JPH10269694A - ディスク再生装置の信号処理回路 - Google Patents

ディスク再生装置の信号処理回路

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JPH10269694A
JPH10269694A JP9068811A JP6881197A JPH10269694A JP H10269694 A JPH10269694 A JP H10269694A JP 9068811 A JP9068811 A JP 9068811A JP 6881197 A JP6881197 A JP 6881197A JP H10269694 A JPH10269694 A JP H10269694A
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アクセス時間の向上を図れる信号処理回路を提
供する。 【解決手段】通常再生時には、回転速度計測回路107
でディスクからの再生信号に基づいてスピンドルの回転
速度を検出し、基準速度に対する速度エラーを0にする
ような制御信号S107をVCO116にその制御電圧
として与え、その発振出力をVCO124を含む第1の
PLL回路の基準周波数としてディジタルPLL回路1
25で周波数および位相の制御を行いつつ再生クロック
を発生し、アクセス時には、コントローラ30の制御に
基づきスイッチ回路117,118によりVCO116
への制御信号を位相比較器115の出力信号S115に
切り換え、VCO116、位相比較器115,LPF2
3等を含む逓倍のPLL回路を構成して、VCO115
の発振周波数が、コントローラ30でアクセス情報に基
づいて予測されるアクセス先における再生速度に追従す
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)やMD(ミニディスク)と称されるディジタ
ル・オーディオ・ディスク等の情報記録ディスク(以
下、単にディスクと称する)を再生するディスクプレー
ヤ等のディスク再生装置の信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル・オーディオ・ディスク、た
とえばCD方式のディスクでは、EFM(Eight to Fou
rteen Modulation) と呼ばれる変調方式が採られてい
る。このEFM信号を復調する際には、ディスクから読
み取ったRF信号を波形整形することによって得られる
2値のパルス列信号に基づいてクロック(以下、再生ク
ロックと称する)を生成し、この再生クロックを用いて
復調処理が行われる。この再生クロックの生成には、一
般的に、PLL(Phase Locked Loop)回路が用いられて
いる。
【0003】近年、このPLL回路についても、発振周
波数が広範囲に亘る周波数帯域で使用可能であることが
要求されてきている。たとえば現在、CD−ROM市場
はより高速再生化へ進んでおり、CD−ROM用の信号
処理LSI(たとえばDSP)では、1倍速からより高
速再生を実現する超高速のn倍速、たとえば16倍速や
24倍速等まで対応可能なものが要求されている。CD
−ROM用信号処理LSIでは、必要な発振周波数を得
るためには、最大発振周波数に高い電圧制御発振器(V
CO;Voltage Controlled Oscillator )を内蔵する必
要がある。
【0004】図7は、上述した再生クロックの生成に用
いられるPLL回路の基本的な構成例を示すブロック図
である。図7において、クリスタル発振子41の発振周
波数(たとえば16.9344MHz9はプリスケーラ
42で1/M(Mは整数)に分周され、位相比較器43
の一入力となる。位相比較器43は、VCO44の発振
周波数をプリスケーラ45で1/N(Nは整数)に分周
して得られる周波数信号を他入力とし、両周波数信号の
位相を比較しその位相差信号を出力する。この位相差信
号は、ローパスフィルタ(LPF)46を経てVCO4
4の制御電圧となる。VCO44は、この制御電圧に応
じて発振周波数が変化する。このVCO44の発振出力
は、最終的に得る再生クロックPLLCKのL(整数)
倍の基準クロックとして導出されるとともに、プリスケ
ーラ45を経て位相比較器43の他入力となる。この回
路構成では、位相比較器43の2つの入力信号の位相が
一致するように回路が動作し、その結果、2つの入力信
号の周波数も一致することになる。
【0005】なお、クリスタル発振子41の発振周波数
16.9344MHzはサンプリング周波数fsをCD
方式と同じ周波数、すなわち44.1kHzとした場
合、384×fsとなる。さらに、再生クロックPLL
CKの周波数を4.3218MHzとすると、4.32
18MHzはCD方式でEFM信号をPWM変調すると
きのチャネルクロック周波数であり、この3周期から1
1周期まで1周期ステップでEFM信号はPWM変調さ
れている。
【0006】このチャネルクロックのL倍の周波数を持
つ基準クロックは、ディジタルPLL回路52に与えら
れる。このディジタルPLL回路52は、周波数エラー
計測回路47、ローパスフィルタ48、位相エラー計測
回路49、加算器50およびディジタルVCO51から
なり、基準クロックに基づいて再生クロックPLLCK
を発生するとともに、この再生クロックPLLCKに対
するEFM信号の周波数エラーおよび位相エラーを検出
し、その周波数エラーおよび位相エラーに基づいて再生
クロックPLLCKの周波数および位相を制御する構成
となっている。ここで、EFM信号は、ディスクから読
み取られたRF信号が波形整形によって2値化されて得
られる信号である。この2値化信号は、チャネルクロッ
クの周期をTとすると、nT(但し、nは3〜11の整
数)で変化する信号である。
【0007】ところで、このディジタルPLL回路52
は、各倍速の基準周波数に対して±5%のキャプチャレ
ンジを有する。図8は、このディジタルPLL回路52
の1倍速、2倍速、3倍速および4倍速の各動作速度時
のキャプチャレンジを示す図である。
【0008】ここでたとえばディスクから読み出したR
F信号の周期を計測するための再生クロックPLLCK
(1倍速の時、4.3218MHz)で考えると、ディ
ジタルPLL回路が有するキャプチャレンジは、次式で
与えられる。
【0009】
【数1】 4.3218MHz×0.95≦PLLCK≦4.3218MHz×1.05 …(1)
【0010】したがって、上述した構成では、ディスク
の回転がこの範囲以外の時、PLLはロックせず、±5
%に入るまで待たなければならなかった。すなわち、図
8に示すように、1倍速(4.3218MHz±5
%)、2倍速(8.6436MHz±5%)、4倍速
(17.2872MHz±5%)といったように、固定
の基準周波数から±5%の範囲内でPLLがロックし、
それ以外の範囲でロックしない(図中、PLL Unlocck で
示す範囲)。
【0011】このような特性を有する図7の回路では、
たとえば屋外でのCDプレーヤの使用状態において、デ
ィスクの回転方向又は反回転方向にプレーヤ本体を回転
させた場合、回転運動の慣性のためピックアップとの相
対速度が大きくずれることにより、スピンドルの回転速
度が目標速度より大きくずれ、キャプチャー/ロックレ
ンジ±fの中に入らなくなるため、PLLのロックが外
れ、音楽が途絶えるなど、回転性外乱に弱く、また、高
速アクセスに弱い等の不利益があった。
【0012】そこで、出願人は、基準周波数をディスク
の回転速度に追従させた信号処理回路を提案した(特願
平6−291459号)。この回路は、図9に示すよう
に、回転速度計測回路53で、EFM信号に基づいてス
ピンドルモータの回転速度を検出し、基準速度に対する
速度エラーを0にする制御信号を発生し、この制御信号
を、ローパスフィルタ54で高い周波数成分をカットし
てVCO55にその制御電圧として供給する。そして、
アナログPLL回路40に基準周波数を与える手段とし
てVCO55を用い、このVCO55に対してスピンド
ルの回転速度の基準速度に対する速度エラーに応じた制
御電圧を与える一方、このVCO55によって与えられ
る発振周波数に基づいてアナログPLL回路40で基準
クロックPLLCK×Lを発生するとともに、この基準
クロックに基づいてディジタルPLL回路52で再生ク
ロックPLLCKを発生するように構成されている。
【0013】この回路では、VCO55およびアナログ
PLL回路40内のVCO44共にスピンドルの回転数
に比例して発振周波数が変化することになる。すなわ
ち、回転が遅くなれば基準周波数は低くなり、速くなれ
ば高くなる。このように、基準周波数が回転速度に追従
することと、ディジタルPLL回路52が基準周波数に
対して±5%のキャプチャレンジを有することで、図1
0に示すように、システム全体として非常に広いキャプ
チャレンジのPLL回路を実現でき、いかなる回転速度
でも追従可能となった。
【0014】その結果、たとえば屋外でのディスクプレ
ーヤの使用状態において、ディスクの回転方向または反
回転方向にプレーヤ本体を回転させた場合とか、アクセ
ス時に大きなトラックジャンプが発生した場合等、スピ
ンドルの回転速度が目標値に対して大きくずれるような
場合であっても、PLLのロックが殆ど外れることがな
いため、常にデータを読むことができるとともに、高速
アクセルが可能となるという利点を有する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図9のいわ
ゆるワイドキャプチャシステムを採用した回路では、ア
クセス等でPLLが一旦外れると、図11に示すよう
に、VCO55を制御するための回転速度計測回路53
の出力信号S53はハイレベル(H)またはローレベル
(L)の意味のない信号となる。このため、後段のLP
F54の出力信号S54の波形は、過渡期間を経てハイ
レベルまたはローレベルに固定となる。この信号S54
はVCO55の制御電圧であるが、この制御電圧がハイ
レベルまたはローレベルに固定となると、VCO55の
発振周波数としては最小もしくは最大となる。図9に回
路では、この発振クロックが内部のマスタクロックとな
るため、所望する発振周波数とかけ離れた位置からPL
Lの引き込み動作に入ることになる。一方、ここで使用
されるLPF54の時定数が大きいことも重なって、図
11に示すようにVCO55の発振周波数が所望の値に
達するのにmsオーダの長い時間が必要であった。すな
わち、ピックアップが目的のトラックへ着地してからP
LLの引き込みが終了しロックするまでに時間がかかっ
ていた。これを解決するため、マイコン等からトラバー
ス中にパルスを注入して回転追従PLL回路のVCOの
発振周波数を制御する構成がとられていたが、LSIの
固体差や使用環境によるVCOの特性変化が大きく、一
概に制御することは困難であった。
【0016】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、回転性外乱や高速アクセスに強
いことはもとより、アクセス時間の向上を図れるディス
ク再生装置の信号処理回路を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ディスクからの再生信号に同期した再生
クロックを生成し、この再生クロックに基づいて前記再
生信号に対する信号処理を行うディスク再生装置の信号
処理回路であって、前記再生信号に基づいてスピンドル
の回転速度を検出し、基準速度に対する速度エラーに応
じた第1の制御信号を発生する回転速度計測手段と、所
定周波数の第1の基準クロックを発生する第1の発振手
段と、前記第1または第2の制御信号に応じて発振周波
数が変化する第2の発振手段と、前記第1の発振手段に
よる第1の基準クロックと前記第2の発振手段の発振信
号との位相差を検出し、検出結果に応じた前記第2の制
御信号を発生する位相比較手段と、前記第2の発振手段
の発振周波数に基づいて所定周波数の第2の基準クロッ
クを発生する第1のPLL回路と、前記第2の基準クロ
ックに基づいて前記再生クロックを発生し、この再生ク
ロックに対する前記再生信号の周波数エラーおよび位相
エラーを検出し、その周波数エラーおよび位相エラーに
基づいて前記再生クロックの周波数および位相を制御す
る第2のPLL回路と、再生時には前記回転速度計測手
段による第1の制御信号を前記第2の発振手段に入力さ
せ、アクセス時には前記位相比較手段による第2の制御
信号を前記第2の発振手段に入力させる制御信号切換手
段とを有する。
【0018】また、本発明では、前記制御手段は、第3
の制御信号に基づいて前記第2の発振手段と前記回転速
度計測手段による第1の制御信号の出力ラインまたは前
記位相比較手段との接続切り換えを行うスイッチ手段
と、再生またはアクセスの動作モードに応じて前記第3
の制御信号を出力する制御手段とを有する。
【0019】また、本発明では、前記第2の発振手段の
発振出力を可変分周比にて分周して前記位相比較手段に
入力させる分周手段を有し、前記制御手段は、少なくと
もアクセス時に前記分周手段の分周比を設定する。前記
制御手段は、アクセス情報に基づいてアクセス先におけ
る再生速度を予測し、予測速度に応じて前記分周手段の
分周比を設定する。
【0020】また、本発明では、前記スイッチ手段は、
アクセス時に前記位相比較手段の出力信号を反転させて
前記第2の発振手段に入力させる反転回路を有する。
【0021】また、前記制御信号切換手段と前記第2の
発振手段との間に所定の時定数に設定されたローパスフ
ィルタを有する。
【0022】本発明の信号処理回路によれば、回転速度
計測手段は、ディスクからの再生信号に基づいてスピン
ドルの回転速度を検出し、基準速度に対する速度エラー
を0にするような第1の制御信号を、第2の発振手段た
とえばVCOにその制御電圧として与える。これによ
り、第2の発振手段はディスクの回転数に比例して発振
周波数が変化する。この第2の発振手段の発振周波数は
第1のPLL回路の基準周波数となる。第1のPLL回
路は、この基準周波数に基づいて基準クロックを発生
し、第2のPLL回路はこの基準クロックに基づいて周
波数および位相の制御を行いつつ再生クロックを発生す
る。
【0023】一方、アクセス時には、たとえば制御手段
の制御に基づきスイッチ手段により第2の発振手段への
制御信号が第1の制御信号から位相比較手段による第2
の制御信号に切り換えられる。すなわち、アクセス時に
は第1および第2の発振手段、位相比較手段、あるいは
これらに加えて可変分周手段やLPFにより逓倍のPL
L回路が構成される。これにより、第2の発振手段の発
振周波数が、たとえば制御手段で、アクセス情報に基づ
いて予測されるアクセス先における再生速度に追従する
ようになる。したがって、目標トラックへの到達(着
地)後のPLLの引き込み時間が短縮される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、たとえばCDプレーヤに適
用された本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳
細に説明する。なお、本発明は、CDプレーヤへの適用
に限定されるものではなく、MDプレーヤなどディスク
プレーヤ全般に適用し得るものである。
【0025】図1は、本発明が適用されるCDプレーヤ
の制御系の一実施例を示すブロック構成図である。図1
のCDプレーヤは、ディスク(CD)1、スピンドルモ
ータ2、光学式ピックアップ(以下、単にピックアップ
と称する)3、I(電流)/V(電圧)アンプ8、RF
イコライズ回路9、DSP(Digital Signal Processor)
回路10、光学系サーボ信号処理回路20、クリスタル
発振子21、LPF(ローパスフィルタ)22,23、
アンプ24、ドライバ25、およびコントローラ30に
より構成されている。
【0026】図1において、ディスク(CD)1はスピ
ンドルモータ2によって回転駆動され、その記録情報は
光学式ピックアップ(以下、単にピックアップと称す
る)3によって読み取られる。ピックアップ3は、レー
ザダイオード4、このレーザダイオード4から発せられ
るレーザ光ビームをディスク1の信号記録面上に情報読
取用光スポットとして集束させる対物レンズ5、ディス
ク1からの反射光ビームの進行方向を変える偏光ビーム
スプリッタ6、この反射光ビームを受光するフォトディ
テクタ7等によって構成され、スレッド送りモータ(図
示せず)を駆動源としてディスク半径方向において移動
自在に設けられている。
【0027】ピックアップ3にはさらに、図示しない
が、ディスク1の記録トラックに対して情報読取用光ス
ポットをディスク半径方向において移動させるトラッキ
ングアクチュエータと、対物レンズ5のその光軸方向に
おいて移動させるフォーカスアクチュエータとが内蔵さ
れている。このピックアップ3の出力信号は、I/Vア
ンプ8で電流信号から電圧信号に変換され、さらにRF
イコライズ回路9で波形整形された後、DSP回路10
に供給される。
【0028】DSP回路10は、PLLアシンメトリ補
正回路101、EFM復調回路102、サブコード復調
回路103、RAM104、エラー訂正回路105、デ
・インターリーブ回路106、回転速度計測回路10
7、発振器(OSC)108、プリスケーラ109,1
10,111,112,113,114,120,12
1,122、位相比較器115(PC2),123(P
C1)、VCO116,124、スイッチ回路117,
118,119、および第2のPLL回路としてのディ
ジタルPLL回路125により構成されている。また、
位相比較器123(PC1)、VCO124、LPF2
3、およびプリスケーラ120〜122により第1のP
LL回路が構成される。
【0029】PLLアシンメトリ補正回路101は、ア
シンメトリ(asymmetry) の補正を行い、2値のEFM信
号を得る。ここで、アシンメトリとは、RF信号のアイ
パターンの中心が振幅の中心からずれる状態を言う。P
LLアシンメトリ補正回路101は、2値の信号エッジ
に基づいて再生クロックPLLCKを生成するPLL回
路を内蔵している。
【0030】EFM復調回路102は、PLLアシンメ
トリ補正回路101で得られたEFM信号を復調する。
EFM復調後のデータはサブコード処理回路133に供
給されるとともに、一端RAM104に格納される。サ
ブコード処理回路103は、フレーム同期信号のすぐ後
ろに入っている時間情報としてのサブコードを復調し、
コントローラ30に供給する。エラー訂正回路105
は、エラー訂正・検出用のパリティに基づいて一端RA
M104に格納されたEFM復調後のデータのエラー訂
正を行う。デ・インターリーブ回路106は、CIRC
(Cross Interleave Reed-SolomonCode)のインターリー
ブを解き、L/Rchのオーディオ信号として出力する
とともに、回転速度計測回路107に供給する。
【0031】回転速度計測回路107は、EFM信号に
基づいてスピンドルモータ2(以下、単にスピンドルと
称する)の回転速度を検出し、基準速度に対する速度エ
ラーを0にする制御信号(第2の制御信号)S107を
発生し、スイッチ回路117および119に出力する。
【0032】発振器108は、クリスタル発振子21の
高精度の発振出力(周波数16.9344MHz)に基
づいたクロック信号(第1の基準クロック)S108を
発生する。プリスケーラ109は、発振器108による
クロック信号S108の周波数を1/2に分周する。プ
リスケーラ110は、プリスケーラ109で1/2に分
周された発振器108によるクロック信号S108の周
波数をさらに1/32に分周し、位相比較器111に供
給する。
【0033】プリスケーラ111は、VCO116の出
力信号(第2の基準クロック)S116の周波数をコン
トローラ30からの制御信号KSL0,KSL1の指示
に従って設定される整数K(たとえば1,2,4,8)
に基づいて1/Kに分周し、プリスケーラ111および
120に供給する。プリスケーラ112は、プリスケー
ラ111で1/Kに分周されたVCO116の出力信号
S116の周波数をさらに1/2に分周する。プリスケ
ーラ113は、プリスケーラ112で1/2に分周され
た信号の周波数を、コントローラ30からの制御信号V
PCTL0,VPCTL1の指示に従って設定される整
数L(たとえば1,2,3,4)に基づいて1/Lに分
周する。プリスケーラ114は、プリスケーラ113で
1/Lに分周された信号の周波数を、コントローラ30
からの8ビットの制御信号VP0〜VP7で設定される
整数VPCTL0,VPCTL1の指示に従って設定さ
れる整数L(たとえばn(1〜256)に基づいて1/
nに分周し、位相比較器115に供給する。
【0034】位相比較器115は、発振器108の出力
信号S108の周波数を1/64に分周した信号をリフ
ァレンス側の入力(Ref)、VCO116の発振周波
数を1/K×1/2×1/L×1/nをバリアブル側の
入力(Var)として、両入力信号の周波数信号の位相
を比較することによりその位相差信号(第2の制御信
号)S115をスイッチ回路117および119に出力
する。位相差信号S115は、リファレンス側に対して
バリアブル側の周波数が低い場合にはハイレベル(H)
で出力され、高い場合にはローレベル(L)で出力さ
れ、等しいときはハイインピーダンス(HiZ)で出力
される。
【0035】VCO116は、端子VPCOとVCTL
間に接続された抵抗素子221およびキャパシタC22
1からなる外付けのLPF22で高い周波数成分がカッ
トされた、回転速度計測回路107の出力信号S107
または位相比較器115の出力信号S115を制御電圧
として受けて、制御電圧に応じた周波数で発振する。こ
のVCO116の発振周波数は、トラバース以外の通常
動作時にはディスク1の回転速度に追従し、トラバース
時には後述するコントローラ30の制御に基づきピック
アップ3の着地位置(目標トラック)の周波数、換言す
れば目標トラックにおけるあらかじめ予測した再生速度
に追従する。
【0036】スイッチ回路117は、2つの入力端子
a,bと1つの出力端子cを有している。入力端子aは
回転速度計測回路107の信号S107の出力ラインに
接続され、入力端子bは位相比較器115の信号S11
5の出力ラインに接続されており、コントローラ30か
らの制御信号ICAPがハイレベルの場合(トラバース
以外の通常動作時)は出力端子cに入力端子aを接続
し、コントローラ30からの制御信号ICAPがローレ
ベルの場合(トラバース時)は出力端子cに入力端子b
を接続する。なお、出力端子cはスイッチ回路118に
接続されている。
【0037】スイッチ回路118は、2つの入力端子
a,bと1つの出力端子cを有している。入力端子aは
反転回路118Aを介してスイッチ回路117の出力端
子cに接続され、入力端子bはスイッチ回路117の出
力端子cに直接接続されており、コントローラ30から
の制御信号INV.VPCOがローレベルの場合(トラ
バース以外の通常動作時)は出力端子cに入力端子bを
接続し、コントローラ30からの制御信号INV.VP
COがハイレベルの場合(トラバース時)は出力端子c
に入力端子aを接続する。なお、出力端子cは外部端子
VPCOに接続されている。
【0038】スイッチ回路119は、2つの入力端子
a,bと1つの出力端子cを有している。入力端子aは
回転速度計測回路107の信号S107の出力ラインに
接続され、入力端子bは位相比較器115の信号S11
5の出力ラインに接続されており、コントローラ30か
らの制御信号SPDCにより出力端子cとの接続状態が
切り換えられるが、通常、制御信号SPDCはローレベ
ルで供給され、出力端子cに入力端子bを接続する。な
お、出力端子cは外部端子MDPを介してアンプ24の
入力端子に接続されている。
【0039】プリスケーラ120は、プリスケーラ11
1で1/Kに分周されたVCO116の出力信号S11
6の周波数をさらに1/Mに分周する。プリスケーラ1
21は、VCO124の出力信号S124の周波数をコ
ントローラ30からの制御信号KSL2,KSL3の指
示に従って設定される整数K(たとえば1,2,4,
8)に基づいて1/Kに分周し、プリスケーラ122お
よびディジタルPLL回路125に供給する。プリスケ
ーラ122は、プリスケーラ121で1/Kに分周され
たVCO124の出力信号S124の周波数をさらに1
/Nに分周する。
【0040】位相比較器123は、VCO116の出力
信号S116の周波数を1/K×1/Mに分周した信号
をリファレンス側の入力(Ref)、VCO124の発
振周波数を1/K×1/Nに分周した信号をバリアブル
側の入力(Var)として、両入力信号の周波数信号の
位相を比較することによりその位相差信号S123を外
部端子PCOを介して外付けのLPF23に出力する。
【0041】VCO124は、LPF23で高い周波数
成分がカットされた位相比較器123の出力信号S12
3を制御電圧として受けて、制御電圧に応じた周波数で
発振する。
【0042】なお、LPF23は、外付けの抵抗素子R
231〜R233およびキャパシタC231,C23
2、並びにDSP回路10内部のオペアンプ126を備
えたアクティブフィルタにより構成されている。
【0043】以上の構成において、トラバース以外の通
常動作時には、コントローラ30の制御の下、回転速度
計測回路107の出力信号S107がスイッチ回路11
7,118を通り、LPF22で高い周波数成分がカッ
トされて制御電圧としてVCO116に供給され、この
VCO116の出力信号S116が、プリスケーラ11
1,120,121、位相比較器123、LPF23、
およびVCO124で構成されるアナログPLL回路に
供給され、プリスケーラ121の出力信号がディジタル
PLL回路125に供給される。すなわち、トラバース
以外の通常動作時には、図9に示すワイドキャプチャシ
ステムを採用した回路と等価な回路が構成される。な
お、ディジタルPLL回路125は、図9に示す回路5
2と同様に構成されることから、ここではその詳細な説
明は省略する。
【0044】これに対して、トラバース時には、コント
ローラ30の制御の下、位相比較器115の出力信号S
115がスイッチ回路117,118を通り、LPF2
2で高い周波数成分がカットされて制御電圧としてVC
O116に供給される。すなわち、トラバース時には、
図2に示すように、発振器108、プリスケーラ111
〜114、位相比較器115、スイッチ回路117,1
18、LPF22、およびVCO116で構成される完
全に独立した逓倍のアナログPLL回路が構成される。
そして、この逓倍のアナログPLL回路によって、VC
O116の発振周波数が、コントローラ30によりプリ
スケーラ113,114の分周値が制御されて、ピック
アップ3の着地位置の周波数(目標トラックの再生速
度)に追従するように制御される。
【0045】なお、トラバース時に構成される図2に示
す逓倍のアナログPLL回路においては、位相比較器1
15から出力される位相差信号S115は、上述したよ
うにリファレンス側に対してバリアブル側の周波数が低
い場合にはハイレベル(H)で出力され、高い場合には
ローレベル(L)で出力され、等しいときはハイインピ
ーダンス(HiZ)で出力される。このとき、VCO1
16の発振周波数は、外部端子VCTLの電位が高い程
低くなり、電位が低い程高くなる。このため、図2に示
すように単なる逓倍のアナログPLL回路として使用す
る場合、極性を反転する必要があることから、制御信号
INV.VPCOがハイレベルに設定されるトラバース
時には、スイッチ回路118で位相比較器115の出力
信号S115のレベルを反転回路118Aで反転させて
いる。
【0046】実際には、位相比較器115の出力信号S
115は、2本の信号VCOH,VCOLとして出力さ
れることから、単なるインバータで反転させる構成では
なく、スイッチ回路118は、たとえば図3に示すよう
な回路構成が採られる。
【0047】具体的には、図3に示すように、3個のイ
ンバータINV1〜INV3、4個の2入力アンドゲー
トAND1〜AND4、2個の2入力オアゲートOR
1,OR2、pチャネルMOSトランジスタPT1、お
よびnMOSトランジスタNT1により構成される。
【0048】アンドゲートAND1の一方の入力端子が
位相比較器115の信号VCOHの出力ラインに接続さ
れ、他方の入力端子がインバータINV1を介して制御
信号INV.VPCOの入力ラインに接続されている。
アンドゲートAND2の一方の入力端子がインバータI
NV2を介して位相比較器115の信号VCOLの出力
ラインに接続され、他方の入力端子が制御信号INV.
VPCOの入力ラインに接続されている。アンドゲート
AND3の一方の入力端子が位相比較器115の信号V
COLの出力ラインに接続され、他方の入力端子がイン
バータINV1を介して制御信号INV.VPCOの入
力ラインに接続されている。アンドゲートAND4の一
方の入力端子がインバータINV3を介して位相比較器
115の信号VCOHの出力ラインに接続され、他方の
入力端子が制御信号INV.VPCOの入力ラインに接
続されている。アンドゲートAND1,AND2の出力
端子がオアゲートOR1の入力端子にそれぞれ接続さ
れ、アンドゲートAND3,AND4の出力端子がオア
ゲートOR2の入力端子にそれぞれ接続されている。そ
して、電源電圧Vddの供給ラインと接地ラインとの間に
pチャネルMOSトランジスタPT1およびnMOSト
ランジスタNT1が直列に接続されており、オアゲート
OR1の出力端子がpチャネルMOSトランジスタPT
1のゲート電極に接続され、オアゲートOR2の出力端
子がnチャネルMOSトランジスタNT1のゲート電極
に接続され、pチャネルMOSトランジスタPT1およ
びnMOSトランジスタNT1のドレイン同士の接続点
が外部端子VPCOに接続されている。
【0049】図4は、位相比較器115の出力信号VC
OH,VCOLと図3の構成を有するスイッチ回路11
8を適用した場合の外部端子VPCOからの出力状態と
の関係を示す図である。図4に示すように、制御信号I
NV.VPCOがハイレベル(H)であるトラバース時
には、位相比較器115の出力信号VCOH,VCOL
が共に論理「0」の場合にはローレベル(L)、信号V
COHが論理「0」、信号VCOLが論理「1」の場合
には出力禁止状態(実際はあり得ない)、信号VCOH
が論理「1」、信号VCOLが論理「0」の場合にはハ
イインピーダンス(HiZ)状態、信号VCOH,VC
OLが共に論理「1」の場合にはハイレベル(H)とな
る。
【0050】なお、光学系サーボ信号処理回路20は、
ピックアップ3の動作に関連する各サーボ系、すなわち
情報読取用光スポットをディスク1の記録トラックに追
従させるためのトラッキングサーボ系、当該光スポット
をディスク1の信号記録面上に常に集束させるためのフ
ォーカスサーボ系およびピックアップ3のディスク半径
方向における位置制御をなすためのスレッドサーボ系を
制御するためのものである。
【0051】コントローラ30は、システム全体の制御
を行うとともに、サブコード処理回路103による時間
情報としてのサブコードを受けて、アクセス動作である
トラバース以外の通常動作時には、信号ICAPをハイ
レベルでスイッチ回路117に出力し、信号INV.V
PCOをローレベルでスイッチ回路118に出力し、ま
た、プリスケーラ111、121の分周値の制御等を行
う。また、トラバース時には、信号ICAPをローレベ
ルでスイッチ回路117に出力し、信号INV.VPC
Oをハイレベルでスイッチ回路118に出力するととも
に、サブコード、アドレス情報ADR等に基づいて、ト
ラバース中にVCO116の発振周波数をピックアップ
3の着地位置の周波数、すなわち目標トラックの再生速
度にあらかじめ制御すべく、分周値を制御する制御信号
VPCTL0,CPCTL10を所定の値でプリスケー
ラ113に出力し、制御信号VP0〜VP7を所定の値
でプリスケーラ114に出力する。
【0052】以下に、トラバース時のコントローラ30
におけるVCO116の発振周波数の予測方法について
説明する。近年、CD−ROMドライバでは、スピンド
ル2をCAV(Constant AngularVelocity /角速度一
定)で制御する方法が主流になりつつある。CLV(Co
nstant Linear Velocity/線速度一定)でプリマスター
ドされたディスク1をCAVで制御した場合、ディスク
1の内周と外周とでEFMの転送レートは変化する。具
体的には、最内周を1(絶対時間で0分のポイント)と
すると最外周では役2.5倍(絶対時間で74分のポイ
ント)となる。VCO116の発振周波数は、EFMの
転送レート(相対速度)に比例するので、アクセス先が
ディスク1のどの位置かで、ピックアップ3の着地後の
再生速度の予測を行うことが可能であり、VCO116
の発振周波数に換算することもできる。ここで、スピン
ドル2の相対速度をRとすると、プリスケーラ114の
分周値n(VP0〜VP7)およびプリスケーラ113
の分周値L(VPCTL0,1)と相対速度Rとの間に
は、次の関係式が成り立つ(倍速モード設定時)。
【0053】
【数2】 R=〔(256−n)/32〕×2×(L+1) n=256−〔32R/2(L+1)〕 …(2)
【0054】次に、トラバース時(予測時)のコントロ
ーラ30の動作例を図5のフローチャートを参照しつつ
説明する。今、ディスク1のあるポイントを10倍速で
再生していたとする。ここで、アクセス命令が入力され
て、飛び先の絶対時間がA分だと仮定する。この場合、
まずコントローラ30は絶対時間A分のポイントが何倍
速(R)になるかを計算する(S1)。なお、計算する
構成とする代わりに、テーブルを持っていて一意に決定
するように構成することも可能である。Rが求めること
ができたならば、次に、プリスケーラ114の分周値n
を計算し、計算値に応じて8ビットの制御信号VP0〜
VP7を設定する(S2)。そして、VCO制御モード
(トラバース制御モード)に切り換えて、制御信号IC
APをローレベルでスイッチ回路117に出力するとと
もに、制御信号INV.VPCOをハイレベルでスイッ
チ回路118に出力する(S3)。これにより、図2に
示すような、発振器108、プリスケーラ111〜11
4、位相比較器115、スイッチ回路117,118、
LPF22、およびVC116で構成される完全に独立
した逓倍のアナログPLL回路が構成される。
【0055】また、VCO制御モード(トラバース制御
モード)に切り換えた上で、DSP回路10のプリスケ
ーラ114に計算値に応じて設定された制御信号VP0
〜VP7を出力する(S4)。その後は、通常のトラッ
クジャンプルーチンを使用して、A分のポイントヘトラ
バースさせる(S5)。そして、VCO制御モード(ト
ラバース制御モード)から通常動作モードに切り換え
て、制御信号ICAPをハイレベルでスイッチ回路11
7に出力するとともに、制御信号INV.VPCOをロ
ーレベルでスイッチ回路118に出力する(S6)。こ
れにより、図2に示すような、独立した逓倍のアナログ
PLL回路の構成ではなく、回転速度計測回路107の
出力信号S107がLPF22を介してVCO116の
制御電圧として供給され、VCO116の発振周波数
は、ディスク1の回転速度に追従するようになり、広い
キャプチャレンジのPLL回路が実現され、通常の再生
動作が行われる。
【0056】図6に、図1の回路のアクセス時の外部端
子VPCO,VCTLにおける位相比較器の出力信号の
状態を示す。図6からわかるように、本実施例に係る信
号処理回路にあっては、目標トラックへの到達(着地)
後のPLLの引き込み時間が短縮される。
【0057】以上説明したように、本実施例によれば、
通常再生時には、回転速度計測回路107で、ディスク
からの再生信号に基づいてスピンドルの回転速度を検出
し、基準速度に対する速度エラーを0にするような第1
の制御信号S107を、第2の発振手段としてのVCO
116にその制御電圧として与え、その発振出力をVC
O124を含む第1のPLL回路の基準周波数として、
第2のPLL回路としてのディジタルPLL回路125
で周波数および位相の制御を行いつつ再生クロックを発
生し、一方、アクセス時には、たとえばコントローラ3
0の制御に基づきスイッチ回路117,118によりV
CO116への制御信号を位相比較器115の出力信号
S115に切り換え、VCO116、位相比較器11
5,LPF23等を含む逓倍のPLL回路を構成して、
VCO115の発振周波数が、コントローラ30でアク
セス情報に基づいて予測されるアクセス先における再生
速度に追従するようにしたので、回転性外乱や高速アク
セスに強いことはもとより、LSIの固体差、温度変化
に影響されない制御を行うことができ、目標トラックへ
の到達(着地)後のPLLの引き込み時間を短縮でき、
アクセス時間の高速化を図ることができる。また、たと
えばCD−DAでは、ESP等で音つなぎのためにアク
セスし、ターゲットからバッファリングを行うが、その
開始時間が速くなり、その結果、パフォーマンスの向上
を図れる利点がある。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転性外乱や高速アクセスに強いことはもとより、アク
セス時間を短縮実現でき、またLSIの固体差、温度変
化に影響されない制御を行うことができる。また、たと
えばCD−DAでは、ESP等で音つなぎのためにアク
セスし、ターゲットからバッファリングを行うが、その
開始時間が速くなり、その結果、パフォーマンスの向上
を図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるCDプレーヤの制御系の一
実施例を示すブロック構成図である。
【図2】アクセス時に構成される逓倍のPLL回路を示
す図である。
【図3】本発明に係る反転回路の一例を示す回路図であ
る。
【図4】本発明が適用されるCDプレーヤの制御系の第
2の実施形態を示す構成図である。
【図5】アクセス時のコントローラの制御動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図6】図1の回路のアクセス時の外部端子VPCO,
VCTLにおける位相比較器の出力信号の状態を示す図
である。
【図7】第1の従来例を示すブロック図である。
【図8】図7の回路のディジタルPLL回路の1,2,
3,4倍速時のキャプチャレンジを説明するための図で
ある。
【図9】第2の従来例を示すブロック図である。
【図10】図9の回路のディジタルPLL回路のキャプ
チャレンジを説明するための図である。
【図11】図9の回路のアクセス時の回転速度計測回路
およびローパスフィルタの出力信号の状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…ディスク、2…スピンドルモータ、3…ピックアッ
プ、10…DSP回路、101…PLLアシンメトリ補
正回路、102…EFM復調回路、103…サブコード
処理回路、104…RAM,105…エラー訂正回路、
106…デ・インターリーブ回路、107…回転速度計
測回路、108…発振器(OSC)、109,110,
111,112,113,114,120,121,1
22…プリスケーラ、115(PC2),123(PC
1)…位相比較器、116,124…VCO、117,
118,119…スイッチ回路、125…ディジタルP
LL回路、20…光学系サーボ信号処理回路、22,2
3…ローパスフィルタ(LPF)、30…コントロー
ラ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクからの再生信号に同期した再生
    クロックを生成し、この再生クロックに基づいて前記再
    生信号に対する信号処理を行うディスク再生装置の信号
    処理回路であって、 前記再生信号に基づいてスピンドルの回転速度を検出
    し、基準速度に対する速度エラーに応じた第1の制御信
    号を発生する回転速度計測手段と、 所定周波数の第1の基準クロックを発生する第1の発振
    手段と、 前記第1または第2の制御信号に応じて発振周波数が変
    化する第2の発振手段と、 前記第1の発振手段による第1の基準クロックと前記第
    2の発振手段の発振信号との位相差を検出し、検出結果
    に応じた前記第2の制御信号を発生する位相比較手段
    と、 前記第2の発振手段の発振周波数に基づいて所定周波数
    の第2の基準クロックを発生する第1のPLL回路と、 前記第2の基準クロックに基づいて前記再生クロックを
    発生し、この再生クロックに対する前記再生信号の周波
    数エラーおよび位相エラーを検出し、その周波数エラー
    および位相エラーに基づいて前記再生クロックの周波数
    および位相を制御する第2のPLL回路と、 再生時には前記回転速度計測手段による第1の制御信号
    を前記第2の発振手段に入力させ、アクセス時には前記
    位相比較手段による第2の制御信号を前記第2の発振手
    段に入力させる制御信号切換手段とを有するディクス再
    生装置の信号処理回路。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、第3の制御信号に基づ
    いて前記第2の発振手段と前記回転速度計測手段による
    第1の制御信号の出力ラインまたは前記位相比較手段と
    の接続切り換えを行うスイッチ手段と、 再生またはアクセスの動作モードに応じて前記第3の制
    御信号を出力する制御手段とを有する請求項1記載のデ
    ィスク再生装置の信号処理回路。
  3. 【請求項3】 前記第2の発振手段の発振出力を可変分
    周比にて分周して前記位相比較手段に入力させる分周手
    段を有し、 前記制御手段は、少なくともアクセス時に前記分周手段
    の分周比を設定する請求項2記載のディスク再生装置の
    信号処理回路。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、アクセス情報に基づい
    てアクセス先における再生速度を予測し、予測速度に応
    じて前記分周手段の分周比を設定する請求項3記載のデ
    ィスク再生装置の信号処理回路。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ手段は、アクセス時に前記
    位相比較手段の出力信号を反転させて前記第2の発振手
    段に入力させる反転回路を有する請求項2記載のディス
    ク再生装置の信号処理回路。
  6. 【請求項6】 前記制御信号切換手段と前記第2の発振
    手段との間に所定の時定数に設定されたローパスフィル
    タを有する請求項1記載のディスク再生装置の信号処理
    回路。
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