JPH10262096A - 適合可能なデータ転送速度のための初期化プロトコルおよびそれに関連したトランシーバ - Google Patents

適合可能なデータ転送速度のための初期化プロトコルおよびそれに関連したトランシーバ

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JPH10262096A
JPH10262096A JP9310558A JP31055897A JPH10262096A JP H10262096 A JPH10262096 A JP H10262096A JP 9310558 A JP9310558 A JP 9310558A JP 31055897 A JP31055897 A JP 31055897A JP H10262096 A JPH10262096 A JP H10262096A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、第1と第2のトランシーバTRX1,
TRX2の間で通信リンクTLを通ってデータを送信するため
のデータ転送速度を協議し、ステップを全部やり直さず
にデータ転送速度を適合させる第1と第2のトランシー
バTRX1, TRX2間における初期化プロトコルを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 第1のトランシーバTRX1がデータ転送速
度のために限定された値のデータ速度値を提案する段階
(提案)と、データ転送速度値のどれがデータ転送速度
のために選択されるかが通信される段階(選択)と、デ
ータ転送速度値の選択された1つが後の送信のデータ転
送速度となることを確認する段階(確認)とを含み、段
階(確認)の実行前に、第1のトランシーバTRX1あるい
は第2のトランシーバTRX2が新しいデータ転送速度の提
案をアナウンスして段階(提案)が再実行されることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1のトランシー
バと第2のトランシーバとの間で結合された通信リンク
を通って後にデータを送信するためのデータ転送速度を
協議するために第1および第2のトランシーバによって
実行される初期化プロトコルと、この初期化プロトコル
を実行するため通信リンクを介してデータを第2のトラ
ンシーバに送信するように構成されたトランシーバとに
関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような初期化プロトコルは、例え
ばADSL(非対称デジタル加入者回線)に関するAN
SI(米国規格協会)規格に従って動作する2個のAN
SLモデム間の通信等から技術において既に知られてお
り、その認可されたバージョンは、T1E1.413に記載され
た文献“Network and Customer Installation Interfac
es, Asymmetric Digital Subscriber Line(ADSL)Metall
ic Interface”を参照している。1994年4月に発行され
たこの規格の草案のバージョンにおいて、初期化プロト
コルは、例えば撚られた対の銅線の電話線等の通信リン
クを介して相互接続されたADSLトランシーバ対によ
って実行され、それは第12章の83乃至104ページに記載
されている。本発明の見地において、この初期化プロト
コルの一部分だけが関係している。特に、2つの通信し
ているADSLトランシーバが後の上流および下流デー
タ転送速度について協議する部分が考慮される。上述の
草案の標準規格の83ページの図29において、この部分
は“チャンネル解析”および“交換”によって示されて
いる。“チャンネル解析”方法の第1の段階において、
中央オフィスモデムと呼ばれる第1のADSLトランシ
ーバは、遠隔端末モデムと呼ばれる第2のADSLトラ
ンシーバに4つの任意の上流および下流データ転送速度
値を送信する。第2のADSLトランシーバは、4つの
任意の上流および下流データ転送速度値を中央オフィス
モデムに送信することによって前述の提案を受諾したこ
とに応答する。トランシーバ1 からトランシーバ2 へ、
および反対にトランシーバ2 からトランシーバ1 へ送ら
れたこれらの任意のデータ転送速度値は、上述の草案の
標準規格の92乃至93ページの文節12.6.2および96ページ
の12.7.4にそれぞれ記載されたいわゆるC-RATES1および
R-RATES1メッセージ中に入れられる。さらに、“交換”
方法の第3の段階において、中央オフィスモデムおよび
遠隔端末モデムは、任意のデータ転送速度のどれを使用
するのが好ましいかを互いに通信する。ADSL初期化
プロトコルの“交換”過程の一部分を形成している第4
の段階において、遠隔端末モデムは中央オフィスモデム
にいわゆるR-B&G メッセージを送信する。このメッセー
ジは、ADSLトランシーバ間の後の通信を構成するデ
ィスクリート・マルチトーン(DMT)シンボルを伝送
する搬送波のためのビットおよび利得情報を含んでい
る。このビットおよび利得情報は、先の段階において選
択されたデータ転送速度を確認するものとして見ること
ができ、それは後の通信のための下流および上流データ
転送速度がそれによって完全に決定されるからである。
上述の既知の初期化プロトコルの欠点は、最後に選択さ
れ確認された上流および下流データ転送速度が第1の段
階において提案された4つのデータ転送速度値と異なら
せることができないことである。これらの提案されたデ
ータ転送速度値はむしろ任意に選択されたものであり、
通信リンク特性に依存している最適な上流および下流デ
ータ転送速度とは全て著しく異なる可能性がある。換言
すると、既知の初期化プロトコルは、適合可能なデータ
転送速度、すなわち2つのトランシーバ間の通信リンク
の容量に適合されるデータ転送速度を支持しない。デー
タ転送速度を適合する唯一の方法は、識別および初期化
プロセスを完全にやり直しすることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の欠点を克服する、すなわち先行の識別および初期化ス
テップの全てをやり直しせずにデータ転送速度の適合を
支持する上述の既知のタイプの初期化プロトコルを提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明の初
期化プロトコルおよびその初期化プロトコルを使用する
トランシーバとによって実現される。本発明は、第1の
トランシーバと第2のトランシーバとの間で結合された
通信リンクを通って後にデータを送信するためのデータ
転送速度を協議するために第1および第2のトランシー
バによって実行される初期化プロトコルにおいて、 a)少なくとも第1のトランシーバがデータ転送速度の
ために限定された値のデータ速度値を提案する第1の段
階(提案)と、 b)データ転送速度値のどれがデータ転送速度のために
選択されるかが通信される第3の段階(選択)と、 c)データ転送速度値の選択された1つが後の送信のた
めのデータ転送速度となることが確認される第4の段階
(確認)とを含み、第4の段階(確認)が実行される前
に、第1のトランシーバあるいは第2のトランシーバは
新しいデータ転送速度の提案をアナウンスし、それによ
って第1の段階(提案)が再実行されることを特徴とす
る。
【0005】また、本発明のトランシーバは、 a)通信リンクを通って送信される情報が供給され、情
報が供給される1以上の入力端子および通信リンクに結
合された出力端子を設けられたラインインターフェイス
と、 b)トランシーバと第2のトランシーバとの間の後の送
信のためのデータ転送速度の限定された値のデータ転送
速度値を含むメッセージを生成し、このメッセージをラ
インインターフェイスの入力に供給するように構成され
た提案生成手段と、 c)データ転送速度値のどれが選択されるかを示すため
にメッセージを生成し、このメッセージをラインインタ
ーフェイスの入力に供給するように構成された選択生成
手段と、 d)データ転送速度値のどれが後の送信のデータ転送速
度になるかを確認するためのメッセージを生成し、この
メッセージをラインインターフェイスの入力に供給する
ように構成された確認生成手段と、 e)ラインインターフェイスの入力に結合され、選択さ
れて確認されたデータ転送速度でラインインターフェイ
スによって送信されるデータをそこに供給するように構
成されたデータ生成手段と、 f)提案生成手段の入力と、選択生成手段の入力と、確
認生成手段の入力とにその出力が結合され、その入力に
出力が結合されている提案生成手段、選択生成手段、確
認生成手段のどれがラインインターフェイスの入力にメ
ッセージを供給することが許可されるかを制御するよう
に構成された初期化制御手段と、 g)新しいデータ転送速度の提案をアナウンスするメッ
セージを生成し、このメッセージをラインインターフェ
イスに供給するように構成された提案アナウンス生成手
段とを具備し、初期化制御手段は提案アナウンス生成手
段の入力に結合された付加的な出力を設けられているこ
とを特徴とする。
【0006】このようにして、トランシーバが新しいデ
ータ転送速度の提案をアナウンスすることを許可し、第
1の段階を付加的に実行する際に適合された任意のデー
タ転送速度値を公式化することによって、第1の段階を
最初に実行している間に先に提案された任意のデータ転
送速度値を受取るよりも、最終的に選択されて確認され
たデータ転送速度を通信リンク容量に適合される方が良
くなることが可能である。2回目の提案に含まれた適合
されたデータ転送速度値が依然として最適なデータ転送
速度に満足に近似することができない場合にはトランシ
ーバの1つがもう一度新しいデータ転送速度の提案をア
ナウンスすることができる。
【0007】請求項2に記載された本発明の初期化プロ
トコルの特定の構成において、第1の段階をやり直しす
る際に提案されるデータ転送速度は最適に選択される。
【0008】実際に、通信リンクの容量、すなわちリン
クの最大伝送速度が測定される第2の段階を初期化プロ
トコルが有している場合、トランシーバは新しい提案を
アナウンスすることを決定するための良い基準と、適合
されて提案されたデータ転送速度値を選択するための優
良なツールを有している。最初に提案されたデータ転送
速度値のいずれもその下方側の支持可能な最高データ転
送速度に近似していない場合、一方のトランシーバは他
方のトランシーバに新しい提案を公式化したいという意
向を伝える。この新しい提案は、支持可能な最高データ
転送速度と、新しいデータ転送速度の提案を生成するト
ランシーバにとって許容可能な範囲の幾つかの低いデー
タ転送速度値とを含んでいる。この方法において、第
1、第2および第3の段階を再度実行することによって
最終的に選択されるデータ転送速度が導かれ、それはリ
ンク容量に適切に適合される。このデータ転送速度は第
4の段階において確認される。
【0009】しかしながら、再協議の際に第1、第2お
よび第3の段階のステップ全てのやり直しは要求されな
いことが注目される。例えば、ADSLシステムにおい
て、遠隔端末モデムが中央オフィスモデムの提案に対し
て上流データ転送速度に対する提案に答える必要はな
い。また、チャンネルが解析される第2の段階が再度実
行される必要もない。また、明らかに、ADSLシステ
ムの中央オフィスモデムが1組の4つの適合されたデー
タ転送速度値を再度公式化する必要もない。それが適切
に選択されたものであるならば、新しく提案されたデー
タ転送速度値は1つで十分である。
【0010】リンクが解析される上述のような第2の段
階を含む初期化プロトコルは、既にADSL初期化プロ
トコルから知られている。実際に、その“チャンネル解
析”方法は、いわゆるC-MEDLEY信号(95ページの文節1
2.6.6参照)と、R-MEDLEY信号(98ページの文節11.7.8
参照)の送信を含んでいる。これらのMEDLEY信号は、受
信トランシーバが信号雑音比(SNR)を測定し、リン
クが支持できる最大のデータ転送速度をそこから決定で
きるようにする広帯域擬似ランダム信号である。
【0011】本発明において、トランシーバが新しい提
案をアナウンスする前にリンクが解析されることは要求
されないことに注意すべきである。トランシーバの1つ
がいかなる理由であれ最初の提案で提案されたデータ転
送速度で満足しない場合、それはリンクの容量がまだ知
らされていない場合でも新しい提案をアナウンスするこ
とができる。
【0012】請求項3に記載されている本発明の付加的
な任意の特徴によって、関係のない情報の送信は最少に
される。
【0013】実際に、トランシーバの1つが新しいデー
タ転送速度の提案をアナウンスし、新しく提案された任
意のデータ転送速度値が選択段階が開始される前に通信
された場合、確認されることがあり得ない最初に提案さ
れたデータ転送速度の選択された1つに関する情報は送
信されない。
【0014】その代りに、請求項4に記載されているよ
うに、本発明は既知の初期化プロトコルにわずかに変更
を加えて導入されることができるが、幾らかの関係のな
い情報が送信されるという欠点を有している。
【0015】例えば、既知のADSL初期化プロトコル
の第3の段階において、遠隔端末モデムは、いわゆるR-
RATES2メッセージ(103 ページの文節12.9.4参照)を中
央オフィスモデムに送信し、4つの任意の下流のデータ
転送速度の選択された1つを通信する。すると、中央オ
フィスモデムは、選択された上流および下流データ転送
速度を遠隔端末モデムに通信するためにC-RATES2メッセ
ージ(100 ページの文節12.8.5参照)で応答する。後に
より詳細に説明されるように、ADSL初期化プロトコ
ルは、中央オフィスモデムがC-RATES2メッセージを介し
て新しい提案をアナウンスするように容易に適合される
ことができる。しかしながら、これによって先に送信さ
れたR-RATES2メッセージが関係のない情報を含み、不必
要に帯域幅が占有されてしまう。
【0016】本発明の付加的な特徴として、請求項5に
記載されているようにそれが単一方向および両方向のデ
ータ転送速度の両方に対して適用できることが挙げられ
る。
【0017】上流データ転送速度と下流データ転送速度
が調整されなければならないとき、本発明の別の異なる
構成が考えられる。新しい提案をアナウンスすると、新
しい任意の上流および下流データ転送速度値が第1のト
ランシーバから第2のトランシーバに送信される必要が
ある。より改善された構成の場合、トランシーバは下流
方向だけ、あるいは上流方向だけのために新しい提案を
アナウンスすることができ、それによって、既に満足の
いくデータ転送速度が2方向の一方に対して調整されて
いる場合には余分な動作が行われない。
【0018】本発明に特有の特徴は、請求項6に記載さ
れているようにそれが2つのADSLトランシーバの間
の通信を初期化するために使用されることである。
【0019】上述の文節の1つにおいて既に示されてい
るように、第3の段階におけるC-RATES2メッセージは、
選択された上流および下流値を通信するために使用され
るADSL規格によると、任意のデータ転送速度値のい
ずれも選択されなかったが、4つの新しい任意のデータ
転送速度の新しい提案が公式化されることを示すために
代りに使用される。
【0020】本発明のADSL構成の付加的な特徴によ
って、適合可能なビット伝送速度を支持するという目的
をADSL規格のssにわずかな変更を加えて実現する
ことができる。
【0021】実際に、ADSLに関する上述の草案のA
NSI規格の100 ページの表39において、上流および
下流方向のために選択された関連したデータ転送速度値
と共にC-RATES2メッセージによって含まれた全てのビッ
トパターンが示されている。新しい提案(すなわち、段
階1の再実行)をアナウンスするために中央オフィスモ
デムによって遠隔端末モデムに送られた1つの付加的な
ビットパターンによってこのリストが拡張された場合、
この目的が達成される。
【0022】本発明によるトランシーバの付加的な有効
な特徴によって、トランシーバはそれがやり直しせずに
データ転送速度の再調整を支持することを示すことがで
きる。この特徴は、請求項9に記載されている。
【0023】この方法において、トランシーバは、新し
いデータ転送速度の提案をアナウンスできることを第2
のトランシーバに示し、新しいデータ転送速度値の組を
生成してそれを扱う能力がある。2つの通信しているト
ランシーバが互いにこの表示を送信する場合、やり直し
せずにデータ転送速度の再調整を行うことができる。2
つのトランシーバの1つがこの表示を送信しない場合、
そのトランシーバはそのような再調整を支持することが
できず、従って識別および初期化プロセス全体をやり直
しせずに新しい任意のデータ転送速度値の組を扱うこと
ができない。
【0024】さらに、新しいデータ転送速度の提案をア
ナウンスし、新しいデータ転送速度の提案を公式化する
ことのできるトランシーバと通信する通信装置が、請求
項10に記載されているように再調整を支持することを
示すことができる。
【0025】実際に、通信装置、すなわち第2のトラン
シーバあるいはモデムが第1のトランシーバの新しい提
案を取り扱うことができない場合、第1のトランシーバ
が再協議を試みるのは無駄である。その通信装置がデー
タ転送速度に関して再協議できるかできないかを示すこ
とによって、トランシーバとその通信装置との間の通信
が破壊して識別および初期化を完全にやり直されなけれ
ばならない状態にシステムがなることを防ぐことができ
る。
【0026】添付図面に関連して一実施形態の以下の説
明を参照することによって本発明の上述およびその他の
目的ならびに特徴はより明らかとなり、発明自体が最良
に理解される。
【0027】
【発明の実施の形態】図1において、2つのADSLモ
デムTRX1 およびTRX2 が電話回線TLを介して結
合されている。第1のADSLモデムTRX1 はいわゆ
る中央オフィスモデムであり、第2のADSLモデムT
RX2 は遠隔端末モデムである。2つのモデムTRX1
およびTRX2 は、ADSLに関するANSI標準規格
に従って動作し、ディスクリート・マルチトーン(DM
T)シンボルに詰められたデータを中央オフィスモデム
TRX1 から遠隔端末モデムTRX2 への下流方向と、
遠隔端末モデムTRX2 から中央オフィスモデムTRX
1 への上流方向に送信する。これらのDMTシンボル
は、1組の256の等距離の搬送波によって搬送され
る。それに加えて、DMTシンボルを構成しているビッ
トは、異なる搬送波に拡散される。初期化方法におい
て、2つのADSLモデムTRX1 およびTRX2 は、
下流ビット伝送速度と上流ビット伝送速度を調整し、ど
れだけのビットでそれぞれの特定の搬送波が送信される
のかを各搬送波の信号対雑音比の測定に基づいて決定す
る。これは通常、ビット割当て方法と呼ばれる方法で行
われる。この方法の最後には、ADSLモデムTRX1
およびTRX2 の両方は、例えば搬送波1 は2ビットを
搬送し、4回のQAM変調により変調され、0.9dB
の利得を有して送信され、搬送波2 は5ビットを搬送
し、32回のQAM変調により変調され、1.2dBの
利得を有して送信され、搬送波3 は4ビットを搬送し、
16回のQAM変調により変調され、1.3dBの利得
を有して送信されること等を知る。明らかに、下流およ
び上流データ転送速度は、ビット座標が与えられたとき
に決定される。
【0028】上流および下流のデータ転送速度について
協議し、ビット座標を得るために、モデムTRX1 およ
びTRX2 は、特定の組の正確な時間の初期化信号を生
成し、それに応答する。これらの初期化信号の時間線が
図1に表されている。図面が複雑になるのを避けるた
め、本発明の見地に関連したADSL初期化方法の初期
化ステップだけが図示されている。完全な初期化手順
は、ADSL規格の前述された草案のバージョン(1994
年4月発行)の83乃至104 ページの第12章に記載されて
いる。次の文節においては、92乃至104 ページの文節1
2.6, 12.7, 12.8および12.9に記載された“チャンネル
解析”方法および“交換”方法のみに焦点が当てられて
いる。より具体的には、ADSLモデムが適合可能なデ
ータ転送速度を支持するにはこれらの方法がどのように
適合されるかが説明される。
【0029】ADSL規格の“チャンネル解析”方法
は、第1の段階“提案”と第2の段階“チャンネル解
析”を含み、それは図1に示されている。
【0030】第1の段階“提案”において、中央オフィ
スモデムTRX1 は、下流および上流方向に対する4つ
の任意のデータ転送速度値を含んでいるメッセージPROP
OSE 12を下流に送信する。任意のデータ転送速度値の1
つを説明する部分は、草案のADSL規格の92乃至93ペ
ージの文節12.6.2に記載されている。第1のメッセージ
PROPOSE 12がこの文節においてメッセージC-RATES1と
呼ばれることは注意される。メッセージC-RATES1にはメ
ッセージC-MSG1が伴い、それは93乃至94ページの文節1
2.6.4に記載されている。このメッセージは、ベンダー
の識別および中央オフィスモデムの機能の決定に使用さ
れるが、本発明の見地には関係がないので、ここではこ
れ以上考慮されない。メッセージ PROPOSE 12を受取る
と、遠隔端末モデムTRX2 はメッセージ PROPOSE 21
で応答し、そのメッセージにおいて、4つの任意の上流
データの転送速度値が中央オフィスモデムTRX1 に提
案される。任意の上流のデータ転送速度の1つを説明す
る部分はメッセージ PROPOSE 12の部分に類似してお
り、ADSLに関する草案のANSI規格の96ページの
文節12.7.4に記載されている。この文節において、メッ
セージ PROPOSE 21はR-RATES1メッセージと呼ばれてい
る。また、このメッセージには、ベンダーの識別等を行
うメッセージR-MSG1が伴われている。この伴っているメ
ッセージR-MSG1は97ページの文節12.7.6に記載されてい
るが、ここでは考慮されない。
【0031】第2の段階“チャンネル解析”において、
中央オフィスモデムTRX1 は、遠隔端末モデムTRX
2 が信号対雑音比を評価し、そこから下流の搬送波のた
めの最大ビット割当てと、下流の最大のデータ転送速度
と、 PROPOSE 12においてTRX1 によって提案された
4つの任意の下流データ転送速度値のどれが使用に好ま
しいかを決定できるようにする広帯域擬似ランダム信号
を送信する。広帯域擬似ランダム信号は草案のADSL
規格においてC-MEDLEYと呼ばれ、95ページの文節12.6.6
に記載されている。反対方向において、遠隔端末モデム
TRX2 もまた参照されたADSL規格においてR-MEDL
EYと呼ばれる広帯域擬似ランダム信号も送信し、それに
よって中央オフィスモデムTRX1 は上流の搬送波の信
号対雑音比を評価し、そこから上流の搬送波の最大ビッ
ト割当てと、上流の最大のデータ転送速度と、 PROPOSE
21においてTRX2 によって提案された4つの任意の
上流データ転送速度値のどれが使用に好ましいかを決定
する。
【0032】ADSL規格の“交換”方法は、図1に示
されているように第3の段階“選択”および第4の段階
“確認”を含んでいる。
【0033】第3の段階“選択”において、遠隔端末モ
デムTRX2 は、下流の送信のための選択された任意の
データ転送速度と、“チャンネル解析”の段階において
下流送信のために下流搬送波の信号対雑音比の測定に基
づいて支持されることのできる最大のデータ転送速度と
を含むメッセージ SELECTION 21を中央オフィスモデム
TRX1 に送信することによってTRX1 のメッセージ
PROPOSE 12に応答する。メッセージ SELECTION 21
は、ADSL規格においてメッセージR-RATES2と呼ば
れ、103 ページの文節12.9.4に記載されている。この草
案の規格の103 ページの表41において、R-RATES2にお
いて4つの任意の下流のデータ転送速度のどれが選択さ
れるかを示すために遠隔端末モデムTRX2 によって使
用される予め定められた確保されたビットパターンが示
されている。反対方向、すなわち下流方向において、中
央オフィスモデムTRX1 は、下流および上流の送信の
ための選択された任意のデータ転送速度を含むメッセー
ジ SELECTION 12を遠隔端末TRX2 に送信することに
よってメッセージ PROPOSE 21および SELECTION 21に
応答する。上流の送信の場合、選択された任意のデータ
転送速度値は、“チャンネル解析”段階における上流の
搬送波の信号対雑音比の測定に基づいて決定される。下
流の送信の場合、遠隔端末モデムTRX2 によって生成
および送信されたメッセージ SELECTION 21中の情報で
コピーが作られる。メッセージ SELECTION 21は草案のA
DSL規格においてC-RATES メッセージと呼ばれ、100
ページの文節12.8.5に記載されている。この草案の規格
の100 ページの表39において、C-RATES2において4つ
の任意の下流データ転送速度値および4つの任意の上流
データ転送速度値のどれが選択されるかを示すために中
央オフィスモデムTRX1によって使用される予め定め
られた留保されたビットパターンが示されている。本発
明によれば、このリストは、上流および下流データ転送
速度に対する選択は行われないが、新しい提案が中央オ
フィスモデムTRX1 によって公式化されることを示す
付加的なビットパターンで拡張される。メッセージC-RA
TES2には、101 ページの文節12.8.7に記載されたいわゆ
るC-B&G メッセージが伴われる。このC-B&G メッセージ
は、上流搬送波のためのビットおよび利得情報を含んで
いる。上流の各搬送波に対して、C-B&G メッセージは、
遠隔端末モデムTRX2 によってそこで変調されるビッ
トの数と、この搬送波を送信するのに使用される利得あ
るいは電力レベルとを示す。新しいデータ転送速度の提
案が生成されることを示すビットパターンをメッセージ
C-RATES2が含んでいる場合、C-B&G メッセージが不必要
に伝送される余分な情報を含んでいることは明らかであ
る。次に実行されるステップは第1の段階“提案”であ
り、そこにおいて、中央オフィスモデムTRX1 は、新
しい上流および下流データ転送速度値を遠隔端末モデム
TRX2 に提案する。中央オフィスモデムTRX1 は
“チャンネル解析”の段階中に上流伝送のために支持さ
れることのできる最大のデータ転送速度を決定し、ま
た、メッセージ SELECTION 21において遠隔端末モデム
TRX2 による下流の送信のために支持されることので
きる最大のデータ転送速度を知らされるので、新しく提
案された任意の上流および下流データ転送速度値は非常
に効果的に選択されることができる。従って、“提
案”、“チャンネル解析”および“選択”段階を2回目
に実行すると、結果的に電話回線TL上で支持されるこ
とのできる上流および下流の最大のデータ転送速度にう
まく適合された上流および下流データ転送速度値が選択
される。しかしながら、メッセージ SELECTION 12が送
信されたときに上流および下流データ転送速度値の2回
目の選択が依然として中央オフィスモデムTRX1 を満
足させない場合、中央オフィスモデムTRX1 は、上流
および下流データ転送速度の新しい提案が生成されるこ
とを示す予め定められた留保されていたビットパターン
を再び送信する。従って、段階“提案”、“チャンネル
解析”および“選択”は、満足のいくように適合された
上流および下流データ転送速度値が見つけられ、メッセ
ージ SELECTION 12を介して遠隔端末モデムTRX2に
通信されるまで繰返し行われる。選択された上流データ
転送速度値を実現できるようにする上流搬送波のための
関連したビットおよび利得情報は、メッセージSELECTIO
N 12に関連したC-B&G メッセージを介して遠隔端末モ
デムTRX2 に通信される。
【0034】第4の段階“確認”において、遠隔端末モ
デムTRX2 は、下流チャンネルに関連したビットおよ
び利得情報を中央オフィスモデムTRX1 に送信する。
草案のADSL規格の104 ページの文節12.9.8に記載さ
れたいわゆるR-B&G メッセージにおいて、遠隔端末は、
実際に下流の各搬送波に対してそこで変調されるビット
の数と、この下流の搬送波を送信するときに適用される
利得あるいは電力レベルとを示す。これによって初期化
プロトコルは終了する。
【0035】図2のトランシーバTRXは、ラインイン
ターフェイスLIと、情報を生成する手段、すなわちDA
TA, PROP, SEL, CONF, NEWPROP, RE-NEGと、制御装置IN
IT CONTROL とを含んでいる。
【0036】情報生成手段DATA, PROP, SEL, CONF, NEW
PROP, RE-NEGは全て、ラインインターフェイスLIの入
力に結合された出力を有している。これらの出力がライ
ンインターフェイスLIの単一の入力に結合されたか、
あるいは幾つかの別個の入力に結合されたかは本発明に
は関係がないことである。ラインインターフェイスLI
の出力は通信リンク“リンク”に結合され、その別の出
力は制御装置INIT CONTROL の入力に接続されている。
制御装置INIT CONTROL は、情報生成手段PROP, SEL, C
ONF, NEWPROPおよびRE-NEGの制御端子にそれぞれ結合さ
れた出力を有している。
【0037】制御装置INIT CONTROL の制御の下で、初
期化中に送信されるメッセージを生成する情報生成手
段、すなわち、PROP, SEL, CONF, NEWPROPおよびRE-NEG
は、メッセージをラインインターフェイスLIの入力に
供給する。ラインインターフェイスLIはマルチプレク
サあるいは排他的OR回路と見なされ、その入力の1つ
を通信リンク“リンク”に結合する。変調、復調、D/
AおよびA/D変換、データ詰め込みあるいはデータの
詰め込みからの取出し等の付加的な機能は、ラインイン
ターフェイスLIによって行われる。情報生成手段PRO
P, SEL, CONF, NEWPROPおよびRE-NEGは、初期化メッセ
ージの1つで送信される情報を含むメモリ手段と、例え
ば通信しているトランシーバから受取られた信号対雑音
比あるいは情報に基づいて新しいデータ転送速度値ある
いは選択された任意のデータ転送速度等を決定する処理
手段とによって実現される。いずれにせよ、これらの手
段は未知の部品を含んでおらず、それ故当業者は、生成
される情報に応じてこれらの情報生成手段を設計するこ
とができる。ADSLの分野における上述の構成に関し
て、図1の中央オフィスモデムは図2のトランシーバT
RXに置換されるとする。そのような状況において、第
1の生成手段である提案手段PROPは4つの任意の上流お
よび下流データ転送速度値を含むC-RATES1メッセージを
生成し、第2の生成手段である選択生成手段SEL は協議
のための新しい提案がそこでアナウンスされない場合に
メッセージC-RATES2を生成し、確認生成手段CONFはビッ
トおよび利得情報を含むC-B&G メッセージを生成し、提
案アナウンス生成手段NEWPROP は協議のための新しい提
案がそこでアナウンスされた場合にC-RATES2メッセージ
を生成する。その後、提案アナウンス生成手段NEWPROP
は、例えば留保されたビットパターン11111111等を含む
C-RATES2メッセージを生成するが、それは草案のADS
L規格の100 ページの表39においてはまだ使用されて
いない。再協議指示手段RE-NEGは、やり直しせずにそれ
がデータ転送速度の再協議を行えることを通信している
トランシーバに示すために情報を生成する。これは、93
乃至94ページの文節12.6.4に記載されたm15ビットの
C-MSG1メッセージの値を再協議指示手段RE-NEGにおいて
生成することによって実現される。94ページの表36か
ら、このm15ビットは後の使用のために確保されるこ
とがわかる。従って、図2の再協議指示手段RE-NEGは、
トランシーバTRXがデータ転送速度の再協議を支持す
ることを示すためにこのビットを1に設定する。そうで
ない場合、m15ビットは0に設定される。初期化メッ
セージを生成する異なる手段PROP, SEL, CONF, NEWPROP
およびRE-NEGを付勢するために、制御装置INIT CONTRO
L は、通信しているトランシーバからラインインターフ
ェイスLIを介して受信された情報と、例えばメッセー
ジの送信と先のメッセージの送信あるいは受信との間の
所定の時間間隔等の、規格において特定された情報とを
使用する。DATAと表示された機能ブロックは、初期化中
の協議されたデータ転送速度で後に送信される情報を生
成する。ADSLトランシーバの場合、DATAは、リンク
“リンク”を通って送信されるディスクリート・マルチ
トーン(DMT)シンボルに詰め込まれるビット流を生
成する。
【0038】m15ビットを設定するための能力は、新
しい提案を打ち立てるトランシーバTRXにとって重要
なだけでなく、通信しているトランシーバにとっても一
層重要である。実際に、通信しているトランシーバがデ
ータ転送速度の再協議を支持できることをm15ビット
を介して別のトランシーバTRXに知らせることができ
る場合、そのトランシーバTRXは新しい提案を打ち立
てることができることを認識する。通信しているトラン
シーバが再協議されているデータ転送速度を支持しない
場合、それはTRXの新しい提案に正確に反応すること
はできず、その結果、TRXと通信しているモデムとの
間の通信は所定の時間間隔の後に遮断される。その後、
識別および初期化プロセス全体がやり直しされる。
【0039】上述の構成はADSL環境において実現さ
れるが、本発明がそれに限定されないことに注意すべき
である。上述の構成にわずかに変更を加えることによっ
て、2つのトランシーバが後の送信のためのデータ転送
速度を協議するような別のシステムにそれを適用できる
ようになることは通信技術を熟知した当業者には明らか
である。例えばHDSL(高速デジタル加入者回線)シ
ステム、SDSL(対称デジタル加入者回線)システム
およびVDSL(超高速デジタル加入者回線)システム
は、本発明に従ってその初期化プロトコルを変更するこ
とによって適合可能なデータ転送速度を支持するように
適合されることができる。
【0040】2つのトランシーバを相互接続する送信媒
体は本発明の適用に対しては重要でない。先の提案が満
足すべきデータ転送速度値を含んでいない場合にトラン
シーバの1つが新しくデータ転送速度を提案できるよう
にすることは、上述のように電話回線を通じた送信のた
めの初期化プロトコルにおいて実現できるが、同軸ケー
ブル、光ファイバリンク、衛星と地上ステーションとの
間の衛星リンク、空中を通る無線リンク、あるいはその
他の別の送信リンクを通る送信のための初期化プロトコ
ルにおいても実現できる。従って、本明細書の導入部分
および特許請求の範囲の請求項において使用された通信
リンクは、できる限り広義に解釈されるべきである。ハ
イブリッドファイバ同軸(HFC)ネットワークにおけ
るハイブリッド光/ケーブルリンク等のハイブリッド通
信リンクでさえこの技術の技術的範囲内にあると言え
る。
【0041】さらに、本発明が適用される分野に依存し
て、2つのトランシーバは、(上述されているようなA
DSLシステムの場合)両方向のデータ転送速度に関し
て協議することもでき、また、(データはポイント・ト
ゥ・マルチポイント接続を通って下流で放送されるが、
上流の送信はデータ転送速度が初期化中に協議される2
点間のチャンネルを通って行われるような例えばHFC
ネットワーク等の場合)単一方向のデータ転送速度に関
して協議することもできることに注意すべきである。
【0042】さらに、新しい提案のアナウンスを決定す
るための規準が本発明の見地において限定的な主題でな
いことは注意される。実際に、信号対雑音比の測定によ
ってADSLシステムのようにチャンネルが解析された
場合、提案されたデータ転送速度値が満足なものでな
く、新しい提案がアナウンスされるであろうことを決定
するための良い規準がその結果によって与えられる。1
つのトランシーバの容量あるいはデータ転送速度の制限
等の別の規準にも拘らず、後の送信を使用するサービス
は、提案されたデータ転送速度値のリストが良好に適合
されたデータ速度値を含んでおらず、従って新しいリス
トのデータ転送速度を協議することが好ましいことを示
す。
【0043】本発明の原理は特定の装置に関連して上述
されてきたが、この説明は単なる例示であって、本発明
の技術的範囲を制限するものでないことは明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って初期化プロトコルの構成におい
て実行される順次の段階のタイミング図。
【図2】本発明に従って初期化プロトコルを実行するよ
うに構成されたトランシーバTRXのブロック図。
フロントページの続き (72)発明者 フランク・オクターフ・ファン・デル・プ ッテン ベルギー国、ビー − 2811 ホームベー ク、フィンクストラート 2 (72)発明者 ポール・マリー・ピエール・スプライト ベルギー国、ビー − 3001 ハーフェル レー、プリンセス・リディアラーン 54

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のトランシーバ(TRX1 )と第2
    のトランシーバ(TRX2 )との間で結合された通信リ
    ンク(TL)を通って後にデータを送信するためのデー
    タ転送速度を協議するために前記第1のトランシーバ
    (TRX1 )および前記第2のトランシーバ(TRX2
    )によって実行される初期化プロトコルにおいて、 a)少なくとも前記第1のトランシーバ(TRX1 )が
    前記データ転送速度のために限定された値のデータ速度
    値を提案する第1の段階(提案)と、 b)前記データ転送速度値のどれが前記データ転送速度
    のために選択されるかが通信される第3の段階(選択)
    と、 c)前記データ転送速度値の前記選択された1つが後の
    送信のための前記データ転送速度となることが確認され
    る第4の段階(確認)とを含み、 前記第4の段階(確認)が実行される前に、前記第1の
    トランシーバ(TRX1 )あるいは前記第2のトランシ
    ーバ(TRX2 )は新しいデータ転送速度の提案をアナ
    ウンスし、それによって前記第1の段階(提案)が再実
    行されることを特徴とする初期化プロトコル。
  2. 【請求項2】 さらに、 d)前記第1の段階(提案)と前記第3の段階(選択)
    の間に実行され、前記通信リンク(TL)を通る伝送に
    対して最大のデータ転送速度が測定される第2の段階
    (チャンネル解析)を含み、 さらに、前記新しいデータ転送速度の提案のアナウンス
    は前記第2の段階(チャンネル解析)の結果に基づいて
    いることを特徴とする請求項1記載の初期化プロトコ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記新しいデータ転送速度の提案のアナ
    ウンスは前記第3の段階(選択)が行われる前に実行さ
    れる請求項1記載の初期化プロトコル。
  4. 【請求項4】 前記新しいデータ転送速度の提案のアナ
    ウンスは前記第3の段階(選択)内で行われる請求項1
    記載の初期化プロトコル。
  5. 【請求項5】 前記データ転送速度は上流データ転送速
    度値と下流データ転送速度値によって決定される両方向
    のデータ転送速度である請求項1記載の初期化プロトコ
    ル。
  6. 【請求項6】 前記第1のトランシーバ(TRX1 )お
    よび第2のトランシーバ(TRX2 )はANSI規格の
    T1E1.413に従って動作する非対称デジタル加入者回線
    (ADSL)タイプのモデムであり、さらに、 前記第1の段階(提案)において、前記第1のトランシ
    ーバ(TRX1 )は4つの上流のデータ転送速度値と4
    つの下流データ転送速度値とを提案し、それにおいて前
    記第2のトランシーバ(TRX2 )は4つの上流データ
    転送速度値を提案し、 前記第2の段階(チャンネル解析)において、前記第1
    のトランシーバ(TRX1 )は下流の信号対雑音比の測
    定のために前記第2のトランシーバ(TRX2)にメッ
    セージを送り、前記第2のトランシーバ(TRX2 )は
    上流の信号対雑音比の測定のために前記第1のトランシ
    ーバ(TRX1 )にメッセージを送り、 前記第3の段階(選択)において、前記第2のトランシ
    ーバ(TRX2 )は前記4つの下流データ転送速度値の
    どれが選択されるかおよび前記第2の段階(チャンネル
    解析)中に測定された下流最大データ転送速度値を前記
    第1のトランシーバ(TRX1 )に通信し、付加的に前
    記第1のトランシーバ(TRX1 )は前記4つの上流デ
    ータ転送速度のどれが選択されるかおよび4つの下流デ
    ータ転送速度のどれが選択されるかについて、もしくは
    前記新しいデータ転送速度の提案の前記アナウンスにつ
    いて前記第2のトランシーバ(TRX2 )と通信するこ
    とを特徴とする請求項2、4または5のいずれか1項記
    載の初期化プロトコル。
  7. 【請求項7】 前記アナウンスは前記ANSI規格T1E
    1.413に記載されたC-RATES2メッセージ中の予め定めら
    れた保留されていたビットパターンを送信することによ
    って前記第2のトランシーバ(TRX2 )に通信される
    請求項6記載の初期化プロトコル。
  8. 【請求項8】 通信リンクを介してデータを第2のトラ
    ンシーバに送信するように構成されたトランシーバ(T
    RX)において、 a)前記通信リンクを通って送信される情報が供給さ
    れ、前記情報が供給される1以上の入力端子および前記
    通信リンクに結合された出力端子を設けられたラインイ
    ンターフェイス(LI)と、 b)前記トランシーバ(TRX)と前記第2のトランシ
    ーバとの間の後の送信のためのデータ転送速度の限定さ
    れた値のデータ転送速度値を含むメッセージを生成し、
    前記メッセージを前記ラインインターフェイス(LI)
    の入力に供給するように構成された提案生成手段(PRO
    P)と、 c)前記データ転送速度値のどれが選択されるかを示す
    ためにメッセージを生成し、前記メッセージを前記ライ
    ンインターフェイス(LI)の入力に供給するように構
    成された選択生成手段(SEL )と、 d)前記データ転送速度値のどれが後の送信の前記デー
    タ転送速度になるかを確認するためのメッセージを生成
    し、前記メッセージを前記ラインインターフェイス(L
    I)の入力に供給するように構成された確認生成手段
    (CONF)と、 e)前記ラインインターフェイス(LI)の入力に結合
    され、選択されて確認された前記データ転送速度で前記
    ラインインターフェイス(LI)によって送信されるデ
    ータをそこに供給するように構成されたデータ生成手段
    (DATA)と、 f)前記提案生成手段(PROP)の入力と、前記選択生成
    手段(SEL )の入力と、前記確認生成手段(CONF)の入
    力とにその出力が結合され、その入力に出力が結合され
    ている前記提案生成手段(PROP)、選択生成手段(SEL
    )、確認生成手段(CONF)のどれが前記ラインインタ
    ーフェイス(LI)の入力にメッセージを供給すること
    が許可されるかを制御するように構成された初期化制御
    手段(INIT CONTROL )と、 g)新しいデータ転送速度の提案をアナウンスするため
    にメッセージを生成し、前記メッセージを前記ラインイ
    ンターフェイス(LI)に供給するように構成された提
    案アナウンス生成手段(NEW PROP)とを具備し、 h)前記初期化制御手段(INIT CONTROL )は前記提案
    アナウンス生成手段(NEW PROP)の入力に結合された付
    加的な出力を設けられていることを特徴とするトランシ
    ーバ(TRX)。
  9. 【請求項9】 さらに、 i)前記トランシーバ(TRX)が前記データ転送速度
    の再協議を支持するように構成されていることを示すた
    めにメッセージを生成し、前記メッセージを前記ライン
    インターフェイス(LI)の入力に供給するように構成
    された再協議指示手段(RE-NEG)を含んでいる請求項8
    記載のトランシーバ。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の前記トランシーバ(T
    RX)と通信するように構成されている通信装置におい
    て、 前記通信装置がデータ転送速度に関して前記トランシー
    バ(TRX)と再協議できることを前記トランシーバに
    示すためのメッセージを生成するように適合された再協
    議指示手段を含んでいる通信装置。
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