JPH10270848A - ビルドアップ多層プリント配線板及びその製造方法 - Google Patents

ビルドアップ多層プリント配線板及びその製造方法

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JPH10270848A
JPH10270848A JP7102597A JP7102597A JPH10270848A JP H10270848 A JPH10270848 A JP H10270848A JP 7102597 A JP7102597 A JP 7102597A JP 7102597 A JP7102597 A JP 7102597A JP H10270848 A JPH10270848 A JP H10270848A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビルドアップ多層プリント配線板のフォトバ
イアと外層パターンとの位置ずれ精度を向上する。 【解決手段】 基準穴及び内層パターンとを有するプリ
ント配線板上に絶縁層を形成し、該絶縁層上に外層パタ
ーンを形成して成るビルドアップ多層プリント配線板で
あり、該絶縁層に該基準穴を基準として形成されたフォ
トバイア及び位置決め用のフォトバイアを有し、該位置
決め用のフォトバイアを基準として外層パターンを形成
したことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内層パターン上に絶
縁層が配置され、その絶縁層上に外層パターンが形成さ
れたビルドアップ多層プリント配線板およびその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例のビルドアップ工法による
多層プリント配線板の製造工程を示す上面図であり、図
6は図5に示されるビルドアップ多層プリント配線板の
破線A−A’における略断面図であり、図5と図6はそ
れぞれの工程を対比して、示してある。以下図5および
図6を用いて従来例のプリント配線板の製造工程を説明
する。
【0003】両面銅張積層板に基準穴およびバイアホー
ルをドリル等を用いて形成し、基準穴およびバイアホー
ル内面をメッキした後、バイアホールに樹脂を充填し、
再度両面銅張積層板両面にメッキを施した後、表面をパ
ターンニングして図5(a)および図6(a)に示され
る基板51を形成する。図5(a)および図6(a)に
おいて、52は絶縁板であり、53は内層パターンであ
り、54は基準穴であり、55はバイアホールである。
バイアホール55内面にはメッキが施されており、両面
の内層パターン53を導通させている。またバイアホー
ル55内部には樹脂等の充填材56が充填されている。
内層パターン53の一部はランド部53a、53b、5
3cが形成されている。
【0004】内層パターン53を覆うように基板51上
に感光性エポキシ樹脂等の感光性樹脂を積層する。続い
て、基準穴54を露光機の画像認識により認識して位置
決めを行って露光して、現像することにより、図5
(b)および図6(b)に示される絶縁層57およびフ
ォトバイア58a、58b、58c形成する。フォトバ
イア58a、58b、58cは内層パターン53のラン
ド53a、53b、53cに対応する位置にそれぞれ設
けられている。フォトバイア58a、58b、58cの
大きさは150μm程度であり、露光機の位置決めは±
50μmの精度で行われる。
【0005】次に、基板51両面に銅メッキを施して、
図5(c)および図6(c)に示されるように、絶縁層
57を覆うように導体層59を形成する。このときフォ
トバイア58a、58b、58cの内面も導体層59が
形成される。
【0006】続いて、導体層59上にドライフィルムを
ラミネートし、露光機の画像認識により、基準穴54を
認識して位置決めを行い、露光、現像を行う。このと
き、露光機の位置決めは±50μmの精度で行われる。
次に、導体層59のエッチングを行うことにより、図5
(d)および図6(d)に示される外層パターン60を
形成することによりビルドアップ多層プリント配線板5
0が形成される。なお、ドライフィルムはエッチング完
了後に取り除かれる。外層パターン60の一部はランド
部60a、60b、60cとして形成されている。ラン
ド部53aとランド部60aはフォトバイア58aによ
って導通しており、ランド部53bとランド部60bは
フォトバイア58bによって導通しており、また、ラン
ド部53cとランド部60cはフォトバイア58cによ
って導通している。
【0007】ここに、バイアホールとは異なった層間を
電気的に接続するたるに用いる経由孔であり、フォトバ
イアとは露光、現像などのフォトプロセスによって形成
されたバイアホール用の絶縁層への孔のことであり、ビ
ルドアップ工法とは1層づつの絶縁(樹脂)層、バイア
ホール、メッキ等、というプロセスを繰り返し複数の層
を積み上げ(build up)て多層基板を得る工法
のことである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】外層パターン60のラ
ンド部60a、60b、60cは、内層パターン53と
の確実な導通を確保するためにその内部にフォトバイア
58a、58b、58cが位置するように形成されなけ
ればならないが、そのために露光機の位置決めの際の基
準穴54に対する誤差を考慮して所定の大きさ以上に形
成する必要がある。
【0009】図7は従来例のビルドアップ多層プリント
配線板の位置決めを説明する説明図である。図7(a)
は、左右の2つの基準穴54(図示省略)を基準として
位置決めを行い形成したフォトバイア58bが、設計上
の基準位置Pに対して、右方向に50μmずれている様
子を示している。フォトバイア58bの直径は150μ
mである。次に、図7(b)は、この状態で、再び左右
の2つの基準穴54(図示省略)を基準として位置決め
を行い形成したランド部60bが、設計上の基準位置P
に対して、左方向に50μmずれている様子を示してい
る。
【0010】このように、左右の2つの基準穴54を基
準として2度目の位置決めを行うと、図7(b)に示さ
れるように、ずれが最大の場合、設計上の基準位置Pに
対して、左方向に50μmずれる場合があり、この時、
フォトバイア58bとランド部60bとは、設計上の基
準位置Pに対して、100μmの位置ずれがある。その
結果、ランド部60bの領域内にフォトバイア58bが
形成されるためには、外層パターン60のランド部60
bの直径は少なくとも350μmは必要となる。
【0011】以上の例から明らかなように従来例のビル
ドアップ多層プリント配線板ではフォトバイアによって
内層パターンと外層パターンとの導通を確保するために
位置ずれを考慮して、外層パターン、特に内層パターン
との接続部分であるランド部等の部分を大きくする形成
する必要があり、回路の密度を高めることができなかっ
た。
【0012】本発明は上述の課題を鑑みてなされたもの
であり、位置決めの基準方法を改善することにより、外
層パターンを小さく形成できるビルドアップ多層プリン
ト配線板およびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ビルドアップ多層プリント配線板は、基準穴及び内層パ
ターンとを有するプリント配線板上に絶縁層を形成し、
該絶縁層上に外層パターンを形成して成るビルドアップ
多層プリント配線板であり、該絶縁層に該基準穴を基準
として形成されたフォトバイア及び位置決め用のフォト
バイアを有し、該位置決め用のフォトバイアを基準とし
て外層パターンを形成したことを特徴とするものであ
る。
【0014】また、本発明の請求項2記載のビルドアッ
プ多層プリント配線板の製造方法は、前記内層パターン
上に前記絶縁層を形成する工程、前記絶縁層に前記基準
穴を基準としてフォトバイア及び位置決め用のフォトバ
イアを形成する工程、前記位置決め用のフォトバイアを
基準として外層パターンを形成する工程、とを含むこと
を特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明の一実施の形
態よりなるビルドアップ多層プリント配線板に関する図
である。
【0016】図4は本発明の一実施の形態よりなるビル
ドアップ多層プリント配線板の位置精度を説明するため
の図である。図4(a)おいて、絶縁層に形成されたフ
ォトバイア18b及び位置決め用のフォトバイア21は
基準穴14(図1参照)を基準として形成されたもので
あり、設計上の基準位置Qに対して最大50μmの位置
ずれが発生する。しかし、フォトバイア18bと位置決
め用のフォトバイア21とは同時に同一工程で形成され
るため、フォトバイア18bと位置決め用のフォトバイ
ア21との位置関係のずれは0(ゼロ)である。
【0017】次に、位置決め用のフォトバイア21(基
準点R)を基準にして、外層パターンのランド部20b
(図1参照)を形成すると、基準点Rに対してランド部
20bの位置ずれは50μm以内に抑えられる。設計上
の基準位置Qと位置決め用のフォトバイア21の基準点
Rとの位置関係のずれは0(ゼロ)である。従って、フ
ォトバイア18bの直径が150μmの場合には、ラン
ド部20bの直径は250μmあればよく、ランド部2
0bの領域内にフォトバイア18bを形成することがで
きる。この結果、従来例ではランド部の直径が350μ
m必要であったものが、ランド部の直径が250μmで
十分となり、本発明により、ランド部の直径を100μ
m程度小さくすることができる。
【0018】図1は本発明の一実施の形態であるビルド
アップ多層プリント配線板を示す図であり、図1(a)
はその上面図、図1(b)は図1(a)に示す破線A−
A’における略断面図である。図1の回路パターンは本
発明の前記の図4の知見に基づき設計されている。
【0019】図1(a)において、10はビルドアップ
多層プリント配線板である。11は基板であり、14は
基板11に形成された基準穴であり絶縁板12を貫通し
ている。13は基板11上に配置された内層パターンで
あり、銅などの導電体をエッチングすることにより形成
されている。内層パターン13はランド部13a、13
b、13cを有している。17は絶縁層であり、内層パ
ターン13を覆うよう形成されている。
【0020】絶縁層17上には銅などの導電体をエッチ
ングすることにより形成された外層パターン20が設け
られている。外層パターン20の一部分にランド部20
a、20b、20cが形成されている。ランド部の20
a、20b、20cにはフォトバイア18a、18b、
18cが形成されている。フォトバイア18a、18
b、18cの内面は外層パターン20と一体となった導
体層が形成されており、フォトバイア18a、18b、
18cによって、外層パターン20と内層パターン13
とは電気的に接続している。21は位置決め用のフォト
バイアであり、絶縁層17に形成され、外層パターン2
0の形成時の位置決め用の基準穴として機能する。
【0021】図1(b)において、10はビルドアップ
多層プリント配線板であり、基板11上に形成されたラ
ンド部13aの直下にはバイアホール15が設けられて
いる。バイアホール15の内面はメッキが施されてお
り、上面の内層パターン13と下面の内層パターン13
とを電気的に接続している。バイアホール15はその内
部がを充填材16よって穴埋めされている。また、基準
穴14は基板11の絶縁板12を貫通して設けられてい
る。
【0022】内層パターン13を覆うように絶縁層17
が設けられている。絶縁層17にはフォトバイア18b
が設けられ、内層パターンのランド13bと外層パター
ンのランド20bとを電気的に接続している。また、絶
縁層17には位置決めのためのフォトバイア21が形成
されている。また、フォトバイア21の下面は導体層2
3が形成されている。
【0023】図2および図3は図1に示したビルドアッ
プ多層プリント配線板の製造工程を示す工程図であり、
図2は上面から見た上面図であり、図3は図2のに示さ
れる破線A−A’における略断面図である。以下、図2
および図3を用いて図1に示されるビルドアップ多層プ
リント配線板の製造工程を説明する。
【0024】(工程1)両面銅張積層板(厚み150μ
m〜250μm)に基準穴およびバイアホールをドリル
等を用いて形成し、基準穴およびバイアホール内面にメ
ッキを施した後、バイアホールに樹脂を充填し、両面銅
張積層板両面にメッキを施した後、表面をパターニング
して図2(a)および図3(a)に示される基板11を
形成する。図2(a)および図3(a)において、12
は絶縁板であり、13は内層パターンであり、14は基
準穴である。15はバイアホールであり、バイアホール
15の内面にはメッキが施されており、両面の内層パタ
ーン13を導通させている。又、バイアホール14内部
には充填材16が充填されている。内層パターン13の
一部はランド部13a、13b、13cが内蔵されてい
る。また、23は導体層であり、後の工程でその上に位
置あわせ用のフォトバイアを形成する部分である。
【0025】(工程2)内層パターン13を覆うように
感光性のエポキシ樹脂等の感光性樹脂を40μm程度積
層し、基準穴14を露光機の画像認識機能により認識し
て位置決め行い露光する。その後、現像を行い図2
(b)及び図3(b)に示される絶縁層17を形成す
る。このとき、絶縁層17にはフォトバイア18a、1
8b、18cおよび、位置決め用のフォトバイア21が
同時に形成されている。このとき、フォトバイア18
a、18b、18cおよびフォトバイア21の位置精度
は±50μmである。
【0026】(工程3)次に、位置決め用のフォトバイ
ア21上にメッキレジストを100μm程度スクリーン
印刷等の方法により印刷し、図2(c)および、図3
(c)に示されるメッキレジスト22を形成する。
【0027】(工程4)続いて、銅メッキ等を施して図
2(d)および図3(d)に示される導体層19を形成
する。導体層19の厚さは約25μmである。このと
き、フォトバイア18a、18b、18cの内面もメッ
キされている。
【0028】(工程5)メッキレジスト22上の導体層
19を研磨により剥離させ、図2(e)および図3
(e)に示されるようにメッキレジスト22を露出させ
る。
【0029】(工程6)メッキレジスト22を溶剤によ
り溶解させて、図2(f)および図3(f)に示される
ように、位置決め用のフォトバイア21を露出させる。
【0030】(工程7)回路形成用のドライフィルムを
ラミネートし、露光機の画像認識機能により位置決め用
フォトバイア21を基準穴として用いて位置決めを行
い、現像してドライフィルムをパターニングする。続い
てエッチングにより導体層19をパターニングして、図
2(g)、図3(g)に示される外層パターン20を形
成し、ビルドアップ多層プリント配線板10が形成され
る。外層パターン20はランド部20a、20b、20
cを有している。フォトバイア18a、18b、18c
はその内面がメッキされており、ランド部13aと20
a、13bと20bおよび13cと20cとをそれぞれ
導通させている。
【0031】以上説明したように、図7に示した従来例
においては、フォトバイアと外層パターンのランド部を
同じ基準穴に基づいて形成する場合には、ランド部の直
径を少なくとも350μmにする必要があったが、本発
明により、ランド部の直径を100μm程度小さくする
ことができる。
【0032】本発明により、外層パターンのフォトバイ
アと位置決め用のフォトバイアを同時に形成して、両者
の相対的な位置ずれをなくすことにより、外層パターン
のランド部の直径を小さくすることができ、ビルドアッ
プ多層プリント配線板の回路の高密度化を図ることがで
きる。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のビルドアップ多
層プリント配線板によれば、基準穴及び内層パターンと
を有するプリント配線板上に絶縁層を形成し、該絶縁層
上に外層パターンを形成して成るビルドアップ多層プリ
ント配線板であり、該絶縁層に該基準穴を基準として形
成されたフォトバイア及び位置決め用のフォトバイアを
有し、該位置決め用のフォトバイアを基準として外層パ
ターンを形成したことを特徴とするものであり、前記外
層パターンの位置決め精度を高めることができる。さら
に、前記外層パターンを小さく形成することができ、ビ
ルドアップ多層プリント配線板の集積度を高めることが
できる。
【0034】また、本発明の請求項2記載のビルドアッ
プ多層プリント配線板の製造方法によれば、前記内層パ
ターン上に前記絶縁層を形成する工程、前記絶縁層に前
記基準穴を基準としてフォトバイア及び位置決め用のフ
ォトバイアを形成する工程、前記位置決め用のフォトバ
イアを基準として外層パターンを形成する工程、とを含
むことを特徴とするものであり、外層パターンとフォト
バイアとの位置決め精度を高めることができる製造方法
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるビルドアップ多層
プリント配線板を示す図であり、(a)はその上面図で
あり、(b)はその略断面図である。
【図2】本発明のビルドアップ多層プリント配線板の製
造工程を示す上面図である。
【図3】本発明のビルドアップ多層プリント配線板の製
造工程を示す略断面図である。
【図4】本発明のビルドアップ多層プリント配線板の位
置精度を説明する説明図である。
【図5】従来例のビルドアップ多層プリント配線板の製
造工程を示す上面図である。
【図6】従来例のビルドアップ多層プリント配線板の製
造工程を示す略断面図ある。
【図7】従来例のビルドアップ多層プリント配線板の位
置決めを説明する説明図である。
【符号の説明】
10 ビルドアップ多層プリント配線板 11 基板 13 内層パターン 17 絶縁層 18a、18b、18c フォトバイア 20 外層パターン 20a、20b、20c ランド部 21 位置決め用のフォトバイア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準穴及び内層パターンとを有するプリ
    ント配線板上に絶縁層を形成し、該絶縁層上に外層パタ
    ーンを形成して成るビルドアップ多層プリント配線板に
    おいて、該絶縁層に該基準穴を基準として形成されたフ
    ォトバイア及び位置決め用のフォトバイアを有し、該位
    置決め用のフォトバイアを基準として外層パターンを形
    成したことを特徴とするビルドアップ多層プリント配線
    板。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のビルドアップ多層プリン
    ト配線板の製造方法において、前記内層パターン上に前
    記絶縁層を形成する工程、前記絶縁層に前記基準穴を基
    準としてフォトバイア及び位置決め用のフォトバイアを
    形成する工程、前記位置決め用のフォトバイアを基準と
    して外層パターンを形成する工程、とを含むことを特徴
    とするビルドアップ多層プリント配線板の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005311076A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Sanyo Electric Co Ltd 多層基板の製造方法
JP2008252041A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Ube Ind Ltd ビルドアップ多層配線基板の製造法
JP2009094191A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Ube Ind Ltd 多層配線基板の製造方法

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