JPH10266191A - 地盤改良装置及び工法 - Google Patents
地盤改良装置及び工法Info
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- JPH10266191A JPH10266191A JP9325797A JP9325797A JPH10266191A JP H10266191 A JPH10266191 A JP H10266191A JP 9325797 A JP9325797 A JP 9325797A JP 9325797 A JP9325797 A JP 9325797A JP H10266191 A JPH10266191 A JP H10266191A
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 機械撹拌を用いる地盤改良装置及び工法にお
いて、鉛直方向の撹拌を含めて効率的な撹拌混合を実現
することにより均一な地盤改良体を造成する。 【解決手段】 ロッド体12と、ロッド体12の上下動
及びロッド体軸周りの回転を実行する駆動手段と、ロッ
ド体軸に対して垂直方向に延在しロッド体と共に回転可
能な撹拌翼20とを具備する地盤改良装置10が、撹拌
翼20の基端部に撹拌翼の軸と同軸に設けられる第1の
ギア24と、ロッド体軸と同軸であると共に第1のギア
24と咬み合い、かつロッド体12の回転に対して相対
的に静止して設けられる第2のギア16とを有する。
いて、鉛直方向の撹拌を含めて効率的な撹拌混合を実現
することにより均一な地盤改良体を造成する。 【解決手段】 ロッド体12と、ロッド体12の上下動
及びロッド体軸周りの回転を実行する駆動手段と、ロッ
ド体軸に対して垂直方向に延在しロッド体と共に回転可
能な撹拌翼20とを具備する地盤改良装置10が、撹拌
翼20の基端部に撹拌翼の軸と同軸に設けられる第1の
ギア24と、ロッド体軸と同軸であると共に第1のギア
24と咬み合い、かつロッド体12の回転に対して相対
的に静止して設けられる第2のギア16とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟弱地盤に対して
機械的な掘削撹拌と共に硬化材の吐出注入を行うことに
より、柱状の地盤改良体を造成する装置及び工法に関す
る。
機械的な掘削撹拌と共に硬化材の吐出注入を行うことに
より、柱状の地盤改良体を造成する装置及び工法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、軟弱地盤において、セメントミル
ク等からなる硬化材を吐出しつつ機械的掘削撹拌を行
い、地山と硬化材とを撹拌混合して地盤改良体を造成す
る地盤改良工法が行われている。図12は、従来の地盤
改良装置200を用いた施工の様子を示す一例である。
この地盤改良装置200は、対象地盤90に対して貫入
及び引き抜きされる一対の並設されたロッド体212及
び212′、各ロッド体の先端近傍にロッド体軸に垂直
に張り出した複数の撹拌翼220、ロッド体212及び
212′を回転させる回転駆動部282、ロッド体21
2及び212′を上下動させる上下駆動部282、及び
装置全体の動作を制御する制御部280等の構成要素を
有する。2本のロッド体の内部にはそれぞれ硬化材等の
移送孔が内蔵され、各ロッド体の先端部付近には硬化材
等の吐出口が設けられる。施工にあたっては、両ロッド
体を回転かつ上下動させつつ各吐出口から硬化材を吐出
することにより、柱状の地盤改良体を造成する。
ク等からなる硬化材を吐出しつつ機械的掘削撹拌を行
い、地山と硬化材とを撹拌混合して地盤改良体を造成す
る地盤改良工法が行われている。図12は、従来の地盤
改良装置200を用いた施工の様子を示す一例である。
この地盤改良装置200は、対象地盤90に対して貫入
及び引き抜きされる一対の並設されたロッド体212及
び212′、各ロッド体の先端近傍にロッド体軸に垂直
に張り出した複数の撹拌翼220、ロッド体212及び
212′を回転させる回転駆動部282、ロッド体21
2及び212′を上下動させる上下駆動部282、及び
装置全体の動作を制御する制御部280等の構成要素を
有する。2本のロッド体の内部にはそれぞれ硬化材等の
移送孔が内蔵され、各ロッド体の先端部付近には硬化材
等の吐出口が設けられる。施工にあたっては、両ロッド
体を回転かつ上下動させつつ各吐出口から硬化材を吐出
することにより、柱状の地盤改良体を造成する。
【0003】図13は、図12の従来の地盤改良装置2
00の撹拌翼を含む先端近傍の部分拡大図である。2本
のロッド体212及び212′は、連結板260により
所定の間隔だけ離れて連結され、平行に設置される。各
ロッド体が回転可能なように連結板260は、軸受け2
62を介して取り付けられる。各ロッド体は基本的には
同じ構造を有する。先端には硬化材等吐出用の吐出口2
70と掘削ビット252を具備する掘削翼250とを設
けている。
00の撹拌翼を含む先端近傍の部分拡大図である。2本
のロッド体212及び212′は、連結板260により
所定の間隔だけ離れて連結され、平行に設置される。各
ロッド体が回転可能なように連結板260は、軸受け2
62を介して取り付けられる。各ロッド体は基本的には
同じ構造を有する。先端には硬化材等吐出用の吐出口2
70と掘削ビット252を具備する掘削翼250とを設
けている。
【0004】さらに、各ロッド体の軸方向に沿って4箇
所にそれぞれ一対のトンボ羽根形状の撹拌翼220a、
220b、220c、及び220dがロッド体軸に垂直
に取り付けられている(以下、これらの従来の1枚羽根
からなる形状の撹拌翼を「単羽撹拌翼」と称することが
ある)。また、ロッド体軸方向に隣り合う撹拌翼同士
(例えば、220aと220b)は、90度の角度をな
している。そして、1つの高さ位置における一対の撹拌
翼は、互いにロッド体軸について反対側に位置する。各
ロッド体の回転と一体的に各撹拌翼も回転するが、一方
のロッド体上の撹拌翼の回転が他方のロッド体上の撹拌
翼の回転を妨げないようロッド体軸方向の撹拌翼の取付
位置をずらしてある。このような撹拌翼の配置は、撹拌
効率を高めるためである。また、効率的な撹拌混合を行
うために、矢印R0及びR0′で示すように各ロッド体
を互いに逆方向に回転させたり、周期的に回転方向を変
化させたりする。
所にそれぞれ一対のトンボ羽根形状の撹拌翼220a、
220b、220c、及び220dがロッド体軸に垂直
に取り付けられている(以下、これらの従来の1枚羽根
からなる形状の撹拌翼を「単羽撹拌翼」と称することが
ある)。また、ロッド体軸方向に隣り合う撹拌翼同士
(例えば、220aと220b)は、90度の角度をな
している。そして、1つの高さ位置における一対の撹拌
翼は、互いにロッド体軸について反対側に位置する。各
ロッド体の回転と一体的に各撹拌翼も回転するが、一方
のロッド体上の撹拌翼の回転が他方のロッド体上の撹拌
翼の回転を妨げないようロッド体軸方向の撹拌翼の取付
位置をずらしてある。このような撹拌翼の配置は、撹拌
効率を高めるためである。また、効率的な撹拌混合を行
うために、矢印R0及びR0′で示すように各ロッド体
を互いに逆方向に回転させたり、周期的に回転方向を変
化させたりする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図14は、例えば、図
13のロッド体212を回転させつつ下降させた場合に
おける撹拌翼220a及び220cによる撹拌動作を模
式的に示す図である。四角形は、各撹拌翼の断面形状を
示す。縦軸は対象地盤の深さ方向の位置を、横軸はロッ
ド体の回転角度すなわち撹拌翼の回転角度を示す。点線
は、回転に伴う各撹拌翼の軌跡を示す。撹拌翼220
a、220cは、ほぼ水平方向に対象地盤を切りながら
進行する。撹拌翼220aがA点からB点まで下降する
と、撹拌翼220cはC点からD点まで下降する。従っ
て、この間にB点とC点との間の領域は2枚の撹拌翼に
より2回撹拌されることになるが、いずれの場合も水平
方向の動作しかなされてない。
13のロッド体212を回転させつつ下降させた場合に
おける撹拌翼220a及び220cによる撹拌動作を模
式的に示す図である。四角形は、各撹拌翼の断面形状を
示す。縦軸は対象地盤の深さ方向の位置を、横軸はロッ
ド体の回転角度すなわち撹拌翼の回転角度を示す。点線
は、回転に伴う各撹拌翼の軌跡を示す。撹拌翼220
a、220cは、ほぼ水平方向に対象地盤を切りながら
進行する。撹拌翼220aがA点からB点まで下降する
と、撹拌翼220cはC点からD点まで下降する。従っ
て、この間にB点とC点との間の領域は2枚の撹拌翼に
より2回撹拌されることになるが、いずれの場合も水平
方向の動作しかなされてない。
【0006】一般的に、対象地盤は土砂や粘土等の堆積
により形成され、水平方向の層構造をなしている場合が
多い。このような水平方向の層構造をもつ地盤は、鉛直
方向に比べて水平方向の強度が弱いという傾向がある。
すなわち、元々水平方向には切削撹拌し易い特性をもっ
ている。従って、上記のような水平方向だけの撹拌動作
によって地盤改良を行えば、上記のような地盤の異方性
が益々増長される結果、造成された改良体の内部で強度
のばらつきが生じてしまう畏れがある。このため、従
来、深さ方向の単位長さあたりの羽根切り回数をできる
だけ多くして鉛直方向の撹拌効率を向上させようとする
試みがなされてきた。例えば、撹拌翼の枚数を増やした
り、撹拌時間を長くしたりする等である。しかしなが
ら、これらの対処方法では、ロッド体構造が複雑とな
り、また施工時間が長くなる等の欠点がある。
により形成され、水平方向の層構造をなしている場合が
多い。このような水平方向の層構造をもつ地盤は、鉛直
方向に比べて水平方向の強度が弱いという傾向がある。
すなわち、元々水平方向には切削撹拌し易い特性をもっ
ている。従って、上記のような水平方向だけの撹拌動作
によって地盤改良を行えば、上記のような地盤の異方性
が益々増長される結果、造成された改良体の内部で強度
のばらつきが生じてしまう畏れがある。このため、従
来、深さ方向の単位長さあたりの羽根切り回数をできる
だけ多くして鉛直方向の撹拌効率を向上させようとする
試みがなされてきた。例えば、撹拌翼の枚数を増やした
り、撹拌時間を長くしたりする等である。しかしなが
ら、これらの対処方法では、ロッド体構造が複雑とな
り、また施工時間が長くなる等の欠点がある。
【0007】上記の地盤の異方性から生じる問題点とし
てさらに、室内配合試験強度と設計基準強度の差が非常
に大きくなることがある。このため、設計基準強度を大
幅に低減する必要がある。
てさらに、室内配合試験強度と設計基準強度の差が非常
に大きくなることがある。このため、設計基準強度を大
幅に低減する必要がある。
【0008】また、特に粘土質の地盤においては切削し
た土砂が撹拌翼に付着し易く、付着した土砂が土塊とな
って撹拌翼と共に回転してしまう供回り現象を起こすこ
とがある。供回り現象が起きると、切削された土砂と硬
化材との十分な撹拌混合がなされず、造成される地盤改
良体の質が低下する。これを防止するために、土塊が回
転しないように供回り防止翼を設けたり、上下の撹拌翼
(例えば、図13における220aと220b)を互い
に反対回りに回転させる相対撹拌を行ったりしてきた。
別の対策として、ロッド体の上昇及び下降を単調に行う
のではなく、細かい上下動を繰り返しながら移動させる
方法がある。例えば、引き抜きながら造成する場合は、
ロッド体を所定距離上昇させた後それより短い距離だけ
下降させる動作を繰り返しながら漸次引き抜きを行う。
この上下動を繰り返す動作により、撹拌翼に対して鉛直
方向の撹拌機能をもたせると同時に供回り現象も防止し
ようとするものである。しかしながら、このような方法
では、撹拌翼への負担が大きくまた制御が複雑となる等
の欠点がある。
た土砂が撹拌翼に付着し易く、付着した土砂が土塊とな
って撹拌翼と共に回転してしまう供回り現象を起こすこ
とがある。供回り現象が起きると、切削された土砂と硬
化材との十分な撹拌混合がなされず、造成される地盤改
良体の質が低下する。これを防止するために、土塊が回
転しないように供回り防止翼を設けたり、上下の撹拌翼
(例えば、図13における220aと220b)を互い
に反対回りに回転させる相対撹拌を行ったりしてきた。
別の対策として、ロッド体の上昇及び下降を単調に行う
のではなく、細かい上下動を繰り返しながら移動させる
方法がある。例えば、引き抜きながら造成する場合は、
ロッド体を所定距離上昇させた後それより短い距離だけ
下降させる動作を繰り返しながら漸次引き抜きを行う。
この上下動を繰り返す動作により、撹拌翼に対して鉛直
方向の撹拌機能をもたせると同時に供回り現象も防止し
ようとするものである。しかしながら、このような方法
では、撹拌翼への負担が大きくまた制御が複雑となる等
の欠点がある。
【0009】以上により、本発明の目的は、機械撹拌を
用いる地盤改良装置及び工法において、鉛直方向の撹拌
を含めて効率的な撹拌混合を実現することである。本発
明の更なる目的は、簡易な構造の装置によりまた施工時
間を長くすることなく効率的撹拌混合を実現することで
ある。本発明の更なる目的は、粘性土地盤における供回
り現象を防止し、効率的撹拌混合を実現することであ
る。本発明の更なる目的は、造成される地盤改良体の強
度のばらつきを低減し、室内配合試験強度に対する現場
強度比を改善することである。
用いる地盤改良装置及び工法において、鉛直方向の撹拌
を含めて効率的な撹拌混合を実現することである。本発
明の更なる目的は、簡易な構造の装置によりまた施工時
間を長くすることなく効率的撹拌混合を実現することで
ある。本発明の更なる目的は、粘性土地盤における供回
り現象を防止し、効率的撹拌混合を実現することであ
る。本発明の更なる目的は、造成される地盤改良体の強
度のばらつきを低減し、室内配合試験強度に対する現場
強度比を改善することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するべ
く本発明による第1の態様は、ロッド体と、該ロッド体
の上下動及び該ロッド体軸周りの回転を実行する駆動手
段と、該ロッド体軸に対して垂直方向に延在し該ロッド
体と共に回転可能な撹拌翼とを具備する地盤改良装置に
おいて、前記撹拌翼の基端部に該撹拌翼の軸と同軸に設
けられる第1のギアと、前記ロッド体軸と同軸であると
共に前記第1のギアと咬み合い、かつ該ロッド体の回転
に対して相対的に静止して設けられる第2のギアとを有
する。
く本発明による第1の態様は、ロッド体と、該ロッド体
の上下動及び該ロッド体軸周りの回転を実行する駆動手
段と、該ロッド体軸に対して垂直方向に延在し該ロッド
体と共に回転可能な撹拌翼とを具備する地盤改良装置に
おいて、前記撹拌翼の基端部に該撹拌翼の軸と同軸に設
けられる第1のギアと、前記ロッド体軸と同軸であると
共に前記第1のギアと咬み合い、かつ該ロッド体の回転
に対して相対的に静止して設けられる第2のギアとを有
する。
【0011】本発明による第2の態様は、ロッド体と、
該ロッド体の上下動及び該ロッド体軸周りの回転を実行
する駆動手段と、該ロッド体軸に対して垂直方向に延在
し該ロッド体と共に回転可能な撹拌翼とを具備する地盤
改良装置において、前記ロッド体と同軸であると共に該
ロッド体と一体的に該ロッド体軸の周りで回転可能な第
1の管状部材と、前記ロッド体と同軸であると共に該ロ
ッド体の回転に対して相対的に静止して設けられる第2
の管状部材とを有し、前記撹拌翼が、前記第1の管状部
材の管壁を貫通して該管壁により回転可能に軸支される
撹拌翼シャフトと、該第1の管状部材の管内にて該撹拌
翼シャフトの基端部に該撹拌翼の軸と同軸に設けられる
第1のギアとを有し、前記第2の管状部材の端部が前記
第1の管状部材の管内へ同軸上にて挿入され、かつその
端部上に該第2の管状部材と同軸であると共に前記第1
のギアと咬み合う第2のギアを有する。
該ロッド体の上下動及び該ロッド体軸周りの回転を実行
する駆動手段と、該ロッド体軸に対して垂直方向に延在
し該ロッド体と共に回転可能な撹拌翼とを具備する地盤
改良装置において、前記ロッド体と同軸であると共に該
ロッド体と一体的に該ロッド体軸の周りで回転可能な第
1の管状部材と、前記ロッド体と同軸であると共に該ロ
ッド体の回転に対して相対的に静止して設けられる第2
の管状部材とを有し、前記撹拌翼が、前記第1の管状部
材の管壁を貫通して該管壁により回転可能に軸支される
撹拌翼シャフトと、該第1の管状部材の管内にて該撹拌
翼シャフトの基端部に該撹拌翼の軸と同軸に設けられる
第1のギアとを有し、前記第2の管状部材の端部が前記
第1の管状部材の管内へ同軸上にて挿入され、かつその
端部上に該第2の管状部材と同軸であると共に前記第1
のギアと咬み合う第2のギアを有する。
【0012】本発明による第3の態様は、上記第2の態
様におけるロッド体と共に回転可能な一対の第1の管状
部材がロッド体軸上の2箇所にそれぞれ設けられ、一対
の第1の管状部材が、互いの間に固定された1つの第2
の管状部材の両端と上記のギア機構を介して関連するよ
うに配置され、各々の第1の管状部材に撹拌翼が取り付
けられる。
様におけるロッド体と共に回転可能な一対の第1の管状
部材がロッド体軸上の2箇所にそれぞれ設けられ、一対
の第1の管状部材が、互いの間に固定された1つの第2
の管状部材の両端と上記のギア機構を介して関連するよ
うに配置され、各々の第1の管状部材に撹拌翼が取り付
けられる。
【0013】本発明による第4の態様は、上記第2の態
様におけるロッド体が一対設けられ、各々のロッド体上
の第2の管状部材が互いに連結されており、各ロッド体
上には上記第2の態様と同様のギア機構を含む撹拌翼構
造が設けられる。
様におけるロッド体が一対設けられ、各々のロッド体上
の第2の管状部材が互いに連結されており、各ロッド体
上には上記第2の態様と同様のギア機構を含む撹拌翼構
造が設けられる。
【0014】本発明による第5の態様は、上記第2の態
様におけるロッド体が一対設けられ、各々のロッド体上
の第2の管状部材が互いに連結されており、各ロッド体
には上記第3の態様と同様にロッド体軸上の2箇所に撹
拌翼構造が設けられる。
様におけるロッド体が一対設けられ、各々のロッド体上
の第2の管状部材が互いに連結されており、各ロッド体
には上記第3の態様と同様にロッド体軸上の2箇所に撹
拌翼構造が設けられる。
【0015】本発明による第6の態様は、上記第1乃至
第5の態様のいずれかにおいて、ロッド体が有孔管であ
って硬化材等を移送する移送孔と、該移送孔と連通しか
つ該ロッド体外へ開口する吐出口とを具備する。
第5の態様のいずれかにおいて、ロッド体が有孔管であ
って硬化材等を移送する移送孔と、該移送孔と連通しか
つ該ロッド体外へ開口する吐出口とを具備する。
【0016】本発明による第7の態様は、内管及び外管
からなる二重管のロッド体と、前記ロッド体の上下動並
びに前記内管と前記外管のそれぞれ独立した該ロッド体
軸周りの回転及び静止を実行する駆動手段と、前記ロッ
ド体軸に対して垂直方向に延在し該外管と共に回転する
軸をもつ撹拌翼と、前記ロッド体と同軸であると共に前
記外管と一体的に該ロッド体軸の周りで回転可能な管状
部材とを有し、前記撹拌翼が、前記管状部材の管壁を貫
通して該管壁により回転可能に軸支される撹拌翼シャフ
トと、該管状部材の管内にて該撹拌翼シャフトの基端部
に該撹拌翼の軸と同軸に設けられる第1のギアとを有
し、前記内管が、前記管状部材に挿入されかつ該管状部
材の管内にて該内管の周囲に前記第1のギアと咬み合う
第2のギアを有する。
からなる二重管のロッド体と、前記ロッド体の上下動並
びに前記内管と前記外管のそれぞれ独立した該ロッド体
軸周りの回転及び静止を実行する駆動手段と、前記ロッ
ド体軸に対して垂直方向に延在し該外管と共に回転する
軸をもつ撹拌翼と、前記ロッド体と同軸であると共に前
記外管と一体的に該ロッド体軸の周りで回転可能な管状
部材とを有し、前記撹拌翼が、前記管状部材の管壁を貫
通して該管壁により回転可能に軸支される撹拌翼シャフ
トと、該管状部材の管内にて該撹拌翼シャフトの基端部
に該撹拌翼の軸と同軸に設けられる第1のギアとを有
し、前記内管が、前記管状部材に挿入されかつ該管状部
材の管内にて該内管の周囲に前記第1のギアと咬み合う
第2のギアを有する。
【0017】本発明による第8の態様は、上記第7の態
様におけるロッド体と共に回転可能な一対の第1の管状
部材がロッド体軸上の2箇所にそれぞれ設けられ、固定
可能な内管が各々の第1の管状部材を貫通し、それぞれ
の第1の管状部材の管内において内管に設けられたギア
と撹拌翼基端部に設けられたギアとが咬み合う。
様におけるロッド体と共に回転可能な一対の第1の管状
部材がロッド体軸上の2箇所にそれぞれ設けられ、固定
可能な内管が各々の第1の管状部材を貫通し、それぞれ
の第1の管状部材の管内において内管に設けられたギア
と撹拌翼基端部に設けられたギアとが咬み合う。
【0018】本発明による第9の態様は、上記第7の態
様におけるロッド体が一対設けられ、各々のロッド体の
外管が独立に回転可能な状態で互いに連結されており、
各ロッド体には上記第7の態様と同様のギア機構を含む
撹拌翼構造が設けられる。
様におけるロッド体が一対設けられ、各々のロッド体の
外管が独立に回転可能な状態で互いに連結されており、
各ロッド体には上記第7の態様と同様のギア機構を含む
撹拌翼構造が設けられる。
【0019】本発明による第10の態様は、上記第7の
態様におけるロッド体が一対設けられ、各々のロッド体
の外管が独立に回転可能な状態で互いに連結されてお
り、各々のロッド体には、上記第8の態様と同様にロッ
ド体軸上の2箇所に撹拌翼構造が設けられる。
態様におけるロッド体が一対設けられ、各々のロッド体
の外管が独立に回転可能な状態で互いに連結されてお
り、各々のロッド体には、上記第8の態様と同様にロッ
ド体軸上の2箇所に撹拌翼構造が設けられる。
【0020】本発明による第11の態様は、内管及び外
管からなる二重管のロッド体と、前記ロッド体の上下動
並びに前記内管と前記外管のそれぞれ独立した該ロッド
体軸周りの回転及び静止を実行する駆動手段と、前記ロ
ッド体軸に対して垂直方向に延在し該外管と共に回転可
能な撹拌翼と、前記ロッド体と同軸であると共に前記外
管と一体的に該ロッド体軸の周りで回転可能であり、か
つ該ロッド体軸上の異なる位置に設けられる一対の管状
部材とを有し、前記一対の管状部材の各々について設け
られる前記撹拌翼が、該管状部材の管壁を貫通して該管
壁により回転可能に軸支される撹拌翼シャフトと、該管
状部材の管内にて該撹拌翼シャフトの基端部に該撹拌翼
の軸と同軸に設けられる第1のギアとを有し、前記内管
が、前記一対の管状部材のうち上側の管状部材に挿入さ
れ該上側の管状部材の管内に末端を有し該末端の周囲
に、該上側の管状部材における前記第1のギアと咬み合
う第2のギアを有し、前記一対の管状部材の間にて前記
外管の内側に同軸に設けられその各末端が該一対の管状
部材のそれぞれに挿入される第2の管状部材と、該第2
の管状部材の上端において前記上側の管状部材における
前記第1のギアと咬み合う第3のギアと、該第2の管状
部材の下端において前記下側の管状部材における前記第
1のギアと咬み合う第4のギアとを有する。
管からなる二重管のロッド体と、前記ロッド体の上下動
並びに前記内管と前記外管のそれぞれ独立した該ロッド
体軸周りの回転及び静止を実行する駆動手段と、前記ロ
ッド体軸に対して垂直方向に延在し該外管と共に回転可
能な撹拌翼と、前記ロッド体と同軸であると共に前記外
管と一体的に該ロッド体軸の周りで回転可能であり、か
つ該ロッド体軸上の異なる位置に設けられる一対の管状
部材とを有し、前記一対の管状部材の各々について設け
られる前記撹拌翼が、該管状部材の管壁を貫通して該管
壁により回転可能に軸支される撹拌翼シャフトと、該管
状部材の管内にて該撹拌翼シャフトの基端部に該撹拌翼
の軸と同軸に設けられる第1のギアとを有し、前記内管
が、前記一対の管状部材のうち上側の管状部材に挿入さ
れ該上側の管状部材の管内に末端を有し該末端の周囲
に、該上側の管状部材における前記第1のギアと咬み合
う第2のギアを有し、前記一対の管状部材の間にて前記
外管の内側に同軸に設けられその各末端が該一対の管状
部材のそれぞれに挿入される第2の管状部材と、該第2
の管状部材の上端において前記上側の管状部材における
前記第1のギアと咬み合う第3のギアと、該第2の管状
部材の下端において前記下側の管状部材における前記第
1のギアと咬み合う第4のギアとを有する。
【0021】本発明による第12の態様は、前記第11
の態様の内管及び外管からなる二重管のロッド体が一対
設けられ、かつ、各外管がそれぞれ回転可能な状態で該
一対のロッド体を互いに並行に連結する。
の態様の内管及び外管からなる二重管のロッド体が一対
設けられ、かつ、各外管がそれぞれ回転可能な状態で該
一対のロッド体を互いに並行に連結する。
【0022】本発明による第13の態様は、上記第7乃
至第12の態様のいずれかにおいて、前記内管が有孔管
であって硬化材等を移送する移送孔と、該移送孔と連通
しかつ該ロッド体外へ開口する吐出口とを具備する。
至第12の態様のいずれかにおいて、前記内管が有孔管
であって硬化材等を移送する移送孔と、該移送孔と連通
しかつ該ロッド体外へ開口する吐出口とを具備する。
【0023】本発明による第14の態様は、上記第1乃
至第13の態様のいずれかにおいて、前記撹拌翼が、前
記ロッド体軸上の同じ位置に一対設けられ、それぞれが
該ロッド体軸について互いに反対方向へ延在する。
至第13の態様のいずれかにおいて、前記撹拌翼が、前
記ロッド体軸上の同じ位置に一対設けられ、それぞれが
該ロッド体軸について互いに反対方向へ延在する。
【0024】本発明による第15の態様は、上記第1乃
至第14の態様のいずれかにおいて、前記撹拌翼が、該
撹拌翼の軸上にあって該ロッド体軸に対して垂直方向に
延在する撹拌翼シャフトと、該撹拌翼シャフトの先端部
から分岐してさらに該垂直方向へと延在する一対の羽根
部とを具備し、前記一対の羽根部は、前記撹拌翼の軸に
平行にかつ該撹拌翼の軸から互いに反対方向へ等距離だ
け離隔して延在する。
至第14の態様のいずれかにおいて、前記撹拌翼が、該
撹拌翼の軸上にあって該ロッド体軸に対して垂直方向に
延在する撹拌翼シャフトと、該撹拌翼シャフトの先端部
から分岐してさらに該垂直方向へと延在する一対の羽根
部とを具備し、前記一対の羽根部は、前記撹拌翼の軸に
平行にかつ該撹拌翼の軸から互いに反対方向へ等距離だ
け離隔して延在する。
【0025】本発明による第16の態様は、上記第15
の態様において、前記一対の羽根部がそれぞれ略平板形
状であり、前記撹拌翼の軸に平行な該羽根部の軸上の部
分において厚くかつ該羽根部の軸に沿った両縁部分にお
いて薄い刃状に形成され、さらにそれぞれの羽根部の軸
の周りで回動可能に取り付けられる。
の態様において、前記一対の羽根部がそれぞれ略平板形
状であり、前記撹拌翼の軸に平行な該羽根部の軸上の部
分において厚くかつ該羽根部の軸に沿った両縁部分にお
いて薄い刃状に形成され、さらにそれぞれの羽根部の軸
の周りで回動可能に取り付けられる。
【0026】本発明による第17の態様である地盤改良
工法は、硬化材等の移送管及び吐出口を具備するロッド
体と、該ロッド体の上下動及び該ロッド体軸周りの回転
を実行する駆動手段と、該ロッド体軸に対して垂直方向
に延在する撹拌翼とを具備する地盤改良装置を用いて対
象地盤に前記硬化材等を注入撹拌することにより地盤改
良体を造成するものであり、前記撹拌翼の基端部に該撹
拌翼の軸と同軸の第1のギアと、前記ロッド体軸と同軸
であると共に前記第1のギアと咬み合いかつ該ロッド体
の回転に対して相対的に静止している第2のギアとを前
記地盤改良装置に対して設け、前記ロッド体を該ロッド
体軸周りで回転させるとき、前記撹拌翼が該ロッド体と
一体的に回転することにより前記対象地盤を前記ロッド
体軸に垂直な面内で撹拌すると同時に、前記第1のギア
が前記第2のギア上を転動して前記撹拌翼が該撹拌翼の
軸の周りで回転することにより前記対象地盤を前記ロッ
ド体軸に平行な面内で撹拌する工法である。
工法は、硬化材等の移送管及び吐出口を具備するロッド
体と、該ロッド体の上下動及び該ロッド体軸周りの回転
を実行する駆動手段と、該ロッド体軸に対して垂直方向
に延在する撹拌翼とを具備する地盤改良装置を用いて対
象地盤に前記硬化材等を注入撹拌することにより地盤改
良体を造成するものであり、前記撹拌翼の基端部に該撹
拌翼の軸と同軸の第1のギアと、前記ロッド体軸と同軸
であると共に前記第1のギアと咬み合いかつ該ロッド体
の回転に対して相対的に静止している第2のギアとを前
記地盤改良装置に対して設け、前記ロッド体を該ロッド
体軸周りで回転させるとき、前記撹拌翼が該ロッド体と
一体的に回転することにより前記対象地盤を前記ロッド
体軸に垂直な面内で撹拌すると同時に、前記第1のギア
が前記第2のギア上を転動して前記撹拌翼が該撹拌翼の
軸の周りで回転することにより前記対象地盤を前記ロッ
ド体軸に平行な面内で撹拌する工法である。
【0027】本発明による第18の態様である地盤改良
工法は、上記第17の態様における前記撹拌翼が、該撹
拌翼の軸上にあって該ロッド体軸に対して垂直方向に延
在する撹拌翼シャフトと、該撹拌翼シャフトの先端部か
ら分岐してさらに該垂直方向へと延在する一対の羽根部
とを具備し、前記一対の羽根部は、前記撹拌翼の軸に平
行にかつ該撹拌翼の軸から互いに反対方向へ等距離だけ
離隔して延在し、前記一対の羽根部が、それぞれ略平板
形状でありかつ前記撹拌翼の軸に平行な該羽根部の軸上
の部分において厚く該羽根部の軸に沿った両縁近傍にお
いて薄く形成され、さらにそれぞれの羽根部の軸の周り
で回動可能に取り付けられており、前記ロッド体を該ロ
ッド体軸周りで回転させるとき、前記撹拌翼が前記ロッ
ド体軸周りで回転すると同時に該撹拌翼の軸周りで回転
し、さらに略平板形状の前記羽根部の面が常に該羽根部
の移動方向に沿うべく該羽根部の軸の周りで回動する。
工法は、上記第17の態様における前記撹拌翼が、該撹
拌翼の軸上にあって該ロッド体軸に対して垂直方向に延
在する撹拌翼シャフトと、該撹拌翼シャフトの先端部か
ら分岐してさらに該垂直方向へと延在する一対の羽根部
とを具備し、前記一対の羽根部は、前記撹拌翼の軸に平
行にかつ該撹拌翼の軸から互いに反対方向へ等距離だけ
離隔して延在し、前記一対の羽根部が、それぞれ略平板
形状でありかつ前記撹拌翼の軸に平行な該羽根部の軸上
の部分において厚く該羽根部の軸に沿った両縁近傍にお
いて薄く形成され、さらにそれぞれの羽根部の軸の周り
で回動可能に取り付けられており、前記ロッド体を該ロ
ッド体軸周りで回転させるとき、前記撹拌翼が前記ロッ
ド体軸周りで回転すると同時に該撹拌翼の軸周りで回転
し、さらに略平板形状の前記羽根部の面が常に該羽根部
の移動方向に沿うべく該羽根部の軸の周りで回動する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を例示することにより本発明を説明する。尚、本明細書
においては、便宜上、「水平方向」及び「鉛直方向」の
表現を用いるが、これは、地盤に対して鉛直方向に削孔
施工する垂直工法を例として説明しているためであり、
本発明は、水平方向への施工又は斜方向への施工にも適
用可能である。また、本明細書では、地盤改良装置のロ
ッド体の軸方向において、掘削翼のある側を「先端」若
しくは「下方」とし、その反対側を「後端」若しくは
「上方」と表現する。
を例示することにより本発明を説明する。尚、本明細書
においては、便宜上、「水平方向」及び「鉛直方向」の
表現を用いるが、これは、地盤に対して鉛直方向に削孔
施工する垂直工法を例として説明しているためであり、
本発明は、水平方向への施工又は斜方向への施工にも適
用可能である。また、本明細書では、地盤改良装置のロ
ッド体の軸方向において、掘削翼のある側を「先端」若
しくは「下方」とし、その反対側を「後端」若しくは
「上方」と表現する。
【0029】図1は、本発明の第1の実施形態である地
盤改良装置10の撹拌翼部分を示す概略的構成図であ
る。地盤改良装置10は、連結板60で連結された平行
な一対のロッド体12、12′を有する。これらのロッ
ド体12、12′は、独立に回転駆動することができ
る。例えば、施工においてはR0、R0′の矢印で示す
ように互いに逆方向に回転させられる。各先端には掘削
ビット52を具備する掘削翼50が設けられ、ロッド体
12、12′とそれぞれ一体的に回転する。ロッド体1
2、12′は有孔管であり、図示しないが硬化材等の移
送孔が適宜内蔵されている。移送孔は、先端部に開口す
る吐出口70へ連通している。
盤改良装置10の撹拌翼部分を示す概略的構成図であ
る。地盤改良装置10は、連結板60で連結された平行
な一対のロッド体12、12′を有する。これらのロッ
ド体12、12′は、独立に回転駆動することができ
る。例えば、施工においてはR0、R0′の矢印で示す
ように互いに逆方向に回転させられる。各先端には掘削
ビット52を具備する掘削翼50が設けられ、ロッド体
12、12′とそれぞれ一体的に回転する。ロッド体1
2、12′は有孔管であり、図示しないが硬化材等の移
送孔が適宜内蔵されている。移送孔は、先端部に開口す
る吐出口70へ連通している。
【0030】図1では、ロッド体12、12′は、それ
ぞれ上下2箇所に撹拌翼20、20′を設けている。さ
らに1箇所につき、ロッド体の軸mに対して垂直に互い
に反対側に1つずつ撹拌翼20が設けられる。上側の撹
拌翼と下側の撹拌翼は互いに90度の角度をなし、また
異なるロッド体12、12′上の同じ高さ位置の撹拌翼
同士も互いに90度の角度をなしている。ロッド体12
と12′とは、それぞれの撹拌翼の取付角度が異なる
が、基本的に同一構造である。以下の説明におけるロッ
ド体12についての構造は、ロッド体12′についても
同様である。
ぞれ上下2箇所に撹拌翼20、20′を設けている。さ
らに1箇所につき、ロッド体の軸mに対して垂直に互い
に反対側に1つずつ撹拌翼20が設けられる。上側の撹
拌翼と下側の撹拌翼は互いに90度の角度をなし、また
異なるロッド体12、12′上の同じ高さ位置の撹拌翼
同士も互いに90度の角度をなしている。ロッド体12
と12′とは、それぞれの撹拌翼の取付角度が異なる
が、基本的に同一構造である。以下の説明におけるロッ
ド体12についての構造は、ロッド体12′についても
同様である。
【0031】代表例として図1中右上の撹拌翼20につ
いて説明する。撹拌翼20は、撹拌翼シャフト22の先
端部から分岐する一対の互いに平行なトンボ羽根形状の
羽根(斜線部)を有する(以下、この本発明の特徴的な
撹拌翼の形状を「双羽撹拌翼」と称することがある)。
図示の例では、双羽撹拌翼が撹拌翼シャフト22に取り
付けられているが、シャフト22と一体に形成してもよ
い。撹拌翼シャフト22は、ギアボックス30の管壁上
からロッド体12の軸mに対して垂直方向に延びるよう
に該管壁に取り付けられる。さらに、ギアボックス30
の管壁に対する撹拌翼シャフト22の取付部分は、撹拌
翼20の軸nの周りで回転可能に軸支されている。
いて説明する。撹拌翼20は、撹拌翼シャフト22の先
端部から分岐する一対の互いに平行なトンボ羽根形状の
羽根(斜線部)を有する(以下、この本発明の特徴的な
撹拌翼の形状を「双羽撹拌翼」と称することがある)。
図示の例では、双羽撹拌翼が撹拌翼シャフト22に取り
付けられているが、シャフト22と一体に形成してもよ
い。撹拌翼シャフト22は、ギアボックス30の管壁上
からロッド体12の軸mに対して垂直方向に延びるよう
に該管壁に取り付けられる。さらに、ギアボックス30
の管壁に対する撹拌翼シャフト22の取付部分は、撹拌
翼20の軸nの周りで回転可能に軸支されている。
【0032】ギアボックス30は、ロッド体12と同軸
の管状部材であってロッド体12と接続されており一体
的に回転する。図1のギアボックス30の内側部分は透
視図となっている。ギアボックス30の管壁を貫通する
撹拌翼シャフト22の基端部にはギア24が設けられて
いる。ギア24は、撹拌翼20の軸nと同軸であり軸n
の周りで回転可能である。
の管状部材であってロッド体12と接続されており一体
的に回転する。図1のギアボックス30の内側部分は透
視図となっている。ギアボックス30の管壁を貫通する
撹拌翼シャフト22の基端部にはギア24が設けられて
いる。ギア24は、撹拌翼20の軸nと同軸であり軸n
の周りで回転可能である。
【0033】一方、ロッド体12と同軸であってロッド
体12とは接続されていない固定管14の上端がギアボ
ックス30内に挿入され、その上端にはギア16が設け
られる。ギア16は、ギア24と咬み合うように配置さ
れる。ギア16は、固定管14の軸すなわちロッド体1
4の軸mと同軸である。従って、ギア24の軸とギア1
6の軸とは直交する。ギア24とギア16とが咬み合う
ことにより、互いに直交する2軸間で回転運動を伝達可
能なギア機構を構成する。図示の例では、双方のギアと
も歯すじが円錐形のかさ歯車となっているが他の形状の
ギアでもよい。また、図示の例のギアボックス30は、
このようなギア機構を内蔵するので、ロッド体12の径
よりも大きい径をもつ管状部材として形成されロッド体
12と接続されているが、ギアボックス30はロッド体
12と一体的に回転可能であればよく、ロッド体12の
一部として形成してもよい。
体12とは接続されていない固定管14の上端がギアボ
ックス30内に挿入され、その上端にはギア16が設け
られる。ギア16は、ギア24と咬み合うように配置さ
れる。ギア16は、固定管14の軸すなわちロッド体1
4の軸mと同軸である。従って、ギア24の軸とギア1
6の軸とは直交する。ギア24とギア16とが咬み合う
ことにより、互いに直交する2軸間で回転運動を伝達可
能なギア機構を構成する。図示の例では、双方のギアと
も歯すじが円錐形のかさ歯車となっているが他の形状の
ギアでもよい。また、図示の例のギアボックス30は、
このようなギア機構を内蔵するので、ロッド体12の径
よりも大きい径をもつ管状部材として形成されロッド体
12と接続されているが、ギアボックス30はロッド体
12と一体的に回転可能であればよく、ロッド体12の
一部として形成してもよい。
【0034】双方のロッド体12、12′と同軸上に位
置するそれぞれの固定管14、14′は、連結板60に
より互いに連結固定されているため、ロッド体12、1
2′の回転に関係なく常に静止している。これにより、
ギア16は、ロッド体12の回転に対して相対的に静止
状態に保持される。
置するそれぞれの固定管14、14′は、連結板60に
より互いに連結固定されているため、ロッド体12、1
2′の回転に関係なく常に静止している。これにより、
ギア16は、ロッド体12の回転に対して相対的に静止
状態に保持される。
【0035】ロッド体12の本体部分は、破線で示すよ
うにギアボックス30の中央部を貫通し固定管14の中
を嵌挿するように延長され、下側のギアボックス30′
と接続されると共に下側ギアボックス30′も貫通し
て、さらに掘削翼50の取付部分へと延びて先端70に
まで至っている。従って、ロッド体12の回転により、
下側ギアボックス30′、掘削翼50、及び先端70ま
でが一体的に回転する。
うにギアボックス30の中央部を貫通し固定管14の中
を嵌挿するように延長され、下側のギアボックス30′
と接続されると共に下側ギアボックス30′も貫通し
て、さらに掘削翼50の取付部分へと延びて先端70に
まで至っている。従って、ロッド体12の回転により、
下側ギアボックス30′、掘削翼50、及び先端70ま
でが一体的に回転する。
【0036】下側ギアボックス30′もまた、その管壁
により下側の撹拌翼20′の撹拌翼シャフト22′を軸
支し、かつ、ロッド体12と一体的に回転する。撹拌翼
シャフト22′も、撹拌翼シャフト22と同様に基端部
にギア(図示せず)を設けている。一方、固定管14の
下端が、ギアボックス30′内に挿入され、その下端に
はギア16′が設けられる。ギア16′は、撹拌翼シャ
フト22′の基端部のギアと咬み合うように配置され
る。これらのギアもまた、互いに直交する2軸間で回転
運動を伝達可能なギア機構を構成する。
により下側の撹拌翼20′の撹拌翼シャフト22′を軸
支し、かつ、ロッド体12と一体的に回転する。撹拌翼
シャフト22′も、撹拌翼シャフト22と同様に基端部
にギア(図示せず)を設けている。一方、固定管14の
下端が、ギアボックス30′内に挿入され、その下端に
はギア16′が設けられる。ギア16′は、撹拌翼シャ
フト22′の基端部のギアと咬み合うように配置され
る。これらのギアもまた、互いに直交する2軸間で回転
運動を伝達可能なギア機構を構成する。
【0037】上記のような構造において、ロッド体12
が軸mの周りに回転(図中、矢印R0)すると、ロッド
体12と一体的にギアボックス30が回転する。それに
よりギアボックス30の管壁に取り付けられている撹拌
翼シャフト22すなわち撹拌翼20が、ロッド体12の
軸mの周りで回転する。図中、矢印R1で示すこの回転
を第1の回転と称する。一方、撹拌翼20の第1の回転
R1が生じると、撹拌翼シャフト22の基端部のギア2
4が固定管上のギア16と咬み合っているため、ギア2
4がギア16上を転動し、その結果、撹拌翼シャフト2
2すなわち撹拌翼20がその軸nの周りで回転する。図
中、矢印r1で示すこの回転を第2の回転と称する。
が軸mの周りに回転(図中、矢印R0)すると、ロッド
体12と一体的にギアボックス30が回転する。それに
よりギアボックス30の管壁に取り付けられている撹拌
翼シャフト22すなわち撹拌翼20が、ロッド体12の
軸mの周りで回転する。図中、矢印R1で示すこの回転
を第1の回転と称する。一方、撹拌翼20の第1の回転
R1が生じると、撹拌翼シャフト22の基端部のギア2
4が固定管上のギア16と咬み合っているため、ギア2
4がギア16上を転動し、その結果、撹拌翼シャフト2
2すなわち撹拌翼20がその軸nの周りで回転する。図
中、矢印r1で示すこの回転を第2の回転と称する。
【0038】ここで図2を参照して、上記の地盤改良装
置10の撹拌翼20の特徴的な回転動作を詳細に説明す
る。図2(A)は、撹拌翼20と、ギアボックス30す
なわちロッド体12との関係を示すための図であり、固
定管を省略して示している。ギアボックス30はロッド
体12と一体的に回転する(図中、矢印R0)。撹拌翼
20の撹拌翼シャフト22はギアボックス30の管壁に
より軸支されているので、ギアボックス30が回転する
と、撹拌翼20もロッド体12(すなわち軸m)を軸と
して第1の回転R1を行う。
置10の撹拌翼20の特徴的な回転動作を詳細に説明す
る。図2(A)は、撹拌翼20と、ギアボックス30す
なわちロッド体12との関係を示すための図であり、固
定管を省略して示している。ギアボックス30はロッド
体12と一体的に回転する(図中、矢印R0)。撹拌翼
20の撹拌翼シャフト22はギアボックス30の管壁に
より軸支されているので、ギアボックス30が回転する
と、撹拌翼20もロッド体12(すなわち軸m)を軸と
して第1の回転R1を行う。
【0039】一方、図2(B)は、撹拌翼20と、固定
管14との関係を示すための展開図であり、ロッド体及
びギアボックスを省略して示している。分かり易くする
ために、実際は直角に咬み合っているギア16とギア2
4を分離して描いている。固定管14は、常に静止して
いる。従って、固定管14の上端のギア16もまた常に
静止している。ギア16とギア24とが咬み合っている
ため、ギア24すなわち撹拌翼シャフト22が第1の回
転R1を行うと、ギア24はギア16上を転がることと
なり、その結果、撹拌翼20が撹拌翼シャフトの軸nの
周りで第2の回転r1を行う。反対側の撹拌翼20も同
様に第2の回転r2を行う。
管14との関係を示すための展開図であり、ロッド体及
びギアボックスを省略して示している。分かり易くする
ために、実際は直角に咬み合っているギア16とギア2
4を分離して描いている。固定管14は、常に静止して
いる。従って、固定管14の上端のギア16もまた常に
静止している。ギア16とギア24とが咬み合っている
ため、ギア24すなわち撹拌翼シャフト22が第1の回
転R1を行うと、ギア24はギア16上を転がることと
なり、その結果、撹拌翼20が撹拌翼シャフトの軸nの
周りで第2の回転r1を行う。反対側の撹拌翼20も同
様に第2の回転r2を行う。
【0040】再び図2(A)に戻ると、ロッド体12は
ギアボックス30と接続するためのロッド体連結部12
aを有する一方、その本体部分はギアボックス30を貫
通してさらに下方へと延びてロッド体延長部12bとな
り、さらにギアボックス30′と接続されかつこれを貫
通して下方へ延びてロッド体先端部12cとなってい
る。ロッド体延長部12bの周囲に、図2(B)の固定
管14が位置することになる。ロッド体延長部12b、
下側ギアボックス30′、及びロッド体先端部12c
は、ロッド体12と共に回転するが、固定管14は静止
している。下側撹拌翼20′の撹拌翼シャフト22′の
基底部のギア(図示せず)が、固定管14の下端のギア
16′と咬み合うことにより、下側撹拌翼20′もま
た、ロッド体12の軸の周りで第1の回転を行いつつ、
撹拌翼シャフト22′の軸の周りで第2の回転を行うこ
ととなる。
ギアボックス30と接続するためのロッド体連結部12
aを有する一方、その本体部分はギアボックス30を貫
通してさらに下方へと延びてロッド体延長部12bとな
り、さらにギアボックス30′と接続されかつこれを貫
通して下方へ延びてロッド体先端部12cとなってい
る。ロッド体延長部12bの周囲に、図2(B)の固定
管14が位置することになる。ロッド体延長部12b、
下側ギアボックス30′、及びロッド体先端部12c
は、ロッド体12と共に回転するが、固定管14は静止
している。下側撹拌翼20′の撹拌翼シャフト22′の
基底部のギア(図示せず)が、固定管14の下端のギア
16′と咬み合うことにより、下側撹拌翼20′もま
た、ロッド体12の軸の周りで第1の回転を行いつつ、
撹拌翼シャフト22′の軸の周りで第2の回転を行うこ
ととなる。
【0041】後に、図10を参照して詳細に説明する
が、本発明の特徴は、双羽撹拌翼20の第2の回転r1
により、対象地盤が水平方向(ロッド体軸に対して垂直
な面内)のみでなく垂直方向(ロッド体軸に対して平行
な面内)へも有効に切削撹拌されることである。
が、本発明の特徴は、双羽撹拌翼20の第2の回転r1
により、対象地盤が水平方向(ロッド体軸に対して垂直
な面内)のみでなく垂直方向(ロッド体軸に対して平行
な面内)へも有効に切削撹拌されることである。
【0042】図3は、図1及び図2に示した地盤改良装
置10の撹拌翼取付部分のロッド体軸に沿った概略的断
面図である。撹拌翼シャフト22は、例えば、軸受け2
1a、21bを介してギアボックス30の管壁により軸
支されることにより、その軸の周りで円滑に回転するこ
とができる。また、回転するギアボックス30と静止状
態の固定管14とが接する部分にも、適宜、軸受け15
を設けてギアボックス30が円滑に回転するようにす
る。ロッド体12は、図示のように有孔管とすることが
できる。図示の構造は、例であって様々な変形が可能で
ある。
置10の撹拌翼取付部分のロッド体軸に沿った概略的断
面図である。撹拌翼シャフト22は、例えば、軸受け2
1a、21bを介してギアボックス30の管壁により軸
支されることにより、その軸の周りで円滑に回転するこ
とができる。また、回転するギアボックス30と静止状
態の固定管14とが接する部分にも、適宜、軸受け15
を設けてギアボックス30が円滑に回転するようにす
る。ロッド体12は、図示のように有孔管とすることが
できる。図示の構造は、例であって様々な変形が可能で
ある。
【0043】図1乃至図3に示した第1の実施形態の地
盤改良装置10は、上記のような撹拌翼の特徴的回転運
動を得るために、ロッド体12の回転に対して相対的に
静止した固定管14上のギア16が必要である。固定管
14は、もう一方のロッド体12′上の固定管14′と
連結板60により連結されることで静止状態を実現す
る。従って、この実施形態の地盤改良装置10は、一対
のロッド体12、12′を具備することが必須である。
但し、上記の本発明による撹拌翼機構は、少なくとも一
方のロッド体に設けられていればよく、他方のロッド体
は固定物体としての役割を果たせばよい。もちろん、双
方のロッド体に対して本発明による撹拌翼機構を設ける
ことが好適である。
盤改良装置10は、上記のような撹拌翼の特徴的回転運
動を得るために、ロッド体12の回転に対して相対的に
静止した固定管14上のギア16が必要である。固定管
14は、もう一方のロッド体12′上の固定管14′と
連結板60により連結されることで静止状態を実現す
る。従って、この実施形態の地盤改良装置10は、一対
のロッド体12、12′を具備することが必須である。
但し、上記の本発明による撹拌翼機構は、少なくとも一
方のロッド体に設けられていればよく、他方のロッド体
は固定物体としての役割を果たせばよい。もちろん、双
方のロッド体に対して本発明による撹拌翼機構を設ける
ことが好適である。
【0044】また、図1において、ロッド体12、1
2′のそれぞれのジョイント部40、40′から上方
は、従来と同様の例えば図12のロッド体212の長尺
部分及びその上端に接続される回転上下駆動装置等があ
る。従って、第1の実施形態の地盤改良装置10は、従
来の地盤改良装置200のジョイント部40から下方の
部分のみを交換することにより実現できる。このこと
は、ジョイント部40から上方の部分は、制御部も含め
て従来の装置をそのまま利用することができることを意
味し、コスト的にも有利である。図4は、図1及び図2
に示した第1の実施形態の地盤改良装置10を用いた施
工の様子を示す図である。ジョイント部40、40′よ
り上の部分、すなわち、ロッド体12、12′を回転さ
せる回転駆動部82、ロッド体12、12′を上下動さ
せる上下駆動部84、及び装置全体の動作を制御する制
御部80等の構成要素については従来の地盤改良装置2
00と同様である。
2′のそれぞれのジョイント部40、40′から上方
は、従来と同様の例えば図12のロッド体212の長尺
部分及びその上端に接続される回転上下駆動装置等があ
る。従って、第1の実施形態の地盤改良装置10は、従
来の地盤改良装置200のジョイント部40から下方の
部分のみを交換することにより実現できる。このこと
は、ジョイント部40から上方の部分は、制御部も含め
て従来の装置をそのまま利用することができることを意
味し、コスト的にも有利である。図4は、図1及び図2
に示した第1の実施形態の地盤改良装置10を用いた施
工の様子を示す図である。ジョイント部40、40′よ
り上の部分、すなわち、ロッド体12、12′を回転さ
せる回転駆動部82、ロッド体12、12′を上下動さ
せる上下駆動部84、及び装置全体の動作を制御する制
御部80等の構成要素については従来の地盤改良装置2
00と同様である。
【0045】第1の実地形態の変形例として、図示しな
いが、1本のロッド体のみを用いて、そのロッド体軸上
の1箇所に一対の撹拌翼を設ける地盤改良装置も可能で
ある。この場合、一対の撹拌翼は上記第1の実施形態と
同様の構造で同様のギアボックスに取り付ける。そして
上記第1の実施形態とは異なり、固定管をギアボックス
の上方に配置し、固定管のギアを上側から撹拌翼のギア
に咬み合わさせる。さらにこの場合、固定管をロッド体
の回転に対して静止させるために、固定管の上端をロッ
ド体の上端と同程度の位置まで延長して長尺の固定管と
する。このような固定管であればその上端で固定するこ
とができる。
いが、1本のロッド体のみを用いて、そのロッド体軸上
の1箇所に一対の撹拌翼を設ける地盤改良装置も可能で
ある。この場合、一対の撹拌翼は上記第1の実施形態と
同様の構造で同様のギアボックスに取り付ける。そして
上記第1の実施形態とは異なり、固定管をギアボックス
の上方に配置し、固定管のギアを上側から撹拌翼のギア
に咬み合わさせる。さらにこの場合、固定管をロッド体
の回転に対して静止させるために、固定管の上端をロッ
ド体の上端と同程度の位置まで延長して長尺の固定管と
する。このような固定管であればその上端で固定するこ
とができる。
【0046】図5は、本発明の第2の実施形態における
地盤改良装置100の撹拌翼部分を示す概略的構成図で
ある。地盤改良装置100は、平行な一対のロッド体を
有する。それぞれのロッド体は二重管の構成を有し、右
側のロッド体はロッド体外管112とロッド体内管11
4からなり、左側のロッド体はロッド体外管112′と
ロッド体内管114′からなる。ロッド体内管114、
114′は有孔管であり、図示しないが硬化材等の移送
孔が内蔵されている。移送孔は、先端部に開口する吐出
口170へ連通している。ロッド体外管(単に「外管」
と称することがある)112とロッド体内管(単に「内
管」と称することがある)114とは同じ軸mをもつ
が、通常、互いに接続されておらずそれぞれを独立に回
転又は静止させる駆動装置を有する(図9中、符号18
2参照)。もう一方の外管112′と内管114′も同
様であり、それぞれ独立に回転又は静止させることがで
きる。また、外管112と外管112′とは連結板16
0により連結されることにより、平行な位置関係を保持
する。これらの外管112、112′もまた、それぞれ
独立に回転駆動することができる。例えば、施工におい
てはR0、R0′の矢印で示すように互いに逆方向に回
転させられる。従って、各外管の周囲に取り付けられる
連結板160は、各外管が回転可能なように軸受部16
2及び162′を介して取り付けられる。また、各先端
近傍には掘削ビット152を具備する掘削翼150が設
けられ、各外管112、112′とそれぞれ一体的に回
転する。
地盤改良装置100の撹拌翼部分を示す概略的構成図で
ある。地盤改良装置100は、平行な一対のロッド体を
有する。それぞれのロッド体は二重管の構成を有し、右
側のロッド体はロッド体外管112とロッド体内管11
4からなり、左側のロッド体はロッド体外管112′と
ロッド体内管114′からなる。ロッド体内管114、
114′は有孔管であり、図示しないが硬化材等の移送
孔が内蔵されている。移送孔は、先端部に開口する吐出
口170へ連通している。ロッド体外管(単に「外管」
と称することがある)112とロッド体内管(単に「内
管」と称することがある)114とは同じ軸mをもつ
が、通常、互いに接続されておらずそれぞれを独立に回
転又は静止させる駆動装置を有する(図9中、符号18
2参照)。もう一方の外管112′と内管114′も同
様であり、それぞれ独立に回転又は静止させることがで
きる。また、外管112と外管112′とは連結板16
0により連結されることにより、平行な位置関係を保持
する。これらの外管112、112′もまた、それぞれ
独立に回転駆動することができる。例えば、施工におい
てはR0、R0′の矢印で示すように互いに逆方向に回
転させられる。従って、各外管の周囲に取り付けられる
連結板160は、各外管が回転可能なように軸受部16
2及び162′を介して取り付けられる。また、各先端
近傍には掘削ビット152を具備する掘削翼150が設
けられ、各外管112、112′とそれぞれ一体的に回
転する。
【0047】図5では、ロッド体外管112、112′
は、それぞれ上下2箇所に撹拌翼120、120′を設
けている。さらに1箇所につき、ロッド体の軸mに対し
て垂直方向に互いに反対側に1つずつ撹拌翼20が設け
られる。上側の撹拌翼120と下側の撹拌翼120′は
互いに90度の角度をなし、また異なる外管112、1
12′上の同じ高さ位置の撹拌翼同士も互いに90の角
度をなしている。外管112と112′とは、それぞれ
の撹拌翼の取付角度が異なるが、基本的に同一構造であ
る。以下の説明におけるロッド体112についての構造
は、ロッド体112′についても同様である。
は、それぞれ上下2箇所に撹拌翼120、120′を設
けている。さらに1箇所につき、ロッド体の軸mに対し
て垂直方向に互いに反対側に1つずつ撹拌翼20が設け
られる。上側の撹拌翼120と下側の撹拌翼120′は
互いに90度の角度をなし、また異なる外管112、1
12′上の同じ高さ位置の撹拌翼同士も互いに90の角
度をなしている。外管112と112′とは、それぞれ
の撹拌翼の取付角度が異なるが、基本的に同一構造であ
る。以下の説明におけるロッド体112についての構造
は、ロッド体112′についても同様である。
【0048】代表例として図5中右上の撹拌翼120に
ついて説明する。先の例と同じく撹拌翼120は、撹拌
翼シャフト122の先端部から分岐する一対の平行なト
ンボ羽根形状の羽根(斜線部)を有する。この双羽撹拌
翼120は、撹拌翼シャフト122に取り付けられてい
る。撹拌翼シャフト122は、管状部材であるギアボッ
クス130の管壁上から外管112の軸mに対して垂直
方向に延びるように該管壁に取り付けられる。さらに、
ギアボックス130の管壁に対する撹拌翼シャフト12
2の取付部分は、撹拌翼120の軸nについて回転可能
に軸支されている。
ついて説明する。先の例と同じく撹拌翼120は、撹拌
翼シャフト122の先端部から分岐する一対の平行なト
ンボ羽根形状の羽根(斜線部)を有する。この双羽撹拌
翼120は、撹拌翼シャフト122に取り付けられてい
る。撹拌翼シャフト122は、管状部材であるギアボッ
クス130の管壁上から外管112の軸mに対して垂直
方向に延びるように該管壁に取り付けられる。さらに、
ギアボックス130の管壁に対する撹拌翼シャフト12
2の取付部分は、撹拌翼120の軸nについて回転可能
に軸支されている。
【0049】図示の例のギアボックス130は、外管1
12と同軸上にある管状部材であって外管112と接続
されており一体的に回転する。図5のギアボックス13
0の内側部分は透視図となっている。ギアボックス13
0の管壁を貫通する撹拌翼シャフト122の基端部には
ギア124が設けられている。ギア124は、撹拌翼1
20の軸nの周りで回転可能である。一方、ギアボック
ス130内において内管114は、その周囲にギア11
6を設けている。ギア116は、ギア124と咬み合う
ように配置される。撹拌翼120の軸nと内管114の
軸mとは互いに直交する。従って、ギア124の軸とギ
ア116の軸も直交する。ギア124とギア116とが
咬み合うことにより、互いに直交する2軸間で回転運動
を伝達可能なギア機構を構成する。図示の例では、双方
のギアとも歯すじが円錐形のかさ歯車となっているが他
の形状のギアでもよい。また、図示の例のギアボックス
130は、このようなギア機構を内蔵するので、外管1
12の径よりも大きい径をもつ管状部材として形成され
外管112と接続されているが、ギアボックス130は
外管112と一体的に回転可能であればよく、外管11
2の一部として形成してもよい。
12と同軸上にある管状部材であって外管112と接続
されており一体的に回転する。図5のギアボックス13
0の内側部分は透視図となっている。ギアボックス13
0の管壁を貫通する撹拌翼シャフト122の基端部には
ギア124が設けられている。ギア124は、撹拌翼1
20の軸nの周りで回転可能である。一方、ギアボック
ス130内において内管114は、その周囲にギア11
6を設けている。ギア116は、ギア124と咬み合う
ように配置される。撹拌翼120の軸nと内管114の
軸mとは互いに直交する。従って、ギア124の軸とギ
ア116の軸も直交する。ギア124とギア116とが
咬み合うことにより、互いに直交する2軸間で回転運動
を伝達可能なギア機構を構成する。図示の例では、双方
のギアとも歯すじが円錐形のかさ歯車となっているが他
の形状のギアでもよい。また、図示の例のギアボックス
130は、このようなギア機構を内蔵するので、外管1
12の径よりも大きい径をもつ管状部材として形成され
外管112と接続されているが、ギアボックス130は
外管112と一体的に回転可能であればよく、外管11
2の一部として形成してもよい。
【0050】内管114は、外管112とは、通常、接
続されておらず、外管112の回転に対して相対的に静
止させておくことができる。内管114の本体部分は、
破線で示すようにギア116の中央部からさらに下に延
びてギアボックス130を貫通し、さらに下方へと延び
て下側のギアボックス130′内にその下端が位置す
る。この内管114の下端には、やはり軸mを軸とする
ギア116′が設けられる。
続されておらず、外管112の回転に対して相対的に静
止させておくことができる。内管114の本体部分は、
破線で示すようにギア116の中央部からさらに下に延
びてギアボックス130を貫通し、さらに下方へと延び
て下側のギアボックス130′内にその下端が位置す
る。この内管114の下端には、やはり軸mを軸とする
ギア116′が設けられる。
【0051】下側ギアボックス130′もまた、その管
壁により下側の撹拌翼120′の撹拌翼シャフト12
2′を軸支し、かつ、外管112と一体的に回転する。
撹拌翼シャフト122′も、撹拌翼シャフト122と同
様に基端部にギア(図示せず)を設けている。このギア
は、内管114の下端に設けられたギア116′と咬み
合う。これら下側の2つのギアもまた、互いに直交する
2軸間で回転運動を伝達可能なギア機構を構成する。
壁により下側の撹拌翼120′の撹拌翼シャフト12
2′を軸支し、かつ、外管112と一体的に回転する。
撹拌翼シャフト122′も、撹拌翼シャフト122と同
様に基端部にギア(図示せず)を設けている。このギア
は、内管114の下端に設けられたギア116′と咬み
合う。これら下側の2つのギアもまた、互いに直交する
2軸間で回転運動を伝達可能なギア機構を構成する。
【0052】上記のような構造において、内管114を
静止させた状態で外管112のみを軸mの周りに回転
(図中、矢印R0)させると、外管112と一体的にギ
アボックス130が回転する。それによりギアボックス
130の管壁に取り付けられている撹拌翼シャフト12
2すなわち撹拌翼120が、外管112の軸mの周りで
回転する。図中、矢印R1で示すこの回転は、前述の第
1の実施形態における第1の回転に相当する。一方、撹
拌翼120の第1の回転R1が生じると、撹拌翼シャフ
ト122の基端部のギア124が内管上のギア116と
咬み合っているため、ギア124がギア116上を転動
し、その結果、撹拌翼120がその軸nの周りで回転す
る。図中、矢印r1で示すこの回転は、前述の第1の実
施形態における第2の回転に相当する。
静止させた状態で外管112のみを軸mの周りに回転
(図中、矢印R0)させると、外管112と一体的にギ
アボックス130が回転する。それによりギアボックス
130の管壁に取り付けられている撹拌翼シャフト12
2すなわち撹拌翼120が、外管112の軸mの周りで
回転する。図中、矢印R1で示すこの回転は、前述の第
1の実施形態における第1の回転に相当する。一方、撹
拌翼120の第1の回転R1が生じると、撹拌翼シャフ
ト122の基端部のギア124が内管上のギア116と
咬み合っているため、ギア124がギア116上を転動
し、その結果、撹拌翼120がその軸nの周りで回転す
る。図中、矢印r1で示すこの回転は、前述の第1の実
施形態における第2の回転に相当する。
【0053】ここで図6を参照して、上記の地盤改良装
置100の撹拌翼120の特徴的な回転動作を詳細に説
明する。図6(A)は、撹拌翼120と、ギアボックス
130すなわち外管112との関係を示すための図であ
り、内管を省略して示している。ギアボックス130は
外管112と一体的に回転する(図中、矢印R0)。撹
拌翼120の撹拌翼シャフト122はギアボックス13
0の管壁により軸支されているので、ギアボックス13
0が回転すると、撹拌翼120も外管112(すなわち
軸m)を軸として第1の回転R1を行う。
置100の撹拌翼120の特徴的な回転動作を詳細に説
明する。図6(A)は、撹拌翼120と、ギアボックス
130すなわち外管112との関係を示すための図であ
り、内管を省略して示している。ギアボックス130は
外管112と一体的に回転する(図中、矢印R0)。撹
拌翼120の撹拌翼シャフト122はギアボックス13
0の管壁により軸支されているので、ギアボックス13
0が回転すると、撹拌翼120も外管112(すなわち
軸m)を軸として第1の回転R1を行う。
【0054】一方、図6(B)は、撹拌翼120と、内
管114との関係を示すための展開図であり、外管及び
ギアボックスを省略して示している。分かり易くするた
めに、実際は直角に咬み合っているギア116とギア1
24を分離して描いている。内管114は、静止してい
るものとする。従って、内管114上のギア116及び
ギア116′もまた静止している。ギア116とギア1
24とが咬み合っているため、ギア124すなわち撹拌
翼120が第1の回転R1を行うと、ギア124はギア
116上を転がることとなり、その結果、撹拌翼120
がその軸nの周りで第2の回転r1を行う。
管114との関係を示すための展開図であり、外管及び
ギアボックスを省略して示している。分かり易くするた
めに、実際は直角に咬み合っているギア116とギア1
24を分離して描いている。内管114は、静止してい
るものとする。従って、内管114上のギア116及び
ギア116′もまた静止している。ギア116とギア1
24とが咬み合っているため、ギア124すなわち撹拌
翼120が第1の回転R1を行うと、ギア124はギア
116上を転がることとなり、その結果、撹拌翼120
がその軸nの周りで第2の回転r1を行う。
【0055】再び図6(A)に戻ると、外管112はギ
アボックス130を貫通してさらに下方へ延び、下側ギ
アボックス130′と接続されかつこれを貫通して下方
へ延びて先端に至っている。一方、図6(B)示す内管
114は、ギア116の中央部から内管延長部114a
がさらに下へ延びて、内管延長部114bへと続き、下
側ギア116′を設け、さらに下側ギア116′の中央
部から内管延長部114cが延び、吐出口170を設け
た先端に至る。
アボックス130を貫通してさらに下方へ延び、下側ギ
アボックス130′と接続されかつこれを貫通して下方
へ延びて先端に至っている。一方、図6(B)示す内管
114は、ギア116の中央部から内管延長部114a
がさらに下へ延びて、内管延長部114bへと続き、下
側ギア116′を設け、さらに下側ギア116′の中央
部から内管延長部114cが延び、吐出口170を設け
た先端に至る。
【0056】図6(B)に示す下側ギア116′が、図
6(A)に示す下側撹拌翼120′の撹拌翼シャフト1
22′の基底部のギア(図示せず)と咬み合うことによ
り、下側撹拌翼120′もまた、外管112の軸の周り
で第1の回転を行いつつ、撹拌翼シャフト122′の軸
の周りで第2の回転を行うこととなる。
6(A)に示す下側撹拌翼120′の撹拌翼シャフト1
22′の基底部のギア(図示せず)と咬み合うことによ
り、下側撹拌翼120′もまた、外管112の軸の周り
で第1の回転を行いつつ、撹拌翼シャフト122′の軸
の周りで第2の回転を行うこととなる。
【0057】後に、図10を参照して詳細に説明する
が、この第2の実施形態においても双羽撹拌翼120の
第2の回転r1により、対象地盤が垂直方向へも有効に
切削撹拌される。
が、この第2の実施形態においても双羽撹拌翼120の
第2の回転r1により、対象地盤が垂直方向へも有効に
切削撹拌される。
【0058】図7は、図5及び図6に示した地盤改良装
置100の撹拌翼取付部分のロッド体軸に沿った概略的
断面図である。撹拌翼シャフト122は、例えば、軸受
け121a、121bを介してギアボックス130の管
壁により軸支されることにより、その軸の周りで円滑に
回転することができる。外管112とギアボックス13
0とは一体的に回転可能なように接続されている。内管
114は、図示のように有孔管とすることができる。図
示の構造は、例であって様々な変形が可能である。
置100の撹拌翼取付部分のロッド体軸に沿った概略的
断面図である。撹拌翼シャフト122は、例えば、軸受
け121a、121bを介してギアボックス130の管
壁により軸支されることにより、その軸の周りで円滑に
回転することができる。外管112とギアボックス13
0とは一体的に回転可能なように接続されている。内管
114は、図示のように有孔管とすることができる。図
示の構造は、例であって様々な変形が可能である。
【0059】図5乃至図7に示した第2の実施形態の地
盤改良装置100は、上記のような撹拌翼の特徴的回転
運動を得るために、ギア116を設けた内管114を外
管112の回転に対して相対的に静止させることが必要
である。1本のロッド体の内管114は、その上端に設
置される回転駆動装置の制御により静止させられる。こ
のことは、第2の実施形態の構造によれば、一対のロッ
ド体でなく1本のロッド体のみをもつ地盤改良装置にお
いても、本発明による特徴的回転運動を実現できること
を意味する。この点は、前述の第1の実施形態の基本構
造が、固定管を静止させるために一対のロッド体の連結
を必要とすることと対照的である。
盤改良装置100は、上記のような撹拌翼の特徴的回転
運動を得るために、ギア116を設けた内管114を外
管112の回転に対して相対的に静止させることが必要
である。1本のロッド体の内管114は、その上端に設
置される回転駆動装置の制御により静止させられる。こ
のことは、第2の実施形態の構造によれば、一対のロッ
ド体でなく1本のロッド体のみをもつ地盤改良装置にお
いても、本発明による特徴的回転運動を実現できること
を意味する。この点は、前述の第1の実施形態の基本構
造が、固定管を静止させるために一対のロッド体の連結
を必要とすることと対照的である。
【0060】図8は、図5乃至図7に示したの第2の実
施形態の変形例を示す図である。図8(A)は、一対の
ロッド体のうち一方のみを示した概略的構成図である。
図8(B)は、図6(B)と同様の撹拌翼120と11
4との関係を示すための展開図であり、外管及びギアボ
ックスを省略して示している。図8の例においては、内
管114(通常は固定)は、上側のギアボックス130
内に末端があり、その末端の周囲にギア116aを設け
ている。ギア116a(第2のギア)は、ギア124
(第1のギア)と咬み合っているため、撹拌翼120が
第1の回転R1を行うとギア124はギア116a上を
転がり、撹拌翼120がその軸nの周りで第2の回転r
1を行う。一方、図8の例では、ギア124に対して下
方から咬み合うギア116b(第3のギア)が設けられ
ている。このギア116bは、管状部材114aの上端
に設けられる。管状部材114aは、内管114の延長
線上にあって外管の内側にあるが内管114とは接続さ
れていない。従って、管状部材114aは、ギア124
の第1の回転R1と第2の回転r1を加えた回転(便宜
上、R1+r1で示す)を行う。管状部材114aの下
端にはギア116c(第4のギア)が設けられている。
ギア116cは下側撹拌翼120′のギア(図示せず)
と咬み合う。下側撹拌翼120′もまた外管112と一
体的に回転R1を行っている。この結果、軸mについて
の管状部材114aの回転(R1+r1)と下側撹拌翼
120′の回転R1との差により、下側撹拌翼120′
の軸n周りの第2の回転r1が生じる。
施形態の変形例を示す図である。図8(A)は、一対の
ロッド体のうち一方のみを示した概略的構成図である。
図8(B)は、図6(B)と同様の撹拌翼120と11
4との関係を示すための展開図であり、外管及びギアボ
ックスを省略して示している。図8の例においては、内
管114(通常は固定)は、上側のギアボックス130
内に末端があり、その末端の周囲にギア116aを設け
ている。ギア116a(第2のギア)は、ギア124
(第1のギア)と咬み合っているため、撹拌翼120が
第1の回転R1を行うとギア124はギア116a上を
転がり、撹拌翼120がその軸nの周りで第2の回転r
1を行う。一方、図8の例では、ギア124に対して下
方から咬み合うギア116b(第3のギア)が設けられ
ている。このギア116bは、管状部材114aの上端
に設けられる。管状部材114aは、内管114の延長
線上にあって外管の内側にあるが内管114とは接続さ
れていない。従って、管状部材114aは、ギア124
の第1の回転R1と第2の回転r1を加えた回転(便宜
上、R1+r1で示す)を行う。管状部材114aの下
端にはギア116c(第4のギア)が設けられている。
ギア116cは下側撹拌翼120′のギア(図示せず)
と咬み合う。下側撹拌翼120′もまた外管112と一
体的に回転R1を行っている。この結果、軸mについて
の管状部材114aの回転(R1+r1)と下側撹拌翼
120′の回転R1との差により、下側撹拌翼120′
の軸n周りの第2の回転r1が生じる。
【0061】図8の例の場合、内管114はギア116
aを終端とするが、硬化材等の移送孔についてはロッド
体先端まで到達するように設置される。具体的には、例
えば、内管114及び管状部材114aの内部を貫通さ
せてもよいし、あるいは、内管と外管の間の空間を利用
してもよい。
aを終端とするが、硬化材等の移送孔についてはロッド
体先端まで到達するように設置される。具体的には、例
えば、内管114及び管状部材114aの内部を貫通さ
せてもよいし、あるいは、内管と外管の間の空間を利用
してもよい。
【0062】図9は、図5乃至図8に示した第2の実施
形態又はその変形例の地盤改良装置100を用いた施工
の様子を示す図である。第1の実施形態と異なり、第2
の実施形態では、二重管であるロッド体部分、内管と外
管をそれぞれ独立に回転させる回転駆動装置182、1
82′、及びその制御を行う制御部180の構成が従来
と異なるため、従来の装置を流用することができない。
形態又はその変形例の地盤改良装置100を用いた施工
の様子を示す図である。第1の実施形態と異なり、第2
の実施形態では、二重管であるロッド体部分、内管と外
管をそれぞれ独立に回転させる回転駆動装置182、1
82′、及びその制御を行う制御部180の構成が従来
と異なるため、従来の装置を流用することができない。
【0063】しかしながら、第1の実施形態では、第2
の回転r1を自在に停止させることができないが、第2
の実施形態では、内管を外管と同じ回転速度で回転させ
ることにより、実質的に内管と外管とを一体化させるこ
ともできる。その場合には、第2の回転r1が行われ
ず、双羽撹拌翼は水平面内の第1の回転R1のみを行
う。このように、第2の実施形態では、双羽撹拌翼の動
きを選択することができる。内管と外管とを一体化させ
る手段としては、双方の回転駆動装置を電気的に制御す
る以外に、内管と外管とを例えば上端において物理的に
接続又は断絶する接続機構によってもよい。
の回転r1を自在に停止させることができないが、第2
の実施形態では、内管を外管と同じ回転速度で回転させ
ることにより、実質的に内管と外管とを一体化させるこ
ともできる。その場合には、第2の回転r1が行われ
ず、双羽撹拌翼は水平面内の第1の回転R1のみを行
う。このように、第2の実施形態では、双羽撹拌翼の動
きを選択することができる。内管と外管とを一体化させ
る手段としては、双方の回転駆動装置を電気的に制御す
る以外に、内管と外管とを例えば上端において物理的に
接続又は断絶する接続機構によってもよい。
【0064】図10は、図4若しくは図9に示した本発
明による地盤改良装置10若しくは100により地盤改
良工法を実施した場合の、双羽撹拌翼による撹拌動作を
模式的に示す図である。図中、回転しながらほぼ水平移
動している長方形は、例えば第1の実施形態における1
つの双羽撹拌翼20を、撹拌翼の軸方向から視た形状を
表す。撹拌翼シャフト(図示せず)はこの長方形20の
中心に位置する。長方形20の両端にそれぞれ描かれた
小さい略菱形の形状は、トンボ羽根形状の2枚の羽根部
25a及び25bの断面を表す。図14と同様に縦軸は
対象地盤の深さ方向の位置を、横軸はロッド体の回転角
度すなわち撹拌翼の第1の回転の角度を示す。図中、下
方の一点破線によるほぼ水平な直線は、撹拌翼シャフト
の第1の回転R1による軌跡を示す。波状に鉛直方向の
変位を繰り返しつつA点からB点まで下降する点線群I
は、羽根部25aの軌跡である。同じく波状に垂直方向
の変位を繰り返しつつC点からD点まで下降する点線群
IIは、羽根部25bの軌跡である。
明による地盤改良装置10若しくは100により地盤改
良工法を実施した場合の、双羽撹拌翼による撹拌動作を
模式的に示す図である。図中、回転しながらほぼ水平移
動している長方形は、例えば第1の実施形態における1
つの双羽撹拌翼20を、撹拌翼の軸方向から視た形状を
表す。撹拌翼シャフト(図示せず)はこの長方形20の
中心に位置する。長方形20の両端にそれぞれ描かれた
小さい略菱形の形状は、トンボ羽根形状の2枚の羽根部
25a及び25bの断面を表す。図14と同様に縦軸は
対象地盤の深さ方向の位置を、横軸はロッド体の回転角
度すなわち撹拌翼の第1の回転の角度を示す。図中、下
方の一点破線によるほぼ水平な直線は、撹拌翼シャフト
の第1の回転R1による軌跡を示す。波状に鉛直方向の
変位を繰り返しつつA点からB点まで下降する点線群I
は、羽根部25aの軌跡である。同じく波状に垂直方向
の変位を繰り返しつつC点からD点まで下降する点線群
IIは、羽根部25bの軌跡である。
【0065】従って、図10に示す範囲の対象地盤は、
羽根部25aと25bにより2回撹拌されるが、ほとん
どの箇所が各羽根部によりそれぞれ異なる角度で切られ
ている。図14と比較すると本発明による撹拌工法の特
徴が明白である。羽根部25a及び25bの鉛直方向の
変位は、前述の双羽撹拌翼の第2の回転r1によるもの
である。このように、本発明による撹拌翼は、水平方向
の第1の回転R1と鉛直方向の第2の回転r1とを組み
合わせた三次元的な撹拌運動を行う。これにより、対象
地盤を水平方向のみでなく鉛直方向へも満遍なく撹拌す
ることができる。
羽根部25aと25bにより2回撹拌されるが、ほとん
どの箇所が各羽根部によりそれぞれ異なる角度で切られ
ている。図14と比較すると本発明による撹拌工法の特
徴が明白である。羽根部25a及び25bの鉛直方向の
変位は、前述の双羽撹拌翼の第2の回転r1によるもの
である。このように、本発明による撹拌翼は、水平方向
の第1の回転R1と鉛直方向の第2の回転r1とを組み
合わせた三次元的な撹拌運動を行う。これにより、対象
地盤を水平方向のみでなく鉛直方向へも満遍なく撹拌す
ることができる。
【0066】図11は、本発明において用いる双羽撹拌
翼20の好適な形態を示す構成図である。双羽撹拌翼2
0は、撹拌翼シャフト22と、撹拌翼シャフト22の先
端部から軸nに対して垂直方向反対側に分岐して延びる
平板状の支持アーム23と、さらに支持アーム23の両
端近傍から軸nに対して平行にかつ軸nから等距離だけ
離隔して延在する一対の羽根部25a及び25bとを有
する。羽根部25aの支持アーム23への取付部27a
は軸支されており、羽根部25aは、軸nに平行な羽根
部25aの軸28aの周りで回動可能である。同様に、
羽根部25bの支持アーム23への取付部27bも軸支
されており、羽根部25bは、軸nに平行な羽根部25
bの軸28bの周りで回動可能である。従って、支持ア
ーム23及び両羽根部の軸28a、28bは、撹拌翼2
0の軸nの周りで共に回転するが、羽根部25a及び2
5b自体は、それぞれの軸28a及び28bの周りで回
動して羽根の面の向きを自在に変えることができる。羽
根部25a及び26bは、それぞれ略平板形状である
が、軸28a、軸28b上部分において厚くかつ軸28
a、軸28bに沿った方向の両縁部分29a及び29b
において薄い刃状に形成されることが好適である。
翼20の好適な形態を示す構成図である。双羽撹拌翼2
0は、撹拌翼シャフト22と、撹拌翼シャフト22の先
端部から軸nに対して垂直方向反対側に分岐して延びる
平板状の支持アーム23と、さらに支持アーム23の両
端近傍から軸nに対して平行にかつ軸nから等距離だけ
離隔して延在する一対の羽根部25a及び25bとを有
する。羽根部25aの支持アーム23への取付部27a
は軸支されており、羽根部25aは、軸nに平行な羽根
部25aの軸28aの周りで回動可能である。同様に、
羽根部25bの支持アーム23への取付部27bも軸支
されており、羽根部25bは、軸nに平行な羽根部25
bの軸28bの周りで回動可能である。従って、支持ア
ーム23及び両羽根部の軸28a、28bは、撹拌翼2
0の軸nの周りで共に回転するが、羽根部25a及び2
5b自体は、それぞれの軸28a及び28bの周りで回
動して羽根の面の向きを自在に変えることができる。羽
根部25a及び26bは、それぞれ略平板形状である
が、軸28a、軸28b上部分において厚くかつ軸28
a、軸28bに沿った方向の両縁部分29a及び29b
において薄い刃状に形成されることが好適である。
【0067】ここで、再び図10を参照する。図11の
構造の双羽撹拌翼20が図10に示すような三次元的撹
拌運動を行った場合、羽根部25a及び25bはその周
囲(撹拌される土砂や硬化材等)から抵抗を受ける。こ
のような抵抗を受けると、羽根部25a及び25bはそ
れぞれの軸28a及び28bについて回動可能であるの
で、各羽根部の面が移動方向に沿うようにその向きを変
えることができる。従って、図10に描かれたように各
羽根部25a及び25bは、常にその面の向きを移動方
向に沿わせることができる。このようにして、双羽撹拌
翼20は、周囲から受ける抵抗を格段に軽減することが
でき、極めて円滑な撹拌動作を行う。このことは、双羽
撹拌翼の負担を低減することにもなる。さらには、地盤
改良装置自体の耐久性を向上させることにつながる。ま
た、円滑な撹拌動作により撹拌効率も増大する。
構造の双羽撹拌翼20が図10に示すような三次元的撹
拌運動を行った場合、羽根部25a及び25bはその周
囲(撹拌される土砂や硬化材等)から抵抗を受ける。こ
のような抵抗を受けると、羽根部25a及び25bはそ
れぞれの軸28a及び28bについて回動可能であるの
で、各羽根部の面が移動方向に沿うようにその向きを変
えることができる。従って、図10に描かれたように各
羽根部25a及び25bは、常にその面の向きを移動方
向に沿わせることができる。このようにして、双羽撹拌
翼20は、周囲から受ける抵抗を格段に軽減することが
でき、極めて円滑な撹拌動作を行う。このことは、双羽
撹拌翼の負担を低減することにもなる。さらには、地盤
改良装置自体の耐久性を向上させることにつながる。ま
た、円滑な撹拌動作により撹拌効率も増大する。
【0068】もちろん、図11に示す双羽撹拌翼20の
構造は好適な一例であり、羽根部25a及び25bが支
持アーム23に固定されていても、本発明における三次
元撹拌動作の効果は十分に得られる。また、双羽撹拌翼
20は、1つの撹拌翼につき2枚の羽根を離隔して並べ
た構造であるが、3枚以上の羽根を互いに離隔して並べ
た複羽撹拌翼としてもよい。
構造は好適な一例であり、羽根部25a及び25bが支
持アーム23に固定されていても、本発明における三次
元撹拌動作の効果は十分に得られる。また、双羽撹拌翼
20は、1つの撹拌翼につき2枚の羽根を離隔して並べ
た構造であるが、3枚以上の羽根を互いに離隔して並べ
た複羽撹拌翼としてもよい。
【0069】また、例示した実施形態では、各ロッド体
軸に沿って2箇所にそれぞれ一対の撹拌翼を設けたが、
1箇所であってもよくまた3箇所以上であってもよい。
しかしながら、極めて撹拌効率のよい本発明による地盤
改良装置においては、少ない撹拌翼の数であっても十分
な機能が得られるので、撹拌翼の数を少なくしてロッド
体構造を簡素化することが好適である。
軸に沿って2箇所にそれぞれ一対の撹拌翼を設けたが、
1箇所であってもよくまた3箇所以上であってもよい。
しかしながら、極めて撹拌効率のよい本発明による地盤
改良装置においては、少ない撹拌翼の数であっても十分
な機能が得られるので、撹拌翼の数を少なくしてロッド
体構造を簡素化することが好適である。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による地盤改
良装置及びこれを用いた地盤改良工法によれば、対象地
盤に対して、2つの異なる方向の回転運動が組み合わさ
れた三次元的な撹拌を行うことが可能となった。特に、
鉛直方向(ロッド体軸に平行な面内)の撹拌機能が強化
されたことにより、本来水平方向に弱いという異方性を
もつ対象地盤に対しても有効な撹拌を行うことができ
る。その結果、異方性のない均質な強度特性をもった地
盤改良体が造成される。加えて、地盤改良体の室内配合
試験強度に対する現場強度比が改善されることとなる。
良装置及びこれを用いた地盤改良工法によれば、対象地
盤に対して、2つの異なる方向の回転運動が組み合わさ
れた三次元的な撹拌を行うことが可能となった。特に、
鉛直方向(ロッド体軸に平行な面内)の撹拌機能が強化
されたことにより、本来水平方向に弱いという異方性を
もつ対象地盤に対しても有効な撹拌を行うことができ
る。その結果、異方性のない均質な強度特性をもった地
盤改良体が造成される。加えて、地盤改良体の室内配合
試験強度に対する現場強度比が改善されることとなる。
【0071】また、撹拌混合の効率が格段に向上した結
果、単位長さ当たりの羽根切り回数を多くするために撹
拌翼の枚数を増やしたり撹拌時間を長くしたりする必要
がなくなり、ロッド体構造を簡素化できると共に施工に
おけるサイクルタイムを短縮することができる。さら
に、粘性土地盤における土塊の付着による供回り現象も
低減される。
果、単位長さ当たりの羽根切り回数を多くするために撹
拌翼の枚数を増やしたり撹拌時間を長くしたりする必要
がなくなり、ロッド体構造を簡素化できると共に施工に
おけるサイクルタイムを短縮することができる。さら
に、粘性土地盤における土塊の付着による供回り現象も
低減される。
【0072】さらに本発明は、例示した実施形態のよう
に、ロッド体を下降させつつ掘削と共に硬化材の吐出撹
拌を行う工法においても、あるいは、掘削排泥を行った
後にロッド体を上昇させつつ硬化材の吐出撹拌を行う工
法においても、有効に適用することができる。
に、ロッド体を下降させつつ掘削と共に硬化材の吐出撹
拌を行う工法においても、あるいは、掘削排泥を行った
後にロッド体を上昇させつつ硬化材の吐出撹拌を行う工
法においても、有効に適用することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態である地盤改良装置の
撹拌翼部分を示す概略的構成図である。
撹拌翼部分を示す概略的構成図である。
【図2】図1の第1の実施形態における(A)は、撹拌
翼とギアボックスすなわちロッド体との関係を示すため
の構成図であり、(B)は、撹拌翼と固定管との関係を
示すための展開図である。
翼とギアボックスすなわちロッド体との関係を示すため
の構成図であり、(B)は、撹拌翼と固定管との関係を
示すための展開図である。
【図3】図1及び図2に示した地盤改良装置の撹拌翼取
付部分のロッド体軸に沿った概略的断面図である。
付部分のロッド体軸に沿った概略的断面図である。
【図4】図1及び図2に示した第1の実施形態の地盤改
良装置を用いた施工の様子を示す図である。
良装置を用いた施工の様子を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における地盤改良装置
の撹拌翼部分を示す概略的構成図である。
の撹拌翼部分を示す概略的構成図である。
【図6】(A)は、撹拌翼とギアボックスすなわち外管
との関係を示すための構成図であり、(B)は、撹拌翼
と内管との関係を示すための展開図である。
との関係を示すための構成図であり、(B)は、撹拌翼
と内管との関係を示すための展開図である。
【図7】図5及び図6に示した地盤改良装置の撹拌翼取
付部分のロッド体軸に沿った概略的断面図である。
付部分のロッド体軸に沿った概略的断面図である。
【図8】(A)は、図5乃至図7に示した第2の実施形
態の地盤改良装置の変形例の概略的構成図であり、
(B)は、その構成を示す展開図である。
態の地盤改良装置の変形例の概略的構成図であり、
(B)は、その構成を示す展開図である。
【図9】図5乃至図8に示した第2の実施形態又はその
変形例の地盤改良装置を用いた施工の様子を示す図であ
る。
変形例の地盤改良装置を用いた施工の様子を示す図であ
る。
【図10】図4若しくは図9に示した本発明による地盤
改良装置により地盤改良工法を実施した場合の、双羽撹
拌翼による撹拌動作を模式的に示す図である。
改良装置により地盤改良工法を実施した場合の、双羽撹
拌翼による撹拌動作を模式的に示す図である。
【図11】本発明において用いる双羽撹拌翼の好適な形
態を示す構成図である。
態を示す構成図である。
【図12】従来の地盤改良装置を用いた施工の様子を示
す一例である。
す一例である。
【図13】図12の従来の地盤改良装置の撹拌翼を含む
先端近傍の部分拡大図である。
先端近傍の部分拡大図である。
【図14】図12の従来の地盤改良装置のロッド体を回
転させつつ下降させた場合における撹拌翼による撹拌動
作を模式的に示す図である。
転させつつ下降させた場合における撹拌翼による撹拌動
作を模式的に示す図である。
12、12′ ロッド体 12a ロッド体連結部 12b ロッド体延長部 12c ロッド体先端部 14、14′ 固定管 16、16′ (固定管上の)ギア 20、20′ 双羽撹拌翼 21a、21b 軸受 22、22′ 撹拌翼シャフト 23 羽根支持アーム 24 (撹拌翼上の)ギア 25a、25b 羽根部 27 羽基部 28 羽軸部 29 羽縁端部 30 ギアボックス 40 ジョイント部 50、250 掘削翼 52、252 掘削ビット 60、260 連結板 70、270 吐出口 80、280 制御部 82、282 回転駆動部 84、284 上下駆動部 90 地盤 100、200 地盤改良装置 112、112′ 外管 114、114′ 内管 116、116′ (内管上の)ギア 120、120′ 撹拌翼 122、122′ 撹拌翼シャフト 124 (撹拌翼上の)ギア 130、130′ ギアボックス 160 連結板 162、162′ 軸受 212、212′ ロッド体 220a、220b 単羽撹拌翼 262 軸受
Claims (18)
- 【請求項1】 ロッド体と、該ロッド体の上下動及び該
ロッド体軸周りの回転を実行する駆動手段と、該ロッド
体軸に対して垂直方向に延在し該ロッド体と共に回転可
能な撹拌翼とを具備する地盤改良装置において、 前記撹拌翼の基端部に該撹拌翼の軸と同軸に設けられる
第1のギアと、 前記ロッド体軸と同軸であると共に前記第1のギアと咬
み合い、かつ該ロッド体の回転に対して相対的に静止し
て設けられる第2のギアとを有することを特徴とする地
盤改良装置。 - 【請求項2】 ロッド体と、該ロッド体の上下動及び該
ロッド体軸周りの回転を実行する駆動手段と、該ロッド
体軸に対して垂直方向に延在し該ロッド体と共に回転可
能な撹拌翼とを具備する地盤改良装置において、 前記ロッド体と同軸であると共に該ロッド体と一体的に
該ロッド体軸の周りで回転可能な第1の管状部材と、 前記ロッド体と同軸であると共に該ロッド体の回転に対
して相対的に静止して設けられる第2の管状部材とを有
し、 前記撹拌翼が、前記第1の管状部材の管壁を貫通して該
管壁により回転可能に軸支される撹拌翼シャフトと、該
第1の管状部材の管内にて該撹拌翼シャフトの基端部に
該撹拌翼の軸と同軸に設けられる第1のギアとを有し、 前記第2の管状部材の端部が前記第1の管状部材の管内
へ同軸上にて挿入され、かつその端部上に該第2の管状
部材と同軸であると共に前記第1のギアと咬み合う第2
のギアを有することを特徴とする地盤改良装置。 - 【請求項3】 ロッド体と、該ロッド体の上下動及び該
ロッド体軸周りの回転を実行する駆動手段と、該ロッド
体軸に対して垂直方向に延在し該ロッド体と共に回転可
能な撹拌翼とを具備する地盤改良装置において、 前記ロッド体と同軸であると共に該ロッド体と一体的に
該ロッド体軸の周りで回転可能であり、かつ該ロッド体
軸上の異なる位置に設けられる一対の第1の管状部材
と、 前記ロッド体と同軸であると共に該ロッド体の回転に対
して相対的に静止し、かつ前記一対の第1の管状部材の
互いの間に設けられる第2の管状部材とを有し、 前記一対の第1の管状部材の各々について設けられる前
記撹拌翼が、該第1の管状部材の管壁を貫通して該管壁
により回転可能に軸支される撹拌翼シャフトと、該第1
の管状部材の管内にて該撹拌翼シャフトの基端部に該撹
拌翼の軸と同軸に設けられる第1のギアとを有し、 前記第2の管状部材の両端部が、前記一対の第1の管状
部材の各々の管内へそれぞれ同軸上にて挿入され、かつ
その各端部上に該第2の管状部材と同軸であると共に前
記第1のギアのそれぞれと咬み合う第2のギアを有する
ことを特徴とする地盤改良装置。 - 【請求項4】 一対の平行なロッド体と、該一対のロッ
ド体の上下動及び該ロッド体軸周りのそれぞれの回転を
実行する駆動手段と、それぞれの該ロッド体軸に対して
垂直方向に延在し該ロッド体と共に回転可能な撹拌翼と
を具備する地盤改良装置において、 前記一対のロッド体のそれぞれについて、該ロッド体と
同軸であると共に該ロッド体と一体的に該ロッド体軸の
周りで回転可能な第1の管状部材と、 前記一対のロッド体のそれぞれについて、該ロッド体と
同軸であると共に該ロッド体の回転に対して相対的に静
止するべく設けられる第2の管状部材とを有し、 さらに前記一対のロッド体のそれぞれにおける前記第2
の管状部材が互いに連結固定され、 前記撹拌翼が、前記第1の管状部材の管壁を貫通して該
管壁により回転可能に軸支される撹拌翼シャフトと、該
第1の管状部材の管内にて該撹拌翼シャフトの基端部に
該撹拌翼の軸と同軸に設けられる第1のギアとを有し、 前記第2の管状部材の端部が前記第1の管状部材の管内
へ同軸上にて挿入され、かつその端部上に該第2の管状
部材と同軸であると共に前記第1のギアと咬み合う第2
のギアを有することを特徴とする地盤改良装置。 - 【請求項5】 一対の平行なロッド体と、該一対のロッ
ド体の上下動及び該ロッド体軸周りのそれぞれの回転を
実行する駆動手段と、それぞれの該ロッド体軸に対して
垂直方向に延在し該ロッド体と共に回転可能な撹拌翼と
を具備する地盤改良装置において、 前記一対のロッド体のそれぞれについて、該ロッド体と
同軸であると共に該ロッド体と一体的に該ロッド体軸の
周りで回転可能であり、かつ該ロッド体軸上の異なる位
置に設けられる一対の第1の管状部材と、 前記一対のロッド体のそれぞれについて、該ロッド体と
同軸であると共に該ロッド体の回転に対して相対的に静
止し、かつ前記一対の第1の管状部材の互いの間に設け
られる第2の管状部材とを有し、 さらに前記一対のロッド体のそれぞれにおける前記第2
の管状部材が互いに連結固定され、 前記一対の第1の管状部材の各々について設けられる前
記撹拌翼が、該第1の管状部材の管壁を貫通して該管壁
により回転可能に軸支される撹拌翼シャフトと、該第1
の管状部材の管内にて該撹拌翼シャフトの基端部に該撹
拌翼の軸と同軸に設けられる第1のギアとを有し、 前記第2の管状部材の両端部が、前記一対の第1の管状
部材の各々の管内へそれぞれ同軸上にて挿入され、かつ
その各端部上に該第2の管状部材と同軸であると共に前
記第1のギアのそれぞれと咬み合う第2のギアを有する
ことを特徴とする地盤改良装置。 - 【請求項6】 前記ロッド体が有孔管であって硬化材等
を移送する移送孔と、該移送孔と連通しかつ該ロッド体
外へ開口する吐出口とを具備することを特徴とする先の
請求項のいずれかに記載の地盤改良装置。 - 【請求項7】 内管及び外管からなる二重管のロッド体
と、 前記ロッド体の上下動並びに前記内管と前記外管のそれ
ぞれ独立した該ロッド体軸周りの回転及び静止を実行す
る駆動手段と、 前記ロッド体軸に対して垂直方向に延在し該外管と共に
回転可能な撹拌翼と、 前記ロッド体と同軸であると共に前記外管と一体的に該
ロッド体軸の周りで回転可能な管状部材とを有し、 前記撹拌翼が、前記管状部材の管壁を貫通して該管壁に
より回転可能に軸支される撹拌翼シャフトと、該管状部
材の管内にて該撹拌翼シャフトの基端部に該撹拌翼の軸
と同軸に設けられる第1のギアとを有し、 前記内管が、前記管状部材内へ同軸上にて挿入されかつ
該管状部材の管内にて該内管の周囲に前記第1のギアと
咬み合う第2のギアを有することを特徴とする地盤改良
装置。 - 【請求項8】 内管及び外管からなる二重管のロッド体
と、 前記ロッド体の上下動並びに前記内管と前記外管のそれ
ぞれ独立した該ロッド体軸周りの回転及び静止を実行す
る駆動手段と、 前記ロッド体軸に対して垂直方向に延在し該外管と共に
回転可能な撹拌翼と、 前記ロッド体と同軸であると共に前記外管と一体的に該
ロッド体軸の周りで回転可能であり、かつ該ロッド体軸
上の異なる位置に設けられる一対の管状部材とを有し、 前記一対の管状部材の各々について設けられる前記撹拌
翼が、該管状部材の管壁を貫通して該管壁により回転可
能に軸支される撹拌翼シャフトと、該管状部材の管内に
て該撹拌翼シャフトの基端部に該撹拌翼の軸と同軸に設
けられる第1のギアとを有し、 前記内管が、前記一対の管状部材の各々をそれぞれ同軸
上にて貫通しかつそれぞれの該管状部材の管内にて該内
管の周囲に前記第1のギアと咬み合う第2のギアを有す
ることを特徴とする地盤改良装置。 - 【請求項9】 各々が内管及び外管からなる二重管であ
る一対のロッド体と、 前記一対のロッド体の上下動、並びに、該一対のロッド
体のそれぞれについて前記内管と前記外管のそれぞれ独
立した該ロッド体軸周りの回転及び静止を実行する駆動
手段と、 前記一対のロッド体のそれぞれについて、該ロッド体軸
に対して垂直方向に延在し該外管と共に回転可能な撹拌
翼と、 前記一対のロッド体のそれぞれについて、前記外管と同
軸であると共に該外管と一体的に該ロッド体軸の周りで
回転可能である管状部材とを有し、 さらに前記一対のロッド体のそれぞれにおける外管同士
が、各外管が各ロッド体軸周りにそれぞれ回転可能な状
態で互いに連結され、 前記撹拌翼が、前記管状部材の管壁を貫通して該管壁に
より回転可能に軸支される撹拌翼シャフトと、該管状部
材の管内にて該撹拌翼シャフトの基端部に該撹拌翼の軸
と同軸に設けられる第1のギアとを有し、 前記内管が、前記管状部材を同軸上にて貫通しかつ該管
状部材の管内にて該内管の周囲に前記第1のギアと咬み
合う第2のギアを有することを特徴とする地盤改良装
置。 - 【請求項10】 各々が内管及び外管からなる二重管で
ある一対のロッド体と、 前記一対のロッド体の上下動、並びに、該一対のロッド
体のそれぞれについて前記内管と前記外管のそれぞれ独
立した該ロッド体軸周りの回転及び静止を実行する駆動
手段と、 前記一対のロッド体のそれぞれについて、該ロッド体軸
に対して垂直方向に延在し該外管と共に回転可能な撹拌
翼と、 前記一対のロッド体のそれぞれについて、該ロッド体と
同軸であると共に該ロッド体と一体的に該ロッド体軸の
周りで回転可能であり、かつ該ロッド体軸上の異なる位
置に設けられる一対の管状部材と、 さらに前記一対のロッド体のそれぞれにおける外管同士
が、各外管が各ロッド体軸周りにそれぞれ回転可能な状
態で互いに連結され、 前記一対の管状部材の各々について設けられる前記撹拌
翼が、該管状部材の管壁を貫通して該管壁により回転可
能に軸支される撹拌翼シャフトと、該管状部材の管内に
て該撹拌翼シャフトの基端部に該撹拌翼の軸と同軸に設
けられる第1のギアとを有し、 前記内管が、前記一対の管状部材を同軸上にてそれぞれ
貫通しかつそれぞれの該管状部材の管内にて該内管の周
囲に前記第1のギアと咬み合う第2のギアを有すること
を特徴とする地盤改良装置。 - 【請求項11】 内管及び外管からなる二重管のロッド
体と、 前記ロッド体の上下動並びに前記内管と前記外管のそれ
ぞれ独立した該ロッド体軸周りの回転及び静止を実行す
る駆動手段と、 前記ロッド体軸に対して垂直方向に延在し該外管と共に
回転可能な撹拌翼と、 前記ロッド体と同軸であると共に前記外管と一体的に該
ロッド体軸の周りで回転可能であり、かつ該ロッド体軸
上の異なる位置に設けられる一対の管状部材とを有し、 前記一対の管状部材の各々について設けられる前記撹拌
翼が、該管状部材の管壁を貫通して該管壁により回転可
能に軸支される撹拌翼シャフトと、該管状部材の管内に
て該撹拌翼シャフトの基端部に該撹拌翼の軸と同軸に設
けられる第1のギアとを有し、 前記内管が、前記一対の管状部材のうち上側の管状部材
に挿入され該上側の管状部材の管内に末端を有し該末端
の周囲に、該上側の管状部材における前記第1のギアと
咬み合う第2のギアを有し、 前記一対の管状部材の間にて前記外管の内側に同軸に設
けられその各末端が該一対の管状部材のそれぞれに挿入
される第2の管状部材と、該第2の管状部材の上端にお
いて前記上側の管状部材における前記第1のギアと咬み
合う第3のギアと、該第2の管状部材の下端において前
記下側の管状部材における前記第1のギアと咬み合う第
4のギアとを有することを特徴とする地盤改良装置。 - 【請求項12】 前記内管及び外管からなる二重管のロ
ッド体が一対設けられ、かつ、各外管がそれぞれ回転可
能な状態で該一対のロッド体を互いに並行に連結するこ
とを特徴とする請求項11に記載の地盤改良装置。 - 【請求項13】 前記内管が有孔管であって硬化材等を
移送する移送孔を有し、さらに該移送孔と連通しかつ該
ロッド体外へ開口する吐出口とを具備することを特徴と
する請求項7乃至12のいずれかに記載の地盤改良装
置。 - 【請求項14】 前記撹拌翼が、前記ロッド体軸上の同
じ位置に一対設けられ、それぞれが該ロッド体軸につい
て互いに反対方向へ延在することを特徴とする先の請求
項のいずれかに記載の地盤改良装置。 - 【請求項15】 前記撹拌翼が、該撹拌翼の軸上にあっ
て該ロッド体軸に対して垂直方向に延在する撹拌翼シャ
フトと、該撹拌翼シャフトの先端部から分岐してさらに
該垂直方向へと延在する一対の羽根部とを具備し、 前記一対の羽根部は、前記撹拌翼の軸に平行にかつ該撹
拌翼の軸から互いに反対方向へ等距離だけ離隔して延在
することを特徴とする先の請求項のいずれかに記載の地
盤改良装置。 - 【請求項16】 前記一対の羽根部が、それぞれ略平板
形状でありかつ前記撹拌翼の軸に平行な該羽根部の軸上
の部分において厚く該羽根部の軸に沿った両縁近傍にお
いて薄く形成され、さらにそれぞれの羽根部の軸の周り
で回動可能に取り付けられることを特徴とする請求項1
5に記載の地盤改良装置。 - 【請求項17】 硬化材等の移送管及び吐出口を具備す
るロッド体と、該ロッド体の上下動及び該ロッド体軸周
りの回転を実行する駆動手段と、該ロッド体軸に対して
垂直方向に延在し該ロッド体と共に回転可能な撹拌翼と
を具備する地盤改良装置を用いて対象地盤に前記硬化材
等を注入撹拌することにより地盤改良体を造成する地盤
改良工法において、 前記撹拌翼の基端部に該撹拌翼の軸と同軸の第1のギア
と、前記ロッド体軸と同軸であると共に前記第1のギア
と咬み合いかつ該ロッド体の回転に対して相対的に静止
している第2のギアとを、前記地盤改良装置に対して設
け、 前記ロッド体を該ロッド体軸周りで回転させるとき、前
記撹拌翼が該ロッド体と一体的に回転することにより前
記対象地盤を前記ロッド体軸に垂直な面内で撹拌すると
同時に、 前記第1のギアが前記第2のギア上を転動して前記撹拌
翼が該撹拌翼の軸の周りで回転することにより前記対象
地盤を前記ロッド体軸に平行な面内で撹拌することを特
徴とする地盤改良工法。 - 【請求項18】 前記撹拌翼が、該撹拌翼の軸上にあっ
て該ロッド体軸に対して垂直方向に延在し該ロッド体と
共に回転可能な撹拌翼シャフトと、該撹拌翼シャフトの
先端部から分岐してさらに該垂直方向へと延在する一対
の羽根部とを具備し、 前記一対の羽根部は、前記撹拌翼の軸に平行にかつ該撹
拌翼の軸から互いに反対方向へ等距離だけ離隔して延在
し、 前記一対の羽根部が、それぞれ略平板形状でありかつ前
記撹拌翼の軸に平行な該羽根部の軸上の部分において厚
く該羽根部の軸に沿った両縁近傍において薄く形成さ
れ、さらにそれぞれの羽根部の軸の周りで回動可能に取
り付けられており、 前記ロッド体を該ロッド体軸周りで回転させるとき、前
記撹拌翼が前記ロッド体軸周りで回転すると同時に該撹
拌翼の軸周りで回転し、さらに略平板形状の前記羽根部
の面が常に該羽根部の移動方向に沿うべく該羽根部の軸
の周りで回動することを特徴とする請求項17に記載の
地盤改良工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9325797A JPH10266191A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 地盤改良装置及び工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9325797A JPH10266191A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 地盤改良装置及び工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10266191A true JPH10266191A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=14077449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9325797A Pending JPH10266191A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 地盤改良装置及び工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10266191A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6850153B1 (en) | 1999-07-07 | 2005-02-01 | The Regents Of The University Of California | Vehicle sharing system and method for controlling or securing vehicle access and/or enablement |
| US6850898B1 (en) | 1999-07-07 | 2005-02-01 | The Regents Of The University Of California | Vehicle sharing system and method for allocating vehicles based on state of charge |
| US6941197B1 (en) | 1999-07-07 | 2005-09-06 | The Regents Of The University Of California | Vehicle sharing system and method with vehicle parameter tracking |
| US6947881B1 (en) | 1999-07-07 | 2005-09-20 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Shared vehicle system and method with vehicle relocation |
| US6967567B1 (en) | 1999-05-07 | 2005-11-22 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle and system for controlling return and retrieval of the same |
| US6975997B1 (en) | 1999-07-07 | 2005-12-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method for efficient vehicle allocation in vehicle sharing system |
| JP2006193938A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Nittoc Constr Co Ltd | 2軸式深層混合処理装置 |
| KR101882628B1 (ko) * | 2017-12-07 | 2018-07-26 | 문형록 | 굴착용 확산안테나를 이용한 동시 확장 및 지반 보강 시공방법 |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP9325797A patent/JPH10266191A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6967567B1 (en) | 1999-05-07 | 2005-11-22 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle and system for controlling return and retrieval of the same |
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| US6850898B1 (en) | 1999-07-07 | 2005-02-01 | The Regents Of The University Of California | Vehicle sharing system and method for allocating vehicles based on state of charge |
| US6941197B1 (en) | 1999-07-07 | 2005-09-06 | The Regents Of The University Of California | Vehicle sharing system and method with vehicle parameter tracking |
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| KR101882628B1 (ko) * | 2017-12-07 | 2018-07-26 | 문형록 | 굴착용 확산안테나를 이용한 동시 확장 및 지반 보강 시공방법 |
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