JPH10260362A - 液浸系対物レンズ - Google Patents

液浸系対物レンズ

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JPH10260362A
JPH10260362A JP8464297A JP8464297A JPH10260362A JP H10260362 A JPH10260362 A JP H10260362A JP 8464297 A JP8464297 A JP 8464297A JP 8464297 A JP8464297 A JP 8464297A JP H10260362 A JPH10260362 A JP H10260362A
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JP
Japan
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lens
refractive index
index distribution
lens group
refractive power
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JP8464297A
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English (en)
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Koichi Konishi
宏一 小西
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/02Objectives
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B3/00Simple or compound lenses
    • G02B3/0087Simple or compound lenses with index gradient

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液浸系対物レンズの諸収差を良好に補正す
る。 【解決手段】 正の第1レンズ群と正の第2レンズ群
と負の第3レンズ群とにて構成し、第2レンズ群に屈折
力が正の屈折率分布レンズを又第3レンズ群に屈折力が
負の屈折率分布レンズを配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、屈折率分布レンズ
特に半径方向に屈折率が変化するいわゆるラジアル型屈
折率分布レンズを用いた液浸系顕微鏡対物レンズに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】対物レンズにおいて、球面収差、コマ収
差、像面湾曲、色収差等の諸収差を充分良好に補正する
ためには、レンズ枚数を多くしなければならず、コスト
の面で大きな問題があった。この問題を解決するために
は均質ガラスに較べて収差補正の自由度の大きな屈折率
分布レンズを用いることが知られている。
【0003】顕微鏡対物レンズに屈折率分布レンズを用
いた従来例として特開昭62−31816号公報に記載
されたレンズ系がある。しかしこの顕微鏡対物レンズ
は、屈折率分布レンズを3枚も使用しており、コストの
点で望ましくなくまたNAが0.46で小さい。
【0004】また、特開昭62−34117号公報に記
載されたレンズ系は、屈折率分布レンズを1枚用いたも
のであるが、色収差の補正については考慮されておら
ず、またNAが0.93までであって、NAが1.0を
超えるような液浸系対物レンズについては考慮されてい
ない。
【0005】また、特開平6−3598号公報、特開平
7−159697号公報に記載されているレンズ系は、
屈折率分布レンズが2〜3枚で少ないがNAが0.8ま
ででしかなくNAが1.0を超えるような液浸系対物レ
ンズについては考慮されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、NAが1.
0を超える液浸系対物レンズで、諸収差が良好に補正さ
れた液浸系対物レンズを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の液浸系対物レン
ズは、物体側から順に、平凸単レンズ又は像側に強い凸
面を向けた接合面を持つ平凸レンズを含む正の屈折力の
第1レンズ群と、正の屈折力を持つ屈折率分布レンズを
含む第2レンズ群と、負の屈折力を持つ屈折率分布レン
ズを含む第3レンズ群とからなる少なくとも3群構成よ
りなることを特徴とする。
【0008】上記本発明の対物レンズにて用いられる屈
折率分布レンズは、その屈折率分布N(r)が下記の式
(a)にて表わされる。 N(r)=N00+N102 +N204 +・・・ (a) この式(a)においてrは光軸から半径方向の距離、N
00は光軸上の屈折率、N10、N20、・・・は夫々2次、
4次、・・・の係数である。
【0009】一般に顕微鏡対物レンズは、作動距離や、
NA、倍率などの様々な諸要件を満たしながら諸収差を
充分に補正する必要があるため、レンズ枚数が多くな
り、複雑な光学系になり、コスト面で問題がある。
【0010】均質ガラスよりなるレンズは、レンズ面で
光線が屈折することにより収差が発生するが、レンズ枚
数の少ないレンズ系の場合、各面での光線の屈折角が大
になり、各面での収差発生量が大になる。そのために、
レンズ系を構成するレンズの枚数を多くし各面での光線
の屈折角を小にすることにより各面で発生する収差を小
さくしてレンズ系全体の収差を補正している。
【0011】一方、屈折率分布型ガラスは媒質に屈折力
を持たせることにより収差補正が出来、したがって屈折
率分布レンズは、レンズ面で発生する収差量を小さくで
き、レンズ枚数が少なくてもレンズ系全体での収差を良
好に補正することができる。
【0012】このように均質レンズよりも収差補正能力
の高い屈折率分布レンズを用いることにより対物レンズ
のレンズ枚数の削減が可能である。
【0013】本発明は、液浸系対物レンズでNAが1.
0以上と大きい対物レンズを得ることを目的とするもの
で、そのためには第1レンズ群を平凸正レンズまたは像
側に強い凸面を向けた接合面を持つ平凸形状の接合レン
ズとにて構成し、この平凸単レンズ又は平凸接合レンズ
の凸面を不遊条件を満足するように構成して球面収差の
発生を抑えるようにした。
【0014】この第1レンズ群は、正の屈折力を持ち光
線の発散を抑えて第2レンズ群へ導くようにしている。
又第2レンズ群は、全体として正の屈折力を持ち、色収
差を補正し又入射した光線を収斂光束として第3レンズ
群へ導く。又第3レンズ群は、レンズ系を焦点距離の短
い高倍率の対物レンズにするための主点位置を物点側へ
出さなければならず、負の屈折力を持つように構成して
ある。
【0015】本発明の対物レンズは、高倍率の対物レン
ズにするため焦点距離が短くパワーが強く、屈折率分布
レンズを用いることにより、レンズ面で補正しきれない
諸収差を最適に補正している。つまり前記のように第2
レンズ群に正の屈折力の屈折率分布レンズを又第3レン
ズ群に負の屈折力の屈折率分布レンズを配置することに
より、前記構成の高倍率対物レンズにおいて諸収差を良
好に補正している。
【0016】又、本発明の対物レンズは、上記構成のレ
ンズ系で、第2レンズ群に用いる屈折率分布レンズを、
軸上が最も肉厚が厚く光軸外に行くにしたがって肉厚が
薄くなる形状とし、又媒質の屈折力を正にして、諸収差
を一層良好に補正している。
【0017】対物レンズ全系の諸収差を良好に補正する
ためには、第2レンズ群は正の屈折力を持つ必要があ
る。もし第2レンズ群が負の屈折力であると、第2レン
ズ群と第3レンズ群との合成の屈折力が強い負の屈折力
になり、それに応じて第1レンズ群も強い正の屈折力に
なる。液浸系対物レンズのようにNAが1.0以上の高
NA対物レンズの場合、第1レンズ群の正の屈折力が大
きくなりすぎると、全系の球面収差の補正が出来なくな
る。そのため第2レンズ群は正の屈折力を持つ必要があ
る。また第2レンズ群に用いる屈折率分布レンズの正の
パワーをレンズ面のパワーのみに持たせた場合、この面
のパワーが強くなり、球面収差の発生が大になり、補正
しきれない。
【0018】そのため本発明のレンズ系において正のパ
ワーの第2レンズ群中の屈折率分布レンズの形状を前記
のようにすると共にその媒質の屈折力を正にすることが
望ましい。このように媒質に正の屈折力を持たせること
により面の正のパワーを緩くすることにより諸収差の発
生を抑え、諸収差特に球面収差を最適に補正することが
望ましい。
【0019】次に本発明のレンズ系において、第3レン
ズ群中の屈折率分布レンズを軸上で肉厚が薄く光軸外に
行くにしたがって厚くなるような形状とし、又この屈折
率分布レンズの媒質の屈折力が負になるようにすること
が望ましい。
【0020】本発明の対物レンズは、高倍で焦点距離が
短いために、第1レンズ群、第2レンズ群は正の屈折力
を有し、これらレンズ群にて補正しきれない球面収差、
像面湾曲、コマ収差等の諸収差を補正する必要があり、
第3レンズ群は負の屈折力を持たせる必要がある。
【0021】本発明の対物レンズのような液浸系対物レ
ンズは、最も物体側のレンズ面(浸液と接触する面)に
浸液が入り込まないためにもしくは空気が入り込んで性
能を劣化させないためにこの最も物体側の面は平面であ
る必要があり、先玉は平凸レンズになる。このように先
玉が平凸レンズであると像面湾曲が十分補正出来ない。
この像面湾曲を補正するために本発明のレンズ系は、第
3レンズ群に負の屈折力を持たせた。
【0022】しかし、レンズ系の像面湾曲を良好に補正
するために第3レンズ群のレンズ面の負のパワーを強く
すると、球面収差やコマ収差を最適に補正できなくな
る。そのために、本発明のレンズ系において第3レンズ
群中の屈折率分布レンズを上記のような形状とし又媒質
の屈折力を負の値にして第3レンズ群中の負の面のパワ
ーを緩くして像面湾曲の補正と共に球面収差やコマ収差
を最適に補正することが好ましい。
【0023】本発明の顕微鏡対物レンズにおいて、第2
レンズ群の屈折率分布レンズの厚さdが下記条件(1)
を満足することが望ましい。 (1) d>30/f ただし、fは対物レンズ全系の焦点距離である。
【0024】屈折率分布レンズの媒質の屈折力をφM
すると、φM は次の式(b)にて近似できる。 φM =−2・N10d (b)
【0025】この式(b)より、第2レンズの屈折率分
布レンズが、前記条件(1)を満足すれば、媒質で充分
な屈折力を持ちかつN10の値を小さくできる。したがっ
て、屈折率分布レンズにおいて光軸と外径近傍の屈折率
差を小さくでき、屈折率分布レンズの製造が容易とな
る。
【0026】逆に上記条件(1)を満足しないとN10
値が大きくなり屈折率分布レンズの光軸と外径周辺との
屈折率差が大になり製造が困難になる。
【0027】又、本発明の対物レンズにおいて、第2レ
ンズ群、第3レンズ群の屈折率分布レンズのいずれか一
方の分数係数V10が負であることが色収差を良好に補正
する等の点から望ましい。
【0028】ラジアル型屈折率分布レンズの軸上色収差
PACは次の式(c)のように表すことができる。 PAC=K(φS /V00+φM /V10) (c) ここでφS 、φM は夫々屈折率分布レンズの面および媒
質の屈折力、又V00、V10は下記の式にて与えられる値
である。 V00=(N00d −1)/(N00F −N00C ) V10=N10d /(N10F −N10C ) ただし、N00d 、N00F 、N00C は夫々d線、F線、C
線の光軸上の屈折率、N10d N10F 、N10C は夫々d
線、F線、C線に対する屈折率分布係数N10を表わす。
【0029】上記式(c)より、V10の値を変化させる
ことにより、媒質で発生する軸上色収差を変化させるこ
とができる。
【0030】又、式(c)において、第2レンズ群の屈
折率分布レンズの面の屈折力を表わすφS は、正の値を
とるため、軸上色収差を小さくするためにはφM の項が
負の値をとらなければならない。しかし前述のように第
2レンズ群の屈折率分布レンズの媒質の屈折力φM は、
収差をバランス良く補正するために正の屈折力を持つ必
要があり、レンズ系の軸上色収差を最適に補正するため
には、V10が負の値であるとの条件を満足しなければな
らない。
【0031】又、第3レンズ群中の屈折率分布レンズ
は、式(c)における面の屈折力を表わすφS が負の値
をとるために、軸上色収差を小さくするためには、φM
の項が正の値をとらなければならない。しかし、前述の
ように第3レンズ群の屈折率分布レンズは収差をバラン
ス良く補正するために媒質の屈折力φM は負の値であ
る。そのため軸上色収差を最適に補正するためには、第
3レンズ群中の屈折率分布レンズV10の値が負の値であ
るとの条件を満足することが望ましい。
【0032】又本発明のレンズ系において、第3レンズ
群中の屈折率分布レンズは、下記条件(2)を満足する
ことが望ましい。 (2) φM(3)/V10(3) >0.001 ただし、φM(3)は第3レンズ群中の屈折率分布レンズの
媒質の屈折力、V10(3) は第3レンズ群中の屈折率分布
レンズの分散を表わすV10の値である。
【0033】上記条件(2)を満足すれば、第3レンズ
群中の屈折率分布レンズの媒質の屈折力による諸収差と
色収差とを最適なバランスにて補正し得る。この条件
(2)を満足しないと上記のバランスが崩れ諸収差をバ
ランス良く補正することが困難になる。
【0034】
【発明の実施の形態】次に本発明の液浸系対物レンズの
実施の形態について、各実施例にもとづき説明する。
【0035】図1〜図3は、本発明のレンズ系の実施例
1〜3の断面図で、これら実施例のデータは下記の通り
である。
【0036】 実施例1 f=1.8 ,NA=1.25,像高 10.5 ,WD=0.168 r1 =∞ d1 =0.375 n1 =1.51742 ν1 =52.41 r2 =-0.9 d2 =2.99 n2 =1.883 ν2 =40.78 r3 =-2.65 d3 =0.1 r4 =61.22 d4 =30 屈折率分布レンズ1 r5 =-19.57 d5 =8.61 r6 =-7.119 d6 =6.65 屈折率分布レンズ2 r7 =17.646 屈折率分布レンズ1 N00102030 d線 1.7 -1.9538 ×10-3 1.8434×10-6 4.4850×10-900=50 V10=-77.334 屈折率分布レンズ2 N00102030 d線 1.7 1.4085×10-3 -6.3656 ×10-5 1.1066×10-600=55 V10=-4.3066 f2 =12.1875 ,f3 =-5.634,φM(3)=-4×10-4
【0037】 実施例2 f=1.8 ,NA=1.25,像高 10.5 ,WD=0.168 r1 =∞ d1 =3.367 n1 =1.883 ν1 =40.78 r2 =-3.9643 d2 =0.1 r3 =146.449 d3 =26.83 屈折率分布レンズ1 r4 =-31.6762 d4 =8.5 r5 =-9.1565 d5 =9.93 屈折率分布レンズ2 r6 =10.179 屈折率分布レンズ1 N00102030 d線 1.7 -2.9563 ×10-3 3.6355×10-6 2.5749×10-900=50 V10=-5.2481 ×102 屈折率分布レンズ2 N00102030 d線 1.7 3.0107×10-4 -5.573×10-5 5.7221×10-700=55 V10=-1.5448 f2 =10.1124 ,f3 =-5.4159 ,φM(3)=-2.8×10-2
【0038】 実施例3 f=3 ,NA=1.25,像高 10.5 ,WD=0.168 r1 =∞ d1 =0.375 n1 =1.51742 ν1 =52.41 r2 =-0.9 d2 =2.99 n2 =1.883 ν2 =40.78 r3 =-2.65 d3 =0.1 r4 =46.791 d4 =33.9 屈折率分布レンズ1 r5 =-19.657 d5 =6.97 r6 =-9.876 d6 =4.44 屈折率分布レンズ2 r7 =-30 屈折率分布レンズ1 N00102030 d線 1.7 -1.5914 ×10-3 6.7574×10-7 8.6123×10-900=50 V10=-64.37 屈折率分布レンズ2 N00102030 d線 1.7 6.6418×10-3 -4.964 ×10-5 2.5591×10-700=55 V10=-25.93 f2 =12.1875 ,f3 =-5.634,φM(3)=-5.9×10-2 ただしr1 ,r2 ,・・・ はレンズ各面の曲率半径、d
1 ,d2 ,・・・ は各レンズの肉厚およびレンズ間隔、n
1 ,n2 ,・・・ は各レンズの屈折率、ν1 ,ν2 ,・・・
は各レンズのアッベ数である。
【0039】実施例1は、図1に示す通りの構成で、第
1レンズ群が像側に強い凸面を向けた接合面を有する接
合レンズよりなり、第2レンズ群が両凸形状つまり光軸
上の肉厚が大で光軸から離れるにつれて肉厚が小になる
形状であって、媒質の屈折力が正である屈折率分布レン
ズよりなり、第3レンズ群が両凹形状つまり光軸上の肉
厚が小で光軸から離れるにつれて肉厚が大になる形状で
あって媒質の屈折力が負である屈折率分布レンズよりな
る対物レンズである。
【0040】又、実施例2は図2に示す通りであって、
第1レンズ群が平凸単レンズよりなる点で実施例1と相
違する。
【0041】又実施例3は図3に示す通りの構成で、実
施例1の対物レンズと同様の構成である。
【0042】これら実施例1〜3の対物レンズは、いず
れも対物レンズより射出する光束が平行光束である無限
遠補正型であってそれ自体では結像しない。そのため図
4に示し、下記データを有するレンズ系のような結像レ
ンズと組み合わせて使用される。 R1 =68.7541 D1 =7.7321 N1 =1.48749 V1 =70.20 R2 =-37.5679 D2 =3.4742 N2 =1.80610 V2 =40.95 R3 =-102.8477 D3 =0.6973 R4 =84.3099 D4 =6.0238 N3 =1.83400 V3 =37.16 R5 =-50.7100 D5 =3.0298 N4 =1.64450 V4 =40.82 R6 =40.6619 実施例1〜3の収差状況は夫々図5〜7に示す通りであ
る。この収差曲線図は、いずれも前記図4に示す結像レ
ンズと組合わせた時のものである。
【0043】又前記データ中r、d、R、D等の単位は
mmである。
【0044】実施例は無限遠対物レンズで設計している
が、勿論有限系対物レンズも設計は容易であり、本発明
は、無限遠補正型対物レンズに限定されるものではな
い。
【0045】特許請求の範囲に記載する対物レンズのほ
か次の各項に記載する対物レンズも本発明の目的を達成
し得るものである。
【0046】(1)特許請求の範囲の請求項1、2又は
3に記載するレンズ系で、第2レンズ群の屈折率分布レ
ンズが下記条件(1)を満足することを特徴とする液浸
系対物レンズ。 (1) d>30/f
【0047】(2)特許請求の範囲の請求項1、2又は
3あるいは前記の(1)の項に記載するレンズ系で、第
2レンズ群、第3レンズ群の一方又は両方の屈折率分布
レンズの分散係数V10が共に負であることを特徴とする
液浸系対物レンズ。
【0048】(3)特許請求の範囲の請求項1、2又は
3あるいは前記の(1)又は(2)の項に記載するレン
ズ系で、第3レンズ群の屈折率分布レンズの分散係数V
10(3) が下記条件(2)を満足することを特徴とする液
浸系対物レンズ。 (2) φM(3)/V10(3) >0.001
【0049】
【発明の効果】本発明の対物レンズは、NAが1.0を
超える液浸系対物レンズで少ないレンズ枚数の小型なレ
ンズ系で諸収差が良好に補正されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の断面図
【図2】本発明の実施例2の断面図
【図3】本発明の実施例3の断面図
【図4】上記実施例の対物レンズと組合わせて用いられ
る結像レンズの1例を示す図
【図5】本発明の実施例1の収差曲線図
【図6】本発明の実施例2の収差曲線図
【図7】本発明の実施例3の収差曲線図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側から順に、平凸単レンズ又は像側に
    強い凸面を向けた接合面を持つ平凸レンズを含み正の屈
    折力を持つ第1レンズ群と、正の屈折力を持ち屈折率分
    布が下記式(a)にて表わされる屈折率分布レンズを含
    む第2レンズ群と、負の屈折力を持ち屈折率分布が下記
    の式(a)にて表わされる屈折率分布レンズを含む第3
    レンズ群とからなる少なくとも3群構成の液浸系対物レ
    ンズ。 N(r)=N00+N102 +N204 +・・・ (a) ただし、rは光軸からの半径方向の距離、N00は光軸上
    の屈折率、N10、N20、・・・は夫々2次、4次、・・
    ・の係数である。
  2. 【請求項2】前記第2レンズ群の屈折率分布レンズが軸
    上で最も肉厚が厚く、光軸外に行くに従って肉厚が薄く
    なる形状であって媒質の屈折力が正であることを特徴と
    する請求項1の液浸系顕微鏡対物レンズ。
  3. 【請求項3】前記第3レンズ群の屈折率分布レンズが、
    軸上で最も肉厚が薄く、光軸外に行くに従って肉厚が厚
    くなる形状であって媒質の屈折力が負であることを特徴
    とする請求項1又は2の液浸系顕微鏡対物レンズ。
JP8464297A 1997-03-19 1997-03-19 液浸系対物レンズ Withdrawn JPH10260362A (ja)

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