JPH10254348A - 音階学習装置および楽譜ユニット - Google Patents

音階学習装置および楽譜ユニット

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JPH10254348A
JPH10254348A JP7277597A JP7277597A JPH10254348A JP H10254348 A JPH10254348 A JP H10254348A JP 7277597 A JP7277597 A JP 7277597A JP 7277597 A JP7277597 A JP 7277597A JP H10254348 A JPH10254348 A JP H10254348A
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musical
scale
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wiring pattern
score
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Kyokan Sha
京煥 車
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽譜の交換が容易で、楽曲の長さや複雑性に
合わせて五線譜の幅や段数を自由に調整できる音階学習
装置を提供する。 【解決手段】 印刷された楽譜と内部の配線パターン3
2を一体化させた楽譜ユニット30と、楽譜ユニット3
0側で発生させた音階指定信号に対応する音を発生する
再生装置10とを着脱自在のコネクタ構造20、31で
接続する。音符内の貫通孔を通じて配線パターン32に
接触して音階指定信号を発生させる。楽譜だけを交換す
る場合のような楽譜の精密な位置合わせが不要で、音符
以外の場所を操作して不必要な音が発生することもな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽譜上で指定した
音符の音階音を直接に耳で聞いて、楽譜と音程の対応等
を学習できる音階学習装置に関する。
【0002】
【従来の技術】楽譜を読んで楽曲のメロディーを直接理
解することは容易でない。楽譜を読んで楽器を演奏でき
る成人でも、初見の楽譜から直ちに楽曲のメロディライ
ンを想像できるとは限らない。しかし、楽譜上の音符列
から楽曲のメロディラインを直接に読み取る能力を獲得
できれば、音楽への興味と意欲が倍増し、楽器の演奏能
力も格段に高められる。そこで、子供や幼児に適当な訓
練を施して絶対音階を養わせ、楽譜を読む能力を獲得さ
せることが望まれており、このような訓練を目的とした
種々の電子楽器が開発されている。
【0003】特開昭54−143346号公報、特開昭
57−146284号公報、および実開昭60−988
99号公報には、電子楽器に連結された音階指定用スイ
ッチボードに楽譜を重ね合わせ、音符の位置に配置され
たスイッチを押して、音符の音階に対応する電子音を再
生させる装置が示される。操作者は、楽譜上の音符を曲
の最初から順番に押してメロディーを再生し、五線譜上
の位置に対応させて再生音の音程を確認する。そして、
音階指定用スイッチボードはそのままにして楽譜だけを
交換すれば、他の種々の楽曲でも同様な再生と学習を行
える。
【0004】また、フランス特許第1564745号に
は、電子楽器に連結された五線譜状の配線パターンに対
して電気的な接触を行って再生音の音階を指定する装置
が示される。この装置では、五線譜と平行に配列させた
音階数だけの配線パターンが形成された基板上に、音符
の位置に穴を開けた交換可能な楽譜シートを重ね合わせ
ている。そして、手持ちの電極棒を用いて楽譜の穴を通
じて配線パターンに接触すると、配線パターンを通じて
電子回路に音階指定信号が入力され、指定された音階周
波数の出力信号が電子回路から出力されてスピーカを駆
動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭54−1433
46号公報等に示される装置は、いずれも、「共通のス
イッチボード+交換可能な楽譜」で構成されるから、演
奏に先立って楽譜とスイッチボードを正確に位置決めす
る必要がある。共通のスイッチボードは、五線譜に沿っ
て長く引き延ばされた鍵盤と等価であるから、楽譜上の
五線譜とスイッチボードの高さがずれると、間違った音
階音が再生される。従って、楽譜とスイッチボードの位
置決めを含む演奏準備が面倒で、幼児や年少者は一人で
演奏準備できない。また、位置決めの困難さから五線間
隔の狭い楽譜を利用できず、楽譜の湿度による伸縮、楽
譜の辺の折れ曲がりや磨耗、楽譜のしわ等によっても位
置決めがずれる可能性がある。
【0006】また、楽譜上の音符を参考にしてスイッチ
ボードで音階指定するから、楽譜とスイッチボードが正
確に位置決めされていても、演奏中、楽譜上で音符から
外れた位置を操作すると、当然、音符と無関係な音階音
が再生される。このとき、音符から外れた位置を操作し
たことに気付かなければ、音符の音程を誤って学習する
結果となる。言い換えれば、楽譜上の音符列を正確に追
わなくても一応メロディができるから、楽譜上の音符へ
の集中が途切れ易くなって、音符と音階を対応させる学
習効果が上がらない。
【0007】これに対し、フランス特許第156474
5号に示される装置では、楽譜に形成された貫通孔を通
じて配線パターンに電気的信号を入力するから、貫通孔
以外の場所に接触して誤ったメロディーを再生する心配
は無い。しかし、多数の楽譜に共通の配線パターンを使
用し、楽譜を交換しても配線パターンは常に同じものを
使用するから、特開昭54−143346号公報等に示
される装置と同様、配線パターンに対して楽譜を精密に
位置決めする苦労を回避できない。また、多数の楽譜に
共通の配線パターンでは、すべての配線パターンを五線
譜と平行に配置し、五線譜の2本の線の配線パターンの
間に最大で3本の配線パターンを配列する等、多くの制
約があり、楽譜の五線の間隔を小さくした手軽なシステ
ムの設計が困難である。また、個別の楽曲では、半音キ
ーの音階が使用される頻度は低く、楽譜の全体を通じて
使用されない全音キーの音階も少なくないが、多数の楽
譜に共通の配線パターンでは、これらの音階に対応する
配線パターンも、楽譜上で出現頻度の高い音階に対応す
る配線パターンと同等に扱う必要がある。従って、配線
パターンの本数と密度が増大して製作コストが増大す
る。
【0008】ところで、一般的に、幼児向けの童謡等は
短いから、幼児による操作を前提として、五線間隔を広
げて音符面積も増大させることが望ましい。一方、映画
音楽等、長くて複雑な楽曲は、ある程度習熟した者によ
る操作を前提として、五線間隔を縮小し、長い楽曲でも
1枚の楽譜上で演奏できることが望ましい。しかし、多
数の楽譜に共通の配線パターンでは、幼児向けの短い曲
も習熟者向けの長い曲も、同じ間隔と長さの五線を同じ
間隔で配列した楽譜を使用することになり、操作性が損
なわれて商品デザインの制約も大きくなり、配線パター
ンや楽譜のコスト高を招くことにもなる。かと言って、
使用する楽譜に応じて、五線間隔が異なる2〜3種類の
配線パターンを交換するシステムとすると、配線パター
ンの交換に関して音階学習装置の実用性と操作性がさら
に低下し、楽譜と配線パターンの対応関係を間違う可能
性も発生する。
【0009】本発明は、楽譜の交換に際して楽譜と配線
パターンの位置決めが不要で、楽譜紙面の大きさと曲の
長さに応じた最適なピッチの五線譜を利用できる音階学
習装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、楽譜
上の音符に接触すると、音符の音階音が出力される音階
学習装置において、楽譜上の同一音階の音符を連絡する
複数の配線パターンを楽譜と一体に固定して、それぞれ
の配線パターンの端部を第1コネクタ部材に連絡した楽
譜ユニットと、第1コネクタ部材と着脱自在な第2コネ
クタ部材を備えるとともに、音符への接触を通じて発生
され、配線パターンから第1および第2コネクタ部材を
経由して入力された音階指定信号に対応する音階音を再
生する再生装置とを有するものである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の音階学習装
置における再生装置が、楽譜ユニットの平面姿勢を拘束
すると同時に、第1コネクタ部材を第2コネクタ部材に
位置決めする着脱案内構造を有するものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項1の音階学習装
置で交換使用される楽譜ユニットにおいて、楽譜上の音
符に対応する位置にそれぞれ貫通孔を形成した絶縁性の
表面部材と、前記表面部材に一体化されて、同一音階の
音符の貫通孔を連絡する複数の配線パターンと、再生装
置側の第2コネクタ部材に対して着脱自在であって、前
記複数の配線パターンを再生装置内の電子回路に接続し
て、音階ごとに異なる音階指定信号を伝達する第1コネ
クタ部材とを有するものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項3の楽譜ユニッ
トにおいて、前記貫通孔を通じて配線パターンに連絡
し、前記貫通孔よりも広い面積、好ましくは1個の音符
面積に対応する面積に渡って前記表面部材の表面を覆う
導電性の接触パッド部材を設けたものである。
【0014】請求項5の発明は、請求項3の楽譜ユニッ
トにおいて、楽譜上で使用されない音階に対応する配線
パターンを排除したスペースに侵入させて、楽譜上で使
用される音階に対応する配線パターンを配置したもので
ある。
【0015】請求項6の発明は、請求項3の楽譜ユニッ
トにおいて、楽譜の五線譜に交差する方向の配線パター
ンを付加したものである。
【0016】請求項7の発明は、請求項3の楽譜ユニッ
トにおいて、前記表面部材の表面側に配置されて、音階
指定信号の供給電極を構成する導電性の電極部材と、導
電性の電極部材に連絡して配線パターンと非接触な状態
で前記貫通孔を覆い、楽譜上の音符ごとのスイッチを構
成する導電性のゴム部材とを有するものである。
【0017】
【作用】請求項1の音階学習装置では、音階指令信号に
応じた音階音を発生する再生装置と、演奏曲目に応じて
交換される楽譜ユニットとが、第1コネクタと第2コネ
クタを介して着脱自在に組み合わせられる。表面側から
楽譜内容を読み取り可能な楽譜ユニットは、楽譜に予め
位置決めして一体に固定された配線パターンを含んでい
る。
【0018】請求項2の音階学習装置では、再生装置の
着脱案内構造(スライドガイド、挿入ピン等)に楽譜ユ
ニット側の被案内構造(輪郭、凸部、孔等)を位置決め
することで、再生装置の第2コネクタ部材に楽譜ユニッ
トの第1コネクタ部材が自動的に位置決めされる。
【0019】請求項3の楽譜ユニットでは、楽譜上の音
符に対応させて表面部材に貫通孔が形成される。操作者
は、導電性の針や棒を操作して、貫通孔を通じて1つの
配線パターンに電気的信号(電源電圧、接地電位、交流
信号、ノイズ等)を供給する。電気的信号は、他の配線
パターンへの入力と区別される音階指定信号となって、
配線パターンから第1コネクタ、第2コネクタを経て再
生回路の電子回路へと伝達される。
【0020】請求項4の楽譜ユニットでは、接触パッド
部材に供給した電気的信号が貫通孔を通じて配線パター
ンへと流れ込む。表面部材によって絶縁された接触パッ
ド部材の周辺部は、貫通孔の面積よりも広い範囲で配線
パターンに電気的信号を供給可能で、隣接する配線パタ
ーンと平面的に重なり合う位置まで拡張できる。
【0021】請求項5の楽譜ユニットでは、楽譜ごとに
固有の配線パターンを利用できることを利用して、配線
パターンの設計の自由度を高める。上述したように、1
曲の楽譜上で使用される音階数は限られているから、不
要音階の配線パターンを設けず、そのスペースにはみ出
して必要音階の配線パターンを配置する。また、連絡す
べき音符以外の位置では五線譜との位置関係を無視して
もよい。また、接触パッド部材の範囲であれば、音符の
中心から外れた位置に貫通孔を形成してもよい。例え
ば、半音差で隣接する3つの音階の音符が楽譜上で連続
して現れる場合、音符面積の範囲内で両端の貫通孔を外
側にシフトさせ、対応する両端の配線パターンを外側へ
移動して中央の配線パターンの線幅と分離間隔を確保す
る。
【0022】請求項6の楽譜ユニットでは、相互絶縁さ
れた配線パターンを2層、3層に重ねて三次元的に交錯
させて各層の配線パターンの自由度を高める。例えば、
楽譜上で使用頻度の高い音階の音符を五線譜に沿った方
向の配線パターンで連絡する一方、楽譜上で数回しか現
れない音階の音符については、他の配線パターンをジャ
ンプする配線パターンを用いて第1コネクタに直接連絡
する。
【0023】請求項7の楽譜ユニットでは、楽譜上の音
符ごとに設けられたスイッチ構造を操作者が押して音階
指定信号を発生させる。操作に応じて導電性のゴム部材
と配線パターンが導通状態となると、電極部材から配線
パターンへ電気的信号が流れ込む。
【0024】
【発明の実施の形態】図1〜図4を参照して実施例の音
階学習装置を説明する。図1は音階学習装置の外観図、
図2はその回路図、図3は楽譜ユニットの構造の説明
図、図4は配線パターンの説明図である。
【0025】図1において、楽譜ユニット30は、ベッ
ド11上に置かれた状態で雄コネクタ31を雌コネクタ
20に挿入して、再生装置10に取り付けられる。ベッ
ド11の高さは雄コネクタ31と雌コネクタ20の高さ
が揃うように定められ、両側に立ち上がる壁部24は、
楽譜ユニット30の両側の縁を緩く拘束して、雄コネク
タ31を雌コネクタ20に対して幅方向に位置決めす
る。操作者は、配線23を通じて再生装置に接続された
コンタクト棒21を楽譜ユニット30上で操作して音階
指定信号を発生させる。音階指定信号は、雄コネクタ3
1と雌コネクタ20の連結を通じて再生装置10に入力
される。再生装置10のヘッド12は、スピーカ13や
図2に示す電子回路(25)を格納して、音階指定信号
に応じた再生音を発生する。
【0026】ヘッド12の上面には、電源スイッチ1
6、ON/OFF表示ランプ17、鍵盤の絵14、鍵盤
のキーに対応させた表示ランプ15、リズム種類の設定
スイッチ18、リズム速度の設定スイッチ19が配置さ
れる。再生装置10は、音階指定信号に応じた再生音を
発生すると同時に、対応する鍵盤キーの表示ランプ15
を1個点灯させる。再生装置10は、また、コンタクト
棒21を楽譜ユニット30上で操作する際のリズムガイ
ドを行うために、設定スイッチ18によって選択された
種類のリズムを設定スイッチ19によって選択された速
度で発生する。
【0027】図2に示すように、楽譜ユニット30に形
成された複数の配線パターン32の末端がそれぞれ雄コ
ネクタ31の接点に連絡する。再生装置10の雌コネク
タ20には、2オクターブ23音階(半音階を含む)の
それぞれに対応する23本のピンが配置され、電子回路
25に23通りの音階指定信号を入力する。電子回路2
5は、音階指定信号に応じた周波数の電気信号を発生
し、設定スイッチ18、19で選択されたリズム音の電
気信号と合成して、スピーカ13を作動させる。電子回
路25に対する電力供給は、電源スイッチ16を介して
乾電池26から行われる。それぞれの配線パターン32
に対応する再生装置10側の配線は、電子回路25内で
図示しない抵抗を介して電源電位に接続される。一方、
コンタクト棒21のピン22は、電子回路25の接地電
位に接続される。従って、電源電位に吊り上げられた回
路パターン32にコンタクト棒21のピン22を接触さ
せると、1本の配線パターン32の電位が接地電位に低
下して、その配線パターン32に対応する音階指定信号
が電子回路25に入力される。
【0028】図3に示すように、楽譜ユニット30の基
板シート36には、導電性のインクを用いて回路パター
ン32がシルクスクリーン印刷される。基板シート36
に貼り合わせた絶縁シート35の表面には予め楽譜が印
刷され、楽譜上のすべての音符に対応させて多数の貫通
孔38が形成されている。楽譜上の個々の音符の玉の面
積を覆って配線パターン32に導通する接触パッド37
は、基板シート36に絶縁シート35を位置決め固定し
た後に、絶縁シート35の表面側から、導電性の顔料を
用いてシルクスクリーン印刷を行って形成される。
【0029】図4に示すように、基板シート36上の複
数の配線パターン32は、基本的には楽譜の幅方向をZ
字状に往復して同じ音階に属するすべての音符を五線譜
に沿って接続する。しかし、例えば、図3に示すよう
に、楽譜上で一度も使用されないイ音階(ラ音)の回路
パターン32は無く、節約されたスペースを利用して、
隣接するト音階(ソ音)とロ音階(シ音)の配線パター
ン32A、32Bの幅、間隔、および配置に余裕を持た
せている。そして、配線パターン32Aと接触パッド3
7の導通を確保する貫通孔38は、シフトされた配線パ
ターン32Aに適合させて、音符の中心から外れた位置
に設けてある。また、楽譜上で使用頻度の低い音階の音
符に関しては、図4に示すように、五線譜を横断して雄
コネクタ31に直結する配線パターン32Cを設けてい
る。配線パターン32Cは、基板シート36の裏面に銅
引きの樹脂テープを貼って形成され、鳩目状の貫通金具
で表面側の音符や端子に連絡される。また、図1および
図2に示すように、楽譜ユニット30の雄コネクタ31
のピン数は、楽譜上で一度も使用されない音階のピンを
間引きすることで、雌コネクタ20のピン数よりも削減
してある。
【0030】このように構成された音階学習装置では、
操作者がコンタクト棒21を握って楽譜上の接触パッド
37にピン22を接触させると、音符の音階音がスピー
カ13から出力される。操作者は、楽譜の先頭から順番
に音符を追ってピン22を接触させて、楽譜のメロディ
ラインを再生する。このとき、接触パッド37(音符)
から外れた位置にピン22を接触させても音は出ないか
ら、操作者は、注意深く楽譜上の音符を狙って、楽譜へ
の集中を解くことなく、音符の位置を五線譜に関連付け
て理解しつつ、音符の音階音を学習する。
【0031】また、雌コネクタ20のピン配置に対する
雄コネクタ31のピン配置の関係が確保できれば、配線
パターン32自体は、曲目に合わせて自由に設計でき
る。従って、楽譜ユニット30の面積を最大限に生かし
て楽譜の五線譜の長さや間隔を設定でき、デザイン的に
優れた使い勝手の良い音階学習装置を提供できる。例え
ば、複数の楽譜に共通な配線パターンを使用する場合、
線幅1mm、間隔1mmとすれば、五線の幅は、2mm
×4(半音数)×4(五線分)=32mmとなるが、固
有の配線パターンを使用する本実施例では、不要な配線
パターンを除去して配線間隔を調整することにより、五
線の幅は、2mm×2(半音数)×4(五線分)=16
mmで済む。また、接触パッド37を設けて音符の面積
一杯の範囲で電気的な接触を可能にしているから、音符
に接触しても音が出ない場合が無い。音符を五線譜に合
わせた大きなものとし、楽譜の美観や音階学習装置の操
作性を改善できる。また、ベッド11と壁部24によっ
て楽譜ユニット30を位置決めし、楽譜ユニット30の
交換に伴う雄コネクタ31と雌コネクタ20の連結を容
易に行えるようにしたから、幼児でも簡単に楽譜ユニッ
ト30を交換して、自主的に曲目を選択できる。
【0032】なお、実施例では、楽譜ユニット30と再
生装置10の接続構造として、通常のプリント基板用コ
ネクタに類似させた構造を採用したが、図5に示される
ように、積層式のゴムコネクタ(いわゆるゼブラコネク
タ)を利用した構造を採用してもよい。ゴムコネクタ4
4は、ゴム基板40に対してばね付勢されたクリップ状
の構造で支持されており、ばね力に逆らってゴムコネク
タ44とゴム基板40の隙間を開いて、隙間に楽譜ユニ
ット43の端子部42を挟み込む。ゴムコネクタ44
は、導電性ゴムの薄い板46と絶縁性ゴムの薄い板45
を多数積層して貼り合わせたもので、端子部42を挟み
込む反対側から、図示しない電子回路への配線41を取
り出してある。ゴムコネクタ44は、楽譜ユニット43
の端子部42の凹凸に倣って変形して配線41と端子部
42の確実な導通を確保させる。
【0033】また、実施例では、接地電位のピン22を
音符の接触パッド37に接触させて音階指定信号を発生
させる構成としたが、ピン22を通じて交流電圧やノイ
ズ信号を配線パターン32に伝達する構成としてもよ
い。空中の電波や人体のノイズ信号を利用する場合、コ
ンタクト棒21のピン22と再生装置10を結ぶ配線2
3は不要となる。
【0034】また、実施例では、楽譜ユニット30の外
部から電気信号を配線パターン32へ直接入力する構成
としたが、図6に示すような、個別のスイッチ構造をす
べての音符に設けてもよい。基板シート51の表面に実
施例と同様な配線パターン52を形成し、導電膜54を
貼り合わせた絶縁性の表面シート53に音符と対応させ
た貫通孔56を形成する。導電膜54に接続させた導電
ゴムパッド57は、配線パターン52と導電膜54の導
通/遮断を制御するプッシュスイッチ構造を構成する。
導電ゴムパッド57の表面を押すと、貫通孔56内の空
間で導電ゴムパッド57が配線パターン52に接触し、
導電膜54側の電気信号が配線パターン52を通じて図
示しない電子回路へ音階指定信号を入力する。
【0035】また、実施例では、楽譜ユニット30の雄
コネクタ31と再生装置10の雌コネクタ20に、それ
ぞれ使用する音階数だけのピン数を確保したが、楽譜ユ
ニット30側で配線パターン32をバイナリコードやグ
レイコードにまとめ、再生装置10側でバイナリコード
やグレイコードを解読(デコード)して音階指定信号を
判別する構成としてもよい。これにより、必要な音階数
の音階指定信号を伝達するために必要なコネクタのピン
数が大幅に削減される。また、実施例では、厚紙等で構
成される基板シート36の表面に導電性インクを用いて
配線パターン32を印刷形成したが、アルミ箔を貼り合
わせた薄い樹脂フィルムをエッチングして配線パターン
を形成し、このような配線パターン付き樹脂フィルムを
2層、3層に積層して台紙上に固定してもよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、楽譜と配線パ
ターンを楽譜ユニットにまとめ、再生装置に対して一体
に交換可能としたから、楽譜ユニットを交換して多種多
様な楽曲を演奏できる。また、楽譜と配線パターンが一
体化されているから、楽曲の変更に際して楽譜と配線パ
ターンの位置決めが不要で、位置決め不良に起因する誤
動作、誤演奏の心配が無い。
【0037】請求項2の発明によれば、再生装置に楽譜
ユニットを位置決めすると、自動的に第1コネクタ部材
と第2コネクタ部材の位置決めが完了して、両者の確実
な連結を容易に確保できる。従って、幼児や電気的な知
識を欠く初心者でも楽譜ユニットを自由自在に交換でき
る。
【0038】請求項3の発明によれば、楽譜側の都合に
合わせた固有の配線パターンを採用できるから、楽曲の
長さや楽曲中の音階使用状況に合わせて配線パターンを
調整して五線譜の幅や段数を自由に設定でき、デザイン
性や操作性に優れた楽譜ユニットを提供できる。また、
配線パターンの密度や精度に対する制約を緩和でき、配
線パターンの形成に関してシルクスクリーン印刷等の安
価で手軽な手法を採用できる。また、多数の楽譜に共通
のスイッチボードを使用して楽譜だけを交換可能とした
装置のように、楽譜上のどこを操作しても音が出るので
はなく、楽譜上の音符に的中操作して始めて音が出力さ
れるから、楽譜に対する操作者の集中が途切れず、間違
った音を学習することもない。従って、音感を養う音階
学習や、楽譜を読んでメロディラインを再生する学習を
効率良く実行できる。
【0039】請求項4の発明によれば、接触パッドの面
積範囲であれば、配線パターンの外側からでも配線パタ
ーンに音階指定信号を入力できるから、動作の信頼性や
装置の操作性が改善される。また、接触パッドの面積と
無関係に配線パターンを設計できる。
【0040】請求項5の発明によれば、楽譜ユニットに
形成される配線パターンの本数が削減され、必要な配線
パターンに対する線幅、間隔、配置の自由度が増大す
る。例えば、幅の狭い高密度な五線譜を利用して、長い
複雑な楽曲を1枚の楽譜ユニットにまとめる場合、配線
パターンの線幅や間隔を大きく確保でき、製作方法の選
択の自由度が高まり、製作精度も低くて済む。従って、
必要な配線パターンを安価に歩留り高く形成できる。
【0041】請求項6の発明によれば、配線パターンを
三次元的に合理化して、使用頻度の高い音階の配線パタ
ーンの線幅や間隔を大きく確保できる。
【0042】請求項7の発明によれば、楽譜ごとに最適
化して、配線パターンの本数やスイッチ数を大幅に削減
した楽譜ユニット(スイッチボード)を利用できるか
ら、安価で信頼性の高い音階学習装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の音階学習装置の外観図である。
【図2】音階学習装置の回路図である。
【図3】楽譜ユニットの構造の説明図である。
【図4】配線パターンの説明図である。
【図5】楽譜ユニットと再生装置の接続構造の変形例の
説明図である。
【図6】楽譜ユニットの変形例の説明図である。
【符合の説明】
10 再生装置 11 ベッド 12 ヘッド 13 スピーカ 14 鍵盤の絵 15 表示ランプ 16 電源スイッチ 17 ON/OFF表示ランプ 18、19 設定スイッチ 20 雌コネクタ 21 コンタクト棒 22 ピン 23 配線 24 壁部 25 電子回路 30 楽譜ユニット 31 雄コネクタ 32、32A、32B、32C、47、52 配線パタ
ーン 35 絶縁シート 36、51 基板シート 37 接触パッド 38、56 貫通孔 41 配線 42 コネクタ 43 楽譜ユニット 44 ゴムコネクタ 45 絶縁性ゴムの薄い板 46 導電性ゴムの薄い板 53 表面シート 54 導電膜 55 絶縁保護膜 57 導電ゴムパッド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽譜上の音符に接触すると、音符の音階
    音が出力される音階学習装置において、 楽譜上の同一音階の音符を連絡する複数の配線パターン
    を楽譜と一体に固定して、それぞれの配線パターンの端
    部を第1コネクタ部材に連絡した楽譜ユニットと、 第1コネクタ部材と着脱自在な第2コネクタ部材を備
    え、音符への接触を通じて発生され、配線パターンから
    第1および第2コネクタ部材を経由して入力された音階
    指定信号に対応する音階音を再生する再生装置とを有す
    ることを特徴とする音階学習装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の音階学習装置において、前記
    再生装置は、楽譜ユニットの平面姿勢を拘束すると同時
    に、第1コネクタ部材を第2コネクタ部材に位置決めす
    る着脱案内構造を有することを特徴とする音階学習装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1の音階学習装置で交換使用され
    る楽譜ユニットにおいて、 楽譜上の音符に対応する位置にそれぞれ貫通孔を形成し
    た絶縁性の表面部材と、 前記表面部材に一体化されて、同一音階の音符の貫通孔
    を連絡する複数の配線パターンと、 再生装置側の第2コネクタ部材に対して着脱自在であっ
    て、前記複数の配線パターンを再生装置内の電子回路に
    接続して、音階ごとに異なる音階指定信号を伝達する第
    1コネクタ部材とを有することを特徴とする楽譜ユニッ
  4. 【請求項4】 請求項3の楽譜ユニットにおいて、前記
    貫通孔を通じて配線パターンに連絡し、前記貫通孔より
    も広い面積で前記表面部材の表面を覆う導電性の接触パ
    ッド部材を設けたことを特徴とする楽譜ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項3の楽譜ユニットにおいて、楽譜
    上で使用されない音階に対応する配線パターンを排除し
    たスペースに侵入させて、楽譜上で使用される音階に対
    応する配線パターンを配置したことを特徴とする楽譜ユ
    ニット。
  6. 【請求項6】 請求項3の楽譜ユニットにおいて、楽譜
    の五線譜に交差する方向の配線パターンを付加したこと
    を特徴とする楽譜ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項3の楽譜ユニットにおいて、 前記表面部材の表面側に配置されて、音階指定信号の供
    給電極を構成する導電性の電極部材と、 導電性の電極部材に連絡して前記配線パターンと非接触
    な状態で前記貫通孔を覆い、楽譜上の音符ごとのスイッ
    チを構成する導電性のゴム部材とを有することを特徴と
    する楽譜ユニット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015518173A (ja) * 2012-03-14 2015-06-25 オレンジ ミュージック エレクトロニック カンパニー リミテッド 視聴覚指導装置
KR102538395B1 (ko) * 2021-12-10 2023-05-31 손설우 계이름 학습 장치
CN116935702A (zh) * 2021-10-18 2023-10-24 北京金三惠科技有限公司 一种带声部的复谱拉伸方法
CN117059054A (zh) * 2022-11-08 2023-11-14 北京金三惠科技有限公司 一种直接在五线谱表演奏的键盘电声乐器

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