JPH10258516A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH10258516A JPH10258516A JP8563597A JP8563597A JPH10258516A JP H10258516 A JPH10258516 A JP H10258516A JP 8563597 A JP8563597 A JP 8563597A JP 8563597 A JP8563597 A JP 8563597A JP H10258516 A JPH10258516 A JP H10258516A
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- recording head
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Landscapes
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイピング時にインクの混色が起こら
ず、しかも小型化を図ることができること。 【解決手段】 被記録材に対してインクを噴射するノズ
ルを有する少なくとも2つの記録ヘッドと、記録ヘッド
に対して相対的に平行移動して複数の方向からワイピン
グすることができるワイピング手段とを具備する。被記
録材に対してインクを噴射するノズルを有する少なくと
も2つの記録ヘッドのノズル面に対して複数の方向から
ワイピングを行う。
ず、しかも小型化を図ることができること。 【解決手段】 被記録材に対してインクを噴射するノズ
ルを有する少なくとも2つの記録ヘッドと、記録ヘッド
に対して相対的に平行移動して複数の方向からワイピン
グすることができるワイピング手段とを具備する。被記
録材に対してインクを噴射するノズルを有する少なくと
も2つの記録ヘッドのノズル面に対して複数の方向から
ワイピングを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ等に用い
られるインクジェット記録装置に関する。
られるインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置では、長期間に
わたってインクジェット記録ヘッドからインクを安定し
て被記録材に供給するために、ポンプにより記録ヘッド
のノズル内の吸引が定期的あるいは一定動作毎に行われ
る。このとき、ノズルから吸引された大部分のインク
は、ポンプを通じて回収されるが、その一部はノズルあ
るいはその周辺部に付着する。
わたってインクジェット記録ヘッドからインクを安定し
て被記録材に供給するために、ポンプにより記録ヘッド
のノズル内の吸引が定期的あるいは一定動作毎に行われ
る。このとき、ノズルから吸引された大部分のインク
は、ポンプを通じて回収されるが、その一部はノズルあ
るいはその周辺部に付着する。
【0003】このノズルあるいはその周辺部に付着した
インクは、記録動作時の吐出の際に妨げとなり、これに
よりインクの吐出方向が不安定となったり、サテライト
(主インク滴に続いて飛び出す非常に微小な液滴)が発
生したり、インクが吐出されなくなったりして、記録品
質を低下させる要因となる。さらに、記録動作時に発生
したサテライトがノズル周縁部に付着したり、空気中の
紙粉がノズルに付着して前記同様に記録品質を低下させ
る。このため、従来より定期的にノズル面をワイパでワ
イピングしている。
インクは、記録動作時の吐出の際に妨げとなり、これに
よりインクの吐出方向が不安定となったり、サテライト
(主インク滴に続いて飛び出す非常に微小な液滴)が発
生したり、インクが吐出されなくなったりして、記録品
質を低下させる要因となる。さらに、記録動作時に発生
したサテライトがノズル周縁部に付着したり、空気中の
紙粉がノズルに付着して前記同様に記録品質を低下させ
る。このため、従来より定期的にノズル面をワイパでワ
イピングしている。
【0004】図7はインクジェット記録装置における記
録ヘッドとワイピング装置との間の位置関係を示す図で
ある。ノズル面を下向きにして配置されたインクジェッ
ト記録ヘッド101a,101bはキャリッジケース1
02に搭載されている。このキャリッジケース102は
ベルト103と噛み合い、ガイドシャフト104を貫挿
しており、これにより図中矢印方向A及びBに移動可能
となっている。
録ヘッドとワイピング装置との間の位置関係を示す図で
ある。ノズル面を下向きにして配置されたインクジェッ
ト記録ヘッド101a,101bはキャリッジケース1
02に搭載されている。このキャリッジケース102は
ベルト103と噛み合い、ガイドシャフト104を貫挿
しており、これにより図中矢印方向A及びBに移動可能
となっている。
【0005】キャリッジケース102の下方には、ワイ
ピング装置が配置されている。ワイピング装置は、図8
に示すように、基台となるガイドベース105と、キャ
リッジケース102と係合してワイパをワイピング位置
にセットするためのセット係止部106と、ノズル面を
ワイピングする部材であるワイパ107と、キャリッジ
ケース102と係合してワイパ107をワイピング位置
からリセットするためのリセット係止部108と、セッ
ト係止部106、ワイパ107、及びリセット係止部1
08が設けられ、ガイドベース105との関係で昇降可
能な昇降ベース109とから主に構成されている。
ピング装置が配置されている。ワイピング装置は、図8
に示すように、基台となるガイドベース105と、キャ
リッジケース102と係合してワイパをワイピング位置
にセットするためのセット係止部106と、ノズル面を
ワイピングする部材であるワイパ107と、キャリッジ
ケース102と係合してワイパ107をワイピング位置
からリセットするためのリセット係止部108と、セッ
ト係止部106、ワイパ107、及びリセット係止部1
08が設けられ、ガイドベース105との関係で昇降可
能な昇降ベース109とから主に構成されている。
【0006】図9(a)から図9(d)及び図10
(a)及び図10(d)はインクジェット記録装置にお
ける記録ヘッドと記録ヘッドのノズル面をワイピングす
るワイピング装置との間のワイピング動作を説明するた
めの図である。
(a)及び図10(d)はインクジェット記録装置にお
ける記録ヘッドと記録ヘッドのノズル面をワイピングす
るワイピング装置との間のワイピング動作を説明するた
めの図である。
【0007】まず、図9(a)に示すように、キャリッ
ジケース102はワイピング装置とずれている位置にあ
る。このとき、昇降ベース109の底部外表面に設けら
れた凸部109aとガイドベース105の底部内表面に
設けられた凹部105aとが嵌合しており、ワイパ10
7がセットされていない、すなわちワイパ107は記録
ヘッド101a,101bと接触しない位置に下降して
いる。
ジケース102はワイピング装置とずれている位置にあ
る。このとき、昇降ベース109の底部外表面に設けら
れた凸部109aとガイドベース105の底部内表面に
設けられた凹部105aとが嵌合しており、ワイパ10
7がセットされていない、すなわちワイパ107は記録
ヘッド101a,101bと接触しない位置に下降して
いる。
【0008】次いで、ベルト103に接続された図示し
ない回転動力源によりガイドシャフト104に沿ってキ
ャリッジケース102を矢印A方向に移動させると、図
9(b)に示すように、キャリッジケース102の紙面
向かって右側の端部が昇降ベース109のセット係止部
106に当接して係合する。
ない回転動力源によりガイドシャフト104に沿ってキ
ャリッジケース102を矢印A方向に移動させると、図
9(b)に示すように、キャリッジケース102の紙面
向かって右側の端部が昇降ベース109のセット係止部
106に当接して係合する。
【0009】さらに、キャリッジケース102を矢印A
方向に移動させると、キャリッジケース102は昇降ベ
ース109と係合した状態で矢印A方向に移動する。こ
のとき、図9(c)に示すように、昇降ベース109の
底部外表面に設けた凸部109aがガイドベース105
の底部内表面に設けた凹部105aの斜面に沿って移動
することにより、昇降ベース109のリセット係止部1
08側が上昇する。それに伴って、ワイパ107が上昇
する。
方向に移動させると、キャリッジケース102は昇降ベ
ース109と係合した状態で矢印A方向に移動する。こ
のとき、図9(c)に示すように、昇降ベース109の
底部外表面に設けた凸部109aがガイドベース105
の底部内表面に設けた凹部105aの斜面に沿って移動
することにより、昇降ベース109のリセット係止部1
08側が上昇する。それに伴って、ワイパ107が上昇
する。
【0010】さらに、キャリッジケース102を矢印A
方向に移動させると、キャリッジケース102は昇降ベ
ース109と係合した状態で矢印A方向に移動し、図9
(d)に示すように、昇降ベース109の端部外表面が
ガイドベース105の端部内表面に当接したところで停
止する。この状態は、ワイパ107がワイピング位置に
セットされた状態である。
方向に移動させると、キャリッジケース102は昇降ベ
ース109と係合した状態で矢印A方向に移動し、図9
(d)に示すように、昇降ベース109の端部外表面が
ガイドベース105の端部内表面に当接したところで停
止する。この状態は、ワイパ107がワイピング位置に
セットされた状態である。
【0011】次に、キャリッジケース102を矢印B方
向に移動させると、図10(a)及び図10(b)に示
すように、記録ヘッド101a,記録ヘッド101bの
順でそのノズル面がワイパ107でワイピングされる。
このとき、昇降ベース109は、ガイドベース105と
の間の摩擦力によりキャリッジケース102が矢印B方
向に移動しても停止した状態である。
向に移動させると、図10(a)及び図10(b)に示
すように、記録ヘッド101a,記録ヘッド101bの
順でそのノズル面がワイパ107でワイピングされる。
このとき、昇降ベース109は、ガイドベース105と
の間の摩擦力によりキャリッジケース102が矢印B方
向に移動しても停止した状態である。
【0012】さらに、キャリッジケース102を矢印B
方向に移動させると、図10(c)に示すように、キャ
リッジベース102の紙面向かって左側の端部が昇降ベ
ース109の上昇に伴って上昇しているリセット係止部
108に当接して係合する。
方向に移動させると、図10(c)に示すように、キャ
リッジベース102の紙面向かって左側の端部が昇降ベ
ース109の上昇に伴って上昇しているリセット係止部
108に当接して係合する。
【0013】さらに、キャリッジケース102を矢印B
方向に移動させると、図10(d)に示すように、リセ
ット係止部108でキャリッジケース102の端部と係
合した昇降ベース109がガイドベース105との間の
摩擦力以上の力で引かれて矢印B方向に移動する。この
とき、昇降ベース109の底部外表面に設けられた凸部
109aがガイドベース105の底部内表面に設けられ
た凹部105aに沿って滑り落ちて昇降ベース109全
体が下降する。これにより、昇降ベース109の凸部1
09aがガイドベース105の凹部105aに嵌合する
とともにワイパ107が下降してワイピング位置から退
避する。そして、リセット係止部108とキャリッジケ
ース102の端部との間の係合が解除される。このよう
にして記録ヘッドのノズル面のワイピングが行われる。
方向に移動させると、図10(d)に示すように、リセ
ット係止部108でキャリッジケース102の端部と係
合した昇降ベース109がガイドベース105との間の
摩擦力以上の力で引かれて矢印B方向に移動する。この
とき、昇降ベース109の底部外表面に設けられた凸部
109aがガイドベース105の底部内表面に設けられ
た凹部105aに沿って滑り落ちて昇降ベース109全
体が下降する。これにより、昇降ベース109の凸部1
09aがガイドベース105の凹部105aに嵌合する
とともにワイパ107が下降してワイピング位置から退
避する。そして、リセット係止部108とキャリッジケ
ース102の端部との間の係合が解除される。このよう
にして記録ヘッドのノズル面のワイピングが行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】通常、高品位の画像を
記録するためのインクジェット記録ヘッドにおいては、
イエロー、シアン、マゼンタのノズル群を有する記録ヘ
ッドと、ブラックのノズル群を有する記録ヘッドが並列
に配置された構造を有している。
記録するためのインクジェット記録ヘッドにおいては、
イエロー、シアン、マゼンタのノズル群を有する記録ヘ
ッドと、ブラックのノズル群を有する記録ヘッドが並列
に配置された構造を有している。
【0015】このような配列の記録ヘッドのノズル面を
上記のようにしてワイピングを行うと、ワイピングに必
要となる記録ヘッドの移動距離が長くなるという問題が
あり、ワイピングに時間がかかるとともに装置が大型化
するという問題がある。また、上記の構成では、2つの
記録ヘッドのノズル面を一度にワイピングするので、ワ
イピング方向における前段のノズルに付着したインクを
ワイパ107が持ち出し、後段のノズルに付着させてし
まい、その結果インクの混色が起こるという問題があ
る。
上記のようにしてワイピングを行うと、ワイピングに必
要となる記録ヘッドの移動距離が長くなるという問題が
あり、ワイピングに時間がかかるとともに装置が大型化
するという問題がある。また、上記の構成では、2つの
記録ヘッドのノズル面を一度にワイピングするので、ワ
イピング方向における前段のノズルに付着したインクを
ワイパ107が持ち出し、後段のノズルに付着させてし
まい、その結果インクの混色が起こるという問題があ
る。
【0016】このような問題に対して、記録ヘッドのノ
ズル群毎にワイパを設けることやすべてのノズル群を並
列に配置すること等が提案されているが、装置が大型化
するという問題が生じる。
ズル群毎にワイパを設けることやすべてのノズル群を並
列に配置すること等が提案されているが、装置が大型化
するという問題が生じる。
【0017】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、ワイピング時にインクの混色が起こらず、しかも
小型化を図ることができるインクジェット記録装置を提
供することを目的とする。
あり、ワイピング時にインクの混色が起こらず、しかも
小型化を図ることができるインクジェット記録装置を提
供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は以下の手段を講じた。請求項1に記載の発明
は、被記録材に対してインクを噴射するノズルを有する
少なくとも2つの記録ヘッドと、記録ヘッドに対して相
対的に平行移動して複数の方向からワイピングすること
ができるワイピング手段とを具備する構成を採る。
に本発明は以下の手段を講じた。請求項1に記載の発明
は、被記録材に対してインクを噴射するノズルを有する
少なくとも2つの記録ヘッドと、記録ヘッドに対して相
対的に平行移動して複数の方向からワイピングすること
ができるワイピング手段とを具備する構成を採る。
【0019】この構成によれば、記録ヘッドの移動方向
に対応して異なるワイピング方向で記録ヘッドのノズル
面をワイピングすることができるので、ワイピングに必
要となる記録ヘッドの移動距離を短くすることができ
る。これにより、ワイピング手段を小型化することがで
きる。その結果、装置内部の空間を有効に利用すること
ができるので、装置の小型化を図ることができる。
に対応して異なるワイピング方向で記録ヘッドのノズル
面をワイピングすることができるので、ワイピングに必
要となる記録ヘッドの移動距離を短くすることができ
る。これにより、ワイピング手段を小型化することがで
きる。その結果、装置内部の空間を有効に利用すること
ができるので、装置の小型化を図ることができる。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、ワイピング手段は、記録ヘッドのノズ
ル面に対するワイピング方向を変える機構を有する構成
を採る。
の発明において、ワイピング手段は、記録ヘッドのノズ
ル面に対するワイピング方向を変える機構を有する構成
を採る。
【0021】この構成によれば、ワイピング方向を容易
に変えることができ、ワイピングに必要となる記録ヘッ
ドの移動距離を短くすることができる。
に変えることができ、ワイピングに必要となる記録ヘッ
ドの移動距離を短くすることができる。
【0022】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、ワイピング手段は、記録
ヘッドに対して相対的に平行移動する際に、前記記録ヘ
ッドとの間の距離が変わり、それにより前記記録ヘッド
のノズル面との間の接触・非接触が可能となる機構を有
する構成を採る。
求項2に記載の発明において、ワイピング手段は、記録
ヘッドに対して相対的に平行移動する際に、前記記録ヘ
ッドとの間の距離が変わり、それにより前記記録ヘッド
のノズル面との間の接触・非接触が可能となる機構を有
する構成を採る。
【0023】この構成によれば、記録ヘッドとワイピン
グ装置との間の平行移動だけで記録ヘッドとワイピング
部材であるワイパとの間の距離を変えて記録ヘッドのノ
ズル面にワイパを接触・非接触状態にすることができる
ので、記録ヘッドとワイパとの間の距離を変える手段を
設ける必要がなく、特別な動力源も不要である。
グ装置との間の平行移動だけで記録ヘッドとワイピング
部材であるワイパとの間の距離を変えて記録ヘッドのノ
ズル面にワイパを接触・非接触状態にすることができる
ので、記録ヘッドとワイパとの間の距離を変える手段を
設ける必要がなく、特別な動力源も不要である。
【0024】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3に記載の発明において、ワイピング手段は複数の
エッジを有するワイピング部材を有しており、ワイピン
グ方向に対応したエッジで記録ヘッドのノズル面をワイ
ピングする構成を採る。
求項3に記載の発明において、ワイピング手段は複数の
エッジを有するワイピング部材を有しており、ワイピン
グ方向に対応したエッジで記録ヘッドのノズル面をワイ
ピングする構成を採る。
【0025】この構成によれば、ワイピング部材である
ワイパがワイピング方向に対応したエッジで記録ヘッド
のノズル面をワイピングするので、ワイパのエッジと記
録ヘッドのノズル群とを一意に対応させることができ
る。したがって、ワイピングの際の他のノズル群との混
色の発生を阻止することができる。
ワイパがワイピング方向に対応したエッジで記録ヘッド
のノズル面をワイピングするので、ワイパのエッジと記
録ヘッドのノズル群とを一意に対応させることができ
る。したがって、ワイピングの際の他のノズル群との混
色の発生を阻止することができる。
【0026】請求項5に記載の発明は、被記録材に対し
てインクを噴射するノズルを有する少なくとも2つの記
録ヘッドのノズル面に対して複数の方向からワイピング
を行う構成を採る。
てインクを噴射するノズルを有する少なくとも2つの記
録ヘッドのノズル面に対して複数の方向からワイピング
を行う構成を採る。
【0027】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、記録ヘッドの移動方向における双方向
で前記記録ヘッドのノズル面のワイピングを行う構成を
採る。
の発明において、記録ヘッドの移動方向における双方向
で前記記録ヘッドのノズル面のワイピングを行う構成を
採る。
【0028】これらの構成によれば、記録ヘッドの移動
方向に対応して異なるワイピング方向で記録ヘッドのノ
ズル面をワイピングすることができるので、ワイピング
に必要となる記録ヘッドの移動距離を短くすることがで
きる。これにより、ワイピングにかかる時間を短くする
ことができ、迅速に印字状態に入ることができる。
方向に対応して異なるワイピング方向で記録ヘッドのノ
ズル面をワイピングすることができるので、ワイピング
に必要となる記録ヘッドの移動距離を短くすることがで
きる。これにより、ワイピングにかかる時間を短くする
ことができ、迅速に印字状態に入ることができる。
【0029】請求項7に記載の発明は、請求項5又は請
求項6に記載の発明において、記録ヘッドのノズル面を
ワイピングするワイピング手段を前記記録ヘッドに対し
て相対的に平行移動しながら、前記ワイピング手段と前
記記録ヘッドとの間の距離を変えることにより、前記ワ
イピング手段と前記記録ヘッドのノズル面との間の接触
・非接触を行う構成を採る。
求項6に記載の発明において、記録ヘッドのノズル面を
ワイピングするワイピング手段を前記記録ヘッドに対し
て相対的に平行移動しながら、前記ワイピング手段と前
記記録ヘッドとの間の距離を変えることにより、前記ワ
イピング手段と前記記録ヘッドのノズル面との間の接触
・非接触を行う構成を採る。
【0030】上記構成では、ワイピング手段を記録ヘッ
ドに対して相対的に平行移動すると同時にワイピング手
段と記録ヘッドとの間の距離を変えることができるの
で、ワイピング動作を迅速に行うことができる。
ドに対して相対的に平行移動すると同時にワイピング手
段と記録ヘッドとの間の距離を変えることができるの
で、ワイピング動作を迅速に行うことができる。
【0031】請求項8に記載の発明は、請求項5乃至請
求項7に記載の発明において、複数のエッジを有するワ
イピング部材を用いて、ワイピング方向に対応したエッ
ジで記録ヘッドのノズル面をワイピングする構成を採
る。
求項7に記載の発明において、複数のエッジを有するワ
イピング部材を用いて、ワイピング方向に対応したエッ
ジで記録ヘッドのノズル面をワイピングする構成を採
る。
【0032】この構成によれば、ワイピング部材である
ワイパがワイピング方向に対応したエッジで記録ヘッド
のノズル面をワイピングするので、ワイパのエッジと記
録ヘッドのノズル群とを一意に対応させることができ
る。したがって、ワイピングの際の他のノズル群との混
色の発生を阻止することができる。
ワイパがワイピング方向に対応したエッジで記録ヘッド
のノズル面をワイピングするので、ワイパのエッジと記
録ヘッドのノズル群とを一意に対応させることができ
る。したがって、ワイピングの際の他のノズル群との混
色の発生を阻止することができる。
【0033】請求項9に記載の発明は、請求項5乃至請
求項8に記載の発明において、記録ヘッドの移動方向に
おいて後段の記録ヘッドをワイピングする構成を採る。
求項8に記載の発明において、記録ヘッドの移動方向に
おいて後段の記録ヘッドをワイピングする構成を採る。
【0034】この構成によれば、一方向のワイピングに
おいて記録ヘッドの移動方向における前段の記録ヘッド
をワイピングしないので、前段の記録ヘッドのノズル群
と後段の記録ヘッドのノズル群との間の混色を確実に防
止することができる。
おいて記録ヘッドの移動方向における前段の記録ヘッド
をワイピングしないので、前段の記録ヘッドのノズル群
と後段の記録ヘッドのノズル群との間の混色を確実に防
止することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明のイン
クジェット記録装置を示す概略構成図である。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明のイン
クジェット記録装置を示す概略構成図である。
【0036】図中1は被記録材である記録紙2を収容す
るカセットを示す。カセット1の装置側の両端部には、
カム3a,3bが取付けられており、カム3a,3bに
は記録紙2を一枚ずつ繰出すピックアップローラ4が貫
挿されている。このピックアップローラ4は図示しない
本体カバーに取付けられている。本体カバーには、ピッ
クアップローラ4により繰出された記録紙2を搬送する
送りローラ5が取付けられており、さらに送りローラ5
の回転伝達を切り換えるギヤボックス6が取付けられて
いる。さらに、ギヤボックス6の外側には、送りローラ
5を回転させる送りモータ7が取付けられている。
るカセットを示す。カセット1の装置側の両端部には、
カム3a,3bが取付けられており、カム3a,3bに
は記録紙2を一枚ずつ繰出すピックアップローラ4が貫
挿されている。このピックアップローラ4は図示しない
本体カバーに取付けられている。本体カバーには、ピッ
クアップローラ4により繰出された記録紙2を搬送する
送りローラ5が取付けられており、さらに送りローラ5
の回転伝達を切り換えるギヤボックス6が取付けられて
いる。さらに、ギヤボックス6の外側には、送りローラ
5を回転させる送りモータ7が取付けられている。
【0037】また、カム3a,3bと連接するプレート
8には、3つのピンチローラ9が等間隔で配置されてお
り、ピンチローラ9と送りローラ5との間で記録紙2を
挟み込んで記録紙2に搬送力を与えるようになってい
る。なお、プレート8には、搬送される記録紙2の先端
を検出する位置センサ10が取付けられている。また、
ピックアップローラ4、送りローラ5及びピンチローラ
9は、それぞれそのローラ軸が互いに略平行となるよう
に設置されている。
8には、3つのピンチローラ9が等間隔で配置されてお
り、ピンチローラ9と送りローラ5との間で記録紙2を
挟み込んで記録紙2に搬送力を与えるようになってい
る。なお、プレート8には、搬送される記録紙2の先端
を検出する位置センサ10が取付けられている。また、
ピックアップローラ4、送りローラ5及びピンチローラ
9は、それぞれそのローラ軸が互いに略平行となるよう
に設置されている。
【0038】本体カバーには、ガイドシャフト11が上
述したローラ軸と略平行となるように取付けられてい
る。ガイドシャフト11には、イエロー、シアン及びマ
ゼンタの3色のインクを記録紙2に向けて噴出する複数
のノズルを持つインクジェット記録ヘッド12aと、ブ
ラックのインクを記録紙2に向けて噴出する複数のノズ
ルを持つインクジェット記録ヘッド12bとを搭載した
キャリッジケース13が貫挿するようにして取付けられ
ている。
述したローラ軸と略平行となるように取付けられてい
る。ガイドシャフト11には、イエロー、シアン及びマ
ゼンタの3色のインクを記録紙2に向けて噴出する複数
のノズルを持つインクジェット記録ヘッド12aと、ブ
ラックのインクを記録紙2に向けて噴出する複数のノズ
ルを持つインクジェット記録ヘッド12bとを搭載した
キャリッジケース13が貫挿するようにして取付けられ
ている。
【0039】記録ヘッド12a,12bには、それぞれ
インクを記録紙2に向って噴射するためのノズル(イン
ク噴出口)が設けられている。このノズルの配置を図2
に示す。すなわち、記録ヘッド12aはそれぞれ千鳥に
並んだ各8個のイエロー、シアン、マゼンタのノズルか
らなり、記録ヘッド12bは千鳥に並んだ24個のブラ
ックのノズルから構成されている。記録ヘッド12aと
12bとの間には溝13aが設けられており、溝13a
のそれぞれの端部には凸部13b,13cが設けられて
いる。
インクを記録紙2に向って噴射するためのノズル(イン
ク噴出口)が設けられている。このノズルの配置を図2
に示す。すなわち、記録ヘッド12aはそれぞれ千鳥に
並んだ各8個のイエロー、シアン、マゼンタのノズルか
らなり、記録ヘッド12bは千鳥に並んだ24個のブラ
ックのノズルから構成されている。記録ヘッド12aと
12bとの間には溝13aが設けられており、溝13a
のそれぞれの端部には凸部13b,13cが設けられて
いる。
【0040】なお、カラー記録の場合、記録紙2の搬送
量を一定にするため、ブラックの24個のノズルのうち
の連続する8個が使用される。この8個のノズルは図2
に示すようにそれぞれ千鳥に並んだ各8個のイエロー、
シアン、マゼンタのノズルと記録ヘッド12a,12b
を搭載したキャリッジケース13の移動方向に重ならな
いように配置されている。なお、イエロー、シアン、マ
ゼンタについてはそれぞれ8個すべてのノズルが使用さ
れる。
量を一定にするため、ブラックの24個のノズルのうち
の連続する8個が使用される。この8個のノズルは図2
に示すようにそれぞれ千鳥に並んだ各8個のイエロー、
シアン、マゼンタのノズルと記録ヘッド12a,12b
を搭載したキャリッジケース13の移動方向に重ならな
いように配置されている。なお、イエロー、シアン、マ
ゼンタについてはそれぞれ8個すべてのノズルが使用さ
れる。
【0041】キャリッジケース13の近傍には、2つの
プーリ14a,14bに掛け渡されたベルト15が張ら
れており、一方のプーリ14bにはベルト15を正逆回
転させるキャリッジモータ16が接続されている。この
ような構成により、記録ヘッド12a,12bを搭載し
たキャリッジケース13をガイドシャフト11に沿って
平行往復移動(矢印A及びB方向に移動)させるように
なっている。ベルト15近傍には、キャリッジセンサ1
7が設置されており、キャリッジケース13に取付けら
れた被検出部材(図示せず)を検出してキャリッジケー
ス13の初期位置を確認するようになっている。
プーリ14a,14bに掛け渡されたベルト15が張ら
れており、一方のプーリ14bにはベルト15を正逆回
転させるキャリッジモータ16が接続されている。この
ような構成により、記録ヘッド12a,12bを搭載し
たキャリッジケース13をガイドシャフト11に沿って
平行往復移動(矢印A及びB方向に移動)させるように
なっている。ベルト15近傍には、キャリッジセンサ1
7が設置されており、キャリッジケース13に取付けら
れた被検出部材(図示せず)を検出してキャリッジケー
ス13の初期位置を確認するようになっている。
【0042】キャリッジケース13の平行移動領域より
も下方の領域には、キャリッジケース13の移動方向に
沿って平行往復移動すると共にキャップを19a,19
bを昇降移動するキャップ収納部材18が設置されてい
る。このキャップ収納部材18には、キャップ19a,
19bがその開口部を上方に向けて収納されている。キ
ャップ19aには、ノズルクリーニングの際にキャップ
内を減圧してノズル内を吸引する吸引手段である吸引ポ
ンプ20が接続されている。
も下方の領域には、キャリッジケース13の移動方向に
沿って平行往復移動すると共にキャップを19a,19
bを昇降移動するキャップ収納部材18が設置されてい
る。このキャップ収納部材18には、キャップ19a,
19bがその開口部を上方に向けて収納されている。キ
ャップ19aには、ノズルクリーニングの際にキャップ
内を減圧してノズル内を吸引する吸引手段である吸引ポ
ンプ20が接続されている。
【0043】また、キャリッジケース13の平行移動領
域よりも下方の領域には、記録ヘッド12a,12bの
ノズル面をワイピングするワイピング装置21が配置さ
れている。また、本体カバーには、記録が終了した記録
紙2を搬送する搬送ローラ22及び押さえ歯車23を貫
挿するシャフト24が取付けられている。さらに、本体
カバー内には、インクジェット記録ヘッド12a,12
b及びその他の機構部を制御する制御回路部が内蔵され
ている。
域よりも下方の領域には、記録ヘッド12a,12bの
ノズル面をワイピングするワイピング装置21が配置さ
れている。また、本体カバーには、記録が終了した記録
紙2を搬送する搬送ローラ22及び押さえ歯車23を貫
挿するシャフト24が取付けられている。さらに、本体
カバー内には、インクジェット記録ヘッド12a,12
b及びその他の機構部を制御する制御回路部が内蔵され
ている。
【0044】次に、本発明のインクジェット記録装置に
おけるワイピング装置を図3及び図4を用いて説明す
る。なお、図3及び図4は図1においてX方向から見た
状態を示す。
おけるワイピング装置を図3及び図4を用いて説明す
る。なお、図3及び図4は図1においてX方向から見た
状態を示す。
【0045】ワイピング装置21は、図3に示すよう
に、矢印A方向及びB方向に平行移動可能なキャリッジ
ケース13に収容された記録ヘッド12a及び12bの
ノズル面の下方で矢印A方向及びB方向に平行移動可能
に配置されている。
に、矢印A方向及びB方向に平行移動可能なキャリッジ
ケース13に収容された記録ヘッド12a及び12bの
ノズル面の下方で矢印A方向及びB方向に平行移動可能
に配置されている。
【0046】図4に示すように、図示しない付勢手段に
より上方に押し付けられ、平行移動することにより昇降
する昇降ベース25の中央には、湾曲した凸部25aが
設けられている。凸部25a上には、楕円部と突出部と
からなるセットレバー26a,26bが楕円部と凸部2
3aとを接触させるようにして配置されている。このセ
ットレバー26a,26bは、凸部23aと接触しなが
らセットレバー軸27を中心にして回動することにより
ワイパ28のセット・リセットを行うとともに昇降ベー
ス25の昇降を行うようになっている。
より上方に押し付けられ、平行移動することにより昇降
する昇降ベース25の中央には、湾曲した凸部25aが
設けられている。凸部25a上には、楕円部と突出部と
からなるセットレバー26a,26bが楕円部と凸部2
3aとを接触させるようにして配置されている。このセ
ットレバー26a,26bは、凸部23aと接触しなが
らセットレバー軸27を中心にして回動することにより
ワイパ28のセット・リセットを行うとともに昇降ベー
ス25の昇降を行うようになっている。
【0047】ワイピング装置21の紙面向って左端に
は、左プレート29が取り付けられており、左プレート
29の上方に設けられた左リセットレバー軸30を中心
に回動可能に左リセットレバー31a,31bが取り付
けられている。ワイピング装置21の紙面向って右端に
は、右プレート32が取り付けられており、右プレート
32の上方に設けられた右リセットレバー軸33を中心
に回動可能に右リセットレバー34a,34bが取り付
けられている。
は、左プレート29が取り付けられており、左プレート
29の上方に設けられた左リセットレバー軸30を中心
に回動可能に左リセットレバー31a,31bが取り付
けられている。ワイピング装置21の紙面向って右端に
は、右プレート32が取り付けられており、右プレート
32の上方に設けられた右リセットレバー軸33を中心
に回動可能に右リセットレバー34a,34bが取り付
けられている。
【0048】また、左リセットレバー31a,31bに
は、それぞれ左ロット35a,35bがその先端をセッ
トレバー26a,26bの突出部先端に向くように水平
方向に対して傾斜して取り付けられており、右リセット
レバー34a,34bには、それぞれ右ロット36a,
36bがその先端をセットレバー26a,26bの突出
部先端に向くように水平方向に対して傾斜して取り付け
られている。
は、それぞれ左ロット35a,35bがその先端をセッ
トレバー26a,26bの突出部先端に向くように水平
方向に対して傾斜して取り付けられており、右リセット
レバー34a,34bには、それぞれ右ロット36a,
36bがその先端をセットレバー26a,26bの突出
部先端に向くように水平方向に対して傾斜して取り付け
られている。
【0049】したがって、左リセットレバー31a,3
1bが左リセットレバー軸30を中心に回動して反時計
回りに回転することにより、左リセットレバー31a,
31bがそれぞれ左ロット35a,35bを押し、これ
により左ロット35a,35bがセットレバー26a,
26bの突出部を時計回りに回すようになっている。ま
た、右リセットレバー34a,34bが右リセットレバ
ー軸33を中心に回動して時計回りに回転することによ
り、右リセットレバー34a,34bがそれぞれ右ロッ
ト36a,36bを押し、これにより右ロット36a,
36bがセッレバー26a,26bの突出部を反時計回
りに回すようになっている。
1bが左リセットレバー軸30を中心に回動して反時計
回りに回転することにより、左リセットレバー31a,
31bがそれぞれ左ロット35a,35bを押し、これ
により左ロット35a,35bがセットレバー26a,
26bの突出部を時計回りに回すようになっている。ま
た、右リセットレバー34a,34bが右リセットレバ
ー軸33を中心に回動して時計回りに回転することによ
り、右リセットレバー34a,34bがそれぞれ右ロッ
ト36a,36bを押し、これにより右ロット36a,
36bがセッレバー26a,26bの突出部を反時計回
りに回すようになっている。
【0050】次に、上記構成を有するワイピング装置を
備えたインクジェット記録装置の動作について説明す
る。
備えたインクジェット記録装置の動作について説明す
る。
【0051】まず、電源が投入されると図示しない制御
回路部によりキャリッジセンサ17の出力がチェックさ
れ、記録ヘッド12a,12bを搭載したキャリッジケ
ース13が初期位置にあるかどうかが調べられる。もし
キャリッジケース13が初期位置になければ、記録ヘッ
ドを搭載したキャリッジモータ16を動作させてキャリ
ッジケース13を移動してキャリッジケース13を初期
位置に戻す。キャリッジケース13が初期位置に戻った
ことは、キャリッジセンサ17がキャリッジケース13
に取付けられた図示しない被検出部材を検出することに
より判断される。
回路部によりキャリッジセンサ17の出力がチェックさ
れ、記録ヘッド12a,12bを搭載したキャリッジケ
ース13が初期位置にあるかどうかが調べられる。もし
キャリッジケース13が初期位置になければ、記録ヘッ
ドを搭載したキャリッジモータ16を動作させてキャリ
ッジケース13を移動してキャリッジケース13を初期
位置に戻す。キャリッジケース13が初期位置に戻った
ことは、キャリッジセンサ17がキャリッジケース13
に取付けられた図示しない被検出部材を検出することに
より判断される。
【0052】記録ヘッド12a,12bを搭載したキャ
リッジケース13の初期位置への移動に伴い、キャップ
19a,19bが記録ヘッド12a,12bに密着して
記録ヘッドのノズル側を密閉状態にする。そして、記録
ヘッドのノズル側を密閉状態してノズルのクリーニング
を行う。
リッジケース13の初期位置への移動に伴い、キャップ
19a,19bが記録ヘッド12a,12bに密着して
記録ヘッドのノズル側を密閉状態にする。そして、記録
ヘッドのノズル側を密閉状態してノズルのクリーニング
を行う。
【0053】記録ヘッド12bのノズル側が密閉状態な
ると、キャリッジケース13の移動を停止し、記録ヘッ
ド12bのノズルの噴出不良を解消し、ノズルに付着し
たごみを除去して噴出可能な状態にするため、制御回路
部によりキャップ19aに接続された吸引ポンプ20を
短時間作動してキャップ19a内を減圧することにより
記録ヘッド12bのノズルからインクを吸引し、ノズル
表面で乾燥したインクやノズルに混入した気泡を除去す
る。
ると、キャリッジケース13の移動を停止し、記録ヘッ
ド12bのノズルの噴出不良を解消し、ノズルに付着し
たごみを除去して噴出可能な状態にするため、制御回路
部によりキャップ19aに接続された吸引ポンプ20を
短時間作動してキャップ19a内を減圧することにより
記録ヘッド12bのノズルからインクを吸引し、ノズル
表面で乾燥したインクやノズルに混入した気泡を除去す
る。
【0054】次に、ワイパ21をワイピング位置にセッ
トし、キャリッジモータを動作させることにより、記録
ヘッド12a,12bを搭載したキャリッジケース13
を更に移動してワイピング装置21でワイピングを行な
う。
トし、キャリッジモータを動作させることにより、記録
ヘッド12a,12bを搭載したキャリッジケース13
を更に移動してワイピング装置21でワイピングを行な
う。
【0055】具体的には、ワイピングは図5及び図6に
示すようにして行う。まず、図5(a)はキャリッジケ
ース13とワイピング装置21とが離れた状態を示す図
である。この状態からキャリッジケース13を矢印A方
向に移動させると、図5(b)に示すように、キャリッ
ジケース13の凸部13bがセットレバー26aの突出
部に当接する。
示すようにして行う。まず、図5(a)はキャリッジケ
ース13とワイピング装置21とが離れた状態を示す図
である。この状態からキャリッジケース13を矢印A方
向に移動させると、図5(b)に示すように、キャリッ
ジケース13の凸部13bがセットレバー26aの突出
部に当接する。
【0056】更に、キャリッジケース13を矢印A方向
に移動させると、図5(c)に示すように、キャリッジ
ケース13の凸部13bがセットレバー26aの突出部
を押す。このとき、セットレバー26aは、セットレバ
ー軸27を中心に時計回り(矢印C方向)に回動して、
セットレバー26aの楕円部が昇降ベース25の凸部2
5aに沿って面接触するとともに突出部が矢印C方向に
倒れる。
に移動させると、図5(c)に示すように、キャリッジ
ケース13の凸部13bがセットレバー26aの突出部
を押す。このとき、セットレバー26aは、セットレバ
ー軸27を中心に時計回り(矢印C方向)に回動して、
セットレバー26aの楕円部が昇降ベース25の凸部2
5aに沿って面接触するとともに突出部が矢印C方向に
倒れる。
【0057】そして、昇降ベース25は、上方に付勢さ
れているので、セットレバー26aが矢印C方向に回動
することにより上昇する。この昇降ベース25の上昇に
伴い、ワイパ28の先端がキャリッジケース13の溝1
3a内に位置する。これにより、ワイパ28が記録ヘッ
ド12a,12bのノズル面と接触してワイピングを行
うことができる状態となる。また、昇降ベース25の上
昇に伴い、左リセットレバー31a及び右リセットレバ
ー34aがキャリッジケース13の凸部13bと接触す
る状態となる。
れているので、セットレバー26aが矢印C方向に回動
することにより上昇する。この昇降ベース25の上昇に
伴い、ワイパ28の先端がキャリッジケース13の溝1
3a内に位置する。これにより、ワイパ28が記録ヘッ
ド12a,12bのノズル面と接触してワイピングを行
うことができる状態となる。また、昇降ベース25の上
昇に伴い、左リセットレバー31a及び右リセットレバ
ー34aがキャリッジケース13の凸部13bと接触す
る状態となる。
【0058】この状態でキャリッジケース13を矢印A
方向に移動すると、キャリッジケース13の移動方向で
ある矢印A方向の後段の記録ヘッド12aのノズル面を
ワイパ28の左エッジでワイピングする。更に、キャリ
ッジケース13を矢印A方向に移動すると、図5(d)
に示すように、キャリッジケース13の凸部13bが右
リセットレバー34aに当接する。
方向に移動すると、キャリッジケース13の移動方向で
ある矢印A方向の後段の記録ヘッド12aのノズル面を
ワイパ28の左エッジでワイピングする。更に、キャリ
ッジケース13を矢印A方向に移動すると、図5(d)
に示すように、キャリッジケース13の凸部13bが右
リセットレバー34aに当接する。
【0059】更に、キャリッジケース13を矢印A方向
に移動すると、図6(a)に示すように、右リセットレ
バー34aが右リセットレバー軸33を中心に時計回り
(矢印D方向)に回動して倒れる。これに伴い、右リセ
ットレバー34aが右ロット36aを押す。この右ロッ
ト36aはセットレバー26aの突出部に当接して突出
部を矢印E方向に押し上げる。これにより、セットレバ
ー26aはセットレバー軸27を中心に反時計回り(矢
印F方向)に回動して、セットレバー26aの楕円部が
昇降ベース25の凸部25aに沿って面接触して最初の
位置に戻る。
に移動すると、図6(a)に示すように、右リセットレ
バー34aが右リセットレバー軸33を中心に時計回り
(矢印D方向)に回動して倒れる。これに伴い、右リセ
ットレバー34aが右ロット36aを押す。この右ロッ
ト36aはセットレバー26aの突出部に当接して突出
部を矢印E方向に押し上げる。これにより、セットレバ
ー26aはセットレバー軸27を中心に反時計回り(矢
印F方向)に回動して、セットレバー26aの楕円部が
昇降ベース25の凸部25aに沿って面接触して最初の
位置に戻る。
【0060】次に、キャリッジケース13を矢印B方向
に移動させると、図6(b)に示すように、キャリッジ
ケース13の凸部13bがセットレバー26aの突出部
に当接する。その後、図5(b)から図6(a)に示す
ように動作させる。すなわち、キャリッジケース13を
更に矢印B方向に移動させることにより、キャリッジケ
ース13の凸部13bがセットレバー26aの突出部を
押す。このとき、セットレバー26aは、セットレバー
軸27を中心に反時計回りに回動して、セットレバー2
6aの楕円部が昇降ベース25の凸部25aに沿って面
接触するとともに突出部が反時計回りに倒れる。
に移動させると、図6(b)に示すように、キャリッジ
ケース13の凸部13bがセットレバー26aの突出部
に当接する。その後、図5(b)から図6(a)に示す
ように動作させる。すなわち、キャリッジケース13を
更に矢印B方向に移動させることにより、キャリッジケ
ース13の凸部13bがセットレバー26aの突出部を
押す。このとき、セットレバー26aは、セットレバー
軸27を中心に反時計回りに回動して、セットレバー2
6aの楕円部が昇降ベース25の凸部25aに沿って面
接触するとともに突出部が反時計回りに倒れる。
【0061】昇降ベース25は、上方に付勢されている
ので、セットレバー26aが反時計回りに回動すること
により上昇する。この昇降ベース25の上昇に伴い、ワ
イパ28の先端がキャリッジケース13の溝13a内に
位置する。これにより、ワイパ28が記録ヘッド12
a,12bのノズル面と接触してワイピングを行うこと
ができる状態となる。また、昇降ベース25の上昇に伴
い、左リセットレバー31a及び右リセットレバー34
aがキャリッジケース13の凸部13bと接触する状態
となる。
ので、セットレバー26aが反時計回りに回動すること
により上昇する。この昇降ベース25の上昇に伴い、ワ
イパ28の先端がキャリッジケース13の溝13a内に
位置する。これにより、ワイパ28が記録ヘッド12
a,12bのノズル面と接触してワイピングを行うこと
ができる状態となる。また、昇降ベース25の上昇に伴
い、左リセットレバー31a及び右リセットレバー34
aがキャリッジケース13の凸部13bと接触する状態
となる。
【0062】この状態でキャリッジケース13を矢印B
方向に移動すると、キャリッジケース13の移動方向で
ある矢印B方向の後段の記録ヘッド12bのノズル面を
ワイパ28の右エッジでワイピングする。更に、キャリ
ッジケース13を矢印B方向に移動すると、キャリッジ
ケース13の凸部13bが左リセットレバー31aに当
接する。
方向に移動すると、キャリッジケース13の移動方向で
ある矢印B方向の後段の記録ヘッド12bのノズル面を
ワイパ28の右エッジでワイピングする。更に、キャリ
ッジケース13を矢印B方向に移動すると、キャリッジ
ケース13の凸部13bが左リセットレバー31aに当
接する。
【0063】更に、キャリッジケース13を矢印B方向
に移動すると、左リセットレバー31aが左リセットレ
バー軸30を中心に反時計回りに回動して倒れる。これ
に伴い、左リセットレバー31aが左ロット35aを押
す。この左ロット35aはセットレバー26aの突出部
に当接して突出部を時計回りに押し上げる。これによ
り、セットレバー26aはセットレバー軸27を中心に
時計回りに回動して、セットレバー26aの楕円部が昇
降ベース25の凸部25aに沿って面接触して最初の位
置に戻る。
に移動すると、左リセットレバー31aが左リセットレ
バー軸30を中心に反時計回りに回動して倒れる。これ
に伴い、左リセットレバー31aが左ロット35aを押
す。この左ロット35aはセットレバー26aの突出部
に当接して突出部を時計回りに押し上げる。これによ
り、セットレバー26aはセットレバー軸27を中心に
時計回りに回動して、セットレバー26aの楕円部が昇
降ベース25の凸部25aに沿って面接触して最初の位
置に戻る。
【0064】このようにしてワイピング動作が終了す
る。なお、上記説明においては、キャリッジケース13
の凸部13b、セットレバー26a、左リセットレバー
31a、右リセットレバー34a、左ロット35a、右
ロット36aについて説明しているが、キャリッジケー
ス13の凸部13c、セットレバー26b、左リセット
レバー31b、右リセットレバー34b、左ロット35
b、右ロット36bについても上記と同じ方向に動作す
る。
る。なお、上記説明においては、キャリッジケース13
の凸部13b、セットレバー26a、左リセットレバー
31a、右リセットレバー34a、左ロット35a、右
ロット36aについて説明しているが、キャリッジケー
ス13の凸部13c、セットレバー26b、左リセット
レバー31b、右リセットレバー34b、左ロット35
b、右ロット36bについても上記と同じ方向に動作す
る。
【0065】その後、キャリジモータを動作させて再び
キャリッジケース13を矢印Aの方向に移動し、再びキ
ャリッジケース13を初期位置に戻すと、キャップ19
a,19bが記録ヘッド12a,12bに密着して待機
状態となり、制御回路部は記録開始を待ち続ける。
キャリッジケース13を矢印Aの方向に移動し、再びキ
ャリッジケース13を初期位置に戻すと、キャップ19
a,19bが記録ヘッド12a,12bに密着して待機
状態となり、制御回路部は記録開始を待ち続ける。
【0066】以下、上述した記録ヘッドのワイピング装
置を備えたインクジェット記録装置で被記録材に画像を
記録する動作について詳細に説明する。まず、図示しな
いインターフェイス等を通じて制御回路部に記録開始信
号が出されると、送りモータ7が作動する(図1には接
続ケーブルを図示していない)と共に、ギヤボックス6
の動作によりピックアップローラ4、送りローラ5が回
転する。ピックアップローラ4が回転すると両端に設け
たカム3a、3bが回転し、カム3a,3bの回転にし
たがって上方向に加勢されたカセット1の先端部が上昇
し、ピックアップローラ4が記録紙2の最上枚に接触し
て記録紙2が押し出される。
置を備えたインクジェット記録装置で被記録材に画像を
記録する動作について詳細に説明する。まず、図示しな
いインターフェイス等を通じて制御回路部に記録開始信
号が出されると、送りモータ7が作動する(図1には接
続ケーブルを図示していない)と共に、ギヤボックス6
の動作によりピックアップローラ4、送りローラ5が回
転する。ピックアップローラ4が回転すると両端に設け
たカム3a、3bが回転し、カム3a,3bの回転にし
たがって上方向に加勢されたカセット1の先端部が上昇
し、ピックアップローラ4が記録紙2の最上枚に接触し
て記録紙2が押し出される。
【0067】記録紙2の先端が位置センサ10を通過す
ると、記録紙2の通過情報は制御回路部に送られ、制御
回路部では記録紙2が記録開始位置に達するまでのカウ
ントが始まる。位置センサ10を通過した記録紙2の先
端はピンチローラ9に達し、ピンチローラ9と送りロー
ラ5に挟まれ、送りローラ5の搬送力により搬送されて
その後、記録紙2は記録開始位置へと進む。押し出され
た記録紙2は記録紙2がピンチローラ9と送りローラ5
の搬送力により搬送され始めるとほぼ同時にカム3a,
3bの作用でカセット1の先端部が下降し、ピックアッ
プローラ4の駆動力を無くすように構成されている。
ると、記録紙2の通過情報は制御回路部に送られ、制御
回路部では記録紙2が記録開始位置に達するまでのカウ
ントが始まる。位置センサ10を通過した記録紙2の先
端はピンチローラ9に達し、ピンチローラ9と送りロー
ラ5に挟まれ、送りローラ5の搬送力により搬送されて
その後、記録紙2は記録開始位置へと進む。押し出され
た記録紙2は記録紙2がピンチローラ9と送りローラ5
の搬送力により搬送され始めるとほぼ同時にカム3a,
3bの作用でカセット1の先端部が下降し、ピックアッ
プローラ4の駆動力を無くすように構成されている。
【0068】ピンチローラ9と送りローラ5に挟まれた
記録紙2の先端が記録位置に達したことが制御回路部の
カウントにより検出されると、送りローラ5が停止し、
記録紙2が停止する。記録紙2が停止すると、制御回路
部からの信号によりキャリッジモータ16が一定速度で
回転し、ベルト15に固定されているキャリッジケース
13が矢印Bの方向に移動する。そして、キャリッジセ
ンサ17によりキャリッジケース13の被検出部材を検
知することにより、あらかじめセットされた初期位置か
ら、決められた記録開始位置までガイドシャフト11に
沿ってキャリッジケース13を送る。この移動量は、あ
らかじめ制御回路部においてキャリッジモータ16を動
作させる一定時間或いはモータの駆動ステップ数として
制御する。
記録紙2の先端が記録位置に達したことが制御回路部の
カウントにより検出されると、送りローラ5が停止し、
記録紙2が停止する。記録紙2が停止すると、制御回路
部からの信号によりキャリッジモータ16が一定速度で
回転し、ベルト15に固定されているキャリッジケース
13が矢印Bの方向に移動する。そして、キャリッジセ
ンサ17によりキャリッジケース13の被検出部材を検
知することにより、あらかじめセットされた初期位置か
ら、決められた記録開始位置までガイドシャフト11に
沿ってキャリッジケース13を送る。この移動量は、あ
らかじめ制御回路部においてキャリッジモータ16を動
作させる一定時間或いはモータの駆動ステップ数として
制御する。
【0069】記録ヘッド12a,12bを搭載したキャ
リッジケース13が記録開始位置まで来ると、次に制御
回路部からキャリッジモータ16の一定周期の駆動信号
に同期した(インクのドット形成密度8ドット/mmと
した場合、ベルト15の1/8mmの移動に相当するキャ
リッジモータ16の回転周期毎に)噴射制御信号を記録
ヘッド12に送り、ガイドシャフト11に沿って記録ヘ
ッド12a,12bを搭載したキャリッジケース13が
記録紙2を横切って図中矢印Bの方向に移動しながら画
像を形成する。
リッジケース13が記録開始位置まで来ると、次に制御
回路部からキャリッジモータ16の一定周期の駆動信号
に同期した(インクのドット形成密度8ドット/mmと
した場合、ベルト15の1/8mmの移動に相当するキャ
リッジモータ16の回転周期毎に)噴射制御信号を記録
ヘッド12に送り、ガイドシャフト11に沿って記録ヘ
ッド12a,12bを搭載したキャリッジケース13が
記録紙2を横切って図中矢印Bの方向に移動しながら画
像を形成する。
【0070】まず、最初の走査ではシアン、マゼンタ、
ブラックのノズルは使用しないでイエローのノズル8個
に相当する幅の画像のみが形成される。すなわち、あら
かじめ制御回路部で決められた時間(駆動パルス数)だ
けキャリッジモータ16を回転させてキャリッジケース
13が一定長さの画像を形成した後に停止させる。その
後、ノズル8個に相当する幅だけ記録紙2を送るよう
に、制御回路部により送りモータ7を一定量回転させ
る。このとき、排出ローラ22も同時に回転し、押さえ
歯車23に挟まれた記録紙2を送り出す。
ブラックのノズルは使用しないでイエローのノズル8個
に相当する幅の画像のみが形成される。すなわち、あら
かじめ制御回路部で決められた時間(駆動パルス数)だ
けキャリッジモータ16を回転させてキャリッジケース
13が一定長さの画像を形成した後に停止させる。その
後、ノズル8個に相当する幅だけ記録紙2を送るよう
に、制御回路部により送りモータ7を一定量回転させ
る。このとき、排出ローラ22も同時に回転し、押さえ
歯車23に挟まれた記録紙2を送り出す。
【0071】このとき、排出ローラ22の回転数は、記
録紙2がピンチローラ9と押さえ歯車23の間で弛まな
いようにするため、送りローラ7の搬送量よりも少し多
くなるようにギヤボックス6で回転数を設定する。ま
た、排出ローラ22の搬送力が送りローラ7の搬送力よ
りも強くなって記録紙2の搬送量の精度が低下しないよ
うに、排出ローラ22を押さえる押さえ歯車23のピン
チ圧を小さくしている。
録紙2がピンチローラ9と押さえ歯車23の間で弛まな
いようにするため、送りローラ7の搬送量よりも少し多
くなるようにギヤボックス6で回転数を設定する。ま
た、排出ローラ22の搬送力が送りローラ7の搬送力よ
りも強くなって記録紙2の搬送量の精度が低下しないよ
うに、排出ローラ22を押さえる押さえ歯車23のピン
チ圧を小さくしている。
【0072】記録紙2をノズル8個に相当する幅だけ送
り終わると、次にキャリッジモータ16を一定速度で逆
回転させ、記録ヘッド12a,12bを上述した方向と
逆の方向(図中矢印Aの方向)に移動させながら、キャ
リッジモータ16の一定周期の駆動信号に同期した噴射
制御信号を記録ヘッド12a,12bに送り、今度はイ
エロー、マゼンタの各8個のノズルを用いて前述と同様
にしてキャリッジモータ16を予め制御回路部で決めら
れた時間(駆動パルス数)だけ回転させ、前述と同じ長
さの画像を記録した後にキャリッジモータ16を停止さ
せる。その結果、最初に記録されたイエロー画像の上に
マゼンタの画像が重ね合わせられると同時に、新しいイ
エローの画像が8ノズル分記録される。
り終わると、次にキャリッジモータ16を一定速度で逆
回転させ、記録ヘッド12a,12bを上述した方向と
逆の方向(図中矢印Aの方向)に移動させながら、キャ
リッジモータ16の一定周期の駆動信号に同期した噴射
制御信号を記録ヘッド12a,12bに送り、今度はイ
エロー、マゼンタの各8個のノズルを用いて前述と同様
にしてキャリッジモータ16を予め制御回路部で決めら
れた時間(駆動パルス数)だけ回転させ、前述と同じ長
さの画像を記録した後にキャリッジモータ16を停止さ
せる。その結果、最初に記録されたイエロー画像の上に
マゼンタの画像が重ね合わせられると同時に、新しいイ
エローの画像が8ノズル分記録される。
【0073】画像の形成が終了すると、前述と同様に制
御回路部は、ノズル8個に相当する幅だけ記録紙2を送
るように送りモータ7を一定量回転させる。記録紙2を
ノズル8個に相当する幅だけ送り終わると、次にキャリ
ッジモータ16を一定速度で逆回転させ、図中矢印Bの
方向に記録ヘッド12a,12bを搭載したキャリッジ
ケース13を移動させながら、今度はイエロー、マゼン
タ、シアンの色のノズルをそれぞれ8個づつ使用して画
像を形成する。したがって、この場合に以前に記録した
イエローとマゼンタが重ね合わされた画像の上にシアン
の画像が重ね合わされる。
御回路部は、ノズル8個に相当する幅だけ記録紙2を送
るように送りモータ7を一定量回転させる。記録紙2を
ノズル8個に相当する幅だけ送り終わると、次にキャリ
ッジモータ16を一定速度で逆回転させ、図中矢印Bの
方向に記録ヘッド12a,12bを搭載したキャリッジ
ケース13を移動させながら、今度はイエロー、マゼン
タ、シアンの色のノズルをそれぞれ8個づつ使用して画
像を形成する。したがって、この場合に以前に記録した
イエローとマゼンタが重ね合わされた画像の上にシアン
の画像が重ね合わされる。
【0074】同様に画像の形成が終了すると、前述と同
様に制御回路部は、ノズル8個に相当する幅だけ記録紙
2を送るよう送りモータ7を一定量回転させる。記録紙
2をノズル8個に相当する幅だけ送り終わると、次にキ
ャリッジモータ16を一定速度で逆回転させ、今度は図
中矢印Aの方向に記録ヘッド12a,12bを搭載した
キャリッジケース13を移動させながら、イエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックすべての色のノズルをそれぞ
れ8個づつ使用して画像を形成する。このとき、イエロ
ー、マゼンタ、シアンが重ね合わされた画像にブラック
の画像が重ね合わされる。
様に制御回路部は、ノズル8個に相当する幅だけ記録紙
2を送るよう送りモータ7を一定量回転させる。記録紙
2をノズル8個に相当する幅だけ送り終わると、次にキ
ャリッジモータ16を一定速度で逆回転させ、今度は図
中矢印Aの方向に記録ヘッド12a,12bを搭載した
キャリッジケース13を移動させながら、イエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックすべての色のノズルをそれぞ
れ8個づつ使用して画像を形成する。このとき、イエロ
ー、マゼンタ、シアンが重ね合わされた画像にブラック
の画像が重ね合わされる。
【0075】以下、上述した動作を一枚の記録紙2の全
長にわたって画像を記録し終わるまで続ける。記録すべ
き長さは記録紙2の長さが決まっているため、そのデー
タはあらかじめ制御回路部に入力されている。したがっ
て、制御回路部では記録紙2の後端が位置センサ10を
通過することが予測でき、この予測された時間が経過し
てもまだ記録紙2の後端が検出できなければ、記録紙2
の搬送に何らかのトラブルが発生したとしてアラームを
発生する。
長にわたって画像を記録し終わるまで続ける。記録すべ
き長さは記録紙2の長さが決まっているため、そのデー
タはあらかじめ制御回路部に入力されている。したがっ
て、制御回路部では記録紙2の後端が位置センサ10を
通過することが予測でき、この予測された時間が経過し
てもまだ記録紙2の後端が検出できなければ、記録紙2
の搬送に何らかのトラブルが発生したとしてアラームを
発生する。
【0076】以上のように記録が完全に終了した場合、
またはトラブルが発生した場合には、キャリッジモータ
16を回転させ、キャリッジケース13を初期位置に戻
し、キャップ19a,19bを記録ヘッドのノズル側に
密着させて動作を終わる。記録ヘッド12a,12bが
初期位置に戻ったことは、キャリッジセンサ17がキャ
リッジケース13に設けた被検出部材を検出することに
より判断される。このようにしてカラー記録が完了す
る。なお、ワイピング動作は記録紙1枚の記録終了毎に
行っても良く、記録途中に必要に応じて行っても良い。
またはトラブルが発生した場合には、キャリッジモータ
16を回転させ、キャリッジケース13を初期位置に戻
し、キャップ19a,19bを記録ヘッドのノズル側に
密着させて動作を終わる。記録ヘッド12a,12bが
初期位置に戻ったことは、キャリッジセンサ17がキャ
リッジケース13に設けた被検出部材を検出することに
より判断される。このようにしてカラー記録が完了す
る。なお、ワイピング動作は記録紙1枚の記録終了毎に
行っても良く、記録途中に必要に応じて行っても良い。
【0077】上記実施形態において、初期位置は紙面左
側であるが、初期位置を紙面右側に設定しても良い。こ
の場合、上述した動作が左右反対となることは言うまで
もない。また、上記実施形態においては、記録ヘッドが
2つである場合似付いて説明しているが、本発明は記録
ヘッドが3つ以上である場合についても適用することが
できる。更に、上記実施形態においては、ワイピング装
置を固定し、記録ヘッドを搭載したキャリッジケースを
移動させる場合について説明しているが、本発明はキャ
リッジケースを固定し、ワイピング装置を移動させる場
合にも適用することができる。
側であるが、初期位置を紙面右側に設定しても良い。こ
の場合、上述した動作が左右反対となることは言うまで
もない。また、上記実施形態においては、記録ヘッドが
2つである場合似付いて説明しているが、本発明は記録
ヘッドが3つ以上である場合についても適用することが
できる。更に、上記実施形態においては、ワイピング装
置を固定し、記録ヘッドを搭載したキャリッジケースを
移動させる場合について説明しているが、本発明はキャ
リッジケースを固定し、ワイピング装置を移動させる場
合にも適用することができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明のインクジェ
ット記録装置によれば、記録ヘッドの移動方向に対応し
て異なるワイピング方向で記録ヘッドのノズル面をワイ
ピングすることができるので、ワイピングに必要となる
記録ヘッドの移動距離を短くすることができる。これに
より、ワイピング手段を小型化することができる。その
結果、装置内部の空間を有効に利用することができるの
で、装置の小型化を図ることができる。
ット記録装置によれば、記録ヘッドの移動方向に対応し
て異なるワイピング方向で記録ヘッドのノズル面をワイ
ピングすることができるので、ワイピングに必要となる
記録ヘッドの移動距離を短くすることができる。これに
より、ワイピング手段を小型化することができる。その
結果、装置内部の空間を有効に利用することができるの
で、装置の小型化を図ることができる。
【0079】また、本発明のインクジェット記録装置に
よれば、ワイピング方向を容易に変えることができ、ワ
イピングに必要となる記録ヘッドの移動距離を短くする
ことができる。
よれば、ワイピング方向を容易に変えることができ、ワ
イピングに必要となる記録ヘッドの移動距離を短くする
ことができる。
【0080】また、本発明のインクジェット記録装置に
よれば、記録ヘッドとワイピング装置との間の平行移動
だけで記録ヘッドとワイピング部材であるワイパとの間
の距離を変えて記録ヘッドのノズル面にワイパを接触・
非接触状態にすることができるので、記録ヘッドとワイ
パとの間の距離を変える手段を設ける必要がなく、特別
な動力源も不要となる。
よれば、記録ヘッドとワイピング装置との間の平行移動
だけで記録ヘッドとワイピング部材であるワイパとの間
の距離を変えて記録ヘッドのノズル面にワイパを接触・
非接触状態にすることができるので、記録ヘッドとワイ
パとの間の距離を変える手段を設ける必要がなく、特別
な動力源も不要となる。
【0081】また、本発明のインクジェット記録装置に
よれば、ワイピング部材であるワイパがワイピング方向
に対応したエッジで記録ヘッドのノズル面をワイピング
するので、ワイパのエッジと記録ヘッドのノズル群とを
一意に対応させることができる。したがって、ワイピン
グの際の他のノズル群との混色の発生を阻止することが
できる。
よれば、ワイピング部材であるワイパがワイピング方向
に対応したエッジで記録ヘッドのノズル面をワイピング
するので、ワイパのエッジと記録ヘッドのノズル群とを
一意に対応させることができる。したがって、ワイピン
グの際の他のノズル群との混色の発生を阻止することが
できる。
【0082】本発明のワイピング方法によれば、記録ヘ
ッドの移動方向に対応して異なるワイピング方向で記録
ヘッドのノズル面をワイピングすることができるので、
ワイピングに必要となる記録ヘッドの移動距離を短くす
ることができる。これにより、ワイピングにかかる時間
を短くすることができ、迅速に印字状態に入ることがで
きる。
ッドの移動方向に対応して異なるワイピング方向で記録
ヘッドのノズル面をワイピングすることができるので、
ワイピングに必要となる記録ヘッドの移動距離を短くす
ることができる。これにより、ワイピングにかかる時間
を短くすることができ、迅速に印字状態に入ることがで
きる。
【0083】また、本発明のワイピング方法によれば、
ワイピング手段を記録ヘッドに対して相対的に平行移動
すると同時にワイピング手段と記録ヘッドとの間の距離
を変えることができるので、ワイピング動作を迅速に行
うことができる。
ワイピング手段を記録ヘッドに対して相対的に平行移動
すると同時にワイピング手段と記録ヘッドとの間の距離
を変えることができるので、ワイピング動作を迅速に行
うことができる。
【0084】また、本発明のワイピング方法によれば、
ワイピング部材であるワイパがワイピング方向に対応し
たエッジで記録ヘッドのノズル面をワイピングするの
で、ワイパのエッジと記録ヘッドのノズル群とを一意に
対応させることができる。したがって、ワイピングの際
の他のノズル群との混色の発生を阻止することができ
る。
ワイピング部材であるワイパがワイピング方向に対応し
たエッジで記録ヘッドのノズル面をワイピングするの
で、ワイパのエッジと記録ヘッドのノズル群とを一意に
対応させることができる。したがって、ワイピングの際
の他のノズル群との混色の発生を阻止することができ
る。
【0085】また、本発明のワイピング方法によれば、
一方向のワイピングにおいて記録ヘッドの移動方向にお
ける前段の記録ヘッドをワイピングしないので、前段の
記録ヘッドのノズル群と後段の記録ヘッドのノズル群と
の間の混色を確実に防止することができる。
一方向のワイピングにおいて記録ヘッドの移動方向にお
ける前段の記録ヘッドをワイピングしないので、前段の
記録ヘッドのノズル群と後段の記録ヘッドのノズル群と
の間の混色を確実に防止することができる。
【図1】本発明のインクジェット記録装置を示す概略構
成図。
成図。
【図2】本発明のインクジェット記録装置における記録
ヘッドのノズル配列を示す図。
ヘッドのノズル配列を示す図。
【図3】本発明のインクジェット記録装置において記録
ヘッドとワイピング手段との間の位置関係を示す図。
ヘッドとワイピング手段との間の位置関係を示す図。
【図4】本発明のインクジェット記録装置におけるワイ
ピング装置の一実施形態を示す斜視図。
ピング装置の一実施形態を示す斜視図。
【図5】(a)から(d)は本発明のインクジェット記
録装置におけるワイピングの際のワイピング装置と記録
ヘッドの動作の前半を説明するための図。
録装置におけるワイピングの際のワイピング装置と記録
ヘッドの動作の前半を説明するための図。
【図6】(a)及び(b)は本発明のインクジェット記
録装置におけるワイピングの際のワイピング装置と記録
ヘッドの動作の後半を説明するための図。
録装置におけるワイピングの際のワイピング装置と記録
ヘッドの動作の後半を説明するための図。
【図7】従来のインクジェット記録装置において記録ヘ
ッドとワイピング手段との間の位置関係を示す図。
ッドとワイピング手段との間の位置関係を示す図。
【図8】従来のインクジェット記録装置におけるワイピ
ング装置を示す斜視図。
ング装置を示す斜視図。
【図9】(a)から(d)は従来のインクジェット記録
装置におけるワイピングの際のワイピング装置と記録ヘ
ッドの動作の前半を説明するための図。
装置におけるワイピングの際のワイピング装置と記録ヘ
ッドの動作の前半を説明するための図。
【図10】(a)から(d)は従来のインクジェット記
録装置におけるワイピングの際のワイピング装置と記録
ヘッドの動作の後半を説明するための図。
録装置におけるワイピングの際のワイピング装置と記録
ヘッドの動作の後半を説明するための図。
12a,12b 記録ヘッド 13 キャリッジケース 19a,19b キャップ 25 昇降ベース 25a 凸部 26a,26b セットレバー 27 セットレバー軸 28 ワイパ 29 左プレート 30 左リセットレバー軸 31a,31b 左リセットレバー 32 右プレート 33 右リセットレバー軸 34a,34b 右リセットレバー 35a,35b 左ロット 36a,36b 右ロット
Claims (9)
- 【請求項1】 被記録材に対してインクを噴射するノズ
ルを有する少なくとも2つの記録ヘッドと、記録ヘッド
に対して相対的に平行移動して複数の方向からワイピン
グすることができるワイピング手段とを具備することを
特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 ワイピング手段は、記録ヘッドのノズル
面に対するワイピング方向を変える機構を有する請求項
1に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 ワイピング手段は、記録ヘッドに対して
相対的に平行移動する際に、前記記録ヘッドとの間の距
離が変わり、それにより前記記録ヘッドのノズル面との
間の接触・非接触が可能となる機構を有する請求項1又
は請求項2に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 ワイピング手段は複数のエッジを有する
ワイピング部材を有しており、ワイピング方向に対応し
たエッジで記録ヘッドのノズル面をワイピングする請求
項1乃至請求項3に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 被記録材に対してインクを噴射するノズ
ルを有する少なくとも2つの記録ヘッドのノズル面に対
して複数の方向からワイピングを行うことを特徴とする
インクジェット記録装置におけるワイピング方法。 - 【請求項6】 記録ヘッドの移動方向における双方向で
前記記録ヘッドのノズル面のワイピングを行う請求項5
に記載のインクジェット記録装置におけるワイピング方
法。 - 【請求項7】 記録ヘッドのノズル面をワイピングする
ワイピング手段を前記記録ヘッドに対して相対的に平行
移動しながら、前記ワイピング手段と前記記録ヘッドと
の間の距離を変えることにより、前記ワイピング手段と
前記記録ヘッドのノズル面との間の接触・非接触を行う
請求項5又は請求項6に記載のインクジェット記録装置
におけるワイピング方法。 - 【請求項8】 複数のエッジを有するワイピング部材を
用いて、ワイピング方向に対応したエッジで記録ヘッド
のノズル面をワイピングする請求項5乃至7に記載のイ
ンクジェット記録装置におけるワイピング方法。 - 【請求項9】 記録ヘッドの移動方向において後段の記
録ヘッドをワイピングする請求項5乃至8に記載のイン
クジェット記録装置におけるワイピング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8563597A JPH10258516A (ja) | 1997-03-20 | 1997-03-20 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8563597A JPH10258516A (ja) | 1997-03-20 | 1997-03-20 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10258516A true JPH10258516A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13864302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8563597A Pending JPH10258516A (ja) | 1997-03-20 | 1997-03-20 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10258516A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006095779A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェット記録装置及びマルチヘッドユニットのワイピング方法 |
-
1997
- 1997-03-20 JP JP8563597A patent/JPH10258516A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006095779A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェット記録装置及びマルチヘッドユニットのワイピング方法 |
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