JPH10258445A - 半導体装置の樹脂封止用金型 - Google Patents
半導体装置の樹脂封止用金型Info
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- JPH10258445A JPH10258445A JP6673697A JP6673697A JPH10258445A JP H10258445 A JPH10258445 A JP H10258445A JP 6673697 A JP6673697 A JP 6673697A JP 6673697 A JP6673697 A JP 6673697A JP H10258445 A JPH10258445 A JP H10258445A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部接続用端子に打痕を与えることなく厚さ
の均一なICカード等の半導体装置を製造することがで
きる樹脂封止用金型を提供する。 【解決手段】 絶縁基板40の第1の面に外部接続用端
子41が配置され,第2の面に半導体素子42が配置さ
れてなる半導体装置の樹脂封止用金型10であって,絶
縁基板40の第1の面にあてがわれる第1の金型11
と,絶縁基板40の第2の面にあてがわれる第2の金型
12とを備えたものにおいて,第1の金型11に,外部
接続用端子41との接触を避けるための掘り込み部13
を形成すると共に,絶縁基板40と接触して絶縁基板4
0の変形を押さえるための突起18を設けたことを特徴
とする。
の均一なICカード等の半導体装置を製造することがで
きる樹脂封止用金型を提供する。 【解決手段】 絶縁基板40の第1の面に外部接続用端
子41が配置され,第2の面に半導体素子42が配置さ
れてなる半導体装置の樹脂封止用金型10であって,絶
縁基板40の第1の面にあてがわれる第1の金型11
と,絶縁基板40の第2の面にあてがわれる第2の金型
12とを備えたものにおいて,第1の金型11に,外部
接続用端子41との接触を避けるための掘り込み部13
を形成すると共に,絶縁基板40と接触して絶縁基板4
0の変形を押さえるための突起18を設けたことを特徴
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,例えばICカー
ドなどの如き半導体装置(COB:Chip On B
oard)の製造に使用される樹脂封止用金型に関す
る。
ドなどの如き半導体装置(COB:Chip On B
oard)の製造に使用される樹脂封止用金型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より,絶縁基板の両面に外部接続用
端子(アウターリード)と半導体素子を別個に配置した
ICカードが公知である。かかるICカードは,外部接
続用端子は外部に露出させているが,半導体素子が配置
された絶縁基板の側面は樹脂で封止された状態になって
いる。また,ICカードを製造する場合は,両面に外部
接続用端子と半導体素子を配置した絶縁基板を樹脂封止
用金型の内部に挿入し,液化した樹脂を圧入してその樹
脂を固化させる手法が採用されている。
端子(アウターリード)と半導体素子を別個に配置した
ICカードが公知である。かかるICカードは,外部接
続用端子は外部に露出させているが,半導体素子が配置
された絶縁基板の側面は樹脂で封止された状態になって
いる。また,ICカードを製造する場合は,両面に外部
接続用端子と半導体素子を配置した絶縁基板を樹脂封止
用金型の内部に挿入し,液化した樹脂を圧入してその樹
脂を固化させる手法が採用されている。
【0003】図8は,ICカードを製造するための従来
の樹脂封止用金型30の内部に絶縁基板40を挿入した
状態を示す断面図である。樹脂封止用金型30は,第1
の金型(上型)31と第2の金型(下型)32を備えて
おり,両者の間に絶縁基板40を挟むように配置させて
いる。絶縁基板40の第1の面(上面)には外部接続用
端子41が配置され,第2の面(下面)には半導体素子
42が接着材43を用いて取り付けられている。絶縁基
板40の第2の面にはインナーリード44も配置されて
おり,このインナーリード44と半導体素子42は金属
細線45によって接続されている。
の樹脂封止用金型30の内部に絶縁基板40を挿入した
状態を示す断面図である。樹脂封止用金型30は,第1
の金型(上型)31と第2の金型(下型)32を備えて
おり,両者の間に絶縁基板40を挟むように配置させて
いる。絶縁基板40の第1の面(上面)には外部接続用
端子41が配置され,第2の面(下面)には半導体素子
42が接着材43を用いて取り付けられている。絶縁基
板40の第2の面にはインナーリード44も配置されて
おり,このインナーリード44と半導体素子42は金属
細線45によって接続されている。
【0004】第1の金型31の下面には,掘り込み部3
3が形成されている。図9に示すように,第1の金型3
1の下面周縁部34の内側に,該周縁部34よりも一段
高くなるようにして掘り込み部33が配置されている。
この掘り込み部33は,金型30の内部に絶縁基板40
を挿入して第1の金型31と第2の金型32の間に絶縁
基板40を挟んだ際に外部接続用端子41を上方から押
さえるべく平面に形成されている。
3が形成されている。図9に示すように,第1の金型3
1の下面周縁部34の内側に,該周縁部34よりも一段
高くなるようにして掘り込み部33が配置されている。
この掘り込み部33は,金型30の内部に絶縁基板40
を挿入して第1の金型31と第2の金型32の間に絶縁
基板40を挟んだ際に外部接続用端子41を上方から押
さえるべく平面に形成されている。
【0005】第2の金型32の上面は,樹脂が圧入され
るキャビティ35に形成されている。また,第2の金型
32の両側方には,このキャビティ35内に液化した樹
脂を圧入するためのゲート口36と,キャビティ35内
の空気や樹脂中のガス分を外部に出すためのエアーベン
ト口37が形成されている。
るキャビティ35に形成されている。また,第2の金型
32の両側方には,このキャビティ35内に液化した樹
脂を圧入するためのゲート口36と,キャビティ35内
の空気や樹脂中のガス分を外部に出すためのエアーベン
ト口37が形成されている。
【0006】そして,ICカードを製造する際には,図
8に示すように,樹脂封止用金型30の内部に絶縁基板
40を挿入して第1の金型31と第2の金型32の間に
絶縁基板40を挟んだ状態にする。そして,ゲート口3
6を介してキャビティ35内に液化した樹脂を圧入す
る。そして,樹脂を固化させることにより絶縁基板40
の第2の面に配置された半導体素子42やインナーリー
ド44,金属細線45などを一体的に封止した後,樹脂
封止用金型30を開き,第1の金型31と第2の金型3
2の間から樹脂封止の終了したICカードを取り出す。
8に示すように,樹脂封止用金型30の内部に絶縁基板
40を挿入して第1の金型31と第2の金型32の間に
絶縁基板40を挟んだ状態にする。そして,ゲート口3
6を介してキャビティ35内に液化した樹脂を圧入す
る。そして,樹脂を固化させることにより絶縁基板40
の第2の面に配置された半導体素子42やインナーリー
ド44,金属細線45などを一体的に封止した後,樹脂
封止用金型30を開き,第1の金型31と第2の金型3
2の間から樹脂封止の終了したICカードを取り出す。
【0007】ところで,以上のように樹脂封止用金型3
0内に樹脂を圧入してICカードを製造する場合,キャ
ビティ35内に圧入される樹脂の圧力で絶縁樹脂基板4
0を上方に押し上げる力が作用する。この押し上げ力に
よって絶縁樹脂基板40が過度に上方に膨らむと,IC
カードの総厚規格を超えてしまうおそれが生ずる。そこ
で従来は,このような絶縁樹脂基板40の上方への膨ら
みを防止するために,第1の金型31の下面に形成した
前述の掘り込み部33を外部接続用端子41に接触さ
せ,樹脂の圧入に伴う絶縁樹脂基板40の変形を上から
押さえるように構成していた。
0内に樹脂を圧入してICカードを製造する場合,キャ
ビティ35内に圧入される樹脂の圧力で絶縁樹脂基板4
0を上方に押し上げる力が作用する。この押し上げ力に
よって絶縁樹脂基板40が過度に上方に膨らむと,IC
カードの総厚規格を超えてしまうおそれが生ずる。そこ
で従来は,このような絶縁樹脂基板40の上方への膨ら
みを防止するために,第1の金型31の下面に形成した
前述の掘り込み部33を外部接続用端子41に接触さ
せ,樹脂の圧入に伴う絶縁樹脂基板40の変形を上から
押さえるように構成していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし,第1の金型の
下面には,絶縁樹脂基板下面を樹脂で封止した後に発生
する樹脂カスや絶縁樹脂基板から発生する基板カスなど
の異物が付着している可能性がある。このため,従来の
ように掘り込み部下面を外部接続用端子に直接接触させ
て変形を押さえた場合は,付着した異物の影響によって
外部接続用端子の上面に打痕を発生させる問題があっ
た。
下面には,絶縁樹脂基板下面を樹脂で封止した後に発生
する樹脂カスや絶縁樹脂基板から発生する基板カスなど
の異物が付着している可能性がある。このため,従来の
ように掘り込み部下面を外部接続用端子に直接接触させ
て変形を押さえた場合は,付着した異物の影響によって
外部接続用端子の上面に打痕を発生させる問題があっ
た。
【0009】従って,本発明の目的は,外部接続用端子
に打痕を与えることなく厚さの均一なICカード等の半
導体装置を製造することができる樹脂封止用金型を提供
することにある。
に打痕を与えることなく厚さの均一なICカード等の半
導体装置を製造することができる樹脂封止用金型を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで,請求項1の発明
は,絶縁基板の第1の面に外部接続用端子が配置され,
第2の面に半導体素子が配置されてなる半導体装置の樹
脂封止用金型であって,絶縁基板の第1の面にあてがわ
れる第1の金型と,絶縁基板の第2の面にあてがわれる
第2の金型とを備えたものにおいて,前記第1の金型
に,前記外部接続用端子との接触を避けるための掘り込
み部を形成すると共に,前記絶縁基板と接触して該絶縁
基板の変形を押さえるための突起を設けたことを特徴と
する。
は,絶縁基板の第1の面に外部接続用端子が配置され,
第2の面に半導体素子が配置されてなる半導体装置の樹
脂封止用金型であって,絶縁基板の第1の面にあてがわ
れる第1の金型と,絶縁基板の第2の面にあてがわれる
第2の金型とを備えたものにおいて,前記第1の金型
に,前記外部接続用端子との接触を避けるための掘り込
み部を形成すると共に,前記絶縁基板と接触して該絶縁
基板の変形を押さえるための突起を設けたことを特徴と
する。
【0011】この請求項1の樹脂封止用金型の内部に絶
縁基板を挿入し,絶縁基板を第1の金型と第2の金型に
よって挟むと,第1の金型に設けられた突起が絶縁基板
の第1の面に接触した状態となり,樹脂の圧入に伴う絶
縁基板の変形を押さえることができるようになる。な
お,第1の金型には掘り込み部が形成されているので,
外部接続用端子は第1の金型とは接触しない。従って,
第1の金型に樹脂カスや基板カスなどの異物が付着して
いても,外部接続用端子の表面に打痕を発生させる心配
がない。
縁基板を挿入し,絶縁基板を第1の金型と第2の金型に
よって挟むと,第1の金型に設けられた突起が絶縁基板
の第1の面に接触した状態となり,樹脂の圧入に伴う絶
縁基板の変形を押さえることができるようになる。な
お,第1の金型には掘り込み部が形成されているので,
外部接続用端子は第1の金型とは接触しない。従って,
第1の金型に樹脂カスや基板カスなどの異物が付着して
いても,外部接続用端子の表面に打痕を発生させる心配
がない。
【0012】また,請求項2の発明は,絶縁基板の第1
の面に外部接続用端子が配置され,第2の面に半導体素
子が配置されてなる半導体装置の樹脂封止用金型であっ
て,絶縁基板の第1の面にあてがわれる第1の金型と,
絶縁基板の第2の面にあてがわれる第2の金型とを備え
たものにおいて,前記第1の金型に,前記外部接続用端
子と接触するクッション材を配置すると共に,前記絶縁
基板と接触して該絶縁基板の変形を押さえるための突起
を設けたことを特徴とする。
の面に外部接続用端子が配置され,第2の面に半導体素
子が配置されてなる半導体装置の樹脂封止用金型であっ
て,絶縁基板の第1の面にあてがわれる第1の金型と,
絶縁基板の第2の面にあてがわれる第2の金型とを備え
たものにおいて,前記第1の金型に,前記外部接続用端
子と接触するクッション材を配置すると共に,前記絶縁
基板と接触して該絶縁基板の変形を押さえるための突起
を設けたことを特徴とする。
【0013】この請求項2の樹脂封止用金型において絶
縁基板を第1の金型と第2の金型の間に挟んだ場合は,
第1の金型に配置されたクッション材が外部接続用端子
に接触し,突起が絶縁基板の第1の面に接触した状態と
なる。従って,この請求項2の樹脂封止用金型を用いれ
ば,樹脂の圧入に伴う絶縁基板の変形を,第1の金型に
設けたクッション材と突起の両方で押さえることができ
るので,請求項1の樹脂封止用金型に比べて絶縁基板の
変形をより少なくすることが可能となる。なお,外部接
続用端子とクッション材の間に樹脂カスや基板カスなど
の異物が入った場合は,クッション材が異物を吸収する
ように変形するので,外部接続用端子の表面に発生させ
る打痕を小さく抑えることができる。
縁基板を第1の金型と第2の金型の間に挟んだ場合は,
第1の金型に配置されたクッション材が外部接続用端子
に接触し,突起が絶縁基板の第1の面に接触した状態と
なる。従って,この請求項2の樹脂封止用金型を用いれ
ば,樹脂の圧入に伴う絶縁基板の変形を,第1の金型に
設けたクッション材と突起の両方で押さえることができ
るので,請求項1の樹脂封止用金型に比べて絶縁基板の
変形をより少なくすることが可能となる。なお,外部接
続用端子とクッション材の間に樹脂カスや基板カスなど
の異物が入った場合は,クッション材が異物を吸収する
ように変形するので,外部接続用端子の表面に発生させ
る打痕を小さく抑えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態を,半導体装置(COB:Chip OnBoar
d)の一例としてのICカードを製造するために使用さ
れる樹脂封止用金型に基づいて説明する。図1は,請求
項1の実施の形態にかかる樹脂封止用金型10の内部に
絶縁基板40を挿入した状態を示す断面図である。
態を,半導体装置(COB:Chip OnBoar
d)の一例としてのICカードを製造するために使用さ
れる樹脂封止用金型に基づいて説明する。図1は,請求
項1の実施の形態にかかる樹脂封止用金型10の内部に
絶縁基板40を挿入した状態を示す断面図である。
【0015】樹脂封止用金型10は,第1の金型(図示
の例では上型)11と第2の金型(図示の例では下型)
12を備えており,両者の間に絶縁基板40を挟むよう
に配置させている。絶縁基板40の構成は先に図8で説
明した場合と同様であり,絶縁基板40の第1の面(図
示の例では上面)には複数枚の外部接続用端子(アウタ
ーリード)41が配置されている。外部接続用端子41
は,複数枚の金属製の導電板を絶縁基板40の第1の面
に互いに切り離して島状に配置した構成になっている。
そして,それら複数枚の外部接続用端子41同士の間に
おいては,絶縁基板40の第1の面が露出した状態にな
っている。
の例では上型)11と第2の金型(図示の例では下型)
12を備えており,両者の間に絶縁基板40を挟むよう
に配置させている。絶縁基板40の構成は先に図8で説
明した場合と同様であり,絶縁基板40の第1の面(図
示の例では上面)には複数枚の外部接続用端子(アウタ
ーリード)41が配置されている。外部接続用端子41
は,複数枚の金属製の導電板を絶縁基板40の第1の面
に互いに切り離して島状に配置した構成になっている。
そして,それら複数枚の外部接続用端子41同士の間に
おいては,絶縁基板40の第1の面が露出した状態にな
っている。
【0016】絶縁基板40の第2の面(図示の例では下
面)には半導体素子42が接着材43を用いて取り付け
られている。絶縁基板40の第2の面にはインナーリー
ド44も配置されており,このインナーリード44と半
導体素子42は金属細線45によって接続されている。
面)には半導体素子42が接着材43を用いて取り付け
られている。絶縁基板40の第2の面にはインナーリー
ド44も配置されており,このインナーリード44と半
導体素子42は金属細線45によって接続されている。
【0017】第1の金型11の下面には,複数の掘り込
み部13が形成されている。図2に示されるように,こ
れら掘り込み部13は,絶縁基板40上に配置された外
部接続用端子41に対応する箇所にそれぞれ設けられて
いる。また図1に示されるように,各掘り込み部13
は,絶縁基板40の厚さよりも十分な(樹脂カスや基板
カスなどの異物の直径と外部接続用端子41の厚さとの
和以上の)深さを有している。これにより,第1の金型
11と第2の金型12の間に絶縁基板40を挟んだ際に
は,絶縁基板40上の外部接続用端子41が各掘り込み
部13内に余裕を持って収納され,第1の金型11の下
面が外部接続用端子41の表面に接触しない構成になっ
ている。また,掘り込み部13同士の間には,突起18
が連続的に設けられている。この突起18は,第1の金
型11と第2の金型12の間に絶縁基板40を挟んだ際
に,外部接続用端子41同士の間から露出する絶縁基板
40の第1の面に接触できる高さを有し,かつ,外部接
続用端子41の側面に接触しない程度の幅を有してい
る。
み部13が形成されている。図2に示されるように,こ
れら掘り込み部13は,絶縁基板40上に配置された外
部接続用端子41に対応する箇所にそれぞれ設けられて
いる。また図1に示されるように,各掘り込み部13
は,絶縁基板40の厚さよりも十分な(樹脂カスや基板
カスなどの異物の直径と外部接続用端子41の厚さとの
和以上の)深さを有している。これにより,第1の金型
11と第2の金型12の間に絶縁基板40を挟んだ際に
は,絶縁基板40上の外部接続用端子41が各掘り込み
部13内に余裕を持って収納され,第1の金型11の下
面が外部接続用端子41の表面に接触しない構成になっ
ている。また,掘り込み部13同士の間には,突起18
が連続的に設けられている。この突起18は,第1の金
型11と第2の金型12の間に絶縁基板40を挟んだ際
に,外部接続用端子41同士の間から露出する絶縁基板
40の第1の面に接触できる高さを有し,かつ,外部接
続用端子41の側面に接触しない程度の幅を有してい
る。
【0018】第2の金型12の上面は,樹脂が圧入され
るキャビティ15に形成されている。また,第2の金型
12の両側方には,このキャビティ15内に液化した樹
脂を圧入するためのゲート口16と,キャビティ15内
の空気や樹脂中のガス分を外部に出すためのエアーベン
ト口17が形成されている。
るキャビティ15に形成されている。また,第2の金型
12の両側方には,このキャビティ15内に液化した樹
脂を圧入するためのゲート口16と,キャビティ15内
の空気や樹脂中のガス分を外部に出すためのエアーベン
ト口17が形成されている。
【0019】さて,この実施の形態にかかる樹脂封止用
金型10を用いてICカードを製造する際には,先ず,
図1に示すように,樹脂封止用金型10の内部に絶縁基
板40を挿入し,第1の金型11と第2の金型12の間
に絶縁基板40を挟んで支持する。これにより,第1の
金型11に設けられた突起18が外部接続用端子41同
士の間から露出する絶縁基板40の第1の面に接触し,
絶縁基板40を上から押さえた状態となる。なお,第1
の金型11には掘り込み部13が形成されているので,
外部接続用端子41は第1の金型11とは接触しない。
金型10を用いてICカードを製造する際には,先ず,
図1に示すように,樹脂封止用金型10の内部に絶縁基
板40を挿入し,第1の金型11と第2の金型12の間
に絶縁基板40を挟んで支持する。これにより,第1の
金型11に設けられた突起18が外部接続用端子41同
士の間から露出する絶縁基板40の第1の面に接触し,
絶縁基板40を上から押さえた状態となる。なお,第1
の金型11には掘り込み部13が形成されているので,
外部接続用端子41は第1の金型11とは接触しない。
【0020】そして,ゲート口16を介してキャビティ
15内に液化した樹脂を圧入する。この圧入に伴って絶
縁基板40には上方に押し上げる力が作用するが,前述
のように突起18によって絶縁基板40は上から押さえ
られているので,樹脂の圧入に伴う絶縁基板の変形が抑
制される。一方,外部接続用端子41には第1の金型1
1が接触していないので,第1の金型11に樹脂カスや
基板カスなどの異物が付着していたとしても,そのよう
な異物が外部接続用端子41に押し付けられることが無
く,外部接続用端子41の表面に打痕を発生させる心配
がない。
15内に液化した樹脂を圧入する。この圧入に伴って絶
縁基板40には上方に押し上げる力が作用するが,前述
のように突起18によって絶縁基板40は上から押さえ
られているので,樹脂の圧入に伴う絶縁基板の変形が抑
制される。一方,外部接続用端子41には第1の金型1
1が接触していないので,第1の金型11に樹脂カスや
基板カスなどの異物が付着していたとしても,そのよう
な異物が外部接続用端子41に押し付けられることが無
く,外部接続用端子41の表面に打痕を発生させる心配
がない。
【0021】そして,樹脂を固化させることにより絶縁
基板40の第2の面に配置された半導体素子42やイン
ナーリード44,金属細線45などを樹脂で一体的に封
止した後,樹脂封止用金型10を開き,第1の金型11
と第2の金型12の間から樹脂封止の終了したICカー
ドを取り出す。図3〜5は,この樹脂封止用金型10を
用いて製造される半導体装置としてのICカード1を示
す平面図,正面図及び底面図である。ICカード1の第
1の面(図示の例では上面)には,複数枚の外部接続用
端子41が島状に配置されており,それら複数枚の外部
接続用端子41同士の間から絶縁基板40の第1の面が
露出した状態になっている。ICカード1の第2の面
(図示の例では下面)は,樹脂2によって封止されてお
り,その内部には半導体素子42などが埋め込まれてい
る。この樹脂封止用金型10を用いて製造されるICカ
ード1は,外部接続用端子41に打痕が無く,しかも,
所定の総厚規格を満足しているといった特徴がある。
基板40の第2の面に配置された半導体素子42やイン
ナーリード44,金属細線45などを樹脂で一体的に封
止した後,樹脂封止用金型10を開き,第1の金型11
と第2の金型12の間から樹脂封止の終了したICカー
ドを取り出す。図3〜5は,この樹脂封止用金型10を
用いて製造される半導体装置としてのICカード1を示
す平面図,正面図及び底面図である。ICカード1の第
1の面(図示の例では上面)には,複数枚の外部接続用
端子41が島状に配置されており,それら複数枚の外部
接続用端子41同士の間から絶縁基板40の第1の面が
露出した状態になっている。ICカード1の第2の面
(図示の例では下面)は,樹脂2によって封止されてお
り,その内部には半導体素子42などが埋め込まれてい
る。この樹脂封止用金型10を用いて製造されるICカ
ード1は,外部接続用端子41に打痕が無く,しかも,
所定の総厚規格を満足しているといった特徴がある。
【0022】次に,図6は,請求項2の実施の形態にか
かる樹脂封止用金型20の内部に絶縁基板40を挿入し
た状態を示す断面図である。樹脂封止用金型20は,第
1の金型(図示の例では上型)21と第2の金型(図示
の例では下型)22を備えており,両者の間に絶縁基板
40を挟むように配置させている。絶縁基板40の構成
は先に図1で説明した場合と同様であるので,図1と同
じ符号を付することにより,絶縁基板40の構成につい
ての説明は省略する。
かる樹脂封止用金型20の内部に絶縁基板40を挿入し
た状態を示す断面図である。樹脂封止用金型20は,第
1の金型(図示の例では上型)21と第2の金型(図示
の例では下型)22を備えており,両者の間に絶縁基板
40を挟むように配置させている。絶縁基板40の構成
は先に図1で説明した場合と同様であるので,図1と同
じ符号を付することにより,絶縁基板40の構成につい
ての説明は省略する。
【0023】第1の金型21の下面には,複数の掘り込
み部23が形成されている。図7に示されるように,こ
れら掘り込み部23は,絶縁基板40上に配置された外
部接続用端子41に対応する箇所にそれぞれ設けられて
いる。そして,各掘り込み部23には,耐熱性のあるク
ッション材29がそれぞれ配置されており,図6に示さ
れるように,第1の金型21と第2の金型22の間に絶
縁基板40を挟んだ際には,各クッション材29が絶縁
基板40上の外部接続用端子41の表面にそれぞれ接触
する構成になっている。また,掘り込み部23同士の間
には,突起28が連続的に設けられている。この突起2
8は,第1の金型21と第2の金型22の間に絶縁基板
40を挟んだ際に,外部接続用端子41同士の間から露
出する絶縁基板40の第1の面に接触できる高さを有
し,かつ,外部接続用端子41の側面に接触しない程度
の幅を有している。
み部23が形成されている。図7に示されるように,こ
れら掘り込み部23は,絶縁基板40上に配置された外
部接続用端子41に対応する箇所にそれぞれ設けられて
いる。そして,各掘り込み部23には,耐熱性のあるク
ッション材29がそれぞれ配置されており,図6に示さ
れるように,第1の金型21と第2の金型22の間に絶
縁基板40を挟んだ際には,各クッション材29が絶縁
基板40上の外部接続用端子41の表面にそれぞれ接触
する構成になっている。また,掘り込み部23同士の間
には,突起28が連続的に設けられている。この突起2
8は,第1の金型21と第2の金型22の間に絶縁基板
40を挟んだ際に,外部接続用端子41同士の間から露
出する絶縁基板40の第1の面に接触できる高さを有
し,かつ,外部接続用端子41の側面に接触しない程度
の幅を有している。
【0024】第2の金型22の上面は,樹脂が圧入され
るキャビティ25に形成されている。また,第2の金型
22の両側方には,このキャビティ25内に液化した樹
脂を圧入するためのゲート口26と,キャビティ25内
の空気や樹脂中のガス分を外部に出すためのエアーベン
ト口27が形成されている。
るキャビティ25に形成されている。また,第2の金型
22の両側方には,このキャビティ25内に液化した樹
脂を圧入するためのゲート口26と,キャビティ25内
の空気や樹脂中のガス分を外部に出すためのエアーベン
ト口27が形成されている。
【0025】さて,この実施の形態にかかる樹脂封止用
金型20を用いてICカードを製造する際には,先ず,
図6に示すように,樹脂封止用金型20の内部に絶縁基
板40を挿入し,第1の金型21と第2の金型22の間
に絶縁基板40を挟んで支持する。これにより,第1の
金型21に配置されたクッション材29が外部接続用端
子41に接触し,第1の金型21に設けられた突起28
が外部接続用端子41同士の間から露出する絶縁基板4
0の第1の面に接触して,絶縁基板40を上からしっか
りと押さえた状態となる。
金型20を用いてICカードを製造する際には,先ず,
図6に示すように,樹脂封止用金型20の内部に絶縁基
板40を挿入し,第1の金型21と第2の金型22の間
に絶縁基板40を挟んで支持する。これにより,第1の
金型21に配置されたクッション材29が外部接続用端
子41に接触し,第1の金型21に設けられた突起28
が外部接続用端子41同士の間から露出する絶縁基板4
0の第1の面に接触して,絶縁基板40を上からしっか
りと押さえた状態となる。
【0026】そして,ゲート口26を介してキャビティ
25内に液化した樹脂を圧入する。この圧入に伴って絶
縁基板40には上方に押し上げる力が作用するが,前述
のように突起28及びクッション材29によって絶縁基
板40は上からしっかりと押さえられているので,樹脂
の圧入に伴う絶縁基板の変形は極めて少ない。なお,外
部接続用端子41とクッション材29の間に樹脂カスや
基板カスなどの異物が入った場合は,クッション材29
が異物を吸収するように変形するので,外部接続用端子
41の表面に発生させる打痕を小さく抑えることができ
る。
25内に液化した樹脂を圧入する。この圧入に伴って絶
縁基板40には上方に押し上げる力が作用するが,前述
のように突起28及びクッション材29によって絶縁基
板40は上からしっかりと押さえられているので,樹脂
の圧入に伴う絶縁基板の変形は極めて少ない。なお,外
部接続用端子41とクッション材29の間に樹脂カスや
基板カスなどの異物が入った場合は,クッション材29
が異物を吸収するように変形するので,外部接続用端子
41の表面に発生させる打痕を小さく抑えることができ
る。
【0027】そして,樹脂を固化させることにより絶縁
基板40の第2の面に配置された半導体素子42やイン
ナーリード44,金属細線45などを樹脂で一体的に封
止した後,樹脂封止用金型20を開き,第1の金型21
と第2の金型22の間から樹脂封止の終了したICカー
ドを取り出す。この樹脂封止用金型20を用いて製造さ
れるICカードは,先に説明した図1などにおいて説明
した請求項1の実施の形態にかかる樹脂封止用金型10
によって製造されたものに比べて,カードの厚さをより
精度良くすることができるといった特徴がある。また,
クッション材29の変形により外部接続用端子41の打
痕も小さい。
基板40の第2の面に配置された半導体素子42やイン
ナーリード44,金属細線45などを樹脂で一体的に封
止した後,樹脂封止用金型20を開き,第1の金型21
と第2の金型22の間から樹脂封止の終了したICカー
ドを取り出す。この樹脂封止用金型20を用いて製造さ
れるICカードは,先に説明した図1などにおいて説明
した請求項1の実施の形態にかかる樹脂封止用金型10
によって製造されたものに比べて,カードの厚さをより
精度良くすることができるといった特徴がある。また,
クッション材29の変形により外部接続用端子41の打
痕も小さい。
【0028】以上,図示の実施の形態では,半導体装置
の一例としてのICカードを製造するための樹脂封止用
金型に基づいて説明したが,本発明の樹脂封止用金型
は,PCB(Printed Circuit Boa
rd)を用いた他の半導体装置の製造にも好適に適用さ
れる。また,第1の金型を上方に配置し,第2の金型を
下方に配置した例について説明したが,第1の金型と第
2の金型の位置関係は自由に変更することが可能であ
る。
の一例としてのICカードを製造するための樹脂封止用
金型に基づいて説明したが,本発明の樹脂封止用金型
は,PCB(Printed Circuit Boa
rd)を用いた他の半導体装置の製造にも好適に適用さ
れる。また,第1の金型を上方に配置し,第2の金型を
下方に配置した例について説明したが,第1の金型と第
2の金型の位置関係は自由に変更することが可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】請求項1の樹脂封止用金型を用いれば,
外部接続用端子に打痕が無く,しかも,所定の総厚規格
を満足した半導体装置を製造することができる。請求項
2の樹脂封止用金型を用いれば,外部接続用端子に発生
する打痕が小さく,しかも,均一な形状の半導体装置を
製造することができる。なお,請求項1の樹脂封止用金
型と請求項2の樹脂封止用金型のどちらを選択するか
は,製品の要求品質などで適宜選択すれば良い。
外部接続用端子に打痕が無く,しかも,所定の総厚規格
を満足した半導体装置を製造することができる。請求項
2の樹脂封止用金型を用いれば,外部接続用端子に発生
する打痕が小さく,しかも,均一な形状の半導体装置を
製造することができる。なお,請求項1の樹脂封止用金
型と請求項2の樹脂封止用金型のどちらを選択するか
は,製品の要求品質などで適宜選択すれば良い。
【図1】請求項1の実施の形態にかかる樹脂封止用金型
の内部に絶縁基板を挿入した状態を示す断面図である。
の内部に絶縁基板を挿入した状態を示す断面図である。
【図2】請求項1の実施の形態にかかる第1の金型の底
面図である。
面図である。
【図3】請求項1の実施の形態にかかる樹脂封止用金型
を用いて製造される半導体装置としてのICカードを示
す平面図である。
を用いて製造される半導体装置としてのICカードを示
す平面図である。
【図4】請求項1の実施の形態にかかる樹脂封止用金型
を用いて製造される半導体装置としてのICカードを示
す正面図である。
を用いて製造される半導体装置としてのICカードを示
す正面図である。
【図5】請求項1の実施の形態にかかる樹脂封止用金型
を用いて製造される半導体装置としてのICカードを示
す底面図である。
を用いて製造される半導体装置としてのICカードを示
す底面図である。
【図6】請求項2の実施の形態にかかる樹脂封止用金型
の内部に絶縁基板を挿入した状態を示す断面図である。
の内部に絶縁基板を挿入した状態を示す断面図である。
【図7】請求項2の実施の形態にかかる第1の金型の底
面図である。
面図である。
【図8】従来の樹脂封止用金型の内部に絶縁基板を挿入
した状態を示す断面図である。
した状態を示す断面図である。
【図9】従来の第1の金型の底面図である。
1 ICカード 10,20 樹脂封止用金型 11,21 第1の金型 12,22 第2の金型 13,23 掘り込み部 18,28 突起 29 クッション材 40 絶縁基板 41 外部接続用端子 42 半導体素子
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁基板の第1の面に外部接続用端子が
配置され,第2の面に半導体素子が配置されてなる半導
体装置の樹脂封止用金型であって,絶縁基板の第1の面
にあてがわれる第1の金型と,絶縁基板の第2の面にあ
てがわれる第2の金型とを備えたものにおいて,前記第
1の金型に,前記外部接続用端子との接触を避けるため
の掘り込み部を形成すると共に,前記絶縁基板と接触し
て該絶縁基板の変形を押さえるための突起を設けたこと
を特徴とする半導体装置の樹脂封止用金型。 - 【請求項2】 絶縁基板の第1の面に外部接続用端子が
配置され,第2の面に半導体素子が配置されてなる半導
体装置の樹脂封止用金型であって,絶縁基板の第1の面
にあてがわれる第1の金型と,絶縁基板の第2の面にあ
てがわれる第2の金型とを備えたものにおいて,前記第
1の金型に,前記外部接続用端子と接触するクッション
材を配置すると共に,前記絶縁基板と接触して該絶縁基
板の変形を押さえるための突起を設けたことを特徴とす
る半導体装置の樹脂封止用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6673697A JPH10258445A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 半導体装置の樹脂封止用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6673697A JPH10258445A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 半導体装置の樹脂封止用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10258445A true JPH10258445A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13324478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6673697A Withdrawn JPH10258445A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 半導体装置の樹脂封止用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10258445A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002254434A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | 半導体パッケージの封止樹脂体成形金型 |
| CN102543909A (zh) * | 2012-03-01 | 2012-07-04 | 日月光半导体制造股份有限公司 | 不规则形状的封装结构及其制造方法 |
| CN109982821A (zh) * | 2017-07-21 | 2019-07-05 | 第一精工株式会社 | 树脂密封用模具的调整方法及树脂密封用模具 |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP6673697A patent/JPH10258445A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002254434A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | 半導体パッケージの封止樹脂体成形金型 |
| CN102543909A (zh) * | 2012-03-01 | 2012-07-04 | 日月光半导体制造股份有限公司 | 不规则形状的封装结构及其制造方法 |
| CN109982821A (zh) * | 2017-07-21 | 2019-07-05 | 第一精工株式会社 | 树脂密封用模具的调整方法及树脂密封用模具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |