラーの画像形成を
行う装置の定着装置としては、高い熱容量を有する定着
ローラの芯金、トナー像を包み込んで均一に溶融するた
めのゴム弾性層を介してトナー像の加熱を行なってい
る。
熱溶融させる能力を要求されるフルカラーの画像形成を
行う装置の定着装置としては、高い熱容量を有する定着
ローラの芯金、トナー像を包み込んで均一に溶融するた
めのゴム弾性層を介してトナー像の加熱を行なってい
る。
【0011】一方、実開昭51−109737号公報で
は、磁束により定着ローラに電流を誘導させてジュール
熱によって発熱させる誘導加熱定着装置が開示されてい
る。これは、誘導電流の発生を利用することで直接定着
ローラを発熱させることができて、ハロゲンランプを用
いた熱ローラよりも高効率の定着プロセスを達成してい
る。
は、磁束により定着ローラに電流を誘導させてジュール
熱によって発熱させる誘導加熱定着装置が開示されてい
る。これは、誘導電流の発生を利用することで直接定着
ローラを発熱させることができて、ハロゲンランプを用
いた熱ローラよりも高効率の定着プロセスを達成してい
る。
【0012】また、米国特許5278618号では定着
ローラを小熱容量化した定着フィルムを用いて、ニップ
近傍に励磁部材により加熱する例が開示されている。
ローラを小熱容量化した定着フィルムを用いて、ニップ
近傍に励磁部材により加熱する例が開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記熱ロ
ーラ方式の定着装置では、熱ローラ(定着ローラ)の熱
容量が大きく、加熱に要する電力が大きくなるばかり
か、ウェイトタイムが長くなるという問題があった。
ーラ方式の定着装置では、熱ローラ(定着ローラ)の熱
容量が大きく、加熱に要する電力が大きくなるばかり
か、ウェイトタイムが長くなるという問題があった。
【0014】特に、フルカラーの画像記録装置のような
熱容量の大きな定着ローラを用いる場合、温調と定着ロ
ーラ表面の昇温とに遅延が発生するため、定着不良や光
沢ムラやオフセット等の問題が発生していた。
熱容量の大きな定着ローラを用いる場合、温調と定着ロ
ーラ表面の昇温とに遅延が発生するため、定着不良や光
沢ムラやオフセット等の問題が発生していた。
【0015】また、実開昭51−109737号公報や
米国特許5278618号で開示されている誘導加熱方
式の定着装置では、上記問題点を改善できたが、プリン
トスピードが早くなると熱容量が小さいため記録材への
熱供給が不足してしまい、トナー画像が熱で溶融せず記
録材と付着しない所謂定着不良が発生する場合があっ
た。
米国特許5278618号で開示されている誘導加熱方
式の定着装置では、上記問題点を改善できたが、プリン
トスピードが早くなると熱容量が小さいため記録材への
熱供給が不足してしまい、トナー画像が熱で溶融せず記
録材と付着しない所謂定着不良が発生する場合があっ
た。
【0016】特に、記録材の紙厚が厚かったり、搬送方
向に記録材が長かったりすると、熱容量が小さいため記
録材の先端部分で熱が奪われ、記録材の後端部分で熱供
給が不足して定着不良が発生する場合があった。
向に記録材が長かったりすると、熱容量が小さいため記
録材の先端部分で熱が奪われ、記録材の後端部分で熱供
給が不足して定着不良が発生する場合があった。
【0017】そこで、本出願に係る発明の目的は、小熱
容量の加熱部材(回転加熱部材及び固定加熱部材)を利
用して低エネルギー化を図りつつ安定した加熱処理を実
現した加熱装置、像加熱装置及び画像形成装置を提供す
ることにある。
容量の加熱部材(回転加熱部材及び固定加熱部材)を利
用して低エネルギー化を図りつつ安定した加熱処理を実
現した加熱装置、像加熱装置及び画像形成装置を提供す
ることにある。
【0018】
〔1〕:電磁誘導発熱性の回転加熱部材と、該回転加熱
部材の内側に位置させた該回転加熱部材のガイド部材
と、該ガイド部材の一部に設けた電磁誘導発熱性の固定
加熱部材と、前記回転加熱部材と加熱ニップを形成する
回転加圧部材と、前記回転加熱部材と前記固定加熱部材
に磁界を作用させる磁界発生手段とを有することを特徴
とする加熱装置。
部材の内側に位置させた該回転加熱部材のガイド部材
と、該ガイド部材の一部に設けた電磁誘導発熱性の固定
加熱部材と、前記回転加熱部材と加熱ニップを形成する
回転加圧部材と、前記回転加熱部材と前記固定加熱部材
に磁界を作用させる磁界発生手段とを有することを特徴
とする加熱装置。
【0019】〔2〕:固定加熱部材を加熱ニップよりも
回転加熱部材の回転方向上流側に配設したことを特徴と
する〔1〕項記載の加熱装置。
回転加熱部材の回転方向上流側に配設したことを特徴と
する〔1〕項記載の加熱装置。
【0020】〔3〕:回転加熱部材の回転方向における
固定加熱部材の幅が該回転方向と直交する方向において
異なっていることを特徴とする〔1〕又は〔2〕記載の
加熱装置。
固定加熱部材の幅が該回転方向と直交する方向において
異なっていることを特徴とする〔1〕又は〔2〕記載の
加熱装置。
【0021】〔4〕:温度検知部材を加熱ニップよりも
回転加熱部材の回転方向上流側に配設したことを特徴と
する〔1〕,〔2〕又は〔3〕記載の加熱装置。
回転加熱部材の回転方向上流側に配設したことを特徴と
する〔1〕,〔2〕又は〔3〕記載の加熱装置。
【0022】〔5〕:温度検知部材を加熱ニップよりも
回転加熱部材の回転方向下流側に配設したことを特徴と
する〔1〕,〔2〕又は〔3〕記載の加熱装置。
回転加熱部材の回転方向下流側に配設したことを特徴と
する〔1〕,〔2〕又は〔3〕記載の加熱装置。
【0023】〔6〕:温度検知部材を固定加熱部材の加
熱ニップ側の面に配設したことを特徴とする〔1〕乃至
〔5〕の何れか1項に記載の加熱装置。
熱ニップ側の面に配設したことを特徴とする〔1〕乃至
〔5〕の何れか1項に記載の加熱装置。
【0024】〔7〕:温度検知部材を2ケ以上配設した
ことを特徴とする〔1〕乃至〔6〕記載の加熱装置。
ことを特徴とする〔1〕乃至〔6〕記載の加熱装置。
【0025】〔8〕:回転加熱部材の回転方向における
固定加熱部材の幅が、該回転方向と直交する方向の中央
部からその両端部にかけて広くなっていることを特徴と
する〔1〕乃至〔7〕の何れか1項に記載の加熱装置。
固定加熱部材の幅が、該回転方向と直交する方向の中央
部からその両端部にかけて広くなっていることを特徴と
する〔1〕乃至〔7〕の何れか1項に記載の加熱装置。
【0026】
〔9〕:回転加熱部材の回転方向における
固定加熱部材の幅が、該回転方向と直交する方向の中央
部からその両端部にかけて狭くなっていることを特徴と
する〔1〕乃至〔7〕の何れか1項に記載の加熱装置。
固定加熱部材の幅が、該回転方向と直交する方向の中央
部からその両端部にかけて狭くなっていることを特徴と
する〔1〕乃至〔7〕の何れか1項に記載の加熱装置。
【0027】〔10〕:回転加熱部材の回転方向におけ
る固定加熱部材の幅が、該回転方向と直交する方向の中
央部よりもその両端部で狭くなっていることを特徴とす
る〔1〕乃至〔7〕の何れか1項に記載の加熱装置。
る固定加熱部材の幅が、該回転方向と直交する方向の中
央部よりもその両端部で狭くなっていることを特徴とす
る〔1〕乃至〔7〕の何れか1項に記載の加熱装置。
【0028】〔11〕:回転加熱部材の回転方向におけ
る固定加熱部材の幅が、該回転方向と直交する方向の一
端部と他端部とで異なっていることを特徴とする〔1〕
乃至7〕の何れか1項に記載の加熱装置。
る固定加熱部材の幅が、該回転方向と直交する方向の一
端部と他端部とで異なっていることを特徴とする〔1〕
乃至7〕の何れか1項に記載の加熱装置。
【0029】〔12〕:回転加熱部材の回転方向におけ
る固定加熱部材の幅が、温度検知部材と対応した位置で
広くなっていることを特徴とする〔4〕乃至〔7〕の何
れか1項に記載の加熱装置。
る固定加熱部材の幅が、温度検知部材と対応した位置で
広くなっていることを特徴とする〔4〕乃至〔7〕の何
れか1項に記載の加熱装置。
【0030】〔13〕:記録材上に担持させた顕画剤像
を加熱処理する手段として前記〔1〕乃至〔12〕の何
れか1項に記載の加熱装置を備えたことを特徴とする像
加熱装置。
を加熱処理する手段として前記〔1〕乃至〔12〕の何
れか1項に記載の加熱装置を備えたことを特徴とする像
加熱装置。
【0031】〔14〕:記録材上に顕画剤像を担持させ
る像形成手段と、該記録材上の顕画剤像を加熱処理する
像加熱手段とを備える画像形成装置において、該像加熱
手段として前記〔1〕乃至〔12〕の何れか1項に記載
の加熱装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
る像形成手段と、該記録材上の顕画剤像を加熱処理する
像加熱手段とを備える画像形成装置において、該像加熱
手段として前記〔1〕乃至〔12〕の何れか1項に記載
の加熱装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【0032】〈作用〉即ち、磁界発生手段による磁界の
作用により、電磁誘導発熱性の回転加熱部材と電磁誘導
発熱性の固定加熱部材とに誘導電流を生じさせ、該誘導
電流と各々の固有抵抗とにより該回転加熱部材と固定加
熱部材とを発熱させており、該被加熱材の搬送速度(回
転加熱材の回転速度)の高速化を図った場合や、厚紙な
ど熱容量の大きい被加熱材の加熱を行なう場合など、被
加熱材に奪われる熱量が多い場合であっても、固定加熱
部材の熱が回転加熱部材に補われるので、被加熱材への
熱供給が適切に維持される。これにより小熱容量の加熱
部材を用いても被加熱部材への熱供給の不足を招くこと
がなく、低エネルギー化と安定した加熱処理の両立を実
現している。
作用により、電磁誘導発熱性の回転加熱部材と電磁誘導
発熱性の固定加熱部材とに誘導電流を生じさせ、該誘導
電流と各々の固有抵抗とにより該回転加熱部材と固定加
熱部材とを発熱させており、該被加熱材の搬送速度(回
転加熱材の回転速度)の高速化を図った場合や、厚紙な
ど熱容量の大きい被加熱材の加熱を行なう場合など、被
加熱材に奪われる熱量が多い場合であっても、固定加熱
部材の熱が回転加熱部材に補われるので、被加熱材への
熱供給が適切に維持される。これにより小熱容量の加熱
部材を用いても被加熱部材への熱供給の不足を招くこと
がなく、低エネルギー化と安定した加熱処理の両立を実
現している。
【0033】
〔第1の実施形態例〕 1.加熱体装置の全体構成 図1は本実施形態例の概略構成図、図2は図1の部分詳
細図、図3は要部斜視図及び制御回路のブロック図であ
る。本例の装置は、記録材上に担持させたトナー画像を
加熱定着処理する定着装置(像加熱手段)として画像形
成装置(本例では特に4色カラー画像形成装置)に備え
られるものである。
細図、図3は要部斜視図及び制御回路のブロック図であ
る。本例の装置は、記録材上に担持させたトナー画像を
加熱定着処理する定着装置(像加熱手段)として画像形
成装置(本例では特に4色カラー画像形成装置)に備え
られるものである。
【0034】同図において1は回転加熱部材であるとこ
ろの定着フィルム、105は磁束の通過を妨げない絶縁
性のフィルムガイドで、該定着フィルム1がフィルムガ
イド105に余裕をもって外嵌し回転自在に保持されて
いる。該フィルムガイド105は、フィルム1の回転時
にその内面をガイドして搬送安定性を図っている。
ろの定着フィルム、105は磁束の通過を妨げない絶縁
性のフィルムガイドで、該定着フィルム1がフィルムガ
イド105に余裕をもって外嵌し回転自在に保持されて
いる。該フィルムガイド105は、フィルム1の回転時
にその内面をガイドして搬送安定性を図っている。
【0035】201は交番磁束を発生するための励磁コ
イルであり、フィルムガイド105によって支持されて
いる。106は固定加熱部材であり、平板状で図2の如
くフィルムガイド105の最外周にはめ込まれている。
202は励磁コイル201で発生する磁束を効率よく定
着フィルム1と固定加熱部材106に導くための高透磁
率磁性部材であるところのフェライトコアである。
イルであり、フィルムガイド105によって支持されて
いる。106は固定加熱部材であり、平板状で図2の如
くフィルムガイド105の最外周にはめ込まれている。
202は励磁コイル201で発生する磁束を効率よく定
着フィルム1と固定加熱部材106に導くための高透磁
率磁性部材であるところのフェライトコアである。
【0036】励磁コイル201には図3のごとく励磁回
路601が接続されており、この励磁回路601は80
KHzの交番電流を励磁コイル201へ供給できるよう
になっている。
路601が接続されており、この励磁回路601は80
KHzの交番電流を励磁コイル201へ供給できるよう
になっている。
【0037】3は加圧部材であるところの加圧ローラで
芯金301上にシリコーンゴム層302を20mm被覆
させて弾性をもたせ、不図示の加圧手段によりフィルム
ガイド105に対してフィルム1を挟んで圧接し、ニッ
プNを形成している。また、加圧ローラ3は定着フィル
ム1を記録材Pの搬送方向に回転駆動させる駆動ローラ
の役割も兼ねている。
芯金301上にシリコーンゴム層302を20mm被覆
させて弾性をもたせ、不図示の加圧手段によりフィルム
ガイド105に対してフィルム1を挟んで圧接し、ニッ
プNを形成している。また、加圧ローラ3は定着フィル
ム1を記録材Pの搬送方向に回転駆動させる駆動ローラ
の役割も兼ねている。
【0038】フィルムガイド105は耐熱性のあるPP
Sや液晶ポリマー材で円筒状に成形されている。該フィ
ルムガイド105の一部には、固定加熱部材106が嵌
め込み、または、熱硬化性のシリコーンゴム接着剤での
接着により設けられている。
Sや液晶ポリマー材で円筒状に成形されている。該フィ
ルムガイド105の一部には、固定加熱部材106が嵌
め込み、または、熱硬化性のシリコーンゴム接着剤での
接着により設けられている。
【0039】5は温度検知素子としてのNTC素子であ
る。該NTC素子は、固定加熱部材106の表面(ニッ
プ側の面)上に定着フィルム1の裏面と接触するように
設けてあり、マイコン603に定着フィルム1と固定加
熱部材106の表面の温度を電圧に変換して伝えてい
る。
る。該NTC素子は、固定加熱部材106の表面(ニッ
プ側の面)上に定着フィルム1の裏面と接触するように
設けてあり、マイコン603に定着フィルム1と固定加
熱部材106の表面の温度を電圧に変換して伝えてい
る。
【0040】602は矩形波発生回路で、マイコン60
3からの情報によって矩形波のデューティー比を変化さ
せて励磁回路601内のスイッチング素子を制御する。
3からの情報によって矩形波のデューティー比を変化さ
せて励磁回路601内のスイッチング素子を制御する。
【0041】而して該加圧ローラ3が回転駆動され、定
着ニップNにおける該加圧ローラ3と定着フィルム1の
外面との圧接摩擦力で定着フィルム1に回転力が作用
し、該定着フィルム1はその内面がフィルムガイド10
5にガイドされつつ矢示aの時計方向に従動回転する。
また、励磁コイル201に高周波バイアスを印加し、こ
れによる磁力の作用により定着フィルム10の発熱層1
01及び固定加熱部材に誘導電流を生じさせ、電磁誘導
発熱状態とする。
着ニップNにおける該加圧ローラ3と定着フィルム1の
外面との圧接摩擦力で定着フィルム1に回転力が作用
し、該定着フィルム1はその内面がフィルムガイド10
5にガイドされつつ矢示aの時計方向に従動回転する。
また、励磁コイル201に高周波バイアスを印加し、こ
れによる磁力の作用により定着フィルム10の発熱層1
01及び固定加熱部材に誘導電流を生じさせ、電磁誘導
発熱状態とする。
【0042】そしてニップNに未定着トナー画像Tを担
持した被記録材Pを搬送導入し、該記録材Pを定着フィ
ルム10の外面に密着させて該定着フィルム10と一緒
に定着ニップ部Nを挟持搬送させ、その通過過程で上記
の如く電磁誘導発熱した定着フィルムからの熱により該
記録材上の未定着トナー画像Tを軟化・溶融させ、ニッ
プ通過後、自然冷却させて永久固着像とする。
持した被記録材Pを搬送導入し、該記録材Pを定着フィ
ルム10の外面に密着させて該定着フィルム10と一緒
に定着ニップ部Nを挟持搬送させ、その通過過程で上記
の如く電磁誘導発熱した定着フィルムからの熱により該
記録材上の未定着トナー画像Tを軟化・溶融させ、ニッ
プ通過後、自然冷却させて永久固着像とする。
【0043】2.定着フィルム(回転加熱部材) 定着フィルム1について図4を用いて詳しく説明する。
定着フィルム1は抵抗体であるニッケルからなる厚み5
0μmの発熱層101の表面をシリコーンゴムからなる
弾性層102で被覆し、さらにフッ素樹脂の離型層10
3で被覆してある。抵抗体としてはニッケル以外でも、
10-5〜10-10 Ω・mの電気良導体である金属、金属
化合物、有機導電体であればよく、より好ましくは透磁
率が高い強磁性を示す鉄、コバルト等の純金属若しくは
それらの化合物を用いるのが良い。
定着フィルム1は抵抗体であるニッケルからなる厚み5
0μmの発熱層101の表面をシリコーンゴムからなる
弾性層102で被覆し、さらにフッ素樹脂の離型層10
3で被覆してある。抵抗体としてはニッケル以外でも、
10-5〜10-10 Ω・mの電気良導体である金属、金属
化合物、有機導電体であればよく、より好ましくは透磁
率が高い強磁性を示す鉄、コバルト等の純金属若しくは
それらの化合物を用いるのが良い。
【0044】発熱層101の厚みを薄くすると十分な磁
路が確保できなくなり、外部へ磁束が洩れて発熱層自身
の発熱エネルギーは小さくなる場合があり、また厚くす
ると熱容量が大きくなり昇温に要する時間が長くなる傾
向がある。従って厚みは発熱体に用いた材料の比熱、密
度、透磁率、抵抗率の値によって適正値があり、本形態
例では10〜100μmの厚みの範囲で、3℃/sec
以上の昇温速度を得ることができた。また、弾性層10
2の硬度は、硬度が高すぎると記録材Pあるいはトナー
層の凹凸に追従しきれず画像光沢ムラが発生してしま
う。そこで、弾性層102の硬度としては60°(JI
S−A)以下、より好ましくは45°(JIS−A)以
下がよい。弾性層102の熱伝導率に関しては6×10
-4〜2×10-3[cal/cm・sec・deg.]が
よい。熱伝導率λが6×10-4[cal/cm・sec
・deg.]よりも小さい場合には、熱抵抗が大きく、
定着フィルム1の表層における温度上昇が遅くなる。
路が確保できなくなり、外部へ磁束が洩れて発熱層自身
の発熱エネルギーは小さくなる場合があり、また厚くす
ると熱容量が大きくなり昇温に要する時間が長くなる傾
向がある。従って厚みは発熱体に用いた材料の比熱、密
度、透磁率、抵抗率の値によって適正値があり、本形態
例では10〜100μmの厚みの範囲で、3℃/sec
以上の昇温速度を得ることができた。また、弾性層10
2の硬度は、硬度が高すぎると記録材Pあるいはトナー
層の凹凸に追従しきれず画像光沢ムラが発生してしま
う。そこで、弾性層102の硬度としては60°(JI
S−A)以下、より好ましくは45°(JIS−A)以
下がよい。弾性層102の熱伝導率に関しては6×10
-4〜2×10-3[cal/cm・sec・deg.]が
よい。熱伝導率λが6×10-4[cal/cm・sec
・deg.]よりも小さい場合には、熱抵抗が大きく、
定着フィルム1の表層における温度上昇が遅くなる。
【0045】離型層103としてはPFA、PTFE、
FEP等のフッ素樹脂以外に、シリコーン樹脂、シリコ
ーンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム等の離型性かつ
耐熱性のよい材料を選択することができる。離型層10
3の厚さは20〜100μmが好ましく、離型層103
の厚さが20μmよりも小さいと塗膜の塗ムラで離型性
の悪い部分ができたり、耐久性が不足するといった問題
が発生する。また、離型層が100μmを越えると熱伝
導が悪化するという問題が発生し、特に樹脂系の離型層
の場合は硬度が高くなりすぎ、弾性層102の効果がな
くなってしまう。
FEP等のフッ素樹脂以外に、シリコーン樹脂、シリコ
ーンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム等の離型性かつ
耐熱性のよい材料を選択することができる。離型層10
3の厚さは20〜100μmが好ましく、離型層103
の厚さが20μmよりも小さいと塗膜の塗ムラで離型性
の悪い部分ができたり、耐久性が不足するといった問題
が発生する。また、離型層が100μmを越えると熱伝
導が悪化するという問題が発生し、特に樹脂系の離型層
の場合は硬度が高くなりすぎ、弾性層102の効果がな
くなってしまう。
【0046】また図5に示すように、定着フィルム1の
層構成において断熱層104を設けてもよい。断熱層1
04としてはフッ素樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリアミドイミド樹脂、PEEK樹脂、PES樹
脂、PPS樹脂、PFA樹脂、PTFE樹脂、FEP樹
脂などの耐熱樹脂がよい。また、断熱層104の厚さと
しては10〜1000μmが好ましい。断熱層104の
厚さが10μmよりも小さい場合には断熱効果が得られ
難くなり、また、耐久性も不足してくる。一方、100
0μmを越えると高透磁率コア202から発熱層101
の距離が大きくなり、磁束が十分に発熱層101に到達
し難くなってくる。断熱層104を設けた場合、発熱層
101に発生した熱による励磁コイル201の昇温を防
止できるため、安定した加熱をすることができる。
層構成において断熱層104を設けてもよい。断熱層1
04としてはフッ素樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリアミドイミド樹脂、PEEK樹脂、PES樹
脂、PPS樹脂、PFA樹脂、PTFE樹脂、FEP樹
脂などの耐熱樹脂がよい。また、断熱層104の厚さと
しては10〜1000μmが好ましい。断熱層104の
厚さが10μmよりも小さい場合には断熱効果が得られ
難くなり、また、耐久性も不足してくる。一方、100
0μmを越えると高透磁率コア202から発熱層101
の距離が大きくなり、磁束が十分に発熱層101に到達
し難くなってくる。断熱層104を設けた場合、発熱層
101に発生した熱による励磁コイル201の昇温を防
止できるため、安定した加熱をすることができる。
【0047】固定加熱部材106は定着フィルムの発熱
層と同様に抵抗体であるニッケル等からなる厚み50μ
mの発熱層で図6(a)の平板形状である。該抵抗体と
してはニッケル以外であっても10-5〜10-10 Ω・m
の電気良導体である金属、金属化合物、有機導電体であ
ればよく、より好ましくは透磁率が高い強磁性を示す
鉄、コバルト等の金属、若しくはそれらの化合物を用い
るのが良い。
層と同様に抵抗体であるニッケル等からなる厚み50μ
mの発熱層で図6(a)の平板形状である。該抵抗体と
してはニッケル以外であっても10-5〜10-10 Ω・m
の電気良導体である金属、金属化合物、有機導電体であ
ればよく、より好ましくは透磁率が高い強磁性を示す
鉄、コバルト等の金属、若しくはそれらの化合物を用い
るのが良い。
【0048】励磁コイル201としては加熱に十分な交
番磁束を発生するものでなければならないが、そのため
には抵抗成分を低く、インダクタンス成分を高くとる必
要がある。本形態例では励磁コイル201の芯線として
線径φ1 が0.2mmの銅線に耐熱絶縁被覆を施した細
線を束ねて束線径φ2 を3mmにした高周波用のものを
用いて、定着フィルム1の内側においてニップNを周回
するように10回巻いてある。フェライトコア202
は、MxZn1-xFe2O4の組成からなる金属酸化物に微
量の添加物を加えたものであり、他の高透磁率材料に比
較して極めて高い比抵抗を示し、渦電流による損失が小
さいという特徴がある。また金属元素Mや組成xや添加
物が異なると、フェライトの性能を代表する透磁率やキ
ュリー温度や保持力等が異なるのが一般的であるが、一
長一短があって全ての特性について優れているものを得
るのは難しい。本発明で用いるフェライトコア202と
しては透磁率やキュリー温度は高い方が好ましく、本例
では比透磁率2500、キュリー温度205℃の250
0B2(トーキン製品名)を用いている。
番磁束を発生するものでなければならないが、そのため
には抵抗成分を低く、インダクタンス成分を高くとる必
要がある。本形態例では励磁コイル201の芯線として
線径φ1 が0.2mmの銅線に耐熱絶縁被覆を施した細
線を束ねて束線径φ2 を3mmにした高周波用のものを
用いて、定着フィルム1の内側においてニップNを周回
するように10回巻いてある。フェライトコア202
は、MxZn1-xFe2O4の組成からなる金属酸化物に微
量の添加物を加えたものであり、他の高透磁率材料に比
較して極めて高い比抵抗を示し、渦電流による損失が小
さいという特徴がある。また金属元素Mや組成xや添加
物が異なると、フェライトの性能を代表する透磁率やキ
ュリー温度や保持力等が異なるのが一般的であるが、一
長一短があって全ての特性について優れているものを得
るのは難しい。本発明で用いるフェライトコア202と
しては透磁率やキュリー温度は高い方が好ましく、本例
では比透磁率2500、キュリー温度205℃の250
0B2(トーキン製品名)を用いている。
【0049】励磁コイル201は励磁回路601から供
給される交番電流によって交番磁束を発生させ、該交番
磁束により定着フィルム1の発熱層101及び固定加熱
部材106に渦電流を発生させ、該発熱層101・固定
加熱部材106の固有抵抗によってジュール熱を発生さ
せる。
給される交番電流によって交番磁束を発生させ、該交番
磁束により定着フィルム1の発熱層101及び固定加熱
部材106に渦電流を発生させ、該発熱層101・固定
加熱部材106の固有抵抗によってジュール熱を発生さ
せる。
【0050】固定加熱部材106で生じた熱は、フィル
ム1に付与され、該フィルム1を昇温させる。これと共
に発熱層1で生じた熱によりフィルム1が昇温し、該昇
温したフィルム1と密着した状態でニップNに搬送され
る記録材Pと該記録材P上のトナーTを加熱する。
ム1に付与され、該フィルム1を昇温させる。これと共
に発熱層1で生じた熱によりフィルム1が昇温し、該昇
温したフィルム1と密着した状態でニップNに搬送され
る記録材Pと該記録材P上のトナーTを加熱する。
【0051】発熱層101及び固定加熱部材106で発
生する熱エネルギーは渦電流の大きさの二乗に比例し、
渦電流の大きさは交番磁束のエネルギーに比例するの
で、定着フィルム1の温度を上昇させる時は励磁コイル
201への磁界エネルギーを増加させ、逆に温度を下げ
る場合には磁界エネルギーを減少させればよい。この磁
界エネルギーの加減は励磁コイル201に印加する電圧
を加減しても良いし、電流を加減しても良い。通常の電
灯線を利用する場合には定電圧源と考えられるので、安
価に回路を構成するには励磁コイル201に流す電流を
加減するのが好ましい。これらの電磁回路が共振条件を
満たす範囲で考える場合、上記の電流の加減は励磁コイ
ル201に与える電圧の印加時間の長短で制御可能であ
る。即ち、電磁回路における磁界の振動周期に同期して
スイッチングし、図8に示す電圧印加時間aや解放時間
bを変化させることによって、定着フィルム1と固定加
熱部材106の温度を変えることができる。本例では解
放時間bを固定して6μsとし、電圧印加時間aを1〜
15μsの間で制御可能としている。
生する熱エネルギーは渦電流の大きさの二乗に比例し、
渦電流の大きさは交番磁束のエネルギーに比例するの
で、定着フィルム1の温度を上昇させる時は励磁コイル
201への磁界エネルギーを増加させ、逆に温度を下げ
る場合には磁界エネルギーを減少させればよい。この磁
界エネルギーの加減は励磁コイル201に印加する電圧
を加減しても良いし、電流を加減しても良い。通常の電
灯線を利用する場合には定電圧源と考えられるので、安
価に回路を構成するには励磁コイル201に流す電流を
加減するのが好ましい。これらの電磁回路が共振条件を
満たす範囲で考える場合、上記の電流の加減は励磁コイ
ル201に与える電圧の印加時間の長短で制御可能であ
る。即ち、電磁回路における磁界の振動周期に同期して
スイッチングし、図8に示す電圧印加時間aや解放時間
bを変化させることによって、定着フィルム1と固定加
熱部材106の温度を変えることができる。本例では解
放時間bを固定して6μsとし、電圧印加時間aを1〜
15μsの間で制御可能としている。
【0052】マイコン603はNTC素子5から得た定
着フィルム1と固定加熱部材106のあわせた温度を一
定の周期でサンプリングして、この情報に対して上記電
圧印加時間aを算出し、矩形波発生回路から出力する。
電圧印加時間aの算出方法としては像加熱を可能にする
適正温度とサンプリングされた温度との差を時間順に、
ΔK-2 、ΔK-1 、ΔK とした場合に、前回の電圧印加時
間aK に対して βΔK ・・・・・・・・・・・比例制御量 γ(ΔK-1 −ΔK )・・・・・・・微分制御量 δ(ΔK-2 +ΔK-1 +ΔK )・・・・積分制御量 を加減算して今回の印加時間aを決定する所謂PID制
御を採用している。
着フィルム1と固定加熱部材106のあわせた温度を一
定の周期でサンプリングして、この情報に対して上記電
圧印加時間aを算出し、矩形波発生回路から出力する。
電圧印加時間aの算出方法としては像加熱を可能にする
適正温度とサンプリングされた温度との差を時間順に、
ΔK-2 、ΔK-1 、ΔK とした場合に、前回の電圧印加時
間aK に対して βΔK ・・・・・・・・・・・比例制御量 γ(ΔK-1 −ΔK )・・・・・・・微分制御量 δ(ΔK-2 +ΔK-1 +ΔK )・・・・積分制御量 を加減算して今回の印加時間aを決定する所謂PID制
御を採用している。
【0053】以上のように本例の加熱装置は、被加熱材
を加熱する際の熱抵抗がハロゲンヒータを内包する熱ロ
ーラ方式の定着装置に比して小さく、加熱部材の熱を直
接被加熱材の加熱に消費するものであって、トナー量の
多いフルカラー画像を定着する場合にも、トナー像を十
分溶融することができて、高画質の画像形成物を得るこ
とができ、また、定着装置の熱容量が小さいためオンデ
マンド定着が可能で、待機中の消費電力を著しく低減さ
せることができる。これと共に本例では、固定加熱部材
106により回転加熱部材を加熱しているので、熱容量
の小さい回転加熱部材を用いても早いスピードでのプリ
ントや厚紙のプリント時等に熱供給が不足してしまうこ
とがなく、安定した加熱処理を行なうことができた。
を加熱する際の熱抵抗がハロゲンヒータを内包する熱ロ
ーラ方式の定着装置に比して小さく、加熱部材の熱を直
接被加熱材の加熱に消費するものであって、トナー量の
多いフルカラー画像を定着する場合にも、トナー像を十
分溶融することができて、高画質の画像形成物を得るこ
とができ、また、定着装置の熱容量が小さいためオンデ
マンド定着が可能で、待機中の消費電力を著しく低減さ
せることができる。これと共に本例では、固定加熱部材
106により回転加熱部材を加熱しているので、熱容量
の小さい回転加熱部材を用いても早いスピードでのプリ
ントや厚紙のプリント時等に熱供給が不足してしまうこ
とがなく、安定した加熱処理を行なうことができた。
【0054】尚、本例では4色カラー画像形成装置に備
えられる加熱装置について説明してきたが、モノクロ或
いは1パスマルチカラー画像形成装置に利用してもよ
い。この場合は定着フィルム1において弾性層102を
省略することができる。
えられる加熱装置について説明してきたが、モノクロ或
いは1パスマルチカラー画像形成装置に利用してもよ
い。この場合は定着フィルム1において弾性層102を
省略することができる。
【0055】〔第2の実施形態例〕次に、本発明の他の
実施形態例について図6,図7を用いて説明する。前述
の形態例では固定加熱部材106が図6(a)の如く、
幅が均一であったのと比べ、本形態例は該固定加熱部材
106の幅を変えた点が異なり、その他の構成は同じで
ある。
実施形態例について図6,図7を用いて説明する。前述
の形態例では固定加熱部材106が図6(a)の如く、
幅が均一であったのと比べ、本形態例は該固定加熱部材
106の幅を変えた点が異なり、その他の構成は同じで
ある。
【0056】.本例では、図6(b)の如く、固定加
熱部材106の中央部の幅が該端部の幅より細い形状に
なっている。
熱部材106の中央部の幅が該端部の幅より細い形状に
なっている。
【0057】固定加熱部材106は固定されているの
で、回転加熱部材である定着フィルム1より温度が高く
なり、該フィルム1に熱を供給している。さらに本例で
は固定加熱部材106の幅の広い両端部の方が発熱量が
多くなっているので、定着フィルム1に供給される熱量
が中央部から両端部にかけて多くなっている。すなわ
ち、中央部よりも、両端部のフィルム温度の方が高くな
る。
で、回転加熱部材である定着フィルム1より温度が高く
なり、該フィルム1に熱を供給している。さらに本例で
は固定加熱部材106の幅の広い両端部の方が発熱量が
多くなっているので、定着フィルム1に供給される熱量
が中央部から両端部にかけて多くなっている。すなわ
ち、中央部よりも、両端部のフィルム温度の方が高くな
る。
【0058】一方、加圧ローラの両端の軸から放熱する
熱量が多い構成の加熱定着器では、両端の熱量が不足し
て定着性が悪くなる場合があった。
熱量が多い構成の加熱定着器では、両端の熱量が不足し
て定着性が悪くなる場合があった。
【0059】そこで該構成の装置において、本例の固定
加熱部材106を適用することで上記不具合を解消する
ことができた。
加熱部材106を適用することで上記不具合を解消する
ことができた。
【0060】.本例は図6(c)の如く、加熱部材中
央部の幅が該端部の幅より広い形状としたものである。
央部の幅が該端部の幅より広い形状としたものである。
【0061】カラープリンタでOHT(オーバーヘッド
トランスペアレンシー)にプリントする場合にあって
は、各トナーを完全に混色しなければOHP(オーバー
ヘッドプロジェクター)で見たときに透過性が落ち、鮮
やかな色がでないので定着の加圧力をあげなければなら
ない。このため、加圧ローラがたわみ、定着ニップ幅が
中央部で細くなり、定着性が中央部で落ちる場合があっ
た。
トランスペアレンシー)にプリントする場合にあって
は、各トナーを完全に混色しなければOHP(オーバー
ヘッドプロジェクター)で見たときに透過性が落ち、鮮
やかな色がでないので定着の加圧力をあげなければなら
ない。このため、加圧ローラがたわみ、定着ニップ幅が
中央部で細くなり、定着性が中央部で落ちる場合があっ
た。
【0062】そこで、図6(c)に示したように中央部
の幅が広い固定加熱部材106を用いることにより、中
央部での発熱量を多くし、該中央部においても良好な定
着性を得ることができた。
の幅が広い固定加熱部材106を用いることにより、中
央部での発熱量を多くし、該中央部においても良好な定
着性を得ることができた。
【0063】.図7(a)の固定加熱部材106は中
央部の幅を広く、両端部の幅を狭く構成し、フィルム1
の中央部に与える熱量がその両端部に与える熱量と比べ
て多くなるようにしている。また図7(b)の固定加熱
部材106は片側端部の幅を広く、他方の幅を狭くし、
フィルム1の片側に与える熱量ともう一方の側に与える
熱量とを異ならせている。
央部の幅を広く、両端部の幅を狭く構成し、フィルム1
の中央部に与える熱量がその両端部に与える熱量と比べ
て多くなるようにしている。また図7(b)の固定加熱
部材106は片側端部の幅を広く、他方の幅を狭くし、
フィルム1の片側に与える熱量ともう一方の側に与える
熱量とを異ならせている。
【0064】このように固定加熱部材106をクラウン
形状に限らず、記録紙Pの搬送基準位置など装置構成に
対応した形状とすることで、フィルム幅方向の温度分布
を適切に設定できる。
形状に限らず、記録紙Pの搬送基準位置など装置構成に
対応した形状とすることで、フィルム幅方向の温度分布
を適切に設定できる。
【0065】.本例は固定加熱部材106が図7の如
く長手方向の一部で幅を広くした構成である。
く長手方向の一部で幅を広くした構成である。
【0066】安全装置としてフィルムガイドの1箇所に
温度ヒューズを配置した装置においては、該温度ヒュー
ズに熱が奪われて温度が部分的に低下してしまうことが
あった。そこで図7(c)に示す固定加熱部材106で
は温度ヒューズに対応する位置の固定加熱部材幅を拡
げ、その部分での定着フィルムへの熱供給を増やした構
成である。
温度ヒューズを配置した装置においては、該温度ヒュー
ズに熱が奪われて温度が部分的に低下してしまうことが
あった。そこで図7(c)に示す固定加熱部材106で
は温度ヒューズに対応する位置の固定加熱部材幅を拡
げ、その部分での定着フィルムへの熱供給を増やした構
成である。
【0067】このような構成にすることにより、温度ヒ
ューズ部の定着不良がなくなる。
ューズ部の定着不良がなくなる。
【0068】〔第3の実施形態例〕次に、本発明の第3
の実施形態例について説明する。本形態例は、図10の
ように温度検知部材5をニップNよりもフィルム回転方
向下流側に配置した構成である。
の実施形態例について説明する。本形態例は、図10の
ように温度検知部材5をニップNよりもフィルム回転方
向下流側に配置した構成である。
【0069】温度検知部材5をニップ下流側に配設する
と、記録材Pが定着フィルム1から奪った熱量を測定す
ることになり、定着温度を維持するのに必要とされる熱
量を直接的に求めることができるので、より正確な温度
制御が可能となる。
と、記録材Pが定着フィルム1から奪った熱量を測定す
ることになり、定着温度を維持するのに必要とされる熱
量を直接的に求めることができるので、より正確な温度
制御が可能となる。
【0070】本形態例によれば、長時間の連続通紙にお
いても良好な定着性確保し且つ、動作の安定した定着装
置を実現し、省エネルギーの画像形成装置を提供でき
る。
いても良好な定着性確保し且つ、動作の安定した定着装
置を実現し、省エネルギーの画像形成装置を提供でき
る。
【0071】〔第4の実施形態例〕次に、本発明の第4
の実施形態例について説明する。本形態例は、図11の
ように温度検知部材5をニップNの上流側であって固定
加熱部材表面から離した位置に配設し、定着フィルム1
の裏面と接触させてフィルム温度を測定する構成であ
る。
の実施形態例について説明する。本形態例は、図11の
ように温度検知部材5をニップNの上流側であって固定
加熱部材表面から離した位置に配設し、定着フィルム1
の裏面と接触させてフィルム温度を測定する構成であ
る。
【0072】図1に示したように、温度検知部材5を固
定加熱部材106の表面に設けると、定着フィルム1と
固定加熱部材106との接触を妨げるので、本例では固
定加熱部材表面から離して形成している。これにより固
定加熱部材106が該接触を妨げることがなく、熱の伝
導も良くなるので長時間の連続通紙においても良好な定
着性を確保し且つ、動作の安定した定着装置を実現し、
省エネルギーの画像形成装置を提供できる。
定加熱部材106の表面に設けると、定着フィルム1と
固定加熱部材106との接触を妨げるので、本例では固
定加熱部材表面から離して形成している。これにより固
定加熱部材106が該接触を妨げることがなく、熱の伝
導も良くなるので長時間の連続通紙においても良好な定
着性を確保し且つ、動作の安定した定着装置を実現し、
省エネルギーの画像形成装置を提供できる。
【0073】〔第5の実施形態例〕次に、本発明の第5
の実施形態例について説明する。図12のように本形態
例では、形態例1の構成に加えて、温度検知部材5aを
配置し、2つの温度から制御温度を決める方法であり、
より適正な温度制御が可能となる。
の実施形態例について説明する。図12のように本形態
例では、形態例1の構成に加えて、温度検知部材5aを
配置し、2つの温度から制御温度を決める方法であり、
より適正な温度制御が可能となる。
【0074】本形態例によれば、長時間の連続通紙にお
いても良好な定着性を確保し且つ、動作の安定した定着
装置を実現し、省エネルギーの画像形成装置を提供でき
る。
いても良好な定着性を確保し且つ、動作の安定した定着
装置を実現し、省エネルギーの画像形成装置を提供でき
る。
【0075】〔第6の実施形態例〕次に、本発明の第6
の実施形態例について説明する。本形態例では図13の
ようにニップ近傍に、固定加圧部材106を配置してい
る。
の実施形態例について説明する。本形態例では図13の
ようにニップ近傍に、固定加圧部材106を配置してい
る。
【0076】定着装置において、記録材P上に担持され
たトナー像を加熱定着処理する際に、該トナー像が下流
側に尾を引く現象、所謂「尾引き現象」が発生すること
があった。特に横線を定着する際にこの現象が顕著に発
生する。この尾引き現象を図14で説明する。ミクロ的
に見ると今までの構成では、定着ニップNで加熱された
記録材Pより発生する水蒸気がトナーTと定着フィルム
の間に出来た閉空間から、勢い良く記録材の後端エッジ
方向に弾けるとき、記録材上に静電的に担持されている
だけのトナーT1が矢印b方向に飛ばされてしまい、さ
きの尾引き現象が生じるのと思われる。
たトナー像を加熱定着処理する際に、該トナー像が下流
側に尾を引く現象、所謂「尾引き現象」が発生すること
があった。特に横線を定着する際にこの現象が顕著に発
生する。この尾引き現象を図14で説明する。ミクロ的
に見ると今までの構成では、定着ニップNで加熱された
記録材Pより発生する水蒸気がトナーTと定着フィルム
の間に出来た閉空間から、勢い良く記録材の後端エッジ
方向に弾けるとき、記録材上に静電的に担持されている
だけのトナーT1が矢印b方向に飛ばされてしまい、さ
きの尾引き現象が生じるのと思われる。
【0077】そこで本例では、定着ニップ直前に固定加
熱部材106を配置し、トナーT1が定着ニップで飛ぶ
前に予備加熱し、トナーT1を記録材Pにわずかに付着
させることにより、尾引き現象を防止するものである。
熱部材106を配置し、トナーT1が定着ニップで飛ぶ
前に予備加熱し、トナーT1を記録材Pにわずかに付着
させることにより、尾引き現象を防止するものである。
【0078】本形態例によれば、長時間の連続通紙にお
いても良好な定着性確保し且つ、動作の安定した定着装
置を実現し、省エネルギーの尾引きのない良好な画像が
得られる画像形成装置を提供できる。
いても良好な定着性確保し且つ、動作の安定した定着装
置を実現し、省エネルギーの尾引きのない良好な画像が
得られる画像形成装置を提供できる。
【0079】〔画像形成装置例〕次に本発明に係る画像
形成装置について説明する。本例装置は最大通紙幅がA
4サイズ紙、印字速度が毎分3枚の4色カラー画像形成
装置であり、定着装置として前記第1〜第6の形態例の
何れかで示した加熱装置を用いている。
形成装置について説明する。本例装置は最大通紙幅がA
4サイズ紙、印字速度が毎分3枚の4色カラー画像形成
装置であり、定着装置として前記第1〜第6の形態例の
何れかで示した加熱装置を用いている。
【0080】図9は本発明を用いた電子写真カラープリ
ンタの断面図である。11は有機感光体でできた感光体
ドラム、12はこの感光体ドラム11に一様な帯電を行
なうための帯電装置、13は不図示の画像信号発生装置
からの信号をレーザ光のオン/オフに変換し、感光体ド
ラム11に静電潜像を形成するレーザ光学箱である。1
101はレーザ光、1102はミラーである。感光体ド
ラム11の静電潜像は現像器14によってトナーを選択
的に付着させることで顕像化される。現像器14は、イ
エローY、マゼンタM、シアンCのカラー現像器と黒用
の現像器Bkから構成され、一色ずつ感光体ドラム11
上の潜像を現像しこのトナー像を中間転写体ドラム16
上に順次重ねてカラー画像を得る。中間転写体ドラム1
6は金属ドラム上に中抵抗の弾性層と高抵抗の表層を有
するもので、金属ドラムにバイアス電位を与えて感光体
ドラム11との電位差でトナー像の転写を行なうもので
ある。一方、給紙カセットから給紙ローラによって送り
出された記録材Pは、該トナー像の形成と同期するよう
に転写ローラ15と中間転写体ドラム16との間に送り
込まれる。転写ローラ15は記録材Pの背面からトナー
と逆極性の電荷を供給することで、中間転写体ドラム1
6上のトナー像を記録材P上に転写する。こうして、未
定着のトナー像を転写された記録材Pは、次いで加熱定
着装置(像加熱手段)10へ導入され、熱と圧を加えら
れてトナー像が記録材P上に永久固着させられ、排紙ト
レー(不図示)へと排出される。
ンタの断面図である。11は有機感光体でできた感光体
ドラム、12はこの感光体ドラム11に一様な帯電を行
なうための帯電装置、13は不図示の画像信号発生装置
からの信号をレーザ光のオン/オフに変換し、感光体ド
ラム11に静電潜像を形成するレーザ光学箱である。1
101はレーザ光、1102はミラーである。感光体ド
ラム11の静電潜像は現像器14によってトナーを選択
的に付着させることで顕像化される。現像器14は、イ
エローY、マゼンタM、シアンCのカラー現像器と黒用
の現像器Bkから構成され、一色ずつ感光体ドラム11
上の潜像を現像しこのトナー像を中間転写体ドラム16
上に順次重ねてカラー画像を得る。中間転写体ドラム1
6は金属ドラム上に中抵抗の弾性層と高抵抗の表層を有
するもので、金属ドラムにバイアス電位を与えて感光体
ドラム11との電位差でトナー像の転写を行なうもので
ある。一方、給紙カセットから給紙ローラによって送り
出された記録材Pは、該トナー像の形成と同期するよう
に転写ローラ15と中間転写体ドラム16との間に送り
込まれる。転写ローラ15は記録材Pの背面からトナー
と逆極性の電荷を供給することで、中間転写体ドラム1
6上のトナー像を記録材P上に転写する。こうして、未
定着のトナー像を転写された記録材Pは、次いで加熱定
着装置(像加熱手段)10へ導入され、熱と圧を加えら
れてトナー像が記録材P上に永久固着させられ、排紙ト
レー(不図示)へと排出される。
【0081】感光体ドラム11上に残ったトナーや紙粉
はクリーナ17によって除去され、また、中間転写体ド
ラム16上に残ったトナーや紙粉はクリーナ18によっ
て除去され、感光体ドラム11は帯電以降の工程を繰り
返す。
はクリーナ17によって除去され、また、中間転写体ド
ラム16上に残ったトナーや紙粉はクリーナ18によっ
て除去され、感光体ドラム11は帯電以降の工程を繰り
返す。
【0082】定着装置10には上述の加熱装置を用いて
おり、記録材Pはニップで加熱されてトナー像が定着さ
れてニップ出口で分離される。
おり、記録材Pはニップで加熱されてトナー像が定着さ
れてニップ出口で分離される。
【0083】以上のように本例の画像形成装置によれ
ば、被加熱材を加熱する際の熱抵抗がハロゲンヒータを
内包する熱ローラ方式の定着装置に比して小さく、加熱
部材の熱を直接被加熱材の加熱に消費するものであっ
て、トナー量の多いフルカラー画像を定着する場合に
も、トナー像を十分溶融することができて、高画質の画
像形成物を得ることができた。また、定着装置10の熱
容量が小さいためオンデマンド定着が可能で、待機中の
消費電力を著しく低減させることができる。更に本例の
定着装置10では、固定加熱部材106により回転加熱
部材を加熱しているので、熱容量の小さい回転加熱部材
を用いても早いスピードでのプリントや厚紙のプリント
時等に熱供給が不足してしまうことがなく、安定した加
熱処理を行なうことができた。
ば、被加熱材を加熱する際の熱抵抗がハロゲンヒータを
内包する熱ローラ方式の定着装置に比して小さく、加熱
部材の熱を直接被加熱材の加熱に消費するものであっ
て、トナー量の多いフルカラー画像を定着する場合に
も、トナー像を十分溶融することができて、高画質の画
像形成物を得ることができた。また、定着装置10の熱
容量が小さいためオンデマンド定着が可能で、待機中の
消費電力を著しく低減させることができる。更に本例の
定着装置10では、固定加熱部材106により回転加熱
部材を加熱しているので、熱容量の小さい回転加熱部材
を用いても早いスピードでのプリントや厚紙のプリント
時等に熱供給が不足してしまうことがなく、安定した加
熱処理を行なうことができた。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、小
熱容量の加熱部材(回転加熱部材及び固定加熱部材)を
利用して低エネルギー化を図りつつ安定した加熱処理を
実現した加熱装置、像加熱装置及び画像形成装置を提供
することにある。
熱容量の加熱部材(回転加熱部材及び固定加熱部材)を
利用して低エネルギー化を図りつつ安定した加熱処理を
実現した加熱装置、像加熱装置及び画像形成装置を提供
することにある。
【図1】 本発明の第1の実施形態例を説明する概略断
面図
面図
【図2】 本発明の第1の実施形態例を説明する部分拡
大断面図
大断面図
【図3】 本発明の第1の実施形態例の説明する概略斜
視図及び回路接続図
視図及び回路接続図
【図4】 本発明の第1の実施形態例の定着フィルムの
一部断面図
一部断面図
【図5】 本発明の第1の実施形態例の定着フィルムの
一部断面図
一部断面図
【図6】 固定加熱部材の形状図
【図7】 固定加熱部材の形状図
【図8】 本発明の第1の実施形態例の原理を説明する
図
図
【図9】 本発明の加熱装置を用いたカラー画像形成装
置を説明する概略断面図
置を説明する概略断面図
【図10】 本発明の第3の実施形態例を説明する概略
断面図
断面図
【図11】 本発明の第4の実施形態例を説明する概略
断面図
断面図
【図12】 本発明の第5の実施形態例を説明する概略
断面図
断面図
【図13】 本発明の第6の実施形態例を説明する概略
断面図
断面図
【図14】 本発明の第6の実施形態例を説明する概略
断面図
断面図
【図15】 本発明の従来例の利用例を示す図
1 定着フィルム 106 固定加熱部材 201 励磁コイル 202 コア 3 加圧ローラ 5 NTC素子
Claims (14)
- 【請求項1】 電磁誘導発熱性の回転加熱部材と、該回
転加熱部材の内側に位置させた該回転加熱部材のガイド
部材と、該ガイド部材の一部に設けた電磁誘導発熱性の
固定加熱部材と、前記回転加熱部材と加熱ニップを形成
する回転加圧部材と、前記回転加熱部材と前記固定加熱
部材に磁界を作用させる磁界発生手段とを有することを
特徴とする加熱装置。 - 【請求項2】 固定加熱部材を加熱ニップよりも回転加
熱部材の回転方向上流側に配設したことを特徴とする請
求項1項記載の加熱装置。 - 【請求項3】 回転加熱部材の回転方向における固定加
熱部材の幅が該回転方向と直交する方向において異なっ
ていることを特徴とする請求項1又は2記載の加熱装
置。 - 【請求項4】 温度検知部材を加熱ニップよりも回転加
熱部材の回転方向上流側に配設したことを特徴とする請
求項1,2又は3記載の加熱装置。 - 【請求項5】 温度検知部材を加熱ニップよりも回転加
熱部材の回転方向下流側に配設したことを特徴とする請
求項1,2又は3記載の加熱装置。 - 【請求項6】 温度検知部材を固定加熱部材の加熱ニッ
プ側の面に配設したことを特徴とする請求項1乃至5の
何れか1項に記載の加熱装置。 - 【請求項7】 温度検知部材を2ケ以上配設したことを
特徴とする請求項1乃至6記載の加熱装置。 - 【請求項8】 回転加熱部材の回転方向における固定加
熱部材の幅が、該回転方向と直交する方向の中央部から
その両端部にかけて広くなっていることを特徴とする請
求項1乃至7の何れか1項に記載の加熱装置。 - 【請求項9】 回転加熱部材の回転方向における固定加
熱部材の幅が、該回転方向と直交する方向の中央部から
その両端部にかけて狭くなっていることを特徴とする請
求項1乃至7の何れか1項に記載の加熱装置。 - 【請求項10】 回転加熱部材の回転方向における固定
加熱部材の幅が、該回転方向と直交する方向の中央部よ
りもその両端部で狭くなっていることを特徴とする請求
項1乃至7の何れか1項に記載の加熱装置。 - 【請求項11】 回転加熱部材の回転方向における固定
加熱部材の幅が、該回転方向と直交する方向の一端部と
他端部とで異なっていることを特徴とする請求項1乃至
7の何れか1項に記載の加熱装置。 - 【請求項12】 回転加熱部材の回転方向における固定
加熱部材の幅が、温度検知部材と対応した位置で広くな
っていることを特徴とする請求項4乃至7の何れか1項
に記載の加熱装置。 - 【請求項13】 記録材上に担持させた顕画剤像を加熱
処理する手段として前記請求項1乃至12の何れか1項
に記載の加熱装置を備えたことを特徴とする像加熱装
置。 - 【請求項14】 記録材上に顕画剤像を担持させる像形
成手段と、該記録材上の顕画剤像を加熱処理する像加熱
手段とを備える画像形成装置において、該像加熱手段と
して前記請求項1乃至12の何れか1項に記載の加熱装
置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8197997A JPH10254271A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 加熱装置、像加熱装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8197997A JPH10254271A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 加熱装置、像加熱装置および画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10254271A true JPH10254271A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13761612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8197997A Pending JPH10254271A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 加熱装置、像加熱装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10254271A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7415234B2 (en) | 2004-09-11 | 2008-08-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image fixing device of an image forming apparatus |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP8197997A patent/JPH10254271A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7415234B2 (en) | 2004-09-11 | 2008-08-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image fixing device of an image forming apparatus |
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