JPH10272201A - スプリンクラ消火設備 - Google Patents
スプリンクラ消火設備Info
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Abstract
が隣接するスプリンクラヘッドに降りかかることを防止
でき、所期の消火能力を十分に発揮することのできるス
プリンクラ消火設備を提供する。 【解決手段】 スプリンクラヘッド1を外力から保護す
るヘッドプロテクタ9に、スプリンクラヘッド1から特
定方向に放水される消火用水の放水距離を規制する規制
体14を設けたことを特徴とする。
Description
設備されるスプリンクラ消火設備に関する。
ラ消火設備のスプリンクラヘッドは、近年、消火能力の
増強を図るために、散水領域の広いものが使用されるよ
うになってきている。特に、住宅用として使用されるス
プリンクラヘッドは、室内の壁側に置かれた家具やカー
テンにも消火用水を十分に散水して壁面側からの火災の
拡大を防止するために、たとえば散水領域を拡大した
り、あるいは消火用水が遠方まで届くようにしている。
うなスプリンクラヘッドを備えた従来のスプリンクラ消
火設備では、スプリンクラヘッドのデフレクタから小粒
子となって飛散する消火用水が飛程の途中で空気抵抗や
別の粒子と衝突するなどして霧となり、この霧が散水に
よって生じる気流に乗って拡散すると、隣接するスプリ
ンクラヘッドに消火用水が付着する場合がある。特に消
火用水が散水されている時に部屋のドアを開放したとき
には気流の乱れが生じ、これによりスプリンクラヘッド
から放水された消火用水が隣接するスプリンクラヘッド
の感熱部等にかかると、感熱部の感知能力が低下し、所
期の消火能力を十分に発揮できなくなる惧れがあった。
また、住宅用でなくてもスプリンクラヘッドの設置間隔
が狭い場合や誤ってスプリンクラヘッドを傾けて取り付
けた場合、あるいはスプリンクラヘッドのデフレクタに
物が当たるなどして変形した場合には、同様な問題が発
生する惧れがあった。
で、スプリンクラヘッドから散水された消火用水が隣接
するスプリンクラヘッドに降りかかることを防止でき、
所期の消火能力を十分に発揮することのできるスプリン
クラ消火設備を提供することを目的とする。
めに、請求項1に係る発明は、室内の天井に設けられた
スプリンクラヘッドを外力から保護するヘッドプロテク
タを備えたスプリンクラ消火設備において、前記ヘッド
プロテクタに、前記スプリンクラヘッドから特定方向に
放水される消火用水の放水距離を規制する規制体を設け
たことを特徴とする。請求項2に係る発明は、請求項1
記載のスプリンクラ消火設備において、前記規制体が前
記ヘッドプロテクタに着脱可能に設けられることを特徴
とする。請求項3に係る発明は、室内の天井に穿設され
たヘッド取付孔を通して消火用給水配管に接続されるス
プリンクラヘッドを備えたスプリンクラ消火設備におい
て、前記ヘッド取付孔を塞ぐシ−リングプレ−トに、前
記スプリンクラヘッドから特定方向に放水される消火用
水の放水距離を規制する規制体を設けたことを特徴とす
る。請求項4に係る発明は、請求項3記載のスプリンク
ラ消火設備において、前記規制体が前記シ−リングプレ
−トの複数箇所に切り離し可能に設けられていることを
特徴とする。請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求
項4のいずれかに記載のスプリンクラ消火設備におい
て、前記規制体が前記消火用水の放水方向を斜め下方に
規制する複数の放水方向規制板を具備して構成されるこ
とを特徴とする。請求項6に係る発明は、請求項3記載
のスプリンクラ消火設備において、前記規制体が前記シ
−リングプレ−トから下方に延出する板状体を具備して
構成されることを特徴とする。請求項7に係る発明は、
請求項6記載のスプリンクラ消火設備において、前記板
状体が前記シ−リングプレ−トに一体に形成されている
ことを特徴とする。
面を参照して説明する。図1及び図2はこの発明の第1
の実施形態を示す図であり、図中1はスプリンクラヘッ
ドを示している。このスプリンクラヘッド1は室内の天
井19に形成されたヘッド取付孔20を挿通して図示し
ない消火用給水配管のソケット部2に接続されるヘッド
本体3と、このヘッド本体3の内周面下部に外周面上部
を螺嵌合された円筒フレ−ム4とを備えており、円筒フ
レ−ム4の内部には、ヘッド本体3に形成された放水口
5を閉塞する弁体(図示せず)と該弁体を放水口5に押
え付ける熱分解型の押圧機構部(図示せず)が組み込ま
れている。
ム4の下方に感熱部としての感熱板6を備えており、こ
の感熱板6の表面温度が所定温度(例えば70℃)に達
すると、図示しない押圧機構部が分解してヘッド本体3
の放水口5から消火用水が放出され、放水口5から放出
された消火用水がデフレクタ7に当たって放射状に散水
されるようになっている。なお、図2に示す中心線の右
側部分はスプリンクラヘッド1が作動していないときの
状態を示し、左側部分はスプリンクラヘッド1が作動し
ているときの状態を示している。
ヘッドプロテクタ9は筒状部10と、この筒状部10の
下方に設けられたガードリング12とを有しており、上
記筒状部10の内周面には、スプリンクラヘッド1のヘ
ッド本体3に形成された雄ねじ部8aに螺合する雌ねじ
部8bが形成されている。また、ヘッドプロテクタ9は
ガードリング12を支持する複数本(例えば6本)のガ
ード支柱13を有しており、これらのガード支柱13の
うち、スプリンクラヘッド1と隣接して配置されたスプ
リンクラヘッド(図示せず)に対向する2本のガード支
柱13,13間には、スプリンクラヘッド1から特定方
向(隣接するスプリンクラヘッドの方向)に放水される
消火用水の放水距離を規制する規制体14が着脱可能に
設けられている。なお、ガード支柱13は筒状部10の
下端部外周に設けられたフランジ部11に固定されてい
る。
に、また規制体14の平面図と底面図を図3(b)及び
図3(c)にそれぞれ示す。同図に示すように、規制体
14は図示しない両面接着テ−プによりヘッドプロテク
タ9のフランジ部11に固着される天板15を備えてお
り、この天板15の両端に設けられた左右一対の側板1
6,16は両面接着テ−プによりガード支柱13の側面
に固着されるようになっている。また、規制体14は消
火用水の放水方向を斜め下方に規制する放水方向規制板
17a,17b,17cを備えており、これらの放水方
向規制板17a,17b,17cは上下方向に間隔を存
して両端を側板16,16に固定されている。なお、図
1及び図2において、符号18はヘッド取付孔20を塞
ぐシールド板を示している。
ッド1から散水される消火用水のうち隣接するスプリン
クラヘッドに向かって放水された消火用水は、ヘッドプ
ロテクタ9に設けられた規制体14の放水方向規制板1
7a,17b,17cに衝突し、これらの放水方向規制
板17a,17b,17cにより消火用水の放水方向が
図2に示す矢印Aの如く斜め下方に規制される。したが
って、上述した第1の実施形態ではスプリンクラヘッド
1から特定方向に放水される消火用水の放水距離が制限
されるため、スプリンクラヘッド1から放出された消火
用水が隣接するスプリンクラヘッドに降りかかることを
防止でき、これにより所期の消火能力を十分に発揮する
ことができる。
クタ9に規制体14を両面接着テ−プ等により着脱可能
に取り付けて消火用水の放水距離を規制する構成である
ため、スプリンクラヘッド1にヘッドプロテクタ9を取
り付けた後でも規制体14をヘッドプロテクタ9に取り
付けることができ、これによりスプリンクラヘッド1か
ら特定方向に放水される消火用水の放水距離を規制体1
4により確実に規制することができる。さらに、上述し
た実施形態ではヘッドプロテクタ9に規制体14を設け
るだけで消火用水の放水距離が規制されるため、既設の
スプリンクラ消火設備にも適用することができる。ま
た、上述した実施形態では消火用水の放水方向を斜め下
方に規制する放水方向規制板17a,17b,17cを
備えて構成されるため、スプリンクラヘッド1の取り付
け高さが異なってもスプリンクラヘッド1から特定方向
に放水される消火用水の散水距離を規制することができ
る。
クタ9に規制体14を両面接着テ−プにより取り付けて
スプリンクラヘッド1から特定方向に放水される消火用
水の放水距離を規制するようにしたが、ヘッドプロテク
タ9と規制体14とを一体的に成形しても良い。また、
規制体14は上述した構造のものに限定されるものでは
なく、例えば格子状や蜂の巣状のように消火用水が通過
する方向を限定する構造であれば良い。
参照して説明する。図4において、符号21は図示しな
い消火用給水配管に設けられたソケットであり、このソ
ケット21にはスプリンクラヘッド22が室内の天井2
3に穿設されたヘッド取付孔24を通して接続されてい
る。
と、このヘッド本体25の放水口26から放出された消
火用水を放射状に散水するデフレクタ27とを備えてお
り、ヘッド本体25にはヘッド取付孔24を塞ぐ樹脂製
のシ−リングプレ−ト28が取り付けられている。な
お、図4では火災の熱によって作動したスプリンクラヘ
ッド22から消火用水が放出された状態を示している。
4に挿入される筒状部29を有しており、この筒状部2
9の内周面には、スプリンクラヘッド22のヘッド本体
25に形成された雄ねじ部に螺合する雌ねじ部30が形
成されている。また、シ−リングプレ−ト28は筒状部
29の下端外周に円形状のプレート部31を有してお
り、このプレート部31の外縁部には、スプリンクラヘ
ッド22から特定方向(スプリンクラヘッド22に隣接
するスプリンクラヘッド方向)に放水される消火用水の
放水距離を規制する規制体32が設けられている。
に設けられた連結部33と、この連結部33の先端から
下方に延出した板状体34とからなり、シ−リングプレ
−ト28と一体に形成されている。
ッド22から散水された消火用水のうち隣接するスプリ
ンクラヘッドに向かって放水された消火用水は、シ−リ
ングプレ−ト28に設けられた規制体32の板状体34
に衝突し、この板状体34によって放水距離が規制され
るため、スプリンクラヘッド1から放出された消火用水
が隣接するスプリンクラヘッドに降りかかることを防止
でき、これにより所期の消火能力を十分に発揮すること
ができる。
32をプレ−ト部31の外縁部に設けるようにしたが、
規制体32をプレ−ト部31の中間部に設けるようにし
ても良く、この場合には規制体32をプレ−ト部31に
一体成形で設けるようにしても良い。また、プレ−ト部
31に貫通溝を設け、この貫通溝に規制体32を裏面側
から挿通して取り付けるようにしても良い。また、上述
した第2の実施形態ではシ−リングプレ−ト28をスプ
リンクラヘッド22に係合支持するようにしたが、シ−
リングプレ−ト28のプレ−ト部31に貫通孔を穿設
し、この貫通孔から天井に取付ねじをねじ込んでシ−リ
ングプレ−ト28を天井に固定するようにしても良い。
また、上述した第2の実施形態では規制体32に板状体
34を用いるようにしたが、図3に示すような規制体1
4をシ−リングプレ−ト28の下面に設けても第1及び
第2の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
−ト28で塞ぐ場合、図5に示す如くシ−リングプレ−
ト28のプレ−ト部31に複数の規制体32を複数箇所
に設けておき、シ−リングプレ−ト28を天井に取り付
けた後に不要な規制体32をカッター等でシ−リングプ
レ−ト28から切り離すようにしても良く、このように
すれば、規制体32の位置決めを容易に行うことがで
き、スプリンクラヘッド21から放出された消火用水が
隣接するスプリンクラヘッドに降りかかることを確実に
防止できる。また、シ−リングプレ−ト28の下面に図
3に示すような規制体14を複数箇所に設けておき、シ
−リングプレ−ト28を天井に取り付けた後に不要な規
制体14をカッター等でシ−リングプレ−ト28から切
り離すようにしても良く、このようにすれば、規制体1
4の位置決めを容易に行うことができ、スプリンクラヘ
ッド21から放出された消火用水が隣接するスプリンク
ラヘッドに降りかかることを確実に防止できる。
ラ消火設備を例えば住宅のリビングルームRに設備した
場合の概念図であり、細長いリビングルームRの天井に
は2個のスプリンクラヘッド40が間隔を存して設けら
れている。図6において、W0はスプリンクラヘッド4
0から散水される消火用水の正規の散水パターンを示し
ており、規制体14または32を設けていない場合は、
火災でドアDが閉じられている場合には、W0のパター
ンで散水が行われる。この状態でドアDを開くと、火災
による熱気流が開放されたドアDを通って廊下や隣室に
逃げるため、散水パターンはW0からW1に変化する。
一方、上述した第1及び第2の実施形態の場合には、隣
接するスプリンクラヘッド方向の散水パターンのみがW
0からW2に変更される。したがって、火災時の散水パ
ターンW2による散水中にドアDが開かれても、散水パ
ターンはW2からW0に変わるだけで、隣接するスプリ
ンクラヘッドに水滴がかかることがなくなる。なお、散
水パターンがW2になるのは隣接するスプリンクラヘッ
ド方向のみで、それ以外の方向の散水パターンはW0の
ままであるため、壁際や窓際などに設けられた家具、カ
ーテン、障子等に対しては従来通りの散水が行われる。
明によれば、スプリンクラヘッドから散水された消火用
水が隣接するスプリンクラヘッドに降りかかることを防
止でき、所期の消火能力を十分に発揮することができ
る。請求項2に係る発明によれば、規制体の位置決めを
容易に行うことができ、これによりスプリンクラヘッド
から散水された消火用水が隣接するスプリンクラヘッド
に降りかかることを確実に防止できる。請求項3に係る
発明によれば、請求項1と同様に、スプリンクラヘッド
から散水された消火用水が隣接するスプリンクラヘッド
に降りかかることを防止でき、所期の消火能力を十分に
発揮することができる。請求項4に係る発明によれば、
請求項2と同様に、規制体の位置決めを容易に行うこと
ができ、これによりスプリンクラヘッドから散水された
消火用水が隣接するスプリンクラヘッドに降りかかるこ
とを確実に防止できる。請求項5乃至請求項7に係る発
明によれば、請求項1及び請求項3と同様に、スプリン
クラヘッドから散水された消火用水が隣接するスプリン
クラヘッドに降りかかることを防止でき、所期の消火能
力を十分に発揮することができる。
天井に設けられたスプリンクラヘッドと同ヘッドを外力
から保護するヘッドプロテクタの正面図である。
テクタの断面図である。
(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図であ
る。
天井に設けられたスプリンクラヘッドと同ヘッドに取り
付けられたシーリングプレートの断面図である。
散水パターンを説明するための図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 室内の天井に設けられたスプリンクラヘ
ッドを外力から保護するヘッドプロテクタを備えたスプ
リンクラ消火設備において、 前記ヘッドプロテクタに、前記スプリンクラヘッドから
特定方向に放水される消火用水の放水距離を規制する規
制体を設けたことを特徴とするスプリンクラ消火設備。 - 【請求項2】 前記規制体は、前記ヘッドプロテクタに
着脱可能に設けられることを特徴とする請求項1記載の
スプリンクラ消火設備。 - 【請求項3】 室内の天井に穿設されたヘッド取付孔を
通して消火用給水配管に接続されるスプリンクラヘッド
を備えたスプリンクラ消火設備において、 前記ヘッド取付孔を塞ぐシ−リングプレ−トに、前記ス
プリンクラヘッドから特定方向に放水される消火用水の
放水距離を規制する規制体を設けたことを特徴とするス
プリンクラ消火設備。 - 【請求項4】 前記規制体は、前記シ−リングプレ−ト
の複数箇所に切り離し可能に設けられていることを特徴
とする請求項3記載のスプリンクラ消火設備。 - 【請求項5】 前記規制体は、前記消火用水の放水方向
を斜め下方に規制する複数の放水方向規制板を具備して
構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のい
ずれかに記載のスプリンクラ消火設備。 - 【請求項6】 前記規制体は、前記シ−リングプレ−ト
から下方に延出する板状体を具備して構成されることを
特徴とする請求項3記載のスプリンクラ消火設備。 - 【請求項7】 前記板状体は、前記シ−リングプレ−ト
に一体に形成されていることを特徴とする請求項6記載
のスプリンクラ消火設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07953197A JP3619631B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | スプリンクラ消火設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07953197A JP3619631B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | スプリンクラ消火設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10272201A true JPH10272201A (ja) | 1998-10-13 |
| JP3619631B2 JP3619631B2 (ja) | 2005-02-09 |
Family
ID=13692582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07953197A Expired - Lifetime JP3619631B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | スプリンクラ消火設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3619631B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008264021A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Senju Sprinkler Kk | コンシールド型スプリンクラーヘッドの被水防止手段 |
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-
1997
- 1997-03-31 JP JP07953197A patent/JP3619631B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3619631B2 (ja) | 2005-02-09 |
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