JPH10264793A - 電気自動車用回生制動併用式制動装置 - Google Patents
電気自動車用回生制動併用式制動装置Info
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- JPH10264793A JPH10264793A JP7591697A JP7591697A JPH10264793A JP H10264793 A JPH10264793 A JP H10264793A JP 7591697 A JP7591697 A JP 7591697A JP 7591697 A JP7591697 A JP 7591697A JP H10264793 A JPH10264793 A JP H10264793A
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- Japan
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- braking
- force
- braking force
- brake pedal
- regenerative
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- Regulating Braking Force (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気自動車用回生制動併用式制動装置に関
し、回生制動力を効率よく利用しながらエネルギの有効
利用を確実に実行しつつ急ブレーキ操作時には短期間に
大きなブレーキ力を得られるようにする。 【解決手段】 回生制動と負圧式倍力装置11を用いた
機械制動とを併用する制動装置であって、負圧式倍力装
置11の大気室14に通じる圧力制御口18と、圧力制
御口18を通じて大気室14内の圧力を調整し機械制動
力を制御する大気弁20と、要求制動力を検出する要求
制動力検出手段41とをそなえ、検出された要求制動力
とこのときに発生させうる回生制動力とに基づき回生制
動力では不足する制動力を機械制動力により確保するよ
うに大気弁20を制御するとともに、圧力制御口18と
は別個に設けられ大気室14に大気導入させうる大気導
入口19をそなえ、急制動要求が判定されると、大気導
入口19を開放して機械制動力を増大させる。
し、回生制動力を効率よく利用しながらエネルギの有効
利用を確実に実行しつつ急ブレーキ操作時には短期間に
大きなブレーキ力を得られるようにする。 【解決手段】 回生制動と負圧式倍力装置11を用いた
機械制動とを併用する制動装置であって、負圧式倍力装
置11の大気室14に通じる圧力制御口18と、圧力制
御口18を通じて大気室14内の圧力を調整し機械制動
力を制御する大気弁20と、要求制動力を検出する要求
制動力検出手段41とをそなえ、検出された要求制動力
とこのときに発生させうる回生制動力とに基づき回生制
動力では不足する制動力を機械制動力により確保するよ
うに大気弁20を制御するとともに、圧力制御口18と
は別個に設けられ大気室14に大気導入させうる大気導
入口19をそなえ、急制動要求が判定されると、大気導
入口19を開放して機械制動力を増大させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制動操作時に、走
行用の電動機を通じて回生制動力を発生させこの回生制
動力と機械制動力とにより電気自動車の制動を行なう、
電気自動車用回生制動併用式制動装置に関する。
行用の電動機を通じて回生制動力を発生させこの回生制
動力と機械制動力とにより電気自動車の制動を行なう、
電気自動車用回生制動併用式制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大気汚染防止や騒音低減の観点か
ら、電気自動車が注目されつつあるが、このような電気
自動車では、走行エネルギを電力エネルギに変換しなが
ら車両に制動力を与える、いわゆる回生制動を容易に行
なうことができる。この回生制動は、走行用電動機を発
電機として機能させることで行なうことができ、回生制
動時には、発電機としての走行用電動機により駆動輪の
回転力を回収しながら、発電を行ないつつ、駆動輪に発
電負荷を与えることによって制動を行なう。
ら、電気自動車が注目されつつあるが、このような電気
自動車では、走行エネルギを電力エネルギに変換しなが
ら車両に制動力を与える、いわゆる回生制動を容易に行
なうことができる。この回生制動は、走行用電動機を発
電機として機能させることで行なうことができ、回生制
動時には、発電機としての走行用電動機により駆動輪の
回転力を回収しながら、発電を行ないつつ、駆動輪に発
電負荷を与えることによって制動を行なう。
【0003】このような回生制動は、アクセルペダルの
踏込を解除したときに行なわれるが、このアクセルペダ
ルの踏込解除時にブレーキペダルが踏み込まれていなけ
れば、内燃機関駆動の自動車におけるエンジンブレーキ
に相当するような弱めの回生制動力が発生するように回
生制動(これを、弱回生制動という)を行ない、アクセ
ルペダルの踏込解除時にブレーキペダルが踏み込まれて
いれば、ブレーキペダルの踏込度合に応じた回生制動力
が発生するように回生制動を行なう。
踏込を解除したときに行なわれるが、このアクセルペダ
ルの踏込解除時にブレーキペダルが踏み込まれていなけ
れば、内燃機関駆動の自動車におけるエンジンブレーキ
に相当するような弱めの回生制動力が発生するように回
生制動(これを、弱回生制動という)を行ない、アクセ
ルペダルの踏込解除時にブレーキペダルが踏み込まれて
いれば、ブレーキペダルの踏込度合に応じた回生制動力
が発生するように回生制動を行なう。
【0004】ところで、図9はこのような従来の回生制
動(以下、制動についてはブレーキともいう)を併用し
た倍力ブレーキ装置(回生制動併用式制動装置)の要部
構成を示す模式的な断面図であり、図10はこのような
従来の回生制動併用式制動装置におけるブレーキペダル
踏込時のブレーキ制御を説明する模式的な制御ブロック
図であり、図11はペダル踏力に対するブレーキ力(減
速度)の特性を示す図である。
動(以下、制動についてはブレーキともいう)を併用し
た倍力ブレーキ装置(回生制動併用式制動装置)の要部
構成を示す模式的な断面図であり、図10はこのような
従来の回生制動併用式制動装置におけるブレーキペダル
踏込時のブレーキ制御を説明する模式的な制御ブロック
図であり、図11はペダル踏力に対するブレーキ力(減
速度)の特性を示す図である。
【0005】図9において、11はブレーキブースタ
(倍力可変負圧ブースタ)であり、負圧ブースタ11の
内部は、ダイヤフラム12によって負圧室13と制御圧
室(大気室)14とに区画されている。負圧ブースタ1
1の中心部には、プッシュロッド15が貫通するように
そなえられ、プッシュロッド15はダイヤフラム12と
結合している。また、プッシュロッド15の一端はブレ
ーキペダル16と連動するオペレーティングロッド17
と接続されており、他端はホイールシリンダ(図10参
照)1に接続されており、ブレーキペダル16が踏み込
まれるとオペレーティングロッド17と共にプッシュロ
ッド15が前進して、ホイールシリンダにブレーキ液圧
が供給されるようになっている。
(倍力可変負圧ブースタ)であり、負圧ブースタ11の
内部は、ダイヤフラム12によって負圧室13と制御圧
室(大気室)14とに区画されている。負圧ブースタ1
1の中心部には、プッシュロッド15が貫通するように
そなえられ、プッシュロッド15はダイヤフラム12と
結合している。また、プッシュロッド15の一端はブレ
ーキペダル16と連動するオペレーティングロッド17
と接続されており、他端はホイールシリンダ(図10参
照)1に接続されており、ブレーキペダル16が踏み込
まれるとオペレーティングロッド17と共にプッシュロ
ッド15が前進して、ホイールシリンダにブレーキ液圧
が供給されるようになっている。
【0006】また、大気室14に通じるように、圧力制
御口18が設けられており、さらに、大気室14に大気
導入しうるように圧力制御口18とは別個に設けられた
大気導入口19が設けられている。圧力制御口18に
は、一方でオペレーティングロッド17内に設けられた
連通管18Aが接続され大気室14に通じており、他方
で配管18B,18Cが接続されて、大気側及び負圧側
に連通しうるようになっている。また、大気側の配管1
8Bには大気弁20が介装され、負圧側の配管18Cに
は負圧弁21が介装されている。
御口18が設けられており、さらに、大気室14に大気
導入しうるように圧力制御口18とは別個に設けられた
大気導入口19が設けられている。圧力制御口18に
は、一方でオペレーティングロッド17内に設けられた
連通管18Aが接続され大気室14に通じており、他方
で配管18B,18Cが接続されて、大気側及び負圧側
に連通しうるようになっている。また、大気側の配管1
8Bには大気弁20が介装され、負圧側の配管18Cに
は負圧弁21が介装されている。
【0007】大気導入口19には、シリンダ制御弁22
を通じた空気圧制御で駆動調整される開閉弁23がそな
えられている。つまり、オペレーティングロッド17の
外周には、ピストン24が固定されており、このピスト
ン24の外周には、オペレーティングロッド17やピス
トン24に対して進退動しうる可動シリンダ25が装備
されている。可動シリンダ25の一端側は大気導入口1
9を開閉する弁体25Aとなっており、可動シリンダ2
5の他端側にはピストン24で仕切られた室25Bがそ
なえられている。
を通じた空気圧制御で駆動調整される開閉弁23がそな
えられている。つまり、オペレーティングロッド17の
外周には、ピストン24が固定されており、このピスト
ン24の外周には、オペレーティングロッド17やピス
トン24に対して進退動しうる可動シリンダ25が装備
されている。可動シリンダ25の一端側は大気導入口1
9を開閉する弁体25Aとなっており、可動シリンダ2
5の他端側にはピストン24で仕切られた室25Bがそ
なえられている。
【0008】そして、この室25B内と連通する配管2
5Cにシリンダ制御弁22が介装されている。また、シ
リンダ制御弁22は、室25B内に負圧を供給するモー
ドと大気圧を供給するモードとがあり、室25B内に負
圧が供給されると可動シリンダ25が後退して大気導入
口19が開放し、室25B内に大気圧が供給されると可
動シリンダ25が前進して大気導入口19が閉鎖するよ
うになっている。
5Cにシリンダ制御弁22が介装されている。また、シ
リンダ制御弁22は、室25B内に負圧を供給するモー
ドと大気圧を供給するモードとがあり、室25B内に負
圧が供給されると可動シリンダ25が後退して大気導入
口19が開放し、室25B内に大気圧が供給されると可
動シリンダ25が前進して大気導入口19が閉鎖するよ
うになっている。
【0009】大気弁20,負圧弁21及びシリンダ制御
弁22は、いずれも電磁弁であり、コントローラ31を
通じて走行用モータの回生ブレーキ力と共に制御され
る。つまり、図10に示すように、コントローラ31に
は、モータ回転数センサ41,踏力センサ42からの各
検出信号が入力されるようになっており、コントローラ
31では、走行用モータ2の回転数Nm とブレーキペダ
ルの踏込力(ペダル踏力)Pbpとから、回生ブレーキ力
及び液圧ブレーキ力(機械ブレーキ力)の各目標値を算
出して、走行用モータ2の回生ブレーキ力の制御と負圧
ブースタ11を通じた液圧ブレーキ力の制御とを行なう
ようになっている。
弁22は、いずれも電磁弁であり、コントローラ31を
通じて走行用モータの回生ブレーキ力と共に制御され
る。つまり、図10に示すように、コントローラ31に
は、モータ回転数センサ41,踏力センサ42からの各
検出信号が入力されるようになっており、コントローラ
31では、走行用モータ2の回転数Nm とブレーキペダ
ルの踏込力(ペダル踏力)Pbpとから、回生ブレーキ力
及び液圧ブレーキ力(機械ブレーキ力)の各目標値を算
出して、走行用モータ2の回生ブレーキ力の制御と負圧
ブースタ11を通じた液圧ブレーキ力の制御とを行なう
ようになっている。
【0010】このため、コントローラ31には、モータ
回転数センサ41で検出されたモータ回転数Nm から最
大回生ブレーキ力を算出する最大回生ブレーキ力算出部
32と、踏力センサ42で検出されたブレーキペダルの
踏込力(ペダル踏力)Pbpから目標減速度(要求ブレー
キ力)を算出する目標減速度算出部(要求ブレーキ力算
出部)33と、最大回生ブレーキ力算出部32で算出さ
れた最大回生ブレーキ力と目標減速度算出部33で得ら
れた要求ブレーキ力(全ブレーキ力)とから回生ブレー
キ力及び液圧ブレーキ力の各目標値を算出する目標ブレ
ーキ力算出部34とがそなえられる。
回転数センサ41で検出されたモータ回転数Nm から最
大回生ブレーキ力を算出する最大回生ブレーキ力算出部
32と、踏力センサ42で検出されたブレーキペダルの
踏込力(ペダル踏力)Pbpから目標減速度(要求ブレー
キ力)を算出する目標減速度算出部(要求ブレーキ力算
出部)33と、最大回生ブレーキ力算出部32で算出さ
れた最大回生ブレーキ力と目標減速度算出部33で得ら
れた要求ブレーキ力(全ブレーキ力)とから回生ブレー
キ力及び液圧ブレーキ力の各目標値を算出する目標ブレ
ーキ力算出部34とがそなえられる。
【0011】目標ブレーキ力算出部34では、回生ブレ
ーキ力を極力使用しながらエネルギの有効利用を図るよ
うにしており、回生ブレーキ力だけでは不足するブレー
キ力を機械ブレーキ力(液圧ブレーキ力)により賄うよ
うにしている。したがって、最大回生ブレーキ力と全ブ
レーキ力とから目標回生ブレーキ力を設定し、全ブレー
キ力から目標回生ブレーキ力を減算することで目標機械
ブレーキ力を算出している。特に、全ブレーキ力が一定
以上の大きさの場合には、目標回生ブレーキ力は最大回
生ブレーキ力となり、目標機械ブレーキ力は全ブレーキ
力から最大回生ブレーキ力を減算した値となる。
ーキ力を極力使用しながらエネルギの有効利用を図るよ
うにしており、回生ブレーキ力だけでは不足するブレー
キ力を機械ブレーキ力(液圧ブレーキ力)により賄うよ
うにしている。したがって、最大回生ブレーキ力と全ブ
レーキ力とから目標回生ブレーキ力を設定し、全ブレー
キ力から目標回生ブレーキ力を減算することで目標機械
ブレーキ力を算出している。特に、全ブレーキ力が一定
以上の大きさの場合には、目標回生ブレーキ力は最大回
生ブレーキ力となり、目標機械ブレーキ力は全ブレーキ
力から最大回生ブレーキ力を減算した値となる。
【0012】したがって、所定のモータ回転数における
ペダル踏力に対するブレーキ力(減速度)の特性は、例
えば図11に示すようになる。図11に示すように、目
標回生ブレーキ力は、ペダル踏力が0ならエンジンブレ
ーキ相当(弱回生制動)となり、ペダル踏力が増大する
にしたがって増大するが、目標回生ブレーキ力が最大回
生ブレーキ力に達したらこれ以上は大きくならず、必要
ブレーキ力は、機械ブレーキ力(液圧ブレーキ力)に頼
ることになる。
ペダル踏力に対するブレーキ力(減速度)の特性は、例
えば図11に示すようになる。図11に示すように、目
標回生ブレーキ力は、ペダル踏力が0ならエンジンブレ
ーキ相当(弱回生制動)となり、ペダル踏力が増大する
にしたがって増大するが、目標回生ブレーキ力が最大回
生ブレーキ力に達したらこれ以上は大きくならず、必要
ブレーキ力は、機械ブレーキ力(液圧ブレーキ力)に頼
ることになる。
【0013】コントローラ31では、目標ブレーキ力算
出部34で算出された目標回生ブレーキ力に応じてモー
タコントローラ3に回生ゲイン指令を行なってモータ2
による回生制動力を制御し、目標ブレーキ力算出部34
で算出された目標機械ブレーキ力に応じて電磁弁20,
21をduty制御しながら負圧ブースタ11の圧力制
御(負圧制御)を行なってホイールシリンダ1へのブレ
ーキ液圧の制御を行なう。
出部34で算出された目標回生ブレーキ力に応じてモー
タコントローラ3に回生ゲイン指令を行なってモータ2
による回生制動力を制御し、目標ブレーキ力算出部34
で算出された目標機械ブレーキ力に応じて電磁弁20,
21をduty制御しながら負圧ブースタ11の圧力制
御(負圧制御)を行なってホイールシリンダ1へのブレ
ーキ液圧の制御を行なう。
【0014】なお、このような機械ブレーキ力の制御時
には、シリンダ制御弁22は大気導入口19を閉鎖する
状態に固定され、大気弁20及び負圧弁21の2つの電
磁弁を駆動しながら制御を行なう。そして、例えば目標
減速度(要求ブレーキ力)が減少した場合には、一般に
目標機械ブレーキ力が低下することになるため、大気弁
20に対して負圧弁21の開放率(デューティ)を高め
倍力を減少させ、機械ブレーキ力(液圧ブレーキ力)を
抑制し、逆に、目標減速度(要求ブレーキ力)が増加し
た場合には、一般に目標機械ブレーキ力が増加すること
になるため、負圧弁21に対して大気弁20の開放率
(デューティ)を高め倍力を増大させ、機械ブレーキ力
(液圧ブレーキ力)を増大させるようにする。
には、シリンダ制御弁22は大気導入口19を閉鎖する
状態に固定され、大気弁20及び負圧弁21の2つの電
磁弁を駆動しながら制御を行なう。そして、例えば目標
減速度(要求ブレーキ力)が減少した場合には、一般に
目標機械ブレーキ力が低下することになるため、大気弁
20に対して負圧弁21の開放率(デューティ)を高め
倍力を減少させ、機械ブレーキ力(液圧ブレーキ力)を
抑制し、逆に、目標減速度(要求ブレーキ力)が増加し
た場合には、一般に目標機械ブレーキ力が増加すること
になるため、負圧弁21に対して大気弁20の開放率
(デューティ)を高め倍力を増大させ、機械ブレーキ力
(液圧ブレーキ力)を増大させるようにする。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、負圧ブース
タ11において、圧力制御口18に通じる連通管18A
はオペレーティングロッド17内に設けられるため内径
を制限されている。したがって、圧力制御口18に通じ
る空気通路の面積は、大気導入口19の数分の一程度と
極めて小さいものになっており、大気弁20を開放して
大気室14に大気を導入する際にそれだけ時間を要す
る。
タ11において、圧力制御口18に通じる連通管18A
はオペレーティングロッド17内に設けられるため内径
を制限されている。したがって、圧力制御口18に通じ
る空気通路の面積は、大気導入口19の数分の一程度と
極めて小さいものになっており、大気弁20を開放して
大気室14に大気を導入する際にそれだけ時間を要す
る。
【0016】このため、例えばパニックブレーキ時をは
じめとした急ブレーキ操作時には短期間に大きなブレー
キ力が必要となるが、倍力比の増加が遅れてしまうた
め、ペダル踏力の急増に対する必要ブレーキ力の増加が
遅れ、一時的にブレーキ力不足を招くことになり、ドラ
イバに減速度不足感を与え、ブレーキフィーリングを低
下させてしまうという課題がある。
じめとした急ブレーキ操作時には短期間に大きなブレー
キ力が必要となるが、倍力比の増加が遅れてしまうた
め、ペダル踏力の急増に対する必要ブレーキ力の増加が
遅れ、一時的にブレーキ力不足を招くことになり、ドラ
イバに減速度不足感を与え、ブレーキフィーリングを低
下させてしまうという課題がある。
【0017】本発明は、上述の課題に鑑み創案されたも
ので、回生制動力を効率よく利用しながらエネルギの有
効利用を確実に実行しつつ、急ブレーキ操作時には短期
間に大きなブレーキ力を得ることができるようにした、
電気自動車用回生制動併用式制動装置を提供することを
目的とする。
ので、回生制動力を効率よく利用しながらエネルギの有
効利用を確実に実行しつつ、急ブレーキ操作時には短期
間に大きなブレーキ力を得ることができるようにした、
電気自動車用回生制動併用式制動装置を提供することを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の電気自動車用回生制動併用式制動装置は、電
気自動車に搭載された走行用の電動機を通じて回生制動
力を発生させる回生制動装置と、負圧式倍力装置を用い
て車輪に直接作用する機械制動力を発生させる機械制動
装置とをそなえてなる、電気自動車用回生制動併用式制
動装置において、該負圧式倍力装置の大気室に通じる圧
力制御口と、該圧力制御口に接続され該大気室内の圧力
を調整して該機械制動力を制御しうる大気弁と、ブレー
キペダル操作状態から要求制動力を検出する要求制動力
検出手段とをそなえ、該要求制動力検出手段で検出され
た要求制動力とこのときに発生させうる該回生制動力と
に基づいて、該回生制動力では不足する制動力を該機械
制動力により確保するように該大気弁が制御されるよう
構成されるとともに、該大気室に大気導入しうるように
該圧力制御口とは別個に設けられた大気導入口と、該要
求制動力検出手段の検出結果に基づいて急制動要求を判
定する急制動判定手段とをそなえ、該急制動判定手段で
急制動要求が判定されると、該大気導入口を開放して機
械制動力を増大させることを特徴としている。
の本発明の電気自動車用回生制動併用式制動装置は、電
気自動車に搭載された走行用の電動機を通じて回生制動
力を発生させる回生制動装置と、負圧式倍力装置を用い
て車輪に直接作用する機械制動力を発生させる機械制動
装置とをそなえてなる、電気自動車用回生制動併用式制
動装置において、該負圧式倍力装置の大気室に通じる圧
力制御口と、該圧力制御口に接続され該大気室内の圧力
を調整して該機械制動力を制御しうる大気弁と、ブレー
キペダル操作状態から要求制動力を検出する要求制動力
検出手段とをそなえ、該要求制動力検出手段で検出され
た要求制動力とこのときに発生させうる該回生制動力と
に基づいて、該回生制動力では不足する制動力を該機械
制動力により確保するように該大気弁が制御されるよう
構成されるとともに、該大気室に大気導入しうるように
該圧力制御口とは別個に設けられた大気導入口と、該要
求制動力検出手段の検出結果に基づいて急制動要求を判
定する急制動判定手段とをそなえ、該急制動判定手段で
急制動要求が判定されると、該大気導入口を開放して機
械制動力を増大させることを特徴としている。
【0019】請求項2記載の本発明の電気自動車用回生
制動併用式制動装置は、請求項1記載の装置において、
該要求制動力検出手段が、要求制動力に応じた値である
ブレーキペダルの踏力を検出するブレーキペダル踏力検
出手段であって、該急制動判定手段が、該ブレーキペダ
ル踏力検出手段により検出されたブレーキペダル踏力の
時間変化率が所定の変化率を越えると急制動要求である
と判定することを特徴としている。
制動併用式制動装置は、請求項1記載の装置において、
該要求制動力検出手段が、要求制動力に応じた値である
ブレーキペダルの踏力を検出するブレーキペダル踏力検
出手段であって、該急制動判定手段が、該ブレーキペダ
ル踏力検出手段により検出されたブレーキペダル踏力の
時間変化率が所定の変化率を越えると急制動要求である
と判定することを特徴としている。
【0020】請求項3記載の本発明の電気自動車用回生
制動併用式制動装置は、請求項1記載の装置において、
該要求制動力検出手段が、要求制動力に応じた値である
ブレーキペダルの踏力を検出するブレーキペダル踏力検
出手段であって、該急制動判定手段が、該ブレーキペダ
ル踏力検出手段により検出されたブレーキペダル踏力が
所定値を越えると急制動要求であると判定することを特
徴としている。
制動併用式制動装置は、請求項1記載の装置において、
該要求制動力検出手段が、要求制動力に応じた値である
ブレーキペダルの踏力を検出するブレーキペダル踏力検
出手段であって、該急制動判定手段が、該ブレーキペダ
ル踏力検出手段により検出されたブレーキペダル踏力が
所定値を越えると急制動要求であると判定することを特
徴としている。
【0021】請求項4記載の本発明の電気自動車用回生
制動併用式制動装置は、請求項1記載の装置において、
該要求制動力検出手段が、要求制動力に応じた値である
ブレーキペダルの踏力を検出するブレーキペダル踏力検
出手段であって、該急制動判定手段が、該ブレーキペダ
ル踏力検出手段により検出されたブレーキペダル踏力が
所定値を越え且つ該ブレーキペダル踏力の時間変化率が
所定の変化率を越えると急制動要求であると判定するこ
とを特徴としている。
制動併用式制動装置は、請求項1記載の装置において、
該要求制動力検出手段が、要求制動力に応じた値である
ブレーキペダルの踏力を検出するブレーキペダル踏力検
出手段であって、該急制動判定手段が、該ブレーキペダ
ル踏力検出手段により検出されたブレーキペダル踏力が
所定値を越え且つ該ブレーキペダル踏力の時間変化率が
所定の変化率を越えると急制動要求であると判定するこ
とを特徴としている。
【0022】請求項5記載の本発明の電気自動車用回生
制動併用式制動装置は、請求項1〜4のいずれかに記載
の装置において、該要求制動力検出手段が、要求制動力
に応じた値であるブレーキペダルの踏力を検出するブレ
ーキペダル踏力検出手段であって、該急制動判定手段が
急制動要求を判定した後に、該ブレーキペダル踏力検出
手段により検出されたブレーキペダル踏力の時間変化率
が所定の変化率以下になった場合には、該大気導入口を
閉鎖して該大気弁の制御により制動を制御することを特
徴としている。
制動併用式制動装置は、請求項1〜4のいずれかに記載
の装置において、該要求制動力検出手段が、要求制動力
に応じた値であるブレーキペダルの踏力を検出するブレ
ーキペダル踏力検出手段であって、該急制動判定手段が
急制動要求を判定した後に、該ブレーキペダル踏力検出
手段により検出されたブレーキペダル踏力の時間変化率
が所定の変化率以下になった場合には、該大気導入口を
閉鎖して該大気弁の制御により制動を制御することを特
徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明すると、図1〜図8は本発明の一実
施形態としての電気自動車用回生制動併用式制動装置を
示すものである。本電気自動車用回生制動併用式制動装
置も、回生制動(以下、制動についてはブレーキともい
う)を併用した倍力ブレーキ装置であって、図1に示す
ように、回生制動を行なう回生制動装置10Aと、機械
制動力を発生させる機械制動装置10Bとをそなえ、回
生制動装置10Aは走行用モータ2とモータコントロー
ラ3とコントローラ4とからなり、機械制動装置10B
は負圧式倍力装置11とコントローラ4とからなり車輪
に直接制動力を与えるように構成されている。
の形態について説明すると、図1〜図8は本発明の一実
施形態としての電気自動車用回生制動併用式制動装置を
示すものである。本電気自動車用回生制動併用式制動装
置も、回生制動(以下、制動についてはブレーキともい
う)を併用した倍力ブレーキ装置であって、図1に示す
ように、回生制動を行なう回生制動装置10Aと、機械
制動力を発生させる機械制動装置10Bとをそなえ、回
生制動装置10Aは走行用モータ2とモータコントロー
ラ3とコントローラ4とからなり、機械制動装置10B
は負圧式倍力装置11とコントローラ4とからなり車輪
に直接制動力を与えるように構成されている。
【0024】なお、この回生ブレーキを併用した機械ブ
レーキ(液圧ブレーキ)による制動については、協調回
生ともいう。本回生制動併用式制動装置のハード構成
は、従来技術(図9参照)と同様であり、図2に示すよ
うに、負圧式倍力装置としてのブレーキブースタ(倍力
可変負圧ブースタ)11は、その内部を、ダイヤフラム
12によって負圧室13と制御圧室(大気室)14とに
区画されている。
レーキ(液圧ブレーキ)による制動については、協調回
生ともいう。本回生制動併用式制動装置のハード構成
は、従来技術(図9参照)と同様であり、図2に示すよ
うに、負圧式倍力装置としてのブレーキブースタ(倍力
可変負圧ブースタ)11は、その内部を、ダイヤフラム
12によって負圧室13と制御圧室(大気室)14とに
区画されている。
【0025】負圧ブースタ11の中心部には、プッシュ
ロッド15が貫通してそなえられ、プッシュロッド15
はダイヤフラム12と結合している。プッシュロッド1
5の一端はブレーキペダル16と連動するオペレーティ
ングロッド17と接続され、他端はホイールシリンダ1
に接続されており、ブレーキペダル16が踏み込まれる
とオペレーティングロッド17と共にプッシュロッド1
5が前進して、ホイールシリンダにブレーキ液圧が供給
されるようになっている。
ロッド15が貫通してそなえられ、プッシュロッド15
はダイヤフラム12と結合している。プッシュロッド1
5の一端はブレーキペダル16と連動するオペレーティ
ングロッド17と接続され、他端はホイールシリンダ1
に接続されており、ブレーキペダル16が踏み込まれる
とオペレーティングロッド17と共にプッシュロッド1
5が前進して、ホイールシリンダにブレーキ液圧が供給
されるようになっている。
【0026】また、大気室14に通じるように、圧力制
御口18が設けられ、さらに、大気室14に大気導入し
うるように圧力制御口18とは別個に設けられた大気導
入口19が設けられている。この大気導入口19は、オ
ペレーティングロッド17の外周に環状に形成されるた
め、空気の流通面積を比較的十分に確保できるようにな
っている。
御口18が設けられ、さらに、大気室14に大気導入し
うるように圧力制御口18とは別個に設けられた大気導
入口19が設けられている。この大気導入口19は、オ
ペレーティングロッド17の外周に環状に形成されるた
め、空気の流通面積を比較的十分に確保できるようにな
っている。
【0027】圧力制御口18には、一方でオペレーティ
ングロッド17内に設けられた連通管18Aが接続され
大気室14に通じており、他方で配管18B,18Cが
接続されて、大気側(大気解放)及び負圧側(負圧ポン
プ9側)に連通しうるようになっている。また、大気側
の配管18Bには大気弁20が介装され、負圧側の配管
18Cには負圧弁21が介装されている。なお、連通管
18Aはオペレーティングロッド17内に設けられるこ
とからその内径を制限され、これにより、圧力制御口1
8側の空気流通面積は、大気導入口19よりも小さくな
っている。
ングロッド17内に設けられた連通管18Aが接続され
大気室14に通じており、他方で配管18B,18Cが
接続されて、大気側(大気解放)及び負圧側(負圧ポン
プ9側)に連通しうるようになっている。また、大気側
の配管18Bには大気弁20が介装され、負圧側の配管
18Cには負圧弁21が介装されている。なお、連通管
18Aはオペレーティングロッド17内に設けられるこ
とからその内径を制限され、これにより、圧力制御口1
8側の空気流通面積は、大気導入口19よりも小さくな
っている。
【0028】大気導入口19には、シリンダ制御弁22
を通じた空気圧制御で駆動調整される開閉弁23がそな
えられている。つまり、オペレーティングロッド17の
外周には、ピストン24が固定されており、このピスト
ン24の外周には、オペレーティングロッド17やピス
トン24に対して進退動しうる可動シリンダ25が装備
されている。可動シリンダ25の一端側は大気導入口1
9を開閉する弁体25Aとなっており、可動シリンダ2
5の他端側にはピストン24で仕切られた室25Bがそ
なえられている。
を通じた空気圧制御で駆動調整される開閉弁23がそな
えられている。つまり、オペレーティングロッド17の
外周には、ピストン24が固定されており、このピスト
ン24の外周には、オペレーティングロッド17やピス
トン24に対して進退動しうる可動シリンダ25が装備
されている。可動シリンダ25の一端側は大気導入口1
9を開閉する弁体25Aとなっており、可動シリンダ2
5の他端側にはピストン24で仕切られた室25Bがそ
なえられている。
【0029】そして、この室25B内と連通する配管2
5Cにシリンダ制御弁22が介装されている。また、シ
リンダ制御弁22は、室25B内に負圧を供給するモー
ドと大気圧を供給するモードとがあり、室25B内に大
気圧が供給されると可動シリンダ25が後退して大気導
入口19が開放し、室25B内に負圧が供給されると可
動シリンダ25が前進して大気導入口19が閉鎖するよ
うになっている。
5Cにシリンダ制御弁22が介装されている。また、シ
リンダ制御弁22は、室25B内に負圧を供給するモー
ドと大気圧を供給するモードとがあり、室25B内に大
気圧が供給されると可動シリンダ25が後退して大気導
入口19が開放し、室25B内に負圧が供給されると可
動シリンダ25が前進して大気導入口19が閉鎖するよ
うになっている。
【0030】大気弁20,負圧弁21及びシリンダ制御
弁22は、いずれも電磁弁であり、コントローラ4を通
じて走行用モータの回生ブレーキ力と共に制御される。
つまり、図1に示すように、コントローラ4には、モー
タ回転数センサ41,要求制動力検出手段としての踏力
センサ(ブレーキペダル踏力検出手段)42からの検出
信号が入力されるようになっている。なお、モータ回転
数センサ41では走行用モータ2の回転数Nm を検出
し、踏力センサ42では、ブレーキペダルの踏込力(ペ
ダル踏力)Pbpを検出するが、このペダル踏力Pbpはド
ライバの要求制動力に相当する。
弁22は、いずれも電磁弁であり、コントローラ4を通
じて走行用モータの回生ブレーキ力と共に制御される。
つまり、図1に示すように、コントローラ4には、モー
タ回転数センサ41,要求制動力検出手段としての踏力
センサ(ブレーキペダル踏力検出手段)42からの検出
信号が入力されるようになっている。なお、モータ回転
数センサ41では走行用モータ2の回転数Nm を検出
し、踏力センサ42では、ブレーキペダルの踏込力(ペ
ダル踏力)Pbpを検出するが、このペダル踏力Pbpはド
ライバの要求制動力に相当する。
【0031】そして、コントローラ4では、通常ブレー
キ時(後述する急ブレーキ時を除いたブレーキ操作時)
には、これらのモータ回転数Nm とペダル踏力Pbpとか
ら、回生ブレーキ力及び液圧ブレーキ力(機械ブレーキ
力)の各目標値を算出して、走行用モータ2の回生ブレ
ーキ力の制御と負圧ブースタ11を通じた液圧ブレーキ
力の制御とを行なうようになっている。
キ時(後述する急ブレーキ時を除いたブレーキ操作時)
には、これらのモータ回転数Nm とペダル踏力Pbpとか
ら、回生ブレーキ力及び液圧ブレーキ力(機械ブレーキ
力)の各目標値を算出して、走行用モータ2の回生ブレ
ーキ力の制御と負圧ブースタ11を通じた液圧ブレーキ
力の制御とを行なうようになっている。
【0032】このため、コントローラ4には、モータ回
転数センサ41で検出されたモータ回転数Nm から最大
回生ブレーキ力を算出する最大回生ブレーキ力算出部5
と、踏力センサ42で検出されたブレーキペダルの踏込
力(ペダル踏力)Pbpから目標減速度(要求ブレーキ
力)を算出する目標減速度算出部(要求ブレーキ力算出
部)6と、最大回生ブレーキ力算出部5で算出された最
大回生ブレーキ力と目標減速度算出部6で得られた要求
ブレーキ力(全ブレーキ力)とから回生ブレーキ力及び
液圧ブレーキ力の各目標値を算出する目標ブレーキ力算
出部7とがそなえられる。
転数センサ41で検出されたモータ回転数Nm から最大
回生ブレーキ力を算出する最大回生ブレーキ力算出部5
と、踏力センサ42で検出されたブレーキペダルの踏込
力(ペダル踏力)Pbpから目標減速度(要求ブレーキ
力)を算出する目標減速度算出部(要求ブレーキ力算出
部)6と、最大回生ブレーキ力算出部5で算出された最
大回生ブレーキ力と目標減速度算出部6で得られた要求
ブレーキ力(全ブレーキ力)とから回生ブレーキ力及び
液圧ブレーキ力の各目標値を算出する目標ブレーキ力算
出部7とがそなえられる。
【0033】そして、本装置では、このような通常ブレ
ーキ時におけるブレーキ力の演算機能に加えて、急ブレ
ーキが要求された場合には、これらと異なる制御を行な
うように構成されている。このため、コントローラ4に
は、急制動要求(急ブレーキ要求)を判定する急制動判
定手段8がそなえられている。なお、目標ブレーキ力算
出部7では、前述と同様に、通常ブレーキ時には、回生
ブレーキ力を極力使用しながらエネルギの有効利用を図
るようにしており、回生ブレーキ力だけでは不足するブ
レーキ力を機械ブレーキ力(液圧ブレーキ力)により賄
うようにしている。このため、最大回生ブレーキ力と全
ブレーキ力とから目標回生ブレーキ力を設定し、全ブレ
ーキ力から目標回生ブレーキ力を減算することで目標機
械ブレーキ力を算出している。特に、全ブレーキ力が一
定以上の大きさの場合には、目標回生ブレーキ力は最大
回生ブレーキ力となり、目標機械ブレーキ力は全ブレー
キ力から最大回生ブレーキ力を減算した値となる。
ーキ時におけるブレーキ力の演算機能に加えて、急ブレ
ーキが要求された場合には、これらと異なる制御を行な
うように構成されている。このため、コントローラ4に
は、急制動要求(急ブレーキ要求)を判定する急制動判
定手段8がそなえられている。なお、目標ブレーキ力算
出部7では、前述と同様に、通常ブレーキ時には、回生
ブレーキ力を極力使用しながらエネルギの有効利用を図
るようにしており、回生ブレーキ力だけでは不足するブ
レーキ力を機械ブレーキ力(液圧ブレーキ力)により賄
うようにしている。このため、最大回生ブレーキ力と全
ブレーキ力とから目標回生ブレーキ力を設定し、全ブレ
ーキ力から目標回生ブレーキ力を減算することで目標機
械ブレーキ力を算出している。特に、全ブレーキ力が一
定以上の大きさの場合には、目標回生ブレーキ力は最大
回生ブレーキ力となり、目標機械ブレーキ力は全ブレー
キ力から最大回生ブレーキ力を減算した値となる。
【0034】したがって、通常ブレーキ時には、所定の
モータ回転数におけるペダル踏力に対するブレーキ力
(減速度)の特性は、例えば図11に示すようになる。
図11に示すように、目標回生ブレーキ力は、ペダル踏
力が0ならエンジンブレーキ相当(弱回生制動)とな
り、ペダル踏力が増大するにしたがって増大するが、目
標回生ブレーキ力が最大回生ブレーキ力に達したらこれ
以上は大きくならず、必要ブレーキ力は、機械ブレーキ
力(液圧ブレーキ力)に頼ることになる。
モータ回転数におけるペダル踏力に対するブレーキ力
(減速度)の特性は、例えば図11に示すようになる。
図11に示すように、目標回生ブレーキ力は、ペダル踏
力が0ならエンジンブレーキ相当(弱回生制動)とな
り、ペダル踏力が増大するにしたがって増大するが、目
標回生ブレーキ力が最大回生ブレーキ力に達したらこれ
以上は大きくならず、必要ブレーキ力は、機械ブレーキ
力(液圧ブレーキ力)に頼ることになる。
【0035】また、ペダル踏力の低い領域では回生ブレ
ーキ力のみで全ブレーキ力を確保しうるが、この領域で
も微小ではあるが機械ブレーキ力を与えるようにしてい
る。これは、例えばモータ2の低回転時の回生力減少を
補う際などに、機械ブレーキ力の増加(液圧の増加)を
円滑に行ない、減速を滑らかに行なえるように配慮した
ものである。
ーキ力のみで全ブレーキ力を確保しうるが、この領域で
も微小ではあるが機械ブレーキ力を与えるようにしてい
る。これは、例えばモータ2の低回転時の回生力減少を
補う際などに、機械ブレーキ力の増加(液圧の増加)を
円滑に行ない、減速を滑らかに行なえるように配慮した
ものである。
【0036】コントローラ4では、目標ブレーキ力算出
部7で算出された目標回生ブレーキ力に応じてモータコ
ントローラ3に回生ゲイン指令を行ないモータ2による
回生制動力を制御し、目標ブレーキ力算出部7で算出さ
れた目標機械ブレーキ力に応じて電磁弁(大気弁,負圧
弁)20,21をduty制御しながら負圧ブースタ1
1の圧力制御(負圧制御)を行ないホイールシリンダ1
へのブレーキ液圧の制御を行なう。このブレーキ液圧の
制御は、ブレーキ液圧センサ43で検出された検出圧を
フィードバックしながら、所定のブレーキ液圧が得られ
るように、大気弁20,負圧弁21の各デューティを制
御する。
部7で算出された目標回生ブレーキ力に応じてモータコ
ントローラ3に回生ゲイン指令を行ないモータ2による
回生制動力を制御し、目標ブレーキ力算出部7で算出さ
れた目標機械ブレーキ力に応じて電磁弁(大気弁,負圧
弁)20,21をduty制御しながら負圧ブースタ1
1の圧力制御(負圧制御)を行ないホイールシリンダ1
へのブレーキ液圧の制御を行なう。このブレーキ液圧の
制御は、ブレーキ液圧センサ43で検出された検出圧を
フィードバックしながら、所定のブレーキ液圧が得られ
るように、大気弁20,負圧弁21の各デューティを制
御する。
【0037】なお、このような通常ブレーキ時における
機械ブレーキ力の制御時には、シリンダ制御弁22は大
気導入口19を閉鎖する状態に固定され、大気弁20及
び負圧弁21の2つの電磁弁を駆動しながら制御を行な
う。そして、例えば目標減速度(要求ブレーキ力)が減
少した場合には、一般に目標機械ブレーキ力が低下する
ことになるため、大気弁20に対して負圧弁21の開放
率(デューティ)を高め倍力を減少させ、機械ブレーキ
力(液圧ブレーキ力)を抑制し、逆に、目標減速度(要
求ブレーキ力)が増加した場合には、一般に目標機械ブ
レーキ力が増加することになるため、負圧弁21に対し
て大気弁20の開放率(デューティ)を高め倍力を増大
させ、機械ブレーキ力(液圧ブレーキ力)を増大させる
ようにする。
機械ブレーキ力の制御時には、シリンダ制御弁22は大
気導入口19を閉鎖する状態に固定され、大気弁20及
び負圧弁21の2つの電磁弁を駆動しながら制御を行な
う。そして、例えば目標減速度(要求ブレーキ力)が減
少した場合には、一般に目標機械ブレーキ力が低下する
ことになるため、大気弁20に対して負圧弁21の開放
率(デューティ)を高め倍力を減少させ、機械ブレーキ
力(液圧ブレーキ力)を抑制し、逆に、目標減速度(要
求ブレーキ力)が増加した場合には、一般に目標機械ブ
レーキ力が増加することになるため、負圧弁21に対し
て大気弁20の開放率(デューティ)を高め倍力を増大
させ、機械ブレーキ力(液圧ブレーキ力)を増大させる
ようにする。
【0038】一方、急制動判定手段8では、踏力センサ
42で検出されたペダル踏力(即ち、ドライバの要求制
動力)Pbpに基づいて、急ブレーキ要求を判定するが、
本実施形態では、ペダル踏力Pbpの時間変化率dPbp/
dtが所定の変化率dP1を越える(dPbp/dt>d
P1)と急制動要求であると判定するように構成されて
いる。
42で検出されたペダル踏力(即ち、ドライバの要求制
動力)Pbpに基づいて、急ブレーキ要求を判定するが、
本実施形態では、ペダル踏力Pbpの時間変化率dPbp/
dtが所定の変化率dP1を越える(dPbp/dt>d
P1)と急制動要求であると判定するように構成されて
いる。
【0039】なお、この急制動判定手段8による急制動
判定については、図8に示すように所定の判定値P1を
設定しておき、ペダル踏力Pbpがこの判定値P1を越え
たら(Pbp>P1)急制動要求であると判定するように
構成してもよい。この場合、曲線L1で示すようにペダ
ル踏力Pbpの増加速度が著しければ、ブレーキペダルの
踏込による急制動操作後、速やかに(時刻T1)に急制
動と判定し、曲線L2で示すようにペダル踏力Pbpの増
加速度が著しくなければ、急制動操作後、やや時間をお
いて(時刻T2)急制動と判定することになり、急制動
の度合いに応じて、急制動の判断を行なうことができ
る。なお、線L3は緩減速時のペダル踏力変化の一例を
示す。
判定については、図8に示すように所定の判定値P1を
設定しておき、ペダル踏力Pbpがこの判定値P1を越え
たら(Pbp>P1)急制動要求であると判定するように
構成してもよい。この場合、曲線L1で示すようにペダ
ル踏力Pbpの増加速度が著しければ、ブレーキペダルの
踏込による急制動操作後、速やかに(時刻T1)に急制
動と判定し、曲線L2で示すようにペダル踏力Pbpの増
加速度が著しくなければ、急制動操作後、やや時間をお
いて(時刻T2)急制動と判定することになり、急制動
の度合いに応じて、急制動の判断を行なうことができ
る。なお、線L3は緩減速時のペダル踏力変化の一例を
示す。
【0040】また、ペダル踏力Pbpが所定値P2(一般
には、P2<P1)を越え且つペダル踏力Pbpの時間変
化率dPbp/dtが所定の変化率dP2(一般には、d
P2<dP1)を越えると急制動要求であると判定する
ように構成してもよい。そして、本装置では、急制動判
定手段8で急ブレーキ要求が判定されたら、大気室14
に急激に大気を導入できるように、コントローラ4から
電磁弁(シリンダ制御弁)22に大気導入口19を開放
する指令が出力されるようになっている。なお、大気導
入口19を開放するには、開閉弁23を開放する必要が
あり、この開閉弁23を開放するには、室25Bに大気
導入して可動シリンダ25を後退させればよいので、急
ブレーキ要求判定時には、コントローラ4からの指令に
より、電磁弁(シリンダ制御弁)22が大気導入状態に
制御される。
には、P2<P1)を越え且つペダル踏力Pbpの時間変
化率dPbp/dtが所定の変化率dP2(一般には、d
P2<dP1)を越えると急制動要求であると判定する
ように構成してもよい。そして、本装置では、急制動判
定手段8で急ブレーキ要求が判定されたら、大気室14
に急激に大気を導入できるように、コントローラ4から
電磁弁(シリンダ制御弁)22に大気導入口19を開放
する指令が出力されるようになっている。なお、大気導
入口19を開放するには、開閉弁23を開放する必要が
あり、この開閉弁23を開放するには、室25Bに大気
導入して可動シリンダ25を後退させればよいので、急
ブレーキ要求判定時には、コントローラ4からの指令に
より、電磁弁(シリンダ制御弁)22が大気導入状態に
制御される。
【0041】また、急制動判定手段8で急ブレーキ要求
が判定されたら、目標ブレーキ力算出部7にこの情報が
送られ、目標ブレーキ力算出部7では、急ブレーキ要求
判定情報を受けると、目標回生ブレーキ力を最大回生ブ
レーキ力に設定して、これに応じた回生ゲイン指令をモ
ータコントローラ3に行ないモータ2による回生制動力
を制御するようになっている。
が判定されたら、目標ブレーキ力算出部7にこの情報が
送られ、目標ブレーキ力算出部7では、急ブレーキ要求
判定情報を受けると、目標回生ブレーキ力を最大回生ブ
レーキ力に設定して、これに応じた回生ゲイン指令をモ
ータコントローラ3に行ないモータ2による回生制動力
を制御するようになっている。
【0042】なお、急ブレーキ操作時にペダル踏力Pbp
の時間変化率dPbp/dtが所定の変化率dP1を越え
る(dPbp/dt>dP1)のは、極めて短時間であ
り、急制動判定手段8では、急ブレーキを判定した後に
直ぐに急ブレーキではないと判定するようになる。この
ように急制動判定手段8で急ブレーキではないと判定さ
れたら、急制動モードから通常制動モード(緩制動モー
ド)に復帰させるようになっている。
の時間変化率dPbp/dtが所定の変化率dP1を越え
る(dPbp/dt>dP1)のは、極めて短時間であ
り、急制動判定手段8では、急ブレーキを判定した後に
直ぐに急ブレーキではないと判定するようになる。この
ように急制動判定手段8で急ブレーキではないと判定さ
れたら、急制動モードから通常制動モード(緩制動モー
ド)に復帰させるようになっている。
【0043】すなわち、通常制動モードに復帰したら、
目標ブレーキ力算出部7では、最大回生ブレーキ力と全
ブレーキ力とからできるだけ回生ブレーキ力に頼るよう
に目標回生ブレーキ力を設定し、全ブレーキ力から目標
回生ブレーキ力を減算することで目標機械ブレーキ力を
算出する。また、急制動判定後、所定の短時間が経過し
たら、急制動モードから通常制動モードに自動的に復帰
させるように構成してもよい。特に、図10に示すよう
に、ペダル踏力Pbpが判定値P1を越えたら(Pbp>P
1)急制動要求であると判定する場合には、このように
急制動判定を判定したら一定時間だけ急制動モードを実
施してその後は通常制動モードに復帰する手法が適して
いる。
目標ブレーキ力算出部7では、最大回生ブレーキ力と全
ブレーキ力とからできるだけ回生ブレーキ力に頼るよう
に目標回生ブレーキ力を設定し、全ブレーキ力から目標
回生ブレーキ力を減算することで目標機械ブレーキ力を
算出する。また、急制動判定後、所定の短時間が経過し
たら、急制動モードから通常制動モードに自動的に復帰
させるように構成してもよい。特に、図10に示すよう
に、ペダル踏力Pbpが判定値P1を越えたら(Pbp>P
1)急制動要求であると判定する場合には、このように
急制動判定を判定したら一定時間だけ急制動モードを実
施してその後は通常制動モードに復帰する手法が適して
いる。
【0044】なお、本実施形態では、電磁弁により構成
される大気弁20及び負圧弁21はデューティ制御され
るが、これらは、通電時(ON時)にはそれぞれ大気側
又は負圧ポンプ9側を開通させ、非通電時(OFF時)
にはそれぞれ大気側又は負圧ポンプ9側を閉鎖するよう
に構成される。また、電磁弁により構成されるシリンダ
制御弁22は、オン・オフのいずれかに制御されるが、
通電時(ON時)には負圧ポンプ9側と連通し、非通電
時(OFF時)には大気側と連通するように構成され
る。
される大気弁20及び負圧弁21はデューティ制御され
るが、これらは、通電時(ON時)にはそれぞれ大気側
又は負圧ポンプ9側を開通させ、非通電時(OFF時)
にはそれぞれ大気側又は負圧ポンプ9側を閉鎖するよう
に構成される。また、電磁弁により構成されるシリンダ
制御弁22は、オン・オフのいずれかに制御されるが、
通電時(ON時)には負圧ポンプ9側と連通し、非通電
時(OFF時)には大気側と連通するように構成され
る。
【0045】これらの電磁弁20,21,22の制御
は、以下の表1に示すように、各制御モードで行なわれ
るようになっている。
は、以下の表1に示すように、各制御モードで行なわれ
るようになっている。
【0046】
【表1】
【0047】すなわち、非制動時には非制御モードが選
択され、シリンダ制御弁22はONとされて大気導入口
(大気口)19が閉鎖され、大気弁20及び負圧弁21
はいずれもOFFとされ、制御圧室14は圧力制御され
ない。また、通常の制動時には制御モードが選択され、
シリンダ制御弁22はONとされて大気導入口(大気
口)19が閉鎖され、減速度(制動力)を増加させたけ
れば、大気弁20はON、負圧弁21はOFFとして、
制御圧室14の圧力を高めて制動力を増加させる。ま
た、減速度(制動力)を減少させたければ、大気弁20
はOFF、負圧弁21はONとして、制御圧室14の圧
力を低くして制動力を減少させる。さらに、減速度(制
動力)が最適であれば、大気弁20も負圧弁21も共に
OFFとして、制御圧室14の圧力を一定とする。
択され、シリンダ制御弁22はONとされて大気導入口
(大気口)19が閉鎖され、大気弁20及び負圧弁21
はいずれもOFFとされ、制御圧室14は圧力制御され
ない。また、通常の制動時には制御モードが選択され、
シリンダ制御弁22はONとされて大気導入口(大気
口)19が閉鎖され、減速度(制動力)を増加させたけ
れば、大気弁20はON、負圧弁21はOFFとして、
制御圧室14の圧力を高めて制動力を増加させる。ま
た、減速度(制動力)を減少させたければ、大気弁20
はOFF、負圧弁21はONとして、制御圧室14の圧
力を低くして制動力を減少させる。さらに、減速度(制
動力)が最適であれば、大気弁20も負圧弁21も共に
OFFとして、制御圧室14の圧力を一定とする。
【0048】そして、急制動時には非常回避モードが選
択され、シリンダ制御弁22がOFFとされて大気導入
口(大気口)19が開放され、大気弁20及び負圧弁2
1はいずれもOFFとされるようになっている。本発明
の一実施形態としての電気自動車用回生制動併用式制動
装置は、上述のように構成されているので、制動要求時
には例えば図3に示すようにブレーキ系の制御が行なわ
れる。
択され、シリンダ制御弁22がOFFとされて大気導入
口(大気口)19が開放され、大気弁20及び負圧弁2
1はいずれもOFFとされるようになっている。本発明
の一実施形態としての電気自動車用回生制動併用式制動
装置は、上述のように構成されているので、制動要求時
には例えば図3に示すようにブレーキ系の制御が行なわ
れる。
【0049】つまり、まず、モータ回転数センサ41,
踏力センサ(ブレーキペダル踏力検出手段)42からの
検出情報の入力(センサ入力)を行ない(ステップS1
0)、急制動判定手段8で、踏力センサ42の検出情報
から、踏力立ち上がり勾配(即ち、ペダル踏力Pbpの時
間変化率)dPbp/dtが所定変化率dP1よりも大
(dPbp/dt>dP1)か否かを判定する(ステップ
S20)。
踏力センサ(ブレーキペダル踏力検出手段)42からの
検出情報の入力(センサ入力)を行ない(ステップS1
0)、急制動判定手段8で、踏力センサ42の検出情報
から、踏力立ち上がり勾配(即ち、ペダル踏力Pbpの時
間変化率)dPbp/dtが所定変化率dP1よりも大
(dPbp/dt>dP1)か否かを判定する(ステップ
S20)。
【0050】通常のブレーキ操作時には、ブレーキ踏力
の立ち上がり勾配は所定変化率dP1よりも大きくはな
い(dPbp/dt≦dP1)ため、ステップS60側の
通常の制動モード(緩減速モード)に進んで、シリンダ
制御弁22をオンとして(ステップS60)、大気導入
口19を閉鎖し、目標ブレーキ力算出部7で回生ブレー
キ力及び液圧ブレーキ力の出力値(即ち、目標回生ブレ
ーキ力及び目標液圧ブレーキ力)を演算する(ステップ
S70)。
の立ち上がり勾配は所定変化率dP1よりも大きくはな
い(dPbp/dt≦dP1)ため、ステップS60側の
通常の制動モード(緩減速モード)に進んで、シリンダ
制御弁22をオンとして(ステップS60)、大気導入
口19を閉鎖し、目標ブレーキ力算出部7で回生ブレー
キ力及び液圧ブレーキ力の出力値(即ち、目標回生ブレ
ーキ力及び目標液圧ブレーキ力)を演算する(ステップ
S70)。
【0051】そして、目標液圧ブレーキ力に応じて、ブ
レーキ液圧センサ43で検出された検出圧をフィードバ
ックしながら、大気弁20,負圧弁21をそれぞれデュ
ーティ制御し(ステップS80)、目標回生ブレーキ力
に応じた回生ゲインを出力して、モータコントローラ3
を通じて、モータ2による回生ブレーキ力を制御する
(ステップS90)。
レーキ液圧センサ43で検出された検出圧をフィードバ
ックしながら、大気弁20,負圧弁21をそれぞれデュ
ーティ制御し(ステップS80)、目標回生ブレーキ力
に応じた回生ゲインを出力して、モータコントローラ3
を通じて、モータ2による回生ブレーキ力を制御する
(ステップS90)。
【0052】このような通常のブレーキ操作時には、回
生ブレーキ力を極力使用するように目標回生ブレーキ力
が設定されるので、回生ブレーキによるエネルギの有効
利用を促進することができる。もちろん、回生ブレーキ
力だけでは不足するブレーキ力は機械ブレーキ力(液圧
ブレーキ力)により補うので、全ブレーキ力としては、
必要な量が確保されブレーキ性能は良好に保持される。
生ブレーキ力を極力使用するように目標回生ブレーキ力
が設定されるので、回生ブレーキによるエネルギの有効
利用を促進することができる。もちろん、回生ブレーキ
力だけでは不足するブレーキ力は機械ブレーキ力(液圧
ブレーキ力)により補うので、全ブレーキ力としては、
必要な量が確保されブレーキ性能は良好に保持される。
【0053】例えば図6は緩減速の際の踏力変化,ブレ
ーキ液圧変化,減速G(減速加速度)の変化の一例を示
し、実線が本装置、即ち回生制動を併用した(協調回生
を行なった)ものに関し、破線が回生制動を併用しない
(協調回生を行なわない)ものに関している。図6
(A)に示すようにほぼ同様な踏力変化に対して、図6
(C)に示すようにほぼ同様な減速Gが得られるが、図
6(B)に示すように、本装置の場合、ブレーキ液圧は
大幅に抑えられ、それだけ回生制動によるエネルギ回収
が成されることになる。
ーキ液圧変化,減速G(減速加速度)の変化の一例を示
し、実線が本装置、即ち回生制動を併用した(協調回生
を行なった)ものに関し、破線が回生制動を併用しない
(協調回生を行なわない)ものに関している。図6
(A)に示すようにほぼ同様な踏力変化に対して、図6
(C)に示すようにほぼ同様な減速Gが得られるが、図
6(B)に示すように、本装置の場合、ブレーキ液圧は
大幅に抑えられ、それだけ回生制動によるエネルギ回収
が成されることになる。
【0054】なお、ブレーキングの後半で、本装置のブ
レーキ液圧が増加しているが、これは減速に伴うモータ
回転速度の低下により、最大回生制動力が減少するた
め、これを液圧ブレーキで補うようにブレーキ液圧を増
加させているためである。この際のブレーキ液圧の増加
は滑らかに行なっており、減速ショックが生じないよう
に配慮されている。
レーキ液圧が増加しているが、これは減速に伴うモータ
回転速度の低下により、最大回生制動力が減少するた
め、これを液圧ブレーキで補うようにブレーキ液圧を増
加させているためである。この際のブレーキ液圧の増加
は滑らかに行なっており、減速ショックが生じないよう
に配慮されている。
【0055】一方、急ブレーキ時には、踏力立ち上がり
勾配が大(dPbp/dt>dP1)となるため、ステッ
プS20からステップS30側の急減速モードに進ん
で、シリンダ制御弁22をオフとする(ステップS3
0)。これにより、大気導入口19が大気開放状態とな
り(ステップS40)、機械ブレーキ力(液圧ブレーキ
力)が急増する。この一方で、回生ゲインを最大値とし
て出力し、最大回生ブレーキ力を得るようにする(ステ
ップS40)。
勾配が大(dPbp/dt>dP1)となるため、ステッ
プS20からステップS30側の急減速モードに進ん
で、シリンダ制御弁22をオフとする(ステップS3
0)。これにより、大気導入口19が大気開放状態とな
り(ステップS40)、機械ブレーキ力(液圧ブレーキ
力)が急増する。この一方で、回生ゲインを最大値とし
て出力し、最大回生ブレーキ力を得るようにする(ステ
ップS40)。
【0056】また、例えば図4に示すように、緩減速時
にはブレーキ踏力は緩やかに増加するが、急ブレーキ操
作時には、一般にブレーキペダルを踏み込んで行く踏込
初期にブレーキ踏力が増大して踏力立ち上がり勾配が大
きくなるが、その後、踏力立ち上がり勾配は次第に低下
する。したがって、急ブレーキ操作時には、ステップS
20の判断により、ブレーキペダル踏込初期のみにステ
ップS30側の急減速モードに進み、その後は、ステッ
プS60側の通常の制動モード(緩減速モード)に復帰
することになる。
にはブレーキ踏力は緩やかに増加するが、急ブレーキ操
作時には、一般にブレーキペダルを踏み込んで行く踏込
初期にブレーキ踏力が増大して踏力立ち上がり勾配が大
きくなるが、その後、踏力立ち上がり勾配は次第に低下
する。したがって、急ブレーキ操作時には、ステップS
20の判断により、ブレーキペダル踏込初期のみにステ
ップS30側の急減速モードに進み、その後は、ステッ
プS60側の通常の制動モード(緩減速モード)に復帰
することになる。
【0057】急減速モードでは大気導入口19を開放す
る(ステップS40)が、この大気導入口19は、圧力
制御口18側に比べて十分大きな空気流通面積を有して
いるので、大気導入口19の大気開放時には、制御圧室
14に速やかに大気が導入され、ごく短期間のうちにブ
レーキ力が増大して急ブレーキを実現することができ、
その後は、通常の制動モード(緩減速モード)に復帰す
るため、ブレーキ圧に応じたブレーキ力制御(減速度制
御)が行なわれる。
る(ステップS40)が、この大気導入口19は、圧力
制御口18側に比べて十分大きな空気流通面積を有して
いるので、大気導入口19の大気開放時には、制御圧室
14に速やかに大気が導入され、ごく短期間のうちにブ
レーキ力が増大して急ブレーキを実現することができ、
その後は、通常の制動モード(緩減速モード)に復帰す
るため、ブレーキ圧に応じたブレーキ力制御(減速度制
御)が行なわれる。
【0058】したがって、急ブレーキ(緊急ブレーキ)
時には、例えば図5(A)に模式的に示すように踏力立
ち上がり勾配が大きくなり、これに応じて、図5(B)
に示すように急ブレーキ判定直後にブレーキ力が急増
し、その後は、ブレーキ圧に応じたブレーキ力制御(減
速度制御)が行なわれることになる。通常制御時(緩減
速モード時)にはブレーキ力は緩やかに立ち上がるのに
対して、緊急制御時(急減速モード時)にはブレーキ力
は急激に立ち上がり、その後、ブレーキ圧に応じて制御
される。
時には、例えば図5(A)に模式的に示すように踏力立
ち上がり勾配が大きくなり、これに応じて、図5(B)
に示すように急ブレーキ判定直後にブレーキ力が急増
し、その後は、ブレーキ圧に応じたブレーキ力制御(減
速度制御)が行なわれることになる。通常制御時(緩減
速モード時)にはブレーキ力は緩やかに立ち上がるのに
対して、緊急制御時(急減速モード時)にはブレーキ力
は急激に立ち上がり、その後、ブレーキ圧に応じて制御
される。
【0059】例えば図7は急減速の際の踏力変化,ブレ
ーキ液圧変化,減速G(減速加速度)の変化の一例を示
し、実線が本装置、即ち回生制動を併用した(協調回生
を行なった)ものに関し、破線が回生制動を併用しない
(協調回生を行なわない)ものに関している。図7
(A)に示すように、本装置ではブレーキ踏力の立ち上
がりが協調回生なしに比べてやや急激に行なわれるが、
図7(B)に示すように、ブレーキ液圧はほぼ同様に急
増し、図7(C)に示すようにほぼ同様な減速G特性が
得られる。なお、ブレーキ踏力の立ち上がりによる急制
動判定時から、液圧の急増までに応答時間を要するが、
これは協調回生なしの場合も同様に発生するので、特に
違和感はないものと考えられる。そして、本装置では、
図7(B)に示すように、ブレーキ液圧の急増により大
きな減速力を得た後は、ブレーキ液圧は一定以下に抑え
られるようになり、それだけ回生制動によるエネルギ回
収が行なわれることになる。
ーキ液圧変化,減速G(減速加速度)の変化の一例を示
し、実線が本装置、即ち回生制動を併用した(協調回生
を行なった)ものに関し、破線が回生制動を併用しない
(協調回生を行なわない)ものに関している。図7
(A)に示すように、本装置ではブレーキ踏力の立ち上
がりが協調回生なしに比べてやや急激に行なわれるが、
図7(B)に示すように、ブレーキ液圧はほぼ同様に急
増し、図7(C)に示すようにほぼ同様な減速G特性が
得られる。なお、ブレーキ踏力の立ち上がりによる急制
動判定時から、液圧の急増までに応答時間を要するが、
これは協調回生なしの場合も同様に発生するので、特に
違和感はないものと考えられる。そして、本装置では、
図7(B)に示すように、ブレーキ液圧の急増により大
きな減速力を得た後は、ブレーキ液圧は一定以下に抑え
られるようになり、それだけ回生制動によるエネルギ回
収が行なわれることになる。
【0060】したがって、エネルギを有効利用しなが
ら、電気自動車における一充電当たりの走行距離を増加
させることができ、電気自動車の実用性の向上に寄与す
る。
ら、電気自動車における一充電当たりの走行距離を増加
させることができ、電気自動車の実用性の向上に寄与す
る。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の電気自動車用回生制動併用式制動装置によれば、
通常制動時には、要求制動力検出手段によりブレーキペ
ダル操作状態から要求制動力を検出して、この検出した
要求制動力とこのときに発生させうる回生制動力とに基
づいて、回生制動力では不足する制動力を機械制動力に
より確保するように大気弁を制御するので、回生制動力
を最大限に利用して走行エネルギを有効利用しながら必
要な制動力を得ることができるようになり、急制動要求
時には、急制動判定手段による急制動要求の判定に応じ
て大気導入口が開放されて機械制動力が増大されるの
で、速やかな急制動が実現するようになり、十分な減速
度が得られ、安全性の向上に寄与しうる利点がある。
発明の電気自動車用回生制動併用式制動装置によれば、
通常制動時には、要求制動力検出手段によりブレーキペ
ダル操作状態から要求制動力を検出して、この検出した
要求制動力とこのときに発生させうる回生制動力とに基
づいて、回生制動力では不足する制動力を機械制動力に
より確保するように大気弁を制御するので、回生制動力
を最大限に利用して走行エネルギを有効利用しながら必
要な制動力を得ることができるようになり、急制動要求
時には、急制動判定手段による急制動要求の判定に応じ
て大気導入口が開放されて機械制動力が増大されるの
で、速やかな急制動が実現するようになり、十分な減速
度が得られ、安全性の向上に寄与しうる利点がある。
【0062】請求項2記載の本発明の電気自動車用回生
制動併用式制動装置によれば、急制動判定手段が、要求
制動力検出手段としてのブレーキペダル踏力検出手段に
より検出されたブレーキペダル踏力の時間変化率が所定
の変化率を越えると急制動要求であると判定するので、
急制動要求を容易に且つ確実に判定することができ、通
常制動時の回生制動力を最大限に利用した制動と、急制
動要求時の大気導入口を開放して機械制動力を大きく増
大させての制動とを、的確に使い分けることができ、上
述のように、エネルギを有効利用しながら、急制動が要
求されたら速やかに急制動を実現させることができるよ
うになる効果を得ることができる。
制動併用式制動装置によれば、急制動判定手段が、要求
制動力検出手段としてのブレーキペダル踏力検出手段に
より検出されたブレーキペダル踏力の時間変化率が所定
の変化率を越えると急制動要求であると判定するので、
急制動要求を容易に且つ確実に判定することができ、通
常制動時の回生制動力を最大限に利用した制動と、急制
動要求時の大気導入口を開放して機械制動力を大きく増
大させての制動とを、的確に使い分けることができ、上
述のように、エネルギを有効利用しながら、急制動が要
求されたら速やかに急制動を実現させることができるよ
うになる効果を得ることができる。
【0063】請求項3記載の本発明の電気自動車用回生
制動併用式制動装置によれば、急制動判定手段が、要求
制動力検出手段としてのブレーキペダル踏力検出手段に
より検出されたブレーキペダル踏力が所定値を越えると
急制動であると判定するので、急制動要求をより容易に
判定することができ、通常制動時の回生制動力を最大限
に利用した制動と、急制動要求時の大気導入口を開放し
て機械制動力を大きく増大させての制動とを、容易に使
い分けることができるようになり、上述の効果を得られ
るようになる。
制動併用式制動装置によれば、急制動判定手段が、要求
制動力検出手段としてのブレーキペダル踏力検出手段に
より検出されたブレーキペダル踏力が所定値を越えると
急制動であると判定するので、急制動要求をより容易に
判定することができ、通常制動時の回生制動力を最大限
に利用した制動と、急制動要求時の大気導入口を開放し
て機械制動力を大きく増大させての制動とを、容易に使
い分けることができるようになり、上述の効果を得られ
るようになる。
【0064】請求項4記載の本発明の電気自動車用回生
制動併用式制動装置によれば、急制動判定手段が、要求
制動力検出手段としてのブレーキペダル踏力検出手段に
より検出されたブレーキペダル踏力が所定値を越え且つ
該ブレーキペダル踏力の時間変化率が所定の変化率を越
えると急制動であると判定するので、急制動要求をより
精度よく判定することができ、通常制動時の回生制動力
を最大限に利用した制動と、急制動要求時の大気導入口
を開放して機械制動力を大きく増大させての制動とを、
より的確に容易に使い分けることができるようになり、
上述の効果を確実に得られるようになる。請求項5記載
の本発明の電気自動車用回生制動併用式制動装置によれ
ば、急制動判定手段が急制動要求を判定した後に、要求
制動力検出手段としてのブレーキペダル踏力検出手段に
より検出されたブレーキペダル踏力の時間変化率が所定
の変化率以下になった場合には、大気導入口を閉鎖して
大気弁の制御により制動を制御するので、急制動要求に
対して大気導入口の開放により機械制動力の増大を行な
いながら急制動を実現し、急制動を実現した後は速やか
に、回生制動力を最大限に利用した通常制動に復帰する
ことができるようになり、急制動要求に対する速やかな
急制動の実現と、その後の回生制動力を最大限に利用し
た走行エネルギを有効利用とを効果的に使い分けること
ができる利点がある。
制動併用式制動装置によれば、急制動判定手段が、要求
制動力検出手段としてのブレーキペダル踏力検出手段に
より検出されたブレーキペダル踏力が所定値を越え且つ
該ブレーキペダル踏力の時間変化率が所定の変化率を越
えると急制動であると判定するので、急制動要求をより
精度よく判定することができ、通常制動時の回生制動力
を最大限に利用した制動と、急制動要求時の大気導入口
を開放して機械制動力を大きく増大させての制動とを、
より的確に容易に使い分けることができるようになり、
上述の効果を確実に得られるようになる。請求項5記載
の本発明の電気自動車用回生制動併用式制動装置によれ
ば、急制動判定手段が急制動要求を判定した後に、要求
制動力検出手段としてのブレーキペダル踏力検出手段に
より検出されたブレーキペダル踏力の時間変化率が所定
の変化率以下になった場合には、大気導入口を閉鎖して
大気弁の制御により制動を制御するので、急制動要求に
対して大気導入口の開放により機械制動力の増大を行な
いながら急制動を実現し、急制動を実現した後は速やか
に、回生制動力を最大限に利用した通常制動に復帰する
ことができるようになり、急制動要求に対する速やかな
急制動の実現と、その後の回生制動力を最大限に利用し
た走行エネルギを有効利用とを効果的に使い分けること
ができる利点がある。
【図1】本発明の一実施形態としての電気自動車用回生
制動併用式制動装置を示す模式的な断面図である。
制動併用式制動装置を示す模式的な断面図である。
【図2】本発明の一実施形態としての電気自動車用回生
制動併用式制動装置を示す模式的な断面図である。
制動併用式制動装置を示す模式的な断面図である。
【図3】本発明の一実施形態としての電気自動車用回生
制動併用式制動装置の動作を説明するフローチャートで
ある。
制動併用式制動装置の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図4】本発明の一実施形態としての電気自動車用回生
制動併用式制動装置の動作を説明する特性図である。
制動併用式制動装置の動作を説明する特性図である。
【図5】本発明の一実施形態としての電気自動車用回生
制動併用式制動装置の動作を説明する特性図であり、
(A)は急制動判定を説明する図、(B)は急制動時の
制動力特性を示す図である。
制動併用式制動装置の動作を説明する特性図であり、
(A)は急制動判定を説明する図、(B)は急制動時の
制動力特性を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態としての電気自動車用回生
制動併用式制動装置の緩減速時の減速特性を示す図であ
り、(A)は踏力変化を示し、(B)はブレーキ液圧変
化を示し、(C)は減速G(減速加速度)の変化を示
す。
制動併用式制動装置の緩減速時の減速特性を示す図であ
り、(A)は踏力変化を示し、(B)はブレーキ液圧変
化を示し、(C)は減速G(減速加速度)の変化を示
す。
【図7】本発明の一実施形態としての電気自動車用回生
制動併用式制動装置の急減速時の減速特性を示す図であ
り、(A)は踏力変化を示し、(B)はブレーキ液圧変
化を示し、(C)は減速G(減速加速度)の変化を示
す。
制動併用式制動装置の急減速時の減速特性を示す図であ
り、(A)は踏力変化を示し、(B)はブレーキ液圧変
化を示し、(C)は減速G(減速加速度)の変化を示
す。
【図8】本発明の一実施形態としての電気自動車用回生
制動併用式制動装置の急制動判定を他の構成例を示す図
である。
制動併用式制動装置の急制動判定を他の構成例を示す図
である。
【図9】従来の電気自動車用回生制動併用式制動装置の
要部構成を示す模式的な断面図である。
要部構成を示す模式的な断面図である。
【図10】従来の電気自動車用回生制動併用式制動装置
におけるブレーキペダル踏込時のブレーキ制御を説明す
る模式的な制御ブロック図である。
におけるブレーキペダル踏込時のブレーキ制御を説明す
る模式的な制御ブロック図である。
【図11】従来の電気自動車用回生制動併用式制動装置
におけるペダル踏力に対するブレーキ力(減速度)の特
性を示す図である。
におけるペダル踏力に対するブレーキ力(減速度)の特
性を示す図である。
1 ホイールシリンダ 2 走行用モータ 3 モータコントローラ 4 コントローラ 5 最大回生ブレーキ力算出部 6 目標減速度算出部(要求ブレーキ力算出部) 7 目標ブレーキ力算出部 8 急制動判定手段 9 負圧ポンプ 10A 回生制動装置 10B 機械制動装置 11 負圧式倍力装置としてのブレーキブースタ(倍力
可変負圧ブースタ) 12 ダイヤフラム 13 負圧室 14 制御圧室(大気室) 15 プッシュロッド 16 ブレーキペダル 17 オペレーティングロッド 18 圧力制御口 18A 連通管 18B,18C 配管 19 大気導入口 20 大気弁 21 負圧弁 22 シリンダ制御弁 23 開閉弁 24 ピストン 25 可動シリンダ 25A 弁体 25B 室 25C 配管 41 モータ回転数センサ 42 要求制動力検出手段としての踏力センサ(ブレー
キペダル踏力検出手段) 43 ブレーキ液圧センサ
可変負圧ブースタ) 12 ダイヤフラム 13 負圧室 14 制御圧室(大気室) 15 プッシュロッド 16 ブレーキペダル 17 オペレーティングロッド 18 圧力制御口 18A 連通管 18B,18C 配管 19 大気導入口 20 大気弁 21 負圧弁 22 シリンダ制御弁 23 開閉弁 24 ピストン 25 可動シリンダ 25A 弁体 25B 室 25C 配管 41 モータ回転数センサ 42 要求制動力検出手段としての踏力センサ(ブレー
キペダル踏力検出手段) 43 ブレーキ液圧センサ
Claims (5)
- 【請求項1】 電気自動車に搭載された走行用の電動機
を通じて回生制動力を発生させる回生制動装置と、 負圧式倍力装置を用いて車輪に直接作用する機械制動力
を発生させる機械制動装置とをそなえてなる、電気自動
車用回生制動併用式制動装置において、 該負圧式倍力装置の大気室に通じる圧力制御口と、 該圧力制御口に接続され該大気室内の圧力を調整して該
機械制動力を制御しうる大気弁と、 ブレーキペダル操作状態から要求制動力を検出する要求
制動力検出手段とをそなえ、 該要求制動力検出手段で検出された要求制動力とこのと
きに発生させうる該回生制動力とに基づいて、該回生制
動力では不足する制動力を該機械制動力により確保する
ように該大気弁が制御されるよう構成されるとともに、 該大気室に大気導入しうるように該圧力制御口とは別個
に設けられた大気導入口と、 該要求制動力検出手段の検出結果に基づいて急制動要求
を判定する急制動判定手段とをそなえ、 該急制動判定手段で急制動要求が判定されると、該大気
導入口を開放して機械制動力を増大させることを特徴と
する、電気自動車用回生制動併用式制動装置。 - 【請求項2】 該要求制動力検出手段が、要求制動力に
応じた値であるブレーキペダルの踏力を検出するブレー
キペダル踏力検出手段であって、 該急制動判定手段が、該ブレーキペダル踏力検出手段に
より検出されたブレーキペダル踏力の時間変化率が所定
の変化率を越えると急制動要求であると判定することを
特徴とする、請求項1記載の電気自動車用回生制動併用
式制動装置。 - 【請求項3】 該要求制動力検出手段が、要求制動力に
応じた値であるブレーキペダルの踏力を検出するブレー
キペダル踏力検出手段であって、 該急制動判定手段が、該ブレーキペダル踏力検出手段に
より検出されたブレーキペダル踏力が所定値を越えると
急制動要求であると判定することを特徴とする、請求項
1記載の電気自動車用回生制動併用式制動装置。 - 【請求項4】 該要求制動力検出手段が、要求制動力に
応じた値であるブレーキペダルの踏力を検出するブレー
キペダル踏力検出手段であって、 該急制動判定手段が、該ブレーキペダル踏力検出手段に
より検出されたブレーキペダル踏力が所定値を越え且つ
該ブレーキペダル踏力の時間変化率が所定の変化率を越
えると急制動要求であると判定することを特徴とする、
請求項1記載の電気自動車用回生制動併用式制動装置。 - 【請求項5】 該要求制動力検出手段が、要求制動力に
応じた値であるブレーキペダルの踏力を検出するブレー
キペダル踏力検出手段であって、 該急制動判定手段が急制動要求を判定した後に、該ブレ
ーキペダル踏力検出手段により検出されたブレーキペダ
ル踏力の時間変化率が所定の変化率以下になった場合に
は、該大気導入口を閉鎖して該大気弁の制御により制動
を制御することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか
に記載の電気自動車用回生制動併用式制動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7591697A JPH10264793A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 電気自動車用回生制動併用式制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7591697A JPH10264793A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 電気自動車用回生制動併用式制動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10264793A true JPH10264793A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13590134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7591697A Pending JPH10264793A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 電気自動車用回生制動併用式制動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10264793A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6739677B2 (en) | 2002-02-15 | 2004-05-25 | Nissan Motor Co., Ltd. | Brake control apparatus |
| JP2005238960A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Toyota Motor Corp | ブレーキ装置 |
| JP2006044654A (ja) * | 2005-08-26 | 2006-02-16 | Mazda Motor Corp | 車両の制動装置 |
| JP2006069538A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Robert Bosch Gmbh | 車両ブレーキ装置 |
| JP2007050751A (ja) * | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Advics:Kk | 車両用ブレーキ装置 |
| JP2009184467A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Hitachi Ltd | ブレーキ制御装置、これを備えたブレーキシステム及び車両 |
| JP2013517982A (ja) * | 2010-01-29 | 2013-05-20 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 制御可能な空圧式ブレーキブースタおよびその作動方法 |
| JP2013189132A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Nissan Motor Co Ltd | 制動制御装置 |
| JP2013198373A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Toyota Industries Corp | 車両用電動発電装置 |
| JP2016530148A (ja) * | 2013-07-16 | 2016-09-29 | ベントレー モーターズ リミテッド | 車両 |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP7591697A patent/JPH10264793A/ja active Pending
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