JPH1027263A - 3次元シミュレーション方法 - Google Patents

3次元シミュレーション方法

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JPH1027263A
JPH1027263A JP17402696A JP17402696A JPH1027263A JP H1027263 A JPH1027263 A JP H1027263A JP 17402696 A JP17402696 A JP 17402696A JP 17402696 A JP17402696 A JP 17402696A JP H1027263 A JPH1027263 A JP H1027263A
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JP
Japan
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equipment
primitive
dimensional
viewpoint
simulation method
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JP17402696A
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English (en)
Inventor
Hidetaka Miyazawa
秀毅 宮澤
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラントの機器・設備をプリミティブ図形の
集合として3次元モデル化し、視点から見た範囲内のプ
リミティブ図形群を検索してディスプレイ上に各種機能
を有して描画するには、視点内のプリミティブ図形群の
検索処理量が膨大になる。 【解決手段】 各機器・設備個別に、それらを構成する
全てのプリミティブ図形A,Bを内部に含む外接直方体
Cを定義した情報を用意しておき、この情報を利用して
視野内の機器・設備のプリミティブ図形を機器・設備単
位のグループとして一括検索することにより、検索する
処理量を軽減する。また、外接直方体情報を利用して形
状簡略化・不可視機器の検索・非描画を行うことで描画
対象ポリゴン数を削減し、描画処理時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・グ
ラフィックスを用いた3次元シミュレーション方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの処理性能の向上と共に、
コンピュータ・グラフィックスを用いた各種3次元シミ
ュレーションシステムが応用され始めている。
【0003】3次元シミュレーションシステムでは、現
実にあるもの又は想像上のものをモデル化(3次元CA
D化)し、シミュレーション空間(仮想的な空間)上に
そられが置かれる。さらに、カメラ等の視点をシミュレ
ーション空間に設定することにより、その視点から見た
シミュレーション空間上の物体をコンピュータのディス
プレイに画面表示する。ディスプレイを見ている人は、
あたかも現実を見ているかのように、モデルをシミュレ
ートすることができる。
【0004】近年、電力や水処理等のプラントにも3次
元シミュレーションが適用され始めてきている。プラン
ト用の3次元シミュレーションでは、プラント内の各機
器(設備も含む)の3次元モデルを直方体や円柱等のプ
リミティブ図形の集合として表現している。この3次元
シミュレーションをプラント業務に利用する場合、以下
のような機能が実現されている。
【0005】(1)ウォークスルー機能。
【0006】プラントモデルの内部を仮想的なカメラ
(視点)が自由に動きまわり(カメラ移動機能)、その
カメラから見た映像をコンピュータのディスプレイ上に
コンピュータ・グラフィックスを用いて表示する(描
画)機能。
【0007】(2)通り抜け禁止機能。
【0008】カメラが機器の内部に入ったり、機器を通
り抜けたりしない機能。通常、機器の3次元モデルを構
成するプリミティブ図形は、面のみから構成されてお
り、中身が詰まっていないため、カメラがプリミティブ
図形にぶつからず、機器の中に入り込んでしまう。
【0009】(3)危険警報機能。
【0010】プラント内の機器のうち、近づくと危険な
機器にカメラが近づいたときに警報が鳴る機能。危険範
囲を予め設定し、プリミティブ図形の表面から危険範囲
の間を危険区域とする。
【0011】(4)自動昇降機能。
【0012】プラント内の階段等など視点の高さが変わ
る機器がある場合、特に意識しなくとも前進するだけで
カメラの高さを自動的に変える機能。
【0013】(5)アニメーション機能。
【0014】カメラのパラメータ(シミュレーション空
間における3次元位置、向き)を設定された通りに自動
的に変化させる機能。なお、ウォークスルーは、オペレ
ータがカメラのパラメータを変化させる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】現在、プラント用3次
元シミュレーションシステムの機能は、殆どその機能を
実現するための条件を満たすプリミティブ図形(処理候
補プリミティブ図形群)を全体から検索し、その処理候
補プリミティブ図形群に対して処理を施している。
【0016】例えば、描画機能は、すべてのプリミティ
ブ図形からカメラの視野に入っているプリミティブ図形
を検索し、検索結果の処理候補プリミティブ図形を描画
する。
【0017】また、通り抜け禁止機能は、全てのプリミ
ティブ図形からカメラが内部にあるプリミティブ図形を
検索し、検索結果の処理候補プリミティブ図形に対し通
り抜け禁止処理を施す。
【0018】これら処理候補プリミティブの検索は、そ
の候補プリミティブ数が多かろうと少なかろうと、全て
のプリミティブ図形に施される。極端には、候補数が0
でも全てのプリミティブを検索しなければならない。
【0019】従って、プリミティブ用の3次元シミュレ
ーションのように1つの機器を構成するプリミティブ数
が多い場合、その処理量は膨大となってしまう。
【0020】本発明の目的は、各種の3次元シミュレー
ション機能の実現にプリミティブ図形の検索処理量を軽
減することができる3次元シミュレーション方法を提供
することにある。
【0021】次に、プラント用シミュレーションシステ
ムにおいて、描画処理時間は、その全体の性能を左右す
るほど重要な要素である。描画処理時間とは、シミュレ
ーション空間内に置かれた視点が変化した後、その視点
から見たシミュレーション空間上の物体をコンピュータ
のディスプレイに表示するまでの時間であり、視野内に
ある機器の検索→コンピュータのメモリへの描画→ディ
スプレイへの描画のような処理を必要とする。シミュレ
ーションシステムにおける快適なインタラクティブ性能
を実現するためには、この描画処理時間は短ければ短い
ほどよい。
【0022】しかし、従来のシミュレーションシステム
では視野内にある機器を検索し(一般的にクリッピング
処理と呼ばれている)、視野内にある機器だけを描画す
ることにより描画時間の短縮を図っているが、基本的に
視野内にある機器は全て描画している。従ってクリッピ
ング処理により描画対象機器を絞り込んでも各機器を構
成するプリミティブ数(または、そのプリミティブを構
成するポリゴン(多角形数)が多ければ結果的に描画時
間の増加につながり快適なインタラクティブ性が確保で
きない。
【0023】図4に実際のシミュレーションシステムに
おける描画対象ポリゴン(視野内に有り描画しなければ
ならないポリゴン)数と描画処理時問の測定結果の一例
を示す。描画対象ポリゴン数の増加に伴い描画処理時間
が増加していく様子が観測できる。数千ポリゴンで描画
時間一秒を超えてしまっているためかなりインタラクテ
ィプ性が損なわれている。
【0024】本発明の他の目的は、各種の3次元シミュ
レーション機能の実現にプリミティブ図形の検索による
描画処理時間を短縮できる3次元シミュレーション方法
を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
(第1の発明)本発明は、プラントの機器・設備をプリ
ミティブ図形の集合として3次元モデル化し、視点から
見た範囲内のプリミティブ図形群を検索してディスプレ
イ上に各種機能を有して描画する3次元シミュレーショ
ンシステムにおいて、前記各機器・設備個別に、それら
を構成する全てのプリミティブ図形を内部に含む外接直
方体を定義した情報を用意しておき、前記各機器・設備
のリストから前記視点から見た範囲内に入る前記外接直
方体又はその周辺に含まれる機器・設備を検索して機器
・設備候補リストとし、このリストに含まれる機器・設
備のプリミティブ図形を検索してプリミティブ候補リス
トとし、このプリミティブ候補リストに対して3次元シ
ミュレーションの各種機能処理を行うことを特徴とす
る。
【0026】すなわち、機器・設備の3次元モデルに外
接する最小の直方体の情報を用意しておき、この情報を
利用して視野内の機器・設備のプリミティブ図形を機器
・設備単位のグループとして一括検索することにより、
検索する処理量の軽減を図る。
【0027】(第2の発明)本発明は、前記視点からみ
た機器・設備までの距離が設定値以上である機器・設備
はプリミティブ図形を簡略化して描画することを特徴と
する。
【0028】前記プリミティブ図形の描画は、当該プリ
ミティブ図形の外接直方体とすることを特徴とする。
【0029】すなわち、視点からの距離が設定値以上の
機器・設備は、それを構成するプリミティブを全て外接
直方体等で近似して簡略化した描画をすることにより、
ポリゴン数を削減して描画処理時間を短縮する。
【0030】(第3の発明)本発明は、前記機器・設備
のうち体積的に大きな機器・設備のプリミティブをあら
かじめ登録しておき、この登録した機器・設備が前記視
野内に入る場合にそのプリミティブの背後に隠れてしま
う機器・設備を検索し、当該機器を描画対象機器から外
すことを特徴とする。
【0031】すなわち、体積的に大きな機器・設備の背
後に隠れる機器・設備の描画を省略することで描画処理
時間を短縮する。
【0032】(第4の発明)本発明は、プリミティブ図
形の描画は、描画対象となる機器・設備を構成する複数
のプリミティブからその体積値の小さいプリミティブを
削減することを特徴とする。
【0033】すなわち、体積値の大きいプリミティブが
体積値の小さいプリミティブよりも知覚され易いため、
体積値の小さいプリミティブを削減した描画処理を行う
ことにより、描画処理時間を短縮する。
【0034】なお、体積値の大小を視点からの相対的な
距離に応じて決定すること、削除にはモデルを外概から
細部へ段階的に定めた簡略化のレベルで決定すること、
描画するプリミティブの総数Nをあらかじめ設定するこ
ともできる。
【0035】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1は、機器の3次元モデルのプリ
ミティブ表現例を示し、2つのプリミティブ図形A,B
の集合体として表現される。このプリミティブ表現に対
して、本実施形態では、3次元モデルに外接する直方体
を定義し、その外接直方体の情報を用いて各種機能処理
の高速化を図る。
【0036】機器の外接直方体の定義を説明する。一般
に、プラント用3次元シミュレーションシステムにおい
て、1つの機器(例えば、変圧器)の3次元モデルはい
くつかのプリミティブ図形の集合体として3次元(x,
y,z)空間に上にモデル表現される。図1ではプリミ
ティブ図形A,Bの表現例である。
【0037】この表現に対して、機器の外接直方体と
は、3次元軸x,y,zに対して面が全てxy,yz,
zx平面に平行で、かつ機器を構成する全てのプリミテ
ィブを内部に含む直方体のうち大きさが最小のものとす
る。図2は、図1の集合体に対して外接直方体Cを定義
した例を示す。
【0038】このように、1つの機器の集合体に対して
1つの外接直方体を定義することにより、その外接直方
体がその機器の集合体の3次元空間上での大凡の位置と
大きさの情報を持つこと(グルーピング)になる。
【0039】以下には、各種機能別の実施形態を説明す
る。なお、プラント用3次元シミュレーションにおい
て、プラントを構成する全ての機器は個別にリストとい
う形式によりデータ化されている。また、何らかの処理
を行う場合、処理対象となるプリミティブのリスト(プ
リミティブ候補リストと呼ぶ)を作成し、そのリストを
用いて処理を行う。
【0040】(1)描画…視野の中にあるプリミティブ
図形を検索してディスプレイ上に描画するには、次の2
段階で検索する。
【0041】(1a)全ての機器リストから、外接直方
体が視野の中に入っている機器を検索し、入っていれば
描画機器候補リストに加える。
【0042】(1b)描画機器候補リストから、視野の
中に入っているプリミティブを検索し、入っていればプ
リミティブ候補リストに加える。
【0043】上記の処理により作成されたプリミティブ
候補リストを用いて描画を行う。
【0044】(2)通り抜け禁止…カメラが内部にある
プリミティブを次の2段階で検索して通り抜け禁止処理
をする。
【0045】(2a)全ての機器リストから、カメラが
外接直方体の内部にある機器を検索し、内部にあるもの
は機器候補リストに加える。
【0046】(2b)機器候補リストから、カメラが内
部にあるプリミティブを検索し、内部にあるものをプリ
ミティブ候補リストに加える。
【0047】上記の処理により作成されたプリミティブ
候補リストを用いて通り抜け禁止処理を行う。
【0048】(3)危険警報…カメラが危険警報範囲
(外形と危険範囲)内にあるプリミティブを次の2段階
で検索し、危険警報処理を行う。
【0049】(3a)全ての機器リストから、カメラが
危険警報範囲内にある機器を検索し、内部にあるものは
機器候補リストに加える。
【0050】(3b)機器候補リストから、カメラが危
険警報範囲内にあるプリミティブを検索し、内部にある
ものはプリミティブ候補リストに加える。
【0051】上記の処理により、作成されたプリミティ
ブ候補リストを用いて危険警報処理を行う。
【0052】(4)自動昇降(視野の高さの自動変更)
…カメラが上に乗っているプリミティブを次の2段階で
検索し、自動昇降処理を行う。
【0053】(4a)全ての機器リストから、カメラが
外接直方体の内部又は上部にある機器を検索し、内部又
は上部にあるものは機器候補リストに加える。
【0054】(4b)機器候補リストから、カメラが上
部にあるプリミティブを検索し、上部にあればプリミテ
ィブ候補リストに加える。
【0055】上記の処理によって作成されたプリミティ
ブ候補リストを用いて自動昇降処理を行う。
【0056】以上までの各処理における外接直方体を利
用した3次元シミュレーションでは、処理量が軽減され
ることを以下に説明する。
【0057】簡単のため、プラントはE個(E≧1)の
機器を有し、それぞれの機器がP個(P≧1)のプリミ
ティブ図形からなるとする。また、検索する処理は機器
の外接直方体に対してもプリミティブに対しても同じア
ルゴリズムを用いるものとし、全機器リストからプリミ
ティブ候補を検索する処理量を考える。
【0058】従来法の場合、全てのプリミティブを検索
するため、その処理量CはC=EPとなる。一方、本実
施形態の場合、まず全ての機器を検索し、その中のn個
(E≧n≧0)の機器候補全てに対してプリミティブを
検索するため、その処理量MはM=E+nPとなる。
【0059】従って、処理量の比R(M/C)はR=n
/E+1/Pとなるが、これはnの値によって処理量が
リニアに増減することを示している。この比RがR<1
の場合、つまりnの値が0≦n<E(1−1/P)の場
合、本実施形態では処理量が軽減される。n=0のとき
には最も軽減されて1/Pとなる。
【0060】プラント用シミュレーションの実際におい
て、Pは数十程度となるためE(1−1/P)≒Eの近
似が成り立つ。つまり、実用上ではnの値全般に対して
本実施形態の手法では処理量が軽減され、最大で1/P
まで軽減される。
【0061】(第2の実施形態)本実施形態では、3次
元モデルの外接直方体を利用した描画処理時間短縮手法
であり、描画対象とされた機器の外接直方体情報を利用
しで描画ポリゴン数を削滅することにより描画処理時間
の短縮を実現する。
【0062】外接直方体は、前記の実施形態で説明する
ように、プラント用3次元シミュレーションシステムに
おいては、1つの機器の3次元モデルは幾つかのプリミ
ティブ図形の集合体として3次元(xyz)空間(シミ
ュレーション空問)上にモデル表現され、機器の外接直
方体とは面が全てxy、yz、zx平面に平行で、かつ
機器を構成する全てのプリミティブを内部に含む直方体
のうち大きさが最小のものである。
【0063】また、1つの機器に対して1つの外接直方
体を定義することにより、その外接直方体がその機器の
3次元空間上での大凡の位置と、大きさの情報を持つこ
とになるし、機器を構成する各プリミティブにも外接直
方体が定義できる。
【0064】さて、視点から遠く離れた機器を詳細に描
画しても人間の目ではその細部までを感知できない。
【0065】そこで、本実施形態では、描画処理におい
て、あるしきい値距離dtを設定し、視点からの距離が
dt以下である機器はモデルをそのまま描画する。視点
からの距離がdt以上である機器はモデルをそのまま描
画しても細部まで人間が感知できないと判断し機器の形
状を簡略化して(描画ポリゴン数を減らして)描画す
る。具体的な簡略化形状は機器を構成するプリミティブ
の外接直方体を利用する。
【0066】つまり、本実施形態では、視点からの距離
がdt以上の機器は、それを構成するプリミティプを全
て外接直方体で近似して描画する。外接直方体を用いる
場合四角柱は外接直方体と実際の形状が同じため形状簡
略化はされない(ポリゴン数は滅少しない)。一方、円
柱(シミュレーションでは十二角柱等の多角形で表現さ
れている)は外接直方体を描画することによりポリゴン
数を削滅することができる。
【0067】プラントシミュレーションの様にモデルに
円柱が多く含まれている場合外接直方体で形状を簡略化
することによる描画時間の短縮効果は大きくなる。図3
に実際の処理時間の比較を示すように、本実施形態によ
れば、描画処理時問が短縮されていることがわかる。
【0068】(第3の実施形態)プラント用3次元シミ
ュレーションのようなシステムの機器の中には体積的に
大きな機器(例えぱ変電所における変圧器)が配置され
ている場含が多い。このような大きな機器が視野内にあ
る場合その背後にあり大きな機器にすっぽりと隠れてし
まっている機器はもともとディスプレイを通しても見え
ない機器なので描画する必要が無い。
【0069】そこで、本実施形態では、体積的に大きな
機器(大きな直方体または円柱を含んでいる)の大きな
プリミティブをあらかじめ登録しておき、視野内にその
機器が入った場合に大きなプリミティブの背後にすっぽ
りと隠れてしまった機器を検索し、当該機器を描画対象
機器から外す。
【0070】具体的には、まず設定された機器の大きな
プリミティブが視野内に入った場合、そのプリミティブ
の外接直方体の外辺(エッジ)と視点とを通る複数の平
面を求め、その平面で閉じた空間(設定されたプリミテ
ィブが覆い隠す空間)を求める。次に、そのプリミティ
ブより後ろにある機器の外接直方体を基にプリミティブ
が覆い隠す空間内にあるかどうかを判定し、空間内にあ
れぱ描画対象機器から外す。
【0071】これにより、本実施形態では、体積的に大
きな機器の背後に隠れる機器の描画を省略でき、描画処
理時間を短縮できる。
【0072】(第4の実施形態)前記の第2の実施形態
では、視点から見た機器・設備までの距離が設定値以上
あるものはプリミティブ図形を簡略化して描画すること
により、描画時間を短縮する。
【0073】このためには、簡略化モデルを事前に作成
し、3次元シミュレーションがそれらのデータを全て保
持する。例えば、ある対象物について形状を簡略化する
場合、その簡略化レベルを5段階とすると、もともとの
3次元モデルの他に形状を簡略化したモデルを4つ作成
しなければならず、そのモデリングに手間がかかる。ま
た、作成した5つのモデルの全てをシミュレーションシ
ステムが保持するため、3次元モデル1個の場合に比べ
てシステムのメモリ使用量が増える。
【0074】このような問題を解消するため、本実施形
態では、描画対象となる機器・設備を構成する複数のプ
リミティブからその体積値の小さいプリミティブを削減
することにより形状を簡略化し、描画処理時間の短縮を
図る。
【0075】つまり、体積値の大きいプリミティブと体
積値の小さいプリミティブがコンピュータディスプレイ
に投影された場合、体積値の大きいプリミティブが体積
値の小さいプリミティブよりも知覚され易いため、体積
値の小さいプリミティブを削減した描画処理を行うこと
により、処理時間を短縮する。
【0076】具体的には、プリミティブを体積値の大き
い順に描画するため、各3次元モデルを構成するプリミ
ティブ形状を体積値の大きい順にならベ、視点とモデル
の距離に応じて描画するプリミティブ数を制限すること
により、形状簡略化を行う。以下に本実施形態のアルゴ
リズムを記す。
【0077】(1)事前準備 (1a)描画するプリミティブ形状の個数Nを決める。
【0078】(1b)各3次元モデルについて、それを
構成するプリミティブ形状を体積値の大きい順にならぺ
る。
【0079】(2)視点変更 (2a)視野内にある3次元モデルを検索し、描画対象
オブジェクトのリストを作成する。
【0080】(2b)描画対象の各オブジェクト0
i(i=0〜l,−1)と視点との距離diを計算する。
【0081】(2c)次式により描画対象のオブジェク
ト0iの描画すべきプリミティブ形状の個数niを計算す
る。
【0082】
【数1】ni=Di×N/ΣDj 但し、Di=1/di この計算において、niがオブジェクト0iを構成するプ
リミティブ形状の総数piよりも大きい場合はni=pi
とする。ni<piの場合、形状簡略化が行われる。
【0083】(2d)描画対象のオブジェクト0iに対
し、ni個だけプリミティブ形状を描画する。
【0084】本実施形態によれば、以下のような利点が
ある。
【0085】(A)描画するプリミティブ形状の総数N
を予め設定するため、最低フレームレート(一秒あたり
の描画更新数)を確保することができる。
【0086】(B)各3次元モデルをプリミティブ形状
の体積値が大きい順に形状簡略化するため、モデルを外
概から細部へ段階的な簡略化レベルの設定が実現でき
る。
【0087】(C)事前に簡略化モデルの作成が不要で
あり、また、簡略化モデルを別に持つ必要がないので余
計なメモリ消費がない。
【0088】(D)従来のような視点からの絶対的な距
離による形状簡略化ではなく、相対的な距離に応じた形
状簡略化であるため、描画対象の各モデルに対し相対的
な形状簡略化レベルが設定できるため画像の歪みが少な
い。
【0089】実際の3次元シミュレーションシステムに
おける、描画ポリゴン数とフレームレートの関係を本実
施形態を適用した場合としない場合とで実測した結果を
図5に示す。
【0090】この実測結果は、描画するプリミティブ形
状数Nを一例として1000(最低フレームレートが
1)に設定している。図5から、本実施形態の適用によ
り、フレームレートが4倍程度まで向上していることが
わかる。
【0091】また、形状簡略化を行った場合の画像の歪
み率も同時に図5に示してある。ここで、画像の歪み率
とは、あるシーンを640画素×480画素のディスプ
レイウィンドに描画した場合の、従来方式(形状簡略化
なし)に対する本実施形態(形状簡略化あり)の描画画
像の歪み率で以下の式により求めた。
【0092】
【数2】歪み率(%)=Σ(Tij≠Mij)/全画素数
(640画素×480画素)×100 但し、Tij:従来方式で描画した(i,j)画素の色
値。
【0093】Mij:本実施形態により描画した(i,
j)画素の色値。
【0094】この結果から、歪み率が小さければ小さい
ほど形状簡略化による画質の劣化が小さいといえる。図
5をみると、歪み率ははぽ6%以下であるので、元の画
質を劣化させることなく形状簡略化が行われていること
がわかる。
【0095】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、機器・
設備の3次元モデルに外接する最小の直方体の情報を用
意しておき、この情報を利用して視野内の機器・設備の
プリミティブ図形を機器・設備単位のグループとして一
括検索するようにしたため、従来の個別のプリミティブ
の検索に比べて検索処理量の軽減を図ることができる。
具体的には、以下の効果がある。
【0096】(1)描画機能を実現するための、描画対
象となるプリミティブ図形を検索する処理量の平均的軽
減を図ることができる。
【0097】(2)通り抜け禁止機能を実現するため
の、カメラが内部にあるプリミティブ図形を検索する処
理量の平均的軽減を図ることができる。
【0098】(3)危険警報機能を実現するための、カ
メラが形状+危険範囲内部にあるプリミティブ図形を検
索する処理量の平均的軽減を図ることができる。
【0099】(4)カメラの自動昇降機能を実現するた
めの、カメラが上に乗っているプリミティブ図形を検索
する処理量の平均的軽減を図ることができる。
【0100】また、本発明によれば、3次元モデルの外
接直方体情報を利用して形状簡略化・不可視機器の検索
・非描画を行うようにしたため、描画対象ポリゴン数を
削減し3次元シミュレーションシステムの描画処理時間
が短縮できる効果がある。
【0101】また、本発明によれば、プリミティブ図形
の描画は、描画対象となる機器・設備を構成する複数の
プリミティブからその体積値の小さいプリミティブを削
減するようにしたため、以下の効果がある。
【0102】(A)体積値の大きいプリミティブの描画
で知覚され易くしながら、体積値の小さいプリミティブ
を削減した描画処理により、描画処理時間を短縮でき
る。
【0103】(B)事前に簡略化モデルの作成が不要で
あり、また、簡略化モデルを別に持つ必要がないので余
計なメモリ消費がない。
【0104】(C)描画するプリミティブ形状の総数N
を予め設定することにより、最低フレームレート(一秒
あたりの描画更新数)を確保することができる。
【0105】(D)各3次元モデルをプリミティブ形状
の体積値が大きい順に形状簡略化することにより、モデ
ルを外概から細部へ段階的な簡略化レベルが実現でき
る。
【0106】(E)従来のような視点からの絶対的な距
離による形状簡略化ではなく、相対的な距離に応じた形
状簡略化を行うことで、描画対象の各モデルに対し相対
的な形状簡略化レベルが設定できるため画像の歪みが少
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】機器モデルのプリミティブ表現例。
【図2】本発明の実施形態に係る外接直方体の定義例。
【図3】本発明の方法を適用した場合と従来方法とによ
る描画処理時間の比較結果。
【図4】プラント用3次元シミュレーションの描画処理
速度実測値。
【図5】本発明の方法を適用した場合と従来方法とによ
るフレームレートと歪み率特性。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの機器・設備をプリミティブ図
    形の集合として3次元モデル化し、視点から見た範囲内
    のプリミティブ図形群を検索してディスプレイ上に各種
    機能を有して描画する3次元シミュレーションシステム
    において、 前記各機器・設備個別に、それらを構成する全てのプリ
    ミティブ図形を内部に含む外接直方体を定義した情報を
    用意しておき、 前記各機器・設備のリストから前記視点から見た範囲内
    に入る前記外接直方体又はその周辺に含まれる機器・設
    備を検索して機器・設備候補リストとし、このリストに
    含まれる機器・設備のプリミティブ図形を検索してプリ
    ミティブ候補リストとし、このプリミティブ候補リスト
    に対して3次元シミュレーションの各種機能処理を行う
    ことを特徴とする3次元シミュレーション方法。
  2. 【請求項2】 前記視点からみた機器・設備までの距離
    が設定値以上である機器・設備はプリミティブ図形を簡
    略化して描画することを特徴とする請求項1に記載の3
    次元シミュレーション方法。
  3. 【請求項3】 前記プリミティブ図形の描画は、当該プ
    リミティブ図形の外接直方体とすることを特徴とする請
    求項2に記載の3次元シミュレーション方法。
  4. 【請求項4】 前記プリミティブ図形の描画は、描画対
    象となる機器・設備を構成する複数のプリミティブから
    その体積値の小さいプリミティブを削減することを特徴
    とする請求項2又は3に記載の3次元シミュレーション
    方法。
  5. 【請求項5】 前記機器・設備のうち体積的に大きな機
    器・設備のプリミティブをあらかじめ登録しておき、こ
    の登録した機器・設備が前記視野内に入る場合にそのプ
    リミティブの背後に隠れてしまう機器・設備を検索し、
    当該機器を描画対象機器から外すことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の3次元シミュレーション方法。
JP17402696A 1995-08-23 1996-07-04 3次元シミュレーション方法 Pending JPH1027263A (ja)

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JP11403296 1996-05-09
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JP8-114032 1996-05-09
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002163676A (ja) * 2000-11-28 2002-06-07 Namco Ltd ゲームシステム及びプログラム
JP2008176424A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Ricoh Co Ltd パーツカタログ作成システム、パーツカタログ作成方法、コンピュータが実行するためのプログラム、およびコンピュータが読み取り可能な記録媒体
CN119671473A (zh) * 2024-11-06 2025-03-21 福建亿榕信息技术有限公司 一种基于空间环境建模的变电站大型机械作业安全管控方法及系统

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