JPH102706A - 変位検出装置 - Google Patents
変位検出装置Info
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- JPH102706A JPH102706A JP15525196A JP15525196A JPH102706A JP H102706 A JPH102706 A JP H102706A JP 15525196 A JP15525196 A JP 15525196A JP 15525196 A JP15525196 A JP 15525196A JP H102706 A JPH102706 A JP H102706A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被検出点の位置変位と出力値との関係を調整
可能な変位検出装置、あるいは被検出点の位置変位に対
してリニアな出力特性を有する変位検出装置を提供する
こと。 【解決手段】 検出器1の軸4に対して回動可能なアー
ム部材2の先端付近に、長尺状の取付孔5を形成し、そ
の中の任意の位置にロッド部材3の上端部3aを取り付
けられるようにした。取付位置を軸4よりの位置にする
と変位量に対するアーム部材2の角度変化率が大きくな
り、取付位置を先端よりの位置にすると変位量に対する
アーム部材2の角度変化率が小さくなる。また、検出器
1の内部の印刷基板における抵抗体パターンの幅を不均
一にして、変位と出力電圧との関係がリニアになるよう
にした。
可能な変位検出装置、あるいは被検出点の位置変位に対
してリニアな出力特性を有する変位検出装置を提供する
こと。 【解決手段】 検出器1の軸4に対して回動可能なアー
ム部材2の先端付近に、長尺状の取付孔5を形成し、そ
の中の任意の位置にロッド部材3の上端部3aを取り付
けられるようにした。取付位置を軸4よりの位置にする
と変位量に対するアーム部材2の角度変化率が大きくな
り、取付位置を先端よりの位置にすると変位量に対する
アーム部材2の角度変化率が小さくなる。また、検出器
1の内部の印刷基板における抵抗体パターンの幅を不均
一にして、変位と出力電圧との関係がリニアになるよう
にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検出点の1次元
変位を回転運動への変換を介して検出する変位検出装置
に関し、さらに詳細には、変換に際しての精度低下また
は非線形性を緩和してより高精度な検出ができるように
した変位検出装置に関する。例えば、自動車のサスペン
ションにおける車高検出に用いて好適なものである。
変位を回転運動への変換を介して検出する変位検出装置
に関し、さらに詳細には、変換に際しての精度低下また
は非線形性を緩和してより高精度な検出ができるように
した変位検出装置に関する。例えば、自動車のサスペン
ションにおける車高検出に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の変位検出装置の例としては、実開
平1−117504号公報に記載された変位検出器が挙
げられる。同号公報に記載された変位検出器は図18に
示すように、円環状の導体90と、導体90に対して同
心円の一部をなす抵抗体91と、両端が導体90と抵抗
体91とに接しつつ導体90の中心に対し回動可能なブ
ラシ92とを有している。導体90および抵抗体91は
絶縁性の基板上に形成されており、導体90は抵抗体9
7を介して端子93に、抵抗体91は両端がそれぞれ端
子95、96に接続されている。端子95、96を電源
に接続すると端子93には、図19のグラフにカーブa
で示すようにブラシ92の角度に従う電位が現れるもの
である。
平1−117504号公報に記載された変位検出器が挙
げられる。同号公報に記載された変位検出器は図18に
示すように、円環状の導体90と、導体90に対して同
心円の一部をなす抵抗体91と、両端が導体90と抵抗
体91とに接しつつ導体90の中心に対し回動可能なブ
ラシ92とを有している。導体90および抵抗体91は
絶縁性の基板上に形成されており、導体90は抵抗体9
7を介して端子93に、抵抗体91は両端がそれぞれ端
子95、96に接続されている。端子95、96を電源
に接続すると端子93には、図19のグラフにカーブa
で示すようにブラシ92の角度に従う電位が現れるもの
である。
【0003】この変位検出器を自動車サスペンションの
車高検出に用いる場合には、絶縁基板をバネ上である車
体側に固定し、そしてブラシ92をサスペンションアー
ム等のバネ下である被検出点にリンクする。その状態
を、図21の断面図により説明する。図21において、
ボディ80は、ボルト81により車体側のブラケット8
2に固定されている。ボディ80の内部には、絶縁基板
83が固定して取り付けられており、その図中右側の面
83A上に図18に示した導体90および抵抗体91の
パターンが形成されている。その端子93、95、96
に対しては、ケーブル84により、電源電圧の印加や出
力電位の取出ができるようにされている。
車高検出に用いる場合には、絶縁基板をバネ上である車
体側に固定し、そしてブラシ92をサスペンションアー
ム等のバネ下である被検出点にリンクする。その状態
を、図21の断面図により説明する。図21において、
ボディ80は、ボルト81により車体側のブラケット8
2に固定されている。ボディ80の内部には、絶縁基板
83が固定して取り付けられており、その図中右側の面
83A上に図18に示した導体90および抵抗体91の
パターンが形成されている。その端子93、95、96
に対しては、ケーブル84により、電源電圧の印加や出
力電位の取出ができるようにされている。
【0004】ボディ80にはさらに、軸受け85が設け
られており、ここに軸86が軸支されている。軸86の
ボディ80内側端にはブラシ台87が設けられそこにブ
ラシ92が取り付けられており、軸86の回転により導
体90および抵抗体91への接触位置が変わるようにな
っている。一方、軸86のボディ80外側端にはリンケ
ージ88が取り付けられている。リンケージ88は、サ
スペンションアーム等のバネ下に結合されており、バネ
下の上下動を軸86に伝達してこれを回転させるもので
ある。
られており、ここに軸86が軸支されている。軸86の
ボディ80内側端にはブラシ台87が設けられそこにブ
ラシ92が取り付けられており、軸86の回転により導
体90および抵抗体91への接触位置が変わるようにな
っている。一方、軸86のボディ80外側端にはリンケ
ージ88が取り付けられている。リンケージ88は、サ
スペンションアーム等のバネ下に結合されており、バネ
下の上下動を軸86に伝達してこれを回転させるもので
ある。
【0005】リンケージ88と被検出点とは、一般的に
は図20のようにリンク結合される。すなわち、リンケ
ージ88の軸86と反対側の端部に結節点Jを設け、結
節点Jとバネ下の被検出点Dとをリンケージ89で結ぶ
のである。結節点Jにおいてリンケージ88とリンケー
ジ89とがなす角度は可変である。
は図20のようにリンク結合される。すなわち、リンケ
ージ88の軸86と反対側の端部に結節点Jを設け、結
節点Jとバネ下の被検出点Dとをリンケージ89で結ぶ
のである。結節点Jにおいてリンケージ88とリンケー
ジ89とがなす角度は可変である。
【0006】この状態で、車高の上下動、すなわちサス
ペンションの伸縮があると、リンケージ88により軸8
6が回転し、ブラシ92が導体90および抵抗体91に
接触する位置も変わる。このため、端子93に現れる電
位が変化するので、この電位変化をモニタすることによ
り、車高の変化を電気信号として検出できるものであ
る。この変位検出器は、ブラシ92と端子93との間に
保護抵抗である抵抗体97を介装することにより、ブラ
シ92が抵抗体91の範囲を外れても端子93と端子9
5または96とが短絡しないようにしたものである。
ペンションの伸縮があると、リンケージ88により軸8
6が回転し、ブラシ92が導体90および抵抗体91に
接触する位置も変わる。このため、端子93に現れる電
位が変化するので、この電位変化をモニタすることによ
り、車高の変化を電気信号として検出できるものであ
る。この変位検出器は、ブラシ92と端子93との間に
保護抵抗である抵抗体97を介装することにより、ブラ
シ92が抵抗体91の範囲を外れても端子93と端子9
5または96とが短絡しないようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の変位検出装置には、以下の2つの問題点があった。
来の変位検出装置には、以下の2つの問題点があった。
【0008】第1の問題点は、ブラシ92の角度(リン
ケージ88の角度)と端子93の出力電位との間の関係
にズレがある場合にこれを補正する手段がないことであ
る。すなわち、絶縁基板83上のパターン形成のばらつ
きのために抵抗体91のパターン範囲(図18中にwで
示す)が標準よりも広かった場合には両者の関係は、図
19のグラフにカーブbで示すように、標準状態のカー
ブaと比較して傾斜が緩慢となってしまう。一方、パタ
ーン範囲wが標準よりも狭かった場合には、カーブcで
示すように標準状態と比較して急峻な傾となり両端に変
位検出できない領域gができてしまう。このため、絶縁
基板83上のパターン形成(エッチング)に対する要求
精度が著しく高く、歩留まりが低いためコスト要因とな
っている。
ケージ88の角度)と端子93の出力電位との間の関係
にズレがある場合にこれを補正する手段がないことであ
る。すなわち、絶縁基板83上のパターン形成のばらつ
きのために抵抗体91のパターン範囲(図18中にwで
示す)が標準よりも広かった場合には両者の関係は、図
19のグラフにカーブbで示すように、標準状態のカー
ブaと比較して傾斜が緩慢となってしまう。一方、パタ
ーン範囲wが標準よりも狭かった場合には、カーブcで
示すように標準状態と比較して急峻な傾となり両端に変
位検出できない領域gができてしまう。このため、絶縁
基板83上のパターン形成(エッチング)に対する要求
精度が著しく高く、歩留まりが低いためコスト要因とな
っている。
【0009】また、パターン形成のばらつき以外にボデ
ィ80の組み付け精度によっても同様の問題を生ずる。
すなわち、軸86の組み付け位置が図18中の導体90
および抵抗体91の中心Oに対して上方にずれていれ
ば、端子93の出力電位との間の関係は、パターン範囲
wが標準よりも広かった場合と同様に図19のカーブb
で示される緩慢なものとなる。一方、下方にずれていれ
ば、パターン範囲wが標準よりも狭かった場合と同様に
カーブcで示される急峻なものとなる。このため、ボデ
ィ80の組み付け精度の要求も著しく高いのである。
ィ80の組み付け精度によっても同様の問題を生ずる。
すなわち、軸86の組み付け位置が図18中の導体90
および抵抗体91の中心Oに対して上方にずれていれ
ば、端子93の出力電位との間の関係は、パターン範囲
wが標準よりも広かった場合と同様に図19のカーブb
で示される緩慢なものとなる。一方、下方にずれていれ
ば、パターン範囲wが標準よりも狭かった場合と同様に
カーブcで示される急峻なものとなる。このため、ボデ
ィ80の組み付け精度の要求も著しく高いのである。
【0010】第2の問題点は、端子93の出力電位特性
が被検出点Dの変位に対して線形でないことにある。な
ぜなら、リンケージ88と被検出点Dとは図20のよう
にリンク結合されるので、被検出点Dとリンケージ88
の角度(ブラシ92の角度)との間には三角関数が介在
するからである。具体的には図17に示すように、被検
出点Dが可動範囲中の上方にあるほど、被検出点Dの変
位量Δhに対するリンケージ88の角度変化Δθが小さ
くなる。これに対し端子93の出力電位変化は、ブラシ
92の角度(リンケージ88の角度)変化に比例するの
で、被検出点Dの変位が小さく直線近似ができる範囲内
ではともかく、変位が大きくなるとこの非線形性が無視
できなくなる。
が被検出点Dの変位に対して線形でないことにある。な
ぜなら、リンケージ88と被検出点Dとは図20のよう
にリンク結合されるので、被検出点Dとリンケージ88
の角度(ブラシ92の角度)との間には三角関数が介在
するからである。具体的には図17に示すように、被検
出点Dが可動範囲中の上方にあるほど、被検出点Dの変
位量Δhに対するリンケージ88の角度変化Δθが小さ
くなる。これに対し端子93の出力電位変化は、ブラシ
92の角度(リンケージ88の角度)変化に比例するの
で、被検出点Dの変位が小さく直線近似ができる範囲内
ではともかく、変位が大きくなるとこの非線形性が無視
できなくなる。
【0011】本発明は、従来の変位検出装置が有する前
記問題点に鑑みてなされたものであり、次の2つの目的
のうち少なくとも一方を達成しようとするものである。
すなわち第1の目的は、被検出点の位置変位と出力値と
の関係を調整可能な変位検出装置を提供することであ
り、第2の目的は、被検出点の位置変位に対してリニア
な出力特性を有する変位検出装置を提供することであ
る。
記問題点に鑑みてなされたものであり、次の2つの目的
のうち少なくとも一方を達成しようとするものである。
すなわち第1の目的は、被検出点の位置変位と出力値と
の関係を調整可能な変位検出装置を提供することであ
り、第2の目的は、被検出点の位置変位に対してリニア
な出力特性を有する変位検出装置を提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
前記第1の目的を達成しようとするものであり、被検出
点に連結された第1部材と、中心に対し回動可能な第2
部材とを有し、前記被検出点の1次元変位を前記第2部
材の前記中心に対する回転角に変換して検出する変位検
出装置であって、前記第2部材が前記第1部材から駆動
を受ける作用点と前記中心との間の距離が可変であり、
その可変範囲内で固定できるようにしたことを特徴とす
る。
前記第1の目的を達成しようとするものであり、被検出
点に連結された第1部材と、中心に対し回動可能な第2
部材とを有し、前記被検出点の1次元変位を前記第2部
材の前記中心に対する回転角に変換して検出する変位検
出装置であって、前記第2部材が前記第1部材から駆動
を受ける作用点と前記中心との間の距離が可変であり、
その可変範囲内で固定できるようにしたことを特徴とす
る。
【0013】この変位検出装置によれば、被検出点が1
次元変位すると、その変位は第1部材を介して第2部材
の作用点に伝達され、このため第2部材は中心に対し回
動し、その回転角をもって被検出点の1次元変位が検出
される。ここにおいて、第2部材が第1部材から駆動を
受ける作用点と中心との間の距離が可変なので、被検出
点の変位量と第2部材の回転角度との関係が理想的にな
るような位置に作用点を固定して使用する。すなわち、
他の部分の加工精度を作用点の位置調整により補正し
て、理想的な第2部材の回転角度特性が得られるもので
ある。
次元変位すると、その変位は第1部材を介して第2部材
の作用点に伝達され、このため第2部材は中心に対し回
動し、その回転角をもって被検出点の1次元変位が検出
される。ここにおいて、第2部材が第1部材から駆動を
受ける作用点と中心との間の距離が可変なので、被検出
点の変位量と第2部材の回転角度との関係が理想的にな
るような位置に作用点を固定して使用する。すなわち、
他の部分の加工精度を作用点の位置調整により補正し
て、理想的な第2部材の回転角度特性が得られるもので
ある。
【0014】請求項2に係る発明は、請求項1に記載す
る変位検出装置であって、前記第2部材に、前記中心に
対し非円周方向に長さを有するとともにその長さの範囲
内の任意の位置に前記第1部材の出力端を回動可能に取
り付ける入力穴が形成されており、前記入力穴内の前記
出力端を取り付けた位置が前記作用点であることを特徴
とする。
る変位検出装置であって、前記第2部材に、前記中心に
対し非円周方向に長さを有するとともにその長さの範囲
内の任意の位置に前記第1部材の出力端を回動可能に取
り付ける入力穴が形成されており、前記入力穴内の前記
出力端を取り付けた位置が前記作用点であることを特徴
とする。
【0015】この変位検出装置によれば、第2部材の入
力穴に第1部材の出力端を回動可能に取り付けると、そ
の取り付けた位置が作用点となる。この入力穴は中心に
対し非円周方向に長さを有する形状なので、その範囲内
で取付位置を調整することにより、検出点の変位量と第
2部材の回転角度との関係が理想的になるように作用点
の位置調整がなされ、理想的な第2部材の回転角度特性
を得ることができる。
力穴に第1部材の出力端を回動可能に取り付けると、そ
の取り付けた位置が作用点となる。この入力穴は中心に
対し非円周方向に長さを有する形状なので、その範囲内
で取付位置を調整することにより、検出点の変位量と第
2部材の回転角度との関係が理想的になるように作用点
の位置調整がなされ、理想的な第2部材の回転角度特性
を得ることができる。
【0016】なお、作用点の中心に対する位置調整の手
段としては、請求項2の入力穴の他に、次のようなもの
が考えられる。すなわち、第2部材を外部材とその内側
に挿入して保持される内部材とで構成し、外部材と内部
材との一方を中心に対し回動可能に設け、他方に作用点
を設けるのである。これによれば、内部材の外部材から
の引き出し量を調整することにより、作用点の中心に対
する位置調整ができる。あるいは、第2部材を相互の角
度の調整および固定が可能な2つの部材に分割し、一方
を中心に対し回動可能に設け、他方に作用点を設けるの
である。これによれば、第2部材を構成する2つの部材
相互の角度の調整により、作用点の中心に対する位置調
整ができる。
段としては、請求項2の入力穴の他に、次のようなもの
が考えられる。すなわち、第2部材を外部材とその内側
に挿入して保持される内部材とで構成し、外部材と内部
材との一方を中心に対し回動可能に設け、他方に作用点
を設けるのである。これによれば、内部材の外部材から
の引き出し量を調整することにより、作用点の中心に対
する位置調整ができる。あるいは、第2部材を相互の角
度の調整および固定が可能な2つの部材に分割し、一方
を中心に対し回動可能に設け、他方に作用点を設けるの
である。これによれば、第2部材を構成する2つの部材
相互の角度の調整により、作用点の中心に対する位置調
整ができる。
【0017】請求項3に係る発明は、前記第2の目的を
達成しようとするものであり、被検出点に連結された第
1部材と、前記第1部材から駆動を受けることにより中
心に対し回動する第2部材と、前記第2部材の回動によ
り有効部分が変化する抵抗体とを有し、前記被検出点の
1次元変位を前記抵抗体の有効部分の抵抗値により検出
する変位検出装置であって、前記抵抗体の有効部分の抵
抗値の前記第2部材の回動角度に対する変化率が、前記
第2部材の回動角度の前記被検出点の1次元変位に対す
る変化率が大きい領域では小さく、前記第2部材の回動
角度の前記被検出点の1次元変位に対する変化率が小さ
い領域では大きいことを特徴とする。
達成しようとするものであり、被検出点に連結された第
1部材と、前記第1部材から駆動を受けることにより中
心に対し回動する第2部材と、前記第2部材の回動によ
り有効部分が変化する抵抗体とを有し、前記被検出点の
1次元変位を前記抵抗体の有効部分の抵抗値により検出
する変位検出装置であって、前記抵抗体の有効部分の抵
抗値の前記第2部材の回動角度に対する変化率が、前記
第2部材の回動角度の前記被検出点の1次元変位に対す
る変化率が大きい領域では小さく、前記第2部材の回動
角度の前記被検出点の1次元変位に対する変化率が小さ
い領域では大きいことを特徴とする。
【0018】この変位検出装置によれば、被検出点が1
次元変位すると、その変位は第1部材を介して第2部材
の作用点に伝達され、このため第2部材は中心に対し回
動し、抵抗体の有効部分を変化させる。従って、抵抗体
のうち有効部分の抵抗値により被検出点の1次元変位が
検出される。ここにおいて、この種のクランク機構では
第2部材の回動角度の被検出点の1次元変位に対する変
化率は必ずしも一様でなく非線形である。しかし、抵抗
体の有効部分の抵抗値の第2部材の回動角度に対する変
化率が、前記変化率と大小関係が逆になるようにされて
いるので非線形性が相殺され、検出値である抵抗体の有
効部分の抵抗値の被検出点の1次元変位に対する変化率
はほぼ一様な線形関係である。このため、被検出点の1
次元変位の検出値を各種制御に容易に利用することがで
きる。なお、両変化率が互いに逆関数の関係にあれば、
検出値の1次元変位に対する変化率が完全に一様とな
り、最も好ましい。
次元変位すると、その変位は第1部材を介して第2部材
の作用点に伝達され、このため第2部材は中心に対し回
動し、抵抗体の有効部分を変化させる。従って、抵抗体
のうち有効部分の抵抗値により被検出点の1次元変位が
検出される。ここにおいて、この種のクランク機構では
第2部材の回動角度の被検出点の1次元変位に対する変
化率は必ずしも一様でなく非線形である。しかし、抵抗
体の有効部分の抵抗値の第2部材の回動角度に対する変
化率が、前記変化率と大小関係が逆になるようにされて
いるので非線形性が相殺され、検出値である抵抗体の有
効部分の抵抗値の被検出点の1次元変位に対する変化率
はほぼ一様な線形関係である。このため、被検出点の1
次元変位の検出値を各種制御に容易に利用することがで
きる。なお、両変化率が互いに逆関数の関係にあれば、
検出値の1次元変位に対する変化率が完全に一様とな
り、最も好ましい。
【0019】請求項4に係る発明は、請求項3に記載す
る変位検出装置であって、前記抵抗体が基板上のパター
ンであり、そのパターン幅が、前記第2部材の回動角度
の前記被検出点の1次元変位に対する変化率が大きい領
域では広く、前記第2部材の回動角度の前記被検出点の
1次元変位に対する変化率が小さい領域では狭いことを
特徴とする。
る変位検出装置であって、前記抵抗体が基板上のパター
ンであり、そのパターン幅が、前記第2部材の回動角度
の前記被検出点の1次元変位に対する変化率が大きい領
域では広く、前記第2部材の回動角度の前記被検出点の
1次元変位に対する変化率が小さい領域では狭いことを
特徴とする。
【0020】この変位検出装置によれば、抵抗体が基板
上のパターンとして構成されており、そのパターン幅を
中心に対する角度により変化させることにより、抵抗体
の有効部分の抵抗値と第2部材の中心に対する角度変位
との間の関数が実現されている。
上のパターンとして構成されており、そのパターン幅を
中心に対する角度により変化させることにより、抵抗体
の有効部分の抵抗値と第2部材の中心に対する角度変位
との間の関数が実現されている。
【0021】なお、請求項1もしくは請求項2に係る発
明と請求項3もしくは請求項4に係る発明とを組み合わ
せて、前記第1の目的と第2の目的とをともに達成でき
るようにすることも可能である。
明と請求項3もしくは請求項4に係る発明とを組み合わ
せて、前記第1の目的と第2の目的とをともに達成でき
るようにすることも可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の変位検出装置を、
自動車サスペンションの車高検出用として具体化した実
施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
自動車サスペンションの車高検出用として具体化した実
施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0023】第1の実施の形態。この実施の形態は、請
求項1および請求項2に対応する。
求項1および請求項2に対応する。
【0024】本実施の形態に係る変位検出装置は、図1
に示すように、自動車の車体側に取り付けられる検出器
1と、検出器1に対して回動可能なアーム部材2と、ア
ーム部材2に取り付けられたロッド部材3とを有してい
る。アーム部材2の一端は検出器1の軸4に軸支されて
おり、軸4を中心に回動可能とされている。アーム部材
2の他の一端には、長尺状の取付孔5がアーム部材2の
長手方向と平行に設けられており、ここにロッド部材3
の上端部3aがネジ止めされている。上端部3aのネジ
止め位置は取付孔5内のある一か所に固定されている
が、アーム部材2とロッド部材3とがなす角は可変であ
る。すなわち、上端部3aのネジ止め位置と軸4との間
の距離は取付孔5の長さの範囲内で可変であり、その中
の一か所に固定できるものである。また、ロッド部材3
は調整ネジ3cにより長さの調整が可能であり、その下
端部3bはサスペンションのバネ下側に取り付けられる
被検出点である。
に示すように、自動車の車体側に取り付けられる検出器
1と、検出器1に対して回動可能なアーム部材2と、ア
ーム部材2に取り付けられたロッド部材3とを有してい
る。アーム部材2の一端は検出器1の軸4に軸支されて
おり、軸4を中心に回動可能とされている。アーム部材
2の他の一端には、長尺状の取付孔5がアーム部材2の
長手方向と平行に設けられており、ここにロッド部材3
の上端部3aがネジ止めされている。上端部3aのネジ
止め位置は取付孔5内のある一か所に固定されている
が、アーム部材2とロッド部材3とがなす角は可変であ
る。すなわち、上端部3aのネジ止め位置と軸4との間
の距離は取付孔5の長さの範囲内で可変であり、その中
の一か所に固定できるものである。また、ロッド部材3
は調整ネジ3cにより長さの調整が可能であり、その下
端部3bはサスペンションのバネ下側に取り付けられる
被検出点である。
【0025】この変位検出装置を自動車サスペンション
に装着した状態では、図16に示すように、検出器1が
車体を構成するボディ70に固定され、ロッド部材3の
下端部3bはディスクカバー71の後方でアッパアーム
72の先端に固定されている。アッパアーム72の先端
位置は、ショックアブソーバ73の伸縮によりボディ7
0に対して上下するバネ下位置である。従ってロッド部
材3の下端部3bはサスペンションの伸縮に伴い、図1
中では矢印Vで示すように上下に一次元変位するもので
あり、またアーム部材2は下端部3bの一次元変位に伴
い矢印Rで示すように軸4を中心に回動するものであ
る。すなわち、アーム部材2の取付孔5のうちロッド部
材3の上端部3aを固定した位置は、アーム部材2がロ
ッド部材3から駆動を受ける作用点であり、また上端部
3aは下端部3bの一次元変位をアーム部材2へ出力す
る出力端である。
に装着した状態では、図16に示すように、検出器1が
車体を構成するボディ70に固定され、ロッド部材3の
下端部3bはディスクカバー71の後方でアッパアーム
72の先端に固定されている。アッパアーム72の先端
位置は、ショックアブソーバ73の伸縮によりボディ7
0に対して上下するバネ下位置である。従ってロッド部
材3の下端部3bはサスペンションの伸縮に伴い、図1
中では矢印Vで示すように上下に一次元変位するもので
あり、またアーム部材2は下端部3bの一次元変位に伴
い矢印Rで示すように軸4を中心に回動するものであ
る。すなわち、アーム部材2の取付孔5のうちロッド部
材3の上端部3aを固定した位置は、アーム部材2がロ
ッド部材3から駆動を受ける作用点であり、また上端部
3aは下端部3bの一次元変位をアーム部材2へ出力す
る出力端である。
【0026】なお、図1は、自動車サスペンションが標
準車高にあるとき、すなわち被検出点であるロッド部材
3の下端部3bがその変位可能範囲中ほぼ中央の標準位
置にあるときの状態を示しており、アーム部材2の回動
に伴うロッド部材3の上端部3aの軌跡を一転鎖線fで
示している。サスペンションが縮むと上端部3aは一転
鎖線fに沿って上へ移動し、サスペンションが伸びると
下へ移動するものである。
準車高にあるとき、すなわち被検出点であるロッド部材
3の下端部3bがその変位可能範囲中ほぼ中央の標準位
置にあるときの状態を示しており、アーム部材2の回動
に伴うロッド部材3の上端部3aの軌跡を一転鎖線fで
示している。サスペンションが縮むと上端部3aは一転
鎖線fに沿って上へ移動し、サスペンションが伸びると
下へ移動するものである。
【0027】次に、検出器1について説明する。検出器
1は、アーム部材2の回動角を電気信号として検出する
センサであり、そのためのケーブル群74を備えてい
る。検出器1の内部には、図2の断面図に示すように、
アーム部材2とともに軸4に設けられたロータ6と、ロ
ータ6に対面する印刷基板7とが設けられている。軸4
は、ベアリング75により検出器1の外枠ケース(図示
略)に回動可能に取り付けられている。印刷基板7は、
検出器1の外枠ケースに固定して取り付けられており、
そのロータ6側の面には導体と抵抗体とを有する印刷パ
ターンが形成されている。また、ロータ6にはブラシ8
が取り付けられ、その両端8a、8bが印刷基板7に接
触するとともにロータ6の回転により、すなわちサスペ
ンションの伸縮によりその接触位置が移動するようにな
っている。
1は、アーム部材2の回動角を電気信号として検出する
センサであり、そのためのケーブル群74を備えてい
る。検出器1の内部には、図2の断面図に示すように、
アーム部材2とともに軸4に設けられたロータ6と、ロ
ータ6に対面する印刷基板7とが設けられている。軸4
は、ベアリング75により検出器1の外枠ケース(図示
略)に回動可能に取り付けられている。印刷基板7は、
検出器1の外枠ケースに固定して取り付けられており、
そのロータ6側の面には導体と抵抗体とを有する印刷パ
ターンが形成されている。また、ロータ6にはブラシ8
が取り付けられ、その両端8a、8bが印刷基板7に接
触するとともにロータ6の回転により、すなわちサスペ
ンションの伸縮によりその接触位置が移動するようにな
っている。
【0028】印刷基板7の印刷パターンは、図3に示す
ように、円弧状の抵抗体パターン9と、これと同心円弧
状の導電体パターン10とを有している。抵抗体パター
ン9は、図3中wで示す角度範囲にわたって形成されて
おり、その両端はクランプ抵抗11、11を介して端子
12、14に接続されている。端子12から端子14に
至るパターンのうち、抵抗体パターン9およびクランプ
抵抗11、11を除いた部分は導電体で形成されてい
る。導電体パターン10は、端子13に接続されてい
る。抵抗体パターン9および導電体パターン10のパタ
ーン形状の中心点Oは、図2の軸4の軸心の延長上にあ
る。また、端子12、13、14は、ケーブル群74に
接続されている。
ように、円弧状の抵抗体パターン9と、これと同心円弧
状の導電体パターン10とを有している。抵抗体パター
ン9は、図3中wで示す角度範囲にわたって形成されて
おり、その両端はクランプ抵抗11、11を介して端子
12、14に接続されている。端子12から端子14に
至るパターンのうち、抵抗体パターン9およびクランプ
抵抗11、11を除いた部分は導電体で形成されてい
る。導電体パターン10は、端子13に接続されてい
る。抵抗体パターン9および導電体パターン10のパタ
ーン形状の中心点Oは、図2の軸4の軸心の延長上にあ
る。また、端子12、13、14は、ケーブル群74に
接続されている。
【0029】この印刷基板7に対しブラシ8は、その両
端8a、8bがそれぞれ、抵抗体パターン9、導電体パ
ターン10に接触している。すなわちブラシ8は、抵抗
体パターン9と導電体パターン10との橋渡しをするも
のである。そして、ロータ6の回転によるブラシ8の移
動は、中心点Oに対する矢印Rのような回動移動であ
り、この移動により抵抗体パターン9と導電体パターン
10との架橋位置が変化するのである。サスペンション
の伸縮によりブラシ8が移動しうる最大範囲と抵抗体パ
ターン9の形成範囲wとは一致するようにされている。
また、サスペンションの標準車高状態(図1の状態)で
ブラシ8が範囲w内のほぼ中央に位置するように、ロッ
ド部材3の長さが調整ネジ3cにより調整されている。
端8a、8bがそれぞれ、抵抗体パターン9、導電体パ
ターン10に接触している。すなわちブラシ8は、抵抗
体パターン9と導電体パターン10との橋渡しをするも
のである。そして、ロータ6の回転によるブラシ8の移
動は、中心点Oに対する矢印Rのような回動移動であ
り、この移動により抵抗体パターン9と導電体パターン
10との架橋位置が変化するのである。サスペンション
の伸縮によりブラシ8が移動しうる最大範囲と抵抗体パ
ターン9の形成範囲wとは一致するようにされている。
また、サスペンションの標準車高状態(図1の状態)で
ブラシ8が範囲w内のほぼ中央に位置するように、ロッ
ド部材3の長さが調整ネジ3cにより調整されている。
【0030】かかる印刷基板7を有する検出器1は、ケ
ーブル群74により、端子12、14間に電源電圧Eを
印加した状態で使用される。その状態では図4の回路図
に示すように、電源電圧Eが印加された抵抗体パターン
9とこれに接触するブラシ8とが摺動可変抵抗を構成し
ている。このため、抵抗体パターン9のうち、ブラシ8
の接触位置から端子14よりの部分が、ブラシ8の電圧
に寄与する有効部分となり、ブラシ8を介して導電体パ
ターン10には、電源電圧Eをその有効部分の抵抗値と
有効部分以外の部分の抵抗値とにより分圧した電圧が現
れる。従って端子13により導電体パターン10の電圧
をモニタすれば、その電圧は、ブラシ8が範囲w内のど
の位置にいるか、言い換えれば図1中のアーム部材2の
回動角度、さらに言い換えればロッド部材3の下端部3
b(被検出点)の一次元変位を表示する信号なのであ
る。
ーブル群74により、端子12、14間に電源電圧Eを
印加した状態で使用される。その状態では図4の回路図
に示すように、電源電圧Eが印加された抵抗体パターン
9とこれに接触するブラシ8とが摺動可変抵抗を構成し
ている。このため、抵抗体パターン9のうち、ブラシ8
の接触位置から端子14よりの部分が、ブラシ8の電圧
に寄与する有効部分となり、ブラシ8を介して導電体パ
ターン10には、電源電圧Eをその有効部分の抵抗値と
有効部分以外の部分の抵抗値とにより分圧した電圧が現
れる。従って端子13により導電体パターン10の電圧
をモニタすれば、その電圧は、ブラシ8が範囲w内のど
の位置にいるか、言い換えれば図1中のアーム部材2の
回動角度、さらに言い換えればロッド部材3の下端部3
b(被検出点)の一次元変位を表示する信号なのであ
る。
【0031】この変位検出装置は、車両への組み付け時
にアーム部材2へのロッド部材3の上端部3aの取り付
け位置の調整を行う。図1のアーム部材2の有効長(軸
4の中心から作用点(上端部3aの取り付け位置)まで
の長さ)を調整することにより、印刷基板7上でブラシ
8が移動しうる最大範囲と抵抗体パターン9の形成範囲
wとを一致させるためである。この調整が必要となる理
由は、印刷基板7における抵抗体パターン9の形成範囲
wの精度と、検出器1における印刷基板7とロータ6と
のアライメント精度との2つである。
にアーム部材2へのロッド部材3の上端部3aの取り付
け位置の調整を行う。図1のアーム部材2の有効長(軸
4の中心から作用点(上端部3aの取り付け位置)まで
の長さ)を調整することにより、印刷基板7上でブラシ
8が移動しうる最大範囲と抵抗体パターン9の形成範囲
wとを一致させるためである。この調整が必要となる理
由は、印刷基板7における抵抗体パターン9の形成範囲
wの精度と、検出器1における印刷基板7とロータ6と
のアライメント精度との2つである。
【0032】まず抵抗体パターン9の精度について説明
する。抵抗体パターン9は印刷により形成されるので、
その形成範囲wは製造ロットごとに若干ばらつきがあ
る。このため、ブラシ8が移動しうる最大範囲を範囲w
に一致させるように調整すること必要がなのである。具
体的には、図5のように範囲wが標準値より大きかった
場合には、図9のようにロッド部材3の上端部3aを取
付孔5内の軸4よりの位置に取り付ける。すなわち作用
点と軸4との間の距離を短くしてアーム部材2の回動角
度を大きくし、印刷基板7上でブラシ8が移動しうる最
大範囲を広げて範囲wに一致させる。一方、図6のよう
に範囲wが標準値より小さかった場合には、図10のよ
うにロッド部材3の上端部3aを取付孔5内の先端より
の位置に取り付ける。すなわち作用点と軸4との間の距
離を長くしてアーム部材2の回動角度を小さくし、印刷
基板7上でブラシ8が移動しうる最大範囲を狭めて範囲
wに一致させる。図9、図10では、アーム部材2等を
模式的に示している。
する。抵抗体パターン9は印刷により形成されるので、
その形成範囲wは製造ロットごとに若干ばらつきがあ
る。このため、ブラシ8が移動しうる最大範囲を範囲w
に一致させるように調整すること必要がなのである。具
体的には、図5のように範囲wが標準値より大きかった
場合には、図9のようにロッド部材3の上端部3aを取
付孔5内の軸4よりの位置に取り付ける。すなわち作用
点と軸4との間の距離を短くしてアーム部材2の回動角
度を大きくし、印刷基板7上でブラシ8が移動しうる最
大範囲を広げて範囲wに一致させる。一方、図6のよう
に範囲wが標準値より小さかった場合には、図10のよ
うにロッド部材3の上端部3aを取付孔5内の先端より
の位置に取り付ける。すなわち作用点と軸4との間の距
離を長くしてアーム部材2の回動角度を小さくし、印刷
基板7上でブラシ8が移動しうる最大範囲を狭めて範囲
wに一致させる。図9、図10では、アーム部材2等を
模式的に示している。
【0033】次に検出器1におけるアライメント精度に
ついて説明する。軸4は印刷基板7を貫通しておらず、
印刷基板7とロータ6とは別々に検出器1の外枠ケース
に組付けられるので、各部の寸法精度によっては軸4の
軸心が印刷基板7の中心点Oからずれる場合がある。こ
のずれがブラシ8が移動しうる最大範囲に影響するた
め、調整して範囲wに一致させること必要がなのであ
る。具体的には、図7のように軸4の軸心(O1 )が抵
抗体パターン9に近接する方向にずれていた場合には、
図5の場合と同様に、ロッド部材3の上端部3aを取付
孔5内の軸4よりの位置に取り付け、アーム部材2の回
動角度を大きくして調整する(図9)。一方、図8のよ
うに軸心(O2 )が抵抗体パターン9から離間する方向
にずれていた場合には、図6の場合と同様に、ロッド部
材3の上端部3aを取付孔5内の先端よりの位置に取り
付け、アーム部材2の回動角度を小さくして調整する
(図10)。
ついて説明する。軸4は印刷基板7を貫通しておらず、
印刷基板7とロータ6とは別々に検出器1の外枠ケース
に組付けられるので、各部の寸法精度によっては軸4の
軸心が印刷基板7の中心点Oからずれる場合がある。こ
のずれがブラシ8が移動しうる最大範囲に影響するた
め、調整して範囲wに一致させること必要がなのであ
る。具体的には、図7のように軸4の軸心(O1 )が抵
抗体パターン9に近接する方向にずれていた場合には、
図5の場合と同様に、ロッド部材3の上端部3aを取付
孔5内の軸4よりの位置に取り付け、アーム部材2の回
動角度を大きくして調整する(図9)。一方、図8のよ
うに軸心(O2 )が抵抗体パターン9から離間する方向
にずれていた場合には、図6の場合と同様に、ロッド部
材3の上端部3aを取付孔5内の先端よりの位置に取り
付け、アーム部材2の回動角度を小さくして調整する
(図10)。
【0034】この調整の後、ロッド部材3の長さを調整
ネジ3cにより調整し、標準車高合わせをする。
ネジ3cにより調整し、標準車高合わせをする。
【0035】かくして調整された変位検出装置は、サス
ペンションが標準車高状態にあるとき、すなわち被検出
点であるロッド部材3の下端部3bがその変位可能範囲
中の標準位置にあるときには、図1のようにアーム部材
2が回動可能な角度範囲中のほぼ中央にある。このとき
検出器1内では、ロータ6に取り付けられたブラシ8
が、抵抗体パターン9の範囲w内のほぼ中央にある。こ
のため、抵抗体パターン9の有効部分は全体の約半分で
あり、導電体パターン10には、電源電圧の約2分の1
の電圧が現れている。この電圧を端子13によりモニタ
すれば、サスペンションが標準車高状態にあることを検
出できる。
ペンションが標準車高状態にあるとき、すなわち被検出
点であるロッド部材3の下端部3bがその変位可能範囲
中の標準位置にあるときには、図1のようにアーム部材
2が回動可能な角度範囲中のほぼ中央にある。このとき
検出器1内では、ロータ6に取り付けられたブラシ8
が、抵抗体パターン9の範囲w内のほぼ中央にある。こ
のため、抵抗体パターン9の有効部分は全体の約半分で
あり、導電体パターン10には、電源電圧の約2分の1
の電圧が現れている。この電圧を端子13によりモニタ
すれば、サスペンションが標準車高状態にあることを検
出できる。
【0036】サスペンションが収縮または伸張すると、
被検出点であるロッド部材3の下端部3bが図1中上方
または下方に変位する。このため、作用点に固定されて
いるロッド部材3の上端部3aがアーム部材2を上方ま
たは下方に回動させる。このとき、検出器1内では、ア
ーム部材2の回動とともにロータ6が回動してブラシ8
が移動する。すなわち、下端部3bが上方に変位する
(車高が下がる)とブラシ8は端子12よりに移動し、
下端部3bが下方に変位する(車高が上がる)とブラシ
8は端子14よりに移動する。このため、抵抗体パター
ン9の有効部分が変化し、導電体パターン10の電圧も
変化する。この電圧変化を端子13によりモニタすれ
ば、被検出点の一次元変位、すなわちサスペンションの
伸縮を検出することができる。なお、万一ブラシ8が抵
抗体パターン9の範囲wの外へ出るようなことがあって
も、クランプ抵抗11により、電源と端子13との短絡
が防止される。
被検出点であるロッド部材3の下端部3bが図1中上方
または下方に変位する。このため、作用点に固定されて
いるロッド部材3の上端部3aがアーム部材2を上方ま
たは下方に回動させる。このとき、検出器1内では、ア
ーム部材2の回動とともにロータ6が回動してブラシ8
が移動する。すなわち、下端部3bが上方に変位する
(車高が下がる)とブラシ8は端子12よりに移動し、
下端部3bが下方に変位する(車高が上がる)とブラシ
8は端子14よりに移動する。このため、抵抗体パター
ン9の有効部分が変化し、導電体パターン10の電圧も
変化する。この電圧変化を端子13によりモニタすれ
ば、被検出点の一次元変位、すなわちサスペンションの
伸縮を検出することができる。なお、万一ブラシ8が抵
抗体パターン9の範囲wの外へ出るようなことがあって
も、クランプ抵抗11により、電源と端子13との短絡
が防止される。
【0037】ここにおいて、アーム部材2にロッド部材
3の上端部3aを取り付ける取付孔5がアーム部材2の
長手方向と平行に長尺状に設けられているので、抵抗体
パターン9の範囲wや印刷基板7とロータ6との位置関
係にばらつきがあっても、ブラシ8が移動しうる最大範
囲が抵抗体パターン9の範囲wと一致するように取付位
置(作用点)を調整して組み付けることができる。この
ように正しく調整して組み付けた状態で使用すれば、サ
スペンションの伸縮量と端子13の検出電圧との関係が
図19のグラフにカーブaで示す標準状態のものと一致
する。
3の上端部3aを取り付ける取付孔5がアーム部材2の
長手方向と平行に長尺状に設けられているので、抵抗体
パターン9の範囲wや印刷基板7とロータ6との位置関
係にばらつきがあっても、ブラシ8が移動しうる最大範
囲が抵抗体パターン9の範囲wと一致するように取付位
置(作用点)を調整して組み付けることができる。この
ように正しく調整して組み付けた状態で使用すれば、サ
スペンションの伸縮量と端子13の検出電圧との関係が
図19のグラフにカーブaで示す標準状態のものと一致
する。
【0038】以上詳細に説明したように本実施の形態に
係る変位検出装置では、アーム部材2にロッド部材3の
上端部3aを取り付ける取付孔5を、アーム部材2の長
手方向と平行な長尺状とし、その長さの範囲内の任意の
位置に上端部3aを固定できるようにしたので、印刷基
板7の抵抗体パターン9の範囲wにばらつきがあって
も、上端部3aの取付位置の調整によりアーム部材2の
有効長を調節し、ブラシ8の最大移動範囲と抵抗体パタ
ーン9の範囲wとを一致させ、サスペンションの伸縮量
と端子13の検出電圧との関係が理想的になるようにす
ることができる。また、検出器1における印刷基板7と
ロータ6との位置関係にばらつきがあっても、同様に上
端部3aの取付位置の調整により、サスペンションの伸
縮量と端子13の検出電圧との関係が理想的になるよう
にすることができる。このため端子13の検出電圧値に
よる車高検出の精度が高く、また、抵抗体パターン9の
範囲wやロータ6との位置関係のばらつきを補正するた
めの電圧値の演算処理を行う必要がない。
係る変位検出装置では、アーム部材2にロッド部材3の
上端部3aを取り付ける取付孔5を、アーム部材2の長
手方向と平行な長尺状とし、その長さの範囲内の任意の
位置に上端部3aを固定できるようにしたので、印刷基
板7の抵抗体パターン9の範囲wにばらつきがあって
も、上端部3aの取付位置の調整によりアーム部材2の
有効長を調節し、ブラシ8の最大移動範囲と抵抗体パタ
ーン9の範囲wとを一致させ、サスペンションの伸縮量
と端子13の検出電圧との関係が理想的になるようにす
ることができる。また、検出器1における印刷基板7と
ロータ6との位置関係にばらつきがあっても、同様に上
端部3aの取付位置の調整により、サスペンションの伸
縮量と端子13の検出電圧との関係が理想的になるよう
にすることができる。このため端子13の検出電圧値に
よる車高検出の精度が高く、また、抵抗体パターン9の
範囲wやロータ6との位置関係のばらつきを補正するた
めの電圧値の演算処理を行う必要がない。
【0039】また、この調整をアーム部材2に設けられ
た長尺状の取付孔5により、アーム部材2の有効長を調
整することにより行うので、ロッド部材3の長さ調整に
よる標準車高合わせと干渉することがない。従って、取
付孔5により検出電圧特性を理想的な状態に調整した状
態で、ロッド部材3の調整ネジ3cにより標準車高合わ
せをすることができる。
た長尺状の取付孔5により、アーム部材2の有効長を調
整することにより行うので、ロッド部材3の長さ調整に
よる標準車高合わせと干渉することがない。従って、取
付孔5により検出電圧特性を理想的な状態に調整した状
態で、ロッド部材3の調整ネジ3cにより標準車高合わ
せをすることができる。
【0040】本実施の形態は、アーム部材2の有効長に
調整しろを設けたことを骨子とするものである。アーム
部材2の有効長の可変手段としては、前記した長尺状の
取付孔5以外にもいくつかの変形例がある。
調整しろを設けたことを骨子とするものである。アーム
部材2の有効長の可変手段としては、前記した長尺状の
取付孔5以外にもいくつかの変形例がある。
【0041】例えば図11に示すのは、アーム部材を外
筒2Aと内筒2Bとで構成してテレスコピック機能を持
たせたものである。この場合には、外筒2Aが軸4に取
り付けられており、内筒2Bの先端に非長尺状の取付孔
が設けられている。取付孔での取付位置の調整の替わり
に内筒2Bの外筒2Aからの引き出し量を調整すること
により、サスペンションの伸縮量と端子13の検出電圧
との関係が理想的になるようにするものである。すなわ
ち、引き出し量を大きくするとアーム部材の有効長が長
くなり、前記実施の形態で長尺状の取付孔5の先端より
にロッド部材3の上端部3aを固定した状態に相当する
状態となる。一方、引き出し量を小さくするとアーム部
材の有効長が短くなり、長尺状の取付孔5の軸4よりに
上端部3aを固定した状態に相当する状態となる。
筒2Aと内筒2Bとで構成してテレスコピック機能を持
たせたものである。この場合には、外筒2Aが軸4に取
り付けられており、内筒2Bの先端に非長尺状の取付孔
が設けられている。取付孔での取付位置の調整の替わり
に内筒2Bの外筒2Aからの引き出し量を調整すること
により、サスペンションの伸縮量と端子13の検出電圧
との関係が理想的になるようにするものである。すなわ
ち、引き出し量を大きくするとアーム部材の有効長が長
くなり、前記実施の形態で長尺状の取付孔5の先端より
にロッド部材3の上端部3aを固定した状態に相当する
状態となる。一方、引き出し量を小さくするとアーム部
材の有効長が短くなり、長尺状の取付孔5の軸4よりに
上端部3aを固定した状態に相当する状態となる。
【0042】あるいは図12に示すのは、第1アーム2
Cと第2アーム2Dとを接点でリンクし、接点での結合
角度をある範囲内で調整および固定できるようにしたも
のである。この場合には、第1アーム2Cが軸4に取り
付けられており、第2アーム2Dの先端に非長尺状の取
付孔が設けられている。取付孔での取付位置の調整の替
わりに第1アーム2Cと第2アーム2Dとがなす角ωを
調整することにより、サスペンションの伸縮量と端子1
3の検出電圧との関係が理想的になるようにするもので
ある。すなわち、角ωを大きくすると有効長が長くな
り、長尺状の取付孔5の先端よりに上端部3aを固定し
た状態に相当する状態となる。一方、角ωを小さくする
と有効長が短くなり、長尺状の取付孔5の軸4よりに上
端部3aを固定した状態に相当する状態となる。
Cと第2アーム2Dとを接点でリンクし、接点での結合
角度をある範囲内で調整および固定できるようにしたも
のである。この場合には、第1アーム2Cが軸4に取り
付けられており、第2アーム2Dの先端に非長尺状の取
付孔が設けられている。取付孔での取付位置の調整の替
わりに第1アーム2Cと第2アーム2Dとがなす角ωを
調整することにより、サスペンションの伸縮量と端子1
3の検出電圧との関係が理想的になるようにするもので
ある。すなわち、角ωを大きくすると有効長が長くな
り、長尺状の取付孔5の先端よりに上端部3aを固定し
た状態に相当する状態となる。一方、角ωを小さくする
と有効長が短くなり、長尺状の取付孔5の軸4よりに上
端部3aを固定した状態に相当する状態となる。
【0043】第2の実施の形態。この実施の形態は、請
求項3および請求項4に対応する。
求項3および請求項4に対応する。
【0044】本実施の形態に係る変位検出装置は、印刷
基板における抵抗体パターンの形状を改良したものであ
り、他の部分は前記第1の実施の形態と特に違いはな
い。この変位検出装置における印刷基板7Aの抵抗体パ
ターン9Aは図13に示すように、端子12よりから端
子14よりに向かって次第に幅が広くなる形状である。
このため、抵抗体パターン9Aの角度当たりの抵抗率
は、端子12よりから端子14よりに向かって次第に小
さくなる。すなわち、抵抗体パターン9Aのうちブラシ
8の電圧に寄与する有効部分の抵抗値の、ブラシ8の角
度変化に対する変化率は、端子12よりの領域では大き
く、端子14よりの領域では小さい。従って、ブラシ8
が角度移動したときの端子13の検出電圧特性は、図1
4のグラフに示すように、端子12よりの領域では傾斜
が急峻であり端子14よりに向かって次第に緩やかにな
るものである。
基板における抵抗体パターンの形状を改良したものであ
り、他の部分は前記第1の実施の形態と特に違いはな
い。この変位検出装置における印刷基板7Aの抵抗体パ
ターン9Aは図13に示すように、端子12よりから端
子14よりに向かって次第に幅が広くなる形状である。
このため、抵抗体パターン9Aの角度当たりの抵抗率
は、端子12よりから端子14よりに向かって次第に小
さくなる。すなわち、抵抗体パターン9Aのうちブラシ
8の電圧に寄与する有効部分の抵抗値の、ブラシ8の角
度変化に対する変化率は、端子12よりの領域では大き
く、端子14よりの領域では小さい。従って、ブラシ8
が角度移動したときの端子13の検出電圧特性は、図1
4のグラフに示すように、端子12よりの領域では傾斜
が急峻であり端子14よりに向かって次第に緩やかにな
るものである。
【0045】一方、この変位検出装置では標準車高状態
から車高を変化させると、前記第1の実施の形態で説明
したようにロッド部材3がアーム部材2を回動させる。
しかしこの種のクランク機構では、被検出点であるロッ
ド部材3の下端部3bの変位量とアーム部材2の回動角
度との関係は一様でない。図17に示すように、下端部
3bが図中上方に移動する(車高が低くなる)ほど、同
一変位量Δhに対する角度の変化量Δθは小さくなる。
しかし図17と逆に下端部3bが下方に移動する(車高
が高くなる)と、同一変位量Δhに対する角度の変化量
Δθは次第に大きくなり非対称である。言い換えると、
下端部3bが上方に移動するほど同一角度変化に対する
変位量は大きく、下端部3bが下方に移動するほど同一
角度変化に対する変位量は小さい。
から車高を変化させると、前記第1の実施の形態で説明
したようにロッド部材3がアーム部材2を回動させる。
しかしこの種のクランク機構では、被検出点であるロッ
ド部材3の下端部3bの変位量とアーム部材2の回動角
度との関係は一様でない。図17に示すように、下端部
3bが図中上方に移動する(車高が低くなる)ほど、同
一変位量Δhに対する角度の変化量Δθは小さくなる。
しかし図17と逆に下端部3bが下方に移動する(車高
が高くなる)と、同一変位量Δhに対する角度の変化量
Δθは次第に大きくなり非対称である。言い換えると、
下端部3bが上方に移動するほど同一角度変化に対する
変位量は大きく、下端部3bが下方に移動するほど同一
角度変化に対する変位量は小さい。
【0046】そしてアーム部材2の回動と印刷基板7A
上のブラシ8の角度移動とはリンクしており、下端部3
bが上方に移動するとブラシ8は抵抗体パターン9Aの
形成範囲w内で端子12よりに移動し、下端部3bが下
方に移動するとブラシ8は端子14よりに移動する。従
って、下端部3bが上方に移動しているときには、同一
角度変化に対する下端部3bの変位量が大きい一方で端
子13の検出電圧変化も急峻である。そして、下端部3
bが下方に移動しているときには逆に、同一角度変化に
対する下端部3bの変位量も端子13の検出電圧変化も
ともに小さい。このため、下端部3bの変位と端子13
の検出電圧とは、両変化率の大小関係が相殺されて図1
5に示すようなリニアな関係になる。従って、検出電圧
について非線形性を補正するような演算処理を施さずに
そのまま下端部3bの変位量の信号として高精度に各種
制御に用いることができる。
上のブラシ8の角度移動とはリンクしており、下端部3
bが上方に移動するとブラシ8は抵抗体パターン9Aの
形成範囲w内で端子12よりに移動し、下端部3bが下
方に移動するとブラシ8は端子14よりに移動する。従
って、下端部3bが上方に移動しているときには、同一
角度変化に対する下端部3bの変位量が大きい一方で端
子13の検出電圧変化も急峻である。そして、下端部3
bが下方に移動しているときには逆に、同一角度変化に
対する下端部3bの変位量も端子13の検出電圧変化も
ともに小さい。このため、下端部3bの変位と端子13
の検出電圧とは、両変化率の大小関係が相殺されて図1
5に示すようなリニアな関係になる。従って、検出電圧
について非線形性を補正するような演算処理を施さずに
そのまま下端部3bの変位量の信号として高精度に各種
制御に用いることができる。
【0047】なお、ブラシ8の角度(アーム部材2の回
動角度)に対する端子13の検出電圧の特性と、下端部
3bの変位量に対するアーム部材2の回動角度(ブラシ
8の角度)の特性とが逆関数になるように、抵抗体パタ
ーン9Aの各角度位置での印刷幅が定められていれば理
想的であり、検出電圧は変位量に対し完全にリニアとな
る。
動角度)に対する端子13の検出電圧の特性と、下端部
3bの変位量に対するアーム部材2の回動角度(ブラシ
8の角度)の特性とが逆関数になるように、抵抗体パタ
ーン9Aの各角度位置での印刷幅が定められていれば理
想的であり、検出電圧は変位量に対し完全にリニアとな
る。
【0048】以上詳細に説明したように本実施の形態に
係る変位検出装置では、抵抗体パターン9Aの角度当た
りの抵抗率がそのパターン幅により異なることに着目
し、有効部分の抵抗値の、ブラシ8の角度変化に対する
変化率と、ブラシ8の角度の、被検出点の変位量に対す
る変化率とで大小関係が逆になるようにしたので、クラ
ンク機構による角度変化の非対称性が抵抗体パターン9
Aのパターン幅により相殺され、変位量に対してリニア
な端子13の検出電圧が得られ、非線形性を補正する処
理を要しない。従って変位量の検出値の各種制御での利
用がしやすい。また、そのような補正処理をデータテー
ブル等で行う場合と比較して制御のためのメモリ容量も
その分少なくて済む。
係る変位検出装置では、抵抗体パターン9Aの角度当た
りの抵抗率がそのパターン幅により異なることに着目
し、有効部分の抵抗値の、ブラシ8の角度変化に対する
変化率と、ブラシ8の角度の、被検出点の変位量に対す
る変化率とで大小関係が逆になるようにしたので、クラ
ンク機構による角度変化の非対称性が抵抗体パターン9
Aのパターン幅により相殺され、変位量に対してリニア
な端子13の検出電圧が得られ、非線形性を補正する処
理を要しない。従って変位量の検出値の各種制御での利
用がしやすい。また、そのような補正処理をデータテー
ブル等で行う場合と比較して制御のためのメモリ容量も
その分少なくて済む。
【0049】尚、本実施の形態に係る変位検出装置で
は、抵抗特性をパターン幅によって調整するものとして
説明したが、これに限られるものでなく、パターンの厚
みや材質を変えることによっても、実現可能であるの
は、もちろんである。このうち、パターン幅の変化によ
って実現させる場合には、厚みや材質の変化による場合
に比べて製品精度管理及び生産性の点でより有利であ
る。
は、抵抗特性をパターン幅によって調整するものとして
説明したが、これに限られるものでなく、パターンの厚
みや材質を変えることによっても、実現可能であるの
は、もちろんである。このうち、パターン幅の変化によ
って実現させる場合には、厚みや材質の変化による場合
に比べて製品精度管理及び生産性の点でより有利であ
る。
【0050】なお、本発明は前記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能であることはもちろんである。例え
ば、印刷基板7において、抵抗体パターン9(9A)と
導電体パターン10との配置は内外逆でもよい。また、
クランプ抵抗11は、抵抗体パターン9(9A)の両端
に設ける代わりに、導電体パターン10と端子13との
間に設けてもよい。また、抵抗体パターン9(9A)の
有効部分の抵抗値の検出は、電流測定によって行うこと
も可能である。さらに、適用分野としては自動車サスペ
ンションに限定されるものではない。
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能であることはもちろんである。例え
ば、印刷基板7において、抵抗体パターン9(9A)と
導電体パターン10との配置は内外逆でもよい。また、
クランプ抵抗11は、抵抗体パターン9(9A)の両端
に設ける代わりに、導電体パターン10と端子13との
間に設けてもよい。また、抵抗体パターン9(9A)の
有効部分の抵抗値の検出は、電流測定によって行うこと
も可能である。さらに、適用分野としては自動車サスペ
ンションに限定されるものではない。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように請求項1
および請求項2の発明によれば、被検出点の位置変位と
出力値との関係を調整可能な変位検出装置が提供されて
おり、請求項3および請求項4の発明によれば、被検出
点の位置変位に対してリニアな出力特性を有する変位検
出装置が提供されている。
および請求項2の発明によれば、被検出点の位置変位と
出力値との関係を調整可能な変位検出装置が提供されて
おり、請求項3および請求項4の発明によれば、被検出
点の位置変位に対してリニアな出力特性を有する変位検
出装置が提供されている。
【図1】第1の実施の形態に係る変位検出装置の概要を
示す図である。
示す図である。
【図2】図1の変位検出装置に用いる検出器の内部機構
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図2の検出器に用いる印刷基板を示す図であ
る。
る。
【図4】検出器の回路図である。
【図5】印刷基板の抵抗体パターンの形成範囲が広かっ
た場合を示す図である。
た場合を示す図である。
【図6】印刷基板の抵抗体パターンの形成範囲が狭かっ
た場合を示す図である。
た場合を示す図である。
【図7】軸心が抵抗体パターンに近い側にずれていた場
合を示す図である。
合を示す図である。
【図8】軸心が抵抗体パターンから遠い側にずれていた
場合を示す図である。
場合を示す図である。
【図9】上端部を取付孔内の軸に近い位置に取り付けた
状態を説明する図である。
状態を説明する図である。
【図10】上端部を取付孔内の軸から遠い位置に取り付
けた状態を説明する図である。
けた状態を説明する図である。
【図11】変位検出装置の変形例を示す図である。
【図12】変位検出装置の別の変形例を示す図である。
【図13】第2の実施の形態に係る変位検出装置に用い
る印刷基板を示す図である。
る印刷基板を示す図である。
【図14】ブラシ角度と検出電圧の関係を示すグラフで
ある。
ある。
【図15】被検出点の変位と検出電圧の関係を示すグラ
フである。
フである。
【図16】自動車サスペンションに変位検出装置を取り
付けた状態を示す斜視図である。
付けた状態を示す斜視図である。
【図17】被検出点の変位とアーム部材の角度変化との
関係を説明する図である。
関係を説明する図である。
【図18】従来の変位検出装置の要部を示す図である。
【図19】従来の変位検出装置の検出特性を説明するグ
ラフである。
ラフである。
【図20】変位検出装置におけるリンク機構を示す図で
ある。
ある。
【図21】変位検出装置に用いる検出器の断面図であ
る。
る。
2 アーム部材(第2部材) 3 ロッド部材(第1部材) 3a 上端部(作用点) 3b 下端部(被検出点) 4 軸(中心) 5 取付孔(入力穴) 7、7A 印刷基板 9、9A 抵抗体パターン
Claims (4)
- 【請求項1】 被検出点に連結された第1部材と、中心
に対し回動可能な第2部材とを有し、前記被検出点の1
次元変位を前記第2部材の前記中心に対する回転角に変
換して検出する変位検出装置において、 前記第2部材が前記第1部材から駆動を受ける作用点と
前記中心との間の距離が可変であり、その可変範囲内で
固定できるようにしたことを特徴とする変位検出装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載する変位検出装置におい
て、 前記第2部材に、前記中心に対し非円周方向に長さを有
するとともにその長さの範囲内の任意の位置に前記第1
部材の出力端を回動可能に取り付ける入力穴が形成され
ており、 前記入力穴内の前記出力端を取り付けた位置が前記作用
点であることを特徴とする変位検出装置。 - 【請求項3】 被検出点に連結された第1部材と、前記
第1部材から駆動を受けることにより中心に対し回動す
る第2部材と、前記第2部材の回動により有効部分が変
化する抵抗体とを有し、前記被検出点の1次元変位を前
記抵抗体の有効部分の抵抗値により検出する変位検出装
置において、 前記抵抗体の有効部分の抵抗値の前記第2部材の回動角
度に対する変化率が、 前記第2部材の回動角度の前記被検出点の1次元変位に
対する変化率が大きい領域では小さく、 前記第2部材の回動角度の前記被検出点の1次元変位に
対する変化率が小さい領域では大きいことを特徴とする
変位検出装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載する変位検出装置におい
て、 前記抵抗体が基板上のパターンであり、そのパターン幅
が、 前記第2部材の回動角度の前記被検出点の1次元変位に
対する変化率が大きい領域では広く、 前記第2部材の回動角度の前記被検出点の1次元変位に
対する変化率が小さい領域では狭いことを特徴とする変
位検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15525196A JPH102706A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 変位検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15525196A JPH102706A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 変位検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH102706A true JPH102706A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15601846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15525196A Pending JPH102706A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 変位検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH102706A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009041251A1 (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-02 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | 変位センサ |
| JP2009098119A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-05-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 変位センサ |
| US7915889B2 (en) | 2007-09-10 | 2011-03-29 | Denso Corporation | Linear displacement detection apparatus |
| JP5401616B1 (ja) * | 2013-01-18 | 2014-01-29 | 株式会社小松製作所 | 油圧ショベルおよび油圧ショベルの油圧シリンダのストローク計測方法 |
| CN107941143A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-04-20 | 江西天河传感器科技有限公司 | 一种导电塑料电压比输出角度传感器 |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP15525196A patent/JPH102706A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7915889B2 (en) | 2007-09-10 | 2011-03-29 | Denso Corporation | Linear displacement detection apparatus |
| WO2009041251A1 (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-02 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | 変位センサ |
| JP2009098119A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-05-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 変位センサ |
| JP5401616B1 (ja) * | 2013-01-18 | 2014-01-29 | 株式会社小松製作所 | 油圧ショベルおよび油圧ショベルの油圧シリンダのストローク計測方法 |
| US9115483B2 (en) | 2013-01-18 | 2015-08-25 | Komatsu Ltd. | Hydraulic excavator and method for measuring stroke of hydraulic cylinder of hydraulic excavator |
| CN107941143A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-04-20 | 江西天河传感器科技有限公司 | 一种导电塑料电压比输出角度传感器 |
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