JPH10270215A - 限流器 - Google Patents
限流器Info
- Publication number
- JPH10270215A JPH10270215A JP7508197A JP7508197A JPH10270215A JP H10270215 A JPH10270215 A JP H10270215A JP 7508197 A JP7508197 A JP 7508197A JP 7508197 A JP7508197 A JP 7508197A JP H10270215 A JPH10270215 A JP H10270215A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer layer
- ptc polymer
- current
- current limiter
- ptc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大きな負荷電流を連続して通電でき、かつ、
限流波高値を低くすることができる限流器を提供する。 【解決手段】 PTCポリマー層1、および該PTCポ
リマー層1に電気的に接続された一対の電極2、3を含
んでなる限流器であって、前記PTCポリマー層1が、
該PTCポリマー層1を形成するPTCポリマーの常温
抵抗率より低い抵抗率を有する開口性導電体4を含んで
なる。
限流波高値を低くすることができる限流器を提供する。 【解決手段】 PTCポリマー層1、および該PTCポ
リマー層1に電気的に接続された一対の電極2、3を含
んでなる限流器であって、前記PTCポリマー層1が、
該PTCポリマー層1を形成するPTCポリマーの常温
抵抗率より低い抵抗率を有する開口性導電体4を含んで
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、短絡電流や過電流
を限流するために用いられる限流器に関する。
を限流するために用いられる限流器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、たとえば電気回路を短絡電流
や過電流から保護するために用いられる限流器に関する
研究が種々行われてる。従来の限流器の一例としては、
特開平4−7081号公報に開示されている限流器があ
る。図8は、従来の限流器の一例である特開平4−70
81号公報に開示されている限流器を示す側面説明図で
ある。図8において、21はPTC(positive tempera
ture coefficient)特性を有するPTCポリマーからな
るPTCポリマー層、22、23は2つの板状の電極か
らなる一対の電極を示す。前記電極22、23はPTC
ポリマー層21に電気的に接続されている。
や過電流から保護するために用いられる限流器に関する
研究が種々行われてる。従来の限流器の一例としては、
特開平4−7081号公報に開示されている限流器があ
る。図8は、従来の限流器の一例である特開平4−70
81号公報に開示されている限流器を示す側面説明図で
ある。図8において、21はPTC(positive tempera
ture coefficient)特性を有するPTCポリマーからな
るPTCポリマー層、22、23は2つの板状の電極か
らなる一対の電極を示す。前記電極22、23はPTC
ポリマー層21に電気的に接続されている。
【0003】図9は、PTCポリマーのPTC特性の一
例を示すグラフである。図9において、縦軸はPTCポ
リマーの抵抗率(Ω・cm)、横軸はPTCポリマーの
温度(℃)を示す。一般的に、PTCポリマーは、その
抵抗率が、図9に示すように、遷移開始温度T1までは
低く、遷移開始温度T1を超えると急激に増加するが、
遷移終了温度T2を超えると緩やかに増加するものもあ
れば、緩やかに減少するものもある。PTCポリマーの
種類によっては、遷移開始温度T1が125℃であり、
遷移終了温度T2が135℃であり、遷移終了温度T2
における抵抗率が、遷移開始温度T1における抵抗率の
1000倍となるものがある。
例を示すグラフである。図9において、縦軸はPTCポ
リマーの抵抗率(Ω・cm)、横軸はPTCポリマーの
温度(℃)を示す。一般的に、PTCポリマーは、その
抵抗率が、図9に示すように、遷移開始温度T1までは
低く、遷移開始温度T1を超えると急激に増加するが、
遷移終了温度T2を超えると緩やかに増加するものもあ
れば、緩やかに減少するものもある。PTCポリマーの
種類によっては、遷移開始温度T1が125℃であり、
遷移終了温度T2が135℃であり、遷移終了温度T2
における抵抗率が、遷移開始温度T1における抵抗率の
1000倍となるものがある。
【0004】つぎに、図面を参照しつつ従来の限流器の
動作について説明する。まず、負荷電流が電極22、2
3を介してPTCポリマー層21に流れ、ジュール熱に
よりPTCポリマー層21の温度が上昇する。前記負荷
電流は小さいため、PTCポリマー層21の温度は遷移
開始温度T1より低いままである。そして、短絡電流や
過電流が電極22、23を介してPTCポリマー層21
に流れると、PTCポリマー層21の温度が上昇し、P
TCポリマー層21の温度が遷移開始温度T1より高く
なる。したがって、PTCポリマー層21の抵抗率が急
激に増加し、短絡電流や過電流が抑制されることとな
る。抑制された短絡電流や過電流は、開閉器(図示せ
ず)で遮断される。短絡電流や過電流が遮断され、限流
器へのエネルギー(電流)の入力がなくなり、PTCポ
リマー層21の温度が遷移開始温度T1以下になると、
再び負荷電流の通電が可能となる。
動作について説明する。まず、負荷電流が電極22、2
3を介してPTCポリマー層21に流れ、ジュール熱に
よりPTCポリマー層21の温度が上昇する。前記負荷
電流は小さいため、PTCポリマー層21の温度は遷移
開始温度T1より低いままである。そして、短絡電流や
過電流が電極22、23を介してPTCポリマー層21
に流れると、PTCポリマー層21の温度が上昇し、P
TCポリマー層21の温度が遷移開始温度T1より高く
なる。したがって、PTCポリマー層21の抵抗率が急
激に増加し、短絡電流や過電流が抑制されることとな
る。抑制された短絡電流や過電流は、開閉器(図示せ
ず)で遮断される。短絡電流や過電流が遮断され、限流
器へのエネルギー(電流)の入力がなくなり、PTCポ
リマー層21の温度が遷移開始温度T1以下になると、
再び負荷電流の通電が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の限流器の前述の
ような動作においては、短絡電流や過電流をより短い時
間で遮断するために、PTCポリマー層の抵抗率を大き
くする必要があり、大きな負荷電流を連続して通電させ
ることができないという問題がある。
ような動作においては、短絡電流や過電流をより短い時
間で遮断するために、PTCポリマー層の抵抗率を大き
くする必要があり、大きな負荷電流を連続して通電させ
ることができないという問題がある。
【0006】また、PTCポリマー層の抵抗率(ρ)と
PTCポリマー層の断面積とのあいだには式(1)に示
すような関係がある。
PTCポリマー層の断面積とのあいだには式(1)に示
すような関係がある。
【0007】
【数1】
【0008】なお、式(1)において、RはPTCポリ
マー層の抵抗。LはPTCポリマー層の厚さ、SはPT
Cポリマー層の断面積(電流が流れる方向に対して垂直
な断面の大きさ)をいう。
マー層の抵抗。LはPTCポリマー層の厚さ、SはPT
Cポリマー層の断面積(電流が流れる方向に対して垂直
な断面の大きさ)をいう。
【0009】かかる関係により、PTCポリマー層の抵
抗率を大きくするためには、PTCポリマー層の断面積
を大きくする必要があり、短絡電流や過電流に対する応
答が遅くなり、限流波高値が高くなるという問題があ
る。なお、前記限流波高値とは、短絡電流や過電流が限
流器に流れたときに、短絡電流や過電流が遮断されるま
でのあいでに限流器に流れた電流の最大値をいう。
抗率を大きくするためには、PTCポリマー層の断面積
を大きくする必要があり、短絡電流や過電流に対する応
答が遅くなり、限流波高値が高くなるという問題があ
る。なお、前記限流波高値とは、短絡電流や過電流が限
流器に流れたときに、短絡電流や過電流が遮断されるま
でのあいでに限流器に流れた電流の最大値をいう。
【0010】そこで、大きな負荷電流を連続して通電で
き、かつ、限流特性にすぐれた限流器をうるべく、たと
えばPTCポリマー層の厚さを薄くする方法が試みられ
たが、限流動作時にPTCポリマー層が破損しやすくな
るという問題がある。
き、かつ、限流特性にすぐれた限流器をうるべく、たと
えばPTCポリマー層の厚さを薄くする方法が試みられ
たが、限流動作時にPTCポリマー層が破損しやすくな
るという問題がある。
【0011】また、PTCポリマー層中に非開口性の金
属板を埋設させるという方法も試みられた。しかし、P
TCポリマー層と金属板との密着性がわるいため、短絡
電流や過電流が大きいとPTCポリマー層と金属板との
あいだにアークが発生して剥離しやすくなり、さらにP
TCポリマー層と金属板とのあいだの接触抵抗が増大し
てしまうという問題がある。また、金属板の代わりに金
属短繊維を用いたものでは、金属短繊維間にPTCポリ
マーが存在するので金属短繊維間の電気的な接触がわる
くなり、PTCポリマー層の抵抗率が高くなるという問
題がある。
属板を埋設させるという方法も試みられた。しかし、P
TCポリマー層と金属板との密着性がわるいため、短絡
電流や過電流が大きいとPTCポリマー層と金属板との
あいだにアークが発生して剥離しやすくなり、さらにP
TCポリマー層と金属板とのあいだの接触抵抗が増大し
てしまうという問題がある。また、金属板の代わりに金
属短繊維を用いたものでは、金属短繊維間にPTCポリ
マーが存在するので金属短繊維間の電気的な接触がわる
くなり、PTCポリマー層の抵抗率が高くなるという問
題がある。
【0012】本発明はかかる問題を解決し、大きな負荷
電流を連続して通電でき、かつ、限流波高値を低くする
ことができる限流器を提供することを目的とする。
電流を連続して通電でき、かつ、限流波高値を低くする
ことができる限流器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の限流器はPTC
ポリマー層、および該PTCポリマー層に電気的に接続
された一対の電極を含んでなる限流器であって、前記P
TCポリマー層が、該PTCポリマー層を形成するPT
Cポリマーの常温抵抗率より低い抵抗率を有する開口性
導電体を含んでなるものである。
ポリマー層、および該PTCポリマー層に電気的に接続
された一対の電極を含んでなる限流器であって、前記P
TCポリマー層が、該PTCポリマー層を形成するPT
Cポリマーの常温抵抗率より低い抵抗率を有する開口性
導電体を含んでなるものである。
【0014】また、前記開口性導電体が金属からなるも
のである。
のである。
【0015】さらに、前記開口性導電体が多孔質金属か
らなるものである。
らなるものである。
【0016】また、前記開口性導電体がセラミックから
なるものである。
なるものである。
【0017】さらに、前記開口性導電体が多孔質セラミ
ックからなるものである。
ックからなるものである。
【0018】また、前記電極がPTCポリマー層に融着
されてなるものである。
されてなるものである。
【0019】また、前記開口性導電体の1つの表面が1
つの電極近傍に配置され、前記開口性導電体の他の1つ
の表面が他の電極に接した状態で配置されてなるもので
ある。
つの電極近傍に配置され、前記開口性導電体の他の1つ
の表面が他の電極に接した状態で配置されてなるもので
ある。
【0020】また、前記一対の電極が、弾性体を用いて
PTCポリマー層に押圧されてなるものである。
PTCポリマー層に押圧されてなるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の限流器の実施の
形態について説明する。
形態について説明する。
【0022】実施の形態1.図面を参照しながら、本発
明の限流器の実施の形態1について説明する。
明の限流器の実施の形態1について説明する。
【0023】図1は、本発明の限流器の一実施の形態を
示す断面説明図である。図1において、1は、PTC特
性を有するPTCポリマーからなるPTCポリマー層、
2、3は2つの板状の電極からなる一対の電極を示す。
前記電極2、3は、PTCポリマー層1に電気的に接続
されている。さらに、電極2、3は、弾性体(図示せ
ず)でPTCポリマー層1に押圧されている。また、4
は、PTCポリマー層1内に配設された開口性導電体、
4aは開口性導電体4に設けられた貫通孔を示す。本実
施の形態では、開口性導電体4は金属からなる。該金属
は、酸化しにくいものが好ましく、たとえばニッケルで
めっきされた銅または銀でめっきされた銅などである。
示す断面説明図である。図1において、1は、PTC特
性を有するPTCポリマーからなるPTCポリマー層、
2、3は2つの板状の電極からなる一対の電極を示す。
前記電極2、3は、PTCポリマー層1に電気的に接続
されている。さらに、電極2、3は、弾性体(図示せ
ず)でPTCポリマー層1に押圧されている。また、4
は、PTCポリマー層1内に配設された開口性導電体、
4aは開口性導電体4に設けられた貫通孔を示す。本実
施の形態では、開口性導電体4は金属からなる。該金属
は、酸化しにくいものが好ましく、たとえばニッケルで
めっきされた銅または銀でめっきされた銅などである。
【0024】図2は、図1に示される限流器中の開口性
導電体の一例を示す斜視説明図である。開口性導電体4
には複数の貫通孔4aが設けられている。さらに、開口
性導電体4は、PTCポリマー層の常温抵抗率より低い
抵抗率を有するものである。なお、前記常温抵抗率と
は、PTCポリマー層の温度が遷移開始温度T1より低
いときのPTCポリマー層の抵抗率をいう。本実施の形
態においては、PTCポリマー層を形成するPTCポリ
マーの常温抵抗率が0.001〜1Ω・cmであり、開
口性導電体4の抵抗率が1〜20μΩ・cmであること
が好ましい。
導電体の一例を示す斜視説明図である。開口性導電体4
には複数の貫通孔4aが設けられている。さらに、開口
性導電体4は、PTCポリマー層の常温抵抗率より低い
抵抗率を有するものである。なお、前記常温抵抗率と
は、PTCポリマー層の温度が遷移開始温度T1より低
いときのPTCポリマー層の抵抗率をいう。本実施の形
態においては、PTCポリマー層を形成するPTCポリ
マーの常温抵抗率が0.001〜1Ω・cmであり、開
口性導電体4の抵抗率が1〜20μΩ・cmであること
が好ましい。
【0025】PTCポリマー層1は、図1に示すよう
に、電極2、3および開口性導電体4間に形成される板
状の部分1a、1cと、開口性導電体4の開口部たる貫
通孔4a中に形成される円柱状の部分1bとからなる。
に、電極2、3および開口性導電体4間に形成される板
状の部分1a、1cと、開口性導電体4の開口部たる貫
通孔4a中に形成される円柱状の部分1bとからなる。
【0026】つぎに、本実施の形態にかかわる限流器の
動作について説明する。まず、負荷電流が、一方の電極
2から流入すると、PTCポリマー層1の板状の部分1
a、開口性導電体4およびPTCポリマー層1の板状の
部分1cを経由して、他方の電極3から流出する。負荷
電流通電時、PTCポリマー層1で発生するジュール熱
が少ないので、PTCポリマー層1の温度上昇が低く、
PTCポリマー層1の温度は遷移開始温度T1よりも低
い。本実施の形態では、PTCポリマー層1内に、PT
Cポリマー層1の常温抵抗率よりも低い抵抗率を有する
開口性導電体4が配設されているので、電極2、3間の
抵抗が低い。したがって、PTCポリマー層1の断面積
を小さくしても、大きな負荷電流を連続して流すことが
できる。
動作について説明する。まず、負荷電流が、一方の電極
2から流入すると、PTCポリマー層1の板状の部分1
a、開口性導電体4およびPTCポリマー層1の板状の
部分1cを経由して、他方の電極3から流出する。負荷
電流通電時、PTCポリマー層1で発生するジュール熱
が少ないので、PTCポリマー層1の温度上昇が低く、
PTCポリマー層1の温度は遷移開始温度T1よりも低
い。本実施の形態では、PTCポリマー層1内に、PT
Cポリマー層1の常温抵抗率よりも低い抵抗率を有する
開口性導電体4が配設されているので、電極2、3間の
抵抗が低い。したがって、PTCポリマー層1の断面積
を小さくしても、大きな負荷電流を連続して流すことが
できる。
【0027】また、短絡電流が一方の電極2に流入する
と、PTCポリマー層1に大きな電流が流れるので、P
TCポリマー層1で発生するジュール熱が多くなり、P
TCポリマー層1の温度が遷移開始温度T1よりも高く
なる。したがって、PTCポリマー層1の抵抗率が急増
し、短絡電流が抑制される。
と、PTCポリマー層1に大きな電流が流れるので、P
TCポリマー層1で発生するジュール熱が多くなり、P
TCポリマー層1の温度が遷移開始温度T1よりも高く
なる。したがって、PTCポリマー層1の抵抗率が急増
し、短絡電流が抑制される。
【0028】本実施の形態にかかわる限流器によれば、
電極間の抵抗を低減できるので、PTCポリマー層1の
板状の部分1a、1cの断面積を小さくできる。その結
果、PTCポリマー層1の板状の部分1a、1cに流れ
る短絡電流の密度(PTCポリマー層1の板状の部分の
単位面積当りに流れる電流の量)が大きくなるので、限
流動作を開始するまでの時間が短縮される。これによ
り、短絡電流が大きく立ち上がる前に限流動作を始める
ことができるので、短絡電流による限流波高値を低くす
ることができる。
電極間の抵抗を低減できるので、PTCポリマー層1の
板状の部分1a、1cの断面積を小さくできる。その結
果、PTCポリマー層1の板状の部分1a、1cに流れ
る短絡電流の密度(PTCポリマー層1の板状の部分の
単位面積当りに流れる電流の量)が大きくなるので、限
流動作を開始するまでの時間が短縮される。これによ
り、短絡電流が大きく立ち上がる前に限流動作を始める
ことができるので、短絡電流による限流波高値を低くす
ることができる。
【0029】なお、PTCポリマー層1によって抑制さ
れた短絡電流は遮断器(図示せず)で遮断される。短絡
電流を遮断すると、PTCポリマー層1へのエネルギー
の入力(電流の入力)がなくなり、PTCポリマー層1
に蓄積されたエネルギーが、PTCポリマー層1の外部
に放散される。そして、PTCポリマー層1の温度が低
下して遷移開始温度T1よりも低くなると、PTCポリ
マー層1の抵抗が低くなり、再び負荷電流を通電するこ
とができるようになる。
れた短絡電流は遮断器(図示せず)で遮断される。短絡
電流を遮断すると、PTCポリマー層1へのエネルギー
の入力(電流の入力)がなくなり、PTCポリマー層1
に蓄積されたエネルギーが、PTCポリマー層1の外部
に放散される。そして、PTCポリマー層1の温度が低
下して遷移開始温度T1よりも低くなると、PTCポリ
マー層1の抵抗が低くなり、再び負荷電流を通電するこ
とができるようになる。
【0030】ところで、PTCポリマー層1の板状の部
分1a、1cと開口性導電体4とのあいだには接触抵抗
が存在する。したがって、短絡電流が非常に大きいばあ
い、PTCポリマー層1と開口性導電体4とのあいだで
アークが発生し、PTCポリマー層1の板状の部分1
a、1cが開口性導電体4から剥離する。しかし、本実
施の形態においては、電極2、3がPTCポリマー層1
に押圧されており、さらに、開口性導電体4の貫通孔4
a中にPTCポリマー層1の円形状の部分1bが設けら
れている。したがって、アーク熱によって溶融したPT
Cポリマー層1の板状の部分1a、1cが円形状の部分
1bに融着する。その結果、限流動作時に、PTCポリ
マー層1の板状の部分1a、1cが開口性導電体4から
剥離するという現象を抑制することができる。さらに、
剥離により生じていた、PTCポリマー層1と開口性導
電体4とあいだの接触抵抗が増加する現象も抑制するこ
とができる。
分1a、1cと開口性導電体4とのあいだには接触抵抗
が存在する。したがって、短絡電流が非常に大きいばあ
い、PTCポリマー層1と開口性導電体4とのあいだで
アークが発生し、PTCポリマー層1の板状の部分1
a、1cが開口性導電体4から剥離する。しかし、本実
施の形態においては、電極2、3がPTCポリマー層1
に押圧されており、さらに、開口性導電体4の貫通孔4
a中にPTCポリマー層1の円形状の部分1bが設けら
れている。したがって、アーク熱によって溶融したPT
Cポリマー層1の板状の部分1a、1cが円形状の部分
1bに融着する。その結果、限流動作時に、PTCポリ
マー層1の板状の部分1a、1cが開口性導電体4から
剥離するという現象を抑制することができる。さらに、
剥離により生じていた、PTCポリマー層1と開口性導
電体4とあいだの接触抵抗が増加する現象も抑制するこ
とができる。
【0031】実施の形態2.つぎに、図面を参照しなが
ら、本発明の限流器の実施の形態2について説明する。
本実施の形態にかかわる限流器は、図1に示される限流
器のPTCポリマー層中に複数の開口性導電体が設けら
れているものである。
ら、本発明の限流器の実施の形態2について説明する。
本実施の形態にかかわる限流器は、図1に示される限流
器のPTCポリマー層中に複数の開口性導電体が設けら
れているものである。
【0032】図3は、本発明の限流器の他の実施の形態
を示す断面説明図である。図3において、図1と同一の
部分は同じ符号を用いて示した。なお、5は、開口性導
電体4と同様の機能および構造を有する開口性導電体、
5aは開口性導電体5に設けられた貫通孔を示す。さら
に、1dは、2つの開口性導電体4、5のあいだに形成
された、PTCポリマー層1の板状の部分、1eは、開
口性導電体5の貫通孔5a中に形成された、PTCポリ
マー層1の円柱状の部分を示す。
を示す断面説明図である。図3において、図1と同一の
部分は同じ符号を用いて示した。なお、5は、開口性導
電体4と同様の機能および構造を有する開口性導電体、
5aは開口性導電体5に設けられた貫通孔を示す。さら
に、1dは、2つの開口性導電体4、5のあいだに形成
された、PTCポリマー層1の板状の部分、1eは、開
口性導電体5の貫通孔5a中に形成された、PTCポリ
マー層1の円柱状の部分を示す。
【0033】本実施の形態にかかわる限流器のように、
PTCポリマー層1中に2つの開口性導電体4、5を設
けることにより、過負荷電流が短時間のみ流れたばあ
い、PTCポリマー層1中で発生した熱を2つの開口性
導電体4が吸収するので、限流器の誤動作を抑制でき
る。なお、本実施の形態においては、PTCポリマー層
中に2つの開口性導電体を設けたが、開口性導電体の数
は2つに限定されず、2つの電極間の抵抗の大きさの設
定にもとづき変化させうる。
PTCポリマー層1中に2つの開口性導電体4、5を設
けることにより、過負荷電流が短時間のみ流れたばあ
い、PTCポリマー層1中で発生した熱を2つの開口性
導電体4が吸収するので、限流器の誤動作を抑制でき
る。なお、本実施の形態においては、PTCポリマー層
中に2つの開口性導電体を設けたが、開口性導電体の数
は2つに限定されず、2つの電極間の抵抗の大きさの設
定にもとづき変化させうる。
【0034】実施の形態3.つぎに、図面を参照しなが
ら、本発明の限流器の実施の形態3について説明する。
ら、本発明の限流器の実施の形態3について説明する。
【0035】図4は、本発明の限流器のさらに他の実施
の形態を示す断面説明図である。図4において、図1と
同一の部分は同じ符号を用いて示した。
の形態を示す断面説明図である。図4において、図1と
同一の部分は同じ符号を用いて示した。
【0036】本実施の形態においては、開口性導電体4
を、開口性導電体4の1つの表面が一方の電極2のごく
近傍において電極2に接しないように、かつ開口性導電
体4の他の1つの表面が他方の電極3に接するように配
置されている。なお、本実施の形態にかかわる限流器の
動作は、図1に示される限流器の動作と同じである。
を、開口性導電体4の1つの表面が一方の電極2のごく
近傍において電極2に接しないように、かつ開口性導電
体4の他の1つの表面が他方の電極3に接するように配
置されている。なお、本実施の形態にかかわる限流器の
動作は、図1に示される限流器の動作と同じである。
【0037】本実施の形態においては、他方の電極3と
開口性導電体4の1つの表面とのあいだにPTCポリマ
ー層が形成されないので、電極間の抵抗を低くできる。
したがって、本実施の形態にかかわる限流器は、図1に
示される限流器よりも大きな負荷電流を連続して流すこ
とができる。
開口性導電体4の1つの表面とのあいだにPTCポリマ
ー層が形成されないので、電極間の抵抗を低くできる。
したがって、本実施の形態にかかわる限流器は、図1に
示される限流器よりも大きな負荷電流を連続して流すこ
とができる。
【0038】さらに、本実施の形態では、電極間の抵抗
を低くできるので、PTCポリマー層1の板状の部分1
aの断面積を小さくできる。したがって、PTCポリマ
ー層1の板状の部分1aに流れる短絡電流の密度が大き
くなる。その結果、限流動作を開始するまでの時間が短
縮される。これにより、短絡電流が大きく立ち上がる前
に限流動作を始めることができるので、短絡電流による
限流波高値を低くすることができる。
を低くできるので、PTCポリマー層1の板状の部分1
aの断面積を小さくできる。したがって、PTCポリマ
ー層1の板状の部分1aに流れる短絡電流の密度が大き
くなる。その結果、限流動作を開始するまでの時間が短
縮される。これにより、短絡電流が大きく立ち上がる前
に限流動作を始めることができるので、短絡電流による
限流波高値を低くすることができる。
【0039】実施の形態4.つぎに、図面を参照しなが
ら、本発明の限流器の実施の形態4について説明する。
本実施の形態にかかわる限流器と、図4に示される限流
器とのあいだで異なっているところは、PTCポリマー
層中に複数の開口性導電体が設けられていることであ
る。
ら、本発明の限流器の実施の形態4について説明する。
本実施の形態にかかわる限流器と、図4に示される限流
器とのあいだで異なっているところは、PTCポリマー
層中に複数の開口性導電体が設けられていることであ
る。
【0040】図5は、本発明の限流器のさらに他の実施
の形態を示す断面説明図である。図5において、図3と
同一の部分は同じ符号を用いて示した。本実施の形態に
かかわるの限流器のように、PTCポリマー層1中に2
つの開口性導電体4、5を設けることにより、過負荷電
流が短時間のみ流れたばあい、PTCポリマー層1中で
発生した熱を2つの開口性導電体4が吸収するので、限
流器の誤動作を抑制できる。なお、本実施の形態におい
ては、PTCポリマー層中に2つの開口性導電体を設け
たが、開口性導電体の数は2つに限定されず、2つの電
極間の抵抗の大きさの設定にもとづき変化させうる。
の形態を示す断面説明図である。図5において、図3と
同一の部分は同じ符号を用いて示した。本実施の形態に
かかわるの限流器のように、PTCポリマー層1中に2
つの開口性導電体4、5を設けることにより、過負荷電
流が短時間のみ流れたばあい、PTCポリマー層1中で
発生した熱を2つの開口性導電体4が吸収するので、限
流器の誤動作を抑制できる。なお、本実施の形態におい
ては、PTCポリマー層中に2つの開口性導電体を設け
たが、開口性導電体の数は2つに限定されず、2つの電
極間の抵抗の大きさの設定にもとづき変化させうる。
【0041】実施の形態5.つぎに、図面を参照しなが
ら、本発明の限流器の実施の形態5について説明する。
ら、本発明の限流器の実施の形態5について説明する。
【0042】図6は、本発明の限流器のさらに他の実施
の形態を示す断面説明図である。図6において、図1と
同一の部分は同じ符号を用いて示した。本実施の形態で
は、開口性導電体4の材料として多孔質金属が用いられ
ている。該多孔質金属は、連通した微小な気孔を有する
金属であり、たとえば発泡金属などである。本実施の形
態にかかわる限流器の動作は、図1に示される限流器の
動作と同じである。
の形態を示す断面説明図である。図6において、図1と
同一の部分は同じ符号を用いて示した。本実施の形態で
は、開口性導電体4の材料として多孔質金属が用いられ
ている。該多孔質金属は、連通した微小な気孔を有する
金属であり、たとえば発泡金属などである。本実施の形
態にかかわる限流器の動作は、図1に示される限流器の
動作と同じである。
【0043】また、前記多孔質金属の代わりに金属短繊
維を用いて開口性導電体4を形成することも考えられ
る。しかし、金属短繊維を用いたばあい、金属短繊維間
にPTCポリマーが存在し、金属短繊維間の電気的な接
触がわるくなるので、電極間の抵抗を大幅に低くするこ
とができない。これに対し、本実施の形態では、開口性
導電体4の材料として多孔質金属が用いられているの
で、金属短繊維を用いたばあいよりも電極間の抵抗を低
くすることができる。
維を用いて開口性導電体4を形成することも考えられ
る。しかし、金属短繊維を用いたばあい、金属短繊維間
にPTCポリマーが存在し、金属短繊維間の電気的な接
触がわるくなるので、電極間の抵抗を大幅に低くするこ
とができない。これに対し、本実施の形態では、開口性
導電体4の材料として多孔質金属が用いられているの
で、金属短繊維を用いたばあいよりも電極間の抵抗を低
くすることができる。
【0044】さらに、開口性導電体4の材料として貫通
孔を有する金属が用いられた図1に示される限流器と比
べると、本実施の形態にかかわる限流器では、開口性導
電体に微小な気孔が均一に形成されるので、PTCポリ
マー層の板状の部分1a、1cに均一に電流が流れる。
したがって、本実施の形態にかかわる限流器の電極間の
抵抗は、図1に示される限流器の電極間の抵抗よりも低
い。したがって、本実施の形態にかかわる限流器は、図
1に示される限流器より大きな負荷電流を連続して流す
ことができる。
孔を有する金属が用いられた図1に示される限流器と比
べると、本実施の形態にかかわる限流器では、開口性導
電体に微小な気孔が均一に形成されるので、PTCポリ
マー層の板状の部分1a、1cに均一に電流が流れる。
したがって、本実施の形態にかかわる限流器の電極間の
抵抗は、図1に示される限流器の電極間の抵抗よりも低
い。したがって、本実施の形態にかかわる限流器は、図
1に示される限流器より大きな負荷電流を連続して流す
ことができる。
【0045】さらに、本実施の形態では、電極間の抵抗
を低くできるので、PTCポリマー層1の板状の部分1
a、1cの断面積を小さくできる。したがって、PTC
ポリマー層1の板状の部分1a、1cに流れる短絡電流
の密度が大きくなる。その結果、限流動作を開始するま
での時間が短縮される。これにより、短絡電流が大きく
立ち上がる前に限流動作を始めることができるので、短
絡電流による限流波高値を低くすることができる。
を低くできるので、PTCポリマー層1の板状の部分1
a、1cの断面積を小さくできる。したがって、PTC
ポリマー層1の板状の部分1a、1cに流れる短絡電流
の密度が大きくなる。その結果、限流動作を開始するま
での時間が短縮される。これにより、短絡電流が大きく
立ち上がる前に限流動作を始めることができるので、短
絡電流による限流波高値を低くすることができる。
【0046】実施の形態6.つぎに、本発明の限流器の
実施の形態6について説明する。
実施の形態6について説明する。
【0047】本実施の形態にかかわる限流器の構造は、
図1に示される限流器の構造と同じである。本実施の形
態にかかわる限流器と図1に示される限流器とのあいだ
で異なっているところは、開口性導電体が導電性を有す
るセラミックからなることである。なお、本実施の形態
にかかわる限流器の動作は、図1に示される限流器の動
作と同じである。
図1に示される限流器の構造と同じである。本実施の形
態にかかわる限流器と図1に示される限流器とのあいだ
で異なっているところは、開口性導電体が導電性を有す
るセラミックからなることである。なお、本実施の形態
にかかわる限流器の動作は、図1に示される限流器の動
作と同じである。
【0048】短絡電流が非常に大きいばあい、PTCポ
リマー層の板状の部分と開口性導電体とのあいだでアー
クが発生する。たとえば、開口性導電体が金属であるば
あい、アーク熱によって開口性導電体が溶融する。開口
性導電体が溶融すると、PTCポリマー層の板状の部分
のうち、開口性導電体の近傍にある部分の内部に金属粒
が生成される。該金属粒は、前記開口性導電体の近傍に
ある部分に不均一に生成される。その結果、PTCポリ
マー層の板状の部分を流れる電流の分布が不均一にな
り、PTCポリマー層の温度分布が不均一になる。した
がって、限流動作時、PTCポリマー層の膨脹率が場所
によって異なり、PTCポリマー層が破損しやすくな
る。
リマー層の板状の部分と開口性導電体とのあいだでアー
クが発生する。たとえば、開口性導電体が金属であるば
あい、アーク熱によって開口性導電体が溶融する。開口
性導電体が溶融すると、PTCポリマー層の板状の部分
のうち、開口性導電体の近傍にある部分の内部に金属粒
が生成される。該金属粒は、前記開口性導電体の近傍に
ある部分に不均一に生成される。その結果、PTCポリ
マー層の板状の部分を流れる電流の分布が不均一にな
り、PTCポリマー層の温度分布が不均一になる。した
がって、限流動作時、PTCポリマー層の膨脹率が場所
によって異なり、PTCポリマー層が破損しやすくな
る。
【0049】しかし、本実施の形態では、開口性導電体
が、金属にくらべ溶融しにくいセラミックからなる。そ
の結果、PTCポリマー層の板状の部分のうち、開口性
導電体の近傍にある部分の内部に導電体の粒が生成され
にくいので、PTCポリマー層が破損することを防止で
きる。
が、金属にくらべ溶融しにくいセラミックからなる。そ
の結果、PTCポリマー層の板状の部分のうち、開口性
導電体の近傍にある部分の内部に導電体の粒が生成され
にくいので、PTCポリマー層が破損することを防止で
きる。
【0050】なお、導電性を有するセラミックの材料と
しては、たとえばアルミナ、ジルコニアまたはコージラ
イトなどがあげられる。
しては、たとえばアルミナ、ジルコニアまたはコージラ
イトなどがあげられる。
【0051】実施の形態7.つぎに、本発明の限流器の
実施の形態7について説明する。
実施の形態7について説明する。
【0052】本実施の形態にかかわる限流器の構造は、
図6に示される限流器の構造と同じである。本実施の形
態にかかわる限流器と図6に示される限流器とのあいだ
で異なっているところは、開口性導電体が多孔質セラミ
ックからなることである。なお、本実施の形態にかかわ
る限流器の動作は、図6に示される限流器の動作と同じ
である。
図6に示される限流器の構造と同じである。本実施の形
態にかかわる限流器と図6に示される限流器とのあいだ
で異なっているところは、開口性導電体が多孔質セラミ
ックからなることである。なお、本実施の形態にかかわ
る限流器の動作は、図6に示される限流器の動作と同じ
である。
【0053】また、前記多孔質セラミックの代わりにセ
ラミック短繊維を用いて開口性導電体を形成することも
考えられる。しかし、セラミック短繊維を用いたばあ
い、セラミック短繊維間にPTCポリマーが存在し、セ
ラミック短繊維間の電気的な接触がわるくなるので、電
極間の抵抗を大幅に低くすることができない。これに対
し、本実施の形態では、開口性導電体の材料として多孔
質セラミックが用いられているので、セラミック短繊維
を用いたばあいよりも電極間の抵抗を低くすることがで
きる。
ラミック短繊維を用いて開口性導電体を形成することも
考えられる。しかし、セラミック短繊維を用いたばあ
い、セラミック短繊維間にPTCポリマーが存在し、セ
ラミック短繊維間の電気的な接触がわるくなるので、電
極間の抵抗を大幅に低くすることができない。これに対
し、本実施の形態では、開口性導電体の材料として多孔
質セラミックが用いられているので、セラミック短繊維
を用いたばあいよりも電極間の抵抗を低くすることがで
きる。
【0054】さらに、開口性導電体4の材料として貫通
孔を有するセラミックが用いられた限流器と比べると、
本実施の形態にかかわる限流器では、開口性導電体に微
小な気孔が均一に形成されるので、PTCポリマー層の
板状の部分1a、1cに均一に電流が流れる。したがっ
て、本実施の形態にかかわる限流器の電極間の抵抗は、
実施の形態6に示される限流器の電極間の抵抗よりも低
い。したがって、本実施の形態にかかわる限流器は、実
施の形態6に示される限流器より大きな負荷電流を連続
して流すことができる。
孔を有するセラミックが用いられた限流器と比べると、
本実施の形態にかかわる限流器では、開口性導電体に微
小な気孔が均一に形成されるので、PTCポリマー層の
板状の部分1a、1cに均一に電流が流れる。したがっ
て、本実施の形態にかかわる限流器の電極間の抵抗は、
実施の形態6に示される限流器の電極間の抵抗よりも低
い。したがって、本実施の形態にかかわる限流器は、実
施の形態6に示される限流器より大きな負荷電流を連続
して流すことができる。
【0055】さらに、本実施の形態では、電極間の抵抗
を低くできるので、PTCポリマー層の板状の部分の断
面積を小さくできる。したがって、PTCポリマー層の
板状の部分に流れる短絡電流の密度が大きくなる。その
結果、限流動作を開始するまでの時間が短縮される。こ
れにより、短絡電流が大きく立ち上がる前に限流動作を
始めることができるので、短絡電流による限流波高値を
低くすることができる。
を低くできるので、PTCポリマー層の板状の部分の断
面積を小さくできる。したがって、PTCポリマー層の
板状の部分に流れる短絡電流の密度が大きくなる。その
結果、限流動作を開始するまでの時間が短縮される。こ
れにより、短絡電流が大きく立ち上がる前に限流動作を
始めることができるので、短絡電流による限流波高値を
低くすることができる。
【0056】なお、多孔質セラミックの材料としては、
たとえばアルミナ、ジルコニアまたはコージライトなど
があげられる。多孔質セラミックは、たとえばセラミッ
ク原料と粒状の樹脂との混合物に水を加えて混練および
成形したのち、焼成して樹脂を蒸発させることによりえ
られる。
たとえばアルミナ、ジルコニアまたはコージライトなど
があげられる。多孔質セラミックは、たとえばセラミッ
ク原料と粒状の樹脂との混合物に水を加えて混練および
成形したのち、焼成して樹脂を蒸発させることによりえ
られる。
【0057】実施の形態8.つぎに、図面を参照しなが
ら本発明の限流器の実施の形態8について説明する。
ら本発明の限流器の実施の形態8について説明する。
【0058】図7は、本発明の限流器のさらに他の実施
の形態を示す断面説明図である。図7において、図1と
同一の部分は同じ符号を用いて示す。さらに、6、7
は、それぞれ電極2、3の外側に設けられた一対の端子
板、8は弾性体、9、10は一対の絶縁性基板、13、
14は、それぞれ端子板6、7に電気的に接続された外
部電線を示す。
の形態を示す断面説明図である。図7において、図1と
同一の部分は同じ符号を用いて示す。さらに、6、7
は、それぞれ電極2、3の外側に設けられた一対の端子
板、8は弾性体、9、10は一対の絶縁性基板、13、
14は、それぞれ端子板6、7に電気的に接続された外
部電線を示す。
【0059】前記弾性体8は、端子板6、7、電極2、
3、PTCポリマー層1および開口性導電体4を押圧し
ている。なお、弾性体として、つる巻ばねまたはゴムか
らなる板状の弾性体などが用いられうるが、小型化のた
めにはゴムからなる板状の弾性体を用いることが好まし
い。また、絶縁性基板9、10には、それぞれ貫通孔9
a、10aが設けられ、該貫通孔9a、10aにはボル
ト11が貫設されており、ボルト11はナット12を用
いて締め付けられ固定されている。
3、PTCポリマー層1および開口性導電体4を押圧し
ている。なお、弾性体として、つる巻ばねまたはゴムか
らなる板状の弾性体などが用いられうるが、小型化のた
めにはゴムからなる板状の弾性体を用いることが好まし
い。また、絶縁性基板9、10には、それぞれ貫通孔9
a、10aが設けられ、該貫通孔9a、10aにはボル
ト11が貫設されており、ボルト11はナット12を用
いて締め付けられ固定されている。
【0060】負荷電流は、電線13に流入すると、一方
の端子板6、一方の電極2、PTCポリマー層1の一方
の板状の部分1a、開口性導電体4、PTCポリマー層
1の他方の板状の部分1c、他方の電極3および他方の
端子板7を経由し、電線14から流出する。
の端子板6、一方の電極2、PTCポリマー層1の一方
の板状の部分1a、開口性導電体4、PTCポリマー層
1の他方の板状の部分1c、他方の電極3および他方の
端子板7を経由し、電線14から流出する。
【0061】通常、PTCポリマー層1の一方の板状の
部分1a、1cおよび開口性導電体4間には接触抵抗が
存在するので、非常に大きい短絡電流が流入したばあ
い、PTCポリマー層1および開口性導電体4間でアー
クが発生し、PTCポリマー層1の板状の部分1a、1
cが開口性導電体4から剥離する。しかし、本実施の形
態においては、弾性体8によって電極2、3がPTCポ
リマー層1に押圧されており、さらに、開口性導電体4
の貫通孔4a中にPTCポリマー層1の円形状の部分1
bが設けられている。したがって、アーク熱によって溶
融したPTCポリマー層1の板状の部分1a、1cが円
形状の部分1bに融着する。その結果、限流動作時に、
PTCポリマー層1の板状の部分1a、1cが開口性導
電体4から剥離するという現象を抑制することができ
る。さらに、剥離により生じていた、PTCポリマー層
1と開口性導電体4とあいだの接触抵抗が増加する現象
も抑制することができる。
部分1a、1cおよび開口性導電体4間には接触抵抗が
存在するので、非常に大きい短絡電流が流入したばあ
い、PTCポリマー層1および開口性導電体4間でアー
クが発生し、PTCポリマー層1の板状の部分1a、1
cが開口性導電体4から剥離する。しかし、本実施の形
態においては、弾性体8によって電極2、3がPTCポ
リマー層1に押圧されており、さらに、開口性導電体4
の貫通孔4a中にPTCポリマー層1の円形状の部分1
bが設けられている。したがって、アーク熱によって溶
融したPTCポリマー層1の板状の部分1a、1cが円
形状の部分1bに融着する。その結果、限流動作時に、
PTCポリマー層1の板状の部分1a、1cが開口性導
電体4から剥離するという現象を抑制することができ
る。さらに、剥離により生じていた、PTCポリマー層
1と開口性導電体4とあいだの接触抵抗が増加する現象
も抑制することができる。
【0062】なお、本実施の形態においては、PTCポ
リマー層1内に開口性導電体を1つ設けたが、複数の開
口性導電体を設けてもよく、電極2、3間の抵抗を所望
の大きさに設定することができる。
リマー層1内に開口性導電体を1つ設けたが、複数の開
口性導電体を設けてもよく、電極2、3間の抵抗を所望
の大きさに設定することができる。
【0063】実施の形態9.つぎに、本発明の限流器の
実施の形態9について説明する。
実施の形態9について説明する。
【0064】本実施の形態にかかわる限流器の構造は、
図1に示される限流器の構造と同じである。本実施の形
態にかかわる限流器と、図1に示される限流器とのあい
だで異なるところは、電極2、3がPTCポリマー層1
の板状の部分1a、1c(図1参照)に融着されている
ことである。
図1に示される限流器の構造と同じである。本実施の形
態にかかわる限流器と、図1に示される限流器とのあい
だで異なるところは、電極2、3がPTCポリマー層1
の板状の部分1a、1c(図1参照)に融着されている
ことである。
【0065】つぎに、電極をPTCポリマー層の板状の
部分に融着させる方法について説明する。まずはじめ
に、PTCポリマー層の両端面に電極を接触させ、弾性
体(図示せず)でPTCポリマー層に電極を押圧させ
る。続いて、PTCポリマー層に電極を押圧させた状態
で、PTCポリマー層および電極を加熱する。PTCポ
リマー層の温度が上昇し、PTCポリマー層が軟化する
とPTCポリマー層が電極に融着する。最後に、PTC
ポリマー層および電極を冷却することにより、PTCポ
リマー層が電極に接着する。
部分に融着させる方法について説明する。まずはじめ
に、PTCポリマー層の両端面に電極を接触させ、弾性
体(図示せず)でPTCポリマー層に電極を押圧させ
る。続いて、PTCポリマー層に電極を押圧させた状態
で、PTCポリマー層および電極を加熱する。PTCポ
リマー層の温度が上昇し、PTCポリマー層が軟化する
とPTCポリマー層が電極に融着する。最後に、PTC
ポリマー層および電極を冷却することにより、PTCポ
リマー層が電極に接着する。
【0066】電極がPTCポリマー層の板状の部分に融
着されると、電極およびPTCポリマー層間の接触抵抗
は顕著に低減する。したがって、本実施の形態にかかわ
る限流器には、図1に示される限流器よりも大きな負荷
電流を連続して流すことができる。
着されると、電極およびPTCポリマー層間の接触抵抗
は顕著に低減する。したがって、本実施の形態にかかわ
る限流器には、図1に示される限流器よりも大きな負荷
電流を連続して流すことができる。
【0067】さらに、本実施の形態では、電極間の抵抗
を低くできるので、PTCポリマー層の板状の部分の断
面積を小さくできる。したがって、PTCポリマー層の
板状の部分に流れる短絡電流の密度が大きくなる。その
結果、限流動作を開始するまでの時間が短縮される。こ
れにより、短絡電流が大きく立ち上がる前に限流動作を
始めることができるので、短絡電流による限流波高値を
低くすることができる。
を低くできるので、PTCポリマー層の板状の部分の断
面積を小さくできる。したがって、PTCポリマー層の
板状の部分に流れる短絡電流の密度が大きくなる。その
結果、限流動作を開始するまでの時間が短縮される。こ
れにより、短絡電流が大きく立ち上がる前に限流動作を
始めることができるので、短絡電流による限流波高値を
低くすることができる。
【0068】前述の実施の形態1〜9において、PTC
ポリマー層の主原料としては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレンまたはナイロンなどが用いられうる。とくに、ポ
リエチレンは融点が低いので、ポリエチレンを用いてP
TCポリマー層を形成したばあい、限流動作を始めるま
でに要する時間を短くすることができ、より限流波高値
が低い限流器をうることができる。また、導電性をうる
ために主原料に混練される導電性粒子として、粒状のカ
ーボンブラック、ニッケルまたは銅などが用いられう
る。とくに、カーボンブラックは化学的性質が安定して
いるので、カーボンラックを用いたばあい、劣化しにく
いPTCポリマー層がえられる。
ポリマー層の主原料としては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレンまたはナイロンなどが用いられうる。とくに、ポ
リエチレンは融点が低いので、ポリエチレンを用いてP
TCポリマー層を形成したばあい、限流動作を始めるま
でに要する時間を短くすることができ、より限流波高値
が低い限流器をうることができる。また、導電性をうる
ために主原料に混練される導電性粒子として、粒状のカ
ーボンブラック、ニッケルまたは銅などが用いられう
る。とくに、カーボンブラックは化学的性質が安定して
いるので、カーボンラックを用いたばあい、劣化しにく
いPTCポリマー層がえられる。
【0069】さらに、電極は、酸化しにくいものからな
ることが好ましく、たとえばニッケルでめっきされた銅
または銀でめっきされた銅などからなることが好まし
い。
ることが好ましく、たとえばニッケルでめっきされた銅
または銀でめっきされた銅などからなることが好まし
い。
【0070】
【発明の効果】本発明の限流器はPTCポリマー層、お
よび該PTCポリマー層に電気的に接続された一対の電
極を含んでなる限流器であって、前記PTCポリマー層
が、該PTCポリマー層を形成するPTCポリマーの常
温抵抗率より低い抵抗率を有する開口性導電体を含んで
なるものであるので、電極間の常温抵抗率を低減するこ
とができ、連続して大きい電流を通電することができ
る。また、電極間の常温抵抗を低減することができるこ
とにより、PTCポリマー層の板状の部分の断面積を小
さくすることができ、限流波高値を低くすることができ
る。
よび該PTCポリマー層に電気的に接続された一対の電
極を含んでなる限流器であって、前記PTCポリマー層
が、該PTCポリマー層を形成するPTCポリマーの常
温抵抗率より低い抵抗率を有する開口性導電体を含んで
なるものであるので、電極間の常温抵抗率を低減するこ
とができ、連続して大きい電流を通電することができ
る。また、電極間の常温抵抗を低減することができるこ
とにより、PTCポリマー層の板状の部分の断面積を小
さくすることができ、限流波高値を低くすることができ
る。
【0071】また、前記開口性導電体が金属からなるば
あい、PTCポリマーの常温抵抗を顕著に低減すること
ができ、連続して大きい電流を通電することができる。
また、電極間の常温抵抗を低減することができることに
より、PTCポリマー層の板状の部分の断面積を小さく
することができ、限流波高値を低くすることができる。
あい、PTCポリマーの常温抵抗を顕著に低減すること
ができ、連続して大きい電流を通電することができる。
また、電極間の常温抵抗を低減することができることに
より、PTCポリマー層の板状の部分の断面積を小さく
することができ、限流波高値を低くすることができる。
【0072】さらに、前記開口性導電体が多孔質金属か
らなるばあい、限流器の常温抵抗を低減することがで
き、連続して大きい電流を通電することができる。ま
た、電極間の常温抵抗を低減することができることによ
り、PTCポリマー層の板状の部分の断面積を小さくす
ることができ、限流波高値を低くすることができる。
らなるばあい、限流器の常温抵抗を低減することがで
き、連続して大きい電流を通電することができる。ま
た、電極間の常温抵抗を低減することができることによ
り、PTCポリマー層の板状の部分の断面積を小さくす
ることができ、限流波高値を低くすることができる。
【0073】また、前記開口性導電体がセラミックから
なるばあい、限流器の常温抵抗を低減することができ、
連続して大きい電流を通電することができる。また、電
極間の常温抵抗を低減することができることにより、P
TCポリマー層の板状の部分の断面積を小さくすること
ができ、限流波高値を低くすることができる。
なるばあい、限流器の常温抵抗を低減することができ、
連続して大きい電流を通電することができる。また、電
極間の常温抵抗を低減することができることにより、P
TCポリマー層の板状の部分の断面積を小さくすること
ができ、限流波高値を低くすることができる。
【0074】さらに、前記開口性導電体が多孔質セラミ
ックからなるばあい、限流器の常温抵抗を低減すること
ができ、連続して大きい電流を通電することができる。
また、電極間の常温抵抗を低減することができることに
より、PTCポリマー層の板状の部分の断面積を小さく
することができ、限流波高値を低くすることができる。
ックからなるばあい、限流器の常温抵抗を低減すること
ができ、連続して大きい電流を通電することができる。
また、電極間の常温抵抗を低減することができることに
より、PTCポリマー層の板状の部分の断面積を小さく
することができ、限流波高値を低くすることができる。
【0075】また、前記電極がPTCポリマー層に融着
されてなるばあい、電極およびPTCポリマー層間の接
触抵抗を低減でき、連続して大きい電流を通電すること
ができる。また、電極間の常温抵抗を低減することがで
きることにより、PTCポリマー層の板状の部分の断面
積を小さくすることができ、限流波高値を低くすること
ができる。
されてなるばあい、電極およびPTCポリマー層間の接
触抵抗を低減でき、連続して大きい電流を通電すること
ができる。また、電極間の常温抵抗を低減することがで
きることにより、PTCポリマー層の板状の部分の断面
積を小さくすることができ、限流波高値を低くすること
ができる。
【0076】また、前記開口性導電体の1つの表面が1
つの電極近傍に配置され、前記開口性導電体の他の1つ
の表面が他の電極に接した状態で配置されてなるばあ
い、電極およびPTCポリマー層間の接触抵抗を低減で
き、連続して大きい電流を通電することができる。ま
た、電極間の常温抵抗を低減することができることによ
り、PTCポリマー層の板状の部分の断面積を小さくす
ることができ、限流波高値を低くすることができる。
つの電極近傍に配置され、前記開口性導電体の他の1つ
の表面が他の電極に接した状態で配置されてなるばあ
い、電極およびPTCポリマー層間の接触抵抗を低減で
き、連続して大きい電流を通電することができる。ま
た、電極間の常温抵抗を低減することができることによ
り、PTCポリマー層の板状の部分の断面積を小さくす
ることができ、限流波高値を低くすることができる。
【0077】また、前記一対の電極が、弾性体を用いて
PTCポリマー層に押圧されてなるばあい、限流動作時
に発生するアーク熱によって電極がPTCポリマー層か
ら剥離する現象、およびPTCポリマー層の板状の部分
が開口性導電体から剥離する現象を防止することができ
る。
PTCポリマー層に押圧されてなるばあい、限流動作時
に発生するアーク熱によって電極がPTCポリマー層か
ら剥離する現象、およびPTCポリマー層の板状の部分
が開口性導電体から剥離する現象を防止することができ
る。
【図1】 本発明の限流器の一実施の形態を示す断面説
明図である。
明図である。
【図2】 図1に示される限流器中の開口性導電体の一
例を示す斜視説明図である。
例を示す斜視説明図である。
【図3】 本発明の限流器の他の実施の形態を示す断面
説明図である。
説明図である。
【図4】 本発明の限流器のさらに他の実施の形態を示
す断面説明図である。
す断面説明図である。
【図5】 本発明の限流器のさらに実施の形態を示す断
面説明図である。
面説明図である。
【図6】 本発明の限流器のさらに他の実施の形態を示
す断面説明図である。
す断面説明図である。
【図7】 本発明の限流器のさらに他の実施の形態を示
す断面説明図である。
す断面説明図である。
【図8】 従来の限流器の一例を示す側面説明図であ
る。
る。
【図9】 PTCポリマーのPTC特性の一例を示すグ
ラフである。
ラフである。
1 PTCポリマー層、2、3 電極、4、5 開口性
導電体、6、7 端子板、8 弾性体。
導電体、6、7 端子板、8 弾性体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀辺 英夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 西山 逸雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 村田 士郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 仁科 健一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 曽我部 学 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 石川 雅廣 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 PTCポリマー層、および該PTCポリ
マー層に電気的に接続された一対の電極を含んでなる限
流器であって、前記PTCポリマー層が、該PTCポリ
マー層を形成するPTCポリマーの常温抵抗率より低い
抵抗率を有する開口性導電体を含んでなる限流器。 - 【請求項2】 前記開口性導電体が金属からなる請求項
1記載の限流器。 - 【請求項3】 前記開口性導電体が多孔質金属からなる
請求項1または2記載の限流器。 - 【請求項4】 前記開口性導電体がセラミックからなる
請求項1記載の限流器。 - 【請求項5】 前記開口性導電体が多孔質セラミックか
らなる請求項1または4記載の限流器。 - 【請求項6】 前記電極がPTCポリマー層に融着され
てなる請求項1、2、3、4または5記載の限流器。 - 【請求項7】 前記開口性導電体の1つの表面が1つの
電極近傍に配置され、前記開口性導電体の他の1つの表
面が他の電極に接した状態で配置されてなる請求項1、
2、3、4、5または6記載の限流器。 - 【請求項8】 前記一対の電極が、弾性体を用いてPT
Cポリマー層に押圧されてなる請求項1、2、3、4、
5、6または7記載の限流器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7508197A JPH10270215A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 限流器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7508197A JPH10270215A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 限流器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10270215A true JPH10270215A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13565883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7508197A Pending JPH10270215A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 限流器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10270215A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1231613A1 (de) * | 2001-02-08 | 2002-08-14 | Abb Research Ltd. | Widerstandselemente mit PTC-Verhalten |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP7508197A patent/JPH10270215A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1231613A1 (de) * | 2001-02-08 | 2002-08-14 | Abb Research Ltd. | Widerstandselemente mit PTC-Verhalten |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1331399C (en) | Assemblies of ptc circuit protection devices | |
| US5907272A (en) | Surface mountable electrical device comprising a PTC element and a fusible link | |
| US6344633B1 (en) | Stacked protective device lacking an insulating layer between the heating element and the low-melting element | |
| US5602520A (en) | Electrical resistance element and use of this resistance element in a current limiter | |
| JP2009032696A (ja) | 一体化されたサーミスタ及び金属素子装置並びに方法 | |
| US5900800A (en) | Surface mountable electrical device comprising a PTC element | |
| US6862164B2 (en) | Circuit protection arrangement | |
| US5699607A (en) | Process for manufacturing an electrical device comprising a PTC element | |
| JP2000068108A (ja) | 表面実装可能な電気回路保護デバイス | |
| US6838972B1 (en) | PTC circuit protection devices | |
| KR102676890B1 (ko) | 보호 회로, 배터리 팩 및 보호 회로의 동작 방법 | |
| KR102715826B1 (ko) | 보호 소자, 배터리 팩 | |
| JPH10270215A (ja) | 限流器 | |
| EP0922286A1 (en) | Surface mountable electrical device comprising a ptc element | |
| CN104658724B (zh) | 用于压敏变阻器的多触点元件及压敏变阻器 | |
| JPH10321413A (ja) | 限流器 | |
| JP3628222B2 (ja) | Ptc素子の製造方法 | |
| KR20210076118A (ko) | 보호 소자 및 보호 회로 | |
| TWI874426B (zh) | 保護元件及保護電路 | |
| JP3828238B2 (ja) | 限流器 | |
| KR20220062102A (ko) | 보호 회로, 배터리 팩 및 보호 회로의 동작 방법 | |
| TW463443B (en) | A PTC circuit protection device | |
| JPH10312911A (ja) | 限流器 | |
| KR100495131B1 (ko) | 표면실장형 정온계수 전기 장치의 제조 방법 | |
| JPH11273905A (ja) | 複数のptc素子板を並列接続して構成した限流器 |