JPH10267734A - 液面レベル測定具 - Google Patents

液面レベル測定具

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Publication number
JPH10267734A
JPH10267734A JP7572697A JP7572697A JPH10267734A JP H10267734 A JPH10267734 A JP H10267734A JP 7572697 A JP7572697 A JP 7572697A JP 7572697 A JP7572697 A JP 7572697A JP H10267734 A JPH10267734 A JP H10267734A
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JP
Japan
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container
liquid level
liquid
tube
battery
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Application number
JP7572697A
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English (en)
Inventor
Yuzo Fujino
雄三 藤野
Taiji Kamitsukuri
泰司 神作
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Oil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な構造の測定具により容器内の液面レベ
ルをリニアに測定できるようにして、液が減少している
中途過程における液面レベルの把握を確実に行い、液面
レベルの把握と同時に液の容器内への補充を容易に行
う。 【解決手段】 バッテリーの電槽のセル内に挿入される
挿入チューブ部2と、セル外に突出する突出チューブ部
3と、フランジ部4と、を含んで構成されるチューブ5
を含んで構成し、挿入チューブ部2内にはフロート6を
配設し、突出チューブ部3内にはフロート6と連動する
指針部材7を配設し、突出チューブ部3の周壁の半透明
若しくは透明に形成された部分には、指針部材7により
指し示されることにより、液面レベルを標示する目盛り
13を付して、挿入チューブ部2を、セル内の液中に挿
入した状態で、フロート6位置に応じて変化する指針部
材7が指し示す目盛り13から液面レベルを測定する構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載され
るカーバッテリー等のバッテリー液等、液が充填された
容器内の液面を測定する器具に関し、特に、液が減少し
ている中途過程における液面レベルの把握に有効な液面
レベル測定具並びに液の補充機能をも併せ持ち、液補充
を行いつつ液面レベルの測定を行える液面レベル測定具
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車に搭載されるカーバッ
テリーが知られているが、このようなカーバッテリーの
流通段階においては、在庫品の品質管理の上から、バッ
テリー液(電解液:希硫酸)の液面レベルを把握する必
要がある。かかるバッテリー液面レベル測定を行う場
合、バッテリーの電槽が白色等の半透明のものでは、電
槽内部のバッテリー液面が外部から見えるため、電槽外
観を目視することによって、バッテリー液面レベルを測
定するようにしている。
【0003】しかし、バッテリーの電槽が例えば赤色等
で不透明のものでは、電槽内部のバッテリー液面が外部
から見えないため、電槽外観の目視によるバッテリー液
面レベル測定は不可能である。このため、例えば、バッ
テリーの6つあるセルのうち+電極側から2つ目のセル
にセンサー(通電式、回転フロート式、比重球フロート
式等)を挿入して、1つのセルのみのバッテリー液面レ
ベルを測定するようにしている。
【0004】尚、バッテリーの+電極側から1つ目のセ
ルは、最もエンジン側に近くて高温となるため、バッテ
リー液の液減りが最も多く、1つ目のセルの隣りの2つ
目のセルのバッテリー液面レベル測定で実用上問題はな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バッテリーのセルにセンサーを挿入して、バッテリー液
面レベルを測定する方法では、セルにおけるバッテリー
液面レベルが規定レベル以上であるか以下であるかの判
定(ON・OFF的判定)は可能であるが、バッテリー
液面レベルをリニアに測定できず、即ち、バッテリー液
の減少度合いが判らないため、バッテリー液が減少して
いる中途過程における液面レベルの把握は不可能であ
る。
【0006】このため、在庫のバッテリーにおいて、
「バッテリー液減り」の状態が突然発覚することになる
ため、在庫管理者に液減りが激しく、バッテリーが不良
品であるという誤ったイメージを与えてしまい、正確な
品質管理ができず、バッテリー液減りの原因も把握でき
ない等、在庫管理を適切に行うことができない。尚、本
出願人は、先に特願平8−89758号として、容器内
に挿入される管部を、容器内の液中に挿入した状態で、
把持部となる管部の開放口を閉塞して、容器内に挿入さ
れる管部内に取り込んだ液の液面位置から液面レベルを
測定する構成の液面レベル測定具を提案している。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、簡単な構造により容器内の液面レベルをリニアに測
定できるようにして、液の減少度合いが判るようにし、
液が減少している中途過程における液面レベルの把握を
確実に行い、しかも、視認性に優れ、測定中に液漏れ等
の心配のない使用性に優れた液面レベル測定具を提供す
ることを課題とする。
【0008】又、液の補充機能をも併せ持ち、液補充を
行いつつ液面レベルの測定を行える液面レベル測定具を
提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、液が充填された容器内の液面レベルを測定す
る器具であって、前記容器内に挿入される所定長さの管
部と、周壁の少なくとも一部が半透明若しくは透明に形
成され前記容器外に突出する管部と、前記容器内に挿入
される管部と容器外に突出する管部との境部の管体周壁
外面に設けられて容器の液口外端に係止可能な係止部
と、を含んで構成される両端開放の管体を含んで構成さ
れ、前記容器内に挿入される管部内にはフロートが配設
され、前記容器外に突出する管部内には前記フロートと
連動する指針部材が配設され、前記容器外に突出する管
部の周壁の半透明若しくは透明に形成された部分には、
前記指針部材により指し示されることにより、液面レベ
ルを標示する目盛りが付され、前記容器内に挿入される
管部を、容器内の液中に挿入した状態で、該管部内の液
に浮遊する前記フロート位置に応じて変化する前記指針
部材が指し示す前記目盛りから液面レベルを測定する構
成としたことを特徴とする。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1記載の液
面レベル測定具の構成に加え、前記容器外に突出する管
部の容器内に挿入される管部との連接端部と反対側の開
放端部を、容器外から容器内に液を補充する補充口とし
て形成し、前記両端開放の管体を液補充管として構成し
たことを特徴とする。
【0011】請求項3に係る発明は、前記補充口は、補
充液容器の注入口が直接接続可能な構成であることを特
徴とする。請求項4に係る発明は、前記補充口は、所定
長さの補充液供給管を介して補充液容器の注入口が接続
可能な構成であり、前記補充液供給管は、略L字形状に
折曲された管若しくは周壁に柔軟な蛇腹部が形成された
管からなることを特徴とする。
【0012】請求項5に係る発明は、前記管体は、前記
2つの管部と係止部とが一体成形された構成であること
を特徴とする。請求項6に係る発明は、前記係止部は、
前記管体と別体の部材からなり、該部材は管体外周面に
軸方向摺動自由に装着されたことを特徴とする。
【0013】請求項7に係る発明は、前記係止部は、前
記管体外周面から容器内に挿入される管部中心軸と直交
する面内に延びるフランジ部からなることを特徴とす
る。請求項8に係る発明は、前記容器外に突出する管部
の周壁には、液面レベルが所定範囲であることを標示す
るマークが付されたことを特徴とする。
【0014】請求項9に係る発明は、前記管体は、容器
内に挿入される管部と容器外に突出する管部とが直線状
に設けられた直管状に形成されたことを特徴とする。請
求項10に係る発明は、液が充填された容器は、バッテ
リーの電槽のセルであり、バッテリー液面レベルを測定
することを特徴とする。
【0015】かかる本発明の作用について説明する。請
求項1に係る発明において、液面レベル測定具の突出管
部を手で持って、挿入管部を液口から容器内に、フラン
ジ部が液口外端に係止されるまで挿入する。この状態
で、挿入管部内における液は液面レベルに応じた高さ位
置となっており、この液面上にフロートが浮いた状態と
なる。
【0016】このように容器内に挿入される挿入管部内
の液に浮遊するフロート位置に応じて指針部材が上下
し、この指針部材が指し示す目盛りから液面レベルを測
定する。即ち、指針部材が指し示した位置に対応する目
盛りを読み取って、液面レベルを確認する。
【0017】請求項2に係る発明において、液面レベル
が要注意レベル或いは危険レベルと判定された場合に
は、補充口から補充液を容器内に注入しながら、液面の
高さを液面レベル測定具を使用してチェックする。この
場合、請求項3に係る発明の如く、補充口を、補充液容
器の注入口が直接接続可能な構成とすることにより、液
がこぼるれことなく補充口から補充できる。
【0018】又、請求項4に係る発明の如く、補充口
を、所定長さの補充液供給管を介して補充液容器の注入
口が接続可能な構成とし、かつ補充液供給管として、周
壁に柔軟な蛇腹部が形成された管或いは略L字形状に折
曲した管から構成することにより、例えば、トラックの
ようにバッテリー上部のスペースが狭い場合に、補充液
供給管を補充口に取り付けて、液補充を行うことによ
り、邪魔されずに液の補充が可能となる。
【0019】請求項5に係る発明においては、測定具の
製作が容易に行える。請求項6に係る発明においては、
係止部を構成する別体部材位置を、測定対象の容器に合
わせて調節して、種々の容器の液面レベル測定を可能に
する。請求項7に係る発明においては、挿入管部を容器
内に挿入した際の係止が確実に行われる。
【0020】請求項8に係る発明においては、マーク位
置の判別により簡易な測定が可能となる。請求項9に係
る発明によると、管体形状が簡単となり、測定対象の容
器上方に他の構造物がない場合に、管体が操作し易い。
請求項10に係る発明によると、在庫のバッテリーにお
いて、バッテリー液の減少度合が判るため、バッテリー
液が減少している中途過程における液面レベルの把握が
可能であり、適宜バッテリー液面レベル測定を実施する
ことにより、「バッテリー液減り」の状態が突然発覚す
ることがなく、在庫管理者に液減りが激しく、バッテリ
ーが不良品であるという誤ったイメージを与える虞もな
く、正確な品質管理が可能となり、バッテリー液減りの
原因も把握できるようになる等、バッテリーの在庫管理
を適切に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図4は、本発明に係る液面レ
ベル測定具としてのバッテリー液面レベル測定具の一実
施形態を示している。これらの図において、バッテリー
液面レベル測定具1は、バッテリーの電槽のセル内に挿
入される所定長さの管部としてのチューブ部(以下、挿
入チューブ部と言う)2と、前記セル外に突出する管部
としてのチューブ部(以下、突出チューブ部と言う)3
と、前記挿入チューブ部2と突出チューブ部3との境部
に設けられてバッテリー9のセル10の液口12外端に
係止可能な係止部としてのフランジ部4と、を含んで構
成される両端開放の管体としてのチューブ5からなる。
【0022】この場合、前記チューブ5は、半透明若し
くは透明の材料、例えば、ポリメチルペンテン(TP
X),ポリエチレン(PE),PET樹脂、塩化ビニー
ル、ポリカーボネート,AS樹脂等の耐酸性樹脂、ガラ
ス等により、挿入チューブ部2と突出チューブ部3とフ
ランジ部4とが一体成形され、かつ挿入チューブ部2と
突出チューブ部3とが直線状に設けられた形状に形成さ
れる。
【0023】前記挿入チューブ部2は、液口12の内径
(例えば、14mm)よりも若干小径さい外径に形成さ
れている円筒形状であって、周壁が釣鐘状に湾曲した形
状に形成される。又、突出チューブ部3は直管形状に形
成される。更に、フランジ部4は、チューブ5外周面か
らチューブ5中心軸と直交する面内に延びる長円形状に
形成される。
【0024】そして、挿入チューブ部2内にはフロート
6が配設され、突出チューブ部3内には前記フロート6
と連動する指針部材7が配設される。前記フロート6
は、下面に浅い陥凹部6aが形成された円板から構成さ
れる。又、指針部材7は円板から構成される。これらフ
ロート6と指針部材7とは、挿入チューブ部2から突出
チューブ部3へと直線状に伸びる細い軸部材8により連
接され、これにより、フロート6と指針部材7とは連動
する。
【0025】フロート6と指針部材7と軸部材8とは一
体成形され、例えば赤色等の着色が施されている。又、
突出チューブ部3の周壁には、前記指針部材7により指
し示されることにより、液面レベルを標示する目盛り1
3と、液面レベルを簡易に測定するため、液面レベルが
所定範囲であることを標示するマーク14,15とが付
されている。
【0026】前記目盛り13は、所定間隔で刻まれてお
り、突出チューブ部3の周壁外面から微小に凸状に張り
出す線若しくは溝状に引っ込む線を夫々横方向に複数本
形成することにより構成される。尚、この線には着色が
施されている。前記マーク14,15は、突出チューブ
部3の周壁外面から微小に凸状に張り出す三角形、丸形
の線を夫々横方向に複数本形成することにより構成され
る。
【0027】目盛り13及びマーク14,15の形態等
の詳細について説明すると、目盛り13となる線は、突
出チューブ部3の下側から順に例えば2mm間隔で、1
6本形成される。突出チューブ部3の下側から1本目、
6本目、11本目、16本目の線は長く形成され、2〜
5本目,7〜10本目、12〜15本目の線は短く形成
され、1本目の線は最低液面線(LL)を示し、11本
目の線は上限液面線(UL)を示している。
【0028】三角形のマーク15は、1本目と6本目の
線の間の突出チューブ部3周面位置に形成され、丸形の
マーク14は、6本目と11本目の線の間の突出チュー
ブ部3周面位置に形成される。この場合、各マーク1
4,15は、三角形のマーク15が付された範囲に液面
レベルがあるときには、液面レベルが低く、丸形のマー
ク14が付された範囲に液面レベルがあるときには、液
面レベルが高いという、液面レベルの高低のみを簡易に
判定するものである。
【0029】尚、目盛り13は、上記のように2mm間
隔に限らず、1〜10mmの間の間隔に設定することが
できる。このように、1〜10mmの間の間隔を適宜選
択して設定した場合、設定間隔毎に目盛りの本数も変化
する。又、目盛り13を付与する幅(目盛りレンジ:最
低液面線〜最高液面線)は、上記実施形態では、20m
mとしたが、10〜30mmの範囲に設定することがで
きる。
【0030】更に、上記マーク14,15の形状は、丸
形や三角形に限らず、その他の形状でも構わない。又、
上記の実施形態においては、目盛り13とマーク14,
15の両方を付与したが、目盛りなしでマークのみを、
或いは、マークなしで目盛りのみを夫々付与するように
しても構わない。
【0031】ここで、一般的にバッテリー9の電解液は
充電状態及び液量により比重値が異なる。このため、電
解液の比重値の相違によって、フロート6の液面に浸る
深さが相違する。この深さの差は、そのままフロート6
と連動する指針部材7が指し示す値の誤差に繋がる。
【0032】従って、フロート6を設計するに当たって
は、上記指針部材7が指し示す値の誤差が最小となる形
状とするのが好ましく、本実施形態のような円板の他に
次のような形状が考えられる。 (1)円柱状(中空若しくは中実) (2)球状 (3)半球状 (4)円錐状 (5)棒状 (6)(1)〜(5)の形状を種々組み合わせた形状 又、上述した誤差が最小となるようなフロート6の設計
において、製造上でき得る限り、フロート6の重量を軽
減することが考えられる。
【0033】従って、フロート6の樹脂肉厚の他、指針
部材7及び軸部材8の肉厚も製造上でき得る限り軽量化
に結び付く肉厚にするのが好ましい。次に、かかる構成
のバッテリー液面レベル測定具1の使用方法を、図4を
参照しつつ説明する。先ず、バッテリー9の6つのセル
10に夫々装着された液口栓を取外す。
【0034】そして、バッテリー液面レベル測定具1の
突出チューブ部3を手で持って、挿入チューブ部2を液
口12からセル10内に、フランジ部4が液口12外端
に係止されるまで挿入する。この状態で、挿入チューブ
部2内における液はバッテリー液面レベルに応じた高さ
位置となっており、この液面上にフロート6が浮いた状
態となる。
【0035】このようにセル10内に挿入される挿入チ
ューブ部2内の液に浮遊するフロート6位置に応じて指
針部材7が上下し、この指針部材7が指し示す目盛り1
3から液面レベルを測定する。即ち、指針部材7が指し
示した位置に対応する目盛り13を読み取るか、或いは
どのマーク14,15の位置を指針部材が指し示してい
るかを判断する。
【0036】ここで、目盛り13の読み値及びマーク1
4,15と判定との関係の一つの例を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】即ち、目盛り13の読み値が20〜10m
mの間或いは液面に対応するマークが丸形のマーク14
の場合には、セル10内の液が最低液面から20〜10
mmの間の高さ位置にあるため、液は十分に入ってお
り、OKレベルと判定される。又、目盛り13の読み値
が10〜0mmの間或いは液面に対応するマークが三角
形のマーク15の場合には、セル10内の液が最低液面
から10〜0mmの間の高さ位置にあるため、液が減っ
ており、補水の必要があり、要注意レベルと判定され
る。
【0039】更に、目盛り13の読み値が0mm以下で
測定不能の場合には、セル10内の液が最低液面線より
も低い高さ位置にあるため、直ちに補水の必要があり、
危険レベルと判定される。以上の測定を各セル10毎に
順次行う。尚、目盛り13の読み値或いはどのマーク1
4,15の位置に液面位置があったかの結果を、各セル
10毎にマークシートに記入し、表1を参考にして、判
定結果を記入して、管理すると良い。
【0040】そして、上記のように要注意レベル或いは
危険レベルと判定された場合には、OKレベルまで補充
液(精製水)をセル10内に注入し。注入後に再度液面
の高さをバッテリー液面レベル測定具1を使用してチェ
ックする。尚、上述した判定法は1つの例であって、こ
れに限るものではない。上記の測定、補充液の注入が全
て終了した後、バッテリー9の液口12に栓を取り付
け、バッテリー液面レベル測定具1は流水で洗浄すれば
良い。
【0041】かかる構成のバッテリー液面レベル測定具
1によると、その挿入チューブ部2を、バッテリー9の
電槽のセル10内の液中に挿入した状態で、挿入チュー
ブ部2内の液に浮遊するフロート6位置に応じて変化す
る指針部材が指し示す目盛り13から液面レベルを測定
可能な構成としたから、セル10におけるバッテリー液
面レベルが規定レベル以上であるか以下であるかの判
定、即ち、ON・OFF的判定ではなく、バッテリー液
面レベルをリニアに測定でき、バッテリー液の減少度合
が判るため、バッテリー液が減少している中途過程にお
ける液面レベルの把握が可能である。
【0042】このため、在庫のバッテリーにおいて、適
宜バッテリー液面レベル測定を実施すれば、「バッテリ
ー液減り」の状態が突然発覚することがなく、在庫管理
者に液減りが激しく、バッテリーが不良品であるという
誤ったイメージを与える虞もなく、正確な品質管理が可
能となり、バッテリー液減りの原因も把握できるように
なる等、バッテリーの在庫管理を適切に行うことができ
る。
【0043】又、かかるバッテリー液面レベル測定具1
は、バッテリー9の電槽が例えば赤色等で不透明のもの
であって、電槽内部のバッテリー液面が外部から見え
ず、電槽外観の目視によるバッテリー液面レベル測定は
不可能の場合に特に有効である。又、かかるバッテリー
液面レベル測定具1によると、突出チューブ部3を手で
持って、挿入チューブ部2を液口12からセル10内
に、フランジ部4が液口12外端に係止されるまで挿入
した後、指針部材7が指し示す目盛り13を読み取ると
いった作業のみで、簡単に測定が行えるため、測定作業
に手間が掛からず、効率が良い。
【0044】更に、挿入チューブ部2と突出チューブ部
3との間のチューブ5外周面にフランジ部4を設けて、
挿入チューブ部2をセル10内に挿入した際、これをバ
ッテリー9の液口12外端に係止させる構成としたか
ら、挿入チューブ部2をセル10内に確実に位置させる
ことができると共に、挿入チューブ部2の差し込み過ぎ
による、セル10内部の構成部品(セパレータ、電極
等)の破損を防止することができる。
【0045】又、本実施形態においては、目盛り13に
加えて、液面レベルが所定範囲であることを標示するマ
ーク14,15を付すようにしたから、簡易な測定が可
能となる。特に、かかるバッテリー液面レベル測定具1
によると、次のような特出した利点がある。
【0046】即ち、バッテリー液面レベル測定具1の挿
入チューブ部2を液口12内に挿入したままの状態で、
液面レベルの測定が行え、バッテリー9内部の電解液が
こぼれたり、たれたするのが最小限に抑えられる。又、
液面そのものを読み取るものと比較して、着色が施され
た指針部材7を目視して目盛り13を読み取るため、目
盛り13が読み取り易く、安易にかつ確実に液面レベル
を測定できる。
【0047】尚、フランジ部4の位置を変化させたり,
目盛り13の位置を変化させたバッテリー液面レベル測
定具を種々用意しておけば、種々の形式のバッテリーに
対処することができる。或いは、図5に示すように、フ
ランジ部となるフランジ部材16を、チューブ5とは別
体に形成し、これをチューブ5外周面に軸方向摺動自由
に装着した構成にし、フランジ部材16を摺動させてそ
の位置を、測定対象のバッテリーに合わせて調節するよ
うにすれば、一種類のバッテリー液面レベル測定具1に
よって、種々のバッテリーの液面レベル測定が可能とな
る。
【0048】尚、上記実施形態においては、挿入チュー
ブ部2、突出チューブ部3を一体成形したが、別体に形
成して結合した構成であっても良いし、突出チューブ部
3の目盛り13を附した部分のみさえ半透明若しくは透
明であれば、挿入チューブ部2、フランジ部4は不透明
でも構わない。図6は、本発明の他の実施形態を示して
いる。
【0049】この実施形態は、図1〜図5に示した液面
レベル測定具1の構成に加え、セル10外に突出する突
出チューブ部3のセル10内に挿入される挿入チューブ
部2との連接端部と反対側の開放端部を、セル10外部
から内部に補充液(精製水)を補充する補充口3Aとし
て形成し、両端開放のチューブ5を液補充管として構成
したものである。
【0050】即ち、上記のように要注意レベル或いは危
険レベルと判定された場合には、補充口3Aから補充液
(精製水)をセル10内に注入しながら、液面の高さを
チェックする。この場合、前記補充口3Aは、補充液容
器17の注入口が直接接続可能な構成、或いは、所定長
さの補充液供給管20を介して補充液容器17の注入口
が接続可能な構成とするのが好ましく、この補充液供給
管20は、図6に示すように、先端が液供給口20Aと
なり、周壁に柔軟な蛇腹部20Bが形成された管から構
成するのが良く、例えば、トラックのようにバッテリー
上部のスペースが狭い場合にあっても、補充液供給管2
0が横方向に延びて位置するため、邪魔されずに液の補
充が可能であり、トラック用バッテリー等専用の測定具
として有効である。
【0051】又、補充液供給管21を、図7に示すよう
な、先端が液供給口21Aとなった略L字形状に折曲し
た管から構成しても良い。尚、補充液供給管20及び補
充液供給管21の液供給口20A,21Aは、補充口3
Aに嵌め込んで接続すれば良いが、接続状態を確実にす
るため、リング状の結束バンド19等を用いて、接続部
分を締め付け固定すると良い。
【0052】かかる実施形態によると、液面レベルの測
定と液の補充とが同時に行えるため、液の補充後に測定
し、又、補充して測定というような補充と測定とを繰り
返す作業が不要であり、しかも、補充しながら液面レベ
ルの測定が行われるため、オーバフローを未然に防ぐこ
ともでき、作業性に優れている。ここで、本発明の変形
態様として、図示しないが、バッテリー液面レベル測定
具自体を補充液容易の補充液注入口に予め備えたものも
考えられる(バッテリー液面レベル測定具付補充液容
器)。
【0053】或いは、図示しないが、バッテリーの液口
12にバッテリー液面レベル測定具を予め装備したもの
も考えられる(バッテリー液面レベル測定具付バッテリ
ー)。この場合、バッテリー液面レベル測定具の補充口
を常時は液口栓で塞いでおくようにする。以上の実施形
態においては、バッテリー液面レベル測定具について説
明したが、本発明の液面レベル測定具はバッテリー液面
に限らず、液が充填された容器において、その内部液面
レベルを測定する場合全てにおいて使用することができ
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、容器における液面レベルが規定レベル以上
であるか以下であるかの判定、即ち、ON・OFF的判
定ではなく、液面レベルをリニアに測定でき、液の減少
度合が判るため、液が減少している中途過程における液
面レベルの把握が可能であり、容器が不透明のものであ
って、容器内部の液面が外部から見えず、容器外観の目
視による液面レベル測定は不可能の場合に特に有効であ
る。又、容器外に突出する管部を手で持って、容器内に
挿入される管部を液口から容器内に、フランジ部が液口
外端に係止されるまで挿入した後、指針部材が指し示す
目盛りを読み取るといった作業のみで、簡単に測定が行
えるため、測定作業に手間が掛からず、効率が良く、更
に、挿入管部と突出管部との間の管体外周にフランジ部
を設けて、挿入管部を容器内に挿入した際、これを液口
外端に係止させる構成としたから、例えば、挿入管部の
差し込み過ぎによる、容器内部の構成部品の破損を防止
することができる。
【0055】請求項2に係る発明によれば、容器外に突
出する管部の容器内に挿入される管部との連接端部と反
対側の開放端部を、容器外から容器内に液を補充する補
充口として形成し、前記両端開放の管体を液補充管とし
て構成したから、液面レベルの測定と液の補充とが同時
に行えるため、液の補充後に測定し、又、補充して測定
というような補充と測定とを繰り返す作業が不要であ
り、しかも、補充しながら液面レベルの測定が行われる
ため、オーバフローを未然に防ぐこともでき、作業性に
優れている。
【0056】請求項3に係る発明によれば、補充口を、
補充液容器の注入口が直接接続可能な構成としたから、
補充液をこぼれることなく確実かつ簡単に補充できる。
請求項4に係る発明によれば、補充口を、所定長さの補
充液供給管を介して補充液容器の注入口が接続可能な構
成とし、前記補充液供給管は、略L字形状に折曲された
管若しくは周壁に柔軟な蛇腹部が形成された管から構成
したから、例えば、トラックのようにバッテリー上部の
スペースが狭い場合にあっても、補充液供給管が横方向
に延びて位置するため、邪魔されずに液の補充が可能で
あり、トラック用バッテリー等専用の測定具として有効
である。
【0057】請求項5に係る発明によると、測定具の製
作性に優れている。請求項6に係る発明によると、係止
部を構成する別体部材位置を、測定対象の容器に合わせ
て調節するようにすれば、一種類の測定具によって、種
々の容器の液面レベル測定が可能となる。請求項7に係
る発明によると、挿入管部を容器内に挿入した際の係止
を確実に行うことができる。
【0058】請求項8に係る発明によると、目盛りに加
えて、液面レベルが所定範囲であることを標示するマー
クを付すようにしたから、簡易な測定が可能となる。請
求項9に係る発明によると、管体形状が簡単となり、測
定対象の容器上方に他の構造物がない場合に、管体の操
作性に優れている。請求項10に係る発明によると、バ
ッテリーの正確な品質管理が可能となり、バッテリー液
減りの原因も把握できるようになる等、バッテリーの在
庫管理を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る液面レベル測定具としてのバッ
テリー液面レベル測定具の一実施形態を示す図で、
(A)は正面図、(B)は平面図
【図2】 同上のバッテリー液面レベル測定具のチュー
ブを示す断面図
【図3】 同上のバッテリー液面レベル測定具のフロー
トと指針部材を示す断面図
【図4】 同上のバッテリー液面レベル測定具の使用状
態を示す正面図
【図5】 他の実施形態の正面図
【図6】 更に他の実施形態の正面図
【図7】 更に他の実施形態の正面図
【符号の説明】
1 バッテリー液面レベル測定具 2 挿入チューブ部 3 突出チューブ部 3A 補充口 4 フランジ部 5 チューブ 6 フロート 6a 陥凹部 7 指針部材 8 軸部材 9 バッテリー 10 セル 12 液口 13 目盛り 14,15 マーク 16 フランジ部材 17 補充液容器 19 結束バンド 20 補充液供給管 20A 液供給口 20B 蛇腹部 21 補充液供給管 21A 液供給口

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液が充填された容器内の液面レベルを測定
    する器具であって、 前記容器内に挿入される所定長さの管部と、周壁の少な
    くとも一部が半透明若しくは透明に形成され前記容器外
    に突出する管部と、前記容器内に挿入される管部と容器
    外に突出する管部との境部の管体周壁外面に設けられて
    容器の液口外端に係止可能な係止部と、を含んで構成さ
    れる両端開放の管体を含んで構成され、 前記容器内に挿入される管部内にはフロートが配設さ
    れ、 前記容器外に突出する管部内には前記フロートと連動す
    る指針部材が配設され、 前記容器外に突出する管部の周壁の半透明若しくは透明
    に形成された部分には、前記指針部材により指し示され
    ることにより、液面レベルを標示する目盛りが付され、 前記容器内に挿入される管部を、容器内の液中に挿入し
    た状態で、該管部内の液に浮遊する前記フロート位置に
    応じて変化する前記指針部材が指し示す前記目盛りから
    液面レベルを測定する構成としたことを特徴とする液面
    レベル測定具。
  2. 【請求項2】請求項1記載の液面レベル測定具の構成に
    加え、 前記容器外に突出する管部の容器内に挿入される管部と
    の連接端部と反対側の開放端部を、容器外から容器内に
    液を補充する補充口として形成し、前記両端開放の管体
    を液補充管として構成したことを特徴とする液面レベル
    測定具。
  3. 【請求項3】前記補充口は、補充液容器の注入口が直接
    接続可能な構成であることを特徴とする請求項2記載の
    液面レベル測定具。
  4. 【請求項4】前記補充口は、所定長さの補充液供給管を
    介して補充液容器の注入口が接続可能な構成であり、前
    記補充液供給管は、略L字形状に折曲された管若しくは
    周壁に柔軟な蛇腹部が形成された管からなることを特徴
    とする請求項2記載の液面レベル測定具。
  5. 【請求項5】前記管体は、前記2つの管部と係止部とが
    一体成形された構成であることを特徴とする請求項1〜
    4のうちいずれか1つに記載の液面レベル測定具。
  6. 【請求項6】前記係止部は、前記管体と別体の部材から
    なり、該部材は管体外周面に軸方向摺動自由に装着され
    たことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに
    記載の液面レベル測定具。
  7. 【請求項7】前記係止部は、前記管体外周面から容器内
    に挿入される管部中心軸と直交する面内に延びるフラン
    ジ部からなることを特徴とする請求項1〜6のうちいず
    れか1つに記載の液面レベル測定具。
  8. 【請求項8】前記容器外に突出する管部の周壁には、液
    面レベルが所定範囲であることを標示するマークが付さ
    れたことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1つ
    に記載の液面レベル測定具。
  9. 【請求項9】前記管体は、容器内に挿入される管部と容
    器外に突出する管部とが直線状に設けられた直管状に形
    成されたことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか
    1つに記載の液面レベル測定具。
  10. 【請求項10】液が充填された容器は、バッテリーの電槽
    のセルであり、バッテリー液面レベルを測定することを
    特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1つに記載の液
    面レベル測定具。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007089623A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Pentax Corp 内視鏡用送水装置
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KR20230089423A (ko) * 2021-12-13 2023-06-20 대한민국(농촌진흥청장) 수위 지시계, 수위 측정 시스템 및 이를 이용한 방법

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