JPH10255238A - 磁気ヘッド及びそれを用いた磁気記録装置 - Google Patents
磁気ヘッド及びそれを用いた磁気記録装置Info
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- JPH10255238A JPH10255238A JP6049197A JP6049197A JPH10255238A JP H10255238 A JPH10255238 A JP H10255238A JP 6049197 A JP6049197 A JP 6049197A JP 6049197 A JP6049197 A JP 6049197A JP H10255238 A JPH10255238 A JP H10255238A
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- magnetoresistive film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】超高記録密度の磁気情報の再生を可能にする新
規磁気ヘッドを提供する。 【解決手段】磁気ヘッドに一部を磁気抵抗効果膜で構成
した開放終端線路を設け、これに高周波電圧を印加して
得られる磁気抵抗効果膜の局部的な抵抗変化に起因する
反射波の存在を検出することで、磁気抵抗効果膜の長さ
方向の任意の場所に近接する磁気情報を再生する。
規磁気ヘッドを提供する。 【解決手段】磁気ヘッドに一部を磁気抵抗効果膜で構成
した開放終端線路を設け、これに高周波電圧を印加して
得られる磁気抵抗効果膜の局部的な抵抗変化に起因する
反射波の存在を検出することで、磁気抵抗効果膜の長さ
方向の任意の場所に近接する磁気情報を再生する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子計算機及び情
報処理装置等に用いられる磁気記録装置に係り、特に高
密度記録を実現する上で好適な磁気ヘッドの新規構造に
関する。
報処理装置等に用いられる磁気記録装置に係り、特に高
密度記録を実現する上で好適な磁気ヘッドの新規構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】情報機器の記憶(記録)装置には、主に
半導体メモリと磁性体メモリが用いられる。アクセス時
間の観点から内部記憶装置に半導体メモリが用いられ、
大容量かつ不揮発性の観点から外部記憶装置に磁性体メ
モリが用いられる。今日、磁性体メモリの主流は、磁気
ディスクと磁気テープにある。これらに用いられている
記録媒体は、Al基板ないしは樹脂製のテープ上に磁性
薄膜が成膜されている。この記録媒体に磁気情報を書き
込むため、電磁変換作用を有する機能部が用いられる。
また、磁気情報を再生するため、磁気抵抗現象ないし
は、巨大磁気抵抗現象あるいは電磁誘導現象を利用した
機能部が用いられる。これら機能部は、磁気ヘッドと呼
ばれる入出力用部品に設けられている。
半導体メモリと磁性体メモリが用いられる。アクセス時
間の観点から内部記憶装置に半導体メモリが用いられ、
大容量かつ不揮発性の観点から外部記憶装置に磁性体メ
モリが用いられる。今日、磁性体メモリの主流は、磁気
ディスクと磁気テープにある。これらに用いられている
記録媒体は、Al基板ないしは樹脂製のテープ上に磁性
薄膜が成膜されている。この記録媒体に磁気情報を書き
込むため、電磁変換作用を有する機能部が用いられる。
また、磁気情報を再生するため、磁気抵抗現象ないし
は、巨大磁気抵抗現象あるいは電磁誘導現象を利用した
機能部が用いられる。これら機能部は、磁気ヘッドと呼
ばれる入出力用部品に設けられている。
【0003】磁気ヘッドと媒体は、相対的に移動し、媒
体上の任意の位置に磁気情報を書き込み、必要により磁
気情報を電気的に再生する機能を有する。磁気ディスク
装置を例に述べると、磁気ヘッドは、例えば図4に示す
ように磁気情報の書き込み部21と読み出しを行う再生
部22から構成される。書き込み部21は、コイル26
とこれを上下に包みかつ磁気的に結合された磁極27と
28から構成される。再生部22は、磁気抵抗効果素子
部23と同素子部に定電流を流し、かつ抵抗変化を検出
するための電極29から構成される。これら書き込み部
21と再生部22の間には、磁気的なシールド機能を兼
ねる磁極28が設けられている。また、これらの機能部
は、磁気ヘッド本体30上に下地層24を介して形成さ
れている。
体上の任意の位置に磁気情報を書き込み、必要により磁
気情報を電気的に再生する機能を有する。磁気ディスク
装置を例に述べると、磁気ヘッドは、例えば図4に示す
ように磁気情報の書き込み部21と読み出しを行う再生
部22から構成される。書き込み部21は、コイル26
とこれを上下に包みかつ磁気的に結合された磁極27と
28から構成される。再生部22は、磁気抵抗効果素子
部23と同素子部に定電流を流し、かつ抵抗変化を検出
するための電極29から構成される。これら書き込み部
21と再生部22の間には、磁気的なシールド機能を兼
ねる磁極28が設けられている。また、これらの機能部
は、磁気ヘッド本体30上に下地層24を介して形成さ
れている。
【0004】図4の例は、記録に電磁変換作用、再生に
磁気抵抗効果を利用したものであるが、書き込み部に設
けたコイルに誘導される電磁誘導電流を検出することに
よっても磁気情報の再生は可能である。この場合、記録
と再生は一つの機能部で行うことができる。
磁気抵抗効果を利用したものであるが、書き込み部に設
けたコイルに誘導される電磁誘導電流を検出することに
よっても磁気情報の再生は可能である。この場合、記録
と再生は一つの機能部で行うことができる。
【0005】記憶装置の性能は、入出力動作時のスピー
ドと記憶容量によって決まり、製品競争力を高めるため
にはアクセス時間の短縮化と大容量化が必須である。ま
た、近年、情報機器の軽薄短小化の要求から記憶装置の
小型化が重要になってきた。これらの要求を満足するた
めには、単一の記録媒体内に多くの磁気情報を書き込
み、かつ、再生できる磁気記憶装置の開発が必要であ
る。
ドと記憶容量によって決まり、製品競争力を高めるため
にはアクセス時間の短縮化と大容量化が必須である。ま
た、近年、情報機器の軽薄短小化の要求から記憶装置の
小型化が重要になってきた。これらの要求を満足するた
めには、単一の記録媒体内に多くの磁気情報を書き込
み、かつ、再生できる磁気記憶装置の開発が必要であ
る。
【0006】この要求を満足させるためには、装置の記
録密度を高める必要がある。高密度記録を実現するため
には、磁気情報となる磁区の大きさを微細化する必要が
ある。これは、図4に示した書き込み磁極27の幅を狭
くすると共に磁気抵抗効果素子部23の幅を狭めること
により実現できる。
録密度を高める必要がある。高密度記録を実現するため
には、磁気情報となる磁区の大きさを微細化する必要が
ある。これは、図4に示した書き込み磁極27の幅を狭
くすると共に磁気抵抗効果素子部23の幅を狭めること
により実現できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】我々の検討によれば、
磁極幅を2.5μm、磁気抵抗素子部の幅を1.7μmま
で狭くすることにより、2Gb/in2 級の記憶密度を実
現することができる。しかしながら、さらなる高密度化
を推し進めると以下に述べる問題が生じ高密度化に限界
が生じることが明らかとなった。
磁極幅を2.5μm、磁気抵抗素子部の幅を1.7μmま
で狭くすることにより、2Gb/in2 級の記憶密度を実
現することができる。しかしながら、さらなる高密度化
を推し進めると以下に述べる問題が生じ高密度化に限界
が生じることが明らかとなった。
【0008】この問題は、磁気抵抗効果素子部の幅を狭
めることが困難であることに起因する。図4に示すよう
に、磁気抵抗効果素子23は、両端に電極29がつなが
れている。電極とつながる部分は、磁気に対する感度を
殆ど有しない。このため、磁気抵抗効果素子部の幅は、
電極29間の距離と一致すると言える。従って、高密度
記録を実現するため、磁気抵抗効果素子部の幅を狭める
ためには、この電極間の距離を狭めればよい。近年の半
導体技術の進歩を支える微細加工技術によれば、電極間
距離を0.3μm 程度にも狭めることができる。
めることが困難であることに起因する。図4に示すよう
に、磁気抵抗効果素子23は、両端に電極29がつなが
れている。電極とつながる部分は、磁気に対する感度を
殆ど有しない。このため、磁気抵抗効果素子部の幅は、
電極29間の距離と一致すると言える。従って、高密度
記録を実現するため、磁気抵抗効果素子部の幅を狭める
ためには、この電極間の距離を狭めればよい。近年の半
導体技術の進歩を支える微細加工技術によれば、電極間
距離を0.3μm 程度にも狭めることができる。
【0009】ところが、本発明で対象とする磁気抵抗素
子は、外部磁界により磁化が回転することにより生じる
抵抗の変化を検出するものであるため、安易に寸法を狭
めても所定の機能を実現しないことがわかった。この原
因は、電極下では固定されている(磁界に対する感度を
有しない)磁化とのインターラクション(交換相互作
用)により磁化回転が可能となる領域が制限されるため
であることがわかった。測定によれば、交換相互作用が
及ぶ範囲は、片側で約0.2μm すなわち、トータル
0.4μm の領域が感度不良をきたすことがわかった。
子は、外部磁界により磁化が回転することにより生じる
抵抗の変化を検出するものであるため、安易に寸法を狭
めても所定の機能を実現しないことがわかった。この原
因は、電極下では固定されている(磁界に対する感度を
有しない)磁化とのインターラクション(交換相互作
用)により磁化回転が可能となる領域が制限されるため
であることがわかった。測定によれば、交換相互作用が
及ぶ範囲は、片側で約0.2μm すなわち、トータル
0.4μm の領域が感度不良をきたすことがわかった。
【0010】この問題を単純に解決するためには、所望
のトラック幅に対して0.4μm 広く電極を設ければよ
いと考えられる。しかし、実際に素子を作製したとこ
ろ、感度不良領域の幅は、外部磁界強度によっても変動
することがわかった。
のトラック幅に対して0.4μm 広く電極を設ければよ
いと考えられる。しかし、実際に素子を作製したとこ
ろ、感度不良領域の幅は、外部磁界強度によっても変動
することがわかった。
【0011】磁気ディスク装置の場合、所定の感度を有
する磁気抵抗効果素子部の幅は、隣接トラック情報を誤
って再生しないよう定まった長さで固定される必要があ
る。しかし、上記のように再生可能範囲となる磁気抵抗
効果素子の幅が外部磁界の強度に依存して変動してしま
うと誤動作を避けられなくなる。
する磁気抵抗効果素子部の幅は、隣接トラック情報を誤
って再生しないよう定まった長さで固定される必要があ
る。しかし、上記のように再生可能範囲となる磁気抵抗
効果素子の幅が外部磁界の強度に依存して変動してしま
うと誤動作を避けられなくなる。
【0012】従来の低密度記録用の磁気抵抗効果素子で
は、感度領域の幅が広く感度不良をきたす領域の存在は
無視することができた。しかし、磁気抵抗効果素子部の
幅を0.8μm(感度不良領域0.4μm,実効トラック
幅0.4μm)程度まで狭めると、上記の問題が生じ
た。このため、0.4μm 以下の狭トラックの磁気情報
を再生することが不可能となった。
は、感度領域の幅が広く感度不良をきたす領域の存在は
無視することができた。しかし、磁気抵抗効果素子部の
幅を0.8μm(感度不良領域0.4μm,実効トラック
幅0.4μm)程度まで狭めると、上記の問題が生じ
た。このため、0.4μm 以下の狭トラックの磁気情報
を再生することが不可能となった。
【0013】本発明の目的は、0.4μm 以下の狭トラ
ック幅再生を実現する新規磁気ヘッド構造を開示するこ
とにより、10Gb/in2 以上の超高密度記録装置の可
能性を明らかにすることにある。
ック幅再生を実現する新規磁気ヘッド構造を開示するこ
とにより、10Gb/in2 以上の超高密度記録装置の可
能性を明らかにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するた
め、本発明では下記の手段を用いた。
め、本発明では下記の手段を用いた。
【0015】まず、記録媒体と同記録媒体を回転させる
モータ、さらに記録媒体に磁気情報を書き込む磁気ヘッ
ド、同磁気ヘッドを支持し、かつ、所定の位置に位置決
めを行う機構部、さらにこれらの構成要素を制御する電
気回路、及び電気情報を処理する電気回路を少なくとも
設ける。さらに、上記磁気ヘッドに開放終端線路を設
け、この開放終端線路の一部を少なくとも磁気抵抗効果
膜から構成する。開放終端線路には、高周波電圧を印加
する。高周波電圧を印加することによって得られる磁気
抵抗効果膜の局部的な抵抗変化に起因する反射波の存在
を検出する。これにより、磁気抵抗効果膜の長さ方向の
任意の場所に近接する磁気情報を再生する。
モータ、さらに記録媒体に磁気情報を書き込む磁気ヘッ
ド、同磁気ヘッドを支持し、かつ、所定の位置に位置決
めを行う機構部、さらにこれらの構成要素を制御する電
気回路、及び電気情報を処理する電気回路を少なくとも
設ける。さらに、上記磁気ヘッドに開放終端線路を設
け、この開放終端線路の一部を少なくとも磁気抵抗効果
膜から構成する。開放終端線路には、高周波電圧を印加
する。高周波電圧を印加することによって得られる磁気
抵抗効果膜の局部的な抵抗変化に起因する反射波の存在
を検出する。これにより、磁気抵抗効果膜の長さ方向の
任意の場所に近接する磁気情報を再生する。
【0016】ここで、上記磁気抵抗効果膜からの反射波
を少なくとも含む高周波電圧波形と磁気抵抗効果膜に印
加した高周波電圧波形の位相並びに振幅を比較する。反
射波がなければ位相並びに振幅は、完全に(ないしは
略)一致する。不一致は、反射波の存在を意味する。さ
らに、反射波の存在は、局部的な抵抗変化が存在するこ
とを意味する。抵抗変化は、抵抗が磁界により変化する
磁気抵抗膜部分でのみ生じるため、磁気情報が磁気抵抗
膜近傍に存在することを意味する。これら現象から、磁
気情報の存在を高周波電圧波形の位相並びに振幅を比較
することにより検出できる。
を少なくとも含む高周波電圧波形と磁気抵抗効果膜に印
加した高周波電圧波形の位相並びに振幅を比較する。反
射波がなければ位相並びに振幅は、完全に(ないしは
略)一致する。不一致は、反射波の存在を意味する。さ
らに、反射波の存在は、局部的な抵抗変化が存在するこ
とを意味する。抵抗変化は、抵抗が磁界により変化する
磁気抵抗膜部分でのみ生じるため、磁気情報が磁気抵抗
膜近傍に存在することを意味する。これら現象から、磁
気情報の存在を高周波電圧波形の位相並びに振幅を比較
することにより検出できる。
【0017】また、上記開放終端線路に印加する高周波
電圧波形の周波数を変化させると共に、各周波数条件下
における反射波の強弱を検出する。高周波電圧波形は、
抵抗が変化した部分で位相方向が反転する。進行波と反
射波とは干渉しあうため、高周波電圧波形の周波数が変
化すると、干渉後の波形が有する最大振幅点及び位相が
それぞれ変化する。この変化と周波数との関係をあらか
じめ取得しておくことにより、所定の周波数条件下にお
いて検出点と反射点間の距離を見出すことができる。こ
の原理を用いることにより、磁気抵抗効果膜の長さ方向
の任意の場所に近接する磁気情報の存在位置を検出する
ことができる。
電圧波形の周波数を変化させると共に、各周波数条件下
における反射波の強弱を検出する。高周波電圧波形は、
抵抗が変化した部分で位相方向が反転する。進行波と反
射波とは干渉しあうため、高周波電圧波形の周波数が変
化すると、干渉後の波形が有する最大振幅点及び位相が
それぞれ変化する。この変化と周波数との関係をあらか
じめ取得しておくことにより、所定の周波数条件下にお
いて検出点と反射点間の距離を見出すことができる。こ
の原理を用いることにより、磁気抵抗効果膜の長さ方向
の任意の場所に近接する磁気情報の存在位置を検出する
ことができる。
【0018】また、上記開放終端線路を構成する磁気抵
抗効果膜の長さに比べ、記録用磁極の幅を狭くする。
抗効果膜の長さに比べ、記録用磁極の幅を狭くする。
【0019】また、磁気抵抗効果膜直下に複数の記録ト
ラックを存在させる。
ラックを存在させる。
【0020】また、上記磁気抵抗効果膜に接近して存在
する複数の記録トラックを単一の集合とし、上記単一の
集合トラック間に所定の磁気的スペースを設ける。
する複数の記録トラックを単一の集合とし、上記単一の
集合トラック間に所定の磁気的スペースを設ける。
【0021】また、上記磁気抵抗効果膜に接近する複数
の記録トラックの存在と集合トラック間に存在する磁気
的スペースの存在を検出する。これにより、磁気ヘッド
と任意の記録トラックとの位置合わせを行う。
の記録トラックの存在と集合トラック間に存在する磁気
的スペースの存在を検出する。これにより、磁気ヘッド
と任意の記録トラックとの位置合わせを行う。
【0022】
【発明の実施の形態】図1を用いて本発明の実施例を述
べる。図1は開放終端線路40と同開放終端路の一部を
構成する磁気抵抗効果膜41と開放終端路を構成する電
極33,34を示す。開放終端路40の一部に磁気抵抗
効果膜41が設けられている点に新規性がある。
べる。図1は開放終端線路40と同開放終端路の一部を
構成する磁気抵抗効果膜41と開放終端路を構成する電
極33,34を示す。開放終端路40の一部に磁気抵抗
効果膜41が設けられている点に新規性がある。
【0023】上記開放終端路では、一つの電極34が磁
気抵抗効果膜の端に接続されており、対面する導体伝送
路42には電極33が接続(逆側端部に接続)されてい
る。これら電極には高周波電圧源54が接続されてい
る。
気抵抗効果膜の端に接続されており、対面する導体伝送
路42には電極33が接続(逆側端部に接続)されてい
る。これら電極には高周波電圧源54が接続されてい
る。
【0024】高周波電圧源54からの線路は、上記開放
終端路40との接続点を経てさらに増幅機52が接続さ
れる。
終端路40との接続点を経てさらに増幅機52が接続さ
れる。
【0025】高周波電圧源54からは、上記開放終端路
40との接続を含まない線路が伸び増幅機53に接続さ
れる。
40との接続を含まない線路が伸び増幅機53に接続さ
れる。
【0026】増幅機52および増幅機53の出力は共に
位相&振幅比較機に接続される。
位相&振幅比較機に接続される。
【0027】上記開放終端路40は、少なくとも図5に
示す磁気ヘッド2に搭載する。磁気ヘッド2には、従来
と同様の書き込み機能部も搭載されていることは言うま
でもない。磁気ヘッド2は記録媒体11の任意の位置に
磁気情報を書き込み、しかる後、本発明の基本を構成す
る再生機能部により磁気情報を読み出す。再生機能につ
いては後述する。
示す磁気ヘッド2に搭載する。磁気ヘッド2には、従来
と同様の書き込み機能部も搭載されていることは言うま
でもない。磁気ヘッド2は記録媒体11の任意の位置に
磁気情報を書き込み、しかる後、本発明の基本を構成す
る再生機能部により磁気情報を読み出す。再生機能につ
いては後述する。
【0028】記録媒体の任意の場所に磁気情報を記録す
るため、記録媒体にはモータが接続されており、回転可
能であることは言うまでもない。また磁気ヘッド2はサ
スペンション7によって支持されており、同サスペンシ
ョン7はアーム4を介して位置決め用のロータリアクチ
ュエータ3に接続される。これらは、磁気ヘッドを支持
しかつ、所定の位置に位置決めする機構部を構成する。
また、図示していないが、これらの構成要素を制御する
電気回路及び電気情報の処理回路が必要となる。これら
は、従来技術のものを基本的に使用できる。
るため、記録媒体にはモータが接続されており、回転可
能であることは言うまでもない。また磁気ヘッド2はサ
スペンション7によって支持されており、同サスペンシ
ョン7はアーム4を介して位置決め用のロータリアクチ
ュエータ3に接続される。これらは、磁気ヘッドを支持
しかつ、所定の位置に位置決めする機構部を構成する。
また、図示していないが、これらの構成要素を制御する
電気回路及び電気情報の処理回路が必要となる。これら
は、従来技術のものを基本的に使用できる。
【0029】図2に示す開放終端線路40には、高周波
電源54から高周波電圧が印加される。ここで磁気抵抗
効果膜に局部的な抵抗変化が存在すると、その部分で反
射波が生じる。同図に示す様に磁気抵抗効果膜からの反
射波を少なくとも含む高周波電圧波の伝送路(アンプ5
2を介する経路)と高周波電圧源からの伝送路(アンプ
53を介する)を並列に設けることにより、それぞれの
伝送路からの波形を比較器61にて比較することができ
る。ここでの比較は、位相並びに振幅である。
電源54から高周波電圧が印加される。ここで磁気抵抗
効果膜に局部的な抵抗変化が存在すると、その部分で反
射波が生じる。同図に示す様に磁気抵抗効果膜からの反
射波を少なくとも含む高周波電圧波の伝送路(アンプ5
2を介する経路)と高周波電圧源からの伝送路(アンプ
53を介する)を並列に設けることにより、それぞれの
伝送路からの波形を比較器61にて比較することができ
る。ここでの比較は、位相並びに振幅である。
【0030】図3(a)は、高周波電圧波形を示す。
(b)は、磁気抵抗効果膜における局部的な抵抗変化に
起因する反射波を示す。これらが干渉すると、(c)に
示す波形となる。この波形からは、反射の存在を検出す
ることはできない。そこで、上記に述べたように、
(a)に示した元の波形との比較を行う。
(b)は、磁気抵抗効果膜における局部的な抵抗変化に
起因する反射波を示す。これらが干渉すると、(c)に
示す波形となる。この波形からは、反射の存在を検出す
ることはできない。そこで、上記に述べたように、
(a)に示した元の波形との比較を行う。
【0031】反射波がなければ位相並びに振幅は、完全
に(ないしは略)一致し、不一致は、反射波の存在を意
味する。さらに、反射波の存在は、局部的な抵抗変化が
存在することを意味する。この抵抗変化は、抵抗が磁界
により変化する磁気抵抗膜部分でのみ生じるため、磁気
情報が磁気抵抗効果膜近傍に存在することを意味する。
これら現象から、磁気抵抗効果膜に近接して磁気情報が
存在することを検出できることが理解される。
に(ないしは略)一致し、不一致は、反射波の存在を意
味する。さらに、反射波の存在は、局部的な抵抗変化が
存在することを意味する。この抵抗変化は、抵抗が磁界
により変化する磁気抵抗膜部分でのみ生じるため、磁気
情報が磁気抵抗効果膜近傍に存在することを意味する。
これら現象から、磁気抵抗効果膜に近接して磁気情報が
存在することを検出できることが理解される。
【0032】また、上記開放終端線路40に印加する高
周波電圧波形の周波数を変化させると共に、各周波数条
件下における反射波の強弱を検出した。高周波電圧波形
は、抵抗が変化した部分で位相方向が反転する。進行波
と反射波とは干渉しあうため、高周波電圧波形の周波数
が変化すると、干渉後の波形が有する最大振幅点(位
置)及び位相がそれぞれ変化する。最大振幅点及び位相
情報の変化する割合を出力値に対応させて示すと図3
(d)になる。この周波数に対する出力(output)の変
化と周波数との関係をあらかじめ取得しておくことによ
り、所定の周波数条件下において検出点と反射点との関
係、すなわち距離(位置)情報を見出すことができる。
この原理を用いることにより、磁気抵抗効果膜の長さ方
向の任意の場所に近接する磁気情報の存在位置を検出す
ることができる。
周波電圧波形の周波数を変化させると共に、各周波数条
件下における反射波の強弱を検出した。高周波電圧波形
は、抵抗が変化した部分で位相方向が反転する。進行波
と反射波とは干渉しあうため、高周波電圧波形の周波数
が変化すると、干渉後の波形が有する最大振幅点(位
置)及び位相がそれぞれ変化する。最大振幅点及び位相
情報の変化する割合を出力値に対応させて示すと図3
(d)になる。この周波数に対する出力(output)の変
化と周波数との関係をあらかじめ取得しておくことによ
り、所定の周波数条件下において検出点と反射点との関
係、すなわち距離(位置)情報を見出すことができる。
この原理を用いることにより、磁気抵抗効果膜の長さ方
向の任意の場所に近接する磁気情報の存在位置を検出す
ることができる。
【0033】図6に上記開放終端路を搭載した磁気ヘッ
ドの概念図を示す。同図(a)は、媒体面に向かって見
た図、同図(b)は磁気ヘッドスライダを流出端側から
見た図である。開放終端路は、磁気抵抗効果膜41と導
体伝送路42から構成される。それぞれの端子からは、
磁気ヘッドスライダの背面に設けた伝送路71,73に
結合される。伝送路71,73間には絶縁層72が存在
する。これらは、伝送インピーダンスが50オームにな
るよう膜厚,幅が調整されている。また、これら伝送路
は、磁気ヘッドスライダを支持するサスペンション部材
と兼用することができる。ないしは、金属性サスペンシ
ョンの表面に設けることもできる。
ドの概念図を示す。同図(a)は、媒体面に向かって見
た図、同図(b)は磁気ヘッドスライダを流出端側から
見た図である。開放終端路は、磁気抵抗効果膜41と導
体伝送路42から構成される。それぞれの端子からは、
磁気ヘッドスライダの背面に設けた伝送路71,73に
結合される。伝送路71,73間には絶縁層72が存在
する。これらは、伝送インピーダンスが50オームにな
るよう膜厚,幅が調整されている。また、これら伝送路
は、磁気ヘッドスライダを支持するサスペンション部材
と兼用することができる。ないしは、金属性サスペンシ
ョンの表面に設けることもできる。
【0034】磁気ヘッドスライダは、図6に示す様に記
録媒体11上を浮上する。記録媒体には、磁性膜12が
被着されていることは言うまでもない。図を用いて、本
発明の特徴をさらに述べる。
録媒体11上を浮上する。記録媒体には、磁性膜12が
被着されていることは言うまでもない。図を用いて、本
発明の特徴をさらに述べる。
【0035】本発明では、磁気抵抗効果膜41直下に複
数の記録トラック13が存在することを許容する。この
機能は、上記に述べた磁気抵抗効果膜41の長さ方向の
任意の場所に近接する磁気情報の存在位置を検出するこ
とができることにより可能となる。これを実現するため
には、磁気抵抗効果膜41の長さに比べ、記録用磁極の
幅(図4に示すW)を狭めることにより実現できる。
数の記録トラック13が存在することを許容する。この
機能は、上記に述べた磁気抵抗効果膜41の長さ方向の
任意の場所に近接する磁気情報の存在位置を検出するこ
とができることにより可能となる。これを実現するため
には、磁気抵抗効果膜41の長さに比べ、記録用磁極の
幅(図4に示すW)を狭めることにより実現できる。
【0036】上記磁気抵抗効果膜41に接近して存在す
る複数の記録トラック13を単一の集合(13−A,1
3−B,13−C)とし、それら集合トラック間に所定
のスペース14を設けた。このスペーシング14領域に
は、磁気情報が存在しない。従って、磁気情報を検出す
る場合と同様の処理を行うことにより、スペース14の
存在を検出することができる。また、同時にスペース1
4の存在位置と磁気抵抗効果膜41との位置関係を知る
ことができる。磁気抵抗効果膜41と書き込み磁極との
位置関係は、素子構造から既知であるため、集合トラッ
ク内であればスペース14と磁気抵抗効果膜41との位
置関係から任意の書き込み位置を見出し制御することが
できる。
る複数の記録トラック13を単一の集合(13−A,1
3−B,13−C)とし、それら集合トラック間に所定
のスペース14を設けた。このスペーシング14領域に
は、磁気情報が存在しない。従って、磁気情報を検出す
る場合と同様の処理を行うことにより、スペース14の
存在を検出することができる。また、同時にスペース1
4の存在位置と磁気抵抗効果膜41との位置関係を知る
ことができる。磁気抵抗効果膜41と書き込み磁極との
位置関係は、素子構造から既知であるため、集合トラッ
ク内であればスペース14と磁気抵抗効果膜41との位
置関係から任意の書き込み位置を見出し制御することが
できる。
【0037】書き込むべき、ないしは読み出しを行うべ
き集合トラックの位置は、集合トラック内に番地情報を
書き込み、それを読み出すことにより知ることができ
る。
き集合トラックの位置は、集合トラック内に番地情報を
書き込み、それを読み出すことにより知ることができ
る。
【0038】上記技術を用いることにより、従来の磁気
ディスク装置と何らの違いもなく磁気ヘッドと記録媒体
上の記録トラックとの位置合わせが可能となる。本発明
で得られる磁気抵抗効果膜からの磁気情報は、その直下
に位置する複数のトラック情報を含むため、従来の磁気
ヘッドに比べ大量の磁気情報を一度に読み出すことがで
きる。この効果から、高速再生に適した磁気ディスク装
置を実現できる。
ディスク装置と何らの違いもなく磁気ヘッドと記録媒体
上の記録トラックとの位置合わせが可能となる。本発明
で得られる磁気抵抗効果膜からの磁気情報は、その直下
に位置する複数のトラック情報を含むため、従来の磁気
ヘッドに比べ大量の磁気情報を一度に読み出すことがで
きる。この効果から、高速再生に適した磁気ディスク装
置を実現できる。
【0039】また、記録トラック幅に比べ、磁気抵抗効
果膜の幅を広くできるため、磁気抵抗効果膜の幅を狭く
した場合に生じる感度不良の問題を完全に解決できる。
この効果から、0.4μm 以下の記録トラックにおいて
も安定な読み出し操作を実現できた。これにより、10
Gb/in2 以上の高密度磁気記録装置が可能となった。
果膜の幅を広くできるため、磁気抵抗効果膜の幅を狭く
した場合に生じる感度不良の問題を完全に解決できる。
この効果から、0.4μm 以下の記録トラックにおいて
も安定な読み出し操作を実現できた。これにより、10
Gb/in2 以上の高密度磁気記録装置が可能となった。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、従来の磁気ヘッドに比
べ大量の磁気情報を一度に読み出すことができる。この
効果から、高速再生に適した磁気ディスク装置を実現で
きる。
べ大量の磁気情報を一度に読み出すことができる。この
効果から、高速再生に適した磁気ディスク装置を実現で
きる。
【0041】また、記録トラック幅に比べ、磁気抵抗効
果膜の幅を広くできるため、磁気抵抗効果膜の幅を狭く
した場合に生じる感度不良の問題を完全に解決できる。
この効果から、0.4μm 以下の記録トラックにおいて
も安定な読み出し操作を実現できた。これにより、10
Gb/in2 以上の高密度磁気記録装置が可能となった。
果膜の幅を広くできるため、磁気抵抗効果膜の幅を狭く
した場合に生じる感度不良の問題を完全に解決できる。
この効果から、0.4μm 以下の記録トラックにおいて
も安定な読み出し操作を実現できた。これにより、10
Gb/in2 以上の高密度磁気記録装置が可能となった。
【図1】本発明の一実施例の磁気ヘッドを構成する素子
部及び外部回路を示す概念図。
部及び外部回路を示す概念図。
【図2】本発明の機能の説明図。
【図3】本発明の原理の説明図。
【図4】従来の磁気ヘッドを示す説明図。
【図5】本発明の一実施例の磁気ディスク装置の概念
図。
図。
【図6】本発明による集合トラックと本発明を適用した
磁気ヘッドとの関係の説明図。
磁気ヘッドとの関係の説明図。
21…記録部(書き込み部)、22…読み出し部(再生
部)、26…コイル、23…磁気抵抗効果素子、27…
上部コアないしは上部磁極、25…下部コアないしは下
部磁極、28…シールド層、24…下地層、29…電
極、30…基板(スライダ材)、2…磁気ヘッドスライ
ダ、11…記録媒体、7…サスペンション、4…アー
ム、3…ロータリアクチュエータ、40…開放終端路、
41…磁気抵抗効果膜、42…導体伝送路、33,34
…電極、51,52…増幅器、54…高周波電圧源、6
1…位相&振幅比較器、71,73…伝送路、13…記
録トラック、12…磁性膜。
部)、26…コイル、23…磁気抵抗効果素子、27…
上部コアないしは上部磁極、25…下部コアないしは下
部磁極、28…シールド層、24…下地層、29…電
極、30…基板(スライダ材)、2…磁気ヘッドスライ
ダ、11…記録媒体、7…サスペンション、4…アー
ム、3…ロータリアクチュエータ、40…開放終端路、
41…磁気抵抗効果膜、42…導体伝送路、33,34
…電極、51,52…増幅器、54…高周波電圧源、6
1…位相&振幅比較器、71,73…伝送路、13…記
録トラック、12…磁性膜。
Claims (7)
- 【請求項1】磁気ヘッドに開放終端線路を設け、上記開
放終端線路の一部を少なくとも磁気抵抗効果膜から構成
し、かつ開放終端線路に高周波電圧を印加することによ
って得られる磁気抵抗効果膜の局部的な抵抗変化に起因
する反射波の存在を検出することによって、磁気抵抗効
果膜の長さ方向の任意の場所に近接する磁気情報を再生
する機能を有することを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】磁気抵抗効果膜からの反射波を少なくとも
含む高周波電圧波形と磁気抵抗効果膜に印加した高周波
電圧波形の位相並びに振幅を比較することにより磁気情
報の存在を検出する機能を有することを特徴とする磁気
ヘッド。 - 【請求項3】上記開放終端線路に印加する高周波電圧波
形の周波数を変化させると共に、各周波数条件下におけ
る反射波の強弱を検出することにより、磁気抵抗効果膜
の長さ方向の任意の場所に近接する磁気情報の存在位置
を検出する機能を有する請求項1記載の磁気ヘッド。 - 【請求項4】上記開放終端線路を構成する磁気抵抗効果
膜の長さに比べ、記録用磁極の幅を狭くしたことを特徴
とした請求項1記載の磁気ヘッド。 - 【請求項5】請求項4記載の磁気ヘッドを用いることに
より、磁気抵抗効果膜直下に複数の記録トラックが存在
することを許容した磁気記録装置。 - 【請求項6】上記磁気抵抗効果膜に接近して存在する複
数の記録トラックを一つの集合トラックとし、上記集合
トラック間に磁気的なイレーズ領域を設けた請求項5記
載の磁気記録装置。 - 【請求項7】上記磁気抵抗効果膜にて集合トラック間に
存在するスペースの存在を検出することにより、磁気ヘ
ッドと任意の記録トラックとの位置合わせを行う請求項
5記載の磁気記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6049197A JPH10255238A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 磁気ヘッド及びそれを用いた磁気記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6049197A JPH10255238A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 磁気ヘッド及びそれを用いた磁気記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10255238A true JPH10255238A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13143818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6049197A Pending JPH10255238A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 磁気ヘッド及びそれを用いた磁気記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10255238A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7016156B2 (en) | 1999-03-12 | 2006-03-21 | Hitachi, Ltd. | Disk drive having magnetic head conduction paths with arrangements to control impedance |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP6049197A patent/JPH10255238A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7016156B2 (en) | 1999-03-12 | 2006-03-21 | Hitachi, Ltd. | Disk drive having magnetic head conduction paths with arrangements to control impedance |
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