JPH10264432A - サーマルプリンタ - Google Patents
サーマルプリンタInfo
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- JPH10264432A JPH10264432A JP9073261A JP7326197A JPH10264432A JP H10264432 A JPH10264432 A JP H10264432A JP 9073261 A JP9073261 A JP 9073261A JP 7326197 A JP7326197 A JP 7326197A JP H10264432 A JPH10264432 A JP H10264432A
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- heating elements
- energizing
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- Pending
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小容量のLUTを用いて発熱素子の通電時間
を制御し、同時に通電される発熱素子の個数が変化する
こと起因する濃度ムラの発生を防止する。 【解決手段】 駆動データ生成回路36からの1ライン
分の駆動データのうちの「1」の個数がカウンタ52で
カウントされ、1回の通電シーケンスで同時に通電され
る発熱素子の個数が検出される。第1LUT51には、
各通電シーケンスの基準通電時間が、第2LUT53に
は同時に通電される発熱素子の個数に応じた補正率が記
憶されている。各基準通電時間は、それが対応する通電
シーケンス時に同時に通電される発熱素子の個数に応じ
た補正率を用いて乗算器56で補正され、この補正で得
られる補正通電時間だけ、ストローブパルスがヘッドド
ライバ39に送られる。ヘッドドライバ39は、ストロ
ーブパルスが入力されている間に駆動データ「1」に対
応する発熱素子だけを同時に通電する。
を制御し、同時に通電される発熱素子の個数が変化する
こと起因する濃度ムラの発生を防止する。 【解決手段】 駆動データ生成回路36からの1ライン
分の駆動データのうちの「1」の個数がカウンタ52で
カウントされ、1回の通電シーケンスで同時に通電され
る発熱素子の個数が検出される。第1LUT51には、
各通電シーケンスの基準通電時間が、第2LUT53に
は同時に通電される発熱素子の個数に応じた補正率が記
憶されている。各基準通電時間は、それが対応する通電
シーケンス時に同時に通電される発熱素子の個数に応じ
た補正率を用いて乗算器56で補正され、この補正で得
られる補正通電時間だけ、ストローブパルスがヘッドド
ライバ39に送られる。ヘッドドライバ39は、ストロ
ーブパルスが入力されている間に駆動データ「1」に対
応する発熱素子だけを同時に通電する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルプリンタ
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタには、サーマルヘッド
でインクフイルムを加熱してインクを記録紙に転写する
熱転写記録方式と、感熱記録紙をサーマルヘッドで直接
に加熱して発色させる感熱記録方式とが知られている。
これらのいずれの方式のサーマルプリンタでも、多数の
発熱素子を主走査方向に並べたサーマルヘッドを用いて
る。
でインクフイルムを加熱してインクを記録紙に転写する
熱転写記録方式と、感熱記録紙をサーマルヘッドで直接
に加熱して発色させる感熱記録方式とが知られている。
これらのいずれの方式のサーマルプリンタでも、多数の
発熱素子を主走査方向に並べたサーマルヘッドを用いて
る。
【0003】サーマルヘッドの発熱素子は、印加した電
圧に応じた電流を流すことによって、その流れた電流の
大きさ及び電流を流した時間(通電時間)に比例した熱
エネルギーで発熱する。例えば感熱記録方式のプリンタ
では、この発熱による熱エネルギーが感熱記録紙が与え
られて、感熱記録紙が発色して画素が記録される。この
時に、各発熱素子が発生する熱エネルギー、すなわち感
熱記録紙に与えられる熱エネルギーの大きさを発熱デー
タに応じて制御することで、感熱記録紙上の画素の濃度
を変化させることができる。
圧に応じた電流を流すことによって、その流れた電流の
大きさ及び電流を流した時間(通電時間)に比例した熱
エネルギーで発熱する。例えば感熱記録方式のプリンタ
では、この発熱による熱エネルギーが感熱記録紙が与え
られて、感熱記録紙が発色して画素が記録される。この
時に、各発熱素子が発生する熱エネルギー、すなわち感
熱記録紙に与えられる熱エネルギーの大きさを発熱デー
タに応じて制御することで、感熱記録紙上の画素の濃度
を変化させることができる。
【0004】サーマルヘッドを通電するための回路(以
下、ヘッド系回路という)には、電源装置の内部抵抗や
この電源装置とサーマルヘッドとを結ぶ電源線の線抵抗
等のように発熱素子以外の抵抗(以下、これらを総称し
て回路内抵抗という)がある。このため、発熱素子を通
電した際には、ヘッド系回路に流れる電流の大きさに応
じた電圧降下が回路内抵抗によって生じる。ヘッド系に
流れる電流の大きさは、同時に通電される発熱素子の個
数によって変化する。
下、ヘッド系回路という)には、電源装置の内部抵抗や
この電源装置とサーマルヘッドとを結ぶ電源線の線抵抗
等のように発熱素子以外の抵抗(以下、これらを総称し
て回路内抵抗という)がある。このため、発熱素子を通
電した際には、ヘッド系回路に流れる電流の大きさに応
じた電圧降下が回路内抵抗によって生じる。ヘッド系に
流れる電流の大きさは、同時に通電される発熱素子の個
数によって変化する。
【0005】同時に通電される発熱素子の個数が常に一
定数であれば、問題にはならないが、1ライン中の各発
熱データの大きさは様々であり、これに応じて1ライン
を記録している間にも同時に通電される発熱素子の個数
が変化する。このため、例えば、同じ通電時間で各発熱
素子を通電したとしても、1個の発熱素子が発生する熱
エネルギーは、そのときに同時に通電されている発熱素
子の個数で変わってしまう。結果として、同時に通電さ
れる発熱素子の個数が変化することに起因して、同じ濃
度で記録されるべき画素も各ライン間では異なってしま
うといったように、記録された画像に濃度ムラが生じる
といった問題があった。
定数であれば、問題にはならないが、1ライン中の各発
熱データの大きさは様々であり、これに応じて1ライン
を記録している間にも同時に通電される発熱素子の個数
が変化する。このため、例えば、同じ通電時間で各発熱
素子を通電したとしても、1個の発熱素子が発生する熱
エネルギーは、そのときに同時に通電されている発熱素
子の個数で変わってしまう。結果として、同時に通電さ
れる発熱素子の個数が変化することに起因して、同じ濃
度で記録されるべき画素も各ライン間では異なってしま
うといったように、記録された画像に濃度ムラが生じる
といった問題があった。
【0006】このような問題を解決するために、通電中
に発熱素子に印加される電圧を検知し、この検知した電
圧に基づいて電源装置の出力電圧を変化させて、発熱素
子に印加される電圧を一定に維持するように制御する方
法がある。また、同時に通電される発熱素子の個数に応
じて、電源回路の出力電圧を制御したり、ルックアップ
テーブル(LUT)から補正された通電時間を取り出
し、このLUTから取り出した通電時間で発熱素子の通
電する方法が知られている。
に発熱素子に印加される電圧を検知し、この検知した電
圧に基づいて電源装置の出力電圧を変化させて、発熱素
子に印加される電圧を一定に維持するように制御する方
法がある。また、同時に通電される発熱素子の個数に応
じて、電源回路の出力電圧を制御したり、ルックアップ
テーブル(LUT)から補正された通電時間を取り出
し、このLUTから取り出した通電時間で発熱素子の通
電する方法が知られている。
【0007】上記のLUTを用いる方法のLUTの内容
の一例を図10に示す。このLUTには、例えば8個ま
たは9個単位にして、同時に通電される発熱素子の個数
を分け、この分けられた発熱素子の各個数毎のデータグ
ループが記憶されており、256階調数(階調レベル
「0」〜「255])とした場合には、それぞれのデー
タグループには、1階調目,2階調目,・・・・・25
5階調目を発色するのに必要な発熱素子の通電時間とそ
の後の冷却時間と表したデータが記憶されている。そし
て、各データの通電時間は、それが属するデータグルー
プに対応する個数の発熱素子を同時に通電した時に、そ
の時の電圧降下を考慮したものになっている。
の一例を図10に示す。このLUTには、例えば8個ま
たは9個単位にして、同時に通電される発熱素子の個数
を分け、この分けられた発熱素子の各個数毎のデータグ
ループが記憶されており、256階調数(階調レベル
「0」〜「255])とした場合には、それぞれのデー
タグループには、1階調目,2階調目,・・・・・25
5階調目を発色するのに必要な発熱素子の通電時間とそ
の後の冷却時間と表したデータが記憶されている。そし
て、各データの通電時間は、それが属するデータグルー
プに対応する個数の発熱素子を同時に通電した時に、そ
の時の電圧降下を考慮したものになっている。
【0008】例えば、254回目の通電で16個の発熱
素子を同時に通電する場合には、第2データグループ内
の254階調目に対応するデータをLUTから取り出し
て、このデータに表される通電時間だけ16個の発熱素
子を同時に通電する。次の255回目の通電時に6個の
発熱素子を同時に通電する場合には、第1データグルー
プ内の255階調目に対応するデータをLUTから取り
出して、このデータに表される通電時間だけ4個の発熱
素子を同時に通電する。このようにして、同時に通電さ
れる発熱素子の個数に応じた通電時間で発熱素子を通電
するようにしている。
素子を同時に通電する場合には、第2データグループ内
の254階調目に対応するデータをLUTから取り出し
て、このデータに表される通電時間だけ16個の発熱素
子を同時に通電する。次の255回目の通電時に6個の
発熱素子を同時に通電する場合には、第1データグルー
プ内の255階調目に対応するデータをLUTから取り
出して、このデータに表される通電時間だけ4個の発熱
素子を同時に通電する。このようにして、同時に通電さ
れる発熱素子の個数に応じた通電時間で発熱素子を通電
するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなLUTを用いて発熱素子の通電時間を制御するよ
うにした場合には、データグループに分ける際の発熱素
子の個数の単位が少ないほど、誤差の少ない細かな通電
時間の制御を行って、濃度ムラを小さくすることができ
る。しかしながら、階調レベル分のデータからなるデー
タグループを多数用意しなけらばならい。したがって、
発熱素子の個数を多くしたり、発熱素子の個数に応じた
通電時間の制御を細かく行うにようしたり、階調数を多
くしたりすると、LUTが大容量となり、製造コストを
著しく上昇させてしまうといった問題があった。
ようなLUTを用いて発熱素子の通電時間を制御するよ
うにした場合には、データグループに分ける際の発熱素
子の個数の単位が少ないほど、誤差の少ない細かな通電
時間の制御を行って、濃度ムラを小さくすることができ
る。しかしながら、階調レベル分のデータからなるデー
タグループを多数用意しなけらばならい。したがって、
発熱素子の個数を多くしたり、発熱素子の個数に応じた
通電時間の制御を細かく行うにようしたり、階調数を多
くしたりすると、LUTが大容量となり、製造コストを
著しく上昇させてしまうといった問題があった。
【0010】逆に、データグループに分ける際の発熱素
子の個数の単位を多くすれば、LUTとして小容量のも
のを用いることが可能となり、製造コストを低く抑える
ことができるが、この場合には、1個のデータグループ
の対応する発熱素子の個数の範囲内での通電時間の誤差
が大きくなるので、通電時間の制御が荒くなって濃度ム
ラが大きくなってしまう。
子の個数の単位を多くすれば、LUTとして小容量のも
のを用いることが可能となり、製造コストを低く抑える
ことができるが、この場合には、1個のデータグループ
の対応する発熱素子の個数の範囲内での通電時間の誤差
が大きくなるので、通電時間の制御が荒くなって濃度ム
ラが大きくなってしまう。
【0011】さらに、電源装置の出力電圧を制御する方
法では、一般に、サーマルヘッドの発熱素子は、数μs
ecと極めて短時間な通電を行うため、電源装置の出力
電圧を制御を行っても、電源装置がこれに応答できない
場合が多く、抜本的な解決には到っていない。
法では、一般に、サーマルヘッドの発熱素子は、数μs
ecと極めて短時間な通電を行うため、電源装置の出力
電圧を制御を行っても、電源装置がこれに応答できない
場合が多く、抜本的な解決には到っていない。
【0012】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、LUTの容量を小さくしながらも、発熱素子
の個数に応じた通電時間の制御を細かく行うことができ
るサーマルプリンタを提供することを目的とする。
たもので、LUTの容量を小さくしながらも、発熱素子
の個数に応じた通電時間の制御を細かく行うことができ
るサーマルプリンタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、1ライン分の発熱データ
に基づき、1回目〜P回目の通電シーケンスのそれぞれ
について同時通電される発熱素子の個数を検出する検出
手段と、所定の基準個数の発熱素子を同時通電した時に
1個の発熱素子が発生する熱エネルギーに基づいて算出
された1回目〜P回目の通電シーケンスの各基準通電時
間を記憶した第1のルックアップテーブルと、同時通電
される発熱素子の個数に応じた前記基準通電時間に対す
る補正率を発熱素子の個数毎に記憶した第2のルックア
ップテーブルと、1回目〜P回目のうちの任意のJ回目
の通電シーケンスに対しては、前記検出手段により検出
されたJ回目の通電シーケンスで同時通電される発熱素
子の個数に応じた前記第2ルックアップテーブルの補正
率で、前記第1ルックアップテーブルのJ回目の通電シ
ーケンスの基準通電時間を補正することにより、各通電
シーケンスの補正通電時間をそれぞれ算出する演算手段
と、J回目の通電シーケンスでは、前記演算手段によっ
て算出されたJ回目の通電シーケンスの補正通電時間で
発熱素子への通電が行われるように前記ヘッドドライバ
を制御する制御手段とを備えたものである。
に、請求項1記載の発明では、1ライン分の発熱データ
に基づき、1回目〜P回目の通電シーケンスのそれぞれ
について同時通電される発熱素子の個数を検出する検出
手段と、所定の基準個数の発熱素子を同時通電した時に
1個の発熱素子が発生する熱エネルギーに基づいて算出
された1回目〜P回目の通電シーケンスの各基準通電時
間を記憶した第1のルックアップテーブルと、同時通電
される発熱素子の個数に応じた前記基準通電時間に対す
る補正率を発熱素子の個数毎に記憶した第2のルックア
ップテーブルと、1回目〜P回目のうちの任意のJ回目
の通電シーケンスに対しては、前記検出手段により検出
されたJ回目の通電シーケンスで同時通電される発熱素
子の個数に応じた前記第2ルックアップテーブルの補正
率で、前記第1ルックアップテーブルのJ回目の通電シ
ーケンスの基準通電時間を補正することにより、各通電
シーケンスの補正通電時間をそれぞれ算出する演算手段
と、J回目の通電シーケンスでは、前記演算手段によっ
て算出されたJ回目の通電シーケンスの補正通電時間で
発熱素子への通電が行われるように前記ヘッドドライバ
を制御する制御手段とを備えたものである。
【0014】請求項2記載の発明では、1回目〜P回目
のうちの任意のJ回目の通電シーケンスに対して、この
通電シーケンスの回数Jに応じた値の階調データと1ラ
イン分の発熱データのそれぞれとを比較し、これらの発
熱データと階調データとの大小関係に基づいて、各発熱
データ毎に対応する発熱素子を通電するか否かを表す1
ライン分の駆動データを作成してシリアルにヘッドドラ
イバに出力する駆動データ生成手段を備え、前記ヘッド
ドライバは、入力された1ライン分の駆動データに基づ
いて、通電する発熱素子を選択するようにされ、前記検
出手段は、前記1ライン分中の発熱素子を通電すること
を表す駆動データの個数をカウンタすることにより、同
時通電される発熱素子の個数を検出するものである。
のうちの任意のJ回目の通電シーケンスに対して、この
通電シーケンスの回数Jに応じた値の階調データと1ラ
イン分の発熱データのそれぞれとを比較し、これらの発
熱データと階調データとの大小関係に基づいて、各発熱
データ毎に対応する発熱素子を通電するか否かを表す1
ライン分の駆動データを作成してシリアルにヘッドドラ
イバに出力する駆動データ生成手段を備え、前記ヘッド
ドライバは、入力された1ライン分の駆動データに基づ
いて、通電する発熱素子を選択するようにされ、前記検
出手段は、前記1ライン分中の発熱素子を通電すること
を表す駆動データの個数をカウンタすることにより、同
時通電される発熱素子の個数を検出するものである。
【0015】請求項3記載の発明では、各基準通電時間
は、全ての発熱素子を同時に駆動した時に1個の発熱素
子が発生する熱エネルギーに基づいて算出されているも
のである。また、請求項4記載の発明では、発熱データ
は、バイアスデータと画像データであり、各発熱素子
は、ドットを記録する際にバイアスデータを用いたバイ
アス加熱と階調加熱とを行うものである。
は、全ての発熱素子を同時に駆動した時に1個の発熱素
子が発生する熱エネルギーに基づいて算出されているも
のである。また、請求項4記載の発明では、発熱データ
は、バイアスデータと画像データであり、各発熱素子
は、ドットを記録する際にバイアスデータを用いたバイ
アス加熱と階調加熱とを行うものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明を実施したカラー感熱プリ
ンタの概略を図2に示す。直線状の搬送路には、搬送ロ
ーラ対10が配されている。この搬送ローラ対10は、
一方がパルスモータ11で駆動されるキャプスタンロー
ラ10aであり、他方がカラー感熱記録紙12の搬送に
伴って従動回転するピンチローラ10bである。ピンチ
ローラ10bは、キャプスタンローラ10aとの間にカ
ラー感熱記録紙12をニップしたニップ位置と、カラー
感熱記録紙12から離れたニップ解除位置との間で移動
する。搬送ローラ対10は、キャプスタンローラ10a
がパルスモータ11によって正逆両方向に回転されるこ
とにより、ニップしたカラー感熱記録紙12を往復動さ
せる。
ンタの概略を図2に示す。直線状の搬送路には、搬送ロ
ーラ対10が配されている。この搬送ローラ対10は、
一方がパルスモータ11で駆動されるキャプスタンロー
ラ10aであり、他方がカラー感熱記録紙12の搬送に
伴って従動回転するピンチローラ10bである。ピンチ
ローラ10bは、キャプスタンローラ10aとの間にカ
ラー感熱記録紙12をニップしたニップ位置と、カラー
感熱記録紙12から離れたニップ解除位置との間で移動
する。搬送ローラ対10は、キャプスタンローラ10a
がパルスモータ11によって正逆両方向に回転されるこ
とにより、ニップしたカラー感熱記録紙12を往復動さ
せる。
【0017】搬送ローラ対10の上流側には、プラテン
ローラ13が配されており、このプラテンローラ13に
対向して、サーマルヘッド14が配されている。カラー
感熱記録紙12は、搬送路の上流側(図中右側)の給紙
用カセット(図示せず)から送り出され、プラテンロー
ラ13に向かって送られる。サーマルヘッド14は、そ
の下部に主走査方向(カラー感熱記録紙12の幅方向)
にn個、例えば1024個の発熱素子15(図5参照)
をライン状に配列した発熱素子アレイ16が形成されて
いる。このサーマルヘッド14は、軸14aを中心にし
て、画像を記録するためにプラテンローラ13上のカラ
ー感熱記録紙12に発熱素子アレイ16を圧接した圧接
位置と、カラー感熱記録紙12から発熱素子アレイ16
を離した退避位置との間で揺動する。
ローラ13が配されており、このプラテンローラ13に
対向して、サーマルヘッド14が配されている。カラー
感熱記録紙12は、搬送路の上流側(図中右側)の給紙
用カセット(図示せず)から送り出され、プラテンロー
ラ13に向かって送られる。サーマルヘッド14は、そ
の下部に主走査方向(カラー感熱記録紙12の幅方向)
にn個、例えば1024個の発熱素子15(図5参照)
をライン状に配列した発熱素子アレイ16が形成されて
いる。このサーマルヘッド14は、軸14aを中心にし
て、画像を記録するためにプラテンローラ13上のカラ
ー感熱記録紙12に発熱素子アレイ16を圧接した圧接
位置と、カラー感熱記録紙12から発熱素子アレイ16
を離した退避位置との間で揺動する。
【0018】サーマルヘッド14は、搬送路の上流から
下流に向けて搬送中のカラー感熱記録紙12にバイアス
加熱と階調加熱とを発熱素子アレイ16で行い、1色の
画像を1ラインずつ記録する。そして、カラー感熱記録
紙12の3回往復動によって3色面順次でカラー画像が
記録される。
下流に向けて搬送中のカラー感熱記録紙12にバイアス
加熱と階調加熱とを発熱素子アレイ16で行い、1色の
画像を1ラインずつ記録する。そして、カラー感熱記録
紙12の3回往復動によって3色面順次でカラー画像が
記録される。
【0019】搬送ローラ対10の下流には、イエロー用
光定着器17とマゼンタ用光定着器18とが配されてい
る。イエロー用光定着器17は、発光ピークが420n
mのイエロー用紫外線を放出する紫外線ランプ17aと
リフレクタ17bとからなる。マゼンタ用光定着器18
は、発光ピークが365nmのマゼンタ用紫外線を放出
する紫外線ランプ18aとリフレクタ18bとからな
る。
光定着器17とマゼンタ用光定着器18とが配されてい
る。イエロー用光定着器17は、発光ピークが420n
mのイエロー用紫外線を放出する紫外線ランプ17aと
リフレクタ17bとからなる。マゼンタ用光定着器18
は、発光ピークが365nmのマゼンタ用紫外線を放出
する紫外線ランプ18aとリフレクタ18bとからな
る。
【0020】カラー感熱記録紙の層構造の一例を示す図
3において、カラー感熱記録紙12は、シアン感熱発色
層20と、365nmの紫外線に光定着性を有するマゼ
ンタ感熱発色層21と,420nmの紫外線に光定着性
を有するイエロー感熱発色層22と,透明な保護層23
とが支持体24上に順次層設されている。これらの各感
熱発色層20〜22は、熱記録される順番に層設されて
いるが、例えばマゼンタ,イエロー,シアンの順番に熱
記録する場合には、イエロー感熱発色層22とマゼンタ
感熱発色層21とが入れ換えられる。
3において、カラー感熱記録紙12は、シアン感熱発色
層20と、365nmの紫外線に光定着性を有するマゼ
ンタ感熱発色層21と,420nmの紫外線に光定着性
を有するイエロー感熱発色層22と,透明な保護層23
とが支持体24上に順次層設されている。これらの各感
熱発色層20〜22は、熱記録される順番に層設されて
いるが、例えばマゼンタ,イエロー,シアンの順番に熱
記録する場合には、イエロー感熱発色層22とマゼンタ
感熱発色層21とが入れ換えられる。
【0021】なお、各感熱発色層20〜22の間には、
感熱発色層の熱感度を調整するための中間層が形成され
ているが、図面では省略してある。また、支持体24と
しては、不透明なコート紙またはプラスチックフイルム
が用いられるが、OHPシートを作成する場合には、透
明なプラスチックフイルムが用いられる。
感熱発色層の熱感度を調整するための中間層が形成され
ているが、図面では省略してある。また、支持体24と
しては、不透明なコート紙またはプラスチックフイルム
が用いられるが、OHPシートを作成する場合には、透
明なプラスチックフイルムが用いられる。
【0022】図4は、各感熱発色層20〜22の発色特
性を示すものである。各感熱発色層20〜22は、深層
になるほど発色するために大きな発色熱エネルギーが必
要であり、このカラー感熱記録紙12では、イエロー感
熱発色層22の発色熱エネルギーが最も低く、シアン感
熱発色層20の発色熱エネルギーが最も高い。イエロー
の画素を記録する場合には、イエロー用のバイアス熱エ
ネルギーEbyに階調熱エネルギーEgyを加えた発色
熱エネルギーがカラー感熱記録紙12に与えられる。こ
のバイアス熱エネルギーEbyは、イエロー感熱発色層
22が発色する直前の熱エネルギーであり、階調熱エネ
ルギーEgyは、記録すべき画素の発色濃度すなわちイ
エローの階調レベルに応じて決められる。なお、マゼン
タ,シアンについても同様であるので、記号Ebm,E
gm,Ebc,Egcを付してある。
性を示すものである。各感熱発色層20〜22は、深層
になるほど発色するために大きな発色熱エネルギーが必
要であり、このカラー感熱記録紙12では、イエロー感
熱発色層22の発色熱エネルギーが最も低く、シアン感
熱発色層20の発色熱エネルギーが最も高い。イエロー
の画素を記録する場合には、イエロー用のバイアス熱エ
ネルギーEbyに階調熱エネルギーEgyを加えた発色
熱エネルギーがカラー感熱記録紙12に与えられる。こ
のバイアス熱エネルギーEbyは、イエロー感熱発色層
22が発色する直前の熱エネルギーであり、階調熱エネ
ルギーEgyは、記録すべき画素の発色濃度すなわちイ
エローの階調レベルに応じて決められる。なお、マゼン
タ,シアンについても同様であるので、記号Ebm,E
gm,Ebc,Egcを付してある。
【0023】図1に、カラー感熱プリンタの要部の電気
的な構成を示す。このカラー感熱プリンタでは、1個の
発熱素子15で1個の画素(ドット)を記録する。感熱
発色層に1個の画素を記録する際には、前述したように
バイアス加熱と階調加熱とを順次行う。そして、1回の
バイアス加熱及び階調加熱では、複数回の通電シーケン
スを行う。画素を記録するために通電する時間を適当な
時間幅に区切り、この時間幅を単位として発熱素子15
の通電を連続的または断続的に行って発熱素子16の通
電時間(発熱素子15の発熱エネルギー)を制御する際
に、この区切った時間幅で通電するための1個の期間が
1回の通電シーケンスとなる。
的な構成を示す。このカラー感熱プリンタでは、1個の
発熱素子15で1個の画素(ドット)を記録する。感熱
発色層に1個の画素を記録する際には、前述したように
バイアス加熱と階調加熱とを順次行う。そして、1回の
バイアス加熱及び階調加熱では、複数回の通電シーケン
スを行う。画素を記録するために通電する時間を適当な
時間幅に区切り、この時間幅を単位として発熱素子15
の通電を連続的または断続的に行って発熱素子16の通
電時間(発熱素子15の発熱エネルギー)を制御する際
に、この区切った時間幅で通電するための1個の期間が
1回の通電シーケンスとなる。
【0024】なお、区切られる時間幅は、その幅が一定
となるように区切られる場合もあるが、感熱記録紙のよ
うに与えられる熱エネルギーと発色する濃度(階調レベ
ル)とが非線型の関係にある場合には、感熱記録紙の特
性曲線に基づいて階調レベルを「1」だけ上げるようし
て区切られた各時間幅がそれぞれの単位となる場合もあ
る。
となるように区切られる場合もあるが、感熱記録紙のよ
うに与えられる熱エネルギーと発色する濃度(階調レベ
ル)とが非線型の関係にある場合には、感熱記録紙の特
性曲線に基づいて階調レベルを「1」だけ上げるようし
て区切られた各時間幅がそれぞれの単位となる場合もあ
る。
【0025】このカラー感熱プリンタでは、例えば記録
可能な階調数が「256」(階調レベル「0」〜「25
5」)とされており、1回の階調加熱では、255回の
階調通電シーケンスを行い、各階調通電シーケンスで順
次通電を行うことにより、記録される画素の階調レベル
が1レベルずつ上がるようにされている。また、1回の
バイアス加熱についても255回のバイアス通電シーケ
ンスを行う。
可能な階調数が「256」(階調レベル「0」〜「25
5」)とされており、1回の階調加熱では、255回の
階調通電シーケンスを行い、各階調通電シーケンスで順
次通電を行うことにより、記録される画素の階調レベル
が1レベルずつ上がるようにされている。また、1回の
バイアス加熱についても255回のバイアス通電シーケ
ンスを行う。
【0026】カラー感熱プリンタは、ビデオプレイヤや
外部のコンピュータに接続される。例えば、ビデオプレ
イヤで再生した画像を記録する場合には、ビデオプレイ
ヤからのビデオ信号がA/D変換機30に入力される。
A/D変換機30は、ビデオ信号をイエロー,マゼン
タ,シアンの画像データに変換して、これらを画像メモ
リ31に送る。また、コンピュータからの画像を記録す
る際には、コンピュータのイエロー,マゼンタ,シアン
の各画像データが直接に画像メモリ31に送られる。各
色の画像データは、8ビットにされており、階調レベル
「0」の場合には画像データは「0」とされ、階調レベ
ル「255」の場合には画像データは「255」とされ
る。
外部のコンピュータに接続される。例えば、ビデオプレ
イヤで再生した画像を記録する場合には、ビデオプレイ
ヤからのビデオ信号がA/D変換機30に入力される。
A/D変換機30は、ビデオ信号をイエロー,マゼン
タ,シアンの画像データに変換して、これらを画像メモ
リ31に送る。また、コンピュータからの画像を記録す
る際には、コンピュータのイエロー,マゼンタ,シアン
の各画像データが直接に画像メモリ31に送られる。各
色の画像データは、8ビットにされており、階調レベル
「0」の場合には画像データは「0」とされ、階調レベ
ル「255」の場合には画像データは「255」とされ
る。
【0027】画像メモリ31は、イエロー用(Y)画像
メモリ31a,マゼンタ用(M)画像メモリ31b,シ
アン用(C)画像メモリ31cとから構成されている。
各画像メモリ31a〜31cには、対応する色のイエロ
ー画像データ,マゼンタ画像データ,シアン画像データ
がそれぞれ書き込まれる。
メモリ31a,マゼンタ用(M)画像メモリ31b,シ
アン用(C)画像メモリ31cとから構成されている。
各画像メモリ31a〜31cには、対応する色のイエロ
ー画像データ,マゼンタ画像データ,シアン画像データ
がそれぞれ書き込まれる。
【0028】マイクロコンピュータ32は、カラー感熱
プリンタの各部を制御するとともに、画像データにマス
キング処理等の画像処理を行う。プリント時には、マイ
クロコンピュータ32は、記録すべき1ライン分の3色
の画像データを画像メモリ30から1ラインずつ順番に
読み出し、3色の画像データを用いて画像処理等を行
い、記録すべき色の画像データをラインメモリ33に書
き込む。なお、赤色画像データ,緑色画像データ,青色
画像データを画像メモリ31に取り込み、プリント時に
マイクロコンピュータ32で補色変換を行って、イエロ
ー画像データ,マゼンタ画像データ,シアン画像データ
を作成してもよい。
プリンタの各部を制御するとともに、画像データにマス
キング処理等の画像処理を行う。プリント時には、マイ
クロコンピュータ32は、記録すべき1ライン分の3色
の画像データを画像メモリ30から1ラインずつ順番に
読み出し、3色の画像データを用いて画像処理等を行
い、記録すべき色の画像データをラインメモリ33に書
き込む。なお、赤色画像データ,緑色画像データ,青色
画像データを画像メモリ31に取り込み、プリント時に
マイクロコンピュータ32で補色変換を行って、イエロ
ー画像データ,マゼンタ画像データ,シアン画像データ
を作成してもよい。
【0029】バイアス用ラインメモリ34には、1ライ
ン分のバイアスデータが記憶されている。バイアスデー
タとしては、例えば数値255のものが用いられる。こ
のカラー感熱プリンタでは、バイアスデータと画像デー
タとが発熱データであって、バイアスデータと画像デー
タとを区別する必要がないときには、これらを発熱デー
タと総称する。
ン分のバイアスデータが記憶されている。バイアスデー
タとしては、例えば数値255のものが用いられる。こ
のカラー感熱プリンタでは、バイアスデータと画像デー
タとが発熱データであって、バイアスデータと画像デー
タとを区別する必要がないときには、これらを発熱デー
タと総称する。
【0030】セレクタ35は、1ラインを記録する際
に、最初にバイアス用ラインメモリ34を駆動データ生
成回路36に接続し、バイアス用ラインメモリ34から
1ライン分のバイアスデータを順番に読み出して駆動デ
ータ生成回路36に送る。このバイアスデータの読み出
しは、1回のバイアス加熱について255回行われる。
また、セレククタ35は、バイアスデータの読み出し後
に、ラインメモリ33を駆動データ生成回路36に接続
して、1ライン分の画像データを1個ずつ順番に読み出
して、駆動データ生成回路36に送る。この画像データ
の読み出しは、1回の階調加熱について255回行われ
る。
に、最初にバイアス用ラインメモリ34を駆動データ生
成回路36に接続し、バイアス用ラインメモリ34から
1ライン分のバイアスデータを順番に読み出して駆動デ
ータ生成回路36に送る。このバイアスデータの読み出
しは、1回のバイアス加熱について255回行われる。
また、セレククタ35は、バイアスデータの読み出し後
に、ラインメモリ33を駆動データ生成回路36に接続
して、1ライン分の画像データを1個ずつ順番に読み出
して、駆動データ生成回路36に送る。この画像データ
の読み出しは、1回の階調加熱について255回行われ
る。
【0031】階調カウンタ37は、タイミング発生回路
38からのカウントアップ信号で「1」ずつカウント値
C1をカウントアップし、このカウント値C1を階調デ
ータ(比較データ)として出力する。階調カウンタ37
は、階調数256のうちの発色記録すべき階調レベル
「1」〜「255」に応じて、「1」〜「255」の階
調データを順番に発生し、これを駆動データ生成回路3
6に送る。タイミング発生回路38は、マイクロコンピ
ュータ32に制御され、1ライン分の駆動データの出力
が完了する毎にカウントアップ信号を発生する他、スト
ローブ開始信号,シフトクロック,ラッチ信号を所定の
タイミングで発生する。
38からのカウントアップ信号で「1」ずつカウント値
C1をカウントアップし、このカウント値C1を階調デ
ータ(比較データ)として出力する。階調カウンタ37
は、階調数256のうちの発色記録すべき階調レベル
「1」〜「255」に応じて、「1」〜「255」の階
調データを順番に発生し、これを駆動データ生成回路3
6に送る。タイミング発生回路38は、マイクロコンピ
ュータ32に制御され、1ライン分の駆動データの出力
が完了する毎にカウントアップ信号を発生する他、スト
ローブ開始信号,シフトクロック,ラッチ信号を所定の
タイミングで発生する。
【0032】駆動データ生成回路36は、階調カウンタ
37からの階調データと、発熱データとを比較するコン
パレータであって、階調データの値と同じ番号の通電シ
ーケンスに用いる駆動データを発生する。この駆動デー
タ生成回路36は、各階調データ毎に1ライン分の発熱
データを1個ずつ順番に比較し、1ライン分の駆動デー
タを発生する。各比較において、駆動データ生成回路3
6は、発熱データが比較データよりも大きい場合か同じ
場合には、「1」の駆動データを発生し、小さい場合に
「0」の駆動データを発生する。
37からの階調データと、発熱データとを比較するコン
パレータであって、階調データの値と同じ番号の通電シ
ーケンスに用いる駆動データを発生する。この駆動デー
タ生成回路36は、各階調データ毎に1ライン分の発熱
データを1個ずつ順番に比較し、1ライン分の駆動デー
タを発生する。各比較において、駆動データ生成回路3
6は、発熱データが比較データよりも大きい場合か同じ
場合には、「1」の駆動データを発生し、小さい場合に
「0」の駆動データを発生する。
【0033】したがって、バイアス加熱では、「1」〜
「255」の階調データを用いて、1ライン分の各バイ
アスデータが255回それぞれ比較され、1個のバイア
スデータは結果的に255ビットのバイアス駆動データ
に変換される。同様に階調加熱では、1ライン分の各画
像データが255回比較され、1個の画像データが結果
的に255ビットの階調駆動データに変換される。駆動
データ生成回路36は、1ライン分、すなわち1回の通
電シーケンス分の駆動データをシリアルに出力してヘッ
ドドライバ39に送る。この駆動データは、「1」の場
合に発熱素子15を通電することを表し、「0」の場合
に発熱素子15を通電しないこを表している。
「255」の階調データを用いて、1ライン分の各バイ
アスデータが255回それぞれ比較され、1個のバイア
スデータは結果的に255ビットのバイアス駆動データ
に変換される。同様に階調加熱では、1ライン分の各画
像データが255回比較され、1個の画像データが結果
的に255ビットの階調駆動データに変換される。駆動
データ生成回路36は、1ライン分、すなわち1回の通
電シーケンス分の駆動データをシリアルに出力してヘッ
ドドライバ39に送る。この駆動データは、「1」の場
合に発熱素子15を通電することを表し、「0」の場合
に発熱素子15を通電しないこを表している。
【0034】図5に示すように、ヘッドドライバ39
は、シフトレジスタ40と,ラッチアレイ41と,ゲー
トアレイ42と,スイッチングアレイ43とから構成さ
れている。シフトレジスタ40は、1ライン分のシリア
ルな駆動データをシフトクロックによって順次にシフト
しながら取り込み、パラレルな駆動データに変換してラ
ッチアレイ41に出力する。
は、シフトレジスタ40と,ラッチアレイ41と,ゲー
トアレイ42と,スイッチングアレイ43とから構成さ
れている。シフトレジスタ40は、1ライン分のシリア
ルな駆動データをシフトクロックによって順次にシフト
しながら取り込み、パラレルな駆動データに変換してラ
ッチアレイ41に出力する。
【0035】シフトレジスタ40からのパラレルな駆動
データは、ラッチ信号に同期してラッチアレイ41にラ
ッチされて、ゲートアレイ42に出力される。ゲートア
レイ42には、ストローブ信号発生回路50(図1参
照)からのストローブ信号が入力される。そして、ゲー
トアレイ42は、ラッチアレイ41からの駆動データの
各ビットとストローブ信号との論理積を求め、この結果
をスイッチングアレイ43に送る。これにより、ストロ
ーブ信号が「Hレベル」となっている間、すなわちスト
ローブパルスが入力されている間に、駆動データが
「1」となっているビットについてはストローブパルス
のパルス幅を持った駆動パルスが発生し、駆動データが
「0」のビットについては駆動パルスが発生しない。な
お、プリント時のシフトクロック,ラッチ信号は、タイ
ンミング発生回路38から入力される。
データは、ラッチ信号に同期してラッチアレイ41にラ
ッチされて、ゲートアレイ42に出力される。ゲートア
レイ42には、ストローブ信号発生回路50(図1参
照)からのストローブ信号が入力される。そして、ゲー
トアレイ42は、ラッチアレイ41からの駆動データの
各ビットとストローブ信号との論理積を求め、この結果
をスイッチングアレイ43に送る。これにより、ストロ
ーブ信号が「Hレベル」となっている間、すなわちスト
ローブパルスが入力されている間に、駆動データが
「1」となっているビットについてはストローブパルス
のパルス幅を持った駆動パルスが発生し、駆動データが
「0」のビットについては駆動パルスが発生しない。な
お、プリント時のシフトクロック,ラッチ信号は、タイ
ンミング発生回路38から入力される。
【0036】スイッチングアレイ43は、各発熱素子1
5毎に設けられたn個のトランジスタ43aから構成さ
れている。これらのトランジスタ43aは、対応するゲ
ートアレイ42の出力端子から駆動パルスが出力されて
いる間にONとなる。これにより、駆動データが「1」
のビットに対応する発熱素子アレイ16の各発熱素子1
5は、ストローブパルスの発生している間だけ電源装置
44と接続された状態となり、この電源装置44によっ
て同時に通電されて発熱する。
5毎に設けられたn個のトランジスタ43aから構成さ
れている。これらのトランジスタ43aは、対応するゲ
ートアレイ42の出力端子から駆動パルスが出力されて
いる間にONとなる。これにより、駆動データが「1」
のビットに対応する発熱素子アレイ16の各発熱素子1
5は、ストローブパルスの発生している間だけ電源装置
44と接続された状態となり、この電源装置44によっ
て同時に通電されて発熱する。
【0037】図1に示すように、階調カウンタ37から
の階調データは、第1ルックアップテーブル(LUT)
51にも送られる。また、駆動データ生成回路36から
の駆動データは、カウンタ52にも送られる。カウンタ
52は、通電シーケンス中に同時に通電される発熱素子
15の個数を検出するためのものであり、マイクロコン
ピュータ32によって、カウント値C2が「0」にリセ
ットされるとともに、駆動データ生成回路36からの
「1」の駆動データが入力される毎に、そのカウント値
C2を「1」ずつカウントアップする。このカウント値
C2は、第2LUT53に送られる。
の階調データは、第1ルックアップテーブル(LUT)
51にも送られる。また、駆動データ生成回路36から
の駆動データは、カウンタ52にも送られる。カウンタ
52は、通電シーケンス中に同時に通電される発熱素子
15の個数を検出するためのものであり、マイクロコン
ピュータ32によって、カウント値C2が「0」にリセ
ットされるとともに、駆動データ生成回路36からの
「1」の駆動データが入力される毎に、そのカウント値
C2を「1」ずつカウントアップする。このカウント値
C2は、第2LUT53に送られる。
【0038】第1LUT51は、バイアス用イエローエ
リア54a,バイアス用マゼンタエリア54b,バイア
ス用シアンエリア54cと、階調用イエローエリア55
a,階調用マゼンタエリア55b,階調用シアンエリア
55cとに分けられている。この第1LUT51は、マ
イクロコンピュータ32からの指定信号により、いずれ
か1個のエリアが選択される。階調加熱では、選択され
た階調用エリアのアドレスとして階調カウンタ37から
の階調データが用いられ、そのアドレスの階調用通電デ
ータを読み出して出力する。バイアス用エリアが選択さ
れた時には、階調データにかかわりなく、選択されたバ
イアス用エリアのバイアス用通電データを出力する。
リア54a,バイアス用マゼンタエリア54b,バイア
ス用シアンエリア54cと、階調用イエローエリア55
a,階調用マゼンタエリア55b,階調用シアンエリア
55cとに分けられている。この第1LUT51は、マ
イクロコンピュータ32からの指定信号により、いずれ
か1個のエリアが選択される。階調加熱では、選択され
た階調用エリアのアドレスとして階調カウンタ37から
の階調データが用いられ、そのアドレスの階調用通電デ
ータを読み出して出力する。バイアス用エリアが選択さ
れた時には、階調データにかかわりなく、選択されたバ
イアス用エリアのバイアス用通電データを出力する。
【0039】図6に、階調用イエローエリア55aの内
容を示す。階調用イエローエリア55aには、イエロー
画像を記録する際の第1回目〜第255回目の階調通電
シーケンスに対応させて、アドレス「1」〜「255」
には階調用第1〜第255通電データが書き込まれてい
る。
容を示す。階調用イエローエリア55aには、イエロー
画像を記録する際の第1回目〜第255回目の階調通電
シーケンスに対応させて、アドレス「1」〜「255」
には階調用第1〜第255通電データが書き込まれてい
る。
【0040】イエローの階調用第1〜第255通電デー
タは、発熱素子アレイ16の全ての発熱素子15を同時
に通電してイエロー感熱発色層22を発色させる際に、
図4に示す特性曲線に基づき画素の階調レベルを1レベ
ルだけ上昇させて、対応する階調レベル(濃度)にする
のに必要な発熱素子15の基準通電時間と、次の通電を
行うまでの基準冷却時間とを表している。
タは、発熱素子アレイ16の全ての発熱素子15を同時
に通電してイエロー感熱発色層22を発色させる際に、
図4に示す特性曲線に基づき画素の階調レベルを1レベ
ルだけ上昇させて、対応する階調レベル(濃度)にする
のに必要な発熱素子15の基準通電時間と、次の通電を
行うまでの基準冷却時間とを表している。
【0041】例えば、階調用第2通電データは、階調レ
ベル「2」を発色させるために、第1回目の階調通電シ
ーケンス直後の第2回目の階調用通電シーケンス中に、
さらに通電すべき基準通電時間と、その後の第3回目の
階調通電シーケンスまでの基準冷却時間とを表してい
る。なお、図4の特性曲線に示されるように、カラー感
熱記録紙12に与える熱エネルギーと発色濃度とは、非
線型な関係にあるから、各通電データに表される基準通
電時間は同じではない。
ベル「2」を発色させるために、第1回目の階調通電シ
ーケンス直後の第2回目の階調用通電シーケンス中に、
さらに通電すべき基準通電時間と、その後の第3回目の
階調通電シーケンスまでの基準冷却時間とを表してい
る。なお、図4の特性曲線に示されるように、カラー感
熱記録紙12に与える熱エネルギーと発色濃度とは、非
線型な関係にあるから、各通電データに表される基準通
電時間は同じではない。
【0042】階調用マゼンタエリア55b及び階調用シ
アンエリア55cについても、階調用イエローエリア5
5aと同様にされており、それぞれマゼンタ感熱発色層
21,シアン用感熱発色層20を発色させる際に、画素
の濃度を1レベルだけ上昇させて、対応する階調レベル
にするのに必要な発熱素子15の基準通電時間と、次の
通電を行うまでの基準冷却時間とを表した階調用第1〜
第255通電データが書き込まれている。
アンエリア55cについても、階調用イエローエリア5
5aと同様にされており、それぞれマゼンタ感熱発色層
21,シアン用感熱発色層20を発色させる際に、画素
の濃度を1レベルだけ上昇させて、対応する階調レベル
にするのに必要な発熱素子15の基準通電時間と、次の
通電を行うまでの基準冷却時間とを表した階調用第1〜
第255通電データが書き込まれている。
【0043】バイアス用イエローエリア54aには、イ
エローの第1回目〜第255回目のバイアス通電シーケ
ンスに共通なバイアス用通電データが書き込まれてい
る。このバイアス用通電データは、発熱素子アレイ16
の全ての発熱素子15を同時に通電して255回のバイ
アス通電シーケンスを行ったときに,イエロー感熱発色
層22が発色する直前までのバイアス熱エネルギーEb
yをカラー感熱記録紙12に与えるのに必要な1回のバ
イアス通電シーケンスにおける基準通電時間と、次の通
電シーケンスを行うまでの基準冷却時間とを表してい
る。同様に、バイアス用マゼンタエリア54b,バイア
ス用シアンエリア54cには、それぞれそマゼンタ,シ
アンのバイアス用通電データが書き込まれている。
エローの第1回目〜第255回目のバイアス通電シーケ
ンスに共通なバイアス用通電データが書き込まれてい
る。このバイアス用通電データは、発熱素子アレイ16
の全ての発熱素子15を同時に通電して255回のバイ
アス通電シーケンスを行ったときに,イエロー感熱発色
層22が発色する直前までのバイアス熱エネルギーEb
yをカラー感熱記録紙12に与えるのに必要な1回のバ
イアス通電シーケンスにおける基準通電時間と、次の通
電シーケンスを行うまでの基準冷却時間とを表してい
る。同様に、バイアス用マゼンタエリア54b,バイア
ス用シアンエリア54cには、それぞれそマゼンタ,シ
アンのバイアス用通電データが書き込まれている。
【0044】第1LUT51の各通電データに表される
基準通電時間は、前述したように、発熱素子アレイ16
の全ての発熱素子15を同時に通電することを前提にし
て算出されている。すなわち、全ての発熱素子15を同
時に通電したときに1個の発熱素子15が発生する熱エ
ネルギーに基づき、各通電シーケンス時に通電する時間
となっている。
基準通電時間は、前述したように、発熱素子アレイ16
の全ての発熱素子15を同時に通電することを前提にし
て算出されている。すなわち、全ての発熱素子15を同
時に通電したときに1個の発熱素子15が発生する熱エ
ネルギーに基づき、各通電シーケンス時に通電する時間
となっている。
【0045】ヘッド系回路の等価回路を図7に示す。等
価回路中の回路内抵抗60は、電源装置44の内部抵抗
とヘッド系回路中の電源線の線抵抗等とからなる発熱素
子15以外の抵抗を表したものである。電源装置44か
ら通電される発熱素子15の個数は、ヘッドドライバ3
9に相当する各スイッチ61をON、OFFすることで
制御される。
価回路中の回路内抵抗60は、電源装置44の内部抵抗
とヘッド系回路中の電源線の線抵抗等とからなる発熱素
子15以外の抵抗を表したものである。電源装置44か
ら通電される発熱素子15の個数は、ヘッドドライバ3
9に相当する各スイッチ61をON、OFFすることで
制御される。
【0046】回路内抵抗60の抵抗値R,各発熱素子1
5の抵抗値r,電源装置44の出力電圧V,発熱素子ア
レイ16の発熱素子15の全個数n,同時に通電される
発熱素子の個数s,全て(n個)の発熱素子15を同時
に通電した時と、s個の発熱素子15を同時に通電した
時のオン時間をそれぞれTn,Tsとすれば、全ての発
熱素子15を同時に通電した時に1個の発熱素子15が
発生する熱エネルギーEnと、s個の発熱素子15を同
時に通電した時に1個の発熱素子15が発生する熱エネ
ルギーEsはそれぞれ次のようになる。 En=(V/(n・R+r))2 ・r・Tn Es=(V/(s・R+r))2 ・r・Ts
5の抵抗値r,電源装置44の出力電圧V,発熱素子ア
レイ16の発熱素子15の全個数n,同時に通電される
発熱素子の個数s,全て(n個)の発熱素子15を同時
に通電した時と、s個の発熱素子15を同時に通電した
時のオン時間をそれぞれTn,Tsとすれば、全ての発
熱素子15を同時に通電した時に1個の発熱素子15が
発生する熱エネルギーEnと、s個の発熱素子15を同
時に通電した時に1個の発熱素子15が発生する熱エネ
ルギーEsはそれぞれ次のようになる。 En=(V/(n・R+r))2 ・r・Tn Es=(V/(s・R+r))2 ・r・Ts
【0047】n個とs個の発熱素子15をそれぞれ同時
に通電した各場合に、1個の発熱素子15が同じ熱エネ
ルギー(En=Es)を発生するようにすると、Tnと
Tsとの関係は、次式のようになる。 Ts=Ks・Tn 但し、Ks=((s・R+r)/(n・R+r))2
に通電した各場合に、1個の発熱素子15が同じ熱エネ
ルギー(En=Es)を発生するようにすると、Tnと
Tsとの関係は、次式のようになる。 Ts=Ks・Tn 但し、Ks=((s・R+r)/(n・R+r))2
【0048】上記式より、オン時間Tnの大きさにかか
わらず、通電時間Tn、すなわち第1ルックアップテー
ブル51の基準通電時間を同時に通電される発熱素子1
5の個数sに応じた補正率Ksで補正(乗算)すれば、
実際に通電すべき通電時間Tsが得られることが分か
る。なお、ヘッド系回路の抵抗60の抵抗値Rと、発熱
素子15の抵抗値rとは予め分かり、実際に同時に通電
される発熱素子15の個数は0〜n個のいずれかである
から、同時に通電される発熱素子15の個数毎の各補正
率Ksを求めておくことが可能である。
わらず、通電時間Tn、すなわち第1ルックアップテー
ブル51の基準通電時間を同時に通電される発熱素子1
5の個数sに応じた補正率Ksで補正(乗算)すれば、
実際に通電すべき通電時間Tsが得られることが分か
る。なお、ヘッド系回路の抵抗60の抵抗値Rと、発熱
素子15の抵抗値rとは予め分かり、実際に同時に通電
される発熱素子15の個数は0〜n個のいずれかである
から、同時に通電される発熱素子15の個数毎の各補正
率Ksを求めておくことが可能である。
【0049】第2LUT53には、発熱素子15の個数
毎に予め求められた上記の各補正率Ksを表す補正デー
タが書き込まれており、1ライン分の駆動データをカウ
ントした後のカウンタ52のカウント値C2をアドレス
とし、そのアドレスの補正データを取り出して出力す
る。
毎に予め求められた上記の各補正率Ksを表す補正デー
タが書き込まれており、1ライン分の駆動データをカウ
ントした後のカウンタ52のカウント値C2をアドレス
とし、そのアドレスの補正データを取り出して出力す
る。
【0050】図8に第2LUT53の内容を示すよう
に、第2LUT53のアドレス「1」には、1個の発熱
素子15だけを通電する時の補正率K1を表す第1補正
データが書き込まれており、アドレス「2」には、2個
の発熱素子15を同時に通電する時の補正率K2を表す
第2補正データが書き込まれている。以下同様にして、
アドレス「3」〜「n」には、アドレスに示される個数
の発熱素子15を同時に通電する時の補正率K2〜Kn
を表す第3〜第N補正データがそれぞれ書き込まれてい
る。これにより、カウンタ52のカウント値C2に基づ
き、1回の通電シーケンスで同時に通電される発熱素子
15の個数に応じた補正データが第2LUT53から取
り出すことができる。
に、第2LUT53のアドレス「1」には、1個の発熱
素子15だけを通電する時の補正率K1を表す第1補正
データが書き込まれており、アドレス「2」には、2個
の発熱素子15を同時に通電する時の補正率K2を表す
第2補正データが書き込まれている。以下同様にして、
アドレス「3」〜「n」には、アドレスに示される個数
の発熱素子15を同時に通電する時の補正率K2〜Kn
を表す第3〜第N補正データがそれぞれ書き込まれてい
る。これにより、カウンタ52のカウント値C2に基づ
き、1回の通電シーケンスで同時に通電される発熱素子
15の個数に応じた補正データが第2LUT53から取
り出すことができる。
【0051】補正率Knの値は「1」となっており、そ
の他の補正率K1〜K(n−1)は、上記式より数値
「1」よりも小さく、同時に通電される発熱素子15の
個数が少ないものに対応するものほど小さな値になって
いる。なお、アドレス「0」には、補正率K0を表す第
0補正データが書き込まれているが、この第0補正デー
タは、全ての発熱素子15が通電されない場合に必要と
なるダミーデータであって、その値は、例えば「1」で
もよいし、補正率K1と同じであってもよい。
の他の補正率K1〜K(n−1)は、上記式より数値
「1」よりも小さく、同時に通電される発熱素子15の
個数が少ないものに対応するものほど小さな値になって
いる。なお、アドレス「0」には、補正率K0を表す第
0補正データが書き込まれているが、この第0補正デー
タは、全ての発熱素子15が通電されない場合に必要と
なるダミーデータであって、その値は、例えば「1」で
もよいし、補正率K1と同じであってもよい。
【0052】図1において、第1LUT51からの通電
データと、第2LUT53からの補正データとは演算手
段としての乗算器56に送られる。乗算器56は、通電
データに補正データを乗算することにより、通電データ
に表される基準通電時間と基準冷却時間とを、補正デー
タに表される補正率で補正した補正通電時間と補正冷却
時間とを表す補正通電データを求めてストローブ信号発
生回路50に送りセットする。これにより、同時に通電
される発熱素子15の個数が少ないほど、通電時間が短
くなるように通電データを補正する。
データと、第2LUT53からの補正データとは演算手
段としての乗算器56に送られる。乗算器56は、通電
データに補正データを乗算することにより、通電データ
に表される基準通電時間と基準冷却時間とを、補正デー
タに表される補正率で補正した補正通電時間と補正冷却
時間とを表す補正通電データを求めてストローブ信号発
生回路50に送りセットする。これにより、同時に通電
される発熱素子15の個数が少ないほど、通電時間が短
くなるように通電データを補正する。
【0053】ストローブ信号発生回路50は、発熱素子
15の通電時間を制御するためのものであり、セットさ
れた補正通電データに表される補正通電時間だけストロ
ーブ信号を「Hレベル」とし、この後に補正冷却時間が
経過したらストローブ信号を再び「Hレベル」とする。
これにより、1回のバイアス加熱及び階調加熱では、ス
トローブ信号発生回路50は、補正通電データに表され
る補正通電時間のパルス幅をもった255個のストロー
ブパルスを断続的に送出する。ストローブ信号は、ヘッ
ドドライバ39に送られる。
15の通電時間を制御するためのものであり、セットさ
れた補正通電データに表される補正通電時間だけストロ
ーブ信号を「Hレベル」とし、この後に補正冷却時間が
経過したらストローブ信号を再び「Hレベル」とする。
これにより、1回のバイアス加熱及び階調加熱では、ス
トローブ信号発生回路50は、補正通電データに表され
る補正通電時間のパルス幅をもった255個のストロー
ブパルスを断続的に送出する。ストローブ信号は、ヘッ
ドドライバ39に送られる。
【0054】上記のように、第1LUT51からの通電
データを第2LUT53からの補正データで補正するよ
うにすることで、簡単な構成で発熱素子15の個数毎の
各通電シーケンスの通電時間を得ることができる。ま
た、第1LUT51及び第2LUT53の各容量はそれ
ぞれ小さく、これらを合計した容量も、発熱素子の各個
数毎にそれぞれ階調レベル毎のデータを記憶した従来の
1個のLUTよりも極めて小さい。したがって、製造コ
ストを低く抑えることができる。
データを第2LUT53からの補正データで補正するよ
うにすることで、簡単な構成で発熱素子15の個数毎の
各通電シーケンスの通電時間を得ることができる。ま
た、第1LUT51及び第2LUT53の各容量はそれ
ぞれ小さく、これらを合計した容量も、発熱素子の各個
数毎にそれぞれ階調レベル毎のデータを記憶した従来の
1個のLUTよりも極めて小さい。したがって、製造コ
ストを低く抑えることができる。
【0055】次に、上記構成の作用について図9及び図
10を参照しながら説明する。カラー感熱プリンタをコ
ンピュータまたはビデオプレイヤ等に接続し、プリント
すべき画像のイエロー画像データ、マゼンタ画像デー
タ,シアン画像データを画像メモリ30に取り込み、そ
れぞれ対応する色の画像メモリ31a〜31cに書き込
む。
10を参照しながら説明する。カラー感熱プリンタをコ
ンピュータまたはビデオプレイヤ等に接続し、プリント
すべき画像のイエロー画像データ、マゼンタ画像デー
タ,シアン画像データを画像メモリ30に取り込み、そ
れぞれ対応する色の画像メモリ31a〜31cに書き込
む。
【0056】画像を取り込んだ後に、プリント開始ボタ
ン(図示せず)を操作してプリントを指示する。プリン
トの指示がされると、給紙カセットからプラテンローラ
13に向けてカラー感熱記録紙12の搬送が開始され
る。この搬送により、カラー感熱記録紙12の先端がサ
ーマルヘッド14とプラテンローラ13との間を通っ
て、搬送ローラ対10に達すると、ニップ解除位置にあ
ったピンチローラ10bがニップ位置に移動して、搬送
ローラ対10でニップされる。また、サーマルヘッド1
3の圧接位置に揺動され、発熱素子アレイ16がカラー
感熱記録紙12の表面に圧接される。この後、パルスモ
ータ11が正転されて、搬送ローラ対10の回転によ
り、カラー感熱記録紙12が下流に向けて一定の速度で
搬送される。そして、カラー感熱記録紙12の記録エリ
アの先端が発熱素子アレイ16の位置に達するとイエロ
ー画像の記録が開始される。
ン(図示せず)を操作してプリントを指示する。プリン
トの指示がされると、給紙カセットからプラテンローラ
13に向けてカラー感熱記録紙12の搬送が開始され
る。この搬送により、カラー感熱記録紙12の先端がサ
ーマルヘッド14とプラテンローラ13との間を通っ
て、搬送ローラ対10に達すると、ニップ解除位置にあ
ったピンチローラ10bがニップ位置に移動して、搬送
ローラ対10でニップされる。また、サーマルヘッド1
3の圧接位置に揺動され、発熱素子アレイ16がカラー
感熱記録紙12の表面に圧接される。この後、パルスモ
ータ11が正転されて、搬送ローラ対10の回転によ
り、カラー感熱記録紙12が下流に向けて一定の速度で
搬送される。そして、カラー感熱記録紙12の記録エリ
アの先端が発熱素子アレイ16の位置に達するとイエロ
ー画像の記録が開始される。
【0057】図9に示すように、イエロー画像の記録が
開始されると、マイクロコンピュータ32は、セレクタ
35をバイアス用ラインメモリ34側に切り換える。ま
た、階調カウンタ37のカウント値C1が「1」に、カ
ウンタ52のカウント値C2が「0」にリセットされ
る。これにより、階調カウンタの「1」のカウント値C
1が階調データとして駆動データ生成回路36及び第1
LUT51に送られる。さらに、マイクロコンピュータ
32は、バイアス用イエローエリア54aを選択する指
定信号を第1LUT51に送る。これにより、第1LU
T51は、バイアス用イエローエリア54aからイエロ
ーのバイアス用通電データを取り出して、これを乗算器
56に送る。
開始されると、マイクロコンピュータ32は、セレクタ
35をバイアス用ラインメモリ34側に切り換える。ま
た、階調カウンタ37のカウント値C1が「1」に、カ
ウンタ52のカウント値C2が「0」にリセットされ
る。これにより、階調カウンタの「1」のカウント値C
1が階調データとして駆動データ生成回路36及び第1
LUT51に送られる。さらに、マイクロコンピュータ
32は、バイアス用イエローエリア54aを選択する指
定信号を第1LUT51に送る。これにより、第1LU
T51は、バイアス用イエローエリア54aからイエロ
ーのバイアス用通電データを取り出して、これを乗算器
56に送る。
【0058】次に、マイクロコンピュータ32は、画像
メモリ31から第1ライン目のイエロー,マゼンタ,シ
アンの画像データを読み出し、これらの3色の画像デー
タを用いてマスキング処理等の画像処理を行い、この処
理済の画像データのうちのイエロー画像データをライン
メモリ33に書き込む。
メモリ31から第1ライン目のイエロー,マゼンタ,シ
アンの画像データを読み出し、これらの3色の画像デー
タを用いてマスキング処理等の画像処理を行い、この処
理済の画像データのうちのイエロー画像データをライン
メモリ33に書き込む。
【0059】この後、1ライン分のバイアスデータがバ
イアス用ラインメモリ34から1個ずつ順次に読み出さ
れてセレクタ35を介して駆動データ生成回路36に送
られる。駆動データ生成回路36は、この入力された各
バイアスデータと、階調カウンタ37からの「1」の階
調データとを比較し、前者が後者よりも大きいか同じ時
には「1」のバイアス駆動データを、それ以外の時には
「0」のバイアス駆動データをヘッドドライバ39に送
る。
イアス用ラインメモリ34から1個ずつ順次に読み出さ
れてセレクタ35を介して駆動データ生成回路36に送
られる。駆動データ生成回路36は、この入力された各
バイアスデータと、階調カウンタ37からの「1」の階
調データとを比較し、前者が後者よりも大きいか同じ時
には「1」のバイアス駆動データを、それ以外の時には
「0」のバイアス駆動データをヘッドドライバ39に送
る。
【0060】バイアスデータとして数値「255」のも
のが用いられているから、1ライン分の全てバイアスデ
ータについて「1」のバイアス駆動データが出力され
る。そして、ヘッドドライバ39に送られたシリアルな
バイアス駆動データは、シフトクロックによりシフトレ
ジスタ40に順次に取り込まれ、パラレルなバイアス駆
動データに変換されてラッチアレイ41に出力される。
のが用いられているから、1ライン分の全てバイアスデ
ータについて「1」のバイアス駆動データが出力され
る。そして、ヘッドドライバ39に送られたシリアルな
バイアス駆動データは、シフトクロックによりシフトレ
ジスタ40に順次に取り込まれ、パラレルなバイアス駆
動データに変換されてラッチアレイ41に出力される。
【0061】一方、カウンタ52は、「1」のバイアス
駆動データが入力される毎に、そのカウント値C2を
「1」ずつカウントアップする。上述のように1ライン
分のバイアス駆動データは、全て「1」となっているの
で、1ライン分の駆動データが駆動データ生成回路36
から出力された時点では、カウント値C2が値「n」と
なり、この値「n」のカウント値C2が第2LUT53
に送られる。これにより、第2LUT53は、アドレス
「n」の第n補正データを取り出す。すなわち、第1回
目のバイアス通電シーケンス時に、同時に通電される発
熱素子15の個数「n」に応じた第n補正データが第2
LUT53から取り出されて乗算器56に送られる。
駆動データが入力される毎に、そのカウント値C2を
「1」ずつカウントアップする。上述のように1ライン
分のバイアス駆動データは、全て「1」となっているの
で、1ライン分の駆動データが駆動データ生成回路36
から出力された時点では、カウント値C2が値「n」と
なり、この値「n」のカウント値C2が第2LUT53
に送られる。これにより、第2LUT53は、アドレス
「n」の第n補正データを取り出す。すなわち、第1回
目のバイアス通電シーケンス時に、同時に通電される発
熱素子15の個数「n」に応じた第n補正データが第2
LUT53から取り出されて乗算器56に送られる。
【0062】この乗算器56は、バイアス用通電データ
に第n補正データを乗算し、この乗算結果をバイアス用
第1補正通電データとしてストローブ信号発生回路50
にセットする。第n補正データは、補正率Knが「1」
であるから、バイアス用第1補正通電データに表される
補正通電時間と冷却時間は、イエローのバイアス用通電
データに表されるものと同じになる。
に第n補正データを乗算し、この乗算結果をバイアス用
第1補正通電データとしてストローブ信号発生回路50
にセットする。第n補正データは、補正率Knが「1」
であるから、バイアス用第1補正通電データに表される
補正通電時間と冷却時間は、イエローのバイアス用通電
データに表されるものと同じになる。
【0063】この後、タイミング発生回路38からのラ
ッチ信号がラッチアレイ41に入力されて、パラレルな
バイアス駆動データがラッチアレイ41にラッチされ、
ゲートアレイ42に出力されるようになる。そして、こ
のラッチ後に、タイミング発生回路38からのストロー
ブ開始信号がストローブ発生回路50に入力される。こ
のストローブ開始信号が入力されると、ストローブ信号
発生回路50は、1番目のバイアス用ストローブパルス
の送出を開始する。この時点で、第1回目のバイアス通
電シーケンスが開始されることになる。そして、このス
トローブパルスの送出開始から、バイアス用第1補正通
電データに表される補正通電時間が経過するとストロー
ブパルスの送出が停止される。これにより、バイアス用
第1補正通電データに表される補正通電時間のパルス幅
を持った1番目のバイアス用ストローブパルスがゲート
アレイ42に入力される。
ッチ信号がラッチアレイ41に入力されて、パラレルな
バイアス駆動データがラッチアレイ41にラッチされ、
ゲートアレイ42に出力されるようになる。そして、こ
のラッチ後に、タイミング発生回路38からのストロー
ブ開始信号がストローブ発生回路50に入力される。こ
のストローブ開始信号が入力されると、ストローブ信号
発生回路50は、1番目のバイアス用ストローブパルス
の送出を開始する。この時点で、第1回目のバイアス通
電シーケンスが開始されることになる。そして、このス
トローブパルスの送出開始から、バイアス用第1補正通
電データに表される補正通電時間が経過するとストロー
ブパルスの送出が停止される。これにより、バイアス用
第1補正通電データに表される補正通電時間のパルス幅
を持った1番目のバイアス用ストローブパルスがゲート
アレイ42に入力される。
【0064】このゲートアレイ43で1ライン分のバイ
アス駆動データと、ストローブ信号発生回路50からの
1番目のバイアス用ストローブパルスとの論理積が求め
られる。そして、バイアス駆動データが「1」となって
いる時に、そのバイアス駆動データに対応したゲートア
レイ42の出力端子から、1番目のバイアス用ストロー
ブパルスのパルス幅と同じ幅を持った1番目のバイアス
駆動パルスがスイッチングアレイ43の対応するトラン
ジスタ43aに送られる。バイアス駆動データは、全て
「1」となっているから、全てのトランジスタ43aに
バイアス駆動パルスが出力される。
アス駆動データと、ストローブ信号発生回路50からの
1番目のバイアス用ストローブパルスとの論理積が求め
られる。そして、バイアス駆動データが「1」となって
いる時に、そのバイアス駆動データに対応したゲートア
レイ42の出力端子から、1番目のバイアス用ストロー
ブパルスのパルス幅と同じ幅を持った1番目のバイアス
駆動パルスがスイッチングアレイ43の対応するトラン
ジスタ43aに送られる。バイアス駆動データは、全て
「1」となっているから、全てのトランジスタ43aに
バイアス駆動パルスが出力される。
【0065】1番目のバイアス用駆動パルスが入力され
ている間に、各トランジスタ43aがONとなって、全
ての発熱素子15が電源装置44からの給電で同時に通
電される。この後、ストローブパルスの入力停止にとも
なって、各発熱素子15は、通電されない状態となる。
これによって、バイアス用第1補正通電データに表され
る補正通電時間だけ各発熱素子15が同時に通電されて
発熱する。
ている間に、各トランジスタ43aがONとなって、全
ての発熱素子15が電源装置44からの給電で同時に通
電される。この後、ストローブパルスの入力停止にとも
なって、各発熱素子15は、通電されない状態となる。
これによって、バイアス用第1補正通電データに表され
る補正通電時間だけ各発熱素子15が同時に通電されて
発熱する。
【0066】1番目のバイアス駆動パルスによる発熱中
に、タイミング発生回路38からカウントアップ信号が
階調カウンタ37に入力されて、カウント値C1が
「2」となり、「2」の階調データが駆動データ生成回
路36及び第1LUT51に送られる。また、マイクロ
コンピュータ32は、カウンタ52のカウント値C2を
リセットして「0」とする。
に、タイミング発生回路38からカウントアップ信号が
階調カウンタ37に入力されて、カウント値C1が
「2」となり、「2」の階調データが駆動データ生成回
路36及び第1LUT51に送られる。また、マイクロ
コンピュータ32は、カウンタ52のカウント値C2を
リセットして「0」とする。
【0067】この後、バイアス用ラインメモリ34から
第2回目のバイアスデータの読み出しが開始され、再び
1ライン分のバイアスデータが1個ずつ順番に読み出さ
れて、駆動データ生成回路36に送られる。前述した手
順により、1ライン分のバイアスデータは、「2」の階
調データと比較されて、第2回目のバイアス通電シーケ
ンスのためのシリアルなバイアス駆動データとされ、ヘ
ッドドライバ39及びカウンタ52に送られる。ヘッド
ドライバ39に送られたバイアス駆動データは、シフト
レジスタ40に取り込まれる。
第2回目のバイアスデータの読み出しが開始され、再び
1ライン分のバイアスデータが1個ずつ順番に読み出さ
れて、駆動データ生成回路36に送られる。前述した手
順により、1ライン分のバイアスデータは、「2」の階
調データと比較されて、第2回目のバイアス通電シーケ
ンスのためのシリアルなバイアス駆動データとされ、ヘ
ッドドライバ39及びカウンタ52に送られる。ヘッド
ドライバ39に送られたバイアス駆動データは、シフト
レジスタ40に取り込まれる。
【0068】また、カウンタ52は、第2回目のバイア
ス通電シーケンスのための「1」となっているバイアス
駆動データの個数をカウントしたカウント値C2、すな
わち「n」を第2LUT53に送る。これにより、第2
LUT53は、アドレス「n」の第n補正データを乗算
器56に送る。また、第1LUT51は、バイアス用イ
エローエリア51aを選択する指定信号が入力されてい
るので、イエローのバイアス用通電データを乗算器56
に送る。乗算器56は、イエローのバイアス用通電デー
タに第n補正データを乗算し、この乗算結果をバイアス
用第2補正通電データとしてストローブ信号発生回路5
0にセットする。
ス通電シーケンスのための「1」となっているバイアス
駆動データの個数をカウントしたカウント値C2、すな
わち「n」を第2LUT53に送る。これにより、第2
LUT53は、アドレス「n」の第n補正データを乗算
器56に送る。また、第1LUT51は、バイアス用イ
エローエリア51aを選択する指定信号が入力されてい
るので、イエローのバイアス用通電データを乗算器56
に送る。乗算器56は、イエローのバイアス用通電デー
タに第n補正データを乗算し、この乗算結果をバイアス
用第2補正通電データとしてストローブ信号発生回路5
0にセットする。
【0069】ストローブ信号発生回路50は、1番目の
バイアス用ストローブパルスの送出を停止するとストロ
ーブ停止信号をタイミング発生回路38に送る。このス
トローブ停止信号の入力後、タイミング発生回路38
は、ラッチ信号を発生して、第2回目のバイアス通電シ
ーケンス用のバイアス駆動データをラッチアレイ41に
ラッチさせる。また、ストローブ信号発生回路50は、
1番目のバイアス用ストローブパルスの送出停止からバ
イアス用第1補正通電データに表される冷却時間が経過
すると、2番目のバイアス用ストローブパルスの送出を
開始する。この時点で、第1回目のバイアス通電シーケ
ンスが終了し、第2回目の通電シーケンスとなる。
バイアス用ストローブパルスの送出を停止するとストロ
ーブ停止信号をタイミング発生回路38に送る。このス
トローブ停止信号の入力後、タイミング発生回路38
は、ラッチ信号を発生して、第2回目のバイアス通電シ
ーケンス用のバイアス駆動データをラッチアレイ41に
ラッチさせる。また、ストローブ信号発生回路50は、
1番目のバイアス用ストローブパルスの送出停止からバ
イアス用第1補正通電データに表される冷却時間が経過
すると、2番目のバイアス用ストローブパルスの送出を
開始する。この時点で、第1回目のバイアス通電シーケ
ンスが終了し、第2回目の通電シーケンスとなる。
【0070】2番目のバイアス用ストローブパルスの送
出は、バイアス用第2補正通電データに表される補正通
電時間が経過した時点で停止されることにより、第2バ
イアス通電データに表される補正通電時間のパルス幅と
なる。この2番目のバイアス用ストローブパルスと、第
2回目のバイアス通電シーケンス用のバイアス駆動デー
タとにより、上記同様な手順で、2番目のバイアス駆動
パルスが作成され、各発熱素子15が同時に通電され
る。
出は、バイアス用第2補正通電データに表される補正通
電時間が経過した時点で停止されることにより、第2バ
イアス通電データに表される補正通電時間のパルス幅と
なる。この2番目のバイアス用ストローブパルスと、第
2回目のバイアス通電シーケンス用のバイアス駆動デー
タとにより、上記同様な手順で、2番目のバイアス駆動
パルスが作成され、各発熱素子15が同時に通電され
る。
【0071】以下同様にして、1ライン分のバイアスデ
ータと「3」〜「255」の各階調データを用いて、第
3回目〜第255回目のバイアス通電シーケンス用のバ
イアス駆動データが1ライン分ずつ順次に作成される。
また、これらの各1ライン分のバイアス駆動データ中の
「1」のバアイス駆動データの個数に応じた第2LUT
53の補正データと、バイアス用通電データとからバイ
アス用第3〜第255補正通電データが算出される。そ
して、3番目〜255番目のバイアス用ストローブパル
スが順次に発生され、これらのバイアス駆動データとバ
イアス用ストローブパルスとにより作成された3番目〜
255番目のバイアス駆動パルスで各発熱素子15が同
時に通電されて発熱する。
ータと「3」〜「255」の各階調データを用いて、第
3回目〜第255回目のバイアス通電シーケンス用のバ
イアス駆動データが1ライン分ずつ順次に作成される。
また、これらの各1ライン分のバイアス駆動データ中の
「1」のバアイス駆動データの個数に応じた第2LUT
53の補正データと、バイアス用通電データとからバイ
アス用第3〜第255補正通電データが算出される。そ
して、3番目〜255番目のバイアス用ストローブパル
スが順次に発生され、これらのバイアス駆動データとバ
イアス用ストローブパルスとにより作成された3番目〜
255番目のバイアス駆動パルスで各発熱素子15が同
時に通電されて発熱する。
【0072】このようにして、各発熱素子15は、イエ
ローのバイアスデータに応じた回数で通電される。イエ
ローのバイアスデータが数値「255」であるから各発
熱素子15は、バイアス加熱期間中に255回通電され
る。これにより、バイアス熱エネルギーEbyがカラー
感熱記録紙12の第1ライン目の位置に与えられる。
ローのバイアスデータに応じた回数で通電される。イエ
ローのバイアスデータが数値「255」であるから各発
熱素子15は、バイアス加熱期間中に255回通電され
る。これにより、バイアス熱エネルギーEbyがカラー
感熱記録紙12の第1ライン目の位置に与えられる。
【0073】図10に示すように、マイクロコンピュー
タ32は、第255回目のバイアス通電シーケンスの実
行中に、セレクタ35をラインメモリ側に切り換えると
ともに、カウンタ37のカウント値C1を「1」に、カ
ウンタ52のカウント値C2を「0」にリセットする。
また、階調用イエローエリア55aを指定する指定信号
を第1LUT51に送る。
タ32は、第255回目のバイアス通電シーケンスの実
行中に、セレクタ35をラインメモリ側に切り換えると
ともに、カウンタ37のカウント値C1を「1」に、カ
ウンタ52のカウント値C2を「0」にリセットする。
また、階調用イエローエリア55aを指定する指定信号
を第1LUT51に送る。
【0074】この後、ラインメモリ33から第1ライン
目のイエロー画像データが1個ずつ順次に読み出され
て、駆動データ生成回路36に送られる。この駆動デー
タ生成回路36は、バイアス駆動データの作成と同様に
して、階調カウンタ37からの「1」の階調データと、
次々に入力される各イエロー画像データとを順次比較す
ることにより、「1」または「0」の階調駆動データを
出力する。
目のイエロー画像データが1個ずつ順次に読み出され
て、駆動データ生成回路36に送られる。この駆動デー
タ生成回路36は、バイアス駆動データの作成と同様に
して、階調カウンタ37からの「1」の階調データと、
次々に入力される各イエロー画像データとを順次比較す
ることにより、「1」または「0」の階調駆動データを
出力する。
【0075】このようにして、第1回目の階調通電シー
ケンスのための1ライン分の各階調駆動データが駆動デ
ータ生成回路36からシリアルに出力されて、ヘッドド
ライバ39及びカウンタ52に送られる。ヘッドドライ
バ39に送られた1ライン分の階調駆動データは、シフ
トレジスタ40に取り込まれてパラレルに変換され、第
255回目のバイアス通電シーケンス中の255番目の
ストローブ信号の送出が停止された後に、ラッチアレイ
41にラッチされる。
ケンスのための1ライン分の各階調駆動データが駆動デ
ータ生成回路36からシリアルに出力されて、ヘッドド
ライバ39及びカウンタ52に送られる。ヘッドドライ
バ39に送られた1ライン分の階調駆動データは、シフ
トレジスタ40に取り込まれてパラレルに変換され、第
255回目のバイアス通電シーケンス中の255番目の
ストローブ信号の送出が停止された後に、ラッチアレイ
41にラッチされる。
【0076】また、1ライン分の各階調駆動データ中の
「1」の駆動データの個数がカウンタ52でカウントさ
れる。そして、このカウンタ52のカウント値C2に対
応する補正データが第2LUT53から取り出されて乗
算器56に送られる。例えば、第1ライン目のイエロー
画像データ中に、その数値が「1」以上のイエロー画像
データが800個だけ含まれていたとすれば、「1」の
階調駆動データが800個作成されるから、図10に示
されるように、カウント値C2は「800」となる。し
たがって、第2LUT53のアドレス「800」から第
800補正データが取り出されて乗算器56に送られ
る。
「1」の駆動データの個数がカウンタ52でカウントさ
れる。そして、このカウンタ52のカウント値C2に対
応する補正データが第2LUT53から取り出されて乗
算器56に送られる。例えば、第1ライン目のイエロー
画像データ中に、その数値が「1」以上のイエロー画像
データが800個だけ含まれていたとすれば、「1」の
階調駆動データが800個作成されるから、図10に示
されるように、カウント値C2は「800」となる。し
たがって、第2LUT53のアドレス「800」から第
800補正データが取り出されて乗算器56に送られ
る。
【0077】また、第1LUT51は、指定信号により
階調用イエローエリア52aが選択され、階調カウンタ
37から階調データ「1」が入力されているから、階調
用イエローエリア52aのアドレス「1」からイエロー
の階調用第1通電データを取り出して乗算器56に送
る。
階調用イエローエリア52aが選択され、階調カウンタ
37から階調データ「1」が入力されているから、階調
用イエローエリア52aのアドレス「1」からイエロー
の階調用第1通電データを取り出して乗算器56に送
る。
【0078】そして、この第1通電データと第800補
正データとが乗算器56で乗算され、その乗算結果が階
調用第1補正通電データとしてストローブ信号発生回路
50にセットされる。この後、第255回目のバイアス
通電シーケンスが終了すると、ストローブ信号発生回路
50は、セットされた階調用第1補正通電データに表さ
れる補正通電時間のパルス幅を持ったストローブパルス
を送出する。この時点で第1回目の階調通電シーケンス
となる。
正データとが乗算器56で乗算され、その乗算結果が階
調用第1補正通電データとしてストローブ信号発生回路
50にセットされる。この後、第255回目のバイアス
通電シーケンスが終了すると、ストローブ信号発生回路
50は、セットされた階調用第1補正通電データに表さ
れる補正通電時間のパルス幅を持ったストローブパルス
を送出する。この時点で第1回目の階調通電シーケンス
となる。
【0079】これにより、ラッチアレイ41にラッチさ
れている1ライン分の階調駆動データは、ゲートアレイ
42で1番目の階調駆動パルスに変換される。ここで、
階調駆動データが「0」の場合には、階調駆動パルスは
発生しない。この1ライン分の階調駆動パルスによって
「1」の階調駆動データに対応する各発熱素子15が電
源装置44によって通電される。この時にも通電される
発熱素子15は、同時に通電される。したがて、800
個の発熱素子15が同時に、かつ階調用第1補正通電デ
ータに表される補正通電時間だけ通電されて発熱する。
れている1ライン分の階調駆動データは、ゲートアレイ
42で1番目の階調駆動パルスに変換される。ここで、
階調駆動データが「0」の場合には、階調駆動パルスは
発生しない。この1ライン分の階調駆動パルスによって
「1」の階調駆動データに対応する各発熱素子15が電
源装置44によって通電される。この時にも通電される
発熱素子15は、同時に通電される。したがて、800
個の発熱素子15が同時に、かつ階調用第1補正通電デ
ータに表される補正通電時間だけ通電されて発熱する。
【0080】1番目の階調駆動パルスによる発熱中に、
階調カウンタ37のカウント値C1が「2」とされ、カ
ウンタ47のカウント値C2がリセットされて「0」と
される。この後、ラインメモリ33から第2回目の読出
しが開始され、再び第1ライン目のイエロー画像データ
が1個ずつ順番に駆動データ生成回路36に送られる。
階調カウンタ37のカウント値C1が「2」とされ、カ
ウンタ47のカウント値C2がリセットされて「0」と
される。この後、ラインメモリ33から第2回目の読出
しが開始され、再び第1ライン目のイエロー画像データ
が1個ずつ順番に駆動データ生成回路36に送られる。
【0081】以下同様にして、第1ライン目のイエロー
画像データと「2」〜「255」の各階調データを用い
て、第2回目〜第255回目の階調通電シーケンス用の
階調駆動データが1ライン分ずつ順次に作成される。ま
た、これらの各1ライン分の階調駆動データ中の「1」
の階調駆動データの個数に応じた第2LUT53の補正
データと、階調用第2〜第255通電データとから階調
用第2〜第255補正通電データが算出される。そし
て、階調用第2〜第255補正通電データの補正通電時
間のパルス幅を持った2番目〜255番目の階調用スト
ローブパルスが順次に発生され、これらの階調駆動デー
タと階調用ストローブパルスとにより作成された2番目
〜255番目の階調駆動パルスで各発熱素子15が選択
的かつ同時に通電されて発熱する。
画像データと「2」〜「255」の各階調データを用い
て、第2回目〜第255回目の階調通電シーケンス用の
階調駆動データが1ライン分ずつ順次に作成される。ま
た、これらの各1ライン分の階調駆動データ中の「1」
の階調駆動データの個数に応じた第2LUT53の補正
データと、階調用第2〜第255通電データとから階調
用第2〜第255補正通電データが算出される。そし
て、階調用第2〜第255補正通電データの補正通電時
間のパルス幅を持った2番目〜255番目の階調用スト
ローブパルスが順次に発生され、これらの階調駆動デー
タと階調用ストローブパルスとにより作成された2番目
〜255番目の階調駆動パルスで各発熱素子15が選択
的かつ同時に通電されて発熱する。
【0082】例えば、階調データ「2」の時に、第1ラ
イン目のイエロー画像データ中にその数値が「2」以上
ののものが780個だけ含まれていたとすれば、第2L
UT53の第780補正データと、階調用イエローエリ
ア52aの階調用第2通電データとから階調用第2補正
通電データが算出される。そして、この階調用第2補正
通電データに表される補正通電時間で780個の発熱素
子15が同時に通電される。
イン目のイエロー画像データ中にその数値が「2」以上
ののものが780個だけ含まれていたとすれば、第2L
UT53の第780補正データと、階調用イエローエリ
ア52aの階調用第2通電データとから階調用第2補正
通電データが算出される。そして、この階調用第2補正
通電データに表される補正通電時間で780個の発熱素
子15が同時に通電される。
【0083】これにより、各発熱素子15は、0〜25
5回の範囲内で、イエロー画像データに応じた回数だけ
通電され、階調熱エネルギーを発生する。したがって、
最高濃度(階調レベル「255」)の画素を記録する場
合には、発熱素子15は、1番目から255番目の25
5個の階調駆動パルスで通電される。また、最低濃度
(階調レベル「0」)の画素を記録する場合には、発熱
素子15は通電されない。
5回の範囲内で、イエロー画像データに応じた回数だけ
通電され、階調熱エネルギーを発生する。したがって、
最高濃度(階調レベル「255」)の画素を記録する場
合には、発熱素子15は、1番目から255番目の25
5個の階調駆動パルスで通電される。また、最低濃度
(階調レベル「0」)の画素を記録する場合には、発熱
素子15は通電されない。
【0084】そして、各回の階調通電シーケンスでは、
その階調通電シーケンスで同時に通電される発熱素子1
5の個数に応じた補正率で基準通電時間を補正した補正
通電時間だけ発熱素子15が通電されるから、1個の発
熱素子15の発生する熱エネルギーは、階調レベルを
「1」だけ上昇させるに必要な熱エネルギーとなる。こ
れにより、イエロー画像の第1ラインの各画素は、対応
するイエロー画像データに応じたイエローの濃度で発色
する。
その階調通電シーケンスで同時に通電される発熱素子1
5の個数に応じた補正率で基準通電時間を補正した補正
通電時間だけ発熱素子15が通電されるから、1個の発
熱素子15の発生する熱エネルギーは、階調レベルを
「1」だけ上昇させるに必要な熱エネルギーとなる。こ
れにより、イエロー画像の第1ラインの各画素は、対応
するイエロー画像データに応じたイエローの濃度で発色
する。
【0085】上記のようにして、イエロー画像の第1ラ
インに対する階調加熱が終了すると、各発熱素子15
は、冷却期間に入り自然冷却される。また、この冷却期
間中にカラー感熱記録紙12が1ライン分搬送される。
第1ライン目の冷却期間中には、画像メモリ31から第
2ライン目のイエロー,マゼンタ,シアンの各画像デー
タが1ライン分読み出され、マイクロコンピュータ32
で画像処理が行われた後に、第2ライン目のイエロー画
像データラインメモリに書き込まれる。
インに対する階調加熱が終了すると、各発熱素子15
は、冷却期間に入り自然冷却される。また、この冷却期
間中にカラー感熱記録紙12が1ライン分搬送される。
第1ライン目の冷却期間中には、画像メモリ31から第
2ライン目のイエロー,マゼンタ,シアンの各画像デー
タが1ライン分読み出され、マイクロコンピュータ32
で画像処理が行われた後に、第2ライン目のイエロー画
像データラインメモリに書き込まれる。
【0086】この後に第1ライン目の冷却期間が終了す
ると、イエロー画像の第2ライン目の記録が開始され
る。この時にも、第1回目〜第255回目のバイアス通
電シーケンスからなるバイアス加熱と、第1回目〜第2
55回目の階調通電シーケンスからなる階調加熱とが行
われて、イエロー画像の第2ライン目が記録される。同
様にして、イエロー画像の第3ライン目以降が順次に記
録される。
ると、イエロー画像の第2ライン目の記録が開始され
る。この時にも、第1回目〜第255回目のバイアス通
電シーケンスからなるバイアス加熱と、第1回目〜第2
55回目の階調通電シーケンスからなる階調加熱とが行
われて、イエロー画像の第2ライン目が記録される。同
様にして、イエロー画像の第3ライン目以降が順次に記
録される。
【0087】また、カラー感熱記録紙12のイエロー画
像が記録された部分がイエロー用光定着器17に達する
と、その部分にイエロー用光定着器17からのイエロー
用紫外線が照射され、イエロー感熱発色層22が光定着
される。カラー感熱記録紙12は、サーマルヘッド14
によって記録エリアの後端まで記録された後、搬送ロー
ラ対10によりさらに継続搬送され、全ての記録エリア
にイエロー用紫外線が照射される。この後、イエロー用
光定着器17の紫外線ランプ17aは消灯されるととも
に、搬送ローラ対10の回転方向が切り換えられ、カラ
ー感熱記録紙12は、上流に向けて搬送される。このと
きには、サーマルヘッド14はカラー感熱記録紙12か
ら離れている。
像が記録された部分がイエロー用光定着器17に達する
と、その部分にイエロー用光定着器17からのイエロー
用紫外線が照射され、イエロー感熱発色層22が光定着
される。カラー感熱記録紙12は、サーマルヘッド14
によって記録エリアの後端まで記録された後、搬送ロー
ラ対10によりさらに継続搬送され、全ての記録エリア
にイエロー用紫外線が照射される。この後、イエロー用
光定着器17の紫外線ランプ17aは消灯されるととも
に、搬送ローラ対10の回転方向が切り換えられ、カラ
ー感熱記録紙12は、上流に向けて搬送される。このと
きには、サーマルヘッド14はカラー感熱記録紙12か
ら離れている。
【0088】カラー感熱記録紙12の先端部が搬送ロー
ラ対10のニップ位置に到達すると、搬送ローラ対10
の回転方向が切り換えられ、記録エリアの先端がサーマ
ルヘッド14の位置に達すると、サーマルヘッド14の
発熱素子アレイ16をカラー感熱記録紙1に圧接される
とともに、マゼンタ用光定着器18の紫外線ランプ18
aが点灯されてから、マゼンタ画像の記録が1ラインず
つカラー感熱記録紙12に記録される。このマゼンタ画
像の記録でも、各ラインを記録する際には、第1回目〜
第255回目のバイアス通電シーケンスからなるバイア
ス加熱と、第1回目〜第255回目の階調通電シーケン
スからなる階調加熱とが行われる。
ラ対10のニップ位置に到達すると、搬送ローラ対10
の回転方向が切り換えられ、記録エリアの先端がサーマ
ルヘッド14の位置に達すると、サーマルヘッド14の
発熱素子アレイ16をカラー感熱記録紙1に圧接される
とともに、マゼンタ用光定着器18の紫外線ランプ18
aが点灯されてから、マゼンタ画像の記録が1ラインず
つカラー感熱記録紙12に記録される。このマゼンタ画
像の記録でも、各ラインを記録する際には、第1回目〜
第255回目のバイアス通電シーケンスからなるバイア
ス加熱と、第1回目〜第255回目の階調通電シーケン
スからなる階調加熱とが行われる。
【0089】また、マゼンタの各バイアス通電シーケン
スでは、バイアス用マゼンタエリア54bのバイアス通
電データを用いてバイアス用第1〜第255補正通電デ
ータが作成され、これらに基づいてバイアス用ストロー
ブパルスが送出される。マゼンタの各階調通電シーケン
スでは、階調用マゼンタエリア55bの階調用第1〜第
255通電データを用いて階調用第1〜第255通電デ
ータが作成され、これらに基づいて階調用ストローブパ
ルスが送出される。
スでは、バイアス用マゼンタエリア54bのバイアス通
電データを用いてバイアス用第1〜第255補正通電デ
ータが作成され、これらに基づいてバイアス用ストロー
ブパルスが送出される。マゼンタの各階調通電シーケン
スでは、階調用マゼンタエリア55bの階調用第1〜第
255通電データを用いて階調用第1〜第255通電デ
ータが作成され、これらに基づいて階調用ストローブパ
ルスが送出される。
【0090】カラー感熱記録紙12のマゼンタ画像が記
録された部分がマゼンタ用光定着器18に達すると、そ
の部分にマゼンタ用紫外線が照射され、マゼンタ感熱発
色層21が光定着される。そして、マゼンタ画像の記録
及び光定着が終了した後、カラー感熱記録紙12は、上
流に向けて戻され、その先端部が搬送ローラ対10のニ
ップ位置に達すると、下流に向けて再び搬送される。
録された部分がマゼンタ用光定着器18に達すると、そ
の部分にマゼンタ用紫外線が照射され、マゼンタ感熱発
色層21が光定着される。そして、マゼンタ画像の記録
及び光定着が終了した後、カラー感熱記録紙12は、上
流に向けて戻され、その先端部が搬送ローラ対10のニ
ップ位置に達すると、下流に向けて再び搬送される。
【0091】そして、この搬送中にシアン画像が1ライ
ンずつ記録される。このシアン画像の記録でも、上記同
様にして、各ラインを記録する際には、第1回目〜第2
55回目のバイアス通電シーケンスと、第1回目〜第2
55回目の階調通電シーケンスが行われるが、この時に
はバイアス用マゼンタエリア54cのバイアス用通電デ
ータと階調用マゼンタエリア55cの階調用第1〜第2
55通電データが同時に通電される発熱素子15の個数
に応じた補正データでそれぞれ補正される。
ンずつ記録される。このシアン画像の記録でも、上記同
様にして、各ラインを記録する際には、第1回目〜第2
55回目のバイアス通電シーケンスと、第1回目〜第2
55回目の階調通電シーケンスが行われるが、この時に
はバイアス用マゼンタエリア54cのバイアス用通電デ
ータと階調用マゼンタエリア55cの階調用第1〜第2
55通電データが同時に通電される発熱素子15の個数
に応じた補正データでそれぞれ補正される。
【0092】以上のようにして、3色面順次で画像が記
録されたカラー感熱記録紙12は、カラー感熱プリンタ
より排紙される。このカラー感熱記録紙12に記録され
た画像は、同時に通電される発熱素子15の個数に応じ
て発熱素子15の通電時間を補正して記録してあるか
ら、同じ濃度で記録されるべき各画素は同じ濃度に記録
されており、記録すべき所定の濃度に記録されている。
したがって、濃度ムラがない。
録されたカラー感熱記録紙12は、カラー感熱プリンタ
より排紙される。このカラー感熱記録紙12に記録され
た画像は、同時に通電される発熱素子15の個数に応じ
て発熱素子15の通電時間を補正して記録してあるか
ら、同じ濃度で記録されるべき各画素は同じ濃度に記録
されており、記録すべき所定の濃度に記録されている。
したがって、濃度ムラがない。
【0093】なお、上記説明では、1ライン分の各バイ
アスデータとして同じ数値のものを用いているが、各発
熱素子15にはその抵抗値にバラツキがあり、同じパル
ス幅の駆動パルスで通電しても抵抗値のバラツキによる
発熱量に差異が生じる。そこで、発熱量の誤差を補正す
るために、抵抗値の誤差を考慮したバイアスデータを用
いてもよく、マイクロコンピュータ32でバイアスデー
タを補正してもよい。この場合には、バイアス加熱途中
で、同時に通電される発熱素子の個数に変化するが、上
記のカラー感熱プリンタでは、「1」のバイアス駆動デ
ータの個数に応じた第2LUT53の補正データでバイ
アス通電データを補正することができるから、同時に通
電される発熱素子15の個数によって各回のバイアス通
電シーケンスで1個の発熱素子15が発生する熱エネル
ギーに差異が生じることはない。
アスデータとして同じ数値のものを用いているが、各発
熱素子15にはその抵抗値にバラツキがあり、同じパル
ス幅の駆動パルスで通電しても抵抗値のバラツキによる
発熱量に差異が生じる。そこで、発熱量の誤差を補正す
るために、抵抗値の誤差を考慮したバイアスデータを用
いてもよく、マイクロコンピュータ32でバイアスデー
タを補正してもよい。この場合には、バイアス加熱途中
で、同時に通電される発熱素子の個数に変化するが、上
記のカラー感熱プリンタでは、「1」のバイアス駆動デ
ータの個数に応じた第2LUT53の補正データでバイ
アス通電データを補正することができるから、同時に通
電される発熱素子15の個数によって各回のバイアス通
電シーケンスで1個の発熱素子15が発生する熱エネル
ギーに差異が生じることはない。
【0094】上記実施形態では、発熱データに基づいた
駆動データから同時に通電される発熱素子の個数を検出
したが、マイクロコンピュータ等を用いて発熱データか
ら直接に求めることもできる。
駆動データから同時に通電される発熱素子の個数を検出
したが、マイクロコンピュータ等を用いて発熱データか
ら直接に求めることもできる。
【0095】また、上記実施形態では、発熱素子を断続
的に通電しているが、連続的に通電してもよい。さら
に、上記実施形態では、ストローブパルスのパルス幅に
よって通電時間制御するが、例えば、発熱データをヘッ
ドドライバのダウンカウンタに取り込み、ダウンカウン
タがクロックの入力毎にその内容を「1」ずつカウント
ダウンしていく時に、その内容が「1」以上の時に対応
する発熱素子を通電するようにしたヘッドドライバを用
いることもできる。この場合には、クロックの基準発生
間隔、すなわち基準通電時間を記憶したLUTと、発熱
素子の個数毎の基準発生間隔に対する補正率を記憶した
LUTとを用いればよい。
的に通電しているが、連続的に通電してもよい。さら
に、上記実施形態では、ストローブパルスのパルス幅に
よって通電時間制御するが、例えば、発熱データをヘッ
ドドライバのダウンカウンタに取り込み、ダウンカウン
タがクロックの入力毎にその内容を「1」ずつカウント
ダウンしていく時に、その内容が「1」以上の時に対応
する発熱素子を通電するようにしたヘッドドライバを用
いることもできる。この場合には、クロックの基準発生
間隔、すなわち基準通電時間を記憶したLUTと、発熱
素子の個数毎の基準発生間隔に対する補正率を記憶した
LUTとを用いればよい。
【0096】上記実施形態では、1ヘッド3パス方式の
カラー感熱プリンタについて説明したが、3ヘッド1パ
ス方式のカラー感熱プリンタであってもよい。また、感
熱方式のサーマルプリンタについて説明したが、昇華型
や熱溶融型の熱転写方式のサーマルプリンタにも本発明
を利用することができる。
カラー感熱プリンタについて説明したが、3ヘッド1パ
ス方式のカラー感熱プリンタであってもよい。また、感
熱方式のサーマルプリンタについて説明したが、昇華型
や熱溶融型の熱転写方式のサーマルプリンタにも本発明
を利用することができる。
【0097】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1の
ルックアップテーブルの各通電シーケンスの各基準通電
時間を、同時通電される発熱素子の個数に応じた第2の
ルックアップテーブルの補正率で補正した補正通電時間
を算出し、この補正通電時間で通電すべき発熱素子を通
電するようにしたから、第1及び第2のルックアップテ
ーブルを小容量にして製造コストを低く抑えながらも、
同時に通電される発熱素子の個数に応じて通電時間を細
かく制御することができ、濃度ムラを発生させるとなく
画像を記録することができる。
ルックアップテーブルの各通電シーケンスの各基準通電
時間を、同時通電される発熱素子の個数に応じた第2の
ルックアップテーブルの補正率で補正した補正通電時間
を算出し、この補正通電時間で通電すべき発熱素子を通
電するようにしたから、第1及び第2のルックアップテ
ーブルを小容量にして製造コストを低く抑えながらも、
同時に通電される発熱素子の個数に応じて通電時間を細
かく制御することができ、濃度ムラを発生させるとなく
画像を記録することができる。
【図1】本発明のカラー感熱プリンタの電気的な構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】カラー感熱プリンタを示す概略図である。
【図3】カラー感熱記録紙の層構造を示す説明図であ
る。
る。
【図4】カラー感熱記録紙の発色特性を示すグラフであ
る。
る。
【図5】ヘッドドライバの構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】第1LUTの内容を示す説明図である。
【図7】電源装置とヘッドドライバとサーマルヘッドか
らなるヘッド系回路の等価回路を示す回路図である。
らなるヘッド系回路の等価回路を示す回路図である。
【図8】第2LUTの内容を示す説明図である。
【図9】バイアス加熱時の主要データ及び信号のタイミ
ング関係を示す波形図である。
ング関係を示す波形図である。
【図10】階調加熱時の主要データ及び信号のタイミン
グ関係を示す波形図である。
グ関係を示す波形図である。
【図11】従来のLUTの内容を示す説明図である。
12 カラー感熱記録紙 14 サーマルヘッド 15 発熱素子 32 マイクロコンピュータ 36 駆動データ生成回路 37 階調カウンタ 39 ヘッドドライバ 50 ストローブ信号発生回路 51 第1ルックアップテーブル 52 カウンタ 53 第2ルックアップテーブル 56 乗算器
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の発熱素子をライン状に並べたサー
マルヘッドと、1個の発熱データに対して、発熱素子を
通電するための1回目〜P回目(Pは1以上の整数値)
の通電シーケンスを連続的に実行するとともに、各通電
シーケンスでは1ライン分の発熱データに基づいて各発
熱素子を選択的に同時通電するヘッドドライバとを備え
たサーマルプリンタにおいて、 1ライン分の発熱データに基づき、1回目〜P回目の通
電シーケンスのそれぞれについて同時通電される発熱素
子の個数を検出する検出手段と、 所定の基準個数の発熱素子を同時通電した時に1個の発
熱素子が発生する熱エネルギーに基づいて算出された1
回目〜P回目の通電シーケンスの各基準通電時間を記憶
した第1のルックアップテーブルと、 同時通電される発熱素子の個数に応じた前記基準通電時
間に対する補正率を発熱素子の個数毎に記憶した第2の
ルックアップテーブルと、 1回目〜P回目のうちの任意のJ回目の通電シーケンス
に対しては、前記検出手段により検出されたJ回目の通
電シーケンスで同時通電される発熱素子の個数に応じた
前記第2ルックアップテーブルの補正率で、前記第1ル
ックアップテーブルのJ回目の通電シーケンスの基準通
電時間を補正することにより、各通電シーケンスの補正
通電時間をそれぞれ算出する演算手段と、 J回目の通電シーケンスでは、前記演算手段によって算
出されたJ回目の通電シーケンスの補正通電時間で発熱
素子への通電が行われるように前記ヘッドドライバを制
御する制御手段とを備えたことを特徴とするサーマルプ
リンタ。 - 【請求項2】 前記1回目〜P回目のうちの任意のJ回
目の通電シーケンスに対して、この通電シーケンスの回
数Jに応じた値の階調データと1ライン分の発熱データ
のそれぞれとを比較し、これらの発熱データと階調デー
タとの大小関係に基づいて、各発熱データ毎に対応する
発熱素子を通電するか否かを表す1ライン分の駆動デー
タを作成してシリアルにヘッドドライバに出力する駆動
データ生成手段を備え、前記ヘッドドライバは、入力さ
れた1ライン分の駆動データに基づいて、通電する発熱
素子を選択するようにされ、前記検出手段は、前記1ラ
イン分中の発熱素子を通電することを表す駆動データの
個数をカウンタすることにより、同時通電される発熱素
子の個数を検出することを特徴とする請求項1記載のサ
ーマルプリンタ。 - 【請求項3】 前記各基準通電時間は、全ての発熱素子
を同時に駆動した時に1個の発熱素子が発生する熱エネ
ルギーに基づいて算出されていることを特徴とする請求
項1または2記載のサーマルプリンタ。 - 【請求項4】 前記発熱データは、バイアスデータと画
像データであり、前記各発熱素子は、ドットを記録する
際にバイアスデータを用いたバイアス加熱と階調加熱と
を行うことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載
のサーマルプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9073261A JPH10264432A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | サーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9073261A JPH10264432A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | サーマルプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10264432A true JPH10264432A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13513070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9073261A Pending JPH10264432A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | サーマルプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10264432A (ja) |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP9073261A patent/JPH10264432A/ja active Pending
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