JPH10264193A - カレンダーロールの形状制御装置 - Google Patents
カレンダーロールの形状制御装置Info
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- JPH10264193A JPH10264193A JP7322597A JP7322597A JPH10264193A JP H10264193 A JPH10264193 A JP H10264193A JP 7322597 A JP7322597 A JP 7322597A JP 7322597 A JP7322597 A JP 7322597A JP H10264193 A JPH10264193 A JP H10264193A
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Abstract
することができ、これにより、板幅方向の板厚精度を更
に高めることができるカレンダーロールの形状制御装置
を提供する。 【解決手段】 圧延カレンダーロールの最終バンクB5
を挟む最終ロールR6又は最終ロールの1つ前のロール
R5に接触配置され成形材料8の巻付き部の圧下方向と
直交する位置で押圧ロール23で押圧力を付与する水平
曲げ装置3を設ける。また、カレンダー2の下流位置に
フィルム14の板厚検出器4を設け、演算装置5とその
算出結果に基づいて液圧サーボ弁7を介して押圧ロール
に所定の押圧力を付与して圧延カレンダーロールのロー
ルクラウンを任意に変化できるようになっている。
Description
形材料を圧延してフィルム又はシートに成形するカレン
ダー装置におけるカレンダーロールの形状制御装置に関
する。
ンダー装置(以下、単にカレンダーという)において、
熱可塑性樹脂の成形材料を圧延して板幅方向に板厚の均
一なフィルム又はシート(以下、単にフィルムという)
にするには、カレンダーロールの間隙が最も重要な要素
となる。この間隙を調整する目的でロール軸を平行に移
動させる間隙調整機構が用いられている。
通過する際に、各ロールが圧下反力による等分布荷重に
より撓むため、フィルムの中央部近傍が厚くなる傾向が
ある。すなわち、フィルムの横断面が図4(a)に模式
的に示すように太鼓形状となる。
互いに交差させるクロス機構が用いられている。このク
ロス機構は、互いに軸が平行に隣接する2本のロールに
おいて、少なくとも一方のロールの軸心を他方の軸心に
対して任意に交差させる(ロールクロス)。ロールクロ
スを行なうと、ロールとロールの間隔が中央近傍では小
さく、端部に行くほど大きくなるから、圧延されるフィ
ルムの横断面が図4(b)に模式的に示すように鼓形状
となる。即ち、図4(a)の太鼓状の横断面を補正する
効果がある。
よる太鼓状の横断面を十分に補正できない場合には、互
いに軸が平行に隣接する2本のロールの両端部にモーメ
ント荷重を負荷させるベンディング機構が用いられる。
この場合の圧延されるフィルムの横断面は図4(c)に
模式的に示すように鼓形状となり、太鼓状の横断面を更
に補正する効果がある。
よるロールヒートクラウンと呼ばれる現象がある。これ
は、圧延の際に成形材料から受ける熱によって、この熱
はロールの端部はロール中央近傍より放熱しやすく、隣
接する2本のロールの中央部近傍が外側に膨らむ現象で
ある。この結果、圧延されるフィルムの横断面は図4
(d)に模式的に示すように鼓形状となる。
形状制御は、個々のロールに圧下機構、ベンディング機
構及びクロス機構を必要に応じて、単独又は組合わせて
使用して圧延不良現象を防止している。
ルへの挙動による板幅形状への影響を総合すると、圧延
後の幅方向板厚を同一になるように調整しても、各々の
調整機構等の特性により2次、3次及び4次の曲線の組
合わせにより、図4(e)に模式的に示すようにロール
両端部近傍に補正不可能な未修正部分が発生する。この
現象をその断面形状から通称オックスボー(牛の背)と
もいう。その補正不能な数値をΔYとしフィルムの製品
板幅をLとすると、端部からある距離Xの位置でΔYが
最大となる。この距離Xは、製品板幅Lの約15%の位
置となる。この補正不可能な誤差厚ΔYが製品の要求値
(例えば5μm)以内の場合は、実用上は無視しても支
障が生じない。しかし、要求値を超える場合には、従
来、その補正不可能な板幅範囲を不良箇所として切断し
なくてはならず、品質が低下し、更に生産に多大な損害
が発生する。
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、オ
ックスボー現象を抑制してフィルムを成形することがで
き、これにより、板幅方向の板厚精度を更に高めること
ができるカレンダーロールの形状制御装置を提供するこ
とにある。
性樹脂の成形材料を圧延してフィルム状部材を成形する
カレンダーにおいて、カレンダーロールの最終バンクを
挟む最終ロール又は最終ロールの1つ前のロールに接触
配置され成形材料の巻付き部の圧下方向と直交する位置
でロールに押圧力を付与する水平曲げ装置と、カレンダ
ーの下流位置でカレンダーロールから圧延され送出され
たフィルム状部材の板幅方向の板厚を検出する板厚検出
器と、板厚検出器の検出値から板幅方向の板厚を予測演
算する演算装置と、演算装置で算出され付与する押圧力
に基づいて操作信号を出力する指令器と、指令器からの
出力で作動して前記水平曲げ装置の押圧力を制御する液
圧サーボ弁と、を備えたことを特徴とするカレンダーロ
ールの形状制御装置が提供される。
下流位置でカレンダーロールから圧延され送出されたフ
ィルム状部材の板幅方向の板厚を検出する板厚検出器
と、板厚検出器の検出値から板幅方向の板厚を予測演算
する演算装置と、演算装置で算出され付与する押圧力に
基づいて操作信号を出力する指令器と、指令器からの出
力で作動して前記水平曲げ装置の押圧力を制御する液圧
サーボ弁と、カレンダーロールの最終バンクを挟む最終
ロール又は最終ロールの1つ前のロールに接触配置され
成形材料の巻付き部の圧下方向と直交する位置でロール
に押圧力を付与する水平曲げ装置を備えたので、この水
平曲げ装置によりロールに押圧力を付与してロールクラ
ウンを任意に変化させることができるので、成形時に発
生するオックスボー現象に対応してロールクラウンを修
正することにより板厚精度の高いフィルムを効率良く生
産することができる。
水平曲げ装置は、押圧力を付与するロールの両端部近傍
を分割して接触配置され、かつ芯金の外表面に耐圧ゴム
を巻付けた押圧ロールと、押圧ロールに押圧力を付加す
る液圧シリンダとからなる。この構成により、オックス
ボー現象が発生するカレンダロールの両端部にそれぞれ
接触してロールクラウンを修正する押圧ロールとしたの
で、迅速で適切な補正ができる。また、押圧ロールの外
表面を(例えばテフロン等でコーティング加工した)耐
圧ゴムとしたので、金属ロール間の接触で発生する光沢
がフィルムへ転写されて製品不良を生じる変色問題を防
止できる。
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略す
る。
ロールの形状制御装置の実施形態を示す。図1は,本発
明によるカレンダーロールの形状制御装置1の全体構成
図である。この図に示すように、本発明のカレンダーロ
ールの形状制御装置1は、カレンダー2、水平曲げ装置
3、板厚検出器4、演算装置5、指令器6及び液圧サー
ボ弁7を有する。
入された熱可塑性樹脂の成形材料8を圧延する多段ロー
ル(本図では6本)R1〜R6を有している。各ロール
は、それぞれのロール軸端部を図示しない軸箱を介して
回転自在にカレンダー本体9に取付けられている。ま
た、隣接する2本のロール間には樹脂留りのバンク(本
図では5箇所)B1〜B5が形成されている。更に、各
ロールには要求されるフィルムの板幅方向の形状に合せ
て図示しない圧下機構、ベンディング機構及びクロス機
構が設けられている。
最終バンクB5を挟んで隣接する最終ロールR6(本図
の実線で表示する位置)又は最終ロールの1つ前のロー
ルR5(本図の仮想線で表示する位置)に接触配置され
バンクB5から搬送された成形材料8を巻付け圧延する
最終ロールR6の巻付き部の圧下方向と直交する位置で
ロールR6に押圧力を付与できるように支持材10に設
置されている。
はフィルム14の板幅方向の板厚を検出する板厚検出器
4が設置されている。板厚検出器4としては、例えばβ
線厚み計がある。この板厚検出器4でフィルム14の板
幅方向の板厚を検出し、その検出値が板幅方向の板厚を
予測演算する演算装置5に入力される。次に演算装置5
で算出された押圧力のデータに基づいて操作指令を出力
する指令器6が設けられている。更に、液圧サーボ弁7
を備えており、この液圧サーボ弁7により、指令器6か
ら出力された操作信号を受けて、水平曲げ装置3の押圧
力を制御するための圧油を供給又は排出するようになっ
ている。また、この液圧サーボ弁7は、油圧源の油圧ポ
ンプPとドレーン用のタンクTにそれぞれ配管が接続さ
れている。
下流の板厚検出器4でフィルム14の板幅方向の板厚分
布を検出し、その検出結果を演算装置5から液圧サーボ
弁7を介して水平曲げ装置3によりR6(又はR5)の
ロールに所定の押圧力を付与させ、ロールクラウンを任
意に変化させて成形材料に発生するオックスボー現象を
補正することができる。
ールの両端部に押圧ロールの水平曲げ装置で押圧力を付
与する状態を示している。図2において、水平曲げ装置
3の形態について更に詳しく説明する。水平曲げ装置3
は、シリンダ本体20と、ピストン21と、ピストン2
1に押圧ロール23を取付けたピストンロッド22とか
らなる。押圧ロール23と反対側のピストン21に押圧
ロール23の移動位置を検出する検出棒24と、位置検
出用センサ25を設けている。シリンダ本体20は床面
15に固定されたカレンダー本体9に取付けた支持材1
0に設置されている。シリンダ本体20の各側面には液
圧サーボ弁7に配管される配管口26、27が設けられ
ている。前述の位置検出用センセー25は押圧ロール2
3の移動位置を常時検出し、演算装置5にフィードバッ
クしている。
づいて押圧ロール23に所定の押圧力を付与させてR6
(又はR5)のロールクラウンを任意に変化させ、オッ
クスボー現象を迅速かつ確実に減少させることができ
る。
ロール23の断面を示している。押圧ロール23は、所
定幅Wの金属性の芯金28と、芯金28の外周に巻付け
た所定の厚さを有した耐圧ゴム29と、耐圧ゴム29の
圧延ロールのR6(又はR5)と接触する表面にテフロ
ンやフッ素のコーティング部30とからなっている。従
って、押圧ロール23の表面をテフロン等でコーティン
グ加工した耐圧ゴム29としたので、金属ロールとした
場合に、金属ロール間の接触で発生する光沢がフィルム
へ転写されて製品不良とされる変色問題を防止できる。
れず4本、5本ロール等でも、また押圧ロールはフィル
ム形状によって3組又は1組でもよく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
ルの形状制御装置は、カレンダーロールの最終バンクを
挟む最終ロール又は最終ロールの1つ前のロールに接触
配置され成形材料の巻付き部の圧下方向と直交する位置
でロールに押圧力を付与する押圧ロールによる水平曲げ
装置と、フィルムの板幅方向の板厚をフィードバック制
御装置とを備えたので、ロールクラウンを任意に変化で
き板厚が均一で偏平なフィルムが効率良くできる。更に
生産性も向上する。また、押圧ロールの表面をテフロン
でコーティング加工させたので、フィルムへの光沢の転
写が防止でき製品不良とされる変色問題も防ぐことがで
きる。
制御装置は、オックスボー現象を抑制してフィルムを成
形することができ、これにより、板幅方向の板厚精度を
更に高めることができる等の優れた効果を有する。
の実施形態を示す全体構成図である。
面形状を示す模式図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂の成形材料を圧延してフィ
ルム状部材を成形するカレンダーにおいて、カレンダー
ロールの最終バンクを挟む最終ロール又は最終ロールの
1つ前のロールに接触配置され成形材料の巻付き部の圧
下方向とほぼ直交する位置でロールに押圧力を付与する
水平曲げ装置と、を備えたことを特徴とするカレンダー
ロールの形状制御装置。 - 【請求項2】 カレンダーの下流位置でカレンダーロー
ルから圧延され送出されたフィルム状部材の板幅方向の
板厚を検出する板厚検出器と、板厚検出器の検出値から
板幅方向の板厚を予測演算する演算装置と、演算装置で
算出され付与する押圧力に基づいて操作信号を出力する
指令器と、指令器からの出力で作動して前記水平曲げ装
置の押圧力を制御する液圧サーボ弁と、を更に備えたこ
とを特徴とする請求項1に記載のカレンダーロールの形
状制御装置。 - 【請求項3】 前記水平曲げ装置は、押圧力を付与する
ロールの両端部近傍を分割して接触配置され、かつ芯金
の外表面に弾性部材を巻付けた押圧ロールと、押圧ロー
ルに押圧力を付加する液圧シリンダとからなる、請求項
1に記載のカレンダーロールの形状制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322597A JP3743989B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | カレンダーロールの形状制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322597A JP3743989B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | カレンダーロールの形状制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10264193A true JPH10264193A (ja) | 1998-10-06 |
| JP3743989B2 JP3743989B2 (ja) | 2006-02-08 |
Family
ID=13512036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7322597A Expired - Fee Related JP3743989B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | カレンダーロールの形状制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3743989B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015207523A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-11-19 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | リチウムイオン二次電池の電極板の製造方法および製造装置 |
| JP2017105127A (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 株式会社日本製鋼所 | 多段ロール式のシート成形装置 |
| CN115214066A (zh) * | 2022-09-19 | 2022-10-21 | 四川省众望科希盟科技有限公司 | 一种压延膜厚度自动控制方法、系统、终端及介质 |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP7322597A patent/JP3743989B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015207523A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-11-19 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | リチウムイオン二次電池の電極板の製造方法および製造装置 |
| JP2017105127A (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 株式会社日本製鋼所 | 多段ロール式のシート成形装置 |
| US10179427B2 (en) | 2015-12-11 | 2019-01-15 | The Japan Steel Works, Ltd. | Multi-stage roll type sheet molding apparatus |
| CN115214066A (zh) * | 2022-09-19 | 2022-10-21 | 四川省众望科希盟科技有限公司 | 一种压延膜厚度自动控制方法、系统、终端及介质 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3743989B2 (ja) | 2006-02-08 |
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