JPH10271292A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH10271292A
JPH10271292A JP9071821A JP7182197A JPH10271292A JP H10271292 A JPH10271292 A JP H10271292A JP 9071821 A JP9071821 A JP 9071821A JP 7182197 A JP7182197 A JP 7182197A JP H10271292 A JPH10271292 A JP H10271292A
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JP
Japan
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magnification
image
line cycle
switching
switched
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JP9071821A
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English (en)
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Takamoto Nabeshima
孝元 鍋島
Hiroshi Murakami
比呂志 村上
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/045,862 priority patent/US6175660B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャン速度を固定したまま変倍しても、等
倍時と比較して画質の劣化しない画像読取装置を提供す
る。 【解決手段】 スキャン速度を固定し、変倍率に応じて
ライン周期を切替える。また、LOG CCD1110
を使用することにより、蓄積時間の変化により生じるセ
ンサ出力のレベルシフトを、画像データを平行シフトす
ることにより補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像読取装置に
関するものであり、特に、読取画像の変倍が可能な画像
読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読取装置においては、読取画
像を変倍する種々の方法が提案されている。
【0003】たとえば、特開平7−273979号公報
には、スキャン速度を変更することにより読取画像を変
倍する方法が開示されている。また、特開平6−134
451号公報には、等倍で読取データを補完することに
より擬似的に画像を変倍する方法が開示されている。さ
らに、読取ライン周期を切替え、蓄積時間の変化による
センサ出力の変化を回路ゲインで補正することにより、
読取画像を変倍する方法も一般的に知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の読取画像変倍方法のうち、たとえばスキャン速
度を変更する方法の場合には、スキャン速度を切替える
ためのスキャン精度の向上によるコストアップ、複雑な
制御が必要であるという問題があった。また、等倍で読
取データを補完することにより擬似的に画像を変倍する
方法の場合には、画像処理によるデータ補完のために擬
似的な変倍となり、画質の劣化が生じるという問題があ
った。さらに、読取ライン周期を切替え、蓄積時間の変
化によるセンサ出力の変化を回路ゲインで補正する方法
の場合には、蓄積時間の減少によるセンサ出力の低下を
回路ゲインで補正するため、画質が劣化するという問題
があった。
【0005】この発明の目的は、上述の問題点を解決
し、スキャン速度を固定し、電気変倍を行なっても画質
の劣化しない画像読取装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による画像読取
装置は、原稿からの反射光を対数変換出力する光電変換
部または光電変換後に対数変換する信号処理部と、対数
変換されたアナログ信号をデジタル信号に変換するAD
変換部と、主走査方向の読取ライン周期の切替手段と、
画像読取倍率設定手段と、を有する画像読取装置におい
て、設定された倍率に応じて読取ライン周期を切替える
ことにより、副走査方向の読取倍率を変更し、ライン周
期切替時に切替えられたライン周期にて白レベルデータ
および黒レベルデータを抽出し、抽出された白レベルデ
ータおよび黒レベルデータに基づいて、読取られた画像
信号を補正することを特徴としている。
【0007】この発明によれば、設定された変倍率に応
じて読取ライン周期を切替え、センサ蓄積時間の減少に
より生じる出力信号の変化を、画像信号を平行移動する
ことにより補正する。そのため、スキャン速度を固定に
し、電気変倍を行なっても画質の劣化しない読取画像が
得られる。
【0008】好ましくは、画像信号の平行移動量は、設
定された倍率に応じて設定されるとよい。
【0009】また、好ましくは、設定された倍率に応じ
てライン周期を切替える場合に、設定された倍率がセン
サの読取限界を超えるときは、スキャン速度を切替える
ことを特徴とするとよい。設定倍率がセンサの読取限界
を超えるときにスキャン速度を切替えることにより、よ
り広範囲に倍率設定をすることが可能になる。
【0010】さらに、好ましくは、設定された倍率に応
じてスキャン速度を切替える場合に、設定された倍率が
スキャン速度の限界を超えるときは、ライン周期を切替
えることを特徴とするとよい。設定倍率がスキャン速度
の限界を超えるときにライン周期を切替えることによ
り、より広範囲に倍率設定をすることが可能になる。
【0011】また、好ましくは、高解像度モード時に、
ライン周期を速くすることにより、副走査方向の読取解
像度を向上させることを特徴とするとよい。ライン周期
の切替えで副走査方向の解像度を向上させるため、スキ
ャンむら等の影響を受けずに簡単に高解像度化を図るこ
とができる。
【0012】さらに、好ましくは、ライン周期の切替え
に応じて、画素クロックを切替えることを特徴とすると
よい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
従って説明する。
【0014】図1は、本発明による画像読取装置を用い
たデジタルコピー機の一例の構成を示す図である。
【0015】図1を参照して、このデジタルコピー機
は、上部の画像読取装置110と下部の画像記録装置1
20とから構成され、さらに、画像読取装置110は、
手置き原稿読取装置116と原稿流し取り装置117と
から構成されている。
【0016】画像読取装置110では、縮小光学系を用
いて、光源111から原稿に光を当て、ミラー112と
レンズ113を介して原稿面からの反射光をライン上の
CCD114上に結像させ、光電変換されたアナログ電
気信号を得る。CCDの解像度は、400dpi、最大
原稿サイズはA3(1ライン約5000DOT)であ
る。
【0017】このアナログ電気信号は、画像処理ユニッ
ト115の中でデジタルデータに変換された後、変倍や
画質補正等の画像処理が行なわれ、デジタルデータとし
て画像読取装置110から出力される。
【0018】原稿の走査は、ライン上のCCD114の
走査方向を主走査方向、これと直角をなす方向を副走査
方向と定義すれば、手置き原稿の場合には、主走査方向
をCCD114の走査で行ない、副走査方向をミラーの
水平方向移動で行なう。一方、原稿流し取りの場合に
は、主走査方向をCCD114の走査で行ない、副走査
方向を原稿の搬送で行なう。したがって、画像信号は、
主走査1ラインごとに順次転送される。
【0019】画像記録装置120では、画像読取装置1
10から出力されたデジタル画像データをレーザダイオ
ード駆動ユニット121でアナログ電気信号に変換し、
さらにレーザ発光源122で光に変換し、ポリゴンミラ
ー123を介して感光体ドラム124に結像させる。感
光体ドラム124上の画像は、画素単位でレーザ発光源
122に入力する電流を制御することによって、光量を
制御してトナー付着量を制御し、電子写真方式によって
400dpi、256階調の画像に再現される。
【0020】図2は、一般的なモードの切替機能を持っ
たコピー機の一例の動作を示すフローチャートである。
【0021】図2を参照して、まず、原稿を原稿台にセ
ットし(S210)、倍率を設定し(S220)、続い
て、コピー枚数を設定する(S230)。なお、用紙設
定、原稿濃度等のその他の条件は、コピー機が自動的に
設定するものとし、必要であればマニュアルにて設定す
る。
【0022】設定が終われば、コピースタートキーを押
し(S240)、コピーを開始する(S250)。する
と、原稿走査系がスタートし(S260)、走査しなが
ら画像データを読取り(S270)、読取った画像デー
タを画像処理回路にて画像処理する(S280)。そし
て、得られた画像処理データを画像出力装置に送り、プ
リント出力する(S290)。
【0023】図3は、このコピー機の全体制御ブロック
図である。図3を参照して、パネル制御部320は、パ
ネル321の制御、すなわち後述のパネル表示およびキ
ー入力時のI/Fを行なう。
【0024】IR走査制御部330は、パネル部コピー
キーが押されたことを検知して、スキャンモータ331
を制御し、スキャン動作を開始させる。続いて、原稿を
スキャンしながら画像処理制御部340の指示により画
像を読取り、画像処理回路341にて所定の画像処理を
施す。画像処理されたデータは、I/F部350を介し
て外部機器に出力されるか、もしくは、メモリ部361
に記憶される。このときの制御は、メモリ制御部360
にて行なわれる。
【0025】一旦メモリに格納された画像データは、エ
ンジン部371に送られ、プリンタ制御部370の指示
に従ってプリントされる。
【0026】なお、これら一連の制御は、全体制御部3
10により制御される。図4は、このコピー機におい
て、原稿モードを設定するためのパネル画面を示す図で
ある。
【0027】図4を参照して、コピーをとる場合、ま
ず、原稿台に原稿をセットし、パネル上の原稿濃度設定
キー401、倍率設定キー402、原稿サイズ設定キー
403等を用いて、原稿濃度、倍率、原稿サイズをそれ
ぞれ設定し、原稿の種類に応じて、写真原稿と文字原稿
の原稿モードを切替える。原稿モードの切替えは、パネ
ルの原稿モード切替キー404を押してパネル画面を切
替えた後、以下のようにして行なう。
【0028】図5は、原稿モードに切替えられたパネル
画面を示す図である。図5を参照して、パネル画面が原
稿モードに切替わったところで、原稿の種類により、
「写真」選択キー406、「文字」選択キー407、
「高解像度」選択キー409のいずれかを選び、原稿モ
ードを設定した後に、「初期画面」キー408を押す
と、図4に示す初期画面に戻る。そして、図示しない1
0キーにより、コピー枚数を設定した後、コピースター
トキー405を押すことにより、コピーがスタートす
る。
【0029】なお、図5に示す原稿モードで、高解像度
モードを選択した場合は、読取ライン周期を切替え、ラ
イン周期を短くすることにより、副走査方向の読取解像
度を高くする。このとき、プリンタ側も、高解像度に対
応できれば高解像度で出力し、できない場合にはI/F
を介して外部機器に出力する場合のみこのモードを許可
する。
【0030】図6は、このコピー機において、操作パネ
ルの倍率設定表示画面を示す図である。
【0031】定型サイズ選択キー560は、設定する倍
率が予め用意されており、定型サイズの用紙を変倍する
場合にはこのキーを押すことにより用紙の倍率設定が可
能となる。
【0032】オート倍率選択キー540は、オート倍率
設定モードを選択する場合に用いられる。すなわち、こ
のキーが押されると、原稿サイズと出力用紙サイズから
自動的に倍率設定が行われる。
【0033】等倍設定キー530は、どのような倍率に
設定されている場合でも、このキーを押すと等倍に設定
される。
【0034】任意倍率設定キー520は、以上の設定キ
ーでは設定できない倍率に設定する場合に、このキーを
押し、図示しない10キーにより入力する。
【0035】以上説明した倍率設定は、いずれも設定倍
率表示部550に表示される。そして、この倍率設定画
面が必要なければ、初期画面キー510を押下すること
により、図4に示す初期画面に戻る。
【0036】図7は、図2に示すメインルーチン中のサ
ブルーチンの1つである倍率設定に関する第1の動作を
示すフローチャートである。
【0037】図7を参照して、原稿がセットされた後、
倍率設定キー402が押されたか否かが判別される(S
610)。倍率設定キー402が押されたら、操作パネ
ルの表示画面を切替える(S620)。一方、倍率設定
キー402が押されていない場合には、操作パネルの倍
率設定キー402が押されるのを待機する。
【0038】そして、図6に示す画面に切替わったら、
任意倍率設定キー520、等倍設定キー530、オート
倍率選択キー540、定型サイズ選択キー560のいず
れかの倍率設定キー、または初期画面キー510が押さ
れるのを待つ(S630)。
【0039】倍率設定キーにより倍率が設定された場合
には、その設定値がセンサの読取限界以上か読取可能か
が判別される(S640)。
【0040】センサ読取限界以上であれば、スキャン速
度制御に切替えた後(S650)、初期画面に切替える
(S670)。一方、センサ読取可能であれば、そのま
まCCDの読取ライン周期を制御し(S660)、初期
画面に切替える(S670)。
【0041】次に、パネル表示の初期画面キー510が
押されたら、初期画面に切替えてリターンする(S68
0)。
【0042】なお、ライン周期制御を行なう場合は、1
ライン周期内に全画素を転送できるように、画素クロッ
クも併せて制御する。
【0043】図8は、図2に示すメインルーチン中のサ
ブルーチンの1つである倍率設定に関する第2の動作を
示すフローチャートである。
【0044】図8を参照して、原稿がセットされた後、
倍率設定キー402が押されたか否かが判別される。
(S710)。倍率設定キー402が押されたら、操作
パネルの表示画面を切替える(S720)。一方、倍率
設定キー402が押されていない場合には、操作パネル
の倍率設定キー402が押されるのを待機する。
【0045】そして、図6に示す画面に切替わったら、
任意倍率設定キー520、等倍設定キー530、オート
倍率選択キー540、定型サイズ選択キー560のいず
れかの倍率設定キー、または初期画面キー510が押さ
れるのを待つ(S730)。
【0046】倍率設定キーにより倍率が設定された場合
には、その設定値が、スキャン速度の駆動限界以上か駆
動可能かが判別される(S740)。
【0047】スキャン速度の駆動限界以上であれば、C
CDの読取ライン周期制御に切替え(S760)、初期
画面に切替える(S770)。一方、スキャン駆動可能
であれば、そのままスキャン速度の制御を行ない(S7
50)、初期画面に切替える(S770)。
【0048】次に、パネル表示の初期画面キー510が
押されたら、初期画面に切替えてリターンする(S78
0)。
【0049】なお、ライン周期制御を行なう場合は、1
ライン周期内に全画素を転送できるように、画素クロッ
クも併せて制御する。
【0050】図9は、図2に示すメインルーチン中のサ
ブルーチンの1つである画像データ読取時の動作シーケ
ンスを示すフローチャートである。
【0051】図9を参照して、まず、ホーム位置から走
査系がスタートした後、ステッピングモータのパルス数
あるいはエンコーダパルス数等をカウントして、シェー
ディングパターン位置に達したことを検知し(S81
0)、シェーディングデータを読取る(S820)。そ
の後、引続き原稿画像を読取る(S830)。
【0052】図10は、コピー機においてモノクロセン
サを用いた場合の従来例の回路ブロック図である。
【0053】図10を参照して、原稿からの反射光は、
CCD910に入射し、入射光量に応じた電圧に光電変
換され出力される。そして、アナログ処理回路920に
て所定の処理が施され、GCA回路930にて出力ダイ
ナミックレンジが調整された後、AD変換器940に入
力され、デジタルデータに変換される。このとき、後述
の画像処理等の計算時に、計算上の丸め込み誤差の影響
を軽減するため、予め必要以上の分解能でAD変換して
おく。
【0054】デジタルデータに変換された画像データ
は、光源の配光むらやCCD画素間の感度ばらつきを補
正するため、シェーディング補正回路950にて補正さ
れる。補正用のデータとしては、予めシェーディングパ
ターンを読込んだときのデータが、ラインRAM951
に格納されている。
【0055】シェーディング補正された画像データは、
画像処理回路960にて、エッジ強調やMTF(モジュ
レータトランスファファンクション)補正等の所定の画
像処理が施される。画像処理された画像データは、電気
変倍される場合には、拡大・縮小補完回路970にて補
完される。最終的に処理された画像データは、I/F部
980を介して、後述の回路ブロックへと出力される。
【0056】なお、各処理回路のタイミングの制御は、
タイミング制御部990にて制御され、また、データの
設定および処理の切替等は、CPU992にて制御され
る。
【0057】図11は、図10に示すモノクロセンサを
用いてCCDのライン周期を切替えた場合の、従来例の
倍率変化時の画像データの変化を示す図である。図11
において、横軸は原稿反射率を示し、縦軸はA/D出力
を示し、読取倍率を1、2および4倍に設定したときの
様子をそれぞれ表わしている。
【0058】図11を参照して、この図は、ゲイン補正
しない状態での画像データの変化を示しており、高倍率
になるに従ってライン周期が短くなり、CCD受光量が
減少するため画像出力が減少していくことがわかる。
【0059】図12は、図11に示す画像データの処理
を説明するための図である。図12を参照して、この図
では、画像データをゲイン増幅して最終出力を等倍に合
せた場合の状態を示している。この場合、見かけ上の画
像データからは、等倍の場合と同レベルの出力が得られ
ているように見えるが、ゲイン増幅したときに画像ノイ
ズも一緒に増幅しているため、結果的に画像ノイズが大
きくなり、S/N比を低下させている。
【0060】ここで、図10に示す回路ブロック図にお
いて、CCDライン周期を切替えずに拡大・縮小補完を
行なう場合には、画像処理ブロックにて処理される画像
データは、等倍の場合と同等のデータである。しかしな
がら、拡大補完するときに、画素と画素の間の擬似的な
情報を周辺画素データから平均その他の方法で作り出す
ため、実際のデータとは違いが生じ誤差となる。
【0061】図13は、本発明による画像読取装置の一
例の画像処理回路ブロック図である。
【0062】図13を参照して、原稿からの反射光は、
LOG CCD(対数圧縮出力イメージセンサ)111
0に入射し、光電変換された後、対数信号に変換されて
出力される。
【0063】LOG CCD1110から出力されたア
ナログ信号は、アナログ処理回路1120にて所定の処
理が施され、AD変換器1130にてデジタル信号に変
換される。このとき、LOG CCD1110の特性
上、光源の絶対光量や画素ごとにセンサ感度にばらつき
があったとしても、原稿濃度に対するダイナミックレン
ジは一定のまま、全体が平行シフトするようなアナログ
信号を出力する。したがって、予め光量その他の変動要
素を考慮して、必要以上のダイナミックレンジにAD変
換するように設定しておく。
【0064】次に、画像読取前に、たとえば白または黒
の予め既知の反射率のシェーディング板を読取り、その
データをラインRAM1141に記憶しておく。
【0065】画像を読取ったときのAD変換された画像
信号は、シェーディング補正回路1140にて、ライン
RAM1141に格納されているシェーディングデータ
を引算することより補正される。
【0066】シェーディング補正された画像データは、
画像処理回路1150にて、エッジ強調やMTF補正等
の所定の画像処理が施される。
【0067】最終的に処理された画像データは、I/F
部1160を介して、後述の回路ブロックへと出力され
る。
【0068】なお、各処理回路のタイミング制御は、タ
イミング制御部1170にて制御され、また、データの
設定および処理の切替等は、CPU1180にて制御さ
れる。CCDのライン周期の切替えは、CPU1180
からの指示により、タイミング制御部1170により行
なわれる。また、倍率変換されたときのライン周期の切
替や、それに応じた画素クロックの切替えも、タイミン
グ制御部1170にて制御される。
【0069】図14は、LOG CCDの特性を示す図
である。図14において、横軸はCCD受光量を示し、
縦軸はCCD出力を示している。
【0070】LOG CCDは、その名のとおり受光し
た光を光電変換した後、対数圧縮してから出力するもの
である。したがって、本実施の形態では、LOG CC
Dを用いた例を示しているが、通常のリニア出力CCD
の出力段に、LOG Amp.(ログアンプ)をつけて
対数変換しても、同様の効果が得られる。ただし、この
場合、リニア出力CCDの出力飽和電圧に気をつけなけ
ればならないが、簡易的に同等の効果を得ることができ
る。
【0071】出力特性は、ある光量に対して光量が何倍
になったか、すなわち光量変化率に比例して出力され
る。したがって、入力絶対光量によらず、たとえば光量
変化量(たとえば100倍)が同じであれば、出力電圧
の変化量は一定となる。
【0072】したがって、図14に示すように、読取倍
率を「0.1」、「1」、「10」にそれぞれ設定し、
それに合せてライン周期をそれぞれ、1/10、10倍
に設定すると、CCD受光量の絶対値は同様に、1/1
0、10倍に変化するが、その変化量(ダイナミックレ
ンジ)は一定である。
【0073】しかし、グラフ中央部の出力変化がリニア
な部分については以上のことが言えるが、グラフに曲が
りが生じている両端の部分については、LOG CCD
の読取限界であり、これ以上光量が多いか、もしくは少
ない場合には、読取エラーが生じる。
【0074】したがって、この限界値以上にライン周期
を切替えての倍率切替は無意味である。
【0075】図15は、本発明により、倍率に応じてC
CDライン周期を切替えた場合の画像データの様子を示
す図であり、倍率が小さくCCDライン周期が長い場合
の1ラインの画像データを表わしている。図15におい
て、横軸は1ラインのCCD画素を示し、縦軸はA/D
出力を示している。
【0076】図15を参照して、この場合には、ライン
周期が長いため、蓄積時間が長く、CCD出力が大きな
値となっている。なお、グラフは、光源の配光の影響に
より上に凸な形になっているが、光源の配光が変化する
とこの画像データ出力の形状も当然変化する。
【0077】一方、図16は、本発明により、倍率に応
じてCCDライン周期を切替えた場合の画像データの様
子を示す図であり、倍率が大きくCCDライン周期が短
い場合の1ラインの画像データを表わしている。
【0078】図16を参照して、この場合には、ライン
周期が短いため、蓄積時間が短く、CCD出力が小さな
値となっている。しかしながら、前述のLOG CCD
の特性上、絶対光量が変化しても、黒レベル〜白レベル
までの出力ダイナミックレンジは変化せず、ただ全体に
平行シフトしただけである。
【0079】図17は、以上説明した図15および図1
6に示す画像データの様子を、横軸にCCD受光量、縦
軸にA/D出力をとって表わした図である。
【0080】図17を参照して、図15および図16と
同様、設定倍率が小さくCCDライン周期の長い場合に
は、CCD出力は大きくなり、一方、設定倍率が大きく
CCDライン周期の短い場合には、CCD出力は小さく
なることがわかる。ただし、黒レベル〜白レベルまでの
出力ダイナミックレンジは変化せず、ただ全体に平行シ
フトしただけである。
【0081】以上のことから、本発明によれば、倍率変
化をCCDのライン周期を切替えて対応しても、CCD
出力をゲイン増幅する必要がないため、不必要にノイズ
成分を増幅することがないことがわかる。
【0082】図18〜図23は、図13に示したLOG
CCDを用いた場合の本発明の画像データ処理の流れ
を示す図である。図18〜図23において、横軸はCC
D画素を示し、縦軸はA/D出力を示し、CCD1ライ
ン分のデータの白レベルと黒レベルを表わしたものであ
る。
【0083】実際の画像データは、この白レベルと黒レ
ベルの間の「出力変化」の範囲で読取原稿からの反射光
に応じた出力が出る。
【0084】図18〜図20は、ライン周期が長く倍率
設定の小さい場合、図21〜図23は、ライン周期が短
く倍率設定の大きい場合の画像データ処理の様子を示し
ている。
【0085】図18は、ライン周期が長く倍率設定の小
さい場合に読取可能な原稿濃度と白レベルと黒レベルを
読取ったときのA/D出力を示す図である。
【0086】図18を参照して、A/D出力を示すグラ
フは、光源の配光により、両端が少し下がった、上に凸
な形状となっている。これは、光源の配光が変化すれ
ば、それに合せて変化する。したがって、AD変換器
は、原稿濃度とこれらの変動要素が加味されたダイナミ
ックレンジに設定され、かつ、原稿濃度が必要な分解能
でAD変換されるようなbit数に設定されている。こ
こでは、仮に10bitに設定されているものとする。
【0087】図19は、シェーディング補正板を読取っ
たときのデータを示す図であり、このデータは予めライ
ンRAMに記憶されている。ここでは、説明を容易にす
るため、シェーディング補正板の濃度は「黒レベル」と
するが、必要に応じて所定の濃度に設定してもよい。
【0088】図20は、補正後のデータを示す図であ
る。図20を参照して、画像データからシェーディング
補正データを引算することにより、各画素の黒レベルが
すべて「0」に補正され、「0〜255」のデータに補
正される。
【0089】一方、図21は、ライン周期が短く倍率設
定の大きい場合に読取可能な原稿濃度の白レベルと黒レ
ベルを読取ったときのA/D出力を示す図である。
【0090】図21を参照して、A/D出力を示すグラ
フは、図18と同様に、光源の配光により、両端が少し
下がった、上に凸な形状となっている。これは、光源の
配光が変化すればそれに合せて変化する。したがって、
AD変換器は、原稿濃度とこれらの変動要素が加味され
たダイナミックレンジに設定され、かつ、原稿濃度が必
要な分解能でAD変換されるようなbit数に設定され
ている。ここでは、仮に10bitに設定されているも
のとする。
【0091】図22は、シェーディング補正後の補正板
を読取ったときのデータを示す図であり、このデータは
予めラインRAMに記憶されている。ここでは、説明を
容易にするため、シェーディング補正板の濃度は「黒レ
ベル」とするが、必要に応じて所定の濃度に設定しても
よい。
【0092】図23は、補正後のデータを示す図であ
る。図23を参照して、画像データからシェーディング
補正データを引算することにより、各画素の黒レベルが
すべて「0」に補正され、「0〜255」のデータに補
正される。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スキャン速度を固定にし、電気変倍を行なっても画質の
劣化しない読取画像を得ることができる画像読取装置が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像読取装置を用いたデジタルコ
ピー機の一例の構成を示す図である。
【図2】一般的なモード切替機能を持ったコピー機の一
例の動作を示すフローチャートである。
【図3】コピー機の全体制御ブロック図である。
【図4】コピー機において原稿モードを設定するための
パネル画面を示す図である。
【図5】原稿モードに切替えられたパネル画面を示す図
である。
【図6】コピー機において操作パネルの倍率設定表示画
面を示す図である。
【図7】図2に示すメインルーチン中のサブルーチンの
1つである倍率設定に関する第1の動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】図2に示すメインルーチン中のサブルーチンの
1つである倍率設定に関する第2の動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】図2に示すメインルーチン中のサブルーチンの
1つである画像データ読取時の動作シーケンスを表わす
フローチャートである。
【図10】コピー機においてモノクロセンサを用いた場
合の従来例の回路ブロック図である。
【図11】図10に示すモノクロセンサを用いてCCD
のライン周期を切替えた場合の従来例の倍率変化時の画
像データの変化を示す図である。
【図12】図11に示す画像データの処理を説明するた
めの図である。
【図13】本発明による画像読取装置の一例の画像処理
回路ブロック図である。
【図14】LOG CCDの特性を示す図である。
【図15】本発明による画像読取装置においてライン周
期切替時の読取特性を説明するための図である。
【図16】本発明による画像読取装置においてライン周
期切替時の読取特性を説明するための図である。
【図17】本発明による画像読取装置においてライン周
期切替時の読取特性を説明するための図である。
【図18】本発明による画像読取装置においてライン周
期切替時の画像補正を説明するための図である。
【図19】本発明による画像読取装置においてライン周
期切替時の画像補正を説明するための図である。
【図20】本発明による画像読取装置においてライン周
期切替時の画像補正を説明するための図である。
【図21】本発明による画像読取装置においてライン周
期切替時の画像補正を説明するための図である。
【図22】本発明による画像読取装置においてライン周
期切替時の画像補正を説明するための図である。
【図23】本発明による画像読取装置においてライン周
期切替時の画像補正を説明するための図である。
【符号の説明】
1110 LOG CCD 1120 アナログ処理回路 1130 AD変換器 1140 シェーディング補正回路 1150 画像処理回路 1170 タイミング制御部(ライン周期切替) 1180 CPU なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿からの反射光を対数変換出力する光
    電変換部または光電変換後に対数変換する信号処理部
    と、 前記対数変換されたアナログ信号をデジタル信号に変換
    するAD変換部と、 主走査方向の読取ライン周期の切替手段と、 画像読取倍率設定手段と、を有する画像読取装置におい
    て、 設定された倍率に応じて読取ライン周期を切替えること
    により、副走査方向の読取倍率を変更し、ライン周期切
    替時に切替えられたライン周期にて白レベルデータおよ
    び黒レベルデータを抽出し、抽出された前記白レベルデ
    ータおよび黒レベルデータに基づいて、読取られた画像
    信号を補正することを特徴とする、画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記画像信号の平行移動量は、設定され
    た倍率に応じて設定されることを特徴とする、請求項1
    記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記設定された倍率に応じてライン周期
    を切替える場合に、前記設定された倍率がセンサの読取
    限界を超えるときはスキャン速度を切替えることを特徴
    とする、請求項1記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記設定された倍率に応じてスキャン速
    度を切替える場合に、前記設定された倍率がスキャン速
    度の限界を超えるときはライン周期を切替えることを特
    徴とする、請求項1記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 高解像度モード時に、前記ライン周期を
    速くすることにより、前記副走査方向の読取解像度を向
    上させることを特徴とする、請求項1記載の画像読取装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ライン周期の切替えに応じて、画素
    クロックを切替えることを特徴とする、請求項1記載の
    画像読取装置。
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