JPH10258299A - 河川湖沼の浄化利用システム - Google Patents

河川湖沼の浄化利用システム

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JPH10258299A
JPH10258299A JP8340697A JP8340697A JPH10258299A JP H10258299 A JPH10258299 A JP H10258299A JP 8340697 A JP8340697 A JP 8340697A JP 8340697 A JP8340697 A JP 8340697A JP H10258299 A JPH10258299 A JP H10258299A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】経時的にダイオキシン等を含む腐葉土等が堆積
してヘドロ化する河川湖沼,池等の水面に植生ベットを
浮設して環境浄化を図ると共に、水辺の緑化と共生し、
しかも、生長する植生物が他の産業資源として再利用出
来、植生が再利用出来るようにリサイクルされ、又、植
生ベットの浮設状態が浮島として公園や遊園地にも利用
出来るようにする。 【解決手段】河川湖沼,池14の水面に植生ベット1
1″を浮設するに、該植生ベット11は不織布シートに
葦やよしの種子を埋設し、植生マットの外皮マットには
繊維マットを以って囲繞し、内部にはココテラ(商品
名)等の殻肉を充填し、縫目を介し植生ベットとし、水
底12に沈設したアンカーブロック24に使用済タイヤ
21をチェーンや紐19' を介し一連に浮設し、アオコ
等の浄化を図ると共に緑化状態を現出し、生長した植生
22を刈り取って産業資源に供するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、河川湖沼や池等の浄
化を図り、植生物を紙等の再生原料として利用出来得る
ようにしたシステムの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、市民生活が向上すると生活
廃棄物や産業廃棄物が公害,環境破壊問題となり、一地
方部位のみならず、全国的な、或いは、全地球規模的な
問題となり、クローズアップされて生活環境は勿論、産
業社会にあってもエコロジータイプの環境に優しいて調
和を図ることが避けられないようになってきている。
【0003】特に、都市部、或いは、都市郊外における
河川湖沼や池等においてはその水底に経年的に堆積する
汚泥等がヘドロ化し、場合によるとダイオキシン等を含
有することになり、アオコ等により魚介類や水中植物が
著しいダメージを受けるようになり、周辺住民の生活を
も脅かすようになって、これに対処することが都市計画
やデベロッパー等にとって大きな問題となってきてい
る。
【0004】特に、都市部においては住環境が拡大して
住宅地の周辺の自然環境がエロージョンされ、これに対
処する技術の研究開発が行われている。
【0005】そして、無計画な開発による産業廃棄物や
生活廃棄物の当該河川湖沼や池等に対する不法投棄や森
林地区等における不法焼却により、当該河川湖沼や池等
においては腐葉土等が経年的にヘドロ化し、アオコ等が
不足にして発生し、焼却に伴うダイオキシン等の発生が
生活環境を脅かすようになってきている。
【0006】したがって、これに対処するに、不法投棄
や不法焼却等の廃棄物の処理に対する法規制的な対処も
されてはいるが、現状の河川湖沼,沼等の更なる汚染を
防止し、浄化を図り、エロージョンを防止するような改
良改善技術も除除ではあるが研究開発され、一部では実
用化されてはいる。
【0007】その一つに自然環境に本来的に調和し得る
植生物を用いてエコロジータイプの対処技術が開発さ
れ、それらの一つに図12の(イ)に示す様に、ヤシの
殻の繊維3が複雑にからみ合ったロール状態であるのを
織り出してバー状態にし、ナイロン等のロープ2で該バ
ー状の繊維1を所定のサイズの断面円形の繊維ロール3
と形成し、当該図12の(ロ)に示す様に、河川湖沼,
池4等の植生を有する水辺5に杭16' ,16' を介し
当該水辺5に沿って繊維ロール3を添設状態にし、当該
水辺のエロージョンを防止すると共に、植生の緑化を助
勢して当該河川湖沼,池4等の水辺の自然状態を保全す
る環境保護対策が採られるようにする技術が開発されて
はいる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、当該対
応技術の態様においては繊維ロール3がその外皮と内側
の中身が同様のヤシの繊維質や殻肉であるために、本来
的な自然条件により当該ヤシ自体が国内で生産出来ない
ために、輸入に頼らざるを得ず、そのため、輸送コスト
は勿論のこと、嵩ばる容量のために倉庫における保管等
のコストが高くつき、実用性に欠ける欠点があった。
【0009】又、当該図12の(ロ)に示す様に、河川
湖沼、池4等の水辺5に設置して緑化資材として使用さ
れる際に、水辺5の植生の延長としての緑化が図れはす
るものの、積極的な植生力が繊維ロール3には機能的に
備わっていないがために、当該繊維ロール3自体の自然
発生的な発芽や植生を図り難いという難点があった。
【0010】そして、当該図12の(ロ)に示す様なセ
ット態様では繊維ロール3が水面の昇降に追従出来ず、
浮き上がったり浸漬状態になる不具合があった。
【0011】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述従来技術に
基づく河川湖沼,池等の経年的な腐葉土によるヘドロ化
等の汚染の問題に対処出来ない繊維ロールによる緑化技
術の問題点を解決すべき技術的課題とし、在来態様と同
じくヤシ等の自然植生物を用いて植生ベッドを形成し、
当該河川湖沼,池等の水面にポンツーンタイプに浮設し
て浮島的な施設とし、しかも、予め殻肉の外側に埋設す
る等して配設しておいた種子により自然発生的な葦やよ
し等の発芽生長を促し、当該葦やよしの汚染されたヘド
ロ等のアオコ等を浄化する機能をフルに発揮して河川湖
沼や池を浄化し、しかも、生長した植生をして紙等のパ
ピルスの原料として再利用し、植生物はリサイクルして
生成させ用いることが出来、又、当該浮島的な植生ベッ
トは水上公園や水上遊園地としての公共施設的な機能を
も発揮出来るようにしたエコロジータイプにすることが
出来るようにして公害防止産業における浄化技術利用分
野に益する優れた河川湖沼の浄化利用システムを提供せ
んとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述目的に沿い先述特許
請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成は、前述
課題を解決するために、ヤシ等の植生の外皮を繊維マッ
トにし、その内側の中皮として不織布等のシートに葦や
よし等の植生物の種子を所定に埋設したものの内側には
当該植生の殻内の殻肉のココテラ(商品名)等を圧縮状
態にして充填してマット本体とし、輸送コストや備蓄コ
ストを低減し、河川湖沼,池等の水中に浸漬状態にする
と含水して膨潤状態にして積嵩が大きくなるようにし、
該外皮の植生マット内の中皮には不織布等のシートに葦
やよし等の植生物の種子を所定に埋設してシート内のマ
ット本体からなるユニットマットを連接して植生ベット
として水底の地盤に対し打ち込んだ杭やアンカーブロッ
クに使用済タイヤのチューブ等に連係させて水面の上下
動に追随して昇降浮漂自在にするようにし、チューブを
連結材として植生ベットをマット状に延設し、その際、
該植生ベットは外皮の植生マット内のマット本体の外側
に中皮としての不織布等のシートに予め葦やよし等の種
子をランダムに、或いは、均一に散布状態にして埋設し
ておき、吸水して植生状態が現出され、該葦やよしはヘ
ドロのアオコ等の周知の浄化機能を発揮し、当該河川湖
沼や池等の浄化を経時的に確実に図ると共に、水辺の既
存の植生と共に緑化にプラスするようにされ、生長した
植生は適宜に刈り取ってパピルス等の紙原料等に再利用
し、刈り取り後の植生は再び植生ベットとして水面に浮
設し、自然にリサイクル的に再び植生が生長し、河川湖
沼,池等の自然環境を保全し、緑化を促進し、水質浄化
を図ることが出来るようにした技術的手段を講じたもの
である。
【0013】
【作用】マット本体内に充填したココテラ(商品名)等
のヤシの実は含水して膨潤状態になると、7倍等の堆積
増加が図られ、河川湖沼,池等の水面にポンツーンタイ
プに浮設するに充分な浮力を有し、且つ、マット本体の
外側の中央に添設した不織布等のシートには葦やよし等
の種子を埋設しておくことにより、当該種子が吸水発芽
して植生を成し、生長して当該水辺環境の緑化と同化
し、ヘドロのアオコ等の浄化を促進して周辺環境の緑化
と共生状態にあるようにし、水上公園や水上遊園地等に
も活用されるエコロジータイプ効果が図れるようにする
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、この出願の発明の実施しよ
うとする形態を実施例の態様によって図1〜図10を参
照して説明すれば以下の通りである。
【0015】尚、図12と同一態様部分は同一符号を用
いて説明するものとする。
【0016】図1〜図6に示す実施例において、11は
この出願の発明の河川湖沼,池の浄化利用システムに使
用する植生ベットであり、図1,図2に示す様に、ユニ
ットマット9,9…を一連に挟装し、該ユニットマット
9,9…の相隣る部分に於いてジョイントとしての縫目
10を残して横一体的にされている。
【0017】該ユニットマット9においては中皮として
の不織布シート6の肉部に葦やよしの種子20を均一状
態、乃至、ランダムな状態で一体的に埋設しているもの
である。
【0018】而して、該ユニットマット9においては、
図2に示す様に、中皮としての不織布シート6の内部に
ヤシの実のココテラ(商品名)7が充密状態に内装され
ているものである。
【0019】当該図示実施例は植生物してヤシの殻肉と
繊維とを用いた態様であり、該ココテラ(商品名)7は
水中に浸漬すると吸水して膨潤状態となり、約7倍にも
増大し、しかも、所定の強度,剛性を有し水面において
充分な浮力を有するものである。
【0020】そして、中皮6の最外側には外皮としての
ヤシの繊維製の繊維マット6' で囲繞し、その外部には
ナイロン製のロープ8を巻装してユニットマット9の保
形性を維持するようにされている。
【0021】尚、図1,図2に示す態様において各ユニ
ットマット9は断面が真円形ではなく、図2に示す様
に、断面が楕円形状に形成されているものである。
【0022】したがって、植生ベット11においては図
3に示す様に、外皮の繊維マット6' ,6' 相互で縫目
10を介し一連化されて所定厚みのプレート状に形成さ
れているものである。
【0023】而して、かかる植生ベット11は所定の工
場により量産的に製造し得るものであり、自然材料のヤ
シ自体を輸入したり、倉庫に格納したりする場合には個
々の形状が保持されて嵩ばらず、したがって、取り扱い
性も良好でコスト的にも安くつくものである。
【0024】尚、設計によっては、ユニットマット9,
9…を横一連に接続連結して植生ベット11とするに際
し、外皮を成す繊維マット6' の内部にヤシ種子20を
均一、又は、バラツキ状態で埋設させてロープによる縫
目10,10を介し横一連に連結接続されても良い。
【0025】そして、所定サイズの平面視方形の植生ベ
ット11を河川湖沼,池14等に浮設するに際しては、
図4,図5,図6に示す様に、当該河川湖沼,池14等
のヘドロ13(当該ヘドロ13はダイオキシン等を含有
する腐葉土等が所定厚みに堆積されているものである)
が積層堆積している水底の地盤12に対し木材製やコン
クリート製等の杭16を所定間隔で植設し、該杭16に
対し図6に示す様に、内側にベアリング17を有する使
用済タイヤのチューブ18を巻装して昇降自在に水面に
浮設し、該チューブ18に連接用の紐やチェーン19を
付設し、更に、杭16の頂部にはストッパピン15を付
設して水面の昇降に応じて、該チューブ18の昇降浮漂
が許容され、且つ、植生ベッド11が抜け止めされるよ
うにされ、所定サイズの方形の植生ベット11を各ユニ
ットごとに図5に示す様に、上記紐やチェーン19を介
しチューブ18に連結し、水面の昇降に応じて追従的に
昇降浮漂しながら、当該水面に一連に浮設されて浮島状
にされる。
【0026】而して、経時的に該植生ベット11は吸水
してそのユニットマット9の殻肉のココテラ(商品名)
7は吸水して膨潤してその堆積を拡大して所定の強度と
合成を有して浮島状態を完全に維持し、しかも、密度が
水よりも軽いヤシの特性の浮力により浮設状態が維持さ
れ、該植生ベット11の不織布シート6,6に埋設状に
浮設した葦やよし種子20,20が発芽し、葦やよしの
植生として生長し始める。
【0027】そして、生長した葦やよし植生22は先述
した如く、ヘドロ13のアオコ等の浄化機能を発揮し
て、周知の如く、当該河川湖沼,池14等の浄化を行
い、エコロジータイプの浮島とされ、環境に優しい人工
浮島として機能する。
【0028】そして、生長した葦やよしはパピルス等の
紙等の他の産業資材として利用可能であることにより、
各ユニットの植生ベット11ごとにチューブ18に対す
るチェーンや紐19を介しての連結を解き、船等により
曳航して図示しない所定の収穫プラントにより当該葦や
よしの植生22を刈り取り、紙等の原料市材して利用す
る。
【0029】そして、葦やよしの植生22を刈り取られ
た各ユニットの植生ベット11は再び曳航されて各杭1
6にベアリング17を介し浮設されているチューブ18
にチェーンや紐19を介し再び図4に示す様に、人工浮
島として機能させる。
【0030】この時、一連の植生ベット11は全体とし
て相当な浮力を有しているがために、公園や遊園地とし
て使用が可能であり、幼児や人の歩行や所定の遊戯等に
も使用可能である。
【0031】勿論、河川湖沼,池14等の水面は降水や
旱魃によるその水面の昇降や移動はあるが、当該水面の
昇降移動に応じチューブ18ベアリング17を介して杭
16に沿って昇降チェーンや紐19により浮漂するため
に、ユニットの植生ベット11も一体的に昇降浮漂して
水面レベルと同一レベルで常に略フラットな浮島状態の
姿勢を維持することが出来る。
【0032】したがって、河川湖沼,池14等の水辺の
エロージョンも浄化に伴って防止され、周辺部を含めて
当該浮島の緑化によるエコロジータイプの地域として充
分に保全されるものである。
【0033】次に、図7に示す実施例は杭16,16を
ツインタイプにして所定間隔で水底地盤12に打設し、
相隣なるユニットタイプの植生ベット11' を交互に目
違い状に打設した杭16,16に昇降浮漂自在に介装し
たチューブ18にチェーンや紐19を介して連係させる
ようにした態様であり、上述実施例とその作用効果に変
わりはないものである。
【0034】又、図8に示す実施例においては上述各実
施例のユニットの植生ベット11が図1〜図3に示すユ
ニットマット9,9を縫目10により、キルティング状
に形成したのに対し各面に所定幅サイズのユニット植生
ベット11' としてその端縁部をチューブ18に載置す
る等の連係態様にしてユニット浮島にしてその中皮の不
織布シート6に埋設した葦やよしの種子から葦やよし2
2を発芽生長させて当該河川湖沼,池14等の浄化を図
ると共に緑化し、上述同様の作用効果を奏するようにし
た態様であり、エコロジータイプであると共に周辺の緑
化と共生的に在るようにした態様である。
【0035】又、図9,図10に示す実施例は図4,図
7に示した実施例に対して実効性が極め高い、しかも、
低コストで出来るようにした実施可能の態様であり、一
連のユニットベット11'',11''を紐を介して所定サ
イズのフラットな広さにし、各ユニットベット11''の
縁部に使用済タイヤのチューブ21' を連結して水面に
浮設して該チューブ21' (の各々又は適当な部位)に
チェーンや紐体19'を介して水底12に沈設した所定
のアンカーブロック24に連係させて該チェーンや紐1
9' には水面の昇降に追従して植生ベット11が昇降自
在に許容されるようにやや弛みをもって浮設した態様で
あり、当該実施例において奏する作用効果は実質的に図
4〜図8に示す実施例と実質的に変わりがないのに加え
て施工が容易であり、低コスト化が図れ、植生ベット1
1の水面における横方向の浮遊状態も許容出来るように
された点でより効果があるものである。
【0036】而して、図11に示す態様は当該チューブ
21とアンカーブロック24の間に連係するチェーンや
紐19' の上端とチューブ21' との間にゴム製の紐体
19''を介して植生ベット11の水面に追従して昇降す
る自由性と横方向の浮遊性を充分に許容し得るようにす
ることがより自在に行われるようにした態様である。
【0037】尚、この出願の発明の実施態様は上述各実
施例に限るものでないことは勿論であり、例えば、マッ
トに使用する植物はヤシに限るものではなく、他の繊維
質と殻肉質を有する植物でも良く、又、植生は葦やよし
等の植生に限らず、ヘドロ等浄化する機能を有するよう
な植生や生長した植生を他の資材に転用出来るような植
生物が適用可能であり、ポンツーンタイプのユニット植
生ベットの形状等も適宜に可能であり、又、設計によっ
ては外皮としての繊維マットを省略して直接的に外皮と
して種子を埋設した不織布シート内に殻肉を充填するよ
うな態様も採用可能である。
【0038】そして、ユニットベットのサイズについて
は設計的にさまざまなものが採用可能であり、その浮力
によっては相当大規模なものが採用出来、車等の走行も
可能であるようにすることがて出来る等種々の態様が採
用可能である。
【0039】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
に河川湖沼,池等の汚泥分の腐葉土等が堆積したダイオ
キシン等を有するヘドロが環境汚染を招き、周辺住民の
生活環境を破壊するようなものを当該河川湖沼,池等の
周辺の自然状態の緑化状態と同様に共生状態にし、葦や
よし等の植生物の浄化作用により当該河川湖沼や池等の
アオコ等を浄化することが出来、エコロジータイプのウ
ォーターフロント環境とすることが出来るという優れた
効果が奏される。
【0040】而して、該植生物の外皮の繊維、又は、中
皮の不織布シート等を包皮状にし、葦やよし等の植生種
子を埋設し、その内部にヤシのココテラ(商品名)等の
殻肉の吸水性があり、膨潤性がある殻肉を充填した外皮
の繊維マットと中皮シートでユニットマットを形成して
河川湖沼,池の水面に浮設することにより、河川湖沼,
池等の水を該ユニットマットが吸収膨潤して容量を増
し、大きな浮力を有し、しかも、充分な強度と浮力を有
して浮島状態に水面に浮設されるために、当該中皮シー
ト等に埋設した種子が発芽生長して緑化植生体となるこ
とにより、水辺の緑化植生と共生状態にされて自然環境
を保全すると共に、当該生長した植生がヘドロ等を浄化
することによる浄化機能が果され、更に、生長した植生
を刈り取る等して他の産業資源とすることが出来る等か
ずかずの利点を有する浄化利用システムといることが出
来る優れた効果が奏される。
【0041】しかも、植生ベットの水面に浮設するに際
しては、水底から立設した複数の杭間に一連に立設した
マット状態で水面に倣って昇降自在にしたり、水底のア
ンカーブロックに昇降自在に連係することが出来ること
により、当該河川湖沼,池等の水面の昇降にかかわら
ず、常に浄化機能が維持され、植生の生長が停止され
ず、環境に優しいエコロジータイプとすることが出来る
優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の1実施例の植生ベットの部分
概略斜視図である。
【図2】ユニットマットの構造断面図である。
【図3】植生ベットの製造後の横断面図である。
【図4】水面に対する植生ベットの浮設状態の概略側面
断面図である。
【図5】同平面図である。
【図6】浮設植生ベットの杭に対する昇降自在な連係態
様の横断面図である。
【図7】図5相当の他の実施例の平面図である。
【図8】植生ベットの水面浮設状態の他の実施例の横断
面図である。
【図9】図4相当の他の実施例の概略部分平面図であ
る。
【図10】同概略側面図である。
【図11】同植生ベッドの付設アンカーブロックの概略
取り合い側面図である。
【図12】(イ)は従来技術に基づくロールタイプの浄
化マットの概略斜視図であり、(ロ)は同ロールタイプ
のマットの水辺にセットする平面図である。
【符号の説明】
11 植生ベット 6' 繊維マット 7 殻肉 9 ユニットマット 14 河川湖沼,池 20 植生種子 16 杭 6 不織布シート 22 植生物(葦やよし)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外皮マットを形成し該外皮マットの内部に
    植物の殻肉を装備するマット本体として成る植生マット
    を連接し植生ベットとして河川湖沼,池等の水面に浮設
    し浄化利用するシステムにおいて、上記マット本体の外
    側に植生種子を予め付設しておき、上記植生ベットを水
    面にポンツーンタイプに浮設した状態で植生栽培を行っ
    て生長した植生による当該河川湖沼,池等の浄化を行う
    と共に該生長した植生を刈り取って生産資源材として利
    用するようにすることを特徴とする河川湖沼の浄化利用
    システム。
  2. 【請求項2】上記植生ベットの水面に浮設するに際し水
    底から立設した複数の杭間に一連に連接した植生マット
    から成る植生ベッドを昇降浮漂自在に介装させるように
    することを特徴とする請求項1記載の河川湖沼の浄化利
    用システム。
  3. 【請求項3】上記植生ベットの水面に浮設するに際し水
    底から立設した複数の杭間にマット本体を1ユニットご
    とに昇降自在に介装させるようにすることを特徴とする
    請求項1記載の河川湖沼の浄化利用システム。
  4. 【請求項4】上記植生ベットの水面に浮設するに際し水
    底に沈設したアンカーブロックから紐帯を介装させて行
    うようにすることを特徴とする請求項1記載の河川湖沼
    の浄化利用システム。
  5. 【請求項5】上記外皮マットがヤシの実の繊維から成る
    ものであることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載
    の河川湖沼の浄化利用システム。
  6. 【請求項6】上記外皮マットが不織布から成るものであ
    ることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の河川湖
    沼の浄化利用システム。
  7. 【請求項7】上記殻肉がヤシのココテラ(商品名)であ
    ることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の河川湖
    沼の浄化利用システム。
  8. 【請求項8】上記植生種子が植生ベッドの殻肉を包皮す
    る中皮の不織布又は外皮マットに埋設されていることを
    特徴とする請求項1〜6いずれか記載の河川湖沼の浄化
    利用システム。
  9. 【請求項9】上記植生が葦やよしであることを特徴とす
    る請求項1〜7いずれか記載の河川湖沼の浄化利用シス
    テム。
  10. 【請求項10】上記生産資源が紙原料であることを特徴
    とする請求項1記載の河川湖沼の浄化利用システム。
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