JPH10272703A - 合成樹脂製ネットの製造装置 - Google Patents
合成樹脂製ネットの製造装置Info
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- JPH10272703A JPH10272703A JP9806097A JP9806097A JPH10272703A JP H10272703 A JPH10272703 A JP H10272703A JP 9806097 A JP9806097 A JP 9806097A JP 9806097 A JP9806097 A JP 9806097A JP H10272703 A JPH10272703 A JP H10272703A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 嵩高さ、大きな表面積、引張強度と柔軟性を
備えた合成樹脂製ネットを高精度に製造することができ
る合成樹脂製ネットの製造装置を提供すること。 【解決手段】 円周上に略等間隔にノズル口11を備え
た中間ノズル部1と、中間ノズル部1の内外周にそれぞ
れ回転自在に配設した、円周上に略等間隔にノズル口2
1,31を備えた内側ノズル部2及び外側ノズル部3
と、内側ノズル部2及び外側ノズル部3をそれぞれ反対
方向に回転駆動する駆動機構とからなり、各ノズル部
1,2,3のノズル口11,21,31に合成樹脂材料
を供給する供給路4をノズル本体内で分岐し、中間ノズ
ル部1と内側ノズル部2の間及び中間ノズル部1と外側
ノズル部3の間に供給路43a,43bを形成するとと
もに、各ノズル部1,2,3のノズル口11,21,3
1の近傍位置において、分岐した供給路を合流43a,
43bするようにする。
備えた合成樹脂製ネットを高精度に製造することができ
る合成樹脂製ネットの製造装置を提供すること。 【解決手段】 円周上に略等間隔にノズル口11を備え
た中間ノズル部1と、中間ノズル部1の内外周にそれぞ
れ回転自在に配設した、円周上に略等間隔にノズル口2
1,31を備えた内側ノズル部2及び外側ノズル部3
と、内側ノズル部2及び外側ノズル部3をそれぞれ反対
方向に回転駆動する駆動機構とからなり、各ノズル部
1,2,3のノズル口11,21,31に合成樹脂材料
を供給する供給路4をノズル本体内で分岐し、中間ノズ
ル部1と内側ノズル部2の間及び中間ノズル部1と外側
ノズル部3の間に供給路43a,43bを形成するとと
もに、各ノズル部1,2,3のノズル口11,21,3
1の近傍位置において、分岐した供給路を合流43a,
43bするようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物処分場等の
法面やトンネル等の土木構築物用排水材、下水や産業排
水等の汚水を好気性菌類又は嫌気性菌類により生物処理
する汚水処理槽内に設置される汚水処理槽用充填材、包
装材等として好適に使用される合成樹脂製ネットの製造
装置に関するものである。
法面やトンネル等の土木構築物用排水材、下水や産業排
水等の汚水を好気性菌類又は嫌気性菌類により生物処理
する汚水処理槽内に設置される汚水処理槽用充填材、包
装材等として好適に使用される合成樹脂製ネットの製造
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、土木構築物用排水材、汚水処理槽
用充填材、包装材等として、角形や菱形の網目形状を有
する合成樹脂製ネットが汎用されている。ところで、こ
の合成樹脂製ネットは、ポリエチレン、ポリプロピレン
等の合成樹脂材料を原料とし、角形の網目形状にする場
合には、金型から縦糸を連続的に押し出しながら横糸を
形成する連続押出成形法により、一方、菱形の網目形状
にする場合には、金型から2本の縦糸を連続的に押し出
しながら金型を回転駆動させる連続押出成形法により、
それぞれ筒状の合成樹脂製ネットを成形し、その用途に
応じて、切り開いて平面状の合成樹脂製ネットを得るよ
うにしていた(例えば、タキロン株式会社製トリカルネ
ット(商品名)、トリカルヒシメネット(商品名)
等)。そして、これらの従来の合成樹脂製ネットは、そ
の構造上の理由から、角形の網目形状を有する合成樹脂
製ネットの場合は引張強度が大きいという利点を、一
方、菱形の網目形状を有する合成樹脂製ネットの場合は
柔軟性を有するという利点を、それぞれ有していた。
用充填材、包装材等として、角形や菱形の網目形状を有
する合成樹脂製ネットが汎用されている。ところで、こ
の合成樹脂製ネットは、ポリエチレン、ポリプロピレン
等の合成樹脂材料を原料とし、角形の網目形状にする場
合には、金型から縦糸を連続的に押し出しながら横糸を
形成する連続押出成形法により、一方、菱形の網目形状
にする場合には、金型から2本の縦糸を連続的に押し出
しながら金型を回転駆動させる連続押出成形法により、
それぞれ筒状の合成樹脂製ネットを成形し、その用途に
応じて、切り開いて平面状の合成樹脂製ネットを得るよ
うにしていた(例えば、タキロン株式会社製トリカルネ
ット(商品名)、トリカルヒシメネット(商品名)
等)。そして、これらの従来の合成樹脂製ネットは、そ
の構造上の理由から、角形の網目形状を有する合成樹脂
製ネットの場合は引張強度が大きいという利点を、一
方、菱形の網目形状を有する合成樹脂製ネットの場合は
柔軟性を有するという利点を、それぞれ有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の合成樹脂製ネットは、角形の網目形状を有する合成
樹脂製ネットの場合は縦糸及び横糸の2本の糸から、一
方、菱形の網目形状を有する合成樹脂製ネットの場合は
2本の斜行する縦糸から、それぞれ構成されているた
め、土木構築物用排水材、汚水処理槽用充填材、包装材
等として使用する場合に要求される嵩高さ、大きな表面
積、引張強度と柔軟性のすべての条件を兼ね備えた合成
樹脂製ネットを製造することが困難であった。
来の合成樹脂製ネットは、角形の網目形状を有する合成
樹脂製ネットの場合は縦糸及び横糸の2本の糸から、一
方、菱形の網目形状を有する合成樹脂製ネットの場合は
2本の斜行する縦糸から、それぞれ構成されているた
め、土木構築物用排水材、汚水処理槽用充填材、包装材
等として使用する場合に要求される嵩高さ、大きな表面
積、引張強度と柔軟性のすべての条件を兼ね備えた合成
樹脂製ネットを製造することが困難であった。
【0004】本発明は、上記従来の合成樹脂製ネットの
有する問題点に鑑み、嵩高さ、大きな表面積、引張強度
と柔軟性を備えた合成樹脂製ネットを高精度に製造する
ことができる合成樹脂製ネットの製造装置を提供するこ
とを目的とする。
有する問題点に鑑み、嵩高さ、大きな表面積、引張強度
と柔軟性を備えた合成樹脂製ネットを高精度に製造する
ことができる合成樹脂製ネットの製造装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の合成樹脂製ネットの製造装置は、円周上に
略等間隔にノズル口を備えた中間ノズル部と、該中間ノ
ズル部の内外周にそれぞれ回転自在に配設した、円周上
に略等間隔にノズル口を備えた内側ノズル部及び外側ノ
ズル部と、該内側ノズル部及び外側ノズル部をそれぞれ
反対方向に回転駆動する駆動機構とからなり、前記各ノ
ズル部のノズル口に合成樹脂材料を供給する供給路をノ
ズル本体内で分岐し、中間ノズル部と内側ノズル部の間
及び中間ノズル部と外側ノズル部の間に供給路を形成す
るとともに、各ノズル部のノズル口の近傍位置におい
て、前記分岐した供給路を合流するようにしたことを特
徴とする。
め、本発明の合成樹脂製ネットの製造装置は、円周上に
略等間隔にノズル口を備えた中間ノズル部と、該中間ノ
ズル部の内外周にそれぞれ回転自在に配設した、円周上
に略等間隔にノズル口を備えた内側ノズル部及び外側ノ
ズル部と、該内側ノズル部及び外側ノズル部をそれぞれ
反対方向に回転駆動する駆動機構とからなり、前記各ノ
ズル部のノズル口に合成樹脂材料を供給する供給路をノ
ズル本体内で分岐し、中間ノズル部と内側ノズル部の間
及び中間ノズル部と外側ノズル部の間に供給路を形成す
るとともに、各ノズル部のノズル口の近傍位置におい
て、前記分岐した供給路を合流するようにしたことを特
徴とする。
【0006】この合成樹脂製ネットの製造装置によれ
ば、連続押出成形法により、固定された中間ノズル部の
ノズル口から縦糸を、それぞれ反対方向に回転駆動され
る内側ノズル部及び外側ノズル部のそれぞれのノズル口
から逆方向に斜行する縦糸を連続的に押し出すことによ
り、中間ノズル部のノズル口から押し出される縦糸の内
側及び外側に逆方向に斜めに延びる縦糸を配するととも
に、各々の縦糸の交点が融着して一体となった、嵩高
さ、大きな表面積、引張強度と柔軟性を備えた筒状の合
成樹脂製ネットを成形することができる。そして、各ノ
ズル部のノズル口に合成樹脂材料を供給する供給路をノ
ズル本体内で分岐し、中間ノズル部と内側ノズル部の間
及び中間ノズル部と外側ノズル部の間に供給路を形成す
るとともに、各ノズル部のノズル口の近傍位置におい
て、分岐した供給路を合流するように構成することによ
り、各ノズル部のノズル口に、材料切れすることなく均
一に合成樹脂材料を供給することができ、これにより、
合成樹脂製ネットを高精度に製造することができる。ま
た、供給路の十分な容量を確保しながら、供給路を形成
するノズル本体の形状を小形化することができ、ノズル
本体の温度管理を容易化するとともに、製造装置の製造
コストを低廉にすることができる。
ば、連続押出成形法により、固定された中間ノズル部の
ノズル口から縦糸を、それぞれ反対方向に回転駆動され
る内側ノズル部及び外側ノズル部のそれぞれのノズル口
から逆方向に斜行する縦糸を連続的に押し出すことによ
り、中間ノズル部のノズル口から押し出される縦糸の内
側及び外側に逆方向に斜めに延びる縦糸を配するととも
に、各々の縦糸の交点が融着して一体となった、嵩高
さ、大きな表面積、引張強度と柔軟性を備えた筒状の合
成樹脂製ネットを成形することができる。そして、各ノ
ズル部のノズル口に合成樹脂材料を供給する供給路をノ
ズル本体内で分岐し、中間ノズル部と内側ノズル部の間
及び中間ノズル部と外側ノズル部の間に供給路を形成す
るとともに、各ノズル部のノズル口の近傍位置におい
て、分岐した供給路を合流するように構成することによ
り、各ノズル部のノズル口に、材料切れすることなく均
一に合成樹脂材料を供給することができ、これにより、
合成樹脂製ネットを高精度に製造することができる。ま
た、供給路の十分な容量を確保しながら、供給路を形成
するノズル本体の形状を小形化することができ、ノズル
本体の温度管理を容易化するとともに、製造装置の製造
コストを低廉にすることができる。
【0007】この場合において、内側ノズル部及び外側
ノズル部を、反対方向に同じ角速度で回転駆動するよう
に構成することができる。
ノズル部を、反対方向に同じ角速度で回転駆動するよう
に構成することができる。
【0008】これにより、縦糸の内側及び外側に、この
縦糸に対して対称に逆方向に斜めに延びる縦糸をそれぞ
れ配するとともに、各々の縦糸の交点が融着して一体と
なった、嵩高さ、大きな表面積、引張強度と柔軟性を備
えた筒状の合成樹脂製ネットを成形することができる。
縦糸に対して対称に逆方向に斜めに延びる縦糸をそれぞ
れ配するとともに、各々の縦糸の交点が融着して一体と
なった、嵩高さ、大きな表面積、引張強度と柔軟性を備
えた筒状の合成樹脂製ネットを成形することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の合成樹脂製ネット
の製造装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
の製造装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】図1〜図4に、本発明の合成樹脂製ネット
の製造装置の一実施例を示す。この合成樹脂製ネットの
製造装置は、円周上に略等間隔にノズル口11を備えた
中間ノズル部1と、中間ノズル部1の内周側に回転自在
に配設した、円周上に略等間隔にノズル口21を備えた
内側ノズル部2と、中間ノズル部1の外周側に回転自在
に配設した、円周上に略等間隔にノズル口31を備えた
外側ノズル部3とからなるノズル本体を備え、内側ノズ
ル部2及び外側ノズル部3をそれぞれ反対方向に回転
(本実施例においては、図3(底面図)において、内側
ノズル部2を右回転、外側ノズル部3を左回転)駆動す
るように構成されている。
の製造装置の一実施例を示す。この合成樹脂製ネットの
製造装置は、円周上に略等間隔にノズル口11を備えた
中間ノズル部1と、中間ノズル部1の内周側に回転自在
に配設した、円周上に略等間隔にノズル口21を備えた
内側ノズル部2と、中間ノズル部1の外周側に回転自在
に配設した、円周上に略等間隔にノズル口31を備えた
外側ノズル部3とからなるノズル本体を備え、内側ノズ
ル部2及び外側ノズル部3をそれぞれ反対方向に回転
(本実施例においては、図3(底面図)において、内側
ノズル部2を右回転、外側ノズル部3を左回転)駆動す
るように構成されている。
【0011】中間ノズル部1は、下端部をやや拡開した
円筒状に形成するとともに、下端から略中間位置までの
内径をそれより上部の内径よりも大径に形成し、この大
径に形成した部分に、複数個(本実施例においては、4
個)のスリット12を穿設するようにする。また、中間
ノズル部1の拡開して形成した下端部には、その下端か
ら略等間隔に複数個(本実施例においては、12個)の
切り込みを入れることによりノズル口11を形成するよ
うにする。
円筒状に形成するとともに、下端から略中間位置までの
内径をそれより上部の内径よりも大径に形成し、この大
径に形成した部分に、複数個(本実施例においては、4
個)のスリット12を穿設するようにする。また、中間
ノズル部1の拡開して形成した下端部には、その下端か
ら略等間隔に複数個(本実施例においては、12個)の
切り込みを入れることによりノズル口11を形成するよ
うにする。
【0012】中間ノズル部1の内周側に配設した内側ノ
ズル部2は、その上部位置において固定側部材5にベア
リング部材54を介して、また、その中間位置及び下部
位置において中間ノズル部1の内周面に摺接することに
より回転自在に支持され、下端部をやや拡開した円柱状
に形成するとともに、その下端に、外周面に略等間隔に
複数個(本実施例においては、12個)の切り込みを入
れることによりノズル口21を形成するようにした内ノ
ズル板22を固定するようにする。内側ノズル部2の軸
心には、後述のキャリーブル6を吊り下げるようにして
支持する支持棒61を挿通するための貫通孔23を形成
し、貫通孔23の上端部及び下端部には、内側ノズル部
2の回転力を支持棒61に伝達しないようにして支持棒
61を保持するベアリング部材24a,24bを配設す
る。内側ノズル部2は、中間ノズル部1の内周面に摺接
する中間位置において、その外周面の円周方向に複数の
浅溝25を形成することにより、後述の合成樹脂材料を
供給する供給路43aからの合成樹脂材料の逆流を防止
するようにする。内側ノズル部2は、その上端部を固定
側部材5から突出させ、電動機(図示省略)により所定
の回転速度で、図3(底面図)において、右回転駆動す
るようにする。
ズル部2は、その上部位置において固定側部材5にベア
リング部材54を介して、また、その中間位置及び下部
位置において中間ノズル部1の内周面に摺接することに
より回転自在に支持され、下端部をやや拡開した円柱状
に形成するとともに、その下端に、外周面に略等間隔に
複数個(本実施例においては、12個)の切り込みを入
れることによりノズル口21を形成するようにした内ノ
ズル板22を固定するようにする。内側ノズル部2の軸
心には、後述のキャリーブル6を吊り下げるようにして
支持する支持棒61を挿通するための貫通孔23を形成
し、貫通孔23の上端部及び下端部には、内側ノズル部
2の回転力を支持棒61に伝達しないようにして支持棒
61を保持するベアリング部材24a,24bを配設す
る。内側ノズル部2は、中間ノズル部1の内周面に摺接
する中間位置において、その外周面の円周方向に複数の
浅溝25を形成することにより、後述の合成樹脂材料を
供給する供給路43aからの合成樹脂材料の逆流を防止
するようにする。内側ノズル部2は、その上端部を固定
側部材5から突出させ、電動機(図示省略)により所定
の回転速度で、図3(底面図)において、右回転駆動す
るようにする。
【0013】中間ノズル部1の外周側に配設した外側ノ
ズル部3は、その中間位置において固定側部材5の下部
ピース53にベアリング部材55を介して、また、その
下部位置において中間ノズル部1の外周面に摺接するこ
とにより回転自在に支持され、下端部をやや拡開した円
筒状に形成するとともに、その下端に、内周面に略等間
隔に複数個(本実施例においては、12個)の切り込み
を入れることによりノズル口31を形成するようにした
外ノズル板32を固定する。また、外側ノズル部3の下
端には、外ノズル板32の外周に、さらに、スプロケッ
ト33を固定し、このスプロケット33と回転駆動軸3
7に固定したスプロケット35とにチェーン34を掛け
渡すとともに、掛け渡されたチェーン34の中間位置
に、テンション用スプロケット36を配設することによ
り、外側ノズル部3を、所定の回転速度で、図3(底面
図)において、左回転駆動するようにする。
ズル部3は、その中間位置において固定側部材5の下部
ピース53にベアリング部材55を介して、また、その
下部位置において中間ノズル部1の外周面に摺接するこ
とにより回転自在に支持され、下端部をやや拡開した円
筒状に形成するとともに、その下端に、内周面に略等間
隔に複数個(本実施例においては、12個)の切り込み
を入れることによりノズル口31を形成するようにした
外ノズル板32を固定する。また、外側ノズル部3の下
端には、外ノズル板32の外周に、さらに、スプロケッ
ト33を固定し、このスプロケット33と回転駆動軸3
7に固定したスプロケット35とにチェーン34を掛け
渡すとともに、掛け渡されたチェーン34の中間位置
に、テンション用スプロケット36を配設することによ
り、外側ノズル部3を、所定の回転速度で、図3(底面
図)において、左回転駆動するようにする。
【0014】この場合において、内側ノズル部2を回転
駆動する電動機(図示省略)により、外側ノズル部3の
回転駆動軸37を同期して回転駆動することにより、内
側ノズル部2及び外側ノズル部3を、反対方向に同じ角
速度で回転駆動するように構成することができる。
駆動する電動機(図示省略)により、外側ノズル部3の
回転駆動軸37を同期して回転駆動することにより、内
側ノズル部2及び外側ノズル部3を、反対方向に同じ角
速度で回転駆動するように構成することができる。
【0015】上記各ノズル部1,2,3のノズル口1
1,21,31にポリエチレン、ポリプロピレン等の合
成樹脂材料を供給する合成樹脂材料押出機(図示省略)
を接続するための、合成樹脂材料の供給路4の供給口4
1を固定側部材5の中間ピース52に形成する。供給口
41は、中間ピース52を貫通して、固定側部材5の上
部ピース51の外周面に形成した溝42aを介して、上
部ピース51と中間ピース52の間に形成した供給路4
2に接続する。そして、供給路42は、そのまま中間ノ
ズル部1と外側ノズル部3の間に形成した供給路43b
に接続するとともに、中間ノズル部1に穿設した複数個
のスリット12により分岐し、このスリット12を介し
て、中間ノズル部1と内側ノズル部2の間に形成した供
給路43aに接続する。供給路43a,43bは、ノズ
ル本体の下端部において、やや拡開しながら、内側ノズ
ル部2のノズル口21及び外側ノズル部3のノズル口3
1に至るとともに、ノズル口21,31の近傍位置にお
いて、中間ノズル部1の下端から切り込みを入れること
により形成したノズル口11を介して、分岐した供給路
43a,43bが合流するようにし、これにより、両方
の供給路43a,43bから各ノズル部1,2,3のノ
ズル口11,21,31に合成樹脂材料が供給されるよ
うにする。
1,21,31にポリエチレン、ポリプロピレン等の合
成樹脂材料を供給する合成樹脂材料押出機(図示省略)
を接続するための、合成樹脂材料の供給路4の供給口4
1を固定側部材5の中間ピース52に形成する。供給口
41は、中間ピース52を貫通して、固定側部材5の上
部ピース51の外周面に形成した溝42aを介して、上
部ピース51と中間ピース52の間に形成した供給路4
2に接続する。そして、供給路42は、そのまま中間ノ
ズル部1と外側ノズル部3の間に形成した供給路43b
に接続するとともに、中間ノズル部1に穿設した複数個
のスリット12により分岐し、このスリット12を介し
て、中間ノズル部1と内側ノズル部2の間に形成した供
給路43aに接続する。供給路43a,43bは、ノズ
ル本体の下端部において、やや拡開しながら、内側ノズ
ル部2のノズル口21及び外側ノズル部3のノズル口3
1に至るとともに、ノズル口21,31の近傍位置にお
いて、中間ノズル部1の下端から切り込みを入れること
により形成したノズル口11を介して、分岐した供給路
43a,43bが合流するようにし、これにより、両方
の供給路43a,43bから各ノズル部1,2,3のノ
ズル口11,21,31に合成樹脂材料が供給されるよ
うにする。
【0016】内側ノズル部2の軸心に形成した貫通孔2
3に挿通された支持棒61の下端に吊り下げるようにし
て支持したキャリーブル6は、例えば、上部を円錐形状
に、中間及び下部を円筒形状に形成することにより、各
ノズル部1,2,3のノズル口11,21,31よりや
や外方に向けて連続的に押し出され、垂下する縦糸(ス
トランド)Sを、さらに外方に向けて押し拡げるための
もので、このキャリーブル6の下部の形状により、成形
される筒状の合成樹脂製ネットの形状、例えば、円筒状
のほか、断面六角形、八角形等の多角形が決定され、ま
た、その用途に応じて、切り開いて得られる平面状の合
成樹脂製ネットの幅寸法が決定される。
3に挿通された支持棒61の下端に吊り下げるようにし
て支持したキャリーブル6は、例えば、上部を円錐形状
に、中間及び下部を円筒形状に形成することにより、各
ノズル部1,2,3のノズル口11,21,31よりや
や外方に向けて連続的に押し出され、垂下する縦糸(ス
トランド)Sを、さらに外方に向けて押し拡げるための
もので、このキャリーブル6の下部の形状により、成形
される筒状の合成樹脂製ネットの形状、例えば、円筒状
のほか、断面六角形、八角形等の多角形が決定され、ま
た、その用途に応じて、切り開いて得られる平面状の合
成樹脂製ネットの幅寸法が決定される。
【0017】ノズル本体の外周部を構成する固定側部材
5の中間ピース52及び下部ピース53の外周には、供
給路4を流通する合成樹脂材料の温度低下を防止するた
めにバンドヒータ等のヒータ部材7a,7bを配設す
る。
5の中間ピース52及び下部ピース53の外周には、供
給路4を流通する合成樹脂材料の温度低下を防止するた
めにバンドヒータ等のヒータ部材7a,7bを配設す
る。
【0018】この合成樹脂製ネットの製造装置は、連続
押出成形法により、固定された中間ノズル部1のノズル
口11から縦糸S1を、それぞれ反対方向に回転駆動さ
れる内側ノズル部2及び外側ノズル部3のそれぞれのノ
ズル口21,31から逆方向に斜行する縦糸S2,S3
を連続的に押し出すことにより、中間ノズル部1のノズ
ル口11から押し出される縦糸S1の内側及び外側に逆
方向に斜めに延びる縦糸S2,S3を配するとともに、
各々の縦糸S1,S2,S3の交点が融着して一体とな
った、図5に示すような、嵩高さ、大きな表面積、引張
強度と柔軟性を備えた筒状の合成樹脂製ネットNを成形
することができる。
押出成形法により、固定された中間ノズル部1のノズル
口11から縦糸S1を、それぞれ反対方向に回転駆動さ
れる内側ノズル部2及び外側ノズル部3のそれぞれのノ
ズル口21,31から逆方向に斜行する縦糸S2,S3
を連続的に押し出すことにより、中間ノズル部1のノズ
ル口11から押し出される縦糸S1の内側及び外側に逆
方向に斜めに延びる縦糸S2,S3を配するとともに、
各々の縦糸S1,S2,S3の交点が融着して一体とな
った、図5に示すような、嵩高さ、大きな表面積、引張
強度と柔軟性を備えた筒状の合成樹脂製ネットNを成形
することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の合成樹脂製ネットの製造装置に
よれば、各ノズル部のノズル口に合成樹脂材料を供給す
る供給路をノズル本体内で分岐し、中間ノズル部と内側
ノズル部の間及び中間ノズル部と外側ノズル部の間に供
給路を形成するとともに、各ノズル部のノズル口の近傍
位置において、分岐した供給路を合流するように構成す
ることにより、各ノズル部のノズル口に、材料切れする
ことなく均一に合成樹脂材料を供給することができ、こ
れにより、合成樹脂製ネットを高精度に製造することが
できる。また、供給路の十分な容量を確保しながら、供
給路を形成するノズル本体の形状を小形化することがで
き、ノズル本体の温度管理を容易化するとともに、製造
装置の製造コストを低廉にすることができる。そして、
この合成樹脂製ネットの製造装置によって製造される合
成樹脂製ネットは、土木構築物用排水材、汚水処理槽用
充填材、包装材等として使用する場合に要求される嵩高
さ、大きな表面積、引張強度と柔軟性のすべての条件を
兼ね備えたものとなる。
よれば、各ノズル部のノズル口に合成樹脂材料を供給す
る供給路をノズル本体内で分岐し、中間ノズル部と内側
ノズル部の間及び中間ノズル部と外側ノズル部の間に供
給路を形成するとともに、各ノズル部のノズル口の近傍
位置において、分岐した供給路を合流するように構成す
ることにより、各ノズル部のノズル口に、材料切れする
ことなく均一に合成樹脂材料を供給することができ、こ
れにより、合成樹脂製ネットを高精度に製造することが
できる。また、供給路の十分な容量を確保しながら、供
給路を形成するノズル本体の形状を小形化することがで
き、ノズル本体の温度管理を容易化するとともに、製造
装置の製造コストを低廉にすることができる。そして、
この合成樹脂製ネットの製造装置によって製造される合
成樹脂製ネットは、土木構築物用排水材、汚水処理槽用
充填材、包装材等として使用する場合に要求される嵩高
さ、大きな表面積、引張強度と柔軟性のすべての条件を
兼ね備えたものとなる。
【0020】また、内側ノズル部及び外側ノズル部を、
反対方向に同じ角速度で回転駆動することにより、縦糸
の内側及び外側に、この縦糸に対して対称に逆方向に斜
めに延びる縦糸をそれぞれ配するとともに、各々の縦糸
の交点が融着して一体となった、嵩高さ、大きな表面
積、引張強度と柔軟性を有するとともに、変形の均一な
筒状の合成樹脂製ネットを成形することができる。
反対方向に同じ角速度で回転駆動することにより、縦糸
の内側及び外側に、この縦糸に対して対称に逆方向に斜
めに延びる縦糸をそれぞれ配するとともに、各々の縦糸
の交点が融着して一体となった、嵩高さ、大きな表面
積、引張強度と柔軟性を有するとともに、変形の均一な
筒状の合成樹脂製ネットを成形することができる。
【図1】本発明の合成樹脂製ネットの製造装置のノズル
本体の縦断面図である。
本体の縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の合成樹脂製ネットの製造装置の底面図
である。
である。
【図4】同側面図である。
【図5】本発明の合成樹脂製ネットの製造装置によって
製造された合成樹脂製ネットを示し、(a)は正面図、
(b)はB−B線断面図、(c)はC−C線断面図であ
る。
製造された合成樹脂製ネットを示し、(a)は正面図、
(b)はB−B線断面図、(c)はC−C線断面図であ
る。
1 中間ノズル部 11 ノズル口 2 内側ノズル部 21 ノズル口 3 外側ノズル部 31 ノズル口 4 合成樹脂材料の供給路 5 固定側部材 6 キャリーブル 7a ヒータ部材 7b ヒータ部材
Claims (2)
- 【請求項1】 円周上に略等間隔にノズル口を備えた中
間ノズル部と、該中間ノズル部の内外周にそれぞれ回転
自在に配設した、円周上に略等間隔にノズル口を備えた
内側ノズル部及び外側ノズル部と、該内側ノズル部及び
外側ノズル部をそれぞれ反対方向に回転駆動する駆動機
構とからなり、前記各ノズル部のノズル口に合成樹脂材
料を供給する供給路をノズル本体内で分岐し、中間ノズ
ル部と内側ノズル部の間及び中間ノズル部と外側ノズル
部の間に供給路を形成するとともに、各ノズル部のノズ
ル口の近傍位置において、前記分岐した供給路を合流す
るようにしたことを特徴とする合成樹脂製ネットの製造
装置。 - 【請求項2】 内側ノズル部及び外側ノズル部を、反対
方向に同じ角速度で回転駆動するようにしたことを特徴
とする請求項1記載の合成樹脂製ネットの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9806097A JPH10272703A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 合成樹脂製ネットの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9806097A JPH10272703A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 合成樹脂製ネットの製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10272703A true JPH10272703A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14209793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9806097A Pending JPH10272703A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 合成樹脂製ネットの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10272703A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040009028A (ko) * | 2002-07-22 | 2004-01-31 | 주식회사 알파화성 | 3층구조의 수지네트 제조용 성형장치 |
| KR20040016133A (ko) * | 2002-08-16 | 2004-02-21 | 주식회사 알파화성 | 수지네트 구조 |
| WO2016132915A1 (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-25 | 東京インキ株式会社 | 網目状樹脂成形品及び網目状樹脂成形品の製造方法 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9806097A patent/JPH10272703A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040009028A (ko) * | 2002-07-22 | 2004-01-31 | 주식회사 알파화성 | 3층구조의 수지네트 제조용 성형장치 |
| KR20040016133A (ko) * | 2002-08-16 | 2004-02-21 | 주식회사 알파화성 | 수지네트 구조 |
| WO2016132915A1 (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-25 | 東京インキ株式会社 | 網目状樹脂成形品及び網目状樹脂成形品の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050801 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060418 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060619 |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070731 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |