JPH10271072A - ピーク低減装置及び該装置を用いた送信装置 - Google Patents
ピーク低減装置及び該装置を用いた送信装置Info
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- JPH10271072A JPH10271072A JP7104897A JP7104897A JPH10271072A JP H10271072 A JPH10271072 A JP H10271072A JP 7104897 A JP7104897 A JP 7104897A JP 7104897 A JP7104897 A JP 7104897A JP H10271072 A JPH10271072 A JP H10271072A
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- Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 送信符号系列の符号振幅を低減するピーク低
減装置及びこの装置を用いた送信装置に関し、帯域の広
がりを抑圧する。 【解決手段】 ピーク低減装置1は、送信符号系列が送
信フィルタ6によって帯域制限された時に振幅が大きく
なるパターンの所定長の符号系列をレジスタ5に設定
し、この符号系列とシフトレジスタ4にシフトされる送
信符号系列とを比較する比較部2と、この比較部2から
の比較一致信号が入力されて、送信符号系列の所定長の
中心の少なくとも1個の符号の振幅を低減する符号振幅
低減部3とを有し、このピーク低減装置1と、送信フィ
ルタ6と、変調器7と、送信増幅部8とを含めて送信装
置を構成している。
減装置及びこの装置を用いた送信装置に関し、帯域の広
がりを抑圧する。 【解決手段】 ピーク低減装置1は、送信符号系列が送
信フィルタ6によって帯域制限された時に振幅が大きく
なるパターンの所定長の符号系列をレジスタ5に設定
し、この符号系列とシフトレジスタ4にシフトされる送
信符号系列とを比較する比較部2と、この比較部2から
の比較一致信号が入力されて、送信符号系列の所定長の
中心の少なくとも1個の符号の振幅を低減する符号振幅
低減部3とを有し、このピーク低減装置1と、送信フィ
ルタ6と、変調器7と、送信増幅部8とを含めて送信装
置を構成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信システムに於ける送信信号のピークファクタを低減す
るピーク低減装置及び該装置を用いた送信装置に関す
る。ディジタル無線通信システムに於いては、隣接チャ
ネルへの干渉を低減することが必要であり、又送信増幅
器としては効率良く動作させることが要望されている。
その為に、送信フィルタにより帯域制限を行い、又送信
増幅器は飽和特性直前の線形特性部分で動作させること
になる。しかし、送信フィルタにより帯域制限したこと
によるピークファクタの増大及び送信増幅器の歪特性に
よる帯域の広がり等の問題がある。
信システムに於ける送信信号のピークファクタを低減す
るピーク低減装置及び該装置を用いた送信装置に関す
る。ディジタル無線通信システムに於いては、隣接チャ
ネルへの干渉を低減することが必要であり、又送信増幅
器としては効率良く動作させることが要望されている。
その為に、送信フィルタにより帯域制限を行い、又送信
増幅器は飽和特性直前の線形特性部分で動作させること
になる。しかし、送信フィルタにより帯域制限したこと
によるピークファクタの増大及び送信増幅器の歪特性に
よる帯域の広がり等の問題がある。
【0002】
【従来の技術】ディジタル無線通信システムに於ける送
信装置は、帯域制限する送信フィルタと、この送信フィ
ルタを介したディジタル信号を変調する変調器と、変調
信号を増幅して送信する送信増幅器とを備えている。送
信増幅器は、歪の小さい線形領域で動作させることが望
ましいが、効率の点から非線形領域で動作させる場合が
一般的である。このような非線形領域では歪が大きくな
って、送信帯域の広がりが生じ、隣接チャネルへの影響
の問題が生じる。
信装置は、帯域制限する送信フィルタと、この送信フィ
ルタを介したディジタル信号を変調する変調器と、変調
信号を増幅して送信する送信増幅器とを備えている。送
信増幅器は、歪の小さい線形領域で動作させることが望
ましいが、効率の点から非線形領域で動作させる場合が
一般的である。このような非線形領域では歪が大きくな
って、送信帯域の広がりが生じ、隣接チャネルへの影響
の問題が生じる。
【0003】そこで、歪成分を抽出して、フィードバッ
ク又はフィードフォワード回路を用いて送信増幅器の歪
を打ち消すリニアライザや、送信増幅器の歪特性の逆特
性を有する回路を介して送信増幅器に入力することによ
り、送信増幅器の歪を打ち消すプリディストーション方
式等が知られている。又変調器に於ける変調方式とし
て、エンベロープの分散を小さくすることにより、送信
増幅器の歪による影響を抑えるFQPSK,TFM等が
知られている。
ク又はフィードフォワード回路を用いて送信増幅器の歪
を打ち消すリニアライザや、送信増幅器の歪特性の逆特
性を有する回路を介して送信増幅器に入力することによ
り、送信増幅器の歪を打ち消すプリディストーション方
式等が知られている。又変調器に於ける変調方式とし
て、エンベロープの分散を小さくすることにより、送信
増幅器の歪による影響を抑えるFQPSK,TFM等が
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ディジタル無線通信シ
ステムに於いては、各種の符号方式が適用されており、
符号系列の特定のパターンによってピークファクタが大
きくなる。又送信増幅器は、前述のように、効率の良い
非線形領域で動作させることから、ピークファクタが大
きくなると、歪が大きくなって送信帯域が広がる問題が
ある。このような送信帯域の広がりを抑える為に、前述
のようなリニアライザやプリディストーション方式が適
用されている。
ステムに於いては、各種の符号方式が適用されており、
符号系列の特定のパターンによってピークファクタが大
きくなる。又送信増幅器は、前述のように、効率の良い
非線形領域で動作させることから、ピークファクタが大
きくなると、歪が大きくなって送信帯域が広がる問題が
ある。このような送信帯域の広がりを抑える為に、前述
のようなリニアライザやプリディストーション方式が適
用されている。
【0005】このようなリニアライザやプリディストー
ション方式に於いて、送信増幅器等の各部の温度変化や
経年変化によって特性が変化した場合、それに追従して
歪抑圧を行うように構成することが考えられるが、回路
規模が非常に大きくなり、例えば、移動体無線通信シス
テムに於ける移動機に対しては、小型化が要求されるこ
とから、前述のような追従性を良くした構成を適用する
ことが困難となる。又前述のFQPSK,TFMは、信
号のエンベロープの分散が小さいことから、送信増幅器
の歪による影響を受けにくいが、必要帯域幅が広く、従
って、周波数利用効率の点で不利である。本発明は、比
較的簡単な手段によって、帯域の広がりを抑圧すること
を目的とする。
ション方式に於いて、送信増幅器等の各部の温度変化や
経年変化によって特性が変化した場合、それに追従して
歪抑圧を行うように構成することが考えられるが、回路
規模が非常に大きくなり、例えば、移動体無線通信シス
テムに於ける移動機に対しては、小型化が要求されるこ
とから、前述のような追従性を良くした構成を適用する
ことが困難となる。又前述のFQPSK,TFMは、信
号のエンベロープの分散が小さいことから、送信増幅器
の歪による影響を受けにくいが、必要帯域幅が広く、従
って、周波数利用効率の点で不利である。本発明は、比
較的簡単な手段によって、帯域の広がりを抑圧すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のピーク低減装置
は、(1)入力された送信符号系列と、この送信符号系
列が送信フィルタ6により帯域制限された時に振幅が大
きくなるパターンの所定長の符号系列とを比較する比較
部2と、この比較部2の比較一致信号により、送信符号
系列の所定長の中心の少なくとも1個の符号の振幅を低
減する符号振幅低減部3とを備えている。それによっ
て、符号間干渉に相当して生じるピークファクタを低減
する。
は、(1)入力された送信符号系列と、この送信符号系
列が送信フィルタ6により帯域制限された時に振幅が大
きくなるパターンの所定長の符号系列とを比較する比較
部2と、この比較部2の比較一致信号により、送信符号
系列の所定長の中心の少なくとも1個の符号の振幅を低
減する符号振幅低減部3とを備えている。それによっ
て、符号間干渉に相当して生じるピークファクタを低減
する。
【0007】又(2)ピーク低減装置に於ける比較部2
は、直交したI,Qチャネルの送信符号系列と、送信符
号系列が送信フィルタにより帯域制限されて振幅が大き
くなるパターンの所定長の符号列とをそれぞれ比較する
I,Qチャネル対応の第1,第2の比較部を有し、符号
振幅低減部3は、第1,第2の比較部の両方の比較一致
信号により、I,Qチャネルの何れか一方又は両方の符
号系列の所定長の中心の少なくとも1個の符号の振幅を
低減する構成を備えることができる。
は、直交したI,Qチャネルの送信符号系列と、送信符
号系列が送信フィルタにより帯域制限されて振幅が大き
くなるパターンの所定長の符号列とをそれぞれ比較する
I,Qチャネル対応の第1,第2の比較部を有し、符号
振幅低減部3は、第1,第2の比較部の両方の比較一致
信号により、I,Qチャネルの何れか一方又は両方の符
号系列の所定長の中心の少なくとも1個の符号の振幅を
低減する構成を備えることができる。
【0008】又(3)本発明の送信装置は、送信符号系
列が送信フィルタにより帯域制限された時に振幅が大き
くなるパターンの所定長の符号系列と前記送信符号系列
とを比較する比較部2と、この比較部2の比較一致信号
により送信符号系列の所定長の中心の少なくとも1個の
符号の振幅を低減する符号振幅低減部3とを有するピー
ク低減装置1と、このピーク低減装置1の出力信号を入
力して帯域制限を行う前記送信フィルタ6と、この送信
フィルタ6の出力信号を入力して変調する変調部7と、
この変調部7の出力信号を入力して増幅する送信増幅部
8とを備えている。
列が送信フィルタにより帯域制限された時に振幅が大き
くなるパターンの所定長の符号系列と前記送信符号系列
とを比較する比較部2と、この比較部2の比較一致信号
により送信符号系列の所定長の中心の少なくとも1個の
符号の振幅を低減する符号振幅低減部3とを有するピー
ク低減装置1と、このピーク低減装置1の出力信号を入
力して帯域制限を行う前記送信フィルタ6と、この送信
フィルタ6の出力信号を入力して変調する変調部7と、
この変調部7の出力信号を入力して増幅する送信増幅部
8とを備えている。
【0009】又(4)送信装置に於けるピーク低減装置
1は、直交したI,Qチャネルの送信符号系列と、この
送信符号系列が送信フィルタ6により帯域制限されて振
幅が大きくなるパターンの所定長の符号列とをそれぞれ
比較するI,Qチャネル対応の第1,第2の比較部と、
この第1,第2の比較部の両方の比較一致信号により、
I,Qチャネルの何れか一方又は両方の符号系列の前記
所定長の中心の少なくとも1個の符号の振幅を低減する
符号振幅低減部3とを備えることができる。
1は、直交したI,Qチャネルの送信符号系列と、この
送信符号系列が送信フィルタ6により帯域制限されて振
幅が大きくなるパターンの所定長の符号列とをそれぞれ
比較するI,Qチャネル対応の第1,第2の比較部と、
この第1,第2の比較部の両方の比較一致信号により、
I,Qチャネルの何れか一方又は両方の符号系列の前記
所定長の中心の少なくとも1個の符号の振幅を低減する
符号振幅低減部3とを備えることができる。
【0010】又(5)送信装置に於ける送信フィルタ6
は、緩やかな減衰特性を有する構成とすることができ
る。
は、緩やかな減衰特性を有する構成とすることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
の説明図であり、送信装置の要部を示し、1はピーク低
減装置、2は比較部、3は符号振幅低減部、4はシフト
レジスタ、5はレジスタ、6は送信フィルタ、7は変調
部、8は送信増幅部、9はアンテナ、10は符号処理部
である。
の説明図であり、送信装置の要部を示し、1はピーク低
減装置、2は比較部、3は符号振幅低減部、4はシフト
レジスタ、5はレジスタ、6は送信フィルタ、7は変調
部、8は送信増幅部、9はアンテナ、10は符号処理部
である。
【0012】ピーク低減装置1は、比較部2と、符号振
幅低減部3と、シフトレジスタ4と、レジスタ5とを含
む構成を有し、シフトレジスタ4は、符号処理部10で
処理された送信符号系列を順次シフトし、符号振幅低減
部3に入力するものであり、又レジスタ5には、送信フ
ィルタ6によって帯域制限されることにより振幅が大き
くなる符号系列のパターンを格納している。
幅低減部3と、シフトレジスタ4と、レジスタ5とを含
む構成を有し、シフトレジスタ4は、符号処理部10で
処理された送信符号系列を順次シフトし、符号振幅低減
部3に入力するものであり、又レジスタ5には、送信フ
ィルタ6によって帯域制限されることにより振幅が大き
くなる符号系列のパターンを格納している。
【0013】比較部2は、レジスタ5に設定された所定
長の符号系列と、シフトレジスタ4にシフトされる所定
長の送信符号系列とを比較し、比較一致信号を符号振幅
低減部3に加える。符号振幅低減部3は、比較一致信号
が入力されない時は、シフトレジスタ4から出力される
送信符号系列をそのまま送信フィルタ6に入力し、比較
一致信号が入力された時は、レジスタ5に設定された符
号系列の長さの中心の少なくとも1個の符号の振幅を低
減させる。
長の符号系列と、シフトレジスタ4にシフトされる所定
長の送信符号系列とを比較し、比較一致信号を符号振幅
低減部3に加える。符号振幅低減部3は、比較一致信号
が入力されない時は、シフトレジスタ4から出力される
送信符号系列をそのまま送信フィルタ6に入力し、比較
一致信号が入力された時は、レジスタ5に設定された符
号系列の長さの中心の少なくとも1個の符号の振幅を低
減させる。
【0014】送信フィルタ6は、ロールオフフィルタや
ルートナイキストフィルタ等を適用するものであり、図
2の(A)の実線曲線はロールオフフィルタのインパル
ス応答特性、点線曲線はルートナイキストフィルタのイ
ンパルス応答を示す。送信フィルタ6のインパルス応答
をg(t)とすると、この送信フィルタによって帯域制
限された信号v(t)は、 v(t)=Σan g(t−nT) …(1) で表すことができる。但し、an はデータ、Tはシンボ
ル長である。
ルートナイキストフィルタ等を適用するものであり、図
2の(A)の実線曲線はロールオフフィルタのインパル
ス応答特性、点線曲線はルートナイキストフィルタのイ
ンパルス応答を示す。送信フィルタ6のインパルス応答
をg(t)とすると、この送信フィルタによって帯域制
限された信号v(t)は、 v(t)=Σan g(t−nT) …(1) で表すことができる。但し、an はデータ、Tはシンボ
ル長である。
【0015】この場合、データan が1又は−1の2値
データとして表される場合はBPSK信号であり、又1
+j,1−j,−1+j,−1−jの複素数で表される
場合はQPSK信号である。送信フィルタは、前述のよ
うに、ロールオフフィルタやルートナイキストフィルタ
等の等価ベースバンド系でインパルス応答を表現した場
合、実数となるフィルタが用いられることが多いもので
ある。そこで、(1)式のインパルス応答g(t)が実
数であるとする。この場合はQPSK信号でもIチャネ
ル信号とQチャネル信号とは相互に依存しない。
データとして表される場合はBPSK信号であり、又1
+j,1−j,−1+j,−1−jの複素数で表される
場合はQPSK信号である。送信フィルタは、前述のよ
うに、ロールオフフィルタやルートナイキストフィルタ
等の等価ベースバンド系でインパルス応答を表現した場
合、実数となるフィルタが用いられることが多いもので
ある。そこで、(1)式のインパルス応答g(t)が実
数であるとする。この場合はQPSK信号でもIチャネ
ル信号とQチャネル信号とは相互に依存しない。
【0016】そこで、Iチャネル信号vI (t)とQチ
ャネル信号vQ (t)とは、次のようにそれぞれ独立的
に表すことができる。 vI (t)=ΣaI,n g(t−nT) …(2) vQ (t)=ΣaQ,n g(t−nT) …(3)
ャネル信号vQ (t)とは、次のようにそれぞれ独立的
に表すことができる。 vI (t)=ΣaI,n g(t−nT) …(2) vQ (t)=ΣaQ,n g(t−nT) …(3)
【0017】又或る時刻t0 の信号の最大値v(t0 )
は、 v(t0 )=Σ|g(t0 −nT)| …(4) と表すことができる。このように、信号の振幅を最大に
するデータの組合せは、インパルス応答の符号を打ち消
すデータ系列と、その逆のデータ系列となる場合であ
る。即ち、 {…,sgn(g(t0 +T)),sgn(g(t0)),sgn(g(t0 −T)),……} …(5) {…,-sgn(g(t0+T)),-sgn(g(t0)),-sgn(g(t0 −T)),……} …(6) と表すことができる。但し、sgn(x)は、x≧0の
時1、x<0の時−1である。又(4)式はTの周期関
数となるので、0<t<Tで最大となるt0 のタイミン
グが信号を最大とするタイミングとなる。
は、 v(t0 )=Σ|g(t0 −nT)| …(4) と表すことができる。このように、信号の振幅を最大に
するデータの組合せは、インパルス応答の符号を打ち消
すデータ系列と、その逆のデータ系列となる場合であ
る。即ち、 {…,sgn(g(t0 +T)),sgn(g(t0)),sgn(g(t0 −T)),……} …(5) {…,-sgn(g(t0+T)),-sgn(g(t0)),-sgn(g(t0 −T)),……} …(6) と表すことができる。但し、sgn(x)は、x≧0の
時1、x<0の時−1である。又(4)式はTの周期関
数となるので、0<t<Tで最大となるt0 のタイミン
グが信号を最大とするタイミングとなる。
【0018】又図2の(B)は、ルートナイキストフィ
ルタのインパルス応答を示し、t=T/2の場合、矢印
で示す点のa3 g(t−3T),a2 g(t−2T),
a1g(t−T),a0 g(t),a-1g(t+T),
a-2g(t+2T)が、フィルタの出力信号となる。な
お、a4 より後と、a-3より前のデータも存在するが、
振幅が小さいので省略している。
ルタのインパルス応答を示し、t=T/2の場合、矢印
で示す点のa3 g(t−3T),a2 g(t−2T),
a1g(t−T),a0 g(t),a-1g(t+T),
a-2g(t+2T)が、フィルタの出力信号となる。な
お、a4 より後と、a-3より前のデータも存在するが、
振幅が小さいので省略している。
【0019】この場合、an を1,−1の2値とする
と、出力信号の絶対値が最大となるのは、・・・a-2,
a-1,a0 ,a1 ,a2 ,・・・=・・・1,−1,
1,1,−1,1,・・・又は=・・・−1,1,−
1,−1,1,−1,・・・となる場合であり、a1 g
(t−T),a0 g(t)の振幅が約0.6であるとし
ても、符号間干渉により振幅が約1.3となる。
と、出力信号の絶対値が最大となるのは、・・・a-2,
a-1,a0 ,a1 ,a2 ,・・・=・・・1,−1,
1,1,−1,1,・・・又は=・・・−1,1,−
1,−1,1,−1,・・・となる場合であり、a1 g
(t−T),a0 g(t)の振幅が約0.6であるとし
ても、符号間干渉により振幅が約1.3となる。
【0020】そこで、所定長の符号系列として、例え
ば、4個の(−1,1,1,−1)又は(1,−1,−
1,1)(このパターンの場合、図2の(B)のインパ
ルス応答波形を反転したものとなる)の何れか一方又は
両方をレジスタ5に設定する。両方を設定する場合は、
第1,第2のレジスタとしてそれぞれ設定し、比較部2
は、シフトレジスタ4の内容と第1,第2のレジスタの
内容とをそれぞれ比較する構成とする。この場合、並列
的に比較する構成或いは直列的に順次比較する構成とす
ることができる。
ば、4個の(−1,1,1,−1)又は(1,−1,−
1,1)(このパターンの場合、図2の(B)のインパ
ルス応答波形を反転したものとなる)の何れか一方又は
両方をレジスタ5に設定する。両方を設定する場合は、
第1,第2のレジスタとしてそれぞれ設定し、比較部2
は、シフトレジスタ4の内容と第1,第2のレジスタの
内容とをそれぞれ比較する構成とする。この場合、並列
的に比較する構成或いは直列的に順次比較する構成とす
ることができる。
【0021】又シフトレジスタ4の所定長の送信符号系
列と、レジスタ5に設定された所定長の符号系列とを比
較部2により比較するもので、前述のように、所定長を
4シンボルとし、且つ(−1,1,1,−1)又は
(1,−1,−1,1)とすると、送信符号系列がこの
何れかのパターンとなった時に比較一致信号が符号振幅
低減部3に加えられる。
列と、レジスタ5に設定された所定長の符号系列とを比
較部2により比較するもので、前述のように、所定長を
4シンボルとし、且つ(−1,1,1,−1)又は
(1,−1,−1,1)とすると、送信符号系列がこの
何れかのパターンとなった時に比較一致信号が符号振幅
低減部3に加えられる。
【0022】符号振幅低減部3は、0<a<1として、
送信符号系列の(−1,1,1,−1)を(−1,a,
a,−1)とする。又送信符号系列の(1,−1,−
1,1)を(1,−a,−a,1)とする。この場合の
aは、符号振幅を低減しない時の値を1とすると、例え
ば、0.8,0.6,0.4等の値を採用することがで
きる。
送信符号系列の(−1,1,1,−1)を(−1,a,
a,−1)とする。又送信符号系列の(1,−1,−
1,1)を(1,−a,−a,1)とする。この場合の
aは、符号振幅を低減しない時の値を1とすると、例え
ば、0.8,0.6,0.4等の値を採用することがで
きる。
【0023】前述の場合、所定長の送信符号系列の中心
の2個の符号の振幅を低減するものであり、シフトレジ
スタ4を介して順次シフトして入力された送信符号系列
に対して、比較一致信号が発生した時点から2個目と3
個目との符号の振幅の絶対値を1からaに低減する。こ
のような処理は、シフトレジスタ4のシフトクロック信
号を基に容易に行うことができ、又振幅低減はアナログ
処理の可変減衰器を制御するか、或いは減衰器を介する
か否かをスイッチ回路で切替える構成等によって容易に
実現することができる。又各符号を多値レベルで表して
そのレベルを低減させる処理により、符号振幅の低減を
行うこともできる。又比較部2や符号振幅低減部3の機
能は、例えば、ディジタル・シグナル・プロセッサ(D
SP)によって実現することができる。
の2個の符号の振幅を低減するものであり、シフトレジ
スタ4を介して順次シフトして入力された送信符号系列
に対して、比較一致信号が発生した時点から2個目と3
個目との符号の振幅の絶対値を1からaに低減する。こ
のような処理は、シフトレジスタ4のシフトクロック信
号を基に容易に行うことができ、又振幅低減はアナログ
処理の可変減衰器を制御するか、或いは減衰器を介する
か否かをスイッチ回路で切替える構成等によって容易に
実現することができる。又各符号を多値レベルで表して
そのレベルを低減させる処理により、符号振幅の低減を
行うこともできる。又比較部2や符号振幅低減部3の機
能は、例えば、ディジタル・シグナル・プロセッサ(D
SP)によって実現することができる。
【0024】従って、送信フィルタ6により帯域制限を
受けても、ピークファクタが増大しないので、送信増幅
部8の非線形特性による帯域の広がりを抑制することが
できる。なお、シフトレジスタ4に於いて1ビット分シ
フトした後は、比較部2から比較一致信号が出力される
条件ではなくなるから、連続して比較一致信号が出力さ
れることはない。従って、符号振幅低減部3に於いて送
信符号系列が二重に振幅低減の処理を受けることはな
い。
受けても、ピークファクタが増大しないので、送信増幅
部8の非線形特性による帯域の広がりを抑制することが
できる。なお、シフトレジスタ4に於いて1ビット分シ
フトした後は、比較部2から比較一致信号が出力される
条件ではなくなるから、連続して比較一致信号が出力さ
れることはない。従って、符号振幅低減部3に於いて送
信符号系列が二重に振幅低減の処理を受けることはな
い。
【0025】又送信増幅部8が、図3の(A)の入力
(dBm)に対する出力(dBm)と位相(degre
e)との関係を有する入出力特性を有するものと仮定す
ると、前述の符号振幅の低減率aを、1.0,0.8,
0.6,0.4とした場合の送信増幅部の出力電力Po
ut(dBm)と、隣接チャネル漏洩電力比D/U(d
B)を、図3の(B)に示す。
(dBm)に対する出力(dBm)と位相(degre
e)との関係を有する入出力特性を有するものと仮定す
ると、前述の符号振幅の低減率aを、1.0,0.8,
0.6,0.4とした場合の送信増幅部の出力電力Po
ut(dBm)と、隣接チャネル漏洩電力比D/U(d
B)を、図3の(B)に示す。
【0026】なお、符号振幅の低減率aを1.0とした
場合は符号振幅を低減しない場合であり、又0.8とし
た場合は、符号振幅を1.0から0.8に低減すること
を意味している。そして、図3の(B)に示すように、
符号振幅を低減する程、D/Uが改善される。
場合は符号振幅を低減しない場合であり、又0.8とし
た場合は、符号振幅を1.0から0.8に低減すること
を意味している。そして、図3の(B)に示すように、
符号振幅を低減する程、D/Uが改善される。
【0027】又図4は誤り率特性曲線図であり、横軸は
Eb /No 、縦軸はビット誤り率BERを示し、符号振
幅の低減率aを、図3の(B)に対応して1.0,0.
8,0.6,0.4とした場合のビット誤り率BERを
示す。なお、Eb はフィルタ入力に於ける1ビット当た
りのエネルギ、No はフィルタ入力に於けるガウス雑音
の電力密度である。この誤り率特性は、符号振幅を低減
する程、劣化することになる。
Eb /No 、縦軸はビット誤り率BERを示し、符号振
幅の低減率aを、図3の(B)に対応して1.0,0.
8,0.6,0.4とした場合のビット誤り率BERを
示す。なお、Eb はフィルタ入力に於ける1ビット当た
りのエネルギ、No はフィルタ入力に於けるガウス雑音
の電力密度である。この誤り率特性は、符号振幅を低減
する程、劣化することになる。
【0028】なお、図3の(A),(B)及び図4は、
スペクトラム直接拡散方式を適用した場合に於いて、シ
ンボルレート64ksps、チップレート4.096M
cpsとし、又送信側と受信側とにそれぞれロールオフ
率0.22のルートナイキストフィルタを設け、オフセ
ットQPSK変調方式とした場合についてのものであ
り、図3の(B)は、5MHz離れた隣接チャネルの漏
洩電力比D/Uを求めたものである。
スペクトラム直接拡散方式を適用した場合に於いて、シ
ンボルレート64ksps、チップレート4.096M
cpsとし、又送信側と受信側とにそれぞれロールオフ
率0.22のルートナイキストフィルタを設け、オフセ
ットQPSK変調方式とした場合についてのものであ
り、図3の(B)は、5MHz離れた隣接チャネルの漏
洩電力比D/Uを求めたものである。
【0029】従って、図3の(B)及び図4から判るよ
うに、符号振幅の低減率aは、隣接チャネル漏洩電力比
D/Uと、ビット誤り率BERとのトレードオフにより
選定されることになる。
うに、符号振幅の低減率aは、隣接チャネル漏洩電力比
D/Uと、ビット誤り率BERとのトレードオフにより
選定されることになる。
【0030】又所定長の送信符号系列の中心の2個の符
号の振幅を低減する場合について示すが、例えば、前述
の送信符号系列の(−1,1,1,−1)を(−1,
1,a,−1)とし、又送信符号系列の(1,−1,−
1,1)を(1,−1,−a,1)とすることができ
る。即ち、所定長の中心近傍の1個の符号の振幅を低減
することによっても、送信フィルタ6により帯域制限さ
れた場合のピークファクタを低減することができる。又
2個の符号の振幅を低減する場合に比較して、1個の符
号の振幅を低減する場合は、aの値を小さくすることに
なる。
号の振幅を低減する場合について示すが、例えば、前述
の送信符号系列の(−1,1,1,−1)を(−1,
1,a,−1)とし、又送信符号系列の(1,−1,−
1,1)を(1,−1,−a,1)とすることができ
る。即ち、所定長の中心近傍の1個の符号の振幅を低減
することによっても、送信フィルタ6により帯域制限さ
れた場合のピークファクタを低減することができる。又
2個の符号の振幅を低減する場合に比較して、1個の符
号の振幅を低減する場合は、aの値を小さくすることに
なる。
【0031】図5は送信フィルタの周波数特性及びD/
U特性の説明図であり、送信フィルタ6(図1参照)の
減衰特性を緩やかにすることによって、帯域制限後の信
号のエンベロープんの分散を小さくすることができる。
即ち、図5の(A)に示すように、ロールオフ率kを、
0.22、0.3、0.4としたルートナイキストフィ
ルタの場合のD/U特性を(B)に示す。この場合も、
図3の(A),(B)及び図4に示す特性の場合と同様
の変調方式等の条件で求めたものである。
U特性の説明図であり、送信フィルタ6(図1参照)の
減衰特性を緩やかにすることによって、帯域制限後の信
号のエンベロープんの分散を小さくすることができる。
即ち、図5の(A)に示すように、ロールオフ率kを、
0.22、0.3、0.4としたルートナイキストフィ
ルタの場合のD/U特性を(B)に示す。この場合も、
図3の(A),(B)及び図4に示す特性の場合と同様
の変調方式等の条件で求めたものである。
【0032】図5の(B)からも判るように、ロールオ
フ率kを大きくするに従って隣接チャネル漏洩電力比D
/Uが改善される。その場合、k=0.22に対するk
=0.3の場合の誤り率の劣化は殆どないが、k=0.
4とした場合、0.005dB以下の劣化が生じた。
フ率kを大きくするに従って隣接チャネル漏洩電力比D
/Uが改善される。その場合、k=0.22に対するk
=0.3の場合の誤り率の劣化は殆どないが、k=0.
4とした場合、0.005dB以下の劣化が生じた。
【0033】図6は本発明の第2の実施の形態の要部説
明図であり、2A,2Bは第1,第2の比較部、3A,
3Bは第1,第2の符号振幅低減部、4A,4Bはシフ
トレジスタ、5A,5Bはレジスタ、6A,6Bは送信
フィルタ、11はアンド回路、12は変調部であり、こ
の変調部12は、IチャネルとQチャネルとの送信符号
系列を直交変調するものである。
明図であり、2A,2Bは第1,第2の比較部、3A,
3Bは第1,第2の符号振幅低減部、4A,4Bはシフ
トレジスタ、5A,5Bはレジスタ、6A,6Bは送信
フィルタ、11はアンド回路、12は変調部であり、こ
の変調部12は、IチャネルとQチャネルとの送信符号
系列を直交変調するものである。
【0034】直交したI,Qチャネルの送信符号系列I
ch,Qchは、それぞれシフトレジスタ4A,4Bに
入力されてシフトされる。又レジスタ5A,5Bには、
前述のレジスタ5に設定する符号列と同様な所定長の符
号列が設定される。第1,第2の比較部2A,2Bは、
シフトレジスタ4A,4Bとレジスタ5A,5Bとの所
定長の符号列を比較する。
ch,Qchは、それぞれシフトレジスタ4A,4Bに
入力されてシフトされる。又レジスタ5A,5Bには、
前述のレジスタ5に設定する符号列と同様な所定長の符
号列が設定される。第1,第2の比較部2A,2Bは、
シフトレジスタ4A,4Bとレジスタ5A,5Bとの所
定長の符号列を比較する。
【0035】例えば、レジスタ5A,5Bに、所定長の
符号系列として前述の場合と同様に、(−1,1,1,
−1)と(1,−1,−1,1)との両方がそれぞれに
設定されているとすると、シフトレジスタ4A,4Bに
シフトされた所定長のI,Qチャネルの送信符号系列I
ch,Qchが、同時に、(−1,1,1,−1)又は
(1,−1,−1,1)となると、第1,第2の比較部
2A,2Bから同時に比較一致信号が出力される。この
ような状態の送信符号系列になった時に、帯域制限され
た信号のエンベロープが特に大きくなる傾向を持つもの
である。
符号系列として前述の場合と同様に、(−1,1,1,
−1)と(1,−1,−1,1)との両方がそれぞれに
設定されているとすると、シフトレジスタ4A,4Bに
シフトされた所定長のI,Qチャネルの送信符号系列I
ch,Qchが、同時に、(−1,1,1,−1)又は
(1,−1,−1,1)となると、第1,第2の比較部
2A,2Bから同時に比較一致信号が出力される。この
ような状態の送信符号系列になった時に、帯域制限され
た信号のエンベロープが特に大きくなる傾向を持つもの
である。
【0036】そこで、アンド回路11により、I,Qチ
ャネル側の送信符号系列Ich,Qchが同時に、レジ
スタ5A,5Bに設定された符号系列と一致したことを
検出して、I,Qチャネルの何れか一方又は両方の符号
振幅低減部3A,3Bを制御する。例えば、実線で示す
ように、Iチャネル側の符号振幅低減部3Aを制御する
か、又は点線で示すように、Qチャネル側の符号振幅低
減部3Bを制御することができる。或いは、第1,第2
の符号振幅低減部3A,3Bを同時に制御することがで
きる。
ャネル側の送信符号系列Ich,Qchが同時に、レジ
スタ5A,5Bに設定された符号系列と一致したことを
検出して、I,Qチャネルの何れか一方又は両方の符号
振幅低減部3A,3Bを制御する。例えば、実線で示す
ように、Iチャネル側の符号振幅低減部3Aを制御する
か、又は点線で示すように、Qチャネル側の符号振幅低
減部3Bを制御することができる。或いは、第1,第2
の符号振幅低減部3A,3Bを同時に制御することがで
きる。
【0037】比較一致信号により制御された第1,第2
の符号振幅低減部3A,3Bは、所定長の送信符号系列
について符号の振幅を低減するもので、例えば、送信符
号系列(−1,1,1,−1)を、(−1,a,a,−
1)或いは(−1,1,a,−1)とし、又(1,−
1,−1,1)を、(1,−a,−a,1)或いは
(1,−1,−a,1)とする。
の符号振幅低減部3A,3Bは、所定長の送信符号系列
について符号の振幅を低減するもので、例えば、送信符
号系列(−1,1,1,−1)を、(−1,a,a,−
1)或いは(−1,1,a,−1)とし、又(1,−
1,−1,1)を、(1,−a,−a,1)或いは
(1,−1,−a,1)とする。
【0038】このような符号振幅の低減により、帯域制
限された信号のエンベロープがほぼ一定となり、送信増
幅部の非線形歪によるスペクトラムの広がりは起こらな
いから、隣接チャネル漏洩電力比D/Uを改善すること
ができる。
限された信号のエンベロープがほぼ一定となり、送信増
幅部の非線形歪によるスペクトラムの広がりは起こらな
いから、隣接チャネル漏洩電力比D/Uを改善すること
ができる。
【0039】又図1或いは図6に於ける送信フィルタ
6,6A,6Bを、図5について説明したように、減衰
特性が緩やかな特性とすることにより、隣接チャネル漏
洩電力比D/Uを更に改善することができる。又送信符
号系列として、1,−1の2値の符号を用いた場合を示
すが、それ以外の多値の符号を用いた場合にも適用可能
であり、その場合、帯域制限された信号のエンベロープ
の分散が大きくなるパターンが更に多数となることがあ
るから、それに対応してレジスタ5,5A,5Bに、所
定長の符号系列を設定することになる。
6,6A,6Bを、図5について説明したように、減衰
特性が緩やかな特性とすることにより、隣接チャネル漏
洩電力比D/Uを更に改善することができる。又送信符
号系列として、1,−1の2値の符号を用いた場合を示
すが、それ以外の多値の符号を用いた場合にも適用可能
であり、その場合、帯域制限された信号のエンベロープ
の分散が大きくなるパターンが更に多数となることがあ
るから、それに対応してレジスタ5,5A,5Bに、所
定長の符号系列を設定することになる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、レジス
タ5に設定された符号系列と送信符号系列とを比較部2
により比較し、比較一致した場合に、帯域制限により信
号のエンベロープの分散が大きくなるパターンであるか
ら、符号振幅低減部3に於いて所定長の中心の1個の符
号又はその近傍の任意数の符号の振幅を低減するもので
あり、送信フィルタ6により帯域制限された信号のエン
ベロープの分散を小さくして、送信増幅部8の非線形歪
による帯域の広がりを抑制することができる利点があ
る。それによって、隣接チャネル漏洩電力比D/Uの改
善が可能となり、無線周波数の有効利用を図ることがで
きる利点がある。
タ5に設定された符号系列と送信符号系列とを比較部2
により比較し、比較一致した場合に、帯域制限により信
号のエンベロープの分散が大きくなるパターンであるか
ら、符号振幅低減部3に於いて所定長の中心の1個の符
号又はその近傍の任意数の符号の振幅を低減するもので
あり、送信フィルタ6により帯域制限された信号のエン
ベロープの分散を小さくして、送信増幅部8の非線形歪
による帯域の広がりを抑制することができる利点があ
る。それによって、隣接チャネル漏洩電力比D/Uの改
善が可能となり、無線周波数の有効利用を図ることがで
きる利点がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図2】送信フィルタの特性説明図である。
【図3】送信増幅部の入出力特性及びD/U特性の説明
図である。
図である。
【図4】誤り率特性曲線図である。
【図5】送信フィルタの周波数特性及びD/U特性の説
明図である。
明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の要部説明図であ
る。
る。
1 ピーク低減装置 2 比較部 3 符号振幅低減部 4 シフトレジスタ 5 レジスタ 6 送信フィルタ 7 変調部 8 送信増幅部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 武志 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 戸澤 義春 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 入力された送信符号系列と、該送信符号
系列が送信フィルタにより帯域制限された時に振幅が大
きくなるパターンの所定長の符号系列とを比較する比較
部と、 該比較部の比較一致信号により前記送信符号系列の前記
所定長の中心の少なくとも1個の符号の振幅を低減する
符号振幅低減部とを備えたことを特徴とするピーク低減
装置。 - 【請求項2】 前記比較部は、直交したI,Qチャネル
の送信符号系列と、該送信符号系列が送信フィルタによ
り帯域制限されて振幅が大きくなるパターンの所定長の
符号列とをそれぞれ比較する前記I,Qチャネル対応の
第1,第2の比較部を有し、前記符号振幅低減部は、前
記第1,第2の比較部の両方の比較一致信号により、前
記I,Qチャネルの何れか一方又は両方の符号系列の前
記所定長の中心の少なくとも1個の符号の振幅を低減す
る構成を備えたことを特徴とする請求項1記載のピーク
低減装置。 - 【請求項3】 送信符号系列が送信フィルタにより帯域
制限された時に振幅が大きくなるパターンの所定長の符
号系列と前記送信符号系列とを比較する比較部と、該比
較部の比較一致信号により前記送信符号系列の前記所定
長の中心の少なくとも1個の符号の振幅を低減する符号
振幅低減部とを有するピーク低減装置と、 該ピーク低減装置の出力信号を入力して帯域制限を行う
前記送信フィルタと、 該送信フィルタの出力信号を入力して変調する変調部
と、 該変調部の出力信号を入力して増幅する送信増幅部とを
備えたことを特徴とする送信装置。 - 【請求項4】 前記ピーク低減装置は、直交したI,Q
チャネルの送信符号系列と、該送信符号系列が送信フィ
ルタにより帯域制限されて振幅が大きくなるパターンの
所定長の符号列とをそれぞれ比較する前記I,Qチャネ
ル対応の第1,第2の比較部と、該第1,第2の比較部
の両方の比較一致信号により、前記I,Qチャネルの何
れか一方又は両方の符号系列の前記所定長の中心の少な
くとも1個の符号の振幅を低減する符号振幅低減部とを
有することを特徴とする請求項3記載の送信装置。 - 【請求項5】 前記送信フィルタは、緩やかな減衰特性
を有することを特徴とする請求項3又は4記載の送信装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7104897A JPH10271072A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | ピーク低減装置及び該装置を用いた送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7104897A JPH10271072A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | ピーク低減装置及び該装置を用いた送信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10271072A true JPH10271072A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13449258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7104897A Withdrawn JPH10271072A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | ピーク低減装置及び該装置を用いた送信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10271072A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006042050A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Nec Corp | 送信装置およびピーク低減方法 |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP7104897A patent/JPH10271072A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006042050A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Nec Corp | 送信装置およびピーク低減方法 |
| EP1622283A3 (en) * | 2004-07-28 | 2007-08-01 | Nec Corporation | Transmission apparatus and peak reduction method |
| US7577183B2 (en) | 2004-07-28 | 2009-08-18 | Nec Corporation | Transmission apparatus and peak reduction method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |