JPH10262111A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH10262111A
JPH10262111A JP9082425A JP8242597A JPH10262111A JP H10262111 A JPH10262111 A JP H10262111A JP 9082425 A JP9082425 A JP 9082425A JP 8242597 A JP8242597 A JP 8242597A JP H10262111 A JPH10262111 A JP H10262111A
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正人 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線上のビジートーン信号を正確に検出でき
る通信端末装置を提供すること。 【解決手段】 回線上のビジートーン信号の被変調波の
周波数特性を検出する周波数特性検出手段と、その周波
数特性検出手段が検出した周波数特性を、ビジートーン
検出手段における所定の周波数検出特性として設定する
周波数検出特性設定手段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置に関
し、特に、ビジートーン検出手段により回線上のビシー
トーン信号が検出されたときに必要に応じて所定の動作
を行う通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の従来の通信端末装
置においては、回線上のビジートーン信号を検出するこ
とにより、回線を切断しなければならない場合がある。
【0003】具体的には、ファクシミリ装置において、
自動発呼時に相手装置が通信中または話し中であり、当
該ファクシミリ装置を収容している加入者交換機からの
「プーップーップーッ」というビジートーン信号が回線
上にある場合には、そのビジートーン信号を検出して、
回線を解放し、回線使用効率を向上させる場合が例とし
て挙げられる。
【0004】また、留守番電話機能付きのファクシミリ
装置においては、留守時に回線を介して受信する、相手
側ユーザからの音声メッセージを録音し、メッセージを
話し終わった当該相手側ユーザが、相手側装置のハンド
セットをオンフックして回線が切断されることにより、
当該ファクシミリ装置を収容している加入者交換機から
送出されてくるビジートーン信号を検出して、音声メッ
セージの録音動作を終了させ、無駄な信号(ビジートー
ン信号)の録音を行わないようにするような場合もあ
る。
【0005】このように、回線上のビシートーン信号が
検出されたときに必要に応じて所定の動作を行う通信端
末装置では、回線上のビシートーン信号を正確に検出で
きなければならない。
【0006】ある通信端末装置に回線を介して送出され
てくるビジートーン信号は、当該通信端末装置が収容さ
れた加入者交換機から送出されるため、回線内の全ての
加入者交換機がそれぞれ送出するビジートーン信号の特
性が、全ての加入者交換機において、そろっていれば、
回線内のどの加入者交換機に収容されることとなって
も、単一のビジートーン信号検出特性により、回線上の
ビジートーン信号を正確に検出できるはずである。
【0007】我が国における電話回線では、加入者交換
機が送出するビジートーン信号(話し中音)の特性は、
図13(a)に模式的に示すような特性であり、同図
(b)に示す被変調波(400Hz±19Hz)を、同
図(c)に示す変調信号波(メーク率50%±10%で
かつ1分当り60サイクル±20%)により変調した信
号としてとらえることができる。もっとも、同図(a)
に示す、電話回線の加入者交換機が送出するビジートー
ン信号は、同図(b)に示す被変調波を、所定間隔で断
続するという単純な変調法により得られるため、その断
続周期やメーク率が、変調信号波の特性を表していると
いえる。なお、ビジートーン信号の変調信号波の特性
は、一般的には、カデンス(cadence)特性とい
われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、国によ
っては、回線内の加入者交換器から実際に送出されるビ
ジートーン信号の特性が、その国において規定された特
性に合致しない場合があり、たとえ、その国において規
定されたビジートーン信号の特性に併せて、通信端末装
置のビジートーン信号検出特性を設定したとしても、回
線内の各加入者交換機毎に送出されるビジートーン信号
の特性がばらついていて、通信端末装置におけるビジー
トーン信号の検出特性と、当該通信端末装置が収容され
る加入者交換機が送出するビジートーン信号の特性とが
一致せず、回線上のビジートーン信号を検出できない場
合があった。
【0009】一方、回線内の各加入者交換機毎に送出さ
れるビジートーン信号の特性のばらつきを考慮して、通
信端末装置側のビジートーン信号の検出特性を、検出範
囲の広いものにした場合には、回線上の通信信号や会話
の音声音声をビジートーン信号と誤検出してしてしま
い、通信中に回線が切断されてしまったり、音声メッセ
ージの録音中に回線が突然切断されてしまったりする等
の誤動作が発生してしまうという問題があった。
【0010】また、電話回線の加入者交換機に収容され
る場合に限らず、内線回線の交換機に収容される場合に
おいても、内線回線内の交換機が送出するビジートーン
信号の特性にばらつきがあると、同様の問題が生じる。
【0011】本発明は、係る事情に鑑みてなされたもの
であり、回線上のビジートーン信号を正確に検出できる
通信端末装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の通信端末装置は、被変調波が変調信
号波により変調された検出対象信号の、前記被変調波の
周波数特性が所定の周波数検出特性に合致すると共に前
記変調信号波の波形特性が所定の波形検出特性に合致す
ることを条件として、前記検出対象信号をビジートーン
信号として検出するビジートーン検出手段を備え、その
ビジートーン検出手段により回線上のビシートーン信号
が検出されたときに必要に応じて所定の動作を行う通信
端末装置において、前記回線上のビジートーン信号の被
変調波の周波数特性を検出する周波数特性検出手段と、
その周波数特性検出手段が検出した周波数特性を、前記
ビジートーン検出手段における前記所定の周波数検出特
性として設定する周波数検出特性設定手段を備えたこと
を特徴とする。
【0013】請求項2記載の通信端末装置は、請求項1
記載の通信端末装置において、前記回線上のビジートー
ン信号の変調信号波の波形特性を検出する波形特性検出
手段と、その波形特性検出手段が検出した波形特性を、
前記ビジートーン検出手段における前記所定の波形検出
特性として設定する波形検出特性設定手段とを更に備え
たことを特徴とする。
【0014】請求項3記載の通信端末装置は、請求項1
または2のいずれかの記載の通信端末装置において、所
定のイベントが発生したときに、所定の加入者番号に発
呼して前記回線上にビジートーン信号を発生させるビジ
ートーン起動手段を更に備えたことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の通信端末装置は、請求項3
記載の通信端末装置において、自局加入者番号を記憶す
る自局番号記憶手段を更に備える一方、所定のイベント
が発生したときに、前記ビジートーン起動手段が発呼す
る前記所定の加入者番号は、前記自局番号記憶手段に記
憶された自局加入者番号であることを特徴とする。
【0016】請求項5記載の通信端末装置は、請求項3
または4のいずれかの記載の通信端末装置において、装
置の使用開始を検出する使用開始検出手段と、その使用
開始検出手段が装置の使用開始を検出したときに自局加
入者番号を入力させて前記自局番号記憶手段に記憶する
自局番号強制登録手段とを更に備え、前記自局番号強制
登録手段により前記自局加入者番号が前記自局番号記憶
手段に記憶されたということが、前記所定のイベントで
あることを特徴とする。
【0017】請求項6記載の通信端末装置は、請求項3
または4記載のいずれかの記載の通信端末装置におい
て、前記ビジートーン検出手段の検出特性の調整指示操
作入力を検出する調整指示入力検出手段を更に備え、そ
の調整指示入力検出手段が前記ビジートーン検出手段の
検出特性の調整指示操作入力を検出したということが、
前記所定のイベントであることを特徴とする。
【0018】請求項7記載の通信端末装置は、請求項3
または4のいずれかの記載の通信端末装置において、装
置電源が投入されたことを検出する電源投入検出手段を
更に備え、その電源投入検出手段が前記装置電源が投入
されたことを検出したということが、前記所定のイベン
トであることを特徴とする。
【0019】請求項8記載の通信端末装置は、請求項3
または4のいずれかの記載の通信端末装置において、入
力された自局加入者番号を前記自局番号記憶手段に記憶
する自局番号登録手段を更に備え、その自局番号登録手
段により前記自局加入者番号が前記自局番号記憶手段に
記憶されたということが、前記所定のイベントであるこ
とを特徴とする。
【0020】請求項9記載の通信端末装置は、請求項3
または4のいずれかの記載の通信端末装置において、時
間経過を計時して所定時間の経過を繰り返し検出する計
時手段を更に備え、その計時手段が前記所定時間の経過
を検出したということが、前記所定のイベントであるこ
とを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0022】先ず、図1は、本発明の実施の形態に係
る、留守番電話器機能を備えたG(グループ)3ファク
シミリ装置のブロック構成を示している。
【0023】同図において、システム制御部1は、装置
各部を制御するマイクロコンピュータてある。ROM2
は、システム制御部1により読み出されるリードオンリ
メモリであり、制御手順のプログラムや制御に必要な種
々のデータが格納されるとと共に、留守番電話機能のた
めの応答メッセージ用の音声データが予め記憶されてい
るものである。RAM3は、システム制御部1の作業領
域として一時的なデーターが格納される他、留守番電話
モード時に録音される音声データを蓄積するためのもの
である。
【0024】また、RAM3には、本発明特有の記憶領
域が、図2に示すように確保されている。同図におい
て、自局加入者番号記憶領域3bは、自局加入者番号を
記憶するための領域であり、登録済フラグF記憶領域3
aは、自局加入者番号記憶領域3bに自局加入者番号が
登録されている場合は、値1にセットされ、登録されて
いない場合には、値0にリセットされる記憶領域であ
り、カデンス特性記憶領域3cは、ビジートーン信号を
検出するためのカデンス特性のパラメータを記憶するた
めの領域であり、フィルタ特性記憶領域3dは、ビジー
トーン信号の周波数特性を検出するためのバンドパスフ
ィルタの特性のパラメータを記憶するための領域であ
り、フィルタ特性のパラメータのうちの可変なパラメー
タである中心周波数を記憶するための記憶領域3eを含
んでいる。なお、それら各記憶内容については、後で詳
細に説明する。
【0025】図1に戻って、バックアップアップ回路4
は、図示しない装置主電源がオフの状態でも、RAM3
に電力を供給して、その記憶内容を保持させる一方、計
時回路5に対しても電力を供給して、装置主電源がオフ
の状態でも、計時動作を継続できるようにするためのも
のである。
【0026】計時回路5は、時間経過を計時して所定時
間(例えば1週間)の経過を繰り返し検出するためのも
のである。また、計時回路5は、必要に応じてシステム
制御部1により設定されるタイマ設定値をデクリメント
して値が0になると、その旨をシステム制御部1に通知
するタイマ動作も行う。
【0027】スキャナ6は、原稿をイメージセンサで読
み取って所定の解像度の画像データーを得るためのもの
である。プロッタ7は原稿を所定の速度で搬送しなが
ら、スキャナ6で読み取った画像データを記録紙に記録
したり(コピー動作)、相手装置からファクシミリメッ
セージとして受信した画像データを記録紙に記録したり
するためのものである。
【0028】操作部8は、ユーザが、宛先ファクシミリ
番号を指定したりするためのテンキーや、送信開始キー
や、動作モードを留守番電話モードに設定するための
「留守」キー等の他、装置を操作するための各種キーが
配設されているものである。表示部9は、装置の動作状
態や、操作ガイダンス等を表示するためのものである。
画像処理部10は、プロッタ7で読み取った画像データ
に対して、解像度変換や、補正処理等を行うためのもの
である。符号化復号化部11は、送信画像データーを、
MH方式、MR方式等の符号化方式で符号化圧縮する一
方、受信した符号化画像データを復号伸長して元の画像
データを得るためのものである。
【0029】モデム部12は、送信画像データや制御信
号を変調して網制御部13を介して回線に出力する一
方、回線からの変調信号を復調して元の受信画像データ
や制御信号を得ることで、G3ファクシミリプロトコル
に基づいた伝送制御を行うものである。網制御部13
は、回線をモデム部12または併設電話器14のいずれ
に接続するかの回線切替動作の他、ダイヤルパルスやD
TMF信号を発生したり、回線の極性反転を検出した
り、着信(リンギンク)を検出したり、回線の直流ルー
プの閉結/解放を行ったり、ハンドセット11のオン/
オフフックを検出したりするものである。また、網制御
部13には、着信時における回線からの信号をユーザに
聞かせたり、留守番モード時に録音された音声メッセー
ジを、後に再生してユーザに聞かせるためのスピーカ1
2が接続されており、網制御部13は、スピーカ12を
回線またはモデム部12のいずかれかに接続するための
切替動作も行う。
【0030】モデム部12は、DSP(デジタル・シグ
ナル・プロセッサ)と、A/D変換器及びD/A変換器
により構成され、通常中のG3ファクシミリモデムとし
てのデータの変換復調動作の他、留守番モード時に、回
線に送出する応答メッセージのための音声データをRO
M2から読み出して、アナログ信号に変換して網制御部
13を介して回線に送出したり、留守番モード時に、回
線から受信する音声メッセージを符号化して音声データ
に変換してRAM3に記憶(録音)したり、留守番モー
ド時にRAM3に録音された音声データを読み出して、
アナログ信号に変換して網制御部13を介してスピーカ
15に出力したりするための信号処理を行う。
【0031】また、モデム部12は、回線上の電力を検
出することにより回線上に何らかの信号が乗っているこ
とを検出するための、それ自体よく知られたエネルギ検
出部12aと、回線上のトーン信号を検出するためのト
ーン検出部12bを備えてる。
【0032】トーン検出部12b自体は、すでに知られ
たものである。しかし、従来のトーン検出部は、トーン
信号の周波数特性を検出するためのバンドパスフィルタ
の特性パラメータが固定で、中心周波数も、例えば、4
00Hzに固定されていたのに対して、本実施の形態で
は、システム制御部1からのパラメータの設定により、
トーン検出部12bの周波数検出特性を変化させる構成
としている。
【0033】上記各部は、システムバス16により相互
に接続されて、通常のファクシミリ通信を行う他、操作
部8の「留守」キーが押下されて、動作モードがFAX
留守番電話モードに設定されると、留守対応動作を行
う。また、動作モードが、併設電話器14への着信を優
先する電話モードに設定されている場合には、網制御部
13が回線と併設電話器14とを優先的に接続して、フ
ァクシミリメッセージの受信や送信を開始するために操
作部8の「スタート」キーがユーザにより押下されたれ
ると回線を併設電話器14からモデム部12へ切り替え
る。
【0034】ここで、着信時における処理手順につい
て、図3及び4を参照して説明する。
【0035】それらの図において、システム制御部1
は、網制御部13が回線からの呼び出し信号を検出する
を監視する(判断101のNoループ)。
【0036】呼び出し信号が検出された場合(判断10
1のYes)は、動作モードの設定状態を調べ、「電話
モード」である場合は、判断101に戻り、併設電話器
14がユーザによりオフフックされるのを待つ。
【0037】「FAX留守番電話モード」である場合
は、回線を閉結して(処理103)、「ただいま近くに
おりません。ファックスを送信される方はそのまま送信
してください。メッセージのある方はピーという発信音
の後にお話しください」とうような応答メッセージの音
声データをROM2から読み出してモデム部12に与
え、モデム部12がアナログの音声信号に変換して、回
線に送出する(処理104)。
【0038】そして、タイマT1をスタートさせる(処
理105)。つまり、設定時間T1を計時回路5に設定
してタイマ動作をスタートさせる。そして、FAX発呼
トーンを検出するかを監視し(判断106)、検出した
場合(判断106のYes)は、通常のFAX受信動作
を行い(処理107)、判断101に戻る。
【0039】検出しない場合(判断106のNo)は、
タイマT1がタイムアウトしたかを判断し(判断108
のNo)、タイムアウトしていない場合(判断108の
No)は、判断106に戻る。このようにして、FAX
発呼トーンを検出しないまま(判断106のNo)、時
間T1が経過した場合(判断108のYes)は、ピー
という発信音を回線に送出した後、音声録音動作をスタ
ートする(処理109)。
【0040】そして、タイマT2をスタートさせる(処
理110)。つまり、設定時間T2を計時回路5に設定
してタイマ動作をスタートさせ、エネルギ検出部12に
より回線上に何らかの信号(この場合は音声信号)が検
出されたかを判断し(判断111)、検出されない場合
(判断111のNo)は、タイマT2がタイムアウトし
たかを判断し(判断112)、タイムアウトしていない
場合(判断112のNo)は、判断111に戻る。この
ようにして、音声を検出しないまま(判断111のN
o)、時間T2が経過した場合(判断112のYes)
は、音声録音動作をストップして(処理113)、それ
までの録音データを消去して(処理114)、通常のF
AX受信動作に移行し(処理115)、処理115の後
は、判断101に戻る。
【0041】判断111において、音声が検出された場
合(判断111のYes)は、ビジートーン信号が検出
されたかを監視し(判断116のNoループ)、検出さ
れた場合(判断116のYes)は、音声録音動作をス
トップして(処理117)、判断101に戻る。
【0042】このように、音声メッセージの録音時に、
相手が必要な音声メッセージを話し終わって、相手装置
のハンドセットをオンフックしたことで、回線が切断さ
れ、本実施の形態のファクシミリ装置が収容された交換
機(網制御部13が内線回線に接続されている場合には
内線回線の交換機であり、電話回線に接続されている場
合には、電話回線の加入者交換機である)から送出され
たビジートーン信号を検出して、録音動作をストップす
ることで、不要な信号を録音することなく、正味の音声
メッセージのみを録音できる。
【0043】ここで、ビジートーン信号は、ある周波数
特性の被変調波が、ある波形特性(カデンス特性)の変
調信号波により変調された信号である。一方、トーン検
出部12bにおける、ビジートーン信号の被変調波の周
波数を検出するためのフィルタ特性は、図2に示したよ
うに、RAM3に格納された、中心周波数3eを含むフ
ィルタ特性3dに基づいてシステム制御部1により設定
され、ビジートーン信号の変調信号波のカデンス(前記
被変調波の断続のリズム)を検出するためのカデンス特
性は、図2に示したように、RAM3に格納された、カ
デンス特性3cに基づいてシステム制御部1により設定
される。
【0044】ここでもし、中心周波数3eを含むフィル
タ特性3dや、カデンス特性3cが、従来のように固定
されていたとすると、本実施の形態のファクシミリ装置
が収容される交換機毎の、送出するビジートーン信号の
特性(被変調波の周波特性及び変調信号波の波形(カデ
ンス)特性により表される)のばらつきにより、場合に
よっては、ビジートーン信号を検出できない事態が生じ
得る。
【0045】その場合、判断116のNoループが無限
ループとなってしまい、ビジートーン信号が音声メッセ
ージとして録音され続けてしまう不都合が生じる。
【0046】そこで、本実施の形態では、本実施の形態
のファクシミリ装置が収容された交換機から回線上に実
際に送出されているビジートーン信号の被変調波の周波
数特性や、変調信号波のカデンス特性にそれそれ合致す
るフィルタ特性及びカデンス特性に、ビジートーン信号
の検出特性を設定することで、収容される交換機によら
ず正確なビジートーン信号の検出を可能とする。
【0047】そのためのビジートーン信号検出特性設定
処理手順について、図5及び図6を参照して説明する。
【0048】それらの図において、システム制御部1は
先ずタイマT3をスタートさせる(処理201)。つま
り、設定時間T3を計時回路5に設定してタイマ動作を
スタートさせる。そして、図2に示したようにRAM3
の自局加入者番号記憶領域3bに記憶された自局加入者
番号に応じたダイヤルパルス信号またはDTMF信号を
網制御部13により発生させることで自動発呼する(処
理202)。これにより、交換機からは、ビシートーン
信号が送出されることになり、回線上にビジートーン信
号が乗っている状態になる。そのビジートーン信号は、
網制御部13を介してモデム部12に入力される。
【0049】その状態で、回線上のビジートーン信号の
カデンスのサンプリングを開始する(処理203)。そ
して、エネルギ検出部12aによりカデンスが検出され
ているかを判断し(判断204)、検出されていない場
合(判断204のNo)は、タイマT3がタイムアウト
したかを判断し(判断205)、タイムアウトしていな
い場合(判断205のNo)は、判断204に戻る。そ
のようにして、カデンスが検出されることなく(判断2
04のNo)、タイマT3がタイムアウトした場合(判
断205のYes)、処理216に処理を移して、ビジ
ートーン信号の検出に異常があった旨を表示部9に表示
して処理を終了する。
【0050】判断204において、ビジートーン信号の
カデンスが検出できた場合(判断204のYes)は、
検出したカデンス特性は許容範囲内かを判断し(判断2
06)、許容範囲内でない場合(判断206のNo)
は、処理216に処理を移して、ビジートーン信号の検
出に異常があった旨を表示部9に表示して処理を終了す
る。
【0051】許容範囲内であった場合(判断206のY
es)は、検出したカデンス特性を、RAM3のカデン
ス特性記憶領域3cに記憶する(処理207)。
【0052】ここで、回線上のビジートーン信号のカデ
ンス特性の検出についてであるが、自局に発呼すること
により回線上に乗っている信号は、ビジートーン信号で
あるはずであり、エネルギ検出部12aは、カデンス特
性に応じて断続する、すなわち、ある程度の振幅(エネ
ルギ)がある期間と、振幅(エネルギ)が0の期間とを
交互に繰り返すビジートーン信号の、ある程度の振幅
(エネルギ)がある期間を検出する。
【0053】したがって、システム制御部1は、エネル
ギ検出部12aが、回線上のエネルギを検出している期
間と、検出していない期間をそれぞれサンプリングする
ことにより、自装置が収容された交換機から実際に送出
されるビジートーン信号のカデンス特性を知ることがで
きる。
【0054】もっとも、自局に発呼しても、回線上のビ
ジートーン信号のカデンスを検出できない場合や、検出
できても、ノイズ等の影響によりビジートーン信号とし
てありえないような特性が検出された場合には、そのま
まカデンス特性として採用しないで、その旨ユーザに通
知することで、誤ったカデンス特性の検出を未然に防
ぐ。
【0055】このようにして、回線上の実際のビジート
ーン信号の変調信号波のカデンス特性が検出できるが、
エネルギ検出12aは、回線上に信号が乗っているか否
かを検出するのみで、その周波数特性までは検出しな
い。
【0056】そこで、次に、システム制御部1は、回線
上の実際のビジートーン信号の被変調波の周波数特性を
更に検出するために、トーン検出部12bのトーン検出
用のフィルタ特性のパラメータ中の中心周波数を振っ
て、被変調波の周波数特性を検出する。
【0057】具体的には、まず、変数kに1を代入し
(処理208)、タイマT4をスタートさせる(処理2
09)。つまり、設定時間T4を計時回路5に設定して
タイマ動作をスタートさせる。
【0058】そして、トーン検出部12bのバンドパス
フィルタの中心周波数を、f(k)、すなわち、f
(1)に設定する(処理210)。それにより、トーン
検出部12bのフィルタ特性は、図7に示すように、中
心周波数f(1)にピークを持つ特性となり、中心周波
数f(1)の近傍の周波数の信号のみが遮断されること
なく検出され、中心周波数f(1)の近傍でない周波数
の信号は遮断されて検出されないことになる。
【0059】そのように、トーン検出部12bのフィル
タの中心周波数をf(k)(現在はf(1))に設定し
た上で、ビジートーン信号を検出できたかを調べる(判
断211)。検出できた場合(判断211のYes)、
すなわち、トーン検出部12aが信号を検出している状
態と、していない状態とが交互に繰り返す状態が検出で
きた場合は、そのビジートーン信号を検出できた中心周
波数を、図2に示したRAM3のフィルタ特性記憶領域
3d中の中心周波記憶領域3eに記憶して(処理21
3)、処理を終了する。なお、トーン検出部12aが信
号を検出している状態と、していない状態とが交互に繰
り返す状態が検出できた場合に、その信号を検出してい
る期間と、していない期間とをそれぞれサンプリングす
れば、この段階で、ビジートーン信号のカデンス特性を
検出することも可能である。
【0060】さて、ビジートーン信号を検出できない場
合(判断211のNo)は、タイマT4がタイムアウト
したかを判断し(判断212)、タイムアウトしていな
い場合(判断212のNo)は、判断211に戻る。
【0061】ビジートーン信号を検出することなく(判
断211のNo)、タイマT4がタイムアウトした場合
(判断212のYes)は、変数kをインクリメントし
て(処理214)、変数kがnを越えていない場合(判
断215のNo)は、処理209に戻る。
【0062】これにより、トーン検出部12bのフィル
タの中心周波数が、図7に示すように順次f(1)から
f(n)まで等間隔で振られ、その間にビジートーン信
号が検出できた中心周波数が、処理213により、ビジ
ートーン信号を検出できた中心周波数として、図2に示
したRAM3のフィルタ特性記憶領域3d中の中心周波
記憶領域3eに記憶されることになる。なお、トーン検
出部12bのフィルタ特性のうちの中心周波数以外の減
衰特性等は、本実施の形態では固定している。
【0063】そして、トーン検出部12bのフィルタの
中心周波数を、図7に示すように順次f(1)からf
(n)まで振っても、その間にビジートーン信号が検出
できなかった場合は、ビジートーン信号の検出に異常が
あった旨を表示部9に表示して(処理216)、処理を
終了する。
【0064】なお、f(1)からf(n)までの周波数
範囲の中間の周波数f(n/2)を、統計的に見てビジ
ートーン信号の被変調波の周波数となる確率が最も高い
周波数(例えば、400Hz)とすれば、f(1)から
f(n)までの中心周波数の振り幅を、実際のビジート
ーン信号の被変調波の周波数特性の検出のために最も有
効に使用できる。また、統計的に見てビジートーン信号
の被変調波の周波数となる確率が最も高い周波数から順
に、トーン検出部12bのフィルタの中心周波数として
設定していくことで、実際のビジートーン信号の被変調
波の周波数特性を迅速に検出できることが期待できる。
【0065】このようにして、RAM3のカデンス特性
記憶領域3cには、本実施の形態のファクシミリ装置が
収容されている交換機から実際に送出されるビジートー
ン信号の変調信号波のカデンスの検出に最適なカデンス
特性が記憶される。また、フィルタ特性記憶領域3dの
中心周波数記憶領域3eには、本実施の形態のファクシ
ミリ装置が収容されている交換機から実際に送出される
ビジートーン信号の被変調波の検出に最適な周波数が記
憶される。
【0066】これにより、図4に示した処理手順中の判
断116における、ビジートーン信号の検出は、RAM
3に記憶された最適な検出特性に基づいて行われること
になり、判断116のNoループが、無限ループになっ
て、音声録音動作が停止しなくなる事態を発生を未然に
防ぐことができる。
【0067】また、ビジートーン信号の検出特性を、実
際のビジートーン信号の特性と合致させるため、トーン
検出部12bのフィルタの減衰特性を中心周波数を中心
とした急峻な特性とすることが可能となり、従来のよう
に、実際のビジートーン信号の特性のばらつきを考慮し
て、トーン検出部12bのフィルタの減衰特性を中心周
波数を中心としてゆるやかな特性にする必要がなくな
り、音声信号をビジートーン信号と誤認して回線を切断
してしまうようなことを防止できる。
【0068】以上説明した図5及び図6に示したビジー
トーン検出特性設定処理を行うことで、ビジートーン信
号の検出特性を最適化できるが、そのビジートーン検出
特性設定処理を常時実行していたのでは、ファクシミリ
装置としての本来の動作に支障をきたすためが行えなく
なるため、そのビジートーン検出特性設定処理を、何ら
かのイベントの発生を条件として起動するようにしなけ
ればならない。
【0069】以下、図5及び図6に示したビジートーン
検出特性設定処理を起動する条件となる各種イベント別
の、ビジートーン検出特性設定処理の起動手順につい
て、図8ないし図12を参照して説明する。
【0070】先ず、図8に示す起動手順について説明す
る。
【0071】同図において、システム制御部1は、装置
電源がONされると、装置各部の初期化処理を行って
(処理301)、装置を起動した後に、RAM3aの登
録済フラグF記憶領域3aに記憶された値が0かを確認
する(判断302)。値が1である場合(判断302の
No)は、自局加入者番号記憶領域3bに、自局加入者
番号がすでに登録済であるため、待機状態にそのまま移
行する。
【0072】RAM3aの登録済フラグF記憶領域3a
に記憶された値が0である場合(判断302のYes)
は、自局加入者番号記憶領域3bに、自局加入者番号が
まだ未登録であるため、自局加入者番号強制入力処理を
行う(処理303)。
【0073】その自局加入者番号強制入力処理は、具体
的には、表示部9に、自局加入者番号を入力しないと装
置使用できない旨の表示をして、自局加入者番号の入力
を促し、操作部8からテンキーで自局加入者番号を入力
させる処理である。
【0074】そして、入力された自局加入者番号をRA
M3の自局加入者番号記憶領域3bに記憶し(処理30
4)、併せて、登録済フラグFの値を1にセットしてか
ら(処理305)、図5及び図6に示したビシートーン
検出特性設定処理を行う(処理306)。
【0075】RAM3の記憶内容は、バックアップ回路
4によりバックアップされているため、登録済フラグF
の値を予め0にリセットしておくことで、装置の使用が
開始されるときのみ判断302の判断結果がYesとな
り、自局加入者番号が入力されて、処理306のビジー
トーン検出特性設定処理が行われることになる。
【0076】これにより、装置の使用開始時にかならず
ビジートーン検出特性設定処理が行われることになり、
以後正確なビジートーン信号の検出が行えることにな
る。
【0077】次に、図9に示す起動手順について説明す
る。
【0078】同図において、システム制御部1は、自局
加入者番号登録操作が起動されるのを監視する(判断4
01のNoループ)。具体的には、操作部8の、自局加
入者番号登録処理を起動するめためのキーが押下される
のを監視する。
【0079】自局加入者番号登録操作が起動されると
(判断401のYes)、自局加入者番号入力処理を行
い(処理402)、操作部8のテンキーから順次入力さ
れる番号を、自局加入者番号として認識する。そして、
入力された自局加入者番号をRAM3の自局加入者番号
記憶領域3bに記憶してから(処理403)、図5及び
図6に示したビシートーン検出特性設定処理を行う(処
理404)。
【0080】これにより、装置の設置場所が変わって、
自局加入者番号が変更になったりしたために、ユーザが
自局加入者番号を再登録する度に、処理404のビジー
トーン検出特性設定処理が行われることになる。
【0081】したがって、装置の設置場所が変わって、
収容される交換機も、元の交換機とは別のものなってし
まったかも知れない場合でも、そのような場合には、必
ずビジートーン検出特性設定処理が行われることにな
り、以後正確なビジートーン信号の検出が行えることに
なる。
【0082】次に、図10に示す起動手順について説明
する。
【0083】同図において、システム制御部1は、ビジ
ートーン信号の検出特性設定動作を起動する操作の入力
があるかを監視する(判断501のNoループ)。具体
的には、操作部8の、ビジートーン信号の検出特性設定
動作を起動するためのキーが押下されるのを監視する。
【0084】ビジートーン信号の検出特性設定動作を起
動する操作の入力が検出されると(判断501のYe
s)、図5及び図6に示したビシートーン検出特性設定
処理を行う(処理502)。
【0085】これにより、ユーザが、ビジートーン信号
の検出特性を再設定したいときには、いつでも、検出特
性設定動作を起動する操作を入力することで、処理50
2のビジートーン検出特性設定処理を行うことができ
る。したがって、本実施の形態のファクシミリ装置が収
容されている交換機がいつのまにか交換されていて、ビ
ジートーン信号をうまく検出できなくなってしまったよ
うな場合でも、ビジートーン信号を正確に検出できる状
態に容易に復帰させることができる。
【0086】次に、図11に示す起動手順について説明
する。
【0087】同図において、システム制御部1は、装置
電源がONされると、装置各部の初期化処理を行って
(処理601)、装置を起動した後に、図5及び図6に
示したビシートーン検出特性設定処理を行う(処理60
2)。
【0088】システム制御部1が、処理601において
装置電源がON時の初期化処理を行うということは、シ
ステム制御部1が、装置電源がONされたことを検出し
たことにになり、装置電源がONされる毎に、処理60
2のビジートーン検出特性設定処理が行われることにな
る。したがって、本実施の形態のファクシミリ装置が収
容されている交換機がいつのまにか交換されていて、ビ
ジートーン信号をうまく検出できなくなってしまったよ
うな場合等でも、ユーザにそのことを意識させることな
く、ビジートーン信号を正確に検出できる状態に容易に
復帰させることができる。
【0089】最後に、図12に示す起動手順について説
明する。
【0090】同図において、システム制御部1は、装置
電源がOFFの状態でもバックアップ回路4から供給さ
れる電力により計時動作を行う計時回路5のタイマを読
み出し(処理701)、予め設定された、ビジートーン
信号の検出特性の更新の時間(例えば、1週間)が経過
するまで待つ(判断702のNoループ)。更新の時間
が経過した場合は(判断702のYes)、図5及び図
6に示したビシートーン検出特性設定処理を行う(処理
703)。そして計時回路5のタイマをリセットして
(処理704)、ビジートーン信号の検出特性の更新の
時間の計時動作を再起動してから判断701に戻る。
【0091】これにより、ビジートーン信号の検出特性
の更新の時間が経過する毎に、処理704のビジートー
ン検出特性設定処理が行われることになる。したがっ
て、本実施の形態のファクシミリ装置が収容されている
交換機がいつのまにか交換されていて、ビジートーン信
号をうまく検出できなくなってしまった場合等でも、ユ
ーザにそのことを意識させることなく、ビジートーン信
号を正確に検出できる状態に容易に復帰させることがで
きる。
【0092】なお、以上説明した実施の形態において
は、ビジートーン検出特性設定処理において回線上にビ
ジートーン信号を発生させるために、自局加入者番号へ
自動的に発呼する場合に限定して説明したが、それに限
らず、ユーザに手動で自局加入者番号へダイヤルさせた
り、ユーザが、話し中であることが分かっている相手装
置の加入者番号にダイヤルしたりすることで、回線上に
ビジートーン信号を発生させるようにしてもよい。ま
た、発呼すると必ず話し中(通信中)状態となるような
特定の加入者番号を回線側で用意するか、あるいは、発
呼すると必ず話し中(通信中)状態となるような構成
の、特定の加入者番号が割り当てられた装置を用意して
おき、それら特定の加入者番号に自動的発呼するように
してもよい。しかし、自局加入者番号へ自動的に発呼す
る構成が、もっとも簡単かつ確実である。
【0093】また、以上説明した実施の形態において
は、通信端末装置の1つであるファクシミリ装置に本発
明を適用したが、本発明はそれに限らず、回線上のビジ
ートーン信号を検出して、必要な動作を行う構成の通信
端末装置であれば、同様に適用可能なものである。
【0094】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前記周波
数特性検出手段により前記回線上の実際のビジートーン
信号の被変調波の周波数特性を検出し、その検出した周
波数特性を、前記周波数検出特性設定手段が、前記ビジ
ートーン検出手段における前記所定の周波数検出特性と
して設定するため、前記ビジートーン検出手段は、前記
回線上の実際のビジートーン信号の被変調波の周波数特
性に最適な周波数検出特性で、前記回線上のビジートー
ン信号を検出でき、本発明に係る通信端末装置が収容さ
れる交換機が送出するビジートーン信号の被変調波の周
波数特性にばらつきがあっても、正確にビジートーン信
号を検出することが可能となる効果が得られる。
【0095】請求項2に係る発明によれば、請求項1記
載の通信端末装置において、前記回線上のビジートーン
信号の変調信号波の波形特性を検出する波形特性検出手
段と、その波形特性検出手段が検出した波形特性を、前
記ビジートーン検出手段における前記所定の波形検出特
性として設定する波形検出特性設定手段とを更に備えた
ため、前記ビジートーン検出手段は、前記回線上の実際
のビジートーン信号の被変調波の周波数特性に最適な周
波数検出特性のみならず、変調信号波の波形特性に最適
な波形検出特性で、前記回線上のビジートーン信号を検
出でき、通信端末装置が収容される交換機が送出するビ
ジートーン信号の被変調波の周波数特性のみならず、変
調信号波の波形特性にばらつきがあっても、正確にビジ
ートーン信号を検出することが可能となる効果が得られ
る。
【0096】請求項3に係る発明によれば、請求項1ま
たは2のいずれかの記載の通信端末装置において、所定
のイベントが発生したときに、所定の加入者番号に発呼
して前記回線上にビジートーン信号を発生させるビジー
トーン起動手段を更に備えたため、前記周波数特性検出
手段が前記回線上の実際のビジートーン信号の被変調波
の周波数特性を検出するためや、前記波形特性検出手段
が前記回線上の実際のビジートーン信号の変調信号波の
波形特性を検出するために必要となるビジートーン信号
を、発呼すると通信中状態となるような所定の加入者番
号に発呼することで、前記回線上に自動的に発生させる
ことができる利点がある。
【0097】請求項4に係る発明によれば、請求項3記
載の通信端末装置において、所定のイベントが発生した
ときに、前記ビジートーン起動手段が発呼する前記所定
の加入者番号は、前記自局番号記憶手段に記憶された自
局加入者番号であるため、前記周波数特性検出手段が前
記回線上の実際のビジートーン信号の被変調波の周波数
特性を検出するためや、前記波形特性検出手段が前記回
線上の実際のビジートーン信号の変調信号波の波形特性
を検出するために必要となるビジートーン信号を、発呼
すると必ず通信中状態となる自局加入者番号に発呼する
ことで、前記回線上に容易に発生させることができる利
点がある。
【0098】請求項5に発明によれば、前記自局番号強
制登録手段により前記自局加入者番号が前記自局番号記
憶手段に記憶されたということが、前記周波数特性検出
手段が前記回線上の実際のビジートーン信号の被変調波
の周波数特性を検出するためや、前記波形特性検出手段
が前記回線上の実際のビジートーン信号の変調信号波の
波形特性を検出するために必要となるビジートーン信号
を、前記回線上に発生させる契機となるため、装置の使
用開始時に自動的に前記ビジートーン検出手段のビジー
トーン信号の検出特性が最適に設定されることになり、
装置の使用開始時から正確なビジートーン信号の検出が
可能となる利点がある。
【0099】請求項6に係る発明によれば、前記調整指
示入力検出手段が前記ビジートーン検出手段の検出特性
の調整指示操作入力を検出したということが、前記周波
数特性検出手段が前記回線上の実際のビジートーン信号
の被変調波の周波数特性を検出するためや、前記波形特
性検出手段が前記回線上の実際のビジートーン信号の変
調信号波の波形特性を検出するために必要となるビジー
トーン信号を、前記回線上に発生させる契機となるた
め、本発明に係る通信端末装置の設置場所が変更された
ことにより、収容される交換機も変更になったと思われ
る場合等には、いつでも前記ビジートーン検出手段のビ
ジートーン信号の検出特性を最適に設定でき、正確なビ
ジートーン信号の検出が可能となる利点がある。
【0100】請求項7に係る発明によれば、前記電源投
入検出手段が前記装置電源が投入されたことを検出した
ということが、前記周波数特性検出手段が前記回線上の
実際のビジートーン信号の被変調波の周波数特性を検出
するためや、前記波形特性検出手段が前記回線上の実際
のビジートーン信号の変調信号波の波形特性を検出する
ために必要となるビジートーン信号を、前記回線上に発
生させる契機となるため、本発明に係る通信端末装置の
電源が投入される毎に、前記ビジートーン検出手段のビ
ジートーン信号の検出特性が最適に設定されることにな
り、本発明に係る通信端末装置が収容された交換機がい
つのまにか別の交換機に交換されて交換機からのビジー
トーン信号の特性が変化したような場合でも、ユーザの
手を煩わすことなく正確なビジートーン信号の検出を維
持できる利点がある。
【0101】請求項8に係る発明によれば、前記自局番
号登録手段により前記自局加入者番号が前記自局番号記
憶手段に記憶されたということが、前記周波数特性検出
手段が前記回線上の実際のビジートーン信号の被変調波
の周波数特性を検出するためや、前記波形特性検出手段
が前記回線上の実際のビジートーン信号の変調信号波の
波形特性を検出するために必要となるビジートーン信号
を、前記回線上に発生させる契機となるため、本発明に
係る通信端末装置の設置場所が変更されたことにより収
容される交換機がおそらく変更になり、自局加入者番号
も変更になったために、ユーザが変更後の自局加入者番
号を入力した場合には、自動的に前記ビジートーン検出
手段のビジートーン信号の検出特性が最適に設定される
ことになり、正確なビジートーン信号の検出を維持でき
る利点がある。
【0102】請求項9に係る発明によれば、前記計時手
段が前記所定時間の経過を検出したということが、前記
周波数特性検出手段が前記回線上の実際のビジートーン
信号の被変調波の周波数特性を検出するためや、前記波
形特性検出手段が前記回線上の実際のビジートーン信号
の変調信号波の波形特性を検出するために必要となるビ
ジートーン信号を、前記回線上に発生させる契機となる
ため、所定時間が経過する毎に、前記ビジートーン検出
手段のビジートーン信号の検出特性が最適に設定される
ことになり、本発明に係る通信端末装置が収容された交
換機がいつのまにか別の交換機に交換されて交換機から
のビジートーン信号の特性が変化したような場合でも、
ユーザの手を煩わすことなく正確なビジートーン信号の
検出を維持できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
ブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
RAM内に確保される記憶領域を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける着信時の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図2と共に、本発明の実施の形態に係るファク
シミリ装置における着信時の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おけるビジートーン検出特性設定処理手順を示すフロー
チャートである。
【図6】図5と共に、本発明の実施の形態に係るファク
シミリ装置におけるビジートーン検出特性設定処理手順
を示すフローチャートである。
【図7】トーン検出フィルタ特性について示す図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける装置電源投入時の処理手順を示すフローチャート
である。
【図9】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける待機状態時の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置
における待機状態時の、図9とは別の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置
における装置電源投入時の、図8とは別の処理手順を示
すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置
における待機状態時の、図9または図10とは別の処理
手順を示すフローチャートである。
【図13】ビジートーン信号と、そのビジートーン信号
を構成する被変調波と変調信号波とを示す図である。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 ROM 3 RAM 3a 登録済フラグF記憶領域 3b 自局加入者番号記憶領域 3c カデンス特性記憶領域 3d フィルタ特性記憶領域 3e 中心周波数記憶領域 4 バックアップ回路 5 計時回路 6 スキャナ 7 プロッタ 8 操作部 9 表示部 10 画像処理部 11 符号化復号化部 12 モデム部 12a エネルギ検出部 12a トーン検出部 13 網制御部 14 併設電話器 15 スピーカ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被変調波が変調信号波により変調された
    検出対象信号の、前記被変調波の周波数特性が所定の周
    波数検出特性に合致すると共に前記変調信号波の波形特
    性が所定の波形検出特性に合致することを条件として、
    前記検出対象信号をビジートーン信号として検出するビ
    ジートーン検出手段を備え、そのビジートーン検出手段
    により回線上のビシートーン信号が検出されたときに必
    要に応じて所定の動作を行う通信端末装置において、 前記回線上のビジートーン信号の被変調波の周波数特性
    を検出する周波数特性検出手段と、その周波数特性検出
    手段が検出した周波数特性を、前記ビジートーン検出手
    段における前記所定の周波数検出特性として設定する周
    波数検出特性設定手段とを備えたことを特徴とする通信
    端末装置。
  2. 【請求項2】 前記回線上のビジートーン信号の変調信
    号波の波形特性を検出する波形特性検出手段と、その波
    形特性検出手段が検出した波形特性を、前記ビジートー
    ン検出手段における前記所定の波形検出特性として設定
    する波形検出特性設定手段とを更に備えたことを特徴と
    する請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 所定のイベントが発生したときに、所定
    の加入者番号に発呼して前記回線上にビジートーン信号
    を発生させるビジートーン起動手段を更に備えたことを
    特徴とする請求項1または2のいずれかの記載の通信端
    末装置。
  4. 【請求項4】 自局加入者番号を記憶する自局番号記憶
    手段を更に備える一方、所定のイベントが発生したとき
    に、前記ビジートーン起動手段が発呼する前記所定の加
    入者番号は、前記自局番号記憶手段に記憶された自局加
    入者番号であることを特徴とする請求項3記載の通信端
    末装置。
  5. 【請求項5】 装置の使用開始を検出する使用開始検出
    手段と、その使用開始検出手段が装置の使用開始を検出
    したときに自局加入者番号を入力させて前記自局番号記
    憶手段に記憶する自局番号強制登録手段とを更に備え、
    前記自局番号強制登録手段により前記自局加入者番号が
    前記自局番号記憶手段に記憶されたということが、前記
    所定のイベントであることを特徴とする請求項3または
    4のいずれかの記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】 前記ビジートーン検出手段の検出特性の
    調整指示操作入力を検出する調整指示入力検出手段を更
    に備え、その調整指示入力検出手段が前記ビジートーン
    検出手段の検出特性の調整指示操作入力を検出したとい
    うことが、前記所定のイベントであることを特徴とする
    請求項3または4記載のいずれかの記載の通信端末装
    置。
  7. 【請求項7】 装置電源が投入されたことを検出する電
    源投入検出手段を更に備え、その電源投入検出手段が前
    記装置電源が投入されたことを検出したということが、
    前記所定のイベントであることを特徴とする請求項3ま
    たは4のいずれかの記載の通信端末装置。
  8. 【請求項8】 入力された自局加入者番号を前記自局番
    号記憶手段に記憶する自局番号登録手段を更に備え、そ
    の自局番号登録手段により前記自局加入者番号が前記自
    局番号記憶手段に記憶されたということが、前記所定の
    イベントであることを特徴とする請求項3または4のい
    ずれかの記載の通信端末装置。
  9. 【請求項9】 時間経過を計時して所定時間の経過を繰
    り返し検出する計時手段を更に備え、その計時手段が前
    記所定時間の経過を検出したということが、前記所定の
    イベントであることを特徴とする請求項3または4のい
    ずれかの記載の通信端末装置。
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JP2016192711A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 ブラザー工業株式会社 通信装置、データ保護方法およびデータ保護プログラム

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