JPH10267847A - 発光分光分析方法及び装置 - Google Patents

発光分光分析方法及び装置

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JPH10267847A
JPH10267847A JP7487497A JP7487497A JPH10267847A JP H10267847 A JPH10267847 A JP H10267847A JP 7487497 A JP7487497 A JP 7487497A JP 7487497 A JP7487497 A JP 7487497A JP H10267847 A JPH10267847 A JP H10267847A
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JP
Japan
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sample
metal sample
polishing
analysis
atmosphere
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JP7487497A
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English (en)
Inventor
Akira Yamamoto
山本  公
Wataru Tanimoto
亘 谷本
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、従来より迅速に分析できるスパーク
放電式の発光分光分析装置及び方法を提供することを目
的としている。 【解決手段】不活性ガス雰囲気中で、金属試料を対電極
との間でスパーク放電処理し、得られたスペクトル線に
基づき該金属試料が含有する元素を発光分光分析するに
際し、前記金属試料及び電極を囲む雰囲気制御室を設
け、該室内で前記金属試料を研磨し、その後発光位置に
移動してから分析する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光分光分析方法
及び装置に関し、特に、金属試料中に存在する酸素元素
を精度良く分析する技術である。
【0002】
【従来の技術】現在、金属試料中の元素分析をするに
は、発光分光分析装置、とりわけスパーク放電式が用い
られることが多い。それは、図2に示すように、まず、
試料1と電極2との間で放電を起こし、放電プラズマ3
を生成させる。そして、該放電プラズマ3から放出した
光4を、集光レンズ5を用いて分光器6の入射スリット
7に結像させた後、分光器6内の回折格子8などの分散
素子でスペクトルに分光し、各元素の特性スペクトル線
の強度を測定する方法である。この分析方法では、測定
前に試料表面を研磨してから、図2に示した試料保持部
9にセットする必要がある。
【0003】ところが、この研磨作業は、結構労力と時
間がかかり、研磨機−分析装置間の試料搬送時間も加え
ると、分析に要するトータル時間の50%を占め、問題
になっている。特に、製鉄所等の素材メーカは、例え
ば、原料から製品鋼材を、精錬、鋳造、圧延等の多数の
工程を経て製造している。その際、各工程で処理された
鋼材が所定の品質を満足しているか判断してから、次工
程に送ることが多い。その判断手段に、上記した分析値
が利用されるので、該分析値は、迅速に得られることが
望まれる。通常、発光分光分析装置は、製造現場から距
離が離れた分析室に設置され、該現場の各工程で採取し
た試料1を受け取り、該試料1表面の所定位置に限って
元素の定量分析をするために使用されていることが多
い。そのために、研磨作業時間の短縮は、重要な課題で
ある。
【0004】さらに、酸素含有量を分析する時のよう
に、試料1の表面積が小さい場合には、1分析毎に試料
を取り替える必要がある。その度に研磨しなければなら
ないが、試料保持部から試料を取り除くと、試料保持部
9が不活性ガス10雰囲気から大気雰囲気になり、排気
からやり直すことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる事情
に鑑み、従来より迅速に分析できるスパーク放電式の発
光分光分析装置及び方法を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明者は、上記目的を達
成するため、試料の研磨を従来より合理的に行なうこと
に鋭意努力した。その結果、試料を発光させる近くで研
磨させることに成功して、本発明とした。すなわち、本
発明は、不活性ガス雰囲気中で、金属試料を対電極との
間でスパーク放電処理し、得られたスペクトル線に基づ
き該金属試料が含有する元素を発光分光分析するに際
し、前記金属試料及び電極を囲む雰囲気制御室を設け、
該室内で前記金属試料を研磨し、その後発光位置に移動
してから分析することを特徴とする発光分光分析方法で
ある。
【0007】また、本発明は、不活性ガス雰囲気中で金
属試料と対電極との間で多数回のスパーク放電を行い、
該金属試料が含有する元素を分析する発光分光分析装置
であって、前記金属試料の表面を研磨する研磨手段と、
研磨位置と電極位置間で該金属試料を往復移動させる搬
送手段と、研磨された表面に対向し該表面との間で放電
を行う電極と、放電で生じたプラズマからの光を集光す
る集光手段と、該集光された光を分光する分光器と、前
記分光器以外の手段を囲む雰囲気制御室と、該室を排気
する真空ポンプと、該室内に雰囲気ガスを供給するガス
導入手段とからなることを特徴とする発光分光分析装置
である。
【0008】さらに、本発明は、前記金属試料が、酸素
分析用の小径試料であったり、あるいは前記研磨手段
が、回転研磨手段であることを特徴とする発光分光分析
装置でもある。本発明では、発光分光分析方法及び装置
を上記のようにしたので、金属試料の研磨を発光分光装
置内で行えるようになる。その結果、試料準備のための
多大な労力と時間が節約でき、従来より迅速に分析でき
るようになる。また、分析毎に金属試料を保持部から取
り外す必要が無くなったので、発光部は常に不活性ガス
雰囲気に維持できるようになり、元素、特に酸素の分析
精度が向上する。
【0009】なお、酸素分析用の試料は、通常の試料
(直径20〜25mm)より直径が小さく6mm程度で
ある。これは、その方が酸素の分析精度が高くなるため
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1に基づき、本発明に係
る発光分光分析装置を説明する。まず、それは、ある大
きさの雰囲気制御室13からなっている。そして、該雰
囲気制御室13の中に、被分析物である金属試料1(以
下、試料という)の表面を研磨する研磨手段14が、試
料の発光部、つまり電極2の近傍に設けられている。こ
の研磨手段14には、回転ベルト式のグラインダ、通
称、ベルダの使用が好ましい。この雰囲気制御室13内
には、各元素を発光させるための、スパーク放電用の電
極2が配置されている。また、電極2と試料1の研磨位
置の間には、試料1の搬送手段15が設けてあり、研磨
された試料1を、直ちに電極2と対向させるようになっ
ている。この搬送手段15は、例えば、回転するベルト
に磁石を取付けたものであり、試料1をガイド・レール
16に沿って引きずるようにして移動させる。前記ベル
トは、回転方向が可逆になり、発光位置と研磨位置の間
を往復して試料1を移動させることができる。
【0011】さらに、前記雰囲気制御室13では、試料
1が発光位置にセットされると、直ちに電極2と該試料
1との間に電圧が印加され、試料1からプラズマ3を放
電させるようになっている。そして、放電したプラズマ
3から光4を集める集光手段15(通常、レンズ)が配
置されている。雰囲気制御室13の端部は、集めた光4
を分光する分光器6に接続し、気密を維持するようにな
っている。そのため、放電部の周囲を真空ポンプ(図示
せず)で一度減圧して不活性ガス10などを導入すれ
ば、試料1を取り外さない限り、発光部の雰囲気は、不
活性ガス10雰囲気に維持される。前記放電で発生した
プラズマ3から放出された光4は、集光レンズ5を介し
て分光器6に取り込み、各元素のスペクトル強度が測定
される。該測定した強度データは、別途操作室などに置
かれた計算機12に転送され、元素濃度が計算され、表
示されるのである。
【0012】
【実施例】本発明に係る発光分光分析方法は、以下の実
施例において具体的に説明する。酸素分析用の直径が6
mmの試料1を、治具に取付け、図1の研磨位置にセッ
トした、セットは、前記搬送手段15のベルトで押して
試料1の上部を固定させる。次に、真空ポンプを稼働さ
せて、雰囲気制御室13内を排気してから、アルゴン・
ガス10を導入して一定圧に維持した。試料1の下面に
対向して設けてある回転式の研磨手段14を、試料1面
に接触させ、約5秒間にわたり試料1の研磨を行った。
そして、研磨された試料1は、直ちに前記搬送手段15
を稼働して、電極2と対向する位置に移動した。発光以
降の分析については、公知のことなので説明を省略す
る。なお、研磨くずは、放電時に飛ばされて分析精度に
何ら影響をあたえなかった。
【0013】本発明の成績は、分析室へ到着した試料を
研磨して分析する工程での分析を模擬してその所要時間
を計測して評価した。すなわち、試料が分析室に到着し
てから分析値が得られるまでの時間の経過を調査した。
本発明による例を従来例と比較して図3に示す。従来で
は、分析装置から研磨機までの距離が約200mあるた
め、試料を研磨機から分析装置、分析装置から研磨機ま
で搬送するための時間を要していた。本発明では、この
搬送時間が省略できるので、トータル時間でみると、従
来の100秒から70秒へと短縮した。なお、本発明で
は、分析装置へ試料をセットした後、雰囲気制御室を排
気するが、研磨時間中に排気は完了するので、排気によ
る時間は計上されていない。また、本実施例では、雰囲
気制御室13内に、初めて試料を置く時には、室内に大
気が混入した。しかし、これは、雰囲気制御室13の手
前に予備室などを設置して、試料の出し入れをこの部屋
を介して行うことで、防止することができる。さらに、
本実施例では、雰囲気制御室13内へ不活性ガスとして
アルゴン・ガスを導入したが、本発明は、それに限るも
のではなく、分析対象元素に応じヘリウム、あるいは湿
分を除去したアルゴン・ガス等、適切なものが使用でき
る。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により、発光
分光分析装置内で試料の表面研磨も行うようにしたの
で、発光までの準備時間が大幅に短縮され、従来より迅
速な分析ができるようになった。この結果は、分析に要
する労力やコストが大幅に低減されるばかりでなく、最
終製品の品質の向上も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発光分光分析装置を示す縦断面図
である。
【図2】従来のスパーク式発光分光分析装置を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 試料(金属試料) 2 電極 3 放電プラズマ(プラズマ) 4 光 5 集光レンズ 6 分光器 7 入射スリット 8 回折格子 9 試料保持部 10 不活性ガス 11 光検出器 12 計算機 13 雰囲気制御室 14 研磨手段(回転式グラインダ) 15 搬送手段 16 ガイド・レール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不活性ガス雰囲気中で、金属試料を対電
    極との間でスパーク放電処理し、得られたスペクトル線
    に基づき該金属試料が含有する元素を発光分光分析する
    に際し、 前記金属試料及び電極を囲む雰囲気制御室を設け、該室
    内で前記金属試料を研磨し、その後発光位置に移動して
    から分析することを特徴とする発光分光分析方法。
  2. 【請求項2】 不活性ガス雰囲気中で金属試料と対電極
    との間で多数回のスパーク放電を行い、該金属試料が含
    有する元素を分析する発光分光分析装置であって、 前記金属試料の表面を研磨する研磨手段と、研磨位置と
    電極位置間で該金属試料を往復移動させる搬送手段と、
    研磨された表面に対向し該表面との間で放電を行う電極
    と、放電で生じたプラズマからの光を集光する集光手段
    と、該集光された光を分光する分光器と、前記分光器以
    外の手段を囲む雰囲気制御室と、該室を排気する真空ポ
    ンプと、該室内に雰囲気ガスを供給するガス導入手段と
    からなることを特徴とする発光分光分析装置。
  3. 【請求項3】 前記金属試料が、酸素分析用の小径試料
    であることを特徴とする請求項2記載の発光分光分析装
    置。
  4. 【請求項4】 前記研磨手段が、回転研磨手段であるこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載の発光分光分析装
    置。
JP7487497A 1997-03-27 1997-03-27 発光分光分析方法及び装置 Withdrawn JPH10267847A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012018099A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Aisin Aw Co Ltd 発光分光分析装置、試料保持ステージおよび発光分光分析方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012018099A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Aisin Aw Co Ltd 発光分光分析装置、試料保持ステージおよび発光分光分析方法

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Effective date: 20040601