JPH10255103A - 自動取引装置、自動取引装置の冷却制御方法、および自動取引装置の電力供給制御方法 - Google Patents

自動取引装置、自動取引装置の冷却制御方法、および自動取引装置の電力供給制御方法

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JPH10255103A
JPH10255103A JP9059012A JP5901297A JPH10255103A JP H10255103 A JPH10255103 A JP H10255103A JP 9059012 A JP9059012 A JP 9059012A JP 5901297 A JP5901297 A JP 5901297A JP H10255103 A JPH10255103 A JP H10255103A
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JP
Japan
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unit
transaction
customer
cooling
temperature
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JP9059012A
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English (en)
Inventor
Noriko Naomi
規子 直海
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、各ユニットに対して冷却制御およ
び電力供給制御を行うことにより省電力化を図った自動
取引装置を提供する。 【解決手段】 各ユニット23a乃至26aに対して冷
却ファン23c乃至26cおよび温度センサ23b乃至
26bを個別に設け、ユニットの温度が設定温度よりも
高いとそのユニットのみを冷却ファンで冷却し、設定温
度以下でそのユニットの冷却を中止する。また、カスタ
マセンサ部1により顧客が所定時間内でいないことを検
知したら各ユニットに対する電力の供給を中止し、顧客
がいることを検知したら各ユニットに電力を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行等の金融機関
において使用される自動取引装置、自動取引装置の冷却
制御方法および自動取引装置の電力供給制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、銀行等の金融機関では自動取引装
置(ATM)や自動現金支払機(CD)が使用されてい
るが、例えば、顧客による取引操作や係員による保守操
作により自動取引装置等を使用した場合、装置の各ユニ
ット(通帳ユニット、カードリーダユニット、紙幣取扱
ユニット、硬貨取扱ユニット等)が発熱してユニットの
温度が上昇する。従って、ユニットが発熱して温度が上
昇するのを避け、ユニットの温度を一定の範囲内に維持
するために、各ユニットに対して冷却手段として用いら
れる冷却ファンを設けている。この冷却ファンを自動取
引装置等の起動時から随時動作させ続け、装置を冷却す
るようにしている。
【0003】また、自動取引装置等の本体の電源に関し
ては、この使用時間帯の間は、顧客が装置を利用するか
どうかに関わらず、装置本体の電源がオンされたままの
状態になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の自動取
引装置等では、装置の温度が上昇したかどうかに関わら
ず、また、装置の冷却が必要であるかどうかに関わら
ず、装置の起動中には装置内の各ユニットに対して設け
られた冷却ファンが動作していたので、無駄な電力を消
費していた。
【0005】また、顧客が利用しない時間帯が多い場所
に設置されている自動取引装置等では、長時間使用され
ていないにも関わらず装置の電源はオンされたままの状
態になっており、無駄な電力を消費していた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、本発明の目的は、自動取引装置の各ユニットに対
して冷却手段として用いられる冷却ファンおよび温度セ
ンサを設け、各ユニットの動作により上昇した温度を温
度センサにより検出し、検出した温度が設定温度よりも
上昇したユニットのみを冷却ファンによって冷却し、検
出した温度が設定温度以下に下がった場合には冷却ファ
ンによる冷却を中止することにより、省電力化を図った
自動取引装置および自動取引装置の冷却制御方法を提供
することである。
【0007】また、本発明の目的は、顧客の存在の有無
を検知するカスタマセンサを備えた自動取引装置におい
て、設定時間内に顧客の存在を検知できなかった場合に
はカスタマセンサ以外の各ユニットに対する電力の供給
を中止し、設定時間内に顧客の存在を検知した場合には
各ユニットに電力を供給することにより、省電力化を図
った自動取引装置および自動取引装置の電力供給制御方
法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の自動取引装置は、顧客との間で取引を行う
取引手段と、前記取引手段の温度を検出する検出手段
と、前記取引手段を冷却する冷却手段と、前記検出手段
の検出結果に基づいて前記冷却手段の動作を制御する制
御手段とを有することを特徴とする。
【0009】また、本発明の自動取引装置は、顧客との
間で取引を行う取引手段と、前記取引手段に電力を供給
する供給手段と、顧客の存在の有無を検知する検知手段
と、前記検知手段の検知結果に基づいて前記供給手段の
動作を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】また、本発明の自動取引装置は、顧客との
間で取引を行う複数の取引手段と、前記複数の取引手段
の温度を検出する検出手段と、前記複数の取引手段を冷
却する冷却手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて
予め設定された温度よりも高い温度を示す取引手段のみ
を冷却するように前記冷却手段の動作を制御する制御手
段とを有することを特徴とする。
【0011】また、本発明の自動取引装置は、顧客との
間で取引を行う取引手段と、前記取引手段に電力を供給
する供給手段と、顧客の存在の有無を検知する検知手段
と、前記検知手段の検知結果に基づいて顧客が存在しな
い場合には前記取引手段に対する電力の供給を中止する
ように前記供給手段の動作を制御する制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0012】また、本発明の自動取引装置は、顧客との
間で取引を行う複数の取引手段と、前記複数の取引手段
の温度を検出する検出手段と、前記複数の取引手段を冷
却する冷却手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて
予め設定された温度よりも高い温度を示す取引手段のみ
を冷却し、冷却されている取引手段が予め設定された温
度以下になった場合には冷却を中止するように前記冷却
手段の動作を制御する制御手段とを有することを特徴と
する。
【0013】また、本発明の自動取引装置は、顧客との
間で取引を行う取引手段と、前記取引手段に電力を供給
する供給手段と、顧客の存在の有無を検知する検知手段
と、前記検知手段の検知結果に基づいて顧客の存在を検
知しない場合には前記取引手段に対する電力の供給を中
止し、顧客の存在を検知した場合には前記取引手段に電
力を供給するように前記供給手段の動作を制御する制御
手段とを有することを特徴とする。
【0014】また、本発明は、顧客との間で取引を行う
取引ユニットを有する自動取引装置の冷却制御方法にお
いて、前記取引ユニットの温度をそれぞれ検出し、検出
結果に基づいて前記取引ユニットを冷却制御することを
特徴とする。
【0015】また、本発明は、顧客との間で取引を行う
複数の取引ユニットを有する自動取引装置の冷却制御方
法において、前記複数の取引ユニットの温度をそれぞれ
検出し、検出した温度が予め設定された温度よりも高く
なっている取引ユニットに対してのみ冷却を行い、冷却
されている取引ユニットの温度を検出し、検出した温度
が予め設定された温度以下になっている取引ユニットに
対してのみ冷却を中止することを特徴とする。
【0016】また、本発明は、顧客との間で取引を行う
取引ユニットを有する自動取引装置の電力供給制御方法
において、顧客の存在の有無を検知し、検知結果に基づ
いて前記取引ユニットに対する電力の供給制御を行うこ
とを特徴とする。
【0017】また、本発明は、顧客との間で取引を行う
取引ユニットを有する自動取引装置の電力供給制御方法
において、顧客の存在の有無を検知し、顧客の存在を検
知しない場合には前記取引ユニットに対する電力の供給
を中止し、顧客の存在を検知した場合には前記取引ユニ
ットに電力を供給することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0019】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態の自動取引装置(ATM)の外観図である。図
1に示す筐体2の前面には略L字形状の操作パネル3が
形成され、さらにカスタマセンサ部1が設けられてい
る。
【0020】操作パネル3には、通帳挿入口4、レシー
ト(明細書)等の排出口を兼ねるカード挿入口5、入金
口と出金口を兼用する入出金口7、タッチパネル付カラ
ーCRT表示部9が設けられている。入出金口7は扉8
により開閉可能である。タッチパネル付カラーCRT表
示部9は操作案内等をイラスト文字や文言により表示す
る。従って、顧客は、表示された操作案内を基にして、
暗証番号、金額、口座番号等の各種の取引情報をタッチ
パネル(図示しない)を介して入力する。
【0021】カスタマセンサ部1は、顧客の存在の有無
を検知するセンサであり、顧客が自動取引装置の前面か
ら設定距離内にいるかどうかを顧客がカスタマセンサ部
1を遮ったかどうかにより検知する。
【0022】図2は本発明の第1の実施の形態の自動取
引装置の構成を示すブロック図である。図2に示す自動
取引装置は、主制御部20、記憶部21、通信制御部2
2、紙幣取扱部23、硬貨取扱部24、通帳部25、カ
ードリーダ部26、タイマ27、電源部28、およびカ
スタマセンサ部1によって構成される。
【0023】主制御部20は、上記各部に接続され、各
部に対して後述するユニット冷却制御や電力供給制御等
を行う。
【0024】通信制御部22は、ホストコンピュータ
(図示しない)との間で種々の情報の送受信を行う。
【0025】記憶部21は、後述するユニット冷却制御
や電力供給等を行うためのプログラム、各制御で用いら
れる設定温度、設定時間、センサチェックフラグ、タイ
マフラグのような種々の情報等を記憶する。
【0026】紙幣取扱部23は、入出金される紙幣を取
扱う紙幣取扱ユニット23a、紙幣取扱ユニット23a
の温度を検出する温度センサ23b、および紙幣取扱ユ
ニット23aを冷却する冷却ファン23cを有する。
【0027】硬貨取扱部24は、入出金される硬貨を取
扱う硬貨取扱ユニット24a、硬貨取扱ユニット24a
の温度を検出する温度センサ24b、および硬貨取扱ユ
ニット24aを冷却する冷却ファン24cを有する。
【0028】通帳部25は、通帳の磁気ストライプの読
取り/書込み、印字等を行う通帳ユニット25a、通帳
ユニット25aの温度を検出する温度センサ25b、お
よび通帳ユニット25aを冷却する冷却ファン25cを
有する。
【0029】カードリーダ部26は、磁気カード、IC
カード等の各種カードの読取り等を行うカードリーダユ
ニット26a、カードリーダユニット26aの温度を検
出する温度センサ26b、およびカードリーダユニット
26aを冷却する冷却ファン26cを有する。
【0030】タイマ27は、電力供給制御において顧客
の存在が検知されていない時間を計るために用いられ、
この時間を基に電力の供給およびその中止が制御され
る。
【0031】電源部28は各部に電力を供給するために
用いられる。
【0032】次に、本発明の第1の実施の形態の自動取
引装置の動作について説明する。
【0033】まず、自動取引装置の電源がオンされて装
置が起動しても各ユニットに設けられている冷却ファン
は起動しない。顧客による取引や係員による保守操作等
で装置を動作させた場合、その使用頻度によって温度が
上昇するユニットとそうでないユニットが存在する。従
って、ユニット温度が上昇して設定温度より高くなった
場合、そのようなユニットに対してのみ冷却ファンを起
動してそのユニットを冷却してユニット温度を下げる。
なお、温度センサにより検出された温度を基にして冷却
ファンを起動するための基準となる温度や冷却ファンを
止めるための基準となる温度はそれぞれ予め設定し、記
憶部21に設定温度として記憶する。
【0034】ところで、顧客との取引の種類や係員によ
る保守操作等によって温度上昇するユニットの種類がそ
の都度異なり、従って冷却制御するユニットが異なるの
で、常に全ユニットについて冷却制御を行う必要はな
い。
【0035】例えば通帳への記入のみの取引を行う場
合、通帳ユニット25aの負担が大きいので、通帳ユニ
ット25aについてのみ温度が上昇し、温度センサ25
bが設定温度よりも高い温度を検出することになる。従
って、この場合、通帳ユニット25bのみに対して冷却
ファン25cを起動して冷却を行う。なお、他のユニッ
トについてはその負担は小さいため、ユニットの温度は
上昇せず、従って冷却ファンを起動させる必要がない。
一方、通帳ユニット25aの温度が設定温度まで下がっ
た場合、冷却ファン25cを止めてユニットの冷却を中
止する。
【0036】また、例えばカードによる紙幣のみの出金
の取引を行う場合、金庫から取出した紙幣を計数するた
めに紙幣取扱ユニット23aに負担がかかり、さらにカ
ードリーダユニット26aにも負担がかかるため、紙幣
取扱ユニット23aおよびカードリーダユニット26a
について温度が上昇し、温度センサ23bおよび26b
が設定温度よりも高い温度を検出する。従って、この場
合、紙幣取扱ユニット23aおよびカードリーダユニッ
ト26aのみに対して冷却ファン23cおよび26cを
起動して冷却を行う。一方、紙幣取扱ユニット23aお
よびカードリーダユニット26aの温度が設定温度まで
下がった場合、冷却ファン23cおよび26cを止めて
ユニットの冷却を中止する。
【0037】前述したように、冷却ファンを起動してユ
ニットを冷却するための基準となる温度と冷却ファンを
止めてユニットの冷却を中止するための基準となる温度
とは予め設定され、各ユニットの温度を各ユニットに対
して設けられている温度センサによりそれぞれ検出して
ユニットの冷却制御を行う。なお、温度センサによりユ
ニットの温度を検出するタイミングとしては、例えば、
前述したカードによる紙幣のみの出金の取引を行う場
合、顧客との取引中の所定時間毎に個別に温度センサに
よってユニットの温度を検出することによりユニットの
温度をチェックする。また、冷却ファンによるユニット
の冷却中においても、所定時間毎に個別に温度センサに
よってユニットの温度を検出することによりユニットの
温度をチェックする。顧客との取引が終了しても、冷却
ファンを止めてユニットの冷却を中止しても良い温度に
下がるまでは、ユニットの温度のチェックを続ける。
【0038】以上のことから、本発明の第1の実施の形
態では、顧客がタッチパネルから入力する取引の種類を
判断し、その判断結果を基にして冷却制御するユニット
を決定した後、図3および図4に示すようなユニット冷
却制御を主制御部20によって行う。
【0039】以下、上述した通帳への記入のみの取引を
行う場合の本発明の第1の実施の形態のユニット冷却制
御動作について具体的に説明する。図3および図4は本
発明の第1の実施の形態の自動取引装置におけるユニッ
ト冷却制御動作フローチャートである。
【0040】まず、センサチェックフラグを0にセット
し(ステップA1)、センサチェックフラグが0である
かどうかを判断する(ステップA2)。なお、センサチ
ェックフラグはユニットが冷却されているかどうかを示
すために用いられ、センサチェックフラグが0である場
合にはユニットは冷却されていない状態にあり、センサ
チェックフラグが1である場合にはユニットは冷却され
ている状態にある。
【0041】ステップA2においてセンサチェックフラ
グが0である場合、冷却制御の対象である通帳ユニット
25aに対して設けられている温度センサ25bによっ
て通帳ユニット25aの温度を検出し(ステップA
3)、温度センサ25bによって検出した温度が予め設
定された温度より高いかどうかが判断される(ステップ
A4)。
【0042】ステップA4において検出温度が設定温度
よりも高い場合にはセンサチェックフラグを1にセット
し(ステップA5)、通帳ユニット25aに対して設け
られている冷却ファン25cを起動して通帳ユニット2
5aの冷却を開始する(ステップA6)。
【0043】次に、温度センサ25bによって通帳ユニ
ット25aの温度を検出し(ステップA7)、温度セン
サ25bによって検出した温度が予め設定された温度以
下であるかどうかが判断される(ステップA8)。な
お、ステップA2においてセンサチェックフラグが0で
ない場合、すなわちセンサチェックフラグが1である場
合にもステップA7以降の制御動作が行われる。
【0044】ステップA8において検出温度が設定温度
以下である場合にはセンサチェックフラグを0にセット
し(ステップA9)、ステップA6の制御により動作中
の冷却ファンを25cを止めて通帳ユニット25aの冷
却を中止する(ステップA10)。
【0045】ステップA11では、顧客との取引が終了
したかどうかが判断される。顧客との取引が終了してい
ない場合にはステップA2に戻って制御動作が行われ
る。なお、ステップA4において検出温度が設定温度以
下である場合またはステップA8において検出温度が設
定温度よりも高い場合にもステップA11の制御動作が
行われる。
【0046】ステップA11において顧客との取引が終
了した場合、ステップA12においてセンサチェックフ
ラグが0であるかどうかが判断される。センサチェック
フラグが0である場合には冷却制御動作を終了する。
【0047】ステップA12においてセンサチェックフ
ラグが0でない場合、センサチェックフラグは1にセッ
トされているので、冷却ファン25cは動作中である。
従って、温度センサ25bによって通帳ユニット25a
の温度を検出し(ステップA13)、温度センサ25b
によって検出した温度が予め設定された温度以下である
かどうかが判断される(ステップA14)。
【0048】ステップA14において検出温度が設定温
度以下になったらセンサチェックフラグを0にセットし
(ステップA15)、動作中の冷却ファンを25cを止
めて通帳ユニット25aの冷却を中止し、冷却制御動作
を終了する。
【0049】以上のように、装置の起動中には各ユニッ
トに設けられていた全ての冷却ファンを動作させ続けて
いた従来の自動取引装置と比較して、本発明の第1の実
施の形態によれば、大幅に電力の節約を行うことがで
き、省電力化を図った自動取引装置を提供することがで
きる。
【0050】なお、本発明では、冷却制御するユニット
は上記のユニットに限定されず、他のユニットについて
も本発明の冷却制御を行うことができる。この場合にも
各ユニット毎に温度センサおよび冷却ファンが設けられ
る。
【0051】(実施の形態2)実施の形態1では、各ユ
ニットにそれぞれ設けられている冷却ファンを個別に制
御して省電力化を図ったが、実施の形態2では、予め設
定した時間内に顧客がいない場合に顧客との取引に用い
られる各ユニットに対する電力の供給を中止することに
より省電力を図っている。
【0052】すなわち、自動取引装置の電源をオンにし
て装置を起動する。顧客が設定時間内に連続して取引を
行っている場合には、顧客との取引に用いられる各ユニ
ットへの電力の供給を続けて行う。自動取引装置の前に
顧客がいない状態が設定時間を経過して続いた場合、各
ユニットへの電力の供給を中止する。もちろん、顧客が
自動取引装置の前に立った時点で各ユニットへの電力の
供給を再開する。
【0053】以下、本発明の第2の実施の形態の電力供
給制御動作について具体的に説明する。図5は本発明の
第2の実施の形態の自動取引装置における電力供給制御
動作フローチャートである。なお、本発明の第2の実施
の形態の自動取引装置は図2とほぼ同様な構成である。
【0054】まず、自動取引装置の電源をオンにし(ス
テップB1)、各ユニットに電力を供給し(ステップB
2)、タイマフラグを0にセットする(ステップB
3)。
【0055】ステップB4では、タイマフラグが1であ
るかどうかが判断される。タイマフラグが1である場合
にはタイマフラグを0にセットし(ステップB5)、タ
イマ27をリセットする(ステップB6)。なお、この
タイマフラグはタイマ27が時間を計っているかどうか
を示すために用いられる。
【0056】ステップB7ではカスタマセンサ部1で顧
客の存在の有無を検知する。上述したように、自動取引
装置の前面から予め設定された距離内に顧客が近づく
と、カスタマセンサ部1が顧客により遮られたことを検
知し、これにより顧客がいることを判断する。また、所
定時間内において設定距離内で遮られることがなかった
とカスタマセンサ部1が検知した場合には顧客がいない
と判断する。なお、ステップB4においてタイマフラグ
が1でない場合、すなわちタイマフラグが0である場合
にもステップB7以降の制御動作が行われる。
【0057】ステップB8ではカスタマセンサ部1の検
知結果を基にして設定距離内に顧客がいるかどうかが判
断される。設定距離内に顧客がいる場合にはステップB
4に戻って制御動作が行われる。一方、設定距離内に顧
客がいない場合、ステップB9においてタイマフラグが
1であるかどうかが判断される。タイマフラグが1でな
い場合、タイマ27をスタートさせ(ステップB1
0)、タイマフラグを1にセットする(ステップB1
1)。
【0058】ステップB12ではタイマ27により設定
時間が経過したかどうかが判断される。なお、ステップ
B9においてタイマフラグが1である場合にもステップ
B12以降の制御動作が行われる。
【0059】ステップB12において設定時間が経過し
ていない場合にはステップB8に戻って制御動作が行わ
れる。一方、ステップB12において設定時間が経過し
た場合にはカスタマセンサ部1以外の各ユニットへの電
力の供給を中止する(ステップB13)。
【0060】ステップB14ではカスタマセンサ部1の
検知結果を基にして設定距離内に顧客がいるかどうかが
判断される。設定距離内に顧客がいる場合にのみステッ
プB2に戻って上述した制御動作が続けられることにな
る。
【0061】なお、顧客がいない状態から各ユニットへ
の電力の供給を中止するまでの予め設定される所定時間
は自動取引装置の設置条件等によって変更することがで
きる。例えば、1日の使用頻度が非常に少ない場所に設
置されている自動取引装置においては短時間で各ユニッ
トへの電力の供給を中止し、1日の使用頻度が比較的多
い場所に設置されている自動取引装置においてはある程
度の時間が経過してから各ユニットへの電力の供給を中
止するように制御することができる。また、1日の中で
比較的顧客が少ないと予想される時間帯のみについて所
定時間経過後に各ユニットへの電力の供給を中止するよ
うに制御し、顧客が多いと予測される時間帯については
常に各ユニットに電力を供給するように制御することも
できる。
【0062】なお、この所定時間は電力供給制御プラグ
ラム上で設定することができ、係員により操作可能な内
部ユニット(図示しない)から設定することもできる。
【0063】以上のように、装置の起動中には各ユニッ
トに常に電力の供給を行っていた従来の自動取引装置と
比較して、本発明によれば、大幅に電力の節約を行うこ
とができ、省電力化を図った自動取引装置を提供するこ
とができる。
【0064】なお、本発明では、第1の実施の形態のユ
ニット冷却制御と第2の実施の形態の電力供給制御につ
いてそれぞれ独立に説明したが、ユニット冷却制御と電
力供給制御を同時に行うことも可能であり、さらに大幅
な電力が節約できる。
【0065】以上、本発明について説明したが、本発明
は上記の実施の形態に限定されることなく、本発明の範
囲内において種々の変形実施が可能である。
【0066】
【発明の効果】装置の電源をオンしたと同時に冷却ファ
ンを起動させて装置内の各ユニットの冷却を開始し、装
置の電源をオフすると同時に冷却ファンを止めて各ユニ
ットの冷却を中止している従来の自動取引装置では、装
置があまり利用されていないために各ユニットを冷却す
る必要がない場合においても冷却ファンの動作を続けて
いたので必要以上の電力を消費していた。しかし、本発
明によれば、各ユニットに対して温度センサを設け、予
め設定された上限温度よりも高い温度までユニットの温
度が上昇した場合にのみそのユニットの対して設けられ
ている冷却ファンを起動し、一方、予め設定された下限
温度までそのユニットの温度が下がれば冷却ファンを止
めているので、このような冷却制御によってかなりの電
力が節約できる。
【0067】また、温度センサと冷却ファンとを各ユニ
ット(例えば、通帳ユニット、カードリーダユニット、
紙幣ユニット、硬貨ユニット等)毎に個別に設け、個別
にユニットの温度を検出することにより、冷却する必要
があるユニットのみに対して冷却ファンを起動し、冷却
する必要がないユニットに対しては冷却ファンを起動し
ないようにしているので、このような冷却制御によって
もかなりの電力が節約できる。
【0068】さらに、顧客が長時間にわたって装置を利
用していなくても、取引業務の開始のために装置の電源
がオンされてから取引業務が終了するまでの間には装置
の電源がオン状態であった従来の自動取引装置と比較し
て、本発明によれば、顧客が装置前面に設けられている
カスタマセンサによって所定時間内に検知されなければ
装置の各ユニットに対する電力の供給を中止し、顧客が
装置から所定距離内に近づけば各ユニットに対する電力
を供給するようにしているので、各ユニットに対する不
必要な電力の供給を避けることができ、このような電力
供給制御によってもかなりの電力が節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の自動取引装置の外
観図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の自動取引装置の構
成を示すブロック図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の自動取引装置にお
けるユニット冷却制御動作フローチャート。
【図4】本発明の第1の実施の形態の自動取引装置にお
けるユニット冷却制御動作フローチャート。
【図5】本発明の第2の実施の形態の自動取引装置にお
ける電力供給制御動作フローチャート。
【符号の説明】
1 カスタマセンサ 2 筐体 3 操作パネル 4 通帳挿入口 5 カード挿入口 7 入出金口 8 扉 9 タッチパネル付カラーCRT表示部 20 主制御部 21 記憶部 22 通信制御部 23 紙幣取扱部 23a 紙幣取扱ユニット 23b、24b、25b、26b 温度センサ 23c、24c、25c、26c 冷却ファン 24 硬貨取扱部 24a 硬貨取扱ユニット 25 通帳部 25a 通帳ユニット 26 カードリーダ部 26a カードリーダユニット 27 タイマ 28 電源部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客との間で取引を行う取引手段と、 前記取引手段の温度を検出する検出手段と、 前記取引手段を冷却する冷却手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて前記冷却手段の動作
    を制御する制御手段とを有することを特徴とする自動取
    引装置。
  2. 【請求項2】 顧客との間で取引を行う取引手段と、 前記取引手段に電力を供給する供給手段と、 顧客の存在の有無を検知する検知手段と、 前記検知手段の検知結果に基づいて前記供給手段の動作
    を制御する制御手段とを有することを特徴とする自動取
    引装置。
  3. 【請求項3】 顧客との間で取引を行う複数の取引手段
    と、 前記複数の取引手段の温度を検出する検出手段と、 前記複数の取引手段を冷却する冷却手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて予め設定された温度
    よりも高い温度を示す取引手段のみを冷却するように前
    記冷却手段の動作を制御する制御手段とを有することを
    特徴とする自動取引装置。
  4. 【請求項4】 顧客との間で取引を行う取引手段と、 前記取引手段に電力を供給する供給手段と、 顧客の存在の有無を検知する検知手段と、 前記検知手段の検知結果に基づいて顧客が存在しない場
    合には前記取引手段に対する電力の供給を中止するよう
    に前記供給手段の動作を制御する制御手段とを有するこ
    とを特徴とする自動取引装置。
  5. 【請求項5】 顧客との間で取引を行う複数の取引手段
    と、 前記複数の取引手段の温度を検出する検出手段と、 前記複数の取引手段を冷却する冷却手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて予め設定された温度
    よりも高い温度を示す取引手段のみを冷却し、冷却され
    ている取引手段が予め設定された温度以下になった場合
    には冷却を中止するように前記冷却手段の動作を制御す
    る制御手段とを有することを特徴とする自動取引装置。
  6. 【請求項6】 顧客との間で取引を行う取引手段と、 前記取引手段に電力を供給する供給手段と、 顧客の存在の有無を検知する検知手段と、 前記検知手段の検知結果に基づいて顧客の存在を検知し
    ない場合には前記取引手段に対する電力の供給を中止
    し、顧客の存在を検知した場合には前記取引手段に電力
    を供給するように前記供給手段の動作を制御する制御手
    段とを有することを特徴とする自動取引装置。
  7. 【請求項7】 顧客との間で取引を行う取引ユニットを
    有する自動取引装置の冷却制御方法において、 前記取引ユニットの温度を検出し、 検出結果に基づいて前記取引ユニットを冷却制御するこ
    とを特徴とする自動取引装置の冷却制御方法。
  8. 【請求項8】 顧客との間で取引を行う複数の取引ユニ
    ットを有する自動取引装置の冷却制御方法において、 前記複数の取引ユニットの温度をそれぞれ検出し、 検出した温度が予め設定された温度よりも高くなってい
    る取引ユニットに対してのみ冷却を行い、 冷却されている取引ユニットの温度を検出し、 検出した温度が予め設定された温度以下になっている取
    引ユニットに対してのみ冷却を中止することを特徴とす
    る自動取引装置の冷却制御方法。
  9. 【請求項9】 顧客との間で取引を行う取引ユニットを
    有する自動取引装置の電力供給制御方法において、 顧客の存在の有無を検知し、 検知結果に基づいて前記取引ユニットに対する電力の供
    給制御を行うことを特徴とする自動取引装置の電力供給
    制御方法。
  10. 【請求項10】 顧客との間で取引を行う取引ユニット
    を有する自動取引装置の電力供給制御方法において、 顧客の存在の有無を検知し、 顧客の存在を検知しない場合には前記取引ユニットに対
    する電力の供給を中止し、 顧客の存在を検知した場合には前記取引ユニットに電力
    を供給することを特徴とする自動取引装置の電力供給制
    御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011209803A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Nippon Signal Co Ltd:The 駐車場システム
JP2012073929A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Fujitsu Frontech Ltd 紙葉類取扱装置
CN103745522A (zh) * 2013-12-26 2014-04-23 北京中科金财科技股份有限公司 一种用于检验票据真伪的预处理装置

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