JPH10259052A - 無機硬化体の製造方法 - Google Patents
無機硬化体の製造方法Info
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- JPH10259052A JPH10259052A JP6795497A JP6795497A JPH10259052A JP H10259052 A JPH10259052 A JP H10259052A JP 6795497 A JP6795497 A JP 6795497A JP 6795497 A JP6795497 A JP 6795497A JP H10259052 A JPH10259052 A JP H10259052A
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- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
できる無機硬化体の製造方法を提供することにある。 【解決手段】 高炉水砕スラグと、シリカ分を主成分と
するシリカ材料と、が配合された粉体材料に、この粉体
材料の硬化を促進させるアルカリ材料を添加して水性ス
ラリー状物とし、この水性スラリー状物を加熱硬化させ
てからオートクレーブ養生する。
Description
方法に関し、具体的には、外壁用、塀用、舗装用などの
ブロックとして利用されるのに有用な無機硬化体の製造
方法に関するものである。
例えば、ポルトランドセメントを主成分とする水性スラ
リーを型枠に流し込んで、上下方向にプレス脱水してグ
リーンシートとなした後に、このグリーンシートを養生
硬化したようなものが知られていた。
硬化体の表面に仕上げ塗装されるといったものであっ
た。
うな無機硬化体の製造方法においては、ポルトランドセ
メントを主成分とするために、産業上などでできた副生
成物をリサイクル化して廃棄物を減らしたいという現代
の要望に答えられるものではなかった。
石灰石、コークスなどを原料とし銑鉄を製造する際、得
られる副生成物で、鉄鉱石中に不純物として含まれる岩
石類が石灰と化合してできた高炉スラグを利用して、こ
の高炉スラグを水中に投入し急冷してできた砂粒状、軽
石状の高炉水砕スラグ、あるいは、ボイラーの煙道で集
めた粉塵のフライアッシュなどのものがあげられるが、
これらのものは充分に使用されているものではなかっ
た。
のであって、その目的とするところは、廃棄物を充分、
かつ、有効に利用することができる無機硬化体の製造方
法を提供することにある。
無機硬化体の製造方法は、高炉水砕スラグと、シリカ分
を主成分とするシリカ材料と、が配合された粉体材料
に、この粉体材料の硬化を促進させるアルカリ材料を添
加して水性スラリー状物とし、この水性スラリー状物を
加熱硬化させてからオートクレーブ養生することを特徴
とする。
方法は、上記シリカ材料が、フライアッシュ、下水スラ
ッジ、火山灰の群から選ばれた少なくとも一種であるこ
とを特徴とする。
方法は、上記高炉水砕スラグの比表面積が、5000〜
10000cm2 /gであるとともに、上記シリカ材料
の比表面積が、2000〜5000cm2 /gであるこ
とを特徴とする。
方法は、上記粉体材料の配合比率が、上記高炉水砕スラ
グ100重量部に対して、上記シリカ材料50〜200
重量部であることを特徴とする。
方法は、上記アルカリ材料の添加比率が、上記高炉水砕
スラグ100重量部に対して、0.5〜5.0重量部で
あることを特徴とする。
方法は、上記アルカリ材料が、石膏を含有するものであ
ることを特徴とする。
方法は、上記アルカリ材料が、石膏とカルシウムアルミ
ネートモノサルフェートハイドレートとを含有するもの
であることを特徴とする。
方法は、上記石膏と上記カルシウムアルミネートモノサ
ルフェートハイドレートとの含有比率が、上記粉体材料
100重量部に対して、5〜30重量部であることを特
徴とする。
砕スラグと、シリカ分を主成分とするシリカ材料と、が
配合された粉体材料に、この粉体材料の硬化を促進させ
るアルカリ材料を添加して水性スラリー状物とし、この
水性スラリー状物を加熱硬化させてからオートクレーブ
養生するものである。
で鉄鉱石、石灰石、コークスなどを原料とし銑鉄を製造
する際、得られる副生成物で、鉄鉱石中に不純物として
含まれる岩石類が石灰と化合してできた高炉スラグを利
用して、この高炉スラグを水中に投入し急冷してできた
砂粒状、軽石状のものである。すなわち、この高炉水砕
スラグは、シリカ、アルミナ、石灰などからなる鉱物質
材料である。
るものであって、例えば、ケイ石粉、シリカ、フライア
ッシュ、下水スラッジ、火山灰などのものが挙げられる
ものである。
ュ、下水スラッジ、火山灰の群から選ばれた少なくとも
一種であると、フライアッシュや下水スラッジのように
産業上でできた廃棄物となるもの、または、火山灰のよ
うに自然から形成された不要な廃棄物をより一層確実
に、かつ、有効に利用することができるものであって、
環境保全に確実に役立つものである。
記シリカ材料とが配合されたものである。この粉体材料
の配合比率は、すなわち、上記高炉水砕スラグと上記シ
リカ材料との割合は、問われるものではないが、特に、
上記粉体材料の配合比率が、上記高炉水砕スラグ100
重量部に対して、上記シリカ材料50〜200重量部で
あると、このような粉体材料の配合比率によって、高炉
水砕スラグとシリカ材料とがしっかりかみ合い、粉体材
料として確実に硬化しうるものであり、結果として、得
られる無機硬化体は硬くて、しかも、強度の高いものと
なる。
炉水砕スラグ100重量部に対して、上記シリカ材料5
0重量部未満であると、シリカ材料が少なすぎて、粉体
材料として確実に硬化しがたいものであり、結果とし
て、シリカ材料の少なさで得られる無機硬化体はもろい
ものとなる。
炉水砕スラグ100重量部に対して、上記シリカ材料2
00重量部を越えるものであると、シリカ材料が多すぎ
て、粉体材料として確実に硬化しがたいものであり、結
果として、シリカ材料の多さで得られる無機硬化体は強
度の低いものとなる。
5000〜10000cm2 /gであるとともに、上記
シリカ材料の比表面積が、2000〜5000cm2 /
gであると、このような高炉水砕スラグとシリカ材料と
の比表面積によって、互いに適度な比表面積であるため
に、高炉水砕スラグとシリカ材料とがしっかりかみ合
い、粉体材料として確実に硬化しうるものであり、結果
として、得られる無機硬化体は硬くて、しかも、強度の
高いものとなる。
5000cm2 /g未満であったり、上記シリカ材料の
比表面積が、2000cm2 /g未満であったりする
と、充分な強度の発現が得られず、結果として、得られ
る無機硬化体はもろくて、強度の低いものとなる。
10000cm2 /gを越えるものであったり、上記シ
リカ材料の比表面積が、5000cm2 /gを越えるも
のであったりすると、充分な強度の発現が得られるもの
の、このような比表面積の高炉水砕スラグやシリカ材料
をつくるのに粉砕する費用がかかり、経済的に好ましい
ものではないものである。
を促進させるものである。このアルカリ材料は、粉体材
料の硬化を促進させることができるものであれば、特に
問われるものではないが、例えば、酸化カルシウム、水
酸化カルシウム、石膏、カルシウムアルミネートモノサ
ルフェートハイドレートなどのものを用いることができ
るものである。
記高炉水砕スラグ100重量部に対して、0.5〜5.
0重量部であると、このような適度なアルカリ材料の添
加比率によって、粉体材料の硬化をより一層確実、か
つ、効果的に促進させることができるものであって、結
果として、得られる無機硬化体は確実に硬くて、しか
も、確実に強度の高いものとなる。
記高炉水砕スラグ100重量部に対して、0.5重量部
未満であると、アルカリ材料の添加量としては少なすぎ
て、粉体材料の硬化を効果的には促進させがたいもので
あって、結果として、得られる無機硬化体は硬くしがた
く、しかも、強度を高くしがたいものとなる。
記高炉水砕スラグ100重量部に対して、5.0重量部
を越えるものであると、粉体材料の硬化をより一層確
実、かつ、効果的に促進させることができるものである
ものの、それ以上の効果が得られるものではないため
に、添加のための運送やまぜるための攪拌などの費用が
かかったりして、エネルギー的、経済的に好ましいもの
ではないものである。
するものであると、この石膏によって、さらに確実に粉
体材料の硬化を促進させることができるものである。
ウムアルミネートモノサルフェートハイドレートとを含
有するものであると、この石膏とカルシウムアルミネー
トモノサルフェートハイドレートとによって、より一層
確実に、かつ、迅速に粉体材料の硬化を促進させること
ができるものであり、しかも、石膏とカルシウムアルミ
ネートモノサルフェートハイドレートとの反応にてでき
るエトリンガイトによって、より一層短時間で脱型する
ことができるようになるものである。
2 O)とカルシウムアルミネートモノサルフェートハイ
ドレート(3CaO・Al2 O3 ・CaSO4 ・12H
2 O)とが下記の(化1)に示すごとく、反応して、エ
トリンガイト(3CaO・Al2O3 ・3CaSO4 ・
(31〜32)H2 O)を生成するために、硬化後、こ
のエトリンガイトによって、より一層短時間で脱型する
ことができるようになるものである。
ネートモノサルフェートハイドレートとの含有比率が、
上記粉体材料100重量部に対して、5〜30重量部で
あると、このような石膏とカルシウムアルミネートモノ
サルフェートハイドレートとの適度な含有比率によっ
て、無機硬化体として得られる際に、脱型するまでの時
間を効果的に短縮することができ、生産性が高くなるも
のであるとともに、オートクレーブ養生の後の無機硬化
体の強度もより一層確実に高くなるものである。
ートモノサルフェートハイドレートとの含有比率が、上
記粉体材料100重量部に対して、5重量部未満である
と、石膏とカルシウムアルミネートモノサルフェートハ
イドレートとの含有量としては少なすぎて、脱型するま
での時間を効果的に短縮しがたいものであって、生産性
を高くしがたいものである。
ートモノサルフェートハイドレートとの含有比率が、上
記粉体材料100重量部に対して、30重量部を越える
ものであると、石膏とカルシウムアルミネートモノサル
フェートハイドレートとの含有量としては多すぎて、オ
ートクレーブ養生の後の無機硬化体の強度を高くしがた
いものとなる。
上記アルカリ材料を添加してできたものである。そし
て、この水性スラリー状物は、必要に応じて、水が混ぜ
られてもかまわないものである。この水性スラリー状物
は、加熱硬化されてからオートクレーブ養生されるもの
である。
雰囲気内で行い、この雰囲気内で40〜90℃の温度
で、時間としては5〜100hrで無機硬化体が得られ
るものである。この加熱硬化の方法としては、例えば、
型枠に上記水性スラリー状物を流し込んで、行うことが
できるものであり、オートクレーブ養生の際には、この
型枠から脱型すればよいものである。
化体として得るのに行われる養生硬化のひとつのもので
ある。この養生硬化の方法としては、オートクレーブ中
で行い、このオートクレーブ中で150〜200℃の温
度で、7〜15hr養生硬化されて無機硬化体が得られ
るものである。
養生の前に、必要に応じて、常温で2〜5hr放置し、
その後、水蒸気を満たした40〜90℃の温度で10〜
100hrの予備蒸気養生を行なうなどの方法が適宜採
られてもかまわないものである。
によって、廃棄物としてできる高炉水砕スラグを使用し
て、この高炉水砕スラグと、シリカ分を主成分とするシ
リカ材料と、が配合されて粉体材料となり、この粉体材
料に硬化を促進させるアルカリ材料を添加して水性スラ
リー状物とし、この水性スラリー状物を加熱硬化させて
からオートクレーブ養生するだけで、硬化体としての強
度を充分に発現した無機硬化体を得ることができるもの
である。
つ、有効に利用することができるものである。
比表面積5000cm 2 /gとなしたものと、フライア
ッシュ50重量部を同じくボールミルで粉砕して、比表
面積2500cm2 /gとなしたものと、を配合して、
粉体材料となし、さらに、この粉体材料にアルカリ材料
として採用される一級試薬酸化カルシウム(CaO)2
重量部を添加して、水90重量部とともに混合して、水
性スラリー状物とした。
×50mm×30mmの型枠に流し込んで、温度80
℃、時間8hrの蒸気中で加熱硬化させてから、脱型し
て、さらに、オートクレーブ中に移して、温度175
℃、時間7hrのオートクレーブ養生を行い、無機硬化
体を得ることができた。なお、脱型の際には、充分硬化
しており、容易に脱型することができた。
70%の室内で1週間風乾された後、気乾比重と曲げ強
度が測定された。なお、気乾比重は、1週間風乾された
後、サンプルとなる無機硬化体の重量と体積とを測定す
ることで直ちに調べられるものであり、曲げ強度は、同
無機硬化体を40mm×160mmのサンプルとして切
断され、スパン50mmで調べられるものである。その
結果、気乾比重は、1.95であり、曲げ強度は、7.
8MPaであった。
比表面積2500cm 2 /gとなしたものが用いられた
ことと、混合する際の水が120重量部である以外は、
実施例1と同様にして、水性スラリー状物とした。その
後も、実施例1と同様にして、無機硬化体を得ることが
できた。なお、脱型の際には、充分硬化しており、容易
に脱型することができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.83であり、曲げ強度は、7.2MPa
であった。
比表面積2500cm 2 /gとなしたものが用いられた
ことと、混合する際の水が180重量部である以外は、
実施例1と同様にして、水性スラリー状物とした。その
後も、実施例1と同様にして、無機硬化体を得ることが
できた。なお、脱型の際には、充分硬化しており、容易
に脱型することができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.80であり、曲げ強度は、7.0MPa
であった。
比表面積7500cm 2 /gとなしたものと、フライア
ッシュ100重量部をボールミルで粉砕して、比表面積
2500cm2 /gとなしたものとが用いられたこと
と、混合する際の水が120重量部である以外は、実施
例1と同様にして、水性スラリー状物とした。その後
も、実施例1と同様にして、無機硬化体を得ることがで
きた。なお、脱型の際には、充分硬化しており、容易に
脱型することができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.85であり、曲げ強度は、7.7MPa
であった。
比表面積10000cm2 /gとなしたものと、フライ
アッシュ100重量部をボールミルで粉砕して、比表面
積2500cm2 /gとなしたものとが用いられたこと
と、混合する際の水が120重量部である以外は、実施
例1と同様にして、水性スラリー状物とした。その後
も、実施例1と同様にして、無機硬化体を得ることがで
きた。なお、脱型の際には、充分硬化しており、容易に
脱型することができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.86であり、曲げ強度は、8.1MPa
であった。
をボールミルで粉砕して、比表面積3000cm2 /g
となしたものが用いられたことと、混合する際の水が1
20重量部である以外は、実施例1と同様にして、水性
スラリー状物とした。その後も、実施例1と同様にし
て、無機硬化体を得ることができた。なお、脱型の際に
は、充分硬化しており、容易に脱型することができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.80であり、曲げ強度は、7.0MPa
であった。
をボールミルで粉砕して、比表面積3000cm2 /g
となしたものが用いられたことと、混合する際の水が1
20重量部である以外は、実施例1と同様にして、水性
スラリー状物とした。その後も、実施例1と同様にし
て、無機硬化体を得ることができた。なお、脱型の際に
は、充分硬化しており、容易に脱型することができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.75であり、曲げ強度は、6.8MPa
であった。
(石原産業社製)5重量部が用いられたことと、混合す
る際の水が100重量部である以外は、実施例1と同様
にして、水性スラリー状物とした。その後も、実施例1
と同様にして、無機硬化体を得ることができた。なお、
脱型の際には、充分硬化しており、容易に脱型すること
ができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.91であり、曲げ強度は、8.2MPa
であった。
比表面積2500cm 2 /gとなしたものが用いられた
ことと、一級試薬酸化カルシウム(CaO)の代わり
に、廃石膏(石原産業社製)10重量部が用いられたこ
とと、混合する際の水が150重量部である以外は、実
施例1と同様にして、水性スラリー状物とした。その後
も、実施例1と同様にして、無機硬化体を得ることがで
きた。なお、脱型の際には、充分硬化しており、容易に
脱型することができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.78であり、曲げ強度は、7.8MPa
であった。
比表面積2500cm 2 /gとなしたものが用いられた
ことと、一級試薬酸化カルシウム(CaO)の代わり
に、廃石膏(石原産業社製)15重量部が用いられたこ
とと、混合する際の水が200重量部である以外は、実
施例1と同様にして、水性スラリー状物とした。その後
も、実施例1と同様にして、無機硬化体を得ることがで
きた。なお、脱型の際には、充分硬化しており、容易に
脱型することができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.76であり、曲げ強度は、7.7MPa
であった。
比表面積7500cm 2 /gとなしたものと、フライア
ッシュ100重量部をボールミルで粉砕して、比表面積
2500cm2 /gとなしたものとが用いられたこと
と、一級試薬酸化カルシウム(CaO)の代わりに、廃
石膏(石原産業社製)10重量部が用いられたことと、
混合する際の水が150重量部である以外は、実施例1
と同様にして、水性スラリー状物とした。その後も、実
施例1と同様にして、無機硬化体を得ることができた。
なお、脱型の際には、充分硬化しており、容易に脱型す
ることができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.80であり、曲げ強度は、8.3MPa
であった。
比表面積7500cm 2 /gとなしたものと、フライア
ッシュ100重量部をボールミルで粉砕して、比表面積
2500cm2 /gとなしたものとが用いられたこと
と、一級試薬酸化カルシウム(CaO)の代わりに、廃
石膏(石原産業社製)15重量部が用いられたことと、
混合する際の水が150重量部である以外は、実施例1
と同様にして、水性スラリー状物とした。その後も、実
施例1と同様にして、無機硬化体を得ることができた。
なお、脱型の際には、充分硬化しており、容易に脱型す
ることができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.82であり、曲げ強度は、8.4MPa
であった。
比表面積2500cm 2 /gとなしたものと、フライア
ッシュ100重量部をボールミルで粉砕して、比表面積
2500cm2 /gとなしたものとが用いられたこと
と、混合する際の水が120重量部である以外は、実施
例1と同様にして、水性スラリー状物とした。その後
も、実施例1と同様にして、無機硬化体を得ることがで
きた。なお、脱型の際には、もろかったものの、脱型す
ることはできた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.78であり、曲げ強度は、4.3MPa
であった。
比表面積1500cm 2 /gとなしたものが用いられた
ことと、混合する際の水が120重量部である以外は、
実施例1と同様にして、水性スラリー状物とした。その
後も、実施例1と同様にして、無機硬化体を得ることが
できた。なお、脱型の際には、もろかったものの、脱型
することはできた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.92であり、曲げ強度は、3.8MPa
であった。
比表面積2500cm 2 /gとなしたものが用いられた
ことと、アルカリ材料として採用される一級試薬酸化カ
ルシウム(CaO)を添加しなかったことと、混合する
際の水が120重量部である以外は、実施例1と同様に
して、水性スラリー状物とした。その後も、実施例1と
同様にしたが、脱型さえも難しく、硬化体としての強度
が得られず、無機硬化体ができなかった。
能であった。 比較例4 オートクレーブ養生がなされなかった以外は、実施例2
と同様にしたが、硬化体としての強度が得られず、無機
硬化体ができなかった。なお、オートクレーブ養生前
は、実施例2と同様に容易に脱型することができた。
能であった。 比較例5 オートクレーブ養生がなされなかった以外は、実施例9
と同様にしたが、硬化体としての強度が得られず、無機
硬化体ができなかった。なお、オートクレーブ養生前
は、実施例9と同様に容易に脱型することができた。
能であった。実施例1〜12と比較例1〜5との気乾比
重と曲げ強度を下記の表1にまとめておいた。
2と比較例1〜5とを比べてみると、気乾比重が略一定
のレベルを保っており、比較例1〜5のものよりも実施
例1〜12のものの方が曲げ強度の値がはるかに高くな
っており、廃棄物としてできる高炉水砕スラグを使用し
て、この高炉水砕スラグと、シリカ分を主成分とするシ
リカ材料と、が配合されて粉体材料となり、この粉体材
料に硬化を促進させるアルカリ材料を添加して水性スラ
リー状物とし、この水性スラリー状物を加熱硬化させて
からオートクレーブ養生するだけで、硬化体としての強
度を充分に発現した無機硬化体を得ることができるもの
であるといえる。
つ、有効に利用することができるものであるといえる。
表面積5000cm2/gとなしたものと、ケイ石粉3
5重量部と、パーライト10重量部と、パルプ粉(LB
KP)10重量部と、を配合して、粉体材料となし、さ
らに、この粉体材料にアルカリ材料4重量部を添加し
て、水70重量部とともに混合して、水性スラリー状物
とした。
(OH)2 、川合石灰製)3molと水酸化アルミニウ
ム(Al(OH)3 、昭和電工社製)2molと一級試
薬石膏(CaSO4 ・2H2 O)1molとを配合し
て、10wt%のスラリーとなしたものを、オートクレ
ーブ中で攪拌しながら、温度180℃、時間8hrで反
応させてできたカルシウムアルミネートモノサルフェー
トハイドレート(3CaO・Al2 O3 ・CaSO4 ・
12H2 O)スラリーと、石膏と、を採用したものであ
る。そして、カルシウムアルミネートモノサルフェート
ハイドレートスラリー64重量部に対して、石膏36重
量部を混ぜ合わせたものを本実施例で同アルカリ材料と
して使用した。
×60mm×30mmの型枠に流し込んで、温度60
℃、時間8hrの蒸気中で加熱硬化させてから、脱型し
て、さらに、オートクレーブ中に移して、温度175
℃、時間10hrのオートクレーブ養生を行い、無機硬
化体を得ることができた。なお、脱型時間としては、
2.2hrであり、容易に脱型することができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、0.88であり、曲げ強度は、0.95MP
aであった。
以外は、実施例13と同様にして、水性スラリー状物と
した。
体を得ることができた。なお、脱型時間としては、1.
5hrであり、容易に脱型することができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、0.90であり、曲げ強度は、0.96MP
aであった。
以外は、実施例13と同様にして、水性スラリー状物と
した。
体を得ることができた。なお、脱型時間としては、1.
5hrであり、容易に脱型することができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、0.88であり、曲げ強度は、0.90MP
aであった。
記アルカリ材料10重量部を添加した以外は、実施例1
3と同様にして、水性スラリー状物とした。
体を得ることができた。なお、脱型時間としては、2.
0hrであり、容易に脱型することができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.10であり、曲げ強度は、1.22MP
aであった。
アルカリ材料10重量部を添加した以外は、実施例13
と同様にして、水性スラリー状物とした。
体を得ることができた。なお、脱型時間としては、1.
0hrであり、容易に脱型することができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、0.75であり、曲げ強度は、0.40MP
aであった。
は、実施例13と同様にして、水性スラリー状物とし
た。
体を得ることができた。なお、脱型時間としては、2
4.0hrであった。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、0.90であり、曲げ強度は、0.82MP
aであった。
記アルカリ材料を添加しなかった以外は、実施例13と
同様にして、水性スラリー状物とした。
体を得ることができた。なお、脱型時間としては、2
4.0hrであった。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、1.12であり、曲げ強度は、1.10MP
aであった。
アルカリ材料を添加しなかった以外は、実施例13と同
様にして、水性スラリー状物とした。
体を得ることができた。なお、脱型時間としては、1
2.0hrであった。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、0.80であり、曲げ強度は、0.33MP
aであった。
以外は、実施例13と同様にして、水性スラリー状物と
した。
体を得ることができた。なお、脱型時間としては、1.
0hrであり、容易に脱型することができた。
して、気乾比重と曲げ強度が測定された。その結果、気
乾比重は、0.83であり、曲げ強度は、0.52MP
aであった。
時間、気乾比重と曲げ強度を下記の表2にまとめておい
た。
17と比較例6〜9とを比べてみると、気乾比重が略一
定のレベルを保っており、比較例6〜9のものよりも実
施例13〜17のものの方が曲げ強度の値が相対的に高
くなっており、しかも、脱型時間においては、比較例6
〜9のものよりも実施例13〜17のものの方がはるか
に短くなっており、石膏とカルシウムアルミネートモノ
サルフェートとによって、より一層確実に、かつ、迅速
に粉体材料の硬化を促進させることができるものである
といえるとともに、このような石膏とカルシウムアルミ
ネートモノサルフェートとの適度な含有比率によって、
無機硬化体として得られる際に、脱型するまでの時間を
効果的に短縮することができ、生産性が高くなるもので
あるとともに、オートクレーブ養生の後の無機硬化体の
強度もより一層確実に高くなるものであるといえる。
例9とを比べてわかるように、比較例6の脱型時間が実
施例13〜17のものよりもはるかに長く、比較例9の
曲げ強度が実施例13〜16のものよりもかなり低いこ
とから、上記石膏と上記カルシウムアルミネートモノサ
ルフェートとの含有比率が、上記粉体材料100重量部
に対して、5〜30重量部であると、このような石膏と
カルシウムアルミネートモノサルフェートとの適度な含
有比率によって、無機硬化体として得られる際に、脱型
するまでの時間を効果的に短縮することができ、生産性
が高くなるものであるとともに、オートクレーブ養生の
後の無機硬化体の強度もより一層確実に高くなるもので
あるといえる。
ートモノサルフェートとの含有比率が、上記粉体材料1
00重量部に対して、5重量部未満であると、石膏とカ
ルシウムアルミネートモノサルフェートとの含有量とし
ては少なすぎて、脱型するまでの時間を効果的に短縮し
がたいものであって、生産性を高くしがたいものである
といえる。
アルミネートモノサルフェートとの含有比率が、上記粉
体材料100重量部に対して、30重量部を越えるもの
であると、石膏とカルシウムアルミネートモノサルフェ
ートとの含有量としては多すぎて、オートクレーブ養生
の後の無機硬化体の強度を高くしがたいものとなるとい
える。
造方法によると、廃棄物としてできる高炉水砕スラグを
使用して、この高炉水砕スラグと、シリカ分を主成分と
するシリカ材料と、が配合されて粉体材料となり、この
粉体材料に硬化を促進させるアルカリ材料を添加して水
性スラリー状物とし、この水性スラリー状物を加熱硬化
させてからオートクレーブ養生するだけで、硬化体とし
ての強度を充分に発現した無機硬化体を得ることができ
るものである。
つ、有効に利用することができるものである。
方法によると、請求項1記載の場合に加えて、フライア
ッシュや下水スラッジのように産業上でできた廃棄物と
なるもの、または、火山灰のように自然から形成された
不要な廃棄物をより一層確実に、かつ、有効に利用する
ことができるものであって、環境保全に確実に役立つも
のである。
方法によると、請求項1または請求項2記載の場合に加
えて、このような高炉水砕スラグとシリカ材料との比表
面積によって、互いに適度な比表面積であるために、高
炉水砕スラグとシリカ材料とがしっかりかみ合い、粉体
材料として確実に硬化しうるものであり、結果として、
得られる無機硬化体は硬くて、しかも、強度の高いもの
となる。
方法によると、請求項1ないし請求項3何れか記載の場
合に加えて、このような粉体材料の配合比率によって、
高炉水砕スラグとシリカ材料とがしっかりかみ合い、粉
体材料として確実に硬化しうるものであり、結果とし
て、得られる無機硬化体は硬くて、しかも、強度の高い
ものとなる。
方法によると、請求項1ないし請求項4何れか記載の場
合に加えて、このような適度なアルカリ材料の添加比率
によって、粉体材料の硬化をより一層確実、かつ、効果
的に促進させることができるものであって、結果とし
て、得られる無機硬化体は確実に硬くて、しかも、確実
に強度の高いものとなる。
方法によると、請求項1ないし請求項5何れか記載の場
合に加えて、この石膏によって、さらに確実に粉体材料
の硬化を促進させることができるものである。
方法によると、請求項1ないし請求項5何れか記載の場
合に加えて、この石膏とカルシウムアルミネートモノサ
ルフェートハイドレートとによって、より一層確実に、
かつ、迅速に粉体材料の硬化を促進させることができる
ものであり、しかも、石膏とカルシウムアルミネートモ
ノサルフェートハイドレートとの反応にてできるエトリ
ンガイトによって、より一層短時間で脱型することがで
きるようになるものである。本発明の請求項8に係る無
機硬化体の製造方法によると、請求項7記載の場合に加
えて、このような石膏とカルシウムアルミネートモノサ
ルフェートハイドレートとの適度な含有比率によって、
無機硬化体として得られる際に、脱型するまでの時間を
効果的に短縮することができ、生産性が高くなるもので
あるとともに、オートクレーブ養生の後の無機硬化体の
強度もより一層確実に高くなるものである。
Claims (8)
- 【請求項1】 高炉水砕スラグと、シリカ分を主成分と
するシリカ材料と、が配合された粉体材料に、この粉体
材料の硬化を促進させるアルカリ材料を添加して水性ス
ラリー状物とし、この水性スラリー状物を加熱硬化させ
てからオートクレーブ養生することを特徴とする無機硬
化体の製造方法。 - 【請求項2】 上記シリカ材料が、フライアッシュ、下
水スラッジ、火山灰の群から選ばれた少なくとも一種で
あることを特徴とする請求項1記載の無機硬化体の製造
方法。 - 【請求項3】 上記高炉水砕スラグの比表面積が、50
00〜10000cm2 /gであるとともに、上記シリ
カ材料の比表面積が、2000〜5000cm2 /gで
あることを特徴とする請求項1または請求項2記載の無
機硬化体の製造方法。 - 【請求項4】 上記粉体材料の配合比率が、上記高炉水
砕スラグ100重量部に対して、上記シリカ材料50〜
200重量部であることを特徴とする請求項1ないし請
求項3何れか記載の無機硬化体の製造方法。 - 【請求項5】 上記アルカリ材料の添加比率が、上記高
炉水砕スラグ100重量部に対して、0.5〜5.0重
量部であることを特徴とする請求項1ないし請求項4何
れか記載の無機硬化体の製造方法。 - 【請求項6】 上記アルカリ材料が、石膏を含有するも
のであることを特徴とする請求項1ないし請求項5何れ
か記載の無機硬化体の製造方法。 - 【請求項7】 上記アルカリ材料が、石膏とカルシウム
アルミネートモノサルフェートハイドレートとを含有す
るものであることを特徴とする請求項1ないし請求項5
何れか記載の無機硬化体の製造方法。 - 【請求項8】 上記石膏と上記カルシウムアルミネート
モノサルフェートハイドレートとの含有比率が、上記粉
体材料100重量部に対して、5〜30重量部であるこ
とを特徴とする請求項7記載の無機硬化体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6795497A JPH10259052A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 無機硬化体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6795497A JPH10259052A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 無機硬化体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10259052A true JPH10259052A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13359869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6795497A Withdrawn JPH10259052A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 無機硬化体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10259052A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001163656A (ja) * | 1999-12-03 | 2001-06-19 | Tajima Roofing Co Ltd | 水硬性組成物とこれによる建材。 |
| JP2014042881A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Shikoku Research Institute Inc | 石炭灰用固化材及びそれを用いた固化物の製造方法 |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP6795497A patent/JPH10259052A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001163656A (ja) * | 1999-12-03 | 2001-06-19 | Tajima Roofing Co Ltd | 水硬性組成物とこれによる建材。 |
| JP2014042881A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Shikoku Research Institute Inc | 石炭灰用固化材及びそれを用いた固化物の製造方法 |
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