JPH10263184A - パチンコ遊技機における制御回路保護遮断装置 - Google Patents

パチンコ遊技機における制御回路保護遮断装置

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JPH10263184A
JPH10263184A JP9090093A JP9009397A JPH10263184A JP H10263184 A JPH10263184 A JP H10263184A JP 9090093 A JP9090093 A JP 9090093A JP 9009397 A JP9009397 A JP 9009397A JP H10263184 A JPH10263184 A JP H10263184A
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JP
Japan
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circuit
control circuit
interruption
protection
game machine
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JP9090093A
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Inventor
Atsushi Kashiwagi
敦詞 柏木
Mitsusaku Isomura
光作 磯村
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Sansei KK
Original Assignee
Sansei KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技機において、遊技機に設置され
る制御回路を過電圧から保護し、その作動を知らせる報
知装置をもった制御回路保護遮断装置を提供すること。 【解決手段】 遊技機本体裏面に設置された、カードイ
ンターフェース基板89に電流遮断制御回路250を挿
入するものであって、電源側から過電流が流れた場合に
ブリッジ型整流器251から電流遮断制御回路250に
印加されていた電圧はトランジスタ253、抵抗280
側に印加されなくなり電流遮断制御回路250が動作す
る。それによりブリッジ型整流器250側から極性を受
けたLED261が点滅し電流遮断制御回路の動作を報
知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ遊技機に関
し、更に詳しくは遊技機に設置される各種制御回路に異
常が発生した時にその回路を安全に遮断する制御回路安
全遮断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機には、各種の制御
回路が有機的に関連性を持って互いに接続され、またそ
れらの制御回路によってセーフ球検出機構部や賞球払出
機構部等が動作するようになっている。例えは近年人気
を得ているフィーバータイプの遊技機は、遊技盤面の特
定の入賞口に遊技球が入る(この遊技球のことを以下
「セーフ球」と略称する)と特別図柄表示装置の複数の
図柄(数字や絵模様等)が変動し、停止時の図柄の組合
せによって「大当り」と称されるように、しばらくの間
その遊技盤面の大入賞口が何回か連続して開放され、そ
の間多数の入賞が得られ遊技者に大量の賞球が払出され
るようになっている。
【0003】このようなパチンコ遊技機においては、遊
技盤面の特定入賞口に遊技球が入った時の駆動制御回路
基板による図柄表示、賞球払出回路基板による賞品球
(以下「賞球」と略称する)の払出し、遊技盤面の遊技
状態に応じたランプ制御回路によるランプの点滅等々の
各種の制御が行われる。そのため、パチンコ遊技機の本
体裏面や遊技機本体を構成する筐体内部(遊技盤の裏
面)等には数多くの制御回路が取付けられており、これ
らの各種の制御回路基板からの指令信号により、遊技機
の図柄表示や賞球の払出し等が円滑に行われて遊技者が
快適に遊技を楽しむことができるようになってる。
【0004】また、パチンコ遊技機は近年プリペイドカ
ードによる球の貸出しが行われるものもあり、プリペイ
ドカードユニットにプリペイドカードを挿入し、遊技機
の球貸し操作部を操作することにより、球の貸出しが行
われるようになっている。この場合には、遊技機の制御
回路とプリペイドカードユニットとの球貸出し制御回路
の接続もなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに多くの制御回路や機構部を有し、また関連性をもつ
パチンコ遊技機においては、一つの制御回路や機構部が
何らかの原因で異常をきたした場合、その制御回路が他
制御回路の異常原因となるように次々と波及し、結果遊
技機の作動停止、最悪の場合遊技機の破損が起こりかね
ない。またプリペイドカードユニットが接続されるもの
では、遊技機の制御回路の暴走により球貸出しに支障を
来したり、金銭的トラブルを生じかねない。
【0006】本発明の解決しようとする課題は、数多く
の制御回路や機構部が設けられているパチンコ遊技機に
おいて、それらの制御回路の異常発生時に有効にその制
御回路を遮断する制御回路保護遮断装置を提供すること
にある。これによりパチンコ遊技機における制御の安全
を担保するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の制御回路保護遮断装置
は、制御回路の異常発生時に該制御回路の負荷部分を切
断分離する回路遮断手段及び該回路遮断手段の作動を検
出する回路遮断作動検出手段を設けることを要旨とする
ものである。
【0008】上記構成を有する制御回路保護遮断装置に
よれば、制御回路の異常が発生した時には回路遮断手段
によりその制御回路の負荷部分が切断分離され、回路遮
断手段により負荷回路が切断分離されたことは回路遮断
作動検出手段により検出される。したがって、もし一部
の制御回路が異常をきたしても他制御回路等への異常原
因の波及が防止でき、それによって遊技機が作動停止と
なっても遊技機の破損は避けられる。また異常をきたし
た制御回路の判別が容易であるから整備作業等の効率化
が図られることになる。
【0009】また請求項2に記載の発明は、前記回路保
護遮断装置の検出を制御回路の負荷部分が開放状態の時
行うことを要旨とするものである。この請求項2に記載
の構成を有する制御回路保護遮断装置によれば、負荷部
分が開放状態の時に検出を行うことにより、制御回路の
切断分離後の状態が判別可能となることから、その切断
分離後の状態に応じた復旧作業を効率よく行うことがで
きる。
【0010】さらに請求項3に記載の発明は、前記回路
保護遮断装置の検出を制御回路の負荷部分が短絡状態の
時行うことを要旨とするものである。この請求項3に記
載する構成を有する制御回路保護遮断装置によれば、負
荷部分が短絡状態の時に検出を行うことによって、分離
切断後の負荷部分の状態に応じた復旧作業が効率よく行
うことができる。
【0011】次に請求項4に記載の発明は、前記回路遮
断作動検出手段による検出動作に基づいて前記制御回路
の異常発生を報知する報知手段を設けたことを要旨とす
るものである。この請求項4に記載の構成を有する制御
回路保護遮断装置によれば、制御回路に異常が発生して
いることを報知することにより、それに対する処置を迅
速に行うことが可能となり、もし遊技機が作動停止状態
となってもが原因の究明が簡易である。
【0012】これら異常を判別する方法として、請求項
5に記載の発明は、制御回路に発生した異常を電圧値の
印加レベルにより判別する電圧値判別手段及び該電圧値
判別手段により判別される電圧の印加レベルが所定値に
達したと判別される場合に電源回路を遮断する電源回路
遮断手段と、該電源回路遮断手段による電源遮断時に過
電圧の発生を報知する過電圧報知手段とを設けたことを
要旨とするものである。この請求項5に記載の構成を有
する制御回路保護遮断装置によれば、電圧値の印加レベ
ルを判別基準とすることによって、周辺温度や運用状況
に左右されない一定の設定値を設定することができ、ま
た電源遮断時に過電圧の発生を報知することから、制御
回路内で発生している過電圧の状況を把握することがで
きる。
【0013】さらに請求項6に記載の発明は、前記報知
手段が発光ダイオードにて構成されることを要旨とする
ものである。この請求項6に記載の制御回路保護遮断装
置によれば、制御回路の遮断が発光ダイオードの点灯
(点滅)によって知らされるので異常の確認が容易にな
される利点を有する。
【0014】また請求項7に記載の発明は、前記回路遮
断手段及び回路遮断作動検出手段により構成される保護
回路が、パチンコ遊技機の制御回路に接続されることを
要旨とするものである。この請求項7に記載の制御回路
保護遮断装置によれば、各種の制御回路を有し、それら
が互いに関連し合うパチンコ遊技機において、もし一つ
の制御回路が異常をきたしても他の制御回路に被害が拡
大するのを防止できる。
【0015】さらに請求項8に記載の発明は、前記回路
遮断手段及び報知手段を有する保護回路が、パチンコ遊
技機の制御回路に接続されることを要旨とするものであ
る。この請求項8に記載の制御回路保護遮断装置によれ
ば、パチンコ遊技機に接続されることにより、一つの制
御回路から他制御基板への故障の波及が避けられ、また
報知がなされることにより迅速に対処できる利点を有す
る。
【0016】また請求項9に記載の発明は、前記制御回
路がカード処理制御回路装置であるカードインターフェ
ース回路基板に設けられていることを要旨とするもので
ある。この請求項9に記載の制御回路保護遮断装置によ
れば、該制御回路をカードインターフェース回路基板に
設けることにより、効率良く制御回路遮断動作を行うこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施例の
パチンコ遊技機の正面図、図2はその外観斜視図を示し
たものである。パチンコ遊技機10は、パチンコ機本体
側部を構成する外枠11と、パチンコ機前面部のベース
となる内枠12とを備え、その内枠12の額縁状に形成
された開口内周縁には金枠13が嵌められると共に、そ
の金枠13には遊技盤14の前面を覆うガラス扉15が
開閉可能に設けられる。
【0018】そしてガラス扉15の下方位置には、打球
発射装置に供給される遊技球を貯留するための受け皿
(上受け皿)16が取り付けられ、更にその下方には、
賞品球の排出時に上受け皿16から溢れた球を貯留する
ための球受け皿(下受け皿)17が設けられている。
尚、上受け皿16に設けられる球抜けボタン18の操作
により上受け皿16内の遊技球が下受け皿17に向けて
抜き落とされる。
【0019】下受け皿17の図中右側位置には、遊技球
を遊技盤14面に向けて弾発発射する発射レバー20が
設けられ、この発射レバー20には遊技球を一球毎に発
射する為の単発スイッチ21が備えられる。発射レバー
20の回動操作する量に応じて遊技球を遊技盤14面に
向けて弾発発射する程度が調整されるとともに、所定回
動位置の検出により発射電源が投入されるようになって
いる。
【0020】前記内枠12の上辺縁から図中右側辺縁に
は、合成樹脂製のレンズ体で構成される枠トップ飾り2
3が設けられ、この枠トップ飾り23の内部には、枠飾
りランプ24,24…や前記ガラス扉15開閉用の鍵穴
25の周囲を飾る鍵飾りランプ26が設けられている。
【0021】パチンコ遊技機10の一側には、プリペイ
ドカードによる玉貸機(以下、「プリペイドカードユニ
ット」と称する)30が設置される。このプリペイドカ
ードユニット30は、1台の遊技機に1台づつ設置され
る。このプリペイドカードユニット30の設置に対応し
てパチンコ遊技機10の前記上受け皿16には、プリペ
イドカードによる遊技球の貸出し操作を行う為の球貸し
操作部31が設けられ、この球貸し操作部31には、プ
リペイドカードによる球貸出しを操作する球貸出しボタ
ン32、その球貸出しの可能状態を示す球貸出しボタン
ランプ33、プリペイドカードを排出させるカード返却
ボタン34、プリペイドカードの残高表示、及びエラー
表示を行う度数表示部35等が備えられている。
【0022】プリペイドカードの使用に際しては、プリ
ペイドカードユニット30に備えられるカード利用可表
示ランプ36の点灯中にカード挿入口37にプリペイド
カードを挿入し、金額設定ボタン38を操作することに
より、貸出し金額(100円、200円、300円、5
00円等)を選択することができる。前記上受け皿16
に備えられる球貸し操作部31の球貸出しボタン32を
操作することにより、予め選択された金額の球技球が貸
出されることになる。
【0023】前記内枠12の前面に設けられる遊技盤1
4は、遊技板に装着された金属製の内レール41、打球
槌により打球発射位置より弾発発射された遊技(パチン
コ)球を盤面に向けて誘導する為の外レール42、打球
位置及び発射レールより転動し遊技盤面に至った球の跳
ね返り作用により、再び打球が発射レールや打球位置に
戻ることを防止するファール止43、打球位置より転動
してきた過大な飛送力を有する球を遊技板右上部におい
て衝撃を吸収しつつ停止阻止し、遊技板面下に向けて落
下させる返しゴム48等によりその周囲が構成され、そ
の内側に遊技領域が形成される。
【0024】図3は、その遊技盤面を拡大して示したも
のである。遊技盤14の遊技領域の中央やや上方には特
別図柄表示装置50が設けられ、その中央部に3つの特
別図柄表示部(図中左から順に左図柄表示部50A、中
図柄表示部50B、右図柄表示部50Cが設けられる。
各図柄表示部50A、50B、50Cは、夫々「1、
2、3、4、5、6、7、8、9」までの数字と、「法
師、鬼、車、姫、小槌」の各図柄の計14種類の表示に
よって構成される。
【0025】特別図柄表示装置50の直下位置には第1
種始動入賞口51が設けられ、更にその下方位置に第1
種特別電動役物52及び普通電動役物(第1種始動入賞
口)53が設けられる。第1種特別電動役物52は、通
常は閉じている大入賞口54と、その大入賞口54が開
放されたときに遊技球の入賞が可能な特定領域入賞口5
5とを備える。また普通電動役物(第1種始動入賞口)
53も通常は閉じており、後述する普通図柄表示装置の
表示記号によって開閉動作されるようになっている。
【0026】遊技球発射装置により、遊技盤14面に発
射された遊技球が第1種始動入賞口51又は普通電動役
物(第1種始動入賞口)53に入賞すると、特別図柄表
示装置50の特別図柄が左図柄50A、中図柄50B、
右図柄50Cの順で変動を開始する。その速度は遊技者
がそれらの表示の変化を目で追えない程度に速いもので
ある。そして所定時間経過後、左図柄50A、中図柄5
0B、右図柄50Cの順で変動停止される。そのときに
変動停止した時の各図柄50A、50B、50Cの組合
せが、全て一致した時には、いわゆる「大当り」と称せ
られる特別遊技状態が得られ、条件装置が作動する。
【0027】条件装置が作動すると第1種特別電動役物
52が作動し、大入賞口54が約25.0 秒間開放され
る。その大入賞口54の開放中及び第1種特別電動役物
52の作動終了から約2.0 秒以内に遊技球が特定領域
入賞口55を通過すると役物連続作動装置が作動し、そ
の第1種特別電動役物52の開放動作終了後、再びその
第1種特別電動役物52が作動して大入賞口54が開放
される。この大入賞口54が開放される間に遊技球が1
0個入賞する都度、開放動作時間中であってもその大入
賞口54はいったん閉じられ、所定の短いインターバル
時間(例えば、3〜4秒)経過後、次の開放動作へ移行
する。
【0028】この「大当り」の遊技状態における第1種
特別電動役物52の連続開閉作動は、最高16回まで繰
り返される。但し、大入賞口54が開放動作中及び第1
種特別電動役物52の作動終了から約2.0 秒以内に遊
技球が特定領域入賞口55を通過しなかった場合、その
大入賞口54の開放動作の終了後、新たにその大入賞口
54が開放されることはなく、これにより「大当り」の
遊技状態は終了する。
【0029】なお、第1種始動入賞口51及び普通電動
役物(第1種始動入賞口)53の賞球の個数は4個まで
記憶され、その個数分特別図柄表示装置50の左右に設
けられる特別図柄用記憶表示LED56a〜56dが点
灯する。特別図柄表示装置50の図柄50A、50B、
50Cの組合せがこの特別図柄表示用LEDが点灯し始
動入賞の記憶ある間は、その記憶表示LED56a〜5
6dに表示される個数分の図柄変動停止が繰り返され
る。
【0030】特別図柄表示装置50の直上位置には、7
セグデジタル表示の普通図柄表示装置60が設けられ
る。この普通図柄表示装置60の図柄は、「A、b、
C、d、E、−」の6種類によって表示される。この普
通図柄表示装置60の図柄は、遊技盤14面の特別図柄
表示装置50の左右両側に遊技球が通過可能なゲート6
1a、61bが備えられ、遊技球がこのゲート61a、
61bを通過すると変動を開始する。普通図柄表示装置
60には、通常モードと変動時間短縮モードの2種類の
状態があり、普通図柄は変動を開始してから通常モード
時は約29.0 秒、変動時間短縮モード時は約5.0 秒
経過すると変動停止する。
【0031】そして、変動停止した普通図柄が「A、
b,C,d,E」のいずれかの時、前記普通電動役物
(第1種始動入賞口)53が通常モード時は約0.3
秒、変動時間短縮モード時は約0.8 秒間の開放動作を
行う。その間に普通電動役物(第1種始動入賞口)53
に遊技球が入賞すれば、その入賞個数分だけ前述の特別
図柄表示装置50の特別図柄の変動開始回数が増えるこ
とになる。尚、普通図柄が「−」で停止した場合は、普
通電動役物(第1種始動入賞口)53は開放動作を行わ
ない。
【0032】なお、ゲート61a、61bを通過した遊
技球の個数は4個まで記憶され、その個数分普通図柄表
示装置60の隣に設けられる普通図柄用記憶表示LED
62a〜62dが点灯する。そして、その記憶表示LE
D62a〜62dが点灯した個数分、その普通図柄の変
動停止が繰り返される。変動時間短縮モード時において
記憶による変動開始が行われているときは、変動時間が
更に短縮され、約 1.0秒以上が経過した時点で変動停
止される。
【0033】特別図柄表示装置50の最上部には天入賞
口64が設けられており、その左右両側には左袖入賞口
65a及び右袖入賞口65bが設けられ、又、前記第1
種特別電動役物52の左右両側には左落し入賞口66a
及び右落し入賞口66bが設けられている。更に遊技盤
14面には、打球槌により弾発発射された遊技球の落下
してくる方向を無作為に変更させたり、打球の流下速度
及び方向を変化させる風車67、67や障害釘68、6
8…、あるいは遊技の演出効果を高めるため、ある一定
の契機により点灯(点滅)を行うランプ風車69、6
9、サイドランプ70a、70b等が設けられている。
そして遊技盤14の最下部には、何れの入賞口にも入賞
しなかった遊技球(アウト球)を回収し、集合処理する
アウト口71が設けられている。
【0034】発射された遊技球が、遊技盤14面に設け
られた各入賞口のうち天入賞口64、左袖入賞口65
a、右袖入賞口65b、第1種始動入賞口51、普通電
動役物(第1種始動入賞口)53に入賞すると5個、左
落し入賞口66a及び右落し入賞口66bに入賞すると
10個、大入賞口54及び特定領域入賞口55に入賞す
ると15個の賞球が払出される。
【0035】なお、遊技盤14の遊技領域の外側には、
前記外レール42の円弧形状に沿った一側辺を有する盤
飾り部材45が設けられ、この盤飾り部材45には、入
賞の発生により払い出される賞球数を表示する賞球数表
示部72、賞球の払出し動作時に点灯(点滅)表示駆動
される球払出しLED73、タンクやタンクレール上の
遊技球が所定量以下になったとき点灯(点滅)し、その
旨表示する球切れLED74等が設けられる。
【0036】図4は、パチンコ遊技機の裏面図、図5は
その外観斜視図である。パチンコ遊技機10の裏面に設
けられる機構板76面の上方位置に、遊技場の島から供
給される遊技球を一時貯留する賞球タンク77が設けら
れると共に、その賞球タンク77に連設されてタンクレ
ール78が設けられ、このタンクレール78の賞球流下
下端部分に同じく機構板76面に設けられる賞球払出機
構部80が連設されている。
【0037】このタンクレール78には、前記賞球タン
ク77やタンクレール78上の遊技球の補給状態により
作動される補給スイッチ81が設けられ、また、賞球払
出機構部80の直前において賞球の欠乏を検出し払出し
機構の空動作を防止する為の空切り防止スイッチ82が
設けられている。さらに、賞球払出機構により払出され
た賞球がパチンコ遊技機内で充満した場合に、これを検
出する満タンスイッチ83あるいは機内で充満した遊技
球により係動され満タンスイッチ83を押動する満タン
ストッパ84等も備えられている。
【0038】また、機構板76には遊技盤14面の各入
賞口に入った入賞球(セーブ球)を一球毎に球切りして
検出するセーフ球排出機構部85が設けられ、このセー
フ球排出機構部85により検出されたセーブ球は、この
後機外へ排出されるようになっている。パチンコ遊技機
10の遊技板裏面は、中央カバー86により覆われてお
り、各入賞口に入ったセーフ球は、この中央カバー86
が覆設される機構板76下部に形成されたセーフ球誘導
路112で集められてセーフ球排出機構部85へ導出さ
れるようになっている。
【0039】そして、各種の制御基板がこの機構板76
には取付けられている。例えば、プリペイドカードに係
わる情報をパチンコ遊技機10の外部において処理する
プリペイドカードユニット30と遊技機本体とを電気的
に接続するCR外部接続端子基板87を含む外部接続端
子97、発生したセーフ球の種別に応じて所定個数の賞
球を前記賞球払出機構部80に払出し動作させる回路が
装着されたCR賞球払出制御基板88、該CR賞球払出
制御基板88とプリペイドカードユニット30及び球貸
し操作基板、度数表示基板(図2の球貸し操作部31に
収容されている)との間に設けられ、プリペイドカード
ユニット30に挿入されたプリペイドカードの情報と、
パチンコ遊技機10の前面に設けられた球貸し操作部3
1への球貸し要求信号と球貸し状態を表示する度数表示
情報と、球貸し情報に基づいてCR賞球払出制御部を司
令制御する情報との授受を行うカードインターフェイス
基板89が設けられている。
【0040】また、前記CR外部接続端子基板87、カ
ードインターフェイス基板89、CR賞球払出制御基板
88相互間においてカードデータ処理に係わる信号を中
継するCR中継基板90、パチンコ遊技機10の遊技盤
14面で発生したセーフ球を検出して特別図柄表示装置
50を駆動制御し、その特別図柄の表示態様を設定切り
替え制御し、入賞の種別に対応して所定個数の賞球の払
出し等を行う主基板91等がこの機構板76に取付けら
れている。そして、これら独立してそれぞれ組み付けら
れた各種基板がパチンコ遊技機に組み付けられた後、コ
ネクタ配線により互いに脱着可能に電気接続されてい
る。パチンコ遊技機10の外部のプリペイドカードユニ
ット30と遊技機本体との間の情報の入出力は、カード
インターフェイス接続部92を介して行われる。
【0041】前記CR賞球払出制御基板88は、賞球の
不足欠乏及び供給状態、排出状態の異常を検出し、払出
し動作の停止と表示動作も合わせて行われるもので、こ
こには、CR賞球払出制御基板88や賞球払出機構部8
0等の賞球払出制御機構において遊技球の不足、球詰ま
り、回路操作異常、ソフトエラー等の異常が発生した場
合にその旨を表示するエラー表示部93、あるいはエラ
ー状態が解除された場合に前記エラー表示部93を初期
状態に復帰リセットさせるエラー表示リセットボタン9
4が設けられている。
【0042】また、前記主基板91には、特定図柄表示
装置50に於いて発生する当たりの出現状態(確率)を
3個のLEDにて表示する設定表示LED95、あるい
は前記当たりの出現確率を所定条件下のみ切替え可能に
設定する為の確率モード設定スイッチ96が設けられて
いる。
【0043】パチンコ遊技機10で発生した各種情報
は、機構板76の上部片隅に設けられる外部接続端子9
7を介して遊技機外部の遊技場管理装置へ出力される。
特別図柄表示装置50の図柄若しくは入賞装置の始動回
数、所定図柄の確定により発生する大当たりの発生回
数、遊技者に特別な利益状態を継続させる継続情報、当
該パチンコ遊技機における当たりの出現確率、不正検出
信号等の各種情報が、この外部接続端子92を介して入
出力されることになる。
【0044】さらに、機構板76の裏面下方隅寄り位置
には、前記上受け皿16に供給された遊技球を遊技盤1
4面に向けて弾発発射するための打球発射装置100が
備えられている。この打球発射装置100は、打球発射
モータ101のほか、発射装置制御回路、打球槌、弾発
力調整手段等により構成される。タッチ感度調整ボリュ
ーム102は、遊技者の打球発射操作ハンドルへの接触
を検出して打球発射モータ101の電源を投入するタッ
チスイッチ回路の検出感度を調整する為に設けられ、ま
た、遊技球発射調整ダイヤル103は、遊技盤14面へ
向けての遊技球弾発力、飛走距離をパチンコ遊技機の裏
面側で調整設定するために設けられている。
【0045】打球発射装置100に近接して発射装置制
御基板104が設けられ、これには打球発射モータ10
1の駆動制御回路及びタッチスイッチ回路が含まれてい
る。打球発射モータ101の駆動制御回路では、モータ
の回転速度、トルク、特に1分間に発射する打球間隔、
速度等が設定されている。
【0046】なお、このパチンコ遊技機10は、電源プ
ラグ106を介してAC100V電源に接続されてい
る。また、前記外部接続端子97より引き出されたリー
ド線107の端末にはコネクタ108が設けられ、この
コネクタ108に脱着可能に継がれる電源プラグ109
側の電源入力線を介して、AC24V電源へ接続されて
いる。
【0047】図6は、前述の図3に示した遊技盤14の
裏面側に位置する筐体内部に設けられる各種制御基板の
配置関係を示したものである。例えば、前述の特別図柄
表示装置50の特別図柄を変動表示させる特別図柄表示
基板151、遊技盤14面の第1種始動入賞口51や普
通電動役物(第1種始動入賞口)53に入賞があったと
きにこの特別図柄表示基板15を駆動させる特別図柄制
御基板152、前述の特別図柄用記憶表示LED56a
〜56dを点灯させる特別図柄用記憶表示左基板153
a及び右基板153b、前述の普通図柄表示装置60の
普通図柄を変動表示させる普通図柄表示装置基板154
が設けられる。
【0048】また、ゲート61a、61bを遊技球が通
過したときに、そのゲートLEDを点灯させる左肩及び
右肩ゲートLED基板155a、155b、サイドラン
プ70a、70bを点灯させるサイドランプ基板156
a、156b、左袖及び右袖入賞口65a、65bに入
賞があったときにそれらの入賞口のLEDを点灯させる
左袖及び右袖入賞口ランプ基板157a、157b、前
述の第1種特別電動役物52の条件動作中に大入賞口5
4を開閉動作させる大入賞口基板158、その大入賞口
54の開閉動作中にその左右ランプを点灯させる左右の
大入賞口ランプ基板159a、159b、並びに大入賞
口の左右LEDを点灯させる大入賞口左LED基板16
0a及び右LED基板160bも設けられる。
【0049】さらに、前54枠トップ飾り23内の枠飾
りランプ24等を点灯させる表示回路基板(天飾りLE
D基板)161、ランプ風車69を点灯させるランプ風
車基板164a、164b、そしてこれらの各種基板と
前述の主基板91とを接続し、該主基板91からの指令
を上記各種基板に伝達する中継基板162等がこの筐体
内部には設けられている。なお、遊技盤面の筐体内部に
は、その他に遊技機前面のガラス扉15が設けられる金
枠13がこじ開けられた場合などにこれを検出する金枠
スイッチ163等も設けられる。
【0050】図7は、上述した各種制御基板の電気的接
続関係を示す制御ブロック図である。この制御ブロック
図に図示されるように、特別図柄表示装置50の特別図
柄制御基板152は直接主基板91に接続され、普通図
柄表示装置60の普通図柄表示装置基板154は中継基
板162を介して主基板91に接続されている。また、
特別図柄用記憶表示基板153a、153b、ゲートL
ED基板155a、155b、サイドランプ基板15
6、袖入賞口ランプ基板157a、157b、ランプ風
車基板164a、164b、第1種始動口用スイッチ1
13a、天飾りLED基板161等も中継基板162を
介して主基板91に接続されている。
【0051】一方、大入賞口ランプ基板159a,15
9b、大入賞口LED基板160a、160b、第1種
始動口用スイッチ113b、カウント用スイッチ11
4、特定領域入賞検出用スイッチ115、普通電動役物
開放用ソレイド119、大入賞口開放用ソレノイド12
0等は大入賞口基板158に接続されており、この大入
賞口158が中継基板162を介して主基板91に接続
されている。
【0052】さらに、前記主基板91はCR外部接続端
子基板87やCR賞球払出制御基板88と接続され、C
R賞球払出制御基板88は、CR中継基板90を介して
賞球払出機構部80の賞球モータ131やフォトセンサ
134、空切り防止スイッチ82等と接続される。ま
た、CR賞球払出制御基板88には、満タンスイッチ8
3、セーフ球排出ソレノイド141、セーフ球検出スイ
ッチ142、金枠スイッチ163等が接続されるほか、
発射装置制御基板104を介して発射レバー20、単発
スイッチ21、発射モータ101が接続される。更にこ
のCR賞球払出制御基板88には、カードインターフェ
ース基板89を介してプリペイドカードユニット30と
接続されるほか、前述の球貸し操作基板及び度数表示基
板に接続されている。
【0053】その他にも各種の制御基板、およびスイッ
チ類等もこの制御回路内には設けられているが、図面に
示すのみで説明は省略する。また、各制御基板間の電気
信号の送受信関係や各種スイッチ類信号の入出力関係は
矢印で示しており、重ねて説明することは割愛する。
【0054】図8は、一般的に使用される電流感知型の
制御回路遮断回路の導通時及び作動時における、作動原
理を回路例を用いて図示したものである。ここで図8A
は回路構成及び制御回路遮断回路が導通している状態を
示し、図8Bには制御回路遮断回路が作動して制御回路
の負荷部分(負荷回路)が遮断した状態を示し、図8C
は前記図8Bと同様に遮断回路が作動して負荷回路が短
絡した状態を示す。尚、図8A〜図8Cにて使用する回
路は、一般的な回路を例とし、その構成要素は電流の入
力部分を示す入力201、電流感知型の遮断回路20
3、遮断回路203からの動作を検知する検出回路20
5そして回路の負荷部分を示す負荷207である。ま
た、ダイオード209及びダイオード211、更にこの
回路における抵抗である抵抗213が設けられる。
【0055】次に電流感知型の制御回路遮断回路におけ
る作動原理を説明する。回路例図8Aに示す遮断回路が
導通である場合は、入力201からの導通は、A地点に
て遮断回路203及び検出回路205方向へと分離され
る。前記遮断回路203を導通した電流は、B地点にて
更に負荷207とC方向へと分岐される。尚、B地点か
らC地点への間にはダイオード209が設けられ、C地
点にて検出回路205及びダイオード211を導通した
電流と合流し、抵抗213を経てD地点へと流れる。先
にB地点にて分岐した電流の一方は負荷207を導通
し、D地点にて再び分岐した電流と合流する。
【0056】遮断回路203は導通がなされて、回路は
正常に作動していることからA地点からB地点までの電
位差は0である。同様に、A地点からC地点までの電位
差も0となる。検出回路205は、遮断回路203が作
動した場合にその検知を行うものであるから、この回路
においては検出回路205は作動しない。
【0057】次に、遮断回路203が作動し負荷(回
路)が遮断された場合(図8B)について説明する。回
路の構成は上記図8Aと同じ構成とし、入力201及び
検出回路205,そして負荷207である。ここでは遮
断回路203が作動したとの設定であることから、負荷
207は切断したと考え、負荷207への導通はないも
のとする。また、遮断回路203への導通も負荷207
と同様にないものと考える。
【0058】入力201から流入された電流は分岐点A
へ向かって導通し、本来であればA地点からB地点間に
設置される遮断回路203と検出回路205へと分岐さ
れるが、ここでは遮断回路203が作動しているにより
導通がなされない。そのため、検出回路205、ダイオ
ード211、抵抗213を導通してD地点へ向かい、B
地点及びD地点から負荷207への回路は切断される状
態となる。その結果A―B―C―Dの回路構成がなされ
A地点からD地点において入力が印加され検出回路20
5が作動する。
【0059】図8Cは負荷207が短絡した状態を示
す。上記図8Bの回路例と同様に、遮断回路203の作
動によって遮断回路203の導通は遮断されたことから
入力201の導通は検出回路205へ流入し、A地点か
らD地点に入力の印加が起こり検出回路205が作動す
る。B地点からC地点に設置されているダイオード20
9は整流特性を有することから、A地点からB地点間に
設置された検出回路205からの導通を負荷207へ導
通するのを阻止することになる。
【0060】図9A〜図9Dは、実際に回路を用いた例
を図示したものである。図9Aにその構成図を示す。回
路構成は図8A〜Cにて用いた回路と同様であるが、こ
こでは入力201には交流24ボルトを使用し、前記作
動原理にて説明した回路例と同様に負荷207、ダイオ
ード209,211、抵抗213を設ける。更に検出回
路205の代わりにA地点からC地点においてのLED
点灯回路220、抵抗R2、遮断回路203としてヒュ
ーズ223を使用する。なお、ここで使用するLED点
灯回路220はヒューズ223が切断し、A地点(入力
方向)が+極性B地点が−極性の場合に作動し、その電
源は入力201側からの半波整流によるものである。ま
た、図9Aの回路例の中央に設置される定圧整流素子ツ
ェナーダイオード225及び定量素子であるコンデンサ
227は、上記LED点灯回路220が半波整流によっ
て作動することから、LED(発光ダイオード)221
への印加電圧が連続されるように、電圧平滑を行う。
【0061】入力回路である入力201と負荷207の
間に設置されたヒューズ223の一端は、ダイオード2
09のカソード側及び負荷207に接続され、他端は入
力201の一端に接続されると共に、コンデンサ227
の+側端子及びツェナーダイオード225のアノード
側、抵抗235の一端に接続される。また、前記ダイオ
ード209のアノードは、ダイオード211のアノード
と抵抗213に接続され、ダイオード211のカソード
はコンデンサ227の−端子とツェナーダイオード22
5のカソード及びLED221のアノードに接続され
る。更に、抵抗213の他端は入力201、負荷207
の他端に接続される。
【0062】図9Bは図9Aに示した回路例の遮断回路
(ヒューズ)が導通している場合を示す。入力201の
導通は遮断回路であるヒューズ223と検出装置である
LED点灯回路220への導通が分岐するA地点と、前
記導通が合流するD地点間においての印加電圧は、ヒュ
ーズが導通されていることから回路が正常且つ通常に作
動していると考えられ、そのままB地点からD地点間に
印加される。そのため、C地点の電位とB地点の電位差
はなく2地点間の電位はほぼ等しい。同様にA地点から
C地点においても電位はほぼ等しく電位差が発生しない
ことから、LED点灯回路220は作動しない。
【0063】もし、何らかの理由でヒューズ223が切
断され、遮断回路が作動した場合、回路における負荷部
分は切断、もしくは短絡される場合について図9C,図
9Dにて図示する。尚回路構成は図9C,D共に図9A
にて示した回路構成図と同じである。遮断回路であるヒ
ューズが切断されることにより、A地点から印加された
電圧がなくなり、B地点の電位がなくなる。そのため、
入力はA―D地点間に印加され、入力方向であるA地点
からの+極性及びB地点からの−極性を受けLED点灯
回路220が作動する。
【0064】また、前記同様遮断回路が作動し、負荷が
短絡した場合を図9Dに図示する。図9Dにおいても遮
断回路が作動すると図9Cと同様に、ヒューズ223の
切断によりA地点からの印加電圧がなくなり、それに伴
ってB地点の電位がなくなる。そのため、入力はA―D
地点間に印加され、検出回路であるLED点灯回路22
0が作動する。ここで正常作動している回路ではC地点
から負荷207へまわる経路はB地点からC地点間に挿
入された整流素子であるダイオード209によって遮断
され、負荷207への経路が短絡される。
【0065】図10は、本発明である制御回路保護遮断
装置を有したカードインターフェース基板89(SKT
900)の回路を図示し、図11に前記回路図に挿入し
た制御回路遮断装置として構成される電流遮断制御回路
250の拡大図を示す。又、表1に図10の回路図にお
けるピン番号、信号名及び信号方向、信号内容、信号レ
ベルを一覧表にして示す。よって、前記ピン番号等の説
明は割愛する。
【0066】
【表1】
【0067】電流遮断制御回路250は電源AC24V
の経路上に設置され、その回路構成はダイオードブリッ
ジ回路251の一端に、トランジスタ253,255が
接続され、この接続点には定積層磁器コンデンサ25
7、抵抗259そして発光ダイオードであるLED26
1のカソード(−極側)が一点に接続される。前記抵抗
259の他方には、前記トランジスタ253のベースと
トランジスタ263、及びトランジスタ265のコレク
タが接続され、トランジスタ253のエミッタとトラン
ジスタ255のベースが接続されて、複合回路を構成す
る(ダーリントン回路)。尚、トランジスタ255のエ
ミッタは、トランジスタ263のベース及び抵抗267
に接続される。
【0068】トランジスタ265のベース側は、抵抗2
69及び抵抗271と、コンデンサ273が接続され、
上記LED261のアノード(+極側)が抵抗271の
他端と、抵抗275に接続される。また、定積層磁器コ
ンデンサ257及び抵抗267の他端、トランジスタ2
63及びトランジスタ265のエミッタ、更に抵抗26
9、275及び前記コンデンサ273の他端が一点で接
続される。
【0069】上記回路を挿入したカードインターフェー
ス基板89は、定電流制限を行う回路(定電流制限回
路)と、デジタル信号を一時記憶する機構(ラッチ)部
及び電流遮断制御回路の2つの回路にて構成される。定
電流制限回路は、複数のトランジスタを組み合わせて使
用するダーリントントランジスタをトランジスタ25
3,255にて構成し、抵抗267の電流導電性抵抗
(センシング抵抗)が起こり更にトランジスタ263を
設置することにより、前記ダーリントントランジスタの
ベース電流を減少させることから、電流を一定に固定す
る。
【0070】上記の回路動作が開始されると、ブリッジ
型の整流器であるダイオードブリッジ回路251の+−
間における電圧が上昇し、この電圧の上昇がある一定値
を超えると、LED261及び抵抗271、トランジス
タ265で構成されるダーリントントランジスタのベー
ス電流遮断回路が作動し、ダーリントントランジスタを
よりOFFにするように作動する。この働きによりダイ
オードブリッジ回路251の電圧は更に上昇し、最終的
にダーリントントランジスタは完全にOFFとなる。な
お、この状態は維持されることから、たとえ電流が降下
したとしても回路自身での復帰はせず、電源を一度完全
にOFFとした後、再度電源を投入することにより復帰
する。
【0071】上記構成外について、抵抗258は抵抗に
電流を流してその両端に現れる電圧をバイアスとして使
用する為のバイアス電流設定抵抗であり、抵抗269は
トランジスタ265のカットオフ抵抗であると同時にコ
ンデンサ273の放電も行うものである。又、LED2
61の点灯はラッチ及び電流遮断制御回路の動作時の回
路電流にて点灯する。
【0072】図12は本電流遮断制御回路の作動を報知
する報知回路のフローチャートを図示したものである。
回路内に挿入された報知装置は、電源を投入した時点
(ステップ300、以下単に「S300」と表記する)
で作動を開始し、ダイオードブリッジ251の+−の電
圧値が所定値以上であるかを判別する(S301)。こ
こで所定値以下(NO)であれば装置は作動せず、電流
遮断制御回路250も作動していないことになる。電圧
値が所定値以上であった場合(Yes)、ダーリントン
トランジスタ253,255の電流遮断制御回路が作動
し(S302)、LED261が点灯され出力の負荷部
分に異常が発生していることが表示される(S30
3)。更に異常が継続する場合、ダーリントントランジ
スタ253,255は電源OFFかどうかの判別を行う
(S304)。ここで電源をOFFにしないとの判断
(NO)であれば出力異常の表示は一時的な異常もしく
は電源OFFに至るほどの異常ではないと判断されたこ
とになり、電流遮断制御回路の通電も継続される。電源
OFF(Yes)との判断が行われた場合、報知装置の
電源もOFFとなり、報知機能も停止する(S30
5)。
【0073】しかしてこのように構成された電流遮断制
御回路によれば、何らかの原因によって突然発生する過
電流から制御回路を保護することが可能であり、それに
よる円滑な遊技の継続は勿論のこと、修理・点検等の作
業者の安全上から考慮しても有効である。本発明は上記
実施例に限られず、プリペイドカードのみならず遊技機
本体側の主基板91、中継基板162等においてもその
回路保護のための遮断機構として適用できる。
【0074】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載のパチンコ遊技
機によれば、制御回路の異常発生時に負荷回路の切断分
離によって制御回路を過電圧による破損から保護するこ
とが可能となり、しいては遊技機の破損を防止すること
ができる。また仮に遊技機が停止しても、報知装置が設
置してあることにより原因が究明しやすく、それによる
整備点検等の作業においても効率が良い。
【0075】また、請求項2に記載の発明によれば、何
らかの理由で制御回路の負荷回路に設定値以上の電流が
流れた場合に遮断回路が作動し、負荷回路が開放状態と
なったことを検出することから、異常発生後の修理・点
検において迅速な対応がとれる利点がある。
【0076】さらに請求項3に記載の発明によれば、上
記同様に遮断回路が作動した場合に、負荷回路が短絡状
態となったことが検出できることから、その後の処理及
び対策に迅速な処置をとることが可能である。
【0077】電源端子がショートした時に流れる電流
(短絡電流)の大きさは、端子電流を電源の内部インピ
ーダンスで割った値で表され、その値は非常に大きく、
電源が焼損する程のものである。このような異常に対応
して制御回路遮断回路を設置することは、電源投入のま
ま遊技盤の開閉、及び遊技盤裏面等で作業を行う作業者
の安全に関しては計り知れない。
【0078】また請求項4に記載の発明によれば、前記
電流遮断制御回路の動作に基づいて報知手段を設けたこ
とにより、前記遮断制御回路の動作を視認することが可
能となり、電流及び電圧という視認不可能なものの遊技
機内部での作動状況が把握できる利点を有する。
【0079】さらに請求項5に記載の発明によれば、電
圧値は一定値を固定できることから、一定値として設定
がし易い。また電流に対して反比例の関係を持つことか
ら、回路遮断の判別を正確に行いやすい。また、過電圧
の発生を報知することによって修理点検作業における対
応が確実且つ迅速に行うことができる。
【0080】また、請求項6に記載の発明によれば、L
EDは微弱な電流でも作動が可能であることから回路上
においてLEDが他構成部品に何らかの影響与えること
はない。また寿命が長く、振動に対する強度も持ち合わ
せていることから、遊技球の排出や遊技機内の機械作動
時に発生する振動に対しても十分対応できるものであ
る。
【0081】次に請求項7及び請求項8に記載の発明に
よれば、これら保護回路がパチンコ遊技機の制御回路に
接続されることにより、上記列挙した利点を有するパチ
ンコ遊技機を構成することが可能となる。
【0082】さらに請求項9に記載の発明によれば、外
部からの電源等の授受を行うカード処理制御回路装置で
あるカードインターフェース基板は最も電流等の異常や
外部からの影響を受けやすい。そのため、同基板に前記
保護回路が挿入されていることにより、より有効適且つ
効率的に異常時の処理が行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるパチンコ遊技機
の正面図である。
【図2】その外観斜視図である。
【図3】遊技盤面の拡大正面図である。
【図4】図1に示したパチンコ遊技機の裏面図である。
【図5】その外観斜視図である。
【図6】図4における筺体内部の制御基板の配置図であ
る。
【図7】本パチンコ遊技機における制御ブロック図であ
る。
【図8A,B,C】制御回路保護回路の一般的回路例で
ある。
【図9A,B,C,D】図7に示した保護回路の実回路
例である。
【図10】本発明を挿入したカードインターフェース基
板回路図である。
【図11】図10における電流遮断回路の拡大図であ
る。
【図12】本発明における報知回路装置の作動を示すフ
ローチャートである。
【表1】図10における回路図に使用された信号等の記
号一覧表である。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技機 30 プリペイドカード 88 CR賞球払出制御基板 89 カードインターフェイス基板 109 電源プラグ 201 入力(回路) 203 遮断装置 205 検出装置 207 負荷(回路) 250 電流遮断制御回路 251 ブリッジ型整流器 253 トランジスタ 255 トランジスタ 257 定積層磁器コンデンサ 259 (バイアス)抵抗 261 LED(発光ダイオード) 265 トランジスタ 273 コンデンサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種制御回路を有するパチンコ遊技機に
    おいて、制御回路の異常発生時に該制御回路の負荷部分
    を切断分離する回路遮断手段と、該回路遮断手段の作動
    を検出する回路遮断作動検出手段とが設けられたことを
    特徴とするパチンコ遊技機における制御回路保護遮断装
    置。
  2. 【請求項2】 前記回路遮断作動検出手段による前記回
    路遮断手段の作動検出を制御回路の負荷部分が開放状態
    の時行うように制御する回路遮断作動検出制御手段を備
    えることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機
    における制御回路保護遮断装置。
  3. 【請求項3】 前記回路遮断作動検出手段による前記回
    路遮断手段の作動検出を制御回路の負荷部分が短絡状態
    の時行うように制御する回路遮断作動検出制御手段を備
    えることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機
    における制御回路保護遮断装置。
  4. 【請求項4】 前記回路遮断作動検出手段による検出動
    作に基づいて前記制御回路の異常発生を報知する報知手
    段を設けたことを特徴とする請求項1、2、又は3に記
    載のパチンコ遊技機における制御回路保護遮断装置。
  5. 【請求項5】 各種制御回路を有するパチンコ遊技機に
    おいて、制御回路に発生した異常を電圧値の印加レベル
    により判別する電圧値判別手段と、該電圧値判別手段に
    より判別される電圧の印加レベルが所定値に達したと判
    別された場合に電源回路を遮断する電源回路遮断手段
    と、該電源回路遮断手段による電源遮断時に過電圧の発
    生を報知する過電圧報知手段とを設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載されるパチンコ遊技機における制御回
    路保護遮断装置。
  6. 【請求項6】 前記報知手段が発光ダイオードにて構成
    されることを特徴とする請求項4、又は5に記載される
    パチンコ遊技機における制御回路保護遮断装置。
  7. 【請求項7】 前記回路遮断手段及び回路遮断作動検出
    手段により構成される保護回路が、パチンコ遊技機の制
    御回路に接続されることを特徴とする請求項1ないし請
    求項6に記載されるパチンコ遊技機における制御回路保
    護遮断装置。
  8. 【請求項8】 前記回路遮断手段及び報知手段を有する
    保護回路が、パチンコ遊技機の制御回路に接続されるこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項7に記載されるパ
    チンコ遊技機における制御回路保護遮断装置。
  9. 【請求項9】 前記制御回路が、カード処理制御回路装
    置であるカードインターフェース回路基板に設けられて
    いることを特徴とする請求項1ないし請求項8に記載さ
    れるパチンコ遊技機における制御回路保護遮断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002177475A (ja) * 2000-12-11 2002-06-25 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2008132071A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Olympia:Kk 遊技機及び遊技機の電源供給監視方法並びにプログラム
JP2012143258A (ja) * 2011-01-06 2012-08-02 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機

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