JPH10265718A - 防眩性赤外線遮断膜形成用塗料 - Google Patents
防眩性赤外線遮断膜形成用塗料Info
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- JPH10265718A JPH10265718A JP7563197A JP7563197A JPH10265718A JP H10265718 A JPH10265718 A JP H10265718A JP 7563197 A JP7563197 A JP 7563197A JP 7563197 A JP7563197 A JP 7563197A JP H10265718 A JPH10265718 A JP H10265718A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば、住宅や自動車の窓ガラス、さらには
各種の表示装置 (例、CRT管、PDP) の表面に、可
視光に対しては透明で、近赤外線を含む赤外線を効果的
に遮断することができ、かつ防眩効果にも優れた防眩性
赤外線遮断膜を形成する。 【解決手段】 有機樹脂またはシリカ等のバインダー中
に平均一次粒子径0.5μm以下の錫ドープ酸化インジウ
ム(ITO)粉末 (好ましくは少なくとも1000nm より
長波長側の赤外線を全面的に90%以上遮断する赤外線遮
断能を有するもの)をバインダー固形分との合計量に基
づいて25〜95wt%含有させ、さらにシリカ、酸化マグネ
シウムおよびフッ化マグネシウムの1種もしくは2種以
上からなる平均一次粒子径1〜10μmの粉末をバインダ
ー固形分とITO粉末との合計量に基づいて 0.1〜5wt
%の量で含有させた塗膜を形成する。
各種の表示装置 (例、CRT管、PDP) の表面に、可
視光に対しては透明で、近赤外線を含む赤外線を効果的
に遮断することができ、かつ防眩効果にも優れた防眩性
赤外線遮断膜を形成する。 【解決手段】 有機樹脂またはシリカ等のバインダー中
に平均一次粒子径0.5μm以下の錫ドープ酸化インジウ
ム(ITO)粉末 (好ましくは少なくとも1000nm より
長波長側の赤外線を全面的に90%以上遮断する赤外線遮
断能を有するもの)をバインダー固形分との合計量に基
づいて25〜95wt%含有させ、さらにシリカ、酸化マグネ
シウムおよびフッ化マグネシウムの1種もしくは2種以
上からなる平均一次粒子径1〜10μmの粉末をバインダ
ー固形分とITO粉末との合計量に基づいて 0.1〜5wt
%の量で含有させた塗膜を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可視光には透過性
(即ち、透明) であって、その透明性を失わずに選択的
に近赤外線を含む赤外線を遮断することができ、かつ防
眩効果にも優れた防眩性赤外線遮断膜形成用塗料と、こ
の塗料から形成された防眩性赤外線遮断膜が形成された
基体、特に透明基体に関する。本発明の防眩性赤外線遮
断膜形成用塗料は、自動車や住宅の窓ガラス、さらには
CRT、LDC、PDP等の各種表示装置等に適用する
ことができる。
(即ち、透明) であって、その透明性を失わずに選択的
に近赤外線を含む赤外線を遮断することができ、かつ防
眩効果にも優れた防眩性赤外線遮断膜形成用塗料と、こ
の塗料から形成された防眩性赤外線遮断膜が形成された
基体、特に透明基体に関する。本発明の防眩性赤外線遮
断膜形成用塗料は、自動車や住宅の窓ガラス、さらには
CRT、LDC、PDP等の各種表示装置等に適用する
ことができる。
【0002】
【従来の技術】錫ドープ酸化インジウム(ITO)粉末
が、可視光に対しては透過性で、赤外線を遮断できるこ
とは、例えば特開平7−70306 号公報に記載されてお
り、ITO粉末を含有する透明な赤外線遮断膜形成用の
塗料も例えば、特開平7−70482号公報に既に提案され
ている。
が、可視光に対しては透過性で、赤外線を遮断できるこ
とは、例えば特開平7−70306 号公報に記載されてお
り、ITO粉末を含有する透明な赤外線遮断膜形成用の
塗料も例えば、特開平7−70482号公報に既に提案され
ている。
【0003】一方、基体表面に防眩性を付与する方法と
しては、ガラス表面を例えば酸性フッ化アンモニウムを
添加したフッ酸で処理してエッチングすることにより表
面に微細な凹凸を形成する方法が、ブラウン管等のノン
グレアー処理と称して従来より一般に採用されてきた。
しては、ガラス表面を例えば酸性フッ化アンモニウムを
添加したフッ酸で処理してエッチングすることにより表
面に微細な凹凸を形成する方法が、ブラウン管等のノン
グレアー処理と称して従来より一般に採用されてきた。
【0004】この方法の防眩効果を高めるため、特開平
3−255402号公報には、フッ酸、酸性フッ化アンモニウ
ム、酸化物粉末 (例、シリカ、ケイ酸ナトリウム、ガラ
ス等の粉末) 、および有機酸を含有する処理液で基板表
面を処理する防眩処理法が記載されている。
3−255402号公報には、フッ酸、酸性フッ化アンモニウ
ム、酸化物粉末 (例、シリカ、ケイ酸ナトリウム、ガラ
ス等の粉末) 、および有機酸を含有する処理液で基板表
面を処理する防眩処理法が記載されている。
【0005】これらのフッ酸処理を利用する方法は、基
体がガラスの場合にしか適用できない上、処理液の腐食
性が非常に強いため、高価な装置が必要で、排液処理が
面倒といった問題がある。そこで、樹脂皮膜の形成によ
り防眩性を付与することも試みられている。
体がガラスの場合にしか適用できない上、処理液の腐食
性が非常に強いため、高価な装置が必要で、排液処理が
面倒といった問題がある。そこで、樹脂皮膜の形成によ
り防眩性を付与することも試みられている。
【0006】例えば、特開平1−232301号公報には、膜
厚0.1 μm以下の紫外線硬化型アクリルプライマー層の
上に、平均粒径0.1 μm以下の炭酸カルシウム粉末また
は導電性金属酸化物粉末 (例、ITO粉末) を含有する
紫外線硬化型の硬質皮膜を形成して、表面粗度を調整す
る方法が記載されている。
厚0.1 μm以下の紫外線硬化型アクリルプライマー層の
上に、平均粒径0.1 μm以下の炭酸カルシウム粉末また
は導電性金属酸化物粉末 (例、ITO粉末) を含有する
紫外線硬化型の硬質皮膜を形成して、表面粗度を調整す
る方法が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、自動車や住宅の
窓ガラスに対しては、冷暖房のエネルギー効率を向上さ
せるために赤外線遮断効果を向上させると同時に、他の
自動車や住宅に対して迷惑にならないように可視光反射
率を低減させることが要求されるようになってきた。
窓ガラスに対しては、冷暖房のエネルギー効率を向上さ
せるために赤外線遮断効果を向上させると同時に、他の
自動車や住宅に対して迷惑にならないように可視光反射
率を低減させることが要求されるようになってきた。
【0008】しかし、上記のITO粉末を含有する赤外
線遮断膜形成用の塗料を用いた場合には、塗膜の赤外線
遮断効果は十分であるものの、塗膜の可視光反射率が基
体と同程度であって、低反射性とならないので、防眩性
を付与できない。一方、上記の従来の防眩性付与方法に
より形成された塗膜は、赤外線遮断効果がない。
線遮断膜形成用の塗料を用いた場合には、塗膜の赤外線
遮断効果は十分であるものの、塗膜の可視光反射率が基
体と同程度であって、低反射性とならないので、防眩性
を付与できない。一方、上記の従来の防眩性付与方法に
より形成された塗膜は、赤外線遮断効果がない。
【0009】例えば、ITO粉末を含有する赤外線遮断
膜形成用塗料に、防眩性を付与するために、特開平1−
232301号公報に記載された微細な炭酸カルシウム粉末を
添加することが考えられる。しかし、防眩性の付与に十
分な量の微細炭酸カルシウム粉末を添加すると、塗膜の
透明性が著しく損なわれる。
膜形成用塗料に、防眩性を付与するために、特開平1−
232301号公報に記載された微細な炭酸カルシウム粉末を
添加することが考えられる。しかし、防眩性の付与に十
分な量の微細炭酸カルシウム粉末を添加すると、塗膜の
透明性が著しく損なわれる。
【0010】本発明の課題は、可視光に対しては透明
で、近赤外線を含む赤外線を効果的に遮断することがで
き、かつ防眩効果にも優れた防眩性赤外線遮断膜形成用
塗料を提供することである。
で、近赤外線を含む赤外線を効果的に遮断することがで
き、かつ防眩効果にも優れた防眩性赤外線遮断膜形成用
塗料を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく研究を重ねた結果、ITO粉末を含有する
赤外線遮断膜形成用塗料中に、特定の平均一次粒子径を
持つシリカ、酸化マグネシウムおよび/またはフッ化マ
グネシウムの粉末を添加すると、透明性と赤外線遮断効
果を保持したまま、優れた防眩性を発揮する塗膜が得ら
れることを見出した。
を解決すべく研究を重ねた結果、ITO粉末を含有する
赤外線遮断膜形成用塗料中に、特定の平均一次粒子径を
持つシリカ、酸化マグネシウムおよび/またはフッ化マ
グネシウムの粉末を添加すると、透明性と赤外線遮断効
果を保持したまま、優れた防眩性を発揮する塗膜が得ら
れることを見出した。
【0012】ここに、本発明は、バインダー溶液中に、
平均一次粒子径0.5 μm以下の錫ドープ酸化インジウム
(ITO)粉末と、シリカ、酸化マグネシウムおよびフ
ッ化マグネシウムの1種もしくは2種以上からなる平均
一次粒子径1〜10μmの粉末とを含有することを特徴と
する、防眩性赤外線遮断膜形成用塗料である。
平均一次粒子径0.5 μm以下の錫ドープ酸化インジウム
(ITO)粉末と、シリカ、酸化マグネシウムおよびフ
ッ化マグネシウムの1種もしくは2種以上からなる平均
一次粒子径1〜10μmの粉末とを含有することを特徴と
する、防眩性赤外線遮断膜形成用塗料である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る防眩性赤外線遮断膜
形成用塗料は、必須成分としてバインダー溶液 (即ち、
バインダーとその溶媒) 、ならびにこのバインダー溶液
中に分散させたITO粉末と、シリカ、酸化マグネシウ
ムおよびフッ化マグネシウムの1種もしくは2種以上か
らなる防眩性付与粉末とを含有する。
形成用塗料は、必須成分としてバインダー溶液 (即ち、
バインダーとその溶媒) 、ならびにこのバインダー溶液
中に分散させたITO粉末と、シリカ、酸化マグネシウ
ムおよびフッ化マグネシウムの1種もしくは2種以上か
らなる防眩性付与粉末とを含有する。
【0014】バインダーの種類は特に制限されず、透明
皮膜を形成することができれば、有機系バインダーおよ
び無機系バインダーのいずれも使用可能であり、本発明
の塗料の用途に適した特性を持つ皮膜が形成できるもの
から選択すればよい。
皮膜を形成することができれば、有機系バインダーおよ
び無機系バインダーのいずれも使用可能であり、本発明
の塗料の用途に適した特性を持つ皮膜が形成できるもの
から選択すればよい。
【0015】有機系バインダーは、熱可塑性の有機樹脂
でも、或いは熱硬化型、紫外線硬化型、さらには電子線
硬化型などの架橋皮膜を形成しうる有機樹脂のいずれで
もよい。例えば、塗膜に高硬度または高度の耐傷つき性
が要求される場合には、架橋皮膜を形成できる有機樹脂
を使用することが好ましい。逆に、塗膜に可撓性が要求
される用途では、熱可塑性樹脂が好ましい。適当な有機
バインダーの例には、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂などが挙げられ
る。好ましい有機系バインダーはアクリル樹脂、ウレタ
ン樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂である。
でも、或いは熱硬化型、紫外線硬化型、さらには電子線
硬化型などの架橋皮膜を形成しうる有機樹脂のいずれで
もよい。例えば、塗膜に高硬度または高度の耐傷つき性
が要求される場合には、架橋皮膜を形成できる有機樹脂
を使用することが好ましい。逆に、塗膜に可撓性が要求
される用途では、熱可塑性樹脂が好ましい。適当な有機
バインダーの例には、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂などが挙げられ
る。好ましい有機系バインダーはアクリル樹脂、ウレタ
ン樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂である。
【0016】無機系バインダーとしては、加水分解また
は熱分解により金属酸化物皮膜を形成できる有機化合物
が使用できる。この種の化合物の例としては、金属アル
コキシドおよびカルボン酸塩が挙げられる。具体例とし
ては、テトラエトキシシラン(エチルシリケート) など
のテトラアルコキシシラン、チタンテトラアルコキシ
ド、ジルコニウムテトラアルコキシド、アルミニウムト
リアルコキシドなどの金属アルコキシド類、ならびにチ
タン、ジルコニウム等の遷移金属の低級カルボン酸塩
(例、酪酸塩、イソプロピオン酸塩等)が挙げられる。
好ましい無機系バインダーは、テトラアルコキシシラ
ン、中でもエチルシリケートである。テトラアルコキシ
シランなどの金属アルコキシド類は、造膜を促進させる
ため、部分的に加水分解させた状態で使用することもで
きる。
は熱分解により金属酸化物皮膜を形成できる有機化合物
が使用できる。この種の化合物の例としては、金属アル
コキシドおよびカルボン酸塩が挙げられる。具体例とし
ては、テトラエトキシシラン(エチルシリケート) など
のテトラアルコキシシラン、チタンテトラアルコキシ
ド、ジルコニウムテトラアルコキシド、アルミニウムト
リアルコキシドなどの金属アルコキシド類、ならびにチ
タン、ジルコニウム等の遷移金属の低級カルボン酸塩
(例、酪酸塩、イソプロピオン酸塩等)が挙げられる。
好ましい無機系バインダーは、テトラアルコキシシラ
ン、中でもエチルシリケートである。テトラアルコキシ
シランなどの金属アルコキシド類は、造膜を促進させる
ため、部分的に加水分解させた状態で使用することもで
きる。
【0017】バインダーを溶解させる溶媒は、バインダ
ーの種類に応じて適当なものを使用すればよい。この溶
媒は有機溶媒と水のいずれでもよい。また、バインダー
溶液は、エマルジョン (乳化液) またはゾルであっても
よい (特に溶媒が水の場合)。バインダー溶液中のバイ
ンダーの濃度は特に制限されない。ITO粉末と防眩性
付与粉末とを添加して最終的に得られた塗料が、塗布に
適した粘度となるように、バインダーの濃度を調整すれ
ばよい。
ーの種類に応じて適当なものを使用すればよい。この溶
媒は有機溶媒と水のいずれでもよい。また、バインダー
溶液は、エマルジョン (乳化液) またはゾルであっても
よい (特に溶媒が水の場合)。バインダー溶液中のバイ
ンダーの濃度は特に制限されない。ITO粉末と防眩性
付与粉末とを添加して最終的に得られた塗料が、塗布に
適した粘度となるように、バインダーの濃度を調整すれ
ばよい。
【0018】ITO粉末は、塗膜に透明性を保持したま
ま近赤外線を含む赤外線を遮断する能力を付与するため
に塗料中に添加する。平均一次粒子径が0.5 μmより大
きいITO粉末は、赤外線遮断効果は示すものの、塗膜
の透明性が著しく阻害されるので、ITO粉末は平均一
次粒子径が0.5 μm以下のものを使用する。ITO粉末
の平均一次粒子径は、好ましくは0.2 μm以下、より好
ましくは0.1 μm以下である。
ま近赤外線を含む赤外線を遮断する能力を付与するため
に塗料中に添加する。平均一次粒子径が0.5 μmより大
きいITO粉末は、赤外線遮断効果は示すものの、塗膜
の透明性が著しく阻害されるので、ITO粉末は平均一
次粒子径が0.5 μm以下のものを使用する。ITO粉末
の平均一次粒子径は、好ましくは0.2 μm以下、より好
ましくは0.1 μm以下である。
【0019】ITO粉末は、少なくとも1000 nm より長
波長側の赤外線を全面的に90%以上遮断する赤外線遮断
能を有するものが好ましい。このようなITO粉末は、
特開平7−70482 号公報に記載されているように、例え
ば、水酸化インジウムと水酸化錫の共沈物を、加圧不活
性ガス雰囲気 (例、2kgf/cm2 以上、特に5〜60 kgf/c
m2に加圧したアルゴン、ネオン、窒素またはこれらの混
合ガス) 中で焼成するか、或いはITO粉末を加圧不活
性ガス雰囲気中で熱処理することにより製造することが
できる。焼成または熱処理温度は 350〜1000℃、特に40
0 〜800 ℃の範囲内が好ましい。ITO粉末のSn/(In+
Sn) の原子比は、好ましくは0.01〜0.15の範囲内であ
る。
波長側の赤外線を全面的に90%以上遮断する赤外線遮断
能を有するものが好ましい。このようなITO粉末は、
特開平7−70482 号公報に記載されているように、例え
ば、水酸化インジウムと水酸化錫の共沈物を、加圧不活
性ガス雰囲気 (例、2kgf/cm2 以上、特に5〜60 kgf/c
m2に加圧したアルゴン、ネオン、窒素またはこれらの混
合ガス) 中で焼成するか、或いはITO粉末を加圧不活
性ガス雰囲気中で熱処理することにより製造することが
できる。焼成または熱処理温度は 350〜1000℃、特に40
0 〜800 ℃の範囲内が好ましい。ITO粉末のSn/(In+
Sn) の原子比は、好ましくは0.01〜0.15の範囲内であ
る。
【0020】ITO粉末の添加量は、ITO粉末と塗料
中のバインダー固形分 (バインダーが無機系のものであ
る場合には、金属酸化物換算の量) との合計量に基づい
て、25〜95wt%の範囲内が好ましく、より好ましくは40
〜90wt%の範囲内である。ITO粉末の含有量が多すぎ
ると、透明性が損なわれ、少なすぎると赤外線遮断効果
が不十分となる傾向がある。
中のバインダー固形分 (バインダーが無機系のものであ
る場合には、金属酸化物換算の量) との合計量に基づい
て、25〜95wt%の範囲内が好ましく、より好ましくは40
〜90wt%の範囲内である。ITO粉末の含有量が多すぎ
ると、透明性が損なわれ、少なすぎると赤外線遮断効果
が不十分となる傾向がある。
【0021】バインダー溶液にITO粉末を添加しただ
けでは、形成された塗膜の可視光反射率が基体の反射率
と同程度であって、低反射性 (従って防眩性) が付与さ
れない。そのため、本発明では、透明性と赤外線遮断効
果を阻害せずに、塗膜に低反射性 (防眩性) を付与する
ために、シリカ、酸化マグネシウムおよびフッ化マグネ
シウムから選んだ1種もしくは2種以上の防眩性付与粉
末をITO粉末と一緒に添加する。シリカ粉末として
は、非晶質と結晶質のいずれも使用できるが、優れた防
眩性を得るためには非晶質が好ましい。また、その形状
は球状が好ましい。
けでは、形成された塗膜の可視光反射率が基体の反射率
と同程度であって、低反射性 (従って防眩性) が付与さ
れない。そのため、本発明では、透明性と赤外線遮断効
果を阻害せずに、塗膜に低反射性 (防眩性) を付与する
ために、シリカ、酸化マグネシウムおよびフッ化マグネ
シウムから選んだ1種もしくは2種以上の防眩性付与粉
末をITO粉末と一緒に添加する。シリカ粉末として
は、非晶質と結晶質のいずれも使用できるが、優れた防
眩性を得るためには非晶質が好ましい。また、その形状
は球状が好ましい。
【0022】防眩性付与粉末は、平均一次粒子径が1〜
10μmの範囲内のものを使用する。この粉末の平均一次
粒子径が1μm未満では、目的とする優れた防眩性を確
保することができず、平均一次粒子径が10μmを越える
と、透明性が損なわれる。なお、防眩性付与粉末の平均
一次粒子径は、本発明に係る塗料から形成する塗膜の厚
み (膜厚) によって選定することが望ましい。具体的に
は、塗膜厚みより大きな平均一次粒子径を持つ防眩性付
与粉末を使用することが好ましい。
10μmの範囲内のものを使用する。この粉末の平均一次
粒子径が1μm未満では、目的とする優れた防眩性を確
保することができず、平均一次粒子径が10μmを越える
と、透明性が損なわれる。なお、防眩性付与粉末の平均
一次粒子径は、本発明に係る塗料から形成する塗膜の厚
み (膜厚) によって選定することが望ましい。具体的に
は、塗膜厚みより大きな平均一次粒子径を持つ防眩性付
与粉末を使用することが好ましい。
【0023】防眩性付与粉末の添加量は、塗料中のバイ
ンダー固形分(無機系バインダーの場合には金属酸化物
換算の量) とITO粉末との合計量に基づいて、好まし
くは0.1〜5wt%、より好ましくは 0.5〜2wt%であ
る。この粉末の添加量が少なすぎると、塗膜の防眩性が
不十分となり、多すぎると塗膜の透明性が阻害される傾
向がある。
ンダー固形分(無機系バインダーの場合には金属酸化物
換算の量) とITO粉末との合計量に基づいて、好まし
くは0.1〜5wt%、より好ましくは 0.5〜2wt%であ
る。この粉末の添加量が少なすぎると、塗膜の防眩性が
不十分となり、多すぎると塗膜の透明性が阻害される傾
向がある。
【0024】本発明の防眩性赤外線遮断膜形成用塗料
は、上述した必須成分以外に、透明塗料に添加可能な適
当な1種もしくは2種以上の添加剤を含有していてもよ
い。このような添加剤の例は、架橋剤、重合触媒、界面
活性剤 (分散剤、湿潤剤等を含む) 、シランカップリン
グ剤等のカップリング剤、消泡剤、加水分解性の無機系
バインダーの場合の加水分解触媒 (例、酸) 、紫外線吸
収剤、色素などが挙げられる。
は、上述した必須成分以外に、透明塗料に添加可能な適
当な1種もしくは2種以上の添加剤を含有していてもよ
い。このような添加剤の例は、架橋剤、重合触媒、界面
活性剤 (分散剤、湿潤剤等を含む) 、シランカップリン
グ剤等のカップリング剤、消泡剤、加水分解性の無機系
バインダーの場合の加水分解触媒 (例、酸) 、紫外線吸
収剤、色素などが挙げられる。
【0025】本発明の防眩性赤外線遮断膜形成用塗料を
適当な基体に塗布し、必要に応じて塗膜を乾燥または硬
化 (熱硬化、紫外線硬化等) させると、透明な防眩性赤
外線遮断膜が基体の表面上に形成される。塗膜厚み (乾
燥後の膜厚) は特に制限はないが、通常は 0.5〜8μm
の範囲内が好ましく、より好ましくは1〜5μmであ
る。
適当な基体に塗布し、必要に応じて塗膜を乾燥または硬
化 (熱硬化、紫外線硬化等) させると、透明な防眩性赤
外線遮断膜が基体の表面上に形成される。塗膜厚み (乾
燥後の膜厚) は特に制限はないが、通常は 0.5〜8μm
の範囲内が好ましく、より好ましくは1〜5μmであ
る。
【0026】この塗膜は透明であるので、基体は透明基
体であることが好ましいが、必ずしも透明基体である必
要はない。例えば、美麗な表面、色彩、模様または表示
を有する不透明な基体の表面に本発明の塗料から塗膜を
形成してもよい。透明基体の例としては、ガラス、なら
びにPETフィルムやその他の透明樹脂フィルムがあ
る。
体であることが好ましいが、必ずしも透明基体である必
要はない。例えば、美麗な表面、色彩、模様または表示
を有する不透明な基体の表面に本発明の塗料から塗膜を
形成してもよい。透明基体の例としては、ガラス、なら
びにPETフィルムやその他の透明樹脂フィルムがあ
る。
【0027】本発明の塗料を適用しうる具体的なガラス
製品の例には、住宅、ビル等の窓ガラス、ショウウイン
ド、間仕切りガラス、温室用ガラス、自動車用窓ガラス
など、並びに、ブラウン管 (CRT管) 、液晶表示 (L
CD) パネル、プラズマ表示パネル (PDP) などの各
種表示装置が挙げられる。
製品の例には、住宅、ビル等の窓ガラス、ショウウイン
ド、間仕切りガラス、温室用ガラス、自動車用窓ガラス
など、並びに、ブラウン管 (CRT管) 、液晶表示 (L
CD) パネル、プラズマ表示パネル (PDP) などの各
種表示装置が挙げられる。
【0028】PETフィルムを基体とし、その片面に本
発明の塗料を用いて防眩性赤外線遮断膜を形成したPE
Tフィルムは、例えば、既存住宅の窓ガラス、温室用ガ
ラス等に防眩性と赤外線遮断性を付与するために貼付す
る透明フィルムとして使用することができる。PETフ
ィルムとしては、例えば、厚みが25〜250 μm程度のも
のが好ましい。この場合には、PETフィルムが可撓性
であるので、バインダーとしてはアクリル樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ウレタン樹脂等が好ましい。
発明の塗料を用いて防眩性赤外線遮断膜を形成したPE
Tフィルムは、例えば、既存住宅の窓ガラス、温室用ガ
ラス等に防眩性と赤外線遮断性を付与するために貼付す
る透明フィルムとして使用することができる。PETフ
ィルムとしては、例えば、厚みが25〜250 μm程度のも
のが好ましい。この場合には、PETフィルムが可撓性
であるので、バインダーとしてはアクリル樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ウレタン樹脂等が好ましい。
【0029】片面に防眩性赤外線遮断膜を形成したPE
Tフィルムは、このフィルムの窓ガラス等への貼付を容
易にするため、PETフィルムの裏面側に予め接着剤を
塗布し、この接着剤層の上に離型フィルムを積層してお
くことが好ましい。それにより、離型フィルムを剥がす
だけで、すぐにこのPETフィルムを窓ガラス等への貼
付に使用できる。住宅の窓ガラスに貼付する場合には、
最近問題になっているオゾンホールに起因する紫外線の
人体への悪影響(黒色腫等の発生)を防止するため、接
着剤層に紫外線吸収剤(例、ベンゾフェノン系、ベンゾ
トリアゾール系、トリアジン系等)を含有させておくこ
とが好ましい。接着剤としては、例えばアクリル系の接
着剤が好ましい。離型フィルムは通常のものでよく、例
えば、シリコーン処理ポリエステルフィルムである。
Tフィルムは、このフィルムの窓ガラス等への貼付を容
易にするため、PETフィルムの裏面側に予め接着剤を
塗布し、この接着剤層の上に離型フィルムを積層してお
くことが好ましい。それにより、離型フィルムを剥がす
だけで、すぐにこのPETフィルムを窓ガラス等への貼
付に使用できる。住宅の窓ガラスに貼付する場合には、
最近問題になっているオゾンホールに起因する紫外線の
人体への悪影響(黒色腫等の発生)を防止するため、接
着剤層に紫外線吸収剤(例、ベンゾフェノン系、ベンゾ
トリアゾール系、トリアジン系等)を含有させておくこ
とが好ましい。接着剤としては、例えばアクリル系の接
着剤が好ましい。離型フィルムは通常のものでよく、例
えば、シリコーン処理ポリエステルフィルムである。
【0030】
【実施例】表1に示す粒径および含有量で、ITO粉
末、バインダー、溶媒および防眩性付与粉末を混合し、
慣用のペイントシェーカーで粉末を均一に分散させるこ
とにより、塗料を調製した。なお、表1に示すバインダ
ーのうち、シリカとしては、実際にはテトラエトキシシ
ラン (エチルシリケート) の部分加水分解物を使用し
た。これは、乾燥後にシリカ皮膜を形成する。
末、バインダー、溶媒および防眩性付与粉末を混合し、
慣用のペイントシェーカーで粉末を均一に分散させるこ
とにより、塗料を調製した。なお、表1に示すバインダ
ーのうち、シリカとしては、実際にはテトラエトキシシ
ラン (エチルシリケート) の部分加水分解物を使用し
た。これは、乾燥後にシリカ皮膜を形成する。
【0031】使用したITO粉末はいずれも、水酸化イ
ンジウムと水酸化錫の共沈物を、圧力10〜40 kgf/cm2の
加圧窒素雰囲気中、 400〜800 ℃の温度で焼成すること
により製造したものであり、少なくとも1000 nm より長
波長側の赤外線を全面的に90%以上遮断する赤外線遮断
能を有していた。赤外域で90%以上の遮断能を示す最低
波長 (最低遮断波長) も表1に併せて示す。
ンジウムと水酸化錫の共沈物を、圧力10〜40 kgf/cm2の
加圧窒素雰囲気中、 400〜800 ℃の温度で焼成すること
により製造したものであり、少なくとも1000 nm より長
波長側の赤外線を全面的に90%以上遮断する赤外線遮断
能を有していた。赤外域で90%以上の遮断能を示す最低
波長 (最低遮断波長) も表1に併せて示す。
【0032】得られた各塗料を、表2に示す基体にバー
コーターを用いて、乾燥膜厚が2μm厚 (バインダーが
シリカの時のみ1μm厚) になるように塗布し、100 ℃
で乾燥して、基体の表面に塗膜を形成した。
コーターを用いて、乾燥膜厚が2μm厚 (バインダーが
シリカの時のみ1μm厚) になるように塗布し、100 ℃
で乾燥して、基体の表面に塗膜を形成した。
【0033】こうして塗膜を形成した基体について、JI
S R 3106に従って、防眩性を評価するための可視光反射
率の測定と、透明性を評価するための可視光透過率およ
びヘーズの測定と、赤外線遮断効果を評価するための日
射透過率の測定を行った。測定値はいずれも基体の値を
差し引いていない実測値である。なお、可視光反射率が
6%以下であれば防眩性は良好であり、可視光透過率が
80%以上でヘーズが2以下であれば透明性は良好であ
り、日射透過率が65%以下であれば赤外線遮断能が良好
であると判定できる。これらの測定結果も表2に一緒に
示す。
S R 3106に従って、防眩性を評価するための可視光反射
率の測定と、透明性を評価するための可視光透過率およ
びヘーズの測定と、赤外線遮断効果を評価するための日
射透過率の測定を行った。測定値はいずれも基体の値を
差し引いていない実測値である。なお、可視光反射率が
6%以下であれば防眩性は良好であり、可視光透過率が
80%以上でヘーズが2以下であれば透明性は良好であ
り、日射透過率が65%以下であれば赤外線遮断能が良好
であると判定できる。これらの測定結果も表2に一緒に
示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】表2に示される結果からわかるように、比
較例1のようにバインダー溶液中にITO粉末だけを添
加した場合、塗膜は可視光反射率が約80%、ヘーズが1.
2 %と透明性は良好で、かつ日射透過率も60%以下と良
好であるが、可視光反射率は9.7 %と高く、この値はP
ET基体の可視光反射率とほぼ同程度であって、防眩性
に必要な低反射能が付与されていない。
較例1のようにバインダー溶液中にITO粉末だけを添
加した場合、塗膜は可視光反射率が約80%、ヘーズが1.
2 %と透明性は良好で、かつ日射透過率も60%以下と良
好であるが、可視光反射率は9.7 %と高く、この値はP
ET基体の可視光反射率とほぼ同程度であって、防眩性
に必要な低反射能が付与されていない。
【0037】これに対し、比較例1の塗料に、本発明に
従って防眩性付与粉末を添加した実施例1では、比較例
1の塗膜の高い可視光透過率と低ヘーズおよび日射透過
率をほぼ同じ値に保持しながら、可視光反射率が5.4 %
に低下した。即ち、防眩性付与粉末の添加により、透明
性と赤外線遮断能を保持しながら、良好な防眩性が付与
されることがわかる。
従って防眩性付与粉末を添加した実施例1では、比較例
1の塗膜の高い可視光透過率と低ヘーズおよび日射透過
率をほぼ同じ値に保持しながら、可視光反射率が5.4 %
に低下した。即ち、防眩性付与粉末の添加により、透明
性と赤外線遮断能を保持しながら、良好な防眩性が付与
されることがわかる。
【0038】同様に、実施例2以下に示すように、バイ
ンダーが他の有機樹脂またはシリカであっても、いずれ
も透明性と赤外線遮断能を良好に保持しながら、必要な
防眩性が付与できた。
ンダーが他の有機樹脂またはシリカであっても、いずれ
も透明性と赤外線遮断能を良好に保持しながら、必要な
防眩性が付与できた。
【0039】しかし、比較例2以下に示すように、防眩
性付与粉末の平均一次粒子径が小さすぎると、防眩性付
与効果が得られず、逆に大きすぎると塗膜の透明性が著
しく阻害された。また、防眩性付与粉末の添加量が少な
すぎると防眩性付与効果が得られず、逆に多すぎると塗
膜の透明性、特にヘーズが著しく阻害された。さらに、
防眩性付与粉末が炭酸カルシウムでは、平均一次粒子径
と添加量が適切であっても、防眩性付与効果が小さく、
多量に添加すればある程度の防眩性は得られるものの塗
膜の透明性が損なわれた。その他の粉末でも結果は同様
であった。
性付与粉末の平均一次粒子径が小さすぎると、防眩性付
与効果が得られず、逆に大きすぎると塗膜の透明性が著
しく阻害された。また、防眩性付与粉末の添加量が少な
すぎると防眩性付与効果が得られず、逆に多すぎると塗
膜の透明性、特にヘーズが著しく阻害された。さらに、
防眩性付与粉末が炭酸カルシウムでは、平均一次粒子径
と添加量が適切であっても、防眩性付与効果が小さく、
多量に添加すればある程度の防眩性は得られるものの塗
膜の透明性が損なわれた。その他の粉末でも結果は同様
であった。
【0040】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る防
眩性赤外線遮断膜形成用塗料によって得られた塗膜は、
優れた防眩性を発揮すると同時に、透明性および赤外線
遮断効果にも優れている。従って、例えば、自動車や住
宅等の窓ガラス等にこの塗膜を適用すると、室内の明る
さを十分に確保しながら、赤外線遮断効果による冷暖房
のエネルギー効率の向上を得ることができる上、防眩性
により反射光が引き起こす他の自動車や住宅に対する迷
惑を防止することができる。
眩性赤外線遮断膜形成用塗料によって得られた塗膜は、
優れた防眩性を発揮すると同時に、透明性および赤外線
遮断効果にも優れている。従って、例えば、自動車や住
宅等の窓ガラス等にこの塗膜を適用すると、室内の明る
さを十分に確保しながら、赤外線遮断効果による冷暖房
のエネルギー効率の向上を得ることができる上、防眩性
により反射光が引き起こす他の自動車や住宅に対する迷
惑を防止することができる。
【0041】また、CRT管、LCDパネル、PDP等
の各種表示装置に適用した場合にも、赤外線遮断効果に
より赤外線漏洩による赤外線センサーの誤作動を防止す
ることができ、しかも良好な透明性と防眩性により表示
が見やすくなるという効果を発揮する。さらに、PET
フィルムにこの塗膜を形成したものは、既存住宅の窓ガ
ラス等に防眩性と赤外線遮断性を付与するのに有用であ
る。
の各種表示装置に適用した場合にも、赤外線遮断効果に
より赤外線漏洩による赤外線センサーの誤作動を防止す
ることができ、しかも良好な透明性と防眩性により表示
が見やすくなるという効果を発揮する。さらに、PET
フィルムにこの塗膜を形成したものは、既存住宅の窓ガ
ラス等に防眩性と赤外線遮断性を付与するのに有用であ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 バインダー溶液中に、平均一次粒子径0.
5 μm以下の錫ドープ酸化インジウム(ITO)粉末
と、シリカ、酸化マグネシウムおよびフッ化マグネシウ
ムの1種もしくは2種以上からなる平均一次粒子径1〜
10μmの防眩性付与粉末とを含有することを特徴とす
る、防眩性赤外線遮断膜形成用塗料。 - 【請求項2】 ITO粉末が、少なくとも1000 nm より
長波長側の赤外線を全面的に90%以上遮断する赤外線遮
断能を有する、請求項1記載の防眩性赤外線遮断膜形成
用塗料。 - 【請求項3】 ITO粉末の含有量がバインダー固形分
との合計量に基づいて25〜95wt%であり、防眩性付与粉
末の含有量が、バインダー固形分とITO粉末との合計
量に基づいて 0.1〜5wt%である請求項1または2記載
の塗料。 - 【請求項4】 基体表面に、請求項1ないし3のいずれ
か1項に記載の塗料から形成された防眩性赤外線遮断膜
が形成された、防眩性赤外線遮断能を有する基体。 - 【請求項5】 前記基体が透明基体である請求項4記載
の基体。 - 【請求項6】 前記基体がガラスである請求項4記載の
基体。 - 【請求項7】 前記透明基体がPETフィルムであり、
このPETフィルムの裏面側に接着剤と離型フィルムが
積層されている、請求項4記載の基体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7563197A JPH10265718A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 防眩性赤外線遮断膜形成用塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7563197A JPH10265718A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 防眩性赤外線遮断膜形成用塗料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10265718A true JPH10265718A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13581800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7563197A Pending JPH10265718A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 防眩性赤外線遮断膜形成用塗料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10265718A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000023274A1 (fr) * | 1998-10-16 | 2000-04-27 | Tomoegawa Paper Co., Ltd. | Film interceptant le rayonnement infrarouge |
| WO2006103739A1 (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-05 | Thermos K.K. | 断熱容器 |
| JP2008074097A (ja) * | 2006-08-21 | 2008-04-03 | Achilles Corp | 熱遮蔽性シート |
| JP2008528313A (ja) * | 2005-01-07 | 2008-07-31 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 太陽光制御多層フィルム |
| JP2012126037A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Konica Minolta Holdings Inc | 熱線遮断フィルムとその製造方法 |
| CN109135531A (zh) * | 2018-07-19 | 2019-01-04 | 南昌航空大学 | 一种稀土掺杂纳米氧化铟锡红外隐身涂层 |
| TWI737888B (zh) * | 2017-02-06 | 2021-09-01 | 日商三菱綜合材料股份有限公司 | 金屬氧化物微粒子的製造方法、金屬氧化物微粒子之分散液的製造方法及紅外線遮蔽膜的製造方法 |
| US11535523B2 (en) | 2018-02-14 | 2022-12-27 | Mitsubishi Materials Corporation | Method for producing metal oxide dispersion liquid and method for producing infrared-radiation-shielding film |
| US20230081640A1 (en) * | 2020-02-17 | 2023-03-16 | Mitsubishi Materials Corporation | Infrared shielding film and infrared shielding material |
| US11796725B2 (en) | 2018-03-22 | 2023-10-24 | Mitsubishi Materials Corporation | Metal oxide microparticles, method for producing same, dispersion for forming infrared-shielding film, method for producing same, method for forming infrared-shielding film, and base material having infrared-shielding film |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP7563197A patent/JPH10265718A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US11365129B2 (en) | 2017-02-06 | 2022-06-21 | Mitsubishi Materials Corporation | Method for producing metal oxide particles, method for producing dispersion of metal oxide particles, and method for producing infrared shielding film |
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| US12174406B2 (en) * | 2020-02-17 | 2024-12-24 | Mitsubishi Materials Corporation | Infrared shielding film and infrared shielding material |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011002 |