JPH10272680A - ブロー成形用金型構造 - Google Patents

ブロー成形用金型構造

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JPH10272680A
JPH10272680A JP9080394A JP8039497A JPH10272680A JP H10272680 A JPH10272680 A JP H10272680A JP 9080394 A JP9080394 A JP 9080394A JP 8039497 A JP8039497 A JP 8039497A JP H10272680 A JPH10272680 A JP H10272680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parison
blow molding
mold
air vent
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP9080394A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Sugiyama
真一 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keeper Co Ltd
Original Assignee
Keeper Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Keeper Co Ltd filed Critical Keeper Co Ltd
Priority to JP9080394A priority Critical patent/JPH10272680A/ja
Publication of JPH10272680A publication Critical patent/JPH10272680A/ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パリソンとの間の残留空気の発生を防止し、
金型の内面形状に従った成形を可能にする。 【解決手段】 パリソンが膨らんで入り込む凹部6の頂
点位置にパリソンとの間に存在する気体を排出する第1
の空気抜き通路8を開口させたブロー成形用金型構造で
あり、頂点位置の近傍に、パリソンが凹部6の頂点位置
に到達して第1の空気抜き通路8の開口を塞いだ後にパ
リソンとの間に残存する残留空気を排出する第2の空気
抜き通路10を開口させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブロー成形用金型
構造に関する。より詳しくは、本発明は、複雑な凹凸形
状の製品を成形するのに好適なブロー成形用金型構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】CVJブーツ等の複雑な凹凸形状の製品
をブロー成形する金型には、パリソンが膨らんで入り込
む凹部、換言すると製品の凸部を形成する凹部に空気抜
き孔を開口させている。この空気抜き孔101は、例え
ば図3に示すように、パリソンが最後に接触する金型1
03の凹部102の最も奥の位置、即ち成形品の凸部の
頂点に対応する位置に開口しており、膨張途中のパリソ
ン104が凹部102全体を塞いだ後にも当該パリソン
104と金型103との間の空気を排出し、パリソン1
04の凹部102奥までの膨出を可能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
金型103を使用してブロー成形を行った場合、金型1
03通りのブロー成形が妨げられて所望形状の製品を得
ることができない場合がある。例えば、自動車の等速ジ
ョイントを覆うCVJブーツをブロー成形する場合に
は、CVJブーツの蛇腹の山部頂点に対応する位置に穿
たれた空気抜き孔101によっては、図4に示すよう
に、CVJブーツ106の蛇腹の山部の頂部に相当する
円弧部分106aとそこから接線方向に内側へ延びる斜
面部分106bとの境界付近に凹部107が発生するこ
とがある。この凹部107は、CVJブーツが装着され
た駆動軸が大きく操舵された場合等において、曲げ角の
外側となって伸長したときに凹みを発生させる原因とな
るので好ましくない。
【0004】そこで、本発明は、金型のキャビティ面・
型内面形状に沿った完全な製品形状に成形可能なブロー
成形用金型構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明者が種々実験・研究した結果、空気抜き孔で
の吸引・排気条件によっては、図3において二点鎖線で
示すように、パリソン104と金型103との間に存在
する空気が抜けきる前にパリソン104の山部の先端が
凹部102の頂点位置に到達して空気抜き孔101を塞
いでしまうことが判明した。パリソン104と金型10
3との間の空気が抜けきる前に空気抜き孔101が塞が
れたため、凹部102の頂点位置の近傍に空気が残留
し、金型103通りの成形が妨げられて所望形状の製品
を得ることができないことを知見するに至った。
【0006】本発明は、かかる知見に基づいて為された
ものであって、パリソンが膨らんで入り込む凹部の頂点
位置に当該パリソンとの間に存在する気体を排出する第
1の気体抜き通路を開口させたブロー成形用金型構造に
おいて、頂点位置の近傍に、パリソンが凹部の頂点位置
に到達して第1の気体抜き通路の開口を塞いだ後にパリ
ソンとの間に残存する残留気体を排出する第2の気体抜
き通路を開口させるようにしている。
【0007】したがって、ブローされて膨らんだパリソ
ンが、パリソンと金型間の空気を全て排出する前に第1
の気体抜き通路を塞いだとしても、パリソンと金型との
間に残った残留空気は第2の気体抜き通路から排出さ
れ、パリソンの金型内面への密着が可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0009】図1及び図2に本発明のブロー成形用金型
構造の実施形態の一例としてプレス・ブロー型に適用し
た例を示す。なお、図1は、図2に楕円Iで示す部位を
拡大して示している。このブロー成形用金型1は、例え
ばCVJブーツを成形するためのプレス・ブロー型で、
成形品の径方向に例えば2分割された分割型で、半割れ
組2,2を組み合わせて構成されている。各半割れ組2
は、更に成形品の軸方向に分割した複数の駒3,…,
4,…を組み合わせて構成されている。各駒3は、凸部
12を構成している。また、各駒4同士の分割位置が凹
部6になっている。即ち、各駒3,4を重ね合わせるこ
とで、CVJブーツの蛇腹の山部及び谷部に対応するキ
ャビティ5側の凹部6及び凸部12が形成される。
【0010】各凹部6の頂点位置には、図1に詳しく示
すように、全周にわたって第1の空気抜き通路(気体抜
き通路)8が開口している。即ち、第1の空気抜き通路
8は、ブロー成形途中のパリソンで閉じられる各凹部
6,…,6の最も奥まった位置、即ち頂点位置の全周に
わたって円周上に溝が形成されている。そして、ブロー
成形時のキャビティ5側から第1の空気抜き通路8内へ
の空気の流入は容易であるも、パリソンの侵入は困難で
あるように形成されている。第1の空気抜き通路8は、
重ね合わされる各駒4,4の分割面に溝を形成し、これ
ら各溝を合わせることで形成されている。
【0011】また、各凹部6の頂点位置の近傍には、第
2の空気抜き通路(気体抜き通路)10が全周にわたっ
て開口している。図1に基づいて、より具体的に説明す
る。いま、凹部6の断面についてキャビティ5側の輪郭
形状を、凹部6の最も奧側の頂点位置を含む円弧部分1
1と、この円弧部分11の接線方向へ両端から凸部(製
品形状の谷部に相当する)12に向けて拡がる各斜面部
分13とに分けて考えると、円弧部分11と各斜面部分
13,13との間の境界部分14,14の近傍にブロー
成形時における残留空気が発生し易い。第2の空気抜き
通路10は、これら各境界部分14に開口している。
【0012】第2の空気抜き通路10は第1の空気抜き
通路8と同様に、各境界部分14の全周にわたって円周
状に溝が形成されている。そして、ブロー成形時のキャ
ビティ5側から第2の空気抜き通路10への空気の流入
は容易であるが、パリソンの流入は困難であるように形
成されている。各第2の空気抜き通路10は、重ね合わ
される各駒3,4の分割面に溝を形成し、これら各溝を
合わせることで形成されている。即ち、各第2の空気抜
き通路10が形成される境界部分14,14は、各駒
3,4の分割面となっている。
【0013】第1及び第2の空気抜き通路8,10は、
各半割れ組2,2の分割面に形成されている型外と連通
する流路を通って型外に排気される。即ち、各半割れ組
2の分割面には所定形状の溝が形成されており、これら
各溝を合わせることで各空気抜き通路8,10を金型1
の外方に通じさせる空気通路が形成される。そして、こ
の空気通路を通じて、各空気抜き通路8,10は負圧源
である吸引手段に接続されている。吸引手段はブロー成
形時に作動し、パリソンのブロー成形・膨出を補助す
る。
【0014】以上のように構成されたブロー成形用金型
1を使用してブロー成形を行った場合、ブローされたパ
リソンが膨らんで各凹部6を塞いでも、その後パリソン
は第1及び第2の空気抜き通路10から金型1との間に
存在する空気を排出しながら膨らみ続ける。
【0015】パリソンは、主に、金型1のキャビティ面
に接触していない部分、即ち凹部6の空間を横切るよう
にして張られた部分で伸びながら膨らむ。したがって、
パリソンが、凹部6のキャビティ面の全面に密着する前
に凹部6の頂点位置に到達し、金型1との間の空気を全
て抜く前に第1の空気抜き通路8を塞いでしまっても、
それよりも手前側の頂点位置近傍の各境界部分14には
第2の空気抜き通路10によって金型1とパリソンとの
間に残存する残留空気は第2の空気抜き通路10から排
出される。したがって、凹部6の頂点位置の近傍、即ち
キャビティ5の輪郭形状に関して各境界部分14,14
の近傍に空気が残留することがない。そこで、ブローさ
れたパリソンは凹部6のキャビティ面に全面にわたって
密着し、所望の形状が得られる。
【0016】なお、上述の形態は本発明の好適な形態の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述の説明では、多数の駒3,4を重ねて
更に半割れ組2,2を構成する金型1を例にしている
が、この構造の金型に限るものではなく、単に成形品の
径方向に型を分割するタイプの金型に適用しても良い。
【0017】また、上述の説明では、第1及び第2の空
気抜き通路8,10を全周にわたって周溝状に形成して
いるが、必ずしも全周にわたって各通路8,10を形成
する必要はない。例えば、各通路8,10を、周方向に
所定間隔をおいた複数箇所に開口する孔としても良い。
【0018】さらに、CVJブーツをブロー成形する場
合の金型を例に説明したが、その他の成形品用の金型に
適用しても良いことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、パリソ
ンとの間の気体を排出する第1の気体抜き通路が開口す
る頂点位置の近傍に、パリソンが凹部の頂点位置に到達
して第1の気体抜き通路の開口を塞いだ後にパリソンと
の間に残存する残留気体を排出する第2の気体抜き通路
を開口させているので、パリソンと金型との間の空気を
全て排出してキャビティ面の全面にパリソンを密着させ
ることが可能になる。このため、所望の形状を得ること
ができて成形品の品質を安定化することができる。ま
た、複雑な凹凸形状を有するCVJブーツ用の金型に適
用した場合には、蛇腹の山部の頂点近傍に残留空気に起
因した凹みが発生するのを防止することができ、設計通
りの作動と耐久性を得ることができる。さらに、パリソ
ンと金型との間の気体を抜くルートが増えることにな
り、たとえ一つの気体抜き通路が詰まったとしても気体
を抜くルートは確保されているので、金型汚染が激しい
材料を用いてブロー成形を行ったとしても、ブロー不足
の発生を遅らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブロー成形用金型構造の実施形態
の一例を示し、その要部を拡大した断面図である。
【図2】本発明を適用したブロー成形用金型の一例を示
す断面図である。
【図3】従来のブロー成形用金型構造を示す断面図であ
る。
【図4】従来のブロー成形用金型構造による成形品の断
面図である。
【符号の説明】
1 ブロー成形用金型 6 凹部 8 第1の空気抜き通路(気体抜き通路) 10 第2の空気抜き通路(気体抜き通路)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パリソンが膨らんで入り込む凹部の頂点
    位置に当該パリソンとの間に存在する気体を排出する第
    1の気体抜き通路を開口させたブロー成形用金型構造に
    おいて、前記頂点位置の近傍に、前記パリソンとの間に
    残存する残留気体を排出する第2の気体抜き通路を開口
    させることを特徴とするブロー成形用金型構造。
JP9080394A 1997-03-31 1997-03-31 ブロー成形用金型構造 Pending JPH10272680A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9080394A JPH10272680A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 ブロー成形用金型構造

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JP9080394A JPH10272680A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 ブロー成形用金型構造

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Publication Number Publication Date
JPH10272680A true JPH10272680A (ja) 1998-10-13

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ID=13717082

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9080394A Pending JPH10272680A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 ブロー成形用金型構造

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JP (1) JPH10272680A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010221414A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ジョイントブーツの製造方法
JP2014222997A (ja) * 2013-05-14 2014-11-27 住友電装株式会社 コルゲートチューブの製造方法
CN104416891A (zh) * 2013-09-05 2015-03-18 克朗斯股份有限公司 利用排气将塑料型坯变形为塑料容器的吹塑模具、吹塑机及方法

Cited By (4)

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US9914257B2 (en) 2013-09-05 2018-03-13 Krones Ag Apparatus and method for transforming plastic parisons into plastic containers with air discharge

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