JPH10255390A - ディスク駆動装置 - Google Patents
ディスク駆動装置Info
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- JPH10255390A JPH10255390A JP5587197A JP5587197A JPH10255390A JP H10255390 A JPH10255390 A JP H10255390A JP 5587197 A JP5587197 A JP 5587197A JP 5587197 A JP5587197 A JP 5587197A JP H10255390 A JPH10255390 A JP H10255390A
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- disk
- ring
- rotation
- center axis
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ディスク回転時の偏心質量により発生する遠心
力をキャンセルし、高速回転時においても高い信頼性を
もたせる。 【解決手段】ディスク6を固定するクランパ3と同時に
回転する保持部材5に内周壁および外周壁を設け、さら
に両壁間にリング7を配置し、ディスクの回転停止時は
保持部材の回転中心軸と、リングおよびディスクモータ
のスピンドルの回転中心軸2a′が同一軸上にあるよう
にリングを付勢する弾性体9を配置し、さらに前記リン
グを内周から外周方向に付勢可能な部材を配置する。ま
た、ターンテーブル1内に内周壁および外周壁を設け、
さらに両壁間にリングを配置し、ディスクの回転停止時
はディスクモータのスピンドルと、前記リングの回転中
心軸が略同一軸上に位置するように、リングを付勢する
弾性体を配置し、さらに前記リングを内周から外周方向
に付勢可能な部材を配置する。
力をキャンセルし、高速回転時においても高い信頼性を
もたせる。 【解決手段】ディスク6を固定するクランパ3と同時に
回転する保持部材5に内周壁および外周壁を設け、さら
に両壁間にリング7を配置し、ディスクの回転停止時は
保持部材の回転中心軸と、リングおよびディスクモータ
のスピンドルの回転中心軸2a′が同一軸上にあるよう
にリングを付勢する弾性体9を配置し、さらに前記リン
グを内周から外周方向に付勢可能な部材を配置する。ま
た、ターンテーブル1内に内周壁および外周壁を設け、
さらに両壁間にリングを配置し、ディスクの回転停止時
はディスクモータのスピンドルと、前記リングの回転中
心軸が略同一軸上に位置するように、リングを付勢する
弾性体を配置し、さらに前記リングを内周から外周方向
に付勢可能な部材を配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、磁気
ディスク等のディスク状媒体を用いて記録および/また
は再生を行う情報処理装置におけるディスクの駆動装置
に係り、特にディスクを高速に回転させた場合の装置の
安定性、信頼性を向上させるのに好適なディスク駆動装
置に関するものである。
ディスク等のディスク状媒体を用いて記録および/また
は再生を行う情報処理装置におけるディスクの駆動装置
に係り、特にディスクを高速に回転させた場合の装置の
安定性、信頼性を向上させるのに好適なディスク駆動装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク、磁気ディスク等のデ
ィスク状媒体(以下、ディスクと記す。)を用いた記録
および/または再生装置は、パーソナルコンピュータの
普及に伴い、大容量化、高密度記録化、アクセスの高速
化およびデータ転送レートの高速化の進展により急速に
発展している。その様な状況の中、例えばCD−ROM
装置を例にとると、データ転送レートの高速化に関して
は、更なる高速アクセスを実現するため、通常速(サス
テインの転送レート150kBytes/sec)に対
して2倍、4倍、8倍速に続いて12倍速、16倍速、
20倍速、24倍速と超高速化が進んでいる。
ィスク状媒体(以下、ディスクと記す。)を用いた記録
および/または再生装置は、パーソナルコンピュータの
普及に伴い、大容量化、高密度記録化、アクセスの高速
化およびデータ転送レートの高速化の進展により急速に
発展している。その様な状況の中、例えばCD−ROM
装置を例にとると、データ転送レートの高速化に関して
は、更なる高速アクセスを実現するため、通常速(サス
テインの転送レート150kBytes/sec)に対
して2倍、4倍、8倍速に続いて12倍速、16倍速、
20倍速、24倍速と超高速化が進んでいる。
【0003】ディスクとしては回転させた場合にアンバ
ランスの生じないものが理想的であるが、現実はディス
ク成形時に発生する質量の偏りや、レーベル面の印刷に
よる質量の偏り、つまり偏心質量が多少なりとも発生す
る。ディスクが回転すると、この偏心質量により遠心力
が発生し、ディスクを駆動する装置に振動を発生させる
原因となる。この遠心力は回転数の2乗に比例して増加
することになるため、8倍速、12倍速、16倍速・・
・となるにつれて加速度的に増加する。またこのディス
ク高速回転化に伴い、装置に発生する振動も急激に増加
する。
ランスの生じないものが理想的であるが、現実はディス
ク成形時に発生する質量の偏りや、レーベル面の印刷に
よる質量の偏り、つまり偏心質量が多少なりとも発生す
る。ディスクが回転すると、この偏心質量により遠心力
が発生し、ディスクを駆動する装置に振動を発生させる
原因となる。この遠心力は回転数の2乗に比例して増加
することになるため、8倍速、12倍速、16倍速・・
・となるにつれて加速度的に増加する。またこのディス
ク高速回転化に伴い、装置に発生する振動も急激に増加
する。
【0004】ここで、例えば、特開平2−139758
に記載されている様に偏心質量のキャンセル機構を用い
る方法が考えられるが、遠心力のキャンセルに流体を用
いた場合、高速回転時、液体層を封じ込めている外壁面
に流体が貼付き、キャンセル効果が充分に得られない、
という問題がある。また、別な方法として、複数個の球
体を用いる手段があるが、外乱に敏感に反応し、球体同
士が衝突し暴れ出す、という問題もあった。
に記載されている様に偏心質量のキャンセル機構を用い
る方法が考えられるが、遠心力のキャンセルに流体を用
いた場合、高速回転時、液体層を封じ込めている外壁面
に流体が貼付き、キャンセル効果が充分に得られない、
という問題がある。また、別な方法として、複数個の球
体を用いる手段があるが、外乱に敏感に反応し、球体同
士が衝突し暴れ出す、という問題もあった。
【0005】また、これらの方法は装置の水平置きには
有効であるが、縦置きの場合、流体や球体を使用する
と、ディスク停止時に流体、球体に重力が作用し、この
状態でディスクを回転させても、遠心力をキャンセルす
る事が困難である、という課題があった。
有効であるが、縦置きの場合、流体や球体を使用する
と、ディスク停止時に流体、球体に重力が作用し、この
状態でディスクを回転させても、遠心力をキャンセルす
る事が困難である、という課題があった。
【0006】そのためディスクの高回転化に伴い、装置
全体が大きく振動し、同時にディスクからの信号のやり
取りをつかさどるピックアップも揺らされるため、信号
のやり取りも不安定になりやすくなり、また、振動が原
因で装置を揺らすため、装置を構成している部材間の隙
間で衝突が起こり、振動のみならず大きな騒音も発生し
てしまうという問題がある。
全体が大きく振動し、同時にディスクからの信号のやり
取りをつかさどるピックアップも揺らされるため、信号
のやり取りも不安定になりやすくなり、また、振動が原
因で装置を揺らすため、装置を構成している部材間の隙
間で衝突が起こり、振動のみならず大きな騒音も発生し
てしまうという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
ディスク駆動方法においては、ディスク回転時に偏心質
量による振動が発生するため、ディスクからの信号の読
取り、書込み性能および騒音等、信頼性の低化の原因に
もなっていた。
ディスク駆動方法においては、ディスク回転時に偏心質
量による振動が発生するため、ディスクからの信号の読
取り、書込み性能および騒音等、信頼性の低化の原因に
もなっていた。
【0008】本発明の目的は、前記のような問題点を解
決すべく、装置の置かれる方向によらず、また、偏心質
量の無いディスクは勿論のこと、偏心質量のあるディス
クを使用した場合でもディスク回転時の偏心質量により
発生する遠心力遠心力をキャンセルし高速回転時におい
ても、高信頼性のディスク駆動装置を低コストで提供す
ることにある。
決すべく、装置の置かれる方向によらず、また、偏心質
量の無いディスクは勿論のこと、偏心質量のあるディス
クを使用した場合でもディスク回転時の偏心質量により
発生する遠心力遠心力をキャンセルし高速回転時におい
ても、高信頼性のディスク駆動装置を低コストで提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、ディスクを固定するクランパと同時に
回転する保持部材に内周壁および外周壁を設け、さらに
両壁間にリング状部材(以下、リングと記す)を配置
し、ディスクの回転停止時はディスクモータのスピンド
ルと、前記リングの回転中心軸が略同一軸上に位置する
ように、リングを付勢する弾性体を配置し、さらに前記
リングを内周から外周方向に付勢可能な部材を配置す
る。
解決するために、ディスクを固定するクランパと同時に
回転する保持部材に内周壁および外周壁を設け、さらに
両壁間にリング状部材(以下、リングと記す)を配置
し、ディスクの回転停止時はディスクモータのスピンド
ルと、前記リングの回転中心軸が略同一軸上に位置する
ように、リングを付勢する弾性体を配置し、さらに前記
リングを内周から外周方向に付勢可能な部材を配置す
る。
【0010】また、ターンテーブル内に内周壁および外
周壁を設け、さらに両壁間にリングを配置し、ディスク
の回転停止時はディスクモータのスピンドルと、前記リ
ングの回転中心軸が略同一軸上に位置するように、リン
グを付勢する弾性体を配置し、さらに前記リングを内周
から外周方向に付勢可能な部材を配置する。
周壁を設け、さらに両壁間にリングを配置し、ディスク
の回転停止時はディスクモータのスピンドルと、前記リ
ングの回転中心軸が略同一軸上に位置するように、リン
グを付勢する弾性体を配置し、さらに前記リングを内周
から外周方向に付勢可能な部材を配置する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を一例として、光ディスク装置の一種である12cmC
D−ROMドライブ装置に適用した場合について説明す
る。
を一例として、光ディスク装置の一種である12cmC
D−ROMドライブ装置に適用した場合について説明す
る。
【0012】まず図1、図2、図3は本発明の実施の形
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【0013】図1(a)は本発明の保持部材とリングを
示した上面図でありディスクモータ停止時の場合を示
し、図1(b)は本発明の保持部材とリング、およびデ
ィスク駆動装置の主要部を示した断面側面図、である。
示した上面図でありディスクモータ停止時の場合を示
し、図1(b)は本発明の保持部材とリング、およびデ
ィスク駆動装置の主要部を示した断面側面図、である。
【0014】図1内で、1はターンテーブル、1aはタ
ーンテーブル1内に構成された磁石、2はターンテーブ
ルを回転させるためのディスクモータで、2aはディス
クモータのスピンドル(回転軸)、2a'はスピンドル
の回転中心軸、2bはディスクモータのロータ、であ
る。6はディスク、3はディスク6をターンテーブル1
との間で挟み込んで固定するクランパであり、磁石1a
に吸着する鉄板4と一体構成になっている。また、クラ
ンパ3の外周部と嵌まり合い、一体に回転する、内壁5
a、外壁5bを持つ保持部材5と、該保持部材5の内外
壁の間に配置し、偏心質量による遠心力をキャンセルす
る錘として作用するリング7、また9、10はディスク
回転停止時に夫々前記リング7の回転中心軸がディスク
モータのスピンドルの回転中心軸2a'と一致するよう
にリング7に外周方向から付勢を与える弾性体、および
リング7を付勢するガイド軸、11はリング7の内周方
向からディスクモータ回転時に自ら発生する遠心力によ
りリング7を付勢する事が可能な部材であり、本実施形
態では一例としてシャフト状の部材を用いた例について
説明する。
ーンテーブル1内に構成された磁石、2はターンテーブ
ルを回転させるためのディスクモータで、2aはディス
クモータのスピンドル(回転軸)、2a'はスピンドル
の回転中心軸、2bはディスクモータのロータ、であ
る。6はディスク、3はディスク6をターンテーブル1
との間で挟み込んで固定するクランパであり、磁石1a
に吸着する鉄板4と一体構成になっている。また、クラ
ンパ3の外周部と嵌まり合い、一体に回転する、内壁5
a、外壁5bを持つ保持部材5と、該保持部材5の内外
壁の間に配置し、偏心質量による遠心力をキャンセルす
る錘として作用するリング7、また9、10はディスク
回転停止時に夫々前記リング7の回転中心軸がディスク
モータのスピンドルの回転中心軸2a'と一致するよう
にリング7に外周方向から付勢を与える弾性体、および
リング7を付勢するガイド軸、11はリング7の内周方
向からディスクモータ回転時に自ら発生する遠心力によ
りリング7を付勢する事が可能な部材であり、本実施形
態では一例としてシャフト状の部材を用いた例について
説明する。
【0015】また、15、16、17、18はシャフト
状の部材11がリング5から外れないようにするための
リング状の蓋、である。
状の部材11がリング5から外れないようにするための
リング状の蓋、である。
【0016】ここで、本実施の形態では一例として弾性
体9およびガイド軸10を円周上概略120°間隔に3
箇所に、リング7を内周から付勢可能な部材11を同概
略60°間隔、6箇所に取付けた場合について説明をす
る。
体9およびガイド軸10を円周上概略120°間隔に3
箇所に、リング7を内周から付勢可能な部材11を同概
略60°間隔、6箇所に取付けた場合について説明をす
る。
【0017】また本実施の形態では、弾性体9は装置構
成を簡略にするため同一剛性の弾性体を、さらに簡単の
ため部材11も同一な部材を用いているものとして説明
する。引き続き、本発明の作用について詳説する。
成を簡略にするため同一剛性の弾性体を、さらに簡単の
ため部材11も同一な部材を用いているものとして説明
する。引き続き、本発明の作用について詳説する。
【0018】前述図1(a)、および図2,図3は本発
明の原理を示す図であり、ディスク6、クランパ3は省
略している。また、各構成要素の番号は先の図1の説明
に準じているものであるとし、説明は省略する。
明の原理を示す図であり、ディスク6、クランパ3は省
略している。また、各構成要素の番号は先の図1の説明
に準じているものであるとし、説明は省略する。
【0019】図1(a)は図示しないディスクの回転が
停止している状態を示し、この時は部材11には遠心力
が発生しないため、リング7を内周側から付勢する力は
発生していない。しかし弾性体9、ガイド軸10により
リング7は、その外周方向から付勢されているため、リ
ング7の回転中心軸O2と保持部材の回転中心軸O1は
概略一致している。この時は言うまでもなく保持部材の
回転中心軸O1とディスクモータのスピンドルの回転中
心軸2a'も概略一致している。
停止している状態を示し、この時は部材11には遠心力
が発生しないため、リング7を内周側から付勢する力は
発生していない。しかし弾性体9、ガイド軸10により
リング7は、その外周方向から付勢されているため、リ
ング7の回転中心軸O2と保持部材の回転中心軸O1は
概略一致している。この時は言うまでもなく保持部材の
回転中心軸O1とディスクモータのスピンドルの回転中
心軸2a'も概略一致している。
【0020】また、この弾性体9およびガイド軸10に
よるリング7の付勢により、装置が垂直に置かれた場合
でも、リング7の回転中心軸O2と保持部材の回転中心
軸O1、およびスピンドルの回転中心軸2a'は概略一
致した構造となっている。
よるリング7の付勢により、装置が垂直に置かれた場合
でも、リング7の回転中心軸O2と保持部材の回転中心
軸O1、およびスピンドルの回転中心軸2a'は概略一
致した構造となっている。
【0021】図2はディスクに偏心質量が無くディスク
モータが回転しており、保持部材5、リング7に遠心力
が均一に作用し、安定にディスクが回転している場合で
ある。
モータが回転しており、保持部材5、リング7に遠心力
が均一に作用し、安定にディスクが回転している場合で
ある。
【0022】この時、ディスクモータは、回転していな
い図1(a)の状態でリング7の回転中心軸O2と保持
部材の回転中心軸O1がほぼ一致したまま、回転を始め
るのでリング7は回転中心軸O2と保持部材5の回転中
心軸O1と相対的に位置を変えることはない。ここで、
ディスクモータの回転に伴い、弾性体9およびガイド軸
10にも遠心力が作用しリング7に外周方向から作用す
る付勢力は減少する。同時に部材11自らに、リング7
の内周から外周向きに等しく遠心力が作用し始めるの
で、ディスクモータの回転速度によらずリング7の回転
中心軸O2と保持部材5の回転中心軸O1は依然として
概略一致しており、図示しないディスクは安定に回転を
維持することが可能である。
い図1(a)の状態でリング7の回転中心軸O2と保持
部材の回転中心軸O1がほぼ一致したまま、回転を始め
るのでリング7は回転中心軸O2と保持部材5の回転中
心軸O1と相対的に位置を変えることはない。ここで、
ディスクモータの回転に伴い、弾性体9およびガイド軸
10にも遠心力が作用しリング7に外周方向から作用す
る付勢力は減少する。同時に部材11自らに、リング7
の内周から外周向きに等しく遠心力が作用し始めるの
で、ディスクモータの回転速度によらずリング7の回転
中心軸O2と保持部材5の回転中心軸O1は依然として
概略一致しており、図示しないディスクは安定に回転を
維持することが可能である。
【0023】言うまでもなくこの時には、図2に示すよ
うにディスクモータの振れ回り中心軸Oつまりスピンド
ルの回転中心軸2a'と、保持部材5の回転中心軸O
1、リング7の回転中心軸O2は同一回転軸上にある。
うにディスクモータの振れ回り中心軸Oつまりスピンド
ルの回転中心軸2a'と、保持部材5の回転中心軸O
1、リング7の回転中心軸O2は同一回転軸上にある。
【0024】一方、図3はディスクに偏心質量を有し、
高速回転時に、図示しないディスク内の偏心質量による
遠心力f1によりディスクと一体になっている図示しな
いディスクモータが振れ回り、振れ回りの回転中心軸O
と,図示しないディスクおよび保持部材5の回転中心軸
O1つまりスピンドルの回転中心軸2a'がずれて回転
している場合を示している。この時、リング7の回転中
心軸O2は遠心力f1とは反対方向、つまり本来の回転
中心軸O方向に移動し、ディスクの回転を行う。
高速回転時に、図示しないディスク内の偏心質量による
遠心力f1によりディスクと一体になっている図示しな
いディスクモータが振れ回り、振れ回りの回転中心軸O
と,図示しないディスクおよび保持部材5の回転中心軸
O1つまりスピンドルの回転中心軸2a'がずれて回転
している場合を示している。この時、リング7の回転中
心軸O2は遠心力f1とは反対方向、つまり本来の回転
中心軸O方向に移動し、ディスクの回転を行う。
【0025】これにより図示しないディスクの偏心質量
により発生する遠心力f1を、リング7に発生する遠心
力f2がキャンセルする方向に作用し、この第2のリン
グの質量を目的に合うように設定すれば、偏心質量によ
る遠心力を低減することも、完全に打消すことも可能と
なる。
により発生する遠心力f1を、リング7に発生する遠心
力f2がキャンセルする方向に作用し、この第2のリン
グの質量を目的に合うように設定すれば、偏心質量によ
る遠心力を低減することも、完全に打消すことも可能と
なる。
【0026】さらに本発明の形態によれば、ディスクモ
ータ回転時には、遠心力が弾性体9およびガイド軸10
に作用するため、リング7を外周から付勢する力を減
少、または無くすことが可能であり、リング7はこれら
弾性体9、ガイド軸10の影響を受けにくくなる、とい
う特徴を持っている。
ータ回転時には、遠心力が弾性体9およびガイド軸10
に作用するため、リング7を外周から付勢する力を減
少、または無くすことが可能であり、リング7はこれら
弾性体9、ガイド軸10の影響を受けにくくなる、とい
う特徴を持っている。
【0027】この状態から、ディスクモータの回転が停
止すると、再び弾性体9の復元力が作用し、ガイド軸1
0を介してリング7をリング外周方向から付勢し、図1
(a)の状態に戻る。
止すると、再び弾性体9の復元力が作用し、ガイド軸1
0を介してリング7をリング外周方向から付勢し、図1
(a)の状態に戻る。
【0028】引き続きこの回転停止状態より再度、偏心
質量のないディスクがターンテーブルに載置されても、
あるいは偏心質量を持ったディスクが載置されても、一
度ディスクモータが回転を始めると、これまで記述して
きたように、ディスクに偏心質量が無ければ図2のよう
に、偏心質量が有る場合は図3のように偏心質量をキャ
ンセルするようにリング7は作用するため、ディスクモ
ータの回転数、装置の姿勢によらずディスクを安定に回
転させることが可能である。
質量のないディスクがターンテーブルに載置されても、
あるいは偏心質量を持ったディスクが載置されても、一
度ディスクモータが回転を始めると、これまで記述して
きたように、ディスクに偏心質量が無ければ図2のよう
に、偏心質量が有る場合は図3のように偏心質量をキャ
ンセルするようにリング7は作用するため、ディスクモ
ータの回転数、装置の姿勢によらずディスクを安定に回
転させることが可能である。
【0029】尚、本実施の形態では一例としてリング7
を外周方向から付勢するガイド軸、弾性体を概略120
°間隔、3箇所に配置し、内周方向から付勢可能な部材
を概略60°間隔、6箇所に配置した場合について説明
してきたが、これは夫々独立に2箇所以上の整数N箇
所、概略360°/N間隔とすることも可能である。
を外周方向から付勢するガイド軸、弾性体を概略120
°間隔、3箇所に配置し、内周方向から付勢可能な部材
を概略60°間隔、6箇所に配置した場合について説明
してきたが、これは夫々独立に2箇所以上の整数N箇
所、概略360°/N間隔とすることも可能である。
【0030】これらの発明を拡張して、図4に示すよう
な第2の実施形態とすることも可能である。
な第2の実施形態とすることも可能である。
【0031】ここで、図4(a)は本発明を示す上面
図、図4(b)は前述図4(a)の断面をとった側面図
を示している。
図、図4(b)は前述図4(a)の断面をとった側面図
を示している。
【0032】各記号は前述図1で説明したものと同一で
あるので、ここでは省略する。
あるので、ここでは省略する。
【0033】図4は第1の実施例と基本的な構成は同じ
であるが、図1中の独立した弾性体9の代替に連続した
弾性体19、例えば弾性を有するゴムやスポンジを保持
部材5内に配置した例である。作用、効果については第
1の実施の形態と同様である。
であるが、図1中の独立した弾性体9の代替に連続した
弾性体19、例えば弾性を有するゴムやスポンジを保持
部材5内に配置した例である。作用、効果については第
1の実施の形態と同様である。
【0034】以上、これまで説明した本発明の実施形態
によると、ディスクモータの回転停止時には、図2のに
示すようにリング7の回転中心軸と図示しないディスク
モータの回転中心軸、および保持部材5の回転中心軸と
概略同一直線状にあるので、ディスクモータ回転始動時
のリング7の不安定な挙動もなく、安定したディスク回
転を実現する事が可能である、また最近、装置を縦置き
にして使用する場合が増加しているが、本発明によれ
ば、ガイド軸10および弾性体9により、リング7の回
転中心軸がディスクモータ回転停止時には保持部材5の
回転の中心軸に概略一致する構造なので、縦置き横置き
で装置の安定性が変化することもない、という特徴を合
わせ持つことが可能となる。
によると、ディスクモータの回転停止時には、図2のに
示すようにリング7の回転中心軸と図示しないディスク
モータの回転中心軸、および保持部材5の回転中心軸と
概略同一直線状にあるので、ディスクモータ回転始動時
のリング7の不安定な挙動もなく、安定したディスク回
転を実現する事が可能である、また最近、装置を縦置き
にして使用する場合が増加しているが、本発明によれ
ば、ガイド軸10および弾性体9により、リング7の回
転中心軸がディスクモータ回転停止時には保持部材5の
回転の中心軸に概略一致する構造なので、縦置き横置き
で装置の安定性が変化することもない、という特徴を合
わせ持つことが可能となる。
【0035】また、本発明の構成部材も僅かな点数で実
現可能であるので、装置の低コスト化が実現できるとい
うメリットもある。
現可能であるので、装置の低コスト化が実現できるとい
うメリットもある。
【0036】以上、本発明の実施の形態を、12cm、
CD−ROMドライブに適用した場合について記述して
きたが、本発明の用途はこれに限られず、高速アクセス
が要求されるDVD等、あるいは、より高信頼性が要求
される記録およびまたは再生可能なCR−Rドライブ、
あるいはDVD−RAM等のディスクを使用した情報処
理装置内のディスク駆動装置に幅広く適用することが可
能である。
CD−ROMドライブに適用した場合について記述して
きたが、本発明の用途はこれに限られず、高速アクセス
が要求されるDVD等、あるいは、より高信頼性が要求
される記録およびまたは再生可能なCR−Rドライブ、
あるいはDVD−RAM等のディスクを使用した情報処
理装置内のディスク駆動装置に幅広く適用することが可
能である。
【0037】また、以上説明した2つの実施形態以外
に、本発明をターンテーブル内に適用してもよく、この
場合でも、これまで述べた発明と同様な効果を得ること
が可能である。
に、本発明をターンテーブル内に適用してもよく、この
場合でも、これまで述べた発明と同様な効果を得ること
が可能である。
【0038】
【発明の効果】ディスクを固定するクランパと一体にな
る保持部材に内外壁を設け、その間にリングを配置する
ことにより、回転中心の偏心により生ずるディスク面内
方向の遠心力がキャンセルされる。
る保持部材に内外壁を設け、その間にリングを配置する
ことにより、回転中心の偏心により生ずるディスク面内
方向の遠心力がキャンセルされる。
【0039】また、ディスクモータ回転停止時、前記保
持部材の内外壁の間に配置するのリングは弾性体および
ガイド軸により、保持部材の回転中心軸およびディスク
モータのスピンドルと同軸上に位置するように付勢さ
れ、さらにディスクモータ回転時にはリングを内周から
付勢することが可能である部材を配置することにより、
偏心質量のないディスクを回転させる場合は勿論のこ
と、装置の置かれる姿勢にもよらず、ディスクの安定し
た高速回転化を実現することができる。
持部材の内外壁の間に配置するのリングは弾性体および
ガイド軸により、保持部材の回転中心軸およびディスク
モータのスピンドルと同軸上に位置するように付勢さ
れ、さらにディスクモータ回転時にはリングを内周から
付勢することが可能である部材を配置することにより、
偏心質量のないディスクを回転させる場合は勿論のこ
と、装置の置かれる姿勢にもよらず、ディスクの安定し
た高速回転化を実現することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の説明図である。
1…ターンテーブル 2…ディスクモータ 2a…ディスクモータのスピンドル(回転軸) 2a'…スピンドルの回転中心軸 2b…ディスクモータロータ部 3…クランパ 5…保持部材 6…ディスク 7…リング 9…弾性体 10…ガイド軸 11…シャフト状の部材 15、16、17、18…リング状の蓋 19…弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸 祐司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内
Claims (2)
- 【請求項1】記録および/または再生用のディスク状媒
体を載置するターンテーブルと、該ターンテーブルを装
着したスピンドルを有するディスクモータと、前記ディ
スク状媒体に対し、前記ターンテーブルと対向して配置
し、前記ディスク状媒体を固定するクランパ、および、
前記クランパと一体になり回転可能である保持部材を備
えたディスク駆動装置であって、 前記保持部材により移動可能に保持されるリング状の部
材を備え、前記ディスク状媒体の回転停止時には、前記
リング状の部材の回転中心軸が、弾性体により付勢され
て前記ディスクモータのスピンドルと略同一な軸上に配
置され、また、ディスク回転時には、前記リング状部材
を遠心力により内周方向から付勢可能である部材、を備
えた構造であることを特長とするディスク駆動装置。 - 【請求項2】記録および/または再生用のディスク状媒
体を載置するターンテーブルと、該ターンテーブルを装
着したスピンドルを有するディスクモータ、を備えたデ
ィスク駆動装置であって、 前記ターンテーブル内に移動可能に保持されるリング状
の部材を備え、前記ディスク状媒体の回転停止時には、
前記リング状の部材の回転中心軸が、弾性体により付勢
されて前記ディスクモータのスピンドルと略同一な軸上
に配置され、また、ディスク回転時には、前記リング状
部材を遠心力により内周方向から付勢可能である部材、
を備えた構造であることを特長とするディスク駆動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5587197A JPH10255390A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | ディスク駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5587197A JPH10255390A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | ディスク駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10255390A true JPH10255390A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13011162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5587197A Pending JPH10255390A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | ディスク駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10255390A (ja) |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP5587197A patent/JPH10255390A/ja active Pending
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