JPH10257315A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH10257315A
JPH10257315A JP9061345A JP6134597A JPH10257315A JP H10257315 A JPH10257315 A JP H10257315A JP 9061345 A JP9061345 A JP 9061345A JP 6134597 A JP6134597 A JP 6134597A JP H10257315 A JPH10257315 A JP H10257315A
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JP
Japan
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correction coefficient
shading correction
light source
reading
light
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JP9061345A
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English (en)
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Seiichiro Satomura
誠一郎 里村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿を照射する蛍光ランプの光の変化に対応
してシェーディング補正を行う。 【解決手段】 CCDセンサが白色板を読み取ったとき
の画素毎の画像信号はROM402で逆数変換され、基
準シェーディング補正値としてRAM404に保持され
る。温度センサ405は蛍光ランプの温度を検出し、R
OM407から検出温度に対応する修正係数が読み出さ
れる。乗算器408において上記シェーディング補正値
を上記修正係数で修正し、CCDセンサが原稿を読み取
ったときの画像信号を、乗算器409において上記修正
された補正値によりシェーディング補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等で用いら
れ原稿の画像を読み取るスキャナ等の画像読み取り装置
に関し、特にシェーディング補正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像読み取り装置や複写機で用いられて
いる、CCDイメージセンサ、密着型イメージセンサな
どで読み取った画像信号には、一般にシェーディングと
呼ばれる出力歪みが含まれている。出力歪みの原因は、
(1)原稿を照射する光源の光量分布の不均一性、
(2)レンズの性質からくる画角に対応した周辺光量低
下、(3)光学系の透過光量のばらつきによる不均一
性、(4)センサそのものが持つ感度ムラ、(5)CC
Dイメージセンサの転送効率に起因する1走査線終端方
向へ対する出力低下、等が挙げられる。これらの出力歪
みを取り除くためには、あらかじめ基準面を読み取って
おいて、その読み取り値を使って画像読み取り信号の歪
みを補正するシェーディング補正という手段が有効であ
る。
【0003】図14は従来のシェーディング補正回路の
ブロック図、図15は図14の回路によるシェーディン
グ補正における画像信号を示す。図14において、CC
Dセンサによって得られた画像信号がADコンバータ4
01に入力される。原稿読み取りに先立ってCCDは均
一白色の基準面を読み取り、ADコンバータ401がデ
ィジタル信号化する。逆数変換回路402は、基準補正
係数を求めるために、基準面読み取り信号について、セ
ンサの1素子ごとに逆数を求める。これは後の計算を除
算でなくて、扱いやすい乗算にするためである。
【0004】これによって得られたシェーディング補正
値をRAM404に入れる。RAM404にはCCDセ
ンサの素子の数だけのデータが蓄えられる。コントロー
ラ403が基準面読み取りとシェーディング補正値の格
納の制御とを行う。次に原稿画像を読み取った時に、原
稿読み取り信号にシェーディング補正値を乗算器407
によって掛けて、その結果を次の画像処理部に出力す
る。
【0005】以上の処理によって、図15において、
a.補正前のCCD出力を、基準面を読み取って得られ
たb.基準白レベル値で割った値がc.補正後の出力値
として出力される。aの補正前の値は両端が暗くなって
いて、さらに高周波歪みがあるのに対して、cの補正後
は歪みがなくなり、両端の暗さも解消されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の5つの出力歪み
の原因のうち、(1)は時間がたつと変動することがあ
る。通常は装置の光源は、原稿読み取り時のみ点灯して
いてそれ以外の時は消灯している。装置が原稿読み取り
の指示を受けた直後に光源は点灯されることになる。原
稿読み取り用光源の例として蛍光ランプを考える。通常
の蛍光ランプの明るさには温度依存性があり、最適温度
より低い温度においては暗くなり、最適温度よりも極端
に高い温度においてもやはり暗くなる。従って、点灯直
後の蛍光ランプは、自身の発熱によって温度が上昇する
に従って明るさは急速に上昇するが、最適温度を越える
と明るさは徐々に下降し、温度分布が安定すると明るさ
も安定する。このため明るさが安定するまで数分あるい
は十数分かかる。
【0007】シェーディング補正のための均一白色基準
面の読み取りは、通常は原稿読み取りの直前に行われ
る。基準面を読み取ってから原稿読み取り完了までの時
間が短ければ、その間の光量変化は小さいので読み取り
画像には影響を及ぼさない。つまりスキャナが原稿面上
を移動する直前に、移動開始位置に設置した均一白色基
準面を読み取ることによって、原稿1枚の読み取りごと
にシェーディング補正がされるようにしておけば、光源
の光量変化や光量分布変化はシェーディング補正回路に
よって補正することができる。
【0008】ところが複数原稿を効率良く読み取ろうと
する場合には、スキャナを原稿台上の所定位置に静止さ
せておいて、複数原稿を順次スキャナ上を移動させて原
稿画像を読み取る手法がある。この場合には、複数原稿
を読み取る前に均一白色基準面を読み取ってから、全原
稿の読み取りが終了するまでシェーディング補正値は一
定となる。すると原稿枚数が多い場合には、光量や光量
分布が変化することが考えられる。その結果として複数
原稿のコピーで、最初のページと最後のページとで濃度
や濃度分布が異なるという問題が発生することになる。
さらにカラー画像読み取りの場合には、最初のページと
最後のページとで色が異なるという不具合も生じる。
【0009】本発明は上記問題を解決するために成され
たもので、正確に光源の光量変化や光量分布変化、色変
化に対応してシェーディング補正を行うことを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明においては、基準面を有する基準面手段
と、上記基準面及び原稿を照射する光を発生する光源手
段と、上記光源手段で照射された上記基準面及び原稿を
光学的に読み取り、画像信号を出力する読み取り手段
と、上記読み取り手段が上記基準面を読み取ったとき得
られる画像信号から基準シェーディング補正値を生成す
る補正値生成手段と、上記基準シェーディング補正値を
所定の条件に応じて修正するための修正係数を生成する
修正係数生成手段と、上記基準シェーディング補正値を
上記修正係数で修正し、修正された補正値を用いて上記
読み取り手段が上記原稿を読み取ったとき得られる画像
信号をシェーディング補正する補正手段とを設けてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態 図11は、本発明による画像読み取り装置を用いた複写
機等の画像形成装置の一例を示す断面図で、100は装
置本体、180は循環式自動原稿送り装置(RDF)で
ある。101は原稿載置台としてのプラテンガラス、1
02はスキャナで、原稿照明用蛍光ランプ103、走査
ミラー104等で構成される。不図示のモータによりス
キャナ102が所定方向に往復走査されて、原稿の反射
光を走査ミラー104〜106を介してレンズ108を
透過してCCDセンサ109に結像する。
【0012】さらに原稿台の端部、プラテンガラス10
1の外側に設けられた107は、シェーディング補正の
ための均一白色基準面の読み取りに用いる白色板であ
る。スキャナ102は白色板107の位置で待機してい
て、原稿を読み取る時にその前にまず白色板107を読
み取ることによってシェーディング補正値を得る。また
複数の原稿を高速に連続して読み取る場合には、スキャ
ナ102は白色板107を読み取った後、所定位置で静
止して、複数の原稿が搬送ベルト181によってスキャ
ナ102の上を順次通過するようにし、それによって原
稿読み取りを行う。
【0013】120はレーザ、ポリゴンスキャナ等で構
成された露光制御部で、CCDセンサ109で電気信号
に変換され、後述する所定の画像処理が行われ、得られ
た画像信号に基づいて変調されたレーザ光129を感光
体ドラム110に照射する。感光体ドラム110の周囲
には、1次帯電器112、現像器121、転写帯電器1
18、クリーニング装置116、前露光ランプ114が
装備されている。この画像形成部126においては、感
光体ドラム110は不図示のモータにより図に示す矢印
の方向に回転しており、1次帯電器112により所望の
電位に帯電された後、露光制御部120からのレーザ光
129が照射されて静電潜像が形成される。感光体ドラ
ム110上に形成された静電潜像は、現像器121によ
り現像されて、トナー像として可視化される。
【0014】一方、上段カセット131あるいは下段カ
セット132からピックアップローラ133、134に
より給紙された記録紙は、給紙ローラ135、136に
より本体100に送られ、レジストローラ137により
転写ベルトに給送され、可視化されたトナー像が転写帯
電器118により記録紙に転写される。転写後の感光体
ドラム110は、クリーニング装置116により残留ト
ナーが清掃され、前露光ランプ114により残留電荷が
消去される。転写後の記録紙は、転写ベルト130から
分離され、定着前帯電器139、140によりトナー像
が再帯電され、定着器141に送られて加圧、加熱によ
り定着され、排出ローラ142により排出される。
【0015】本体100には、例えば4000枚の記録
紙を収納し得るデッキ150が装備されている。デッキ
150のリフタ151は、給紙ローラ152に記録紙が
常に当接するように記録紙の量に応じて上昇する。ま
た、100枚の記録紙を収容し得る、マルチ手差し15
3が装備されている。
【0016】154は排紙フラッパであり、両面記録側
ないし多重記録側と排紙側の経路を切り替える。排紙ロ
ーラ142から送り出された記録紙は、この排紙フラッ
パ154により両面記録側ないし多重記録側に切り替え
られる。また、158は下搬送パスであり、排紙ローラ
142から送り出された記録紙を反転パス155を介
し、記録紙を裏返して再給紙トレイ156に導く。ま
た、157は両面記録と多重記録の経路を切り替える多
重フラッパであり、これを左方向に倒すことにより、記
録紙を反転パス155に介さず直接下搬送パス158に
導く。159は経路160を通じて記録紙を感光体ドラ
ム110側に給紙する給紙ローラである。
【0017】161は排紙フラッパ154の近傍に配置
され、この排紙フラッパ154により排出側に切り替え
られた記録紙を機外に排出する排出ローラである。両面
記録(両面複写)や多重記録(多重複写)時には、排紙
フラッパ154を上方に上げて、複写済みの記録紙を搬
送パス155、158を介して裏返した状態で再給紙ト
レイ156に格納する。ソータ190は排出ローラ16
1によって排出された記録紙を、それぞれのビンに収納
して記録紙の仕分けを行う。
【0018】図12は画像形成装置の回路のブロック図
である。図12において、画像読み取りを行うリーダ部
201は、CCDセンサ109等により構成され、原稿
の画像を読み取り、原稿画像に応じた画像データをプリ
ンタ部202あるいは画像入出力制御部203に出力す
る。プリンタ部202はリーダ部201あるいは画像入
出力制御部203からの画像データに応じた画像を記録
紙上に記録する。画像入出力制御部203はリーダ部2
01に接続されており、電話回線を通じて画像データを
送受信したり、パソコンあるいはワークステーションと
画像データをやり取りしたりする。
【0019】図13はリーダ部201のブロック図であ
る。CCDセンサ109から出力された画像データはA
DC・シェーディング補正部302でアナログ/ディジ
タル変換が行われるとともに、シェーディング補正が行
われる。ADC・シェーディング補正部302によって
処理された画像データは画像処理部303を介してプリ
ンタ部202へ転送されるとともに、インターフェイス
を介して画像入出力制御部203に転送される。
【0020】CPU305は操作部307で設定された
設定内容に応じて画像処理部303およびインターフェ
イス304を制御する。例えば、操作部307でトリミ
ング処理を行って複写を行う複写モードが設定されてい
る場合は、画像処理部303でトリミング処理を行って
複写を行わせてプリンタ部202へ転送させる。また、
操作部307でファクシミリ転送モードが設定されてい
る場合は、インターフェイス304から画像データと設
定されたモードに応じた制御コマンドを画像入出力制御
部203へ転送させる。このようなCPU305の制御
プログラムは、メモリ306に記憶されており、CPU
305はメモリ306を参照しながら制御を行う。ま
た、メモリ306はCPU305の作業領域としても使
われる。
【0021】図1は図13におけるADC・シェーディ
ング補正部302の第1の実施の形態によるブロック図
である。図1において、CCDセンサによって得られた
画像信号は、ADコンバータ401でディジタルデータ
化される。白色板の均一白色基準面の読み取りをした時
には、コントローラ403によりこの画像データは基準
シェーディング補正値計算ROM402に入力される。
コントローラ403は各画素ごとに、入力された画像デ
ータに対応するシェーディング補正値をROM402か
ら出力させる。このシェーディング補正値は、後段の演
算処理が乗算器によって処理できるように逆数変換を行
ったものである。なお、もしここで逆数変換のROMを
使用しない場合は、後述する乗算器408あるいは乗算
器409のいずれかを除算器に置き換える必要がある。
さらにコントローラ403は基準シェーディング補正値
計算ROM402で得られた各画素毎のシェーディング
補正値を、CCD上の全ての画素に対して基準シェーデ
ィング補正値RAM404に記録されるように制御す
る。
【0022】基準シェーディング補正値RAM404
は、白色板読み取り時には基準シェーディング補正値計
算ROM402から受けた各画素毎の基準シェーディン
グ補正値をCCD上の全ての画素に対して記録し、原稿
読み取り時には、上記記録した基準シェーディング補正
値を順次出力する。なお、あらかじめ全ての基準シェー
ディング補正値を記録したROMがあれば、RAM40
4はそのROMに置き換え可能であり、その場合は基準
シェーディング補正値計算ROM402も不要となる。
【0023】温度センサ405は、例えばサーミスタに
よって、光源の温度に対応する信号を出力する。アン
プ、ADC406は、温度センサ405で得られた信号
を増幅して、AD変換し、光源の温度データを出力す
る。シェーディング補正値修正係数ROM407は光源
の温度データを入力し、またコントローラ403から光
源点灯後の時間データあるいは光源光量データ等を入力
して、それに対応するシェーディング補正値修正係数を
出力する。このシェーディング補正値修正係数について
は後述する。
【0024】乗算器408は基準シェーディング補正値
と、シェーディング補正値修正係数とを乗算し、修正シ
ェーディング補正値を出力する。なおこの乗算器408
は加算器で代用することも可能である。その場合にはシ
ェーディング補正値修正係数の数値をシェーディング補
正加算値にしておく。乗算器409は、原稿画像読み取
り時に、読み取り画像データと乗算器408で得られ
た、修正シェーディング補正値とを乗算し、その結果を
画像処理部303に出力する。
【0025】図2は原稿照明用の蛍光ランプ103の周
辺図で、ここでは蛍光ランプを使用している。図2では
走査ミラー104や遮光板等のスキャナ上の光学部品は
図示していない。この蛍光ランプ103はソケット50
2によって指示されており、ソケット502上のピンか
ら電流が供給されている。蛍光ランプ103の側面には
必要方向に細長いアパーチャ503(光学的開口部)が
設けられており、このアパーチャ503は矢印方向に強
い光が出力され、その逆方向には相対的に弱い光が出力
される。蛍光ランプ103の光量を測定するために、光
量センサ504が設けられている。この光量センサ50
4はフォトダイオード等が使用され、蛍光ランプ光量に
比例した電流を出力する。蛍光ランプ103は、蛍光ラ
ンプ光量センサ504で得られた光量測定値をフィード
バックして、光量が一定となるように制御されている。
なお、405は図1の温度センサである。
【0026】蛍光ランプ光量制御回路を図3に示す。図
3において光量センサ504から出力された光量信号は
アンプ601で電圧値に変換され増幅される。光量コン
トローラ602は光量に相当する電圧をPWM信号等の
制御パルス信号に変換する。その制御パルス信号は入力
電圧が高いほど、デューティが小さくなる。インバータ
603は入力される制御パルス信号よりも十分に高い周
波数で蛍光ランプに交流電流を供給し、制御パルス信号
によって短時間に点灯/消灯を繰り返す。蛍光ランプ1
03は、その短期間おける点灯、消灯のサイクルのデュ
ーティを制御され、これによって光量が一定となるよう
に制御される。但し、ここで一定値に制御される光量は
光量センサ504が配されている部分の光量であり、蛍
光ランプ503の長手方向の光量分布の時間的変化につ
いては一定制御することはできない。
【0027】次に、前記シェーディング補正値修正係数
ROM407について説明する。蛍光ランプの光量およ
び長手方向の光量分布は、その中に封入された水銀ガス
の蒸気圧に大きく依存し、水銀ガス蒸気圧は温度に大き
く依存する。一般に蛍光ランプを点灯する時には、水銀
蒸気圧の最適となる温度すなわち発光効率の最適となる
温度があって、その最適温度より高くても低くても、蛍
光ランプの発光効率は低下する。
【0028】蛍光ランプ点灯後の光量分布の変化を図4
で説明する。蛍光ランプがしばらくの間使用されていな
くて、点灯前に蛍光ランプが冷えていた場合には、点灯
直後の蛍光ランプ内の水銀蒸気圧の分布は不均衡が生じ
て、その光量分布は例えば図4(a)のように両側が持
ち上がって、中央部が少し下がった形となる。そして、
基準シェーディング補正値を求めるための白色板読み取
りは最初に実行されるので、この状態で行われる。温度
が少し上がってくると、図4(b)のように、中央部が
少し持ち上がってくる。さらに時間が経過すると、蛍光
ランプの温度分布および水銀蒸気圧は均衡状態となり、
図4(c)のように中央部がふくらんだ形となる。ま
た、蛍光ランプが点灯前から温度の高い状態であれば、
(a)の場合のような熱的な不均衡状態は発生しないの
で、光量分布は最初から(c)の形で立ち上がる。そし
て時間経過後も(c)の光量分布となる。
【0029】そこでシェーディング補正値修正係数は図
5の3つのパターンを表1のように使い分ける。
【0030】
【表1】
【0031】表1に示すように、点灯直後に読み取った
原稿の画像データについては、白色板を読み取った時と
光量分布は等しいので、基準シェーディング補正値の修
正は必要がなくて、図5のように一定のシェーディング
補正値修正係数1を用いる。また蛍光ランプが点灯前に
すでに高温だった時にも、光量分布の変化はないのでや
はりシェーディング補正値修正係数1を用いる。一方、
蛍光ランプが点灯前に低温だった時には、その光量分布
の変化をキャンセルするために、最初はシェーディング
補正値修正係数1を、次にシェーディング補正値修正係
数2を用いる。なおここでは説明を容易にするために、
シェーディング補正値修正係数は3つのパターンのみ示
しているが、必要に応じて多数のパターンを使用する方
がより正確なシェーディング補正ができる。また、シェ
ーディング補正値修正係数ROM407の部分は、シェ
ーディング補正値修正係数を演算するCPUとその値を
記録するRAMとの組み合わせに置き換えると、より細
やかで正確なシェーディング補正ができる。
【0032】第2の実施の形態 第1の実施の形態では、光源の温度変化を検出してそれ
に応じてシェーディング補正値に修正を与える方法を述
べたが、この第2の実施の形態では、光源の温度を一定
に保つ場合を示す。蛍光ランプは低温時には点灯時の光
量の立ち上がりが遅いので、それを解決するために蛍光
ランプの周囲にヒータを設置して、蛍光ランプを最適な
一定温度に予熱しておいて、点灯時の光量の立ち上がり
を速くする方法が用いられることがある。
【0033】この場合には温度が一定なので、点灯後の
光量分布の変化は第1の実施の形態の場合よりは小さい
ものの、点灯後の蛍光ランプ管内の発熱と電流値上昇に
よってやはり光量分布は変化する。この場合は初期温度
と点灯後の温度分布変化はいつも一定となるので、光量
分布の変化は点灯後の時間のみによって決められる値と
なる。この時間に対する光量分布変化をあらかじめ記録
しておいたROMを使うことによって、第1の実施の形
態と同様のシェーディング補正値修正係数を得ることが
できる。
【0034】この場合のシェーディング補正部の実施の
形態を図6に示す。シェーディング補正値修正ROM4
07は、コントローラ403から受けた点灯後時間の値
のみを参照して、シェーディング補正値修正係数を出力
する。図6では図1における温度センサ405、アン
プ、ACD406がないにもかかわらず、正確なシェー
ディング補正ができる。
【0035】第3の実施の形態 次にカラー画像の読み取りの場合を考える。カラー画像
の読み取りでは、図1の回路がR、G、B(赤、緑、
青)の3色分の3回路あればよい。但し、コントローラ
403と温度センサ405、アンプ、ADC406の部
分は共通化できる。そのブロック図を図7に示す。蛍光
ランプの点灯後の発光色は温度によって変わってくる。
点灯直後の比較的低温の時から温度が高温にて安定する
までの間に、例えば赤成分が相対的に減少して緑成分が
増大するということが分かっていれば、温度が低温から
高温に上昇した時のシェーディング補正値修正係数を、
赤成分が大きく緑成分が小さくなるようにシェーディン
グ補正値修正係数ROM407の内容を設定しておけば
よい。以上の手段によって、温度センサとシェーディン
グ補正回路という比較的簡単な構成によって、光源の時
間的な色変化による画像読み取りへの影響を修正するこ
とができる。
【0036】第4の実施の形態 カラー画像の読み取り時における光源色の時間変化量を
直接に光センサによって知る方法を図8に示す。図8の
ホワイトバランスセンサ1301は3つのセンサ上に
赤、緑、青のフィルタをそれぞれ付けたもので、このセ
ンサ出力によってRGB信号比の変化が読み取られる。
この信号を使って図9のようにシェーディング補正値修
正係数をROM信号比の変化に応じて変化させる。
【0037】図3の蛍光ランプ光量制御回路は使用する
場合と使用しない場合とが考えられる。図3の蛍光ラン
プ光量制御回路を使用する場合には、ホワイトバランス
センサ1301のRGB出力の信号の和を図3の光量セ
ンサ出力として用いる。この実施の形態では、蛍光ラン
プ103の光量を一定に保った上で、その色変化をホワ
イトバランスセンサ1301の出力をみて補正している
ので、最も正確な色再現精度が得られる。
【0038】次に蛍光ランプ光量制御回路を使用しない
場合は、蛍光ランプ103の光量は点灯後変化するが、
その光量の変化に対しても図9のように、シェーディン
グ補正値修正係数をRGBごとに変化させることによっ
て、光量を一定に保った場合と同じ画像データを得るこ
とができる。この実施の形態では、例えばメタルハライ
ドランプ使用時のように、光源の光量制御が困難な場
合、あるいはコストダウンを目的として光量制御回路を
省略する場合においても光源の光量変化と色変化を補正
することが可能となる。
【0039】第5の実施の形態 第4の実施の形態におけるホワイトバランスセンサ13
01の代わりにCCDセンサ109の最端部の1画素分
のセンサを使って光量変化あるいは色変化を読み取る方
法も考えられる。そのためには図10のように、原稿載
置台としてのプラテンガラス101の端部に白色板15
01を貼り付けておく。するとCCDセンサ109にお
けるセンサ面の最端部の1画素分のセンサは常に白色板
1501からの反射光を受光することになるので、この
センサの出力の変化によって光源の光量変化と色変化を
読み取ることができる。以下は図9の回路を使うことに
よって光源の光量変化と色変化を補正する。この実施の
形態では、光源の光量変化あるいは色変化を読み取るた
めのホワイトバランスセンサあるいは温度センサを使用
しなくてもいいので、前述の実施の形態と比較して低コ
ストで光源の光量変化と色変化とを補正することが可能
となる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、白
色板等の基準面を読み取って得られる基準シェーディン
グ補正値を、例えば光源の温度、点灯後の時間経過等の
条件に応じて修正することにより、常に光源の光の変化
に対応したシェーディング補正を行うことができる。特
に、複数原稿を連続して読み取る時に読み取り用光源の
光量や光量分布や色が変化しても、その変化を補正する
ことができるので、複数原稿を連続的に読み取る際に光
源の変化の影響で最初のページと最後のページとで、濃
度や濃度分布あるいは色が違ってくるという不具合を解
消することができる。
【0041】また、請求項2、3の発明によれば、温度
センサという簡単な手段によって、光源の光量分布、色
分布の変化を読み取って、その変化を補正することがで
きるので、低コストで正確に、複数原稿を連続的に読み
取る際に光源の変化の影響で最初のページと最後のペー
ジとで、濃度や濃度分布あるいは色が違ってくるという
不具合を解消することができる。
【0042】請求項4の発明によれば、光源の色光毎の
変化による影響をなくすことができる。特に光源の光量
制御回路を設ける必要がないのでコストダウンを図るこ
とができる。
【0043】請求項5の発明によれば、光量制御を行い
ながら光源の変化に応じた修正を行っているので、さら
に精度のよいシェーディング補正を行うことができる。
【0044】請求項6、7の発明によれば、温度センサ
等を用いることなく光源の変化に対応するシェーディン
グ補正を行うことができる。特に光源を点灯する前に予
熱する場合に有効である。
【0045】請求項8の発明によれば、温度センサや光
センサ等を用いることなく、読み取り手段自身をセンサ
として用いることができ、低コストで実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】蛍光ランプ周辺の構成を示す斜視図である。
【図3】光量制御回路のブロック図である。
【図4】蛍光ランプの光量分布特性を示す特性図であ
る。
【図5】図1のシェーディング補正値修正係数の作用を
示す特性図である。
【図6】第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図7】第3の実施の形態を示すブロック図である。
【図8】第4の実施の形態による蛍光ランプ周辺の構成
を示す斜視図である。
【図9】第4、第5の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図10】第5の実施の形態によるプラテンガラスと白
色板とを示す構成図である。
【図11】本発明を適用した画像形成装置の構成図であ
る。
【図12】画像形成装置のブロック図である。
【図13】図12のリーダ部のブロック図である。
【図14】従来のシェーディング補正回路のブロック図
である。
【図15】従来のシェーディング補正を説明するための
特性図である。
【符号の説明】
102 スキャナ 103 原稿照明用蛍光ランプ 107 白色板 109 CCDセンサ 201 リーダ部 302 ADC・シェーディング補正部 305 CPU 402 基準シェーディング補正値計算ROM 403 コントローラ 404 基準シェーディング補正値RAM 405 温度センサ 407 シェーディング補正値修正係数ROM 408、409 乗算器 504 光センサ 602 光量コントローラ 1301 ホワイトバランスセンサ 1501 白色板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準面を有する基準面手段と、 上記基準面及び原稿を照射する光を発生する光源手段
    と、 上記光源手段で照射された上記基準面及び原稿を光学的
    に読み取り、画像信号を出力する読み取り手段と、 上記読み取り手段が上記基準面を読み取ったとき得られ
    る画像信号から基準シェーディング補正値を生成する補
    正値生成手段と、 上記基準シェーディング補正値を所定の条件に応じて修
    正するための修正係数を生成する修正係数生成手段と、 上記基準シェーディング補正値を上記修正係数で修正
    し、修正された補正値を用いて上記読み取り手段が上記
    原稿を読み取ったとき得られる画像信号をシェーディン
    グ補正する補正手段とを備えた画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 上記修正係数生成手段は、上記光源手段
    の温度を上記所定の条件として検出する温度検出手段
    と、上記検出された温度に応じて上記修正係数を生成す
    る生成手段とから成ることを特徴とする請求項1記載の
    画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 上記修正係数生成手段は、上記読み取り
    手段が読み取る複数の色成分にそれぞれ対応する上記修
    正係数を生成することを特徴とする請求項2記載の画像
    読み取り装置。
  4. 【請求項4】 上記修正係数生成手段は、上記光源手段
    の光量を複数の色光毎に上記所定の条件として検出する
    色光検出手段と、上記検出された色光毎に上記修正係数
    を生成する生成手段とから成ることを特徴とする請求項
    1記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 上記修正係数生成手段は、上記光源手段
    の光量を上記所定の条件として検出する光検出手段と、
    上記検出された光量に応じて上記修正係数を生成する生
    成手段とから成り、さらに上記検出された光量に基づい
    て上記光源手段の光量を所定に制御する光量制御手段を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装
    置。
  6. 【請求項6】 上記修正係数生成手段は、上記光源手段
    の点灯後の時間を上記所定の条件として検出する時間検
    出手段と、上記検出された時間に応じて上記修正係数を
    生成する生成手段とから成ることを特徴とする請求項1
    記載の画像読み取り装置。
  7. 【請求項7】 上記光源手段を点灯前に予熱する予熱手
    段を設けたことを特徴とする請求項6記載の画像読み取
    り装置。
  8. 【請求項8】 上記読み取り手段の読み取り面の所定部
    分に対応する位置に上記基準面手段の基準面を配し、上
    記修正係数生成手段は、上記読み取り手段の上記所定部
    分から得られる画像信号に応じて上記修正係数を生成す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
JP9061345A 1997-03-14 1997-03-14 画像読み取り装置 Pending JPH10257315A (ja)

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