JPH10256580A - 太陽電池用材料 - Google Patents
太陽電池用材料Info
- Publication number
- JPH10256580A JPH10256580A JP9059599A JP5959997A JPH10256580A JP H10256580 A JPH10256580 A JP H10256580A JP 9059599 A JP9059599 A JP 9059599A JP 5959997 A JP5959997 A JP 5959997A JP H10256580 A JPH10256580 A JP H10256580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solar cell
- mol
- fluorine
- functional group
- monomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/549—Organic PV cells
Landscapes
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Formation Of Insulating Films (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接着性にすぐれた含フッ素重合体からなる太
陽電池用材料および該太陽電池用材料を用いることによ
り、透明性、防汚性、耐候性にすぐれた太陽電池モジュ
ールをうること。 【解決手段】 (a)ヒドロキシル基、カルボキシル
基、カルボン酸塩、カルボキシエステル基およびエポキ
シ基よりなる群から選ばれた少なくとも1種の官能基を
有する官能基含有含フッ素エチレン性単量体の少なくと
も1種の単量体0.05〜30モル%と(b)前記の官
能基を有さない含フッ素エチレン性単量体の少なくとも
1種の単量体70〜99.95モル%とを共重合してな
る官能基含有含フッ素エチレン性重合体からなる太陽電
池用材料。
陽電池用材料および該太陽電池用材料を用いることによ
り、透明性、防汚性、耐候性にすぐれた太陽電池モジュ
ールをうること。 【解決手段】 (a)ヒドロキシル基、カルボキシル
基、カルボン酸塩、カルボキシエステル基およびエポキ
シ基よりなる群から選ばれた少なくとも1種の官能基を
有する官能基含有含フッ素エチレン性単量体の少なくと
も1種の単量体0.05〜30モル%と(b)前記の官
能基を有さない含フッ素エチレン性単量体の少なくとも
1種の単量体70〜99.95モル%とを共重合してな
る官能基含有含フッ素エチレン性重合体からなる太陽電
池用材料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他の材料に対して
密着性に優れ、その結果、透明性が向上した太陽電池用
材料およびそれを用いた太陽電池モジュールに関する。
密着性に優れ、その結果、透明性が向上した太陽電池用
材料およびそれを用いた太陽電池モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】石油エネルギーに代わって太陽電池がク
リーンなエネルギー源としてすでに実用化されており、
現在は、光起電力素子自体の光電交換効率の向上の面と
太陽電池モジュールとしての光電交換効率の向上の面
と、さらに現場への施工・適用の面の改良が重要なテー
マとなっている。
リーンなエネルギー源としてすでに実用化されており、
現在は、光起電力素子自体の光電交換効率の向上の面と
太陽電池モジュールとしての光電交換効率の向上の面
と、さらに現場への施工・適用の面の改良が重要なテー
マとなっている。
【0003】太陽電池モジュールの基本構造の概略断面
図を図1に示すように、絶縁基板1またはフィルム上に
光起電力素子2(端子などは図示していない)が設けら
れ、該光起電力素子の保護層としての透明充填材層3、
さらに最外層(表面に露出している層)として表面フィ
ルム4が設けられている。光は光起電力素子2の被覆層
である表面フィルム4および透明充填材層3を通過し光
起電力素子2に至り電気エネルギーに変換される。
図を図1に示すように、絶縁基板1またはフィルム上に
光起電力素子2(端子などは図示していない)が設けら
れ、該光起電力素子の保護層としての透明充填材層3、
さらに最外層(表面に露出している層)として表面フィ
ルム4が設けられている。光は光起電力素子2の被覆層
である表面フィルム4および透明充填材層3を通過し光
起電力素子2に至り電気エネルギーに変換される。
【0004】したがって被覆層である表面フィルム4お
よび透明充填材層3は光の透過性に優れたものでなくて
はならず、しかも、長期間屋外で太陽光に曝されること
から、光劣化しない耐候性および耐熱性に優れたもので
なくてはならない。また、表面フィルム4には、外界と
常時接していることから、汚染物質が付着しにくく(非
粘着性)かつ汚染物質を除去しやすい(防汚性)性質が
要求される。一方、透明充填材層3には外部からの衝撃
を緩衝して光起電力素子2を保護するために耐衝撃性が
要求される。
よび透明充填材層3は光の透過性に優れたものでなくて
はならず、しかも、長期間屋外で太陽光に曝されること
から、光劣化しない耐候性および耐熱性に優れたもので
なくてはならない。また、表面フィルム4には、外界と
常時接していることから、汚染物質が付着しにくく(非
粘着性)かつ汚染物質を除去しやすい(防汚性)性質が
要求される。一方、透明充填材層3には外部からの衝撃
を緩衝して光起電力素子2を保護するために耐衝撃性が
要求される。
【0005】こうした要求に配慮し、表面フィルム4の
材料としてテトラフルオロエチレン−エチレン共重合体
(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PC
TFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロ(ア
ルキルビニルエーテル)共重合体(PFA)、ポリフッ
化ビニル(PVd)、ポリフッ化ビニリデン(PVd
F)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体(FEP)、ポリフッ化ビニリデン共重合
体などの含フッ素重合体を用い、充填材層3にエチレン
−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ブチラール樹脂を用
いる太陽電池モジュールが特開平7−297439号公
報に記載されている。
材料としてテトラフルオロエチレン−エチレン共重合体
(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PC
TFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロ(ア
ルキルビニルエーテル)共重合体(PFA)、ポリフッ
化ビニル(PVd)、ポリフッ化ビニリデン(PVd
F)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体(FEP)、ポリフッ化ビニリデン共重合
体などの含フッ素重合体を用い、充填材層3にエチレン
−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ブチラール樹脂を用
いる太陽電池モジュールが特開平7−297439号公
報に記載されている。
【0006】また、特開平7−302925号公報に
は、前記含フッ素重合体を表面フィルム材料として用
い、さらに透明充填材層の材料として、フッ化ビニリデ
ン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体などのフッ素ゴ
ムを用いることが提案されている。
は、前記含フッ素重合体を表面フィルム材料として用
い、さらに透明充填材層の材料として、フッ化ビニリデ
ン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体などのフッ素ゴ
ムを用いることが提案されている。
【0007】しかし、含フッ素重合体は本質的に他の材
料との接着性に劣り、その結果、表面フィルムや充填材
層のズレ、剥離が生じてしまう。
料との接着性に劣り、その結果、表面フィルムや充填材
層のズレ、剥離が生じてしまう。
【0008】そこで前記公報記載の太陽電池モジュール
では、シランカップリング剤や有機チタネート化合物な
どを充填材層に添加したり、表面フィルムの表面にコロ
ナ放電処理やプラズマ処理を施したりして接着性を向上
させようとしている。
では、シランカップリング剤や有機チタネート化合物な
どを充填材層に添加したり、表面フィルムの表面にコロ
ナ放電処理やプラズマ処理を施したりして接着性を向上
させようとしている。
【0009】しかし、シランカップリング剤などの添加
は接着性の向上効果が充分ではないだけでなく、高温で
の接着加工時にシランカップリング剤などが分解して着
色や発泡を起こし光透過性を低下させてしまう。表面フ
ィルムのコロナ放電処理などの方法では、表面処理工程
自体の生産性が悪く、コスト高となる。またそもそもコ
ロナ放電処理だけでは基材との接着性は不充分であり、
さらに表面に酢酸ビニルモノマーなどをグラフトする必
要があり、生産性が悪くコスト的に不利となるという問
題がある。その他ナトリウムエッチングなどの表面処理
も着色をともない光透過性を低下させる。
は接着性の向上効果が充分ではないだけでなく、高温で
の接着加工時にシランカップリング剤などが分解して着
色や発泡を起こし光透過性を低下させてしまう。表面フ
ィルムのコロナ放電処理などの方法では、表面処理工程
自体の生産性が悪く、コスト高となる。またそもそもコ
ロナ放電処理だけでは基材との接着性は不充分であり、
さらに表面に酢酸ビニルモノマーなどをグラフトする必
要があり、生産性が悪くコスト的に不利となるという問
題がある。その他ナトリウムエッチングなどの表面処理
も着色をともない光透過性を低下させる。
【0010】そのほか、含フッ素重合体の接着性の改善
方法とて、官能基を有する含フッ素重合体を用いた接着
剤組成物による接着の検討が行なわれている。
方法とて、官能基を有する含フッ素重合体を用いた接着
剤組成物による接着の検討が行なわれている。
【0011】たとえば含フッ素重合体に無水マレイン酸
やビニルトリメトキシシランなどに代表されるカルボキ
シル基、カルボン酸無水物残基、エポキシ基、加水分解
性シリル基を有するハイドロカーボン系単量体をグラフ
ト重合した含フッ素重合体を接着剤に用いた報告(たと
えば特開平7−18035号、特開平7−25952
号、特開平7−25954号、特開平7−173230
号、特開平7−173446号、特開平7−17344
7号各公報)やヒドロキシルアルキルビニルエーテルの
ような官能基を含むハイドロカーボン系単量体をテトラ
フルオロエチレンやクロロトリフルオロエチレンと共重
合した含フッ素共重合体と、イソシアナート系硬化剤と
の接着性組成物を硬化させ、ポリ塩化ビニルとコロナ放
電処理されたETFEとの接着剤に用いた報告(たとえ
ば特開平7−228848号公報)がなされている。
やビニルトリメトキシシランなどに代表されるカルボキ
シル基、カルボン酸無水物残基、エポキシ基、加水分解
性シリル基を有するハイドロカーボン系単量体をグラフ
ト重合した含フッ素重合体を接着剤に用いた報告(たと
えば特開平7−18035号、特開平7−25952
号、特開平7−25954号、特開平7−173230
号、特開平7−173446号、特開平7−17344
7号各公報)やヒドロキシルアルキルビニルエーテルの
ような官能基を含むハイドロカーボン系単量体をテトラ
フルオロエチレンやクロロトリフルオロエチレンと共重
合した含フッ素共重合体と、イソシアナート系硬化剤と
の接着性組成物を硬化させ、ポリ塩化ビニルとコロナ放
電処理されたETFEとの接着剤に用いた報告(たとえ
ば特開平7−228848号公報)がなされている。
【0012】これら、ハイドロカーボン系の官能基モノ
マーをグラフト重合または共重合した含フッ素樹脂を用
いた接着剤組成物は耐熱性が不充分で、含フッ素樹脂フ
ィルムとの複合体の製造工程において高温で加工すると
きや、太陽光によって温度が高められるときに分解・発
泡などが生じ接着強度を低下させたり、剥離したり、着
色したりする。また前記特開平7−228848号公報
記載の接着性組成物では、含フッ素樹脂フィルムはコロ
ナ放電処理を必要とする。
マーをグラフト重合または共重合した含フッ素樹脂を用
いた接着剤組成物は耐熱性が不充分で、含フッ素樹脂フ
ィルムとの複合体の製造工程において高温で加工すると
きや、太陽光によって温度が高められるときに分解・発
泡などが生じ接着強度を低下させたり、剥離したり、着
色したりする。また前記特開平7−228848号公報
記載の接着性組成物では、含フッ素樹脂フィルムはコロ
ナ放電処理を必要とする。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】叙上の事実に鑑み、本
発明の目的は、複雑な工程を必要とすることなく、接着
性にすぐれた含フッ素重合体からなる太陽電池用材料を
提供することにある。
発明の目的は、複雑な工程を必要とすることなく、接着
性にすぐれた含フッ素重合体からなる太陽電池用材料を
提供することにある。
【0014】さらに本発明は該太陽電池用材料を用いる
ことにより、透明性、防汚性、耐候性にすぐれた太陽電
池モジュールを提供することにある。
ことにより、透明性、防汚性、耐候性にすぐれた太陽電
池モジュールを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)ヒドロ
キシル基、カルボキシル基、カルボン酸塩、カルボキシ
エステル基およびエポキシ基よりなる群から選ばれた少
なくとも1種の官能基を有する官能基含有含フッ素エチ
レン性単量体の少なくとも1種の単量体0.05〜30
モル%と(b)前記の官能基を有さない含フッ素エチレ
ン性単量体の少なくとも1種の単量体70〜99.95
モル%とを共重合してなる官能基含有含フッ素エチレン
性重合体からなる太陽電池用材料に関する。
キシル基、カルボキシル基、カルボン酸塩、カルボキシ
エステル基およびエポキシ基よりなる群から選ばれた少
なくとも1種の官能基を有する官能基含有含フッ素エチ
レン性単量体の少なくとも1種の単量体0.05〜30
モル%と(b)前記の官能基を有さない含フッ素エチレ
ン性単量体の少なくとも1種の単量体70〜99.95
モル%とを共重合してなる官能基含有含フッ素エチレン
性重合体からなる太陽電池用材料に関する。
【0016】このばあい、前記官能基含有含フッ素エチ
レン性単量体(a)が式(1): CX2=CX1−Rf−Y (1) (式中、Yは−CH2OH、−COOH、カルボン酸
塩、カルボキシエステル基またはエポキシ基、Xおよび
X1は同じかまたは異なり水素原子またはフッ素原子、
Rfは炭素数1〜40の2価の含フッ素アルキレン基、
炭素数1〜40の含フッ素オキシアルキレン基、炭素数
1〜40のエーテル基を含む含フッ素アルキレン基また
は炭素数1〜40のエーテル結合を含む含フッ素オキシ
アルキレン基を表す)で示される少なくとも1種の官能
基含有含フッ素エチレン性単量体であるのが好ましい。
レン性単量体(a)が式(1): CX2=CX1−Rf−Y (1) (式中、Yは−CH2OH、−COOH、カルボン酸
塩、カルボキシエステル基またはエポキシ基、Xおよび
X1は同じかまたは異なり水素原子またはフッ素原子、
Rfは炭素数1〜40の2価の含フッ素アルキレン基、
炭素数1〜40の含フッ素オキシアルキレン基、炭素数
1〜40のエーテル基を含む含フッ素アルキレン基また
は炭素数1〜40のエーテル結合を含む含フッ素オキシ
アルキレン基を表す)で示される少なくとも1種の官能
基含有含フッ素エチレン性単量体であるのが好ましい。
【0017】また、前記官能基を有さない含フッ素エチ
レン性単量体(b)が、テトラフルオロエチレン85〜
99.7モル%と式(2): CF2=CF−Rf 1 (2) (式中、Rf 1はCF3またはORf 2(Rf 2は炭素数1〜
5のパーフルオロアルキル基)で示される単量体0.3
〜15モル%との混合単量体であるのが好ましい。
レン性単量体(b)が、テトラフルオロエチレン85〜
99.7モル%と式(2): CF2=CF−Rf 1 (2) (式中、Rf 1はCF3またはORf 2(Rf 2は炭素数1〜
5のパーフルオロアルキル基)で示される単量体0.3
〜15モル%との混合単量体であるのが好ましい。
【0018】前記官能基を有さない含フッ素エチレン性
単量体(b)については、テトラフルオロエチレン40
〜80モル%とエチレン20〜60モル%とその他の共
重合可能な単量体0〜15モル%との混合単量体である
のが好ましい。
単量体(b)については、テトラフルオロエチレン40
〜80モル%とエチレン20〜60モル%とその他の共
重合可能な単量体0〜15モル%との混合単量体である
のが好ましい。
【0019】また、前記官能基を有さない含フッ素エチ
レン性単量体(b)が、フッ化ビニリデンであるのが好
ましい。
レン性単量体(b)が、フッ化ビニリデンであるのが好
ましい。
【0020】また、前記官能基含有含フッ素エチレン性
単量体(a)を単量体の全量の0.01〜30モル%と
したばあい、前記官能基を有しない含フッ素エチレン性
単量体(b)が、前記単量体(a)を除く単量体の全量
に対して、フッ化ビニリデン70〜99モル%、テトラ
フルオロエチレン1〜30モル%の混合単量体、フッ化
ビニリデン50〜99モル%、テトラフルオロエチレン
0〜30モル%、クロロトリフルオロエチレン1〜20
モル%の混合単量体、またはフッ化ビニリデン60〜9
9モル%、テトラフルオロエチレン0〜30モル%、ヘ
キサフルオロプロピレン1〜10モル%の混合単量体で
あるのが好ましい。
単量体(a)を単量体の全量の0.01〜30モル%と
したばあい、前記官能基を有しない含フッ素エチレン性
単量体(b)が、前記単量体(a)を除く単量体の全量
に対して、フッ化ビニリデン70〜99モル%、テトラ
フルオロエチレン1〜30モル%の混合単量体、フッ化
ビニリデン50〜99モル%、テトラフルオロエチレン
0〜30モル%、クロロトリフルオロエチレン1〜20
モル%の混合単量体、またはフッ化ビニリデン60〜9
9モル%、テトラフルオロエチレン0〜30モル%、ヘ
キサフルオロプロピレン1〜10モル%の混合単量体で
あるのが好ましい。
【0021】また、前記官能基を有さない含フッ素エチ
レン性単量体(b)が、フッ化ビニリデン40〜90モ
ル%、テトラフルオロエチレン0〜30モル%、ヘキサ
フルオロプロペン10〜50モル%との混合単量体、テ
トラフルオロエチレン40〜70モル%、プロピレン3
0〜60モル%、これらと共重合可能なその他の単量体
0〜20モル%との混合単量体、またはテトラフルオロ
エチレン40〜85モル%、パーフルオロビニルエーテ
ル類15〜60モル%の混合単量体であるのが好まし
い。
レン性単量体(b)が、フッ化ビニリデン40〜90モ
ル%、テトラフルオロエチレン0〜30モル%、ヘキサ
フルオロプロペン10〜50モル%との混合単量体、テ
トラフルオロエチレン40〜70モル%、プロピレン3
0〜60モル%、これらと共重合可能なその他の単量体
0〜20モル%との混合単量体、またはテトラフルオロ
エチレン40〜85モル%、パーフルオロビニルエーテ
ル類15〜60モル%の混合単量体であるのが好まし
い。
【0022】本発明は、フィルムの形態を有する前記官
能基含有含フッ素エチレン性重合体からなる太陽電池用
材料にも関する。
能基含有含フッ素エチレン性重合体からなる太陽電池用
材料にも関する。
【0023】また、本発明は該太陽電池用材料を用いて
なる太陽電池用表面材料に関する。
なる太陽電池用表面材料に関する。
【0024】本発明はまた、前記太陽電池用材料を用い
てなる表面フィルムに関する。
てなる表面フィルムに関する。
【0025】また、本発明は太陽電池用材料を用いてな
る太陽電池用透明充填材層用材料にも関する。
る太陽電池用透明充填材層用材料にも関する。
【0026】本発明は、また、前記太陽電池用材料を用
いてなる太陽電池用シール材料に関する。
いてなる太陽電池用シール材料に関する。
【0027】本発明は、光起電力素子の光入射側に配設
されている1または2以上の被覆材の少なくとも1つが
前記太陽電池用材料で形成されてなる太陽電池モジュー
ルにも関する。
されている1または2以上の被覆材の少なくとも1つが
前記太陽電池用材料で形成されてなる太陽電池モジュー
ルにも関する。
【0028】このばあい、前記被覆材が表面フィルムお
よび透明充填材層を含んでなり、該表面フィルムまたは
透明充填材層の少なくとも一方が前記太陽電池用材料で
形成されてなるのが好ましい。
よび透明充填材層を含んでなり、該表面フィルムまたは
透明充填材層の少なくとも一方が前記太陽電池用材料で
形成されてなるのが好ましい。
【0029】また、前記表面フィルムが前記太陽電池用
材料で形成されてなるのが好ましい。
材料で形成されてなるのが好ましい。
【0030】また、前記透明充填材層が透明な有機樹脂
で形成されてなるのが好ましい。
で形成されてなるのが好ましい。
【0031】また、前記有機樹脂が前記太陽電池用材料
であるのが好ましい。
であるのが好ましい。
【0032】前記有機樹脂がエチレン−酢酸ビニル共重
合体であるのが好ましい。
合体であるのが好ましい。
【0033】また、前記透明充填材層がガラス系材料を
含んでいるのが好ましい。
含んでいるのが好ましい。
【0034】前記光起電力素子が半導体光活性層または
化合物半導体層を含んでなるのが好ましい。
化合物半導体層を含んでなるのが好ましい。
【0035】また、前記半導体光活性層がシリコン系半
導体層であるのが好ましい。
導体層であるのが好ましい。
【0036】前記シリコン系半導体層がアモルファスシ
リコン半導体層、単結晶アモルファスシリコン半導体層
または多結晶アモルファスシリコン半導体層であるのが
好ましい。
リコン半導体層、単結晶アモルファスシリコン半導体層
または多結晶アモルファスシリコン半導体層であるのが
好ましい。
【0037】また、本発明は、前記太陽電池モジュール
が、太陽光に曝されるように配設されてなる建材にも関
する。
が、太陽光に曝されるように配設されてなる建材にも関
する。
【0038】本発明はまた、前記太陽電池モジュール
が、太陽光に曝されるように配置されてなる屋根材に関
する。
が、太陽光に曝されるように配置されてなる屋根材に関
する。
【0039】さらに本発明は、前記太陽電池モジュール
が、太陽光に曝されるように配設されてなる防音壁に関
する。
が、太陽光に曝されるように配設されてなる防音壁に関
する。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明の太陽電池用材料は太陽電
池を構成している部材に広く適用できるが、とくに、接
着性および耐候性が要求される部材の材料として有用で
ある。この観点から、表面フィルムやその被覆材料など
の表面材料、透明充填材層の材料、シール材料さらには
各部材間を接着するための接着剤としても利用できる。
池を構成している部材に広く適用できるが、とくに、接
着性および耐候性が要求される部材の材料として有用で
ある。この観点から、表面フィルムやその被覆材料など
の表面材料、透明充填材層の材料、シール材料さらには
各部材間を接着するための接着剤としても利用できる。
【0041】以下、まず、本発明の材料を構成する官能
基含有含フッ素エチレン性重合体を説明し、ついで各材
料、該材料を用いた太陽電池モジュールを説明する。
基含有含フッ素エチレン性重合体を説明し、ついで各材
料、該材料を用いた太陽電池モジュールを説明する。
【0042】本発明の太陽電池用材料に用いる官能基含
有含フッ素エチレン性重合体は、(a)ヒドロキシル
基、カルボキシル基、カルボン酸塩、カルボキシルエス
テル基およびエポキシ基よりなる群から選ばれた少なく
とも1種の官能基を有する官能基含有含フッ素エチレン
性単量体の少なくとも1種の単量体0.05〜30モル
%と(b)前記の官能基を有さない含フッ素エチレン性
単量体の少なくとも1種の単量体70〜99.95モル
%とを共重合してなる官能基を有する含フッ素エチレン
性重合体である。
有含フッ素エチレン性重合体は、(a)ヒドロキシル
基、カルボキシル基、カルボン酸塩、カルボキシルエス
テル基およびエポキシ基よりなる群から選ばれた少なく
とも1種の官能基を有する官能基含有含フッ素エチレン
性単量体の少なくとも1種の単量体0.05〜30モル
%と(b)前記の官能基を有さない含フッ素エチレン性
単量体の少なくとも1種の単量体70〜99.95モル
%とを共重合してなる官能基を有する含フッ素エチレン
性重合体である。
【0043】本発明の材料をうるために用いる官能基含
有含フッ素重合体は、前記(a)の官能基含有含フッ素
エチレン性単量体を用いて、前記の官能基を有さない含
フッ素エチレン性単量体(b)と共重合し、含フッ素重
合体に官能基を導入することが重要であり、それによっ
てすぐれた接着性を与えうる。つまり、官能基含有含フ
ッ素重合体であっても、非フッ素系の官能基含有単量体
を共重合したものに比べ耐熱性にすぐれており、高温
(たとえば200〜400℃など)での加工時の熱分解
などがより少なく抑えられ、大きな接着強度をうること
ができ、さらに着色や発泡、それによるピンホール、レ
ベリング不良などのない被覆層を基材上に形成すること
ができる。また、材料を高温で使用するばあいも、接着
性を維持し、さらに着色、白化、発泡、ピンホールなど
の被覆層の欠陥が生じにくい。
有含フッ素重合体は、前記(a)の官能基含有含フッ素
エチレン性単量体を用いて、前記の官能基を有さない含
フッ素エチレン性単量体(b)と共重合し、含フッ素重
合体に官能基を導入することが重要であり、それによっ
てすぐれた接着性を与えうる。つまり、官能基含有含フ
ッ素重合体であっても、非フッ素系の官能基含有単量体
を共重合したものに比べ耐熱性にすぐれており、高温
(たとえば200〜400℃など)での加工時の熱分解
などがより少なく抑えられ、大きな接着強度をうること
ができ、さらに着色や発泡、それによるピンホール、レ
ベリング不良などのない被覆層を基材上に形成すること
ができる。また、材料を高温で使用するばあいも、接着
性を維持し、さらに着色、白化、発泡、ピンホールなど
の被覆層の欠陥が生じにくい。
【0044】また、前記官能基含有含フッ素重合体は、
それ自体、耐熱性だけでなく、含フッ素ポリマーがもつ
耐薬品性、非粘着性、防汚性、低摩擦性、耐候性などの
すぐれた特性をも有しており、これらのすぐれた特性を
低下させずに与えうる。
それ自体、耐熱性だけでなく、含フッ素ポリマーがもつ
耐薬品性、非粘着性、防汚性、低摩擦性、耐候性などの
すぐれた特性をも有しており、これらのすぐれた特性を
低下させずに与えうる。
【0045】官能基含有含フッ素エチレン性重合体の官
能基は、ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボン酸
塩、カルボキシルエステル基およびエポキシ基から選ば
れる少なくとも1種であり、官能基の効果により、たと
えば、図1に示す絶縁基板1、光起電力素子2、透明充
填材層3および表面フィルム4などの太陽電池モジュー
ルを構成する種々の層の接着性を与えうるものである。
官能基の種類や組合せは太陽電池モジュールを構成する
層の表面の種類、目的や用途により適宜選択されるが、
耐熱性の面でヒドロキシル基を有するものが最も好まし
い。
能基は、ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボン酸
塩、カルボキシルエステル基およびエポキシ基から選ば
れる少なくとも1種であり、官能基の効果により、たと
えば、図1に示す絶縁基板1、光起電力素子2、透明充
填材層3および表面フィルム4などの太陽電池モジュー
ルを構成する種々の層の接着性を与えうるものである。
官能基の種類や組合せは太陽電池モジュールを構成する
層の表面の種類、目的や用途により適宜選択されるが、
耐熱性の面でヒドロキシル基を有するものが最も好まし
い。
【0046】この官能基含有含フッ素エチレン性重合体
を構成する成分の1つである前記官能基含有含フッ素エ
チレン性単量体(a)としては(a−1)式(1): CX2=CX1−Rf−Y (1) (式中、Yは−CH2OH、−COOH、カルボン酸
塩、カルボキシエステル基またはエポキシ基、Xおよび
X1は同じかまたは異なり水素原子またはフッ素原子、
Rfは炭素数1〜40の2価の含フッ素アルキレン基、
炭素数1〜40の含フッ素オキシアルキレン基、炭素数
1〜40のエーテル基を含む含フッ素アルキレン基また
は炭素数1〜40のエーテル結合を含む含フッ素オキシ
アルキレン基を表す)で示される官能基含有含フッ素エ
チレン性単量体であるのが好ましい。
を構成する成分の1つである前記官能基含有含フッ素エ
チレン性単量体(a)としては(a−1)式(1): CX2=CX1−Rf−Y (1) (式中、Yは−CH2OH、−COOH、カルボン酸
塩、カルボキシエステル基またはエポキシ基、Xおよび
X1は同じかまたは異なり水素原子またはフッ素原子、
Rfは炭素数1〜40の2価の含フッ素アルキレン基、
炭素数1〜40の含フッ素オキシアルキレン基、炭素数
1〜40のエーテル基を含む含フッ素アルキレン基また
は炭素数1〜40のエーテル結合を含む含フッ素オキシ
アルキレン基を表す)で示される官能基含有含フッ素エ
チレン性単量体であるのが好ましい。
【0047】また、官能基含有含フッ素エチレン性単量
体(a−1)の具体例としては、式(3): CF2=CF−Rf 3−Y (3) [式中、Yは式(1)のYと同じ、Rf 3は炭素数1〜4
0の2価の含フッ素アルキレン基またはORf 4(Rf 4は
炭素数1〜40の2価の含フッ素アルキレン基または炭
素数1〜40のエーテル結合を含む2価の含フッ素アル
キレン基)を表わす]、式(4): CF2=CFCF2−ORf 5−Y (4) [式中、Yは式(1)のYと同じ、Rf 5は炭素数1〜3
9の2価の含フッ素アルキレン基または炭素数1〜39
のエーテル結合を含む2価の含フッ素アルキレン基を表
わす]、式(5): CH2=CFCF2−Rf 6−Y1 (5) [式中、Y1は式(1)のYと同じ、Rf 6は炭素数1〜
39の2価の含フッ素アルキレン基、またはORf 7(R
f 7は炭素数1〜39の2価の含フッ素アルキレン基また
は炭素数1〜39のエーテル結合を含む2価の含フッ素
アルキレン基)を表わす]または式(6): CH2=CH−Rf 8−Y (6) [式中、Yは式(1)のYと同じ、Rf 8は炭素数1〜4
0の2価の含フッ素アルキレン基]で示されるものなど
があげられる。
体(a−1)の具体例としては、式(3): CF2=CF−Rf 3−Y (3) [式中、Yは式(1)のYと同じ、Rf 3は炭素数1〜4
0の2価の含フッ素アルキレン基またはORf 4(Rf 4は
炭素数1〜40の2価の含フッ素アルキレン基または炭
素数1〜40のエーテル結合を含む2価の含フッ素アル
キレン基)を表わす]、式(4): CF2=CFCF2−ORf 5−Y (4) [式中、Yは式(1)のYと同じ、Rf 5は炭素数1〜3
9の2価の含フッ素アルキレン基または炭素数1〜39
のエーテル結合を含む2価の含フッ素アルキレン基を表
わす]、式(5): CH2=CFCF2−Rf 6−Y1 (5) [式中、Y1は式(1)のYと同じ、Rf 6は炭素数1〜
39の2価の含フッ素アルキレン基、またはORf 7(R
f 7は炭素数1〜39の2価の含フッ素アルキレン基また
は炭素数1〜39のエーテル結合を含む2価の含フッ素
アルキレン基)を表わす]または式(6): CH2=CH−Rf 8−Y (6) [式中、Yは式(1)のYと同じ、Rf 8は炭素数1〜4
0の2価の含フッ素アルキレン基]で示されるものなど
があげられる。
【0048】式(3)〜式(6)の官能基含有含フッ素
エチレン性単量体が、官能基を有さない含フッ素エチレ
ン性単量体(b)との共重合性が比較的良好な点で、ま
た、共重合してえられた重合体の耐熱性を著しく低下さ
せない理由で好ましい。
エチレン性単量体が、官能基を有さない含フッ素エチレ
ン性単量体(b)との共重合性が比較的良好な点で、ま
た、共重合してえられた重合体の耐熱性を著しく低下さ
せない理由で好ましい。
【0049】これらのなかでも、官能基を有さない含フ
ッ素エチレン性単量体(b)との共重合性や、えられた
重合体の耐熱性の面より式(3)、式(5)の化合物が
好ましく、とくに式(5)の化合物が好ましい。
ッ素エチレン性単量体(b)との共重合性や、えられた
重合体の耐熱性の面より式(3)、式(5)の化合物が
好ましく、とくに式(5)の化合物が好ましい。
【0050】式(3)で示される官能基含有含フッ素エ
チレン性単量体として、さらに詳しくは
チレン性単量体として、さらに詳しくは
【0051】
【化1】
【0052】などが例示される。
【0053】式(4)で示される官能基含有含フッ素単
量体としては、
量体としては、
【0054】
【化2】
【0055】などが例示される。
【0056】式(5)で示される官能基含有含フッ素単
量体としては、
量体としては、
【0057】
【化3】
【0058】などが例示される。
【0059】式(6)で示される官能基含有含フッ素単
量体としては、
量体としては、
【0060】
【化4】
【0061】などが例示される。
【0062】その他
【0063】
【化5】
【0064】などもあげられる。
【0065】官能基含有含フッ素エチレン性単量体
(a)と共重合する官能基を含有しない含フッ素エチレ
ン性単量体(b)は公知の単量体より適宜選択すること
ができ、耐熱性、耐薬品性、耐候性、防汚性、非粘着
性、低摩擦性を重合体に与える。
(a)と共重合する官能基を含有しない含フッ素エチレ
ン性単量体(b)は公知の単量体より適宜選択すること
ができ、耐熱性、耐薬品性、耐候性、防汚性、非粘着
性、低摩擦性を重合体に与える。
【0066】具体的な含フッ素エチレン性単量体(b)
としては、テトラフルオロエチレン、式(2):CF2
=CF−Rf 1[Rf 1はCF3またはORf 2(Rf 2は炭素
数1〜5のパーフルオロアルキル基)を表わす]、クロ
ロトリフルオロエチレン、ビニリデンフルオライド、フ
ッ化ビニル、ヘキサフルオロイソブテン、
としては、テトラフルオロエチレン、式(2):CF2
=CF−Rf 1[Rf 1はCF3またはORf 2(Rf 2は炭素
数1〜5のパーフルオロアルキル基)を表わす]、クロ
ロトリフルオロエチレン、ビニリデンフルオライド、フ
ッ化ビニル、ヘキサフルオロイソブテン、
【0067】
【化6】
【0068】(式中、X2は水素原子、塩素原子または
フッ素原子から選ばれる、nは1〜5の整数)などがあ
げられる。
フッ素原子から選ばれる、nは1〜5の整数)などがあ
げられる。
【0069】また、官能基含有含フッ素エチレン性単量
体(a)と前記官能基を有さない含フッ素エチレン性単
量体(b)に加えて、耐熱性や、非粘着性を低下させな
い範囲でフッ素原子を有さないエチレン性単量体を共重
合してもよい。このばあいフッ素原子を有さないエチレ
ン性単量体は、耐熱性を低下させないためにも炭素数5
以下のエチレン性単量体から選ぶことが好ましく、具体
的にはエチレン、プロピレン、1−ブテン、2−ブテン
などがあげられる。
体(a)と前記官能基を有さない含フッ素エチレン性単
量体(b)に加えて、耐熱性や、非粘着性を低下させな
い範囲でフッ素原子を有さないエチレン性単量体を共重
合してもよい。このばあいフッ素原子を有さないエチレ
ン性単量体は、耐熱性を低下させないためにも炭素数5
以下のエチレン性単量体から選ぶことが好ましく、具体
的にはエチレン、プロピレン、1−ブテン、2−ブテン
などがあげられる。
【0070】本発明において用いられる官能基含有含フ
ッ素エチレン性重合体中の官能基の含有率は、重合体中
の単量体の全量の0.05〜30モル%である。官能基
の含有率は、太陽電池モジュールを構成する層の種類、
形状、フィルム形成方法、条件、目的や用途などの違い
により適宜選択されるが、好ましくは0.05〜20モ
ル%、特に好ましくは0.1〜10モル%である。
ッ素エチレン性重合体中の官能基の含有率は、重合体中
の単量体の全量の0.05〜30モル%である。官能基
の含有率は、太陽電池モジュールを構成する層の種類、
形状、フィルム形成方法、条件、目的や用途などの違い
により適宜選択されるが、好ましくは0.05〜20モ
ル%、特に好ましくは0.1〜10モル%である。
【0071】官能基の含有率が0.05%未満である
と、太陽電池モジュールを構成する種々の層との充分な
接着性がえられにくく、温度変化や紫外線の照射や雨水
の浸透などにより剥離などをおこしやすい。また、30
モル%を超えると耐熱性を低下させ、高温での焼成時ま
たは高温での使用時に、接着不良や着色、発泡、ピンホ
ールなどが発生したり、被覆層の剥離や分解生成物の溶
出などをおこしやすい。
と、太陽電池モジュールを構成する種々の層との充分な
接着性がえられにくく、温度変化や紫外線の照射や雨水
の浸透などにより剥離などをおこしやすい。また、30
モル%を超えると耐熱性を低下させ、高温での焼成時ま
たは高温での使用時に、接着不良や着色、発泡、ピンホ
ールなどが発生したり、被覆層の剥離や分解生成物の溶
出などをおこしやすい。
【0072】本発明で用いる官能基含有含フッ素エチレ
ン性重合体の好ましいものをつぎにあげる。
ン性重合体の好ましいものをつぎにあげる。
【0073】(I)官能基含有含フッ素エチレン性単量
体(a−1)を単量体の全量に対して0.05〜30モ
ル%含み、さらに該単量体(a−1)を除く単量体の全
量に対して、テトラフルオロエチレン85〜99.7モ
ル%と前記式(2): CF2=CF−Rf 1 (2) [Rf 1はCF3、ORf 2(Rf 2は炭素数1〜5のパーフ
ルオロアルキル基)から選ばれる]で示される単量体
0.3〜15モル%との重合体(I)。たとえば官能基
を有するテトラフルオロエチレン−パーフルオロ(アル
キルビニルエーテル)重合体(反応性PFA)または官
能基を有するテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロ
プロピレン重合体(反応性FEP)。
体(a−1)を単量体の全量に対して0.05〜30モ
ル%含み、さらに該単量体(a−1)を除く単量体の全
量に対して、テトラフルオロエチレン85〜99.7モ
ル%と前記式(2): CF2=CF−Rf 1 (2) [Rf 1はCF3、ORf 2(Rf 2は炭素数1〜5のパーフ
ルオロアルキル基)から選ばれる]で示される単量体
0.3〜15モル%との重合体(I)。たとえば官能基
を有するテトラフルオロエチレン−パーフルオロ(アル
キルビニルエーテル)重合体(反応性PFA)または官
能基を有するテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロ
プロピレン重合体(反応性FEP)。
【0074】この重合体(I)は含フッ素重合体のなか
も耐熱性、耐薬品性、耐候性、防汚性、非粘着性に最も
優れており、特に連続使用温度も高く、高温での加工や
使用に耐えうる点、また非粘着性によりよごれやほこり
をはじきやすく、ふきとりやすい点で優れている。さら
に難燃性である点でも好ましい。
も耐熱性、耐薬品性、耐候性、防汚性、非粘着性に最も
優れており、特に連続使用温度も高く、高温での加工や
使用に耐えうる点、また非粘着性によりよごれやほこり
をはじきやすく、ふきとりやすい点で優れている。さら
に難燃性である点でも好ましい。
【0075】(II)官能基含有含フッ素エチレン性単量
体(a−1)を単量体の全量に対して0.05〜30モ
ル%含み、さらに該単量体(a−1)を除く単量体の全
量に対して、テトラフルオロエチレン40〜80モル
%、エチレン20〜60モル%とその他の共重合可能な
単量体0〜15モル%との重合体(官能基を有するエチ
レン−テトラフルオロエチレン重合体(II)(反応性E
TFE)。
体(a−1)を単量体の全量に対して0.05〜30モ
ル%含み、さらに該単量体(a−1)を除く単量体の全
量に対して、テトラフルオロエチレン40〜80モル
%、エチレン20〜60モル%とその他の共重合可能な
単量体0〜15モル%との重合体(官能基を有するエチ
レン−テトラフルオロエチレン重合体(II)(反応性E
TFE)。
【0076】この重合体(II)は含フッ素樹脂の優れた
耐熱性、耐薬品性、耐候性を保ちつつ、なかでも特に優
れた機械的強度を有し、硬く、強靭である点、また溶融
流動性が優れているため、成形加工や、他のポリマーと
の複合化(積層など)が容易である点で優れている。ま
た透明性も高く、難燃性である点でも好ましい。
耐熱性、耐薬品性、耐候性を保ちつつ、なかでも特に優
れた機械的強度を有し、硬く、強靭である点、また溶融
流動性が優れているため、成形加工や、他のポリマーと
の複合化(積層など)が容易である点で優れている。ま
た透明性も高く、難燃性である点でも好ましい。
【0077】(III)官能基含有含フッ素エチレン性単
量体(a−1)0.05〜30モル%とフッ化ビニリデ
ン70〜99.9モル%との重合体(III)(反応性P
VdF)。
量体(a−1)0.05〜30モル%とフッ化ビニリデ
ン70〜99.9モル%との重合体(III)(反応性P
VdF)。
【0078】この重合体(III)は含フッ素樹脂の優れ
た耐熱性、耐候性を保ちつつ、なかでもとくに優れた機
械的強度を有し、硬く、強靭である点で、また溶融流動
性が優れているため、成形加工や、他のポリマーとの複
合化(積層など)をしやすい点で優れている。
た耐熱性、耐候性を保ちつつ、なかでもとくに優れた機
械的強度を有し、硬く、強靭である点で、また溶融流動
性が優れているため、成形加工や、他のポリマーとの複
合化(積層など)をしやすい点で優れている。
【0079】(IV)単量体の全量に対して0.01〜3
0モル%の官能基含有含フッ素エチレン性単量体(a−
1)と、該単量体(a−1)を除く単量体の全量に対し
てフッ化ビニリデン70〜99モル%、テトラフルオロ
エチレン1〜30モル%の混合単量体前記単量体(a−
1)を除く単量体の全量に対してフッ化ビニリデン50
〜99モル%、テトラフルオロエチレン0〜30モル
%、クロロトリフルオロエチレン1〜20モル%の混合
単量体、または前記単量体(a−1)を除く単量体の全
量に対してフッ化ビニリデン60〜99モル%、テトラ
フルオロエチレン0〜30モル%、ヘキサフルオロプロ
ピレン1〜10モル%の混合単量体との重合体(IV)
(反応性VdF共重合体)。
0モル%の官能基含有含フッ素エチレン性単量体(a−
1)と、該単量体(a−1)を除く単量体の全量に対し
てフッ化ビニリデン70〜99モル%、テトラフルオロ
エチレン1〜30モル%の混合単量体前記単量体(a−
1)を除く単量体の全量に対してフッ化ビニリデン50
〜99モル%、テトラフルオロエチレン0〜30モル
%、クロロトリフルオロエチレン1〜20モル%の混合
単量体、または前記単量体(a−1)を除く単量体の全
量に対してフッ化ビニリデン60〜99モル%、テトラ
フルオロエチレン0〜30モル%、ヘキサフルオロプロ
ピレン1〜10モル%の混合単量体との重合体(IV)
(反応性VdF共重合体)。
【0080】この重合体(IV)は含フッ素樹脂の優れた
耐候性を保ちつつ、低融点であるため、室温〜100℃
程度の低い温度での加工が可能であり、特に耐熱性を有
さない非フッ素ポリマーとの複合(積層など)のばあい
好ましい。またさらに可撓性、柔軟性、透明性に優れカ
バーフィルムだけでなく、充填剤、シール材として利用
できる点で優れている。また本発明の含フッ素重合体の
反応性基を利用して接着機能のみならず硬化剤との架橋
も容易に可能であり、機械特性の改善も可能である点で
好ましい。
耐候性を保ちつつ、低融点であるため、室温〜100℃
程度の低い温度での加工が可能であり、特に耐熱性を有
さない非フッ素ポリマーとの複合(積層など)のばあい
好ましい。またさらに可撓性、柔軟性、透明性に優れカ
バーフィルムだけでなく、充填剤、シール材として利用
できる点で優れている。また本発明の含フッ素重合体の
反応性基を利用して接着機能のみならず硬化剤との架橋
も容易に可能であり、機械特性の改善も可能である点で
好ましい。
【0081】(V)単量体の全量に対して0.05〜3
0モル%の官能基含有含フッ素エチレン性単量体(a−
1)と、前記単量体(a−1)を除く単量体の全量に対
してフッ化ビニリデン40〜90モル%、テトラフルオ
ロエチレン0〜30モル%、ヘキサフルオロプロペン1
0〜50モル%の混合単量体、前記単量体(a−1)を
除く単量体の全量に対してテトラフルオロエチレン40
〜70モル%、プロピレン30〜60モル%、これらと
共重合可能なその他の単量体(たとえばフッ化ビニリデ
ン、ヘキサフルオロプロピレン、クロロトリフルオロエ
チレン、パーフルオロビニルエーテル類など)0〜20
モル%の混合単量体、または前記単量体(a−1)を除
く単量体の全量に対してテトラフルオロエチレン40〜
85モル%、パーフルオロビニルエーテル類15〜60
モル%の混合単量体との重合体(V)(反応性フッ素ゴ
ム)。
0モル%の官能基含有含フッ素エチレン性単量体(a−
1)と、前記単量体(a−1)を除く単量体の全量に対
してフッ化ビニリデン40〜90モル%、テトラフルオ
ロエチレン0〜30モル%、ヘキサフルオロプロペン1
0〜50モル%の混合単量体、前記単量体(a−1)を
除く単量体の全量に対してテトラフルオロエチレン40
〜70モル%、プロピレン30〜60モル%、これらと
共重合可能なその他の単量体(たとえばフッ化ビニリデ
ン、ヘキサフルオロプロピレン、クロロトリフルオロエ
チレン、パーフルオロビニルエーテル類など)0〜20
モル%の混合単量体、または前記単量体(a−1)を除
く単量体の全量に対してテトラフルオロエチレン40〜
85モル%、パーフルオロビニルエーテル類15〜60
モル%の混合単量体との重合体(V)(反応性フッ素ゴ
ム)。
【0082】この重合体(V)はフッ素ゴムのもつ優れ
た耐熱性、耐薬品性、耐候性、難燃性を保ちつつ、金属
や素子、電極などと接着性が良好な点で、充填材料やシ
ール材料として用いるばあいに好ましい。また接着機能
以外に本発明の重合体の反応性基を利用して硬化剤との
架橋も可能であり、硬化剤を選択して低温での架橋も可
能となる。その結果透明性を維持しつつ、機械的強度を
向上させることができる点で優れている。
た耐熱性、耐薬品性、耐候性、難燃性を保ちつつ、金属
や素子、電極などと接着性が良好な点で、充填材料やシ
ール材料として用いるばあいに好ましい。また接着機能
以外に本発明の重合体の反応性基を利用して硬化剤との
架橋も可能であり、硬化剤を選択して低温での架橋も可
能となる。その結果透明性を維持しつつ、機械的強度を
向上させることができる点で優れている。
【0083】前記官能基含有含フッ素重合体は前述の官
能基含有含フッ素エチレン性単量体(a)と、官能基を
有さない含フッ素エチレン性単量体(b)とを周知の重
合方法で共重合することによってうることができる。そ
の中でも主としてラジカル共重合による方法が用いられ
る。すなわち重合を開始するには、ラジカル的に進行す
るものであれば手段は何ら制限されないが、たとえば有
機、無機ラジカル重合開始剤、熱、光あるいは電離放射
線などによって開始される。重合の種類も溶液重合、バ
ルク重合、懸濁重合、乳化重合などを用いることができ
る。また、分子量は、重合に用いるモノマーの濃度、重
合開始剤の濃度、連鎖移動剤の濃度、温度によって制御
される。生成する共重合体の組成は、仕込みモノマーの
組成によって制御可能である。
能基含有含フッ素エチレン性単量体(a)と、官能基を
有さない含フッ素エチレン性単量体(b)とを周知の重
合方法で共重合することによってうることができる。そ
の中でも主としてラジカル共重合による方法が用いられ
る。すなわち重合を開始するには、ラジカル的に進行す
るものであれば手段は何ら制限されないが、たとえば有
機、無機ラジカル重合開始剤、熱、光あるいは電離放射
線などによって開始される。重合の種類も溶液重合、バ
ルク重合、懸濁重合、乳化重合などを用いることができ
る。また、分子量は、重合に用いるモノマーの濃度、重
合開始剤の濃度、連鎖移動剤の濃度、温度によって制御
される。生成する共重合体の組成は、仕込みモノマーの
組成によって制御可能である。
【0084】以上に説明した官能基含有含フッ素エチレ
ン性重合体からなる太陽電池用材料は、太陽電池モジュ
ールを構成する種々の層に適用するための材料として種
々の形態をとりうる。代表的にはフィルム状材料の形態
があげられるが、液状ゴムのような粘性の流体や粉末の
形態、さらに水や溶剤中に重合体が溶解または分散した
形態を有する塗料や接着剤などの流動性の組成物の状態
としてもよい。
ン性重合体からなる太陽電池用材料は、太陽電池モジュ
ールを構成する種々の層に適用するための材料として種
々の形態をとりうる。代表的にはフィルム状材料の形態
があげられるが、液状ゴムのような粘性の流体や粉末の
形態、さらに水や溶剤中に重合体が溶解または分散した
形態を有する塗料や接着剤などの流動性の組成物の状態
としてもよい。
【0085】そのなかでもフィルムへの成形は、溶融成
形法(押出法、熱プレス法など)、切削法、キャスティ
ング法などの常法により行なうことができる。また、塗
料などの流動性組成物は前述の重合法でえられた重合体
と、必要に応じて、透明性を低下させない程度の安定
剤、補強剤、充填剤、紫外線吸収剤などの添加剤を、媒
体(水や溶剤)中でブレンダーやミルなどを用いて混合
するなどの常法に従って調整すればよい。なお、各材料
の組成、形状などは各材料の説明において後述する。
形法(押出法、熱プレス法など)、切削法、キャスティ
ング法などの常法により行なうことができる。また、塗
料などの流動性組成物は前述の重合法でえられた重合体
と、必要に応じて、透明性を低下させない程度の安定
剤、補強剤、充填剤、紫外線吸収剤などの添加剤を、媒
体(水や溶剤)中でブレンダーやミルなどを用いて混合
するなどの常法に従って調整すればよい。なお、各材料
の組成、形状などは各材料の説明において後述する。
【0086】本発明の太陽電池用材料を前記の図1に概
念的に示す太陽電池モジュールの基本型に従って説明す
る。
念的に示す太陽電池モジュールの基本型に従って説明す
る。
【0087】本発明の太陽電池用材料は表面材料として
適用できる。表面材料は太陽電池モジュールの光入射側
の最表面に配置される材料であって、主として屋外の天
候、環境の変化に直接さらされる状況にあることが多
い。
適用できる。表面材料は太陽電池モジュールの光入射側
の最表面に配置される材料であって、主として屋外の天
候、環境の変化に直接さらされる状況にあることが多
い。
【0088】表面材料は、根本的に可視光線の透過性を
必要とし、屋外使用に対する汚れ、ゴミ、ホコリの付着
による透過性の低下を防止する必要がある。さらに屋外
環境での耐候性、耐熱性の維持が必要となる。そのた
め、表面材料としてフッ素樹脂フィルムの利用が種々検
討されている。前述のとおり、従来のフッ素樹脂表面材
料は、基材との接着性が不充分で加工性が悪いという問
題があった。しかし、本発明の含フッ素重合体を用いる
ことによって接着性のよい表面材料をうることができ
る。表面材料とは具体的には、フィルムの形状に成形さ
れた表面フィルムのものをラミネートしてもよいし、塗
料組成物の形態のものを塗布してもよい。さらにフィル
ムのラミネートと塗料の塗布とを組合わせて作製しても
よい。なかでもあらかじめ成形された表面フィルムを表
面材料、または表面材料のいずれかの層に使用するの
が、基材の全面に均一な被覆層を形成し、接着むらのな
い均一な接着力がえられる点で、またその結果、ピンホ
ールなどが生じにくく、絶縁性が保たれる点で好まし
い。
必要とし、屋外使用に対する汚れ、ゴミ、ホコリの付着
による透過性の低下を防止する必要がある。さらに屋外
環境での耐候性、耐熱性の維持が必要となる。そのた
め、表面材料としてフッ素樹脂フィルムの利用が種々検
討されている。前述のとおり、従来のフッ素樹脂表面材
料は、基材との接着性が不充分で加工性が悪いという問
題があった。しかし、本発明の含フッ素重合体を用いる
ことによって接着性のよい表面材料をうることができ
る。表面材料とは具体的には、フィルムの形状に成形さ
れた表面フィルムのものをラミネートしてもよいし、塗
料組成物の形態のものを塗布してもよい。さらにフィル
ムのラミネートと塗料の塗布とを組合わせて作製しても
よい。なかでもあらかじめ成形された表面フィルムを表
面材料、または表面材料のいずれかの層に使用するの
が、基材の全面に均一な被覆層を形成し、接着むらのな
い均一な接着力がえられる点で、またその結果、ピンホ
ールなどが生じにくく、絶縁性が保たれる点で好まし
い。
【0089】本発明の表面フィルムは、 (a)ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボン酸
塩、カルボキシエステル基およびエポキシ基よりなる群
から選ばれた少なくとも1種の官能基を有する官能基含
有含フッ素エチレン性単量体の少なくとも1種の単量体
0.05〜30モル%と (b)前記の官能基を有さない含フッ素エチレン性単量
体の少なくとも1種の単量体70〜99.95モル%と
を共重合してなる官能基を有する官能基含有含フッ素エ
チレン性重合体を成形してなる含フッ素接着性フィルム
であり、表面処理や一般の接着剤の使用を行なわなくと
も、太陽電池の基材と接着させることができ、それによ
って基材に含フッ素重合体の優れた耐候性、防汚性、非
粘着性を与えうる。
塩、カルボキシエステル基およびエポキシ基よりなる群
から選ばれた少なくとも1種の官能基を有する官能基含
有含フッ素エチレン性単量体の少なくとも1種の単量体
0.05〜30モル%と (b)前記の官能基を有さない含フッ素エチレン性単量
体の少なくとも1種の単量体70〜99.95モル%と
を共重合してなる官能基を有する官能基含有含フッ素エ
チレン性重合体を成形してなる含フッ素接着性フィルム
であり、表面処理や一般の接着剤の使用を行なわなくと
も、太陽電池の基材と接着させることができ、それによ
って基材に含フッ素重合体の優れた耐候性、防汚性、非
粘着性を与えうる。
【0090】このばあい、さらに、フィルム自体が耐熱
性、耐薬品性、機械特性、非粘着性などを有すること、
溶融成形などに代表される効率的なフィルム成形が可能
であり、良好な成形性をもち、薄膜化や均一化が可能で
あること、また種々の熱圧着法により溶融し、種々の基
材に強固に、きれいに接着させることができること、な
どの理由で、前記(I)、(II)、(III)または(I
V)の重合体からなる表面フィルムが好ましい。
性、耐薬品性、機械特性、非粘着性などを有すること、
溶融成形などに代表される効率的なフィルム成形が可能
であり、良好な成形性をもち、薄膜化や均一化が可能で
あること、また種々の熱圧着法により溶融し、種々の基
材に強固に、きれいに接着させることができること、な
どの理由で、前記(I)、(II)、(III)または(I
V)の重合体からなる表面フィルムが好ましい。
【0091】たとえば重合体(I)(反応性PFA、F
EP)からなる表面フィルムは含フッ素重合体のなかも
耐熱性、耐薬品性、耐候性、非粘着性に最も優れてお
り、特に連続使用温度も高く、高温での加工や使用に耐
えうる点でまた非粘着性により、よごれやほこりをはじ
きやすく、ふきとりやすい点で優れている。また難燃性
である点でも好ましい。
EP)からなる表面フィルムは含フッ素重合体のなかも
耐熱性、耐薬品性、耐候性、非粘着性に最も優れてお
り、特に連続使用温度も高く、高温での加工や使用に耐
えうる点でまた非粘着性により、よごれやほこりをはじ
きやすく、ふきとりやすい点で優れている。また難燃性
である点でも好ましい。
【0092】重合体(II)(反応性ETFE)からなる
表面フィルムは含フッ素重合体の優れた耐熱性、耐薬品
性、耐候性を保ちつつ、なかでもとくに優れた機械的強
度を有し、硬く、強靭である点で、また溶融流動性が優
れているため、成形加工や、他のポリマーとの複合化
(積層など)をしやすい点で優れている。また透明性も
高く、難燃性である点でも好ましい。
表面フィルムは含フッ素重合体の優れた耐熱性、耐薬品
性、耐候性を保ちつつ、なかでもとくに優れた機械的強
度を有し、硬く、強靭である点で、また溶融流動性が優
れているため、成形加工や、他のポリマーとの複合化
(積層など)をしやすい点で優れている。また透明性も
高く、難燃性である点でも好ましい。
【0093】重合体(III)(反応性PVdF)からな
る表面フィルムは含フッ素重合体の優れた耐熱性、耐候
性を保ちつつ、なかでもとくに優れた機械的強度を有
し、硬く、強靭である点で、また溶融流動性が優れてい
るため、成形加工や、他のポリマーとの複合化(積層な
ど)しやすい点で優れている。
る表面フィルムは含フッ素重合体の優れた耐熱性、耐候
性を保ちつつ、なかでもとくに優れた機械的強度を有
し、硬く、強靭である点で、また溶融流動性が優れてい
るため、成形加工や、他のポリマーとの複合化(積層な
ど)しやすい点で優れている。
【0094】重合体(IV)(反応性VdF共重合体)か
らなる表面フィルムは含フッ素重合体の優れた耐候性を
保ちつつ、低融点であるため、室温〜100℃程度の低
い温度での加工が可能であり、特に耐熱性を有さない非
フッ素ポリマーとの複合(積層など)のばあいに好まし
い。またさらに可撓性、柔軟性、透明性に優れカバーフ
ィルムだけでなく、充填剤、シール材として利用できる
点で優れている。また本発明の含フッ素重合体の反応性
基を利用して接着機能のみならず硬化剤との架橋も容易
に可能であり、機械特性の改善も可能である点で好まし
い。
らなる表面フィルムは含フッ素重合体の優れた耐候性を
保ちつつ、低融点であるため、室温〜100℃程度の低
い温度での加工が可能であり、特に耐熱性を有さない非
フッ素ポリマーとの複合(積層など)のばあいに好まし
い。またさらに可撓性、柔軟性、透明性に優れカバーフ
ィルムだけでなく、充填剤、シール材として利用できる
点で優れている。また本発明の含フッ素重合体の反応性
基を利用して接着機能のみならず硬化剤との架橋も容易
に可能であり、機械特性の改善も可能である点で好まし
い。
【0095】表面フィルムの厚さは通常10〜200μ
m、好ましくは30〜100μmである。
m、好ましくは30〜100μmである。
【0096】また、本発明の表面フィルムは、本発明の
官能基を有する含フッ素重合体の層を含み、さらに他の
材料からなる透明な層を積層や塗布などで設けてもよ
い。その好ましい例は、 (A−1)本発明の官能基含有含フッ素重合体からなる
層と (B−1)側鎖に官能基を有さない含フッ素エチレン性
重合体からなる層とを積層してなる表面フィルムであ
る。
官能基を有する含フッ素重合体の層を含み、さらに他の
材料からなる透明な層を積層や塗布などで設けてもよ
い。その好ましい例は、 (A−1)本発明の官能基含有含フッ素重合体からなる
層と (B−1)側鎖に官能基を有さない含フッ素エチレン性
重合体からなる層とを積層してなる表面フィルムであ
る。
【0097】つまり、一面は、官能基を有する含フッ素
エチレン性重合体からなる層により基材との接着性を有
し、もう一方の面は、一般の含フッ素ポリマーからなる
層で、含フッ素接着剤の面を基材に接触させ、熱圧着な
どの操作により接着させることにより、含フッ素ポリマ
ーの優れた耐薬品性、耐候性、耐汚染性、非粘着性など
の優れた特性を基材または基材を含めた積層体に与えう
る。
エチレン性重合体からなる層により基材との接着性を有
し、もう一方の面は、一般の含フッ素ポリマーからなる
層で、含フッ素接着剤の面を基材に接触させ、熱圧着な
どの操作により接着させることにより、含フッ素ポリマ
ーの優れた耐薬品性、耐候性、耐汚染性、非粘着性など
の優れた特性を基材または基材を含めた積層体に与えう
る。
【0098】本発明の(A−1)、(B−1)を積層し
てなる表面フィルムにおいて側鎖に官能基を有さない含
フッ素エチレン性重合体(B−1)は、具体的にはPF
A、FEP、ETFE、ECTFE、PVDF、フッ化
ビニリデン系共重合体が、前述の含フッ素ポリマーの優
れた特性を、基材および基材を含めた積層物に与えるこ
とができる点で好ましい。
てなる表面フィルムにおいて側鎖に官能基を有さない含
フッ素エチレン性重合体(B−1)は、具体的にはPF
A、FEP、ETFE、ECTFE、PVDF、フッ化
ビニリデン系共重合体が、前述の含フッ素ポリマーの優
れた特性を、基材および基材を含めた積層物に与えるこ
とができる点で好ましい。
【0099】本発明の2層の積層体からなる表面フィル
ムは、種々選択できるが、2層の各層は、互いに接着
性、相溶性の良好な組合せが透明性、接着性の面で好ま
しい。
ムは、種々選択できるが、2層の各層は、互いに接着
性、相溶性の良好な組合せが透明性、接着性の面で好ま
しい。
【0100】具体的には、2層のうち接着性を有する層
(A−1)は、含フッ素重合体からなる層(B−1)と
同等のモノマー構成、組成に、接着性を付与する官能基
を有する含フッ素エチレン性単量体(a)を共重合して
えられる重合体から選択されることが好ましい。
(A−1)は、含フッ素重合体からなる層(B−1)と
同等のモノマー構成、組成に、接着性を付与する官能基
を有する含フッ素エチレン性単量体(a)を共重合して
えられる重合体から選択されることが好ましい。
【0101】さらに具体的には、 i)(A−1)重合体(I)(いわゆる反応性PFA、
FEP)からなる層と (B−1)PFAおよびFEPよりなる群から選ばれた
少なくとも1種の重合体からなる層とを積層してなる含
フッ素接着性フィルムが、耐熱性において最も高く、耐
薬品性、非粘着性などの優れた特性を有している点で好
ましい。
FEP)からなる層と (B−1)PFAおよびFEPよりなる群から選ばれた
少なくとも1種の重合体からなる層とを積層してなる含
フッ素接着性フィルムが、耐熱性において最も高く、耐
薬品性、非粘着性などの優れた特性を有している点で好
ましい。
【0102】ii)(A−1)重合体(II)(いわゆる官
能基を有するETFE)からなる層と (B−1)ETFEからなる層とを積層してなる含フッ
素接着性フィルムが、優れた耐熱性、耐薬品性、機械的
性質などに加え、溶融成形加工性に優れている点で好ま
しい。
能基を有するETFE)からなる層と (B−1)ETFEからなる層とを積層してなる含フッ
素接着性フィルムが、優れた耐熱性、耐薬品性、機械的
性質などに加え、溶融成形加工性に優れている点で好ま
しい。
【0103】iii)(A−1)重合体(III)(いわゆる
官能基を有するPVDF)、重合体 (IV)(いわゆる
官能基含有VdF共重合体)から選ばれる少なくとも1
種からなる層と (B−1)PVDF、フッ化ビニリデン系共重合体より
なる群から選ばれた少なくとも1種の重合体からなる層
を積層してえられる含フッ素接着性フィルムが耐候性、
成形加工性に優れている点で好ましい。
官能基を有するPVDF)、重合体 (IV)(いわゆる
官能基含有VdF共重合体)から選ばれる少なくとも1
種からなる層と (B−1)PVDF、フッ化ビニリデン系共重合体より
なる群から選ばれた少なくとも1種の重合体からなる層
を積層してえられる含フッ素接着性フィルムが耐候性、
成形加工性に優れている点で好ましい。
【0104】本発明の2層からなる表面フィルムの厚さ
は、2層合わせて10〜500μm、好ましくは30〜
200μm、とくに好ましくは40〜100μmであ
る。
は、2層合わせて10〜500μm、好ましくは30〜
200μm、とくに好ましくは40〜100μmであ
る。
【0105】各層の厚みは、接着層(A−1)5〜20
0μm、含フッ素ポリマー層(B−1)5〜495μm
程度のものが使用でき、好ましくは接着層(A−1)1
0〜100μm、含フッ素ポリマー層(B−1)20〜
490μm、とくに好ましくは(A−1)10〜50μ
m、(B−1)30〜90μmである。
0μm、含フッ素ポリマー層(B−1)5〜495μm
程度のものが使用でき、好ましくは接着層(A−1)1
0〜100μm、含フッ素ポリマー層(B−1)20〜
490μm、とくに好ましくは(A−1)10〜50μ
m、(B−1)30〜90μmである。
【0106】本発明においては、表面フィルム中に透明
性を損なわない範囲で適当な補強剤、充填剤、安定剤、
紫外線吸収剤、顔料その他適宜添加剤を含有せしめるこ
とも可能である。かかる添加剤によって、熱安定性の改
良、表面硬度の改良、耐候性の改良、帯電性の改良、そ
の他を向上せしめることも可能である。
性を損なわない範囲で適当な補強剤、充填剤、安定剤、
紫外線吸収剤、顔料その他適宜添加剤を含有せしめるこ
とも可能である。かかる添加剤によって、熱安定性の改
良、表面硬度の改良、耐候性の改良、帯電性の改良、そ
の他を向上せしめることも可能である。
【0107】本発明の表面フィルムにおいて前記
(I)、(II)、(III)、(IV)の重合体のように溶
融成形可能な接着剤においては、圧縮成形、押出成形な
どが採用され、とくに生産性、品質面などの理由から溶
融押出成形が好ましい方法である。
(I)、(II)、(III)、(IV)の重合体のように溶
融成形可能な接着剤においては、圧縮成形、押出成形な
どが採用され、とくに生産性、品質面などの理由から溶
融押出成形が好ましい方法である。
【0108】本発明の(A−1)と(B−1)の2層か
らなる表面フィルムの接合一体化は、(A−1)と(B
−1)のそれぞれの成形フィルムを重ね合わせて圧縮成
形する方法、また一方の成形フィルム上に他方を塗装す
る方法、多層共押出成形法により、フィルム成形と同時
に接合一体化を達成する方法などが採用でき、なかでも
生産性や品質面で多層共押出成形法が好ましい。
らなる表面フィルムの接合一体化は、(A−1)と(B
−1)のそれぞれの成形フィルムを重ね合わせて圧縮成
形する方法、また一方の成形フィルム上に他方を塗装す
る方法、多層共押出成形法により、フィルム成形と同時
に接合一体化を達成する方法などが採用でき、なかでも
生産性や品質面で多層共押出成形法が好ましい。
【0109】本発明の太陽電池用材料は透明充填材層用
の材料としても有用である。透明充填材層は前記のとお
り、透明性、耐候性、耐熱性に加えて耐衝撃性(緩衝
性)が要求されており、この観点から、さらに難燃性の
点で前記重合体(V)(反応性フッ素ゴム)が最適であ
る。
の材料としても有用である。透明充填材層は前記のとお
り、透明性、耐候性、耐熱性に加えて耐衝撃性(緩衝
性)が要求されており、この観点から、さらに難燃性の
点で前記重合体(V)(反応性フッ素ゴム)が最適であ
る。
【0110】また、本発明の反応性フッ素ゴムを用いた
充填剤層は加硫剤を混合して、加硫接着させることが可
能である。加硫方法としては通常のフッ素ゴムの加硫方
法である有機過酸化物加硫、ポリオール加硫、アミン加
硫が採用可能である。
充填剤層は加硫剤を混合して、加硫接着させることが可
能である。加硫方法としては通常のフッ素ゴムの加硫方
法である有機過酸化物加硫、ポリオール加硫、アミン加
硫が採用可能である。
【0111】たとえば、有機過酸化物加硫に際しては、
加硫部位を導入する目的でフッ素ゴムに臭素またはヨウ
素を含有するモノマーを共重合したり、重合に際してヨ
ウ素を含有する連鎖移動剤を用いてもよいし、また、臭
素またはヨウ素を加硫部位としなくても、有機第四級ア
ンモニウム塩や有機第四級ホスホニウム塩などの有機オ
ニウム化合物、アミン、イミンなどの含窒素有機化合
物、ホスフィン、ホスファイトなどの有機リン化合物の
ような有機塩基を加硫促進剤として用いてもよい。臭素
またはヨウ素を加硫部位として導入するばあいには、加
硫助剤として不飽和多官能性化合物が用いられる。ま
た、有機塩基を加硫促進剤として用いるばあいには、受
酸剤として2価の金属の酸化物または水酸化物が用いら
れる。
加硫部位を導入する目的でフッ素ゴムに臭素またはヨウ
素を含有するモノマーを共重合したり、重合に際してヨ
ウ素を含有する連鎖移動剤を用いてもよいし、また、臭
素またはヨウ素を加硫部位としなくても、有機第四級ア
ンモニウム塩や有機第四級ホスホニウム塩などの有機オ
ニウム化合物、アミン、イミンなどの含窒素有機化合
物、ホスフィン、ホスファイトなどの有機リン化合物の
ような有機塩基を加硫促進剤として用いてもよい。臭素
またはヨウ素を加硫部位として導入するばあいには、加
硫助剤として不飽和多官能性化合物が用いられる。ま
た、有機塩基を加硫促進剤として用いるばあいには、受
酸剤として2価の金属の酸化物または水酸化物が用いら
れる。
【0112】有機過酸化物としてはベンゾイルパーオキ
サイド、ジクロロベンゾイルパーオキサイド、ジクミル
パーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(パー
オキシベンゾエート)ヘキシン−3、1,4−ビス(t
ert−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、ラ
ウロイルパーオキサイド、tert−ブチルパーアセテ
ート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチ
ルパーオキシ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,
5−ジ(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン、te
rt−ブチルパーベンゾエート、tert−ブチルパー
フェニルアセテートなどが用いられる。不飽和多官能性
化合物としては、トリアリルイソシアヌレート、トリア
リルシアヌレート、トリメチロールプロパントリメタク
リレート、ポリブタジエンなどが用いられる。
サイド、ジクロロベンゾイルパーオキサイド、ジクミル
パーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(パー
オキシベンゾエート)ヘキシン−3、1,4−ビス(t
ert−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、ラ
ウロイルパーオキサイド、tert−ブチルパーアセテ
ート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチ
ルパーオキシ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,
5−ジ(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン、te
rt−ブチルパーベンゾエート、tert−ブチルパー
フェニルアセテートなどが用いられる。不飽和多官能性
化合物としては、トリアリルイソシアヌレート、トリア
リルシアヌレート、トリメチロールプロパントリメタク
リレート、ポリブタジエンなどが用いられる。
【0113】有機塩基としては、硫酸水素テトラブチル
アンモニウム、テトラブチルアンモニウムブロマイド、
8−ベンジル−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]
−7−ウンデセニウムクロライド、p−トルエンスルホ
ン酸1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウン
デセニウム、テトラブチルホスホニウムクロライド、ト
リオクチルメチルホスホニウムクロライド、トリフェニ
ルベンジルホスホニウムクロライド、1,8−ジアザビ
シクロ[5.4.0]−7−ウンデセン、ピリジン、ト
リブチルアミン、トリフェニルホスフィン、トリブチル
ホスファイトなどが用いられる。
アンモニウム、テトラブチルアンモニウムブロマイド、
8−ベンジル−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]
−7−ウンデセニウムクロライド、p−トルエンスルホ
ン酸1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウン
デセニウム、テトラブチルホスホニウムクロライド、ト
リオクチルメチルホスホニウムクロライド、トリフェニ
ルベンジルホスホニウムクロライド、1,8−ジアザビ
シクロ[5.4.0]−7−ウンデセン、ピリジン、ト
リブチルアミン、トリフェニルホスフィン、トリブチル
ホスファイトなどが用いられる。
【0114】また、加硫剤としてポリヒドロキシ化合物
を用いるポリオール加硫のばあいには、加硫促進剤とし
て有機オニウム化合物、受酸剤として2価の金属の酸化
物や水酸化物が用いられる。ポリヒドロキシ化合物とし
ては、フッ素ゴムのポリオール加硫に用いられる公知の
化合物はすべて使用可能であり、中でも、ビスフェノー
ルAF、ビスフェノールA、ヒドロキノンなどの芳香族
ポリヒドロキシ化合物が好ましく用いられる。
を用いるポリオール加硫のばあいには、加硫促進剤とし
て有機オニウム化合物、受酸剤として2価の金属の酸化
物や水酸化物が用いられる。ポリヒドロキシ化合物とし
ては、フッ素ゴムのポリオール加硫に用いられる公知の
化合物はすべて使用可能であり、中でも、ビスフェノー
ルAF、ビスフェノールA、ヒドロキノンなどの芳香族
ポリヒドロキシ化合物が好ましく用いられる。
【0115】有機オニウム化合物としては、フッ素ゴム
のポリオール加硫に用いられる公知の化合物はすべて使
用可能であり、トリフェニルベンジルホスホニウムクロ
ライド、トリオクチルメチルホスホニウムクロライドな
どの第四級ホスホニウム塩、テトラブチルアンモニウム
ブロマイド、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、8−
ベンジル−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7
−ウンデセニウムクロライドなどの第四級アンモニウム
塩、イミニウム塩、スルホニウム塩などが用いられる。
のポリオール加硫に用いられる公知の化合物はすべて使
用可能であり、トリフェニルベンジルホスホニウムクロ
ライド、トリオクチルメチルホスホニウムクロライドな
どの第四級ホスホニウム塩、テトラブチルアンモニウム
ブロマイド、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、8−
ベンジル−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7
−ウンデセニウムクロライドなどの第四級アンモニウム
塩、イミニウム塩、スルホニウム塩などが用いられる。
【0116】また、加硫剤としてポリアミン化合物を用
いるアミン加硫のばあいには受酸剤として2価の金属の
酸化物や水酸化物が用いられる。ポリアミン化合物とし
ては、フッ素ゴムのアミン加硫に用いられる公知の化合
物はすべて使用可能であり、ヘキサメチレンジアミン、
ヘキサメチレンジアミンジカルバメート、ジシンナミリ
デンヘキサメチレンジアミンなどが用いられる。また、
受酸剤としては、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、鉛
などの酸化物または水酸化物が用いられる。
いるアミン加硫のばあいには受酸剤として2価の金属の
酸化物や水酸化物が用いられる。ポリアミン化合物とし
ては、フッ素ゴムのアミン加硫に用いられる公知の化合
物はすべて使用可能であり、ヘキサメチレンジアミン、
ヘキサメチレンジアミンジカルバメート、ジシンナミリ
デンヘキサメチレンジアミンなどが用いられる。また、
受酸剤としては、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、鉛
などの酸化物または水酸化物が用いられる。
【0117】こうしてえられたエラストマー状の含フッ
素接着剤は押出し、共押出し、コーティングなどの従来
公知の方法により基材に接着、または積層させることが
可能である。
素接着剤は押出し、共押出し、コーティングなどの従来
公知の方法により基材に接着、または積層させることが
可能である。
【0118】本発明の反応性フッ素ゴム中の反応性基を
利用して、基材の絶縁基板、素子、金属の補強層との接
着性が改善できる。またさらに反応性基は、それ自体ま
たは一般の硬化剤と反応させて架橋させることができ、
室温程度での架橋が可能となり、透明性を維持しながら
機械的特性を向上させることができる。これら官能基を
利用して硬化剤と反応により架橋させるばあい、該硬化
剤としてはイソシアネート系、エポキシ系、ポリオール
系、ポリカルボン酸系、酸無水物系、シリコン系などの
一般的な硬化剤が利用できる。
利用して、基材の絶縁基板、素子、金属の補強層との接
着性が改善できる。またさらに反応性基は、それ自体ま
たは一般の硬化剤と反応させて架橋させることができ、
室温程度での架橋が可能となり、透明性を維持しながら
機械的特性を向上させることができる。これら官能基を
利用して硬化剤と反応により架橋させるばあい、該硬化
剤としてはイソシアネート系、エポキシ系、ポリオール
系、ポリカルボン酸系、酸無水物系、シリコン系などの
一般的な硬化剤が利用できる。
【0119】また、透明充填材層には、施工時の傷や破
損、雨、雪、あられ、ひょうなどに対する傷付きや、亀
裂による漏電事故を防止するためガラスウールやガラス
繊維、ガラス不織布などのガラス系材料を配合して強化
し、耐傷付性や耐衝撃性を改善してもよい。そのほか硬
化剤、硬化促進剤、紫外線吸収剤などの添加剤を配合し
てもよいが、その量は前記の要求される性質を損わない
量とすべきである。
損、雨、雪、あられ、ひょうなどに対する傷付きや、亀
裂による漏電事故を防止するためガラスウールやガラス
繊維、ガラス不織布などのガラス系材料を配合して強化
し、耐傷付性や耐衝撃性を改善してもよい。そのほか硬
化剤、硬化促進剤、紫外線吸収剤などの添加剤を配合し
てもよいが、その量は前記の要求される性質を損わない
量とすべきである。
【0120】なお、表面フィルムに代表される表面材料
に本発明の材料を適用するばあいは、透明充填材層の材
料として、従来より使用されている材料、たとえば特開
平7−297439号公報に記載されているエチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メチルアク
リレート共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重
合体、ウレタン樹脂、ブチラール樹脂、シリコーン樹脂
など、または特開平7−302925号公報に記載され
ているビニリデンフルオライド(VdF)−ヘキサフル
オロプロピレン(HFP)共重合体などのフッ素ゴムを
使用してもよい。
に本発明の材料を適用するばあいは、透明充填材層の材
料として、従来より使用されている材料、たとえば特開
平7−297439号公報に記載されているエチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メチルアク
リレート共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重
合体、ウレタン樹脂、ブチラール樹脂、シリコーン樹脂
など、または特開平7−302925号公報に記載され
ているビニリデンフルオライド(VdF)−ヘキサフル
オロプロピレン(HFP)共重合体などのフッ素ゴムを
使用してもよい。
【0121】特にEVAが透明性、可撓性、柔軟性があ
り、素子や絶縁基材などとの接着もよく、安価である点
から好ましい。さらには、有機過酸化物などで架橋した
EVAが耐熱性、耐候性の面で好ましい。
り、素子や絶縁基材などとの接着もよく、安価である点
から好ましい。さらには、有機過酸化物などで架橋した
EVAが耐熱性、耐候性の面で好ましい。
【0122】透明充填材層の厚さは、最大厚さで通常約
50〜1000μm、好ましくは300〜600μmで
ある。
50〜1000μm、好ましくは300〜600μmで
ある。
【0123】さらに本発明の太陽電池用材料を適用しう
る太陽電池モジュールの部材または層として、本発明の
材料を使用していない部材(層)との接着のための接着
層、モジュールの断面から水などが浸透しないように封
止するため、モジュール同士またはモジュールと他の建
材などの基材とを接合するためのシール材、絶縁基材な
どがあげられる。それらの部材に適用するときは、当該
部材に要求される性質に応じて前記重合体(I)〜
(V)から重合体を選定すればよい。
る太陽電池モジュールの部材または層として、本発明の
材料を使用していない部材(層)との接着のための接着
層、モジュールの断面から水などが浸透しないように封
止するため、モジュール同士またはモジュールと他の建
材などの基材とを接合するためのシール材、絶縁基材な
どがあげられる。それらの部材に適用するときは、当該
部材に要求される性質に応じて前記重合体(I)〜
(V)から重合体を選定すればよい。
【0124】つぎに本発明の太陽電池用材料を用いて作
製された本発明の太陽電池モジュールについて説明す
る。
製された本発明の太陽電池モジュールについて説明す
る。
【0125】本発明の太陽電池モジュールは、その基本
構造として、光起電力素子の光入射側に配設されている
1または2以上の被覆材の少なくとも1つが前記本発明
の太陽電池用材料で形成されてなるものである。
構造として、光起電力素子の光入射側に配設されている
1または2以上の被覆材の少なくとも1つが前記本発明
の太陽電池用材料で形成されてなるものである。
【0126】太陽電池モジュールは、たとえば前記の図
1に示す基本構造を有している。
1に示す基本構造を有している。
【0127】また、他の太陽電池モジュールの実施形態
として、たとえば図2に概略断面図を示す太陽電池モジ
ュールがあげられる。図2に示す実施形態は、最外
(表)層から、表面フィルム14、透明充填材層13、
光起電力素子12、裏面充填材層15、絶縁層11、裏
面充填材層15、補強層16の順で積層されている。
として、たとえば図2に概略断面図を示す太陽電池モジ
ュールがあげられる。図2に示す実施形態は、最外
(表)層から、表面フィルム14、透明充填材層13、
光起電力素子12、裏面充填材層15、絶縁層11、裏
面充填材層15、補強層16の順で積層されている。
【0128】本発明のモジュールの光入射側の被覆材と
しては、たとえば表面フィルム4、14および透明充填
材層3、13があげられ、そのほか図示されていない
が、前述の表面塗膜や接着層などが含まれる。
しては、たとえば表面フィルム4、14および透明充填
材層3、13があげられ、そのほか図示されていない
が、前述の表面塗膜や接着層などが含まれる。
【0129】表面フィルム、透明充填材層としては前述
の材料が好適に適用できる。
の材料が好適に適用できる。
【0130】また、図2に示す実施の形態では、裏面充
填材層に本発明の太陽電池用材料を適用してもよい。そ
のばあい透明性は要求されないが、接着性の点から前記
重合体(I)〜(V)を、さらに緩衝性を重視するばあ
いは前記重合体(VI)を使用するのが好ましい。もちろ
ん、従来どうり、EVAやブチラール樹脂を用いてもよ
い。
填材層に本発明の太陽電池用材料を適用してもよい。そ
のばあい透明性は要求されないが、接着性の点から前記
重合体(I)〜(V)を、さらに緩衝性を重視するばあ
いは前記重合体(VI)を使用するのが好ましい。もちろ
ん、従来どうり、EVAやブチラール樹脂を用いてもよ
い。
【0131】光起電力素子は本発明のモジュールのため
に特別の仕様とする必要は特になく、半導体活性層また
は化合物半導体層、特にシリコン系半導体層を含んでい
るものが用いられる。シリコン系半導体層としては、た
とえばアモルファスシリコン半導体層、単結晶シリコン
半導体層、多結晶シリコン半導体層などがあげられる
が、量産性を有し、低コスト化が可能、軽量で設置コス
ト安価、可撓性があり曲げ加工ができ設置場所を選ばず
現地施工も安価の点からアモルファスシリコン半導体層
を含むものが好ましい。
に特別の仕様とする必要は特になく、半導体活性層また
は化合物半導体層、特にシリコン系半導体層を含んでい
るものが用いられる。シリコン系半導体層としては、た
とえばアモルファスシリコン半導体層、単結晶シリコン
半導体層、多結晶シリコン半導体層などがあげられる
が、量産性を有し、低コスト化が可能、軽量で設置コス
ト安価、可撓性があり曲げ加工ができ設置場所を選ばず
現地施工も安価の点からアモルファスシリコン半導体層
を含むものが好ましい。
【0132】絶縁層1、11も従来より使用されている
ものがそのまま使用できる。たとえばポリアミド、ポリ
フッ化ビニルに代表されるフッ素樹脂、ポリイミド、ポ
リエーテルイミド、ポリエーテルサルフォン、PPS、
ポリエーテルケトンなどの電気絶縁性材料があげられ
る。
ものがそのまま使用できる。たとえばポリアミド、ポリ
フッ化ビニルに代表されるフッ素樹脂、ポリイミド、ポ
リエーテルイミド、ポリエーテルサルフォン、PPS、
ポリエーテルケトンなどの電気絶縁性材料があげられ
る。
【0133】補強層16は太陽電池モジュールに機械的
強度を与え、かつ熱変形を防ぐために設けられるもので
あり、たとえばダル鋼板、カルバニウム鋼板などの鋼
板、各種プラスチック板、FRPなどが使用されてい
る。
強度を与え、かつ熱変形を防ぐために設けられるもので
あり、たとえばダル鋼板、カルバニウム鋼板などの鋼
板、各種プラスチック板、FRPなどが使用されてい
る。
【0134】以上述べたように、太陽電池モジュールの
種々の部分に本発明の官能基を含む含フッ素重合体が利
用できる。
種々の部分に本発明の官能基を含む含フッ素重合体が利
用できる。
【0135】つぎに、本発明の太陽電池用材料を利用し
て構成した太陽電池モジュールの好ましい構成組合わせ
を具体的に示す。なお、かっこ内の数字は図1または図
2における各層を示す符号である。
て構成した太陽電池モジュールの好ましい構成組合わせ
を具体的に示す。なお、かっこ内の数字は図1または図
2における各層を示す符号である。
【0136】i)重合体(II)(反応性ETFE)ま
たは重合体(IV)(反応性VdF共重合体)を成形して
なる表面フィルム(14) ii)ガラス不織布で強化したEVEからなる透明充填剤
層(13) iii)アモルファスシリコンからなる光起電力素子(1
2) iv)ステンレス板からなる裏面充填剤層(15) v)PETフィルムからなる絶縁基板(11) vi)ガルバニウム鋼板からなる補強層(16) で構成された太陽電池モジュールが、生産性が良好でコ
スト的に有利、軽量で可撓性が高く曲げ加工が可能で施
工が容易な点で好ましい。
たは重合体(IV)(反応性VdF共重合体)を成形して
なる表面フィルム(14) ii)ガラス不織布で強化したEVEからなる透明充填剤
層(13) iii)アモルファスシリコンからなる光起電力素子(1
2) iv)ステンレス板からなる裏面充填剤層(15) v)PETフィルムからなる絶縁基板(11) vi)ガルバニウム鋼板からなる補強層(16) で構成された太陽電池モジュールが、生産性が良好でコ
スト的に有利、軽量で可撓性が高く曲げ加工が可能で施
工が容易な点で好ましい。
【0137】i)ETFEまたはVdF系共重合体を
成形してなる表面フィルム(14)ii)重合体(V)(反
応性フッ素ゴム)の架橋物からなる透明充填材層(13) iii)アモルファスシリコンからなる光起電力素子(1
2) iv)SUS板からなる裏面充填剤層(15) v)ガルバニウム鋼板からなる補強層(16) から構成される太陽電池モジュールが、前述のと同様
な理由とそれに加え、耐候性、難燃性の面で好ましい。
成形してなる表面フィルム(14)ii)重合体(V)(反
応性フッ素ゴム)の架橋物からなる透明充填材層(13) iii)アモルファスシリコンからなる光起電力素子(1
2) iv)SUS板からなる裏面充填剤層(15) v)ガルバニウム鋼板からなる補強層(16) から構成される太陽電池モジュールが、前述のと同様
な理由とそれに加え、耐候性、難燃性の面で好ましい。
【0138】i)重合体(I)(反応性PFA、FE
P)を成形してなる表面フィルム(14) ii)ガラス不織布で強化したEVEからなる透明充填剤
層(13) iii)アモルファスシリコンからなる光起電力素子(1
2) iv)ステンレス板からなる裏面充填剤層(15) v)PETフィルムからなる絶縁基板(11) vi)ガルバニウム鋼板からなる補強層(16) で構成された太陽電池モジュールが、防汚性、非粘着性
が特に良好で、軽量で可撓性が高く曲げ加工が可能で施
工が容易な点で好ましい。
P)を成形してなる表面フィルム(14) ii)ガラス不織布で強化したEVEからなる透明充填剤
層(13) iii)アモルファスシリコンからなる光起電力素子(1
2) iv)ステンレス板からなる裏面充填剤層(15) v)PETフィルムからなる絶縁基板(11) vi)ガルバニウム鋼板からなる補強層(16) で構成された太陽電池モジュールが、防汚性、非粘着性
が特に良好で、軽量で可撓性が高く曲げ加工が可能で施
工が容易な点で好ましい。
【0139】i)重合体(I)(反応性PFA、FE
P)を成形してなる表面フィルム(4) ii)多結晶シリコンからなる光起電力素子(2 iii)ガラス製絶縁板(1) から構成される太陽電池モジュールが防汚性、非粘着性
を有しさらに破損防止、飛散防止効果を有し好ましい。
P)を成形してなる表面フィルム(4) ii)多結晶シリコンからなる光起電力素子(2 iii)ガラス製絶縁板(1) から構成される太陽電池モジュールが防汚性、非粘着性
を有しさらに破損防止、飛散防止効果を有し好ましい。
【0140】本発明の太陽電池モジュールは、たとえば
フィルム状の各層の材料および素子を図2に示す順に重
ね、熱ロール法や熱プレス法などの加熱圧着法、高周波
加熱法、マイクロ波加熱法、真空圧着法(真空プレス法
など)、空気圧法などにより各層および素子を圧着する
ことができる。
フィルム状の各層の材料および素子を図2に示す順に重
ね、熱ロール法や熱プレス法などの加熱圧着法、高周波
加熱法、マイクロ波加熱法、真空圧着法(真空プレス法
など)、空気圧法などにより各層および素子を圧着する
ことができる。
【0141】ところで、クリーンエネルギーの供給源と
しての太陽電池に対する期待は大きくなってきている。
太陽電池によりえられる電力量は、太陽電池の面積に比
例するため、大きな電力量をうるためには、広い太陽電
池の設置場所が必要である。そのような設置場所として
住宅の屋根を利用することは、電力消費場所に近接して
いる点でも適している。
しての太陽電池に対する期待は大きくなってきている。
太陽電池によりえられる電力量は、太陽電池の面積に比
例するため、大きな電力量をうるためには、広い太陽電
池の設置場所が必要である。そのような設置場所として
住宅の屋根を利用することは、電力消費場所に近接して
いる点でも適している。
【0142】太陽電池を住宅などの屋根などの建材の上
に設置する最も単純な方法は、屋根瓦上に架台を屋根構
造部材に金具などで固定することによって設置し、この
架台上に複数の太陽電池素子からなるモジュールを設置
する方法である。しかし、このばあいには、架台やモジ
ュールは屋根とは独立の構造物となり、大きな強度を要
求されることになるばかりでなく、架台ならびに太陽電
池モジュールが住宅や建築物の美観を損ねてしまうとい
う問題がある。
に設置する最も単純な方法は、屋根瓦上に架台を屋根構
造部材に金具などで固定することによって設置し、この
架台上に複数の太陽電池素子からなるモジュールを設置
する方法である。しかし、このばあいには、架台やモジ
ュールは屋根とは独立の構造物となり、大きな強度を要
求されることになるばかりでなく、架台ならびに太陽電
池モジュールが住宅や建築物の美観を損ねてしまうとい
う問題がある。
【0143】そこで、これに代わる方法として太陽電池
瓦などのモジュールが一体化された建材の開発が進めら
れている。この太陽電池建材は、基材の上に太陽電池素
子を直接形成する、あるいは基材に太陽電池素子を貼り
つけたり、埋め込んだりすることにより形成される。
瓦などのモジュールが一体化された建材の開発が進めら
れている。この太陽電池建材は、基材の上に太陽電池素
子を直接形成する、あるいは基材に太陽電池素子を貼り
つけたり、埋め込んだりすることにより形成される。
【0144】以上のように、本発明の最大の特徴は、接
着性に優れた含フッ素重合体を用いることにより、透明
性を損なうような種々の添加剤の配合や接着剤の使用を
回避でき、また、特別な処理を施さなくても、優れた接
着性がえられる点にある。接着性を向上させることによ
り、結果として透明性、防汚性、耐候性が向上し、太陽
電池の光電変換効率が向上する。
着性に優れた含フッ素重合体を用いることにより、透明
性を損なうような種々の添加剤の配合や接着剤の使用を
回避でき、また、特別な処理を施さなくても、優れた接
着性がえられる点にある。接着性を向上させることによ
り、結果として透明性、防汚性、耐候性が向上し、太陽
電池の光電変換効率が向上する。
【0145】したがって、本発明の太陽電池モジュール
を直列または並列に多数個配列し、これを建材、たとえ
ば屋板材、防音壁、ビル用壁材、ガラスカーテンウォー
ル、金属カーテンウォールなどの太陽光に曝れる部分に
配設することにより、優れたクリーンな電源とすること
ができる。配列の方法などは常法でよい。
を直列または並列に多数個配列し、これを建材、たとえ
ば屋板材、防音壁、ビル用壁材、ガラスカーテンウォー
ル、金属カーテンウォールなどの太陽光に曝れる部分に
配設することにより、優れたクリーンな電源とすること
ができる。配列の方法などは常法でよい。
【0146】
【実施例】つぎに本発明を合成例、参考例、実施例にも
とづいて説明するが、本発明はこれらのみに限定される
ものではない。
とづいて説明するが、本発明はこれらのみに限定される
ものではない。
【0147】合成例1 (ヒドロキシル基を有するPFAの合成)撹拌機、バル
ブ、圧力ゲージ、温度計を備えた6リットルのガラスラ
イニング製オートクレーブに純水1500mlを入れ、
窒素ガスで充分置換したのち、真空にし、1,2−ジク
ロロ−1,1,2,2−テトラフルオロエタン(R−1
14)1500gを仕込んだ。
ブ、圧力ゲージ、温度計を備えた6リットルのガラスラ
イニング製オートクレーブに純水1500mlを入れ、
窒素ガスで充分置換したのち、真空にし、1,2−ジク
ロロ−1,1,2,2−テトラフルオロエタン(R−1
14)1500gを仕込んだ。
【0148】ついで、パーフルオロ−(1,1,9,9
−テトラハイドロ−2,5−ビストリフルオロメチル−
3,6−ジオキサ−8−ノネノール)(式7)
−テトラハイドロ−2,5−ビストリフルオロメチル−
3,6−ジオキサ−8−ノネノール)(式7)
【0149】
【化7】
【0150】の5.0g、パーフルオロ(プロピルビニ
ルエーテル)(PPVE)130g、メタノール180
gを窒素ガスを用いて圧入し、系内の温度を35℃に保
った。
ルエーテル)(PPVE)130g、メタノール180
gを窒素ガスを用いて圧入し、系内の温度を35℃に保
った。
【0151】撹拌を行ないながらテトラフルオロエチレ
ンガス(TFE)を内圧が8.0kgf/cm2Gとな
るように圧入した。ついで、ジ−n−プロピルパーオキ
シジカーボネートの50%メタノール溶液0.5gを、
窒素を用いて圧入して反応を開始した。
ンガス(TFE)を内圧が8.0kgf/cm2Gとな
るように圧入した。ついで、ジ−n−プロピルパーオキ
シジカーボネートの50%メタノール溶液0.5gを、
窒素を用いて圧入して反応を開始した。
【0152】重合反応の進行に伴って圧力が低下するの
で、7.5kgf/cm2Gまで低下した時点でテトラ
フルオロエチレンガスで8.0kgf/cm2まで再加
圧し、降圧、昇圧を繰り返した。
で、7.5kgf/cm2Gまで低下した時点でテトラ
フルオロエチレンガスで8.0kgf/cm2まで再加
圧し、降圧、昇圧を繰り返した。
【0153】テトラフルオロエチレンの供給を続けなが
ら、重合開始からテトラフルオロエチレンガスが約60
g消費されるごとに、前記のヒドロキシ基を有する含フ
ッ素エチレン性単量体(前記式7で示される化合物)の
2.5gを計9回(計22.5g)圧入して重合を継続
し、重合開始よりテトラフルオロエチレンが約600g
消費された時点で供給を止めオートクレーブを冷却し、
未反応モノマーおよびR−114を放出した。
ら、重合開始からテトラフルオロエチレンガスが約60
g消費されるごとに、前記のヒドロキシ基を有する含フ
ッ素エチレン性単量体(前記式7で示される化合物)の
2.5gを計9回(計22.5g)圧入して重合を継続
し、重合開始よりテトラフルオロエチレンが約600g
消費された時点で供給を止めオートクレーブを冷却し、
未反応モノマーおよびR−114を放出した。
【0154】えられた重合体を水洗、メタノール洗浄を
行なったのち、真空乾燥することにより710gの白色
固体(粉末)をえた。えられた共重合体の組成は19F−
NMR分析、IR分析によりTFE/PPVE/(式7
で示されるヒドロキシ基を有する含フッ素エチレン性単
量体)=97.0/2.0/1.0モル%であった。ま
た、赤外スペクトルは3620〜3400cm-1に−O
Hの特性吸収が観測された。DSC分析によりTm=3
05℃、DTGA分析により分解開始点365℃、1%
熱分解温度Td=375℃であった。高化式フローテス
ターを用いて直径2mm、長さ8mmのノズルを用い、
372℃で予熱5分間、荷重7kgf/cm2でメルト
フローレートを測定したところ32g/10minであ
った。
行なったのち、真空乾燥することにより710gの白色
固体(粉末)をえた。えられた共重合体の組成は19F−
NMR分析、IR分析によりTFE/PPVE/(式7
で示されるヒドロキシ基を有する含フッ素エチレン性単
量体)=97.0/2.0/1.0モル%であった。ま
た、赤外スペクトルは3620〜3400cm-1に−O
Hの特性吸収が観測された。DSC分析によりTm=3
05℃、DTGA分析により分解開始点365℃、1%
熱分解温度Td=375℃であった。高化式フローテス
ターを用いて直径2mm、長さ8mmのノズルを用い、
372℃で予熱5分間、荷重7kgf/cm2でメルト
フローレートを測定したところ32g/10minであ
った。
【0155】えられた白色粉末を2軸押出機(東洋精機
(株)ラボプラストミル)にて350〜370℃で押出
しを行ないペレットを作製した。
(株)ラボプラストミル)にて350〜370℃で押出
しを行ないペレットを作製した。
【0156】合成例2 (ヒドロキシル基を有するPFAの合成)撹拌機、バル
ブ、圧力ゲージ、温度計を備えた6リットルのガラスラ
イニング製オートクレーブに純水1500mlを入れ、
窒素ガスで充分置換したのち、真空にし、1,2−ジク
ロロ−1,1,2,2−テトラフルオロエタン(R−1
14)1500gを仕込んだ。
ブ、圧力ゲージ、温度計を備えた6リットルのガラスラ
イニング製オートクレーブに純水1500mlを入れ、
窒素ガスで充分置換したのち、真空にし、1,2−ジク
ロロ−1,1,2,2−テトラフルオロエタン(R−1
14)1500gを仕込んだ。
【0157】ついで、パーフルオロ−(1,1,9,9
−テトラハイドロ−2,5−ビストリフルオロメチル−
3,6−ジオキサ−8−ノネノール)(式7)の10.
2g、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)(PP
VE)130g、メタノール180gを窒素ガスを用い
て圧入し、系内の温度を35℃に保った。
−テトラハイドロ−2,5−ビストリフルオロメチル−
3,6−ジオキサ−8−ノネノール)(式7)の10.
2g、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)(PP
VE)130g、メタノール180gを窒素ガスを用い
て圧入し、系内の温度を35℃に保った。
【0158】撹拌を行ないながらテトラフルオロエチレ
ンガス(TFE)を内圧が8.0kgf/cm2Gとな
るように圧入した。ついで、ジ−n−プロピルパーオキ
シジカーボネートの50%メタノール溶液0.5gを窒
素を用いて圧入して反応を開始した。
ンガス(TFE)を内圧が8.0kgf/cm2Gとな
るように圧入した。ついで、ジ−n−プロピルパーオキ
シジカーボネートの50%メタノール溶液0.5gを窒
素を用いて圧入して反応を開始した。
【0159】重合反応の進行に伴って圧力が低下するの
で、7.5kgf/cm2Gまで低下した時点でテトラ
フルオロエチレンガスで8.0kgf/cm2まで再加
圧し、降圧、昇圧を繰り返した。
で、7.5kgf/cm2Gまで低下した時点でテトラ
フルオロエチレンガスで8.0kgf/cm2まで再加
圧し、降圧、昇圧を繰り返した。
【0160】テトラフルオロエチレンの供給を続けなが
ら、重合開始からテトラフルオロエチレンガスが約60
g消費されるごとに、前記のヒドロキシ基を有する含フ
ッ素エチレン性単量体(前記式7で示される化合物)の
5.14gを計9回(計46.3g)圧入して重合を継
続し、重合開始よりテトラフルオロエチレンが約600
g消費された時点で供給を止めオートクレーブを冷却
し、未反応モノマーおよびR−114を放出した。
ら、重合開始からテトラフルオロエチレンガスが約60
g消費されるごとに、前記のヒドロキシ基を有する含フ
ッ素エチレン性単量体(前記式7で示される化合物)の
5.14gを計9回(計46.3g)圧入して重合を継
続し、重合開始よりテトラフルオロエチレンが約600
g消費された時点で供給を止めオートクレーブを冷却
し、未反応モノマーおよびR−114を放出した。
【0161】えられた重合体を水洗、メタノール洗浄を
行なったのち、真空乾燥することにより721gの白色
固体(粉末)をえた。えられた共重合体の組成は19F−
NMR分析、IR分析によりTFE/PPVE/(式7
で示されるヒドロキシ基を有する含フッ素エチレン性単
量体)=97.6/2.0/1.8モル%であった。ま
た、赤外スペクトルは3620〜3400cm-1に−O
Hの特性吸収が観測された。DSC分析によりTm=3
11℃、DTGA分析により分解開始温度368℃、1
%熱分解温度Td=362℃であった。高化式フローテ
スターを用いて直径2mm、長さ8mmのノズルを用
い、372℃で予熱5分間、荷重7kgf/cm2でメ
ルトフローレートを測定したところ85g/10min
であった。
行なったのち、真空乾燥することにより721gの白色
固体(粉末)をえた。えられた共重合体の組成は19F−
NMR分析、IR分析によりTFE/PPVE/(式7
で示されるヒドロキシ基を有する含フッ素エチレン性単
量体)=97.6/2.0/1.8モル%であった。ま
た、赤外スペクトルは3620〜3400cm-1に−O
Hの特性吸収が観測された。DSC分析によりTm=3
11℃、DTGA分析により分解開始温度368℃、1
%熱分解温度Td=362℃であった。高化式フローテ
スターを用いて直径2mm、長さ8mmのノズルを用
い、372℃で予熱5分間、荷重7kgf/cm2でメ
ルトフローレートを測定したところ85g/10min
であった。
【0162】えられた白色粉末を2軸押出機(東洋精機
(株)ラボプラストミル)にて350〜370℃で押出
しを行ないペレットを作製した。
(株)ラボプラストミル)にて350〜370℃で押出
しを行ないペレットを作製した。
【0163】合成例3 (官能基を含まないPFAの合成)合成例1において、
パーフルオロ(1,1,9,9−テトラハイドロ−2,
5−ビストリフルオロメチル−3,6−ジオキサ−8−
ノネノール)(式(7)で示される化合物)を用いない
こと、さらにメタノールを240g使用すること以外
は、合成例1と同様にして合成を行ない、官能基を含ま
ないPFA597gをえた。
パーフルオロ(1,1,9,9−テトラハイドロ−2,
5−ビストリフルオロメチル−3,6−ジオキサ−8−
ノネノール)(式(7)で示される化合物)を用いない
こと、さらにメタノールを240g使用すること以外
は、合成例1と同様にして合成を行ない、官能基を含ま
ないPFA597gをえた。
【0164】合成例1と同様にして、えられたPFAを
分析したところ TFE/PPVE=98.2/1.8モル% Tm=310℃ Td=469℃(1%重量減) メルトフローレート=24g/10min であった。
分析したところ TFE/PPVE=98.2/1.8モル% Tm=310℃ Td=469℃(1%重量減) メルトフローレート=24g/10min であった。
【0165】えられた白色粉末を合成例1と同様にて押
出を行ないペレットを作製した。
出を行ないペレットを作製した。
【0166】合成例4 (ヒドロキシル基を有するETFEの合成)撹拌機、バ
ルブ、圧力ゲージ、温度計を備えた6リットルのガラス
ライニング製オートクレーブに純水1500mlを入
れ、窒素ガスで充分置換したのち、真空にし、オクタフ
ルオロシクロブタン(C−318)1500gを仕込ん
だ。
ルブ、圧力ゲージ、温度計を備えた6リットルのガラス
ライニング製オートクレーブに純水1500mlを入
れ、窒素ガスで充分置換したのち、真空にし、オクタフ
ルオロシクロブタン(C−318)1500gを仕込ん
だ。
【0167】ついで、パーフルオロ−(1,1,9,9
−テトラハイドロ−2,5−ビストリフルオロメチル−
3,6−ジオキサ−8−ノネノール)(式7)
−テトラハイドロ−2,5−ビストリフルオロメチル−
3,6−ジオキサ−8−ノネノール)(式7)
【0168】
【化8】
【0169】の2.7g、パーフルオロ(1,1,5−
トリハイドロ−1−ペンテン)5.7gを窒素ガスを用
いて圧入し、系内の温度を35℃に保った。
トリハイドロ−1−ペンテン)5.7gを窒素ガスを用
いて圧入し、系内の温度を35℃に保った。
【0170】撹拌を行ないながら内圧が9.0kgf/
cm2Gとなるようあらかじめ混合してえたテトラフル
オロエチレン/エチレン(97:3モル%)混合ガスを
圧入した。ついで、ジ−n−プロピルパーオキシジカー
ボネートの50%メタノール溶液16gを窒素を用いて
圧入して反応を開始した。
cm2Gとなるようあらかじめ混合してえたテトラフル
オロエチレン/エチレン(97:3モル%)混合ガスを
圧入した。ついで、ジ−n−プロピルパーオキシジカー
ボネートの50%メタノール溶液16gを窒素を用いて
圧入して反応を開始した。
【0171】重合反応の進行に伴って圧力が低下するの
で、8.5kgf/cm2Gまで低下した時点で別にあ
らかじめ混合してえたテトラフルオロエチレン/エチレ
ン(65:35モル%)混合ガスで9.0kgf/cm
2まで再加圧し、降圧、昇圧を繰り返した。
で、8.5kgf/cm2Gまで低下した時点で別にあ
らかじめ混合してえたテトラフルオロエチレン/エチレ
ン(65:35モル%)混合ガスで9.0kgf/cm
2まで再加圧し、降圧、昇圧を繰り返した。
【0172】テトラフルオロエチレン/エチレン(6
5:35モル%)混合ガスの供給を続けながら、重合開
始からテトラフルオロエチレン/エチレン混合ガスが約
22g消費されるごとに、前記のヒドロキシ基を有する
含フッ素エチレン性単量体(前記式7で示される化合
物)の1.0gとパーフルオロ(1,1,5−トリハイ
ドロ−1−ペンテン)の0.9gを計10回圧入して重
合を継続し、重合開始よりテトラフルオロエチレン/エ
チレンが約210g消費された時点で供給を止めオート
クレーブを冷却し、未反応モノマーおよびC−318を
放出した。
5:35モル%)混合ガスの供給を続けながら、重合開
始からテトラフルオロエチレン/エチレン混合ガスが約
22g消費されるごとに、前記のヒドロキシ基を有する
含フッ素エチレン性単量体(前記式7で示される化合
物)の1.0gとパーフルオロ(1,1,5−トリハイ
ドロ−1−ペンテン)の0.9gを計10回圧入して重
合を継続し、重合開始よりテトラフルオロエチレン/エ
チレンが約210g消費された時点で供給を止めオート
クレーブを冷却し、未反応モノマーおよびC−318を
放出した。
【0173】えられた重合体を水洗、メタノール洗浄を
行なったのち、真空乾燥することにより187gの白色
固体(粉末)をえた。えられた共重合体の組成は19F−
NMR分析より、TFE/エチレン/パーフルオロ
(1,1,5−トリハイドロ−1−ペンテン)/(式7
で示されるヒドロキシ基を有する含フッ素エチレン性単
量体)=64.0/33.4/1.8/0.8モル%で
あった。また、赤外スペクトルは3650〜3400c
m-1に−OHの特性吸収が観測された。DSC分析によ
りTm=206℃、DTGA分析により分解開始点29
3℃、1%熱分解温度Td=356℃であった。高化式
フローテスターを用いて直径2mm、長さ8mmのノズ
ルを用い297℃で予熱5分間、荷重5kgf/cm2
でメルトフローレートを測定したところ74g/10m
inであった。
行なったのち、真空乾燥することにより187gの白色
固体(粉末)をえた。えられた共重合体の組成は19F−
NMR分析より、TFE/エチレン/パーフルオロ
(1,1,5−トリハイドロ−1−ペンテン)/(式7
で示されるヒドロキシ基を有する含フッ素エチレン性単
量体)=64.0/33.4/1.8/0.8モル%で
あった。また、赤外スペクトルは3650〜3400c
m-1に−OHの特性吸収が観測された。DSC分析によ
りTm=206℃、DTGA分析により分解開始点29
3℃、1%熱分解温度Td=356℃であった。高化式
フローテスターを用いて直径2mm、長さ8mmのノズ
ルを用い297℃で予熱5分間、荷重5kgf/cm2
でメルトフローレートを測定したところ74g/10m
inであった。
【0174】合成例5 (メチルエステル基を有するETFEの合成)撹拌機、
バルブ、圧力ゲージ、温度計を備えた6リットルのガラ
スライニング製オートクレーブに純水1500mlを入
れ、窒素ガスで充分置換したのち、真空にし、オクタフ
ルオロシクロブタン(C−318)1500gを仕込ん
だ。
バルブ、圧力ゲージ、温度計を備えた6リットルのガラ
スライニング製オートクレーブに純水1500mlを入
れ、窒素ガスで充分置換したのち、真空にし、オクタフ
ルオロシクロブタン(C−318)1500gを仕込ん
だ。
【0175】ついで、パーフルオロ−(9,9−ジハイ
ドロ−2,5−ビストリフルオロメチル−3,6−ジオ
キサ−8−ノネン酸)メチル(式8)
ドロ−2,5−ビストリフルオロメチル−3,6−ジオ
キサ−8−ノネン酸)メチル(式8)
【0176】
【化9】
【0177】の3.1g、パーフルオロ(1,1,5−
トリハイドロ−1−ペンテン)5.7gを窒素ガスを用
いて圧入し、系内の温度を35℃に保った。
トリハイドロ−1−ペンテン)5.7gを窒素ガスを用
いて圧入し、系内の温度を35℃に保った。
【0178】撹拌を行ないながら内圧が9.0kgf/
cm2Gとなるようあらかじめ混合してえたテトラフル
オロエチレン/エチレン(97:3モル%)混合ガスを
圧入した。ついで、ジ−n−プロピルパーオキシジカー
ボネートの50%メタノール溶液16gを窒素を用いて
圧入して反応を開始した。
cm2Gとなるようあらかじめ混合してえたテトラフル
オロエチレン/エチレン(97:3モル%)混合ガスを
圧入した。ついで、ジ−n−プロピルパーオキシジカー
ボネートの50%メタノール溶液16gを窒素を用いて
圧入して反応を開始した。
【0179】重合反応の進行に伴って圧力が低下するの
で、8.5kgf/cm2Gまで低下した時点で別にあ
らかじめ混合してえたテトラフルオロエチレン/エチレ
ン(65:35モル%)混合ガスで9.0kgf/cm
2まで再加圧し、降圧、昇圧を繰り返した。
で、8.5kgf/cm2Gまで低下した時点で別にあ
らかじめ混合してえたテトラフルオロエチレン/エチレ
ン(65:35モル%)混合ガスで9.0kgf/cm
2まで再加圧し、降圧、昇圧を繰り返した。
【0180】テトラフルオロエチレン/エチレン(6
3:35モル%)混合ガスの供給を続けながら、重合開
始からテトラフルオロエチレン/エチレン混合ガスが約
22g消費されるごとに、前記のヒドロキシ基を有する
含フッ素エチレン性単量体(前記式8示される化合物)
の1.0gとパーフルオロ(1,1,5−トリハイドロ
−1−ペンテン)の0.9gを計10回圧入して重合を
継続し、重合開始よりテトラフルオロエチレン/エチレ
ンが約210g消費された時点で供給を止めオートクレ
ーブを冷却し、未反応モノマーおよびC−318を放出
した。
3:35モル%)混合ガスの供給を続けながら、重合開
始からテトラフルオロエチレン/エチレン混合ガスが約
22g消費されるごとに、前記のヒドロキシ基を有する
含フッ素エチレン性単量体(前記式8示される化合物)
の1.0gとパーフルオロ(1,1,5−トリハイドロ
−1−ペンテン)の0.9gを計10回圧入して重合を
継続し、重合開始よりテトラフルオロエチレン/エチレ
ンが約210g消費された時点で供給を止めオートクレ
ーブを冷却し、未反応モノマーおよびC−318を放出
した。
【0181】えられた重合体を水洗、メタノール洗浄を
行なったのち、真空乾燥することにより184gの白色
固体(粉末)をえた。えられた共重合体の組成は19F−
NMR分析より、TFE/エチレン/パーフルオロ
(1,1,5−トリハイドロ−1−ペンテン)/(式8
で示されるメチルエステル基を有する含フッ素エチレン
性単量体)=64.7/33.0/1.5/0.8モル
%であった。また、赤外スペクトルは1790cm-1に
行なったのち、真空乾燥することにより184gの白色
固体(粉末)をえた。えられた共重合体の組成は19F−
NMR分析より、TFE/エチレン/パーフルオロ
(1,1,5−トリハイドロ−1−ペンテン)/(式8
で示されるメチルエステル基を有する含フッ素エチレン
性単量体)=64.7/33.0/1.5/0.8モル
%であった。また、赤外スペクトルは1790cm-1に
【0182】
【化10】
【0183】の特性吸収が観測された。DSC分析によ
りTm=214℃、DTGA分析により分解開始点28
5℃、1%熱分解温度Td=359℃であった。高化式
フローテスターを用いて直径2mm、長さ8mmのノズ
ルを用い297℃で予熱5分間、荷重5kgf/cm2
でメルトフローレートを測定したところ51g/10m
inであった。
りTm=214℃、DTGA分析により分解開始点28
5℃、1%熱分解温度Td=359℃であった。高化式
フローテスターを用いて直径2mm、長さ8mmのノズ
ルを用い297℃で予熱5分間、荷重5kgf/cm2
でメルトフローレートを測定したところ51g/10m
inであった。
【0184】合成例6 (官能基を含まないETFEの合成)合成例4におい
て、パーフルオロ(1,1,9,9−テトラハイドロ−
2,5−ビストリフルオロメチル−3,6−ジオキサ−
8−ノネノール)(式7で示される化合物)を用いない
こと以外は、合成例1と同様にして合成を行ない官能基
を含まないETFEの白色粉末166gをえた。
て、パーフルオロ(1,1,9,9−テトラハイドロ−
2,5−ビストリフルオロメチル−3,6−ジオキサ−
8−ノネノール)(式7で示される化合物)を用いない
こと以外は、合成例1と同様にして合成を行ない官能基
を含まないETFEの白色粉末166gをえた。
【0185】合成例4と同様にしてえられたETFEを
分析したところ TFE/エチレン/パーフルオロ(1,1,5−トリハ
イドロ−1−ペンテン)=64.7/33.5/1.8
モル% Tm=226℃ Td=368℃(1%重量減) メルトフローレート=14g/10min であった。
分析したところ TFE/エチレン/パーフルオロ(1,1,5−トリハ
イドロ−1−ペンテン)=64.7/33.5/1.8
モル% Tm=226℃ Td=368℃(1%重量減) メルトフローレート=14g/10min であった。
【0186】合成例7 (フッ素を有さない官能基含有単量体を用いた含フッ素
重合体の合成)撹拌機、バルブ、圧力ゲージ、温度計を
備えた1リットルのステンレス製オートクレーブに、酢
酸ブチル250g、ピバリン酸ビニル(VPi)36.
4g、フッ素を有さないヒドロキシル基含有単量体とし
て、4−ヒドロキシルブチルビニルエーテル(HBV
E)32.5g、イソプロポキシカルボニルパーオキサ
イド4.0gを仕込み、0℃に氷冷し、窒素ガスで充填
置換したのち真空にし、イソブチレン(IB)47.5
gとテトラフルオロエチレン(TFE)142gを仕込
んだ。
重合体の合成)撹拌機、バルブ、圧力ゲージ、温度計を
備えた1リットルのステンレス製オートクレーブに、酢
酸ブチル250g、ピバリン酸ビニル(VPi)36.
4g、フッ素を有さないヒドロキシル基含有単量体とし
て、4−ヒドロキシルブチルビニルエーテル(HBV
E)32.5g、イソプロポキシカルボニルパーオキサ
イド4.0gを仕込み、0℃に氷冷し、窒素ガスで充填
置換したのち真空にし、イソブチレン(IB)47.5
gとテトラフルオロエチレン(TFE)142gを仕込
んだ。
【0187】撹拌を行いながら40℃に加熱し、30時
間反応させ、反応容器内圧力が2.0kg/cm2以下
に下がった時点で反応を停止した。オートクレーブを冷
却し、未反応のガスモノマーを放出したところ、含フッ
素重合体の酢酸ブチル溶液がえられた。ポリマー濃度は
45%であった。
間反応させ、反応容器内圧力が2.0kg/cm2以下
に下がった時点で反応を停止した。オートクレーブを冷
却し、未反応のガスモノマーを放出したところ、含フッ
素重合体の酢酸ブチル溶液がえられた。ポリマー濃度は
45%であった。
【0188】えられた含フッ素重合体の酢酸ブチル溶液
から、再沈法により含フッ素重合体を取り出し、充分減
圧乾燥させることにより単離した。1H−NMR、19F
−NMR元素分析によりえられた含フッ素重合体を分析
したところ、TFE/IB/VPi/HBVE=44/
34/15/7モルからなる重合体であった。
から、再沈法により含フッ素重合体を取り出し、充分減
圧乾燥させることにより単離した。1H−NMR、19F
−NMR元素分析によりえられた含フッ素重合体を分析
したところ、TFE/IB/VPi/HBVE=44/
34/15/7モルからなる重合体であった。
【0189】参考例1 (ヒドロキシル基を有するPFAの押出によるフィルム
の作製)合成例1でえたペレットを用いて、単軸押出機
(東洋精機(株)ラボプラストミル)にて360℃〜3
80℃、ロール温度120℃で押出を行ない、幅10c
m、厚さ100〜150μmのフィルムをえた。
の作製)合成例1でえたペレットを用いて、単軸押出機
(東洋精機(株)ラボプラストミル)にて360℃〜3
80℃、ロール温度120℃で押出を行ない、幅10c
m、厚さ100〜150μmのフィルムをえた。
【0190】参考例2 (ヒドロキシル基を有するPFAの押出によるフィルム
の作製)合成例2でえたペレットを用いたこと以外は参
考例1と同様にして幅10cm、厚さ100〜150μ
mのフィルムをえた。
の作製)合成例2でえたペレットを用いたこと以外は参
考例1と同様にして幅10cm、厚さ100〜150μ
mのフィルムをえた。
【0191】参考例3 (官能基を含まないPFAの押出によるフィルムの作
製)合成例3でえたペレットを用いたこと以外は参考例
1と同様にして幅10cm、厚さ100〜150μmの
フィルムをえた。
製)合成例3でえたペレットを用いたこと以外は参考例
1と同様にして幅10cm、厚さ100〜150μmの
フィルムをえた。
【0192】参考例4 (ヒドロキシル基を有するETFEのフィルムの作製)
合成例4でえた白色粉末を100mmφの金型に入れ2
70℃に設定したプレス機にセットし予熱を30分間行
なったのち、70kg/cm2で1分間圧縮成形を行な
い、厚さ0.1mmのフィルムをえた。
合成例4でえた白色粉末を100mmφの金型に入れ2
70℃に設定したプレス機にセットし予熱を30分間行
なったのち、70kg/cm2で1分間圧縮成形を行な
い、厚さ0.1mmのフィルムをえた。
【0193】参考例5 (メチルエステル基を有するETFEフィルムの作製)
合成例5でえた白色粉末を用いたこと以外は参考例4と
同様にして厚さ0.1mmのフィルムをえた。
合成例5でえた白色粉末を用いたこと以外は参考例4と
同様にして厚さ0.1mmのフィルムをえた。
【0194】参考例6 (官能基を含まないETFEフィルムの作製)合成例6
でえた白色粉末を用いたこと以外は参考例4と同様にし
て厚さ0.1mmのフィルムをえた。
でえた白色粉末を用いたこと以外は参考例4と同様にし
て厚さ0.1mmのフィルムをえた。
【0195】実施例1〜4 (官能基含有含フッ素重合体フィルムの可視光線透過
性)参考例1、2、4、5でえた官能基を有するPFA
またはETFEフィルムのそれぞれについて、日立分光
光度計V−3410を用いて代表的な可視領域の光線透
過率を測定した。表1に結果を示した。
性)参考例1、2、4、5でえた官能基を有するPFA
またはETFEフィルムのそれぞれについて、日立分光
光度計V−3410を用いて代表的な可視領域の光線透
過率を測定した。表1に結果を示した。
【0196】比較例1、2 (官能基を含まない含フッ素重合体フィルムの可視光線
透過性)参考例1、2、4、5でえたフィルムにかえて
参考例3、6でえた官能基を含まないPFAまたはET
FEフィルムを用いた以外は、実施例1と同様にして代
表的な可視領域の光線透過率を測定した。表1に結果を
示した。
透過性)参考例1、2、4、5でえたフィルムにかえて
参考例3、6でえた官能基を含まないPFAまたはET
FEフィルムを用いた以外は、実施例1と同様にして代
表的な可視領域の光線透過率を測定した。表1に結果を
示した。
【0197】
【表1】
【0198】実施例5〜8 (ヒドロキシル基を有するPFAフィルムと金属との接
着性)金属板として、厚さ0.5mmの脱脂したクロム
処理アルミニウム板、純アルミニウム板、ダル鋼板また
はガルバニウム鋼板を用いて、ヒドロキシル基を有する
PFAフィルム(参考例1のフィルム)との接着性試験
を以下のように行なった。結果を表2に示した。
着性)金属板として、厚さ0.5mmの脱脂したクロム
処理アルミニウム板、純アルミニウム板、ダル鋼板また
はガルバニウム鋼板を用いて、ヒドロキシル基を有する
PFAフィルム(参考例1のフィルム)との接着性試験
を以下のように行なった。結果を表2に示した。
【0199】(剥離試験用の試験片の作製)図3に剥離
試験用の試験片を作製するためにえた積層体の概略斜視
図を示す。図3に示すように、端から幅a(100m
m)の部分に参考例1でえたヒドロキシル基含有含フッ
素フィルムを接着剤23として、また他端から幅b(5
0mm)の部分には厚さ0.1mmのスペーサー(アル
ミ箔)22を2枚の金属板21の間にはさみ、350℃
に設定したプレス機にセットし、予熱(20分間)した
のち、50kg/cm2で1分間加圧した。
試験用の試験片を作製するためにえた積層体の概略斜視
図を示す。図3に示すように、端から幅a(100m
m)の部分に参考例1でえたヒドロキシル基含有含フッ
素フィルムを接着剤23として、また他端から幅b(5
0mm)の部分には厚さ0.1mmのスペーサー(アル
ミ箔)22を2枚の金属板21の間にはさみ、350℃
に設定したプレス機にセットし、予熱(20分間)した
のち、50kg/cm2で1分間加圧した。
【0200】えられた積層体の接着剤23の層の厚さは
いずれも0.1mmであった。さらに積層体を幅c(2
5mm)として切断し、スペーサーをはさんだ金属板2
1の部分をT型に曲げ、剥離試験用の試験片とした。図
4にえられた剥離試験用の試験片の概略斜視図を示す。
いずれも0.1mmであった。さらに積層体を幅c(2
5mm)として切断し、スペーサーをはさんだ金属板2
1の部分をT型に曲げ、剥離試験用の試験片とした。図
4にえられた剥離試験用の試験片の概略斜視図を示す。
【0201】(剥離試験)JIS K6854−197
7のT型剥離試験方法に基づき、オリエンテック(株)
製テンシロン万能試験機を用い、室温下、クロスヘット
スピード50mm/minで測定した。測定は最大剥離
強度(kgf/25mm)と最小剥離強度(kgf/2
5mm)を示した。結果を表2に示す。
7のT型剥離試験方法に基づき、オリエンテック(株)
製テンシロン万能試験機を用い、室温下、クロスヘット
スピード50mm/minで測定した。測定は最大剥離
強度(kgf/25mm)と最小剥離強度(kgf/2
5mm)を示した。結果を表2に示す。
【0202】比較例3〜6 (官能基を含まないPFAと金属との接着性)参考例1
のヒドロキシル基を有するPFAフィルムにかえて参考
例3でえた官能基を含まないPFAフィルムを用いたこ
と以外は実施例5と同様にして試験片の作製および剥離
試験を行なった。結果を表2に示した。
のヒドロキシル基を有するPFAフィルムにかえて参考
例3でえた官能基を含まないPFAフィルムを用いたこ
と以外は実施例5と同様にして試験片の作製および剥離
試験を行なった。結果を表2に示した。
【0203】
【表2】
【0204】実施例9 (ヒドロキシル基を有するPFAとステンレスの接着
性)金属板として、長さ150mm、幅70mm、厚さ
0.5mmの脱脂したSUS304鋼板を用いて以下の
ようにしてラミネート試験板を作製した。参考例4でえ
たヒドロキシル基を含むPFAフィルムと参考例5でえ
た官能基を含まないPFAフィルムを前記SUS板と同
じサイズに切断した。
性)金属板として、長さ150mm、幅70mm、厚さ
0.5mmの脱脂したSUS304鋼板を用いて以下の
ようにしてラミネート試験板を作製した。参考例4でえ
たヒドロキシル基を含むPFAフィルムと参考例5でえ
た官能基を含まないPFAフィルムを前記SUS板と同
じサイズに切断した。
【0205】さらに離型用フィルムとしてポリイミドフ
ィルム(デュポン製カプトン200−H)も同様のサイ
ズに切断した。
ィルム(デュポン製カプトン200−H)も同様のサイ
ズに切断した。
【0206】図5にえられたラミネート試験板の概略断
面図を示す。図5に示すように2枚のSUS板31の間
に、前記のヒドロキシル基含有PFAフィルム32、官
能基を含まないPFAフィルム33、ポリイミドフィル
ム34をはさみ、350℃に設定したプレス機にセット
し、予熱(20分間)したのち、50kg/cm2で1
分間加圧してラミネート試験片をえた。
面図を示す。図5に示すように2枚のSUS板31の間
に、前記のヒドロキシル基含有PFAフィルム32、官
能基を含まないPFAフィルム33、ポリイミドフィル
ム34をはさみ、350℃に設定したプレス機にセット
し、予熱(20分間)したのち、50kg/cm2で1
分間加圧してラミネート試験片をえた。
【0207】冷却後、ポリイミドフィルム34に接する
SUS板31を取り除いたところ、ポリイミドフィルム
34が官能基を含まないPFAフィルム33の界面で自
然剥離した。
SUS板31を取り除いたところ、ポリイミドフィルム
34が官能基を含まないPFAフィルム33の界面で自
然剥離した。
【0208】図6に、その結果えられた3層積層体の概
略断面図を示す。図6に示すようにヒドロキシル基含有
PFAフィルム32を接着層とした、透明性の良好なS
US板31とPFAフィルム33との3層積層体がえら
れた。
略断面図を示す。図6に示すようにヒドロキシル基含有
PFAフィルム32を接着層とした、透明性の良好なS
US板31とPFAフィルム33との3層積層体がえら
れた。
【0209】さらに、えられた3層積層体にカッターナ
イフで素地であるSUS板に達するまで1mm角の基盤
目を100個つくり、基盤目の中央をエリクセン試験機
で5mm押し出した。その結果、フィルム32、33は
全く剥離せず、素地に強固に密着した。PFAフィルム
はSUS板に強固な接着性を示した。
イフで素地であるSUS板に達するまで1mm角の基盤
目を100個つくり、基盤目の中央をエリクセン試験機
で5mm押し出した。その結果、フィルム32、33は
全く剥離せず、素地に強固に密着した。PFAフィルム
はSUS板に強固な接着性を示した。
【0210】比較例7 (官能基を含まないPFAフィルムとステンレスとの接
着性)ヒドロキシル基を有するPFAフィルムを用いな
いこと以外は実施例9と同様にして積層体をえた。図7
にえられた積層体の概略断面図を示す。図7に示すよう
にSUS板31と官能基を含まないPFAフィルム33
との積層体をえた。えられた積層体は見た目では接着し
ているが、容易に剥離させることができた。
着性)ヒドロキシル基を有するPFAフィルムを用いな
いこと以外は実施例9と同様にして積層体をえた。図7
にえられた積層体の概略断面図を示す。図7に示すよう
にSUS板31と官能基を含まないPFAフィルム33
との積層体をえた。えられた積層体は見た目では接着し
ているが、容易に剥離させることができた。
【0211】さらに、実施例9と同様にエリクセン試験
を行った。基盤目100個中60個において、切り目を
中心に剥離した。
を行った。基盤目100個中60個において、切り目を
中心に剥離した。
【0212】実施例10 (ヒドロキシル基を有するPFAとガラスとの接着性)
ガラス板として30×20×5mmのパイレックスガラ
スを用いて、参考例1でえたヒドロキシル基を有するP
FAとの接着性試験を以下のように行なった。
ガラス板として30×20×5mmのパイレックスガラ
スを用いて、参考例1でえたヒドロキシル基を有するP
FAとの接着性試験を以下のように行なった。
【0213】(引張剪断試験用の試験片の作製)図8に
引張剪断試験用の試験片の概略斜視図を示す。図8に示
すように参考例1でえたヒドロキシル基を有するPFA
フィルム(幅dが20mm、長さeが10mm、厚さf
が0.1mm)を接着剤35としてパイレックスガラス
板36の間にはさみ、3kgの荷重をのせ、電気炉のな
かで350℃、30分間放置し、試験片をえた。接着剤
35の層の膜厚は、スペーサーにより0.1mmに調整
した。
引張剪断試験用の試験片の概略斜視図を示す。図8に示
すように参考例1でえたヒドロキシル基を有するPFA
フィルム(幅dが20mm、長さeが10mm、厚さf
が0.1mm)を接着剤35としてパイレックスガラス
板36の間にはさみ、3kgの荷重をのせ、電気炉のな
かで350℃、30分間放置し、試験片をえた。接着剤
35の層の膜厚は、スペーサーにより0.1mmに調整
した。
【0214】(接着強度)引張剪断法により接着強度を
測定した。図9に接着強度の測定に用いた装置を説明す
るための概略説明図を示す。図9に示すように試験片3
7の形状にあわせた試験用治具38をオリエンテック
(株)性テンシロン万能試験機39にセットし、クロス
ヘッドスピード20mm/minで引張剪断試験を行な
った。測定は最大接着強度(kgf/cm2)を示し
た。
測定した。図9に接着強度の測定に用いた装置を説明す
るための概略説明図を示す。図9に示すように試験片3
7の形状にあわせた試験用治具38をオリエンテック
(株)性テンシロン万能試験機39にセットし、クロス
ヘッドスピード20mm/minで引張剪断試験を行な
った。測定は最大接着強度(kgf/cm2)を示し
た。
【0215】(耐温水試験)上記と同様に作製した試験
片を50℃の温水に72時間浸漬し、外観および接着強
度を観察した。
片を50℃の温水に72時間浸漬し、外観および接着強
度を観察した。
【0216】(耐メタノール試験)上記試験片を室温で
メタノールに72時間浸漬させ接着性の外観を観察し
た。
メタノールに72時間浸漬させ接着性の外観を観察し
た。
【0217】これらの結果を表3に示す。
【0218】比較例8 (官能基を含まないPFAとガラスとの接着性試験)参
考例1のヒドロキシル基を有するPFAフィルムにかえ
て参考例3でえた官能基を含まないPFAフィルムを用
いたこと以外は実施例10と同様にして試験片の作製お
よび各種試験を行なった。結果を表3に示す。
考例1のヒドロキシル基を有するPFAフィルムにかえ
て参考例3でえた官能基を含まないPFAフィルムを用
いたこと以外は実施例10と同様にして試験片の作製お
よび各種試験を行なった。結果を表3に示す。
【0219】
【表3】
【0220】実施例11 (ヒドロキシル基含有PFAフィルムとガラスとの接着
耐久性) (接着耐久性試験用積層体の作製)図10に接着耐久性
試験用積層体をうるために作製したラミネート試験板の
概略断面図を示す。図10に示すように長さ150m
m、幅70mmのガラス板40の中央に長さ120m
m、幅40mmに切断した参考例2でえたヒドロキシル
基を有するPFAフィルム32をのせ、その上に同じ大
きさの官能基を有さないPFAフィルム33(参考例3
のフィルム)およびポリイミドフィルム34(実施例9
と同じもの)を重ね、さらに上記ガラス板40と同じ大
きさのアルミニウム板41を重ね、350℃に設定した
プレス機にセットし、予熱(20分)したのち、約20
kg/cm2で1分間加圧してラミネート試験板をえ
た。冷却後アルミニウム板41およびポリイミドフィル
ム34を取り除いて接着耐久性試験用積層体をえた。
耐久性) (接着耐久性試験用積層体の作製)図10に接着耐久性
試験用積層体をうるために作製したラミネート試験板の
概略断面図を示す。図10に示すように長さ150m
m、幅70mmのガラス板40の中央に長さ120m
m、幅40mmに切断した参考例2でえたヒドロキシル
基を有するPFAフィルム32をのせ、その上に同じ大
きさの官能基を有さないPFAフィルム33(参考例3
のフィルム)およびポリイミドフィルム34(実施例9
と同じもの)を重ね、さらに上記ガラス板40と同じ大
きさのアルミニウム板41を重ね、350℃に設定した
プレス機にセットし、予熱(20分)したのち、約20
kg/cm2で1分間加圧してラミネート試験板をえ
た。冷却後アルミニウム板41およびポリイミドフィル
ム34を取り除いて接着耐久性試験用積層体をえた。
【0221】図11にえられた接着耐久性試験用積層体
の概略断面図を示す。
の概略断面図を示す。
【0222】(耐候性試験)上記のヒドロキシル基含有
PFAフィルム32を接着層にして官能基を有さないP
FAフィルム33をガラス板40に積層した積層体をア
イスーパーUVテスター(岩崎電機(株)製)に投入
し、促進耐候性試験を行なった。外観変化のないものを
○とした。
PFAフィルム32を接着層にして官能基を有さないP
FAフィルム33をガラス板40に積層した積層体をア
イスーパーUVテスター(岩崎電機(株)製)に投入
し、促進耐候性試験を行なった。外観変化のないものを
○とした。
【0223】(耐熱性試験)上記積層体を150℃の雰
囲気中に12時間放置した。外観上変化のないものを○
とした。
囲気中に12時間放置した。外観上変化のないものを○
とした。
【0224】(温湿度サイクル)−40℃/1時間、8
5℃/85%RH/4時間の温湿度サイクル試験を20
サイクル行なった。外観上変化のないものを○とした。
5℃/85%RH/4時間の温湿度サイクル試験を20
サイクル行なった。外観上変化のないものを○とした。
【0225】以上の各種試験結果を表4に示す。
【0226】比較例9 (官能基を含まないPFAフィルムとガラスとの接着耐
久性)ヒドロキシル基含有PFAフィルムにかえて、参
考例3でえた官能基をもたないPFAフィルムを用いた
以外は、実施例11と同様にして、試験用積層体を作製
して耐久性試験を行なった。結果を表4に示す。
久性)ヒドロキシル基含有PFAフィルムにかえて、参
考例3でえた官能基をもたないPFAフィルムを用いた
以外は、実施例11と同様にして、試験用積層体を作製
して耐久性試験を行なった。結果を表4に示す。
【0227】比較例10 (表面処理FEP/EVAフィルム/ガラス積層体の接
着耐久性)ヒドロキシル基含有PFAフィルムにかえて
EVAフィルム(住友化学工業(株)製、ボンドファー
スト7B、厚さ200μm)を接着層として、官能基を
含まないPFAフィルムにかえてFEPの片面表面処理
フィルム(ダイキン工業(株)製、ネオフロンFEPフ
ィルム NF−0100B1)を、表面処理面をEVA
フィルム層に接触させて重ね、180℃の温度でプレス
接着させた以外は実施例11と同様にして、表面処理F
EP/EVA/ガラスの積層体をえた。これを用い実施
例11と同様の耐久性試験を行なった。結果を表4に示
す。
着耐久性)ヒドロキシル基含有PFAフィルムにかえて
EVAフィルム(住友化学工業(株)製、ボンドファー
スト7B、厚さ200μm)を接着層として、官能基を
含まないPFAフィルムにかえてFEPの片面表面処理
フィルム(ダイキン工業(株)製、ネオフロンFEPフ
ィルム NF−0100B1)を、表面処理面をEVA
フィルム層に接触させて重ね、180℃の温度でプレス
接着させた以外は実施例11と同様にして、表面処理F
EP/EVA/ガラスの積層体をえた。これを用い実施
例11と同様の耐久性試験を行なった。結果を表4に示
す。
【0228】
【表4】
【0229】実施例12 (ヒドロキシル基含有PFAフィルムとポリイミドフィ
ルムの接着性)図12に、接着性試験(T型剥離試験)
に用いる積層体をうるために作製したラミネート試験板
の概略断面図を示す。図12に示すように参考例1でえ
たヒドロキシル基含有PFAフィルム32、参考例3で
えた官能基を含まないPFAフィルム33およびポリイ
ミドフィルム34(実施例9と同じもの)を実施例7と
同様の大きさに切断し、2枚のSUS板31の間にはさ
み、実施例9と同様にしてプレス機で加熱してラミネー
ト試験板をえた。冷却後SUS板31をはがして積層体
をえた。図13にえられた積層体の概略断面図を示す。
さらに積層体を幅25mmに切断した。
ルムの接着性)図12に、接着性試験(T型剥離試験)
に用いる積層体をうるために作製したラミネート試験板
の概略断面図を示す。図12に示すように参考例1でえ
たヒドロキシル基含有PFAフィルム32、参考例3で
えた官能基を含まないPFAフィルム33およびポリイ
ミドフィルム34(実施例9と同じもの)を実施例7と
同様の大きさに切断し、2枚のSUS板31の間にはさ
み、実施例9と同様にしてプレス機で加熱してラミネー
ト試験板をえた。冷却後SUS板31をはがして積層体
をえた。図13にえられた積層体の概略断面図を示す。
さらに積層体を幅25mmに切断した。
【0230】図14に、T型剥離試験に供する積層体の
概略断面図を示す。図14に示すように、ポリイミドフ
ィルム34とヒドロキシル基含有PFAフィルム32の
界面を一部はがし、図14に示す矢印の方向で、実施例
5と同様にT型剥離試験を行なったところ、面積法によ
る平均剥離荷重で4.0kgf/25mmの接着性を示
した。
概略断面図を示す。図14に示すように、ポリイミドフ
ィルム34とヒドロキシル基含有PFAフィルム32の
界面を一部はがし、図14に示す矢印の方向で、実施例
5と同様にT型剥離試験を行なったところ、面積法によ
る平均剥離荷重で4.0kgf/25mmの接着性を示
した。
【0231】比較例11 (官能基を含まないPFAフィルムとポリイミドフィル
ムとの接着性)図15に、T型剥離試験に供する積層体
の概略断面図を示す。図15に示すように、実施例12
でえた幅25mmの積層体のポリイミドフィルム34と
官能基を含まないPFAフィルム33の界面を一部はが
し、図15に示す矢印の方向で実施例12と同様にT型
剥離試験を行なったが、接着力を示さなかった。
ムとの接着性)図15に、T型剥離試験に供する積層体
の概略断面図を示す。図15に示すように、実施例12
でえた幅25mmの積層体のポリイミドフィルム34と
官能基を含まないPFAフィルム33の界面を一部はが
し、図15に示す矢印の方向で実施例12と同様にT型
剥離試験を行なったが、接着力を示さなかった。
【0232】実施例13 (ヒドロキシル基含有PFAフィルムと多結晶シリコン
の接着性)図16に、接着性試験用積層体をうるために
作製したラミネート試験板の概略断面図を示す。図16
に示すように、長さ75mm、幅35mmの多結晶シリ
コン板42をその背面側に該多結晶シリコン板42と同
じ大きさに切断したヒドロキシル基含有PFAフィルム
32(参考例1でえたもの)を間に介してガラス板40
上にのせた。つぎにその多結晶シリコン板42の表面側
に上記と同じ大きさに切断したヒドロキシル基含有PF
Aフィルム32(参考例1でえたもの)、官能基を含ま
ないPFAフィルム33(参考例3でえたもの)、ポリ
イミドフィルム34(実施例9と同じもの)およびガラ
ス板40を重ね、ガラス板40上に1.5kgの荷重を
かけ350℃、20分間加熱してラミネート試験板をえ
た。冷却後、最表面のガラス板40を取り除き、ポリイ
ミドフィルム34をはがして積層体をえた。図17にえ
られた積層体の概略断面図を示す。図17に示すように
ヒドロキシル基含有PFAフィルム32を接着層とし、
ガラス板40に多結晶シリコン板42およびその表面に
設けたPFAフィルム33が透明性に優れ、強固に接着
した積層体をえた。
の接着性)図16に、接着性試験用積層体をうるために
作製したラミネート試験板の概略断面図を示す。図16
に示すように、長さ75mm、幅35mmの多結晶シリ
コン板42をその背面側に該多結晶シリコン板42と同
じ大きさに切断したヒドロキシル基含有PFAフィルム
32(参考例1でえたもの)を間に介してガラス板40
上にのせた。つぎにその多結晶シリコン板42の表面側
に上記と同じ大きさに切断したヒドロキシル基含有PF
Aフィルム32(参考例1でえたもの)、官能基を含ま
ないPFAフィルム33(参考例3でえたもの)、ポリ
イミドフィルム34(実施例9と同じもの)およびガラ
ス板40を重ね、ガラス板40上に1.5kgの荷重を
かけ350℃、20分間加熱してラミネート試験板をえ
た。冷却後、最表面のガラス板40を取り除き、ポリイ
ミドフィルム34をはがして積層体をえた。図17にえ
られた積層体の概略断面図を示す。図17に示すように
ヒドロキシル基含有PFAフィルム32を接着層とし、
ガラス板40に多結晶シリコン板42およびその表面に
設けたPFAフィルム33が透明性に優れ、強固に接着
した積層体をえた。
【0233】(接着強度の測定)図18に接着強度の測
定に供する前記積層体の概略断面図を示す。図18に示
すように、前記積層体の多結晶シリコン板42の表面に
接着させたフィルム33および32に幅10mmの間隔
でカッターで短冊状に切れ目を入れ各短冊状のフィルム
の一方の端をめくり、基板に対して90°の角度で引っ
ぱり、多結晶シリコン板42とその上の表面フィルム3
3および32との剥離強度を測定したところ、5.6k
gf/10mmであった。
定に供する前記積層体の概略断面図を示す。図18に示
すように、前記積層体の多結晶シリコン板42の表面に
接着させたフィルム33および32に幅10mmの間隔
でカッターで短冊状に切れ目を入れ各短冊状のフィルム
の一方の端をめくり、基板に対して90°の角度で引っ
ぱり、多結晶シリコン板42とその上の表面フィルム3
3および32との剥離強度を測定したところ、5.6k
gf/10mmであった。
【0234】比較例12 (官能基を含まないPFAフィルムと多結晶シリコン板
の接着性)ヒドロキシル基含有PFAフィルム(参考例
1でえたもの)にかえて官能基をもたないPFAフィル
ム(参考例3でえたもの)を用いた以外は、実施例13
と同様にして、多結晶シリコン板を含む積層体をえた。
の接着性)ヒドロキシル基含有PFAフィルム(参考例
1でえたもの)にかえて官能基をもたないPFAフィル
ム(参考例3でえたもの)を用いた以外は、実施例13
と同様にして、多結晶シリコン板を含む積層体をえた。
【0235】図19にえられた積層体の概略断面図を示
す。実施例13と同様にして多結晶シリコン板42と表
面フィルム33との剥離強度を測定したところ1.8k
gf/10mmであった。
す。実施例13と同様にして多結晶シリコン板42と表
面フィルム33との剥離強度を測定したところ1.8k
gf/10mmであった。
【0236】実施例14 (ヒドロキシル基含有PFAフィルムと多結晶シリコン
板との積層体の耐久性) (耐久性試験用サンプルの作製)実施例13と同様にし
て表面フィルムにカッターで10mm間隔の基材まで達
する切り目を入れ積層体をえ、耐久性試験用サンプルと
した。
板との積層体の耐久性) (耐久性試験用サンプルの作製)実施例13と同様にし
て表面フィルムにカッターで10mm間隔の基材まで達
する切り目を入れ積層体をえ、耐久性試験用サンプルと
した。
【0237】(耐熱水性試験)前記耐久性試験用サンプ
ルを60℃の温水に24時間浸漬した。
ルを60℃の温水に24時間浸漬した。
【0238】(メタノール浸漬試験)前記耐久性試験用
サンプルを室温にてメタノールに72時間浸漬させた。
サンプルを室温にてメタノールに72時間浸漬させた。
【0239】(耐塩酸試験)前記耐久性試験用サンプル
を室温にて10%塩酸水に24時間浸漬させた。
を室温にて10%塩酸水に24時間浸漬させた。
【0240】各々の試験結果を表5に示す。
【0241】比較例13 (官能基を含まないPFAフィルムと多結晶シリコン板
との積層体の耐久性)ヒドロキシル基を有するPFAに
かえて官能基を含まないPFAを用いた以外は実施例1
4と同様にして試験用サンプルの作製および耐久性試験
を行なった。結果を表5に示す。
との積層体の耐久性)ヒドロキシル基を有するPFAに
かえて官能基を含まないPFAを用いた以外は実施例1
4と同様にして試験用サンプルの作製および耐久性試験
を行なった。結果を表5に示す。
【0242】
【表5】
【0243】比較例14 (フッ素を有さない官能基含有単量体を用いた含フッ素
重合体の耐熱性)合成例7でえられた含フッ素共重合体
の熱分解温度をTGA分析により測定したところ1%熱
分解温度で220℃であった。合成例7でえたようなフ
ッ素を有さない官能基含有単量体を用いた含フッ素共重
合体は耐熱性が低いことがわかった。さらに、合成例7
でえられた含フッ素重合体を酢酸ブチルに10重量%の
濃度に溶解させた。
重合体の耐熱性)合成例7でえられた含フッ素共重合体
の熱分解温度をTGA分析により測定したところ1%熱
分解温度で220℃であった。合成例7でえたようなフ
ッ素を有さない官能基含有単量体を用いた含フッ素共重
合体は耐熱性が低いことがわかった。さらに、合成例7
でえられた含フッ素重合体を酢酸ブチルに10重量%の
濃度に溶解させた。
【0244】図20にえられたラミネート試験板の概略
断面図を示す。実施例5と同じ前処理を行なったアルミ
ニウム板41に上記合成例7の含フッ素重合体の酢酸ブ
チル溶液をエアスプレーで膜厚が約10μmとなるよう
に塗装し90℃で10分間赤外乾燥した。
断面図を示す。実施例5と同じ前処理を行なったアルミ
ニウム板41に上記合成例7の含フッ素重合体の酢酸ブ
チル溶液をエアスプレーで膜厚が約10μmとなるよう
に塗装し90℃で10分間赤外乾燥した。
【0245】塗装した面の上に参考例6でえた官能基を
含まないETFEフィルム43、離型用のポリイミドフ
ィルム34(実施例9と同じ)、アルミニウム板41を
順に重ね、270℃に設定したプレス機にセットし予熱
30分間行なったのち70kgf/cm2で1分間加
熱、加圧してラミネート試験板をえた。
含まないETFEフィルム43、離型用のポリイミドフ
ィルム34(実施例9と同じ)、アルミニウム板41を
順に重ね、270℃に設定したプレス機にセットし予熱
30分間行なったのち70kgf/cm2で1分間加
熱、加圧してラミネート試験板をえた。
【0246】冷却後ポリイミドフィルム34に接するア
ルミニウム板41、およびポリイミドフィルム34を取
り除いた。
ルミニウム板41、およびポリイミドフィルム34を取
り除いた。
【0247】えられた積層体は、黄褐色に着色し、PF
Aフィルム43とアルミニウム板41の間で発泡や剥離
なども生じ、均一で透明な積層体はえられなかった。
Aフィルム43とアルミニウム板41の間で発泡や剥離
なども生じ、均一で透明な積層体はえられなかった。
【0248】
【発明の効果】本発明によれば、複雑な工程を必要とす
ることなく、接着性に優れた含フッ素重合体からなる太
陽電池用材料をうることができる。また、本発明によれ
ば、当該太陽電池用材料を用いることにより、透明性、
防汚性、耐候性に優れた太陽電池モジュールをうること
ができる。
ることなく、接着性に優れた含フッ素重合体からなる太
陽電池用材料をうることができる。また、本発明によれ
ば、当該太陽電池用材料を用いることにより、透明性、
防汚性、耐候性に優れた太陽電池モジュールをうること
ができる。
【図1】太陽電池モジュールの基本構造を示す概略断面
図である。
図である。
【図2】太陽電池モジュールの他の基本構造を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の実施例における剥離試験に供する試験
片をうるために作製した積層体の概略斜視図である。
片をうるために作製した積層体の概略斜視図である。
【図4】本発明の実施例における剥離試験に供する試験
片の概略斜視図である。
片の概略斜視図である。
【図5】本発明の実施例9において3層積層体をうるた
めに作製したラミネート試験板の概略断面図である。
めに作製したラミネート試験板の概略断面図である。
【図6】本発明の実施例9においてえた3層積層体の概
略断面図である。
略断面図である。
【図7】本発明の比較例7においてえた3層積層体の概
略断面図である。
略断面図である。
【図8】本発明の実施例10においてえた引張剪断試験
用試験片の概略断面図である。
用試験片の概略断面図である。
【図9】本発明の実施例10において引張剪断法による
接着強度の測定に用いた装置の概略説明図である。
接着強度の測定に用いた装置の概略説明図である。
【図10】本発明の実施例11において接着耐久性試験
用積層体をうるために作製したラミネート試験板の概略
断面図である。
用積層体をうるために作製したラミネート試験板の概略
断面図である。
【図11】本発明の実施例11においてえた接着耐久性
試験用積層体の概略断面図である。
試験用積層体の概略断面図である。
【図12】本発明の実施例12において接着性試験(T
型剥離試験)に用いる積層体をうるために作製したラミ
ネート試験板の概略断面図である。
型剥離試験)に用いる積層体をうるために作製したラミ
ネート試験板の概略断面図である。
【図13】本発明の実施例12においてえた接着性試験
(T型剥離試験)に用いる積層体の概略断面図である。
(T型剥離試験)に用いる積層体の概略断面図である。
【図14】本発明の実施例12においてT型剥離試験に
供する積層体の概略断面図である。
供する積層体の概略断面図である。
【図15】本発明の比較例11においてT型剥離試験に
供する積層体の概略断面図である。
供する積層体の概略断面図である。
【図16】本発明の実施例13において接着性試験用積
層体をうるために作製したラミネート試験板の概略断面
図である。
層体をうるために作製したラミネート試験板の概略断面
図である。
【図17】本発明の実施例13においてえた接着性試験
用積層体の概略断面図である。
用積層体の概略断面図である。
【図18】本発明の実施例13において接着強度の測定
に供する積層体の概略断面図である。
に供する積層体の概略断面図である。
【図19】本発明の比較例19においてえた積層体の概
略断面図である。
略断面図である。
【図20】本発明の比較例14においてえたラミネート
試験板の概略断面図である。
試験板の概略断面図である。
1、11 絶縁基板 2、12 光起電力素子 3、13 透明充填材層 4、14 表面フィルム 15 裏面充填材層 16 補強層 21 金属板 22 スペーサー 23、35 接着剤 31 SUS板 32 ヒドロキシル基含有PFAフィルム 33 官能基を含まないPFAフィルム 34 ポリイミドフィルム 36 パイレックスガラス板 37 試験片 38 試験用治具 39 試験機 40 ガラス板 41 アルミニウム板 42 多結晶シリコン板 43 フッ素を含まない官能基含有単量体を用いた含フ
ッ素重合体の被膜
ッ素重合体の被膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久米川 昌浩 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 岡 憲俊 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 実政 久人 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 清水 哲男 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内
Claims (25)
- 【請求項1】 (a)ヒドロキシル基、カルボキシル
基、カルボン酸塩、カルボキシエステル基およびエポキ
シ基よりなる群から選ばれた少なくとも1種の官能基を
有する官能基含有含フッ素エチレン性単量体の少なくと
も1種の単量体0.05〜30モル%と(b)前記の官
能基を有さない含フッ素エチレン性単量体の少なくとも
1種の単量体70〜99.95モル%とを共重合してな
る官能基含有含フッ素エチレン性重合体からなる太陽電
池用材料。 - 【請求項2】 前記官能基含有含フッ素エチレン性単量
体(a)が式(1): CX2=CX1−Rf−Y (1) (式中、Yは−CH2OH、−COOH、カルボン酸
塩、カルボキシエステル基またはエポキシ基、Xおよび
X1は同じかまたは異なり水素原子またはフッ素原子、
Rfは炭素数1〜40の2価の含フッ素アルキレン基、
炭素数1〜40の含フッ素オキシアルキレン基、炭素数
1〜40のエーテル基を含む含フッ素アルキレン基また
は炭素数1〜40のエーテル結合を含む含フッ素オキシ
アルキレン基を表す)で示される少なくとも1種の官能
基含有含フッ素エチレン性単量体である官能基含有含フ
ッ素エチレン性重合体からなる請求項1記載の太陽電池
用材料。 - 【請求項3】 前記官能基を有さない含フッ素エチレン
性単量体(b)が、テトラフルオロエチレン85〜9
9.7モル%と式(2): CF2=CF−Rf 1 (2) (式中、Rf 1はCF3またはORf 2(Rf 2は炭素数1〜
5のパーフルオロアルキル基)で示される単量体0.3
〜15モル%との混合単量体である官能基含有含フッ素
エチレン性重合体からなる請求項1または2記載の太陽
電池用材料。 - 【請求項4】 前記官能基を有さない含フッ素エチレン
性単量体(b)が、テトラフルオロエチレン40〜80
モル%とエチレン20〜60モル%とその他の共重合可
能な単量体0〜15モル%との混合単量体である官能基
含有含フッ素エチレン性重合体からなる請求項1または
2記載の太陽電池用材料。 - 【請求項5】 前記官能基を有さない含フッ素エチレン
性単量体(b)が、フッ化ビニリデンである官能基含有
含フッ素エチレン性重合体からなる請求項1または2記
載の太陽電池用材料。 - 【請求項6】 単量体の全量に対して0.01〜30モ
ル%の前記官能基含有含フッ素エチレン性単量体(a)
と、該単量体(a)を除く単量体の全量に対してフッ化
ビニリデン70〜99モル%、テトラフルオロエチレン
1〜30モル%の混合単量体、前記単量体(a)を除く
単量体の全量に対してフッ化ビニリデン50〜99モル
%、テトラフルオロエチレン0〜30モル%、クロロト
リフルオロエチレン1〜20モル%の混合単量体、また
は前記単量体(a)を除く単量体の全量に対してフッ化
ビニリデン60〜99モル%、テトラフルオロエチレン
0〜30モル%、ヘキサフルオロプロピレン1〜10モ
ル%の混合単量体とを共重合させてなる官能基含有含フ
ッ素エチレン性重合体からなる請求項1または2記載の
太陽電池用材料。 - 【請求項7】 前記官能基を有さない含フッ素エチレン
性単量体(b)が、フッ化ビニリデン40〜90モル
%、テトラフルオロエチレン0〜30モル%、ヘキサフ
ルオロプロペン10〜50モル%の混合単量体、テトラ
フルオロエチレン40〜70モル%、プロピレン30〜
60モル%、これらと共重合可能なその他の単量体0〜
20モル%の混合単量体、またはテトラフルオロエチレ
ン40〜85モル%、パーフルオロビニルエーテル類1
5〜60モル%の混合単量体である官能基含有含フッ素
エチレン性重合体からなる請求項1または2記載の太陽
電池用材料。 - 【請求項8】 フィルムの形態を有する請求項1〜6の
いずれかに記載の官能基含有含フッ素エチレン性重合体
からなる太陽電池用材料。 - 【請求項9】 請求項1〜6のいずれかに記載の太陽電
池用材料を用いてなる太陽電池用表面材料。 - 【請求項10】 請求項1〜6のいずれかに記載の太陽
電池用材料を用いてなる表面フィルム。 - 【請求項11】 請求項1、2または7のいずれかに記
載の太陽電池用材料を用いてなる太陽電池用透明充填材
層用材料。 - 【請求項12】 請求項1、2または7のいずれかに記
載の太陽電池用材料を用いてなる太陽電池用シール材
料。 - 【請求項13】 光起電力素子の光入射側に配設されて
いる1または2以上の被覆材の少なくとも1つが請求項
1〜7のいずれかに記載の材料で形成されてなる太陽電
池モジュール。 - 【請求項14】 前記被覆材が表面フィルムおよび透明
充填材層を含んでなり、該表面フィルムまたは透明充填
材層の少なくとも一方が請求項1記載の材料で形成され
てなる請求項13記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項15】 前記表面フィルムが請求項1〜6のい
ずれかに記載の材料で形成されてなる請求項14記載の
太陽電池モジュール。 - 【請求項16】 前記透明充填材層が透明な有機樹脂で
形成されてなる請求項14または15記載の太陽電池モ
ジュール。 - 【請求項17】 前記有機樹脂が請求項7記載の材料で
ある請求項16記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項18】 前記有機樹脂がエチレン−酢酸ビニル
共重合体である請求項16記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項19】 前記透明充填材層がガラス系材料を含
んでいる請求項14〜18のいずれかに記載の太陽電池
モジュール。 - 【請求項20】 前記光起電力素子が半導体光活性層ま
たは化合物半導体層を含んでなる請求項13〜19のい
ずれかに記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項21】 前記半導体光活性層がシリコン系半導
体層である請求項20記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項22】 前記シリコン系半導体層がアモルファ
スシリコン半導体層、単結晶アモルファスシリコン半導
体層または多結晶アモルファスシリコン半導体層である
請求項21記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項23】 請求項13〜22記載の太陽電池モジ
ュールが、太陽光に曝されるように配設されてなる建
材。 - 【請求項24】 請求項13〜22の太陽電池モジュー
ルが、太陽光に曝されるように配置されてなる屋根材。 - 【請求項25】 請求項13〜22記載の太陽電池モジ
ュールが、太陽光に曝されるように配設されてなる防音
壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9059599A JPH10256580A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 太陽電池用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9059599A JPH10256580A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 太陽電池用材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10256580A true JPH10256580A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13117886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9059599A Pending JPH10256580A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 太陽電池用材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10256580A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002194164A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Daikin Ind Ltd | 低誘電性の絶縁膜及びこれを使用した集積回路構造体 |
| US6747203B2 (en) | 2001-07-13 | 2004-06-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Photovoltaic module |
| WO2004075333A1 (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-02 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | 光電変換素子用シール剤及びこれを用いた光電変換素子 |
| EP1904300A1 (de) | 2005-07-21 | 2008-04-02 | Isovolta Ag | Verfahren zur herstellung witterungsbeständiger laminate für die einkapselung von solarzellensystemen |
| EP1976955A2 (en) * | 2005-12-30 | 2008-10-08 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Fluoropolymer coating compositions containing adhesive polymers and substrate coating process |
| EP1976954A2 (en) * | 2005-12-30 | 2008-10-08 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Fluoropolymer coated films useful for photovoltaic modules |
| JP2009179810A (ja) * | 2009-05-20 | 2009-08-13 | Bridgestone Corp | 一対の太陽電池用封止膜 |
| KR20100021600A (ko) * | 2007-06-15 | 2010-02-25 | 알케마 인코포레이티드 | 폴리비닐리덴 플루오라이드 배면시트를 구비한 태양광 모듈 |
| JP2011504300A (ja) * | 2007-11-21 | 2011-02-03 | アーケマ・インコーポレイテッド | Pvdfベースの可撓性グレージングフィルムを使用する光電池モジュール |
| US8025928B2 (en) | 2007-04-23 | 2011-09-27 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for forming fluoropolymer coated film |
| CN102544149A (zh) * | 2005-11-30 | 2012-07-04 | 大金工业株式会社 | 太阳能电池以及太阳能电池的保护罩用层积膜 |
| JP2013030734A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-02-07 | Mitsubishi Chemicals Corp | 太陽電池モジュール |
| US8460787B2 (en) | 2006-11-08 | 2013-06-11 | Bridgestone Corporation | Sealing film for solar cell |
| US8507029B2 (en) | 2007-02-16 | 2013-08-13 | Madico, Inc. | Backing sheet for photovoltaic modules |
| KR101388381B1 (ko) * | 2007-02-16 | 2014-04-28 | 마디코, 인크. | 광전지 모듈용 이면 시트 및 그 수리 방법 |
| US9735298B2 (en) | 2007-02-16 | 2017-08-15 | Madico, Inc. | Backing sheet for photovoltaic modules |
| JP2019091913A (ja) * | 2011-08-04 | 2019-06-13 | コーニング インコーポレイテッド | 光電池モジュールパッケージ |
| WO2026070756A1 (ja) * | 2024-09-30 | 2026-04-02 | ダイキン工業株式会社 | 含フッ素樹脂組成物及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-03-13 JP JP9059599A patent/JPH10256580A/ja active Pending
Cited By (33)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002194164A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Daikin Ind Ltd | 低誘電性の絶縁膜及びこれを使用した集積回路構造体 |
| US6747203B2 (en) | 2001-07-13 | 2004-06-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Photovoltaic module |
| WO2004075333A1 (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-02 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | 光電変換素子用シール剤及びこれを用いた光電変換素子 |
| CN100407494C (zh) * | 2003-02-20 | 2008-07-30 | 日本化药株式会社 | 用于光电转换器件的密封剂及用该密封剂的光电转换器件 |
| US7915524B2 (en) | 2003-02-20 | 2011-03-29 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Sealing agent for photoelectric conversion device and photoelectric conversion device using the same |
| EP1904300A1 (de) | 2005-07-21 | 2008-04-02 | Isovolta Ag | Verfahren zur herstellung witterungsbeständiger laminate für die einkapselung von solarzellensystemen |
| CN102544149A (zh) * | 2005-11-30 | 2012-07-04 | 大金工业株式会社 | 太阳能电池以及太阳能电池的保护罩用层积膜 |
| KR101382008B1 (ko) * | 2005-12-30 | 2014-04-11 | 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 | 광기전성 모듈에 유용한 플루오로중합체 코팅된 필름 |
| US8062744B2 (en) | 2005-12-30 | 2011-11-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fluoropolymer coated films useful for photovoltaic modules |
| EP1976955A2 (en) * | 2005-12-30 | 2008-10-08 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Fluoropolymer coating compositions containing adhesive polymers and substrate coating process |
| AU2006332650B2 (en) * | 2005-12-30 | 2012-04-05 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fluoropolymer coated films useful for photovoltaic modules |
| US8048518B2 (en) | 2005-12-30 | 2011-11-01 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Fluoropolymer coated films useful for photovoltaic modules |
| EP1976954A2 (en) * | 2005-12-30 | 2008-10-08 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Fluoropolymer coated films useful for photovoltaic modules |
| US7981478B2 (en) | 2005-12-30 | 2011-07-19 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fluoropolymer coating compositions containing adhesive polymers and substrate coating process |
| US8012542B2 (en) | 2005-12-30 | 2011-09-06 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Fluoropolymer coating compositions containing adhesive polymers and substrate coating process |
| US8460787B2 (en) | 2006-11-08 | 2013-06-11 | Bridgestone Corporation | Sealing film for solar cell |
| US8507029B2 (en) | 2007-02-16 | 2013-08-13 | Madico, Inc. | Backing sheet for photovoltaic modules |
| US9735298B2 (en) | 2007-02-16 | 2017-08-15 | Madico, Inc. | Backing sheet for photovoltaic modules |
| KR101388381B1 (ko) * | 2007-02-16 | 2014-04-28 | 마디코, 인크. | 광전지 모듈용 이면 시트 및 그 수리 방법 |
| US8025928B2 (en) | 2007-04-23 | 2011-09-27 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for forming fluoropolymer coated film |
| US8168297B2 (en) | 2007-04-23 | 2012-05-01 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fluoropolymer coated film, process for forming the same, and fluoropolymer liquid composition |
| KR20100021600A (ko) * | 2007-06-15 | 2010-02-25 | 알케마 인코포레이티드 | 폴리비닐리덴 플루오라이드 배면시트를 구비한 태양광 모듈 |
| JP2013179312A (ja) * | 2007-06-15 | 2013-09-09 | Arkema Inc | ポリフッ化ビニリデン背面シートを有する光起電モジュール |
| JP2010530140A (ja) * | 2007-06-15 | 2010-09-02 | アーケマ・インコーポレイテッド | ポリフッ化ビニリデン背面シートを有する光起電モジュール |
| EP2158614A1 (en) | 2007-06-15 | 2010-03-03 | Arkema, Inc. | Photovoltaic modules having a polyvinylidene fluoride backsheet |
| US10050164B2 (en) | 2007-06-15 | 2018-08-14 | Arkema Inc. | Photovoltaic modules having a polyvinylidene fluoride backsheet |
| JP2011504300A (ja) * | 2007-11-21 | 2011-02-03 | アーケマ・インコーポレイテッド | Pvdfベースの可撓性グレージングフィルムを使用する光電池モジュール |
| US9960300B2 (en) | 2007-11-21 | 2018-05-01 | Arkema Inc. | Photovoltaic module using PVDF based flexible glazing film |
| JP2009179810A (ja) * | 2009-05-20 | 2009-08-13 | Bridgestone Corp | 一対の太陽電池用封止膜 |
| JP2013030734A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-02-07 | Mitsubishi Chemicals Corp | 太陽電池モジュール |
| JP2019091913A (ja) * | 2011-08-04 | 2019-06-13 | コーニング インコーポレイテッド | 光電池モジュールパッケージ |
| WO2026070756A1 (ja) * | 2024-09-30 | 2026-04-02 | ダイキン工業株式会社 | 含フッ素樹脂組成物及びその製造方法 |
| JP2026062519A (ja) * | 2024-09-30 | 2026-04-09 | ダイキン工業株式会社 | 含フッ素樹脂組成物及びその製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10256580A (ja) | 太陽電池用材料 | |
| US6599997B2 (en) | Fluorine-containing adhesive and adhesive film and laminated article made by using same | |
| US6713183B2 (en) | Fluorine-containing adhesive and adhesive film and laminated article produced by using same | |
| CN103500767B (zh) | 太阳能电池的背板 | |
| EP0992518B1 (en) | Tetrafluoroethylene copolymer and use thereof | |
| JPWO1997021779A1 (ja) | 含フッ素接着剤ならびにそれを用いた接着性フィルムおよび積層体 | |
| JPWO1998055557A1 (ja) | 含フッ素接着剤ならびにそれを用いた接着性フィルムおよび積層体 | |
| US10000616B2 (en) | Weatherable sheet for solar cell module, product obtained using the sheet, and process for producing the weatherable sheet for solar cell module | |
| US7070842B2 (en) | Method of bonding a fluoroelastomer layer to a silicone rubber layer, laminate for use in said method and article produced therewith | |
| KR20050040819A (ko) | 플루오로중합체층의 기재로의 접합 | |
| CN1454222A (zh) | 具有改良特性的新型含氟聚合物 | |
| JP2010120386A (ja) | フルオロポリマー物品 | |
| EP2792485B1 (en) | Solar cell back sheet, solar cell module, and solar cell panel | |
| TW201446513A (zh) | 含氟層合體 | |
| JP2006111885A (ja) | テトラフルオロエチレン共重合体 | |
| JP2011116004A (ja) | フッ素ポリマー積層体の製造方法、それにより得られるフッ素ポリマー積層体、及び、非フッ素ゴム組成物 | |
| JP4959911B2 (ja) | フッ素樹脂フィルム及び該フィルムの層を含有する積層体 | |
| CN107429073B (zh) | 组合物和层积体 | |
| JP3885805B2 (ja) | 含フッ素接着剤ならびにそれを用いた接着性フィルム | |
| JP5540828B2 (ja) | 太陽電池モジュール用バックシートの製造方法および太陽電池モジュールの製造方法 | |
| JP4165498B2 (ja) | 積層体 | |
| JP2006193677A (ja) | フルオロカーボンエラストマーの動的加硫ゴムの結合 |