JPH10266880A - 副室トーチ点火式ガスエンジンの燃料供給装置 - Google Patents

副室トーチ点火式ガスエンジンの燃料供給装置

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JPH10266880A
JPH10266880A JP9088870A JP8887097A JPH10266880A JP H10266880 A JPH10266880 A JP H10266880A JP 9088870 A JP9088870 A JP 9088870A JP 8887097 A JP8887097 A JP 8887097A JP H10266880 A JPH10266880 A JP H10266880A
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JP
Japan
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combustion chamber
sub
concentration
gas
fuel gas
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Application number
JP9088870A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Endo
浩之 遠藤
Hiroshi Nakagawa
洋 中川
Shunichi Mori
俊一 森
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 副燃焼室に供給されるトーチ点火用燃料ガス
のガス圧力を、高精度で制御して、いかなる運転条件の
許でも副燃焼室内における燃料ガスの濃度を最適範囲内
に維持して確実な着火、燃焼がなし得るとともに高い応
答性で制御可能な副室トーチ点火式ガスエンジンを提供
する。 【解決手段】 副燃焼室に導かれたトーチ点火用燃料ガ
スに点火プラグによって着火、燃焼せしめ、この燃料ト
ーチを主燃焼室内の混合気中に噴出して、これを燃焼す
るようにしたガスエンジンにおいて、副燃焼室内の燃料
ガス濃度あるいは酸素濃度を検出する濃度検出手段と、
前記濃度検出手段にて検出された燃料ガス濃度、あるい
は検出された酸素濃度に基づき算出された燃料ガス濃度
に基づいて前記副燃焼室へのトーチ用燃料ガスの圧力を
制御するガス圧力制御手段とを備えるとともに、前記濃
度検出手段が、前記副燃焼室内に入射したレーザ光を受
光して光学的計測を行なう手段を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トーチ点火用燃料
ガスを副燃焼室内で点火プラグにより着火させ、この着
火ガスを主燃焼室に噴出せしめて主燃焼室内の混合気を
燃焼させる型式の副室トーチ点火式ガスエンジンにおけ
るガス燃料の供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の副室トーチ点火式ガスエン
ジンの燃焼室周りの断面及び燃料供給系統を示す。図5
において、8はシリンダヘッド、10は主燃焼室であ
り、ピストン(図示省略)の上面とシリンダ(図示省
略)の内面と前記シリンダヘッド8の下面とにより区画
形成されている。この主燃焼室10には燃料と空気との
混合気が吸気弁(図示省略)を介して導入されるように
なっている。
【0003】11は副燃焼室であり、前記シリンダヘッ
ド8内の略中央部にシリンダ軸線方向に設けられてい
る。該副燃焼室11の上部には副室上部金物6が、下部
には副室口金9が夫々設けられている。6aは前記副室
上部金物6内に形成されたガスチャンバであり、該ガス
チャンバ6aはガス通路6bを介してガス供給管4に連
通されている。
【0004】5は前記副室上部金物6内に摺動可能に嵌
合された副室弁で、上記ガスチャンバ6aと副燃焼室1
1との間を開閉する。また、前記副室口金9には小径の
噴口11aが穿設されている。7は前記副燃焼室11内
の燃料ガスに点火するための点火プラグである。
【0005】3は前記ガス供給管4に設けられたガス圧
力制御装置、1は該ガス圧力制御装置3に制御回線2を
介して制御信号を送るコントローラである。
【0006】かかる従来のガスエンジンの運転時には、
トーチ点火用の燃料ガスはガス供給管4を通り、ガス圧
力制御装置3にて圧力を設定圧力になるように調整され
た後、副室上部金物6内のガス通路6bを経てガスチャ
ンバ6aに入る。そして、このトーチ点火用燃料ガスは
クランク軸(図示省略)の回転に基づく弁開閉制御装置
(図示省略)からの開閉信号により副室弁5が開かれる
と副燃焼室11内に流入する。
【0007】ここで前記主燃焼室10内には、高効率、
低公害の燃焼を実現するため、燃料が希薄な状態となっ
ている燃料と空気との混合気が吸気弁(図示せず)を経
て吸入されている。
【0008】エンジンの回転に連動した点火装置(図示
省略)により点火プラグ7に高電圧が付与されると、該
点火プラグ7からの火花放電により副燃焼室11内のト
ーチ点火用燃料ガスが着火、燃焼せしめられる。この着
火された燃料ガスは噴口11aから主燃焼室10内に噴
出され、主燃焼室10内の希薄混合気を燃焼せしめる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】かかる副室トーチ点火
式ガスエンジンにおいては、副燃焼室11内に導かれる
トーチ点火用燃料ガスの濃度が着火及び燃焼に適した濃
度範囲内にあることが、該副燃焼室11で着火したトー
チ点火用燃料ガスを主燃焼室10に噴出させて、該主燃
焼室10内の希薄混合気を完全燃焼させるうえで必須で
あり、かかる濃度範囲内に無い場合には、未燃燃料の排
出がエンジンの停止を招く恐れがある。
【0010】然るに、上記のような副燃焼室11内にお
けるトーチ点火用燃料ガスの濃度は、該副燃焼室11へ
の燃料ガスの供給ガス圧力によって制御することができ
る。図5に示す従来技術に係るガスエンジンでは、上記
トーチ点火用燃料ガスの圧力をガス圧力制御装置3にお
ける設定圧力になるように制御している。
【0011】しかしながら、前記設定ガス圧力と、副燃
焼室11内における、燃料ガスの濃度との関係はエンジ
ンの運転条件、吸入空気の温度等によって変化するた
め、あらゆる運転条件において適切なガス圧力を維持す
るのは極めて困難となる。
【0012】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、副
燃焼室に供給されるトーチ点火用燃料ガスのガス圧力
を、高精度で制御して、いかなる運転条件の許でも副燃
焼室内における燃料ガスの濃度を最適範囲内に維持して
確実な着火、燃焼がなされるトーチ点火式ガスエンジン
を提供することを第1の目的とする。
【0013】また、前記燃料ガス濃度の制御を高い応答
性で行ない得る副室トーチ点火式ガスエンジンを提供す
ることを第2の目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、シリンダヘッドに設けられた副燃焼室にガ
ス供給管を経てトーチ点火用燃料ガスを導き、点火プラ
グにより該燃料ガスに着火して、その燃料トーチを噴口
から主燃焼室内の混合気に噴出させて該混合気を燃焼せ
しめるように構成された副室トーチ点火式ガスエンジン
において、前記副燃焼室内の燃料ガス濃度あるいは酸素
濃度を検出する濃度検出手段と、前記濃度検出手段にて
検出された燃料ガス濃度、あるいは検出された酸素濃度
に基づき算出された燃料ガス濃度に基づいて前記副燃焼
室へのトーチ点火用燃料ガスの圧力を制御するガス圧力
制御手段とを備えたことを特徴とする副室トーチ点火式
ガスエンジンの燃料供給装置を提案する。
【0015】また本発明は、好ましくは前記前記濃度検
出手段が、前記副燃焼室内に入射したレーザ光を受光し
て光学的計測を行なう手段を含むように構成する。
【0016】かかる発明によれば、レーザ光を副燃焼室
内の燃料ガス中に入射し、これを受光してその強さ、つ
まり燃料ガス濃度あるいは酸素濃度に応じた光学的信号
を得、これをコントローラにて燃料ガス濃度に変換し、
この検出濃度と設定された適正な燃料ガス濃度とを比較
して濃度差に対応するガス圧力の調整量を算出してこれ
をガス圧力制御手段に出力し、ガス圧力制御手段は副燃
焼室への、トーチ点火用燃料ガスの圧力を適正な圧力に
制御する。
【0017】このように、かかる発明によれば、副燃焼
室内にレーザ光を入射することにより副燃焼室内の燃料
ガス濃度を直接検出し、あるいは酸素濃度を検出してこ
れをもとに燃料ガス濃度を算出し、この燃料ガス濃度に
応じて副燃焼室11内へのトーチ点火用燃料ガスの圧力
を制御するので、副燃焼室内におけるトーチ点火用燃料
ガスの濃度を常時着火、燃焼の最適範囲に確実に制御す
ることができ、かかるトーチ用燃料ガスの適正な着火、
燃焼により主燃焼室内の混合気の確実な着火が実現でき
る。
【0018】また、副燃焼室内の燃料ガス濃度の検出に
時間、空間的な分解能が高く、非接触可能な光学的計測
法が適用可能であり、高精度の制御が実現できる。
【0019】さらに、副燃焼室内の酸素濃度を計測する
ように構成すれば、燃料の種類が変わっても同一の計測
システムで対応できる。
【0020】また、前記発明において、好ましくは、前
記濃度検出手段が、副燃焼室内の点火プラグ近傍の燃料
ガス濃度あるいは酸素濃度を検出するように構成されて
なる。
【0021】このように構成すれば、レーザ光を副燃焼
室内の点火プラグの近傍に入射して、該点火プラグ近傍
の燃料ガス濃度を検出、制御するので、高い応答性での
制御が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施例を例示的に詳しく説明する。但し、この実施
例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その
相対的配置等は特に特定的な記載がないかぎりは、この
発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明
例にすぎない。
【0023】図1は本発明の実施形態に係る副室トーチ
点火式エンジンの燃焼室周り及び燃料供給装置のシステ
ム構成図である。図1において、8はシリンダヘッド、
10は主燃焼室であり、ピストン(図示省略)の上面と
シリンダ(図示省略)の内面と前記シリンダヘッド8の
下面とにより区画形成されている。この主燃焼室10に
は燃料と空気との混合気が吸気弁(図示省略)を介して
導入されるようになっている。
【0024】11は副燃焼室であり、前記シリンダヘッ
ド8内の略中央部にシリンダ軸線方向に設けられてい
る。該副燃焼室11の上部には副室上部金物6が、下部
には副室口金9が夫々設けられている。6aは前記副室
上部金物6内に形成されたガスチャンバであり、該ガス
チャンバ6aはガス通路6bを介してガス供給管4に連
通されている。
【0025】5は前記副室上部金物内6内に摺動可能に
嵌合された副室弁で、上記ガスチャンバ6aと副燃焼室
11との間を開閉する。また、前記副室口金9には小径
の噴口11aが穿設されている。7は前記副燃焼室11
内の燃料ガスに点火するための点火プラグである。
【0026】3は前記ガス供給管4に設けられたガス圧
力制御装置、1は該ガス圧力制御装置3に電気回線2を
介して、後述するような制御信号を送るコントローラで
ある。以上の構成は図5に示す従来技術と同様である。
【0027】17はレーザ光入射プローブで、シリンダ
ヘッド8に取付けられ、先端が前記副燃焼室11の点火
プラグ7の近傍に開口している。また、18は検出光受
光プローブで、シリンダヘッド8の前記レーザ光入射プ
ローブ17と対向する同軸上の位置に取付けられ、先端
が副燃焼室11に開口している。
【0028】12はレーザ駆動装置で、前記コントロー
ラ1から制御回線31を介して制御信号が入力される。
13はYAGレーザ、14は色素レーザ、15は波長変
換器であり、該波長変換器15を経たレーザ光は光ファ
イバ16を通って、前記レーザ光入射プローブ17に達
し、該レーザ光入射プローブ17から副燃焼室11内に
投入されるようになっている。
【0029】19は前記検出光受光プローブ18に接続
される光ファイバ、20は光学フィルタ、21は光検出
装置であり、副燃焼室11内で生じた光が該検出光受光
プローブ18によって受光され、前記光ファイバ19を
通って光学フィルタ20に送られ、さらに該光学フィル
タ20から光検出装置21に送られるようになってい
る。そして、該光検出装置21にての光の検出信号はこ
こで電気信号に変換され、電気回線32を介して前記コ
ントローラ1に入力されるようになっている。
【0030】かかる構成からなるトーチ点火式ガスエン
ジンの運転時には、燃料と空気との混合気が吸気弁(図
示省略)の開弁とともに、主燃焼室10に導入されてい
る。トーチ点火用のガスは、ガス供給管を通り、ガス圧
力制御装置3にて、後述する手法によって圧力を調整さ
れた後、副室上部金物6内のガス通路6bを経てガスチ
ャンバ6aに入る。そして、このトーチ点火用ガスは、
クランク軸(図示省略)の回転に基づく弁開閉制御装置
(図示省略)からの開閉信号により副室弁5が開かれる
と副燃焼室11内に流入する。
【0031】一方、コントローラ1からのレーザ光発信
の制御信号が制御回線31を介してレーザ駆動装置12
に入力されると、該レーザ駆動装置12によってYAG
レーザ13からレーザ光が発信される。このレーザ光は
色素レーザ14を駆動し、該色素レーザ14からある波
長のレーザ光が発せられて波長変換器15に入る。該波
長変換器15にて適当な波長に調整されたレーザ光は光
ファイバ16を通ってレーザ光入射プローブ17に送ら
れ、該レーザ光入射プローブ17より副燃焼室11内に
入射される。
【0032】該副燃焼室11へレーザ光が入射される
と、該副燃焼室11内の燃料ガス(この実施形態ではメ
タン)の濃度、つまり点火プラグ7近傍の燃料ガスの濃
度に応じた強さの適当な波長の光を発する。この散乱光
は前記レーザ光入射プローブ17と対向する位置に設け
られた検出光受光プローブ18によって受光され、光フ
ァイバ19を通って、光学フィルタ20に入る。
【0033】該光学フィルタ20では、燃料ガスによる
散乱光以外の波長の成分を除去する。該光学フィルタ2
0を経た散乱光は光検出装置21に入光され、該光検出
装置21においては、入射した光の強度に応じた電気信
号をコントローラ1に出力する。
【0034】図2に該コントローラ1における制御ブロ
ックを示す。図2において、前記光検出装置21からの
光の強度に応じた電気信号は回線32を介してコントロ
ーラ51の燃料ガス濃度算出部51に入力される。燃料
ガス濃度算出部51においては、入力された電気信号、
つまり、副燃焼室11内における燃料ガスによる散乱光
の強さに相当する信号を、これに相当する燃料ガス濃度
に変換してガス濃度比較部52に出力する。一方、53
は適正ガス濃度設定部であり、副燃焼室11内における
適正なガス濃度範囲が設定されている。
【0035】前記ガス濃度比較部52においては、前記
燃料ガス濃度算出部51から入力された実際の燃料ガス
濃度と適正ガス濃度設定部53に設定されている燃料ガ
ス濃度範囲とを突き合わせて比較し、実際の燃料ガス濃
度(以下検出濃度)と設定された燃料ガス濃度(以下設
定濃度という)との差異を検出し、その結果をガス圧力
調整量算出部54に出力する。
【0036】ガス圧力調整量算出部54においては、前
記検出濃度と設定濃度との濃度差に相当するガス圧力の
調整量を算出してガス圧力調整量出力部55に出力す
る。即ち、ガス圧力調整量算出部54においては、前記
検出濃度が設定濃度よりも低い場合にはこの濃度差に相
当するガス圧力の上昇量(ガス圧力上昇量)を求めて、
ガス圧力調整量出力部55に出力し、逆に前記検出濃度
が設定濃度よりも高い場合にはこの濃度差に相当するガ
ス圧力の低下量をガス圧力調整量出力部55に出力す
る。
【0037】ガス圧力調整量出力部55は前記のように
して算出されたガス圧力の上昇量あるいは低下量に相当
する操作信号をガス圧力制御装置3に出力する。ガス圧
力制御装置3はガス供給管4のガス圧力を前記調整量に
相当する量だけ変化せしめ、これによって副燃焼室11
内へのトーチ用ガスの圧力が変化せしめられる。
【0038】これによって副燃焼室11内の点火プラグ
7近傍の燃料ガスの濃度は適正値に調整され、この状態
で点火プラグ7により火花放電が行なわれ、副燃焼室1
1内のトーチ点火用燃料ガスが着火、燃焼せしめられ
る。そして、この燃料ガスは噴口11aから主燃焼室1
0内に噴出され、主燃焼室10内の希薄混合気を燃焼せ
しめる。
【0039】以上のように本実施形態によれば、レーザ
光を副燃焼室11内の点火プラグ7の近傍に入射し、副
燃焼室11内の点火プラグ7の近傍における燃料ガスの
散乱光を検出して、その強さを電気信号に変換してコン
トローラ1に入力し、コントローラ1において、前記散
乱光の強さに応じた電気信号を燃料ガス濃度に変換し、
この検出濃度を設定された適正な燃料ガス濃度つまり設
定濃度とを比較して、濃度差に対応するガス圧力調整量
を算出し、これをガス圧力制御装置3に出力することに
より、副燃焼室11への燃料ガス圧力を適正な圧力に制
御する。
【0040】即ち、かかる本実施形態によれば、副燃焼
室11内の点火プラグ7の近傍にレーザ光を入射するこ
とにより、副燃焼室11内の点火プラグ7の周囲の燃料
ガス濃度を検出し、この燃料ガス濃度に応じて副燃焼室
11内へのトーチ用燃料ガスの圧力を制御するので、副
燃焼室11内の点火プラグ7の近傍におけるトーチ点火
用燃料ガスの濃度を常時着火、燃焼の最適範囲に高い応
答性で以って制御することができ、かかるトーチ用燃料
ガスの適正な着火、燃焼により主燃焼室10内の混合気
の確実な着火が実現できる。
【0041】また、レーザ光を副燃焼室11内の点火プ
ラグ7の近傍に入射して、該点火プラグ7近傍の燃料ガ
ス濃度を検出、制御するので、高い応答性での制御が可
能となる。
【0042】また、副燃焼室11内の燃料ガス濃度の検
出に時間、空間的な分解能が高く、非接触可能な光学的
計測法が適用可能であり、高精度の制御が実現できる。
【0043】図3は本発明の第2実施形態を示す。この
実施形態においては図1に示す第1実施形態におけるY
AGレーザ13、色素レーザ及び波長変換器15に代え
て半導体レーザ25を設けている。
【0044】即ち、図3において、25は酸素濃度の計
測に適当な波長のレーザ光を発生する半導体レーザで、
コントローラ1により制御されるレーザ駆動装置12に
よって駆動されて、レーザ光を光ファイバ16を介して
レーザ光入射プローブ17に送る。その他の構成は図1
に示す第1実施形態と同様であり、これと同一の部材、
要素は同一の符号にて示す。
【0045】図3に示す第2実施形態において、コント
ローラ1からのレーザ光発信の制御信号が制御回線31
を介してレーザ駆動装置12に入力されると、該レーザ
駆動装置12によって半導体レーザ25から酸素濃度の
計測に適当な波長のレーザ光が発信される。このレーザ
光は光ファイバ16を通って、レーザ光入射プローブ1
7に送られ、該レーザ光入射プローブ17より副燃焼室
11内に入射される。
【0046】上記副燃焼室11へレーザ光が入射される
と、該副燃焼室11内の酸素の濃度に応じて、このレー
ザ光が吸収され、吸収されたレーザ光は前記レーザ光入
射プローブ17と対向する位置に設けられた検出光受光
プローブ18によって受光され光ファイバ19を通って
光学フィルタ20に入る。光学フィルタ20では、入射
したレーザ光以外の波長の成分を除去して光検出装置2
1に入力する。光検出装置21においては入射した光の
強度に応じた電気信号をコントローラ1に出力する。
【0047】図4に該コントローラ1における制御ブロ
ック図を示す。この制御ブロックは、図2に示す第1実
施形態の制御ブロック図に対して、燃料ガス濃度算出部
51の前のステップに酸素濃度変換部56を附加した以
外は図2の制御ブロック図と同様である。
【0048】即ち、前記光検出装置21からの光の強度
に応じた電気信号を回線32を介してコントローラ1の
酸素濃度変換部56に入力される。酸素濃度変換部56
においては、入力された前記光の強度に応じた電気信号
を酸素濃度に変換して燃料ガス濃度算出部に入力する。
【0049】燃料ガス濃度算出部51においては、前記
変換された酸素濃度に対応する燃料ガス濃度を算出して
ガス濃度比較部52に入力する。そして、該ガス濃度比
較部52、ガス圧力調整量算出部54及びガス圧力調整
量出力部55の機能は図2に示す第1実施形態と同一で
ある。
【0050】この実施形態においては、半導体レーザ2
5からのレーザ光を副燃焼室11に入射することにより
副燃焼室11内の酸素濃度を検出し、これをもとに燃料
ガス濃度を算出して、この燃料ガス濃度に応じて副燃焼
室11内へのトーチ用燃料ガスの圧力を制御するので、
副燃焼室11内における酸素濃度の検出に時間、空間的
な分解能が高く、前記第1実施形態と同様に非接触可能
な光学的計測法が適用可能であり、高精度の制御が実現
できる。
【0051】また、副燃焼室11内の酸素濃度を計測す
るので、燃料の種類が変わっても同一の計測システムで
対応できる。
【0052】
【発明の効果】以上の記載のごとく請求項1及び2記載
の発明によれば、副燃焼室内にレーザ光を入射すること
により副燃焼室内の燃料ガス濃度を直接検出し、あるい
は酸素濃度を検出してこれをもとに燃料ガス濃度を算出
し、この燃料ガス濃度に応じて副燃焼室11内へのトー
チ点火用燃料ガスの圧力を制御するので、副燃焼室内に
おけるトーチ点火用燃料ガスの濃度を常時着火、燃焼の
最適範囲に高い応答性で以って制御することができ、か
かるトーチ用燃料ガスの適正な着火、燃焼により主燃焼
室内の混合気の確実な着火が実現できる。
【0053】また、副燃焼室内の酸素濃度を計測するよ
うに構成すれば、燃料の種類が変わっても同一の計測シ
ステムで対応できる。
【0054】さらに請求項3の発明によれば、レーザ光
を副燃焼室内の点火プラグの近傍に入射して、該点火プ
ラグ近傍の燃料ガス濃度を検出、制御するので、高い応
答性での制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る副室トーチ点火式
ガスエンジンの燃焼室周り及び燃料供給装置のシステム
構成図である。
【図2】上記第1実施形態におけるコントローラの制御
ブロック図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示す図1に対応する図
である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す図2に対応する図
である。
【図5】従来の副室トーチ点火式ガスエンジンを示す図
1に対応する図である。
【符号の説明】
1 コントローラ 3 ガス圧力制御装置 4 ガス供給管 5 副室弁 6 副室上部金物 6a ガスチャンバ 6b ガス通路 7 点火プラグ 8 シリンダヘッド 9 副室口金 10 主燃焼室 11 副燃焼室 11a 噴口 12 レーザ駆動装置 13 YAGレーザ 14 色素レーザ 15 波長変換器 16、19 光ファイバ 17 レーザ光入射プローブ 18 検出光受光プローブ 20 光学フィルタ 21 光検出装置 25 半導体レーザ 51 燃料ガス濃度算出部 52 ガス濃度比較部 53 適正ガス濃度設定部 54 ガス圧力調整量算出部 55 ガス圧力調整量出力部 56 酸素濃度変換部
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また本発明は、好ましくは前記濃度検出手
段が、前記副燃焼室内に入射したレーザ光を受光して光
学的計測を行なう手段を含むように構成する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、副燃焼室内の燃料ガス濃度の検出に
時間、空間的な分解能が高く、非接触で計測が可能な光
学的計測法が適用可能であり、高精度の制御が実現でき
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】また、副燃焼室11内の燃料ガス濃度の検
出に時間、空間的な分解能が高く、非接触で計測が可能
な光学的計測法が適用可能であり、高精度の制御が実現
できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】この実施形態においては、半導体レーザ2
5からのレーザ光を副燃焼室11に入射することにより
副燃焼室11内の酸素濃度を検出し、これをもとに燃料
ガス濃度を算出して、この燃料ガス濃度に応じて副燃焼
室11内へのトーチ用燃料ガスの圧力を制御するので、
副燃焼室11内における酸素濃度の検出に時間、空間的
な分解能が高く、前記第1実施形態と同様に非接触で計
測が可能な光学的計測法が適用可能であり、高精度の制
御が実現できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 21/02 301 F02M 21/02 301A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドに設けられた副燃焼室に
    ガス供給管を経てトーチ点火用燃料ガスを導き、点火プ
    ラグにより該燃料ガスに着火して、その燃料トーチを噴
    口から主燃焼室内の混合気に噴出させて該混合気を燃焼
    せしめるように構成された副室トーチ点火式ガスエンジ
    ンにおいて、 前記副燃焼室内の燃料ガス濃度あるいは酸素濃度を検出
    する濃度検出手段と、前記濃度検出手段にて検出された
    燃料ガス濃度、あるいは検出された酸素濃度に基づき算
    出された燃料ガス濃度に基づいて前記副燃焼室へのトー
    チ点火用燃料ガスの圧力を制御するガス圧力制御手段と
    を備えたことを特徴とする副室トーチ点火式ガスエンジ
    ンの燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記濃度検出手段が、前記副燃焼室内に
    入射したレーザ光を受光して光学的計測を行なう手段を
    含む請求項1記載の副室トーチ点火式ガスエンジンの燃
    料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記濃度検出手段が、副燃焼室内の点火
    プラグ近傍の燃料ガス濃度あるいは酸素濃度を検出する
    ように構成されてなる請求項1または2記載の副室トー
    チ点火式ガスエンジンの燃料供給装置。
JP9088870A 1997-03-24 1997-03-24 副室トーチ点火式ガスエンジンの燃料供給装置 Pending JPH10266880A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002295257A (ja) * 2001-03-20 2002-10-09 Illinois Tool Works Inc <Itw> 燃焼室装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002295257A (ja) * 2001-03-20 2002-10-09 Illinois Tool Works Inc <Itw> 燃焼室装置

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