JPH10271176A - 信号波形発生方法および信号波形発生器 - Google Patents
信号波形発生方法および信号波形発生器Info
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- JPH10271176A JPH10271176A JP9069313A JP6931397A JPH10271176A JP H10271176 A JPH10271176 A JP H10271176A JP 9069313 A JP9069313 A JP 9069313A JP 6931397 A JP6931397 A JP 6931397A JP H10271176 A JPH10271176 A JP H10271176A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 面積、消費電力が小さく、高精度の電圧源を
必要としない信号波形発生器を提供する。 【解決手段】 ベースバンド信号の同相成分信号および
直交成分信号にそれぞれ基準電圧を加えるための加算器
21および加算器22と基準電圧源23との間にオフセ
ット調整回路24を挿入し、オフセット調整回路24で
基準電圧源23からの基準電圧を調整し、オフセット調
整を行う。ここでオフセット調整を行うので、D/A変
換器1の面積と消費電力を小さくできると同時に基準電
圧源23の誤差を補正することができる。
必要としない信号波形発生器を提供する。 【解決手段】 ベースバンド信号の同相成分信号および
直交成分信号にそれぞれ基準電圧を加えるための加算器
21および加算器22と基準電圧源23との間にオフセ
ット調整回路24を挿入し、オフセット調整回路24で
基準電圧源23からの基準電圧を調整し、オフセット調
整を行う。ここでオフセット調整を行うので、D/A変
換器1の面積と消費電力を小さくできると同時に基準電
圧源23の誤差を補正することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルハンデ
ィホンシステム(いわゆる、PHS)のようなディジタ
ル通信に用いられるベースバンド信号の信号波形発生方
法および信号波形発生器に関するものである。
ィホンシステム(いわゆる、PHS)のようなディジタ
ル通信に用いられるベースバンド信号の信号波形発生方
法および信号波形発生器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第1の従来例の信号波形発生器につい
て、以下に説明する。図3は第1の従来例の信号波形発
生器の構成を示すブロック図である。図3において、1
はD/A変換器、2は第1のスイッチ、3は第2のスイ
ッチ、4は第3のスイッチ、5は第1のサンプルホール
ド回路、6は第2のサンプルホールド回路、7は第3の
サンプルホールド回路、8は第1のローパスフィルタ、
9は第2のローパスフィルタ、10は第1の出力部、1
1は第2の出力部、12は基準電圧源である。
て、以下に説明する。図3は第1の従来例の信号波形発
生器の構成を示すブロック図である。図3において、1
はD/A変換器、2は第1のスイッチ、3は第2のスイ
ッチ、4は第3のスイッチ、5は第1のサンプルホール
ド回路、6は第2のサンプルホールド回路、7は第3の
サンプルホールド回路、8は第1のローパスフィルタ、
9は第2のローパスフィルタ、10は第1の出力部、1
1は第2の出力部、12は基準電圧源である。
【0003】13A〜13Hはそれぞれ抵抗、15A〜
15Dはそれぞれオペアンプである。19Aはオペアン
プ15Bおよび抵抗13C,13Dで構成された差動反
転増幅器、19Bはオペアンプ15Dおよび抵抗13
G,13Hで構成される差動反転増幅器、20Aはオペ
アンプ15Aおよび抵抗13A,13Bで構成されたソ
ースホロワ回路、20Bはオペアンプ15Cおよび抵抗
13E,13Fで構成されたソースホロワ回路20Bで
ある。
15Dはそれぞれオペアンプである。19Aはオペアン
プ15Bおよび抵抗13C,13Dで構成された差動反
転増幅器、19Bはオペアンプ15Dおよび抵抗13
G,13Hで構成される差動反転増幅器、20Aはオペ
アンプ15Aおよび抵抗13A,13Bで構成されたソ
ースホロワ回路、20Bはオペアンプ15Cおよび抵抗
13E,13Fで構成されたソースホロワ回路20Bで
ある。
【0004】第1の従来例の信号波形発生器では、図3
に示すように、オフセット電圧を加えたベースバンド信
号のディジタルデータをD/A変換器1の入力端に供給
し、D/A変換器1の分岐した2つの出力端の一方に第
1のスイッチ2を介して第1のサンプルホールド回路5
の入力端を接続し、第1のサンプルホールド回路5の出
力端に第3のスイッチ4を介して第2のサンプルホール
ド回路6の入力端を接続し、第2のサンプルホールド回
路6の出力端に第1のローパスフィルタ8の入力端を接
続し、第1のローパスフィルタ8の出力端を第1の出力
部10に接続している。
に示すように、オフセット電圧を加えたベースバンド信
号のディジタルデータをD/A変換器1の入力端に供給
し、D/A変換器1の分岐した2つの出力端の一方に第
1のスイッチ2を介して第1のサンプルホールド回路5
の入力端を接続し、第1のサンプルホールド回路5の出
力端に第3のスイッチ4を介して第2のサンプルホール
ド回路6の入力端を接続し、第2のサンプルホールド回
路6の出力端に第1のローパスフィルタ8の入力端を接
続し、第1のローパスフィルタ8の出力端を第1の出力
部10に接続している。
【0005】また、D/A変換器1の分岐した2つの出
力端の他方に第2のスイッチ3を介して第3のサンプル
ホールド回路7の入力端を接続し、第3のサンプルホー
ルド回路7の出力端に第2のローパスフィルタ9の入力
端を接続し、第2のローパスフィルタ9の出力端を第2
の出力部11に接続している。第1の出力部10はソー
スホロワ回路20Aと差動反転増幅器19Aを縦続接続
した構成であり、同様に第2の出力部11はソースホロ
ワ回路20Bと差動反転増幅器19Bを縦続接続した構
成である。差動反転増幅器19A,19Bを構成するオ
ペアンプ15B,15Dの非反転入力端には基準電圧源
12から出力される基準電圧が直接印加され、ソースホ
ロワ回路20A,20Bを構成するオペアンプ15A,
15Cの非反転入力端には抵抗13B,13Fを介して
基準電圧源12から出力される基準電圧が印加される。
力端の他方に第2のスイッチ3を介して第3のサンプル
ホールド回路7の入力端を接続し、第3のサンプルホー
ルド回路7の出力端に第2のローパスフィルタ9の入力
端を接続し、第2のローパスフィルタ9の出力端を第2
の出力部11に接続している。第1の出力部10はソー
スホロワ回路20Aと差動反転増幅器19Aを縦続接続
した構成であり、同様に第2の出力部11はソースホロ
ワ回路20Bと差動反転増幅器19Bを縦続接続した構
成である。差動反転増幅器19A,19Bを構成するオ
ペアンプ15B,15Dの非反転入力端には基準電圧源
12から出力される基準電圧が直接印加され、ソースホ
ロワ回路20A,20Bを構成するオペアンプ15A,
15Cの非反転入力端には抵抗13B,13Fを介して
基準電圧源12から出力される基準電圧が印加される。
【0006】また、オペアンプ15A,15Cの非反転
入力端には抵抗13A,13Eを介して第1および第2
のローパスフィルタ8,9の出力電圧がそれぞれ印加さ
れる。また、オペアンプ15A,15Cの反転入力端に
はオペアンプ15A,15Cの出力電圧がそのまま印加
される。また、オペアンプ15A,15Cの出力電圧
は、抵抗13C,13Gを介してオペアンプ15B,1
5Dの反転入力端に印加され、オペアンプ15B,15
Dの出力電圧は抵抗13D,13Hを介してオペアンプ
15B,15Dの反転入力端に印加される。
入力端には抵抗13A,13Eを介して第1および第2
のローパスフィルタ8,9の出力電圧がそれぞれ印加さ
れる。また、オペアンプ15A,15Cの反転入力端に
はオペアンプ15A,15Cの出力電圧がそのまま印加
される。また、オペアンプ15A,15Cの出力電圧
は、抵抗13C,13Gを介してオペアンプ15B,1
5Dの反転入力端に印加され、オペアンプ15B,15
Dの出力電圧は抵抗13D,13Hを介してオペアンプ
15B,15Dの反転入力端に印加される。
【0007】以上のように構成された第1の従来例の信
号波形発生器について、以下その動作を説明する。同相
成分信号と直交成分信号とに時分割で分けられたベース
バンド信号のディジタルデータには、後段の直交変調器
が最適になるようにオフセットデータが加えられてい
て、このディジタルデータはD/A変換器1によりアナ
ログ信号に変換される。
号波形発生器について、以下その動作を説明する。同相
成分信号と直交成分信号とに時分割で分けられたベース
バンド信号のディジタルデータには、後段の直交変調器
が最適になるようにオフセットデータが加えられてい
て、このディジタルデータはD/A変換器1によりアナ
ログ信号に変換される。
【0008】アナログ信号に変換されたベースバンド信
号とオフセットは、時分割の周期に同期したタイミング
で第1のスイッチ2と第3のスイッチ4とを交互に開閉
するとともに、第1のスイッチ2と第2のスイッチ3と
を交互に開閉すると、第1のサンプルホールド回路5と
第2のサンプルホールド回路6とにより同相成分信号と
して、また第3のサンプルホールド回路7により直交成
分信号として、両信号のタイミングを同期させて取り出
すことができる。
号とオフセットは、時分割の周期に同期したタイミング
で第1のスイッチ2と第3のスイッチ4とを交互に開閉
するとともに、第1のスイッチ2と第2のスイッチ3と
を交互に開閉すると、第1のサンプルホールド回路5と
第2のサンプルホールド回路6とにより同相成分信号と
して、また第3のサンプルホールド回路7により直交成
分信号として、両信号のタイミングを同期させて取り出
すことができる。
【0009】同相成分信号と直交成分信号に分けて取り
出されたベースバンド信号、すなわち第2のサンプルホ
ールド回路6の出力信号と第3のサンプルホールド回路
7の出力信号は、第1のローパスフィルタ8と第2のロ
ーパスフィルタ9とによりそれぞれ波形整形され、ベー
スバンド信号のシグナルグラウンド電圧と正確に一致し
た基準電圧が基準電圧源12から印加された第1の出力
部10と第2の出力部11とをそれぞれ通り、同相成分
信号Iと直交成分信号Q、および同相成分信号の反転信
号NIと直交成分信号の反転信号NQとして直交変調器
(図示せず)に供給される。
出されたベースバンド信号、すなわち第2のサンプルホ
ールド回路6の出力信号と第3のサンプルホールド回路
7の出力信号は、第1のローパスフィルタ8と第2のロ
ーパスフィルタ9とによりそれぞれ波形整形され、ベー
スバンド信号のシグナルグラウンド電圧と正確に一致し
た基準電圧が基準電圧源12から印加された第1の出力
部10と第2の出力部11とをそれぞれ通り、同相成分
信号Iと直交成分信号Q、および同相成分信号の反転信
号NIと直交成分信号の反転信号NQとして直交変調器
(図示せず)に供給される。
【0010】ここで、ベースバンド信号のシグナルグラ
ウンド電圧について説明する。ベースバンド信号はゼロ
を基準として、正と負の値をとる。この基準がベースバ
ンド信号のシグナルグラウンド電圧である。例えば、電
源電圧が+VDD〜0(V)の範囲で動作する回路であれ
ば、+VDD/2をシグナルグラウンド電圧に設定する。
オペアンプでベースバンド信号を増幅する場合に、オペ
アンプに入力する基準電圧をベースバンド信号のシグナ
ルグラウンドと一致させておかなければ、増幅した信号
が歪んでしまうからである。
ウンド電圧について説明する。ベースバンド信号はゼロ
を基準として、正と負の値をとる。この基準がベースバ
ンド信号のシグナルグラウンド電圧である。例えば、電
源電圧が+VDD〜0(V)の範囲で動作する回路であれ
ば、+VDD/2をシグナルグラウンド電圧に設定する。
オペアンプでベースバンド信号を増幅する場合に、オペ
アンプに入力する基準電圧をベースバンド信号のシグナ
ルグラウンドと一致させておかなければ、増幅した信号
が歪んでしまうからである。
【0011】つぎに、特願平7−136388号に記載
されている第2の従来例の信号波形発生器について、図
4を参照しながら説明する。図4は第2の従来例の信号
波形発生器の一部の構成を示すブロック図である。図4
において、1はD/A変換器、16はオフセット調整回
路、17は加算器である。
されている第2の従来例の信号波形発生器について、図
4を参照しながら説明する。図4は第2の従来例の信号
波形発生器の一部の構成を示すブロック図である。図4
において、1はD/A変換器、16はオフセット調整回
路、17は加算器である。
【0012】第2の従来例の信号波形発生器は、ベース
バンド信号のディジタルデータをD/A変換器1の入力
端に供給し、D/A変換器1の出力端を加算器の一方の
入力端に接続し、オフセット調整回路16の出力端を加
算器17の他方の入力端に接続している。加算器17の
出力端は、図示はしないが、2つに分岐され、2つに分
岐した出力端の一方は、図3のD/A変換器1の出力端
に代わって、図3の第1のスイッチ2に接続され、2つ
に分岐した出力端の他方は図3のD/A変換器1の出力
端に代わって、図3の第2のスイッチ3に接続されるこ
とになる。第1および第2のスイッチ2,3の後段の回
路は図1と同様である。
バンド信号のディジタルデータをD/A変換器1の入力
端に供給し、D/A変換器1の出力端を加算器の一方の
入力端に接続し、オフセット調整回路16の出力端を加
算器17の他方の入力端に接続している。加算器17の
出力端は、図示はしないが、2つに分岐され、2つに分
岐した出力端の一方は、図3のD/A変換器1の出力端
に代わって、図3の第1のスイッチ2に接続され、2つ
に分岐した出力端の他方は図3のD/A変換器1の出力
端に代わって、図3の第2のスイッチ3に接続されるこ
とになる。第1および第2のスイッチ2,3の後段の回
路は図1と同様である。
【0013】以上のような構成を有する第2の従来例の
信号波形発生器について、以下その動作を説明する。同
相成分信号と直交成分信号に時分割で分けられたベース
バンド信号のディジタルデータは、D/A変換器1によ
りアナログ信号に変換される。そして、アナログ信号に
変換されたベースバンド信号に対して、オフセット調整
回路16の出力電圧を加算器17でアナログ的に加算す
ることで、オフセット調整を行い、直交変調動作が最適
化されるようにしている。加算器17の後段の動作は図
3の信号波形発生器と同様である。
信号波形発生器について、以下その動作を説明する。同
相成分信号と直交成分信号に時分割で分けられたベース
バンド信号のディジタルデータは、D/A変換器1によ
りアナログ信号に変換される。そして、アナログ信号に
変換されたベースバンド信号に対して、オフセット調整
回路16の出力電圧を加算器17でアナログ的に加算す
ることで、オフセット調整を行い、直交変調動作が最適
化されるようにしている。加算器17の後段の動作は図
3の信号波形発生器と同様である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
第1の従来例の信号波形発生器では、D/A変換器1の
入力にベースバンド信号だけでなくオフセットデータを
含む。このため、PHSでは本来9ビット精度であるベ
ースバンド信号にオフセットデータが加わるため、例え
ば10ビットの信号となる。その結果、D/A変換器1
としては、セル数が2倍となった10ビットの変換精度
のものが必要となり、D/A変換器1を集積回路化する
場合に、D/A変換器1の面積が大きくなり、またその
ため消費電力も大きくなるという問題があったさらに、
ベースバンド信号の同相成分信号Iと直交成分信号Q、
および同相成分信号の反転信号NIと直交成分信号の反
転信号NQを直交変調器(図示せず)に供給するために
は、第1および第2の出力部10,11に基準電圧とし
て正確にベースバンド信号のシグナルグラウンド電圧と
一致した電圧を与えなければならない。そしてこのため
には、基準電圧源12として高精度の電圧源を使用する
必要がある。
第1の従来例の信号波形発生器では、D/A変換器1の
入力にベースバンド信号だけでなくオフセットデータを
含む。このため、PHSでは本来9ビット精度であるベ
ースバンド信号にオフセットデータが加わるため、例え
ば10ビットの信号となる。その結果、D/A変換器1
としては、セル数が2倍となった10ビットの変換精度
のものが必要となり、D/A変換器1を集積回路化する
場合に、D/A変換器1の面積が大きくなり、またその
ため消費電力も大きくなるという問題があったさらに、
ベースバンド信号の同相成分信号Iと直交成分信号Q、
および同相成分信号の反転信号NIと直交成分信号の反
転信号NQを直交変調器(図示せず)に供給するために
は、第1および第2の出力部10,11に基準電圧とし
て正確にベースバンド信号のシグナルグラウンド電圧と
一致した電圧を与えなければならない。そしてこのため
には、基準電圧源12として高精度の電圧源を使用する
必要がある。
【0015】また、第2の従来例の信号波形発生器で
は、D/A変換後にアナログ的にオフセット電圧を与え
るので、D/A変換器1の入力にオフセット成分を含ま
せなくてもよくなり、D/A変換器1の面積と消費電力
を第1の従来例に比べて小さくすることができる。しか
し、第1および第2の出力部10,11に対して基準電
圧源の基準電圧を直接入力しているため、基準電圧とし
てベースバンド信号のシグナルグラウンド電圧と正確に
一致した電圧を入力しなければならない点は第1の従来
例と同じである。
は、D/A変換後にアナログ的にオフセット電圧を与え
るので、D/A変換器1の入力にオフセット成分を含ま
せなくてもよくなり、D/A変換器1の面積と消費電力
を第1の従来例に比べて小さくすることができる。しか
し、第1および第2の出力部10,11に対して基準電
圧源の基準電圧を直接入力しているため、基準電圧とし
てベースバンド信号のシグナルグラウンド電圧と正確に
一致した電圧を入力しなければならない点は第1の従来
例と同じである。
【0016】本発明は、上記問題点を解決するもので、
D/A変換器の面積と消費電力を削減でき、しかも高精
度の基準電圧源を必要としない信号波形発生方法および
信号波形発生器を提供することを目的とする。
D/A変換器の面積と消費電力を削減でき、しかも高精
度の基準電圧源を必要としない信号波形発生方法および
信号波形発生器を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の信号波形発生方法は、基準電圧をシグナル
グラウンド電圧に一致させるために基準電圧とシグナル
グラウンド電圧との誤差を補正するとともにベースバン
ド信号に対する直交変調動作を最適にするために基準電
圧に所定のオフセット電圧を加えることを特徴とする。
本発明の方法によると、D/A変換後にアナログ的にオ
フセット電圧を加えるので、ベースバンド信号のディジ
タルデータにはオフセットデータを含ませる必要がなく
なり、その結果、D/A変換精度を低くすることが可能
となり、D/A変換器の面積と消費電力を削減すること
ができる。また、基準電圧をオフセット調整時に併せて
調整することが可能なことから、基準電圧源として高精
度のものを必要としなくなる。
に、本発明の信号波形発生方法は、基準電圧をシグナル
グラウンド電圧に一致させるために基準電圧とシグナル
グラウンド電圧との誤差を補正するとともにベースバン
ド信号に対する直交変調動作を最適にするために基準電
圧に所定のオフセット電圧を加えることを特徴とする。
本発明の方法によると、D/A変換後にアナログ的にオ
フセット電圧を加えるので、ベースバンド信号のディジ
タルデータにはオフセットデータを含ませる必要がなく
なり、その結果、D/A変換精度を低くすることが可能
となり、D/A変換器の面積と消費電力を削減すること
ができる。また、基準電圧をオフセット調整時に併せて
調整することが可能なことから、基準電圧源として高精
度のものを必要としなくなる。
【0018】本発明の信号波形発生器は、基準電圧源の
出力電圧とシグナルグラウンド電圧との誤差をオフセッ
ト調整回路で調整するとともに、このオフセット調整回
路で直交変調回路の変調動作が最適となるようにオフセ
ット電圧を与えるように構成したことを特徴とする。本
発明の構成によると、オフセット調整回路にてD/A変
換器の後段でベースバンド信号にオフセット電圧を与え
ることができ、D/A変換器への入力にはオフセットデ
ータを含ませなくてもよいので、D/A変換器の変換精
度を低くすることができ、集積回路化する場合のD/A
変換器の面積と消費電力を削減することができる。ま
た、基準電圧をオフセット調整回路で調整することが可
能なことから、基準電圧源として高精度のものを必要と
しなくなる。
出力電圧とシグナルグラウンド電圧との誤差をオフセッ
ト調整回路で調整するとともに、このオフセット調整回
路で直交変調回路の変調動作が最適となるようにオフセ
ット電圧を与えるように構成したことを特徴とする。本
発明の構成によると、オフセット調整回路にてD/A変
換器の後段でベースバンド信号にオフセット電圧を与え
ることができ、D/A変換器への入力にはオフセットデ
ータを含ませなくてもよいので、D/A変換器の変換精
度を低くすることができ、集積回路化する場合のD/A
変換器の面積と消費電力を削減することができる。ま
た、基準電圧をオフセット調整回路で調整することが可
能なことから、基準電圧源として高精度のものを必要と
しなくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の信号波形
発生方法は、ベースバンド信号のディジタルデータをデ
ィジタルアナログ変換してサンプルホールドし低域ろ波
した後に、ベースバンド信号のシグナルグラウンド電圧
に相当する基準電圧をベースバンド信号に加える方法で
あり、基準電圧をシグナルグラウンド電圧に一致させる
ために基準電圧とシグナルグラウンド電圧との誤差を補
正するとともにベースバンド信号に対する直交変調動作
を最適にするために基準電圧に所定のオフセット電圧を
加えることを特徴とする。
発生方法は、ベースバンド信号のディジタルデータをデ
ィジタルアナログ変換してサンプルホールドし低域ろ波
した後に、ベースバンド信号のシグナルグラウンド電圧
に相当する基準電圧をベースバンド信号に加える方法で
あり、基準電圧をシグナルグラウンド電圧に一致させる
ために基準電圧とシグナルグラウンド電圧との誤差を補
正するとともにベースバンド信号に対する直交変調動作
を最適にするために基準電圧に所定のオフセット電圧を
加えることを特徴とする。
【0020】この方法によると、D/A変換後にアナロ
グ的にオフセット電圧を加えるので、ベースバンド信号
のディジタルデータにはオフセットデータを含ませる必
要がなくなり、その結果、D/A変換精度を低くするこ
とが可能となる。また、基準電圧をオフセット調整時に
併せて調整することが可能となる。本発明の請求項2記
載の信号波形発生器は、ベースバンド信号の一方および
他方の成分信号のディジタルデータを時分割で入力する
D/A変換器と、D/A変換器の2つに分岐した出力端
の一方に一端を接続した第1のスイッチと、D/A変換
器の2つに分岐した出力端の他方に一端を接続した第2
のスイッチと、第1のスイッチの他端に入力端を接続し
た第1のサンプルホールド回路と、第1のサンプルホー
ルド回路の出力端に一端を接続した第3のスイッチと、
第3のスイッチの他端に入力端を接続した第2のサンプ
ルホールド回路と、第2のサンプルホールド回路の出力
端に入力端を接続した第1のローパスフィルタと、第2
のスイッチの他端に入力端を接続した第3のサンプルホ
ールド回路と、第3のサンプルホールド回路の出力端に
入力端を接続した第2のローパスフィルタと、ベースバ
ンド信号のシグナルグラウンド電圧に相当する基準電圧
を発生する基準電圧源と、基準電圧源から発生する基準
電圧をシグナルグラウンド電圧に一致させるために基準
電圧とシグナルグラウンド電圧との誤差を補正するとと
もにベースバンド信号を直交変調する直交変調器の変調
動作を最適にするために基準電圧に所定のオフセット電
圧を加えた電圧を出力するオフセット調整回路と、第1
のローパスフィルタの出力端に一方の入力端を接続する
とともにオフセット調整回路の出力端に他方の入力端を
接続して第1のローパスフィルタの出力信号とオフセッ
ト調整回路の出力電圧とを加算して出力する第1の加算
器と、第2のローパスフィルタの出力端に一方の入力端
を接続するとともにオフセット調整回路の出力端に他方
の入力端を接続して第2のローパスフィルタの出力信号
とオフセット調整回路の出力電圧とを加算して出力する
第2の加算器とを備えている。そして、第1のスイッチ
と第2および第3のスイッチとをベースバンド信号の一
方および他方の成分信号の時分割の周期で交互にオンオ
フさせることにより、第1の加算器の出力信号をベース
バンド信号の一方の成分信号とし、第2の加算器の出力
信号をベースバンド信号の他方の成分信号としている。
グ的にオフセット電圧を加えるので、ベースバンド信号
のディジタルデータにはオフセットデータを含ませる必
要がなくなり、その結果、D/A変換精度を低くするこ
とが可能となる。また、基準電圧をオフセット調整時に
併せて調整することが可能となる。本発明の請求項2記
載の信号波形発生器は、ベースバンド信号の一方および
他方の成分信号のディジタルデータを時分割で入力する
D/A変換器と、D/A変換器の2つに分岐した出力端
の一方に一端を接続した第1のスイッチと、D/A変換
器の2つに分岐した出力端の他方に一端を接続した第2
のスイッチと、第1のスイッチの他端に入力端を接続し
た第1のサンプルホールド回路と、第1のサンプルホー
ルド回路の出力端に一端を接続した第3のスイッチと、
第3のスイッチの他端に入力端を接続した第2のサンプ
ルホールド回路と、第2のサンプルホールド回路の出力
端に入力端を接続した第1のローパスフィルタと、第2
のスイッチの他端に入力端を接続した第3のサンプルホ
ールド回路と、第3のサンプルホールド回路の出力端に
入力端を接続した第2のローパスフィルタと、ベースバ
ンド信号のシグナルグラウンド電圧に相当する基準電圧
を発生する基準電圧源と、基準電圧源から発生する基準
電圧をシグナルグラウンド電圧に一致させるために基準
電圧とシグナルグラウンド電圧との誤差を補正するとと
もにベースバンド信号を直交変調する直交変調器の変調
動作を最適にするために基準電圧に所定のオフセット電
圧を加えた電圧を出力するオフセット調整回路と、第1
のローパスフィルタの出力端に一方の入力端を接続する
とともにオフセット調整回路の出力端に他方の入力端を
接続して第1のローパスフィルタの出力信号とオフセッ
ト調整回路の出力電圧とを加算して出力する第1の加算
器と、第2のローパスフィルタの出力端に一方の入力端
を接続するとともにオフセット調整回路の出力端に他方
の入力端を接続して第2のローパスフィルタの出力信号
とオフセット調整回路の出力電圧とを加算して出力する
第2の加算器とを備えている。そして、第1のスイッチ
と第2および第3のスイッチとをベースバンド信号の一
方および他方の成分信号の時分割の周期で交互にオンオ
フさせることにより、第1の加算器の出力信号をベース
バンド信号の一方の成分信号とし、第2の加算器の出力
信号をベースバンド信号の他方の成分信号としている。
【0021】この発明の構成によると、オフセット調整
回路を設けたことにより、第1および第2の加算器に与
える電圧をベースバンド信号のシグナルグラウンド電位
と正確に等しくなるように基準電圧源の誤差を補正する
ことができるとともに、ベースバンド信号のオフセット
調整を行うことができる。本発明の請求項3記載の信号
波形発生器は、請求項1記載の信号波形発生器におい
て、第1の加算器が縦続接続した第1および第2の差動
反転増幅器からなり、第2の加算器が縦続接続した第3
および第4の差動反転増幅器からなる。
回路を設けたことにより、第1および第2の加算器に与
える電圧をベースバンド信号のシグナルグラウンド電位
と正確に等しくなるように基準電圧源の誤差を補正する
ことができるとともに、ベースバンド信号のオフセット
調整を行うことができる。本発明の請求項3記載の信号
波形発生器は、請求項1記載の信号波形発生器におい
て、第1の加算器が縦続接続した第1および第2の差動
反転増幅器からなり、第2の加算器が縦続接続した第3
および第4の差動反転増幅器からなる。
【0022】この場合、第1の差動反転増幅器は、第1
のオペアンプの反転入力端子に第1の入力抵抗を介して
第1のローパスフィルタの出力端を接続し、第1のオペ
アンプの非反転入力端子にオフセット調整回路の出力端
を接続し、第1のオペアンプの出力端と反転入力端との
間に第1の帰還抵抗を接続した構成を有する。また、第
2の差動反転増幅器は、第2のオペアンプの反転入力端
子に第2の入力抵抗を介して第1のオペアンプの出力端
を接続し、第2のオペアンプの非反転入力端子にオフセ
ット調整回路の出力端を接続し、第2のオペアンプの出
力端と反転入力端との間に第2の帰還抵抗を接続した構
成を有する。
のオペアンプの反転入力端子に第1の入力抵抗を介して
第1のローパスフィルタの出力端を接続し、第1のオペ
アンプの非反転入力端子にオフセット調整回路の出力端
を接続し、第1のオペアンプの出力端と反転入力端との
間に第1の帰還抵抗を接続した構成を有する。また、第
2の差動反転増幅器は、第2のオペアンプの反転入力端
子に第2の入力抵抗を介して第1のオペアンプの出力端
を接続し、第2のオペアンプの非反転入力端子にオフセ
ット調整回路の出力端を接続し、第2のオペアンプの出
力端と反転入力端との間に第2の帰還抵抗を接続した構
成を有する。
【0023】また、第3の差動反転増幅器は、第3のオ
ペアンプの反転入力端子に第3の入力抵抗を介して第2
のローパスフィルタの出力端を接続し、第3のオペアン
プの非反転入力端子にオフセット調整回路の出力端を接
続し、第3のオペアンプの出力端と反転入力端との間に
第3の帰還抵抗を接続した構成を有する。また、第4の
差動反転増幅器は、第4のオペアンプの反転入力端子に
第4の入力抵抗を介して第3のオペアンプの出力端を接
続し、第4のオペアンプの非反転入力端子にオフセット
調整回路の出力端を接続し、第4のオペアンプの出力端
と反転入力端との間に第4の帰還抵抗を接続した構成を
有する。
ペアンプの反転入力端子に第3の入力抵抗を介して第2
のローパスフィルタの出力端を接続し、第3のオペアン
プの非反転入力端子にオフセット調整回路の出力端を接
続し、第3のオペアンプの出力端と反転入力端との間に
第3の帰還抵抗を接続した構成を有する。また、第4の
差動反転増幅器は、第4のオペアンプの反転入力端子に
第4の入力抵抗を介して第3のオペアンプの出力端を接
続し、第4のオペアンプの非反転入力端子にオフセット
調整回路の出力端を接続し、第4のオペアンプの出力端
と反転入力端との間に第4の帰還抵抗を接続した構成を
有する。
【0024】そして、第2のオペアンプの出力端からベ
ースバンド信号の一方の成分信号を取り出し、第1のオ
ペアンプの出力端からベースバンド信号の一方の成分信
号の反転信号を取り出し、第4のオペアンプの出力端か
らベースバンド信号の他方の成分信号を取り出し、第3
のオペアンプの出力端からベースバンド信号の他方の成
分信号の反転信号を取り出すようにしている。
ースバンド信号の一方の成分信号を取り出し、第1のオ
ペアンプの出力端からベースバンド信号の一方の成分信
号の反転信号を取り出し、第4のオペアンプの出力端か
らベースバンド信号の他方の成分信号を取り出し、第3
のオペアンプの出力端からベースバンド信号の他方の成
分信号の反転信号を取り出すようにしている。
【0025】この発明の構成によると、第1の加算器か
らベースバンド信号の一方の成分およびその反転信号を
得ることができ、第2の加算器からベースバンド信号の
他方の成分およびその反転信号を得ることができる。以
下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら
説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は本発明の第1の実施の形態
における信号波形発生器の構成を示すブロック図であ
る。図1において、1はベースバンド信号の一方および
他方の成分信号のディジタルデータを時分割で入力する
D/A変換器である。2はD/A変換器1の2つに分岐
した出力端の一方に一端を接続した第1のスイッチであ
る。3はD/A変換器1の2つに分岐した出力端の他方
に一端を接続した第2のスイッチである。5は第1のス
イッチ2の他端に入力端を接続した第1のサンプルホー
ルド回路である。4は第1のサンプルホールド回路5の
出力端に一端を接続した第3のスイッチである。6は第
3のスイッチ4の他端に入力端を接続した第2のサンプ
ルホールド回路である。8は第2のサンプルホールド回
路6の出力端に入力端を接続した第1のローパスフィル
タである。7は第2のスイッチ3の他端に入力端を接続
した第3のサンプルホールド回路である。9は第3のサ
ンプルホールド回路7の出力端に入力端を接続した第2
のローパスフィルタである。23はベースバンド信号の
シグナルグラウンド電圧に相当する基準電圧を発生する
基準電圧源である。24は基準電圧源23から発生する
基準電圧をシグナルグラウンド電圧に一致させるために
基準電圧とシグナルグラウンド電圧との誤差を補正する
とともにベースバンド信号を直交変調する直交変調器の
変調動作を最適にするために基準電圧に所定のオフセッ
ト電圧を加えた電圧を出力するオフセット調整回路であ
る。31は第1のローパスフィルタ8の出力端に一方の
入力端を接続するとともにオフセット調整回路24の出
力端に他方の入力端を接続して第1のローパスフィルタ
8の出力信号とオフセット調整回路24の出力電圧とを
加算して出力する第1の加算器である。32は第2のロ
ーパスフィルタ9の出力端に一方の入力端を接続すると
ともにオフセット調整回路24の出力端に他方の入力端
を接続して第2のローパスフィルタ9の出力信号とオフ
セット調整回路24の出力電圧とを加算して出力する第
2の加算器である。
らベースバンド信号の一方の成分およびその反転信号を
得ることができ、第2の加算器からベースバンド信号の
他方の成分およびその反転信号を得ることができる。以
下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら
説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は本発明の第1の実施の形態
における信号波形発生器の構成を示すブロック図であ
る。図1において、1はベースバンド信号の一方および
他方の成分信号のディジタルデータを時分割で入力する
D/A変換器である。2はD/A変換器1の2つに分岐
した出力端の一方に一端を接続した第1のスイッチであ
る。3はD/A変換器1の2つに分岐した出力端の他方
に一端を接続した第2のスイッチである。5は第1のス
イッチ2の他端に入力端を接続した第1のサンプルホー
ルド回路である。4は第1のサンプルホールド回路5の
出力端に一端を接続した第3のスイッチである。6は第
3のスイッチ4の他端に入力端を接続した第2のサンプ
ルホールド回路である。8は第2のサンプルホールド回
路6の出力端に入力端を接続した第1のローパスフィル
タである。7は第2のスイッチ3の他端に入力端を接続
した第3のサンプルホールド回路である。9は第3のサ
ンプルホールド回路7の出力端に入力端を接続した第2
のローパスフィルタである。23はベースバンド信号の
シグナルグラウンド電圧に相当する基準電圧を発生する
基準電圧源である。24は基準電圧源23から発生する
基準電圧をシグナルグラウンド電圧に一致させるために
基準電圧とシグナルグラウンド電圧との誤差を補正する
とともにベースバンド信号を直交変調する直交変調器の
変調動作を最適にするために基準電圧に所定のオフセッ
ト電圧を加えた電圧を出力するオフセット調整回路であ
る。31は第1のローパスフィルタ8の出力端に一方の
入力端を接続するとともにオフセット調整回路24の出
力端に他方の入力端を接続して第1のローパスフィルタ
8の出力信号とオフセット調整回路24の出力電圧とを
加算して出力する第1の加算器である。32は第2のロ
ーパスフィルタ9の出力端に一方の入力端を接続すると
ともにオフセット調整回路24の出力端に他方の入力端
を接続して第2のローパスフィルタ9の出力信号とオフ
セット調整回路24の出力電圧とを加算して出力する第
2の加算器である。
【0026】この場合、第1のスイッチ2と第2および
第3のスイッチ3,4とをベースバンド信号の一方およ
び他方の成分信号の時分割の周期で交互にオンオフさせ
ることにより、第1の加算器31の出力信号をベースバ
ンド信号の同相成分信号とし、第2の加算器32の出力
信号をベースバンド信号の直交成分信号としている。以
上のような構成の第1の実施の形態の信号波形発生器
は、第1および第2のローパスフィルタ8,9までは従
来例の図3の信号波形発生器と同様であり、以下の点が
従来例とは異なる。すなわち、従来例における出力部1
0,11に代えて第1および第2の加算器21,22を
設け、また基準電圧源23から出力される基準電圧をオ
フセット調整回路24で調整し、第1のローパスフィル
タ8の出力信号とオフセット調整回路24の出力電圧を
第1の加算器21で加算し、第2のローパスフィルタ9
の出力信号とオフセット調整回路24の出力電圧を第2
の加算器で加算している。そして、第1の加算器21に
よる加算結果をベースバンド信号の同相成分信号Iとし
て直交変調器(図示せず)へ供給し、第2の加算器22
による加算結果をベースバンド信号の直交成分信号とし
て直交変調器へ供給するようにしている。
第3のスイッチ3,4とをベースバンド信号の一方およ
び他方の成分信号の時分割の周期で交互にオンオフさせ
ることにより、第1の加算器31の出力信号をベースバ
ンド信号の同相成分信号とし、第2の加算器32の出力
信号をベースバンド信号の直交成分信号としている。以
上のような構成の第1の実施の形態の信号波形発生器
は、第1および第2のローパスフィルタ8,9までは従
来例の図3の信号波形発生器と同様であり、以下の点が
従来例とは異なる。すなわち、従来例における出力部1
0,11に代えて第1および第2の加算器21,22を
設け、また基準電圧源23から出力される基準電圧をオ
フセット調整回路24で調整し、第1のローパスフィル
タ8の出力信号とオフセット調整回路24の出力電圧を
第1の加算器21で加算し、第2のローパスフィルタ9
の出力信号とオフセット調整回路24の出力電圧を第2
の加算器で加算している。そして、第1の加算器21に
よる加算結果をベースバンド信号の同相成分信号Iとし
て直交変調器(図示せず)へ供給し、第2の加算器22
による加算結果をベースバンド信号の直交成分信号とし
て直交変調器へ供給するようにしている。
【0027】そして、このような構成の違いにより、オ
フセット調整回路24にてD/A変換器1の後段でベー
スバンド信号にオフセット電圧を与えることができ、D
/A変換器1への入力にはオフセットデータを含ませな
くてもよいので、D/A変換器1の変換精度を低くする
ことができ、集積回路化する場合のD/A変換器1の面
積と消費電力を削減することができる。また、基準電圧
をオフセット調整回路24で調整することが可能なこと
から、基準電圧源23として高精度のものを必要としな
くなる。
フセット調整回路24にてD/A変換器1の後段でベー
スバンド信号にオフセット電圧を与えることができ、D
/A変換器1への入力にはオフセットデータを含ませな
くてもよいので、D/A変換器1の変換精度を低くする
ことができ、集積回路化する場合のD/A変換器1の面
積と消費電力を削減することができる。また、基準電圧
をオフセット調整回路24で調整することが可能なこと
から、基準電圧源23として高精度のものを必要としな
くなる。
【0028】ここで、基準電圧の補正とオフセットの調
整の両方を行うためのオフセット調整回路24の具体的
な回路の一例を図5に示す。図5において、入力へ基準
電圧源からの電圧が入力される。そして、基準電圧の誤
差の補正とオフセット電圧の調整を可変抵抗Rv1また
は可変抵抗Rv2で行う。基準電圧源の電圧よりも高い
電圧を出力する場合にはスイッチS1をオンにし、低い
電圧を出力する場合にはスイッチS2をオンにする。
整の両方を行うためのオフセット調整回路24の具体的
な回路の一例を図5に示す。図5において、入力へ基準
電圧源からの電圧が入力される。そして、基準電圧の誤
差の補正とオフセット電圧の調整を可変抵抗Rv1また
は可変抵抗Rv2で行う。基準電圧源の電圧よりも高い
電圧を出力する場合にはスイッチS1をオンにし、低い
電圧を出力する場合にはスイッチS2をオンにする。
【0029】以上のように構成された第1の実施の形態
の信号波形発生器について、その動作を説明する。ま
ず、同相成分信号と直交成分信号に時分割で分けられた
ベースバンド信号のディジタルデータにはオフセットデ
ータは含まれておらず、このディジタルデータがD/A
変換器1によりアナログ信号に変換される。アナログ信
号に変換されたベースバンド信号は、時分割の周期に同
期したタイミングで第1のスイッチ2と第3のスイッチ
4とを交互に開閉するとともに、第1のスイッチ2と第
2のスイッチ3とを交互に開閉すると、第1のサンプル
ホールド回路5と第2のサンプルホールド回路6とによ
り同相成分信号として、また第3のサンプルホールド回
路7により直交成分信号として、両信号のタイミングを
同期させて取り出すことができる。
の信号波形発生器について、その動作を説明する。ま
ず、同相成分信号と直交成分信号に時分割で分けられた
ベースバンド信号のディジタルデータにはオフセットデ
ータは含まれておらず、このディジタルデータがD/A
変換器1によりアナログ信号に変換される。アナログ信
号に変換されたベースバンド信号は、時分割の周期に同
期したタイミングで第1のスイッチ2と第3のスイッチ
4とを交互に開閉するとともに、第1のスイッチ2と第
2のスイッチ3とを交互に開閉すると、第1のサンプル
ホールド回路5と第2のサンプルホールド回路6とによ
り同相成分信号として、また第3のサンプルホールド回
路7により直交成分信号として、両信号のタイミングを
同期させて取り出すことができる。
【0030】分けて取り出されたベースバンド信号の同
相成分信号と直交成分信号、すなわち第2のサンプルホ
ールド回路6と第3のサンプルホールド回路7の出力信
号は、第1のローパスフィルタ8と第2のローパスフィ
ルタ9とによりそれぞれ波形整形される。オフセット調
整回路24では、基準電圧源23の基準電圧に対して、
その誤差の補正とオフセット電圧の調整を行うことで、
直交変調器が最適になるように電圧を調整し、この調整
を行った基準電圧を第1および第2の加算器21,22
に与えることになる。
相成分信号と直交成分信号、すなわち第2のサンプルホ
ールド回路6と第3のサンプルホールド回路7の出力信
号は、第1のローパスフィルタ8と第2のローパスフィ
ルタ9とによりそれぞれ波形整形される。オフセット調
整回路24では、基準電圧源23の基準電圧に対して、
その誤差の補正とオフセット電圧の調整を行うことで、
直交変調器が最適になるように電圧を調整し、この調整
を行った基準電圧を第1および第2の加算器21,22
に与えることになる。
【0031】したがって、第1の加算器21では、第1
のローパスフィルタ8の出力信号とオフセット調整回路
16の一方の出力端からの出力電圧とを加算し、直交変
調器(図示せず)へ同相成分信号Iとして出力する。ま
た、第2の加算器22では、第2のローパスフィルタ9
の出力信号とオフセット調整回路16の他方の出力端か
らの出力電圧とを加算し、直交変調器へ直交成分信号Q
として出力することになる。直交変換器へ供給される同
相成分信号Iおよび直交成分信号Qは、基準電圧がベー
スバンド信号のシグナルグラウンド電圧に正確に一致さ
せるとともに、直交変調に最適な状態にオフセット電圧
が加えられた状態となる。
のローパスフィルタ8の出力信号とオフセット調整回路
16の一方の出力端からの出力電圧とを加算し、直交変
調器(図示せず)へ同相成分信号Iとして出力する。ま
た、第2の加算器22では、第2のローパスフィルタ9
の出力信号とオフセット調整回路16の他方の出力端か
らの出力電圧とを加算し、直交変調器へ直交成分信号Q
として出力することになる。直交変換器へ供給される同
相成分信号Iおよび直交成分信号Qは、基準電圧がベー
スバンド信号のシグナルグラウンド電圧に正確に一致さ
せるとともに、直交変調に最適な状態にオフセット電圧
が加えられた状態となる。
【0032】以上のように、この第1の実施の形態によ
れば、D/A変換器1へ入力するベースバンド信号のデ
ィジタルデータにオフセットデータを含ませないため、
集積回路化する場合のD/A変換器1の面積と消費電力
を削減できる。さらに、オフセット調整回路24によっ
て加算器21,22に入力する電圧の調整を行うため、
基準電圧源23の誤差を補正することもできる。
れば、D/A変換器1へ入力するベースバンド信号のデ
ィジタルデータにオフセットデータを含ませないため、
集積回路化する場合のD/A変換器1の面積と消費電力
を削減できる。さらに、オフセット調整回路24によっ
て加算器21,22に入力する電圧の調整を行うため、
基準電圧源23の誤差を補正することもできる。
【0033】〔第2の実施の形態〕図2は本発明の第2
の実施の形態における信号波形発生器の構成を示すブロ
ック図である。図2において、1はD/A変換器、2は
第1のスイッチ、3は第2のスイッチ、4は第3のスイ
ッチ、5は第1のサンプルホールド回路、6は第2のサ
ンプルホールド回路、7は第3のサンプルホールド回
路、8は第1のローパスフィルタ、9は第2のローパス
フィルタ、23は基準電圧源、24はオフセット調整回
路で、以上は図1の構成と同様である。
の実施の形態における信号波形発生器の構成を示すブロ
ック図である。図2において、1はD/A変換器、2は
第1のスイッチ、3は第2のスイッチ、4は第3のスイ
ッチ、5は第1のサンプルホールド回路、6は第2のサ
ンプルホールド回路、7は第3のサンプルホールド回
路、8は第1のローパスフィルタ、9は第2のローパス
フィルタ、23は基準電圧源、24はオフセット調整回
路で、以上は図1の構成と同様である。
【0034】図1の構成と異なるのは、第1および第2
の加算器21,22に代えて、第1の加算器31と第2
の加算器32を用いた点である。第1の加算器31は縦
続接続した第1および第2の差動反転増幅器36A,3
6Bからなり、第2の加算器32は縦続接続した第3お
よび第4の差動反転増幅器36C,36Dからなる。こ
の場合、第1の差動反転増幅器36Aは、第1のオペア
ンプ35Aの反転入力端子に第1の入力抵抗33Aを介
して第1のローパスフィルタ8の出力端を接続し、第1
のオペアンプ35Aの非反転入力端子にオフセット調整
回路24の出力端を接続し、第1のオペアンプ35Aの
出力端と反転入力端との間に第1の帰還抵抗33Bを接
続した構成を有する。また、第2の差動反転増幅器36
Bは、第2のオペアンプ35Bの反転入力端子に第2の
入力抵抗33Cを介して第1のオペアンプ35Aの出力
端を接続し、第2のオペアンプ35Bの非反転入力端子
にオフセット調整回路24の出力端を接続し、第2のオ
ペアンプ35Bの出力端と反転入力端との間に第2の帰
還抵抗33Dを接続した構成を有する。
の加算器21,22に代えて、第1の加算器31と第2
の加算器32を用いた点である。第1の加算器31は縦
続接続した第1および第2の差動反転増幅器36A,3
6Bからなり、第2の加算器32は縦続接続した第3お
よび第4の差動反転増幅器36C,36Dからなる。こ
の場合、第1の差動反転増幅器36Aは、第1のオペア
ンプ35Aの反転入力端子に第1の入力抵抗33Aを介
して第1のローパスフィルタ8の出力端を接続し、第1
のオペアンプ35Aの非反転入力端子にオフセット調整
回路24の出力端を接続し、第1のオペアンプ35Aの
出力端と反転入力端との間に第1の帰還抵抗33Bを接
続した構成を有する。また、第2の差動反転増幅器36
Bは、第2のオペアンプ35Bの反転入力端子に第2の
入力抵抗33Cを介して第1のオペアンプ35Aの出力
端を接続し、第2のオペアンプ35Bの非反転入力端子
にオフセット調整回路24の出力端を接続し、第2のオ
ペアンプ35Bの出力端と反転入力端との間に第2の帰
還抵抗33Dを接続した構成を有する。
【0035】また、第3の差動反転増幅器36Cは、第
3のオペアンプ35Cの反転入力端子に第3の入力抵抗
33Eを介して第2のローパスフィルタ9の出力端を接
続し、第3のオペアンプ35Cの非反転入力端子にオフ
セット調整回路24の出力端を接続し、第3のオペアン
プ35Cの出力端と反転入力端との間に第3の帰還抵抗
33Fを接続した構成を有する。また、第4の差動反転
増幅器36Dは、第4のオペアンプ35Dの反転入力端
子に第4の入力抵抗33Gを介して第3のオペアンプ3
5Cの出力端を接続し、第4のオペアンプ35Dの非反
転入力端子にオフセット調整回路24の出力端を接続
し、第4のオペアンプ35Dの出力端と反転入力端との
間に第4の帰還抵抗33Hを接続した構成を有する。
3のオペアンプ35Cの反転入力端子に第3の入力抵抗
33Eを介して第2のローパスフィルタ9の出力端を接
続し、第3のオペアンプ35Cの非反転入力端子にオフ
セット調整回路24の出力端を接続し、第3のオペアン
プ35Cの出力端と反転入力端との間に第3の帰還抵抗
33Fを接続した構成を有する。また、第4の差動反転
増幅器36Dは、第4のオペアンプ35Dの反転入力端
子に第4の入力抵抗33Gを介して第3のオペアンプ3
5Cの出力端を接続し、第4のオペアンプ35Dの非反
転入力端子にオフセット調整回路24の出力端を接続
し、第4のオペアンプ35Dの出力端と反転入力端との
間に第4の帰還抵抗33Hを接続した構成を有する。
【0036】そして、第2のオペアンプ35Bの出力端
からベースバンド信号の一方の成分信号を取り出し、第
1のオペアンプ35Aの出力端からベースバンド信号の
一方の成分信号の反転信号を取り出し、第4のオペアン
プ35Dの出力端からベースバンド信号の他方の成分信
号を取り出し、第3のオペアンプ35Cの出力端からベ
ースバンド信号の他方の成分信号の反転信号を取り出す
ようにしている。
からベースバンド信号の一方の成分信号を取り出し、第
1のオペアンプ35Aの出力端からベースバンド信号の
一方の成分信号の反転信号を取り出し、第4のオペアン
プ35Dの出力端からベースバンド信号の他方の成分信
号を取り出し、第3のオペアンプ35Cの出力端からベ
ースバンド信号の他方の成分信号の反転信号を取り出す
ようにしている。
【0037】上記のように構成された信号波形発生器に
ついて、以下その動作を説明する。まず、同相成分信号
と直交成分信号に時分割で分けられたベースバンド信号
のディジタルデータをD/A変換器1によりアナログ信
号に変換する。アナログ信号に変換されたベースバンド
信号の同相成分信号と直交成分信号は、時分割の周期に
同期したタイミングで第1のスイッチ2と第3のスイッ
チ4とを交互に開閉するとともに、第1のスイッチ2と
第2のスイッチ3とを交互に開閉すると、第1のサンプ
ルホールド回路5および第2のサンプルホールド回路6
により同相成分信号として、また第3のサンプルホール
ド回路7により直交成分信号として、両信号のタイミン
グを同期させて取り出すことができる。
ついて、以下その動作を説明する。まず、同相成分信号
と直交成分信号に時分割で分けられたベースバンド信号
のディジタルデータをD/A変換器1によりアナログ信
号に変換する。アナログ信号に変換されたベースバンド
信号の同相成分信号と直交成分信号は、時分割の周期に
同期したタイミングで第1のスイッチ2と第3のスイッ
チ4とを交互に開閉するとともに、第1のスイッチ2と
第2のスイッチ3とを交互に開閉すると、第1のサンプ
ルホールド回路5および第2のサンプルホールド回路6
により同相成分信号として、また第3のサンプルホール
ド回路7により直交成分信号として、両信号のタイミン
グを同期させて取り出すことができる。
【0038】分けて取り出されたベースバンド信号の同
相成分信号と直交成分信号はそれぞれ第1のローパスフ
ィルタ8および第2のローパスフィルタ9により波形整
形される。オフセット調整回路24では、第1の実施の
形態と同様に、基準電圧源23の出力を基に、直交変調
器が最適になるように調整された出力電圧を発生し、第
1の加算器31および第2の加算器32を構成するオペ
アンプ35A〜35Dの非反転入力端子に入力する。調
整された出力電圧が入力された第1の加算器31および
第2の加算器32では、第1の加算器31の1段目の差
動反転増幅器36Aの出力端37A(すなわち、オペア
ンプ35Aの出力端)から同相成分信号の反転信号NI
が出力され、第1の加算器31の2段目の差動反転増幅
器36Bの出力端37B(すなわち、オペアンプ35B
の出力端)から同相成分信号Iが出力され、第2の加算
器32の1段目の差動反転増幅器36Cの出力端37C
(すなわち、オペアンプ35Cの出力端)から直交成分
信号の反転信号NQが出力され、第2の加算器32の2
段目の差動反転増幅器36Dの出力端37D(すなわ
ち、オペアンプ35Dの出力端)から直交成分信号Qが
出力され、各々直交変調器へ供給される。
相成分信号と直交成分信号はそれぞれ第1のローパスフ
ィルタ8および第2のローパスフィルタ9により波形整
形される。オフセット調整回路24では、第1の実施の
形態と同様に、基準電圧源23の出力を基に、直交変調
器が最適になるように調整された出力電圧を発生し、第
1の加算器31および第2の加算器32を構成するオペ
アンプ35A〜35Dの非反転入力端子に入力する。調
整された出力電圧が入力された第1の加算器31および
第2の加算器32では、第1の加算器31の1段目の差
動反転増幅器36Aの出力端37A(すなわち、オペア
ンプ35Aの出力端)から同相成分信号の反転信号NI
が出力され、第1の加算器31の2段目の差動反転増幅
器36Bの出力端37B(すなわち、オペアンプ35B
の出力端)から同相成分信号Iが出力され、第2の加算
器32の1段目の差動反転増幅器36Cの出力端37C
(すなわち、オペアンプ35Cの出力端)から直交成分
信号の反転信号NQが出力され、第2の加算器32の2
段目の差動反転増幅器36Dの出力端37D(すなわ
ち、オペアンプ35Dの出力端)から直交成分信号Qが
出力され、各々直交変調器へ供給される。
【0039】以上のように、この実施の形態によると、
第1の加算器31として縦続接続した2つの差動反転増
幅器36A,36Bを設け、第2の加算器32として縦
続接続した2つの差動反転増幅器36C,36Dを設け
たので、ベースバンド信号の反転出力も取り出すことが
でき、同期ノイズを除き、高精度化をさらに高めること
ができる。
第1の加算器31として縦続接続した2つの差動反転増
幅器36A,36Bを設け、第2の加算器32として縦
続接続した2つの差動反転増幅器36C,36Dを設け
たので、ベースバンド信号の反転出力も取り出すことが
でき、同期ノイズを除き、高精度化をさらに高めること
ができる。
【0040】なお、上記各実施の形態において、ベース
バンド信号は時分割であるとしたが、複数のD/A変換
器を使用して、時分割にしなくてもよいことは言うまで
もない。ここで、複数のD/A変換器を使用して、ベー
スバンド信号を時分割にしない場合について、図5およ
び図6を参照して説明する。図5は図1の回路に対応す
るものであり、同図において、Aaはベースバンド信号
の同相成分のディジタルデータを入力する第1のD/A
変換器である。Abはベースバンド信号の直交成分のデ
ィジタルデータを入力する第2のD/A変換器である。
Baは第1のD/A変換器Aaの出力端に接続した第1
のローパスフィルタで、Bbは第2のD/A変換器の出
力端に接続した第2のローパスフィルタである。第1の
ローパスフィルタBaと第2のローパスフィルタBbの
後段は図1の回路と同様である。
バンド信号は時分割であるとしたが、複数のD/A変換
器を使用して、時分割にしなくてもよいことは言うまで
もない。ここで、複数のD/A変換器を使用して、ベー
スバンド信号を時分割にしない場合について、図5およ
び図6を参照して説明する。図5は図1の回路に対応す
るものであり、同図において、Aaはベースバンド信号
の同相成分のディジタルデータを入力する第1のD/A
変換器である。Abはベースバンド信号の直交成分のデ
ィジタルデータを入力する第2のD/A変換器である。
Baは第1のD/A変換器Aaの出力端に接続した第1
のローパスフィルタで、Bbは第2のD/A変換器の出
力端に接続した第2のローパスフィルタである。第1の
ローパスフィルタBaと第2のローパスフィルタBbの
後段は図1の回路と同様である。
【0041】図6は図2の回路に対応するものであり、
第1のD/A変換器Aaと第2のD/A変換器Abと第
1のローパスフィルタBaと第2のローパスフィルタB
bが設けられる点は図5と同様であり、第1のローパス
フィルタBaと第2のローパスフィルタBbの後段は図
2の回路と同様である。ここで、図5および図6の回路
の動作について説明する。両回路ともに、同期のとれた
ベースバンド信号の同相成分と直交成分のディジタルデ
ータはそれぞれ第1のD/A変換器Aaと第2のA/D
変換器Abに入力されてアナログ信号に変換される。そ
して、アナログ信号に変換された信号は、それぞれ第1
のローパスフィルタBaと第2のローパスフィルタBb
に入力されて波形整形される。これより後の動作は、図
1および図2に示したものと同じである。
第1のD/A変換器Aaと第2のD/A変換器Abと第
1のローパスフィルタBaと第2のローパスフィルタB
bが設けられる点は図5と同様であり、第1のローパス
フィルタBaと第2のローパスフィルタBbの後段は図
2の回路と同様である。ここで、図5および図6の回路
の動作について説明する。両回路ともに、同期のとれた
ベースバンド信号の同相成分と直交成分のディジタルデ
ータはそれぞれ第1のD/A変換器Aaと第2のA/D
変換器Abに入力されてアナログ信号に変換される。そ
して、アナログ信号に変換された信号は、それぞれ第1
のローパスフィルタBaと第2のローパスフィルタBb
に入力されて波形整形される。これより後の動作は、図
1および図2に示したものと同じである。
【0042】
【発明の効果】本発明の信号波形発生方法によれば、基
準電圧をシグナルグラウンド電圧に一致させるために基
準電圧とシグナルグラウンド電圧との誤差を補正すると
ともにベースバンド信号に対する直交変調動作を最適に
するために基準電圧に所定のオフセット電圧を加えるの
で、D/A変換後にアナログ的にオフセット電圧を加え
るので、ベースバンド信号のディジタルデータにはオフ
セットデータを含ませる必要がなくなり、その結果、D
/A変換精度を低くすることが可能となり、D/A変換
器の面積と消費電力を削減することができる。また、基
準電圧をオフセット調整時に併せて調整することが可能
なことから、基準電圧源として高精度のものを必要とし
なくなる。
準電圧をシグナルグラウンド電圧に一致させるために基
準電圧とシグナルグラウンド電圧との誤差を補正すると
ともにベースバンド信号に対する直交変調動作を最適に
するために基準電圧に所定のオフセット電圧を加えるの
で、D/A変換後にアナログ的にオフセット電圧を加え
るので、ベースバンド信号のディジタルデータにはオフ
セットデータを含ませる必要がなくなり、その結果、D
/A変換精度を低くすることが可能となり、D/A変換
器の面積と消費電力を削減することができる。また、基
準電圧をオフセット調整時に併せて調整することが可能
なことから、基準電圧源として高精度のものを必要とし
なくなる。
【0043】また、本発明の信号波形発生器によれば、
基準電圧源の出力電圧とシグナルグラウンド電圧との誤
差をオフセット調整回路で調整するとともに、このオフ
セット調整回路で直交変調回路の変調動作が最適となる
ようにオフセット電圧を与えるように構成したので、オ
フセット調整回路にてD/A変換器の後段でベースバン
ド信号にオフセット電圧を与えることができ、D/A変
換器への入力にはオフセットデータを含ませなくてもよ
いので、D/A変換器の変換精度を低くすることがで
き、集積回路化する場合のD/A変換器の面積と消費電
力を削減することができる。また、基準電圧をオフセッ
ト調整回路で調整することが可能なことから、基準電圧
源として高精度のものを必要としなくなる。その結果、
D/A変換器の面積と消費電力が小さく、かつ高精度の
基準電圧源を必要としない信号波形発生器を実現でき
る。
基準電圧源の出力電圧とシグナルグラウンド電圧との誤
差をオフセット調整回路で調整するとともに、このオフ
セット調整回路で直交変調回路の変調動作が最適となる
ようにオフセット電圧を与えるように構成したので、オ
フセット調整回路にてD/A変換器の後段でベースバン
ド信号にオフセット電圧を与えることができ、D/A変
換器への入力にはオフセットデータを含ませなくてもよ
いので、D/A変換器の変換精度を低くすることがで
き、集積回路化する場合のD/A変換器の面積と消費電
力を削減することができる。また、基準電圧をオフセッ
ト調整回路で調整することが可能なことから、基準電圧
源として高精度のものを必要としなくなる。その結果、
D/A変換器の面積と消費電力が小さく、かつ高精度の
基準電圧源を必要としない信号波形発生器を実現でき
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態における信号波形発
生器の構成を示すブロック図である。
生器の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態における信号波形発
生器の構成を示すブロック図である。
生器の構成を示すブロック図である。
【図3】第1の従来例の信号波形発生器の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】第2の従来例の信号波形発生器の一部の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】オフセット調整回路の具体例を示す回路図であ
る。
る。
【図6】信号波形発生器の第1の変形例を示す回路図で
ある。
ある。
【図7】信号波形発生器の第2の変形例を示す回路図で
ある。
ある。
1 D/A変換器 2 第1のスイッチ 3 第2のスイッチ 4 第3のスイッチ 5 第1のサンプルホールド回路 6 第2のサンプルホールド回路 7 第3のサンプルホールド回路 8 第1のローパスフィルタ 9 第2のローパスフィルタ 21 第1の加算器 22 第2の加算器 23 基準電圧源 24 オフセット調整回路 31 第1の加算器 32 第2の加算器 33A,33C,33E,33G 入力抵抗 33B,33D,33F,33H 帰還抵抗 35A〜35D オペアンプ 36A〜36D 差動反転増幅器
Claims (3)
- 【請求項1】 ベースバンド信号のディジタルデータを
ディジタルアナログ変換してサンプルホールドし低域ろ
波した後に、前記ベースバンド信号のシグナルグラウン
ド電圧に相当する基準電圧を前記ベースバンド信号に加
える信号波形発生方法であって、 前記基準電圧を前記シグナルグラウンド電圧に一致させ
るために前記基準電圧と前記シグナルグラウンド電圧と
の誤差を補正するとともに前記ベースバンド信号に対す
る直交変調動作を最適にするために前記基準電圧に所定
のオフセット電圧を加えることを特徴とする信号波形発
生方法。 - 【請求項2】 ベースバンド信号の一方および他方の成
分信号のディジタルデータを時分割で入力するD/A変
換器と、前記D/A変換器の2つに分岐した出力端の一
方に一端を接続した第1のスイッチと、前記D/A変換
器の2つに分岐した出力端の他方に一端を接続した第2
のスイッチと、前記第1のスイッチの他端に入力端を接
続した第1のサンプルホールド回路と、前記第1のサン
プルホールド回路の出力端に一端を接続した第3のスイ
ッチと、前記第3のスイッチの他端に入力端を接続した
第2のサンプルホールド回路と、前記第2のサンプルホ
ールド回路の出力端に入力端を接続した第1のローパス
フィルタと、前記第2のスイッチの他端に入力端を接続
した第3のサンプルホールド回路と、前記第3のサンプ
ルホールド回路の出力端に入力端を接続した第2のロー
パスフィルタと、前記ベースバンド信号のシグナルグラ
ウンド電圧に相当する基準電圧を発生する基準電圧源
と、前記基準電圧源から発生する基準電圧を前記シグナ
ルグラウンド電圧に一致させるために前記基準電圧と前
記シグナルグラウンド電圧との誤差を補正するとともに
前記ベースバンド信号を直交変調する直交変調器の変調
動作を最適にするために前記基準電圧に所定のオフセッ
ト電圧を加えた電圧を出力するオフセット調整回路と、
前記第1のローパスフィルタの出力端に一方の入力端を
接続するとともに前記オフセット調整回路の出力端に他
方の入力端を接続して前記第1のローパスフィルタの出
力信号と前記オフセット調整回路の出力電圧とを加算し
て出力する第1の加算器と、前記第2のローパスフィル
タの出力端に一方の入力端を接続するとともに前記オフ
セット調整回路の出力端に他方の入力端を接続して前記
第2のローパスフィルタの出力信号と前記オフセット調
整回路の出力電圧とを加算して出力する第2の加算器と
を備え、 前記第1のスイッチと前記第2および第3のスイッチと
を前記ベースバンド信号の一方および他方の成分信号の
時分割の周期で交互にオンオフさせることにより、前記
第1の加算器の出力信号を前記ベースバンド信号の一方
の成分信号とし、前記第2の加算器の出力信号を前記ベ
ースバンド信号の他方の成分信号としたことを特徴とす
る信号波形発生器。 - 【請求項3】 第1の加算器が縦続接続した第1および
第2の差動反転増幅器からなり、第2の加算器が縦続接
続した第3および第4の差動反転増幅器からなり、 前記第1の差動反転増幅器が、第1のオペアンプの反転
入力端子に第1の入力抵抗を介して第1のローパスフィ
ルタの出力端を接続し、前記第1のオペアンプの非反転
入力端子にオフセット調整回路の出力端を接続し、前記
第1のオペアンプの出力端と反転入力端との間に第1の
帰還抵抗を接続した構成を有し、 前記第2の差動反転増幅器が、第2のオペアンプの反転
入力端子に第2の入力抵抗を介して前記第1のオペアン
プの出力端を接続し、前記第2のオペアンプの非反転入
力端子に前記オフセット調整回路の出力端を接続し、前
記第2のオペアンプの出力端と反転入力端との間に第2
の帰還抵抗を接続した構成を有し、 前記第3の差動反転増幅器が、第3のオペアンプの反転
入力端子に第3の入力抵抗を介して第2のローパスフィ
ルタの出力端を接続し、前記第3のオペアンプの非反転
入力端子に前記オフセット調整回路の出力端を接続し、
前記第3のオペアンプの出力端と反転入力端との間に第
3の帰還抵抗を接続した構成を有し、 前記第4の差動反転増幅器が、第4のオペアンプの反転
入力端子に第4の入力抵抗を介して前記第3のオペアン
プの出力端を接続し、前記第4のオペアンプの非反転入
力端子に前記オフセット調整回路の出力端を接続し、前
記第4のオペアンプの出力端と反転入力端との間に第4
の帰還抵抗を接続した構成を有し、 前記第2のオペアンプの出力端からベースバンド信号の
一方の成分信号を取り出し、前記第1のオペアンプの出
力端から前記ベースバンド信号の一方の成分信号の反転
信号を取り出し、前記第4のオペアンプの出力端から前
記ベースバンド信号の他方の成分信号を取り出し、前記
第3のオペアンプの出力端から前記ベースバンド信号の
他方の成分信号の反転信号を取り出すようにした請求項
1記載の信号波形発生器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06931397A JP3313607B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 信号波形発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06931397A JP3313607B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 信号波形発生器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10271176A true JPH10271176A (ja) | 1998-10-09 |
| JP3313607B2 JP3313607B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=13398956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06931397A Expired - Fee Related JP3313607B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 信号波形発生器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3313607B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106411321A (zh) * | 2016-10-10 | 2017-02-15 | 国网安徽省电力公司电力科学研究院 | 一种优化的模拟信号调理电路及其工作方法 |
| CN107666300A (zh) * | 2017-11-03 | 2018-02-06 | 国网江苏省电力公司电力科学研究院 | 基于模数转换器的信号滤波处理比对系统 |
| CN109167659A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-01-08 | 张剑锋 | 一种类洛伦兹8+4型混沌保密通信电路 |
| CN109270380A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-01-25 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 牵引供电系统行波测量电路 |
| CN110109508A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-08-09 | 宁波新策电子科技有限公司 | 指数函数信号发生电路 |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP06931397A patent/JP3313607B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106411321A (zh) * | 2016-10-10 | 2017-02-15 | 国网安徽省电力公司电力科学研究院 | 一种优化的模拟信号调理电路及其工作方法 |
| CN106411321B (zh) * | 2016-10-10 | 2024-02-06 | 国网安徽省电力公司电力科学研究院 | 一种优化的模拟信号调理电路及其工作方法 |
| CN107666300A (zh) * | 2017-11-03 | 2018-02-06 | 国网江苏省电力公司电力科学研究院 | 基于模数转换器的信号滤波处理比对系统 |
| CN107666300B (zh) * | 2017-11-03 | 2023-08-29 | 国网江苏省电力公司电力科学研究院 | 基于模数转换器的信号滤波处理比对系统 |
| CN109270380A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-01-25 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 牵引供电系统行波测量电路 |
| CN109270380B (zh) * | 2018-10-17 | 2023-11-10 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 牵引供电系统行波测量电路 |
| CN109167659A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-01-08 | 张剑锋 | 一种类洛伦兹8+4型混沌保密通信电路 |
| CN110109508A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-08-09 | 宁波新策电子科技有限公司 | 指数函数信号发生电路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3313607B2 (ja) | 2002-08-12 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |