JPH10267462A - 蒸発器 - Google Patents
蒸発器Info
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- JPH10267462A JPH10267462A JP9071455A JP7145597A JPH10267462A JP H10267462 A JPH10267462 A JP H10267462A JP 9071455 A JP9071455 A JP 9071455A JP 7145597 A JP7145597 A JP 7145597A JP H10267462 A JPH10267462 A JP H10267462A
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- refrigerant
- evaporator
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/026—Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits
- F28F9/027—Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits in the form of distribution pipes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複雑なシステムを構成することなしに、冷凍
サイクルの成績係数を向上することができる蒸発器を提
供する。 【解決手段】 蒸発器1 は、互いに間隔をおいて配置さ
れた前後ヘッダ部および前後両端がそれぞれ前後ヘッダ
部に接続された多数の偏平管部を備えており、前後ヘッ
ダ部にそれぞれ仕切り12,13 が設けられることにより、
複数の通路21A,21B,21C に区画された蛇行状冷媒通路21
が形成されている。ヘッダ部仕切り12に、冷媒を膨脹さ
せて後流の通路21C に分流させるノズル部20が設けられ
ている。
サイクルの成績係数を向上することができる蒸発器を提
供する。 【解決手段】 蒸発器1 は、互いに間隔をおいて配置さ
れた前後ヘッダ部および前後両端がそれぞれ前後ヘッダ
部に接続された多数の偏平管部を備えており、前後ヘッ
ダ部にそれぞれ仕切り12,13 が設けられることにより、
複数の通路21A,21B,21C に区画された蛇行状冷媒通路21
が形成されている。ヘッダ部仕切り12に、冷媒を膨脹さ
せて後流の通路21C に分流させるノズル部20が設けられ
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カー・エアコン
等に用いられる蒸発器に関する。
等に用いられる蒸発器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カー・エアコン等に用いられる蒸
発器としては、互いに間隔をおいて配置された前後ヘッ
ダ部および前後両端がそれぞれ前後ヘッダ部に接続され
た多数の偏平管部を備え、前後ヘッダ部に仕切りがそれ
ぞれ少なくとも1つ設けられることにより、それぞれ複
数の偏平管部を備えた複数の通路に区画された蛇行状冷
媒通路が形成され、前側ヘッダ部の一端に冷媒導入口が
設けられるとともに、後側ヘッダ部の他端に冷媒排出口
が設けられているものが知られている。また、冷媒導入
パイプと冷媒排出パイプを熱交換器の同側に配置するた
め、前側ヘッダ部の他端側から同ヘッダ部内の一端近く
まで冷媒導入パイプが挿入されるとともに、後側ヘッダ
部の他端に冷媒排出口が設けられているものも知られて
いる。
発器としては、互いに間隔をおいて配置された前後ヘッ
ダ部および前後両端がそれぞれ前後ヘッダ部に接続され
た多数の偏平管部を備え、前後ヘッダ部に仕切りがそれ
ぞれ少なくとも1つ設けられることにより、それぞれ複
数の偏平管部を備えた複数の通路に区画された蛇行状冷
媒通路が形成され、前側ヘッダ部の一端に冷媒導入口が
設けられるとともに、後側ヘッダ部の他端に冷媒排出口
が設けられているものが知られている。また、冷媒導入
パイプと冷媒排出パイプを熱交換器の同側に配置するた
め、前側ヘッダ部の他端側から同ヘッダ部内の一端近く
まで冷媒導入パイプが挿入されるとともに、後側ヘッダ
部の他端に冷媒排出口が設けられているものも知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カー・エアコン等にお
いては、エアコン性能を向上させること、すなわち、シ
ステムの冷凍サイクルの効率(成績係数)を向上させる
ことが最重要課題となっている。カー・エアコン等の冷
媒は、図10に示すように、圧縮、凝縮、膨張および蒸
発の冷凍サイクルを繰り返している。そして、蒸発器に
おいては、エンタルピーがi0 の液リッチの冷媒は、各
通路を通る間に蒸発してエンタルピーがi1 となり、圧
縮器へと送られる。この蒸発器におけるエンタルピーの
増加量(i1 −i0 )が、成績係数の向上に寄与するこ
とは公知であり、成績係数を向上させる1手段として、
蒸発器前に設置された膨張弁で一度膨張した冷媒を冷却
し、飽和液とした後、再膨張させるために、さらに膨張
弁を追加するシステムが提案されている。
いては、エアコン性能を向上させること、すなわち、シ
ステムの冷凍サイクルの効率(成績係数)を向上させる
ことが最重要課題となっている。カー・エアコン等の冷
媒は、図10に示すように、圧縮、凝縮、膨張および蒸
発の冷凍サイクルを繰り返している。そして、蒸発器に
おいては、エンタルピーがi0 の液リッチの冷媒は、各
通路を通る間に蒸発してエンタルピーがi1 となり、圧
縮器へと送られる。この蒸発器におけるエンタルピーの
増加量(i1 −i0 )が、成績係数の向上に寄与するこ
とは公知であり、成績係数を向上させる1手段として、
蒸発器前に設置された膨張弁で一度膨張した冷媒を冷却
し、飽和液とした後、再膨張させるために、さらに膨張
弁を追加するシステムが提案されている。
【0004】しかしながら、蒸発器の前流側に膨張弁を
追加することは、膨張弁が高価であり、しかもシステム
が複雑になって取り扱いにくくなるという問題がある。
追加することは、膨張弁が高価であり、しかもシステム
が複雑になって取り扱いにくくなるという問題がある。
【0005】この発明の目的は、複雑なシステムを構成
することなしに、冷凍サイクルの成績係数を向上するこ
とができる蒸発器を提供することにある。
することなしに、冷凍サイクルの成績係数を向上するこ
とができる蒸発器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による蒸
発器は、互いに間隔をおいて配置された前後ヘッダ部お
よび前後両端がそれぞれ前後ヘッダ部に接続された多数
の偏平管部を備え、前後ヘッダ部に仕切りがそれぞれ少
なくとも1つ設けられることにより、それぞれ複数の偏
平管部を備えた複数の通路に区画された蛇行状冷媒通路
が形成されている蒸発器において、少なくとも1つのヘ
ッダ部仕切りに、冷媒を膨脹させて後流の通路に分流さ
せるノズル部が設けられていることを特徴とするもので
ある。
発器は、互いに間隔をおいて配置された前後ヘッダ部お
よび前後両端がそれぞれ前後ヘッダ部に接続された多数
の偏平管部を備え、前後ヘッダ部に仕切りがそれぞれ少
なくとも1つ設けられることにより、それぞれ複数の偏
平管部を備えた複数の通路に区画された蛇行状冷媒通路
が形成されている蒸発器において、少なくとも1つのヘ
ッダ部仕切りに、冷媒を膨脹させて後流の通路に分流さ
せるノズル部が設けられていることを特徴とするもので
ある。
【0007】請求項2の発明による蒸発器は、互いに間
隔をおいて配置された前後ヘッダ部および前後両端がそ
れぞれ前後ヘッダ部に接続された多数の偏平管部を備
え、前後ヘッダ部に仕切りがそれぞれ少なくとも1つ設
けられることにより、それぞれ複数の偏平管部を備えた
複数の通路に区画された蛇行状冷媒通路が形成されてお
り、前後ヘッダ部のいずれか一方の一端側から同ヘッダ
部内の他端近くまでインナーパイプが挿入されている蒸
発器において、インナーパイプに、冷媒を膨脹させて後
流の通路に分流させるノズル部が設けられていることを
特徴とするものである。
隔をおいて配置された前後ヘッダ部および前後両端がそ
れぞれ前後ヘッダ部に接続された多数の偏平管部を備
え、前後ヘッダ部に仕切りがそれぞれ少なくとも1つ設
けられることにより、それぞれ複数の偏平管部を備えた
複数の通路に区画された蛇行状冷媒通路が形成されてお
り、前後ヘッダ部のいずれか一方の一端側から同ヘッダ
部内の他端近くまでインナーパイプが挿入されている蒸
発器において、インナーパイプに、冷媒を膨脹させて後
流の通路に分流させるノズル部が設けられていることを
特徴とするものである。
【0008】請求項1および請求項2の蒸発器による
と,冷媒の一部は、ノズル部を通じて膨張するとともに
分流させられ、蛇行状冷媒通路のうちの一部の通路を通
過せずに、後流の通路に至る。これにより、乾き度の異
なる2種類の冷媒が混合されて、新たな状態の冷媒が作
られる。新たな状態の冷媒のエンタルピーは、ノズル部
を通過せずに後流の通路に至った乾き度大の冷媒のもつ
エンタルピーよりも小さくなり、最終的に従来のものと
同じエンタルピーの気体となって蒸発器から排出され
る。
と,冷媒の一部は、ノズル部を通じて膨張するとともに
分流させられ、蛇行状冷媒通路のうちの一部の通路を通
過せずに、後流の通路に至る。これにより、乾き度の異
なる2種類の冷媒が混合されて、新たな状態の冷媒が作
られる。新たな状態の冷媒のエンタルピーは、ノズル部
を通過せずに後流の通路に至った乾き度大の冷媒のもつ
エンタルピーよりも小さくなり、最終的に従来のものと
同じエンタルピーの気体となって蒸発器から排出され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、以下図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0010】この明細書において、前後・左右は図4を
基準とし、同図の上を後、下を前といい、同図の左右を
左右いうものとする。
基準とし、同図の上を後、下を前といい、同図の左右を
左右いうものとする。
【0011】図1から図5までは、この発明の蒸発器
(1) の第1実施形態を示している。
(1) の第1実施形態を示している。
【0012】同図に示すように、蒸発器(1) は、アルミ
ニウム(アルミニウム合金を含む)製であって、略方形
の中間プレート(2) の片面に、U形の冷媒流路形成用凹
部(3) とこれの前後両上端部に連なる2つのヘッダ形成
用凹部(4) が設けられており、1つおきに隣り合う中間
プレート(2) 同士が相互に凹部(3)(4)を対向させた状態
に層状に重ね合わせられて、両中間プレート(2) 同士が
互いに接合されることにより、U形の偏平管部(5) と各
偏平管部(5) の両端部に連なる前後一対のヘッダ部(6)
(7)とが形成されたものである。隣り合う偏平管部(5)
同士の互いに対向する中間プレート(2) は、これらのヘ
ッダ形成用凹部(4) の底壁(4a)が相互に突き合わせられ
て接合されており、両偏平管部(5) 同士の間にはコルゲ
ート・フィン(8) が介在されている。
ニウム(アルミニウム合金を含む)製であって、略方形
の中間プレート(2) の片面に、U形の冷媒流路形成用凹
部(3) とこれの前後両上端部に連なる2つのヘッダ形成
用凹部(4) が設けられており、1つおきに隣り合う中間
プレート(2) 同士が相互に凹部(3)(4)を対向させた状態
に層状に重ね合わせられて、両中間プレート(2) 同士が
互いに接合されることにより、U形の偏平管部(5) と各
偏平管部(5) の両端部に連なる前後一対のヘッダ部(6)
(7)とが形成されたものである。隣り合う偏平管部(5)
同士の互いに対向する中間プレート(2) は、これらのヘ
ッダ形成用凹部(4) の底壁(4a)が相互に突き合わせられ
て接合されており、両偏平管部(5) 同士の間にはコルゲ
ート・フィン(8) が介在されている。
【0013】蒸発器(1) の左右両外側には、サイド・プ
レート(9) がそれぞれ配置され、各サイドプレート(9)
と偏平管部(5) との間にもコルゲート・フィン(8) が介
在されている。両サイド・プレート(9) および中間プレ
ート(2) は、それぞれアルミニウム・ブレージング・シ
ートによりつくられている。前側ヘッダ部(6) の右端に
冷媒導入口(22)が設けられて、この周縁に冷媒導入パイ
プ(10)が溶接され、後側ヘッダ部(7) の左端に冷媒排出
口(23)が設けられて、この周縁に冷媒排出パイプ(11)が
溶接されている。蒸発器(1) には、後方から前方に向か
って空気が流され、コルゲートフィン(8) の存在する間
隙を通過した空気と冷媒とが、プレート(2) の壁面およ
びコルゲートフィン(8) を介して熱交換する。
レート(9) がそれぞれ配置され、各サイドプレート(9)
と偏平管部(5) との間にもコルゲート・フィン(8) が介
在されている。両サイド・プレート(9) および中間プレ
ート(2) は、それぞれアルミニウム・ブレージング・シ
ートによりつくられている。前側ヘッダ部(6) の右端に
冷媒導入口(22)が設けられて、この周縁に冷媒導入パイ
プ(10)が溶接され、後側ヘッダ部(7) の左端に冷媒排出
口(23)が設けられて、この周縁に冷媒排出パイプ(11)が
溶接されている。蒸発器(1) には、後方から前方に向か
って空気が流され、コルゲートフィン(8) の存在する間
隙を通過した空気と冷媒とが、プレート(2) の壁面およ
びコルゲートフィン(8) を介して熱交換する。
【0014】図3には、後側ヘッダ部の仕切り用として
使用される中間プレート(2A)と標準的な中間プレート
(2) とを示している。同図に示すように、各プレート(2
A)(2)の冷媒流路形成用凹部(3) の幅中央部には、上下
方向に長くかつプレート(2A)(2) の周縁部と同じ高さを
有する仕切用凸条(15)が、同凹部(3) の上端より下端寄
り部分まで設けられている。各プレート(2A)(2) の冷媒
流路形成用凹部(3) には、凹部(3) の深さの2倍の高さ
を有する複数の凸条(16)が設けられている。各凸条(16)
は、U字のちょうど半分の形状を有しており、両プレー
ト(2)(2)の重ね合わせ状態において、各凸条(16)の先端
部が、これらに対向するプレート(2A)(2)の冷媒流路形
成用凹部(3) の底壁に接合されることによって、偏平管
部(5) のU形冷媒流路内に並列状のU形分割冷媒流路が
形成されている。前後ヘッダ形成用凹部(4) の底壁(4a)
に、それぞれ前後に長い略長円形の冷媒通過孔(17)があ
けられている。また、プレート(2A)(2) 下端には、前後
ヘッダ形成用凹部(4) の底壁(4a)と同じ高さを有する間
隔保持用凸部(18)が設けられ、プレート(2A)(2) 下端の
前後コーナー部には、プレート(2A)(2) の周縁部と同じ
高さを有する略三角形状の前後補強凸部(19)が設けられ
ている。
使用される中間プレート(2A)と標準的な中間プレート
(2) とを示している。同図に示すように、各プレート(2
A)(2)の冷媒流路形成用凹部(3) の幅中央部には、上下
方向に長くかつプレート(2A)(2) の周縁部と同じ高さを
有する仕切用凸条(15)が、同凹部(3) の上端より下端寄
り部分まで設けられている。各プレート(2A)(2) の冷媒
流路形成用凹部(3) には、凹部(3) の深さの2倍の高さ
を有する複数の凸条(16)が設けられている。各凸条(16)
は、U字のちょうど半分の形状を有しており、両プレー
ト(2)(2)の重ね合わせ状態において、各凸条(16)の先端
部が、これらに対向するプレート(2A)(2)の冷媒流路形
成用凹部(3) の底壁に接合されることによって、偏平管
部(5) のU形冷媒流路内に並列状のU形分割冷媒流路が
形成されている。前後ヘッダ形成用凹部(4) の底壁(4a)
に、それぞれ前後に長い略長円形の冷媒通過孔(17)があ
けられている。また、プレート(2A)(2) 下端には、前後
ヘッダ形成用凹部(4) の底壁(4a)と同じ高さを有する間
隔保持用凸部(18)が設けられ、プレート(2A)(2) 下端の
前後コーナー部には、プレート(2A)(2) の周縁部と同じ
高さを有する略三角形状の前後補強凸部(19)が設けられ
ている。
【0015】図4に示すように、前側ヘッダ部(6) の右
端より約3分の1左に寄ったところに前側ヘッダ部仕切
り(12)が設けられ、後側ヘッダ部(7) の左端より約3分
の1右に寄ったところに後側ヘッダ部仕切り(13)が設け
られている。前側ヘッダ部仕切り(12)は、図3に示すよ
うに、中間プレート(2) のヘッダ形成用凹部(4) の底壁
(4a)に冷媒通過孔があけられないことにより形成されて
いる。前側ヘッダ部仕切り(12)となる中間プレート(2)
のヘッダ形成用凹部(4) の底壁(4a)には、さらに、ノズ
ル部(20)が設けられている。このノズル部(20)は、図5
に拡大して示すが、左方に開口しており、その口径は、
冷媒通過孔(17)に比べて十分小さくかつ先広がりとされ
ている。このようなノズル部(20)は、例えばバーリング
加工により設けることができる。なお、図示省略した
が、後側ヘッダ部仕切り(13)は、中間プレート(2A)のヘ
ッダ形成用凹部(4) の底壁(4a)に冷媒通過孔があけられ
ないことにより形成されている。
端より約3分の1左に寄ったところに前側ヘッダ部仕切
り(12)が設けられ、後側ヘッダ部(7) の左端より約3分
の1右に寄ったところに後側ヘッダ部仕切り(13)が設け
られている。前側ヘッダ部仕切り(12)は、図3に示すよ
うに、中間プレート(2) のヘッダ形成用凹部(4) の底壁
(4a)に冷媒通過孔があけられないことにより形成されて
いる。前側ヘッダ部仕切り(12)となる中間プレート(2)
のヘッダ形成用凹部(4) の底壁(4a)には、さらに、ノズ
ル部(20)が設けられている。このノズル部(20)は、図5
に拡大して示すが、左方に開口しており、その口径は、
冷媒通過孔(17)に比べて十分小さくかつ先広がりとされ
ている。このようなノズル部(20)は、例えばバーリング
加工により設けることができる。なお、図示省略した
が、後側ヘッダ部仕切り(13)は、中間プレート(2A)のヘ
ッダ形成用凹部(4) の底壁(4a)に冷媒通過孔があけられ
ないことにより形成されている。
【0016】図2に示すように、前側ヘッダ部仕切り(1
2)および後側ヘッダ部仕切り(13)により、蒸発器(1) に
は、入口側通路(21A) 、出口側通路(21C) および両通路
(21A)(21C)の中間に位置する中間通路(21B) よりなる3
個の通路(21A)(21B)(21C) に区画され、かつ入口側通路
(21A) および出口側通路(21C) における冷媒の流れが空
気の流れ方向に対して対向流となされた蛇行状冷媒通路
(21)が形成されている。
2)および後側ヘッダ部仕切り(13)により、蒸発器(1) に
は、入口側通路(21A) 、出口側通路(21C) および両通路
(21A)(21C)の中間に位置する中間通路(21B) よりなる3
個の通路(21A)(21B)(21C) に区画され、かつ入口側通路
(21A) および出口側通路(21C) における冷媒の流れが空
気の流れ方向に対して対向流となされた蛇行状冷媒通路
(21)が形成されている。
【0017】従って、蒸発器(1) 右側の冷媒導入パイプ
(10)より前側ヘッダ部(6) の右端部の冷媒導入口(22)に
導入された冷媒は、前側ヘッダ部仕切り(12)によってタ
ーンさせられかつ空気の流れ方向に対して対向流である
入口側通路(21A) に至り、さらに後側ヘッダ部仕切り(1
3)によってターンさせられかつ空気の流れ方向に対して
平行流である中間通路(21B) 、空気の流れ方向に対して
対向流である出口側通路(21C) 、後側ヘッダ部(7) の後
端部の冷媒排出口(23)を経て冷媒排出パイプ(11)より排
出される。ここで、前側ヘッダ部仕切り(12)には、ノズ
ル部(20)が設けられているため、冷媒の一部は、このノ
ズル部(20)を通じて膨張するとともに分流させられ、入
口側通路(21A) の始点部から中間通路(21B) の終点部
に、これらの通路(21A)(21B)を通過することなく至るこ
とになる。したがって、入口側通路(21A) 始点部にある
液リッチの冷媒の一部は、膨張して中間通路(21B) 通過
後の気リッチの冷媒と混合することとなる。すなわち、
乾き度小の冷媒と乾き度大の冷媒とが混合させられる。
こうして、異なる状態量を有する2種類の状態にある冷
媒が混合されることにより、新たな状態量を有する混合
冷媒が作られる。混合後の冷媒は、出口側通路(21C) を
流れて、完全に蒸発してから排出される。
(10)より前側ヘッダ部(6) の右端部の冷媒導入口(22)に
導入された冷媒は、前側ヘッダ部仕切り(12)によってタ
ーンさせられかつ空気の流れ方向に対して対向流である
入口側通路(21A) に至り、さらに後側ヘッダ部仕切り(1
3)によってターンさせられかつ空気の流れ方向に対して
平行流である中間通路(21B) 、空気の流れ方向に対して
対向流である出口側通路(21C) 、後側ヘッダ部(7) の後
端部の冷媒排出口(23)を経て冷媒排出パイプ(11)より排
出される。ここで、前側ヘッダ部仕切り(12)には、ノズ
ル部(20)が設けられているため、冷媒の一部は、このノ
ズル部(20)を通じて膨張するとともに分流させられ、入
口側通路(21A) の始点部から中間通路(21B) の終点部
に、これらの通路(21A)(21B)を通過することなく至るこ
とになる。したがって、入口側通路(21A) 始点部にある
液リッチの冷媒の一部は、膨張して中間通路(21B) 通過
後の気リッチの冷媒と混合することとなる。すなわち、
乾き度小の冷媒と乾き度大の冷媒とが混合させられる。
こうして、異なる状態量を有する2種類の状態にある冷
媒が混合されることにより、新たな状態量を有する混合
冷媒が作られる。混合後の冷媒は、出口側通路(21C) を
流れて、完全に蒸発してから排出される。
【0018】図6は、上記の蒸発器(1) を使用する冷凍
サイクルの圧力−エンタルピー線図を示すものであり、
同図に示すように、エンタルピーがi0 の液リッチの冷
媒のほとんどは、入口側通路(21A) および中間通路(21
B) を通る間に蒸発してエンタルピーがib となる。一
方、エンタルピーがほぼi0 であるノズル部(20)を通過
した冷媒は、膨張して圧力を下げた後、エンタルピーが
ib となった上記冷媒と混合される。こうして2種類の
状態の異なる状態量(圧力とエンタルピー)を有する冷
媒(エンタルピー値がi0 の冷媒とib の冷媒)は、混
合により、新たな状態(圧力およびエンタルピーが、両
者の重量比に応じた中間の値を有する状態)に移行す
る。混合後の冷媒のエンタルピーをia とすると、i0
<ia <ibとなり、その後出口側通路(21C) を通る間
に完全に蒸発して、エンタルピーがi1 (ib <i1 )
となり、圧縮器へと送られる。
サイクルの圧力−エンタルピー線図を示すものであり、
同図に示すように、エンタルピーがi0 の液リッチの冷
媒のほとんどは、入口側通路(21A) および中間通路(21
B) を通る間に蒸発してエンタルピーがib となる。一
方、エンタルピーがほぼi0 であるノズル部(20)を通過
した冷媒は、膨張して圧力を下げた後、エンタルピーが
ib となった上記冷媒と混合される。こうして2種類の
状態の異なる状態量(圧力とエンタルピー)を有する冷
媒(エンタルピー値がi0 の冷媒とib の冷媒)は、混
合により、新たな状態(圧力およびエンタルピーが、両
者の重量比に応じた中間の値を有する状態)に移行す
る。混合後の冷媒のエンタルピーをia とすると、i0
<ia <ibとなり、その後出口側通路(21C) を通る間
に完全に蒸発して、エンタルピーがi1 (ib <i1 )
となり、圧縮器へと送られる。
【0019】これを図10に示した従来の冷凍サイクル
と比較すると、(ib −ia )だけ全体のエンタルピー
が増加しており、成績係数が、(ib −ia )/(i1
−i0 )向上していることがわかる。
と比較すると、(ib −ia )だけ全体のエンタルピー
が増加しており、成績係数が、(ib −ia )/(i1
−i0 )向上していることがわかる。
【0020】上記第1実施形態において、前後ヘッダ部
(6)(7)に仕切り(12)(13)を設ける位置は、左右各端より
丁度3分の1のところに限られるものではなく、熱交換
性能を考慮して適宜左右にずらされる。また、上記実施
形態では、パス(21A)(21B)(21C) の数は3つとなされて
いるが、仕切り(12)(13)を前側ヘッダ部(6) と後側ヘッ
ダ部(7) に交互に設けることにより、4以上の通路を形
成するようにしてもよい。この場合に、ノズル部(20)を
設ける仕切りの位置は、状態量の差が大きいほど効果が
あり、上述したように基本的には入口側に近い仕切りに
設けられるが、これに限られるものではなく、冷媒を膨
脹させて後流の通路に分流させる位置であれば、どこで
もよく、また2か所以上に設けるようにしてもよい。ま
た、ノズル部(20)の形状は、蒸発器(1) の大きさおよび
使用条件により決定される。ただし、ノズル部(20)から
分流する冷媒量は、全体の50%以下に規定される。
(6)(7)に仕切り(12)(13)を設ける位置は、左右各端より
丁度3分の1のところに限られるものではなく、熱交換
性能を考慮して適宜左右にずらされる。また、上記実施
形態では、パス(21A)(21B)(21C) の数は3つとなされて
いるが、仕切り(12)(13)を前側ヘッダ部(6) と後側ヘッ
ダ部(7) に交互に設けることにより、4以上の通路を形
成するようにしてもよい。この場合に、ノズル部(20)を
設ける仕切りの位置は、状態量の差が大きいほど効果が
あり、上述したように基本的には入口側に近い仕切りに
設けられるが、これに限られるものではなく、冷媒を膨
脹させて後流の通路に分流させる位置であれば、どこで
もよく、また2か所以上に設けるようにしてもよい。ま
た、ノズル部(20)の形状は、蒸発器(1) の大きさおよび
使用条件により決定される。ただし、ノズル部(20)から
分流する冷媒量は、全体の50%以下に規定される。
【0021】図7から図9までは、この発明の第2実施
形態を示すものである。
形態を示すものである。
【0022】この蒸発器(31)は、冷媒導入用のインナー
パイプ(32)が付加されている点で第1実施形態のものと
異なっている。
パイプ(32)が付加されている点で第1実施形態のものと
異なっている。
【0023】すなわち、図7に示すように、左側のサイ
ド・プレート(9) に、前側ヘッダ部(6) の左端に通じる
冷媒導入パイプ(33)が溶接されて、冷媒導入パイプ(33)
および冷媒排出パイプ(11)がいずれも蒸発器(31)の左側
に位置する構成とされている。図9に示すように、イン
ナーパイプ(32)は、冷媒導入パイプ(33)に連通し、各プ
レート(2) の冷媒通過孔(8) 周縁との間に冷媒通過間隙
を残した状態で前側ヘッダ部(6) に挿通されている。冷
媒導入パイプ(33)は、サイド・プレート(9) に設けられ
た冷媒導入パイプ接続口(35)の縁部に溶接され、インナ
ーパイプ(32)の左端部は、冷媒導入パイプ(33)に嵌め入
れられてろう接され、同右端部は、前側ヘッダ部(6) の
仕切り(34)に設けられたインナーパイプ挿通孔(36)の縁
部にろう接されている。前側ヘッダ部(6) の仕切り(34)
は、中間プレート(2) のヘッダ形成用凹部(4) の底壁(4
a)に冷媒通過孔があけられないことにより形成されたも
ので、インナーパイプ挿通孔(36)は、この底壁(4a)に、
冷媒通過孔(17)より小さい貫通孔をあけることにより形
成されたものである。
ド・プレート(9) に、前側ヘッダ部(6) の左端に通じる
冷媒導入パイプ(33)が溶接されて、冷媒導入パイプ(33)
および冷媒排出パイプ(11)がいずれも蒸発器(31)の左側
に位置する構成とされている。図9に示すように、イン
ナーパイプ(32)は、冷媒導入パイプ(33)に連通し、各プ
レート(2) の冷媒通過孔(8) 周縁との間に冷媒通過間隙
を残した状態で前側ヘッダ部(6) に挿通されている。冷
媒導入パイプ(33)は、サイド・プレート(9) に設けられ
た冷媒導入パイプ接続口(35)の縁部に溶接され、インナ
ーパイプ(32)の左端部は、冷媒導入パイプ(33)に嵌め入
れられてろう接され、同右端部は、前側ヘッダ部(6) の
仕切り(34)に設けられたインナーパイプ挿通孔(36)の縁
部にろう接されている。前側ヘッダ部(6) の仕切り(34)
は、中間プレート(2) のヘッダ形成用凹部(4) の底壁(4
a)に冷媒通過孔があけられないことにより形成されたも
ので、インナーパイプ挿通孔(36)は、この底壁(4a)に、
冷媒通過孔(17)より小さい貫通孔をあけることにより形
成されたものである。
【0024】インナーパイプ(32)の中程には、前方に開
口しているノズル部(40)が設けられている。このノズル
部(40)の口径は、インナーパイプ(32)の径に比べて十分
小さくかつ先広がりとされている。なお、ノズル部(40)
を設ける位置は、サイド・プレート(9) と仕切り(34)と
の間であれば、インナーパイプ(32)のどこに設けてもよ
く、またノズル部(40)の開口の向きも、図示したものに
限られるものではない。
口しているノズル部(40)が設けられている。このノズル
部(40)の口径は、インナーパイプ(32)の径に比べて十分
小さくかつ先広がりとされている。なお、ノズル部(40)
を設ける位置は、サイド・プレート(9) と仕切り(34)と
の間であれば、インナーパイプ(32)のどこに設けてもよ
く、またノズル部(40)の開口の向きも、図示したものに
限られるものではない。
【0025】インナーパイプ(32)、前側ヘッダ部仕切り
(34)および後側ヘッダ部仕切り(13)により、蒸発器(31)
には、右端部の入口側通路(41A) 、左端部の出口側通路
(41C) および両通路(41A)(41C)の中間に位置する中間通
路(41B) よりなる3個の通路(41A)(41B)(41C) に区画さ
れ、かつ入口側通路(41A) および出口側通路(41C) にお
ける冷媒の流れが空気の流れ方向に対して対向流となさ
れた蛇行状冷媒通路(41)が形成されている。
(34)および後側ヘッダ部仕切り(13)により、蒸発器(31)
には、右端部の入口側通路(41A) 、左端部の出口側通路
(41C) および両通路(41A)(41C)の中間に位置する中間通
路(41B) よりなる3個の通路(41A)(41B)(41C) に区画さ
れ、かつ入口側通路(41A) および出口側通路(41C) にお
ける冷媒の流れが空気の流れ方向に対して対向流となさ
れた蛇行状冷媒通路(41)が形成されている。
【0026】従って、蒸発器(31)の冷媒導入パイプ(33)
およびこれに連通するインナーパイプ(32)によって前側
ヘッダ部(6) の右端部に送られ、右側のサイド・プレー
ト(9) によってターンさせられる。そして、空気の流れ
方向に対して対向流である入口側通路(41A) を流れ、さ
らに、後側ヘッダ部仕切り(13)によってターンさせられ
かつ空気の流れ方向に対して平行流である中間通路(41
B) 、空気の流れ方向に対して対向流である出口側通路
(41C) 、後側ヘッダ部(7) の後端部を経て冷媒排出パイ
プ(11)より排出される。ここで、インナーパイプ(32)に
は、ノズル部(40)が設けられているため、冷媒の一部
は、このノズル部(40)を通じて膨張するとともに分流さ
せられ、入口側通路(41A) の始点部から中間通路(41B)
の終点部に、これらの通路(41A)(41B)を通過することな
く至ることになる。したがって、入口側通路(41A) 始点
部にある液リッチの冷媒の一部は、膨張して中間通路(4
1B) 通過後の気リッチの冷媒と混合することとなる。す
なわち、乾き度小の冷媒と乾き度大の冷媒とが混合させ
られる。こうして、異なる状態量を有する2種類の状態
にある冷媒が混合されることにより、新たな状態量を有
する混合冷媒が作られる。混合後の冷媒は、出口側通路
(41C) を流れて、完全に蒸発してから排出される。
およびこれに連通するインナーパイプ(32)によって前側
ヘッダ部(6) の右端部に送られ、右側のサイド・プレー
ト(9) によってターンさせられる。そして、空気の流れ
方向に対して対向流である入口側通路(41A) を流れ、さ
らに、後側ヘッダ部仕切り(13)によってターンさせられ
かつ空気の流れ方向に対して平行流である中間通路(41
B) 、空気の流れ方向に対して対向流である出口側通路
(41C) 、後側ヘッダ部(7) の後端部を経て冷媒排出パイ
プ(11)より排出される。ここで、インナーパイプ(32)に
は、ノズル部(40)が設けられているため、冷媒の一部
は、このノズル部(40)を通じて膨張するとともに分流さ
せられ、入口側通路(41A) の始点部から中間通路(41B)
の終点部に、これらの通路(41A)(41B)を通過することな
く至ることになる。したがって、入口側通路(41A) 始点
部にある液リッチの冷媒の一部は、膨張して中間通路(4
1B) 通過後の気リッチの冷媒と混合することとなる。す
なわち、乾き度小の冷媒と乾き度大の冷媒とが混合させ
られる。こうして、異なる状態量を有する2種類の状態
にある冷媒が混合されることにより、新たな状態量を有
する混合冷媒が作られる。混合後の冷媒は、出口側通路
(41C) を流れて、完全に蒸発してから排出される。
【0027】第2実施形態の蒸発器(1) を使用する冷凍
サイクルの圧力−エンタルピー線図は、図6と同様にな
り、図10に示した従来の冷凍サイクルと比較すると、
(ib −ia )だけ全体のエンタルピーが増加してお
り、成績係数が、(ib −ia)/(i1 −i0 )向上
している。
サイクルの圧力−エンタルピー線図は、図6と同様にな
り、図10に示した従来の冷凍サイクルと比較すると、
(ib −ia )だけ全体のエンタルピーが増加してお
り、成績係数が、(ib −ia)/(i1 −i0 )向上
している。
【0028】上記第1実施形態において、前後ヘッダ部
(6)(7)に仕切り(34)(13)を設ける位置は、左右各端より
丁度3分の1のところに限られるものではなく、熱交換
性能を考慮して適宜左右にずらされる。また、上記実施
形態では、パス(41A)(41B)(41C) の数は3つとなされて
いるが、仕切り(34)(13)を前側ヘッダ部(6) と後側ヘッ
ダ部(7) に交互に設けることにより、4以上の通路を形
成するようにしてもよい。この場合に、ノズル部(40)を
設ける位置は、状態量の差が大きいほど効果があり、冷
媒を膨脹させて後流の通路に分流させる位置であれば、
どこでもよく、また2か所以上に設けるようにしてもよ
い。また、ノズル部(40)の形状は、蒸発器(31)の大きさ
および使用条件により決定される。ただし、ノズル部(4
0)から分流する冷媒量は、全体の50%以下に規定され
る。
(6)(7)に仕切り(34)(13)を設ける位置は、左右各端より
丁度3分の1のところに限られるものではなく、熱交換
性能を考慮して適宜左右にずらされる。また、上記実施
形態では、パス(41A)(41B)(41C) の数は3つとなされて
いるが、仕切り(34)(13)を前側ヘッダ部(6) と後側ヘッ
ダ部(7) に交互に設けることにより、4以上の通路を形
成するようにしてもよい。この場合に、ノズル部(40)を
設ける位置は、状態量の差が大きいほど効果があり、冷
媒を膨脹させて後流の通路に分流させる位置であれば、
どこでもよく、また2か所以上に設けるようにしてもよ
い。また、ノズル部(40)の形状は、蒸発器(31)の大きさ
および使用条件により決定される。ただし、ノズル部(4
0)から分流する冷媒量は、全体の50%以下に規定され
る。
【0029】
【発明の効果】請求項1および請求項2の蒸発器による
と,冷媒の一部は、ノズル部を通じて膨張するとともに
分流させられ、蛇行状冷媒通路のうちの一部の通路を通
過せずに、後流の通路に至り、これにより、乾き度の異
なる2種類の冷媒が混合されて、新たな状態の冷媒が作
られる。新たな状態の冷媒のエンタルピーは、ノズル部
を通過せずに後流の通路に至った乾き度大の冷媒のもつ
エンタルピーよりも小さくなり、最終的に従来のものと
同じエンタルピーの気体となって蒸発器から排出され
る。蒸発器を含む冷凍サイクルの成績係数の向上には、
蒸発器に導入された冷媒の混合時までのエンタルピー増
加分と、混合後の冷媒の排出時までのエンタルピー増加
分との和が寄与し、この和が増加するため、成績係数が
向上する。
と,冷媒の一部は、ノズル部を通じて膨張するとともに
分流させられ、蛇行状冷媒通路のうちの一部の通路を通
過せずに、後流の通路に至り、これにより、乾き度の異
なる2種類の冷媒が混合されて、新たな状態の冷媒が作
られる。新たな状態の冷媒のエンタルピーは、ノズル部
を通過せずに後流の通路に至った乾き度大の冷媒のもつ
エンタルピーよりも小さくなり、最終的に従来のものと
同じエンタルピーの気体となって蒸発器から排出され
る。蒸発器を含む冷凍サイクルの成績係数の向上には、
蒸発器に導入された冷媒の混合時までのエンタルピー増
加分と、混合後の冷媒の排出時までのエンタルピー増加
分との和が寄与し、この和が増加するため、成績係数が
向上する。
【図1】この発明による蒸発器の第1実施形態を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】同蒸発器の冷媒流路を示す斜視図である。
【図3】同蒸発器を構成する中間プレートを示す斜視図
である。
である。
【図4】同蒸発器のヘッダ部の水平断面図である。
【図5】ノズル部の拡大図である。
【図6】この発明による蒸発器を採用した冷凍サイクル
の圧力−エンタルピー線図である。
の圧力−エンタルピー線図である。
【図7】この発明による蒸発器の第2実施形態を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】同蒸発器の冷媒流路を示す斜視図である。
【図9】同蒸発器のヘッダ部の水平断面図である。
【図10】従来の蒸発器を採用した冷凍サイクルの圧力
−エンタルピー線図である。
−エンタルピー線図である。
(1)(31) 蒸発器 (5) U字状偏平管部 (6)(7) 前後ヘッダ部 (12)(13)(34) 仕切り (21)(41) 蛇行状冷媒通路 (20)(40) ノズル部 (21A)(21B)(21C) 区画通路(パス) (32) インナーパイプ (41A)(41B)(41C) 区画通路(パス)
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに間隔をおいて配置された前後ヘッ
ダ部(6)(7)および前後両端がそれぞれ前後ヘッダ部(6)
(7)に接続された多数の偏平管部(5) を備え、前後ヘッ
ダ部(6)(7)に仕切り(12)(13)がそれぞれ少なくとも1つ
設けられることにより、それぞれ複数の偏平管部(5) を
備えた複数の通路(21A)(21B)(21C) に区画された蛇行状
冷媒通路(21)が形成されている蒸発器において、少なく
とも1つのヘッダ部仕切り(12)に、冷媒を膨脹させて後
流の通路(21C) に分流させるノズル部(20)が設けられて
いることを特徴とする蒸発器。 - 【請求項2】 互いに間隔をおいて配置された前後ヘッ
ダ部(6)(7)および前後両端がそれぞれ前後ヘッダ部(6)
(7)に接続された多数の偏平管部(5) を備え、前後ヘッ
ダ部(6)(7)に仕切り(34)(13)がそれぞれ少なくとも1つ
設けられることにより、それぞれ複数の偏平管部(5) を
備えた複数の通路(41A)(41B)(41C) に区画された蛇行状
冷媒通路(41)が形成されており、前後ヘッダ部(6)(7)の
いずれか一方の一端側から同ヘッダ部内の他端近くまで
インナーパイプ(32)が挿入されている蒸発器において、
インナーパイプ(32)に、冷媒を膨脹させて後流の通路(4
1C) に分流させるノズル部(40)が設けられていることを
特徴とする蒸発器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9071455A JPH10267462A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 蒸発器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9071455A JPH10267462A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 蒸発器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10267462A true JPH10267462A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13461075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9071455A Withdrawn JPH10267462A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 蒸発器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10267462A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1199534A1 (en) * | 2000-10-20 | 2002-04-24 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Laminated type heat exchanger |
| EP1118829A4 (en) * | 1998-10-02 | 2002-07-03 | Zexel Valeo Climate Contr Corp | SLATS heat exchanger |
| GB2392233A (en) * | 2002-08-06 | 2004-02-25 | Visteon Global Tech Inc | Two-pass evaporator including a header tank with flow distribution ports |
| EP1723378A4 (en) * | 2004-02-26 | 2009-08-12 | Carrier Corp | TWO PHASE REFRIGERANT DISTRIBUTION SYSTEM FOR MULTIPLE EVAPORATOR SNAKE |
| JP2010065965A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Showa Denko Kk | 熱交換器 |
| WO2010073938A1 (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-01 | カルソニックカンセイ株式会社 | 蒸発器 |
| EP3138709A1 (en) * | 2015-09-07 | 2017-03-08 | Volvo Car Corporation | Air-conditioning system and a heat exchanger for such an air-conditioning system |
| CN109416207A (zh) * | 2016-07-08 | 2019-03-01 | 株式会社电装 | 蒸发器单元 |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP9071455A patent/JPH10267462A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1118829A4 (en) * | 1998-10-02 | 2002-07-03 | Zexel Valeo Climate Contr Corp | SLATS heat exchanger |
| EP1199534A1 (en) * | 2000-10-20 | 2002-04-24 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Laminated type heat exchanger |
| GB2392233A (en) * | 2002-08-06 | 2004-02-25 | Visteon Global Tech Inc | Two-pass evaporator including a header tank with flow distribution ports |
| US6814136B2 (en) | 2002-08-06 | 2004-11-09 | Visteon Global Technologies, Inc. | Perforated tube flow distributor |
| GB2392233B (en) * | 2002-08-06 | 2005-03-16 | Visteon Global Tech Inc | Flow distributor with slotted tube |
| EP1723378A4 (en) * | 2004-02-26 | 2009-08-12 | Carrier Corp | TWO PHASE REFRIGERANT DISTRIBUTION SYSTEM FOR MULTIPLE EVAPORATOR SNAKE |
| JP2010065965A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Showa Denko Kk | 熱交換器 |
| WO2010073938A1 (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-01 | カルソニックカンセイ株式会社 | 蒸発器 |
| EP3138709A1 (en) * | 2015-09-07 | 2017-03-08 | Volvo Car Corporation | Air-conditioning system and a heat exchanger for such an air-conditioning system |
| CN109416207A (zh) * | 2016-07-08 | 2019-03-01 | 株式会社电装 | 蒸发器单元 |
| CN109416207B (zh) * | 2016-07-08 | 2020-11-10 | 株式会社电装 | 蒸发器单元 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |