JPH10264249A - フィルム張付装置 - Google Patents

フィルム張付装置

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JPH10264249A
JPH10264249A JP7745397A JP7745397A JPH10264249A JP H10264249 A JPH10264249 A JP H10264249A JP 7745397 A JP7745397 A JP 7745397A JP 7745397 A JP7745397 A JP 7745397A JP H10264249 A JPH10264249 A JP H10264249A
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JP
Japan
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substrate
liquid
lamination
film
tray
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JP7745397A
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English (en)
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Hiroshi Taguchi
博 田口
Kenji Kitagawa
健次 北川
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Somar Corp
Original Assignee
Somar Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板上に、ラミネーション液を介してフィル
ムを圧着するフィルム張付装置において、ラミネーショ
ン液を、パターン形成領域を不必要に濡らしたりするこ
となく塗布する。 【解決手段】 フィルム張付装置10において、基板搬
送面14上を搬送される基板12の幅方向に、シリンジ
26を移動してラミネーション液を基板12に滴下する
際に、一旦受け皿22の液溜り部22Aにラミネーショ
ン液16を溜めてから、液流出口22Bを経て基板12
上に滴下させ、受け皿22を上昇させて液溜り部22A
の上面22Cによってシリンジ26の吐出口26Aを閉
じることにより、ラミネーション液の塗布を停止させ、
これによって基板12上の所定範囲に精密にラミネーシ
ョン液を塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水等のラミネー
ション液を基板に付着させてから該基板のフィルム張付
面にラミネーションロールによりフィルムを張付けるよ
うにされたフィルム張付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の電子機器に使用される
プリント配線板、液晶ディスプレイパネル、プラズマデ
ィスプレイパネル等には、その製造工程において、基板
に感光性樹脂(フォトレジスト)層を張付けて所定パタ
ーンを焼付形成するという工程を採用しているものがあ
る。
【0003】この種のプリント配線板等の製造工程で
は、まず絶縁性基板上に設けられた導電層上に感光性樹
脂層と、それを保護する透光性支持フィルム(保護膜)
とからなる積層体フィルムを、いわゆるラミネータと称
されるフィルム張付装置により熱圧着させる。
【0004】前記のようなフィルム張付装置に関して
は、従来から多くの提案がなされていて、本出願人も、
例えば特開昭63−208037号公報、特開平3ー7
344号公報等で開示されるような発明を提案してい
る。
【0005】一般的に、フィルム張付装置により基板に
張付けられる積層体フィルムは、透光性支持フィルムに
感光性樹脂層を塗布したものに、カバーフィルムを積層
させてなり、基板に感光性樹脂層側を張付ける前に、前
記カバーフィルムを剥離させるようになっている。
【0006】前記のようなフィルム張付装置により、積
層体フィルムを基板に圧着する際しては、積層体フィル
ムの感光性樹脂層と基板との間に空気が入る場合があ
り、その場合両者の接着面に微細な気泡(空泡)が発生
することがある。
【0007】この気泡は、感光性樹脂層と基板の密着性
を損ない、微細なライン幅を有する配線パターン等を基
板上に形成する工程においては、ラインの部分的欠落の
原因、換言すれば圧着製品の不良の原因となる。
【0008】このような気泡の発生を防止して、感光性
樹脂層と基板の密着性を良好にするために、圧着前の基
板のフィルム張付面に、水、メタノール水溶液、接着性
物質(例えばポリビニールアルコールの水溶液、又は、
アルコール水溶液、フォトレジスト溶液)等に例示され
るラミネーション液を付着させてからフィルムを圧着す
るフィルム張付装置が提案されている。
【0009】ここで、上記のようなラミネーション液を
基板のフィルム張付面に付着させる場合、該ラミネーシ
ョン液がフィルム張付面にできるだけ薄く且つ均一に付
着されるのが望ましい。
【0010】これは、過剰なラミネーション液が基板の
幅方向両端から溢れて裏面にまで流出し、更には搬送ロ
ール、ラミネーションロールを汚してしまうことを防止
するためである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ラミネ
ーション液を基板幅方向に塗布する場合、該ラミネーシ
ョン液が基板幅方向端部から溢れると、これが基板裏面
にまで流れ出し、搬送ローラ、ラミネーションロール等
を汚すことになり、これが次回以降のフィルムの圧着時
にフィルム表面を汚したりしてしまうという問題点が生
じる。
【0012】従って、ラミネーション液の塗布は、その
量のみならず、基板の搬送方向(幅)及び基板幅方向
(長さ)にも厳密にその範囲が制御されなければならな
い。
【0013】このように、基板上面にラミネーション液
をその幅及び長さを厳密に制御して塗布しようとする場
合、例えばシリンジ等の、下端に吐出口を有する装置を
基板上面に沿ってその幅方向に走行させつつラミネーシ
ョン液を滴下(又は流下)させることが考えられるが、
ラミネーション液を吐出圧をもって基板上面に供給する
際に、吐出圧の変動等によってその塗布幅が微妙に変化
してしまうという問題点がある。
【0014】更に、基板幅方向にラミネーション液を塗
布する際、その始点及び終点において、吐出口からのラ
ミネーション液の供給をオン・オフしなければならない
が、通常、シリンジからの液体供給時には、シリンジ内
液体を空気により加圧し、停止時には空気圧を零又は弱
い負圧にしている。
【0015】しかし、空気圧を零又は弱い負圧にしたの
みでは、吐出口からのラミネーション液の滴下を瞬間的
に停止させることが不可能であり、瞬間的停止のために
は、ラミネーション液に強い負圧を作用させることが考
えられる。
【0016】しかしながら、このようにラミネーション
液に強い負圧を作用させると、その際に気泡が吐出口か
ら入り込んでしまう。ラミネーション液に入り込んだ気
泡は、次回以降にラミネーション液に混入した状態で基
板上面に塗布されてしまい、これがフィルム圧着状態で
の気泡の原因となってしまうという問題点が生じる。
【0017】従って、ラミネーション液供給のオン・オ
フに際して、ラミネーション液に強い負圧を作用させる
ことはできない。
【0018】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであって、ラミネーション液供給圧力の変動に影響
されることなく、且つ、ラミネーション液に強い負圧を
かけることなく一定の線幅及び長さでラミネーション液
をフィルム上面に塗布することができるようにしたフィ
ルム張付装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1のよ
うに、基板を、基板搬送面に沿って水平に搬送すると
き、該基板の搬送方向先端近傍上面にラミネ−ション液
により液層を形成し、この液層上にフィルムを重ね、基
板の搬送方向先端側から該フィルムとともに上下一対の
ラミネ−ションロ−ル間に通して該フィルムを基板上面
に、搬送方向先端側から後端側に順次圧着していくフィ
ルム張付装置において、前記基板搬送面の上方を、該基
板搬送面からわずかに離間した状態で、基板幅方向に、
且つ、水平に移動自在とされるとともに、上面に、上方
から流出されるラミネ−ション液を受けてこれを溜める
液溜り部及びこの液溜り部内のラミネ−ション液を導
き、前記基板搬送面の上方から流出させる液流出口を備
えた受け皿と、前記液流出口からのラミネ−ション液の
流出を停止させる流出停止装置と、を設けることにより
上記目的を達成するものである。
【0020】請求項2のように、前記液溜り部の上方
に、前記受け皿とともに基板幅方向に移動されるラミネ
−ション液吐出口を配置するとともに、前記受け皿を、
該吐出口及び前記基板搬送面に対して上下動自在、且
つ、上昇時に、前記液溜り部の上面により前記ラミネ−
ション液吐出口を下方から塞ぐようにして、前記流出停
止装置を構成してもよい。
【0021】請求項3のように、前記受け皿を、前記基
板搬送面に対して上下動自在とするともに該受け皿上昇
時に、上方から前記液流出口を塞ぐ弁体を、前記受け皿
とともに基板幅方向に移動自在、且つ、前記基板搬送面
に対して高さを固定に設けて、前記流出停止装置を構成
してもよい。
【0022】請求項4のように、前記受け皿の前記液流
出口を、該受け皿の前記基板搬送面上における移動方向
前方に向けて形成され、且つ、該受け皿の底面の基板搬
送方向の幅を、基板上におけるにラミネ−ション液の液
層の目標幅とほぼ等しくしてもよい。
【0023】請求項5のように、前記受け皿の前記液溜
り部にラミネ−ション液を滴下する手段を、下向きに滴
下口が配置されたシリンジとしてもよい。
【0024】この発明によれば、ラミネーション液塗布
時の線幅及び基板幅方向の塗布範囲を精密に制御するこ
とができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例を図
面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1に示されるように、この発明に係るフ
ィルム張付装置10は、上面にパターン形成領域13
(図2参照)が設けられている基板12を、基板搬送面
14に沿って水平に搬送するとき、該基板12の搬送方
向先端近傍上面に水等のラミネーション液16により液
層16Aを形成し、この液層16A上にフィルム18を
重ね、基板12の搬送方向先端から該フィルム18と共
に上下一対のラミネーションロール20A、20B間に
通して、該フィルム18を基板12上面に、搬送方向先
端側から後端側に順次圧着していくものであり、フィル
ム張付開始前に、前記基板12上面のパターン形成領域
13と基板先端縁12Aとの間であって、基板搬送方向
には、前記パターン形成領域13の先端縁13Aから僅
かに基板先端縁12A側に離間した位置から大きくとも
基板先端縁12Aまでの範囲で、且つ、基板幅方向には
基板幅方向両端から少なくとも5mm内側の領域に、前
記液層16Aを形成するようにしたものである。
【0027】前記基板12の上面にラミネーション液1
6の液層16Aを形成するための手段は、基板搬送面1
4の上方に離間した状態で、基板幅方向に、且つ水平に
移動自在とされると共に、上面に、上方から流出される
ラミネーション液16を受けて、これを溜める液溜り部
22A及びこの液溜り部22A内のラミネーション液1
6を導き、前記基板12の上方から流出させる液流出口
22Bを備えた受け皿22と、前記受け皿22と基板幅
方向に一体的に移動されると共に、該受け皿22の移動
中に、前記液溜り部22Aにラミネーション液16を滴
下させるシリンジ26と、を備えて構成されている。
【0028】前記流出停止装置24は、前記受け皿22
を、前記シリンジ26の吐出口26A及び前記基板搬送
面14に対して上下動自在、且つ、上昇時に、前記液溜
り部22Aの上面22Cにより前記ラミネーション液吐
出口26Aを下方から塞ぐようにして構成されている。
【0029】前記受け皿22及びシリンジ26は、共に
スライダ28に取り付けられ、該スライダ28を基板幅
方向に移動させることによって、一体的に移動できるよ
うにされている。
【0030】ここで、前記受け皿22は、図3〜図6に
示されるように、前記スライダ28から鉛直下方に延在
し、その下端が基板搬送面14上方近傍に至る支持ロッ
ド30下端に水平方向及び基板幅方向に長く取り付けら
れ、且つ前記液流出口22Bが基板幅方向に一方に向け
られるようにして取り付けられている。
【0031】前記支持ロッド30は、その上端におい
て、上下駆動装置32及び支持プレート34を介して前
記スライダ28に取り付けられ、これにより、前記受け
皿22は、その上面22Cが上下方向に位置固定のシリ
ンジ26下端の吐出口26Aに下方から接触して、これ
を塞ぐ流出停止位置、及び、下面22Dが基板搬送面1
4上の基板12の上面に所定の間隔をもって位置する塗
布位置との間で選択的に上下動されるようになってい
る。
【0032】前記シリンジ26は、前記スライダ28上
端の水平の支持プレート34に端面から、前記支持ロッ
ド30と平行に垂下した支持部材34Aの下端に、チャ
ッキング装置36により着脱自在に取り付けられてい
る。
【0033】前記シリンジ26には、ラミネーション液
供給源(図示省略)から、供給ホース27を介してラミ
ネーション液が供給されるようになっている。又、シリ
ンダ26には、加圧/減圧切替弁31を介して空気圧が
印加され、加圧時にはその圧力に応じて吐出口26Aか
らラミネーション液が吐出され、減圧時には吐出が停止
されるようになっている。なお減圧は、吐出口26Aか
ら空気が逆流しないように弱くされている。
【0034】前記支持ロッド30は、長孔30A及びね
じ30Bによって、前記上下駆動装置32の側面に上下
方向一定範囲で取付位置調節自在に支持されている。
【0035】又、前記支持プレート34も、前記スライ
ダ28に対して、スライドブッシュ34A及びねじ34
Bによって、基板幅方向に一定範囲で位置調節自在に取
り付けられている。
【0036】前記スライダ28は、前記基板搬送面14
の上側位置で、且つ前記ラミネーションロール20A、
20Bの入側に接近した位置で基板12の幅方向(ラミ
ネーションロール20A、20Bの軸方向)に配置され
たガイドレール38に摺動自在に嵌合し、該ガイドレー
ル38に沿って基板幅方向に水平に往復動できるように
されている。
【0037】前記スライダ28には、ガイドレール38
と平行に配置されたフィードスクリュー40がその中心
部に螺合貫通し、該フィードスクリュー40をカップリ
ング42を介してサーボモータ44によって回転駆動す
ることにより、その回転方向に応じて、前記スライダ2
8がガイドレール38に沿って移動されるようになって
いる。
【0038】図4の符号46は、フィードスクリュー4
0の軸方向両端を軸受け46Aを介して回転自在に支持
するための支持フレーム、48は、前記ガイドレール3
8の下端を支持するための下フレーム、50は、この下
フレーム48を支持するサイドフレーム、図6の符号3
8Aは、ガイドレール38とスライダ28との間に介在
され、スライダ28をガイドレール38に沿って円滑に
案内するためのベアリングをそれぞれ示す。
【0039】又、図1〜図5の符号52は基板ストッパ
を示す。この基板ストッパ52は、ラミネーションロー
ル液を塗布する際に、基板搬送面14の下方位置からエ
アシリンダ54によって突出され、基板搬送面14を形
成する搬送ローラ15によって搬送されてくる基板12
の先端縁12Aに当接して、ラミネーション液16を塗
布する位置に停止させるものである。基板ストッパ52
は、ラミネーション液塗布後はエアシリンダ54によっ
て基板搬送面14よりも下方に引き込み、基板12はラ
ミネーションロール20A、20B方向に搬送可能とな
る。
【0040】前記スライダ28は、基板搬送面14上の
基板12の幅方向一端外側から、該基板12上を横切っ
て反対側の幅方向端部から外側位置に至り停止される
が、このスライダ28の基板12の幅方向両端外側の停
止位置の下方には、図1、図4、図5に示されるよう
に、一対の液受けトレイ56A、56Bが配置され、前
記受け皿22から溢出したラミネーション液を受け止め
るようにされている。
【0041】図1、図4、図5の符号58は、前記搬送
ローラ15の下方位置で、左右のサイドフレーム50に
両端が支持されて、基板幅方向に張り渡された水平のボ
トムプレートを示す。このボトムプレート58には、前
記基板ストッパ52を駆動するエアシリンダ54、前記
液受けトレイ56A、56Bがそれぞれ支持されてい
る。
【0042】又、図1、図5の符号60は、搬送ローラ
15上を搬送される基板12の幅方向両側端縁に転接し
て、その幅方向の位置決めをするためのガイドローラを
示す。
【0043】図7に示されるように、前記フィードスク
リュー40を介してスライダ28を往復動させるための
サーボモータ44、受け皿22を上下方向に駆動するた
めの上下駆動装置32、シリンジ26へのラミネーショ
ン液16の供給をオン・オフするためのバルブ62、基
板ストッパ52を駆動するためのエアシリンダ54、搬
送ローラ15、及び上側のラミネーションロール20A
を、下側のラミネーションロール20Bとの隙間が、基
板12とフィルム18の厚さの和よりも僅かに小さくな
るように上下方向に移動して調節するためのラミネーシ
ョンロール位置調節装置64とが、制御装置66によっ
て制御されるようになっている。
【0044】図1、図7の符号80、82は基板搬送面
14上を搬送される基板12の先端及び後端を光学的に
検出する基板先端センサ及び基板後端センサをそれぞれ
示す。これらの検出信号は制御装置66に入力されるよ
うになっている。
【0045】又、前記受け皿22における液流出口22
Bは、図2〜図5において右方向に移動するとき、受け
皿22の後端に位置するようにされている。又、ラミネ
ーション液がパターン形成領域13方向に流出しないよ
うに基板先端縁12A方向に所定角度(10°〜45
°、ここでは26°)に傾けられている。
【0046】図1の符号68は、フィルム18を巻き出
すためのフィルム供給ロール、70はこのフィルム供給
ロールから巻き出されたフィルム18から分離ロール7
1により剥離されるカバーフィルム18Aを巻き取るた
めの巻取りロールをそれぞれ示す。
【0047】前記フィルム供給ロール68は、例えばト
ルクモータにより駆動され、上側のラミネーションロー
ル20Aとの間で、フィルム18が垂れ下がらないよう
に、フィルム18に常時一定の張力を付与するようにさ
れている。又、フィルム18は基板12よりも広幅であ
るが、これは基板12と同一幅又はこれより狭幅であっ
てもよい。
【0048】前記下側のラミネーションロール20Bに
は、フィルム18が張り付けられるべき基板12の幅よ
りも広幅の液だれ受けシート72が巻き掛けられ、基板
12の上面に塗布されてから、その幅方向両端から溢出
したラミネーション液がラミネーションロール20Bの
表面に付着することを阻止するようにされている。
【0049】この液だれ受けシート72は、例えばポリ
エステルフィルムからなり、フィルムロール74から巻
き出され、ガイドロール75A、75Bを経てラミネー
ションロール20Bに巻き掛けられた後、フリーローラ
76を経て、巻取りロール78に巻き取られ、ラミネー
ションロール20A、20Bの間の位置で基板12と等
速度で送られることにより、基板12と摩擦を生じたり
することなく、ラミネーション液16を受けるようにさ
れている。
【0050】次に、上記フィルム張付装置10におい
て、フィルム18の張付前に、基板12の上面にラミネ
ーション液を塗布する過程について説明する。
【0051】まず、ラミネーションロール位置調節装置
64により、上側のラミネーションロール20Aを下側
のラミネーションロール20Bとの隙間が基板12とフ
ィルム18の厚さの和よりも僅かに小さくなるようにセ
ットする。
【0052】このとき、スライダ28はガイドレール3
8上で、図4及び図5に実線で示されるように、基板搬
送面14の幅方向左側に外れた位置にセットしておく。
又、上下駆動装置32により、受け皿22を上方位置で
あって、且つシリンジ26の吐出口26Aを液溜り部2
2Aの上面22Cによって閉じる状態としておく。
【0053】次に、基板12を搬送ローラ15により送
り込むと、その先端が基板先端センサ80により検出さ
れ、この検出信号に基づいて、制御装置66によりエア
シリンダ54が作動され、基板ストッパ52が基板搬送
面14の位置にまで突出される。
【0054】基板12が基板搬送面14に沿って進行
し、その先端縁12Aが前記基板ストッパ52に当接す
る時間に、制御装置66により搬送ローラ15を停止さ
せる。
【0055】次に、制御装置66からの指令に基づい
て、サーボモータ44によりフィードスクリュー40を
駆動し、スライダ28を、基板12の、図4及び図5に
おいて左側端部から右方向に進行させる。
【0056】スライダ28と共に、受け皿22が進行す
る際に、前記上下駆動装置32により受け皿22を図2
に示されるように、あるいは図3及び図6において二点
鎖線で示されるように、シリンジ26の吐出口26Aか
ら下方に離間した塗布位置にセットする。
【0057】同時に、前記バルブ62を開き、チューブ
27を介してシリンジ26にラミネーション液を供給す
ると、吐出口26Aからラミネーション液16が液溜り
部22Aに吐出され、ここから液流出口22Bを経て下
方に流出する。
【0058】この液流出口22Bからのラミネーション
液流出のタイミングは、基板12の図4及び図5におい
て左側端部から約5mmの位置からラミネーション液1
6が基板12上に流出を開始するように設定しておく。
【0059】基板12の上面に流出したラミネーション
液は、液流出口22Bからの単位時間当りのラミネーシ
ョン液流出量が一定であれば、幅及び厚さ(高さ)が一
定の液層16Aを形成する。
【0060】この液層16Aが塗布される範囲を、図2
に示されるように、基板12の上面におけるパターン形
成領域13の先端縁13Aと、基板12の先端縁12A
との間であって、先端縁13Aから図2において左方向
に僅かに離間した位置から、基板先端縁12Aとの間の
範囲に液層16Aが形成されるようになる。
【0061】シリンジ26からラミネーション液16を
供給しつつ、受け皿22を図2において右方向に移動さ
せ、液層16Aを形成していくが、その終端は、基板1
2の図2において右側端部から5mm離れた内側の位置
までとする。
【0062】これは、液流出口22Bが、基板12の図
2において左側端部から5mmの位置となるときバルブ
62を閉じると共に、上下駆動装置32により受け皿2
2を上昇させて、その液溜り部22Aの上面22Cによ
りシリンジ26の吐出口26Aを閉じるようにすればよ
い。
【0063】このようにすると、シリンジ26内又はそ
の液供給系を負圧にすることなく、シリンジ26からの
ラミネーション液16の滴下を直ちに停止させることが
できる。従って、受け皿22及びシリンジ26を停止さ
せた後もラミネーション液が基板12上に余分に滴下さ
れることがない。
【0064】ここで、基板幅方向両端位置での液層16
Aの厚さが少ない場合、即ち、液量が少ない場合がある
ので、このときは、受け皿22を下降させた直後及び上
昇させる直前に一定時間受け皿22の基板幅方向の移動
を停止させて、図2において2点鎖線16Bで示される
ようにラミネーション液供給量を増加させるとよい。
【0065】なお、シリンジ26及び受け皿22の移動
は、これらが基板12の上面から外側に移動した後にサ
ーボモータ44を停止させればよい。このようにする
と、シリンジ26からのラミネーション液吐出が停止さ
れた後に、液溜り部22Aに残っていたラミネーション
液が液流出口22Bから流出しても、これが基板12上
に落下することがない。
【0066】液層16Aを形成した後に吐出されるラミ
ネーション液は、前記液受けトレイ56A、56Bによ
って受け止められ、フィルム張付装置10の下方を汚し
たりすることがない。
【0067】ラミネーション液の液層16Aを形成した
後は、前記スライダ28を、図4及び図5において、基
板搬送面14の右外側に一定時間停止させ、液溜り部2
2Aに残ったラミネーション液を排出させる。
【0068】この後、前記サーボモータ44によってフ
ィードスクリュー40を、前記とは逆方向に回転させ、
スライダ28を図4、図5において実線で示される原位
置に戻す。
【0069】ラミネーション液の塗布後は、エアシリン
ダ54により基板ストッパ52を、基板搬送面14から
下方に引き込め、搬送ローラ15を駆動して基板12を
ラミネーションロール20A、20B方向に搬送させる
と、基板12の先端がラミネーションロール20A、2
0B間の隙間に入り込む。
【0070】この状態で、ラミネーションロール20B
を駆動すると、基板12が図1において右方向に進行す
ると同時に、フィルム18が基板12の上面に、前記ラ
ミネーション液16を介して圧着されることになる。
【0071】このとき、ラミネーションロール20A、
20Bの回転の際に、下側のラミネーションロール20
Bに巻き掛けられている液だれ受けシート72も同方向
に、基板12の裏面に接触しながら回転する。
【0072】なお、上側及び下側のラミネーションロー
ル20A、20Bの間の予め設定されている隙間に、基
板12及びフィルム18がその先端側から入り込むよう
に進行するので、フィルム18が先端側から順次押圧さ
れることになり、基板12とフィルム18と間のラミネ
ーションロール液が基板12の先端側から後端側及び幅
方向両端に向けて拡がっていき、基板12の先端側から
ラミネーション液が溢出することはない。
【0073】従って、ラミネーションロール20A、2
0Bによってフィルム18が基板12に圧着された結
果、両者の間からラミネーション液が基板幅方向にはみ
出しても、これが液だれ受けシート72に補捉されて、
そのまま巻取りロール78に巻き取られてしまうので、
ラミネーション液がラミネーションロール20Bあるい
はここからラミネーションロール20A、搬送ローラ1
5等に付着して、これらを汚染することが防止される。
【0074】又、液だれ受けシート72は、第2のガイ
ドロール75Bにより基板搬送面14の下側に接近した
経路を通るので、下側ラミネーションロール20Bの入
側で基板14から落下するラミネーション液を補捉する
ことができる。
【0075】又、基板14及びフィルム18の後端側か
ら溢出するラミネーションロール液があっても、液だれ
を受けシート72により補捉されるので下側ラミネーシ
ョンロール20Bを汚すことがない。
【0076】更に、出側においては、液だれ受けシート
72が出側ガイドロール76により下向きに案内される
ので、該液だれ受けシート72上に落下したラミネーシ
ョン液が基板12の下面に付着することが極めて少な
い。
【0077】なお、ラミネーションロール20A、20
Bの出側で、下側ラミネーションロール20Bから基板
12の下面に伝わっていくわずかなラミネーションロー
ル液がある場合には、下流側で水により洗浄し、その後
洗浄水を吹き取ることにより処理すればよい。
【0078】フィルム18の基板16への張付完了後
は、カッター(図示省略)、又は、手作業によりフィル
ム18を基板12の後端側で切断する。
【0079】なお、上記フィルム張付装置10によるラ
ミネーション液の塗布は、パターン形成領域13の先端
縁13Aと基板12の先端縁12Aとの間であって、両
者間の幅の約1/3の幅で液層16Aを形成するもので
あるが、本発明はこれに限定されるものでなく、パター
ン形成領域13の先端縁13Aから離間していれば、基
板12の先端縁12Aに至る範囲までであってもよい。
【0080】又、上記受け皿22に設けられた液流出口
22Bは、受け皿22の進行方向後側に設けられている
が、本発明はこれに限定されるものでなく、例えば図8
に示されるように、液流出口22Eを受け皿22の、進
行方向に対して側面に設けるようにしてもよい。
【0081】この場合は、受け皿22の、基板幅方向の
往路、復路の両方においてラミネーション液を塗布する
ことができる。又、液流出口22Bは受け皿22の進行
方向前側とすると、基板12の上面に流出したラミネー
ション液が、その表面張力によって一旦基板12上で盛
り上がった形状となるが、ここに受け皿22が進行して
くるので、該受け皿22を基板12に接近させておけ
ば、その下面22Dによって押さえられ、基板12の上
面から所定高さの液層16Aが形成されることになる。
【0082】上記受け皿22は、上下駆動装置32によ
って上方に駆動されたとき、その液溜り部22Aの上面
22Cによってシリンジ26の吐出口26Aを閉じ、ラ
ミネーション液の流出を停止させるものであるが、ラミ
ネーション液の粘性が高い場合、あるいは液溜り部22
Aに溜ったラミネーション液の排出が早くない場合は、
シリンジ26の吐出口26Aを閉じた後も液流出口22
Bあるいは22Eからのラミネーション液流出が有り得
る。
【0083】このような場合は、図9に示されるよう
に、シリンジ26側に弁体26Bを設け、受け皿22が
上昇して液溜り部22Aの上面22Cが吐出口26Aを
閉じるタイミングで、前記弁体26Bが、前記液流出口
22B又は22Eを閉じるようにするとよい。
【0084】なお、上記フィルム張付装置10におい
て、ラミネーション液はシリンジ26から液溜り部22
Aに吐出されるように構成されているが、本発明はこれ
に限定されるものでなく、例えばバルブ62の吐出口か
ら直接ラミネーション液を吐出するようにしてもよい。
【0085】なお、フィルム18は感光性樹脂層を有し
ないもの、有するもののどちらでもよい。更に、ラミネ
ーションロール20A、20Bは加熱型、非加熱型のど
ちらでもよく、その材質は、金属ロールにゴムを被覆し
たもの、金属ロール等でもよく、形状はストレートロー
ル、あるいは、軸方向中央部が両端よりも直径が大きい
クラウンロールであってもよい。
【0086】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、塗
布範囲を精密に制御して、基板上面のパターン形成領域
を不必要に膨潤させたりすることなく、又、基板の幅方
向端部からのラミネーション液溢出を最小限にして、ラ
ミネーション液を塗布することができるという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィルム張付装置を示す略示側面
【図2】同フィルム張付装置の要部におけるラミネーシ
ョン液塗布過程を示す斜視図
【図3】同フィルム張付装置のラミネーション液塗布部
分を拡大して示す正面図
【図4】同フィルム張付装置の要部を示す略示正面図
【図5】同平面図
【図6】図4のVI−VI線に沿う拡大断面図
【図7】上記フィルム張付装置の制御系を示すブロック
【図8】フィルム張付装置の他の実施の形態の例を示す
図2と同様の斜視図
【図9】フィルム張付装置の更に他の実施の形態の例を
示す図2及び図8と同様の斜視図
【符号の説明】
10…フィルム張付装置 12…基板 12A…先端縁 13…パターン形成領域 13A…先端縁 14…基板搬送面 16…ラミネーション液 16A…液層 18…フィルム 20A、20B…ラミネーションロール 22…受け皿 22A…液溜り部 22B、22E…液流出口 22C…上面 22D…下面 24…流出停止装置 26…シリンジ 26A…吐出口 26B…弁体 28…スライダ 32…上下駆動装置 40…フィードスクリュー 44…サーボモータ 52…基板ストッパ 56A、56B…液受けトレイ 62…バルブ 66…制御装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を、基板搬送面に沿って水平に搬送す
    るとき、該基板の搬送方向先端近傍上面にラミネ−ショ
    ン液により液層を形成し、この液層上にフィルムを重
    ね、基板の搬送方向先端側から該フィルムとともに上下
    一対のラミネ−ションロ−ル間に通して該フィルムを基
    板上面に、搬送方向先端側から後端側に順次圧着してい
    くフィルム張付装置において、 前記基板搬送面の上方を、該基板搬送面からわずかに離
    間した状態で、基板幅方向に、且つ、水平に移動自在と
    されるとともに、上面に、上方から流出されるラミネ−
    ション液を受けてこれを溜める液溜り部及びこの液溜り
    部内のラミネ−ション液を導き、前記基板搬送面の上方
    から流出させる液流出口を備えた受け皿と、前記液流出
    口からのラミネ−ション液の流出を停止させる流出停止
    装置と、を有してなるフィルム張付装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記液溜り部の上方
    に、前記受け皿とともに基板幅方向に移動されるラミネ
    −ション液吐出口を配置するとともに、前記受け皿を、
    該吐出口及び前記基板搬送面に対して上下動自在、且
    つ、上昇時に、前記液溜り部の上面により前記ラミネ−
    ション液吐出口を下方から塞ぐようにして、前記流出停
    止装置を構成したことを特徴とするフィルム張付装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記受け皿を、前記基
    板搬送面に対して上下動自在とするともに該受け皿上昇
    時に、上方から前記液流出口を塞ぐ弁体を、前記受け皿
    とともに基板幅方向に移動自在、且つ、前記基板搬送面
    に対して高さを固定に設けて、前記流出停止装置を構成
    したことを特徴とするフィルム張付装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかにおいて、前
    記受け皿の前記液流出口を、該受け皿の前記基板搬送面
    上における移動方向前方に向けて形成し、且つ、該受け
    皿の底面の基板搬送方向の幅を、基板上におけるにラミ
    ネ−ション液の液層の目標幅とほぼ等しくしたことを特
    徴とするフィルム張付装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかにおいて、前
    記受け皿の前記液溜り部にラミネ−ション液を吐出する
    手段を、下向きに吐出口が配置されたシリンジとしたこ
    とを特徴とするフィルム張付装置。
JP7745397A 1997-03-28 1997-03-28 フィルム張付装置 Pending JPH10264249A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008528329A (ja) * 2005-01-31 2008-07-31 サン−ゴバン グラス フランス 透明な基材上へのフィルムの取り付け
JP2017007316A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 ケイディケイ株式会社 フィルムシートの被覆手段及びそれを用いた情報通信体の製造方法
CN117320305A (zh) * 2023-10-26 2023-12-29 湖北永创鑫电子有限公司 一种基于石墨烯加热膜的柔性线路板加工设备及工艺

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