JPH102602A - 組立建屋用の空調ダクト及び空調システム - Google Patents
組立建屋用の空調ダクト及び空調システムInfo
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- JPH102602A JPH102602A JP15565396A JP15565396A JPH102602A JP H102602 A JPH102602 A JP H102602A JP 15565396 A JP15565396 A JP 15565396A JP 15565396 A JP15565396 A JP 15565396A JP H102602 A JPH102602 A JP H102602A
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- air
- wall
- panel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】空調ダクトのための特別なダクト工事を必要と
しないので組立建屋を組立たり解体する際の工事工数を
減少させることができ、工期を大幅に短縮することがで
きると共に、空調空気を適切な位置から吹き出すことが
でき、更には外観をも向上させることのできる組立建屋
用の空調ダクト及び空調システムを提供する。 【解決手段】隣接する鉄骨24間に複数のダクト兼用壁
パネル18落とし込んで建屋外周壁面の1壁面を組立、
これを空調ダクトとして使用するようにしたので、組立
建屋10の組立・解体と空調ダクトの組立・解体を兼ね
ることができる。また、この空調ダクトに組立建屋10
外に設置した空気調和機12を繋ぐだけで簡単に空調シ
ステムを構築でき、更に解体するのも容易である。
しないので組立建屋を組立たり解体する際の工事工数を
減少させることができ、工期を大幅に短縮することがで
きると共に、空調空気を適切な位置から吹き出すことが
でき、更には外観をも向上させることのできる組立建屋
用の空調ダクト及び空調システムを提供する。 【解決手段】隣接する鉄骨24間に複数のダクト兼用壁
パネル18落とし込んで建屋外周壁面の1壁面を組立、
これを空調ダクトとして使用するようにしたので、組立
建屋10の組立・解体と空調ダクトの組立・解体を兼ね
ることができる。また、この空調ダクトに組立建屋10
外に設置した空気調和機12を繋ぐだけで簡単に空調シ
ステムを構築でき、更に解体するのも容易である。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は組立建屋用の空調ダ
クト及び空調システムに係り、特に組立・解体が頻繁に
行われる組立建屋用の空調ダクト及びその空調ダクトを
用いた空調システムに関する。
クト及び空調システムに係り、特に組立・解体が頻繁に
行われる組立建屋用の空調ダクト及びその空調ダクトを
用いた空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】建屋内の個別空間を空調する空調システ
ムとしては、大別して、建屋内の壁部分に空調機を直接
取り付けるタイプのもの、建屋横の地上やベランダ等の
屋外に空調機の室外器を置き、室内の壁に取り付けたセ
パレート型の室内器との間で熱媒体を循環させるタイプ
のもの、屋外に設けた空調機で空調空気を調整して屋内
に配設した専用ダクトを介して室内に空調空気を送気す
るタイプの3種類がある。
ムとしては、大別して、建屋内の壁部分に空調機を直接
取り付けるタイプのもの、建屋横の地上やベランダ等の
屋外に空調機の室外器を置き、室内の壁に取り付けたセ
パレート型の室内器との間で熱媒体を循環させるタイプ
のもの、屋外に設けた空調機で空調空気を調整して屋内
に配設した専用ダクトを介して室内に空調空気を送気す
るタイプの3種類がある。
【0003】ところで、建屋の組立て、解体を頻繁に繰
り返す組立建屋、例えば工事事務所、選挙事務所、行事
用の休憩室、学校の仮設校舎或いは非常時用非難所等に
おいては、組立建屋の組立・解体工事が簡単で工期を短
くでき、しかも外観が美しく、且つ室内の居住性も快適
な組立建屋が要求されている。従って、この組立建屋内
を空調する空調システムも、前述した要求に合ったもの
が要求される。
り返す組立建屋、例えば工事事務所、選挙事務所、行事
用の休憩室、学校の仮設校舎或いは非常時用非難所等に
おいては、組立建屋の組立・解体工事が簡単で工期を短
くでき、しかも外観が美しく、且つ室内の居住性も快適
な組立建屋が要求されている。従って、この組立建屋内
を空調する空調システムも、前述した要求に合ったもの
が要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空調システムのうち、建屋の壁部分に空調機を直接取り
付けるタイプ、或いは屋外に室外器を置いて熱媒体を、
室内器との間で循環させて建屋内を空調するタイプの場
合、建屋の壁に空調機又は室内器を取り付けるための特
別な付帯工事を必要とするので、組立建屋への適用は工
事の簡便性が悪いという欠点があると共に、室内器と室
外器との間で熱媒体を循環させる場合には、組立建屋の
組立・解体の度に熱媒体の回収、取り替えが必要となり
面倒であるという欠点がある。
空調システムのうち、建屋の壁部分に空調機を直接取り
付けるタイプ、或いは屋外に室外器を置いて熱媒体を、
室内器との間で循環させて建屋内を空調するタイプの場
合、建屋の壁に空調機又は室内器を取り付けるための特
別な付帯工事を必要とするので、組立建屋への適用は工
事の簡便性が悪いという欠点があると共に、室内器と室
外器との間で熱媒体を循環させる場合には、組立建屋の
組立・解体の度に熱媒体の回収、取り替えが必要となり
面倒であるという欠点がある。
【0005】一方、従来の空調システムのうち、屋外に
設けた空調機で空調空気を調整して専用ダクトを介して
室内に空調空気を送気するタイプは、組立建屋の組立完
成後に、又は組立建屋の解体に先立ってダクト工事をし
なくてはならず、工事工数が増加したり、専用ダクトの
再利用回数に限界がある等により、組立建屋の工期が長
くなると共に、組立建屋のトータル費用が増加するとい
う欠点がある。更に、建屋内にダクトが配設されること
は、外観上でも問題がある。
設けた空調機で空調空気を調整して専用ダクトを介して
室内に空調空気を送気するタイプは、組立建屋の組立完
成後に、又は組立建屋の解体に先立ってダクト工事をし
なくてはならず、工事工数が増加したり、専用ダクトの
再利用回数に限界がある等により、組立建屋の工期が長
くなると共に、組立建屋のトータル費用が増加するとい
う欠点がある。更に、建屋内にダクトが配設されること
は、外観上でも問題がある。
【0006】このように、従来の空調システムは何れ
も、組立建屋用の空調システムとしては満足できるもの
ではなかった。本発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、空調ダクトのための特別なダクト工事を必
要としないので組立建屋を組立たり解体する際の工事工
数を減少させることができ、工期を大幅に短縮すること
ができると共に、空調空気を適切な位置から吹き出すこ
とができ、更には外観をも向上させることのできる組立
建屋用の空調ダクト及び空調システムを提供することを
目的とする。
も、組立建屋用の空調システムとしては満足できるもの
ではなかった。本発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、空調ダクトのための特別なダクト工事を必
要としないので組立建屋を組立たり解体する際の工事工
数を減少させることができ、工期を大幅に短縮すること
ができると共に、空調空気を適切な位置から吹き出すこ
とができ、更には外観をも向上させることのできる組立
建屋用の空調ダクト及び空調システムを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
る為に、隣接する支柱間に複数の壁パネルを着脱可能に
支持して建屋外周壁面の1壁面を形成する組立建屋に於
いて、少なくとも前記1壁面を形成する複数の壁パネル
の一部又は全部を、その内部に風路を有するダクト兼用
壁パネルに形成すると共に、上下に隣接する前記ダクト
兼用壁パネル同士の隣接部をシールすることにより、前
記ダクト兼用壁パネルを空調ダクトとして使用すること
を特徴とする。
る為に、隣接する支柱間に複数の壁パネルを着脱可能に
支持して建屋外周壁面の1壁面を形成する組立建屋に於
いて、少なくとも前記1壁面を形成する複数の壁パネル
の一部又は全部を、その内部に風路を有するダクト兼用
壁パネルに形成すると共に、上下に隣接する前記ダクト
兼用壁パネル同士の隣接部をシールすることにより、前
記ダクト兼用壁パネルを空調ダクトとして使用すること
を特徴とする。
【0008】また、本発明は前記目的を達成する為に、
組立・解体が適宜行われる組立建屋であって、隣接する
支柱間に複数の壁パネルを着脱可能に支持することによ
り建屋外周壁面の1壁面を形成する組立建屋に於いて、
前記1壁面を形成する複数の壁パネルの一部又は全部
を、その内部に給気通路と還気通路とに区画された風路
を有するダクト兼用壁パネルに形成すると共に、前記組
立建屋外に空気調和機を配設し、前記ダクト兼用壁パネ
ルを空調ダクトとして使用することにより前記空気調和
機で空調した空調空気を、前記ダクト兼用壁パネルを介
して前記組立建屋内に供給すると共に、前記組立建屋内
の還気空気を前記ダクト兼用壁パネルを介して前記空気
調和機に戻すようにしたことを特徴とする。
組立・解体が適宜行われる組立建屋であって、隣接する
支柱間に複数の壁パネルを着脱可能に支持することによ
り建屋外周壁面の1壁面を形成する組立建屋に於いて、
前記1壁面を形成する複数の壁パネルの一部又は全部
を、その内部に給気通路と還気通路とに区画された風路
を有するダクト兼用壁パネルに形成すると共に、前記組
立建屋外に空気調和機を配設し、前記ダクト兼用壁パネ
ルを空調ダクトとして使用することにより前記空気調和
機で空調した空調空気を、前記ダクト兼用壁パネルを介
して前記組立建屋内に供給すると共に、前記組立建屋内
の還気空気を前記ダクト兼用壁パネルを介して前記空気
調和機に戻すようにしたことを特徴とする。
【0009】本発明によれば、隣接する支柱間に支持さ
せて組立建屋の建屋外周壁面のうちの少なくとも1壁面
を形成する複数の壁パネルの一部又は全部を、その内部
に風路を有するダクト兼用壁パネルに形成と共に、上下
に隣接するダクト兼用壁パネル同士の隣接部をシールす
ることにより、ダクト兼用壁パネルを空調ダクトとして
使用するようにしたので、組立建屋の組立・解体工事と
空調ダクトの組立・解体工事を兼ねることができる。従
って、組立建屋の組立・解体の際に特別なダクト工事が
必要なくなり工期が大幅に短縮する。
せて組立建屋の建屋外周壁面のうちの少なくとも1壁面
を形成する複数の壁パネルの一部又は全部を、その内部
に風路を有するダクト兼用壁パネルに形成と共に、上下
に隣接するダクト兼用壁パネル同士の隣接部をシールす
ることにより、ダクト兼用壁パネルを空調ダクトとして
使用するようにしたので、組立建屋の組立・解体工事と
空調ダクトの組立・解体工事を兼ねることができる。従
って、組立建屋の組立・解体の際に特別なダクト工事が
必要なくなり工期が大幅に短縮する。
【0010】また、このダクト兼用壁パネルで形成した
空調ダクトと組立建屋外に配設した空気調和機を繋ぐだ
けで空調システムを形成できると共に、空調システムを
簡単に解体できる。
空調ダクトと組立建屋外に配設した空気調和機を繋ぐだ
けで空調システムを形成できると共に、空調システムを
簡単に解体できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る組立建屋用の空調ダクト及び空調システムの好まし
い実施の形態について詳説する。図1及び図2は本発明
の組立建屋用の空調システムの第1の実施の形態を説明
する図であり、図1は本発明の組立建屋用の空調システ
ムを適用した組立建屋の外観図で、図2は組立建屋内の
空調通路を説明する断面図である。
係る組立建屋用の空調ダクト及び空調システムの好まし
い実施の形態について詳説する。図1及び図2は本発明
の組立建屋用の空調システムの第1の実施の形態を説明
する図であり、図1は本発明の組立建屋用の空調システ
ムを適用した組立建屋の外観図で、図2は組立建屋内の
空調通路を説明する断面図である。
【0012】図1及び図2に示すように、本発明の組立
建屋用の空調システムは、組立建屋10と、組立建屋1
0外に組立建屋10とは独立して設置された空気調和機
12と、組立建屋10と空気調和機12をつなぐ給気用
14A及び還気用14Bの一対のフレキシブルパイプ1
4と、組立建屋10の建屋外周壁面15を形成する壁パ
ネル16及びダクト兼用壁パネル18とから構成され
る。そして、空気調和機12で調整された空調空気は、
給気用のフレキシブルパイプ14A、ダクト兼用壁パネ
ル18の給気通路19を介して組立建屋10内に供給さ
れる。また、組立建屋10内の還気空気は、ダクト兼用
壁パネル18の還気通路21、還気用のフレキシブルパ
イプ14Bを介して空気調和機12に戻される。
建屋用の空調システムは、組立建屋10と、組立建屋1
0外に組立建屋10とは独立して設置された空気調和機
12と、組立建屋10と空気調和機12をつなぐ給気用
14A及び還気用14Bの一対のフレキシブルパイプ1
4と、組立建屋10の建屋外周壁面15を形成する壁パ
ネル16及びダクト兼用壁パネル18とから構成され
る。そして、空気調和機12で調整された空調空気は、
給気用のフレキシブルパイプ14A、ダクト兼用壁パネ
ル18の給気通路19を介して組立建屋10内に供給さ
れる。また、組立建屋10内の還気空気は、ダクト兼用
壁パネル18の還気通路21、還気用のフレキシブルパ
イプ14Bを介して空気調和機12に戻される。
【0013】組立建屋10は、主として、床板20と建
屋外周壁面15と屋根22で構成され、建屋外周壁面1
5は、所定間隔ごとに立設されたH型鋼材の鉄骨24
と、鉄骨24の間隔に合わせて所定の外形寸法に形成さ
れた壁用或いは窓用の壁パネル16と、空調ダクトを形
成するダクト兼用壁パネル18とを、主たる組立部品と
して組み立てられる。建屋外周壁面15の組立は、図3
に示すように、H型鋼材で形成された隣接する一対の鉄
骨24間に、そのH型鋼材の溝に嵌まるようにダクト兼
用壁パネル18を落とし込むことにより行われる。鉄骨
24とダクト兼用壁パネル18側端の間には、滑り性の
良いシール部材26が介在される。更に、落とし込みに
より上下に隣接するダクト兼用壁パネル18同士の間に
も、図4に示すように、シール部材26が介在される。
これにより、鉄骨24とダクト兼用壁パネル18の隙
間、或いはダクト兼用壁パネル18同士に隙間が発生し
ないようにしてダクト兼用壁パネル18を空調ダクトと
して使用した時に空調空気や還気空気が漏洩しないよう
にする。尚、壁パネル16と鉄骨24、或いは壁パネル
同士16の間に上記したシール部材26を介在させて建
屋外周壁面に隙間ができないようにすることは自由であ
る。
屋外周壁面15と屋根22で構成され、建屋外周壁面1
5は、所定間隔ごとに立設されたH型鋼材の鉄骨24
と、鉄骨24の間隔に合わせて所定の外形寸法に形成さ
れた壁用或いは窓用の壁パネル16と、空調ダクトを形
成するダクト兼用壁パネル18とを、主たる組立部品と
して組み立てられる。建屋外周壁面15の組立は、図3
に示すように、H型鋼材で形成された隣接する一対の鉄
骨24間に、そのH型鋼材の溝に嵌まるようにダクト兼
用壁パネル18を落とし込むことにより行われる。鉄骨
24とダクト兼用壁パネル18側端の間には、滑り性の
良いシール部材26が介在される。更に、落とし込みに
より上下に隣接するダクト兼用壁パネル18同士の間に
も、図4に示すように、シール部材26が介在される。
これにより、鉄骨24とダクト兼用壁パネル18の隙
間、或いはダクト兼用壁パネル18同士に隙間が発生し
ないようにしてダクト兼用壁パネル18を空調ダクトと
して使用した時に空調空気や還気空気が漏洩しないよう
にする。尚、壁パネル16と鉄骨24、或いは壁パネル
同士16の間に上記したシール部材26を介在させて建
屋外周壁面に隙間ができないようにすることは自由であ
る。
【0014】このように、建屋外周壁面15の組立にお
いて、所定間隔で立設する多数の鉄骨24のうちの隣接
する所望の鉄骨24同士の間に複数のダクト兼用壁パネ
ル18を落とし込むことにより建屋外周壁面15の所望
の位置に空調ダクトを形成することができる。空調ダク
トを形成するためのダクト兼用壁パネル18は、図5か
ら図8に示すように複数の種類が予め用意され、これら
の種類のダクト兼用壁パネル18を適宜組み合わせて空
調ダクトを形成する。
いて、所定間隔で立設する多数の鉄骨24のうちの隣接
する所望の鉄骨24同士の間に複数のダクト兼用壁パネ
ル18を落とし込むことにより建屋外周壁面15の所望
の位置に空調ダクトを形成することができる。空調ダク
トを形成するためのダクト兼用壁パネル18は、図5か
ら図8に示すように複数の種類が予め用意され、これら
の種類のダクト兼用壁パネル18を適宜組み合わせて空
調ダクトを形成する。
【0015】図5のダクト兼用壁パネル18は、基本的
なものであり、上下端が開放されると共に、空調空気の
給気通路19と還気通路21が形成されたものである。
図5のダクト兼用壁パネル18は、空調ダクトの延設用
として主に用いられ、一対の鉄骨24間に落とし込むダ
クト兼用壁パネル18の枚数により空調ダクトの長さを
変えることができる。
なものであり、上下端が開放されると共に、空調空気の
給気通路19と還気通路21が形成されたものである。
図5のダクト兼用壁パネル18は、空調ダクトの延設用
として主に用いられ、一対の鉄骨24間に落とし込むダ
クト兼用壁パネル18の枚数により空調ダクトの長さを
変えることができる。
【0016】ここで、ダクト兼用壁パネル18の部品構
成について説明すると、鉄骨24の溝に両側端が支持さ
れる板パネル18Aと、該板パネル18Aを1面として
空調空気の風路を形成する断面凹状のダクトパネル18
Bと、風路を給気通路19と還気通路21に区画する仕
切パネル18Cとを組立部品として組み立てる組立ユニ
ットである。組立をする際の各パネル18A、18B、
18Cの接合は特に限定はないが、着脱が容易なよう
に、例えば、図3に示すように、板パネル18A側の蟻
溝13にダクトパネル18Bの係合部17を係合させる
方法も一例である。同様に、板パネル18Aとダクトパ
ネル18Bに形成した蟻溝13に仕切パネル18Cの係
合部17を係合させる。そして、板パネル18A及びダ
クトパネル18Bには、予め複数の種類のものが用意さ
れ、これらの中から必要なパネルを任意選択して所望の
ダクト兼用壁パネル18を組み立てることができるよう
になっている。板パネル18Aは建築用材料をそのまま
使い、ダクトパネル18Bはベニヤ板等の木質材料、プ
ラスチック等の内装材で作り、内面に断熱材を貼付した
り空調ダクト材を挿入することで作ることができる。
成について説明すると、鉄骨24の溝に両側端が支持さ
れる板パネル18Aと、該板パネル18Aを1面として
空調空気の風路を形成する断面凹状のダクトパネル18
Bと、風路を給気通路19と還気通路21に区画する仕
切パネル18Cとを組立部品として組み立てる組立ユニ
ットである。組立をする際の各パネル18A、18B、
18Cの接合は特に限定はないが、着脱が容易なよう
に、例えば、図3に示すように、板パネル18A側の蟻
溝13にダクトパネル18Bの係合部17を係合させる
方法も一例である。同様に、板パネル18Aとダクトパ
ネル18Bに形成した蟻溝13に仕切パネル18Cの係
合部17を係合させる。そして、板パネル18A及びダ
クトパネル18Bには、予め複数の種類のものが用意さ
れ、これらの中から必要なパネルを任意選択して所望の
ダクト兼用壁パネル18を組み立てることができるよう
になっている。板パネル18Aは建築用材料をそのまま
使い、ダクトパネル18Bはベニヤ板等の木質材料、プ
ラスチック等の内装材で作り、内面に断熱材を貼付した
り空調ダクト材を挿入することで作ることができる。
【0017】図6のダクト兼用壁パネル18は、板パネ
ル18Aには給気通路19に連通する空調空気の取入口
18Dと、還気通路21に連通する還気空気の排出口1
8Eとが形成されると共に、ダクトパネル18Bに還気
空気の吸込口18Fが形成されており、板パネル18A
を外側に向けて使用するタイプのものである。そして、
ダクト兼用壁パネル18の取入口18Dは、空気調和機
12の給気側にフレキシブルパイプ14Aを介して接続
されると共に、排出口18Eは空気調和機12の吸気側
にフレキシブルパイプ14Bを介して接続される。ちな
みに、ダクトパネル18Bを外側に向けて使用する場合
には、取入口18Dと排出口18Eはダクトパネル18
B側に形成される。
ル18Aには給気通路19に連通する空調空気の取入口
18Dと、還気通路21に連通する還気空気の排出口1
8Eとが形成されると共に、ダクトパネル18Bに還気
空気の吸込口18Fが形成されており、板パネル18A
を外側に向けて使用するタイプのものである。そして、
ダクト兼用壁パネル18の取入口18Dは、空気調和機
12の給気側にフレキシブルパイプ14Aを介して接続
されると共に、排出口18Eは空気調和機12の吸気側
にフレキシブルパイプ14Bを介して接続される。ちな
みに、ダクトパネル18Bを外側に向けて使用する場合
には、取入口18Dと排出口18Eはダクトパネル18
B側に形成される。
【0018】図7のダクト兼用壁パネル18は、ダクト
パネル18Bに空調空気の吹出口又は還気空気の吸込口
のための開口18Gを形成したものであり、板パネル1
8Aを外側に向けて使用するものである。開口18Gに
はフィルター18Hが着脱自在に装着される。開口18
Gには、フィルター18Hの代わりにダンパー等の風量
調節装置や風向調節羽根等を設けて吹出し風量或いは吸
込み風量の調節や、吹き出し方向の調節をするようにす
ることもできる。更に、ダクト兼用壁パネル18を設置
する位置や組立建屋10の室内の状況に応じて開口量を
適宜変えるようにしても良い。ちなみに、ダクトパネル
18Bを外側に向ける場合には、板パネル18Aに吹出
口及び吸込口のための開口18Gが形成される。
パネル18Bに空調空気の吹出口又は還気空気の吸込口
のための開口18Gを形成したものであり、板パネル1
8Aを外側に向けて使用するものである。開口18Gに
はフィルター18Hが着脱自在に装着される。開口18
Gには、フィルター18Hの代わりにダンパー等の風量
調節装置や風向調節羽根等を設けて吹出し風量或いは吸
込み風量の調節や、吹き出し方向の調節をするようにす
ることもできる。更に、ダクト兼用壁パネル18を設置
する位置や組立建屋10の室内の状況に応じて開口量を
適宜変えるようにしても良い。ちなみに、ダクトパネル
18Bを外側に向ける場合には、板パネル18Aに吹出
口及び吸込口のための開口18Gが形成される。
【0019】図8のダクト兼用壁パネル18は、例えば
組立建屋10の天井裏に配設された二次ダクト28(図
2参照)にダクト兼用壁パネル18を接続する場合に使
用するもので、板パネル18Aを外側に向けて使用する
ものである。この場合は、ダクトパネル18Bに二次ダ
クト接続用の接続口18Jを有しているが、ダクトパネ
ル18Bを外側に向ける場合には、板パネル18Aに接
続口18Jが形成される。
組立建屋10の天井裏に配設された二次ダクト28(図
2参照)にダクト兼用壁パネル18を接続する場合に使
用するもので、板パネル18Aを外側に向けて使用する
ものである。この場合は、ダクトパネル18Bに二次ダ
クト接続用の接続口18Jを有しているが、ダクトパネ
ル18Bを外側に向ける場合には、板パネル18Aに接
続口18Jが形成される。
【0020】これらのダクト兼用壁パネル18の板パネ
ル18Aの横幅は、組立建屋10の鉄骨24間の距離に
合わせて所定長さに形成される。また、板パネル18A
の縦幅は特に限定されないが、取り扱いのし易さ等を考
慮すると0.8〜1.5m程度が好ましい。ダクトパネ
ル18Bの横幅は、板パネル18Aを鉄骨24間に落と
し込む関係上、板パネル18Aの横幅よりも小さくす
る。ダクトパネル18Bの縦幅は、複数のダクト兼用壁
パネル18を縦方向に配設して風路を形成させる関係
上、隣接するダクト兼用壁パネル18同士の間に隙間が
発生しにくいように板パネル18Aの縦幅と同一にする
ことが望ましい。
ル18Aの横幅は、組立建屋10の鉄骨24間の距離に
合わせて所定長さに形成される。また、板パネル18A
の縦幅は特に限定されないが、取り扱いのし易さ等を考
慮すると0.8〜1.5m程度が好ましい。ダクトパネ
ル18Bの横幅は、板パネル18Aを鉄骨24間に落と
し込む関係上、板パネル18Aの横幅よりも小さくす
る。ダクトパネル18Bの縦幅は、複数のダクト兼用壁
パネル18を縦方向に配設して風路を形成させる関係
上、隣接するダクト兼用壁パネル18同士の間に隙間が
発生しにくいように板パネル18Aの縦幅と同一にする
ことが望ましい。
【0021】また、図8に示したダクト兼用壁パネル1
8の縦幅は、図5から図7に示したダクト兼用壁パネル
18の縦幅の1/2に形成しておくと、天井裏の高さを
大きくとれない場合に便利である。図9は、図7で説明
したダクト兼用壁パネル18の上に、吹出用のアタッチ
メントパネル30を接続したものであり、ダクト兼用壁
パネル18の開口18Gを吸込口として使用する場合で
ある。
8の縦幅は、図5から図7に示したダクト兼用壁パネル
18の縦幅の1/2に形成しておくと、天井裏の高さを
大きくとれない場合に便利である。図9は、図7で説明
したダクト兼用壁パネル18の上に、吹出用のアタッチ
メントパネル30を接続したものであり、ダクト兼用壁
パネル18の開口18Gを吸込口として使用する場合で
ある。
【0022】吹出用のアタッチメントパネル30の正面
には、横長のフィルタ付き正面吹出口30Aを有すると
共に、左右の側面にもフィルタ付き側面吹出口30B、
30Cを有している。この吹出用のアタッチメントパネ
ル30を接続することにより、給気通路19を下から上
に流れる空調空気は、吹出用のアタッチメントパネル3
0に入り、正面吹出口30A及び左右の側面吹出口30
B、30Cから室内に吹き出される。側面吹出口30
B、30Cから吹き出された空調空気は、室内の壁面に
沿って流れるので、比較的遠い位置まで空調空気を送り
出すことができる。また、ダクト兼用壁パネル18の開
口18Gから吸い込まれた室内の還気空気は、還気通路
21を通って空気調和機12に戻される。この場合、ダ
クト兼用壁パネル18の還気通路21の上端は蓋部材で
閉塞しておくことが必要である。
には、横長のフィルタ付き正面吹出口30Aを有すると
共に、左右の側面にもフィルタ付き側面吹出口30B、
30Cを有している。この吹出用のアタッチメントパネ
ル30を接続することにより、給気通路19を下から上
に流れる空調空気は、吹出用のアタッチメントパネル3
0に入り、正面吹出口30A及び左右の側面吹出口30
B、30Cから室内に吹き出される。側面吹出口30
B、30Cから吹き出された空調空気は、室内の壁面に
沿って流れるので、比較的遠い位置まで空調空気を送り
出すことができる。また、ダクト兼用壁パネル18の開
口18Gから吸い込まれた室内の還気空気は、還気通路
21を通って空気調和機12に戻される。この場合、ダ
クト兼用壁パネル18の還気通路21の上端は蓋部材で
閉塞しておくことが必要である。
【0023】次に、本発明のダクト兼用壁パネルを用い
て本発明の組立建屋用の空調システムを組み立てる方法
の一例を説明する。床板20を支持する基礎上に、組立
建屋10の支柱となる鉄骨24を所定間隔を置いて多数
立設させた後、鉄骨24間に複数の壁パネル16又は複
数のダクト兼用壁パネル18を着脱可能に支持させて組
立建屋10の建屋外周壁面15を形成し、その上に屋根
22が載せられる。この建屋外周壁面15の形成におい
て、例えば図1及び図2のように多数の鉄骨24のうち
空調ダクトを形成する鉄骨24間には複数のダクト兼用
壁パネル18を落とし込んで建屋外周壁面15の1壁面
を形成し、その他の鉄骨24間には複数の壁パネル16
を落とし込むことにより1壁面を形成する。この場合、
1壁面の全部をダクト兼用壁パネル18にするか一部を
ダクト兼用壁パネル18にするかは自由である。
て本発明の組立建屋用の空調システムを組み立てる方法
の一例を説明する。床板20を支持する基礎上に、組立
建屋10の支柱となる鉄骨24を所定間隔を置いて多数
立設させた後、鉄骨24間に複数の壁パネル16又は複
数のダクト兼用壁パネル18を着脱可能に支持させて組
立建屋10の建屋外周壁面15を形成し、その上に屋根
22が載せられる。この建屋外周壁面15の形成におい
て、例えば図1及び図2のように多数の鉄骨24のうち
空調ダクトを形成する鉄骨24間には複数のダクト兼用
壁パネル18を落とし込んで建屋外周壁面15の1壁面
を形成し、その他の鉄骨24間には複数の壁パネル16
を落とし込むことにより1壁面を形成する。この場合、
1壁面の全部をダクト兼用壁パネル18にするか一部を
ダクト兼用壁パネル18にするかは自由である。
【0024】そして、落とし込んで多段配置された複数
のダクト兼用壁パネル18のうち、最下段には、図6に
示す取入口18Dと排出口18Eを有するダクト兼用壁
パネル18を使用し、取入口18Dと排出口18Eは組
立建屋10の外部に組立建屋10とは独立して設置した
空気調和機12にそれぞれフレキシブルパイプ14A、
14Bを介して接続する。空気調和機12を組立建屋1
0と独立させることにより、組立建屋10の組立・解体
に際しても障害になることはない。また、フレキシブル
パイプ14の取付け・取外しは特別な資格を必要とせ
ず、工事工程を設計する上での自由度を高くすることが
できる。更に、空気調和機12を組立建屋10と独立さ
せることにより、空気調和機12の運転音が組立建屋1
0内に伝搬しにくくでき、組立建屋10の快適性向上に
もなる。
のダクト兼用壁パネル18のうち、最下段には、図6に
示す取入口18Dと排出口18Eを有するダクト兼用壁
パネル18を使用し、取入口18Dと排出口18Eは組
立建屋10の外部に組立建屋10とは独立して設置した
空気調和機12にそれぞれフレキシブルパイプ14A、
14Bを介して接続する。空気調和機12を組立建屋1
0と独立させることにより、組立建屋10の組立・解体
に際しても障害になることはない。また、フレキシブル
パイプ14の取付け・取外しは特別な資格を必要とせ
ず、工事工程を設計する上での自由度を高くすることが
できる。更に、空気調和機12を組立建屋10と独立さ
せることにより、空気調和機12の運転音が組立建屋1
0内に伝搬しにくくでき、組立建屋10の快適性向上に
もなる。
【0025】また、前記複数のダクト兼用壁パネル18
のうち、最上段には、図8に示す二次ダクト28への接
続口18Jを有するダクト兼用壁パネル18を使用し、
接続口18Jは天井裏に配設されたフレキシブル性の二
次ダクト28の一端に接続される。二次ダクト28の他
端は空気調和機から離れた隣室の天井に形成された吹出
口35に接続される(図2参照)。
のうち、最上段には、図8に示す二次ダクト28への接
続口18Jを有するダクト兼用壁パネル18を使用し、
接続口18Jは天井裏に配設されたフレキシブル性の二
次ダクト28の一端に接続される。二次ダクト28の他
端は空気調和機から離れた隣室の天井に形成された吹出
口35に接続される(図2参照)。
【0026】また、前記複数のダクト兼用壁パネル18
のうち、中段には、図5、図6、図7のダクト兼用壁パ
ネル18が適宜配設される。本発明の組立建屋用の空調
システムによれば、隣接する鉄骨24間に複数の壁パネ
ル16又は複数のダクト兼用壁パネル18を落とし込む
という建屋外周壁面15のための組立工事を行うだけ
で、建屋外周壁面15の所望の鉄骨24間に空調ダクト
を形成することができる。従って、組立建屋の組立と空
調ダクトの組立とを兼ねることができるので、特別なダ
クト工事を必要としない。また、組立建屋10の解体を
する場合にも、ダクト兼用壁パネル18を鉄骨24間か
ら取り外すだけで空調ダクトが解体されるので、空調ダ
クトを解体するための特別な解体工事を必要としない。
更には、組立建屋10内にダクト配管を配設する必要が
ないので、組立建屋10の内装や外装を美しくすること
ができる。
のうち、中段には、図5、図6、図7のダクト兼用壁パ
ネル18が適宜配設される。本発明の組立建屋用の空調
システムによれば、隣接する鉄骨24間に複数の壁パネ
ル16又は複数のダクト兼用壁パネル18を落とし込む
という建屋外周壁面15のための組立工事を行うだけ
で、建屋外周壁面15の所望の鉄骨24間に空調ダクト
を形成することができる。従って、組立建屋の組立と空
調ダクトの組立とを兼ねることができるので、特別なダ
クト工事を必要としない。また、組立建屋10の解体を
する場合にも、ダクト兼用壁パネル18を鉄骨24間か
ら取り外すだけで空調ダクトが解体されるので、空調ダ
クトを解体するための特別な解体工事を必要としない。
更には、組立建屋10内にダクト配管を配設する必要が
ないので、組立建屋10の内装や外装を美しくすること
ができる。
【0027】このように、本発明は、ダクト工事を組立
建屋の組立・解体工事と同時に行うことができるので工
事工数を減少させることができ、工期を大幅に短縮する
ことができると共に、外観をも向上させることができ
る。また、複数の種類のダクト兼用壁パネル18を組み
合わせることにより、所望の空調ダクトを構築すること
ができると共に、空調空気の吹出口や吸込口の位置を自
由に設定できる。従って、暖房時には、室内の低い位置
から暖房用空調空気を吹き出し、高い位置から還気空気
を吸引することができ、逆に冷房時には、室内の高い位
置から冷房用空調空気を吹き出し、低い位置から還気空
気を吸引するように設定することも容易である。これに
より、組立建屋10内の快適性を向上させることができ
ると共に、室内の状況に応じた木目細かい空調管理がで
きる。更には、二次ダクト接続用のダクト兼用壁パネル
18を用意することにより二次ダクトの施行を簡素化で
きる。
建屋の組立・解体工事と同時に行うことができるので工
事工数を減少させることができ、工期を大幅に短縮する
ことができると共に、外観をも向上させることができ
る。また、複数の種類のダクト兼用壁パネル18を組み
合わせることにより、所望の空調ダクトを構築すること
ができると共に、空調空気の吹出口や吸込口の位置を自
由に設定できる。従って、暖房時には、室内の低い位置
から暖房用空調空気を吹き出し、高い位置から還気空気
を吸引することができ、逆に冷房時には、室内の高い位
置から冷房用空調空気を吹き出し、低い位置から還気空
気を吸引するように設定することも容易である。これに
より、組立建屋10内の快適性を向上させることができ
ると共に、室内の状況に応じた木目細かい空調管理がで
きる。更には、二次ダクト接続用のダクト兼用壁パネル
18を用意することにより二次ダクトの施行を簡素化で
きる。
【0028】また、ダクト兼用壁パネル18で形成した
空調ダクトをフレキシブルパイプ14で空気調和機12
に繋ぐだけで空調システムを構築することができるの
で、極めて簡単であると共に、特別な付帯工事を必要と
しない。これにより、工事の簡便性が良くなる。また、
専用ダクトを用いた従来の空調システムのように組立建
屋の組立完成後に、又は組立建屋の解体に先立ってダク
ト工事を行う必要がないので、工事工数を減少できると
共に、空調システム構築のための費用を減少できる。
空調ダクトをフレキシブルパイプ14で空気調和機12
に繋ぐだけで空調システムを構築することができるの
で、極めて簡単であると共に、特別な付帯工事を必要と
しない。これにより、工事の簡便性が良くなる。また、
専用ダクトを用いた従来の空調システムのように組立建
屋の組立完成後に、又は組立建屋の解体に先立ってダク
ト工事を行う必要がないので、工事工数を減少できると
共に、空調システム構築のための費用を減少できる。
【0029】図10は、本発明の組立建屋用の空調シス
テムの第2の実施の形態を説明する外観図である。第1
の実施の形態(図1、図2参照)では、ダクト兼用壁パ
ネル18の板パネル18Aを外側にダクトパネル18B
を内側になるように配置した図を示したが、第2の実施
の形態(図10参照)では板パネル18Aを内側にダク
トパネル18Bを外側になるようにダクト兼用壁パネル
18を用いた場合である。
テムの第2の実施の形態を説明する外観図である。第1
の実施の形態(図1、図2参照)では、ダクト兼用壁パ
ネル18の板パネル18Aを外側にダクトパネル18B
を内側になるように配置した図を示したが、第2の実施
の形態(図10参照)では板パネル18Aを内側にダク
トパネル18Bを外側になるようにダクト兼用壁パネル
18を用いた場合である。
【0030】このように構成した第2の実施の形態は、
第1の実施の形態での効果に加えて、空調ダクトを形成
した1壁面を、建屋外周壁面の外側面より突出させて、
建屋外周壁面の内側面を面一にしたので、組立建屋内を
広く使用することができる。図11から図14は、本発
明の組立建屋用の空調システムの第3の実施の形態を説
明するもので、例えば図1或いは図10に示す2階建て
の組立建屋10の場合に、1階(1F)又は2階(2
F)の話声等の騒音が空調ダクトを通じて互いに伝わら
ないようにダクト兼用壁パネル18内に遮音機構を設け
たものである。
第1の実施の形態での効果に加えて、空調ダクトを形成
した1壁面を、建屋外周壁面の外側面より突出させて、
建屋外周壁面の内側面を面一にしたので、組立建屋内を
広く使用することができる。図11から図14は、本発
明の組立建屋用の空調システムの第3の実施の形態を説
明するもので、例えば図1或いは図10に示す2階建て
の組立建屋10の場合に、1階(1F)又は2階(2
F)の話声等の騒音が空調ダクトを通じて互いに伝わら
ないようにダクト兼用壁パネル18内に遮音機構を設け
たものである。
【0031】図11の遮音機構を備えたダクト兼用壁パ
ネル18は、板パネル18A、ダクトパネル18B、仕
切パネル18Cによる構成はこれまでに説明したダクト
兼用壁パネル18と同様であるが次の点で異なる。即
ち、外部側に設けられた板パネルの18Aの縦方向中央
位置の給気通路側には空調空気の取入口34が形成され
ると共に、還気通路側には排出口36(図10参照)が
形成される。更に、取入口34と排出口36を上下に2
分するように板パネル18Aに対して垂直な遮音板38
がダクトパネル18Bに片持ち支持される。このダクト
兼用壁パネル18の取入口34と排出口36はそれぞれ
のフレキシブルパイプ14A、14Bを介して空気調和
機12に接続される。また、ダクト兼用壁パネル18の
ダクトパネル18Bの1階側面と2階側面にはそれぞれ
空調空気の吹出口40が形成される。
ネル18は、板パネル18A、ダクトパネル18B、仕
切パネル18Cによる構成はこれまでに説明したダクト
兼用壁パネル18と同様であるが次の点で異なる。即
ち、外部側に設けられた板パネルの18Aの縦方向中央
位置の給気通路側には空調空気の取入口34が形成され
ると共に、還気通路側には排出口36(図10参照)が
形成される。更に、取入口34と排出口36を上下に2
分するように板パネル18Aに対して垂直な遮音板38
がダクトパネル18Bに片持ち支持される。このダクト
兼用壁パネル18の取入口34と排出口36はそれぞれ
のフレキシブルパイプ14A、14Bを介して空気調和
機12に接続される。また、ダクト兼用壁パネル18の
ダクトパネル18Bの1階側面と2階側面にはそれぞれ
空調空気の吹出口40が形成される。
【0032】図11のダクト兼用壁パネル18によれ
ば、遮音板38を設けたことにより空気調和機からダク
ト兼用壁パネル18の給気通路19に供給される空調空
気(実線矢印)を1階と2階に等分に分配でき、しかも
1階と2階の吹出口40からダクト兼用壁パネル18内
に侵入する騒音(破線矢印)を遮音板38により遮断す
ることができる。この場合、遮音板38に吸音材質の材
料を用いると効果が高い。これにより、空気ダクト内を
騒音が伝搬することによるトラブルを防止することがで
きるので、1階と2階での快適性を向上できる。
ば、遮音板38を設けたことにより空気調和機からダク
ト兼用壁パネル18の給気通路19に供給される空調空
気(実線矢印)を1階と2階に等分に分配でき、しかも
1階と2階の吹出口40からダクト兼用壁パネル18内
に侵入する騒音(破線矢印)を遮音板38により遮断す
ることができる。この場合、遮音板38に吸音材質の材
料を用いると効果が高い。これにより、空気ダクト内を
騒音が伝搬することによるトラブルを防止することがで
きるので、1階と2階での快適性を向上できる。
【0033】図12の遮音機構を備えたダクト兼用壁パ
ネル18は、ダクト兼用壁パネル18の給気通路19に
は、ダクト兼用壁パネルの吹出口40に面して吸音材質
の遮音板42が設けられ、この遮音板42の上端と下端
には吸音材質の羽根板44が回動自在に支持されてい
る。同様の遮音機構がダクト兼用壁パネル18の還気通
路21にも設けられる。
ネル18は、ダクト兼用壁パネル18の給気通路19に
は、ダクト兼用壁パネルの吹出口40に面して吸音材質
の遮音板42が設けられ、この遮音板42の上端と下端
には吸音材質の羽根板44が回動自在に支持されてい
る。同様の遮音機構がダクト兼用壁パネル18の還気通
路21にも設けられる。
【0034】図12のダクト兼用壁パネル18によれ
ば、上下の羽根板44を回動させる方向や回動角度を調
節することにより、1階と2階へ供給する空調空気(実
線矢印)の分配量を調節できると共に、吹出口40から
空調ダクト内に侵入する騒音(破線矢印)は羽根板44
や遮音板42に衝突して減衰される。また、遮音機構を
図12のようにすることにより、羽根板44の角度を変
えることで、ダクト兼用壁パネル18の天地を変えても
全く同じ構造となるので組立作業上のミスがない。
ば、上下の羽根板44を回動させる方向や回動角度を調
節することにより、1階と2階へ供給する空調空気(実
線矢印)の分配量を調節できると共に、吹出口40から
空調ダクト内に侵入する騒音(破線矢印)は羽根板44
や遮音板42に衝突して減衰される。また、遮音機構を
図12のようにすることにより、羽根板44の角度を変
えることで、ダクト兼用壁パネル18の天地を変えても
全く同じ構造となるので組立作業上のミスがない。
【0035】図13及び図14の遮音機構を備えたダク
ト兼用壁パネル18は、ダクト兼用壁パネル18内の給
気通路19に沿って遮音材質で形成された断面三角形状
(図13)又は板状(図14)の遮音板46を交互に設
けたものである。同様の遮音機構がダクト兼用壁パネル
18の還気通路21側にも設けられる。図13及び図1
4のダクト兼用壁パネル18によれば、遮音のみで空調
空気の分配はできないので、分配をする必要のない図5
の基本的なダクト兼用壁パネル18や天井裏に配設した
二次ダクト28の遮音機構として使用すると良い。
ト兼用壁パネル18は、ダクト兼用壁パネル18内の給
気通路19に沿って遮音材質で形成された断面三角形状
(図13)又は板状(図14)の遮音板46を交互に設
けたものである。同様の遮音機構がダクト兼用壁パネル
18の還気通路21側にも設けられる。図13及び図1
4のダクト兼用壁パネル18によれば、遮音のみで空調
空気の分配はできないので、分配をする必要のない図5
の基本的なダクト兼用壁パネル18や天井裏に配設した
二次ダクト28の遮音機構として使用すると良い。
【0036】尚、本実施の形態では、ダクト兼用壁パネ
ルの種類として図5から図9の5種類を示したが、空調
空気の吹出口や取込口、及び還気空気の吸込口や還気口
をどのように設けるかは、これらの図に限定されるもの
ではない。また、ダクト兼用壁パネルを板パネルとダク
トパネルと仕切パネルによる組立ユニットであることで
説明したが、一体物でもよい。
ルの種類として図5から図9の5種類を示したが、空調
空気の吹出口や取込口、及び還気空気の吸込口や還気口
をどのように設けるかは、これらの図に限定されるもの
ではない。また、ダクト兼用壁パネルを板パネルとダク
トパネルと仕切パネルによる組立ユニットであることで
説明したが、一体物でもよい。
【0037】更に、建屋外周壁面のどの場所に何個のダ
クト兼用壁パネルを配設して空調ダクトを形成するか、
或いはどの種類のダクト兼用壁パネルを組み合わせるか
等は、組立建屋の状況により自由に選定することができ
る。
クト兼用壁パネルを配設して空調ダクトを形成するか、
或いはどの種類のダクト兼用壁パネルを組み合わせるか
等は、組立建屋の状況により自由に選定することができ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の組立建屋
用の空調ダクト及び空調システムによれば、組立建屋の
組立・解体工事と空調ダクトの組立・解体工事を兼ねる
ことができるので、特別なダクト工事が必要なくなり工
期が大幅に短縮する。また、このダクト兼用壁パネルで
形成した空調ダクトと組立建屋外に配設した空気調和機
を繋ぐだけで空調システムを構築できると共に、空調シ
ステムを簡単に解体できる。
用の空調ダクト及び空調システムによれば、組立建屋の
組立・解体工事と空調ダクトの組立・解体工事を兼ねる
ことができるので、特別なダクト工事が必要なくなり工
期が大幅に短縮する。また、このダクト兼用壁パネルで
形成した空調ダクトと組立建屋外に配設した空気調和機
を繋ぐだけで空調システムを構築できると共に、空調シ
ステムを簡単に解体できる。
【0039】これにより、ダクト工事を組立建屋の組立
・解体と同時に行うことができるので工事工数を減少さ
せることができると共に、工事の作業効率が高いので、
工期を大幅に短縮することができる。また、建屋外周壁
面の所望の位置に空調ダクトを形成できるので、組立建
屋内の適切な位置から空調空気を吹き出したり、還気空
気を吸引することができ、快適な空調空間を形成するこ
とができる。
・解体と同時に行うことができるので工事工数を減少さ
せることができると共に、工事の作業効率が高いので、
工期を大幅に短縮することができる。また、建屋外周壁
面の所望の位置に空調ダクトを形成できるので、組立建
屋内の適切な位置から空調空気を吹き出したり、還気空
気を吸引することができ、快適な空調空間を形成するこ
とができる。
【0040】更には、組立建屋内にダクト配管を配設す
る必要がないので、組立建屋内の内装や外装を美しくす
ることができる。また、専用ダクトを用いた従来の空調
システムのように組立建屋の組立完成後に、又は組立建
屋の解体に先立ってダクト工事を行う必要がないので、
工事工数を減少できると共に、空調システム構築のため
の費用を減少できる。
る必要がないので、組立建屋内の内装や外装を美しくす
ることができる。また、専用ダクトを用いた従来の空調
システムのように組立建屋の組立完成後に、又は組立建
屋の解体に先立ってダクト工事を行う必要がないので、
工事工数を減少できると共に、空調システム構築のため
の費用を減少できる。
【図1】本発明の組立建屋用の空調システムの第1の実
施の形態を説明する斜視図
施の形態を説明する斜視図
【図2】本発明の組立建屋用の空調システムの第1の実
施の形態を説明する断面図
施の形態を説明する断面図
【図3】空調ダクトの組立を説明する説明図
【図4】ダクト兼用壁パネル同士のシールについて説明
する説明図
する説明図
【図5】ダクト兼用壁パネルの種類を説明する斜視図で
ある。
ある。
【図6】ダクト兼用壁パネルの他の種類を説明する斜視
図である。
図である。
【図7】ダクト兼用壁パネルの更に他の種類を説明する
斜視図である。
斜視図である。
【図8】ダクト兼用壁パネルの更に他の種類を説明する
斜視図である。
斜視図である。
【図9】ダクト兼用壁パネルにアタッチメントパネルを
接続した斜視図
接続した斜視図
【図10】本発明の組立建屋用の空調システムの第2の
実施の形態を説明する断面図
実施の形態を説明する断面図
【図11】本発明の組立建屋用の空調システムの第2の
実施の形態を説明するもので、遮音機構を備えたダクト
兼用壁パネルの断面図
実施の形態を説明するもので、遮音機構を備えたダクト
兼用壁パネルの断面図
【図12】遮音機構を備えた他のダクト兼用壁パネルの
断面図
断面図
【図13】遮音機構を備えた更に他のダクト兼用壁パネ
ルの断面図
ルの断面図
【図14】遮音機構を備えた更に他のダクト兼用壁パネ
ルの断面図
ルの断面図
10…組立建屋 12…空気調和機 14…フレキシブルパイプ 15…建屋外周壁面 16…壁パネル 18…ダクト兼用壁パネル 18A…板パネル 18B…ダクトパネル 18C…仕切パネル 18D…取入口 18E…排出口 18F…吸込口 18G…吹出口(又は吸込口)の開口 18H…フィルター 18J…接続口 19…給気通路 20…床板 21…還気通路 22…屋根 24…鉄骨 26…シール部材 30…アタッチメントパネル 38、42、46…遮音板 44…羽根板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 世輝 大阪府大阪市北区天神橋二丁目北2番6号 東海リース株式会社内 (72)発明者 井崎 正 大阪府大阪市北区天神橋二丁目北2番6号 東海リース株式会社内 (72)発明者 木村 武志 香川県綾歌郡綾南町大字北620─1 東海 ハウス株式会社内 (72)発明者 鈴木 文男 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 平井 克幸 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 身内 三千夫 東京都千代田区神田須田町一丁目23番2 日立冷熱株式会社内 (72)発明者 後藤 幸三 東京都千代田区神田須田町一丁目23番2 日立冷熱株式会社内 (72)発明者 黒澤 正美 東京都豊島区北大塚一丁目13番4号 株式 会社日立プラント建設ソフト内 (72)発明者 神田 眞虎 東京都豊島区北大塚一丁目13番4号 株式 会社日立プラント建設ソフト内
Claims (7)
- 【請求項1】隣接する支柱間に複数の壁パネルを着脱可
能に支持して建屋外周壁面の1壁面を形成する組立建屋
に於いて、 少なくとも前記1壁面を形成する複数の壁パネルの一部
又は全部を、その内部に風路を有するダクト兼用壁パネ
ルに形成すると共に、上下に隣接する前記ダクト兼用壁
パネル同士の隣接部をシールすることにより、前記ダク
ト兼用壁パネルを空調ダクトとして使用することを特徴
とする組立建屋用の空調ダクト。 - 【請求項2】前記1壁面を形成する複数のダクト兼用壁
パネルの中には、空調空気の取込口が形成されたダクト
兼用壁パネルと、空調空気の吹出口が形成されたダクト
兼用壁パネルとを少なくとも有し、これらのダクト兼用
壁パネルを前記1壁面の所望の高さ位置に配置すること
を特徴とする請求項1の組立建屋用の空調ダクト。 - 【請求項3】前記1壁面を形成する複数のダクト兼用壁
パネルの中には、二次ダクトに連結する連結口が形成さ
れているものがあることを特徴とする請求項2の組立建
屋用の空調ダクト。 - 【請求項4】前記ダクト兼用壁パネルは、前記支柱に支
持させる板パネルと、該板パネルを1面として前記風路
を形成する断面凹状のダクトパネルと、前記風路を空調
空気の給気通路及び還気通路に区画する仕切パネルとを
少なくとも用いて組み立てる組立ユニットであることを
特徴とする請求項1の組立建屋用の空調ダクト。 - 【請求項5】前記ダクト兼用壁パネルには、その風路に
侵入した音を遮音する遮音機構が備えられていることを
特徴とする請求項1の組立建屋用の空調ダクト。 - 【請求項6】組立・解体が適宜行われる組立建屋であっ
て、隣接する支柱間に複数の壁パネルを着脱可能に支持
することにより建屋外周壁面の1壁面を形成する組立建
屋に於いて、 少なくとも前記1壁面を形成する複数の壁パネルの一部
又は全部を、その内部に給気通路と還気通路とに区画さ
れた風路を有するダクト兼用壁パネルに形成して、上下
に隣接するダクト兼用壁パネル同士の隣接部をシールす
ると共に、前記組立建屋外に空気調和機を配設し、 前記ダクト兼用壁パネルを空調ダクトとして使用するこ
とにより前記空気調和機で空調した空調空気を、前記ダ
クト兼用壁パネルを介して前記組立建屋内に供給すると
共に、前記組立建屋内の還気空気を前記ダクト兼用壁パ
ネルを介して前記空気調和機に戻すようにしたことを特
徴とする組立建屋用の空調システム。 - 【請求項7】前記組立建屋の天井裏に二次ダクトを配設
し、前記ダクト兼用壁パネルで形成した空調ダクトと前
記二次ダクトを接続することにより前記組立建屋の前記
空気調和機から遠い空調空間に空調空気を送気すること
を特徴とする請求項6の組立建屋用の空調システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15565396A JPH102602A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 組立建屋用の空調ダクト及び空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15565396A JPH102602A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 組立建屋用の空調ダクト及び空調システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH102602A true JPH102602A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15610675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15565396A Pending JPH102602A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 組立建屋用の空調ダクト及び空調システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH102602A (ja) |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP15565396A patent/JPH102602A/ja active Pending
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