JPH10266563A - コンクリート型枠用コーン部材及びその専用工具 - Google Patents
コンクリート型枠用コーン部材及びその専用工具Info
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- JPH10266563A JPH10266563A JP5226697A JP5226697A JPH10266563A JP H10266563 A JPH10266563 A JP H10266563A JP 5226697 A JP5226697 A JP 5226697A JP 5226697 A JP5226697 A JP 5226697A JP H10266563 A JPH10266563 A JP H10266563A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンクリート型枠に用いられるコーン部材の
取り外し作業を容易に行うことができるようにするとと
もに、ボルトの突出しない安全で経済的なコーン部材を
提供する。 【解決手段】 コンクリート型枠用のコーン部材(2
0)を、円錐台形状の合成樹脂から成る円錐台部材(2
0b)と、該円錐台部材(20b)の中央部に一体的に
埋設され内周面にセパレータ(32)用のねじ穴とつな
ぎボルト(38)用のねじ穴が形成された金属製の管状
のナット(20a)とから構成する。ナット(20a)
の一端には少なくとも一対のピン用の溝から成る係合部
(22)(24)が形成されている。コーン部材(2
0)を回転させるための専用工具には、一対のピンから
成る係合部(52)(54)が突設され、この専用工具
の係合部(52)(54)をコーン部材(20)の係合
部(22)(24)に挿入して、コーン部材(20)を
回転し、コーン部材(20)をコンクリ−ト内のセパレ
−タ(32)から取り外す。
取り外し作業を容易に行うことができるようにするとと
もに、ボルトの突出しない安全で経済的なコーン部材を
提供する。 【解決手段】 コンクリート型枠用のコーン部材(2
0)を、円錐台形状の合成樹脂から成る円錐台部材(2
0b)と、該円錐台部材(20b)の中央部に一体的に
埋設され内周面にセパレータ(32)用のねじ穴とつな
ぎボルト(38)用のねじ穴が形成された金属製の管状
のナット(20a)とから構成する。ナット(20a)
の一端には少なくとも一対のピン用の溝から成る係合部
(22)(24)が形成されている。コーン部材(2
0)を回転させるための専用工具には、一対のピンから
成る係合部(52)(54)が突設され、この専用工具
の係合部(52)(54)をコーン部材(20)の係合
部(22)(24)に挿入して、コーン部材(20)を
回転し、コーン部材(20)をコンクリ−ト内のセパレ
−タ(32)から取り外す。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンクリート型枠に
用いられるコーン部材及び該コーン部材を回転させて該
コーン部材をセパレータから外すための専用工具に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来のコンクリート型枠は図8に示すよ
うに、両端にコーン部材(2)(2)を取り付けたセパ
レータ(4)を、型枠板(6)(6)間に配置し、型枠
板(6)(6)に設けた穴から、コーン部材(2)
(2)に一体的に設けられたボルト(8)(8)を型枠
板(6)(6)の外面に突出させ、このボルト(8)
(8)にフオームタイ(登録商標)(10)(10)の
ねじ穴を螺合連結し、型枠板(6)(6)外面に固定さ
れた桟木(12)に金属パイプから成る横端太材(1
4)を沿わせた状態で、フオームタイ(10)(10)
に挿入した当接体(16)(16)をナット(18)で
締付け、横端太材(14)及び桟木(12)を介して、
型枠板(6)(6)を外面側から押圧し、対向する型枠
板(6)(6)を、セパレータ(4)両端のコーン部材
(2)(2)間の間隔に保持する構造になっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】図(8)の従来装置に
示されるように、コンクリートの型枠に用いられるコー
ン部材には、一体的にボルトが突設されているため、型
枠板解体時、このボルトがコンクリート壁から突出し、
作業者がこれに身体を引掛けることがあり、危険であっ
た。コーン部材からボルトが突出しない構成のコンクリ
ート型枠は、特開平6−49991号公報に開示されて
いるが、このコーン部材は、合成樹脂のテーパー面に回
転操作用の溝が形成されている。そのため型枠解体時、
この溝が摩耗してしまい、コーン部材を何回も使用する
ことができず、極めて不経済であった。本発明は上記問
題点を解決することを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、円錐台形状の合成樹脂から成る円錐台部
材(20b)と、該円錐台部材(20b)の中央部に一
体的に埋設され内周面にセパレータ(32)用のねじ穴
とつなぎボルト(38)用のねじ穴が形成された金属製
の管状のナット(20a)とから構成され、前記ナット
(20a)の一端に少なくとも一対の、回転工具用の係
合部(22)(24)を形成したものである。更に、前
記係合部(22)(24)を溝で構成し、前記円錐台部
材(20b)の前記溝の開放面(22a)(24a)と
接する部分に、前記溝の半径方向の幅が前記円錐台部材
(20b)の拡径側端面に向けて広がるように傾斜面
(28)を形成したものである。また、クランクシャフ
ト(48a)の一方の端面(50)に少なくとも一対
の、コンクリート型枠用コーン部材(20)の金属製の
管状のナット(20a)の係合部(22)(24)と係
合可能な、係合部(52)(54)を設け、前記端面
(50)の中央部にガイド軸(56)を突設し、前記ク
ランクシャフト(48a)の他方にハンドルシャフト
(48b)を回転自在に取り付けてコンクリート型枠用
コーン部材を回転させるための専用工具を構成したもの
である。また、前記クランクシャフト(48a)の一方
の端面(50)に設けた係合部(52)(54)をピン
で構成し、該ピンの外側面に該ピンを先細り形状とする
ための傾斜面(58)を形成したものである。また、軸
体(62)の一方の端面に少なくとも一対の、コンクリ
ート型枠用コーン部材(20)の金属製の管状のナット
(20a)の係合部(22)(24)と係合可能な、係
合部(64)(66)を設け、前記端面の中央部にガイ
ド軸(68)を突設し、前記軸体(62)の他方を携帯
用電動ドリル(70)のチャック(72)に固定可能と
してコンクリート型枠用コーン部材を回転させるための
専用工具を構成したものである。また、前記軸体(6
2)の一方の端面に設けた係合部(64)(66)をピ
ンで構成し、該ピンの外側面に該ピンを先細り形状とす
るための傾斜面(58)を形成したものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添
付した図面を参照して詳細に説明する。図1において、
(20)はコーン部材であり、金属製の管状ナット(2
0a)と、これと一体成型された合成樹脂製の円錐台部
材(20b)とから構成されている。前記コーン部材
(20)の拡径側の底面には凹入テーパー面(20c)
が形成され、該テーパー面(20c)の中央部に、前記
ナット(20a)の一端が開口配置されている。前記ナ
ット(20a)の一端には、180度の間隔を存して、
ドライバピン用の溝から成る係合部(22)(24)が
穿設されている。前記係合部(22)(24)の、ナッ
ト(20a)の外周面側の開放面(22a)(24a)
には、円錐台部材(20b)に穿設された凹部(26)
が接し、該凹部(26)の前記開放面(22a)(24
a)と対向する壁面には、傾斜面(28)が形成され、
該傾斜面(28)によって、係合部(22)(24)
は、コーン部材(20)の凹入テーパー面(20c)に
向けて広がっている。 【0006】前記ナット(20a)には金属板(30)
が固定され、ナット(20a)と円錐台部材(20b)
との固定を強固にしている。(32)はセパレータであ
り、両端に前記ナット(20a)のねじ穴に対応するね
じが形成されている。(34)はフオームタイであり、
これの一方には六角ナット(36)用のねじ(34a)
が形成され、他方には、つなぎボルト(38)用のねじ
穴(34b)が形成されている。また、前記フオームタ
イ(34)の他端にはフランジ(34c)が形成されて
いる。(40)は当接体、(42)は横端太材、(4
4)は型枠板、(46)は型枠板(44)に固設された
桟木である。次にコンクリート型枠の組み立てについて
説明する。まず一対の型枠板(44)(他方は図示省
略)を立て、両端にねじによってコーン部材(20)を
取り付けたセパレータ(32)を、左右の型枠板(4
4)間に配置する。次に、つなぎボルト(38)を、型
枠板(44)の穴に挿入し、つなぎボルト(38)の一
方を対応するコーン部材(20)のナット(20a)に
捩じ込む。 【0007】次に、フオームタイ(34)の先端のねじ
穴(34b)をつなぎボルト(38)の他方にねじ込
み、フオームタイ(34)の先端のフランジ(34c)
を型枠板(44)の外側面に圧接する。次に、横端太材
(42)を桟木(46)に当接した状態で、フオームタ
イ(34)のねじ部(34a)にナット(36)をねじ
込み、ナット(36)によって当接体(40)を圧接し
て、横端太材(42)を桟木(46)に固定する。これ
によって、コンクリート型枠が完成する。型枠を構築し
た後、一対の型枠板(44)間にコーンクリートを打ち
込んで、コンクリート壁を構築する。 【0008】次に、コンクリート壁構築後に、型枠を解
体する作業に用いられる工具について説明する。図6に
おいて、(48)は、型枠解体作業用のドライバであ
り、クランクシャフト(48a)の一方の端面(50)
に、180度の間隔を存して、ピン(突起)から成る係
合部(52)(54)が突設され、且つ、該端面(5
0)の中央には、前記ナット(20a)に挿入自在なガ
イド軸(56)が突設されている。前記係合部(52)
(54)は、前記ナット(20a)の係合部(22)
(24)に挿入可能な形状に設定され、外側面に、コー
ン部材(20)の傾斜面(28)に対応した傾斜面(5
8)が形成されている。係合部(52)(54)は、前
記傾斜面(58)によって先細り形状と成っている。前
記クランクシャフト(48a)の他方には、ハンドルシ
ャフト(48b)の管状部が回転自在に嵌合し、該ハン
ドルシャフト(48b)とクランクシャフト(48a)
との間には、軸方向に抜けないように、係止機構が設け
られている。前記ハンドルシャフト(48b)には、フ
オームタイ(34)やセパレータ(32)の回転用嵌合
部に嵌合可能なスパナ(60)が固着されている。 【0009】次に、上記工具を用いた型枠解体作業につ
いて説明する。まず、図示しない他のスパナを用いて、
ナット(36)を回転し、ナット(36)をフオームタ
イ(34)のねじ部(34a)から外し、横端太材(4
2)を桟木(46)から外す。次に、スパナ(60)を
用いて、フオームタイ(34)を回転して、このフオー
ムタイ(34)をつなぎボルト(38)から外す。次
に、図示しない他のドライバを用いて、つなぎボルト
(38)を回転し、つなぎボルト(38)をコーン部材
(20)のナット(20a)から外し、型枠板(44)
を、コンクリート壁から外す。次に、ドライバ(48)
のガイド軸(56)をコーン部材(20)のナット(2
0a)に挿入し、ドライバ(48)の係合部(52)
(54)を、ナット(20a)の係合部(22)(2
4)に嵌入する。しかる後に、クランクシャフト(48
a)を手操作で回転して、コーン部材(20)を回転
し、コーン部材(20)をセパレータ(32)から外
す。 【0010】建設現場には、これから使用するためのコ
ーン部材(20)が多数、置かれている。そのため、飛
び散ったセメントがナット(20a)の係合部(22)
(24)に付着し、係合部(22)(24)にコンクリ
ート片が詰まっている場合がある。このような、係合部
(22)(24)にコンクリート片が詰まったコーン部
材(20)を使用した場合でも、ナット(20a)の係
合部(22)(24)の側部に傾斜面(28)が形成さ
れているため、この傾斜面(28)と、係合部(52)
(54)の傾斜面(58)との相互作用により、係合部
(22)(24)内のコンクリート片は、係合部(5
2)(54)の圧力で簡単に砕かれる。これにより、係
合部(52)(54)を、スムーズに、ナット(20
a)の係合部(22)(24)に深く、嵌入させること
が出来る。尚、ドライバは手回し式以外に図7に示すよ
うに、軸体(62)の先端に、ピン(突起)から成る係
合部(64)(66)とガイド軸(68)とを突設し、
軸体(62)を携帯式の電動ドリル(70)のチャック
(72)に固定させ、ドライバ(74)を電動式として
も良い。 【0011】図7において、係合部(64)(66)と
ガイド軸(68)は、図5に示す、係合部(52)(5
4)とガイド軸(56)と同一の構成と成っている。な
お、本実施形態においては、ナット(20a)側の係合
部(22)(24)を溝で構成し、ドライバ側の係合部
(52)(54)(64)(66)をピン(突起)とし
たが、その反対の構成、即ち、ナット(20a)側の係
合部(22)(24)をピン(突起)で構成し、ドライ
バ側の係合部(52)(54)(64)(66)を溝で
構成し、互いに挿入係合し得るようにしても良い。 【0012】 【発明の効果】本発明は上述の如く、コーン部材からボ
ルトが突出しないので、安全に作業ができ、しかもコー
ン部材の金属ナットに回転用の係合部を設けたので、係
合部の摩耗を防止することができ、コーン部材を何回で
も使用することが出来て、極めて経済的である。 更
に、コーン部材側の係合部を溝で構成し、この溝に傾斜
面を設けたので、溝にコンクリート片が詰っていても、
回転工具のピンの圧力で容易にコンクリート片を排除で
き回転工具のピンを容易に溝に挿入することができる等
の効果が存する。
用いられるコーン部材及び該コーン部材を回転させて該
コーン部材をセパレータから外すための専用工具に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来のコンクリート型枠は図8に示すよ
うに、両端にコーン部材(2)(2)を取り付けたセパ
レータ(4)を、型枠板(6)(6)間に配置し、型枠
板(6)(6)に設けた穴から、コーン部材(2)
(2)に一体的に設けられたボルト(8)(8)を型枠
板(6)(6)の外面に突出させ、このボルト(8)
(8)にフオームタイ(登録商標)(10)(10)の
ねじ穴を螺合連結し、型枠板(6)(6)外面に固定さ
れた桟木(12)に金属パイプから成る横端太材(1
4)を沿わせた状態で、フオームタイ(10)(10)
に挿入した当接体(16)(16)をナット(18)で
締付け、横端太材(14)及び桟木(12)を介して、
型枠板(6)(6)を外面側から押圧し、対向する型枠
板(6)(6)を、セパレータ(4)両端のコーン部材
(2)(2)間の間隔に保持する構造になっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】図(8)の従来装置に
示されるように、コンクリートの型枠に用いられるコー
ン部材には、一体的にボルトが突設されているため、型
枠板解体時、このボルトがコンクリート壁から突出し、
作業者がこれに身体を引掛けることがあり、危険であっ
た。コーン部材からボルトが突出しない構成のコンクリ
ート型枠は、特開平6−49991号公報に開示されて
いるが、このコーン部材は、合成樹脂のテーパー面に回
転操作用の溝が形成されている。そのため型枠解体時、
この溝が摩耗してしまい、コーン部材を何回も使用する
ことができず、極めて不経済であった。本発明は上記問
題点を解決することを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、円錐台形状の合成樹脂から成る円錐台部
材(20b)と、該円錐台部材(20b)の中央部に一
体的に埋設され内周面にセパレータ(32)用のねじ穴
とつなぎボルト(38)用のねじ穴が形成された金属製
の管状のナット(20a)とから構成され、前記ナット
(20a)の一端に少なくとも一対の、回転工具用の係
合部(22)(24)を形成したものである。更に、前
記係合部(22)(24)を溝で構成し、前記円錐台部
材(20b)の前記溝の開放面(22a)(24a)と
接する部分に、前記溝の半径方向の幅が前記円錐台部材
(20b)の拡径側端面に向けて広がるように傾斜面
(28)を形成したものである。また、クランクシャフ
ト(48a)の一方の端面(50)に少なくとも一対
の、コンクリート型枠用コーン部材(20)の金属製の
管状のナット(20a)の係合部(22)(24)と係
合可能な、係合部(52)(54)を設け、前記端面
(50)の中央部にガイド軸(56)を突設し、前記ク
ランクシャフト(48a)の他方にハンドルシャフト
(48b)を回転自在に取り付けてコンクリート型枠用
コーン部材を回転させるための専用工具を構成したもの
である。また、前記クランクシャフト(48a)の一方
の端面(50)に設けた係合部(52)(54)をピン
で構成し、該ピンの外側面に該ピンを先細り形状とする
ための傾斜面(58)を形成したものである。また、軸
体(62)の一方の端面に少なくとも一対の、コンクリ
ート型枠用コーン部材(20)の金属製の管状のナット
(20a)の係合部(22)(24)と係合可能な、係
合部(64)(66)を設け、前記端面の中央部にガイ
ド軸(68)を突設し、前記軸体(62)の他方を携帯
用電動ドリル(70)のチャック(72)に固定可能と
してコンクリート型枠用コーン部材を回転させるための
専用工具を構成したものである。また、前記軸体(6
2)の一方の端面に設けた係合部(64)(66)をピ
ンで構成し、該ピンの外側面に該ピンを先細り形状とす
るための傾斜面(58)を形成したものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添
付した図面を参照して詳細に説明する。図1において、
(20)はコーン部材であり、金属製の管状ナット(2
0a)と、これと一体成型された合成樹脂製の円錐台部
材(20b)とから構成されている。前記コーン部材
(20)の拡径側の底面には凹入テーパー面(20c)
が形成され、該テーパー面(20c)の中央部に、前記
ナット(20a)の一端が開口配置されている。前記ナ
ット(20a)の一端には、180度の間隔を存して、
ドライバピン用の溝から成る係合部(22)(24)が
穿設されている。前記係合部(22)(24)の、ナッ
ト(20a)の外周面側の開放面(22a)(24a)
には、円錐台部材(20b)に穿設された凹部(26)
が接し、該凹部(26)の前記開放面(22a)(24
a)と対向する壁面には、傾斜面(28)が形成され、
該傾斜面(28)によって、係合部(22)(24)
は、コーン部材(20)の凹入テーパー面(20c)に
向けて広がっている。 【0006】前記ナット(20a)には金属板(30)
が固定され、ナット(20a)と円錐台部材(20b)
との固定を強固にしている。(32)はセパレータであ
り、両端に前記ナット(20a)のねじ穴に対応するね
じが形成されている。(34)はフオームタイであり、
これの一方には六角ナット(36)用のねじ(34a)
が形成され、他方には、つなぎボルト(38)用のねじ
穴(34b)が形成されている。また、前記フオームタ
イ(34)の他端にはフランジ(34c)が形成されて
いる。(40)は当接体、(42)は横端太材、(4
4)は型枠板、(46)は型枠板(44)に固設された
桟木である。次にコンクリート型枠の組み立てについて
説明する。まず一対の型枠板(44)(他方は図示省
略)を立て、両端にねじによってコーン部材(20)を
取り付けたセパレータ(32)を、左右の型枠板(4
4)間に配置する。次に、つなぎボルト(38)を、型
枠板(44)の穴に挿入し、つなぎボルト(38)の一
方を対応するコーン部材(20)のナット(20a)に
捩じ込む。 【0007】次に、フオームタイ(34)の先端のねじ
穴(34b)をつなぎボルト(38)の他方にねじ込
み、フオームタイ(34)の先端のフランジ(34c)
を型枠板(44)の外側面に圧接する。次に、横端太材
(42)を桟木(46)に当接した状態で、フオームタ
イ(34)のねじ部(34a)にナット(36)をねじ
込み、ナット(36)によって当接体(40)を圧接し
て、横端太材(42)を桟木(46)に固定する。これ
によって、コンクリート型枠が完成する。型枠を構築し
た後、一対の型枠板(44)間にコーンクリートを打ち
込んで、コンクリート壁を構築する。 【0008】次に、コンクリート壁構築後に、型枠を解
体する作業に用いられる工具について説明する。図6に
おいて、(48)は、型枠解体作業用のドライバであ
り、クランクシャフト(48a)の一方の端面(50)
に、180度の間隔を存して、ピン(突起)から成る係
合部(52)(54)が突設され、且つ、該端面(5
0)の中央には、前記ナット(20a)に挿入自在なガ
イド軸(56)が突設されている。前記係合部(52)
(54)は、前記ナット(20a)の係合部(22)
(24)に挿入可能な形状に設定され、外側面に、コー
ン部材(20)の傾斜面(28)に対応した傾斜面(5
8)が形成されている。係合部(52)(54)は、前
記傾斜面(58)によって先細り形状と成っている。前
記クランクシャフト(48a)の他方には、ハンドルシ
ャフト(48b)の管状部が回転自在に嵌合し、該ハン
ドルシャフト(48b)とクランクシャフト(48a)
との間には、軸方向に抜けないように、係止機構が設け
られている。前記ハンドルシャフト(48b)には、フ
オームタイ(34)やセパレータ(32)の回転用嵌合
部に嵌合可能なスパナ(60)が固着されている。 【0009】次に、上記工具を用いた型枠解体作業につ
いて説明する。まず、図示しない他のスパナを用いて、
ナット(36)を回転し、ナット(36)をフオームタ
イ(34)のねじ部(34a)から外し、横端太材(4
2)を桟木(46)から外す。次に、スパナ(60)を
用いて、フオームタイ(34)を回転して、このフオー
ムタイ(34)をつなぎボルト(38)から外す。次
に、図示しない他のドライバを用いて、つなぎボルト
(38)を回転し、つなぎボルト(38)をコーン部材
(20)のナット(20a)から外し、型枠板(44)
を、コンクリート壁から外す。次に、ドライバ(48)
のガイド軸(56)をコーン部材(20)のナット(2
0a)に挿入し、ドライバ(48)の係合部(52)
(54)を、ナット(20a)の係合部(22)(2
4)に嵌入する。しかる後に、クランクシャフト(48
a)を手操作で回転して、コーン部材(20)を回転
し、コーン部材(20)をセパレータ(32)から外
す。 【0010】建設現場には、これから使用するためのコ
ーン部材(20)が多数、置かれている。そのため、飛
び散ったセメントがナット(20a)の係合部(22)
(24)に付着し、係合部(22)(24)にコンクリ
ート片が詰まっている場合がある。このような、係合部
(22)(24)にコンクリート片が詰まったコーン部
材(20)を使用した場合でも、ナット(20a)の係
合部(22)(24)の側部に傾斜面(28)が形成さ
れているため、この傾斜面(28)と、係合部(52)
(54)の傾斜面(58)との相互作用により、係合部
(22)(24)内のコンクリート片は、係合部(5
2)(54)の圧力で簡単に砕かれる。これにより、係
合部(52)(54)を、スムーズに、ナット(20
a)の係合部(22)(24)に深く、嵌入させること
が出来る。尚、ドライバは手回し式以外に図7に示すよ
うに、軸体(62)の先端に、ピン(突起)から成る係
合部(64)(66)とガイド軸(68)とを突設し、
軸体(62)を携帯式の電動ドリル(70)のチャック
(72)に固定させ、ドライバ(74)を電動式として
も良い。 【0011】図7において、係合部(64)(66)と
ガイド軸(68)は、図5に示す、係合部(52)(5
4)とガイド軸(56)と同一の構成と成っている。な
お、本実施形態においては、ナット(20a)側の係合
部(22)(24)を溝で構成し、ドライバ側の係合部
(52)(54)(64)(66)をピン(突起)とし
たが、その反対の構成、即ち、ナット(20a)側の係
合部(22)(24)をピン(突起)で構成し、ドライ
バ側の係合部(52)(54)(64)(66)を溝で
構成し、互いに挿入係合し得るようにしても良い。 【0012】 【発明の効果】本発明は上述の如く、コーン部材からボ
ルトが突出しないので、安全に作業ができ、しかもコー
ン部材の金属ナットに回転用の係合部を設けたので、係
合部の摩耗を防止することができ、コーン部材を何回で
も使用することが出来て、極めて経済的である。 更
に、コーン部材側の係合部を溝で構成し、この溝に傾斜
面を設けたので、溝にコンクリート片が詰っていても、
回転工具のピンの圧力で容易にコンクリート片を排除で
き回転工具のピンを容易に溝に挿入することができる等
の効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の断面図である。
【図2】コーン部材の底面図である。
【図3】コーン部材のA−A線断面図である。
【図4】ドライバの要部の正面図である。
【図5】ドライバのB−B線断面図である。
【図6】ドライバの全体側面図である。
【図7】電動式ドライバの側面図である。
【図8】従来技術の側面断面図である。
【符号の説明】
2 コーン部材
4 セパレータ
6 型枠板
8 ボルト
10 フオームタイ
12 桟木
14 横端太材
16 当接体
18 ナット
20 コーン部材
20a ナット
20b 円錐台部材
20c 凹入テーパー面
22 係合部
22a 開放面
24 係合部
24a 開放面
26 凹部
28 傾斜面
30 金属板
32 セパレータ
34 フオームタイ
34a ねじ
34b ねじ穴
34c フランジ
36 六角ナット
38 つなぎボルト
40 当接体
42 横端太材
44 型枠板
46 桟木
48 ドライバ
48a クランクシャフト
48b ハンドルシャフト
50 端面
52 係合部
54 係合部
56 ガイド軸
58 傾斜面
60 スパナ
62 軸体
64 係合部
66 係合部
68 ガイド軸
70 電動ドリル
72 チャック
74 ドライバ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 佐藤 教之
東京都葛飾区新宿2−27−14 佐藤ビル1
F
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 円錐台形状の合成樹脂から成る円錐台部
材(20b)と、該円錐台部材(20b)の中央部に一
体的に埋設され内周面にセパレータ(32)用のねじ穴
とつなぎボルト(38)用のねじ穴が形成された金属製
の管状のナット(20a)とから構成され、前記ナット
(20a)の一端に少なくとも一対の、回転工具用の係
合部(22)(24)を形成したことを特徴とするコン
クリート型枠用コーン部材。 【請求項2】 前記係合部(22)(24)を溝とした
ことを特徴とする〔請求項1〕に記載のコンクリート型
枠用コーン部材。 【請求項3】 前記円錐台部材(20b)の前記溝の開
放面(22a)(24a)と接する部分に、前記溝の半
径方向の幅が前記円錐台部材(20b)の拡径側端面に
向けて広がるように傾斜面(28)を形成したことを特
徴とする〔請求項2〕に記載のコンクリート型枠用コー
ン部材。 【請求項4】 クランクシャフト(48a)の一方の端
面(50)に少なくとも一対の、コンクリート型枠用コ
ーン部材(20)の金属製の管状のナット(20a)の
係合部(22)(24)と係合可能な、係合部(52)
(54)を設け、前記端面(50)の中央部にガイド軸
(56)を突設し、前記クランクシャフト(48a)の
他方にハンドルシャフト(48b)を回転自在に取り付
けたことを特徴とするコンクリート型枠用コーン部材を
回転させるための専用工具。 【請求項5】 前記クランクシャフト(48a)の一方
の端面(50)に設けた係合部(52)(54)をピン
で構成し、該ピンの外側面に該ピンを先細り形状とする
ための傾斜面(58)を形成したことを特徴とする〔請
求項4〕に記載のコンクリート型枠用コーン部材を回転
させるための専用工具。 【請求項6】 軸体(62)の一方の端面に少なくとも
一対の、コンクリート型枠用コーン部材(20)の金属
製の管状のナット(20a)の係合部(22)(24)
と係合可能な、係合部(64)(66)を設け、前記端
面の中央部にガイド軸(68)を突設し、前記軸体(6
2)の他方を携帯用電動ドリル(70)のチャック(7
2)に固定可能としたことを特徴とするコンクリート型
枠用コーン部材を回転させるための専用工具。 【請求項7】 前記軸体(62)の一方の端面に設けた
係合部(64)(66)をピンで構成し、該ピンの外側
面に該ピンを先細り形状とするための傾斜面(58)を
形成したことを特徴とする〔請求項6〕に記載のコンク
リート型枠用コーン部材を回転させるための専用工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5226697A JPH10266563A (ja) | 1997-01-22 | 1997-02-20 | コンクリート型枠用コーン部材及びその専用工具 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-23351 | 1997-01-22 | ||
| JP2335197 | 1997-01-22 | ||
| JP5226697A JPH10266563A (ja) | 1997-01-22 | 1997-02-20 | コンクリート型枠用コーン部材及びその専用工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10266563A true JPH10266563A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=26360700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5226697A Pending JPH10266563A (ja) | 1997-01-22 | 1997-02-20 | コンクリート型枠用コーン部材及びその専用工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10266563A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116480136A (zh) * | 2023-05-31 | 2023-07-25 | 济南城建集团有限公司 | 一种可周转预埋螺杆锥形顶撑螺母模块 |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP5226697A patent/JPH10266563A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116480136A (zh) * | 2023-05-31 | 2023-07-25 | 济南城建集团有限公司 | 一种可周转预埋螺杆锥形顶撑螺母模块 |
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