JPH10271251A - フイルムスキャナ及びデジタルプリントシステム - Google Patents

フイルムスキャナ及びデジタルプリントシステム

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JPH10271251A
JPH10271251A JP9072419A JP7241997A JPH10271251A JP H10271251 A JPH10271251 A JP H10271251A JP 9072419 A JP9072419 A JP 9072419A JP 7241997 A JP7241997 A JP 7241997A JP H10271251 A JPH10271251 A JP H10271251A
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Naoto Kaneshiro
金城  直人
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鑑賞に耐える画像品質を確保しつつ、効率の
よいデータ転送を行う。 【解決手段】 写真フイルム47の各コマの画像をフイ
ルムスキャナ11の撮像部49により読みだす。この読
みだした各コマの画像をカラーモニタ12に一覧に表示
する。この一覧表示した画像を観察してプリント対象コ
マを特定する。キーボード55及びマウス56によりプ
リント対象コマに対するプリントサイズ及びプリント枚
数を入力する。プリントサイズに応じて撮像部49の解
像度を変え、プリントサイズに最適な画像データを得
る。この画像データをプリント注文データとともに、プ
リント仕上げ業者13にデータ転送する。プリント仕上
げ業者は、画像データに基づき指定されたプリントサイ
ズで枚数分のプリントを行う。このプリントをユーザー
に返送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フイルムスキャナ
及びデジタルプリントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在の写真プリントシステムでは、撮影
済みフイルムを現像及びプリントするために、DP(同
時プリント)受付店等に持ち込んでDP処理を依頼し、
受付時に指定された受渡し日時以降にプリントを受けと
っている。このDP処理では、撮影した全コマがプリン
ト処理される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本当に欲
しいコマのみならず全コマがプリントされるため、プリ
ント費用がかさむという問題がある。また、焼き増し等
の再注文プリントの場合には、処理の依頼と受取とのた
めに、DP受付店等に2度にわたって出向く必要があ
り、面倒であった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、プリントの発注を容易に行うことができ、しかも
高品質のプリントが得られるようにしたフイルムステキ
ャナ及びデジタルプリントシステムを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のフイルムスキャナは、写真フイルム
に記録されたコマをデジタル画像データとして読み取る
画像読取り手段と、この読み取った画像を表示する画像
表示手段と、表示した画像の観察によりプリント対象コ
マを特定する情報を入力する手段と、特定したプリント
対象コマに対するプリントサイズ及び枚数を指定するプ
リント注文データを入力する手段と、前記デジタル画像
データをプリントサイズに応じた画素数に圧縮して、圧
縮されたデジタル画像データと前記プリント注文データ
とをプリント製作手段に送信するデータ送信手段とを備
えたものである。
【0006】前記画像読取り手段は、画像を表示するた
めの低解像度読取りと、プリントサイズに応じた高解像
度読取りとを行うことが好ましい。前記プリントサイズ
に応じて解像度と画像データ圧縮率とを変更し、この変
更は、プリントサイズが大きくなるにしたがい、解像度
を高くするとともに画像データ圧縮率を低くすることが
好ましい。前記データ送信手段は、先ずプリントサイズ
データをプリント仕上げ業者に送信し、プリント仕上げ
業者はプリントサイズデータに基づき画像読取り手段の
解像度及びデータ送信手段における画像データ圧縮率を
変更する制御データをユーザー側に送ることが好まし
い。
【0007】
【作用】フイルムスキャナに現像済みの写真フイルムカ
ートリッジがセットされる。フイルムスキャナは写真フ
イルムカートリッジから写真フイルムを引き出して、各
コマの画像をデジタル画像データとして読みだす。この
読みだしたデジタル画像データはカラーモニタに例えば
一覧表示される。ユーザーはこの一覧表示を参照して、
プリント対象コマを特定するとともに、プリントサイズ
及びプリント枚数からなるプリント注文データを入力す
る。データ送信部は、プリントサイズに基づき最適な画
素数を決定して、この画素数のデジタル画像データと、
プリント注文データとをプリント製作手段、例えば、プ
リント仕上げ業者のデジタルプリンタに送る。デジタル
プリンタは、プリント注文データで指定されたサイズ及
び枚数で、デジタル画像データに基づきプリントを行
う。
【0008】画像読取り手段は、画像を表示するための
低解像度読取りと、プリントサイズに応じた高解像度読
取りとを行う。また、このような解像度を変えた画像読
取りの他に、高解像度で画像を読み取っておき、画像表
示やプリントサイズに応じて画像データを間引いてもよ
い。また、プリント仕上げ業者への画像データの転送
は、プリントサイズに応じて解像度と画像データ圧縮率
とが変更される。この変更は、プリントサイズが大きく
なるにしたがい、解像度が高くされ、また画像データ圧
縮率が低くされる。このプリントサイズと解像度及び画
像データ圧縮率との関係は、予め決定されており、これ
が記憶されている。このプリントサイズと解像度等との
関係は、フイルムスキャナ側に記憶しておく他に、デジ
タルプリンタ側に記憶してもよい。この場合には、フイ
ルムスキャナ側で先ずプリントサイズをデジタルプリン
タ側に送って、デジタルプリンタ側でこのプリントサイ
ズに最適な解像度と画像データ圧縮率を求め、これをフ
イルムスキャナ側に送るとよい。
【0009】デジタルプリンタは、デジタル画像データ
とプリント注文データとに基づきプリントを作成する。
このプリントは、プリント注文データ中のユーザー識別
データに基づきユーザーが特定される。そして、納品方
法指示データに基づき、郵送や宅配で、プリント発注者
であるユーザーに送られる他に、仕上げ業者やDP受付
店でユーザーに直接渡される。また、プリント注文デー
タの料金支払い指示データに基づき料金清算処理が行わ
れる。例えば、銀行自動引き落とし、銀行振込、クレジ
ットカード、プリペイドカードによる支払いなどが選択
される他に、直接受渡し処理の場合には現金支払いも選
択される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデジタルプリン
トシステムを示す概略図である。ユーザー10側にはフ
イルムスキャナ11及びカラーモニタ12が設けられて
いる。また、プリント仕上げ業者13側には受付用ワー
クステーション14、大容量の記憶装置15、プリンタ
16,17,18及び請求書発行プリンタ19、納品袋
印字プリンタ20が設けられている。ユーザー10のフ
イルムスキャナ11とプリント仕上げ業者13の受付用
ワークステーション14とはモデム21,22及び電話
回線23を介して接続される。これらワークステーショ
ン14,記憶装置15,モデム22とにより、データベ
ース24が構成されている。
【0011】図2に示すように、ユーザー10側のフイ
ルムスキャナ11は、フイルム送り部25,フイルム画
像読出し部26,入力画像メモリ27,処理制御部2
8,磁気記録再生部29,画像処理部30,作業用画像
メモリ31,各種のデータメモリ32,モニタ表示制御
部33,データ通信部34から構成されている。
【0012】フイルム送り部25は、フイルムカートリ
ッジ40が装填されるカートリッジ装填部41と、スプ
ール回動軸42と、ガイドローラ対43と、フイルム送
りローラ対44と、フイルム収納部45とから構成され
ている。カートリッジ装填部41は収納凹部から構成さ
れており、この凹部の開口には蓋部が開閉自在に取り付
けられている。装填部41にフイルムカートリッジ40
がセットされると、そのスプールはスプール回動軸42
に嵌合して回動可能に連結される。スプール回動軸42
は、フイルム送りモータ46により正逆回転され、これ
によりスプールはフイルム送り出し方向又は巻取方向に
回転する。
【0013】フイルムカートリッジ40はフイルム先端
出し機能を備えており、スプールがフイルム送出し方向
に回転されることでフイルム出入り口から写真フイルム
47の先端が送りだされる。フイルム送りローラ対44
はフイルム送りモータ46で回転され、フイルム出入り
口からの写真フイルム47を挟持してこれをカートリッ
ジ40内から引き出す。なお、フイルム送りローラ対4
4によりフイルム送りが行われると、フイルム送りモー
タ46のスプール回動軸42への伝達が断たれるように
なっている。引き出された写真フイルム47は、円筒状
のフイルム収納部45にカールした状態で収納される。
【0014】ガイドローラ対43とフイルム送りローラ
対44との間には、フイルム画像読出し部26と磁気記
録再生部29とが配置されている。フイルム画像読出し
部26は、光源部48と撮像部49とから構成されてい
る。光源部48は、写真フイルムの持つ特性に合わせた
発光特性を有する蛍光管50とリフレクタ51と拡散板
52とから構成されている。
【0015】磁気記録再生部29は、磁気再生ヘッド5
3により写真フイルム47の透明磁気記録層から撮影情
報を読み取り、これを処理制御部28に送る。本実施形
態で用いる撮影情報はコマ番号であり、このコマ番号を
用いて各コマの画像が特定される。必要に応じて、撮影
日時データやタイトルデータも利用され、この場合には
各コマの撮影日時やタイトルが各コマに隣接した位置で
カラーモニタ12に表示される。磁気記録再生部29
は、必要に応じて処理制御部28からのタイトルデータ
等を各コマに対応させた位置の透明磁気記録層に磁気記
録ヘッド54により書き込む。
【0016】撮像部49は、ライン型イメージエリアセ
ンサからなるスキャナから構成されている。この撮像部
49は、フイルム送りに同期して写真フイルム47の各
コマの画像を走査し、入力画像メモリ27に記憶され
る。
【0017】画像処理部30は、作業用画像メモリ31
を用いて、ガンマ補正処理、色補正処理、トリミング処
理、文字データ嵌め込み合成処理、拡大/縮小処理、デ
ータ圧縮処理などを行う。
【0018】処理制御部28はマイクロコンピュータか
ら構成されており、各部をシーケンス制御して、画像読
取りと注文処理とを行う。このため、処理制御部28に
はキーボード55,マウス56,及び各種データ記憶用
のメモリ32が接続されている。キーボード55及びマ
ウス56の操作により、処理制御部28は、画像読取り
表示モード,プリント指定モード,高解像度読取りモー
ド,注文処理モードに切り換えられる。
【0019】画像読取り表示モードでは、処理制御部2
8は、写真フイルム47の送りに同期させて撮像部49
により各コマを撮像し、撮像したデータを入力画像メモ
リ27に書き込む。画像処理部30では一覧表示のため
にインデックス画像を作成する。このインデックス画像
は周知のように各コマをマトリクスに並べて一覧に表示
したものである。
【0020】このインデックス画像の作成時には高解像
度画像データは要求されないため、撮像部49は画素結
合により低解像度化され、この状態で画像読取りが行わ
れる。このようにして読み取られたインデックス画像の
各コマは、作業用画像メモリ31に順次書き込まれるこ
とで、インデックス画像が作成される。作成されたイン
デックス画像はモニタ表示制御部33で読みだされ、カ
ラーモニタ12に表示される。
【0021】プリント指定モードでは、カラーモニタ1
2に表示されたインデックス画像を観察してプリント対
象コマを特定する。この特定は、マウス56によりカラ
ーモニタ12の画面中のカーソルをプリント対象コマの
表示エリアに位置させてマウスの左ボタン(肯定ボタ
ン)をクリックすることで行われる。この他に、各コマ
のコマ番号をキーボードから数値入力してもよい。ま
た、他の入力手段、例えばライトペンやタッチパネルを
用いてもよい。
【0022】本実施形態では、プリントサイズ及びプリ
ント枚数の入力が簡単になるように、通常サイズ及び撮
影枚数「1」がデフォルトで設定されている。したがっ
て、何も指示しない場合には、この通常サイズ及び撮影
枚数「1」が指定される。また、これ以外の迫力ビジョ
ンサイズやパノラマサイズを指定する場合や、複数枚を
指定する場合には、周知の指定方法でこれらの入力が行
われる。入力されたプリント対象コマ番号,プリントサ
イズ,プリント枚数データからなるプリント指示データ
はメモリ32に記憶される。
【0023】プリントサイズ情報は、上記通常サイズ,
迫力ビジョンサイズ,パノラマサイズの他に、ペーパー
サイズも指定することができる。例えば、一般的なEサ
イズやLサイズの他に、キャビネサイズや、A4,A
3,A2,A1等の大サイズの指定が可能である。Eサ
イズ,Lサイズ,キャビネサイズ等は後に説明するよう
にカラー感光材料を用いる銀塩式写真プリンタでプリン
トされ、A4,A3等の大サイズはインクジエットプリ
ンタや感熱プリンタでプリントされる。
【0024】高解像度読取りモードでは、プリント注文
データメモリ32からプリント対象コマのコマ番号と、
プリントサイズとが読みだされる。そして、このプリン
トサイズに基づき画像読取りの際の解像度を設定する。
大きいプリントサイズが指定された場合には、高解像度
モードが指定され、以下プリントサイズが小さくなるに
したがい、解像度が低く設定される。また、通常プリン
トの他に、迫力ビジョンプリント,パノラマプリントの
各サイズが設定される場合には、これら各サイズに合わ
せたエリアから画像が読みだされる。
【0025】注文処理モードでは、上記プリント指示デ
ータ以外のプリント注文データが入力される。これらプ
リント注文データとしては、納期希望日時指示データ
と、納品方法指示データと、料金支払い方法指示データ
と、ユーザー識別データとがある。これら各データは一
度入力されると、それがメモリ32に記憶される。そし
て、次の注文データの入力の際には、この前回注文した
ときのプリント注文データがカラーモニタ12に表示さ
れ、共通データの再度の入力が省略されるようになって
いる。各データの入力が終了すると、処理制御部28は
データ通信部34を制御して各データをプリント仕上げ
業者13のデータベース24に転送する。このデータ転
送は、周知のパソコン通信の手法が用いられ、電話回線
23を介して注文データがデータベース24に送られ
る。
【0026】ユーザー識別データはユーザーを識別する
もので、ユーザーの氏名,住所,郵便番号,電話番号,
ID番号などから構成されている。一度注文を行うこと
により、または注文前にユーザー登録することにより、
ユーザーID番号とパスワードが発行される。したがっ
て、以後の注文は、ユーザーID番号とパスワードとの
入力のみで、ユーザーが識別されることになる。また、
頻度の高い注文種別については、これらをオーダー1,
オーダー2のようにオーダー番号で登録しておくこと
で、一連のプリント注文データの入力を省略することが
できる。
【0027】納期希望日時指示データは、納期希望日時
を指示するものである。納期希望日時は、プリント仕上
げ業者において、予め複数種類の納期日時が設定してあ
り、この中から選択するようになっている。例えば、受
付後12時間以内の納品、受付後24時間以内の納品、
受付後2日以内納品などが選択される。なお、このよう
な選択方式に変えて、希望納期日時を指定する方式とし
てもよい。納品方法指示データは納品方法を指示するも
のであり、郵送,宅配,店頭受取等が選択される。
【0028】料金支払い方法指示データは、料金の支払
い方法を指示するものであり、郵送及び宅配の納品を希
望するときには、クレジットカード支払い,銀行自動引
き落とし,銀行振込,プリペイドカード支払い等が選択
される。また、受取の納品を希望するときには、上記支
払い形態の他に現金払いが選択される。
【0029】プリント仕上げ業者13側の受付用ワーク
ステーション14は、扱うデータ量が多いため、高機能
及び高速なコンピュータからなるシステム構成になって
いる。この受付用ワークステーション14には、周知の
データベースソフトが組み込まれており、ワークステー
ション14と記憶装置15とモデム22とによりデータ
ベース24が構築されている。データベースソフトは、
ユーザー10側のフイルムスキャナ11の注文処理ソフ
トに対応している。受付用ワークステーション14は、
ユーザー10側からプリント注文データを受け付ける
と、受付番号及び納期,料金等をデータ転送する。
【0030】前記デジタルプリンタ16,17,18に
は、ペーパーサイズの異なる感光材料及び記録材料がセ
ットされており、これらプリンタ16〜18は異なるサ
イズのプリントを行う。プリンタ16,17は銀塩方式
カラーデジタルプリンタから構成されており、デジタル
データに基づき銀塩方式カラー感光材料(カラーペーパ
ー)を走査露光して、画像を焼付露光する。カラーペー
パーはポジ・ポジタイプのものが用いられ、ポジ像でカ
ラーペーパーが焼付露光される。
【0031】銀塩方式カラーデジタルプリンタ16は、
図3に示すように、レーザー光による走査露光方式の焼
付露光部60を備えており、画像データに基づき光ビー
ムを変調し、カラーペーパー61の送りに同期させてカ
ラーペーパー61のイエロー,マゼンタ,シアンの各感
光層を走査露光することにより、各画像を焼付露光す
る。この焼付露光済みのカラーペーパー61はペーパー
プロセサ62で現像処理された後に、カットマークに基
づき各コマ毎に切り離され、Lサイズのプリント63が
作成される。また、裏印字器64が設けられており、こ
の裏印字器64は、各画像に対応させたカラーペーパー
61の裏面に受付番号,ユーザーID番号,及びこれら
のバーコードを記録する。他方の銀塩方式カラーデジタ
ルプリンタ17も同じように構成されている。このプリ
ンタ17にはキャビネサイズのものがセットされてお
り、キャビネサイズのプリント65が作成される。
【0032】焼付露光部60には、レーザー光による走
査露光方式の他に、CRTや液晶表示パネル等を用いた
面露光方式又は線露光方式を用いてもよい。また、光ビ
ームを変調する代わりに、マイクロミラー装置を用いて
走査露光してもよい。マイクロミラー装置は、サイズが
極めて小さいミラー(マイクロミラー)をライン又はマ
トリクスに配列し、各マイクロミラーの傾斜角度を制御
して入射光を偏向するものである。
【0033】カラーペーパーとして、ネガ・ポジタイプ
のものを用いる場合には画像データはポジ・ネガ変換さ
れる。このポジ・ネガ変換は、デジタルプリンタ16〜
18の画像処理部で行う他に、ワークステーション14
の画像処理部で行ってもよい。なお、デジタルプリンタ
16〜18の画像処理部は、ガンマ補正やマトリクス補
正を行い、得られたプリントの濃度及び色バランスが最
適になるようにしている。
【0034】また、プリンタ18は周知のインクジェッ
ト方式カラーデジタルプリンタから構成されている。こ
のプリンタ18はユーザー注文データのプリント方式指
示データがインクジェット方式の場合に選択され、A0
〜A4サイズ等の大きなサイズのプリント66を作成す
る。このため、プリンタ18には各種サイズの記録紙が
セットされており、サイズ指定に応じて対応する記録紙
が選択される。このプリンタ18にも裏印字器が設けら
れており、受付番号,ユーザーID番号,及びこれらの
バーコードが記録紙の裏面に記録される。
【0035】図1に示すように、請求書発行プリンタ1
9はワークステーション14のデータに基づき請求書6
7をプリントする。また、納品袋印字プリンタ20は納
品袋68に住所,氏名,郵便番号等を印字する。更に、
プリンタ19,20は、各プリントとの照合のため、受
付番号,ユーザーID番号,及びこれらのバーコードを
記録する。
【0036】次に、図4を参照して本実施形態の作用に
ついて説明する。先ず、ユーザー10はプリント仕上げ
業者リストを入手し、このリストから、最寄りの店,プ
リントフォーマットの種類,料金,納品方法等を考慮し
て最適なプリント仕上げ業者13を選択し、このプリン
ト仕上げ業者13のデータベース24に接続して、ユー
ザー登録を行う。
【0037】このユーザー登録では、受付用ワークステ
ーション14は、ユーザーID番号とパスワードとをユ
ーザー10に対して発行し、以後はこのユーザーID番
号とパスワードとの照合により、プリント注文を受け付
ける。
【0038】次に、ユーザー10は、フイルムカートリ
ッジ40をフイルムスキャナ11にセットして、画像読
取り表示モードを指定する。このモードでは、インデッ
クス画像を作成するために、写真フイルム47の全コマ
が撮像部49により読み取られ、これが画像処理部30
で画像処理された後に、作業用画像メモリ31に順次書
き込まれて、インデックス画像が作成される。作成され
たインデックス画像はモニタ表示制御部33を介してカ
ラーモニタ12に表示される。
【0039】次に、処理制御部28をプリント指定モー
ドに設定して、マウス56によりプリント対象コマを特
定するとともにプリントサイズ及び枚数を入力する。こ
れらプリント指示データはメモリ32に記憶される。
【0040】全てのプリント指示データの入力が終了す
ると、処理制御部28は高解像度読取りモードに設定さ
れる。この高解像度読取りモードでは、メモリ28に記
憶されたプリント指示データに基づきプリント対象コマ
の画像がプリントサイズに対応する解像度で読み取られ
る。すなわち、プリントサイズが大きい場合には画素数
が高くされ、サイズが小さくなるにしたがい画素数が低
くされる。また、通常サイズの他に、迫力ビジョンサイ
ズやパノラマサイズが指定される場合には、これらサイ
ズに対応するエリアから画像が読み取られる。
【0041】読み取られた画像データは画像処理部30
によって画像処理される。画像処理としては、例えばガ
ンマ補正、マトリクス補正、文字イラスト合成、拡大/
縮小、トリミング、画像合成等があり、これらの画像処
理が選択的に実施される。次に画像処理済みの画像デー
タが、例えばJPEG(Joint Photgraphic ExpertsGro
up)圧縮される。データ圧縮率はプリントサイズに応じ
て変えられる。プリントサイズが大きい場合には圧縮率
が低くされ、画質劣化が抑えられる。また、プリントサ
イズが小さくなるほど、画質劣化は目立たなくなるので
圧縮率が高くされる。なお、データ圧縮方式はJPEG
に限定されることなく、他の周知の圧縮方式を用いても
よい。圧縮された画像データはメモリ32に記録され
る。これら各コマの画像データはプリント指示データに
対応して記憶される。
【0042】各プリント対象コマの画像読取りが終了す
ると、処理制御部28は注文処理モードにされ、納期希
望日時指示データと、納品方法指示データと、料金支払
い方法指示データとが入力される。この入力の後に、デ
ータ転送を指示すると、処理制御部28は、データ通信
部34を制御して、プリント注文データをプリント仕上
げ業者13のデータベース24に送る。
【0043】ワークステーション14では、現在の注文
総数及び納期を管理しているので、送られて来たプリン
ト注文データの画像サイズ及びプリント枚数に基づき、
希望納期に間に合うかどうかを他のユーザーの注文数や
プリントの処理能力に応じて演算し、プリント仕上り時
間を特定する。そして、このプリント仕上り時間に納品
処理時間を加算することで、納期を算出する。算出した
納期が希望納期を越える場合には、ワークステーション
14は処理不可能メッセージをユーザー10に送る。こ
の場合には、ユーザー10は希望納期日時の変更か、注
文の中止かを選択する。算出した納期が希望納期内であ
るときには、ワークステーション14は受付番号と納期
と料金とをユーザー10に送る。
【0044】ユーザー10側のフイルムスキャナ11
は、送られてきた受付番号と納期と料金とをカラーモニ
タ12に表示する。ユーザー10はカラーモニタ12を
観察して、この料金,納期でよければ、受付番号と画像
データをプリント仕上げ業者13に送る。また、納期や
料金の問題でプリントの注文を止める場合には、画像デ
ータをデータ転送する必要がないため、この分だけデー
タ転送コストを低くすることができる。
【0045】プリント仕上げ業者13は受付番号と画像
データとを受け取ると、受付番号に基づき、画像データ
とプリント注文データとを対応付けて、記憶装置15に
記憶する。この後、プリント注文データにより指定され
たプリンタにより画像データに基づきプリントする。な
お、納期や料金の確認が不要の場合には、ユーザーはプ
リント注文の際に、プリント注文データと画像データと
を送るようにしてもよい。
【0046】ワークステーション14は、受付した内容
に基づき、納期順に各注文のプリントを行う。このと
き、プリント指示データに基づき用いるプリンタ16〜
18を選択する。そして、指示されたプリントサイズで
指示枚数分のプリントを行う。例えば、通常のLサイズ
プリントが指定された場合には、プリンタ16を用い
て、Lサイズプリント63を作成する。また、キャビネ
サイズプリントが指定された場合にはプリンタ17を用
いてキャビネサイズプリント65を作成する。また、A
3サイズのプリントが指定された場合には、インクジェ
ットプリンタ18を用いて、A3サイズのプリント66
を作成する。
【0047】また、各プリンタ16〜18の裏印字器
は、プリント63,65,66の裏面に受付番号,ユー
ザーID番号及びこれらのバーコードを印刷する。これ
ら受付番号,ユーザーID番号及びバーコードは、後の
納品処理で請求書,納品袋との照合に用いられる。
【0048】プリントと並行して又はプリントの前後
に、請求書及び納品袋のプリント処理が行われる。請求
書発行処理では、ワークステーション14は、請求書発
行プリンタ19により、請求料金の明細と受付番号,ユ
ーザーID番号,及びこれら番号のバーコードとを所定
のフォーマットでプリントして、請求書67を発行す
る。同じように、ワークステーション14は、納品袋印
字プリンタ20により、ユーザーの郵便番号,住所,氏
名,電話番号,納品種別コード等と受付番号,ユーザー
ID番号,及びこれら番号のバーコードとを納品袋68
にプリントする。これら郵便番号や住所氏名等はプリン
ト注文データのユーザーID番号に基づき特定される。
なお、透明窓付きの納品袋を採用する場合には、請求書
に住所氏名等を記入することで、納品袋への宛て名書き
プリントを省略してもよい。納品袋68はプリントサイ
ズに応じて各種用意されており、例えばA0〜A3等の
大サイズプリントの場合には、筒体が用いられる。ま
た、納品袋68への直接印字の他に、ラベルにプリント
してもよく、この場合には、このラベルが納品袋68に
貼られる。
【0049】仕上がったプリント63,65,66と請
求書67と納品袋68とには同一の受付番号及びバーコ
ードが記録されるため、これらを基準にして照合が行わ
れ、袋詰めされた後に納品種別コードにより、郵送,宅
配,受渡し等の処理が選択される。なお、この袋詰めは
受付番号に基づき人手により行われる他に、受付番号バ
ーコードをバーコードリーダーで自動的に読み取って自
動的に袋詰めした後に、各納品種別に応じて仕分けるよ
うにしてもよい。
【0050】プリント料金は、料金支払い方法指示デー
タで指示された方法により清算される。例えば、プリペ
イドカード支払い方法の場合には、プリント仕上げ業者
等でプリペイドカードをユーザーが購入して、このカー
ドID番号をプリント支払い方法指示データとして入力
することで、ワークステーション14はこのプリペイド
カードの料金限度額内までプリントを行うことができ
る。
【0051】なお、上記実施形態では、銀塩式カラーデ
ジタルプリンタ16,17及びインクジェットカラープ
リンタ18を用いたが、この他に、熱現像転写方式のカ
ラープリンタ、カラーサーマルプリンタ、カラーレーザ
ープリンタを用いてもよい。また、当然のことながらモ
ノクロプリントを行う場合にはモノクロプリンタが用い
られる。
【0052】また、プリント注文データとして、インデ
ックスプリント,マルチプリント,シールプリント,文
字合成プリント,更にはモノクロプリント等を指示する
ものを加えてもよい。シールプリントは、剥離紙に貼り
付けられており、剥がして他のものに貼り付けて使用す
るもので、多くはマルチプリントと併用される。
【0053】プリント注文データとして画像補正処理指
示データを加えてもよく、この場合には、プリント仕上
げ業者13のオペレータにより仕上りをシミュレート表
示した画像が観察され、濃度及び色バランスが最適とな
るように、画像補正処理が行われる。この場合には、補
正処理料金が請求料金に加算される。また、画像データ
の他に、透明磁気記録層に記録された撮影情報等の磁気
記録データもプリント仕上げ業者13にデータ転送して
もよい。この場合には、撮影情報中の例えばプリント品
質向上情報(PQI)を用いることで、プリント品質を
向上させることができる。また、写真フイルムに記録さ
れた情報のみでなく、テレビ受像機やビデオ再生機など
からの画像データを本発明のフイルムスキャナを用いて
データ転送してもよく、この場合にもこれら画像をプリ
ントすることができる。
【0054】また、上記実施形態では、インデックス画
像の作成時の読取りは、撮像部49の画素を結合して低
解像度化したが、この他に、撮像部49で高解像度で読
み取り、この高解像度画像データを間引くことで、低解
像度化してもよい。
【0055】また、データ送信手段は、先ずプリントサ
イズデータをプリント仕上げ業者に送信し、プリント仕
上げ業者はプリントサイズデータに基づき画像読取り手
段の解像度及びデータ送信手段における画像データ圧縮
率を最適なものにする組合せを選択し、これら解像度及
び画像データ圧縮率を変更する制御データをユーザー側
に送るようにしてもよい。この場合には、プリントサイ
ズに応じた解像度及びデータ圧縮率をきめ細かく設定す
ることができるので、プリントサイズに合った画像デー
タが得られることになる。なお、解像度と画像データ圧
縮率との組合せを求めたが、この他に、解像度のみ、画
像データ圧縮率のみを求め、これらを単独で変更しても
よい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、画像読取り手段により写真フイルムに記録
されたコマをデジタル画像データとして読み取って、こ
の読み取った画像を画像表示手段により表示し、表示し
た画像の観察によりプリント対象コマを特定し、この特
定したプリント対象コマに対するプリントサイズ及び枚
数を指定し、画像読取り手段からのデジタル画像データ
をプリントサイズに応じた画素数にして、このデジタル
画像データとプリントサイズ及び枚数を指定するプリン
ト注文データとをプリント製作手段に送信したから、撮
影した全コマをプリントする従来方式と異なり、必要な
コマのみをプリントすることができる。しかも、焼き増
しプリント等の場合でも、プリント製作手段が設置され
ている店頭に出向く必要もなく簡単に焼き増しプリント
を行うことができる。
【0057】請求項2記載の発明では、前記画像読取り
手段は、プリントサイズに応じた解像度の設定を行うか
ら、効率のよい画像読取りが可能になる。また、請求項
3記載の発明では、プリントサイズに応じて解像度及び
/又は画像データの圧縮率を変更し、この変更は、プリ
ントサイズが大きくなるにしたがい、解像度を高く又は
画像データの圧縮率を低くしたから、プリントサイズに
最適な画像データとすることができ、鑑賞に耐える画像
品質を確保することができる。しかもデータ転送を効率
良く行うことができる。
【0058】請求項4記載の発明では、データ送信手段
は制御データに基づき前記デジタル画像データを送信
し、前記制御データは、プリント製作手段がプリントサ
イズデータに基づき設定した画像読取り手段の解像度を
変更するもの、及び/又は、データ送信手段における画
像データ圧縮率を変更するものであるとしたから、プリ
ントサイズに応じて解像度及びデータ圧縮率をきめ細か
く設定することができる。
【0059】請求項5記載の発明では、プリント注文デ
ータは、プリント納期の希望日時を指示する納期希望日
時指示データと、プリントの納品方法を指示する納品方
法指示データと、ユーザーを識別するためのユーザー識
別データとを有するから、プリント注文を確実に行うこ
とができる。
【0060】請求項6記載の発明では、プリント注文デ
ータと画像データとをデータ転送するフイルムスキャナ
と、フイルムスキャナのデータ送信手段から送られたデ
ジタル画像データとプリント注文データとに基づきデジ
タル画像データをプリントするデジタルプリンタとから
プリントシステムを構成したから、仕上げ業者は写真フ
イルム等を取り扱う必要がなく画像データとプリント注
文データとに基づきプリントを行うから、プリント処理
を自動化することができる。しかも、店舗受付のように
受付時間が営業時間に限定されることがなく、24時間
受付が可能になる。したがって、プリント処理の自動化
と相まってプリントを効率良く行うことができ、プリン
トの納期を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルプリントシステムを示す概略
図である。
【図2】本発明のフイルムスキャナを示す機能ブロック
図である。
【図3】本発明のデジタルプリントシステムで用いる銀
塩式カラーデジタルプリンタを示す機能ブロック図であ
る。
【図4】本発明のデジタルプリントシステムの処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ユーザー 11 フイルムスキャナ 12 カラーモニタ 13 プリント仕上げ業者 14 ワークステーション 15 記憶装置 16,17 銀塩式カラーデジタルプリンタ 18 インクジェットプリンタ 19 請求書発行プリンタ 20 納品袋印字プリンタ 21,22 モデム 23 電話回線 24 データベース 25 フイルム送り部 26 フイルム画像読出し部 27 入力画像メモリ 28 処理制御部 29 磁気記録再生部 30 画像処理部 40 フイルムカートリッジ 47 写真フイルム 49 撮像部 63,65,66 プリント 67 請求書 68 納品袋

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フイルムに記録されたコマをデジタ
    ル画像データとして読み取る画像読取り手段と、この読
    み取った画像を表示する画像表示手段と、表示した画像
    の観察によりプリント対象コマを特定する情報を入力す
    る手段と、特定したプリント対象コマに対するプリント
    サイズ及び枚数を指定するプリント注文データを入力す
    る手段と、前記デジタル画像データをプリントサイズに
    応じた画素数に圧縮して、圧縮されたデジタル画像デー
    タと前記プリント注文データとをプリント製作手段に送
    信するデータ送信手段とを備えたことを特徴とするフイ
    ルムスキャナ。
  2. 【請求項2】 前記画像読取り手段は、プリントサイズ
    に応じた解像度の設定を行うことを特徴とする請求項1
    記載のフイルムスキャナ。
  3. 【請求項3】 前記プリントサイズに応じて解像度及び
    /又は画像データの圧縮率を変更し、この変更は、プリ
    ントサイズが大きくなるにしたがい、解像度を高く又は
    画像データ圧縮率を低くすることを特徴とする請求項1
    または2記載のフイルムスキャナ。
  4. 【請求項4】 前記データ送信手段は制御データに基づ
    き前記デジタル画像データを送信し、前記制御データ
    は、プリント製作手段がプリントサイズデータに基づき
    設定した画像読取り手段の解像度を変更するもの、及び
    /又は、データ送信手段における画像データ圧縮率を変
    更するものであることを特徴とする請求項1ないし3い
    ずれか1つ記載のフイルムスキャナ。
  5. 【請求項5】 前記プリント注文データは、プリント納
    期の希望日時を指示する納期希望日時指示データと、プ
    リントの納品方法を指示する納品方法指示データと、ユ
    ーザーを識別するためのユーザー識別データとを有する
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか1つ記載の
    フイルムスキャナ。
  6. 【請求項6】 写真フイルムに記録されたコマをデジタ
    ル画像データとして読み取る画像読取り手段と、プリン
    ト対象コマとそのプリントサイズ及び枚数を指定するプ
    リント注文データを入力する手段と、画像読取り手段か
    らのデジタル画像データをプリントサイズに応じた画素
    数にして、このデジタル画像データと前記プリント注文
    データとを送信するデータ送信手段とを備えたフイルム
    スキャナと、 前記データ送信手段から送られたデジタル画像データと
    プリント注文データとに基づき画像をプリントするデジ
    タルプリンタとを有することを特徴とするデジタルプリ
    ントシステム。
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US7603288B2 (en) 2002-09-24 2009-10-13 Fujifilm Corporation Photo laboratory management system

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