JPH10271821A - スイッチング電源装置 - Google Patents
スイッチング電源装置Info
- Publication number
- JPH10271821A JPH10271821A JP9093114A JP9311497A JPH10271821A JP H10271821 A JPH10271821 A JP H10271821A JP 9093114 A JP9093114 A JP 9093114A JP 9311497 A JP9311497 A JP 9311497A JP H10271821 A JPH10271821 A JP H10271821A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- energy
- power supply
- switching
- pulsating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rectifiers (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エネルギー蓄積手段によるエネルギーの供給
開始時の前後において電力変換手段に供給される電圧の
変化幅を極力低減することが可能なスイッチング電源を
提供することを主目的とする。 【解決手段】 脈流をスイッチングすることにより交流
および直流のいずれかに変換する電力変換手段3と、脈
流に基づいてエネルギーを蓄積すると共にその蓄積エネ
ルギーを電力変換手段3に供給可能なエネルギー蓄積手
段4と、エネルギー蓄積手段4によるエネルギーの蓄積
および供給を制御するためのスイッチ手段5と、脈流の
瞬時電圧が所定の基準電圧よりも低下したときにエネル
ギー蓄積手段4が蓄積エネルギーの供給を開始するよう
にスイッチ手段5を制御する制御手段6とを備えている
スイッチング電源装置1であって、制御手段6は、脈流
のピーク電圧に応じて基準電圧の電圧値を可変する。
開始時の前後において電力変換手段に供給される電圧の
変化幅を極力低減することが可能なスイッチング電源を
提供することを主目的とする。 【解決手段】 脈流をスイッチングすることにより交流
および直流のいずれかに変換する電力変換手段3と、脈
流に基づいてエネルギーを蓄積すると共にその蓄積エネ
ルギーを電力変換手段3に供給可能なエネルギー蓄積手
段4と、エネルギー蓄積手段4によるエネルギーの蓄積
および供給を制御するためのスイッチ手段5と、脈流の
瞬時電圧が所定の基準電圧よりも低下したときにエネル
ギー蓄積手段4が蓄積エネルギーの供給を開始するよう
にスイッチ手段5を制御する制御手段6とを備えている
スイッチング電源装置1であって、制御手段6は、脈流
のピーク電圧に応じて基準電圧の電圧値を可変する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流を整流して生
成した脈流をスイッチングすることにより交流および直
流のいずれかに変換する電力変換手段を備えているスイ
ッチング電源装置に関し、詳しくは、脈流に基づいて蓄
積されたエネルギー蓄積手段の蓄積エネルギーを脈流の
瞬時電圧が所定の基準電圧よりも低下したときに電力変
換手段に供給可能に構成したスイッチング電源装置に関
するものである。
成した脈流をスイッチングすることにより交流および直
流のいずれかに変換する電力変換手段を備えているスイ
ッチング電源装置に関し、詳しくは、脈流に基づいて蓄
積されたエネルギー蓄積手段の蓄積エネルギーを脈流の
瞬時電圧が所定の基準電圧よりも低下したときに電力変
換手段に供給可能に構成したスイッチング電源装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スイッチング電源装置における入
力力率(つまり、実効電力/(実効電流×実効電圧))
の改善を図るために種々の方式が採用されており、出願
人は、図7に示すスイッチング電源装置を既に提案して
いる(特願平8−32614号)。
力力率(つまり、実効電力/(実効電流×実効電圧))
の改善を図るために種々の方式が採用されており、出願
人は、図7に示すスイッチング電源装置を既に提案して
いる(特願平8−32614号)。
【0003】同図に示すスイッチング電源装置51(以
下、「電源装置51」ともいう)は、いわゆるフライバ
ックコンバータ形電源装置を構成している。この電源装
置51では、外部の交流電源71から交流が入力される
と、ダイオードブリッジ52およびダイオード53,5
4が、交流を全波整流することによって、図5(a)に
示すようなピーク電圧が電圧Vp である脈流VPCをそれ
ぞれ生成する。一方、FET55は、脈流VPCを抵抗5
6,57によって抵抗分割した電圧値が動作保証最低電
圧である基準電圧Vr よりも高いときに作動し、抵抗5
8を介してドレイン電流を流し込む。
下、「電源装置51」ともいう)は、いわゆるフライバ
ックコンバータ形電源装置を構成している。この電源装
置51では、外部の交流電源71から交流が入力される
と、ダイオードブリッジ52およびダイオード53,5
4が、交流を全波整流することによって、図5(a)に
示すようなピーク電圧が電圧Vp である脈流VPCをそれ
ぞれ生成する。一方、FET55は、脈流VPCを抵抗5
6,57によって抵抗分割した電圧値が動作保証最低電
圧である基準電圧Vr よりも高いときに作動し、抵抗5
8を介してドレイン電流を流し込む。
【0004】FET55が作動している状態、つまり脈
流VPCの瞬時電圧が基準電圧Vr よりも高い状態では、
トランジスタ59が作動することによってFET60の
ソースとゲートとが同電位となり、これによりFET6
0がオフ状態になる。この状態では、FET60は、内
部の寄生ダイオードの存在によって、ソースからドレイ
ンに向かって順方向電流が流れるダイオードを等価的に
構成している。このため、FET60は、脈流VPCによ
ってコンデンサ61を脈流VPCのピーク電圧VP まで充
電させると共に放電を阻止する。この結果、コンデンサ
61の端子間電圧Vcは、図5(b)に示すように、一
旦脈流VPCのピーク電圧VP まで保持される。一方、ス
イッチング回路62は、例えば、50KHzでスイッチ
ングしてトランス63の一次側巻線63aに脈流VPCを
印加させる。これにより、二次側巻線63b側では、ダ
イオード64およびコンデンサ65が、スイッチング回
路62のスイッチングがオフのときに二次巻線63bか
ら出力される電流を整流することにより直流を生成す
る。この場合、スイッチング回路62は、スイッチング
のデューティ比を制御することにより、直流を所定電圧
に安定化する。これにより、安定化された直流が負荷R
L に供給される。
流VPCの瞬時電圧が基準電圧Vr よりも高い状態では、
トランジスタ59が作動することによってFET60の
ソースとゲートとが同電位となり、これによりFET6
0がオフ状態になる。この状態では、FET60は、内
部の寄生ダイオードの存在によって、ソースからドレイ
ンに向かって順方向電流が流れるダイオードを等価的に
構成している。このため、FET60は、脈流VPCによ
ってコンデンサ61を脈流VPCのピーク電圧VP まで充
電させると共に放電を阻止する。この結果、コンデンサ
61の端子間電圧Vcは、図5(b)に示すように、一
旦脈流VPCのピーク電圧VP まで保持される。一方、ス
イッチング回路62は、例えば、50KHzでスイッチ
ングしてトランス63の一次側巻線63aに脈流VPCを
印加させる。これにより、二次側巻線63b側では、ダ
イオード64およびコンデンサ65が、スイッチング回
路62のスイッチングがオフのときに二次巻線63bか
ら出力される電流を整流することにより直流を生成す
る。この場合、スイッチング回路62は、スイッチング
のデューティ比を制御することにより、直流を所定電圧
に安定化する。これにより、安定化された直流が負荷R
L に供給される。
【0005】また、スイッチング回路62のスイッチン
グがオフのときには、トランス63に蓄積されているエ
ネルギーが、一次巻線63aからダイオード66のアノ
ード側に出力され、ダイオード66によって整流されて
制御用電源となる。
グがオフのときには、トランス63に蓄積されているエ
ネルギーが、一次巻線63aからダイオード66のアノ
ード側に出力され、ダイオード66によって整流されて
制御用電源となる。
【0006】FET55が作動停止している状態、つま
り脈流VPCの瞬時電圧が基準電圧Vr よりも低下してい
るときは、FET55およびトランジスタ59が作動を
停止することによって、抵抗68を介してFET60の
ゲートに制御用電源が印加され、FET60が作動す
る。この状態では、FET60は、ソースとドレイン間
が導通状態になるため、コンデンサ61に蓄積されてい
るエネルギーを、スイッチング回路62のスイッチング
に応じてトランス63の一次巻線63aに供給する。こ
の結果、一次巻線63aに供給される電圧VT は、図5
(c)に示すように、基準電圧Vr から脈流VPCのピー
ク電圧VP までの間を変動する電圧波形となる。
り脈流VPCの瞬時電圧が基準電圧Vr よりも低下してい
るときは、FET55およびトランジスタ59が作動を
停止することによって、抵抗68を介してFET60の
ゲートに制御用電源が印加され、FET60が作動す
る。この状態では、FET60は、ソースとドレイン間
が導通状態になるため、コンデンサ61に蓄積されてい
るエネルギーを、スイッチング回路62のスイッチング
に応じてトランス63の一次巻線63aに供給する。こ
の結果、一次巻線63aに供給される電圧VT は、図5
(c)に示すように、基準電圧Vr から脈流VPCのピー
ク電圧VP までの間を変動する電圧波形となる。
【0007】このように、この電源装置51では、脈流
VPCの瞬時電圧が基準電圧Vr よりも高いときには、ダ
イオードブリッジ52から出力される脈流VPCをトラン
ス63の一次巻線63aに供給すると共にコンデンサ6
1を充電させ、脈流VPCの瞬時電圧が基準電圧Vr より
も低下したときには、コンデンサ61の蓄積エネルギー
を一次巻線63aに供給する結果、入力された交流の1
周期に亘って所定電圧に安定化した直流電力を負荷RL
に供給することができる。また、電源装置51では、一
次巻線63aに電流が流れる期間をできるだけ長くする
ことにより、コンデンサインプット形整流回路方式など
と比較して入力力率を向上させることができるようにな
っている。
VPCの瞬時電圧が基準電圧Vr よりも高いときには、ダ
イオードブリッジ52から出力される脈流VPCをトラン
ス63の一次巻線63aに供給すると共にコンデンサ6
1を充電させ、脈流VPCの瞬時電圧が基準電圧Vr より
も低下したときには、コンデンサ61の蓄積エネルギー
を一次巻線63aに供給する結果、入力された交流の1
周期に亘って所定電圧に安定化した直流電力を負荷RL
に供給することができる。また、電源装置51では、一
次巻線63aに電流が流れる期間をできるだけ長くする
ことにより、コンデンサインプット形整流回路方式など
と比較して入力力率を向上させることができるようにな
っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この出願人
の提案した電源装置51には、以下の改善すべき点があ
る。第1に、図6に示すように、この電源装置51で
は、コンデンサ61が、脈流VPCのピーク電圧VP1まで
充電される結果、一次巻線63aに供給される電圧は、
コンデンサ61によるエネルギー供給開始時T1 の前後
において、ピーク電圧VP1と基準電圧Vr との電圧差Δ
V1 分だけ急峻に変化する。したがって、交流電源71
から出力される交流の実効電圧が上昇することによって
脈流VPCのピーク電圧が電圧VP2まで上昇したときに
は、コンデンサ61が、ピーク電圧VP2まで充電される
結果、一次巻線63aに供給される電圧は、コンデンサ
61によるエネルギー供給開始時T2 ,T3 の前後にお
いて、ピーク電圧VP2と基準電圧Vr との電圧差ΔV2
分だけそれぞれ急峻に変化する。この結果、エネルギー
供給開始時T2 ,T3 において、スイッチング回路62
の応答が、急変する電圧に追従することができないこと
がある。このため、この電源装置51には、負荷RLに
出力される直流電圧のオーバーシュートが大きくなって
しまい、これを低減すべきであるという改善点がある。
この場合、オーバーシュートを低減するには、コンデン
サ65を大容量タイプのコンデンサにするか、コンデン
サ65の正電極と負荷RLの間に大時定数のフィルタを
配設すればよいが、電源装置51が大型化すると共に装
置コストが上昇してしまうという他の改善点が生じてし
まう。
の提案した電源装置51には、以下の改善すべき点があ
る。第1に、図6に示すように、この電源装置51で
は、コンデンサ61が、脈流VPCのピーク電圧VP1まで
充電される結果、一次巻線63aに供給される電圧は、
コンデンサ61によるエネルギー供給開始時T1 の前後
において、ピーク電圧VP1と基準電圧Vr との電圧差Δ
V1 分だけ急峻に変化する。したがって、交流電源71
から出力される交流の実効電圧が上昇することによって
脈流VPCのピーク電圧が電圧VP2まで上昇したときに
は、コンデンサ61が、ピーク電圧VP2まで充電される
結果、一次巻線63aに供給される電圧は、コンデンサ
61によるエネルギー供給開始時T2 ,T3 の前後にお
いて、ピーク電圧VP2と基準電圧Vr との電圧差ΔV2
分だけそれぞれ急峻に変化する。この結果、エネルギー
供給開始時T2 ,T3 において、スイッチング回路62
の応答が、急変する電圧に追従することができないこと
がある。このため、この電源装置51には、負荷RLに
出力される直流電圧のオーバーシュートが大きくなって
しまい、これを低減すべきであるという改善点がある。
この場合、オーバーシュートを低減するには、コンデン
サ65を大容量タイプのコンデンサにするか、コンデン
サ65の正電極と負荷RLの間に大時定数のフィルタを
配設すればよいが、電源装置51が大型化すると共に装
置コストが上昇してしまうという他の改善点が生じてし
まう。
【0009】第2に、エネルギー供給開始時T2 ,T3
のそれぞれの直前では、脈流VPCの瞬時電圧がピーク電
圧VP2よりもかなり低下しているため、スイッチング回
路62によるスイッチングのオン期間のデューティー比
が大きくなっている。したがって、コンデンサ61から
ピーク電圧VP2とほぼ等しい高電圧の直流が出力される
と、トランス63が瞬間的に磁気飽和を起こすことがあ
る。この場合、かかる状態が長時間継続すれば、スイッ
チング回路62内のスイッチング素子が破壊するおそれ
があり、トランス63の磁気飽和を防止すべきであると
いう改善点がある。
のそれぞれの直前では、脈流VPCの瞬時電圧がピーク電
圧VP2よりもかなり低下しているため、スイッチング回
路62によるスイッチングのオン期間のデューティー比
が大きくなっている。したがって、コンデンサ61から
ピーク電圧VP2とほぼ等しい高電圧の直流が出力される
と、トランス63が瞬間的に磁気飽和を起こすことがあ
る。この場合、かかる状態が長時間継続すれば、スイッ
チング回路62内のスイッチング素子が破壊するおそれ
があり、トランス63の磁気飽和を防止すべきであると
いう改善点がある。
【0010】本発明は、かかる改善点を解決すべくなさ
れたものであり、エネルギー蓄積手段によるエネルギー
の供給開始時の前後において電力変換手段に供給される
電圧の変化幅を極力低減することが可能なスイッチング
電源を提供することを主目的とする。
れたものであり、エネルギー蓄積手段によるエネルギー
の供給開始時の前後において電力変換手段に供給される
電圧の変化幅を極力低減することが可能なスイッチング
電源を提供することを主目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載のスイッチング電源装置は、脈流をスイッチ
ングすることにより交流および直流のいずれかに変換す
る電力変換手段と、脈流に基づいてエネルギーを蓄積す
ると共にその蓄積エネルギーを電力変換手段に供給可能
なエネルギー蓄積手段と、エネルギー蓄積手段によるエ
ネルギーの蓄積および供給を制御するためのスイッチ手
段と、脈流の瞬時電圧が所定の基準電圧よりも低下した
ときにエネルギー蓄積手段が蓄積エネルギーの供給を開
始するようにスイッチ手段を制御する制御手段とを備え
ているスイッチング電源装置であって、制御手段は、脈
流のピーク電圧に応じて基準電圧の電圧値を可変するこ
とを特徴とする。
求項1記載のスイッチング電源装置は、脈流をスイッチ
ングすることにより交流および直流のいずれかに変換す
る電力変換手段と、脈流に基づいてエネルギーを蓄積す
ると共にその蓄積エネルギーを電力変換手段に供給可能
なエネルギー蓄積手段と、エネルギー蓄積手段によるエ
ネルギーの蓄積および供給を制御するためのスイッチ手
段と、脈流の瞬時電圧が所定の基準電圧よりも低下した
ときにエネルギー蓄積手段が蓄積エネルギーの供給を開
始するようにスイッチ手段を制御する制御手段とを備え
ているスイッチング電源装置であって、制御手段は、脈
流のピーク電圧に応じて基準電圧の電圧値を可変するこ
とを特徴とする。
【0012】このスイッチング電源装置では、例えばエ
ネルギー蓄積手段としてコンデンサを用いた場合、コン
デンサは、脈流のピーク電圧まで充電させられてエネル
ギーを蓄積すると共に、予め設定された基準電圧よりも
脈流の瞬時電圧が低下したときに、制御手段の制御下
で、電力変換手段に対する蓄積エネルギーの供給を開始
する。かかる状況下においては、エネルギー供給開始時
の前後における電力伝達手段に供給される電圧は、基準
電圧から脈流のピーク電圧までの変化幅で変化する。一
方、脈流のピーク電圧が上昇したときには、制御手段
が、例えば、脈流のピーク電圧に比例させて基準電圧の
電圧値を高く設定する。かかる場合、コンデンサによる
エネルギー供給開始時の前後における電力伝達手段に供
給される電圧は、基準電圧から脈流のピーク電圧までの
変化幅で変化するが、基準電圧を固定させている場合と
比較し、脈流のピーク電圧の上昇に応じて高く設定した
電圧分だけ変化幅が少なくなる。この場合、基準電圧の
電圧値を上昇させると、コンデンサによるエネルギー供
給時間は長時間化する。しかし、コンデンサの充電電圧
も脈流のピーク電圧の上昇に応じて高電圧になる結果、
コンデンサのエネルギー蓄積量(C×V2 /2)も増大
するため、蓄積エネルギーが不足することはない。
ネルギー蓄積手段としてコンデンサを用いた場合、コン
デンサは、脈流のピーク電圧まで充電させられてエネル
ギーを蓄積すると共に、予め設定された基準電圧よりも
脈流の瞬時電圧が低下したときに、制御手段の制御下
で、電力変換手段に対する蓄積エネルギーの供給を開始
する。かかる状況下においては、エネルギー供給開始時
の前後における電力伝達手段に供給される電圧は、基準
電圧から脈流のピーク電圧までの変化幅で変化する。一
方、脈流のピーク電圧が上昇したときには、制御手段
が、例えば、脈流のピーク電圧に比例させて基準電圧の
電圧値を高く設定する。かかる場合、コンデンサによる
エネルギー供給開始時の前後における電力伝達手段に供
給される電圧は、基準電圧から脈流のピーク電圧までの
変化幅で変化するが、基準電圧を固定させている場合と
比較し、脈流のピーク電圧の上昇に応じて高く設定した
電圧分だけ変化幅が少なくなる。この場合、基準電圧の
電圧値を上昇させると、コンデンサによるエネルギー供
給時間は長時間化する。しかし、コンデンサの充電電圧
も脈流のピーク電圧の上昇に応じて高電圧になる結果、
コンデンサのエネルギー蓄積量(C×V2 /2)も増大
するため、蓄積エネルギーが不足することはない。
【0013】請求項2記載のスイッチング電源装置は、
請求項1記載のスイッチング電源装置において、制御手
段は、脈流のピーク電圧と基準電圧との電圧差が一定に
なるように基準電圧の電圧値を可変することを特徴とす
る。
請求項1記載のスイッチング電源装置において、制御手
段は、脈流のピーク電圧と基準電圧との電圧差が一定に
なるように基準電圧の電圧値を可変することを特徴とす
る。
【0014】制御手段による基準電圧の可変方法は、基
準電圧の電圧値を脈流のピーク電圧に比例させたりする
など種々の方法を採用することができる。一方、このス
イッチング電源装置では、脈流のピーク電圧と基準電圧
の電圧差が一定になるように可変する。つまり、脈流の
ピーク電圧(脈流に基づいてエネルギーを蓄積するエネ
ルギー蓄積手段におけるピーク電圧とほぼ等しい)と、
脈流の瞬時電圧との間に一定の電圧差が生じたときに、
エネルギー蓄積手段によるエネルギーの供給が開始され
る。この構成によれば、エネルギー蓄積手段のピーク電
圧に対して脈流のピーク電圧が一定の電圧差分低下した
ときにエネルギーの供給を開始させればよいため、煩雑
な演算処理などを伴わず、かつ、極めて高速で、しかも
容易にスイッチ手段を制御することが可能となる。
準電圧の電圧値を脈流のピーク電圧に比例させたりする
など種々の方法を採用することができる。一方、このス
イッチング電源装置では、脈流のピーク電圧と基準電圧
の電圧差が一定になるように可変する。つまり、脈流の
ピーク電圧(脈流に基づいてエネルギーを蓄積するエネ
ルギー蓄積手段におけるピーク電圧とほぼ等しい)と、
脈流の瞬時電圧との間に一定の電圧差が生じたときに、
エネルギー蓄積手段によるエネルギーの供給が開始され
る。この構成によれば、エネルギー蓄積手段のピーク電
圧に対して脈流のピーク電圧が一定の電圧差分低下した
ときにエネルギーの供給を開始させればよいため、煩雑
な演算処理などを伴わず、かつ、極めて高速で、しかも
容易にスイッチ手段を制御することが可能となる。
【0015】請求項3記載のスイッチング電源装置は、
請求項1または2記載のスイッチング電源装置におい
て、スイッチ手段は、エネルギー蓄積手段に対して、非
導通時に内部の寄生ダイオードを介して脈流を供給する
ことによりエネルギーを蓄積させると共に導通時に蓄積
エネルギーを電力変換手段に供給させる電界効果トラン
ジスタで構成され、制御手段は、脈流の瞬時電圧が基準
電圧よりも低下したときから基準電圧よりも所定電圧分
上昇したときまで電界効果トランジスタを導通状態に制
御することを特徴とする。
請求項1または2記載のスイッチング電源装置におい
て、スイッチ手段は、エネルギー蓄積手段に対して、非
導通時に内部の寄生ダイオードを介して脈流を供給する
ことによりエネルギーを蓄積させると共に導通時に蓄積
エネルギーを電力変換手段に供給させる電界効果トラン
ジスタで構成され、制御手段は、脈流の瞬時電圧が基準
電圧よりも低下したときから基準電圧よりも所定電圧分
上昇したときまで電界効果トランジスタを導通状態に制
御することを特徴とする。
【0016】このスイッチング電源装置では、エネルギ
ー蓄積手段は、電界効果トランジスタの寄生ダイオード
(または、外部に取り付けた別体のダイオードでもよ
い)を介して供給される脈流に基づいてエネルギーを蓄
積している。一方、エネルギー供給期間においては、制
御手段は、脈流の瞬時電圧が基準電圧よりも低下したと
きから基準電圧よりも所定電圧分上昇したときまで電界
効果トランジスタを導通状態に制御する。この場合、電
界効果トランジスタのオン抵抗は、寄生ダイオードのオ
ン抵抗よりも一般的に低抵抗である。したがって、エネ
ルギー蓄積手段が脈流によってエネルギーを蓄積する期
間において、制御手段が電界効果トランジスタを導通状
態に制御することにより電界効果トランジスタの抵抗値
が低下する結果、充電時における電力損失を低減するこ
とが可能となる。
ー蓄積手段は、電界効果トランジスタの寄生ダイオード
(または、外部に取り付けた別体のダイオードでもよ
い)を介して供給される脈流に基づいてエネルギーを蓄
積している。一方、エネルギー供給期間においては、制
御手段は、脈流の瞬時電圧が基準電圧よりも低下したと
きから基準電圧よりも所定電圧分上昇したときまで電界
効果トランジスタを導通状態に制御する。この場合、電
界効果トランジスタのオン抵抗は、寄生ダイオードのオ
ン抵抗よりも一般的に低抵抗である。したがって、エネ
ルギー蓄積手段が脈流によってエネルギーを蓄積する期
間において、制御手段が電界効果トランジスタを導通状
態に制御することにより電界効果トランジスタの抵抗値
が低下する結果、充電時における電力損失を低減するこ
とが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係るスイッチング電源装置の好適な実施の形態につ
いて説明する。
明に係るスイッチング電源装置の好適な実施の形態につ
いて説明する。
【0018】最初に、本発明に係るスイッチング電源装
置の動作原理について、図1を参照して説明する。同図
に示すように、スイッチング電源装置1(以下、「電源
装置1」ともいう)は、整流手段2、電力変換手段3、
エネルギー蓄積手段4、スイッチ手段5、および制御手
段6を備えている。なお、以下、同図におけるエネルギ
ー蓄積手段4としてコンデンサを用いた例について説明
する。
置の動作原理について、図1を参照して説明する。同図
に示すように、スイッチング電源装置1(以下、「電源
装置1」ともいう)は、整流手段2、電力変換手段3、
エネルギー蓄積手段4、スイッチ手段5、および制御手
段6を備えている。なお、以下、同図におけるエネルギ
ー蓄積手段4としてコンデンサを用いた例について説明
する。
【0019】最初に、設計段階で予め規定した最低電圧
の交流が電源装置1に入力される場合について説明す
る。この電源装置1では、ダイオードブリッジなどで構
成した整流手段2が交流を全波整流することにより、図
2の左側に示すピーク電圧が電圧VP11 の脈流VPCを生
成する。この場合、脈流VPCの瞬時電圧が、予め設計段
階で規定した動作保証最低電圧である基準電圧Vr1を超
えているときには、制御手段6は、スイッチ手段5に対
し、脈流VPCをエネルギー蓄積手段4に供給させると共
にエネルギー蓄積手段4からの蓄積エネルギーの放出を
阻止させる。これにより、エネルギー蓄積手段4は、脈
流VPCのピーク電圧VP11 まで充電される。次いで、制
御手段6は、脈流VPCの瞬時電圧がピーク電圧VP11 に
対して電圧差ΔV11まで低下したとき、つまり基準電圧
Vr1まで低下したときに、スイッチ手段5を制御するこ
とにより、エネルギー蓄積手段4に対して蓄積エネルギ
ーを電力変換手段3に供給させる。この結果、電力変換
手段3には、同図に示す電圧波形W1の電圧が供給され
る。
の交流が電源装置1に入力される場合について説明す
る。この電源装置1では、ダイオードブリッジなどで構
成した整流手段2が交流を全波整流することにより、図
2の左側に示すピーク電圧が電圧VP11 の脈流VPCを生
成する。この場合、脈流VPCの瞬時電圧が、予め設計段
階で規定した動作保証最低電圧である基準電圧Vr1を超
えているときには、制御手段6は、スイッチ手段5に対
し、脈流VPCをエネルギー蓄積手段4に供給させると共
にエネルギー蓄積手段4からの蓄積エネルギーの放出を
阻止させる。これにより、エネルギー蓄積手段4は、脈
流VPCのピーク電圧VP11 まで充電される。次いで、制
御手段6は、脈流VPCの瞬時電圧がピーク電圧VP11 に
対して電圧差ΔV11まで低下したとき、つまり基準電圧
Vr1まで低下したときに、スイッチ手段5を制御するこ
とにより、エネルギー蓄積手段4に対して蓄積エネルギ
ーを電力変換手段3に供給させる。この結果、電力変換
手段3には、同図に示す電圧波形W1の電圧が供給され
る。
【0020】一方、交流の実効値が上昇した場合、整流
手段2によって整流された脈流VPCのピーク電圧も交流
の実効値に応じて電圧VP12 まで上昇する。この場合に
も、制御手段6は、脈流VPCの瞬時電圧が基準電圧Vr1
を超えているときには、スイッチ手段5に対し、脈流V
PCをエネルギー蓄積手段4に供給させると共にエネルギ
ー蓄積手段4からの蓄積エネルギーの放出を阻止させ
る。これにより、エネルギー蓄積手段4は、脈流VPCの
ピーク電圧VP12 まで充電される。次いで、脈流VPCの
瞬時電圧が、ピーク電圧VP12 に対して例えば電圧差Δ
V11と同一値、またはピーク電圧VP12 の上昇に比例し
て大きくなるような値の電圧差ΔV12まで低下したとき
に(この場合には、所定の基準電圧Vr2に低下したとき
に)、制御手段6は、スイッチ手段5を制御することに
より、エネルギー蓄積手段4に対し蓄積エネルギーを電
力変換手段3に供給させる。この結果、電力変換手段3
には、同図に示す電圧波形W2の電圧が供給される。以
上のように、電圧波形W1,W2の電圧が供給される結
果、電力変換手段3は、入力した電圧をスイッチングす
ることにより、所定電圧に安定化した直流を電力出力と
して出力する。
手段2によって整流された脈流VPCのピーク電圧も交流
の実効値に応じて電圧VP12 まで上昇する。この場合に
も、制御手段6は、脈流VPCの瞬時電圧が基準電圧Vr1
を超えているときには、スイッチ手段5に対し、脈流V
PCをエネルギー蓄積手段4に供給させると共にエネルギ
ー蓄積手段4からの蓄積エネルギーの放出を阻止させ
る。これにより、エネルギー蓄積手段4は、脈流VPCの
ピーク電圧VP12 まで充電される。次いで、脈流VPCの
瞬時電圧が、ピーク電圧VP12 に対して例えば電圧差Δ
V11と同一値、またはピーク電圧VP12 の上昇に比例し
て大きくなるような値の電圧差ΔV12まで低下したとき
に(この場合には、所定の基準電圧Vr2に低下したとき
に)、制御手段6は、スイッチ手段5を制御することに
より、エネルギー蓄積手段4に対し蓄積エネルギーを電
力変換手段3に供給させる。この結果、電力変換手段3
には、同図に示す電圧波形W2の電圧が供給される。以
上のように、電圧波形W1,W2の電圧が供給される結
果、電力変換手段3は、入力した電圧をスイッチングす
ることにより、所定電圧に安定化した直流を電力出力と
して出力する。
【0021】このように、電源装置1によれば、脈流V
PCのピーク電圧が上昇すれば、その上昇に応じてエネル
ギー蓄積手段4の充電電圧が高くなる。このため、脈流
VPCのピーク電圧が上昇したとしても、エネルギー蓄積
手段4によるエネルギー供給開始時T11,T12の前後に
おける電圧変化幅を低電圧に抑えることができる。
PCのピーク電圧が上昇すれば、その上昇に応じてエネル
ギー蓄積手段4の充電電圧が高くなる。このため、脈流
VPCのピーク電圧が上昇したとしても、エネルギー蓄積
手段4によるエネルギー供給開始時T11,T12の前後に
おける電圧変化幅を低電圧に抑えることができる。
【0022】この場合、エネルギー蓄積手段4としての
コンデンサによるエネルギー供給開始時T11,T12か
ら、エネルギー供給停止時までのエネルギー供給時間
が、脈流VPCのピーク電圧が低いときと比較して長時間
化する結果、エネルギー蓄積手段4が供給するエネルギ
ー量は大きくなる。したがって、一見するとコンデンサ
の蓄積エネルギーが不足するかのようにも思われるが、
実際には、エネルギー不足になることはない。これは、
コンデンサに蓄積されるエネルギー量は、コンデンサの
端子間電圧の2乗に比例して大きくなるため、脈流VPC
のピーク電圧が上昇すると、それに伴って蓄積エネルギ
ーも増大するためである。
コンデンサによるエネルギー供給開始時T11,T12か
ら、エネルギー供給停止時までのエネルギー供給時間
が、脈流VPCのピーク電圧が低いときと比較して長時間
化する結果、エネルギー蓄積手段4が供給するエネルギ
ー量は大きくなる。したがって、一見するとコンデンサ
の蓄積エネルギーが不足するかのようにも思われるが、
実際には、エネルギー不足になることはない。これは、
コンデンサに蓄積されるエネルギー量は、コンデンサの
端子間電圧の2乗に比例して大きくなるため、脈流VPC
のピーク電圧が上昇すると、それに伴って蓄積エネルギ
ーも増大するためである。
【0023】具体的に、図3を参照して、エネルギー蓄
積手段4によるエネルギー供給開始時における、コンデ
ンサの充電電圧と、その時における脈流VPCの瞬時電圧
との電圧差ΔVを常に一定に制御する例について、数値
を示して説明する。
積手段4によるエネルギー供給開始時における、コンデ
ンサの充電電圧と、その時における脈流VPCの瞬時電圧
との電圧差ΔVを常に一定に制御する例について、数値
を示して説明する。
【0024】まず、電源装置1の交流最低入力電圧、交
流周波数、電力変換手段3の動作保証最低電圧である基
準電圧Vr 、および電力変換手段3に供給する電力を、
それぞれ、AC90V、50Hz、60V、および20
Wとする。最初に、エネルギー蓄積手段4によるエネル
ギーの供給時間Tを下記の式に従って求める。 20.5 ×90×sin(T/2)=60・・・・・・ したがって、供給時間Tは、下記の式で表される。 T=56°×20(ms/360°) =3.11ms・・・・・・・・・・・・・・・・ なお、このときの電圧差ΔVは、値67.26Vとな
る。
流周波数、電力変換手段3の動作保証最低電圧である基
準電圧Vr 、および電力変換手段3に供給する電力を、
それぞれ、AC90V、50Hz、60V、および20
Wとする。最初に、エネルギー蓄積手段4によるエネル
ギーの供給時間Tを下記の式に従って求める。 20.5 ×90×sin(T/2)=60・・・・・・ したがって、供給時間Tは、下記の式で表される。 T=56°×20(ms/360°) =3.11ms・・・・・・・・・・・・・・・・ なお、このときの電圧差ΔVは、値67.26Vとな
る。
【0025】ここで、エネルギー蓄積手段4としてのコ
ンデンサが、蓄積エネルギーを供給時間Tにおいて継続
して供給できるためには、下記の式が成立し、この
式によってコンデンサの容量Cが求められる。 (1/2)×C×(127.26)2 −(1/2)×C×602 =20×3.11×10-3・・・・・・・・・・・ よって、容量Cは、9.88μFとなる。
ンデンサが、蓄積エネルギーを供給時間Tにおいて継続
して供給できるためには、下記の式が成立し、この
式によってコンデンサの容量Cが求められる。 (1/2)×C×(127.26)2 −(1/2)×C×602 =20×3.11×10-3・・・・・・・・・・・ よって、容量Cは、9.88μFとなる。
【0026】次に、交流の実効値がAC100に上昇し
たときにおいてコンデンサが供給可能なエネルギーE1
は、下記の式によって求められる。 E1=(1/2)×9.88×10-6×(20.5 ×100)2 − (1/2)×9.88×10-6×602 =81.016×10-3 (ジュール) 一方、同図の右側に示すように、エネルギー蓄積手段4
によるエネルギー供給開始時から、その脈流VPCの次の
周期の立ち下がりまでの時間T21は、下記の式で表され
る。 T21=(20ms/360°)×sin-1(141.4
−67.26)/141.4 =(20ms/360°)×31.62° =1.76ms また、その脈流VPVの次の1周期の立ち上がりから、電
力変換手段3の動作保証最低電圧までの時間T22は、下
記の式で表される。 T22=(20ms/360°)×sin-1(60V/1
41.4V) =(20ms/360°)×25.1° =1.395ms
たときにおいてコンデンサが供給可能なエネルギーE1
は、下記の式によって求められる。 E1=(1/2)×9.88×10-6×(20.5 ×100)2 − (1/2)×9.88×10-6×602 =81.016×10-3 (ジュール) 一方、同図の右側に示すように、エネルギー蓄積手段4
によるエネルギー供給開始時から、その脈流VPCの次の
周期の立ち下がりまでの時間T21は、下記の式で表され
る。 T21=(20ms/360°)×sin-1(141.4
−67.26)/141.4 =(20ms/360°)×31.62° =1.76ms また、その脈流VPVの次の1周期の立ち上がりから、電
力変換手段3の動作保証最低電圧までの時間T22は、下
記の式で表される。 T22=(20ms/360°)×sin-1(60V/1
41.4V) =(20ms/360°)×25.1° =1.395ms
【0027】したがって、電力変換手段3に供給するの
に必要とされるエネルギーE2は、下記の式で表され
る。 E2=20×(T21+T22) =20×(1.76+1.395)×10-3 =63.1×10-3(ジュール) この結果、エネルギーE2(63.1×10-3ジュー
ル)よりも、供給可能エネルギーE1(81.016×
10-3ジュール)の方が大きいため、コンデンサは、電
力変換手段3に対し、エネルギーを十分に供給すること
ができる。なお、同じようにして、交流のピーク電圧が
上昇すればする程、必要エネルギーに対する供給可能エ
ネルギーに余裕が生じるのは明らかである。
に必要とされるエネルギーE2は、下記の式で表され
る。 E2=20×(T21+T22) =20×(1.76+1.395)×10-3 =63.1×10-3(ジュール) この結果、エネルギーE2(63.1×10-3ジュー
ル)よりも、供給可能エネルギーE1(81.016×
10-3ジュール)の方が大きいため、コンデンサは、電
力変換手段3に対し、エネルギーを十分に供給すること
ができる。なお、同じようにして、交流のピーク電圧が
上昇すればする程、必要エネルギーに対する供給可能エ
ネルギーに余裕が生じるのは明らかである。
【0028】次に、電源装置1の具体的な回路構成につ
いて、図4を参照して説明する。
いて、図4を参照して説明する。
【0029】同図は、図1における電源装置1の具体的
な回路図を示している。ここで、図1における整流手段
2には、図4に示すダイオードブリッジ11が相当す
る。また、電力変換手段3には、スイッチング用のトラ
ンス12、スイッチング用素子としてのFET13、ス
イッチングを制御する制御回路14、並びにトランス1
2の二次巻線12b側のダイオード15およびコンデン
サ16が相当する。また、エネルギー蓄積手段4には、
コンデンサ17が相当し、スイッチ手段5には、FET
18が相当する。さらに、制御手段6には、FET2
1、トランジスタ22、ダイオード23〜26、定電圧
ダイオード(ツェナーダイオード)27、抵抗28〜3
2およびコンデンサ33,34が相当する。以下、図2
における電圧波形W2を参照して全体的な動作について
説明する。
な回路図を示している。ここで、図1における整流手段
2には、図4に示すダイオードブリッジ11が相当す
る。また、電力変換手段3には、スイッチング用のトラ
ンス12、スイッチング用素子としてのFET13、ス
イッチングを制御する制御回路14、並びにトランス1
2の二次巻線12b側のダイオード15およびコンデン
サ16が相当する。また、エネルギー蓄積手段4には、
コンデンサ17が相当し、スイッチ手段5には、FET
18が相当する。さらに、制御手段6には、FET2
1、トランジスタ22、ダイオード23〜26、定電圧
ダイオード(ツェナーダイオード)27、抵抗28〜3
2およびコンデンサ33,34が相当する。以下、図2
における電圧波形W2を参照して全体的な動作について
説明する。
【0030】この電源装置1では、ダイオードブリッジ
11が交流電源71から出力される交流を全波整流する
ことにより、脈流VPCを生成する。この場合、脈流VPC
は、ダイオード25を介して流れ込むことによりコンデ
ンサ33を充電すると共に、FET18のソース−ドレ
イン間における内部の寄生ダイオードを介して流れ込む
ことによりコンデンサ17を充電する。この場合、両コ
ンデンサ33,17は、脈流VPCのピーク電圧VP12 ま
でそれぞれ充電され、そのピーク電圧VP12 を維持す
る。また、コンデンサ33は、コンデンサ17の充電電
圧VP12 を記憶する記憶手段を等価的に構成している。
ここで、脈流VPCの瞬時電圧が、基準電圧Vr2を超えて
いるときは、制御回路14の制御下で、脈流VPCがトラ
ンス12の一次巻線12aに供給される。一方、二次巻
線12b側では、ダイオード15およびコンデンサ16
が、FET13のスイッチングがオフのときに二次巻線
12bに誘起した誘起電圧を整流・平滑することにより
直流を生成する。また、同時に、制御回路14が、その
直流電圧に応じてスイッチング信号のデューティー比を
制御することにより、直流電圧を所定電圧に安定化す
る。さらに、ダイオード26およびコンデンサ34が、
一次巻線12aから出力される誘起電圧を整流・平滑す
ることにより制御電源を生成する。
11が交流電源71から出力される交流を全波整流する
ことにより、脈流VPCを生成する。この場合、脈流VPC
は、ダイオード25を介して流れ込むことによりコンデ
ンサ33を充電すると共に、FET18のソース−ドレ
イン間における内部の寄生ダイオードを介して流れ込む
ことによりコンデンサ17を充電する。この場合、両コ
ンデンサ33,17は、脈流VPCのピーク電圧VP12 ま
でそれぞれ充電され、そのピーク電圧VP12 を維持す
る。また、コンデンサ33は、コンデンサ17の充電電
圧VP12 を記憶する記憶手段を等価的に構成している。
ここで、脈流VPCの瞬時電圧が、基準電圧Vr2を超えて
いるときは、制御回路14の制御下で、脈流VPCがトラ
ンス12の一次巻線12aに供給される。一方、二次巻
線12b側では、ダイオード15およびコンデンサ16
が、FET13のスイッチングがオフのときに二次巻線
12bに誘起した誘起電圧を整流・平滑することにより
直流を生成する。また、同時に、制御回路14が、その
直流電圧に応じてスイッチング信号のデューティー比を
制御することにより、直流電圧を所定電圧に安定化す
る。さらに、ダイオード26およびコンデンサ34が、
一次巻線12aから出力される誘起電圧を整流・平滑す
ることにより制御電源を生成する。
【0031】次いで、脈流VPCの瞬時電圧が、例えば、
ピーク電圧VP12 から低下し始めて、コンデンサ33の
端子間電圧VP12 (つまり、コンデンサ17の端子間電
圧VP1 2 とほぼ等しい)との電圧差が電圧ΔV12に達す
ると(つまり、脈流VPCの瞬時電圧が基準電圧Vr2の
時)、電圧差ΔV12とほぼ等しいツェナー電圧の定電圧
ダイオード27が導通する。なお、厳密には、定電圧ダ
イオード27のツェナー電圧とFET21のゲート−ソ
ース間電圧VGSとの加算電圧が電圧差ΔV12に等しくな
る。この結果、コンデンサ33の蓄積エネルギーに基づ
く電流が、コンデンサ33の正極、定電圧ダイオード2
7、抵抗30および抵抗27を介してコンデンサ33の
負極に流れ込むことにより、抵抗30の両端電圧がFE
T21のオン電圧よりも上昇する。これにより、FET
21が作動する結果、トランジスタ22が作動を停止す
る。このため、制御電源に基づく電流が、コンデンサ3
4の正極、抵抗32、抵抗29および抵抗30を介して
コンデンサ34の負極に流れ込むことにより、正帰還さ
れる結果、FET21の作動状態が維持される。この状
態では、FET18のゲートに電圧が印加されるため、
FET18が作動する結果、コンデンサ17の蓄積エネ
ルギーが、トランス12の一次巻線12aに供給され
る。これにより、脈流VPCの瞬時電圧が基準電圧Vr2よ
りも低下しているときであっても、FET13のスイッ
チングによって安定化された直流が生成される。なお、
FET21は、コンデンサ33の正極電圧(言い替えれ
ば脈流VPCのピーク電圧)と、脈流VPCの瞬時電圧との
電圧差が、定電圧ダイオード27のツェナー電圧とほぼ
等しい電圧ΔV12に達したときに作動を開始している。
つまり、定電圧ダイオード27が、脈流VPCのピーク電
圧と、FET21の作動開始時を規定する基準電圧Vr2
との電圧差ΔV12が一定になるように、基準電圧Vr2を
自動的に可変する。したがって、定電圧ダイオード27
のツェナー電圧を適宜選択することによって、コンデン
サ17によるエネルギー供給開始時、言い替えれば基準
電圧Vr2を任意に設定することができる。
ピーク電圧VP12 から低下し始めて、コンデンサ33の
端子間電圧VP12 (つまり、コンデンサ17の端子間電
圧VP1 2 とほぼ等しい)との電圧差が電圧ΔV12に達す
ると(つまり、脈流VPCの瞬時電圧が基準電圧Vr2の
時)、電圧差ΔV12とほぼ等しいツェナー電圧の定電圧
ダイオード27が導通する。なお、厳密には、定電圧ダ
イオード27のツェナー電圧とFET21のゲート−ソ
ース間電圧VGSとの加算電圧が電圧差ΔV12に等しくな
る。この結果、コンデンサ33の蓄積エネルギーに基づ
く電流が、コンデンサ33の正極、定電圧ダイオード2
7、抵抗30および抵抗27を介してコンデンサ33の
負極に流れ込むことにより、抵抗30の両端電圧がFE
T21のオン電圧よりも上昇する。これにより、FET
21が作動する結果、トランジスタ22が作動を停止す
る。このため、制御電源に基づく電流が、コンデンサ3
4の正極、抵抗32、抵抗29および抵抗30を介して
コンデンサ34の負極に流れ込むことにより、正帰還さ
れる結果、FET21の作動状態が維持される。この状
態では、FET18のゲートに電圧が印加されるため、
FET18が作動する結果、コンデンサ17の蓄積エネ
ルギーが、トランス12の一次巻線12aに供給され
る。これにより、脈流VPCの瞬時電圧が基準電圧Vr2よ
りも低下しているときであっても、FET13のスイッ
チングによって安定化された直流が生成される。なお、
FET21は、コンデンサ33の正極電圧(言い替えれ
ば脈流VPCのピーク電圧)と、脈流VPCの瞬時電圧との
電圧差が、定電圧ダイオード27のツェナー電圧とほぼ
等しい電圧ΔV12に達したときに作動を開始している。
つまり、定電圧ダイオード27が、脈流VPCのピーク電
圧と、FET21の作動開始時を規定する基準電圧Vr2
との電圧差ΔV12が一定になるように、基準電圧Vr2を
自動的に可変する。したがって、定電圧ダイオード27
のツェナー電圧を適宜選択することによって、コンデン
サ17によるエネルギー供給開始時、言い替えれば基準
電圧Vr2を任意に設定することができる。
【0032】次に、コンデンサ17がエネルギーを供給
し続けている間に脈流VPCの瞬時電圧は、一旦0Vまで
低下した後に徐々に上昇し始める。次いで、抵抗30の
両端電圧がFET21のオン電圧よりも低下すると、F
ET21が作動停止する。この場合、制御電源が抵抗2
9を介してFET21のゲートに正帰還されているた
め、脈流VPCの瞬時電圧がFET21の作動開始電圧で
ある基準電圧Vr2よりも所定電圧ΔV31分高くなった時
(時間T31の時)にFET21が作動停止するというヒ
ステリシスが存在する。したがって、FET18は、基
準電圧Vr2よりも高い電圧Vr3まで作動状態を維持した
後に作動を停止する。この場合にも、抵抗29による正
帰還のため、FET21が瞬時に作動停止状態を維持さ
せられる結果、FET18の作動停止状態が維持され、
これにより、コンデンサ17は、FET18の寄生ダイ
オードを介して供給される脈流によって、再び充電を開
始する。
し続けている間に脈流VPCの瞬時電圧は、一旦0Vまで
低下した後に徐々に上昇し始める。次いで、抵抗30の
両端電圧がFET21のオン電圧よりも低下すると、F
ET21が作動停止する。この場合、制御電源が抵抗2
9を介してFET21のゲートに正帰還されているた
め、脈流VPCの瞬時電圧がFET21の作動開始電圧で
ある基準電圧Vr2よりも所定電圧ΔV31分高くなった時
(時間T31の時)にFET21が作動停止するというヒ
ステリシスが存在する。したがって、FET18は、基
準電圧Vr2よりも高い電圧Vr3まで作動状態を維持した
後に作動を停止する。この場合にも、抵抗29による正
帰還のため、FET21が瞬時に作動停止状態を維持さ
せられる結果、FET18の作動停止状態が維持され、
これにより、コンデンサ17は、FET18の寄生ダイ
オードを介して供給される脈流によって、再び充電を開
始する。
【0033】なお、脈流VPCの瞬時電圧が、エネルギー
の供給と共に徐々に低下するコンデンサ17(実際には
コンデンサ33)の正極電圧を超えた時T32から時間T
31までの間においては、FET18が作動状態を維持し
ているため、コンデンサ17は、寄生ダイオードのオン
抵抗よりも等価的に小さい抵抗を介して入力される脈流
VPCによって充電される。この結果、充電時における電
力損失を低減させることができる。この場合、時間T31
または所定電圧ΔV31は、抵抗29の抵抗値を選択する
ことにより任意に設定することができる。
の供給と共に徐々に低下するコンデンサ17(実際には
コンデンサ33)の正極電圧を超えた時T32から時間T
31までの間においては、FET18が作動状態を維持し
ているため、コンデンサ17は、寄生ダイオードのオン
抵抗よりも等価的に小さい抵抗を介して入力される脈流
VPCによって充電される。この結果、充電時における電
力損失を低減させることができる。この場合、時間T31
または所定電圧ΔV31は、抵抗29の抵抗値を選択する
ことにより任意に設定することができる。
【0034】以上のように、この電源装置1によれば、
コンデンサ17によるエネルギー供給時の前後において
トランス12の一次巻線12aに供給する電圧の変化幅
を低減できるため、トランス12の磁気飽和を防止する
ことができる。また、制御回路14が、電圧安定化のた
めのデューティー比制御を、二次巻線12b側に出力さ
れる直流電圧の変化に追従させることができるため、オ
ーバーシュートさせることなく、直流電圧を安定化する
ことができる。
コンデンサ17によるエネルギー供給時の前後において
トランス12の一次巻線12aに供給する電圧の変化幅
を低減できるため、トランス12の磁気飽和を防止する
ことができる。また、制御回路14が、電圧安定化のた
めのデューティー比制御を、二次巻線12b側に出力さ
れる直流電圧の変化に追従させることができるため、オ
ーバーシュートさせることなく、直流電圧を安定化する
ことができる。
【0035】なお、この実施の形態では、コンデンサ3
3の正極電圧をエネルギー蓄積手段4としてのコンデン
サ17の正極電圧とみなしてFET18のオン/オフ制
御を行っているが、これに限定されず、種々の方法を採
用することもできる。ただし、本実施の形態で示した構
成は、簡易な構成で脈流VPCのピーク電圧を記憶するこ
とができる点で優れた効果を有している。なお、単にコ
ンデンサ17の充電電圧と脈流VPCの瞬時電圧との電圧
差に基づいてFET18をオン/オフ制御する場合、コ
ンデンサ17がエネルギーの供給を開始する際に、その
充電電圧が低下するために一種の発振現象が生じ、その
対策のために複雑な構成になるという難点がある。
3の正極電圧をエネルギー蓄積手段4としてのコンデン
サ17の正極電圧とみなしてFET18のオン/オフ制
御を行っているが、これに限定されず、種々の方法を採
用することもできる。ただし、本実施の形態で示した構
成は、簡易な構成で脈流VPCのピーク電圧を記憶するこ
とができる点で優れた効果を有している。なお、単にコ
ンデンサ17の充電電圧と脈流VPCの瞬時電圧との電圧
差に基づいてFET18をオン/オフ制御する場合、コ
ンデンサ17がエネルギーの供給を開始する際に、その
充電電圧が低下するために一種の発振現象が生じ、その
対策のために複雑な構成になるという難点がある。
【0036】また、本実施の形態では、脈流のピーク電
圧と基準電圧との電圧差ΔVが一定になるように、基準
電圧を可変する例について説明したが、ピーク電圧が高
くなればなる程、ピーク電圧と基準電圧との電圧差ΔV
を小さくするように基準電圧を可変することもできる。
例えば、互いに異なるピーク電圧で作動する能動素子お
よび定電圧ダイオード(または抵抗など)の組を予め複
数配設し、脈流のピーク電圧に応じていずれかの組、ま
たはいずれか複数の組を作動させることにより、基準電
圧を脈流のピーク電圧に応じて任意に可変することがで
きる。
圧と基準電圧との電圧差ΔVが一定になるように、基準
電圧を可変する例について説明したが、ピーク電圧が高
くなればなる程、ピーク電圧と基準電圧との電圧差ΔV
を小さくするように基準電圧を可変することもできる。
例えば、互いに異なるピーク電圧で作動する能動素子お
よび定電圧ダイオード(または抵抗など)の組を予め複
数配設し、脈流のピーク電圧に応じていずれかの組、ま
たはいずれか複数の組を作動させることにより、基準電
圧を脈流のピーク電圧に応じて任意に可変することがで
きる。
【0037】さらに、本実施の形態では、コンデンサ1
7の充電を制御するためにFETを使用しているが、こ
れに限定されず、トライアック、サイリスタおよびトラ
ンジスタなどのスイッチ素子を使用することができる。
さらに、上記実施の形態ではフライバック形スイッチン
グ電源装置の構成を説明したが、これに限らず、本発明
は、フォワード形スイッチング電源装置にも適用するこ
とができる。
7の充電を制御するためにFETを使用しているが、こ
れに限定されず、トライアック、サイリスタおよびトラ
ンジスタなどのスイッチ素子を使用することができる。
さらに、上記実施の形態ではフライバック形スイッチン
グ電源装置の構成を説明したが、これに限らず、本発明
は、フォワード形スイッチング電源装置にも適用するこ
とができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載のスイッチ
ング電源装置によれば、脈流のピーク電圧が上昇したと
きには、制御手段が、例えば、脈流のピーク電圧に比例
させて基準電圧の電圧値を高く設定した電圧分だけ、電
力変換手段に供給される電圧の変化幅を小さくすること
ができる。これにより、電力変換手段にスイッチング用
のトランスを使用した場合には、そのトランスの磁気飽
和を防止することができると共に、スイッチング用素子
の破壊を防止することができる。また、脈流のピーク電
圧の変動に対応できるため、いわゆるマルチ入力スイッ
チング電源装置に適用することができる。
ング電源装置によれば、脈流のピーク電圧が上昇したと
きには、制御手段が、例えば、脈流のピーク電圧に比例
させて基準電圧の電圧値を高く設定した電圧分だけ、電
力変換手段に供給される電圧の変化幅を小さくすること
ができる。これにより、電力変換手段にスイッチング用
のトランスを使用した場合には、そのトランスの磁気飽
和を防止することができると共に、スイッチング用素子
の破壊を防止することができる。また、脈流のピーク電
圧の変動に対応できるため、いわゆるマルチ入力スイッ
チング電源装置に適用することができる。
【0039】また、請求項2記載のスイッチング電源装
置によれば、制御手段がピーク電圧と基準電圧との電圧
差を一定にするように基準電圧の電圧値を可変すること
により、簡易な構成でありながら、煩雑な演算処理など
を伴わず、かつ、極めて高速で、しかも容易にスイッチ
手段を制御することができる。
置によれば、制御手段がピーク電圧と基準電圧との電圧
差を一定にするように基準電圧の電圧値を可変すること
により、簡易な構成でありながら、煩雑な演算処理など
を伴わず、かつ、極めて高速で、しかも容易にスイッチ
手段を制御することができる。
【0040】さらに、請求項3記載のスイッチング電源
装置によれば、電界効果トランジスタによってスイッチ
手段を構成すると共に、電界効果トランジスタが、制御
手段によって、脈流の瞬時電圧が基準電圧よりも低下し
たときから基準電圧よりも所定電圧分上昇したときまで
導通状態に制御されることにより、エネルギー蓄積時に
おける電力損失を低減することができる。
装置によれば、電界効果トランジスタによってスイッチ
手段を構成すると共に、電界効果トランジスタが、制御
手段によって、脈流の瞬時電圧が基準電圧よりも低下し
たときから基準電圧よりも所定電圧分上昇したときまで
導通状態に制御されることにより、エネルギー蓄積時に
おける電力損失を低減することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装
置において電力変換手段に供給される電力の電圧波形図
である。
置において電力変換手段に供給される電力の電圧波形図
である。
【図3】本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装
置の動作を説明するための、電力変換手段に供給される
電力の電圧波形図である。
置の動作を説明するための、電力変換手段に供給される
電力の電圧波形図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装
置の回路図である。
置の回路図である。
【図5】(a)は、出願人が既に提案したスイッチング
電源装置において生成される脈流の電圧波形図であり、
(b)は、そのスイッチング電源装置におけるエネルギ
ー蓄積手段としてのコンデンサの端子間電圧を示す電圧
波形図であり、(c)は、そのスイッチング電源装置に
おいてスイッチング用のトランスに供給される電圧を示
す電圧波形図である。
電源装置において生成される脈流の電圧波形図であり、
(b)は、そのスイッチング電源装置におけるエネルギ
ー蓄積手段としてのコンデンサの端子間電圧を示す電圧
波形図であり、(c)は、そのスイッチング電源装置に
おいてスイッチング用のトランスに供給される電圧を示
す電圧波形図である。
【図6】出願人が既に提案したスイッチング電源装置に
おいてスイッチング用のトランスに供給される電圧を示
す電圧波形図である。
おいてスイッチング用のトランスに供給される電圧を示
す電圧波形図である。
【図7】出願人が既に提案したスイッチング電源装置の
回路図である。
回路図である。
1 スイッチング電源装置 3 電力変換手段 4 エネルギー蓄積手段 5 スイッチ手段 6 制御手段 11 ダイオードブリッジ 12 トランス 13 FET 14 制御回路 17 コンデンサ 18 FET 21 FET 22 トランジスタ 27 定電圧ダイオード 33 コンデンサ
Claims (3)
- 【請求項1】 脈流をスイッチングすることにより交流
および直流のいずれかに変換する電力変換手段と、前記
脈流に基づいてエネルギーを蓄積すると共にその蓄積エ
ネルギーを前記電力変換手段に供給可能なエネルギー蓄
積手段と、当該エネルギー蓄積手段による前記エネルギ
ーの蓄積および供給を制御するためのスイッチ手段と、
前記脈流の瞬時電圧が所定の基準電圧よりも低下したと
きに前記エネルギー蓄積手段が前記蓄積エネルギーの供
給を開始するように前記スイッチ手段を制御する制御手
段とを備えているスイッチング電源装置であって、 前記制御手段は、前記脈流のピーク電圧に応じて前記基
準電圧の電圧値を可変することを特徴とするスイッチン
グ電源装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記脈流のピーク電圧
と前記基準電圧との電圧差が一定になるように当該基準
電圧の電圧値を可変することを特徴とする請求項1記載
のスイッチング電源装置。 - 【請求項3】 前記スイッチ手段は、前記エネルギー蓄
積手段に対して、非導通時に内部の寄生ダイオードを介
して前記脈流を供給することによりエネルギーを蓄積さ
せると共に導通時に当該蓄積エネルギーを前記電力変換
手段に供給させる電界効果トランジスタで構成され、前
記制御手段は、前記脈流の瞬時電圧が前記基準電圧より
も低下したときから当該基準電圧よりも所定電圧分上昇
したときまで前記電界効果トランジスタを導通状態に制
御することを特徴とする請求項1または2記載のスイッ
チング電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9093114A JPH10271821A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9093114A JPH10271821A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | スイッチング電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10271821A true JPH10271821A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=14073503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9093114A Pending JPH10271821A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10271821A (ja) |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP9093114A patent/JPH10271821A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4389702A (en) | Switching power supply circuit having constant output for a wide range of input voltage | |
| US6690586B2 (en) | Switching power source device | |
| KR100285949B1 (ko) | 배터리 충전회로 | |
| US5949223A (en) | Power source apparatus having first and second switching power source units | |
| US8582320B2 (en) | Self-excited switching power supply circuit | |
| JP3492882B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JPH08182321A (ja) | 導通形コンバータ | |
| CN120883499A (zh) | 交流转直流转换器 | |
| US20050057951A1 (en) | Controlled synchronous rectifier for controlling an output voltage of a switched mode power supply | |
| JP3691498B2 (ja) | 自励式スイッチング電源回路 | |
| JP4830408B2 (ja) | 電力変換装置 | |
| JPS6339365B2 (ja) | ||
| JP4730498B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JPH10271821A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JP6682930B2 (ja) | 電源装置 | |
| JP2919182B2 (ja) | スイッチングレギュレータ制御回路 | |
| JP2004519190A (ja) | スイッチング電源 | |
| JP2002095249A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JP3623765B2 (ja) | スイッチングコンバータ | |
| JP2003348846A (ja) | 電源回路 | |
| KR100202024B1 (ko) | 스위칭 모드 파워 서플라이의 전력 손실 방지 회로 | |
| JP3514022B2 (ja) | 電源装置 | |
| JP2003033025A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JPH0549182A (ja) | 組電池の充電装置 | |
| JP5162982B2 (ja) | スイッチング電源装置 |