JPH10268359A - 半導体装置およびその作製方法 - Google Patents
半導体装置およびその作製方法Info
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- JPH10268359A JPH10268359A JP9024497A JP9024497A JPH10268359A JP H10268359 A JPH10268359 A JP H10268359A JP 9024497 A JP9024497 A JP 9024497A JP 9024497 A JP9024497 A JP 9024497A JP H10268359 A JPH10268359 A JP H10268359A
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- JP
- Japan
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- thin film
- metal thin
- semiconductor device
- oxide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高精細な表示性能を有する反射型LCDを提
供する。 【解決手段】 金属薄膜104上には選択的にレジスト
マスク105が配置され、露出部106が形成される。
この状態で陽極酸化工程を行うと露出部106のみが酸
化され、陽極酸化物107が形成される。やがて金属薄
膜104は陽極酸化物107によって完全に絶縁分離さ
れ、複数の画素電極108、109となる。この時、画
素電極間は陽極酸化物107によって埋め込まれ、非常
に平坦な反射面を有する反射型LCDを得ることができ
る。
供する。 【解決手段】 金属薄膜104上には選択的にレジスト
マスク105が配置され、露出部106が形成される。
この状態で陽極酸化工程を行うと露出部106のみが酸
化され、陽極酸化物107が形成される。やがて金属薄
膜104は陽極酸化物107によって完全に絶縁分離さ
れ、複数の画素電極108、109となる。この時、画
素電極間は陽極酸化物107によって埋め込まれ、非常
に平坦な反射面を有する反射型LCDを得ることができ
る。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本願発明は、反射型の液晶表
示装置の構成に関する。特に、半導体薄膜を利用した半
導体装置で構成されるアクティブマトリクス型の反射型
表示装置の構成に関する。また、その様な反射型表示装
置を具備した電気光学装置に応用することもできる。
示装置の構成に関する。特に、半導体薄膜を利用した半
導体装置で構成されるアクティブマトリクス型の反射型
表示装置の構成に関する。また、その様な反射型表示装
置を具備した電気光学装置に応用することもできる。
【0002】なお、本明細書中において「半導体装置」
とは、半導体を利用することで機能する装置全てを指し
ている。従って、上記反射型表示装置および電気光学装
置も半導体装置の範疇に含まれる。ただし、明細書中で
は区別しやすい様に反射型LCDや電気光学装置といっ
た言葉を使い分けることにする。
とは、半導体を利用することで機能する装置全てを指し
ている。従って、上記反射型表示装置および電気光学装
置も半導体装置の範疇に含まれる。ただし、明細書中で
は区別しやすい様に反射型LCDや電気光学装置といっ
た言葉を使い分けることにする。
【0003】
【従来の技術】近年、反射型液晶表示装置(以下、反射
型LCD)を投射用表示ディスプレイとして用いたプロ
ジェクター等の開発が活発に進められている。反射型L
CDは透過型LCDよりも光損失が少ないため、バック
ライトの光をより効率良く利用し、高精細な画像表示を
行う上で有利である。
型LCD)を投射用表示ディスプレイとして用いたプロ
ジェクター等の開発が活発に進められている。反射型L
CDは透過型LCDよりも光損失が少ないため、バック
ライトの光をより効率良く利用し、高精細な画像表示を
行う上で有利である。
【0004】また、モバイルコンピュータや携帯電話
(PHSを含む)等の携帯情報端末機器(携帯機器)が
急速に普及してきたため、直視用表示ディスプレイとし
ての需要も高まっている。反射型LCDはバックライト
を用いなくても画像表示が可能であるため、携帯機器の
小型化、軽量化、低消費電力化を実現できる。
(PHSを含む)等の携帯情報端末機器(携帯機器)が
急速に普及してきたため、直視用表示ディスプレイとし
ての需要も高まっている。反射型LCDはバックライト
を用いなくても画像表示が可能であるため、携帯機器の
小型化、軽量化、低消費電力化を実現できる。
【0005】ここで、従来の反射型LCDの画素マトリ
クス回路を作製する工程について簡単に説明する。な
お、画素マトリクス回路とは液晶に印加される電界を制
御するための薄膜トランジスタ(TFT)をマトリクス
状に配置した回路であり、液晶表示装置の画像表示領域
を構成する。
クス回路を作製する工程について簡単に説明する。な
お、画素マトリクス回路とは液晶に印加される電界を制
御するための薄膜トランジスタ(TFT)をマトリクス
状に配置した回路であり、液晶表示装置の画像表示領域
を構成する。
【0006】まず、図2において201は絶縁表面を有
する基板、202は第1の画素TFTの活性層、203
は第2の画素TFTの活性層である。第1の画素TFT
と第2の画素TFTとの間の距離は画素ピッチに相当
し、高精細な表示になるほど短くなる傾向にある。
する基板、202は第1の画素TFTの活性層、203
は第2の画素TFTの活性層である。第1の画素TFT
と第2の画素TFTとの間の距離は画素ピッチに相当
し、高精細な表示になるほど短くなる傾向にある。
【0007】また、204はゲイト絶縁膜である。そし
て、その上にはゲイト電極205、206が形成され
る。このゲイト電極205、206は図示しないゲイト
線と接続している。こうして図2(A)の状態が得られ
る。
て、その上にはゲイト電極205、206が形成され
る。このゲイト電極205、206は図示しないゲイト
線と接続している。こうして図2(A)の状態が得られ
る。
【0008】次に、一導電性を付与する不純物イオン
(N型ならばリン(P)、P型ならばボロン(B))を
活性層202、203に添加する。その結果、ソース領
域207、208、ドレイン領域209、210、チャ
ネル形成領域211、212が形成される。(図2
(B))
(N型ならばリン(P)、P型ならばボロン(B))を
活性層202、203に添加する。その結果、ソース領
域207、208、ドレイン領域209、210、チャ
ネル形成領域211、212が形成される。(図2
(B))
【0009】次に、第1の層間絶縁膜213を形成し、
コンタクトホールを開けてソース電極214、215お
よびドレイン電極216、217を形成する。こうして
図2(C)に示す状態が得られる。
コンタクトホールを開けてソース電極214、215お
よびドレイン電極216、217を形成する。こうして
図2(C)に示す状態が得られる。
【0010】さらに、第2の層間絶縁膜218を形成
し、その上にブラックマスク219を形成する。その上
には第3の層間絶縁膜220を形成し、最後に画素電極
221を形成する。画素電極221は入射光を反射する
金属薄膜で形成し、反射電極としての機能を持たせる。
(図2(D))
し、その上にブラックマスク219を形成する。その上
には第3の層間絶縁膜220を形成し、最後に画素電極
221を形成する。画素電極221は入射光を反射する
金属薄膜で形成し、反射電極としての機能を持たせる。
(図2(D))
【0011】この時、ブラックマスク219は画素電極
(反射電極)221の隙間となる領域の下方に配置され
る。なお、図2(D)では個別のパターンに見えるが実
際にはマトリクス状に全て繋がっている。この様に配置
されたブラックマスク219は画素電極221の隙間か
ら漏れた光をカットする役割を果たす。
(反射電極)221の隙間となる領域の下方に配置され
る。なお、図2(D)では個別のパターンに見えるが実
際にはマトリクス状に全て繋がっている。この様に配置
されたブラックマスク219は画素電極221の隙間か
ら漏れた光をカットする役割を果たす。
【0012】以上の工程によって図2(D)に示す様な
画素マトリクス回路が完成する。そして、この後、公知
のセル組み工程によって画素マトリクス回路を形成した
基板と対向基板との間に液晶を挟持することで反射型L
CDが完成する。
画素マトリクス回路が完成する。そして、この後、公知
のセル組み工程によって画素マトリクス回路を形成した
基板と対向基板との間に液晶を挟持することで反射型L
CDが完成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図2(D)に示す従来
構造の画素マトリクス回路は、画素電極間に電極の境界
部(以下、単に境界部と呼ぶ)223、224が必ず存
在する。即ち、画素電極の膜厚分の相当する段差が形成
されてしまうのである。
構造の画素マトリクス回路は、画素電極間に電極の境界
部(以下、単に境界部と呼ぶ)223、224が必ず存
在する。即ち、画素電極の膜厚分の相当する段差が形成
されてしまうのである。
【0014】この様な段差では液晶材料の配向不良が生
じるため、表示画像の乱れを発生する原因となる。ま
た、段差部で生じた入射光の乱反射がコントラストを低
下させたり、光の利用効率を低下させたりする原因とな
る。
じるため、表示画像の乱れを発生する原因となる。ま
た、段差部で生じた入射光の乱反射がコントラストを低
下させたり、光の利用効率を低下させたりする原因とな
る。
【0015】以上の様に、従来の構造では画素電極間に
形成される境界部(正確には段差)が反射型LCDの表
示性能を低下させることが問題となる。特に、プロジェ
クターなどに用いる投射用ディスプレイは、 1〜2inch
程度の極めて高精細な小型ディスプレイであるため、上
述の問題が顕在化してしまう。
形成される境界部(正確には段差)が反射型LCDの表
示性能を低下させることが問題となる。特に、プロジェ
クターなどに用いる投射用ディスプレイは、 1〜2inch
程度の極めて高精細な小型ディスプレイであるため、上
述の問題が顕在化してしまう。
【0016】本願発明は、上記問題点を解決し、極めて
高精細な反射型LCDを形成するための手段を開示する
ものである。
高精細な反射型LCDを形成するための手段を開示する
ものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本明細書で開示する発明
の構成は、絶縁表面を有する基板上に複数の電極が形成
されており、前記複数の電極は、該電極を構成する材料
を主成分とする酸化物で互いに絶縁分離されていること
を特徴とする。
の構成は、絶縁表面を有する基板上に複数の電極が形成
されており、前記複数の電極は、該電極を構成する材料
を主成分とする酸化物で互いに絶縁分離されていること
を特徴とする。
【0018】また、他の発明の構成は、第1の基板およ
び透光性を有する第2の基板と、前記第1の基板と前記
第2の基板との間に挟持された液晶層と、を少なくとも
含み、前記第1の基板および前記第2の基板にはストラ
イプ状の電極が形成されており、前記第1の基板に形成
された前記ストライプ状の電極は、該電極を構成する材
料を主成分とする酸化物で互いに絶縁分離されているこ
とを特徴とする。
び透光性を有する第2の基板と、前記第1の基板と前記
第2の基板との間に挟持された液晶層と、を少なくとも
含み、前記第1の基板および前記第2の基板にはストラ
イプ状の電極が形成されており、前記第1の基板に形成
された前記ストライプ状の電極は、該電極を構成する材
料を主成分とする酸化物で互いに絶縁分離されているこ
とを特徴とする。
【0019】また、他の発明の構成は、絶縁表面を有す
る基板上にマトリクス状に形成された複数の半導体素子
と、前記複数の半導体素子の各々に接続された複数の画
素電極と、を少なくとも有し、前記複数の画素電極は該
画素電極を構成する材料を主成分とする酸化物で互いに
絶縁分離されていることを特徴とする。
る基板上にマトリクス状に形成された複数の半導体素子
と、前記複数の半導体素子の各々に接続された複数の画
素電極と、を少なくとも有し、前記複数の画素電極は該
画素電極を構成する材料を主成分とする酸化物で互いに
絶縁分離されていることを特徴とする。
【0020】また、他の発明の構成は、マトリクス状に
形成された複数の半導体素子および該複数の半導体素子
の各々に接続された複数の画素電極を有する基板と、前
記基板上に保持された液晶層と、を少なくとも含み、前
記複数の画素電極は該画素電極を構成する材料を主成分
とする酸化物で互いに絶縁分離されていることを特徴と
する。
形成された複数の半導体素子および該複数の半導体素子
の各々に接続された複数の画素電極を有する基板と、前
記基板上に保持された液晶層と、を少なくとも含み、前
記複数の画素電極は該画素電極を構成する材料を主成分
とする酸化物で互いに絶縁分離されていることを特徴と
する。
【0021】上記構成において、液晶層が保持された状
態の典型例としては、複数の画素電極を有する基板(第
1の基板)と第1の基板に対向する対向基板(第2の基
板)との間に液晶層が挟持されている状態を言う。な
お、液晶層としてPDLC(ポリマ分散型液晶)を使用
する場合、液晶層自体が固体化するので第2の基板を必
要としない場合もありうる。
態の典型例としては、複数の画素電極を有する基板(第
1の基板)と第1の基板に対向する対向基板(第2の基
板)との間に液晶層が挟持されている状態を言う。な
お、液晶層としてPDLC(ポリマ分散型液晶)を使用
する場合、液晶層自体が固体化するので第2の基板を必
要としない場合もありうる。
【0022】また、半導体素子としては薄膜トランジス
タ(TFT)が代表的であるが、その他にも絶縁ゲイト
型電界効果トランジスタ(IGFET)、薄膜ダイオー
ド、MIM(Metal-Insulator-Metal )素子、バリスタ
素子等でも良い。
タ(TFT)が代表的であるが、その他にも絶縁ゲイト
型電界効果トランジスタ(IGFET)、薄膜ダイオー
ド、MIM(Metal-Insulator-Metal )素子、バリスタ
素子等でも良い。
【0023】また、他の発明の構成は、絶縁表面を有す
る基板上に金属薄膜を形成する工程と、前記金属薄膜上
に選択的にレジストマスクを形成する工程と、前記レジ
ストマスクをマスクとして前記金属薄膜の露出部を酸化
し、該露出部を酸化物に変成させる工程と、を少なくと
も含み、前記酸化物によって前記金属薄膜を複数に絶縁
分離させることを特徴とする。
る基板上に金属薄膜を形成する工程と、前記金属薄膜上
に選択的にレジストマスクを形成する工程と、前記レジ
ストマスクをマスクとして前記金属薄膜の露出部を酸化
し、該露出部を酸化物に変成させる工程と、を少なくと
も含み、前記酸化物によって前記金属薄膜を複数に絶縁
分離させることを特徴とする。
【0024】また、他の発明の構成は、第1の基板およ
び透光性を有する第2の基板と、前記第1の基板と前記
第2の基板との間に挟持された液晶層と、を少なくとも
含む半導体装置の作製方法であって、前記第1の基板上
に金属薄膜を形成する工程と、前記金属薄膜上に選択的
にレジストマスクを形成する工程と、前記レジストマス
クをマスクとして前記金属薄膜の露出部を酸化し、該露
出部を酸化物に変成させる工程と、を少なくとも含み、
前記酸化物によって前記金属薄膜をストライプ状に絶縁
分離させることを特徴とする。
び透光性を有する第2の基板と、前記第1の基板と前記
第2の基板との間に挟持された液晶層と、を少なくとも
含む半導体装置の作製方法であって、前記第1の基板上
に金属薄膜を形成する工程と、前記金属薄膜上に選択的
にレジストマスクを形成する工程と、前記レジストマス
クをマスクとして前記金属薄膜の露出部を酸化し、該露
出部を酸化物に変成させる工程と、を少なくとも含み、
前記酸化物によって前記金属薄膜をストライプ状に絶縁
分離させることを特徴とする。
【0025】また、他の発明の構成は、絶縁表面を有す
る基板上に複数の半導体素子を形成する工程と、前記複
数の半導体素子と電気的に接続した金属薄膜を形成する
工程と、前記金属薄膜上に選択的にレジストマスクを形
成する工程と、前記レジストマスクをマスクとして前記
金属薄膜の露出部を酸化し、該露出部を酸化物に変成さ
せる工程と、を少なくとも含み、前記酸化物によって前
記金属薄膜をマトリクス状に絶縁分離させることを特徴
とする。
る基板上に複数の半導体素子を形成する工程と、前記複
数の半導体素子と電気的に接続した金属薄膜を形成する
工程と、前記金属薄膜上に選択的にレジストマスクを形
成する工程と、前記レジストマスクをマスクとして前記
金属薄膜の露出部を酸化し、該露出部を酸化物に変成さ
せる工程と、を少なくとも含み、前記酸化物によって前
記金属薄膜をマトリクス状に絶縁分離させることを特徴
とする。
【0026】また、他の発明の構成は、マトリクス状に
形成された複数の半導体素子および該複数の半導体素子
の各々に接続された複数の画素電極を有する基板と、前
記基板上に保持された液晶層と、を少なくとも含む半導
体装置の作製方法であって、前記複数の半導体素子と電
気的に接続した金属薄膜を形成する工程と、前記金属薄
膜上に選択的にレジストマスクを形成する工程と、前記
レジストマスクをマスクとして前記金属薄膜の露出部を
酸化し、該露出部を酸化物に変成させる工程と、を少な
くとも含み、前記酸化物によって前記金属薄膜をマトリ
クス状に絶縁分離させることを特徴とする。
形成された複数の半導体素子および該複数の半導体素子
の各々に接続された複数の画素電極を有する基板と、前
記基板上に保持された液晶層と、を少なくとも含む半導
体装置の作製方法であって、前記複数の半導体素子と電
気的に接続した金属薄膜を形成する工程と、前記金属薄
膜上に選択的にレジストマスクを形成する工程と、前記
レジストマスクをマスクとして前記金属薄膜の露出部を
酸化し、該露出部を酸化物に変成させる工程と、を少な
くとも含み、前記酸化物によって前記金属薄膜をマトリ
クス状に絶縁分離させることを特徴とする。
【0027】なお、金属薄膜の露出部を酸化する工程は
陽極酸化法で行うことが好ましい。そのためには金属薄
膜としては陽極酸化可能な材料(アルミニウムまたはタ
ンタルなど)を用いる必要がある。特に、アルミニウム
またはアルミニウムを主成分とする材料は高い反射率が
得られる利点がある。
陽極酸化法で行うことが好ましい。そのためには金属薄
膜としては陽極酸化可能な材料(アルミニウムまたはタ
ンタルなど)を用いる必要がある。特に、アルミニウム
またはアルミニウムを主成分とする材料は高い反射率が
得られる利点がある。
【0028】
【発明の実施の形態】ここでは本願発明についての簡単
な説明を図1を用いて行う。図1(A)において、10
1は絶縁表面を有する基板、102は基板101上に形
成された第1の画素TFT、103は第2の画素TFT
である。
な説明を図1を用いて行う。図1(A)において、10
1は絶縁表面を有する基板、102は基板101上に形
成された第1の画素TFT、103は第2の画素TFT
である。
【0029】また、第1の画素TFT102および第2
の画素TFT103と接続する金属薄膜104が形成さ
れている。金属薄膜104はアルミニウムまたはアルミ
ニウムを主成分とする材料で形成される。
の画素TFT103と接続する金属薄膜104が形成さ
れている。金属薄膜104はアルミニウムまたはアルミ
ニウムを主成分とする材料で形成される。
【0030】金属薄膜104上にはレジストマスク10
5が後に画素電極となる位置に配置される。そして、こ
の状態で基板101を電解溶液中に浸漬し、金属薄膜1
04の陽極酸化を行う。この場合、金属薄膜の露出部
(レジストマスクの切れ間)106のみが電解溶液と接
するので、この領域のみを選択的に陽極酸化することが
できる。
5が後に画素電極となる位置に配置される。そして、こ
の状態で基板101を電解溶液中に浸漬し、金属薄膜1
04の陽極酸化を行う。この場合、金属薄膜の露出部
(レジストマスクの切れ間)106のみが電解溶液と接
するので、この領域のみを選択的に陽極酸化することが
できる。
【0031】陽極酸化部の拡大図に示す通り、露出部1
06では金属薄膜104の表面から陽極酸化が進行し、
絶縁性の陽極酸化物107が形成される。電解溶液とし
てシュウ酸水溶液を用いると陽極酸化物107は多孔質
状になる。
06では金属薄膜104の表面から陽極酸化が進行し、
絶縁性の陽極酸化物107が形成される。電解溶液とし
てシュウ酸水溶液を用いると陽極酸化物107は多孔質
状になる。
【0032】そのため、電解溶液は陽極酸化物107の
中にも浸透し、陽極酸化時間に対応して矢印で示す方向
に向かって膜厚が増していく。そして、最終的には下地
である層間絶縁膜に到達し、陽極酸化物107の成長が
停止する。
中にも浸透し、陽極酸化時間に対応して矢印で示す方向
に向かって膜厚が増していく。そして、最終的には下地
である層間絶縁膜に到達し、陽極酸化物107の成長が
停止する。
【0033】陽極酸化物107が停止したら陽極酸化を
止め、レジストマスク105を除去して図1(B)に示
す状態が得られる。この状態では、金属薄膜104は陽
極酸化物107によって完全に絶縁分離され、画素TF
T102の画素電極108と画素TFT103の画素電
極109とが形成される。
止め、レジストマスク105を除去して図1(B)に示
す状態が得られる。この状態では、金属薄膜104は陽
極酸化物107によって完全に絶縁分離され、画素TF
T102の画素電極108と画素TFT103の画素電
極109とが形成される。
【0034】実際には、画素マトリクス回路には100
万個以上もの画素TFTがマトリクス状に形成され、そ
の上に同数の画素電極がマトリクス状に形成される。こ
の様に、本願発明は金属薄膜104をパターニングし、
エッチングではなく陽極酸化で互いに絶縁分離された画
素電極を形成する点に特徴がある。
万個以上もの画素TFTがマトリクス状に形成され、そ
の上に同数の画素電極がマトリクス状に形成される。こ
の様に、本願発明は金属薄膜104をパターニングし、
エッチングではなく陽極酸化で互いに絶縁分離された画
素電極を形成する点に特徴がある。
【0035】そのため、画素電極と画素電極との隙間は
陽極酸化物によって埋め込まれており、不要な段差を形
成することがない。従って、従来の様な液晶材料の配向
不良や段差部での光の乱反射等の問題を生じない。
陽極酸化物によって埋め込まれており、不要な段差を形
成することがない。従って、従来の様な液晶材料の配向
不良や段差部での光の乱反射等の問題を生じない。
【0036】
〔実施例1〕本実施例では本発明を利用して反射型LC
Dの画素マトリクス回路を作製する工程例を図3、4を
用いて説明する。なお、本発明は画素の平坦化に関する
技術であるため、TFT構造自体は本実施例に限定され
るものではない。
Dの画素マトリクス回路を作製する工程例を図3、4を
用いて説明する。なお、本発明は画素の平坦化に関する
技術であるため、TFT構造自体は本実施例に限定され
るものではない。
【0037】まず、絶縁表面を有する基板301を用意
する。本実施例ではガラス基板上に下地膜として酸化珪
素膜を形成する。基板301の上には結晶性珪素膜でな
る活性層302〜304を形成する。なお、本実施例で
は3つのTFTのみ記載することになるが実際には10
0万個以上のTFTが画素マトリクス回路内に形成され
る。
する。本実施例ではガラス基板上に下地膜として酸化珪
素膜を形成する。基板301の上には結晶性珪素膜でな
る活性層302〜304を形成する。なお、本実施例で
は3つのTFTのみ記載することになるが実際には10
0万個以上のTFTが画素マトリクス回路内に形成され
る。
【0038】本実施例では非晶質珪素膜を熱結晶化させ
て結晶性珪素膜を得ている。そして、その結晶性珪素膜
を通常にフォトリソ工程でパターニングして活性層30
2〜304を得る。なお、本実施例では結晶化の際に結
晶化を助長する触媒元素(ニッケル)を添加している。
この技術については特開平7-130652号公報に詳細に記載
されている。
て結晶性珪素膜を得ている。そして、その結晶性珪素膜
を通常にフォトリソ工程でパターニングして活性層30
2〜304を得る。なお、本実施例では結晶化の際に結
晶化を助長する触媒元素(ニッケル)を添加している。
この技術については特開平7-130652号公報に詳細に記載
されている。
【0039】次に、ゲイト絶縁膜305として150 nmの
厚さの酸化珪素膜を形成し、その上に0.2wt%のスカンジ
ウムを含有させたアルミニウム膜(図示せず)を成膜
し、パターニングによりゲイト電極の原型となる島状パ
ターンを形成する。
厚さの酸化珪素膜を形成し、その上に0.2wt%のスカンジ
ウムを含有させたアルミニウム膜(図示せず)を成膜
し、パターニングによりゲイト電極の原型となる島状パ
ターンを形成する。
【0040】本実施例では、ここで特開平7-135318号公
報に記載された技術を利用する。なお、詳細は同公報を
参考にすると良い。
報に記載された技術を利用する。なお、詳細は同公報を
参考にすると良い。
【0041】まず、上記島状パターン上にパターニング
で使用したレジストマスクを残したまま、3%のシュウ
酸水溶液中で陽極酸化を行う。この時、白金電極を陰極
として2〜3mVの化成電流を流し、到達電圧は8Vと
する。こうして、多孔質状の陽極酸化膜306〜308
が形成される。
で使用したレジストマスクを残したまま、3%のシュウ
酸水溶液中で陽極酸化を行う。この時、白金電極を陰極
として2〜3mVの化成電流を流し、到達電圧は8Vと
する。こうして、多孔質状の陽極酸化膜306〜308
が形成される。
【0042】その後、レジストマスクを除去した後に3
%の酒石酸のエチレングリコール溶液をアンモニア水で
中和した溶液中で陽極酸化を行う。この時、化成電流は
5〜6mVとし、到達電圧は100Vとすれば良い。こ
うして、緻密な陽極酸化膜309〜311が形成され
る。
%の酒石酸のエチレングリコール溶液をアンモニア水で
中和した溶液中で陽極酸化を行う。この時、化成電流は
5〜6mVとし、到達電圧は100Vとすれば良い。こ
うして、緻密な陽極酸化膜309〜311が形成され
る。
【0043】そして、上記工程によってゲイト電極31
2〜314が画定する。なお、画素マトリクス回路では
ゲイト電極の形成と同時に1ライン毎に各ゲイト電極を
接続するゲイト線も形成されている。(図3(A))
2〜314が画定する。なお、画素マトリクス回路では
ゲイト電極の形成と同時に1ライン毎に各ゲイト電極を
接続するゲイト線も形成されている。(図3(A))
【0044】次に、ゲイト電極312〜314をマスク
としてゲイト絶縁膜305をエッチングする。エッチン
グはCF4 ガスを用いたドライエッチング法により行
う。これにより315〜317で示される様な形状のゲ
イト絶縁膜が形成される。
としてゲイト絶縁膜305をエッチングする。エッチン
グはCF4 ガスを用いたドライエッチング法により行
う。これにより315〜317で示される様な形状のゲ
イト絶縁膜が形成される。
【0045】そして、この状態で一導電性を付与する不
純物イオンをイオン注入法またはプラズマドーピング法
により添加する。この場合、画素マトリクス回路をN型
TFTで構成するならばP(リン)イオンを、P型TF
Tで構成するならばB(ボロン)イオンを添加すれば良
い。
純物イオンをイオン注入法またはプラズマドーピング法
により添加する。この場合、画素マトリクス回路をN型
TFTで構成するならばP(リン)イオンを、P型TF
Tで構成するならばB(ボロン)イオンを添加すれば良
い。
【0046】なお、上記不純物イオンの添加工程は2度
に分けて行う。1度目は80keV程度の高加速電圧で
行い、ゲイト絶縁膜315〜317の端部(突出部)の
下に不純物イオンのピークがくる様に調節する。そし
て、2度目は5keV程度の低加速電圧で行い、ゲイト
絶縁膜315〜317の端部(突出部)の下には不純物
イオンが添加されない様に調節する。
に分けて行う。1度目は80keV程度の高加速電圧で
行い、ゲイト絶縁膜315〜317の端部(突出部)の
下に不純物イオンのピークがくる様に調節する。そし
て、2度目は5keV程度の低加速電圧で行い、ゲイト
絶縁膜315〜317の端部(突出部)の下には不純物
イオンが添加されない様に調節する。
【0047】こうしてTFTのソース領域318〜32
0、ドレイン領域321〜323、低濃度不純物領域
(LDD領域とも呼ばれる)324〜326、チャネル
形成領域327〜329が形成される。(図3(B))
0、ドレイン領域321〜323、低濃度不純物領域
(LDD領域とも呼ばれる)324〜326、チャネル
形成領域327〜329が形成される。(図3(B))
【0048】この時、ソース/ドレイン領域は 300〜50
0 Ω/□のシート抵抗が得られる程度に不純物イオンを
添加することが好ましい。また、低濃度不純物領域はT
FTの性能に合わせて最適化を行う必要がある。また、
不純物イオンの添加工程が終了したら熱処理を行い、不
純物イオンの活性化を行う。
0 Ω/□のシート抵抗が得られる程度に不純物イオンを
添加することが好ましい。また、低濃度不純物領域はT
FTの性能に合わせて最適化を行う必要がある。また、
不純物イオンの添加工程が終了したら熱処理を行い、不
純物イオンの活性化を行う。
【0049】次に、第1の層間絶縁膜330として酸化
珪素膜を 400nmの厚さに形成し、その上にソース電極3
31〜333、ドレイン電極334〜336を形成す
る。(図3(C))
珪素膜を 400nmの厚さに形成し、その上にソース電極3
31〜333、ドレイン電極334〜336を形成す
る。(図3(C))
【0050】次に、第2の層間絶縁膜337として有機
性樹脂膜を 1〜2 μmの厚さに形成する。有機性樹脂膜
としては、ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミ
ド、アクリル等を用いることができる。
性樹脂膜を 1〜2 μmの厚さに形成する。有機性樹脂膜
としては、ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミ
ド、アクリル等を用いることができる。
【0051】そして、後に画素電極となる金属薄膜33
8を 100nmの厚さに形成する。本実施例では金属薄膜と
して 1wt% のチタンを添加したアルミニウム膜を用いる
が、陽極酸化可能な材料であるタンタル等も本発明に利
用することができる。
8を 100nmの厚さに形成する。本実施例では金属薄膜と
して 1wt% のチタンを添加したアルミニウム膜を用いる
が、陽極酸化可能な材料であるタンタル等も本発明に利
用することができる。
【0052】次に、金属薄膜338を形成したら、レジ
ストマスク339を形成する。この時、レジストマスク
339は後に画素電極として機能させる領域のみに配置
される様な構成とする。即ち、図3(D)に示す状態で
はレジストマスク339がマトリクス状に配置され、金
属薄膜338の露出部は340で示される領域のみとな
る。
ストマスク339を形成する。この時、レジストマスク
339は後に画素電極として機能させる領域のみに配置
される様な構成とする。即ち、図3(D)に示す状態で
はレジストマスク339がマトリクス状に配置され、金
属薄膜338の露出部は340で示される領域のみとな
る。
【0053】ここで図3(D)に示す状態を上面から見
た図を図5(A)に示す。図3(D)の構造は図5
(A)においてA−A’で切った断面図に相当する。ま
た、図5(A)における各符号は図3(D)で用いた符
号に対応している。即ち、金属薄膜338上にレジスト
マスク339がマトリクス状に形成されている。
た図を図5(A)に示す。図3(D)の構造は図5
(A)においてA−A’で切った断面図に相当する。ま
た、図5(A)における各符号は図3(D)で用いた符
号に対応している。即ち、金属薄膜338上にレジスト
マスク339がマトリクス状に形成されている。
【0054】図3(D)に示す状態が得られたら、その
まま電解溶液中で陽極酸化を行う。この陽極酸化は前述
の多孔質状の陽極酸化膜を形成する条件でも緻密な陽極
酸化膜を形成する条件でも良い。
まま電解溶液中で陽極酸化を行う。この陽極酸化は前述
の多孔質状の陽極酸化膜を形成する条件でも緻密な陽極
酸化膜を形成する条件でも良い。
【0055】金属薄膜338の膜厚が 100nmを超える場
合、多孔質状の陽極酸化膜の形成条件で行うことが好ま
しい。多孔質状の陽極酸化膜は陽極酸化時間と膜厚が比
例するので 2μm程度の厚さまで対応できる。従って、
金属薄膜338の膜厚が厚くても完全な絶縁化が可能で
ある。
合、多孔質状の陽極酸化膜の形成条件で行うことが好ま
しい。多孔質状の陽極酸化膜は陽極酸化時間と膜厚が比
例するので 2μm程度の厚さまで対応できる。従って、
金属薄膜338の膜厚が厚くても完全な絶縁化が可能で
ある。
【0056】一方、金属薄膜338の膜厚が 100nm以下
である場合、緻密な陽極酸化膜の形成条件で行うことが
好ましい。緻密な陽極酸化膜は絶縁性、安定性が高いと
いう点で有効である。ただし、緻密な陽極酸化膜の膜厚
は陽極酸化時の印加電圧で決定されるため、陽極酸化用
のマスクとして用いる絶縁膜の耐圧によってその上限が
決定される。
である場合、緻密な陽極酸化膜の形成条件で行うことが
好ましい。緻密な陽極酸化膜は絶縁性、安定性が高いと
いう点で有効である。ただし、緻密な陽極酸化膜の膜厚
は陽極酸化時の印加電圧で決定されるため、陽極酸化用
のマスクとして用いる絶縁膜の耐圧によってその上限が
決定される。
【0057】上記陽極酸化工程により金属薄膜338の
露出部340のみが選択的に陽極酸化される。多孔質状
の陽極酸化膜は時間に比例して膜厚が増加するので、最
終的には露出部の金属薄膜が完全に陽極酸化物(本実施
例ではAlx Oy で示されるアルミナ)341に変成す
る。従って、金属薄膜338は陽極酸化物341によっ
て絶縁分離され、画素電極342〜344となる。そし
て、レジストマスク339を除去することで図4(A)
の状態が得られる。
露出部340のみが選択的に陽極酸化される。多孔質状
の陽極酸化膜は時間に比例して膜厚が増加するので、最
終的には露出部の金属薄膜が完全に陽極酸化物(本実施
例ではAlx Oy で示されるアルミナ)341に変成す
る。従って、金属薄膜338は陽極酸化物341によっ
て絶縁分離され、画素電極342〜344となる。そし
て、レジストマスク339を除去することで図4(A)
の状態が得られる。
【0058】この状態を上面から見た図を図5(B)に
示す。図4(A)の構造は図5(B)においてB−B’
で切った断面図に相当する。また、図5(B)における
各符号は図4(A)で用いた符号に対応している。
示す。図4(A)の構造は図5(B)においてB−B’
で切った断面図に相当する。また、図5(B)における
各符号は図4(A)で用いた符号に対応している。
【0059】本発明の特徴として、画素電極342〜3
44同士の隙間を埋め込む様な形で陽極酸化物341が
形成される。そのため、複雑な工程を必要としないで画
素電極間の境界部を埋め込むことが可能である。また、
画素電極表面と陽極酸化物表面とがほぼ一致するので、
優れた平坦面を得ることができる。
44同士の隙間を埋め込む様な形で陽極酸化物341が
形成される。そのため、複雑な工程を必要としないで画
素電極間の境界部を埋め込むことが可能である。また、
画素電極表面と陽極酸化物表面とがほぼ一致するので、
優れた平坦面を得ることができる。
【0060】以上の様にして、画素マトリクス回路が完
成する。実際には画素TFTを駆動する駆動回路等も同
一基板上に同時形成される。この様な基板は通常TFT
側基板またはアクティブマトリクス基板と呼ばれる。本
明細書中ではアクティブマトリクス基板のことを第1の
基板と呼ぶことにする。
成する。実際には画素TFTを駆動する駆動回路等も同
一基板上に同時形成される。この様な基板は通常TFT
側基板またはアクティブマトリクス基板と呼ばれる。本
明細書中ではアクティブマトリクス基板のことを第1の
基板と呼ぶことにする。
【0061】第1の基板が完成したら、透光性基板34
5に対向電極346を形成した対向基板(本明細書中で
はこの基板を第2の基板と呼ぶことにする)を貼り合わ
せ、それらの間に液晶層347を挟持する。こうして図
4(B)に示す様な反射型LCDが完成する。
5に対向電極346を形成した対向基板(本明細書中で
はこの基板を第2の基板と呼ぶことにする)を貼り合わ
せ、それらの間に液晶層347を挟持する。こうして図
4(B)に示す様な反射型LCDが完成する。
【0062】なお、このセル組み工程は公知の方法に従
って行えば良い。また、液晶層に二色性色素を分散させ
たり、対向基板にカラーフィルターを設けたりすること
も可能である。その様な液晶層の種類、カラーフィルタ
ーの有無等はどの様なモードで液晶を駆動するかによっ
て変化するので実施者が適宜決定すれば良い。
って行えば良い。また、液晶層に二色性色素を分散させ
たり、対向基板にカラーフィルターを設けたりすること
も可能である。その様な液晶層の種類、カラーフィルタ
ーの有無等はどの様なモードで液晶を駆動するかによっ
て変化するので実施者が適宜決定すれば良い。
【0063】〔実施例2〕本実施例では、アクティブマ
トリクス駆動を行うための半導体素子として、実施例1
で示したTFTとは異なる構造のTFTを利用する場合
の例について説明する。
トリクス駆動を行うための半導体素子として、実施例1
で示したTFTとは異なる構造のTFTを利用する場合
の例について説明する。
【0064】実施例1では代表的なトップゲイト型TF
Tであるコプレナー型TFTを一例として記載したが、
ボトムゲイト型TFTであっても構わない。図6に示す
のはボトムゲイト型TFTの代表例である逆スタガ型T
FTを用いた例である。
Tであるコプレナー型TFTを一例として記載したが、
ボトムゲイト型TFTであっても構わない。図6に示す
のはボトムゲイト型TFTの代表例である逆スタガ型T
FTを用いた例である。
【0065】図6において、601はガラス基板、60
2、603はゲイト電極、604はゲイト絶縁膜、60
5、606は活性層である。活性層605、606は意
図的に不純物を添加しない珪素膜で構成される。
2、603はゲイト電極、604はゲイト絶縁膜、60
5、606は活性層である。活性層605、606は意
図的に不純物を添加しない珪素膜で構成される。
【0066】また、607、608はソース電極、60
9、610はドレイン電極であり、611、612はチ
ャネルストッパー(またはエッチングストッパー)とな
る窒化珪素膜である。即ち、活性層605、606のう
ち、チャネルストッパー611、612の下に位置する
領域が実質的にチャネル形成領域として機能する。
9、610はドレイン電極であり、611、612はチ
ャネルストッパー(またはエッチングストッパー)とな
る窒化珪素膜である。即ち、活性層605、606のう
ち、チャネルストッパー611、612の下に位置する
領域が実質的にチャネル形成領域として機能する。
【0067】以上までが逆スタガ型TFTの基本構造で
ある。本実施例では、この様な逆スタガ型を有機性樹脂
膜でなる層間絶縁膜613で覆って平坦化し、その上に
画素電極614、615を形成する構成とする。勿論、
画素電極614、615は本発明を利用して陽極酸化物
616、617によって絶縁分離される。
ある。本実施例では、この様な逆スタガ型を有機性樹脂
膜でなる層間絶縁膜613で覆って平坦化し、その上に
画素電極614、615を形成する構成とする。勿論、
画素電極614、615は本発明を利用して陽極酸化物
616、617によって絶縁分離される。
【0068】反射型LCDを作製する場合、逆スタガ型
TFTで図6に示す様な構造をとることは有効である。
この様な構造では逆スタガ型TFTの上方にも画素電極
を形成できるため、画素領域のサイズを最大限に生かす
ことができる。
TFTで図6に示す様な構造をとることは有効である。
この様な構造では逆スタガ型TFTの上方にも画素電極
を形成できるため、画素領域のサイズを最大限に生かす
ことができる。
【0069】また、次に本発明の半導体素子として絶縁
ゲイト型電界効果トランジスタ(IGFET)を形成し
た場合の例について説明する。なお、IGFETはMO
SFETとも呼ばれ、シリコンウェハー上に形成された
トランジスタを指す。
ゲイト型電界効果トランジスタ(IGFET)を形成し
た場合の例について説明する。なお、IGFETはMO
SFETとも呼ばれ、シリコンウェハー上に形成された
トランジスタを指す。
【0070】図7において、701はガラス基板、70
2、703はソース領域、704、705はドレイン領
域である。ソース/ドレイン領域はイオン注入で不純物
を添加し、熱拡散させることで形成できる。なお、70
6は素子分離用の酸化物であり、通常のLOCOS技術
を用いて形成できる。
2、703はソース領域、704、705はドレイン領
域である。ソース/ドレイン領域はイオン注入で不純物
を添加し、熱拡散させることで形成できる。なお、70
6は素子分離用の酸化物であり、通常のLOCOS技術
を用いて形成できる。
【0071】次に、707はゲイト絶縁膜、708、7
09はゲイト電極、710は第1の層間絶縁膜、71
1、712はソース電極、713、714はドレイン電
極である。その上を第2の層間絶縁膜715で平坦化
し、その平坦面上に画素電極716、717を形成す
る。勿論、画素電極716、717は画素電極の材料と
なる金属薄膜(図示せず)を陽極酸化物718、719
で絶縁分離することによって得られる。
09はゲイト電極、710は第1の層間絶縁膜、71
1、712はソース電極、713、714はドレイン電
極である。その上を第2の層間絶縁膜715で平坦化
し、その平坦面上に画素電極716、717を形成す
る。勿論、画素電極716、717は画素電極の材料と
なる金属薄膜(図示せず)を陽極酸化物718、719
で絶縁分離することによって得られる。
【0072】なお、本実施例で示したIGFET、トッ
プゲイト型またはボトムゲイト型TFT以外にも、薄膜
ダイオード、MIM素子、バリスタ素子等を用いたアク
ティブマトリクスディスプレイに対しても本発明は適用
できる。
プゲイト型またはボトムゲイト型TFT以外にも、薄膜
ダイオード、MIM素子、バリスタ素子等を用いたアク
ティブマトリクスディスプレイに対しても本発明は適用
できる。
【0073】以上、本実施例に示した様に、本発明はあ
らゆる構造の半導体素子を用いた反射型LCDにおいて
も適用することができる。
らゆる構造の半導体素子を用いた反射型LCDにおいて
も適用することができる。
【0074】特に、反射型LCDは半導体素子上を平坦
化してその上に画素電極を形成することで、画素面積を
最大限に活用できる利点を有する。本発明はその利点を
さらに効果的に利用する上で有効な技術である。そのた
め、本発明を利用した反射型LCDは高い解像度と高い
開口率を実現することができる。
化してその上に画素電極を形成することで、画素面積を
最大限に活用できる利点を有する。本発明はその利点を
さらに効果的に利用する上で有効な技術である。そのた
め、本発明を利用した反射型LCDは高い解像度と高い
開口率を実現することができる。
【0075】〔実施例3〕実施例1において、画素電極
となる金属薄膜338を形成する前に、第2の層間絶縁
膜337を平坦化しておくことは有効である。
となる金属薄膜338を形成する前に、第2の層間絶縁
膜337を平坦化しておくことは有効である。
【0076】層間絶縁膜の平坦化方法としては、層間絶
縁膜の厚膜化による方法、有機性樹脂膜を用いたレベリ
ングによる方法、機械的な研磨による方法、エッチバッ
ク技術による方法などが挙げられるが、優れた平坦面を
得るには機械的な研磨による方法が最も有効である。
縁膜の厚膜化による方法、有機性樹脂膜を用いたレベリ
ングによる方法、機械的な研磨による方法、エッチバッ
ク技術による方法などが挙げられるが、優れた平坦面を
得るには機械的な研磨による方法が最も有効である。
【0077】機械的な研磨による方法としては、代表的
にはCMP(ケミカル・メカニカル・ポリッシング)技
術が挙げられる。CMP技術とは、薬液による化学的な
エッチングと研磨材による機械的な研磨とを組み合わせ
た研磨技術である。
にはCMP(ケミカル・メカニカル・ポリッシング)技
術が挙げられる。CMP技術とは、薬液による化学的な
エッチングと研磨材による機械的な研磨とを組み合わせ
た研磨技術である。
【0078】本実施例によれば優れた平坦面に画素電極
342〜344を形成することになり、高い反射率を有
する画素電極を得ることができる。即ち、投射型ディス
プレイに様な用途に用いる場合に非常に有効である。
342〜344を形成することになり、高い反射率を有
する画素電極を得ることができる。即ち、投射型ディス
プレイに様な用途に用いる場合に非常に有効である。
【0079】〔実施例4〕本願発明は、単純マトリクス
型の反射型LCDに対しても適用することが可能であ
る。この場合、一対の基板の各々にストライプ状の電極
を形成し、互いの電極が直交する様に基板を貼り合わせ
て液晶層を挟持する。
型の反射型LCDに対しても適用することが可能であ
る。この場合、一対の基板の各々にストライプ状の電極
を形成し、互いの電極が直交する様に基板を貼り合わせ
て液晶層を挟持する。
【0080】なお、この場合、一方を透光性基板とすれ
ば他方は透光性でも遮光性でも構わない。ただし、透光
性基板側に形成するストライプ状の電極は透明導電膜で
構成する必要がある。
ば他方は透光性でも遮光性でも構わない。ただし、透光
性基板側に形成するストライプ状の電極は透明導電膜で
構成する必要がある。
【0081】本実施例では、透光性基板と対をなす基板
側にアルミニウムまたはアルミニウムを主成分とする材
料でなる金属薄膜を形成し、ストライプ状にレジストマ
スクを設けて陽極酸化することでストライプ状の電極が
得られる。
側にアルミニウムまたはアルミニウムを主成分とする材
料でなる金属薄膜を形成し、ストライプ状にレジストマ
スクを設けて陽極酸化することでストライプ状の電極が
得られる。
【0082】〔実施例5〕本発明を適用して形成される
反射型LCDでは様々な液晶の表示モードを利用するこ
とができる。例えば、ECB(電界制御複屈折)モー
ド、PCGH(相転移型ゲスト・ホスト)モード、OC
Bモード、HANモード、PDLC型ゲスト・ホストモ
ードが挙げられる。
反射型LCDでは様々な液晶の表示モードを利用するこ
とができる。例えば、ECB(電界制御複屈折)モー
ド、PCGH(相転移型ゲスト・ホスト)モード、OC
Bモード、HANモード、PDLC型ゲスト・ホストモ
ードが挙げられる。
【0083】ECBモードは液晶層に印加する電圧を変
化させて液晶の配向を変え、その時生じる液晶層の複屈
折の変化を一対の偏光板で検出してカラー表示を行う表
示モードである。この場合、カラーフィルターを利用し
ない方式もとれるため、明るい表示が可能である。
化させて液晶の配向を変え、その時生じる液晶層の複屈
折の変化を一対の偏光板で検出してカラー表示を行う表
示モードである。この場合、カラーフィルターを利用し
ない方式もとれるため、明るい表示が可能である。
【0084】また、PCGHモードはホスト液晶に対し
て二色性色素をゲスト分子に混合し、液晶に印加する電
圧によって液晶分子の配向状態を変化させ、液晶層の光
吸収率を変化させる表示モードである。この場合、偏光
板を用いない方式がとれるため、高いコントラストを得
ることができる。
て二色性色素をゲスト分子に混合し、液晶に印加する電
圧によって液晶分子の配向状態を変化させ、液晶層の光
吸収率を変化させる表示モードである。この場合、偏光
板を用いない方式がとれるため、高いコントラストを得
ることができる。
【0085】また、PDLCモードは液晶中に高分子を
分散させた(または高分子中に液晶を分散させた)ポリ
マー分散型液晶を用いる表示モードである。この場合、
偏光板が不要であるため明るい表示が可能である。ま
た、固体のポリマー分散型液晶を利用すれば対向側にガ
ラス基板を用いない構成とすることも可能である。
分散させた(または高分子中に液晶を分散させた)ポリ
マー分散型液晶を用いる表示モードである。この場合、
偏光板が不要であるため明るい表示が可能である。ま
た、固体のポリマー分散型液晶を利用すれば対向側にガ
ラス基板を用いない構成とすることも可能である。
【0086】これらの様々な表示モードは、その特徴に
応じて偏光板の有無、カラーフィルターの有無を自由に
設定することができる。例えば、PCGHモードの場合
には偏光板が不要なので、カラーフィルターを用いた単
板式としても明るい表示を実現することができる。
応じて偏光板の有無、カラーフィルターの有無を自由に
設定することができる。例えば、PCGHモードの場合
には偏光板が不要なので、カラーフィルターを用いた単
板式としても明るい表示を実現することができる。
【0087】〔実施例6〕本実施例では、本発明の反射
型LCDを三板式プロジェクターに適用した場合の例に
ついて説明する。説明は図8に示す概略図を用いて行
う。
型LCDを三板式プロジェクターに適用した場合の例に
ついて説明する。説明は図8に示す概略図を用いて行
う。
【0088】図8において、メタルハライドランプ、ハ
ロゲンランプ等の光源801から出力されたR(赤)、
B(青)、G(緑)を含む光は、偏光ビームスプリッタ
802で反射され、クロスダイクロイックミラー803
に進む。
ロゲンランプ等の光源801から出力されたR(赤)、
B(青)、G(緑)を含む光は、偏光ビームスプリッタ
802で反射され、クロスダイクロイックミラー803
に進む。
【0089】なお、偏光ビームスプリッタとは光の偏光
方向によって反射したり透過したりする機能を有した光
学フィルターである。この場合、光源801からの光は
偏光ビームスプリッタ802で反射される様な偏光を与
えてある。
方向によって反射したり透過したりする機能を有した光
学フィルターである。この場合、光源801からの光は
偏光ビームスプリッタ802で反射される様な偏光を与
えてある。
【0090】この時、クロスダイクロイックミラー80
3では、Rに対応する液晶パネル804の方向にR成分
光が反射され、Bに対応する液晶パネル805の方向に
B成分光が反射される。また、G成分光はクロスダイク
ロイックミラー803を透過し、Gに対応する液晶パネ
ル806に入射する。
3では、Rに対応する液晶パネル804の方向にR成分
光が反射され、Bに対応する液晶パネル805の方向に
B成分光が反射される。また、G成分光はクロスダイク
ロイックミラー803を透過し、Gに対応する液晶パネ
ル806に入射する。
【0091】各液晶パネルは804〜806は、画素が
オフ状態にある時は入射光の偏光方向を変化させないで
反射する様に液晶分子が配向している。また、画素がオ
ン状態にある時は液晶層の配向状態が変化し、入射光の
偏光方向もそれに伴って変化する様に構成されている。
オフ状態にある時は入射光の偏光方向を変化させないで
反射する様に液晶分子が配向している。また、画素がオ
ン状態にある時は液晶層の配向状態が変化し、入射光の
偏光方向もそれに伴って変化する様に構成されている。
【0092】これらの液晶パネル804〜806で反射
された光は再びクロスダイクロイックミラー803で反
射(G成分光だけは透過)して合成され、再び偏光ビー
ムスプリッタ802へと入射する。
された光は再びクロスダイクロイックミラー803で反
射(G成分光だけは透過)して合成され、再び偏光ビー
ムスプリッタ802へと入射する。
【0093】この時、オン状態にある画素領域で反射さ
れた光は偏光方向が変化するため偏光ビームスプリッタ
802を透過する。一方、オフ状態にある画素領域で反
射された光は偏光方向が変化しないため偏光ビームスプ
リッタ803で反射されてしまう。
れた光は偏光方向が変化するため偏光ビームスプリッタ
802を透過する。一方、オフ状態にある画素領域で反
射された光は偏光方向が変化しないため偏光ビームスプ
リッタ803で反射されてしまう。
【0094】この様に、画素マトリクス回路にマトリク
ス状に配置された画素領域を複数の半導体素子でオン/
オフ制御することによって、特定の画素領域で反射され
た光のみが偏光ビームスプリッタ802を透過できる様
になる。この動作は各液晶パネル804〜806に共通
である。
ス状に配置された画素領域を複数の半導体素子でオン/
オフ制御することによって、特定の画素領域で反射され
た光のみが偏光ビームスプリッタ802を透過できる様
になる。この動作は各液晶パネル804〜806に共通
である。
【0095】以上の様にして偏光ビームスプリッタ80
2を透過した画像情報を含む光は投影レンズ等で構成さ
れる光学系レンズ807で拡大投影されてスクリーン8
08上に映し出される。
2を透過した画像情報を含む光は投影レンズ等で構成さ
れる光学系レンズ807で拡大投影されてスクリーン8
08上に映し出される。
【0096】本発明を利用した反射型LCDは、画素電
極間を埋め込むことで高い解像度と高い開口率とを実現
している。そのため、図8の投射型プロジェクターの様
に画像を拡大投影する電気光学装置においても優れた表
示性能を実現できる。
極間を埋め込むことで高い解像度と高い開口率とを実現
している。そのため、図8の投射型プロジェクターの様
に画像を拡大投影する電気光学装置においても優れた表
示性能を実現できる。
【0097】〔実施例7〕本実施例では、本発明による
反射型LCDを適用しうる応用製品(電気光学装置)に
ついて図9を用いて説明する。本発明を利用した電気光
学装置としてはビデオカメラ、スチルカメラ、プロジェ
クター、ヘッドマウントディスプレイ、カーナビゲーシ
ョン、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(モバイ
ルコンピュータ、携帯電話等)などが挙げられる。
反射型LCDを適用しうる応用製品(電気光学装置)に
ついて図9を用いて説明する。本発明を利用した電気光
学装置としてはビデオカメラ、スチルカメラ、プロジェ
クター、ヘッドマウントディスプレイ、カーナビゲーシ
ョン、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(モバイ
ルコンピュータ、携帯電話等)などが挙げられる。
【0098】図9(A)はモバイルコンピュータ(モー
ビルコンピュータ)であり、本体2001、カメラ部2
002、受像部2003、操作スイッチ2004、表示
装置2005で構成される。本発明を表示装置2005
に適用すると、さらに小型化および低消費電力化が図れ
る。
ビルコンピュータ)であり、本体2001、カメラ部2
002、受像部2003、操作スイッチ2004、表示
装置2005で構成される。本発明を表示装置2005
に適用すると、さらに小型化および低消費電力化が図れ
る。
【0099】図9(B)はヘッドマウントディスプレイ
であり、本体2101、表示装置2102、バンド部2
103で構成される。本発明を表示装置2102に適用
することで大幅に装置の小型化が図れる。
であり、本体2101、表示装置2102、バンド部2
103で構成される。本発明を表示装置2102に適用
することで大幅に装置の小型化が図れる。
【0100】図9(C)はフロント型プロジェクターで
あり、本体2201、光源2202、表示装置220
3、光学系2204、スクリーン2205で構成され
る。本発明を表示装置2203に適用することで高精細
な画像が実現される。
あり、本体2201、光源2202、表示装置220
3、光学系2204、スクリーン2205で構成され
る。本発明を表示装置2203に適用することで高精細
な画像が実現される。
【0101】図9(D)は携帯電話であり、本体230
1、音声出力部2302、音声入力部2303、表示装
置2304、操作スイッチ2305、アンテナ2306
で構成される。本発明を表示装置2304に適用するこ
とで視認性に優れた表示モニタを搭載することができ
る。
1、音声出力部2302、音声入力部2303、表示装
置2304、操作スイッチ2305、アンテナ2306
で構成される。本発明を表示装置2304に適用するこ
とで視認性に優れた表示モニタを搭載することができ
る。
【0102】図9(E)はビデオカメラであり、本体2
401、表示装置2402、音声入力部2403、操作
スイッチ2404、バッテリー2405、受像部240
6で構成される。本発明を表示装置2402に適用する
ことで、屋外での撮影にも十分に耐えうる表示性能が実
現できる。
401、表示装置2402、音声入力部2403、操作
スイッチ2404、バッテリー2405、受像部240
6で構成される。本発明を表示装置2402に適用する
ことで、屋外での撮影にも十分に耐えうる表示性能が実
現できる。
【0103】図9(F)はリア型プロジェクターであ
り、本体2501、光源2502、表示装置2503、
偏光ビームスプリッタ2504、リフレクター250
5、2506、スクリーン2507で構成される。本発
明を表示装置2402に適用することで、装置の薄型化
および高精細な画像を実現できる。
り、本体2501、光源2502、表示装置2503、
偏光ビームスプリッタ2504、リフレクター250
5、2506、スクリーン2507で構成される。本発
明を表示装置2402に適用することで、装置の薄型化
および高精細な画像を実現できる。
【0104】なお、図9(A)、(B)、(D)、
(E)に示す様に直視型ディスプレイとする場合、画素
電極表面に凹凸を形成することは有効である。これによ
り光の散乱効果が高まり、視野角、視認性が向上する。
逆に、図9(C)、(F)に示す様に投射型ディスプレ
イとする場合、画素電極表面を鏡面状態にすることが好
ましい。これにより光の乱反射が低減され、色ずれや解
像度の低下が抑えられる。
(E)に示す様に直視型ディスプレイとする場合、画素
電極表面に凹凸を形成することは有効である。これによ
り光の散乱効果が高まり、視野角、視認性が向上する。
逆に、図9(C)、(F)に示す様に投射型ディスプレ
イとする場合、画素電極表面を鏡面状態にすることが好
ましい。これにより光の乱反射が低減され、色ずれや解
像度の低下が抑えられる。
【0105】以上の様に、本発明の応用範囲は極めて広
く、あらゆる分野の表示媒体に適用することが可能であ
る。特に、LCDをプロジェクターの様な投射型表示装
置に用いる場合には、非常に高い解像度が要求される。
その様な場合において、本発明は非常に有効な技術であ
る。
く、あらゆる分野の表示媒体に適用することが可能であ
る。特に、LCDをプロジェクターの様な投射型表示装
置に用いる場合には、非常に高い解像度が要求される。
その様な場合において、本発明は非常に有効な技術であ
る。
【0106】また、モバイルコンピュータ、携帯電話、
ビデオカメラに代表される携帯情報端末機器は装置の小
型化および低消費電力化が望まれる。その様な場合にお
いて、バックライトの不要な本発明の反射型LCDは有
効である。
ビデオカメラに代表される携帯情報端末機器は装置の小
型化および低消費電力化が望まれる。その様な場合にお
いて、バックライトの不要な本発明の反射型LCDは有
効である。
【0107】
【発明の効果】本発明を利用した反射型LCDは、マト
リクス状に配置された個々の画素電極の隙間(画素と画
素との切れ間)が絶縁物で埋め込まれた構成となる。こ
の時、画素電極表面と絶縁物表面は概略一致するため、
画素電極間の隙間に生じる段差部はほぼ完全に平坦化す
る。
リクス状に配置された個々の画素電極の隙間(画素と画
素との切れ間)が絶縁物で埋め込まれた構成となる。こ
の時、画素電極表面と絶縁物表面は概略一致するため、
画素電極間の隙間に生じる段差部はほぼ完全に平坦化す
る。
【0108】従って、上記段差部に起因する液晶材料の
配向不良、入射光の乱反射によるコントラスト低下とい
った諸問題が解決される。これにより、高精細な表示性
能を有する反射型LCDを実現することが可能である。
配向不良、入射光の乱反射によるコントラスト低下とい
った諸問題が解決される。これにより、高精細な表示性
能を有する反射型LCDを実現することが可能である。
【図1】 本発明の概略を説明するための図。
【図2】 従来のアクティブマトリクス基板の作製工
程を示す図。
程を示す図。
【図3】 反射型LCDの作製工程を示す図。
【図4】 反射型LCDの作製工程を示す図。
【図5】 アクティブマトリクス基板を上面から見た
図。
図。
【図6】 アクティブマトリクス基板の構造を示す
図。
図。
【図7】 アクティブマトリクス基板の構造を示す
図。
図。
【図8】 三板式プロジェクタの構成を示す図。
【図9】 応用製品の一例を説明するための図。
101 ガラス基板 102、103 画素TFT 104 金属薄膜 105 レジストマスク 106 露出部 107 陽極酸化物 108、109 画素電極
Claims (22)
- 【請求項1】絶縁表面を有する基板上に複数の電極が形
成されており、 前記複数の電極は、該電極を構成する材料を主成分とす
る酸化物で互いに絶縁分離されていることを特徴とする
半導体装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記複数の電極は陽極
酸化可能な材料で構成されていることを特徴とする半導
体装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記複数の電極を構成
する材料とはアルミニウムまたはアルミニウムを主成分
する材料であり、 前記酸化物とはアルミナであることを特徴とする半導体
装置。 - 【請求項4】第1の基板および透光性を有する第2の基
板と、 前記第1の基板と前記第2の基板との間に挟持された液
晶層と、 を少なくとも含み、 前記第1の基板および前記第2の基板にはストライプ状
の電極が形成されており、 前記第1の基板に形成された前記ストライプ状の電極
は、該電極を構成する材料を主成分とする酸化物で互い
に絶縁分離されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】請求項4において、前記第1の基板に形成
されたストライプ状の電極は、陽極酸化可能な材料で構
成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】請求項4において、前記第1の基板に形成
されたストライプ状の電極はアルミニウムまたはアルミ
ニウムを主成分する材料で構成され、 前記酸化物はアルミナで構成されていることを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項7】絶縁表面を有する基板上にマトリクス状に
形成された複数の半導体素子と、 前記複数の半導体素子の各々に接続された複数の画素電
極と、 を少なくとも有し、 前記複数の画素電極は該画素電極を構成する材料を主成
分とする酸化物で互いに絶縁分離されていることを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項8】マトリクス状に形成された複数の半導体素
子および該複数の半導体素子の各々に接続された複数の
画素電極を有する基板と、 前記基板上に保持された液晶層と、 を少なくとも含み、 前記複数の画素電極は該画素電極を構成する材料を主成
分とする酸化物で互いに絶縁分離されていることを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項9】請求項8において、前記画素電極を構成す
る材料とは陽極酸化可能な材料であることを特徴とする
半導体装置。 - 【請求項10】マトリクス状に形成された複数の半導体
素子および該複数の半導体素子の各々に接続された複数
の画素電極を有する基板と、 前記基板上に保持された液晶層と、 を少なくとも含み、 前記複数の画素電極はアルミニウムまたはアルミニウム
を主成分とする材料で構成され、かつ、アルミニウムを
主成分とする酸化物で互いに絶縁分離されていることを
特徴とする半導体装置。 - 【請求項11】請求項8または請求項10において、前
記液晶層は前記基板と該基板に対向する対向基板との間
に挟持されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項12】請求項8または請求項10において、前
記酸化物はアルミナであることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項13】請求項8または請求項10において、前
記半導体素子とは薄膜トランジスタであることを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項14】絶縁表面を有する基板上に金属薄膜を形
成する工程と、 前記金属薄膜上に選択的にレジストマスクを形成する工
程と、 前記レジストマスクをマスクとして前記金属薄膜の露出
部を酸化し、該露出部を酸化物に変成させる工程と、 を少なくとも含み、 前記酸化物によって前記金属薄膜を複数に絶縁分離させ
ることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項15】第1の基板および透光性を有する第2の
基板と、 前記第1の基板と前記第2の基板との間に挟持された液
晶層と、 を少なくとも含む半導体装置の作製方法であって、 前記第1の基板上に金属薄膜を形成する工程と、 前記金属薄膜上に選択的にレジストマスクを形成する工
程と、 前記レジストマスクをマスクとして前記金属薄膜の露出
部を酸化し、該露出部を酸化物に変成させる工程と、 を少なくとも含み、 前記酸化物によって前記金属薄膜をストライプ状に絶縁
分離させることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項16】絶縁表面を有する基板上に複数の半導体
素子を形成する工程と、 前記複数の半導体素子と電気的に接続した金属薄膜を形
成する工程と、 前記金属薄膜上に選択的にレジストマスクを形成する工
程と、 前記レジストマスクをマスクとして前記金属薄膜の露出
部を酸化し、該露出部を酸化物に変成させる工程と、 を少なくとも含み、 前記酸化物によって前記金属薄膜をマトリクス状に絶縁
分離させることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項17】マトリクス状に形成された複数の半導体
素子および該複数の半導体素子の各々に接続された複数
の画素電極を有する基板と、 前記基板上に保持された液晶層と、 を少なくとも含む半導体装置の作製方法であって、 前記複数の半導体素子と電気的に接続した金属薄膜を形
成する工程と、 前記金属薄膜上に選択的にレジストマスクを形成する工
程と、 前記レジストマスクをマスクとして前記金属薄膜の露出
部を酸化し、該露出部を酸化物に変成させる工程と、 を少なくとも含み、 前記酸化物によって前記金属薄膜をマトリクス状に絶縁
分離させることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項18】請求項17において、前記液晶層は前記
基板と該基板に対向する対向基板との間に挟持されるこ
とを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項19】請求項16または請求項17において、
前記半導体素子とは薄膜トランジスタであることを特徴
とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項20】請求項14乃至請求項17において、前
記金属薄膜とは陽極酸化可能な材料であることを特徴と
する半導体装置の作製方法。 - 【請求項21】請求項14乃至請求項17において、前
記金属薄膜はアルミニウムまたはアルミニウムを主成分
とする材料であることを特徴とする半導体装置の作製方
法。 - 【請求項22】請求項14乃至請求項17において、前
記酸化物は陽極酸化法により形成されることを特徴とす
る半導体装置の作製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9024497A JPH10268359A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 半導体装置およびその作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9024497A JPH10268359A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 半導体装置およびその作製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10268359A true JPH10268359A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13993095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9024497A Pending JPH10268359A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 半導体装置およびその作製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10268359A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2588295A (en) * | 2019-09-23 | 2021-04-21 | Lg Display Co Ltd | Display device and method for manufacturing the same |
| US11469390B2 (en) | 2019-09-23 | 2022-10-11 | Lg Display Co., Ltd. | Display device and method for manufacturing the same |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP9024497A patent/JPH10268359A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2588295A (en) * | 2019-09-23 | 2021-04-21 | Lg Display Co Ltd | Display device and method for manufacturing the same |
| GB2588295B (en) * | 2019-09-23 | 2022-03-30 | Lg Display Co Ltd | Display device and method for manufacturing the same |
| US11469390B2 (en) | 2019-09-23 | 2022-10-11 | Lg Display Co., Ltd. | Display device and method for manufacturing the same |
| US11917846B2 (en) | 2019-09-23 | 2024-02-27 | Lg Display Co., Ltd. | Display device having an oxide insulating film between subpixels and method for manufacturing the same |
| US12207487B2 (en) | 2019-09-23 | 2025-01-21 | Lg Display Co., Ltd. | Display device comprising a substrate having a first subpixel and a second subpixel and method for manufacturing the same |
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