JPH10265280A - セラミックス製品の製造方法 - Google Patents

セラミックス製品の製造方法

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JPH10265280A
JPH10265280A JP7123997A JP7123997A JPH10265280A JP H10265280 A JPH10265280 A JP H10265280A JP 7123997 A JP7123997 A JP 7123997A JP 7123997 A JP7123997 A JP 7123997A JP H10265280 A JPH10265280 A JP H10265280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
ceramic product
product
time
furnace
Prior art date
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Pending
Application number
JP7123997A
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English (en)
Inventor
Satoshi Yamada
聡 山田
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窯入れ前の不可避的な停滞時間を有効に利用
して、リードタイムを従来よりも大幅に短縮できるセラ
ミックス製品の製造方法を提供する。 【解決手段】成形直後の碍子等のセラミックス製品を、
直結する乾燥炉で水分が2〜10%となるまで乾燥し、こ
の状態で表面に施釉する。その後、窯入れまでの停滞時
間を利用して水分が1.0 %以下まで乾燥したうえ焼成す
る。高温、高水分で施釉できるので施釉し易く、また従
来は無駄であった窯入れ前の停滞時間を乾燥に利用でき
るため、リードタイムを半分にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、碍子等のセラミッ
クス製品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】碍子等のセラミックス製品を製造するに
は、成形、乾燥、施釉、焼成の各工程を経由させる必要
がある。成形工程ではセラミックス製品の水分は18%
(本明細書においては%はいずれもwt%) 程度である
が、焼成炉への窯入れ前には水分を1.0 %以下まで低下
させておかないと、焼成炉内で爆砕のおそれがある。こ
のため、従来は図2に示すように30時間程度の長時間を
かけて水分が1.0 %以下となるまで徐々に乾燥を行い、
その後に施釉し、窯入れを行っていた。なお、成形直後
の高水分の状態ではセラミックス製品の表面に所定の厚
みに釉薬をのせることは不可能であるから、施釉前の乾
燥は必須である。
【0003】一般にセラミックス製品の乾燥工程は、恒
率域と減率域とに区分できる。恒率域は乾燥とともに製
品が収縮する領域であり、減率域は収縮が止まる領域で
ある。従来は同一の乾燥炉内でこれらの両方の領域を連
続させて乾燥を行っていたため、それぞれの領域の乾燥
条件が影響しあい、乾燥速度を限界速度まで引き上げる
ことは困難であった。これが乾燥に30時間という長時間
を要する原因である。
【0004】しかも、施釉後の碍子等のセラミックス製
品は焼成台車への積込みに多くの時間がかかるため、窯
入れ前にかなりの停滞時間が不可避的に生ずる。従っ
て、図2に示した従来法では30時間の乾燥工程の前後に
それぞれ停滞時間が加わるため、成形から最終製品にな
るまでに全部で6日間という長いリードタイムを要して
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、窯入れ前の不可避的な停滞時間を有
効に利用して、リードタイムを従来よりも大幅に短縮で
きるセラミックス製品の製造方法を提供するためになさ
れたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、成形直後のセラミックス製品
を、水分が2〜10%となるまで乾燥した状態でその表面
に施釉し、その後、窯入れまでの停滞時間を利用して水
分が1.0 %以下まで乾燥したうえ焼成することを特徴と
するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に図1を参照しつつ、本発明
の好ましい実施の形態を説明する。本発明では、成形さ
れた直後のセラミックス製品を、成形機に直結された乾
燥炉に搬入して直ちに乾燥させる。この乾燥は従来法と
は異なり、セラミックス製品の水分を2〜10%となるま
で乾燥させることを目的とした乾燥であり、前記した恒
率域の乾燥に相当する。このため、恒率域の乾燥のみに
炉内の乾燥条件を合わせることができ、好ましくは遠赤
外線乾燥炉を用いて迅速に乾燥させることができる。な
お、水分の下限を2%としたのは、2%から1 %付近ま
での乾燥にはかなりの時間がかかり、成形機に直結され
た乾燥炉で2%未満まで乾燥させるためには乾燥炉を非
常に長くしなければならないとの実用上の問題を生じる
からである。
【0008】次に本発明では、乾燥炉に直結された施釉
装置により連続して施釉を行う。このときのセラミック
ス製品の温度は40〜70℃程度であり、従来の施釉時のセ
ラミックス製品の温度が20〜40℃であったのと比較して
かなり高温で施釉される。このため、塗布した釉薬が速
やかに乾燥し、釉薬の乗りがよいという効果も得られ
る。なお、施釉時のセラミックス製品の水分が10%を越
えると、規格を満足する厚みに施釉することが困難とな
る。また、従来法では水分が1%程度となるまで乾燥さ
せた表面に施釉していたため、釉薬と製品表面とのなじ
みをよくするために施釉前に水霧掛けと呼ばれる水分供
給を行っていたのであるが、本発明では施釉時のセラミ
ックス製品の水分が従来法よりも多いため、水霧掛けを
行わなくてもなじみのよい施釉が可能である。
【0009】施釉されたセラミックス製品は次に窯入れ
され焼成されるが、前記したように窯入れ前にはかなり
の停滞時間が不可避的に生ずる。従来法ではこの停滞時
間は全く無駄な時間であったが、本発明ではこの停滞時
間を利用してセラミックス製品を水分が1.0 %以下まで
乾燥させる。この減率域の乾燥は製品内部の水分拡散速
度が低下するため、かなりの長い時間が必要であるが、
本発明では窯入れ前の停滞時間を利用するため、時間の
無駄がない。なお、前記したように製品の水分が1.0 %
以下まで乾燥させたうえ焼成炉の窯入れしないと、焼成
炉内で爆砕のおそれがあるので必ずこの水分までの乾燥
を行うものとする。
【0010】このように、本発明では成形、乾燥、施釉
までを連続的に行い、窯入れ前の停滞時間を有効に利用
してセラミックス製品を水分が1.0 %以下まで乾燥させ
るようにしたので、従来のような時間の無駄がなくな
り、リードタイムを従来の6日間から3日間まで半減さ
せることができる利点がある。
【0011】なお、懸垂碍子のような複雑な形状のセラ
ミックス製品は、部分的に製品水分がばらつくことは避
けられない。図3は施釉時における製品水分と、焼成後
の釉厚を示したグラフである。この図3に示されるよう
に、製品水分が2〜10%の範囲内でばらついても、焼成
後の釉厚を基準範囲内にコントロールすることが可能で
ある。
【0012】
【発明の効果】本発明の効果を要約すると、下記の通り
である。 リードタイムを従来の6日間から3日間まで半減さ
せることができる。 乾燥炉の乾燥条件を恒率域の乾燥のみに合わせるこ
とができるので、効率のよい乾燥が可能となる。 従来よりもセラミックス製品の温度が高い状態で施
釉されるので、施釉が容易である。 従来よりもセラミックス製品の水分が高い状態で施
釉されるので、水霧掛けを行わなくてもなじみのよい施
釉が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の工程を示すブロック図である。
【図2】従来の工程を示すブロック図である。
【図3】施釉時における製品水分と、焼成後の釉厚を示
したグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形直後のセラミックス製品を、水分が
    2〜10%となるまで乾燥した状態でその表面に施釉し、
    その後、窯入れまでの停滞時間を利用して水分が1.0 %
    以下まで乾燥したうえ焼成することを特徴とするセラミ
    ックス製品の製造方法。
  2. 【請求項2】 セラミックス製品が碍子である請求項1
    に記載のセラミックス製品の製造方法。
JP7123997A 1997-03-25 1997-03-25 セラミックス製品の製造方法 Pending JPH10265280A (ja)

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JP7123997A JPH10265280A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 セラミックス製品の製造方法

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JPH10265280A true JPH10265280A (ja) 1998-10-06

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