JPH10257589A - 振動板及びこの振動板を備えるマイクロホン装置 - Google Patents
振動板及びこの振動板を備えるマイクロホン装置Info
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- JPH10257589A JPH10257589A JP5369997A JP5369997A JPH10257589A JP H10257589 A JPH10257589 A JP H10257589A JP 5369997 A JP5369997 A JP 5369997A JP 5369997 A JP5369997 A JP 5369997A JP H10257589 A JPH10257589 A JP H10257589A
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- reinforcing agent
- dome
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低音域の再生帯域を劣化させることなく、高
音の再生帯域の向上を図る。 【解決手段】 樹脂材料によって形成されて湾曲形成さ
れた湾曲部13を有するエッジ部11と、このエッジ部
11の中心部に位置して一体に形成された略球面状のド
ーム部12とを備える。そして、エッジ部11とドーム
部12との境界に位置する溝14には、剛性を高める補
強剤の薄膜15が形成される。
音の再生帯域の向上を図る。 【解決手段】 樹脂材料によって形成されて湾曲形成さ
れた湾曲部13を有するエッジ部11と、このエッジ部
11の中心部に位置して一体に形成された略球面状のド
ーム部12とを備える。そして、エッジ部11とドーム
部12との境界に位置する溝14には、剛性を高める補
強剤の薄膜15が形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響或いはボイス
コイルによって振動される振動板、及び音響を電気信号
に変換して音響機器に出力するために用いられるマイク
ロホン装置に関する。
コイルによって振動される振動板、及び音響を電気信号
に変換して音響機器に出力するために用いられるマイク
ロホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイクロホン装置には、いわゆ
るダイナミックマイクロホン装置が知られている。この
ダイナミックマイクロホン装置は、筐体内に収納された
マイクロホンユニットを備えている。
るダイナミックマイクロホン装置が知られている。この
ダイナミックマイクロホン装置は、筐体内に収納された
マイクロホンユニットを備えている。
【0003】マイクロホンユニットは、音響により振動
される振動板と、この振動板の振動により電気信号を発
生するボイスコイルと、このボイスコイルに対して磁界
を形成する磁気回路とを備えている。
される振動板と、この振動板の振動により電気信号を発
生するボイスコイルと、このボイスコイルに対して磁界
を形成する磁気回路とを備えている。
【0004】振動板は、略球面状のドーム部と、このド
ーム部の外周に形成されるとともに湾曲形成された湾曲
部を有するエッジ部とを備えている。ボイスコイルは、
一端部が、振動板のドーム部に接合固定されており、振
動板と一体的に振動する。磁気回路は、磁界を発生する
マグネットと、このマグネットが設けられて磁路を形成
するヨークとを有している。
ーム部の外周に形成されるとともに湾曲形成された湾曲
部を有するエッジ部とを備えている。ボイスコイルは、
一端部が、振動板のドーム部に接合固定されており、振
動板と一体的に振動する。磁気回路は、磁界を発生する
マグネットと、このマグネットが設けられて磁路を形成
するヨークとを有している。
【0005】そして、このマイクロホン装置は、振動板
の振動に伴って振動するボイスコイルが、磁気回路のマ
グネットによる磁界中を移動することによって、電流を
生させて音響を電気信号に変換する。
の振動に伴って振動するボイスコイルが、磁気回路のマ
グネットによる磁界中を移動することによって、電流を
生させて音響を電気信号に変換する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マイクロホ
ン装置が備える振動板には、成形性が良く、再生帯域及
び比較的音質を良好にすることが容易であるため、例え
ばポリエステル等の樹脂材料によって形成されたフィル
ムが多用されている。すなわち、この振動板は、エッジ
部とドーム部とが一体に形成されており、所望の音響特
性に適合するようにフィルムの厚さが適宜調整されてい
る。
ン装置が備える振動板には、成形性が良く、再生帯域及
び比較的音質を良好にすることが容易であるため、例え
ばポリエステル等の樹脂材料によって形成されたフィル
ムが多用されている。すなわち、この振動板は、エッジ
部とドーム部とが一体に形成されており、所望の音響特
性に適合するようにフィルムの厚さが適宜調整されてい
る。
【0007】この振動板について、正面の音響特性を図
7を参照して説明する。なお、図7において、縦軸は、
出力dBを示し、また横軸は、周波数Hzを示す。図7
に示すように、この振動板は、フィルム製であるため、
周波数10000Hz近傍の高音域の再生帯域の出力が
乏しいという問題があった。
7を参照して説明する。なお、図7において、縦軸は、
出力dBを示し、また横軸は、周波数Hzを示す。図7
に示すように、この振動板は、フィルム製であるため、
周波数10000Hz近傍の高音域の再生帯域の出力が
乏しいという問題があった。
【0008】また、この振動板は、ドーム部及びエッジ
部が一体に形成されているため、音質の改良や音響特性
の改良を容易に行うことができないという問題があっ
た。
部が一体に形成されているため、音質の改良や音響特性
の改良を容易に行うことができないという問題があっ
た。
【0009】そこで、本発明は、低音域の再生帯域を劣
化させることなく、高音域の再生帯域及び音質を向上さ
せることを可能とする振動板、及びこの振動板を備える
マイクロホン装置を提供することを目的とする。
化させることなく、高音域の再生帯域及び音質を向上さ
せることを可能とする振動板、及びこの振動板を備える
マイクロホン装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を達成するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係る振動板は、樹脂材料によって形成さ
れて湾曲形成された湾曲部を有するエッジ部と、このエ
ッジ部の中心部に位置して略球面状に形成されたドーム
部とを備える。そして、エッジ部及び/又はドーム部に
は、一方面上に、剛性を高める補強剤の薄膜が形成され
る。
ため、本発明に係る振動板は、樹脂材料によって形成さ
れて湾曲形成された湾曲部を有するエッジ部と、このエ
ッジ部の中心部に位置して略球面状に形成されたドーム
部とを備える。そして、エッジ部及び/又はドーム部に
は、一方面上に、剛性を高める補強剤の薄膜が形成され
る。
【0011】また、本発明に係るマイクロホン装置は、
樹脂材料によって形成されて湾曲形成された湾曲部を有
するエッジ部とこのエッジ部の中心部に位置して略球面
状に形成されたドーム部とこれらエッジ部及び/又はド
ーム部の一方面上に形成された剛性を高める補強剤の薄
膜とを有する振動板と、一端部が振動板のドーム部に接
合固定されて振動板に生じた振動を電気信号に変換する
ボイスコイルと、このボイスコイルに対して磁界を形成
する磁気回路とを備えて構成される。
樹脂材料によって形成されて湾曲形成された湾曲部を有
するエッジ部とこのエッジ部の中心部に位置して略球面
状に形成されたドーム部とこれらエッジ部及び/又はド
ーム部の一方面上に形成された剛性を高める補強剤の薄
膜とを有する振動板と、一端部が振動板のドーム部に接
合固定されて振動板に生じた振動を電気信号に変換する
ボイスコイルと、このボイスコイルに対して磁界を形成
する磁気回路とを備えて構成される。
【0012】以上のように構成した振動板は、エッジ部
とドーム部との溝に補強剤の薄膜が形成されることによ
って、エッジ部とドーム部との境界部の剛性が高められ
るため、高音域の再生帯域及び音質の向上が図られ、所
望の音響特性が得られる。
とドーム部との溝に補強剤の薄膜が形成されることによ
って、エッジ部とドーム部との境界部の剛性が高められ
るため、高音域の再生帯域及び音質の向上が図られ、所
望の音響特性が得られる。
【0013】また、以上のように構成したマイクロホン
装置は、補強剤の薄膜によってエッジ部とドーム部との
境界部の剛性が高められた振動板を備えるため、高音域
の再生帯域及び音質の向上が図られ、所望の音響特性が
得られる。
装置は、補強剤の薄膜によってエッジ部とドーム部との
境界部の剛性が高められた振動板を備えるため、高音域
の再生帯域及び音質の向上が図られ、所望の音響特性が
得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について、マイクロホン装置を図面を参照して説明す
る。このマイクロホン装置は、いわゆるダイナミックマ
イクロホンであり、図示しない筐体内に、マイクロホン
ユニット2が収納されている。
について、マイクロホン装置を図面を参照して説明す
る。このマイクロホン装置は、いわゆるダイナミックマ
イクロホンであり、図示しない筐体内に、マイクロホン
ユニット2が収納されている。
【0015】図1に示すように、このマイクロホンユニ
ット2は、外部からの音響によって振動する振動板3
と、この振動板3に一端部が接合固定され振動板3の振
動に伴って移動するボイスコイル5と、このボイスコイ
ル5に対して磁界を形成する磁気回路6とを備えてい
る。
ット2は、外部からの音響によって振動する振動板3
と、この振動板3に一端部が接合固定され振動板3の振
動に伴って移動するボイスコイル5と、このボイスコイ
ル5に対して磁界を形成する磁気回路6とを備えてい
る。
【0016】そして、本実施の形態の要部である振動板
3は、図2及び図3に示すように、例えばポリエステル
等の樹脂材料によってフィルム状に形成されており、湾
曲形成された湾曲部13を有する環状のエッジ部11
と、このエッジ部11の中心部に位置して一体に形成さ
れた略球面状のドーム部12とを備えている。
3は、図2及び図3に示すように、例えばポリエステル
等の樹脂材料によってフィルム状に形成されており、湾
曲形成された湾曲部13を有する環状のエッジ部11
と、このエッジ部11の中心部に位置して一体に形成さ
れた略球面状のドーム部12とを備えている。
【0017】したがって、この振動板3には、図2及び
図3に示すように、エッジ部11の湾曲部13と中心部
のドーム部12との境界に位置して溝14が形成されて
おり、この溝14に亘って剛性を高める補強剤が環状に
所定量塗布されることによって、補強剤の薄膜15が形
成されている。
図3に示すように、エッジ部11の湾曲部13と中心部
のドーム部12との境界に位置して溝14が形成されて
おり、この溝14に亘って剛性を高める補強剤が環状に
所定量塗布されることによって、補強剤の薄膜15が形
成されている。
【0018】補強剤には、例えばポリエステル系、アク
リル系の接着剤やバイロナール(商品名)や、バイオセ
ルロースの溶液等が用いられる。この補強剤は、振動板
3の所定箇所に塗布された後、例えば室温30〜40℃
程度で1時間程放置されることによって自然乾燥されて
薄膜状に形成される。この振動板3は、補強剤の薄膜1
5によって、ドーム部12とボイスコイル5との結合箇
所近傍の機械的強度が大きくされるため、高音域の再生
帯域を拡大することができる。
リル系の接着剤やバイロナール(商品名)や、バイオセ
ルロースの溶液等が用いられる。この補強剤は、振動板
3の所定箇所に塗布された後、例えば室温30〜40℃
程度で1時間程放置されることによって自然乾燥されて
薄膜状に形成される。この振動板3は、補強剤の薄膜1
5によって、ドーム部12とボイスコイル5との結合箇
所近傍の機械的強度が大きくされるため、高音域の再生
帯域を拡大することができる。
【0019】また、この振動板3には、図3に示すよう
に、ドーム部12の外周縁に亘って、ボイスコイル5の
一端が接着剤によって接合固定される。また、この振動
板3は、エッジ部11の外周縁に亘ってダイヤグラムリ
ング17が接合固定されており、このダイヤグラムリン
グ17を介して後述する磁気回路6のフレームヨーク1
8に取り付けられる。
に、ドーム部12の外周縁に亘って、ボイスコイル5の
一端が接着剤によって接合固定される。また、この振動
板3は、エッジ部11の外周縁に亘ってダイヤグラムリ
ング17が接合固定されており、このダイヤグラムリン
グ17を介して後述する磁気回路6のフレームヨーク1
8に取り付けられる。
【0020】以上のように構成された振動板3につい
て、正面の音響特性を示す図4を参照して説明する。な
お、図4において、縦軸は、出力dBを示しており、ま
た横軸は、周波数Hzを示している。この振動板3は、
図4に示すように、上述の図7に示した従来のフィルム
製の振動板の音響特性と比較して、周波数10000H
z近傍の高音域の再生帯域の出力が向上されている。
て、正面の音響特性を示す図4を参照して説明する。な
お、図4において、縦軸は、出力dBを示しており、ま
た横軸は、周波数Hzを示している。この振動板3は、
図4に示すように、上述の図7に示した従来のフィルム
製の振動板の音響特性と比較して、周波数10000H
z近傍の高音域の再生帯域の出力が向上されている。
【0021】また、上述した振動板3は、エッジ部11
とドーム部12との溝14に亘って、補強剤の薄膜15
が形成される構成とされたが、ドーム部12に補強剤の
薄膜16が形成された他の振動板4について図5を参照
して説明する。なお、この振動板4は、上述した振動板
3と基本構成が同一であるため、同一箇所には、同一符
号を付して説明を省略する。
とドーム部12との溝14に亘って、補強剤の薄膜15
が形成される構成とされたが、ドーム部12に補強剤の
薄膜16が形成された他の振動板4について図5を参照
して説明する。なお、この振動板4は、上述した振動板
3と基本構成が同一であるため、同一箇所には、同一符
号を付して説明を省略する。
【0022】この振動板4には、図5に示すように、ド
ーム部12の凹面上に、剛性を向上する補強剤が所定量
塗布されて、補強剤の薄膜16が形成されている。
ーム部12の凹面上に、剛性を向上する補強剤が所定量
塗布されて、補強剤の薄膜16が形成されている。
【0023】以上のように構成された振動板4につい
て、正面の音響特性を示す図6を参照して説明する。な
お、図6において、縦軸は、出力dBを示しており、ま
た横軸は、周波数Hzを示している。
て、正面の音響特性を示す図6を参照して説明する。な
お、図6において、縦軸は、出力dBを示しており、ま
た横軸は、周波数Hzを示している。
【0024】この振動板4は、図6に示すように、上述
の図7に示した従来のフィルム製の振動板の音響特性と
比較して、周波数10000Hz近傍の高音域の再生帯
域の出力が向上されている。また、この振動板4によれ
ば、音質が更に向上される。
の図7に示した従来のフィルム製の振動板の音響特性と
比較して、周波数10000Hz近傍の高音域の再生帯
域の出力が向上されている。また、この振動板4によれ
ば、音質が更に向上される。
【0025】また、上述した振動板4は、ドーム部12
に接着剤の薄膜16を形成するために、図示しない補強
剤塗布用治具が用いられる。この振動板4は、ドーム部
12にボイスコイル5が接着剤を介して接合固定された
後に、ドーム部12の凹面側が上方を向くように接着剤
塗布用治具上に載置されて、ドーム部12の凹面上に所
定量の補強剤が流し込まれ、自然乾燥される。したがっ
て、この振動板4は、ボイスコイル5が接合固定された
後に補強剤が塗布されるため、補強剤を塗布することに
よる変形が生じることなく、ドーム部12の凹面上に、
補強剤の薄膜16が良好に形成される。
に接着剤の薄膜16を形成するために、図示しない補強
剤塗布用治具が用いられる。この振動板4は、ドーム部
12にボイスコイル5が接着剤を介して接合固定された
後に、ドーム部12の凹面側が上方を向くように接着剤
塗布用治具上に載置されて、ドーム部12の凹面上に所
定量の補強剤が流し込まれ、自然乾燥される。したがっ
て、この振動板4は、ボイスコイル5が接合固定された
後に補強剤が塗布されるため、補強剤を塗布することに
よる変形が生じることなく、ドーム部12の凹面上に、
補強剤の薄膜16が良好に形成される。
【0026】また、図1に示すように、このマイクロホ
ンユニット2が備える磁気回路6は、磁界を発生するマ
グネット18と、このマグネット18が設けられて磁路
を形成するフレームヨーク19とを有している。
ンユニット2が備える磁気回路6は、磁界を発生するマ
グネット18と、このマグネット18が設けられて磁路
を形成するフレームヨーク19とを有している。
【0027】マグネット18は、円筒状に形成されてお
り、ボイスコイル5の内方に位置して設けられている。
フレームヨーク19は、鉄等を材料として有底筒状に形
成されており、内方にマグネット18が配設されてい
る。また、フレームヨーク19の上端側の内周壁には、
マグネット18の外周部に対向するように、スティフネ
スリング20及びプレート21が接着剤を介して接合固
定されている。また、フレームヨーク19の下端部に
は、ダンパ抵抗22が貼り付けられる。
り、ボイスコイル5の内方に位置して設けられている。
フレームヨーク19は、鉄等を材料として有底筒状に形
成されており、内方にマグネット18が配設されてい
る。また、フレームヨーク19の上端側の内周壁には、
マグネット18の外周部に対向するように、スティフネ
スリング20及びプレート21が接着剤を介して接合固
定されている。また、フレームヨーク19の下端部に
は、ダンパ抵抗22が貼り付けられる。
【0028】また、磁気回路6は、特定の周波数帯域の
減衰量を補填して、総合周波数特性を平坦化するイコラ
イザ24内に収納されて接着固定されている。このイコ
ライザ24の側壁部には、端子板25が設けられてお
り、この端子板25にボイスコイル5の図示しない引き
出し線が半田付けにより接続配線されている。また、イ
コライザ24の外部に引き出されている図示しない引き
出し線は、端子板25の半田付け箇所に接着剤により固
定される。そして、この磁気回路6は、マグネット18
が着磁される。
減衰量を補填して、総合周波数特性を平坦化するイコラ
イザ24内に収納されて接着固定されている。このイコ
ライザ24の側壁部には、端子板25が設けられてお
り、この端子板25にボイスコイル5の図示しない引き
出し線が半田付けにより接続配線されている。また、イ
コライザ24の外部に引き出されている図示しない引き
出し線は、端子板25の半田付け箇所に接着剤により固
定される。そして、この磁気回路6は、マグネット18
が着磁される。
【0029】また、イコライザ24の側壁部とフレーム
ヨーク19との間には、指向性を決定する環状の指向抵
抗26が配設されている。この指向抵抗26は、圧縮ウ
レタンやパピロン紙を材料として形成されている。
ヨーク19との間には、指向性を決定する環状の指向抵
抗26が配設されている。この指向抵抗26は、圧縮ウ
レタンやパピロン紙を材料として形成されている。
【0030】また、イコライザ24には、磁気回路6部
が収納された側と反対側に、振動板3に対向するよう
に、ユニットスクリーン27が固定されている。このユ
ニットスクリーン27は、例えば発砲ウレタン等を材料
として形成されており、振動板3を保護するとともに振
動板3の防風を図り、いわゆる吹かれノイズの発生を防
止する。
が収納された側と反対側に、振動板3に対向するよう
に、ユニットスクリーン27が固定されている。このユ
ニットスクリーン27は、例えば発砲ウレタン等を材料
として形成されており、振動板3を保護するとともに振
動板3の防風を図り、いわゆる吹かれノイズの発生を防
止する。
【0031】そして、マイクロホンユニット2は、防振
キャビティ28に支持された状態で筐体内に配設され
る。この防振キャビティ28は、防振性を有するゴム材
によって略円筒状に形成されており、振動板3が配設さ
れた一端部に対向する他端部が、カバー部材29によっ
て閉塞されている。また、この防振キャビティ28は、
内方に、複数の防振壁が同心円状に配設されており、防
振効果が高められている。
キャビティ28に支持された状態で筐体内に配設され
る。この防振キャビティ28は、防振性を有するゴム材
によって略円筒状に形成されており、振動板3が配設さ
れた一端部に対向する他端部が、カバー部材29によっ
て閉塞されている。また、この防振キャビティ28は、
内方に、複数の防振壁が同心円状に配設されており、防
振効果が高められている。
【0032】上述したように、実施の形態のマイクロホ
ン装置は、エッジ部11とドーム部12との境界に位置
する溝14に、補強剤の薄膜15が形成された振動板3
を備えることによって、低音域の再生帯域を劣化するこ
となく、高音域の再生帯域及び音質を向上することがで
きる。
ン装置は、エッジ部11とドーム部12との境界に位置
する溝14に、補強剤の薄膜15が形成された振動板3
を備えることによって、低音域の再生帯域を劣化するこ
となく、高音域の再生帯域及び音質を向上することがで
きる。
【0033】また、このマイクロホン装置は、ドーム部
12の凹面上に補強剤の薄膜16が形成された振動板4
を備えることによって、低音域の再生帯域を劣化するこ
となく、高音域の再生帯域及び音質を更に向上すること
ができる。
12の凹面上に補強剤の薄膜16が形成された振動板4
を備えることによって、低音域の再生帯域を劣化するこ
となく、高音域の再生帯域及び音質を更に向上すること
ができる。
【0034】なお、本実施の形態に係る振動板3、4
は、マイクロホン装置に適用される構成とされたが、マ
イクロホン装置に限定されるものでなく、例えば音響を
出力するスピーカ装置に適用されてもよいことは勿論で
ある。
は、マイクロホン装置に適用される構成とされたが、マ
イクロホン装置に限定されるものでなく、例えば音響を
出力するスピーカ装置に適用されてもよいことは勿論で
ある。
【0035】
【発明の効果】上述したように本発明に係る振動板によ
れば、エッジ部及び/又はドーム部に、剛性を高める補
強剤の薄膜が形成されたことによって、低音域の再生帯
域に悪影響を及ぼすことなく、高音域の再生帯域及び音
質を向上することができる。
れば、エッジ部及び/又はドーム部に、剛性を高める補
強剤の薄膜が形成されたことによって、低音域の再生帯
域に悪影響を及ぼすことなく、高音域の再生帯域及び音
質を向上することができる。
【0036】また、本発明に係るマイクロホン装置によ
れば、エッジ部及び/又はドーム部に、剛性を高める補
強剤の薄膜が形成された振動板を備えることによって、
低音域の再生帯域に悪影響を及ぼすことなく、高音域の
再生帯域及び音質を向上することができる。
れば、エッジ部及び/又はドーム部に、剛性を高める補
強剤の薄膜が形成された振動板を備えることによって、
低音域の再生帯域に悪影響を及ぼすことなく、高音域の
再生帯域及び音質を向上することができる。
【図1】本発明に係る実施の形態のマイクロホン装置が
備えるマイクロホンユニットを示す縦断面図である。
備えるマイクロホンユニットを示す縦断面図である。
【図2】上記マイクロホンユニットが備える振動板を示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】上記振動板の縦断面図である。
【図4】上記マイクロホン装置の音響特性図である。
【図5】上記マイクロホンユニットが備える他の振動板
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図6】他の振動板を備えるマイクロホン装置の音響特
性図である。
性図である。
【図7】従来のマイクロホン装置の音響特性図である。
2 マイクロホンユニット、3 振動板、5 ボイスコ
イル、6 磁気回路、11 エッジ部、12 ドーム
部、13 湾曲部、14 溝、15 補強剤の薄膜、1
8 マグネット、19 フレームヨーク
イル、6 磁気回路、11 エッジ部、12 ドーム
部、13 湾曲部、14 溝、15 補強剤の薄膜、1
8 マグネット、19 フレームヨーク
フロントページの続き (72)発明者 岩原 成樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 瓜生 勝 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 樹脂材料によって形成されて湾曲形成さ
れた湾曲部を有するエッジ部と、このエッジ部の中心部
に位置して一体に形成された略球面状のドーム部とを備
え、 上記エッジ部及び/又はドーム部には、一方面上に、剛
性を高める補強剤の薄膜が形成されたことを特徴とする
振動板。 - 【請求項2】 上記薄膜は、上記エッジ部の湾曲部と上
記ドーム部との境界に位置する溝に亘って形成されたこ
とを特徴とする請求項1に記載の振動板。 - 【請求項3】 上記薄膜は、上記ドーム部の凹面上に形
成されたことを特徴とする請求項1に記載の振動板。 - 【請求項4】 樹脂材料によって形成されて湾曲形成さ
れた湾曲部を有するエッジ部と、このエッジ部の中央部
に位置して略球面状に形成されたドーム部と、これらエ
ッジ部及び/又はドーム部の一方面上に形成された剛性
を高める補強剤の薄膜とを有する振動板と、 一端部が上記振動板のドーム部に接合固定されて、上記
振動板に生じた振動を電気信号に変換するボイスコイル
と、 上記ボイスコイルに対して磁界を形成する磁気回路とを
備えることを特徴とするマイクロホン装置。 - 【請求項5】 上記振動板には、エッジ部の湾曲部とド
ーム部との境界に位置する溝に亘って補強剤の薄膜が形
成されたことを特徴とする請求項4に記載のマイクロホ
ン装置。 - 【請求項6】 上記振動板には、ドーム部の上記ボイス
コイル側の凹面上に補強剤の薄膜が形成されたことを特
徴とする請求項4に記載のマイクロホン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5369997A JPH10257589A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 振動板及びこの振動板を備えるマイクロホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5369997A JPH10257589A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 振動板及びこの振動板を備えるマイクロホン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10257589A true JPH10257589A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=12950074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5369997A Withdrawn JPH10257589A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 振動板及びこの振動板を備えるマイクロホン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10257589A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-03-07 JP JP5369997A patent/JPH10257589A/ja not_active Withdrawn
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