JPH10266838A - 排気マニホルドと触媒ケースの接続構造 - Google Patents
排気マニホルドと触媒ケースの接続構造Info
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- JPH10266838A JPH10266838A JP6957997A JP6957997A JPH10266838A JP H10266838 A JPH10266838 A JP H10266838A JP 6957997 A JP6957997 A JP 6957997A JP 6957997 A JP6957997 A JP 6957997A JP H10266838 A JPH10266838 A JP H10266838A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 排気マニホルドの枝管の数が多く、排気マニ
ホルドや触媒ケースが複雑形状で寸法が大きくとも、排
気マニホルドと触媒ケースとを一体にできて、接続用の
フランジ部やボルト等が無く、さらに排気マニホルドか
ら触媒ケースに至る排気ガス通路長を短くして、エンジ
ン始動をしてすぐに触媒を昇温でき、かつ信頼性が高
く、低コストに製造できる排気マニホルドと触媒ケース
の接続構造を得る。 【解決手段】 排気マニホルド直下に触媒を置くマニホ
ルド触媒での排気マニホルドと触媒ケースの接続構造に
おいて、排気マニホルドと触媒ケースを摩擦圧接し、排
気マニホルドと触媒ケースは各々鋳鉄と鋳鋼の一種類、
鋳鉄と鋳鋼の組み合わせ、または、排気マニホルドを耐
熱鋳鋼、触媒ケースを球状黒鉛鋳鉄とする。
ホルドや触媒ケースが複雑形状で寸法が大きくとも、排
気マニホルドと触媒ケースとを一体にできて、接続用の
フランジ部やボルト等が無く、さらに排気マニホルドか
ら触媒ケースに至る排気ガス通路長を短くして、エンジ
ン始動をしてすぐに触媒を昇温でき、かつ信頼性が高
く、低コストに製造できる排気マニホルドと触媒ケース
の接続構造を得る。 【解決手段】 排気マニホルド直下に触媒を置くマニホ
ルド触媒での排気マニホルドと触媒ケースの接続構造に
おいて、排気マニホルドと触媒ケースを摩擦圧接し、排
気マニホルドと触媒ケースは各々鋳鉄と鋳鋼の一種類、
鋳鉄と鋳鋼の組み合わせ、または、排気マニホルドを耐
熱鋳鋼、触媒ケースを球状黒鉛鋳鉄とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のエンジンの
排気系装置での排気マニホルドと触媒ケースの接続構造
に関する。
排気系装置での排気マニホルドと触媒ケースの接続構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンより排出される排気ガス中の有
害成分を浄化する一つの装置として触媒コンバータがあ
り、エンジンより排出される排気ガスにより活性温度以
上に触媒を加熱させて有効な触媒作用をさせている。そ
して、触媒コンバータには、触媒の配置の違いにより、
排気マニホルドから離れたフロントパイプの後ろに置く
床下触媒と、排気マニホルド直下に置くマニホルド触媒
の2種類がある。従来は、床下触媒が一般的であった
が、冷機始動後すなわちエンジン始動をしてすぐの触媒
の昇温特性が良く、また暖機中すなわちエンジン運転中
の排気ガス浄化性能に優れるマニホルド触媒が増加して
いる。
害成分を浄化する一つの装置として触媒コンバータがあ
り、エンジンより排出される排気ガスにより活性温度以
上に触媒を加熱させて有効な触媒作用をさせている。そ
して、触媒コンバータには、触媒の配置の違いにより、
排気マニホルドから離れたフロントパイプの後ろに置く
床下触媒と、排気マニホルド直下に置くマニホルド触媒
の2種類がある。従来は、床下触媒が一般的であった
が、冷機始動後すなわちエンジン始動をしてすぐの触媒
の昇温特性が良く、また暖機中すなわちエンジン運転中
の排気ガス浄化性能に優れるマニホルド触媒が増加して
いる。
【0003】そして、従来のマニホルド触媒は一般に排
気マニホルドと触媒ケースが別体に構成されている。図
4は従来の排気マニホルドと触媒ケースとの接続構造を
示す要部斜視図である。図4で、41は排気マニホル
ド、42は触媒ケース、43は3元触媒としての白金ロ
ジウム合金を担持せるハニカム構造の触媒である。排気
マニホルド41は、シリンダブロック(図示せず)に取
付フランジ41aに設けたボルト孔41bと、シリンダ
ブロックの排気ポートからの排気ガスを流す枝管41c
と、この枝管41cを集合する集合管41dと、集合管
41d端のフランジ41eとからなる。一方、触媒ケー
ス42は、その内部に触媒43を収納する筒部42a
と、上部フランジ42bと下部フランジ42cとからな
る。そして、排気マニホルド41は、ガスケット(図示
せず)を介してシリンダブロックに、ボルト孔41bか
らボルトで締め付け固定しており、排気マニホルド41
と触媒ケース42の組立は、触媒ケース42に触媒43
を収納、温度センサやガス濃度センサほかの部品(いず
れも図示せず)を組み立てた後、排気マニホルド41の
フランジ41eと触媒ケース42の上部フランジ42b
をボルトで締め付け固定している。また、触媒ケース4
2と排気パイプ(図示せず)との接続は、触媒ケース4
2の下部フランジ42cと排気パイプに形成したフラン
ジをボルトで締め付け固定している。
気マニホルドと触媒ケースが別体に構成されている。図
4は従来の排気マニホルドと触媒ケースとの接続構造を
示す要部斜視図である。図4で、41は排気マニホル
ド、42は触媒ケース、43は3元触媒としての白金ロ
ジウム合金を担持せるハニカム構造の触媒である。排気
マニホルド41は、シリンダブロック(図示せず)に取
付フランジ41aに設けたボルト孔41bと、シリンダ
ブロックの排気ポートからの排気ガスを流す枝管41c
と、この枝管41cを集合する集合管41dと、集合管
41d端のフランジ41eとからなる。一方、触媒ケー
ス42は、その内部に触媒43を収納する筒部42a
と、上部フランジ42bと下部フランジ42cとからな
る。そして、排気マニホルド41は、ガスケット(図示
せず)を介してシリンダブロックに、ボルト孔41bか
らボルトで締め付け固定しており、排気マニホルド41
と触媒ケース42の組立は、触媒ケース42に触媒43
を収納、温度センサやガス濃度センサほかの部品(いず
れも図示せず)を組み立てた後、排気マニホルド41の
フランジ41eと触媒ケース42の上部フランジ42b
をボルトで締め付け固定している。また、触媒ケース4
2と排気パイプ(図示せず)との接続は、触媒ケース4
2の下部フランジ42cと排気パイプに形成したフラン
ジをボルトで締め付け固定している。
【0004】上述のとおり、図4に示す従来の排気マニ
ホルド41と触媒ケース42の接続構造では、排気マニ
ホルド41、触媒ケース42およ排気パイプにフランジ
を形成して、ボルト等により連結する構造であり、その
連結部が比較的大きい肉厚を有しているため熱容量が大
きく、冷機始動直後の触媒の急速昇温を阻害して排気ガ
ス浄化性能の低下要因となることがある。
ホルド41と触媒ケース42の接続構造では、排気マニ
ホルド41、触媒ケース42およ排気パイプにフランジ
を形成して、ボルト等により連結する構造であり、その
連結部が比較的大きい肉厚を有しているため熱容量が大
きく、冷機始動直後の触媒の急速昇温を阻害して排気ガ
ス浄化性能の低下要因となることがある。
【0005】これを解決しようと、特開昭57−210
117号公報には、排気マニホルドと触媒ケースの接続
構造において、排気マニホルドと触媒ケースとを鋳造一
体とする開示があり、これを図3に要部斜視図として示
す。図3における排気マニホルド31と触媒ケース32
の接続構造は、鋳造一体のため接続用のフランジ部やボ
ルト等が無く、更に排気マニホルドから触媒ケースに至
る排気ガス通路長を短くしているため、エンジン始動を
してすぐに触媒を昇温できるとしている。
117号公報には、排気マニホルドと触媒ケースの接続
構造において、排気マニホルドと触媒ケースとを鋳造一
体とする開示があり、これを図3に要部斜視図として示
す。図3における排気マニホルド31と触媒ケース32
の接続構造は、鋳造一体のため接続用のフランジ部やボ
ルト等が無く、更に排気マニホルドから触媒ケースに至
る排気ガス通路長を短くしているため、エンジン始動を
してすぐに触媒を昇温できるとしている。
【0006】また、排気マニホルドと触媒ケースを溶接
により一体的に接続することで、フランジ部をできるだ
け無くして熱容量を小さくし、エンジン始動をしてすぐ
に触媒を昇温しようとすることも行われている。
により一体的に接続することで、フランジ部をできるだ
け無くして熱容量を小さくし、エンジン始動をしてすぐ
に触媒を昇温しようとすることも行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3の特開昭57−2
10117号公報に示すように、排気マニホルド31の
枝管31cの数が2つと少ない場合には、排気マニホル
ド31と触媒ケース32を鋳造一体としても、その形状
・寸法が比較的小さいので、排気マニホルド31と触媒
ケース32が一体の鋳型を製作して鋳造することは容易
である。しかし、エンジンが高出力になって排気マニホ
ルド31の枝管31cの数が3つ、4つと多く、かつ形
状が複雑で寸法も大きくなると、排気マニホルド31と
触媒ケース32が一体の鋳型を製作して鋳造することは
困難となる。
10117号公報に示すように、排気マニホルド31の
枝管31cの数が2つと少ない場合には、排気マニホル
ド31と触媒ケース32を鋳造一体としても、その形状
・寸法が比較的小さいので、排気マニホルド31と触媒
ケース32が一体の鋳型を製作して鋳造することは容易
である。しかし、エンジンが高出力になって排気マニホ
ルド31の枝管31cの数が3つ、4つと多く、かつ形
状が複雑で寸法も大きくなると、排気マニホルド31と
触媒ケース32が一体の鋳型を製作して鋳造することは
困難となる。
【0008】また、排気マニホルドと触媒ケースを溶接
により一体的に接続すると、溶接の熱影響により広範囲
に熱ひずみが発生しやすく、また溶接によりチルが発生
し、この熱ひずみやチルを除去するための熱処理が必要
となり、製造コストが増加する。
により一体的に接続すると、溶接の熱影響により広範囲
に熱ひずみが発生しやすく、また溶接によりチルが発生
し、この熱ひずみやチルを除去するための熱処理が必要
となり、製造コストが増加する。
【0009】本発明の課題は、排気マニホルドの枝管の
数が多く、排気マニホルドや触媒ケースが複雑形状で寸
法が大きくとも、排気マニホルドと触媒ケースとを一体
にできて、接続用のフランジ部やボルト等が無く、更に
排気マニホルドから触媒ケースに至る排気ガス通路長を
短くして、エンジン始動をしてすぐに触媒を昇温でき、
かつ信頼性が高く、低コストに製造できる排気マニホル
ドと触媒ケースの接続構造を得ることにある。
数が多く、排気マニホルドや触媒ケースが複雑形状で寸
法が大きくとも、排気マニホルドと触媒ケースとを一体
にできて、接続用のフランジ部やボルト等が無く、更に
排気マニホルドから触媒ケースに至る排気ガス通路長を
短くして、エンジン始動をしてすぐに触媒を昇温でき、
かつ信頼性が高く、低コストに製造できる排気マニホル
ドと触媒ケースの接続構造を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】摩擦圧接は、接合しよう
とする2個の部材を接触させて、加圧しながら接触面に
相対運動を起こさせ、発生する摩擦熱によって接触面近
傍の温度を高めて行う接合方法である。そして一般の摩
擦圧接は、図5に基本的な摩擦圧接サイクルとして示す
ように、片側の素材を回転させて一定圧力(摩擦圧力P
1)で所定時間(摩擦時間T1)押し付けあい、接触面
を摩擦熱により温度上昇させて高温層を形成する摩擦発
熱工程と、このあと回転を急停止し、さらに高い圧力
(アプセット圧力P2)を加え、そのまま一定時間(ア
プセット時間T2)保持させ、材料を高温・高圧のもと
で固相接合させるアプセット工程からなる。この摩擦圧
接は、突き合わせ面の酸化物などが摩擦中に破壊されて
押し出されるので、圧接部にはCO2溶接などの溶融溶
接に見られる気孔や介在物が少なく、加熱度が他の溶接
法に比べて低いので熱影響部が少なく、圧接条件を制御
することで工程を自動化して安定した品質が得られ、経
済性が高いなどの特徴を有している。
とする2個の部材を接触させて、加圧しながら接触面に
相対運動を起こさせ、発生する摩擦熱によって接触面近
傍の温度を高めて行う接合方法である。そして一般の摩
擦圧接は、図5に基本的な摩擦圧接サイクルとして示す
ように、片側の素材を回転させて一定圧力(摩擦圧力P
1)で所定時間(摩擦時間T1)押し付けあい、接触面
を摩擦熱により温度上昇させて高温層を形成する摩擦発
熱工程と、このあと回転を急停止し、さらに高い圧力
(アプセット圧力P2)を加え、そのまま一定時間(ア
プセット時間T2)保持させ、材料を高温・高圧のもと
で固相接合させるアプセット工程からなる。この摩擦圧
接は、突き合わせ面の酸化物などが摩擦中に破壊されて
押し出されるので、圧接部にはCO2溶接などの溶融溶
接に見られる気孔や介在物が少なく、加熱度が他の溶接
法に比べて低いので熱影響部が少なく、圧接条件を制御
することで工程を自動化して安定した品質が得られ、経
済性が高いなどの特徴を有している。
【0011】本発明者等は、排気マニホルドと触媒ケー
スを上述の摩擦圧接により接続することができれば、た
とえ排気マニホルドの枝管の数が多く、排気マニホルド
や触媒ケースが複雑形状で寸法が大きくとも、排気マニ
ホルドと触媒ケースとを一体にできてエンジンの占有域
を少なくでき、また、接続用のフランジ部やボルト等を
無くすことができ、また排気マニホルドから触媒ケース
に至る排気ガス通路長を短くでき、従来の鋳造一体や溶
接一体の課題をも解決し得ることを見出し本発明に想到
した。
スを上述の摩擦圧接により接続することができれば、た
とえ排気マニホルドの枝管の数が多く、排気マニホルド
や触媒ケースが複雑形状で寸法が大きくとも、排気マニ
ホルドと触媒ケースとを一体にできてエンジンの占有域
を少なくでき、また、接続用のフランジ部やボルト等を
無くすことができ、また排気マニホルドから触媒ケース
に至る排気ガス通路長を短くでき、従来の鋳造一体や溶
接一体の課題をも解決し得ることを見出し本発明に想到
した。
【0012】すなわち、本発明の排気マニホルドと触媒
ケースの接続構造は、排気マニホルド直下に触媒を置く
マニホルド触媒での排気マニホルドと触媒ケースの接続
構造において、排気マニホルドの集合部と触媒ケースの
排気ガス流入部が摩擦圧接されていることを特徴とす
る。
ケースの接続構造は、排気マニホルド直下に触媒を置く
マニホルド触媒での排気マニホルドと触媒ケースの接続
構造において、排気マニホルドの集合部と触媒ケースの
排気ガス流入部が摩擦圧接されていることを特徴とす
る。
【0013】排気マニホルドと触媒ケースは各々鋳鉄と
鋳鋼の一種類、鋳鉄と鋳鋼の組み合わせ、または、排気
マニホルドを耐熱鋳鋼、触媒ケースを球状黒鉛鋳鉄とす
ることができる。
鋳鋼の一種類、鋳鉄と鋳鋼の組み合わせ、または、排気
マニホルドを耐熱鋳鋼、触媒ケースを球状黒鉛鋳鉄とす
ることができる。
【0014】そして、摩擦圧接により接合された前記排
気マニホルドの集合部と触媒ケースの排気ガス流入部と
の接合部は、実質的にチルが存在せず固相接合に近い接
合で形成される。
気マニホルドの集合部と触媒ケースの排気ガス流入部と
の接合部は、実質的にチルが存在せず固相接合に近い接
合で形成される。
【0015】
【発明実施の形態】以下、本発明の排気マニホルドと触
媒ケースの接続構造につき、図1の要部斜視図に基づき
詳細に説明する。
媒ケースの接続構造につき、図1の要部斜視図に基づき
詳細に説明する。
【0016】先ず、図1に示すフェライト系耐熱鋳鋼か
らなる排気マニホルド11を表1に示す組成で、また高
Si球状黒鉛鋳鉄からなる触媒ケース12を表2に示す
化学組成で、別体に鋳造した。
らなる排気マニホルド11を表1に示す組成で、また高
Si球状黒鉛鋳鉄からなる触媒ケース12を表2に示す
化学組成で、別体に鋳造した。
【0017】
【表1】 排気マニホルド(フェライト系耐熱鋳鋼)の化学組成(重量%) C Si Mn Cr W Nb Ni N C−Nb/8 0.36 0.52 0.45 18.2 1.95 1.04 0.65 0.05 0.23
【0018】
【表2】 触媒ケース(高Si球状黒鉛鋳鉄)の化学組成(重量%) C Si Mn P S Cr Mg 3.15 3.95 0.47 0.024 0.008 0.03 0.048
【0019】排気マニホルド11は、全長400mmの
取付フランジ11aに設けた直径12mmで12個のボ
ルト孔11bと、シリンダブロック(図示せず)の排気
ポートからの排気ガスを流す内径32mmで最長200
mmの4つの枝管11cと、この4つの枝管11cを集
合する集合管11dと、内径72mmの円筒端である圧
接部11eとからなる。一方、触媒ケース12は、内径
72mmの圧接部12aと、触媒13を収納する120
mmの円筒部12bと、下部フランジ12cとからな
る。フェライト系耐熱鋳鋼からなる排気マニホルド1
1、および高Si球状黒鉛鋳鉄からなる触媒ケース12
とも、上記のとおり、形状は複雑で寸法も比較的大きか
ったが、従来の鋳造設備で鋳造することができた。
取付フランジ11aに設けた直径12mmで12個のボ
ルト孔11bと、シリンダブロック(図示せず)の排気
ポートからの排気ガスを流す内径32mmで最長200
mmの4つの枝管11cと、この4つの枝管11cを集
合する集合管11dと、内径72mmの円筒端である圧
接部11eとからなる。一方、触媒ケース12は、内径
72mmの圧接部12aと、触媒13を収納する120
mmの円筒部12bと、下部フランジ12cとからな
る。フェライト系耐熱鋳鋼からなる排気マニホルド1
1、および高Si球状黒鉛鋳鉄からなる触媒ケース12
とも、上記のとおり、形状は複雑で寸法も比較的大きか
ったが、従来の鋳造設備で鋳造することができた。
【0020】次に、排気マニホルド11と触媒ケース1
2とを以下の条件で摩擦圧接して一体化した。触媒ケー
ス12を摩擦圧接装置の主軸の面板に取り付け、排気マ
ニホルド11を往復台上の治具に固定した。そして、摩
擦発熱工程として、触媒ケース11を排気マニホルド1
1との相対摩擦速度が4m/sとなるように回転させる
と共に、排気マニホルド11を摩擦寄り速度を0.01
mm/sとして、摩擦圧力P1=40MPa、時間T1
=120s、寄り代2.5mmとして摩擦発熱させた。
次に、アップセット工程として、アプセット圧力P2=
80MPa、アップセット時間T2=10sとしてアッ
プセットを行った。圧接部11e、12aには気孔や介
在物がなく、また熱影響部も少なくてチルは発生せず、
その接合は極めて良好であった。また、10個連続して
排気マニホルド11と触媒ケース12の接続構造を摩擦
圧接したが、圧接条件を制御することにより品質が安定
して得られた。
2とを以下の条件で摩擦圧接して一体化した。触媒ケー
ス12を摩擦圧接装置の主軸の面板に取り付け、排気マ
ニホルド11を往復台上の治具に固定した。そして、摩
擦発熱工程として、触媒ケース11を排気マニホルド1
1との相対摩擦速度が4m/sとなるように回転させる
と共に、排気マニホルド11を摩擦寄り速度を0.01
mm/sとして、摩擦圧力P1=40MPa、時間T1
=120s、寄り代2.5mmとして摩擦発熱させた。
次に、アップセット工程として、アプセット圧力P2=
80MPa、アップセット時間T2=10sとしてアッ
プセットを行った。圧接部11e、12aには気孔や介
在物がなく、また熱影響部も少なくてチルは発生せず、
その接合は極めて良好であった。また、10個連続して
排気マニホルド11と触媒ケース12の接続構造を摩擦
圧接したが、圧接条件を制御することにより品質が安定
して得られた。
【0021】排気マニホルド11と触媒ケース12とを
摩擦圧接した後、白金ロジウム合金からなるハニカム構
造の3元触媒を触媒ケース12に収納し、触媒ケース1
2にカバー13を締め付け固定した。そして、排気マニ
ホルド11と触媒ケース12の接続構造をエンジンに取
付け、カバー13に排気パイプを連結した。
摩擦圧接した後、白金ロジウム合金からなるハニカム構
造の3元触媒を触媒ケース12に収納し、触媒ケース1
2にカバー13を締め付け固定した。そして、排気マニ
ホルド11と触媒ケース12の接続構造をエンジンに取
付け、カバー13に排気パイプを連結した。
【0022】次に、排気マニホルド11と触媒ケース1
2の接続部の評価試験を、2リットル直列4気筒高性能
ガソリンエンジンによる加熱・冷却により行った。試験
条件は、エンジン回転数6000rpmでの全負荷運転
相当の加熱(10分)−冷却(10分)を1サイクルと
する冷熱(GO−STOP)サイクルで250時間であ
り、全負荷時のエンジンからの排気ガス温度は約900
℃、排気マニホルド11の集合管11dの温度は約82
0℃であった。評価試験の結果、本発明の排気マニホル
ド11と触媒ケース12の接続構造は、加熱−冷却によ
る亀裂の発生がなく、排気ガスの洩れも生じなかった。
また、排気マニホルド11と触媒ケース12との接続用
のフランジ部やボルト等を無くすことができ、更に排気
マニホルドから触媒ケースに至る排気ガス通路長を短く
できたので、エンジン始動をしてすぐに触媒が昇温し、
排気ガス浄化が行われていることが確かめられた。
2の接続部の評価試験を、2リットル直列4気筒高性能
ガソリンエンジンによる加熱・冷却により行った。試験
条件は、エンジン回転数6000rpmでの全負荷運転
相当の加熱(10分)−冷却(10分)を1サイクルと
する冷熱(GO−STOP)サイクルで250時間であ
り、全負荷時のエンジンからの排気ガス温度は約900
℃、排気マニホルド11の集合管11dの温度は約82
0℃であった。評価試験の結果、本発明の排気マニホル
ド11と触媒ケース12の接続構造は、加熱−冷却によ
る亀裂の発生がなく、排気ガスの洩れも生じなかった。
また、排気マニホルド11と触媒ケース12との接続用
のフランジ部やボルト等を無くすことができ、更に排気
マニホルドから触媒ケースに至る排気ガス通路長を短く
できたので、エンジン始動をしてすぐに触媒が昇温し、
排気ガス浄化が行われていることが確かめられた。
【0023】図2は別の排気マニホルドと触媒ケースの
接続構造を示す図であり、前記図1でのケースカバー1
3を含む触媒ケース12としている。図2の構造におい
ては、先に触媒ケース12内に触媒(図示せず)を収納
した後、排気マニホルド11と触媒ケース12とを排気
マニホルド11の圧接部11eと触媒ケース12の圧接
部12aで摩擦圧接している。
接続構造を示す図であり、前記図1でのケースカバー1
3を含む触媒ケース12としている。図2の構造におい
ては、先に触媒ケース12内に触媒(図示せず)を収納
した後、排気マニホルド11と触媒ケース12とを排気
マニホルド11の圧接部11eと触媒ケース12の圧接
部12aで摩擦圧接している。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明の通り、本発明の排気マ
ニホルドと触媒ケースの接続構造は、排気マニホルドの
集合部と触媒ケースの排気ガス流入部が摩擦圧接されて
おり、排気マニホルドと触媒ケースは各々鋳鉄と鋳鋼の
一種類、鋳鉄と鋳鋼の組み合わせ、または、排気マニホ
ルドを耐熱鋳鋼、触媒ケースを球状黒鉛鋳鉄とし、接合
部を実質的にチルが存在せず固相接合に近い接合で形成
しているので、以下の効果を奏する。 (1)排気マニホルドの枝管の数が多く、排気マニホル
ドや触媒ケースが複雑形状で寸法が大きくとも、排気マ
ニホルドと触媒ケースとを一体にしてエンジンの占有域
を少なくできる。 (2)排気マニホルドと触媒ケースとを各々別体に鋳造
するので、複雑な方案を必要とせず鋳造性も向上する。 (3)圧接部には気孔や介在物がなく、また熱影響部も
少なくてチルは発生せず、圧接条件を制御することで、
安定した品質のものが得られる。 (4)接続用のフランジ部やボルト等を無くし、排気マ
ニホルドから触媒ケースに至る排気ガス通路長を短くで
きるので,エンジン始動をしてすぐに触媒が昇温して、
排気ガス浄化が行われる。 (5)接続用のフランジ部やボルト等を無くすこととが
でき、材料費を低減できる。
ニホルドと触媒ケースの接続構造は、排気マニホルドの
集合部と触媒ケースの排気ガス流入部が摩擦圧接されて
おり、排気マニホルドと触媒ケースは各々鋳鉄と鋳鋼の
一種類、鋳鉄と鋳鋼の組み合わせ、または、排気マニホ
ルドを耐熱鋳鋼、触媒ケースを球状黒鉛鋳鉄とし、接合
部を実質的にチルが存在せず固相接合に近い接合で形成
しているので、以下の効果を奏する。 (1)排気マニホルドの枝管の数が多く、排気マニホル
ドや触媒ケースが複雑形状で寸法が大きくとも、排気マ
ニホルドと触媒ケースとを一体にしてエンジンの占有域
を少なくできる。 (2)排気マニホルドと触媒ケースとを各々別体に鋳造
するので、複雑な方案を必要とせず鋳造性も向上する。 (3)圧接部には気孔や介在物がなく、また熱影響部も
少なくてチルは発生せず、圧接条件を制御することで、
安定した品質のものが得られる。 (4)接続用のフランジ部やボルト等を無くし、排気マ
ニホルドから触媒ケースに至る排気ガス通路長を短くで
きるので,エンジン始動をしてすぐに触媒が昇温して、
排気ガス浄化が行われる。 (5)接続用のフランジ部やボルト等を無くすこととが
でき、材料費を低減できる。
【図1】本発明の排気マニホルドと触媒ケースを摩擦圧
接で接続した実施の形態の一例を示す要部斜視図であ
る。
接で接続した実施の形態の一例を示す要部斜視図であ
る。
【図2】本発明の排気マニホルドと触媒ケースを摩擦圧
接で接続した別の実施の形態の一例を示す要部斜視図で
ある。
接で接続した別の実施の形態の一例を示す要部斜視図で
ある。
【図3】従来の特開昭57−210117号公報で開示
する排気マニホルドと触媒ケースとを鋳造一体とした接
続構造を示す要部斜視図である。
する排気マニホルドと触媒ケースとを鋳造一体とした接
続構造を示す要部斜視図である。
【図4】従来の排気マニホルドと触媒ケースとのフラン
ジをボルトで締結する接続構造を示す要部斜視図であ
る。
ジをボルトで締結する接続構造を示す要部斜視図であ
る。
【図5】摩擦圧接サイクルを示す図である。
11,31,41:排気マニホルド、 11a,31a,41a:取付フランジ、 11b,31b,41b:ボルト孔、 11c,31c,41c:枝管、 11d,41d:集合管、 11e,12a:圧接部、 12,32,42:触媒ケース、 43:触媒。
Claims (5)
- 【請求項1】 排気マニホルド直下に触媒を置くマニホ
ルド触媒の排気マニホルドと触媒ケースの接続構造にお
いて、排気マニホルドと触媒ケースが摩擦圧接されてい
ることを特徴とする排気マニホルドと触媒ケースの接続
構造。 - 【請求項2】 前記排気マニホルドと前記触媒ケースが
鋳鉄および/または鋳鋼からなることを特徴とする請求
項1記載の排気マニホルドと触媒ケースの接続構造。 - 【請求項3】 前記排気マニホルドが耐熱鋳鋼からなる
ことを特徴とする請求項1記載の排気マニホルドと触媒
ケースの接続構造。 - 【請求項4】 前記触媒ケースが球状黒鉛鋳鉄からなる
ことを特徴とする請求項1記載の排気マニホルドと触媒
ケースの接続構造。 - 【請求項5】 摩擦圧接により接合された前記排気マニ
ホルドの集合部と触媒ケースの排気ガス流入部との接合
部は、実質的にチルが存在せず固相接合に近い接合で形
成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何
れか1項に記載の排気マニホルドと触媒ケースの接続構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6957997A JPH10266838A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 排気マニホルドと触媒ケースの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6957997A JPH10266838A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 排気マニホルドと触媒ケースの接続構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10266838A true JPH10266838A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13406866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6957997A Pending JPH10266838A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 排気マニホルドと触媒ケースの接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10266838A (ja) |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP6957997A patent/JPH10266838A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040216 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060720 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060728 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061201 |